JP5863701B2 - 画像形成装置、画像形成装置におけるログ記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ログを記録する機能を有する画像形成装置、及び画像形成装置におけるログ記録方法に関する。
一般に、画像形成装置では、異常の原因などを特定するために、動作の履歴を示すログがRAM等の記憶手段に記録される。例えば、プリント処理の実行要求が行われた場合には、その実行要求の日時、実行要求の内容、及び実行要求を行ったユーザーなどの情報がログとして記録される。
ところで、画像形成装置において記録されるログが詳細であるほど、画像形成装置における故障又はエラーなどの異常の原因を容易に特定することができる。一方、多量のログが記録されると、そのログの解析に多大な手間及び時間を要する。これに対し、例えば、ログ解析時に解析対象となる情報を絞り込むための技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−280945号公報
しかしながら、画像形成装置におけるログが詳細に記録される構成では、多量のログを記録するために十分な記憶容量を確保する必要がある。例えば、画像形成装置内のRAM及びハードディスク等の記憶手段、又は前記画像形成装置から出力されるログを記憶する外部の記憶手段に確保するべき記憶容量が多くなる。
本発明の目的は、有用なログを効率的に記録してログの記憶容量を省減することのできる画像形成装置及び画像形成装置におけるログ記録方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、第1ログ記録手段及び第2ログ記録手段を備える。前記第1ログ記録手段は、予め設定された第1監視事象が画像形成装置で発生した場合に前記第1監視事象に対応する予め設定された第1ログ項目の情報を記録する。前記第2ログ記録手段は、予め設定された特定事象が前記画像形成装置で発生した場合に前記特定事象に対応する予め設定された第2監視事象の監視を開始し、前記第2監視事象が発生した場合に前記第2監視事象に対応する予め設定された第2ログ項目の情報を記録する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置におけるログ記録方法は、第1ログ記録ステップ及び第2ログ記録ステップを含む。前記第1ログ記録ステップは、予め設定された第1監視事象が画像形成装置で発生した場合に前記第1監視事象に対応する予め設定された第1ログ項目の情報を記録する。前記第2ログ記録ステップは、予め設定された特定事象が前記画像形成装置で発生した場合に前記特定事象に対応する予め設定された第2監視事象の監視を開始し、前記第2監視事象が発生した場合に前記第2監視事象に対応する予め設定された第2ログ項目の情報を記録する。
本発明によれば、有用なログを効率的に記録してログの記憶容量を省減することのできる画像形成装置及び画像形成装置におけるログ記録方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る複合機の概略構成を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る複合機のシステム構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る複合機で使用される監視事象情報の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る複合機で使用されるログ項目情報の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る複合機で実行される追加ログ記録処理の手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係る複合機で使用される特定事象情報の一例を示す図。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<複合機10の概略構成>
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る複合機10の概略構成について説明する。
図1に示すように、前記複合機10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6などを備える。なお、前記複合機10は、本発明の画像形成装置の一例に過ぎず、プリンター、コピー機、及びファクシミリ装置なども本発明に係る画像形成装置に該当する。
前記操作表示部6は、前記複合機10の外面に設けられている。前記操作表示部6は、前記制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレイなどの表示部を有する。また、前記操作表示部6は、ユーザー操作に応じて前記制御部5に各種の情報を入力するハードキー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記ADF1は、不図示のモーターで搬送ローラー12各々を駆動させることにより、原稿載置部11にセットされた原稿を前記画像読取部2による画像読取位置を通過させて排紙トレイ13まで搬送する原稿自動送り装置である。
前記画像読取部2は、原稿台21、光源ユニット22、ミラー23、24、光学レンズ25、及びCCD(Charge Coupled Device)26などを備える画像読取手段である。前記原稿台21は、前記画像読取部2の上面に設けられた原稿の載置部である。前記読取ユニット22は、LED光源221及びミラー222を備え、不図示のモーターによって副走査方向(図1における左右方向)に移動可能である。前記LED光源221は、主走査方向(図1における奥行き方向)に沿って配列された多数の白色LEDを備える。前記ミラー222は、前記LED光源221から照射されて前記原稿台21上の読取位置にある前記原稿の表面で反射した後の光を前記ミラー23に向けて反射させる。そして、前記ミラー222で反射した光は、前記ミラー23、24によって前記光学レンズ25に導かれる。前記光学レンズ25は、入射した光を集光して前記CCD26に入射させる。前記CCD26は、前記光学レンズ25から入射される光の受光量に応じた電気信号を前記原稿の画像データとして前記制御部5に入力する光電変換素子などを有する。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成手段である。具体的に、前記画像形成部3は、搬送部30、感光体ドラム31、帯電装置32、露光装置(LSU)33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39などを備える。
一方、前記給紙部4は、前記複合機10に対して着脱可能な給紙カセット41に収容された紙などのシートを前記画像形成部3に供給する。そして、前記画像形成部3に供給されたシートは、前記搬送部30により前記感光体ドラム31及び前記転写ローラー35を経て前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38を通過した後、排紙トレイ39に排出される。このとき、前記画像形成部3では、前記給紙部4から供給されて前記搬送部30により搬送されるシートに画像を形成する画像形成処理が以下の手順で実行される。
まず、前記帯電装置32によって前記感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、前記露光装置33により前記感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム31上の静電潜像は前記現像装置34によって磁性トナーにより現像(可視像化)される。なお、前記現像装置34には、前記画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aから磁性トナーが補給される。続いて、前記感光体ドラム31に形成されたトナー像は前記転写ローラー35によってシートに転写される。その後、シートに転写されたトナー像は、そのシートが前記定着ローラー37及び前記加圧ローラー38の間を通過する際に前記定着ローラー37で加熱されて溶融定着する。なお、前記画像形成部3による前記画像形成処理後に前記感光体ドラム31の表面に残存する前記磁性トナーは前記クリーニング装置36によって除去される。
次に、図2を参照しつつ、前記複合機10のシステム構成について説明する。
図2に示すように、前記複合機10は、記憶装置7及び通信I/F8を更に備える。前記記憶装置7は、各種の情報を記憶するハードディスク又はSSDなどの記憶手段である。前記通信I/F8は、前記複合機10を有線又は無線でインターネット又はLAN等のネットワークに接続し、前記ネットワークを介して外部装置との間でデータ通信を実行する通信インターフェースである。
前記制御部5は、CPU51、ROM52、及びRAM53などの制御機器を有するコンピューターである。前記CPU51は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROM52は、前記CPU51に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶手段である。前記RAM53は、各種の情報を記憶する揮発性の記憶手段であり、前記CPU51が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。
そして、前記制御部5は、前記ROM52に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPU51で実行することにより前記複合機10を統括的に制御する。なお、前記制御部5は、集積回路(ASIC、DSP)などの電子回路で構成されたものであってもよく、前記複合機10を統括的に制御するメイン制御部と別に前記画像形成部3などに設けられたエンジン制御部であってもよい。
具体的に、前記制御部5の前記ROM52には、前記CPU51にログ記録処理及び後述の追加ログ記録処理などの処理を実行させるための制御プログラムが記憶されている。そして、前記制御部5は、前記CPU51によって前記制御プログラムに従って前記ログ記録処理を実行することにより、予め設定された第1監視事象が発生した場合に、その第1監視事象に対応する予め設定された第1ログ項目の情報をログとして前記RAM53に記憶させる。ここに、前記ログ記録処理が第1ログ記録ステップの一例であり、前記ログ記録処理を実行するときの前記制御部5が第1ログ記録手段の一例である。
ここに、図3には、前記制御部5が監視する前記第1監視事象が定められた監視事象情報D11の一例が示されており、図4には、前記制御部5がログとして記録する前記第1ログ項目が定められたログ項目情報D12の一例が示されている。具体的に、図3に示す前記監視事象情報D11には、「監視機能の開始、終了」、「操作の実行要求」、「認証メカニズムの使用」、「利用者識別メカニズムの使用」、「管理機能の使用」、「時間の変更」、「セッションロックメカニズムによる対話セッションのロック」、「高信頼チャネル機能の失敗」、及び「高信頼パス機能の失敗」などの事象が前記第1監視事象として含まれる。一方、図4に示す前記第1ログ項目には、「イベントの日時」、「ユーザーID」、「イベントのタイプ」、「イベントの結果」、「操作の実行要求内容」、及び「管理機能の内容」などの項目が前記第1ログ項目として含まれる。
そして、前記複合機10では、前記制御部5が、前記監視事象情報D11に含まれた前記第1監視事象各々の発生を監視しており、前記第1監視事象が発生した場合に、前記第1監視事象に対応する前記第1ログ項目の情報を前記RAM53に記録する。なお、前記制御部5は、前記RAM53に記録した前記ログを、予め設定された所定期間の経過ごとに前記記憶装置7に記憶させる。なお、前記制御部5が、前記RAM53に記録した前記ログを、前記通信I/F8を介して接続された外部の情報処理装置などに出力することも考えられる。さらに、前記制御部5は、前記複合機10に対するUSBメモリー等の接続時などに、前記RAM53から前記USBメモリーに前記ログを出力することも考えられる。
ところで、前記第1監視事象及び前記第1ログ項目が多い程、前記制御部5が前記RAM5又は前記記憶装置7に記録する前記ログの情報量が多くなり、前記RAM5又は前記記憶装置7に確保するべき記憶容量が増加する。これに対し、前記複合機10では、前記制御部5が、通常は前記複合機10で生じ得る多種の事象のうち予め設定された一部の事象だけが前記第1監視事象として設定されている。また、前記第1監視事象が発生した場合には前記第1監視事象に関する多種のログ項目のうち予め設定された一部のログ項目だけが前記第1ログ項目として設定されている。従って、前記RAM53又は前記記憶装置7に確保するべき記憶容量が省減される。但し、この場合には、前記RAM53に記録される前記ログの内容が前記第1監視事象及び前記第1ログ項目に限定される。
そこで、前記複合機10では、前記制御部5が、前記制御プログラムに従って、前記ログ記録処理に加えて後述の追加ログ記録処理を実行する。これにより、前記複合機10では、前記制御部5により、予め設定された特定事象の発生後は、予め設定された第2監視事象の監視が開始され、前記第2監視事象が発生した場合に、予め設定された第2ログ項目の情報が前記RAM53に記録される。ここに、前記追加ログ記録処理が第2ログ記録ステップの一例であり、前記追加ログ記録処理を実行するときの前記制御部5が第2ログ記録手段の一例である。
[追加ログ記録処理]
以下、図5を参照しつつ、前記制御部5によって実行される追加ログ記録処理の手順の一例について説明する。ここに、S1、S2、・・・は前記追加ログ記録処理の処理手順(ステップ)番号を表している。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記制御部5は、前記複合機10において、予め設定された特定事象が発生したか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記特定事象が発生したと判断した場合(S1のYes側)、処理をステップS2に移行させる。一方、前記特定事象が発生していない場合(S1のNo側)、前記制御部5は処理をステップS3に移行させる。
ここに、図6には、前記特定事象の内容が予め設定された特定事象情報D13の一例が示されている。図6に示す例では、前記特定事象情報D13において、前記特定事象として、「セキュリティ侵害」、「設定変更」、「消耗品の交換」、及び「メンテナンス開始」などが含まれる。なお、「セキュリティ侵害」は、不正アクセスの試みの検知、又はポートスキャンの検知などであり、「設定変更」は、ネットワーク設定又はオプション機器着脱などである。また、「消耗品の交換」は、トナー交換又はペーパーエンプティ等であり、「メンテナンス開始」はサービスマンによるサービス開始などである。なお、前記特定事象は、単ある一例であって、前記特定事象にはその他の各種エラー等が含まれてもよい。
また、前記特定事象情報D13では、前記特定事象各々に対応付けて、前記制御部5が追加で監視する事象として設定された第2監視事象と、前記第2監視事象の発生時に追加で記録するログの項目として設定された第2ログ項目とが記憶されている。具体的に、図6に示す前記特定事象情報D13では、前記第2監視事象に、「ネットワークからのアクセス」、「ネットワークへのアクセス」、「プリント動作」、及び「基本機能使用、不具合」などが含まれる。また、前記特定事象情報D13では、前記第2ログ項目に、「送信元IPアドレス」、「送信元デバイス情報」、「相手先IPアドレス」、及び「相手先デバイス情報」など、前記複合機10の通信先を識別するための識別情報が含まれる。
より具体的に、前記特定事象情報D13では、前記特定事象の「セキュリティ侵害」に対応する前記第2監視事象及び前記第2ログ項目として、「ネットワークからのアクセス」及び「送信元IPアドレス、送信元デバイス情報」が設定されている。なお、「セキュリティ侵害」は、例えば前記複合機10に対する不正アクセスの試行又はポートスキャンが検知されたこと等を示す。また、「ネットワークからのアクセス」は、例えば前記通信I/F8に対する外部からのアクセスが発生したことを示す。そして、「送信元IPアドレス」は、例えば前記複合機10にアクセスした外部の情報処理装置のIPアドレスであり、「送信元デバイス情報」は、例えば前記複合機10にアクセスした外部の情報処理装置の機種名及びユーザー名などである。
<ステップS2>
ステップS2において、前記制御部5は、前記特定事象に対応する前記第2監視事象の監視を開始する。具体的に、前記制御部5は、前記対応情報D13において前記特定事象に対応して設定された前記第2監視事象の監視を開始する。例えば、前記特定事象として「セキュリティ侵害」が発生した場合には、前記特定事象に対応する前記第2監視事象として設定された「ネットワークからのアクセス」の監視が開始される。同じく、前記特定事象として「設定変更」が発生した場合には、前記特定事象に対応する前記第2監視事象として設定された「ネットワークからのアクセス」及び「ネットワークへのアクセス」の監視が開始される。また、前記特定事象として「消耗品の交換」が発生した場合には、前記特定事象に対応する前記第2監視事象として設定された「プリント動作」の監視が開始される。さらに、前記特定事象として「メンテナンス開始」が発生した場合には、前記特定事象に対応する前記第2監視事象として設定された「基本機能使用、不具合」の監視が開始される。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部5は、前記ステップS2で監視が開始された前記第2監視事象が発生したか否かを判断する。ここで、前記制御部5は、前記第2監視事象が発生したと判断した場合(S3のYes側)、処理をステップS4に移行させる。一方、前記第2監視事象が発生していない場合(S3のNo側)、前記制御部5は処理をステップS5に移行させる。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部5は、前記ステップS3で発生したと判断された前記第2監視事象に関するログを前記RAM53に記録する。具体的に、前記制御部5は、前記ログ項目情報D12及び前記対応情報D13に基づいて、前記第2監視事象に関する前記第1ログ項目の情報と前記第2監視事象に対応する前記第2ログ項目の情報とをログとして前記RAM53に記憶させる。なお、前述したように、前記制御部5は、前記RAM53に記憶された前記ログを、予め設定された所定期間ごと又は予め設定された情報量に達するごとに前記RAM53から前記記憶装置7に転送する。
このように、前記複合機10では、前記特定事象が発生したか否かに応じて前記制御部5によって記録されるログの内容が変更される。従って、前記特定事象が発生していない場合にまで前記第2監視事象に対応する前記第1ログ項目及び前記第2ログ項目などの情報を記録する場合に比べて、前記制御部5が前記RAM53に記録するログの情報量を省減することができる。これにより、前記RAM53及び前記記憶装置7にログの記憶容量として確保するべき記憶領域を省減することができる。
ところで、前記第2監視事象各々は、前記監視事象情報D11において前記第1監視事象として設定されたものであってもよい。この場合、前記特定事象が発生した後に前記第2監視事象が発生した場合は、前記制御部5が、前記ログ項目情報D12で設定された前記第1ログ項目の情報に加えて前記特定事象情報D13で設定された前記第2ログ項目の情報を併せて前記RAM53に記録する。一方、前記特定事象が発生していない状態で前記第2監視事象が発生した場合には、前記制御部5が、前記ログ項目情報D12で設定された前記第1ログ項目の情報のみを前記RAM53に記録する。
<ステップS5>
その後、ステップS5において、前記制御部5は、前記ステップS2で監視が開始された前記特定事象に対応して予め設定された監視終了条件が充足したか否かを判断する。前記監視終了条件は、例えば前記特定事象の終了、前記特定事象の終了から予め設定された第1監視期間の経過、又は前記特定事象の発生から予め設定された第2監視期間の経過などである。なお、前記監視終了条件は、前記特定事象の内容などに応じて前記特定事象ごとに設定されている。ここで、前記制御部5は、前記監視終了条件が充足したと判断した場合(S5のYes側)、処理をステップS6に移行させる。一方、前記監視終了条件が充足していない場合(S5のNo側)、前記制御部5は処理を前記ステップS1に戻す。
<ステップS6>
ステップS6において、前記制御部5は、前記ステップS5で前記監視終了条件が充足したと判断された前記特定事象の監視を終了し、処理を前記ステップS1に戻す。例えば、前記制御部5は、前記第2監視事象が終了した場合、前記第2監視事象の終了後に前記第1監視期間が経過した場合、又は前記第2監視事象の発生後に前記第2監視期間が経過した場合に、前記第2監視事象の監視を終了する。なお、複数の前記特定事象が発生している場合、前記制御部5は、前記特定事象のうち前記監視終了条件が充足したと判断された特定事象のみについて監視を終了させる。
以上説明したように、前記複合機10では、前記特定事象が発生した場合にのみ、前記特定事象に対応する前記第2監視事象が監視対象に追加され、前記第2監視事象が発生した場合に前記第2ログ項目の情報が記録される。従って、前記複合機10では、前記特定事象の解析に有用な前記第2監視事象に関するログを効率的に記録し、前記ログに基づいて前記特定事象及び前記第2監視事象の原因などを追求することが可能である。そして、前記複合機10では、前記特定事象が発生するまでの間は、前記第2監視事象が発生しても前記第2ログ項目の情報が記録されない。そのため、初めから前記第1監視事象及び前記第2監視事象を監視対象として前記第1ログ項目及び前記第2ログ項目が記録される構成に比べて、前記RAM53又は前記記憶装置7にログの記録領域として確保するべき記憶容量を省減することが可能である。また、前記第2監視対象の監視処理及び前記第2ログ項目の記録処理が省略されるため、前記制御部5の処理負担が軽減される。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :制御部
51:CPU
52:ROM
53:RAM
6 :操作表示部
7 :記憶装置
8 :通信I/F
10:複合機

Claims (7)

  1. 予め設定された第1監視事象が画像形成装置で発生した場合に前記第1監視事象に対応する予め設定された第1ログ項目の情報を記録する第1ログ記録手段と、
    予め設定された特定事象が前記画像形成装置で発生した場合に前記特定事象に対応する予め設定された第2監視事象の監視を開始し、前記第2監視事象が発生した場合に前記第2監視事象に対応する予め設定された第2ログ項目の情報を記録する第2ログ記録手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第2ログ記録手段が、前記第2監視事象が終了した場合、前記第2監視事象の終了後に予め設定された第1監視期間が経過した場合、又は前記第2監視事象の発生後に予め設定された第2監視期間が経過した場合に、前記第2監視事象の監視を終了する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記特定事象が、セキュリティ侵害、設定変更、消耗品の交換、及びメンテナンス開始のいずれか一つ又は複数を含む請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2監視事象が、ネットワークからのアクセス、ネットワークへのアクセス、プリント処理の実行、基本機能の使用、及び不具合の発生のいずれか一つ又は複数を含む請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2ログ項目が、前記画像形成装置の通信先を識別する識別情報を含む請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記第1ログ記録手段及び前記第2ログ記録手段が、前記記憶手段に前記第1ログ項目及び前記第2ログ項目の情報を記録する請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 予め設定された第1監視事象が画像形成装置で発生した場合に前記第1監視事象に対応する予め設定された第1ログ項目の情報を記録する第1ログ記録ステップと、
    予め設定された特定事象が前記画像形成装置で発生した場合に前記特定事象に対応する予め設定された第2監視事象の監視を開始し、前記第2監視事象が発生した場合に前記第2監視事象に対応する予め設定された第2ログ項目の情報を記録する第2ログ記録ステップと、
    を含む画像形成装置におけるログ記録方法。
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