JP6311697B2 - データ共有システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線によって互いに通信可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有システム、データ共有方法、通信端末、およびプログラムに関する。
複数の通信端末間でデータを共有する方式の一種に、サーバ等の中央管理装置を使用せずに、個々の通信端末で分散的にデータを共有する方式がある。
例えば、通信端末同士が移動により接近した際に、Epidemic法を使用して、お互いの情報を交換し保有情報の同期を行うことが本発明に関連する第1の関連技術として提案されている(例えば非特許文献1参照)。Epidemic法では、ネットワーク内の通信端末は他の通信端末を検知すると、自身が保有するデータ(コンテンツ)の情報を記載したリストである保有リスト(サマリーベクタとも呼ぶ)を交換し、他の通信端末の保有リストの内容を把握する。通信端末は、受信した保有リストを基に自端末が保有していないデータを調査し、そのデータの取得を試みる。例えば、図15に示すように、移動により接触した端末T1と端末T2はお互いに保有リストを交換し、端末T2は自身が保有していないデータがないか、端末T1の保有リストと自端末の保有リストを比較することで差分データの確認を行う。図15の例では、端末T2は、データBを保有していないため、端末T1に対してデータBの取得要求を送信し、データBを取得する。この動作をネットワーク内の全ての端末が繰り返し行うことで、端末間の保有情報を一致させる。
また上記Epidemic法による情報共有において保有リストが頻繁に送信され、帯域負荷が高くなるという課題を解決するために、重複する保有リストの送信を抑制することが本発明に関連する第2の関連技術として提案されている(例えば特許文献1参照)。より具体的には、他の通信端末とアクセスポイントを介さずに無線によって通信接続する複数の通信端末間でデータを共有するシステムにおいて、各通信端末は、他の通信端末から受信した保有リストの受信履歴を用いて、当該他の通信端末が現在保有するデータを推測する内部推測部と、内部推測部が推測した他の通信端末の現在保有するデータと自端末が保有するデータが一致するか否かを判断する重複判定部と、一致しないと重複判定部が判定した場合に、自端末が保有するデータを含めた保有リストを送信する情報交換部とを有する。
WO2011/071045公報
A. Vahdat, D. Becker, "Epidemic Routing for Partially−Connected Ad Hoc Networks, " Tech. Report CS−200006, Duke University, Apr. 2000
上記第1の関連技術では、通信端末間でデータを送受信するのに先立って保有リストを交換し、自身が保有していないデータを他の通信端末から取得するため、他の通信端末が既に保有しているデータや必要としていないデータを通信端末間で送受信する無駄がない。しかしながら、頻繁に送信される保有リストによって無線リンクの帯域の負荷が高まり、他の通信を阻害してしまうという課題がある。上記第2の関連技術は、そのような課題を解決する1つの技術である。しかし、上記第2の関連技術は、重複する保有リストの送信を抑制することを基本とするため、複数の通信端末の保有リストが互いに重複していない状況では、保有リストの送信を抑制することは困難である。
本発明の目的は、上述した課題、すなわち、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することは困難である、という課題を解決するデータ共有システムを提供することにある。
本発明の第1の観点に係るデータ共有システムは、
無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有システムであって、
上記各通信端末は、
他の上記通信端末との間で上記通信メッセージを授受する通信部と、
1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
自通信端末が上記特定端末である場合、上記データ記憶部に記憶されている上記データの情報を記載したリストである保有リストを上記通信メッセージによって他の上記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
他の上記通信端末から上記保有リストを受信し、自通信端末の上記保有リストと一致しない上記保有リストの送信元の上記他の通信端末との間で上記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
を有する。
本発明の第2の観点に係るデータ共有方法は、
無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有方法であって、
上記各通信端末が、自通信端末が特定端末であるか否かを決定し、
自通信端末が上記特定端末であると決定した上記通信端末が、自通信端末の保有するデータの情報を記載したリストである保有リストを上記通信メッセージによって他の上記通信端末へ送信し、
他の上記通信端末から上記保有リストを受信した上記通信端末が、自通信端末の上記保有リストと一致しない上記保有リストの送信元の上記他の通信端末との間で上記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行う。
本発明の第3の観点に係る通信端末は、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
自通信端末が上記特定端末である場合、上記データ記憶部に記憶されている上記データの情報を記載したリストである保有リストを上記通信メッセージによって他の上記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
他の上記通信端末から上記保有リストを受信し、自通信端末の上記保有リストと一致しない上記保有リストの送信元の上記他の通信端末との間で上記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
を有する。
本発明の第4の観点に係るデータ共有方法は、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、1以上のデータを記憶するデータ記憶部とを有する通信端末が実行するデータ共有方法であって、
自通信端末が特定端末であるか否かを決定し、
自通信端末が上記特定端末である場合、上記データ記憶部に記憶されている上記データの情報を記載したリストである保有リストを上記通信メッセージによって他の上記通信端末へ送信し、
他の上記通信端末から上記保有リストを受信し、自通信端末の上記保有リストと一致しない上記保有リストの送信元の上記他の通信端末との間で上記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行う。
本発明の第5の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
自通信端末が上記特定端末である場合、上記データ記憶部に記憶されている上記データの情報を記載したリストである保有リストを上記通信メッセージによって他の上記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
他の上記通信端末から上記保有リストを受信し、自通信端末の上記保有リストと一致しない上記保有リストの送信元の上記他の通信端末との間で上記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
して機能させる。
本発明は上述した構成を有するため、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムを構成する通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムにおけるデータ共有手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムにおけるデータ共有場面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るデータ共有システムにおけるデータ共有場面の他の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ共有システムの全体構成図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ共有システムを構成する通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るデータ共有システムにおけるデータ共有手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るデータ共有システムのブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るデータ共有システムのブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るデータ共有システムのブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るデータ共有システムで採用するデータ交換方式の説明図である。 本発明の第5の実施形態に係るデータ共有システムにおけるデータ交換の動作説明図である。 本発明の第6の実施形態に係るデータ共有システムを構成する通信端末のブロック図である。 Epidemic法によるデータ共有の手順の一例を示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかるデータ共有システム100は、無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末110を有する。それぞれの通信端末110は、全て移動通信端末であっても良いし、一部が移動通信端末、残りが固定端末であっても良い。図1には、5台の通信端末しか描かれていないが、4台以下であっても良いし、6台以上であっても良い。
図2は通信端末110の構成例を示す。図2を参照すると、通信端末110は、通信部111とデータ記憶部112と特定端末決定部113と保有リスト送信部114とデータ交換部115とを有する。
通信部111は、他の通信端末110との間で無線によって通信メッセージを授受する機能を有する。通信部111が使用する通信方式は任意である。
データ記憶部112は、1以上のデータを記憶する。個々のデータは任意である。例えば、テキストデータ、画像データ、音声データの何れであっても良いし、それらが混在していても良い。また、データは、コンテンツと呼ばれるものであっても良い。
特定端末決定部113は、自通信端末110が特定端末であるか否かを決定する機能を有する。ここで、特定端末とは、保有リストを送信する権限を有する端末を意味する。自通信端末110が特定端末であるか否かを決定する機能は、自通信端末110を常に特定端末に決定する方法以外の方法であれば任意で良い。
保有リスト送信部114は、データ記憶部112に記憶されているデータの情報を記載したリストである保有リストを通信部111を通じて他の通信端末110へ送信する機能を有する。保有リストに記載するデータの情報は、データを特定することができる情報であれば任意であり、例えばサマリーベクタであっても良いし、データ識別子であっても良い。保有リスト送信部114は、特定端末決定部113によって自通信端末110が特定端末に決定されている場合に限り保有リストの送信を行い、自通信端末110が特定端末でない場合には保有リストは送信しない。保有リストの送信は、例えば一定周期毎に実施する。
データ交換部115は、他の通信端末110から通信部111を通じて保有リストを受信し、自通信端末110の保有リストと一致しない保有リストを有する他の通信端末110との間で、通信部111を通じて通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行う機能を有する。データ交換部115は、データの共有のために、他の通信端末110が保有していないデータを自通信端末110から当該他の通信端末110へ提供する場合には、該当するデータをデータ記憶部112から読み出して通信メッセージによって他の通信端末110へ送信する。またデータ交換部115は、データの共有のために、自通信端末110が保有しないデータを他の通信端末110から通信メッセージによって受信した場合には、受信したデータをデータ記憶部112に記憶する。
次に、本実施形態のデータ共有システムにおいて複数の通信端末110それぞれが保有するデータを互いに共有する動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
データ共有システム100においてデータ共有を行う場合、まず、各通信端末110は、特定端末決定部113を使用して、自通信端末が特定端末であるか否かを決定する(ステップS1)。
次に、自通信端末が特定端末であると決定した通信端末110は、保有リスト送信部114を使用して、自通信端末の保有するデータのリストである保有リストを通信部111を通じて他の通信端末110へ送信する(ステップS2)。
次に、他の通信端末110から保有リストを受信した通信端末110は、データ交換部115を使用して、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストを有する他の通信端末110との間で通信部111を通じて通信メッセージを授受し、お互いのデータの共有を行う(ステップS3)。
以降、上記ステップS2〜S3の処理が繰り返される。或いは、上記ステップS1〜S3の処理を繰り返すようにしても良い。
以上の動作によって、複数の通信端末110間でデータを共有することができる。
以下、本実施形態の動作をより具体的に説明する。
今、図1に示す複数の通信端末110が図1中に付記するように、それぞれ相違するデータを保有しているものとする。即ち、他の通信端末と共有したいデータとして、通信端末110−1はデータA、通信端末110−2はデータB、通信端末110−3はデータC、通信端末110−4はデータD、通信端末110−5はデータEを有しているものとする。
図3のステップS1の処理において、複数の通信端末110のうち通信端末110−1が特定端末に決定され、残りの通信端末110−2〜110−5は特定端末に決定されなかったものとする。このような状況では、図3のステップS2では、通信端末110−1からのみ、データAを保有する旨の保有リストが他の通信端末110へ送信される。
通信端末110−2〜110−5は、通信端末110−1から受信した保有リストと自通信端末の保有リストとを比較し、それぞれ不一致を検出する。このため、図3のステップS3では、通信端末110−2〜110−5の各々は、通信端末110−1との間で通信メッセージを授受し、お互いのデータの共有を行う。この結果、図4に示すように、通信端末110−1は、自通信端末に存在しないデータB〜Eを通信端末110−2〜110−5から獲得する。また、通信端末110−2〜110−5は、自通信端末に存在しないデータAを通信端末110−1から獲得する。
その後、再び図3のステップS2の処理が行われると、通信端末110−1からのみ、データA〜Eを保有する旨の保有リストが他の通信端末110へ送信される。通信端末110−2〜110−5は、通信端末110−1から受信した保有リストと自通信端末の保有リストとを比較し、それぞれ不一致を検出する。このため、通信端末110−2〜110−5の各々は、再びステップS3において通信端末110−1との間で通信メッセージを授受し、再びデータの共有を行う。この結果、図5に示すように、通信端末110−2は自通信端末に存在しないデータC、D、Eを通信端末110−1から獲得し、通信端末110−3は自通信端末に存在しないデータB、D、Eを通信端末110−1から獲得し、通信端末110−4は自通信端末に存在しないデータB、C、を通信端末110−1から獲得し、通信端末110−5は自通信端末に存在しないデータB、C、を通信端末110−1から獲得する。これによって、全ての通信端末110で互いにデータA〜Eを共有することができる。
このように本実施形態によれば、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することができる。その理由は、自通信端末が特定端末であると決定した通信端末だけが、保有リストを他の通信端末へ送信するためである。
また本実施形態によれば、他の通信端末(特定端末)から保有リストを受信した通信端末(非特定端末)は、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストの送信元の通信端末(特定端末)との間で通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うため、保有リストを送信する通信端末(特定端末)から通信可能な範囲に存在する全ての通信端末間でデータの共有が可能である。
[第2の実施形態]
図6を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかるデータ共有システム200は、無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末210が一つの通信ネットワーク220を形成する。それぞれの通信端末210は、全て移動通信端末であっても良いし、一部が移動通信端末、残りが固定端末であっても良い。図6には、5台の通信端末しか描かれていないが、4台以下であっても良いし、6台以上であっても良い。
通信ネットワーク220は、階層化されたネットワークトポロジーを有する。本実施形態では、親と子という2階層から成り、通信ネットワーク220に接続される複数の通信端末210のうち、唯一の通信端末210が親として機能し、残りの全ての通信端末210が子として機能する。通信ネットワーク220では、子の通信端末210同士の通信メッセージの授受は、親の通信端末210を経由して行われる。即ち、親の通信端末210は、アクセスポイントとして機能する。
図7は通信端末210の構成例を示す。図7を参照すると、通信端末210は、通信部211とデータ記憶部212と特定端末決定部213と保有リスト送信部214とデータ交換部215とを有する。
データ記憶部212と保有リスト送信部214とデータ交換部215とは、図2に示した第1の実施形態に係る通信端末110のデータ記憶部112と保有リスト送信部114とデータ交換部115と同じ機能を有する。
特定端末決定部213は、自通信端末210が通信ネットワーク220における親の通信端末であるか否かを決定する機能を有する。特定端末決定部213は、自通信端末210が親の通信端末であるか否かについて、通信部211を通じて他の通信端末210と通信メッセージの授受を行ってネゴシエーションする。
通信部211は、上記ネゴシエーションの結果を受けて、自通信端末210における中継機能の有効無効を制御する。具体的には、自通信端末210が親の通信端末として決定されると、通信部211は自通信端末210をアクセスポイントとして機能させるために中継機能を有効にする。
上記通信ネットワーク220および上記ネゴシエーションは、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)仕様に準拠したネットワークおよびネゴシエーションであって良い。Wi−Fi Direct仕様に準拠したネットワークでは、ネットワークに参加する複数の通信端末のうちの唯一の通信端末がグループオーナーとして選出され、アクセスポイントとして機能する。また、上記グループオーナーはネットワークに参加する複数の通信端末間でネゴシエーションして選出している。但し、本発明は、Wi−Fi direct仕様に準拠するネットワークに限定されず、類似する他のネットワークおよびネゴシエーションであって良い。
次に、本実施形態のデータ共有システムにおいて複数の通信端末210それぞれが保有するデータを互いに共有する動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
データ共有システム200においてデータ共有を行う場合、まず、各通信端末210は、特定端末決定部213を使用して、通信ネットワーク220に接続する通信端末のうちどの通信端末を親とするかについて他の通信端末210との間でネゴシエーションする(ステップS11)。
次に、上記ネゴシエーションによって親に決定した通信端末210は、保有リスト送信部214を使用して、自通信端末の保有するデータの情報を記載したリストである保有リストを通信部211を通じて子の通信端末210へ送信する(ステップS12)。
次に、親の通信端末210から保有リストを受信した子の通信端末210は、データ交換部215を使用して、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストを有する親の通信端末210との間で通信部211を通じて通信メッセージを授受し、お互いのデータの共有を行う(ステップS13)。
以降、上記ステップS12〜S13の処理が繰り返される。或いは、親の通信端末210が通信ネットワーク220から離脱した場合などでは、上記ステップS11〜S13の処理を繰り返すようにしても良い。
以上の動作によって、複数の通信端末210間でデータを共有することができる。
このように本実施形態によれば、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することができる。その理由は、通信ネットワーク220に接続する全ての通信端末210のうち、親となった唯一の通信端末だけが、保有リストを子の通信端末へ送信するためである。
また本実施形態によれば、親の通信端末から保有リストを受信した子の通信端末は、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストの親の通信端末との間で通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うため、通信ネットワーク220に接続する全ての通信端末間でデータの共有が可能である。
さらに本実施形態によれば、1ホップ通信となる親と子の通信端末間で共有データの授受を行うため、2ホップ通信となる子の通信端末間で共有データの授受を行う場合に比較して、無線リソースの帯域負荷の高まりを抑制することができる。
[第3の実施形態]
図9を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかるデータ共有システム300を構成する通信端末310は、通信部311とデータ記憶部312と特定端末決定部313と保有リスト送信部314とデータ交換部315とを有する。
通信部311とデータ記憶部312と保有リスト送信部314とデータ交換部315とは、図2に示した第1の実施形態に係る通信端末110の通信部111とデータ記憶部112と保有リスト送信部114とデータ交換部115と同じ機能を有する。
特定端末決定部313は、乱数発生器316を有し、自通信端末310が特定端末であるか否かを乱数発生器316で発生させた乱数(疑似乱数)に従って決定する機能を有する。具体的には、特定端末決定部313は、乱数発生器316で発生させた乱数が予め定められた値域に含まれる場合には、自通信端末310を特定端末として決定し、それ以外は非特定端末として決定する。例えば、乱数発生器316によって、0から9までの整数に一様分布する乱数を発生させ、発生した乱数が1未満であれば特定端末、それ以外の値であれば非特定端末とすれば、複数の通信端末の1割を特定端末、残りを非特定端末に分類することができる。上記の値域は、固定値であっても、可変値であっても良い。
本実施形態における特定端末決定部313以外の通信端末310の構成および動作は、第1の実施形態に係る通信端末110と同じである。
このように本実施形態によれば、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することができる。その理由は、全ての通信端末310のうち、乱数によって特定端末に決定される通信端末だけが、保有リストを子の通信端末へ送信するためである。
また本実施形態によれば、他の通信端末(特定端末)から保有リストを受信した通信端末(非特定端末)は、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストの送信元の通信端末(特定端末)との間で通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うため、保有リストを送信する通信端末(特定端末)から通信可能は範囲に存在する全ての通信端末間でデータの共有が可能である。
さらに発生させた乱数と比較する値域を可変値とすることにより、複数の通信端末のうちの何割を特定端末とするかを容易に変更することが可能である。
[第4の実施形態]
図10を参照すると、本発明の第4の実施形態にかかるデータ共有システム400を構成する通信端末410は、通信部411とデータ記憶部412と特定端末決定部413と保有リスト送信部414とデータ交換部415と密集度検出部416とを有する。
通信部411とデータ記憶部412と保有リスト送信部414とデータ交換部415とは、図2に示した第1の実施形態に係る通信端末110の通信部111とデータ記憶部112と保有リスト送信部114とデータ交換部115と同じ機能を有する。
密集度検出部416は、自通信端末410の通信可能エリア内における他の通信端末の密集度合いを検出する機能を有する。密集度合いを検出する方法は任意である。例えば、各通信端末410がネットワークに接続され、当該ネットワークを通じて他の通信端末410と通信メッセージを授受してデータの共有を行う場合、当該ネットワークに接続されている通信端末の数を密集度合いとして検出して良い。例えば、Wi−Fi Direct仕様に準拠したネットワークの場合、グループオーナーを選出するネゴシエーションに先立ち、接続したい相手となる通信端末を検出するフェーズが存在する。従って、このフェーズで検出された通信端末の数を密集度合いとして用いることができる。また、各通信端末410から一定周期で何らかの通信メッセージを周囲に送信している場合、単位時間に対する、何れの通信メッセージも受信されない無信号期間の割合は密集度合いと相関がある。従って、上記無信号期間の割合を密集度合いとして利用できる。
特定端末決定部413は、密集度検出部416で検出された密集度合いを考慮して、自通信端末410が特定端末であるか否かを決定する機能を有する。具体的には、特定端末決定部413は、密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で特定端末に決定する。また特定端末決定部413は、密集度合いが閾値以下でなければ、第2の実施形態における特定端末決定部213または第3の実施形態における特定端末決定部313と同様の方法を用いて、自通信端末が特定端末であるか否かを決定する。
本実施形態における特定端末決定部413および密集度検出部416以外の通信端末410の構成および動作は、第1の実施形態に係る通信端末110と同じである。
このように本実施形態によれば、保有リストの頻繁な送信による無線リンクの帯域負荷の高まりを抑制することができる。その理由は、密集度合いが閾値を超えるほど多くの通信端末が密集している状況では、特定端末に決定される通信端末だけが、保有リストを他の通信端末へ送信するためである。
また本実施形態によれば、他の通信端末(特定端末)から保有リストを受信した通信端末(非特定端末)は、自通信端末の保有リストと一致しない保有リストの送信元の通信端末(特定端末)との間で通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うため、保有リストを送信する通信端末(特定端末)から通信可能は範囲に存在する全ての通信端末間でデータの共有が可能である。
さらに本実施形態によれば、密集度合いが閾値を超えるほど多くの通信端末が密集していない状況では、保有リストを送信できる通信端末が一部の通信端末に制限されないため、任意の通信端末間で通信メッセージの授受によるデータ共有が可能である。
[第5の実施形態]
図11を参照すると、本発明の第5の実施形態にかかるデータ共有システム500を構成する通信端末510は、通信部511とデータ記憶部512と特定端末決定部513と保有リスト送信部514とデータ交換部515とを有する。
通信部511とデータ記憶部512と特定端末決定部513と保有リスト送信部514とは、図2に示した第1の実施形態に係る通信端末110の通信部111とデータ記憶部112と特定端末決定部113と保有リスト送信部114、または、図7に示した第2の実施形態に係る通信端末210の通信部211とデータ記憶部212と特定端末決定部213と保有リスト送信部214、または、図9に示した第3の実施形態に係る通信端末310の通信部311とデータ記憶部312と特定端末決定部313と保有リスト送信部314、または図10に示した第4の実施形態に係る通信端末410の通信部411とデータ記憶部412と特定端末決定部413と保有リスト送信部414と同じ機能を有する。
データ交換部515は、他の通信端末510との間で、通信部511を通じて通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行う機能を有する。データ交換部515は、比較部516とプル型データ交換部517とプッシュ型データ交換部518とを有する。
比較部516は、他の通信端末510から受信した保有リストと自通信端末の保有リストとを比較し、他の通信端末510から取得すべきデータと他の通信端末510へ提供すべきデータとを決定する機能を有する。
プル型データ交換部517は、図12(A)に示すように、データを有しない通信端末がデータを有する通信端末に対してデータ要求を送信し、このデータ要求を受信した通信端末が要求元の通信端末に対してデータを送信する方式で、通信端末間でデータ共有を行う機能を有する。プル型データ交換部517は、データ要求部5171とデータ応答部5172とを有する。データ要求部5171は、比較部516で決定された上記取得すべきデータを、通信部511を通じて他の通信端末510へ要求し、その要求に応じて他の通信端末510から通信メッセージによって送信されるデータを通信部511を通じて受信し、データ記憶部512に記憶する機能を有する。他方、データ応答部5172は、通信メッセージによって他の通信端末510のプル型データ交換部517から要求されたデータをデータ記憶部512から読み出し、通信部511を通じて他の通信端末510へ送信する機能を有する。
プッシュ型データ交換部518は、図12(B)に示すように、データを有する通信端末がデータを有しない通信端末に対して、当該通信端末からのデータ要求無しにデータを送信する方式で、通信端末間でデータ交換を行う機能を有する。プッシュ型データ交換部518は、データ送信部5181とデータ受信部5182とを有する。データ送信部5181は、比較部516で決定された上記提供すべきデータをデータ記憶部512から読み出して通信部511を通じて他の通信端末510へ送信する機能を有する。他方、データ受信部5182は、通信メッセージによって他の通信端末510のプッシュ型データ交換部518から受信したデータをデータ記憶部512に記憶する機能を有する。
次に本実施形態に係るデータ共有システム500の動作を説明する。本実施形態に係るデータ共有システム500の動作のうち、データ交換部515以外の動作は、第1乃至第4の実施形態における動作と同じである。以下では、データ交換部515の動作について詳細に説明する。
図13は、2つの通信端末510間で行われるデータ交換手順の説明図である。図13において、通信端末510−1は保有リストを受信した通信端末、通信端末510−2は当該保有リストの送信元の通信端末である。
通信端末510−1側のデータ交換部515−1における比較部516−1は、通信端末510−2から保有リストL2を受信すると、自通信端末のデータ記憶部512−1に記憶されているデータの保有リストL1と比較する。そして、比較部516−1は、保有リストL2に記載されているデータのうち保有リストL1に記載されていないデータが存在すれば、当該データを通信端末510−2から取得すべきデータに決定し、プル型データ交換部517−1のデータ要求部5171−1に通知する。また、比較部516−1は、保有リストL1に記載されているデータのうち保有リストL2に記載されていないデータが存在すれば、当該データを通信端末510−2へ提供すべきデータに決定し、プッシュ型データ交換部518−1のデータ送信部5181−1に通知する。
通信端末510−1側のプル型データ交換部517−1のデータ要求部5171−1は、比較部516から通知があると動作を開始する。データ要求部5171−1は、まず、通信端末510−2から取得すべきデータを要求する通信メッセージを通信端末510−2側のプル型データ交換部517−2へ送信する。プル型データ交換部517−2のデータ応答部5172−2は、受信した通信メッセージを解析し、要求されたデータをデータ記憶部512−2から読み出し、通信メッセージによって要求元の通信端末510−1側のプル型データ交換部517−1へ送信する。プル型データ交換部517−1のデータ要求部5171−1は、受信した通信メッセージからデータを取り出し、データ記憶部512−1に記憶する。
また通信端末510−1側のプッシュ型データ交換部518−1のデータ送信部5181−1は、比較部516から通知があると動作を開始する。データ送信部5181−1は、通信端末510−2へ提供すべきデータをデータ記憶部512−1から読み出し、通信メッセージによって通信端末510−2側のプッシュ型データ交換部518−2へ送信する。通信端末510−2側のプッシュ型データ交換部518−2のデータ受信部5182−2は、受信した通信メッセージからデータを取り出し、データ記憶部512−2に記憶する。
このように本実施形態によれば、第1乃至第4の実施形態と同様の効果が得られると共に、データ交換を効率良く実施することができる。その理由は、通信端末間で授受されるデータは、通信端末間で共有されることになるデータに限定され、通信端末間で共有される予定のないデータが通信端末間で送受信される無駄がないためである。
[第6の実施形態]
図14は、上述した各実施形態における通信端末をコンピュータ等の電子情報処理装置で構成した場合のハードウェア構成の一例を示す。この例の通信端末900は、CPU(Central Processing Unit)周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ901により相互に接続されるCPU902、RAM(Random Access Memory)903、グラフィック・コントローラ904、及び表示装置905を有する。入出力部は、入出力コントローラ906によりホスト・コントローラ901に接続される通信インターフェイス907、ハードディスクドライブ908、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ909を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ906に接続されるROM(Read Only Memory)910、フレキシブルディスク・ドライブ911、及び入出力チップ912を有する。
ホスト・コントローラ901は、RAM903と、高い転送レートでRAM903をアクセスするCPU902、及びグラフィック・コントローラ904とを接続する。CPU902は、ROM910、及びRAM903に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ904は、CPU902等がRAM903内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置905上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ904は、CPU902等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ906は、ホスト・コントローラ901と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ908、通信インターフェイス907、CD−ROMドライブ909を接続する。ハードディスクドライブ908は、CPU902が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス907は、他の通信端末900に接続してプログラム又はデータを送受信する。CD−ROMドライブ909は、CD−ROM992からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。
入出力コントローラ906には、ROM910と、フレキシブルディスク・ドライブ911、及び入出力チップ912の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM910は、通信端末900が起動時に実行するブート・プログラム、あるいは通信端末900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ911は、フレキシブルディスク993からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。入出力チップ912は、フレキシブルディスク・ドライブ911、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU902が実行するプログラムは、フレキシブルディスク993、CD−ROM992、又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ908にインストールされ、RAM903に読み出されてCPU902により実行される。CPU902により実行されるプログラムは、通信端末900を、前述した各実施形態における通信部、データ記憶部、特定端末決定部、保有リスト送信部、データ交換部等として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク993、CD−ROM992の他に、DVD(Digital Versatile Disk)又はPD(Phase Disk)等の光学記録媒体、MD(MiniDisk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとして情報共有システムを提供してもよい。
[その他の実施形態]
以上、本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、以下のような実施形態も本発明に含まれる。
自通信端末が特定端末であるか否かを決定する方法として、通信ネットワークのトポロジーを利用する方法、通信端末間でネゴシエーションして決定する方法、乱数を利用して決定する方法を例示したが、それ以外の方法を利用しても良い。例えば、自通信端末のハードウェア性能(CPU性能、メモリ容量、通信帯域等)が閾値以上であれば特定端末とする方法などを使用しても良い。
また、通信ネットワークのトポロジーを利用して自通信端末を特定端末であるか否かを決定する方法として、Wi−Fi Direct仕様に準拠するネットワークを例示したが、少なくとも2階層以上にクラスタリングされるネットワークや、Connected Dominated Setが適用されるネットワークにおけるトポロジーを利用しても良い。
なお、本発明は、日本国にて2013年2月22日に特許出願された特願2013−032834の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、自動車等の車両に搭載された通信端末間や、持ち運び可能な通信端末間において、各種コンテンツ等のデータの共有を行うデータ共有システムに適用可能である。
100 データ共有システム
110 通信端末
111 通信部
112 データ記憶部
113 特定端末決定
114 保有リスト送信部
115 データ交換部

Claims (18)

  1. 無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有システムであって、
    前記各通信端末は、
    他の前記通信端末との間で前記通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
    を有し、
    前記特定端末決定部は、自通信端末が接続するネットワークが、中継端末として機能する通信端末を一部の通信端末に限定したネットワークトポロジーを有するネットワークである場合、自通信端末が前記中継端末として機能するか否かに従って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定す
    ータ共有システム。
  2. 前記各通信端末は、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出する密集度検出部を有し、
    前記特定端末決定部は、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定する
    請求項1に記載のデータ共有システム。
  3. 前記各通信端末は、Wi‐Fi Direct仕様に準拠するネットワークに接続する請求項1または2に記載のデータ共有システム。
  4. 前記特定端末決定部は、他の前記通信端末とネゴシエーションを行って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定する
    請求項1乃至3の何れかに記載のデータ共有システム。
  5. 前記通信部は、Wi‐Fi Direct仕様に準拠する
    請求項1乃至4の何れかに記載のデータ共有システム。
  6. 無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有システムであって、
    前記各通信端末は、
    他の前記通信端末との間で前記通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
    を有し、
    前記各通信端末は、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出する密集度検出部を有し、
    前記特定端末決定部は、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定す
    ータ共有システム。
  7. 前記データ交換部は、
    他の前記通信端末から受信した前記保有リストと自通信端末の前記保有リストとを比較し、他の前記通信端末から取得すべきデータと他の前記通信端末へ提供すべきデータとを決定する比較部と、
    前記決定された前記取得すべきデータを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ要求し、該要求に応じて他の前記通信端末から前記通信メッセージによって送信されるデータを受信して前記データ記憶部に記憶するデータ要求部、および、前記通信メッセージによって他の前記通信端末から要求されたデータを前記データ記憶部から読み出して他の前記通信端末へ送信するデータ応答部を有する第1のデータ交換部と、
    前記決定された前記提供すべきデータを前記データ記憶部から読み出して前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信するデータ送信部、および、前記通信メッセージによって他の前記通信端末から受信したデータを前記データ記憶部に記憶するデータ受信部を有する第2のデータ交換部と
    を有する
    請求項1乃至6の何れかに記載のデータ共有システム。
  8. 無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有方法であって、
    前記各通信端末が、自通信端末が特定端末であるか否かを決定し、
    自通信端末が前記特定端末であると決定した前記通信端末が、自通信端末の保有するデータの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信し、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信した前記通信端末が、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行い、
    自通信端末が接続するネットワークが、中継端末として機能する通信端末を一部の通信端末に限定したネットワークトポロジーを有するネットワークである場合、自通信端末が前記中継端末として機能するか否かに従って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定する
    データ共有方法。
  9. 他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
    を有し、
    前記特定端末決定部は、自通信端末が接続するネットワークが、中継端末として機能する通信端末を一部の通信端末に限定したネットワークトポロジーを有するネットワークである場合、自通信端末が前記中継端末として機能するか否かに従って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定す
    信端末。
  10. 前記各通信端末は、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出する密集度検出部を有し、
    前記特定端末決定部は、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定する
    請求項9に記載の通信端末。
  11. 前記通信部は、Wi‐Fi Direct仕様に準拠するネットワークに接続する
    請求項9または10に記載の通信端末。
  12. 前記特定端末決定部は、他の前記通信端末とネゴシエーションを行って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定する
    請求項9乃至11の何れかに記載の通信端末。
  13. 前記通信部は、Wi‐Fi Direct仕様に準拠する
    請求項9乃至12の何れかに記載の通信端末。
  14. 他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
    を有し、
    前記各通信端末は、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出する密集度検出部を有し、
    前記特定端末決定部は、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定す
    信端末。
  15. 前記データ交換部は、
    他の前記通信端末から受信した前記保有リストと自通信端末の前記保有リストとを比較し、他の前記通信端末から取得すべきデータと他の前記通信端末へ提供すべきデータとを決定する比較部と、
    前記決定された前記取得すべきデータを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ要求し、該要求に応じて他の前記通信端末から前記通信メッセージによって送信されるデータを受信して前記データ記憶部に記憶するデータ要求部、および、前記通信メッセージによって他の前記通信端末から要求されたデータを前記データ記憶部から読み出して他の前記通信端末へ送信するデータ要求応答部を有する第1のデータ交換部と、
    前記決定された前記提供すべきデータを前記データ記憶部から読み出して前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信するデータ送信部、および、前記通信メッセージによって他の前記通信端末から受信したデータを前記データ記憶部に記憶するデータ受信部を有する第2のデータ交換部と
    を有する
    請求項9乃至14の何れかに記載の通信端末。
  16. 通信端末が備えるコンピュータを、
    他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出する密集度検出部と
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記特定端末決定部は、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定する
    プログラム。
  17. 通信端末が備えるコンピュータを、
    他の通信端末との間で通信メッセージを授受する通信部と、
    1以上のデータを記憶するデータ記憶部と、
    自通信端末が特定端末であるか否かを決定する特定端末決定部と、
    自通信端末が前記特定端末である場合、前記データ記憶部に記憶されている前記データの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信する保有リスト送信部と、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信し、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行うデータ交換部と
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記特定端末決定部は、自通信端末が接続するネットワークが、中継端末として機能する通信端末を一部の通信端末に限定したネットワークトポロジーを有するネットワークである場合、自通信端末が前記中継端末として機能するか否かに従って、自通信端末が前記特定端末であるか否かを決定する
    プログラム。
  18. 無線によって互いに通信メッセージを授受可能な複数の通信端末間でデータを共有するデータ共有方法であって、
    前記各通信端末が、自通信端末が特定端末であるか否かを決定し、
    自通信端末が前記特定端末であると決定した前記通信端末が、自通信端末の保有するデータの情報を記載したリストである保有リストを前記通信メッセージによって他の前記通信端末へ送信し、
    他の前記通信端末から前記保有リストを受信した前記通信端末が、自通信端末の前記保有リストと一致しない前記保有リストの送信元の前記他の通信端末との間で前記通信メッセージを授受してお互いのデータの共有を行い、
    自通信端末の通信可能エリア内における他の前記通信端末の密集度合いを検出し、前記決定では、前記検出された前記密集度合いが閾値以下であれば自通信端末を無条件で前記特定端末に決定する
    データ共有方法。
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