JP6405037B2 - 瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィ - Google Patents

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Description

本開示は、分光機器および方法に関し、より詳細には、瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィ(iTD−OCT)システムおよび方法に関する。
光コヒーレンストモグラフィ(OCT)は、光を少なくとも一部反射する試料材料の構造検査のための干渉分析技法である。OCTでは、基準ビームと、試料材料に相互作用する試料ビームとの間で生じる光干渉に基づいて距離および深さプロファイルを測定するために、光が使用される。
試料材料は、光屈折率が変化する内部界面または他の機能構造を備えるので、試料ビームからの入射光の一部は、反射し返されまたは後方散乱され、基準ビームと重畳して、OCT機器での干渉検出のために使用することができる。試料材料は、一般に、OCT機器によって使用される光学波長に関してある程度の透過性を示す任意の試料物体またはその一部でよい。OCTは、屈折率変化に関連付けられる比較的複雑な外部および内部構造を備える試料材料を分析するためのものである。例えば、OCT分析用の試料材料は、とりわけ、透明プラスチックまたは生物学的組織を含んでいてよい。
市販の診断および臨床OCT機器は、生物学的組織の生体内(in vivo)撮像のため、特にヒトの眼での微細構造を撮像するために開発されている。具体的には、OCT機器は、ヒトの眼の様々な区域の幾何学的および光学的特性を測定するために使用される。そのようなOCT分析によって提供される幾何学的および光学的特性は、患者の個々の眼の生物力学的または生理学的モデリングを可能にして、眼科的健康状態を診断し、適切な治療プランを開発する。OCTによって提供される、他の方法に比べて比較的高い軸方向解像度では、散乱する生物学的組織での貫入深さが比較的大きいので、また患者に入射光を当てるのが容易であるので、OCTは、眼科での様々な用途のための効果的な機能的撮像技法である。特に、OCTは、多くの眼病の病因の早期検出に使用することができる。例えば、角膜は、OCTによる測定および分析によく適しており、OCTは、角膜に関連付けられる様々な生体構造を分析するために広く使用されている。
従来のOCT機器は様々な原理に従って動作し、各原理は、何らかの機能的または商業的側面で特に制限されることがある。特定のタイプのOCT機器の動作を以下にさらに詳細に述べる。これらの機器は、入射光ビームに対する軸方向(Z)での試料材料の1次元(1D)光学的深さプロファイル(「Aスキャン」と呼ばれる)を取得するために、様々な方法を使用して動作する。さらに、様々なタイプのOCT機器が、2次元(2D)および3次元(3D)画像データを取得するために、横方向に(すなわちXおよびY方向に)機械的に走査され得ることを理解されたい。
OCTの一実装形態は、時間領域OCT(TD−OCT)であり、広帯域の低コヒーレンス光源が、干渉法により重畳された基準ビームと試料ビームに分割される。TD−OCTで、基準ビームの光路長は、軸方向で時間的に調整され、試料ビームの入射光の測定深さに対応し、試料材料の光学的深さプロファイルを得る。したがって、TD−OCTで、基準ビーム偏向デバイス(例えば基準ビームミラー)の定期的な運動を使用して軸方向深さ走査が行われ、重畳された基準変調ビームの強度(すなわちインターフェログラム)が、シングルチャネル光強度検出器(すなわち光検出器)を使用して捕捉される。したがって、TD−OCT機器は、比較的単純に構成された検出器を有するが、依然として基準変調走査処置で動作し、これはコストや複雑さを増すことがあり、撮像目的での動作を比較的遅くする。
OCT機器の他の実装形態は、周波数領域OCT(FD−OCT)(時としてフーリエ領域OCTとも呼ばれる)を含み、これは、スペクトル領域OCT(SD−OCT)および波長掃引型OCT(SS−OCT)を含む。FD−OCT機器は、様々な軸方向深さでの試料材料内の物理的機能構造との試料ビームの相互作用(すなわち後方散乱)によって得られるインターフェログラムでの周波数情報に基づいて動作する。したがって、軸方向で光学的深さプロファイル(すなわちAスキャン)を得るために、FD−OCTでのインターフェログラム信号に対してフーリエ変換が行われる。さらに、FD−OCTでは準光路長の調整が省かれるので固定基準ビームを有するFD−OCT機器は、可動光学部品を省いてよく、それにより、時間的に安定した測定感度でAスキャンの迅速な収集を可能にする。
SD−OCTで、典型的には広帯域の低コヒーレンス光源が採用され、検出器は、分光計を含み、インターフェログラムでの周波数情報を解像する。したがって、SD−OCT機器は、比較的高速の撮像を可能にすることができるが、アライメント感受性カメラデバイスを備える比較的高価な分光計を含むことがあり、これは、コストを比較的高くし、物理的寸法を大きくする。SS−OCTで、狭帯域の高コヒーレンス光源(すなわち同調可能なレーザ)が所望の周波数帯域にわたって同調され、光源同調と並行して、周波数帯域にわたってインターフェログラムを獲得するために光検出器が使用される。したがって、SS−OCT機器は、高い感度および比較的低いコストの検出器を有する比較的高速の撮像を可能にすることができるが、軸方向または横方向撮像解像度は、望まれるよりも低いことがある。
一態様では、時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための開示される方法は、試料ビームおよび基準ビームを発生するステップと、基準ビームを、固定光路に沿って、定在波型導波路分光計の光軸に伝播するステップとを含む。また、この方法は、試料ビームを試料に伝播するステップを含む。試料ビームの一部は、試料によって後方散乱されて、測定ビームを生じることがある。この方法は、定在波型導波路分光計の光軸に測定ビームを伝播するステップと、干渉信号を定在波型導波路分光計から受信するステップとを含んでいてよい。干渉信号は、定在波型導波路分光計内部での基準ビームと測定ビームとの光干渉を示し得る。
特定の実施形態では、この方法は、試料の光学的深さプロファイルを生成するために干渉信号を処理するステップをさらに含む。この方法は、試料を示す画像データを生成するために試料を走査するステップを含んでいてよい。試料ビームは、試料での様々な横方向位置に向けられ得て、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成される。
別の開示される態様では、iTD−OCTを実施するための測定機器は、光源と、光源からの光を試料ビームと基準ビームに分割するためのビームスプリッタとを含む。測定機器は、光軸を有する定在波型導波路分光計を備える検出器を含んでいてよい。基準ビームは、ビームスプリッタから定在波型導波路分光計の光軸に伝播してよい。試料ビームは試料に伝播することができ、試料ビームの一部は、試料によって後方散乱され、測定ビームをもたらす。測定ビームは、試料から、定在波型導波路分光計の光軸に伝播することができる。定在波型導波路分光計は、定在波型導波路分光計内部での基準ビームと測定ビームとの光干渉を示す干渉信号を生成することができる。
特定の実施形態では、光干渉は、定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じてよく、それにより、第1の幅は、試料内部の試料ビームの貫入深さに線形に対応する。測定ビームは、貫入深さ内部で試料によって後方散乱された光子を含んでいてよい。干渉信号は、定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成することができ、検出器画素は、光干渉に対する感受性を有する。
いくつかの実施形態では、測定機器は、試料の光学的深さプロファイルを生成するために干渉信号を処理するための信号処理モジュールをさらに含んでいてよい。干渉ビームの光路長は、干渉信号が処理されるときに固定されたままでよい。測定機器は、試料ビームを試料での様々な横方向位置に向けるための走査要素をさらに含んでいてよい。各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成され得る。
本発明ならびにその特徴および利点のより完全な理解のために、次に、添付図面に関連して述べられる以下の説明を参照する。
TD−OCT機器の従来技術のブロック図である。 iTD−OCT機器の一実施形態の選択された要素のブロック図である。 iTD−OCT検出器の一実施形態の選択された要素のブロック図である。 iTD−OCTを実施するための方法の選択された要素の流れ図である。
以下の説明では、開示される主題の論述を容易にするために、例として詳細を述べる。しかし、開示される実施形態は例示であり、すべての可能な実施形態を包含するものではないことを当業者には理解されたい。
本明細書で使用するとき、参照番号のハイフン付きの形式は、要素の具体的な例を表し、参照番号のハイフンなしの形式は、集合的な要素を表す。したがって、例えば、デバイス「12−1」は、集合的にデバイス「12」と称され得るデバイスクラスのうちの1つを表し、また、デバイスクラスの任意の1つが一般的にデバイス「12」と表され得る。
ここで図面を参照すると、従来技術の図1は、時間領域光コヒーレンストモグラフィ(TD−OCT)機器100を示すブロック図である。TD−OCT機器100は、縮尺通りには描かれておらず、概略図である。図示されるように、TD−OCT100は、試料112を分析するために使用され、試料112は、ヒトの眼、特にヒトの眼の角膜でよい。また、TD−OCT100で、座標系120は、Zで軸方向を定義し、XおよびYで横方向を定義し、これらは試料112に対する方向であり、したがって、試料ビーム130は、軸方向Zで試料112に向かって伝播する。
図示されるように、TD−OCT100は光源102を含み、光源102から低コヒーレンス光源ビーム123が生成され、光源光路122に沿って導入される。光源ビーム123は、光源光路122に沿って、ビームスプリッタ104に向けて伝播する。ビームスプリッタ104は、基準光路124に沿って伝播する基準ビーム134と、試料光路128に沿って伝播する試料ビーム130とを生成する。基準ビーム134は、光路124に沿って、ビームスプリッタ104から基準ミラー106に向かって伝播し、次いでビームスプリッタ104に戻る。試料ビーム130は、試料光路128に沿って、走査ミラー108を通って、試料112に向かって伝播する。測定ビーム132は、試料112から、やはり走査ミラー108を通って、試料光路128に沿って伝播して戻る。
試料ビーム130は、ビームスプリッタ104から、試料光路128に沿って伝播し、走査ミラー108で反射して、試料112に向かう。走査ミラー108は、試料112に対する2Dまたは3D走査操作に関して、横方向XおよびYでの走査を可能にするように機械的に傾けられる。測定ビーム132は光子を含み、光子は、試料112によって後方散乱されて、走査ミラー108で反射した後、試料光路128に沿ってビームスプリッタ104に向けて戻る。
ビームスプリッタ104で、基準ビーム134は測定ビーム132を重畳され、重畳されたビームは、検出光路126に沿って伝播する。検出光路126は、重畳された基準ビーム134と測定ビーム132を光検出器110に向けて伝播する。基準ビーム134に関する光路長(ビームスプリッタ104から、基準ミラー106を通り、ビームスプリッタ104を通り、光検出器110まで延びる合計光路長)は、基準ミラー106の機械的な変位によって調整され得る。この調整は、軸方向Zで走査試料112に対応し、光学的深さプロファイル(すなわちAスキャン)を得る。
光路長の差により、重畳された基準ビーム134と測定ビーム132は、検出光路126に沿って光学的に干渉して、光検出器110に向けて伝播する。光検出器110は、光検出器110での入射光強度を示す電気信号を生成するフォトダイオードまたは同様のデバイスを備えていてよい。図示されるように、光検出器110は、電気信号を信号処理モジュール114に出力し、信号処理モジュール114は、信号コンディショニング、復調、デジタル化、およびデジタル信号処理のための対応する回路構成を含んでいてよい。信号処理モジュール114は画像データ116を生成し、画像データ116は、TD−OCT100を使用して獲得された1D、2D、または3D画像データを表すことがある。
動作時、基準ビーム134に関する光路長と、試料ビーム130と測定ビーム132との合計に関する光路長との間の光路長の差は、基準ミラー106によって正確に調整され、それにより、干渉パターンは、検出光路126に沿って、特に検出器110で生じる。測定ビーム132が試料112内部の後方散乱要素から生じるので、基準ミラー106の所与の位置に関して光検出器110に達して光検出器110によって検知される干渉パターン強度は、試料112での特定の分析深さに正確に対応する。しかし、基準ミラー106の機械的な変位は、TD−OCT100の動作の様々な態様における制限要因であり、例えば、特に2Dおよび3D撮像用途に関して、TD−OCT100によって達成可能な全体の走査速度を制限する。
ここで図2を参照すると、瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィ(iTD−OCT)機器200の一実施形態の選択された要素のブロック図が示されている。
図2に示されるように、iTD−OCT機器200は、試料212を分析するために使用され、試料212は、ヒトの眼、特に、ヒトの眼の角膜または水晶体でよい。iTD−OCT200機器で、座標系220は、Zで軸方向を定義し、XおよびYで横方向を定義し、これらは試料212に対するものであり、したがって、試料ビーム226は、軸方向Zで試料212に向かって伝播する。様々な実施形態において、横方向XおよびYに関する様々な向きを使用することができることに留意されたい。
図2で、iTD−OCT機器200は、従来技術の図1に関して前に論じたTD−OCT機器100とは対照的に、基準ミラーの機械的な調整によって制限されない、光学的深さプロファイル(Aスキャン)の非常に高速の信号獲得を可能にする1タイプのTD−OCT機器を表す。図示されるように、iTD−OCT機器200は、基準ビーム230に関する固定基準光路222を使用して、Aスキャン全体の実質的に同時の捕捉と測定を可能にし、これは、基準ミラーの機械的な運動をなくす。Aスキャンの捕捉および獲得は、分光検出器によって可能にされ、分光検出器は、軸方向(Z)での光学的深さプロファイル全体にわたって、試料212でのすべての後方散乱要素に関する干渉信号を瞬時に捕捉する。図2に示されるように、iTD−OCT機器200は、分光検出器のための定在波型導波路分光計210を含む。他の実施形態では、他のタイプの分光検出器が使用され得る。例えば、定在波型導波路分光計210ではなく、iTD−OCT機器200が、走査型近接場光学顕微鏡(SNOM: scanning near−field optical microscope)センサアレイと共に使用されてもよい。SNOMセンサアレイでは、干渉パターンに関連付けられるエバネッセント場が、非常に小さい直径を有する一連の光ファイバのそれぞれの端部に結合され得て、光検出器のアレイを使用して検知される。
したがって、iTD−OCT機器200は、分光計を有するSD−OCT機器と同様に、内部で較正されて光学的に調節される、機械的に安定でありロバストなOCT機器でよい。さらに、以下にさらに詳細に述べるように、iTD−OCT機器200は時間領域干渉に基づいて動作するので、スペクトル情報のフーリエ変換を用いた後処理を省略してよく、これは、同様にAスキャン全体を同時に獲得するSD−OCTに関する同等の信号処理モジュールに比べて、信号処理モジュール214を実質的に高速化することができる。さらに、FD−OCTで実施されるような波数(k)空間への生のセンサ信号の線形化は、iTD−OCTでは省略してよい。iTD−OCT機器200のさらなる利点は、様々な構成要素を小型化し、単一のコンパクトなソリッドステートユニットとして一体化することによって実現され得て、これは、他のタイプのOCT機器と比較してさらにコストを低減し、機能を改良することができる。
図示されるように、図2でのiTD−OCT機器200は光源202を含み、光源202は、低コヒーレンス光源である。光源202は、試料ビーム226と基準ビーム230とのための単一の光源である。したがって、干渉に関して、試料ビーム226と基準ビーム230との両方に関する光路長がビームスプリッタ204で始まる。すなわち、ビームスプリッタ204は、試料ビーム226と基準ビーム230とによって共有される光学開始点である。
図2において、試料ビーム226は、試料光路224−1および224−2に沿って、ビームスプリッタ204から試料212に伝播する。測定ビーム228は、試料光路224−1、224−2、および224−3に沿って、試料212から定在波型導波路分光計210に伝播する。試料ビーム226は、走査ミラー218で再指向されて、横方向XおよびYでの試料212の走査を可能にする。この走査は、試料ビーム226および測定ビーム228中の光子のそれぞれの光路長を実質的に変えない。したがって、試料光路224は、固定経路である。図2に示される例示的な構成では、測定ビーム228は、試料ビーム226からの光子を含み、これらの光子は、試料212によって後方散乱され、光路224−2に沿って部分ミラー205に向けて戻る。測定ビーム228は、光路224−3に沿って、部分ミラー205から定在波型導波路分光計210の第1の端部211に伝播する。
図2の例示的実施形態に示されるように、基準ビーム230は、基準光路222に沿って、定在波型導波路分光計210の第2の端部213に向けて伝播する。基準光路222は、固定光路であり、光路222−1、222−2、および222−3を備える。固定ミラー206−1は、基準ビーム230を光路222−1から光路222−2に偏向する。固定ミラー206−2は、基準ビーム230を光路222−2から光路222−3に偏向する。他の実施形態では、基準光路222に関する様々な構成が使用され得ることに留意されたい。
したがって、測定ビーム228は、定在波型導波路分光計210の第1の端部211に入射し、基準ビーム230は、定在波型導波路分光計210の第2の端部213に入射する。基準ビーム230と測定ビーム228とは、図2に示される例示的な構成では逆方向に伝播して、定在波型導波路分光計210内部で重畳される。他の構成では、基準ビーム230または測定ビーム228に関する異なる伝播方向が使用されてもよい。
定在波型導波路分光計210内部での重畳されたビームに関して、式1によって与えられる光路長の等式が、ビーム同士の光路長の差がゼロであるときの条件を定義する。
Samp=LRef 式(1)
式1で、LSampは、試料ビーム226と測定ビーム228に関する光路長の和によって与えられる、試料光路224にわたる合計光路長である。LRefは、基準ビーム230の光路長によって与えられる、基準光路222全体にわたる合計光路長である。図2に示される光路長に関して、式1は、式2によって与えられるように記述され得る。
L1+2×L2+L3=L4+L5+L6 式(2)
式2で、L1は、光路224−1に沿って伝播する試料ビーム226の光路長である。L2は、光路224−2に沿って伝播する試料ビーム226の光路長である。L3は、光路224−3に沿って伝播する測定ビーム228の光路長である。L4は、光路222−1に沿って伝播する基準ビーム230の光路長である。L5は、光路222−2に沿って伝播する基準ビーム230の光路長である。L6は、光路222−3に沿って伝播する基準ビーム230の光路長である。
図示されるように、光路224−3および222−3は、定在波型導波路分光計210内部の共通の終点まで延ばされている。共通の終点が、光路長の差に関するゼロ点であるとき、(例えば干渉パターンの形での)光干渉は、定在波型導波路分光計210内部のゼロ点に隣接して生じ得る。光干渉を引き起こす光路長の差は、測定ビーム228中の光子に関する光路長L3の変化により生じ、この変化は、異なる位置にある試料212内部の反射機能構造によるものである。したがって、定在波型導波路分光計210内部での光干渉は、試料212のそれぞれの機能構造に関する距離および強度情報を含み、試料212の光学的深さプロファイルを取得するために使用される。
定在波型導波路分光計210は、図3に関してさらに詳細に説明するように、内部で光干渉に対する感受性を有し、基準ビーム230と測定ビーム228との光干渉を示す干渉信号を生成することができる。干渉信号は、信号処理モジュール214によって受信され、信号処理モジュール214は、干渉信号を処理して、画像データ216を生成する。信号処理モジュール214による処理は、信号コンディショニング(例えば、増幅、フィルタリング、窓掛けなど)、復調、デジタル化、およびデジタル信号処理を含んでいてよい。XおよびYでの横方向走査が、走査ミラー218などの走査要素を使用してiTD−OCT機器200で行われるとき、例えば2D画像を生成するために、試料212の走査ラインにわたって複数の光学的深さプロファイルが獲得され得る。横方向走査が複数の走査ラインにわたって行われるとき、iTD−OCT機器200は、3D画像を生成することができる。したがって、試料212の画像データ216は、1D、2D、または3Dであり得る。
図2に示されるように、信号処理モジュール214がデータ処理機能を含むとき、信号処理モジュール214は、プロセッサおよびメモリ媒体を含んでいてよく、これは、メモリ媒体へのアクセス権を有するプロセッサによって実行可能な命令(すなわち、実行可能なコード)を記憶する。プロセッサは、iTD−OCT機器200またはその一部に、本明細書で述べる機能および動作を実施させる命令を実行し得る。本開示においては、メモリ媒体は、少なくともある期間にわたってデータおよび命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体を含んでいてよい。メモリ媒体は、永続的および揮発性媒体、固定およびリムーバブル媒体、ならびに磁気および半導体媒体を備えていてよい。メモリ媒体は、限定はしないが、ダイレクトアクセス記憶デバイス(例えばハードディスクドライブまたはフロッピーディスク)、シーケンシャルアクセス記憶デバイス(例えばテープディスクドライブ)、コンパクトディスク(CD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、非一時的媒体、および前述のものの様々な組合せなど、記憶媒体を含んでいてよい。
図2で、iTD−OCT機器200は、縮尺通りには描かれておらず、概略図である。本開示の範囲から逸脱することなく、iTD−OCT機器200への修正、追加、または省略を行うことができる。本明細書で述べるようなiTD−OCT機器200の構成要素および要素は、特定の用途に従って一体化されても分離されてもよい。さらに、iTD−OCT機器200の動作は、より多数、より少数、または他の構成要素によって実施されてもよい。
iTD−OCT機器200の様々な実施形態または構成において、ビームの様々な実装、レイアウト、および偏向を使用することができることに留意されたい。例えば、光路222および224の特定の部分が、光ファイバを含んでいてよい。いくつかの実施形態では、光路222および224の特定の部分が、光導波路を含んでいてよい。光路222および224の特定の部分が、真空、自由空間、ガス環境、または大気などの媒体内部の光路であってもよい。所与の実施形態では、基準ビーム230と測定ビーム228とは、定在波型導波路分光計210で同じ方向で一致し得る。別の構成では、走査ミラー218が省略されてもよく、別の走査要素が使用されてもよい。走査ミラー218の代わりとなる走査要素は、(圧電)変形可能なミラー、微小電子機械システム(MEMS)、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD: digital micro−mirror device)、液晶デバイス(LCD)作動要素、光学対物レンズ、またはそれらの様々な組合せを含んでいてよい。特定の実施形態では、iTD−OCT機器200と共に含まれる光学構成要素の少なくとも一部を小型化し、比較的小さい質量および外寸を有するコンパクトなユニットとして組み合わせることができ、したがって、コンパクトなユニット全体が、外部走査要素によって保持され、試料212に対して移動される。例えば、iTD−OCT機器200の特定の部分を、半導体製造技術を使用して集積回路として実装することができる。いくつかの実施形態では、集積回路は、走査要素を含んでいてよい。また、iTD−OCT機器200の特定の実施形態では、座標系220の異なる向きを使用することもできる。
ここで図3を参照すると、iTD−OCT検出器300の一実施形態の選択された要素のブロック図が示されている。図3に示されているように、iTD−OCT検出器300は、図2に関して述べたように、定在波型導波路分光計210を含む。特定の実施形態では、定在波型導波路分光計210は、定常波積分型フーリエ変換分光計の一例である。図示されるように、定在波型導波路分光計210は光軸312を含み、光軸312は、内部導波路の光路を表し、光路に沿って、外部ビームが第1の端部211または第2の端部213で導入される。光ビーム(またはビームの重畳)が光軸312に沿って進むとき、定在波型導波路分光計210内部に一定の間隔で配置されたナノ素子が、光ビームと関連付けられるエバネッセント(すなわち近接)波と相互作用する。ナノ素子とエバネッセント波との局所的な相互作用は、光軸312に沿った画素の線形アレイとして図3に示される検出器画素310のうちの特定の画素によって検出される。このようにすると、検出器画素310は、定在波型導波路分光計210内部で生成されるエバネッセント波に対する感受性を有する。ナノ素子は、ナノドットなどのナノ粒子でよい。検出器画素310は、光干渉パターンから生じる変化を含めた小さい局所的な光強度変化を記録および捕捉する。様々な実施形態において、定在波型導波路分光計210は、約30mmまでの全長を有していてよく、互いに約1μm未満の検出器画素310の間隔を有していてよい。
図3に、図2でのiTD−OCT機器200と比較したときにわずかに異なるiTD−OCTの構成が示されている。図3での説明を分かりやすくするために、走査ミラーが取り除かれており、光路224−2は、走査のために試料ビームを偏向せず、試料212は、光路224−2に垂直に配置される。図3に示される構成が、外部走査要素と共に使用されるiTD−OCT機器200の一実施形態を表すことができることに留意されたい。iTD−OCT検出器300で、基準ビーム230は、光路222−3に沿って伝播し、光軸312に沿って第2の端部213で入射する。測定ビーム228(説明を分かりやすくするために、図3では試料ビーム226なしで示されている)は、試料212からの後方散乱された光子を含み、光路224−2および光路224−3に沿って伝播される。第1の端部211で、測定ビーム228は、光軸312と一致し、基準ビーム230とは逆方向に伝播する。
図3に、試料212に関するさらなる詳細が示されている。特に、試料212からの後方散乱源となり得る例示的な境界層A、B、およびCが示されており、ここで、光子は測定ビーム228に導入される。図示されるように、境界層AおよびBは、角膜の上縁部および底縁部(例えば上皮Aおよび内皮B)を概略的に表すことがあり、境界層Cは、水晶体嚢の前面を概略的に表すことがある。説明を分かりやすくするために、図3には比較的粗い生体構造の解像が示されているが、iTD−OCT検出器300は、ヒトの眼内の微細な生体構造の解像に適していることを理解されたい。例えば、iTD−OCT検出器300は、涙液層、上皮、ボーマン膜、基質、デスメ膜、および内皮など、様々な角膜層を解像するために使用することができる。様々な実施形態において、iTD−OCT検出器300は、ヒトの角膜基質中のフィブリルまたはミクロフィブリルなど、角膜内層生体構造を特徴付けるまたは分析するために使用され得る。
図3では、測定ビーム228が、入射試料ビーム(図2参照)から後方散乱(すなわち反射)された光子から構成されるので、境界層Aに対して、境界層BとCからの光子の反射の時間遅延が生じる。具体的には、境界層Bからの反射は、境界層Aに対して2×ΔtA−Bだけ遅延され、境界層Cからの反射は、境界層Aに対して2×ΔtA−B+2×ΔtB−Cだけ遅延され、ここで、ΔtA−Bは、境界層AからBへの光に関する時間遅延に対応し、ΔtB−Cは、境界層BからCへの光に関する時間遅延に対応する。したがって、測定ビーム228は、境界層A、B、およびCが試料ビームを後方散乱する限り、境界層BおよびCそれぞれについて表される境界層Aに対する時間遅延を伴って、反射された光子を含む。
図3で、基準ビーム230と測定ビーム228との重畳により、基準ビーム光子と測定ビーム光子との光路長の差による光干渉が生じる。光干渉は、境界層A、B、およびCから生じる時間遅延に対応する光軸312に沿った正確な位置で生じる。さらに、光干渉は、検出器画素310が検出し得る点拡がり関数(PSF: point−spread function)を有する干渉パターン314として現れる。図示されるように、干渉パターン314−Aは境界層Aに関連付けられ、干渉パターン314−Bは境界層Bに関連付けられ、干渉パターン314−Cは境界層Cに関連付けられる。図示されるように、干渉パターン314−Aと314−Bは、光軸312に沿って距離Δz’A−Bだけ離隔され、干渉パターン314−Bと314−Cは、光軸312に沿って距離Δz’B−Cだけ離隔される。干渉パターン314は時間領域干渉により生じるので、Δz’A−Bは、ΔtA−Bに線形に対応することがあり、Δz’B−Cは、ΔtB−Cに線形に対応することがある。それぞれのRSFは、検出器画素310のうちの特定の画素によって、干渉パターン314−A、314−B、および314−Cに関してそれぞれ強度値I、I、およびIとして記録される。光軸312に沿った検出器画素310の固定位置により、干渉パターン314−A、314−B、および314−Cは、PSFを検出する検出器画素310のうちの特定の画素を識別することによって、Δz’A−BおよびΔz’B−Cの測定を可能にする。このようにすると、Δz’A−BおよびΔz’B−Cと共に強度値I、I、およびIが測定され、試料212に関する光学的深さプロファイルを生成するために使用される。
図3に示されるようなiTD−OCT検出器300の動作時、試料212内部の軸Zを線形に表す光軸312に沿った軸Z’のゼロ点が、望み通りに調節され得る。基準ビーム230は、iTD−OCT機器200の走査中には固定されたままであるが、基準ビーム230または試料ビーム226は、例えば異なる分析深さを可能にするために任意の所望のゼロ点に較正することができる。したがって、軸Z’に関する所望のゼロ点(干渉ビームの光路長が等しい)が、定在波型導波路分光計210の内部にあるように構成されても、定在波型導波路分光計210の外部に構成されてもよい。基準ビーム230と測定ビーム228との一方の伝播方向を定在波型導波路分光計210に対して逆にすることによって、軸Z’の方向320を逆にすることができることに留意されたい。軸Z’のゼロ点は、iTD−OCTの特定の用途に対する望みに応じて、定在波型導波路分光計210の特定の寸法に基づいて選択することができる。さらに、軸Z’の時間的または空間的較正は、各検出器画素310の物理的位置によって決定されるので、この較正は、本来的に安定であり、経時的に一定である。
iTD−OCT検出器300は、縮尺通りには描かれておらず、概略図であることに留意されたい。本開示の範囲から逸脱することなく、iTD−OCT検出器300への修正、追加、または省略を行うことができる。本明細書で述べるようなiTD−OCT検出器300の構成要素および要素は、特定の用途に従って一体化されても分離されてもよい。さらに、iTD−OCT検出器300の動作は、より多数、より少数、または他の構成要素によって実施されてもよい。例えば、特定の実施形態では、複数の定在波型導波路分光計210を並列に使用することができ、複数のAスキャン(すなわちラインスキャン)を同時に生成し、それにより2Dまたは3D画像の測定を高速化する。
ここで図4を参照すると、本明細書で述べるiTD−OCTを実施するための方法400の一実施形態の選択された要素のブロック図が、流れ図の形で示されている。方法400は、iTD−OCT機器200(図2参照)によって実施することができる。方法400で述べられる特定の操作は、任意選択でよく、または様々な実施形態で構成変更することもできることに留意されたい。
方法400は、ステップ402で、光源から試料ビームおよび基準ビームを発生することによって始まる。ステップ404で、基準ビームは、固定光路に沿って、定在波型導波路分光計の光軸に伝播する。ステップ406で、試料ビームが試料に伝播され、それにより、試料ビームの一部は、試料によって後方散乱され、測定ビームをもたらす。ステップ408で、干渉信号が定在波型導波路分光計から受信され、干渉信号は、定在波型導波路分光計内部での基準ビームと測定ビームとの光干渉を示す。ステップ410で、干渉信号は、試料の光学的深さプロファイルを生成するために処理される。ステップ412で、試料を示す画像データを生成するように試料が走査され、試料ビームは、試料での様々な横方向位置に向けられ、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成される。
本明細書で開示するように、瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィ(iTD−OCT)用の方法およびシステムは、散乱特性を有するまたは少なくとも一部反射性を有する試料に対して軸方向で瞬時光学的深さプロファイルを提供する。iTD−OCT機器は、内部光軸と、検出器画素のアレイとを有する分光検出器を含む。固定光路長を有する基準ビームは、光軸に沿って、試料からの後方散乱された光子を含む測定ビームと重畳される。検出器画素は、基準ビームからの光子と測定ビームからの光子との光路長の差により分光検出器内部で生じる時間領域干渉パターンを捕捉する。iTD−OCT機器は、可動部を有さないロバストなソリッドステートデバイスとして実装することができる。
上で開示した主題は、限定ではなく例示とみなされるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本開示の真の精神および範囲に入るすべてのそのような修正形態、改良形態、および他の実施形態を網羅することを意図される。したがって、本開示の範囲は、法律によって認められる最大限の範囲で、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等形態の最も広い解釈によって決定することができ、上記の詳細な説明によっては限定または制限されないものとする。
本明細書に開示される発明は以下の態様を含む。
〔態様1〕
時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための方法であって、
光学開始点を共有する試料ビームと基準ビームを発生するステップと、
前記基準ビームを、固定光路に沿って、定在波型導波路分光計の光軸に伝播するステップと、
前記試料ビームを試料に伝播するステップであって、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱されて、測定ビームを生じるステップと、
前記測定ビームを、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播するステップと、
前記定在波型導波路分光計から干渉信号を受信するステップであって、前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部での前記基準ビームと前記測定ビームとの光干渉を示すステップと
を含む方法。
〔態様2〕
前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含む態様1に記載の方法。
〔態様3〕
前記基準ビームの光子と前記測定ビームの光子との間での前記光学開始点に対する光路長の差に関するゼロ点が、前記定在波型導波路分光計内部にある態様1に記載の方法。
〔態様4〕
前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に対する感受性を有する態様1に記載の方法。
〔態様5〕
前記干渉信号を処理して、前記試料の光学的深さプロファイルを生成するステップ
をさらに含む態様1に記載の方法。
〔態様6〕
前記試料を示す画像データを生成するために前記試料を走査するステップであって、前記試料ビームが、前記試料での様々な横方向位置に向けられ、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成されるステップ
をさらに含む態様5に記載の方法。
〔態様7〕
時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための測定機器であって、
光源からの光を試料ビームと基準ビームに分割するためのビームスプリッタと、
光軸を有する定在波型導波路分光計を備える検出器と
を備え、
前記基準ビームが、前記ビームスプリッタから、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
前記試料ビームが試料に伝播し、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱され、測定ビームを生じ、前記測定ビームが、前記試料から、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
前記定在波型導波路分光計が、光干渉を示す干渉信号を生成し、前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で前記基準ビームと前記測定ビームとの間で生じる
測定機器。
〔態様8〕
前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含み、
前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に対する感受性を有する
態様7に記載の方法。
〔態様9〕
前記試料の光学的深さプロファイルを生成するために前記干渉信号を処理するための信号処理モジュールであって、前記干渉ビームの光路長が、前記干渉信号が処理されるときに固定されたままである信号処理モジュール
をさらに備える態様7に記載の測定機器。
〔態様10〕
前記試料での様々な横方向位置に前記試料ビームを向けるための走査要素であって、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成される走査要素
をさらに備える態様9に記載の測定機器。
〔態様11〕
前記信号処理モジュールおよび走査要素が、
前記試料の走査ラインにわたって生成される複数の光学的深さプロファイルに対応する2次元画像を生成するため、および
複数の前記走査ラインにわたって生成される複数の光学的深さプロファイルに対応する3次元画像を生成するため
のものである態様10に記載の測定機器。
〔態様12〕
前記定在波型導波路分光計が、前記光干渉に関連付けられるエバネッセント波に対する感受性を有する態様7に記載の測定機器。
〔態様13〕
前記基準ビームおよび前記測定ビームが、前記光軸に沿って逆方向に伝播する態様7に記載の測定機器。
〔態様14〕
前記基準ビームおよび前記測定ビームが、前記光軸に沿って同方向に伝播する態様7に記載の測定機器。
〔態様15〕
時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための測定機器であって、
低コヒーレンス光を生成するための光源と、
前記光源からの前記低コヒーレンス光を試料ビームと基準ビームに分割するためのビームスプリッタと、
光軸を有する定在波型導波路分光計を備える検出器と
を備え、
前記基準ビームが、前記ビームスプリッタから前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
前記試料ビームが試料に伝播し、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱され、測定ビームを生じ、前記測定ビームが、前記試料から、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
前記定在波型導波路分光計が、光干渉を示す干渉信号を生成し、前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で前記基準ビームと前記測定ビームとの間で生じ、
前記基準ビームの光路長が、前記干渉信号が生成されるときに固定されたままであり、
前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含み、
前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に関連付けられるエバネッセンス波に対する感受性を有する
測定機器。

Claims (13)

  1. 瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための方法であって、
    光学開始点を共有する試料ビームと基準ビームを発生することと、
    前記基準ビームを、固定光路に沿って、定在波型導波路分光計の光軸に伝播することと、
    前記試料ビームを試料に伝播することであって、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱されて、測定ビームを生じることと、
    前記測定ビームを、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播することであって、前記基準ビームと前記測定ビームとは、前記光軸に沿って逆方向に伝播することと、
    前記定在波型導波路分光計から干渉信号を受信することであって、前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部での前記基準ビームと前記測定ビームとの光干渉を示すことと、を含む方法。
  2. 前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記基準ビームの光子と前記測定ビームの光子との間での前記光学開始点に対する光路長の差に関するゼロ点が、前記定在波型導波路分光計内部にある請求項1に記載の方法。
  4. 前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に対する感受性を有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記干渉信号を処理して、前記試料の光学的深さプロファイルを生成することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記試料を示す画像データを生成するために前記試料を走査することであって、前記試料ビームが、前記試料での様々な横方向位置に向けられ、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成されることをさらに含む請求項5に記載の方法。
  7. 瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための測定機器であって、
    光源からの光を試料ビームと基準ビームに分割するためのビームスプリッタと、
    光軸を有する定在波型導波路分光計を備える検出器と
    を備え、
    前記基準ビームが、前記ビームスプリッタから、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
    前記試料ビームが試料に伝播し、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱され、測定ビームを生じ、前記測定ビームが、前記試料から、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
    前記基準ビームと前記測定ビームとは、前記光軸に沿って逆方向に伝播し、
    前記定在波型導波路分光計が、光干渉を示す干渉信号を生成し、前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で前記基準ビームと前記測定ビームとの間で生じる
    測定機器。
  8. 前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含み、
    前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に対する感受性を有する
    請求項7に記載の測定機器
  9. 前記試料の光学的深さプロファイルを生成するために前記干渉信号を処理するための信号処理モジュールであって、前記基準ビームの光路長が、前記干渉信号が処理されるときに固定されたままである信号処理モジュール
    をさらに備える請求項7に記載の測定機器。
  10. 前記試料での様々な横方向位置に前記試料ビームを向けるための走査要素であって、各横方向位置で光学的深さプロファイルが生成される走査要素
    をさらに備える請求項9に記載の測定機器。
  11. 前記信号処理モジュールおよび走査要素が、
    前記試料の走査ラインにわたって生成される複数の光学的深さプロファイルに対応する2次元画像を生成するため、および
    複数の前記走査ラインにわたって生成される複数の光学的深さプロファイルに対応する3次元画像を生成するため
    のものである請求項10に記載の測定機器。
  12. 前記定在波型導波路分光計が、前記光干渉に関連付けられるエバネッセント波に対する感受性を有する請求項7に記載の測定機器。
  13. 瞬時時間領域光コヒーレンストモグラフィを実施するための測定機器であって、
    低コヒーレンス光を生成するための光源と、
    前記光源からの前記低コヒーレンス光を試料ビームと基準ビームに分割するためのビームスプリッタと、
    光軸を有する定在波型導波路分光計を備える検出器と
    を備え、
    前記基準ビームが、前記ビームスプリッタから前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
    前記試料ビームが試料に伝播し、前記試料ビームの一部が、前記試料によって後方散乱され、測定ビームを生じ、前記測定ビームが、前記試料から、前記定在波型導波路分光計の前記光軸に伝播し、
    前記基準ビームと前記測定ビームとは、前記光軸に沿って逆方向に伝播し、
    前記定在波型導波路分光計が、光干渉を示す干渉信号を生成し、前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で前記基準ビームと前記測定ビームとの間で生じ、
    前記基準ビームの光路長が、前記干渉信号が生成されるときに固定されたままであり、
    前記光干渉が、前記定在波型導波路分光計内部で第1の幅にわたって生じ、前記第1の幅が、前記試料内部の前記試料ビームの貫入深さに線形に対応し、前記測定ビームが、前記貫入深さ内部で前記試料によって後方散乱された光子を含み、
    前記干渉信号が、前記定在波型導波路分光計内部の複数の検出器画素によって同時に生成され、前記検出器画素が、前記光干渉に関連付けられるエバネッセンス波に対する感受性を有する
    測定機器。
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