JP6529839B2 - 物品送達確認システム - Google Patents

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Description

本発明は、物品輸送時の送達確認が行える物品送達確認システムに関する。
近年、物流需要の増大と物流ニーズの多様化が進む一方で、ドライバーの不足が問題になっている。そこで、ドライバーの負荷を増やさないで、荷物の紛失や誤配送を防止する業務支援システムが求められている。
従来の配達状況の確認は、ドライバーが営業拠点に戻ってから、配達情報を管理サーバにアップロードして行っていた。したがって、配達状況をリアルタイムに確認することができなかった。
従来の業務支援システムの一例としては、例えばPHS端末を搭載した専用ケースを使用したサービスが知られている(非特許文献1)。非特許文献1に開示されたサービスによれば、物品の配達状況をリアルタイムに確認(追跡)することができる。
http://jbpress.ismedia.jp/ts/03601/service/
しかしながら、従来の物品追跡システムは、PHS端末を使用するので高価である。また、専用ケースの単位での管理であり、物品毎に送達確認を行うことが出来ない課題がある。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、コストの安い簡易な構成で物品毎に送達確認が行える物品送達確認システムを提供することを目的とする。
本発明の物品送達確認システムは、配送物品に添付された物品識別子と、該物品識別子を読み込んだ時点の位置情報とを送信する携帯端末と、前記物品識別子と前記位置情報とを受信する管理サーバとを具備する物品送達確認システムであって、前記管理サーバは、前記携帯端末から受信した物品識別子と前記位置情報とが、予め記録した物品識別子と該物品識別子と組みで記録された住所とに一致する場合に、正常送達を表す情報を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記正常送達を表す情報を受信した後に、配達完了を表す情報を、受取人による受領確認ボタンの押下によって前記管理サーバに送信し、前記位置情報は、配達先に設置された位置情報を電波により送信するビーコン無線装置から受信した位置情報であることを要旨とする。
本発明によれば、コストの安い簡易な構成で物品毎に送達確認が行える物品送達確認システムを提供することができる。
第1実施形態の物品送達確認システム1の構成例を示す図である。 物品送達確認システム1の動作シーケンスを示す図である。 物品送達確認システム1を構成する携帯端末30の操作ボタンの表示例を示す図である。 管理サーバ20の機能構成例を示す図である。 携帯端末30の機能構成例を示す図である。 第2実施形態の物品送達確認システム2の構成例を示す図である。 第3実施形態の物品送達確認システム3の構成例を示す図である。 第4実施形態の物品送達確認システム4の構成例を示す図である。 物品送達確認システム4を構成する無線端末70の機能構成例を示す図である
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。複数の図面中同一のものに
は同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
〔第1実施形態〕
図1に、第1実施形態の物品送達確認システム1の構成例を示す。本実施形態の物品送達確認システム1は、物品識別子10と、管理サーバ20と、携帯端末30と、ネットワーク40とを具備する。
物品識別子10は配送物品に添付される。物品識別子10は、例えばQRコード、バーコード、FeliCa、無線タグ等で表される他と識別が可能な情報の配列や形状(パターン)である。物品識別子10は、例えば、配送物品に添付される送り状に表記される。
管理サーバ20は、物品識別子10と配達先の住所とを紐付けてデータベースとして管理する。紐付けとは、物品識別子10と配達先の住所とを対応付けることである。管理サーバ20は、物品識別子10と、その物品識別子10で識別される配送物品の配達先の住所との組みを、記録して管理する。
携帯端末30は、物品識別子10と配達先の位置情報とを管理サーバ20に送信する。そして、管理サーバ20に予め記録された物品識別子10と送信した物品識別子10とが一致し、且つ、管理サーバ20に予め記録された配達先の住所と送信した配達先の位置情報とが一致する場合に、正常送達を表す情報を管理サーバ20から受信する。
配達先に到着すると、配達人は、携帯端末30で配送物品に付与された物品識別子10を読み取る。携帯端末30は、物品識別子10を読み取ると、その物品識別子10と携帯端末30が内蔵するGPS受信機で測位した位置情報とを、管理サーバ20に送信する。
携帯端末30と管理サーバ20との間は、例えば3G/4Gと称される移動体通信システムの携帯電話回線網(ネットワーク40)で接続する。なお、携帯端末30と管理サーバ20との間は、携帯電話回線網以外の無線回線で接続するようにしてもよい。
管理サーバ20は、携帯端末30から送信されて来た物品識別子10と位置情報とを、予め記録している物品識別子10と配達先の住所とで照合する。管理サーバ20は、送信されて来た物品識別子10と位置情報とが、予め管理サーバ20に記録された物品識別子10と配達先の住所とに一致すると、正常送達を表す情報を携帯端末30に送信する。
携帯端末30は、正常送達を表す情報を受信した後に、配達完了を表す情報を管理サーバ20に送信する。管理サーバ20から受信する送達状況を表す情報は、携帯端末30の表示部に表示され、配達人と受取人の双方で確認することができる。
このように物品送達確認システム1によれば、従来技術のようにPHS端末や専用ケースを用いない簡易な構成によって、配送物品の送達状況を確認することができる。携帯端末30は、例えばスマートフォンやタブレット等の汎用の端末を使用することが可能である。よって専用のハードウェアが不要であり、安いコストで物品送達確認システム1を実現することができる。
図2に示す物品送達確認システム1の動作シーケンスを参照して更に詳しくその動作を説明する。
管理サーバ20は、集荷や発送を行う拠点である配送拠点に配置される。管理サーバ20は、物品識別子10と配達先の住所とを紐付ける(ステップS1)。紐付けは、物品識別子10を、例えば専用の読み取り端末(リーダー)で読み込み、その物品識別子10に対応させて当該配送物品の配達先の住所を、管理サーバ20に入力して行う。なお、QRコード等を印刷した送り状を印刷し、その送り状を配送物品に貼ってもよい。
物品識別子10と配達先の住所とが紐付けられた配送物品は、配達先の地域毎にまとめられて輸送車両に積み込まれる。輸送車両は、配送物品の積み込みが終わると配達先に向けて配送拠点を出発する。
輸送車両が配送物品の配達先に到着すると、配達人は、配送品に添付された物品識別子10を、携帯端末30に読み込む(ステップS2)。携帯端末30は、例えばスマートフォン等の汎用の携帯端末である。
配達人は、配送物品に添付された物品識別子10(例えばQRコード)を、例えばスマートフォンのカメラで撮影して読み込む。携帯端末30は、そのQRコード(識別子)を読み込むと、物品識別子と位置情報とを管理サーバ20に送信する(ステップS3)。物品識別子10の読み込みは、例えば図3に示す携帯端末30の読込ボタン31を押すことで行う。位置情報は、例えば携帯端末30が内蔵するGPS受信機で測位した位置情報である。
管理サーバ20は、配達先の携帯端末30から送信されて来る物品識別子10と位置情報とを受信する。そして、管理サーバ20は、携帯端末30から送信される物品識別子10と携帯端末30の位置情報とが、予め記録された物品識別子10と配達先の住所と一致する場合(ステップS4のOK)に、正常送達を表す情報を携帯端末30に送信する(ステップS5)。
一致しない場合(ステップS4のNG)は、照合が失敗したことを表す情報を携帯端末30に送信する(ステップS6)。携帯端末30は、照合が失敗したことを表示する(ステップS7)。配達人は、その表示によって誤配送であることを認識し、他の物品識別子10を読み込み等の対処をする(ステップS8のNO)。
携帯端末30は、正常送達を表す情報を受信すると(ステップS8のYES)正常送達であることを表示する(ステップS9)。その正常送達を表す表示は、配達人と受取人の双方で確認できる。確認後、受取人は、図3に示す携帯端末30の受領確認ボタン32を押す(ステップS10)。
受領確認ボタン32が押されると、携帯端末30は配達完了通知を管理サーバ20に送信する。配達完了通知を受信した管理サーバ20は、該当する物品識別子10の配達が終了したことを記録する。
以上説明したように物品送達確認システム1によれば、従来は配送拠点に戻って入力していた送達確認を、配達先における携帯端末30の簡単な操作で入力することができる。また、配達先において、配送物品毎に正しい送達(正常送達)であることを確認できる。その確認は、配達人と受取人の双方で確認ができるので誤配送を防止できる。
次に、物品送達確認システム1を構成する管理サーバ20及び携帯端末30の構成の具体例について説明する。
〔管理サーバ〕
図4に、管理サーバ20の機能構成例を示す。管理サーバ20は、通信インターフェース21と、制御部22とを具備する。制御部22は、登録部220、メモリ221、照合部222、及び送達情報送信部223を具備する。各機能構成部は、通信インターフェース21を介してネットワーク40と接続される。管理サーバ20は、例えばROM、RAM、CPU等で構成されるコンピュータに所定のプログラムが読み込まれて、CPUがそのプログラムを実行することで実現されるものである。
登録部220は、図2で説明したステップS1の処理を行う。登録部220は、配送物品に添付される物品識別子10と、その配送物品の配達先の住所との組みをメモリ221に記録する。例えば配送物品Aに添付される物品識別子10Aは、メモリ領域221aの221aに記録される。また、物品識別子10Aが添付される配送物品の住所は、メモリ領域221bの221bに記録される。メモリ221aと221bとは組みである。
照合部222は、図2で説明したステップS4の処理を行う。照合部222は、物品識別子10と位置情報とを携帯端末30から受信し、受信した情報と一致するメモリ221に記録された物品識別子10と配達先の住所とを検索する。
物品識別子10と配達先の住所とが一致する場合、照合部222は、送達情報送信部223に対して、正常送達を表す情報を携帯端末30に対して送信する指令を出力する。送達情報送信部223は、その指令を受けると正常送達を表す情報を、携帯端末30に送信する。
物品識別子10と配達先の住所の一方又は双方が一致しない場合、照合部222は、送達情報送信部223に対して、照合が失敗したことを表す情報(照合NG)を携帯端末30に対して送信する指令を出力する。送達情報送信部223は、その指令を受けると照合が失敗したことを表す情報(照合NG)を、携帯端末30に送信する。
〔携帯端末〕
図5に、携帯端末30の機能構成例を示す。携帯端末30は、通信インターフェース33と、制御部34とを具備する。制御部34は、物品識別子取得部340、GPS受信機341、送信部342、送達結果受信部343、送達結果表示部344、及び配達完了情報生成部345を具備する。各機能構成部は、通信インターフェース33を介してネットワーク40と接続される。携帯端末30は、例えばROM、RAM、CPU等で構成されるコンピュータに所定のプログラムが読み込まれて、CPUがそのプログラムを実行することで実現されるものである。
物品識別子取得部340は、図2で説明したステップS2の処理を行う。物品識別子取得部340は、カメラ等の撮像機能を含み、撮像した画像から物品識別子10を抽出する。
GPS受信機341は、物品識別子取得部340が物品識別子10を抽出した時の携帯端末30の位置情報を、GPS衛星からの測位電波を受信して測位する。GPS受信機341が測位した位置情報は送信部342に出力される。
送信部342は、図2で説明したステップS3とS11の処理を行う。送信部342は、配送物品から読み取った物品識別子10とGPS受信機341で受信した位置情報とを、管理サーバ20に送信する。また、送信部342は、受取人による受領確認ボタン32(図3)の押下によって配達完了情報生成部345に入力される受領確認情報を、管理サーバ20に送信する。
送達結果受信部343は、管理サーバ20から送信されて来る送達結果を受信する。送達結果表示部344は、送達結果受信部343が管理サーバ20から受信した送達結果を表示する(図2、ステップS6とS9)。
〔第2実施形態〕
図6に、第2実施形態の物品送達確認システム2の構成例を示す。本実施形態の物品送達確認システム2は、位置情報を送信するビーコン無線端末50を、配達先に具備する点で異なる。
ビーコン無線端末50は、配達先に設置された無線装置であり、配達先の位置情報を、携帯端末30に送信する。ビーコン無線端末50は、例えばWiFi(Wireless Fidelity)等の無線LANの無線装置である。無線LANを識別する識別子から、その配置先(配達先)の位置情報を得ることができる。また、BLEのビーコン信号を送信する無線装置を用いてもよい。
物品送達確認システム2によれば、携帯端末30がGPS機能を具備しなくてもよい。したがって、物品送達確認システム2を構成する携帯端末30の種類を拡大することができる。また、GPS電波が受信できない屋内でも配達先の位置情報を取得することができるので、物品送達確認システム1の利便性を向上させる効果も奏する。
〔第3実施形態〕
図7に、第3実施形態の物品送達確認システム3の構成例を示す。本実施形態の物品送達確認システム3は、受取人が配達場所を変更できるようにした物品送達確認システムである。
配達場所の変更要求は、管理サーバ20に、例えば受取人の携帯電話60から新たな配達場所の住所を送信することで行う(ステップS12)。管理サーバ20は、配達場所の変更要求を受信すると、配達先の住所情報を変更し、配達人が携帯する携帯端末30に配達場所変更通知を行う(ステップS13)。
配達場所が変更された後の処理は、説明済みの処理(図2)と同じである。物品送達確認システム3によれば、発送手配後においても受取人が配達先を変更できるので、物品送達確認システム1,2の利便性を更に向上させる効果を奏する。
〔第4実施形態〕
図8に、第4実施形態の物品送達確認システム4の構成例を示す。本実施形態の物品送達確認システム4は、配送物品の紛失を自動的に検出できるようにしたものである。物品送達確認システム4は、無線端末70と中継端末80とを、具備する点で物品送達確認システム1,2,3と異なる。
無線端末70は、配送物品毎に添付され、端末識別子を発信する。端末識別子は、上記の物品識別子10に相当するものであり、添付される配送物品の配達先の住所と対応付けて管理サーバ20に記録されている。
端末識別子は、所定の時間以下の時間間隔で発信されると共に、無線端末70の表面に例えば目視できる形態(例えばQRコード等)で表記されている。所定の時間は、配送物品の積み降ろし作業に要する時間を勘案すると1分以下が望ましい。
中継端末80は、輸送車両の荷台に設置され、荷台内に存在する配送物品に添付された無線端末70が発信する端末識別子を受信して、管理サーバ20に中継する。中継端末80と管理サーバ20との間は、携帯端末30と管理サーバ20との間を接続する移動体通信システムと同じ携帯電話回線網(ネットワーク40)で接続してもよいし、異なる無線回線で接続してもよい。また、無線端末70と中継端末80との間は、例えば、Bluetooth Low Energy(BLE)等の低消費電力無線を用いて接続する。
配達人は、配達先に到着すると上記の物品識別子10と同様に、無線端末70に表記されている端末識別子を読み込んで、当該携帯端末30の位置情報と端末識別子とを管理サーバ20に送信する。管理サーバ20は、端末識別子の有無によって配送物品の有無を判定する。なお、端末識別子の読み込みは、無線端末70が発信するBLE等の無線を介して行ってもよい。正常送達を確認した後、配達人は、配送物品から無線端末70を外して納品する。
このように、正常送達を確認した後に無線端末70を、配送物品から外して納品するので、中継端末80が端末識別子を中継できなくなる時刻と配達完了の時刻との間の時間差は、数分以内の短い時間である。したがって、管理サーバ20において、端末識別子の受信を確認することで、配送物品の紛失を自動的に検出できる。
つまり、携帯端末30から配達完了通知を受信していないのに、無線端末70の端末識別子の受信が無い状態が数分以上続く場合は、その端末識別子に対応する配送物品が輸送車両の荷台内に無い(紛失)ことを意味する。
このように物品送達確認システム4によれば、正常送達を確認した後の配送物品から無線端末70を外す簡単な操作を行うだけで、配送物品の紛失を自動的に検出することを可能にする。したがって、配達人の配送物品の管理負担を軽減することができる。
無線端末70と中継端末80との間の無線接続は、例えば上記のBLE等を用いてもよいが、平均消費電力が少ない他の無線方式を用いてもよい。その無線方式を次に説明する。
図9に、平均消費電力が少ない他の無線方式を用いた無線端末70の機能構成例を示す。無線端末70は、端末識別子71と、パルス通信回路72と、アンテナ73とを具備する。
端末識別子71は、無線端末70を特定するための識別子である。端末識別子71のbit長を例えば8bitとすると256個の無線端末70を識別することができる。
パルス通信回路72は、キャリアと称される連続して出力される周波数信号を用いずにパルスの有無によって0/1の符号を通信する回路である。パルス通信回路72は、端末識別子を発信する時にだけ高速に起動するリング発振器を備え、端末識別子71をRF信号に変換してアンテナ73から放射する。端末識別子を発信する間隔は、例えば上記の1分以下である。その時間間隔でリング発振器が起動して端末識別子を発信する。
パルス通信回路72は、送信する信号が有る時だけパルス生成器が起動するので、低消費電力である。パルス通信回路72は、1回に送信するデータ量が数10 bit〜数100bitと少量な通信を行うのに適している。
以上説明した物品送達確認システム1,2,3は、配送物品に添付する例えば送り状に表記される物品識別子10と、その物品識別子10と配達先の住所とを紐付ける管理サーバ20と、携帯端末30とによる簡単な構成で、配送物品毎に送達確認を行うことができる。携帯端末30には、スマートフォンやタブレット等の汎用品を用いることができる。
また、物品送達確認システム2は、配達先が位置情報を送信するビーコン無線端末50を具備するので、携帯端末30にGPS受信機341を備える必要がない。したがって、利用できる携帯端末30の種類を拡大できると共に、GPS電波が受信できない屋内でも配達先の位置情報を取得することができ、物品送達確認システムの利便性を向上させることができる。
また、物品送達確認システム3は、配送手配後でも受取人の要求によって配達先の住所の変更が可能である。よって、物品送達確認システムの利便性を向上させることができる。
また、無線端末70と中継端末80とを具備する物品送達確認システム4は、配送物品毎に送達確認を行うことができることに加えて配送物品の紛失を自動的に検出できる。よって、配達人の配送物品に対する管理負担を軽減させることが可能である。
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。例えば、物品送達確認システム1に物品送達確認システム3を組みわせてもよい。また、物品送達確認システム2に物品送達確認システム3を組みわせてもよい。また、それらの組み合わせに、更に物品送達確認システム4を組み合わせてもよい。
また、物品送達確認システム4においては、物品識別子10と配達先の住所とを紐付けしなくてもよい。配達時に携帯端末30で端末識別子を読み取った時点の位置情報と、配達先の住所との一致で正常送達を確認するようにしてもよい。このように本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1,2,3,4:物品送達確認システム
10:物品識別子
20:管理サーバ
30:携帯端末
40:ネットワーク
50:ビーコン無線端末
60:携帯電話
70:無線端末
71:端末識別子
72:パルス通信回路
73:アンテナ
80:中継端末

Claims (5)

  1. 配送物品に添付された物品識別子と、該物品識別子を読み込んだ時点の位置情報とを送信する携帯端末と、
    前記物品識別子と前記位置情報とを受信する管理サーバとを具備する物品送達確認システムであって、
    前記管理サーバは、前記携帯端末から受信した物品識別子と前記位置情報とが、予め記録した物品識別子と該物品識別子と組みで記録された住所とに一致する場合に、正常送達を表す情報を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記正常送達を表す情報を受信した後に、配達完了を表す情報を、受取人による受領確認ボタンの押下によって前記管理サーバに送信し、
    前記位置情報は、配達先に設置された位置情報を電波により送信するビーコン無線装置から受信した位置情報であること
    を特徴とする物品送達確認システム。
  2. 請求項1に記載した物品送達確認システムにおいて、
    前記管理サーバは、
    前記配送物品の受取人の端末から該配送物品の配達先の住所を変更する通知を受信した場合、前記携帯端末に、変更された配達先の住所を送信するものであることを特徴とする物品送達確認システム。
  3. 請求項1又は2に記載した物品送達確認システムにおいて、
    配送物品に添付され、端末識別子を発信する無線端末と、
    前記無線端末から発信される前記端末識別子を、前記管理サーバに中継する中継端末と
    を具備し、
    前記管理サーバは、前記端末識別子の受信の有無によって配送物品の有無を判定することを特徴とする物品送達確認システム。
  4. 請求項に記載した物品送達確認システムにおいて、
    前記無線端末は、
    前記端末識別子を、所定の時間以下の時間間隔で前記中継端末に送信することを特徴とする物品送達確認システム。
  5. 請求項又はに記載した物品送達確認システムにおいて、
    前記無線端末は、
    連続して出力される周波数信号を用いずにパルスの有無によって符号を通信するパルス通信回路を含む無線端末であることを特徴とする物品送達確認システム。
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