JP5916207B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の目的は、ファンを停止状態から回転状態に変化させた際の騒音レベルの増加量を、電子機器周囲の騒音レベルにかかわらず、所定レベルにすることができないという課題を解決した電子機器を提供することにある。
冷却用のファンを備えた電子機器であって、
前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出する環境騒音レベル算出手段と、
前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部と、
前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出するファン回転数算出手段とを備える。
冷却用のファンと、前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部と、環境騒音レベル算出手段と、ファン回転数算出手段とを備えたコンピュータが実行するファン制御方法であって、
前記環境騒音レベル算出手段が、前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出し、
前記ファン回転数算出手段が、前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出する。
冷却用のファンと、前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部とを備えたコンピュータを、
前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出する環境騒音レベル算出手段、
前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出するファン回転数算出手段として機能させる。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器1は、回転数騒音レベル対応記憶部11と、ファン騒音レベル算出手段12と、環境騒音レベル算出手段13と、温度センサ14と、許容増加量設定手段15と、許容増加量記憶部16と、冷却用のファン17と、制御手段18と、マイクロフォン21〜24とを備えている。
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次に、本実施の形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態によれば、ファンを停止状態から回転状態に変化させた際の騒音レベルの増加量を、電子機器周囲の騒音レベルにかかわらず、所定レベルにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、環境騒音レベル算出手段13で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、許容増加量記憶部16に記録されている増加量と一致させるファン17の回転数を算出する制御手段(ファン回転数算出手段)18とを備えているからである。
次に、本発明にかかる電子機器の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、電子機器の設置予定位置において、過去一定期間に測定した騒音レベルを記録した環境騒音レベル記憶部を備えることにより、マイクロフォンを不要にしたことを特徴とする。
次に、本実施の形態の動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。なお、第1の実施の形態の動作を示す図5のフローチャートとの相違点は、ステップS53a、S55a、S56aだけであるので、以下では、これらのステップについて説明する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加え、マイクロフォンが不要になるという効果を得ることができる。その理由は、電子機器1aの設置予定位置において、過去一定期間に測定した騒音レベルが記録された環境騒音レベル記憶部19を備え、環境騒音レベル算出手段13aが現在時刻と環境騒音レベル記憶部19の内容との基づいて環境騒音レベルを算出するようにしているからである。
次に、本発明にかかる電子機器の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、人感センサや、光センサなどの検出結果に基づいて、電子機器の設置環境(例えば、室内)に人がいないと判定した場合は、ファン回転数を高めることを特徴とする。
次に、本実施の形態の動作を、図14のフローチャートを参照して説明する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加えて、電子機器1cの設置環境に人がいない場合、直ちに、ファン17の回転数を高め、高い冷却性能を得ることができるという効果を得ることができる。その理由は、人感センサ31,32や光センサ41,42の検出結果に基づいて、電子機器の設置環境に人がいないと判断した場合、ファンの回転数を最大回転数にしているからである。
次に、本発明にかかる電子機器の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、人感センサや、光センサなどの検出結果に基づいて、電子機器の設置環境(例えば、室内)に人がいないと判定した場合は、ファン回転数を高めることを特徴とする。
次に、本実施の形態の動作を、図16のフローチャートを参照して説明する。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態で得られる効果に加えて、電子機器1cの設置環境に人がいない場合、直ちに、ファン17の回転数を高め、高い冷却性能を得ることができるという効果を得ることができる。その理由は、人感センサ31,32や光センサ41,42の検出結果に基づいて、電子機器の設置環境に人がいないと判断した場合、ファンの回転数を最大回転数にしているからである。
11 回転数騒音レベル対応記憶部
12 ファン騒音レベル算出手段
13,13a 環境騒音レベル算出手段
14 温度センサ
15 許容増加量設定手段
16 許容増加量記憶部
17 ファン
18,18a,18b,18c 制御手段
19 環境騒音レベル記憶部
20 時計
21〜24 マイクロフォン
31,32 人感センサ
41,42 光センサ
Claims (8)
- 冷却用のファンを備えた電子機器であって、
前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出する環境騒音レベル算出手段と、
前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部と、
前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出するファン回転数算出手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 請求項1記載の電子機器において、
前記電子機器の周囲の騒音を電気信号に変換するマイクロフォンを備え、且つ、
前記環境騒音レベル算出手段は、前記ファンを停止させたときに前記マイクロフォンから出力される電気信号、または、前記ファンの回転数を予め定められている最小回転数にしたときに前記マイクロフォンから出力される電気信号に基づいて環境騒音のレベルを算出することを特徴とする電子機器。 - 請求項1記載の電子機器において、
前記電子機器の設置予定位置において、過去一定期間に測定した騒音レベルが記録された環境騒音レベル記録部を備え、且つ、
前記環境騒音レベル算出手段は、現在時刻と前記環境騒音レベル記録部の記録内容とに基づいて環境騒音のレベルを算出することを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器において、
人間を検出する人感センサを備え、且つ、
前記ファン回転数算出手段は、前記人感センサで人間を検出していないときは、前記ファンの回転数として、予め定められている最大回転数を算出することを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器において、
光を検出する光センサを備え、且つ、
前記ファン回転数算出手段は、前記光センサで光を検出していないときは、前記ファンの回転数として、予め定められている最大回転数を算出することを特徴とする電子機器。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子機器において、
ユーザが入力した増加量を、前記許容増加量記憶部に記録する許容増加量設定手段を備えたことを特徴とする電子機器。 - 冷却用のファンと、前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部と、環境騒音レベル算出手段と、ファン回転数算出手段とを備えた電子機器を構成するコンピュータが実行するファン制御方法であって、
前記環境騒音レベル算出手段が、前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出し、
前記ファン回転数算出手段が、前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出することを特徴とするファン制御方法。 - 冷却用のファンと、前記ファンが停止状態から回転状態に変化したときに許容する、周囲騒音のレベルの増加量が記録された許容増加量記憶部とを備えた電子機器を構成するコンピュータを、
前記ファンが停止状態のときの前記電子機器周囲の周囲騒音のレベルを、環境騒音のレベルとして算出する環境騒音レベル算出手段、
前記環境騒音レベル算出手段で算出した環境騒音のレベルに対する騒音レベルの増加量を、前記許容増加量記憶部に記録されている増加量と一致させる前記ファンの回転数を算出するファン回転数算出手段として機能させるためのプログラム。
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JP2012033979A JP5916207B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012033979A JP5916207B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | 電子機器 |
Publications (2)
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JP2013171919A JP2013171919A (ja) | 2013-09-02 |
JP5916207B2 true JP5916207B2 (ja) | 2016-05-11 |
Family
ID=49265702
Family Applications (1)
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JP2012033979A Active JP5916207B2 (ja) | 2012-02-20 | 2012-02-20 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5916207B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5029428B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2012-09-19 | 富士通株式会社 | 温度制御装置、温度制御プログラムおよび情報処理装置 |
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2012
- 2012-02-20 JP JP2012033979A patent/JP5916207B2/ja active Active
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