JP6438168B1 - 陰茎勃起補助器具 - Google Patents
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- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/41—Devices for promoting penis erection
Abstract
Description
加齢に伴うEDの原因は、内皮細胞障害による生体内でのNO(nitric oxide)依存性弛緩反応の低下であるといわれている。
インスリンは海綿体平滑筋の弛緩に寄与するL‐アルギニンの細胞内への取り込みを促進させ、NOは生体内でNO合成酵素(nitric oxide synthase:NOS)の作用によりL−アルギニンから生成される。
したがって糖尿病によるインスリン欠乏またはインスリン抵抗性が増大すると、弛緩反応に負に働く。
また、慢性腎不全患者の20〜50%が性機能障害を訴えており、透析患者では約45%がEDに罹患しているといわれている。
陰茎勃起補助器具を使用して陰茎の勃起と委縮とを繰り返すことにより、海綿体平滑筋の収縮弛緩機能の回復を計ったり、勃起した陰茎の海綿体平滑筋に薬材を注入して治療を行うことが行なわれている。この種の陰茎勃起補助器具は、各種のものが提供されているが、その基本的な構造は、円筒状のシリンダの一端を開放し、他端に設置した連結管からシリンダ内部の空気を外部へ排出できるようにし、開放部からシリンダ内部へ委縮した陰茎を挿入し、開放部に設置したゴム製バンド等によって、陰茎の根本を圧迫するとともに、ポンプを使ってシリンダ内の空気を外部へ排出することによりシリンダ内に負圧を発生させ、海綿体組織内の血管に血液を強制的に誘引し、拡充した血管によって勃起された陰茎の一部を締め付けて血液の環流を防ぎ、勃起状態を維持させるように構成されている。
このような従来の陰茎勃起補助器具としては、特許文献1〜4に記載されたものが知られている。
特許文献2に記載されている補助器具は、勃起度に応じて勃起した陰茎の根本を適当な締め付け強さで締め付けることができるが、構造が複雑で、しかも陰茎を締め付けたリング体とシリンダとの分離が必ずしも容易ではないという問題がある。
しかし、締め上げリングをシリンダに係合させた状態でシリンダの開放端を陰茎根本周辺部周辺の身体部位に押し当てたときに、シリンダの気密性が十分に保たれるという保証はない。
しかし、リング体が少なくとも3層の弾性部材を重ね合わせて圧力隔壁を構成する必要があるため構造が複雑で作製が必ずしも容易でないという問題がある。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の構造に加え、リング体は、2層の弾性部材同士が不規則間隔で接触と離隔とを繰返していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の構造に加え、弾性部材がシリコーン樹脂又はエラストマーであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の構造に加え、容器は透明な樹脂で作製され、曇り防止加工がされていることを特徴とする。
図1は、本発明の陰茎勃起補助器具に使用されるリング体の実施例を示す図で、Aはその断面図、Bはその斜視図を示す。
このリング体10は、2層の弾性部材11,12を重ね合わせて構成されている。
リング体10は、その外周縁14においては隣接する弾性部材同士11と12とが互いに接着されて延在するように構成されている。
また、容器20内への突出部において隣接する弾性部材同士11,12は、不規則間隔で離隔して延在するようにしておくのが良い。このように構成すると、弾性部材11と12の間に空間が構成され、弾性部材11,12による2つの圧力隔壁によって容器20の内部と外部との差圧が2分割されるようになる。
本発明で使用されるリング体10は2層の弾性部材11,12を使用しているため、3層の弾性部材を使用した特許文献4に示すリング体と比較すると真空気密性は3層の場合が−350mmHgに対し、2層の場合が−200mmHgと劣る。しかし、本発明のリング体10は、突起13を設けたことにより、真空気密性の劣化を十分カバーし、勃起保持力は3層の場合と遜色ないレベルに達する。
なお、弾性部材としては、弾力性があり伸縮が自在な材料であれば良く、シリコーン樹脂や熱硬化性エラストマー又は熱可塑性エラストマーを用いることができる。
図2は、本発明の陰茎勃起補助器具の一実施例を示す断面構造図である。
まず、一端にリング体10の挿入口22が、他端に排気口24が設けられた円筒状の容器20が用意される。容器20の一端の挿入口22に、図1で説明したリング体10がその外周縁14が弾力的かつ着脱可能に嵌着される。
なお図2では、リング体10の容器20への突入部は、容器20の内壁へ接触しているが、必ずしも接触する必要はなく、内壁から離隔していても良い。
容器20を透明な樹脂で作製し、かつ内壁及び外壁面を曇り防止加工しておくと、中心孔15から挿入された陰茎の容器20内での状態を確認し易く、安全に使用できる。また視認性が高まることにより、目からの刺激を受け男性ホルモンの分泌が活発となり中枢性勃起を誘発する。
またリング体10で嵌着した状態で陰茎を容器20の内外方向に距離Lだけ移動させて突起13により陰茎を擦って刺激し、勃起保持力を向上させる。勃起後に容器20をリング体10から分離しても、リング体10は勃起した陰茎に気密を保ってしっかりと密着しているため、勃起状態は所定時間持続する。この間に、陰茎に対して薬材の注入等の治療を行うことができる。
図2に示す実施例と異なる点は、容器20内に円筒状の袋体30を着脱可能に挿入して装着した点にある。袋体30は天然ゴム又は合成ゴムなどの弾性部材で作製してもよいが、弾性部材11,12と同じ材料で作製するのが好ましい。容器20内に挿入された状態では袋体30は、容器20の排気口24に対向する先端位置に開口32が設けられている。末端は開放されて袋口を形成している。
袋体30の内面には凹凸が形成されている。
袋体30は挿入口22から容器20の内壁面に沿って容器20内に挿入される。その後、リング体10をこの袋体30を挟み込むように容器20に嵌着する。
11,12:弾性部材
13:突起
20:容器
22:挿入口
24:排気口
26:通気口
30:袋体
32:開口
Claims (7)
- 一端に挿入口が、他端に排気口が設けられる円筒状の容器と、
前記容器の前記挿入口にその外周縁が弾力的かつ着脱可能に嵌着され、その中心孔が前記容器内へ突入するよう構成されたリング体とを備え、
前記リング体の前記中心孔に陰茎を挿入し、前記陰茎の根本を前記リング体により嵌着した状態で前記排気口から前記容器内の空気を吸引し減圧することで前記陰茎を締め上げて鬱血させて勃起させるようにした陰茎勃起補助器具において、
前記リング体は、2層の弾性部材が重ね合わされて構成され、
前記外周縁においては互いに接着されて延在し、前記容器内への突入部においては前記2層の弾性部材同士が間隔をおいて接触と離隔とを繰返しながら延在し、先端において互いに密着するよう構成され、前記容器内において内側に位置する前記弾性部材には、前記挿入口から所定の距離だけ前記容器内に入った位置に突起が形成されていることを特徴とする陰茎勃起補助器具。 - 前記リング体は、前記陰茎を締めつける先端部に複数個の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の陰茎勃起補助器具。
- 前記リング体は、前記2層の弾性部材同士が不規則間隔で接触と離隔とを繰返していることを特徴とする請求項1に記載の陰茎勃起補助器具。
- 前記弾性部材がシリコーン樹脂又はエラストマーであることを特徴とする請求項1に記載の陰茎勃起補助器具。
- 前記容器は透明な樹脂で作製され、曇り防止加工がされていることを特徴とする請求項1に記載の陰茎勃起補助器具。
- 一端に挿入口が、他端に排気口が設けられる円筒状の容器と、
前記容器内に着脱可能に挿入され、前記排気口に対向する先端位置に開口が設けられ、末端が開放された内面に凹凸が形成された第1の弾性部材からなる円筒状の袋体と、
前記容器の前記挿入口にその外周縁が弾力的かつ着脱可能に装着され、その中心孔が前記容器内へ突入するよう構成されたリング体とを備え、
前記リング体の前記中心孔に陰茎を挿入し、前記陰茎の根本を前記リング体により嵌着した状態で前記排気口から前記容器内の空気を吸引し減圧することで前記陰茎を締め上げて鬱血させて勃起させるようにした陰茎勃起補助器具において、
前記リング体は、2層の第2の弾性部材が重ね合わされて構成され、
前記外周縁においては互いに接着されて延在し、前記容器内への突入部においては前記2層の第2の弾性部材同士が間隔をおいて接触と離隔とを繰返しながら延在し、先端において互いに密着するよう構成され、前記容器内において内側に位置する前記第2の弾性部材には、前記挿入口から所定の距離だけ前記容器内に入った位置に突起が形成されていることを特徴とする陰茎勃起補助器具。 - 前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材がシリコーン樹脂又はエラストマーであることを特徴とする請求項6に記載の陰茎勃起補助器具。
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