JP6470777B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機、詳しくはスロットマシンに関する。
従来、遊技機においては、複数のRT状態のうちのいずれか1つのRT状態が用いられて遊技が進行する。これらのRT状態にはそれぞれ、遊技者がメダルを投入することなく次遊技を行うことが可能となる役であるリプレイのフラグが当せんフラグとして成立する確率があらかじめ定められている。
また、遊技機においては、一般遊技状態と、一般遊技状態よりも遊技者にとって有利な第1の有利遊技状態と、第1の有利遊技状態よりも遊技者にとって有利な第2の有利遊技状態とが切り替えられることによって遊技が進行する(特許文献1参照)。例えば、第1の有利遊技状態としてはCZ(チャンスゾーン)、第2の有利遊技状態としてはART(アシストリプレイタイム)がある。
このような遊技機においては、第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態への移行確率が異なる複数の状態移行抽せんが行われる。例えば、遊技機の設定、滞在中の抽せんモード、あるいは、当せん役など、様々な状況に応じて状態移行抽せんが行われる。これにより、ゲーム性に富んだ遊技機が提供される。
特開2016−005757号公報
しかしながら、従来の遊技機のように、第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態へ移行させるための状態移行抽せんが複数存在する場合には、これらに対応する複数の移行抽せんテーブルが必要となる。そのため、遊技機が備える記憶部が必要とするデータ容量が膨大となってしまうおそれがある。そして、第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態への移行だけではなく、一般遊技状態から第2の有利遊技状態への移行など様々な状況での状態移行抽せんも含まれる場合には、さらにこの問題は顕著となる。
本発明の目的は、データ容量の増加を抑制しつつゲーム性に富む遊技機を提供することである。
本発明は、複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
遊技者の操作に基づいて遊技媒体をベットするベットスイッチと、
前記遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグのうちから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
前記遊技者が前記遊技媒体をベットすることなく次遊技を行うことが可能となる役であるリプレイのフラグが前記当せんフラグとして成立する確率がそれぞれあらかじめ定められている複数のRT状態のうちのいずれか1つのRT状態で遊技進行を行うRT状態制御部と、
遊技状態を、一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態であるARTと、前記ARTよりも前記遊技者にとって有利な遊技状態であるARTの上乗せ特化ゾーンとの間で切り替える遊技状態制御部と、
所定の条件が満たされた場合に、現在遊技進行が行われている前記RT状態および前記当せんフラグの種類に基づいて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへ移行するための移行抽せん確率を決定し、決定された前記移行抽せん確率を用いて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへの移行抽せんを行う状態移行抽せん部と、
を備え
前記RT状態制御部は、前記移行抽せん確率がそれぞれ異なる少なくとも2つの前記RT状態で前記ARTの遊技進行を行い、
前記状態移行抽せん部は、前記RT状態制御部に前記少なくとも2つの前記RT状態のうちのいずれの前記RT状態で遊技進行させるかを、現在の抽せんモードに応じて、前記遊技者に対する前記ストップスイッチの操作順をアシストすることによって調整する、
遊技機である。
また、本発明において、前記状態移行抽せん部は、前記遊技状態が前記ARTであるときに前記所定の条件が満たされた場合に、現在遊技進行が行われている前記RT状態にあらかじめ定められている確率および前記当せんフラグの種類に応じて定められる確率の2つの確率から算出される確率を前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへ移行するための前記移行抽せん確率として決定し、決定された前記移行抽せん確率を用いて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへの移行抽せんを行うことができる。
本発明によれば、データ容量の増加を抑制しつつゲーム性に富む遊技機を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるスロットマシンの正面図である。 図1のスロットマシンの機能ブロック図である。 図1のスロットマシンにおける回転リールの図柄の配列を示す図である。 図1のスロットマシンの有効ラインを示す模式図である。 図1のスロットマシンのRT遷移を説明するための図である。 図1のスロットマシンの内部抽せんテーブルに含まれるフォーマットを説明するための図である。 図1のスロットマシンの内部抽せんテーブルに含まれるフォーマットを説明するための図である。 図1のスロットマシンにおける移行抽せん処理を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下に、本発明の遊技機の実施形態としてのスロットマシンを説明する。
図1は、スロットマシン1の筐体10を示す図である。筐体10の正面には、前面扉100が設けられている。
前面扉100は、その中央部分に透光性のリール窓200を備える。このリール窓200は、後述する各回転リール20の表面に表示された複数の図柄が視認可能に配置されている。
リール窓200の上方には、遊技中の各種の演出を行うための液晶画面3、電飾部(図示略)、および、スピーカ(図示略)が設けられている。
液晶画面3は、遊技中に各種の演出動画を表示する。
電飾部は、所定の条件を満たした場合に、所定のパターンで点灯または消灯する。
スピーカは、所定の条件を満たした場合に、所定のBGM(バックグラウンドミュージック)およびSE(サウンドエフェクト)を出力する。
リール窓200の下方には、操作部4が設けられている。操作部4は、投入口41、ベットスイッチ42、レバー43、ストップスイッチ40、精算スイッチ(図示略)、および貯留メダル表示部(図示略)等を備える。
投入口41には、遊技媒体の一例としてのメダルが投入される。また、投入口41にはメダルセンサ(図示略)が設けられている。メダルセンサは、遊技者による投入口41へのメダルの投入を検出し、検出信号を出力する。
ベットスイッチ42は、遊技者がメダルをベットする際に用いられる。
レバー43は、各回転リール20を回転させるスタートスイッチとして機能する。
各ストップスイッチ40は、各回転リール20に対応して設けられ、遊技者が回転中の各回転リール20を停止する際に用いられる。
これらの操作部4の各スイッチは、遊技者の操作に基づいて操作信号を出力する。
さらに、操作部4の下部には、メダルを払い出すための払出口51と、払出口51から払い出されたメダルを貯留するための下皿52とが設けられている。
これらに加えて、図2に示すように、スロットマシン1は回転リールユニット2および制御部6を備える。回転リールユニット2および制御部6は、スロットマシン1の主電源をオン/オフする電源装置(図示略)等とともに、筐体10の内部に配置されている。
回転リールユニット2は、図3に示すような図柄の配列を備える3つの回転リール20と、これらを駆動する3つのステッピングモータ21とを備える。この回転リールユニット2は、筐体10の内部の中央付近に配置されている。
本実施形態におけるステッピングモータ21は、ストップスイッチ40が操作されてから、190m秒以内に回転リール20の回転を停止させる。また、ステッピングモータ21は、504ステップで1回転する。これにより、回転リールは80回転/分の速度で回転する。すなわち、190m秒以内で進めるステップは、127ステップである。
これらの回転リール20およびステッピングモータ21は、後述する回転開始制御部611および回転停止制御部612によって、その回転および停止が制御される。
<遊技の説明>
遊技者は、まず、投入口41からメダルを投入して、あるいは、ベットスイッチ42を操作することにより貯留しているメダル(クレジット)を使用して、スロットマシン1にメダルをベットする。スロットマシン1に所定の枚数のメダルがベットされると、有効ラインLが有効化される。その後、レバー43の操作、すなわち、遊技の開始が可能となる。
図4に示すとおり、本実施形態の有効ラインLは、右下がりライン1本で構成されている。本実施形態では、Max Bet(マックスベット)となる3枚掛けをした場合に、1本の有効ラインL(右下がりライン)が有効化される。
なお、以下では、ベル、スイカ等のメダルの払い出しのある役が入賞する場合だけではなく、リプレイ、RT移行リプ、チェリーリプ、ベルこぼし目、SBこぼし目、あるいは1種BBに対応する図柄が有効ラインL上に揃うことも入賞と表現する。
本実施形態における1ゲーム(1遊技)とは、遊技者がベットスイッチ42、レバー43およびストップスイッチ40を操作して、遊技の結果(メダルの払い出し処理を含む。)を得る一連の動作をいう。
具体的には、遊技が開始可能な状態でレバー43が操作(レバーオン)されると、当せんフラグを決定する内部抽せんが行われるとともに、各回転リール20の回転が開始する。この状態で、ストップスイッチ40のいずれかが操作されると、その操作されたストップスイッチ40に対応する回転リール20が停止する。すべての回転リール20が停止し、有効ラインL上に揃った(入賞した)図柄の組み合わせに応じて、所定の枚数のメダルが払い出される。これにより、1ゲームが終了する。
<遊技状態(RT状態)の説明>
スロットマシン1は、図5に示すように、RT状態として、RT0〜RT5を備える。RT3においては、ARTが実行される。RT4においては、第1種特別役物に係る役物連続作動装置(1種BB)が実行される。RT5においては、1種BB後(ボーナス後)のRT(リプレイタイム)が実行される。RT0〜RT2は、前記以外のRT状態である。
RT0は、制御部6に設けられたRAMのクリア時に移行するRT状態である。RT0のリプレイ確率は1/7.3である。なお、本明細書において、このリプレイ確率は、リプレイのほか、RT移行リプ等の再遊技役すべてを含めた再遊技役合成当せん確率である。
RT1は、RT状態がRT0のときに、SB(シングルボーナス)のフラグが成立し、かつ、遊技者がSBをとりこぼしてRT移行SBこぼし目が入賞した場合に移行するRT状態である。なお、RT1のリプレイ確率は1/7.3である。
RT2は、RT状態がRT1のときに、RT2移行リプのフラグが成立し、かつ、RT2移行リプが入賞した場合に移行するRT状態である。なお、RT状態がRT2のときに遊技者がSBをとりこぼしてRT移行SBこぼし目が入賞した場合には、RT状態はRT2からRT1に移行する。RT2のリプレイ確率は1/1.4である。
RT3は、ART抽せんに当せんしている場合であって、RT状態がRT2のときに、内部抽せんによりRT3移行リプのフラグが成立し、かつ、RT3移行リプが入賞した場合に移行するRT状態である。ART状態は、RT0、RT1、およびRT4よりもリプレイ確率が高い状態である。なお、RT3のリプレイ確率は1/1.4である。
いったん遊技状態がARTに移行すると、ARTで遊技可能な遊技期間(ARTゲーム数)が経過してARTが終了するまで、押し順役フラグが成立した場合に押し順役を入賞させるための押し順を報知するアシストが継続する。このアシストでは、1つの押し順役フラグにおいて押し順ごとに規定された複数の押し順役のうちの特定の押し順役を入賞させるための押し順が報知される。
本実施形態において押し順役フラグは、図7に示すとおり、RT2移行リプ1〜6、RT3移行リプ1〜6、左中右ベル、左右中ベル、中左右ベル、中右左ベル、右左中ベル、および右中左ベルである。
また、本実施形態においては、例えば、役のフラグ「RT3移行リプ1」における押し順役「RT3移行リプ」、および、役のフラグ「左中右ベル」における押し順役「中段ベル」が特定の押し順役に該当する。なお、特定の押し順役をいずれの役とするかについては、遊技進行に応じて例えば後述の遊技状態制御部617が適宜変更してもよい。
なお、遊技状態がARTに移行したのちRT移行SBこぼし目の入賞により遊技状態がRT1に移行したとしても、アシストは継続する。この場合には、RT移行リプが入賞するためのアシストがなされて、RT1からRT2へと移行し、さらにRT2からRT3へと移行することによって、遊技状態はARTへと復帰する。
また、本実施形態ではRT3でARTが実行される例が記載されているが、ARTではないRT3もありうる。具体的には、ART抽せんに当せんしていない状態で、RT3移行リプが入賞することにより、RT状態がRT2からRT3へと移行する場合である。なお、RT状態がRT3のときに、内部抽せんによりSBのフラグが成立し、かつ、RT移行SBこぼし目が入賞した場合には、RT状態はRT3からRT1へと移行する。
RT4は、RT状態がRT1〜RT3のときに1種BBのフラグが成立したのち、1種BBが入賞してから、規定枚数のメダルが払い出されるまでのRT状態である。なお、RT4のリプレイ確率は0である。そして、RT4では小役のフラグのみが成立する。
RT5は、RT4のときに規定枚数のメダルが払い出された後に移行するRT状態である。このRT5は、1種BBが終了したのちに突入するものであり、いわゆるボーナス後RTである。また、RT5において、SBが成立し、かつ、RT移行SBこぼし目が入賞した場合には、RT状態はRT5からRT1へと移行する。
これらのRT0〜RT2およびRT5において、例えば所定の役(スイカ、チェリーなどのレア役)が当せんした場合に、CZ(チャンスゾーン)に移行させるか否かのCZ抽せんがなされる。
これらのRT0〜RT5の切り替えは、後述するRT状態制御部615によって行われる。
なお、以下において、一般遊技状態とは、RT0〜RT2およびRT5のいずれかのRT状態ではあるがCZ中およびART中ではない遊技状態のことをいう。なお、CZは、その期間中に一般遊技状態よりも高い当せん確率にてART抽せんが行われるため、有利遊技状態の1つである。そして、本実施形態では、CZが第1の有利遊技状態、ARTが第2の有利遊技状態である。これらの一般遊技状態、第1の有利遊技状態、および第2の有利遊技状態の切り替えは、後述する遊技状態制御部617によって行われる。
RT移行SBこぼし目、RT2移行リプ、RT3移行リプ、および1種BBは、これらを含む役のフラグが当せんフラグとして成立し、かつ、入賞することにより、遊技状態の移行を可能にする移行役の一例である。また、RT移行SBこぼし目、RT2移行リプ、および、RT3移行リプは、ストップスイッチ40を所定の押し順で操作することにより、対応する図柄が有効ラインL上に揃うことが可能となる特定役の一例である。
<制御部の説明>
制御部6は、図2に示すように、主に、メイン制御部61およびサブ制御部62で構成される。メイン制御部61およびサブ制御部62はそれぞれ、演算に用いられるCPU(Central Processing Unit)、ならびに、遊技進行等に必要なプログラムあるいはデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)で構成される記憶部を備える。
メイン制御部61は、内部抽せん、回転リール20の制御等、遊技を進行させるための制御を行う。メイン制御部61は、遊技者による、ベットスイッチ42、レバー43およびストップスイッチ40への操作に基づいて、ステッピングモータ21の制御、および、回転リール20の回転開始または終了の制御を行う。
サブ制御部62は、メイン制御部61から送信された信号に基づいて演出内容を決定する。具体的には、サブ制御部62は、演出制御部620、報知部621、電飾部、およびスピーカの制御、ならびに、決定された演出内容の出力といった制御を行う。
[メイン制御部]
メイン制御部61は、図2に示すように、内部抽せん部610、回転開始制御部611、回転停止制御部612、遊技結果判定部613、ホッパー制御部614、RT状態制御部615、状態移行抽せん部616、および、遊技状態制御部617を備える。
内部抽せん部610は、レバー43の操作信号が出力されたときに取得される乱数と内部抽せん部610が備える内部抽せんテーブルT1とに基づいて内部抽せんを行う。そして、内部抽せんの結果を受けて、内部抽せん結果信号が生成される。この内部抽せん結果信号は、内部抽せん部610から回転リールユニット2、およびサブ制御部62へと送信される。
ベットスイッチ42の操作信号は、所定の枚数のメダルが貯留されており、かつ、ベット受付期間において、ベットスイッチ42の操作が行われた場合(ベットスイッチがオンされた場合)に出力される。
なお、各スイッチの操作信号が出力されたか否かの判定は、1ゲームごとに行われる。また、本実施形態において、各スイッチへの操作は、各スイッチの操作信号が出力される操作を意味する。
図6、図7は、内部抽せんテーブルT1に含まれる情報のフォーマットを説明した図である。内部抽せんテーブルT1は、図6に示すような各RT状態における当せんの可能性がある役の情報、および、図7に示すような役のフラグおよび押し順に対応する入賞可能役の情報を含む。また、図示はしないが、内部抽せんテーブルT1は、レバー43の操作が行われた場合に取得される乱数に対応する役が記憶されている複数の領域を備える。
以下に、内部抽せんテーブルT1を詳細に説明する。
内部抽せんテーブルT1は、当せんの可能性がある役の情報(成立する可能性のある役のフラグの情報)を備える。内部抽せんテーブルT1において、RT状態ごとに「○」となっている欄が成立する可能性のあるフラグであり、空欄となっている欄が成立する可能性のないフラグである。例えば、図6の「純はずれ」の欄から、「純はずれ」のフラグは、RT0〜RT2では成立する可能性があるが、RT3〜RT5では成立しないことがわかる。
図7に示すように、内部抽せんテーブルT1に記憶されている役のフラグには、所定の順序でストップスイッチ40が操作された場合に入賞する押し順役フラグ、および押し順に関係なく入賞可能な押し順不問役フラグが含まれる。
小役は、入賞した場合に一定枚数のメダルの払い出しが行われる図柄の組み合わせである。また、リプレイおよびRT移行リプ等は、入賞した場合にメダルをベットすることなく次の遊技が可能となる図柄の組み合わせである再遊技役である。
また、図7に示すように、内部抽せんテーブルT1に記憶されている役の情報には、役のフラグごとに設定されている1以上の入賞可能役の情報が含まれる。例えば、所定の順序でストップスイッチ40が操作された場合に入賞可能な役である押し順役の情報には、設定されている押し順役の情報、および、対応するストップスイッチ40の押し順に関する情報が含まれる。
なお、図7では、押し順役が入賞可能となるストップスイッチ40の押し順が、テーブルの上部の3つの文字で示されている。例えば、「左中右」であれば、左のストップスイッチ40a、中のストップスイッチ40b、右のストップスイッチ40cの順にストップスイッチが操作されることを示している。押し順役の押し順は、所定の条件を満たした場合(例えば、ART遊技状態になった場合)に、アシストされる。
本実施形態では、役のフラグに設定されている入賞可能役が、すべて同時に当せんする。例えば、内部抽せんの結果、役のフラグ「左中右ベル」が成立した(当せんフラグが「左中右ベル」である)場合、中段ベルおよびベルこぼし目が同時に当せんしている。そしてこの場合に、中段ベルを入賞させるための押し順(「左中右」)どおりに遊技者がストップスイッチ40を押したときにのみ、中段ベルが入賞する。
図7において、役のフラグ「左中右ベル」に設定された入賞可能役の欄にベルこぼし目とあるのは、当該役が、遊技者のストップスイッチ40に対する操作タイミングにかかわらず中段ベルが入賞しない役であることを示している。そして、ベルこぼし目が入賞した場合には、中段ベルが入賞した場合よりも少ないメダルが払い出される。なお、スイカ等は、押し順に関係なく、遊技者による操作タイミングによっては取りこぼす可能性のある役である。
回転開始制御部611は、レバー43の操作信号に基づいて、ステッピングモータ21を制御して回転リール20を回転させる。なお、回転開始制御部611は、回転リール20が、例えば、80回転/分の速度で回転するように、ステッピングモータ21を制御する。
回転停止制御部612は、回転リール検出部612a、図柄テーブルT2、図柄判定部612b、および、押し順判定部612cを備える。回転停止制御部612は、内部抽せん部610により出力された内部抽せん結果信号と遊技者によるストップスイッチ40の操作信号と図柄テーブルT2とに基づいて、ステッピングモータ21を制御する。これにより、遊技者がストップスイッチ40を操作したのち、190m秒以内に、対応する回転リール20の回転が停止する。
回転リール検出部612aは、回転中の回転リール20の位置を検出する。具体的には、回転リール検出部612aは、回転リール20の回転が開始されたのち、各回転リール20の基準点(図示略)の通過を検出する。各回転リール20の基準点の通過が検出されると、回転リール検出部612aは、各回転リール20の基準点が通過したことを表す検出信号を出力する。本実施形態のスロットマシン1では、有効ラインLがスロットマシン1の絶対的な位置である検出位置として設定されている。
検出信号は、各回転リール20の基準点がこの検出位置を通過するたびに検出される。回転リール検出部612aは、回転リール20の基準点が有効ラインLを通過したことを示す検出信号を受信するたびに(回転リールが1回転するたびに)、各ステッピングモータ21のステップの計測値をゼロクリアし、再びゼロからステップを計測する。これにより、回転リール検出部612aは、ステップを計測する。
また、回転リール検出部612aは、計測されたステップに基づいて、スロットマシン1における絶対的な位置である検出位置からの各回転リール20の基準点のステップを検出する。この検出された基準点のステップから、回転リール20の位置が検出される。検出された回転リール20の位置は、回転リール検出部612aによって、回転リール位置検出信号として出力される。出力された検出信号は、回転リール検出部612aから制御部6へと送信される。
図柄判定部612bは、回転リール検出部612aにより出力された回転リール位置検出信号と、図柄テーブルT2とに基づいて、すべての回転リール20が停止したときの有効ラインL上の図柄を判定する。これにより、各回転リール20の有効ラインL上の図柄が判定される。この判定結果は、図柄判定信号として図柄判定部612bから遊技結果判定部613等へと送信される。
押し順判定部612cは、遊技者が3つのストップスイッチ40のうちのいずれのストップスイッチ40をどのようなタイミングで操作したかを判定する。この判定結果は、押し順判定信号として押し順判定部612cから状態移行抽せん部616等へと送信される。
なお、押し順判定信号は、前記とは異なり、6通りの押し順に関する情報であってもよいし、遊技者がストップスイッチ40を操作した際の、対応するステッピングモータ21のステップに関する情報であってもよい。
図柄テーブルT2は、当せんフラグとストップスイッチ40の操作信号が出力されたときの有効ラインL上の図柄とに応じて定められている回転リール20の停止位置の情報をも備える。この情報には、当せんフラグに対応する入賞可能役と、ストップスイッチ40が操作されたときの回転リール20の位置とに応じて、ストップスイッチ40が操作されてから回転リール20が停止するまでのステップの情報(図柄の滑りコマ数)が含まれる。
回転停止制御部612は、内部抽せん部610により出力された内部抽せん結果信号と、回転リール検出部612aにより出力された回転リール位置検出信号と、図柄テーブルT2とに基づいて、回転リール20の回転停止制御を行う。例えば、入賞可能役に対応する図柄が有効ラインL上に揃うように回転リール20の引き込み制御が行われ、入賞可能ではない役に対応する図柄が有効ラインL上に揃わないように回転リール20の蹴飛ばし制御が行われる。
回転停止制御部612は、この回転リール20の回転停止制御の結果を回転リール停止信号として生成する。この回転リール停止信号は、回転停止制御部612から遊技結果判定部613等へと送信される。
遊技結果判定部613は、内部抽せん部610から出力された内部抽せん結果信号と、図柄判定部612bから出力された図柄判定信号とに基づいて、遊技の結果を判定する。遊技の結果は、有効ラインL上に揃った図柄に基づいて、当せん役が入賞したか否かによって判定される。
具体的には、有効ラインL上に停止した図柄の組み合わせと、あらかじめ定められている所定の図柄の組み合わせとが一致した場合に、当せん役が入賞したと判定される。この判定結果は、遊技結果判定信号として遊技結果判定部613からホッパー制御部614およびサブ制御部62へと送信される。
ホッパー制御部614は、遊技結果判定部613により出力された遊技結果判定信号、あるいは操作部4の精算スイッチ(図示略)を操作することにより出力される操作信号に基づいて、ホッパーユニット(図示略)を制御する。
遊技結果判定信号に基づいて払い出されたメダル(入賞により得られたメダル)は、まず、クレジットとして貯留される。
メダルが貯留された結果、クレジットの上限(例えば50枚)を超える場合には、ホッパー制御部614によりホッパーユニットが制御される。すなわち、クレジットの上限を超えた分のメダルがホッパーユニットから払い出される。
また、1枚以上の貯留メダルがある場合(クレジットが1以上の場合)であって、精算スイッチ(図示略)が操作された場合には、ホッパー制御部614によりホッパーユニットが制御される。これにより、貯留されているメダルがホッパーユニットから払い出される。
RT状態制御部615は、リプレイのフラグが当せんフラグとして成立する確率がそれぞれあらかじめ定められている複数のRT状態のうちから1つのRT状態を用いて遊技進行を行う。具体的には、RT状態制御部615は、入賞した役など遊技進行の状況に応じて、RT状態を遷移させる。各RT状態から他のRT状態へ移行するための契機は、図5に示すとおり、あらかじめ定められている。
状態移行抽せん部616は、遊技状態を一般遊技状態から第1の有利遊技状態(または第2の有利遊技状態)へと移行するか否か、および、遊技状態を第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態へと移行させるか否かを決定する状態移行抽せんを行う。状態移行抽せんの結果、現在の遊技状態から他の遊技状態へと遊技状態を移行させることが決定した場合には、状態移行抽せん部616は、状態移行抽せん結果信号を生成する。
本実施形態では、状態移行抽せん部616は、遊技状態が第1の有利遊技状態(例えば、CZ)にある場合に、RT0〜RT2およびRT5のうちのいずれのRT状態であるかの情報に基づいて、第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態(例えば、ART)へ移行するための移行抽せん確率を決定する。
状態移行抽せん部616は、この決定された移行抽せん確率を用いて第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態への状態移行抽せんを行う。遊技状態が第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態へ移行することが決定した場合には、状態移行抽せん部616は移行抽せん結果信号を生成する。この状態移行抽せん結果信号は、状態移行抽せん部616から遊技状態制御部617および演出制御部620等へと送信される。
具体的には、状態移行抽せん部616は、遊技状態がCZのときに現在のRT状態に基づいてART抽せんを行う。そして、ART抽せんに当せんした場合には、状態移行抽せん部616は、ART抽せんに当せんしたことを示す情報、および、ART状態にて付与されるゲーム数をART抽せん信号(状態移行抽せん結果信号)として生成する。このART抽せん信号は、状態移行抽せん部616から遊技状態制御部617等へと送信される。
状態移行抽せん部616から出力されたART抽せん結果信号に基づいて、遊技状態がARTに移行する場合、遊技状態制御部617は、ART準備信号を生成する。ART準備信号は、遊技状態制御部617から演出制御部620および報知部621へと送信される。
また、状態移行抽せん部616は、遊技状態がARTであるときに、例えばレア役に当せんしたことを表す内部抽せん結果信号を受信した場合、ARTゲーム数の上乗せの抽せん(ART上乗せ抽せん)を行う。ART上乗せ抽せんに当せんした場合には、状態移行抽せん部616はART上乗せ抽せん結果信号を生成する。このART上乗せ抽せん結果信号は、状態移行抽せん部616からRT状態制御部615等へと送信される。
遊技状態制御部617は、これらの状態移行抽せん結果信号を受信した場合に、現在の遊技状態から他の遊技状態へと遊技状態を移行させる。これにより、遊技状態制御部617は、遊技状態を、一般遊技状態と、第1の有利遊技状態と、第2の遊技状態との間で切り替える。
また、遊技状態制御部617は、ART遊技状態(RT3)に移行後の遊技期間(ART消化ゲーム数)が総ARTゲーム数(ARTゲーム数の上乗せがあった場合には、上乗せゲーム数含む。以下、同じ。)に達したか否かを判定する。そして、遊技状態制御部617がART消化ゲーム数が総ARTゲーム数に達したと判定したのちRT移行SBこぼし目が入賞した場合には、RT状態制御部615は、RT状態をRT3からRT1へと移行させる。
また、遊技状態制御部617は、ARTが終了したことを示すART終了信号を生成する。ART終了信号は、遊技状態制御部617から演出制御部620等へと送信される。なお、ARTが終了した後でもRT移行SBこぼし目が入賞するまでは、RT状態はRT3のままである。
[サブ制御部]
サブ制御部62は、図2に示すように、演出制御部620、および報知部621を備える。
演出制御部620は、例えば、内部抽せん結果信号、ART抽せん結果信号、ART移行信号、および、通常状態移行信号に応じて、1ゲームごとに、演出パターンを選択する。
演出パターンの選択は、当せんフラグ、あるいは遊技状態等に対応する演出の内容が記憶されているテーブル(演出テーブルT3)に基づいて行われる。演出制御部620は、選択された演出パターンに基づいて、報知部621、電飾部、およびスピーカを制御して、演出を出力する。
また、演出テーブルT3は、例えば、所定の役のフラグが成立した場合、または、状態移行抽せんに当せんした場合に選択される可能性がある前兆演出テーブルを含む。前兆演出テーブルは、前兆演出が行われる所定の遊技期間(前兆演出期間)にのみ選択される演出が記憶されているテーブルである。また、前兆演出とは、遊技状態が有利状態に移行する期待度を示唆する演出の一つであり、いわゆるガセ前兆演出をも含む。
報知部621は、例えば、ART抽せんに当せんしたのちRT3(ART)中に押し順役フラグが当せんフラグとして成立した場合に、その押し順役に含まれる複数の押し順役のうちの特定の押し順役を入賞させるための押し順をアシストする。
<移行抽せん処理>
図8を用いて、本発明の移行抽せん処理について説明する。なお、以下に説明される処理の順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更することができる。
まず、現在(移行抽せん処理の開始時)の遊技状態がCZ中であるか否か(遊技状態が第1の有利遊技状態であるか否か)が判定される(ステップS1)。遊技状態がCZ中ではない場合には、本発明にかかる移行抽せん処理は終了する(S1:NO)。
一方、遊技状態がCZ中であって(S1:YES)遊技者によってレバー43が操作された場合には、内部抽せんが行われる(ステップS2)。
ついで、当せんした役に応じてART抽せんをするために、状態移行抽せん部616が現在のRT状態がいずれのRT状態であるかを確認する(ステップS3)。本実施形態においては、CZ中に当せんした全役についてART抽せんが行われる。なお、本発明における「所定の条件」とは、例えば、ART抽せんを行う条件が満たされたことをいう。本実施形態では、CZ中の内部抽せんの結果にかかわらず所定の条件が満たされるため(CZ中に当せんした全役についてART抽せんが行われるため)、毎ゲームでART抽せんが行われる。
ついで、状態移行抽せん部616は、確認されたRT状態にあらかじめ設定されているART当せん確率をART抽せんに用いる確率として決定する(ステップS4)。例えば、RT状態がRT0である場合にはART当せん確率5%、RT状態がRT1である場合にはART当せん確率10%、RT状態がRT2である場合にはART当せん確率20%、RT状態がRT5である場合にはART当せん確率100%がART抽せんに用いる確率として決定される。すなわち、本実施形態のRT5においては、CZに当せんすることはARTに当せんすることに等しい。
なお、このART当せん確率は、当せん役ごとのART当せん確率を用いて計算されたART合成当せん確率の一例である。
ついで、決定されたART当せん確率でART抽せんが行われる(ステップS5)。
以上の手順により、本発明にかかる移行抽せん処理が行われる。
<作用効果>
本発明によれば、RT状態を確認して第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態への移行確率を決定すればよいため、データ容量の増加を抑制しつつゲーム性に富む遊技機を提供することができる。
(他の実施形態)
前記実施形態では、第1の有利遊技状態から第2の有利遊技状態へ移行させる移行抽せん確率をRT状態に基づいて決定する例が記載されているが、本発明はこれには限られない。すなわち、遊技状態の移行に際して現在のRT状態に基づいて移行抽せん確率が決定されれば、本発明の作用効果を発揮することができる。
例えば、一般遊技状態から第1の有利遊技状態へ移行させるための移行抽せん確率、あるいは、一般遊技状態から第2の有利遊技状態へ移行させるための移行抽せん確率が現在のRT状態に基づいて決定されてもよい。また、第2の有利遊技状態から第1の有利遊技状態(あるいは一般遊技状態)へ移行させるための移行抽せん確率がRT状態に基づいて決定されてもよい。
前記実施形態では、第1の有利遊技状態がCZ、第2の有利遊技状態がARTである例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、ART遊技状態がRT3−1およびRT3−2の2つのRT状態を備え、RT3−1およびRT3−2でそれぞれARTゲーム数上乗せ抽せん確率を異ならせることができる。
また、この場合において、RT3−1のリプレイ確率およびRT3−2のリプレイ確率を互いに異ならせることもできる。
前記の例においては、第1の有利遊技状態がART、第2の有利遊技状態がARTの上乗せ特化ゾーンである。このような構成を採用することにより、データ容量を圧迫することなくゲーム性に富んだ遊技機を得ることができる。
なお、RT3−1からRT3−2への移行、および、RT3−2からRT3−1への移行は、所定の役(例えば、RT3間移行リプ)が入賞することを契機として実行することができる。RT状態をRT3−1およびRT3−2のいずれで遊技進行させるかについては、状態移行抽せん部616が、例えば現在の抽せんモードに応じて適宜押し順のアシストをすることで調整することができる。
また、前記実施形態では、CZ中に当せんした全役でART抽せんが行われる例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、CZ中にレア役が当せんした場合にのみART抽せんが行われてもよい。
また、本発明における「所定の条件」は、レア役が当せんすること、あるいは、所定の役(例えば、小役、特殊リプレイ、チャンス目)が当せんした後に所定ゲーム数が経過することであってもよい。
1 スロットマシン
10 筺体
100 前扉
2 回転リールユニット
20(20a、20b、20c) 回転リール
200 窓
3 液晶画面
4 操作部
40(40a、40b、40c) ストップスイッチ
41 投入口
42 ベットスイッチ
43 レバー(スタートスイッチ)
51 払出口
52 下皿
6 制御部
61 メイン制御部
610 内部抽せん部
611 回転開始制御部
612 回転停止制御部
612a 回転リール検出部
612b 図柄判定部
612c 押し順判定部
613 遊技結果判定部
614 ホッパー制御部
615 RT状態制御部
616 状態移行抽せん部
617 遊技状態制御部
62 サブ制御部
620 演出制御部
621 報知部
T1 内部抽せんテーブル
T2 図柄テーブル
T3 演出テーブル

Claims (2)

  1. 複数の図柄が各々表示された複数の回転リールと、
    遊技者の操作に基づいて遊技媒体をベットするベットスイッチと、
    前記遊技者の操作に基づいて複数の前記回転リールの回転を開始させるスタートスイッチと、
    複数の前記回転リールの各々に対応して設けられるとともに、前記遊技者の操作に基づいて回転中の前記回転リールを停止させる複数のストップスイッチと、
    前記遊技者による前記スタートスイッチの操作に基づいて内部抽せんを行って、複数の役のフラグのうちから1つのフラグを当せんフラグとして成立させる内部抽せん部と、
    前記遊技者が前記遊技媒体をベットすることなく次遊技を行うことが可能となる役であるリプレイのフラグが前記当せんフラグとして成立する確率がそれぞれあらかじめ定められている複数のRT状態のうちのいずれか1つのRT状態で遊技進行を行うRT状態制御部と、
    遊技状態を、一般遊技状態と、前記一般遊技状態よりも前記遊技者にとって有利な遊技状態であるARTと、前記ARTよりも前記遊技者にとって有利な遊技状態であるARTの上乗せ特化ゾーンとの間で切り替える遊技状態制御部と、
    所定の条件が満たされた場合に、現在遊技進行が行われている前記RT状態および前記当せんフラグの種類に基づいて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへ移行するための移行抽せん確率を決定し、決定された前記移行抽せん確率を用いて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへの移行抽せんを行う状態移行抽せん部と、
    を備え
    前記RT状態制御部は、前記移行抽せん確率がそれぞれ異なる少なくとも2つの前記RT状態で前記ARTの遊技進行を行い、
    前記状態移行抽せん部は、前記RT状態制御部に前記少なくとも2つの前記RT状態のうちのいずれの前記RT状態で遊技進行させるかを、現在の抽せんモードに応じて、前記遊技者に対する前記ストップスイッチの操作順をアシストすることによって調整する、
    遊技機。
  2. 前記状態移行抽せん部は、前記遊技状態が前記ARTであるときに前記所定の条件が満たされた場合に、現在遊技進行が行われている前記RT状態にあらかじめ定められている確率および前記当せんフラグの種類に応じて定められる確率の2つの確率から算出される確率を前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへ移行するための前記移行抽せん確率として決定し、決定された前記移行抽せん確率を用いて前記ARTから前記ARTの上乗せ特化ゾーンへの移行抽せんを行う、
    請求項1に記載の遊技機。
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