JP5850922B2 - 分量カプセルを抽出するための煎出装置、煎出装置を操作する方法、および煎出装置の使用 - Google Patents

分量カプセルを抽出するための煎出装置、煎出装置を操作する方法、および煎出装置の使用 Download PDF

Info

Publication number
JP5850922B2
JP5850922B2 JP2013511573A JP2013511573A JP5850922B2 JP 5850922 B2 JP5850922 B2 JP 5850922B2 JP 2013511573 A JP2013511573 A JP 2013511573A JP 2013511573 A JP2013511573 A JP 2013511573A JP 5850922 B2 JP5850922 B2 JP 5850922B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
chamber element
brewing
brew chamber
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013511573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013526947A (ja
Inventor
フィッシャー,ダニエル
Original Assignee
オイクスター/フリスマーク・アクチエンゲゼルシャフト・エレクトロハウスハルトゲレーテ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オイクスター/フリスマーク・アクチエンゲゼルシャフト・エレクトロハウスハルトゲレーテ filed Critical オイクスター/フリスマーク・アクチエンゲゼルシャフト・エレクトロハウスハルトゲレーテ
Publication of JP2013526947A publication Critical patent/JP2013526947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5850922B2 publication Critical patent/JP5850922B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • A47J31/3604Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means with a mechanism arranged to move the brewing chamber between loading, infusing and ejecting stations
    • A47J31/3623Cartridges being employed
    • A47J31/3633Means to perform transfer from a loading position to an infusing position
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus

Description

本発明は、第1の煎出チャンバ要素および第2の煎出チャンバ要素を備える、分量カプセルを抽出するための煎出装置であって、第1の煎出チャンバ要素は、第1および第2の煎出チャンバ要素が互いに離間している装填位置と、実質的に閉鎖した煎出チャンバを形成するために第1および第2の煎出チャンバ要素が互いにより接近している抽出位置と、の間で移動可能になっている、煎出装置に関する。
この種の煎出装置は、一般的に知られている。例えば、特許文献1は、分量カプセル用煎出装置を開示している。この煎出装置は、分量カプセルを受け入れるための空洞を有する受容要素の形態にある第2の煎出チャンバ要素と、空洞を閉鎖するための閉鎖要素の形態にある第1の煎出チャンバ要素と、を備えている。飲料を作るために、分量カプセル内に詰められた飲料物質と相互作用した抽出液体を分量カプセルから取り出し、前記抽出液体を飲料容器に供給するために、ここでは、閉鎖要素は、抽出液体を分量カプセル内に導くための注入装置を備えており、受容要素は、抽出装置を備えている。煎出装置に分量カプセルを充填するために、閉鎖要素は、前記閉鎖要素が受容要素から離間している装填位置に移行されるようになっている。この後、分量カプセルが受容要素と閉鎖要素との間の中間空間内に挿入され、次いで、閉鎖要素が受容要素に向かって軸方向に沿って移動され、その結果、分量カプセルが受容要素の空洞内に挿入されることになる。抽出位置では、受容要素および閉鎖要素は、分量カプセルを抽出するための実質的に閉鎖した煎出チャンバを形成する。飲料物質は、特に、抽出されることになる焙煎コーヒーまたはインスタントコーヒからなっている。さらに、この種の煎出装置に穿孔手段を設けることも知られている。穿孔手段は、抽出液体を導くために、または煎出チャンバの閉鎖中またはその後に飲料抽出物を取り出すために、分量カプセルを穿孔するものである。
このような煎出装置の欠点として、分量カプセルが、第1および第2の煎出チャンバ要素間の中間空間内に挿入されている間、第1の煎出チャンバ要素の穿孔手段に引っ掛かった状態にあり、そのために、分量カプセルを支障なく挿入することができないおそれがある。分量カプセルが不正確に挿入または配置されると、その結果として、煎出装置に損傷がもたらされることがある。
欧州特許出願公開第2077087A1号明細書
従って、本発明は、分量カプセルを抽出する煎出装置であって、先行技術の欠点を有することなく、先行技術と比較して、分量カプセルを比較的確実にかつ支障なく挿入することを可能にする、煎出装置を提供するという目的に基づくものである。
本発明によれば、この目的は、第1の煎出チャンバ要素および第2の煎出チャンバ要素を備える、分量カプセルを抽出するための煎出装置であって、第1の煎出チャンバ要素は、第1および第2の煎出チャンバ要素が互いに離間している装填位置と、実質的に閉鎖した煎出チャンバを形成するために第1および第2の煎出チャンバ要素が互いにより接近している抽出位置との間で移動可能になっている、煎出装置において、該煎出装置は、装填位置と抽出位置との間での移動中、第1の煎出チャンバ要素が第1および第2の煎出チャンバ要素が互いに離間しているときには、軸方向に沿って直線移動を行い、第1および第2の煎出チャンバ要素が少なくとも部分的に互いにより接近しているときには、軸方向と直交する旋回軸を中心とする旋回を追加的に行うように設計されている、煎出装置によって達成されることになる。
これによって、第1の煎出チャンバ要素を、少なくとも装填位置において、第2の煎出チャンバ要素に対して傾けて配向させることが可能であり、装填位置から抽出位置への移動中、特に抽出位置に達する直前において、第2の煎出チャンバ要素と真っ直ぐに並んで配向させることが可能である。従って、先行技術と比較して、第1の煎出チャンバ要素が装填位置において傾斜していることによって、第1および第2の煎出チャンバ要素間の中間位置への挿入中、分量カプセルが第1の煎出チャンバ要素、特に第1の煎出チャンバ要素の第1の穿孔手段に引っ掛かるおそれが、有利に低減されることになる。ユーザーが煎出装置を急いで用いるとき、分量カプセルが中間位置にまだ正確に配置されていないにもかかわらず、第1の煎出チャンバ要素を装填位置から抽出位置に移動させるための閉鎖機構が作動されてしまうことがよくある。これによって、もし第1の煎出チャンバ要素が装填位置から抽出位置への移動の開始時にすでに垂直方向に配向していたなら、および/またはまず第1に垂直方向に旋回されていたなら、分量カプセルは、分量カプセル用供給開口と第1の煎出チャンバ要素との間に無理に押し込まれることになる。本発明による煎出装置の場合、無理な押し込みのおそれが低減される。何故なら、閉鎖機構が作動されるとき、第1の煎出チャンバ要素は、まず第1に、傾斜位置にとどまっており、第2の煎出チャンバ要素に向かってそのまま軸移動するにすぎないからである。第1の煎出チャンバ要素は、分量カプセルが特に第2の煎出チャンバ要素に向かってすでに供給開口から離間してから、かなり後になって、初めて真っ直ぐに配向されるようになっている。第1の煎出チャンバ要素は、好ましくは、旋回中、1°から30°の間の角度、さらに好ましくは、1°から15°の間の角度、さらに一層好ましくは、本質的に6°の角度で旋回されるようになっている。装填位置から抽出位置への移動中、第1の煎出チャンバ要素は、好ましくは、まず第1に、第2の煎出チャンバ要素に向かってもっぱら直線的に移動され、次いで、第2の煎出チャンバ要素に向かう軸方向に沿った直線移動に加えて、旋回軸を中心として旋回し(すなわち、軸方向に沿って方向変換し)、次いで、第2の煎出チャンバ要素に向かって軸方向に沿ってもっぱら直線的に移動されることになる。第1の煎出チャンバ要素の端面は、好ましくは、第1および第2の煎出チャンバ要素間の距離が供給開口の近傍において最も大きくなるように、装填方向において軸方向と直交する面に対して傾斜している。軸方向は、好ましくは、水平面、すなわち、重力場と直交する面内に延在している。
好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素の第2の煎出チャンバ要素と向き合っている端面は、装填位置では、軸方向と直交して配向された面に対して傾斜されるようになっており、抽出位置では、軸方向と直交して配向されるようになっている、ことが規定されている。従って、有利には、第1の煎出チャンバ要素による煎出チャンバの実質的な密封を確実なものとし、同時に、分量カプセルを極めて確実にかつ軸方向に対して横方向に支障を生じやすい傾向をもたらすことなく挿入することができる。上記の面は、好ましくは、地球重力場と平行におよび/または分量カプセルを煎出装置内に挿入する際の装填方向と平行に配向されている。
好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素は、横方向ガイドレールによって、装填位置と抽出位置との間で案内されるようになっており、ガイドレールは、実質的に軸方向に沿って延在しており、第2の煎出チャンバ要素に面する領域において、重力場に沿って、装填方向に沿って、および/または軸方向と直交する方向に沿って、位置ずれ部を有している、ことが規定されている。横方向ガイドレールは、好ましくは、煎出装置のハウジング壁の細長孔からなっており、第1の煎出チャンバ要素は、この細長孔内に配置された横断ボルトを介して案内されるようになっている。ガイドレールの位置ずれ部によって、横断ボルトが位置ずれ部を通過するとき、第1の煎出チャンバ要素の旋回が自動的に行われることになる。位置ずれ部は、好ましくは、軸方向にのみ沿って延在する2つのガイドレール区域間に配置されている。
本発明のさらに他の主題または好ましい発展的形態によれば、煎出装置は、供給開口であって、装填位置において、分量カプセルを装填方向に沿って第1および第2の煎出チャンバ要素間に供給するために設けられている、供給開口を有しており、第1の煎出チャンバ要素は、端面であって、第2の煎出チャンバ要素と向き合っており、装填位置において、装填方向に対して傾斜して配向されるようになっている、端面を有している、ことが規定されている。これによって、有利には、支障が生じにくい方法によって、前述した分量カプセルの簡単かつ安全な供給を確実なものとすることができる。抽出位置では、端面は、好ましくは、装填方向および/または重力場と実質的に平行に配向されるようになっている。
本発明のさらに他の主題または好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素は、分量カプセルを保持するための少なくとも1つのカプセルストッパを有しており、該カプセルストッパは、第1の煎出チャンバ要素に剛性的に接続されており、重力場に沿って実質的に煎出チャンバの下方に配置されるようになっていることが、規定されている。有利には、分量カプセルは、これによって、煎出装置の充填中、充填位置から抽出位置への移行中、および抽出位置からの後退中の一部において、カプセルストッパによって保持されることになる。カプセルストッパは、好ましくは、第1の煎出チャンバ要素と一体に形成されており、その結果、比較的費用効率の高い簡単な製造が可能になる。カプセルストッパは、任意選択的に、第1の煎出チャンバ要素に一体的または剛性的に接続されていてもよい。
本発明のさらに他の主題または好ましい発展的形態によれば、煎出チャンバ要素は、少なくとも1つのカプセルエジェクタを有しており、該カプセルエジェクタは、重力場に沿って実質的に煎出チャンバの下方に配置されるようになっており、抽出位置から装填位置への第1の煎出チャンバ要素の移動中、第1の煎出チャンバ要素に剛性的に接続されたカプセルストッパから、分量カプセを取り外すようになっていることが、規定されている。従って、有利には、確実に作動する自動排出機構がもたらされることになる。前記排出機構は、第1の煎出チャンバ要素が抽出位置から装填位置に後退するときに、分量カプセルを排出するようになっている。
好ましい発展的形態によれば、カプセルエジェクタは、アームを有しており、該アームは、実質的に軸方向に沿って延在しており、かつ自立端を有しており、該自立端は、第2の煎出チャンバ要素の方向に停止面を有しており、該停止面は、軸方向と実質的に直交しており、抽出位置から装填位置への第1の煎出チャンバ要素の移動中に、分量カプセルをカプセルストッパから取り外すようになっており、該自立端は、第2の煎出チャンバ要素から離れる方を向いた側にガイド斜面を有しており、該ガイド斜面は、装填位置から抽出位置への第1の煎出チャンバ要素の移動中、分量カプセルがカプセルストッパ上にとどまることを可能にするようになっている、ことが規定されている。従って、自動的なカプセル排出機構が、簡単に実現されることになる。前記カプセル排出機構は、装填位置から抽出位置へのカプセルの確実な移送を可能にし、抽出位置から装填位置に向かうカプセルの確実な後退を可能にし、さらに、装填位置に達する前の後退中のカプセルの確実の排出を可能にする。カプセルストッパは、好ましくは、カプセルストッパの少なくとも1つの自由端が、煎出チャンバから離れる方に向かって、すなわち、具体的には重量場に沿って下方に弾性的に旋回可能になるように設計されている。従って、分量カプセルは、装填位置から抽出位置に向かって、第1の煎出チャンバ要素と一緒に大きな抵抗を受けることなく移動可能である。その一方、前記分量カプセルは、抽出位置から装填位置への後退中、装填位置に達する直前にカプセルエジェクタと当接し、この作動過程において、カプセルストッパによって押し出され、これによって、分量カプセルは、重量の作用によって、第1および第2の煎出チャンバ要素間の領域から外に排出されることになる。
好ましい発展的形態によれば、煎出装置は、装填位置における分量カプセルの方位が抽出位置における分量カプセルの方位と実質的に同じであるように、設計されており、分量カプセルのカプセルカバーは、好ましくは、重量場および/または装填方向と実質的に平行に配向されるようになっている、ことが規定されている。従って、装填位置から抽出位置への第1の煎出チャンバ要素の移動中、分量カプセルの再配向が不要であり、その結果、例えば、分量カプセルが煎出装置内で再配向される結果としての分量カプセルのすべりまたは傾斜によって生じることがある誤動作が確実に回避される。これによって、煎出装置のエラー感受性が低減されることになる。
好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素は、第1の穿孔手段を有しており、該第1の穿孔手段は、端面から第2の煎出チャンバ要素に向かって直角に突出しており、かつ端面のカプセルストッパから離れる側の領域において、好ましくは重力場と非平行となるように実質的に配置されている、ことが規定されている。第1の煎出チャンバ要素の端面は、好ましくは、第1および第2の煎出チャンバ要素間の距離が供給開口の近傍において最も大きくなるように、装填方向において軸方向と直交する面に対して傾斜している。従って、この領域内に、分量カプセルが挿入操作中に第1の穿孔手段に引っ掛かるおそれをもたらすことなく突出する第1の穿孔手段を配置するのに十分な空間が得られることになる。
好ましい発展的形態によれば、煎出装置は、分量カプセルが旋回軸を中心とする旋回中に第1の穿孔手段によって穿孔されるように設計されている、ことが規定されている。穿孔を行うために、旋回する第1の煎出チャンバ要素のトルクが有利に用いられることになる。従って、ユーザーに必要な労力が低減され、煎出装置の操作の容易さが高められることになる。
好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素は、供給手段であって、抽出位置において、第1の穿孔手段によって穿孔された分量カプセル内に抽出液体を供給するために設けられている、供給手段を備えている、ことが規定されている。従って、抽出位置において、分量カプセル内に含まれる飲料物質を抽出するための抽出操作を行うことができる。
好ましい発展的形態によれば、第1の煎出チャンバ要素は、横方向保持アームに連結されており、該横方向保持アームは、分量カプセルのカプセルフランジの背後に係合し、第1の煎出チャンバ要素と一緒に、装填位置と抽出位置との間で軸方向に沿って少なくとも部分的に移動可能になっている、ことが規定されている。有利には、水平軸に対する分量カプセル位置の保持は、第1に、装填位置においておよび装填位置から抽出位置への移行中に、確実なものになる。第2に、抽出操作の後、第1の煎出チャンバ要素の後退中、分量カプセルは、該分量カプセルを排出するために、第2の煎出チャンバ要素から少なくとも部分的に再び引き出されることになる。保持アームは、特に第2の煎出チャンバ要素に向かう方向においてのみカプセルフランジを包み込んでいる。保持アームは、任意選択的に、第1の煎出チャンバ要素に一体的または剛性的に接続されていてもよい。
好ましい発展的形態によれば、保持アームは、第1の煎出チャンバ要素に対して軸方向に沿って移動可能になっており、および/または保持アームは、装填位置と抽出位置との間において第1の煎出チャンバ要素を移動させるために設けられたトグルレバージョイントに連結されている、ことが規定されている。これによって、構造に関して特に小形化された保持アームの安定した固定が得られることになる。さらに、保持アームと第1の煎出チャンバ要素との間の相対的な移動によって、抽出位置から装填位置への第1の煎出チャンバ要素の後退中、カプセルフランジを第1の煎出チャンバ要素から離間させることができる。これによって、カプセルエジェクタによる分量カプセルの摩擦のない排出が助長されることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の煎出チャンバ要素は、少なくとも1つの第2の穿孔手段を有しており、該第2の穿孔手段は、第2の煎出チャンバ要素から軸方向と実質的に平行に第1の煎出チャンバ要素に向かって延在している、ことが規定されている。従って、有利には、抽出操作中の分量カプセルからの飲料抽出物の排出が確実なものになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の煎出チャンバ要素は、抽出位置において分量カプセルを受け入れるための中空ベル状要素を備えており、該ベル状要素の基部領域は、好ましくは、第2の穿孔手段によって穿孔された分量カプセルから抽出液体を運び出すための少なくとも1つの凹みを備えており、第2の穿孔手段は、さらに好ましくは、凹みの領域に配置されており、該凹みは、さらに一層好ましくは、抽出液体を煎出チャンバから取り出すための排出通路に通じている、ことが規定されている。この凹みは、好ましくは、支持構造および/または柱構造を備えており、これによって、分量カプセルは、凹みの領域において、第2の煎出チャンバ要素から確実に離間されることになる。これによって、カプセル基部による凹みの断面の減少が阻止され、抽出液体をいつでも確実に取り出すことができる。
好ましい発展的形態によれば、抽出位置において、カプセルストッパは、実質的に第2の煎出チャンバ要素の下方に配置されるようになっており、および/または抽出位置において、保持アームは、各々、第2の煎出チャンバ要素に隣接して横方向に配置されるようになっている、ことが規定されている。有利には、第2の煎出チャンバ要素は、対応する凹みを有しており、抽出位置において、該凹み内に、カプセルストッパおよび/または保持アームが相応に移動するようになっている。従って、先行技術と比較して、保持アームの横方向の旋回が必要ではなく、その結果、煎出装置を製造する経費が有利に低減されることになる。
本発明のさらに他の主題は、煎出装置を操作するための方法であって、第1の方法ステップにおいて、分量カプセルが第1および第2の煎出チャンバ要素間に挿入され、次の第2の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素が装填位置から抽出位置に移動されるようになっている、方法において、さらに第2の方法ステップ中に、第1の煎出チャンバ要素は、まず第1に、軸方向に沿って直線的に移動され、次いで、軸方向と直交する旋回軸を中心として追加的に旋回されるようになっている、方法である。前述したように、これによって、第1および第2の煎出チャンバ要素間の中間領域への分量カプセルの支障のない簡単な供給が達成されることになる。特に、煎出装置が余りにも急いで作動された場合に分量カプセルが傾斜するおそれが低減される。装填位置から抽出位置への移動中、第1の煎出チャンバ要素は、好ましくは、まず第1に、第2の煎出チャンバ要素に向かって軸方向に沿ってもっぱら直線的に移動し、次いで、第2の煎出チャンバ要素に向かう軸方向に沿った直線移動に加えて、旋回軸を中心として旋回し、(すなわち、軸方向に沿って方向変換し)、次いで、第2の煎出チャンバ要素に向かって軸方向に沿ってもっぱら直線的に移動するようになっている。第1の煎出チャンバ要素が抽出位置から装填位置に後退するとき、前記移動ステップは、正確に逆の順で行われることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の移動ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素は、旋回によって、第1の煎出チャンバ要素の第2の煎出チャンバ要素の方を向いた端面が軸方向と真っ直ぐに並んだ面に対して傾斜した位置から、端面が軸方向と直交して配向される位置に移動されるようになっている、ことが規定されている。前述したように、これによって、支障を生じることのないカプセルの確実な挿入が確実なものになる。第1の煎出チャンバ要素は、好ましくは、旋回中、1°から30°の間、さらに好ましくは、1°から15°の間、さらに一層好ましくは、本質的に6°の角度で旋回されるようになっている。第1の煎出チャンバ要素の端面は、好ましくは、第1および第2の煎出チャンバ要素間の距離が供給開口の近傍において最も大きくなるように、装填方向において軸方向と直交する面に対して傾斜されるようになっている。
本発明のさらに他の主題または好ましい展開形態によれば、第2の移動ステップ中、第1の煎出チャンバ要素は、旋回によって、第1の煎出チャンバ要素の第2の煎出チャンバ要素の方を向いた端面が、装填位置において分量カプセルが第1および第2の煎出チャンバ要素間に挿入される際の装填方向に対して傾斜した位置から、端面が装填方向と平行に配向される位置に移動されるようになっている、ことが規定されている。前述したように、これによって、誤作動のないカプセルの確実な挿入が達成され、同時に、抽出操作中に煎出チャンバ要素の時間通りの閉鎖が得られることになる。
本発明のさらに他の主題または好ましい発展的形態によれば、装填位置において第1および第2の煎出チャンバ要素間に挿入された分量カプセルは、カプセルストッパによって保持されるようになっており、第3の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素が抽出位置から装填位置に移動されている間に、分量カプセルは、カプセルエジェクタによって、カプセルストッパとの接触が外されるようになっている、ことが規定されている。従って、有利には、抽出位置から装填位置への第1の煎出チャンバ要素の後退中の分量カプセルの自動排出が達成されることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素が装填位置から抽出位置に移動されている間、分量カプセルは、カプセルストッパとの接触が外れないようになっている、ことが規定されている。従って、有利には、抽出位置に向かう第1の煎出チャンバ要素の移動中、まだ抽出されていない分量カプセルの偶然による排出が回避されることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の方法ステップ中、分量カプセルの方位は、一定に保たれており、分量カプセルのカプセルカバーの方位は、好ましくは、重力場と平行におよび/または装填方向に平行に保たれている、ことが規定されている。従って、煎出装置内において分量カプセルを再配向させる必要がなく、その結果、煎出装置のエラー感受性が低減されることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の方法ステップにおいて、分量カプセルは、第1の煎出チャンバ要素の旋回中またはその直後に、第1の煎出チャンバ要素の第1の穿孔手段によって、穿孔されるようになっている、ことが規定されている。穿孔を行うために、旋回している第1の煎出チャンバ要素のトルクが有利に用いられることになる。従って、ユーザーに必要な努力が低減され、煎出装置を操作する容易さが高められることになる。
好ましい発展的形態によれば、第2の方法ステップにおいて、分量カプセルは、抽出位置に達したとき、第2の煎出チャンバ要素の少なくとも1つの第2の穿孔手段によって穿孔されるようになっており、第2の穿孔手段による穿孔は、第1の穿孔手段による穿孔の直後に行われるようになっている、ことが規定されている。従って、有利には、分量カプセルを穿孔するのに必要な努力が低減されることになる。
本発明のさらに他の主題は、温かい飲料、特に、温かいコーヒー飲料、ミルク飲料および/またはチョコレート飲料を作るための本発明による煎出装置の使用である。
以下、図面に示されている例示的な実施形態を参照して、本発明をさらに詳細に説明する。図面は、本発明の例示的な実施形態を単に示しているにすぎず、本発明の本質的な概念を制限するものではない。
本発明の第1の実施形態による煎出装置の概略断面図である。 本発明の第1の実施形態による煎出装置のさらに他の概略断面図である。 本発明の第1の実施形態による煎出装置の第1の煎出チャンバ要素の正面図である。 本発明の第2の実施形態による煎出装置の概略断面図である。 本発明の第2の実施形態による煎出装置のさらに他の概略断面図である。
種々の図面において、同一の部品には、常に、同一の参照番号が付されており、それ故に、同一の部品の言及または説明は、概して一度のみとする。
図1a〜図1kは、本発明の第1の実施形態による分量カプセル2を抽出するための煎出装置1の略断面図を示している。煎出装置1は、ここでは、受容要素または部分的に中空ベル状要素21として設計されている第1の煎出チャンバ要素3と、閉鎖要素30またはピストンとして設計されている第2の煎出要素4とを備えている。第1の煎出チャンバ要素3は、図1aおよび図1kに示されている装填位置17と図1fに示されている抽出位置11との間で、軸方向6に沿って、第2の煎出チャンバ要素4に対して移動可能になっている。
分量カプセル2は、円錐台部31を備えている。円錐台部31は、プラスチックから作製されており、カップ状に設計されている。円錐台部31は、プラスチックフィルムまたはアルミニウム箔から作製されたカプセルカバー25によって、気密に閉鎖されている。抽出液体によって抽出可能な飲料物質、特に、焙煎コーヒー粉末が、分量カプセル2内に入っている。分量カプセル2は、任意選択的に、濾過要素(図示せず)を有している。この濾過要素は、カプセル基部29から離間されており、カプセル基部29と飲料物質との間に配置されている。カプセルカバー25は、カプセルフランジ27の領域において、円錐台部31に接着または融着されている。
第1の煎出チャンバ要素3は、第2の煎出チャンバ要素4の方を向いた端面8に複数の第1の穿孔手段18を有している。第1の穿孔手段18は、それぞれ、端面8から第2の煎出チャンバ要素4に向かって突出する穿孔尖端を備えている。
さらに、(図1a〜図1kでは、透視図なので見ることができない)水出口開口が、端面8に形成されている。正確には、穿孔尖端の近傍に、常に、1つの水出口開口が配置されている。第1の煎出チャンバ要素3は、水供給通路32をさらに有している。水供給通路32は、抽出液体を水出口開口に供給するために設けられている。第1の煎出チャンバ要素3の下側は、カプセルストッパ12をさらに有している。カプセルストッパ12は、第1の煎出チャンバ要素3に剛性的に、特に、一体的に接続されており、抽出位置11では、煎出チャンバ1’の下方および第2の煎出チャンバ要素4の下方に配置されるようになっている。さらに、第1の煎出チャンバ要素3は、2つの横方向保持アーム34を有している。保持アーム34の自由端は、互いに向き合っており、カプセルフランジ27を横方向に取り囲むようになっている。第2の煎出チャンバ要素4は、第1の煎出チャンバ要素3の方を向く突刺尖端を備える第2の穿孔手段19を備えている。第2の穿孔手段19は、空洞内に配置されており、好ましくは、ラッチ式蓋を介して、第2の煎出チャンバ要素4に離脱可能に接続されている。突刺尖端には、軸方向6と平行に延在する横方向溝33が設けられている。突刺尖端の領域において、第2の煎出チャンバ要素4は、空洞の基部領域22に凹み23を有しており、この凹み23内に排出通路24が開口している。
図1aは、装填位置10にある第1の煎出チャンバ要素3を示している。すなわち、第1の煎出チャンバ要素3は、軸方向6に沿って第2の煎出チャンバ要素4から離間されている。前記開始位置において、分量カプセル2が、ユーザー(図示せず)によって、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4間の中間領域内に、装填方向26に沿って挿入されるようになっている。この目的のために、煎出装置1の(第2の煎出チャンバ要素4の一部として設計されている)ハウジングは、供給開口42を有しており、該供給開口42を通して、分量カプセル2が挿入されるようになっている。この過程において、第1の煎出チャンバ要素3は、端面8が装填方向26に対しておよび軸方向6と直交する面9に対して、特に2°から10°の間の角度で傾くように、第2の煎出チャンバ要素4に対して傾斜されている。この傾斜によって、第1の煎出チャンバ要素3の(供給開口42に面する)領域が、第2の煎出チャンバ要素4から最も遠く離れることになり、その結果、分量カプセル2は、分量カプセル2がこの過程において第1の穿孔手段18と噛み合うおそれをもたらすことなく、中間領域内に挿入可能になる。
分量カプセル2が、重力の作用によって、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4間の領域内に横向きの姿勢で落下し、該領域内において、カプセルストッパ12上に置かれていることが、図1bに示されている。同時に、第2の煎出チャンバ要素4に向かう分量カプセル2の傾斜が、横方向保持アーム35によって、具体的には、分量カプセル2が軸方向6に沿って実質的に軸方向に配向されるように、カプセルフランジ27が第2の煎出チャンバ要素4に向かう保持アーム35にて支持されることにより、阻止されている。その結果、カプセルカバー25およびカプセル基部29は、面9および装填方向26と実質的に平行に配向されることになる。第1の煎出チャンバ要素3の傾斜によって、第1の穿孔手段18とカプセルカバー25との接触が大幅に回避されることになる。カプセルストッパ12の自由外端は、任意選択的に、カプセルフランジ27がカプセルストッパ12から偶然に脱落することを阻止する縁を有している。さらに、カプセルストッパ12は、好ましくは、装填方向26に向かっていくらか傾斜している。カプセルエジェクタ5は、自由端を有しており、この自由端は、少なくとも部分的にカプセルストッパ12と同一高さ、従って、カプセルフランジ28と同一高さまで、面9に沿って延在している。第2の煎出チャンバ要素4から離れる方を向いた側において、自由端は、面9に対して傾斜したガイド斜面15を有している。従って、カプセルフランジ27は、作動過程においてカプセルストッパ12から脱落することなく、簡単に、カプセルエジェクタ5を超えて、第1の煎出チャンバ要素3から第2の煎出チャンバ要素4に向かって前進することができる。
図1cに示されている次のステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3は、第2の煎出チャンバ要素4に向かって軸方向6に沿って直線移動を行うように、トグルレバージョイント28によって駆動される。この場合、分量カプセル2の方位は、図1aおよび図1bに示されている装填位置10における方位に対して一定に保持されている。第1の煎出チャンバ要素3は、細長孔として設計された横方向ガイドレール16内の横断ボルト35によって、案内されている。具体的には、図1cにおいて、第1の煎出チャンバ要素3は、まず第1に、ガイドレール16の軸方向のみに延在する区域に沿って移動する。第2の煎出チャンバ要素4に向かう第1の煎出チャンバ要素3の連続的な移動によって、この後、分量カプセル2は、ベル状要素21の空洞内に連続的に挿入されることになる。
カプセル基部29が第2の穿孔手段19に接触する直前またはその最中に、横断ボルト35は、ガイドレール16の位置ずれ部17を通過し、その結果、第1の煎出チャンバ要素3は、旋回軸7を中心とする旋回(すなわち、軸方向6に沿った位置変換)を行うことが、図1dに示されている。第1の煎出チャンバ要素3は、旋回され、端面8は、面9と平行に、従って、軸方向6と直交して配向される。従って、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4は、実質的に互いに平行に配向されることになる。次いで、第1の穿孔手段18が、カプセルカバー25内に接触することになる。
図1eに示されている次のステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3が第2の煎出チャンバ要素4に向かって連続的に移動することによって、カプセルカバー25は、穿孔尖端として設計されている第1の穿孔手段18によって穿孔される。ここでは、横断ボルト35は、ガイドレール16の軸方向6と平行となる方向にのみ延在しているさらなる区域によって、案内されている。従って、位置ずれ部17は、ガイドレール16の軸方向6と平行となる方向にのみ延在している2つの区域間に配置されていることになる。位置ずれ部17は、図1a、図1bおよび図1kにおいてのみ見ることができる。何故なら、位置ずれ部は、他の図では、第1の煎出チャンバ要素3によって隠されているからである。カプセル基部29は、図1dに示されている時点では、まだ穿孔されていない。
図1fにおいて、第1の煎出チャンバ要素3は、軸方向6に沿って、第2の煎出チャンバ要素4の抽出位置11まで移動されており、分量カプセル2は、中空ベル状要素21の空洞内にほぼ完全に挿入されており、次いで、カプセル基部29が、突刺スパイクとして設計されている第2の穿孔手段19によって穿孔されることになる。従って、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4は、気密に閉鎖された煎出チャンバ1’を形成しており、この煎出チャンバ1’内に、分量カプセル2が配置されている。この場合、カプセルフランジ27は、特に弾性シールリング36によって、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4間にしっかりと締め付けられている。カプセルストッパ12は、ここでは、第2の煎出チャンバ要素4の下方に配置されている。
この位置において、抽出操作が開始される。すなわち、加圧された温水の形態にある抽出液体が、煎出チャンバ1’に供給される。抽出液体は、水供給通路32を通って水出口開口に運ばれ、そこから、第1の穿孔手段18によってカプセルカバー25に作られたた穿孔開口を通って、分量カプセル2内に入る。抽出液体は、飲料物質内を流れ、これによって、飲料抽出物が作られる。飲料抽出物は、突刺スパイクによってカプセル基部29に作られた穿孔孔を通って分量カプセル2から流出し、凹み23を通って、排出通路24内に入る。排水通路24によって、飲料抽出物は、好ましくは、飲料容器(図示せず)、例えば、コーヒーカップに直接供給されることになる。
抽出操作の後、第1の煎出チャンバ要素3は、抽出位置11から装填位置10に向かって再び後退されることになる。この過程において、抽出された分量カプセル2は、保持アーム34によって、ベル状要素21の空洞から再び外に引き出され、装填位置10に向かって移送されることになる。これは、図1gおよび図1hに示されている。前記後退中、横断ボルト35は、ガイドレール16の位置ずれ部17を再び通過し、その結果、第1の煎出チャンバ要素3は、再び、面9および装填方向26に対して傾斜した位置に配置されることになる。
第1のチャンバ要素3の連続的な後退によって、図1iに示されているように、カプセルフランジ27が、カプセルエジェクタ5の第2の煎出チャンバ要素4の方を向いた停止面14に当接することになる。
カプセルフランジ27が停止面14に当接することによって、第1の煎出チャンバ要素3の後退中に、分量カプセル2がカプセルストッパ12から押し出されることが、図1jに示されている。次いで、使用済みの分量カプセル2は、重力の作用によって、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4間の領域から、例えば、収集容器(図示せず)内に自動的に落下することになる。
この後、図1kに示されているように、第1の煎出チャンバ要素3は、装填位置10に再び配置され、これによって、図1aにおいて説明したのと同じように、煎出装置1への未使用の分量カプセルの新たな充填が可能になる。
図2aおよび図2bは、本発明の第1の実施形態による煎出装置1のさらに他の概略断面図を示している。図2aは、煎出装置1を装填方向26と直交する断面に沿った断面斜視図で示しており、前記断面図は、図2bでは、装填方向26に沿って上面から見た断面図として示されている。いずれの図においても、第1の煎出チャンバ要素3は、ここでは、抽出位置11にある。横方向保持アーム35は、抽出位置では、第2の煎出チャンバ要素4の横方向凹み37内に移動していることが分かるだろう。
図3は、本発明の第1の実施形態による煎出装置1の第1の煎出チャンバ要素3の正面図を示している。この図は、第1の煎出チャンバ要素3を第2の煎出チャンバ要素4から軸方向6に沿って見た図である。明瞭にするために、第1の穿孔手段18および水出口開口は、図示されていない。
図4aおよび図4bは、本発明の第2の実施形態による煎出装置1の概略断面図を示している。第2の実施形態は、図1a〜図3に示されている第1の実施形態と実質的に同じである。図4aおよび図4bでは、抽出位置11にある第1の煎出チャンバ要素3が示されている。第1の実施形態と対照的に、第2の実施形態では、保持アーム34は、第1の煎出チャンバ要素3に一体的かつ剛性的に接続されておらず、代わって、いずれの場合も、第1の細長孔39を介して第1の煎出チャンバ要素3の第1のボルト40に移動可能に連結されており、かつ第2の細長孔41を介してトグルレバージョイント28の回転スピンドル38に移動可能に連結されている。従って、各保持アーム34は、第1の煎出チャンバ要素3に対して軸方向6に沿って移動可能に取り付けられていることになる。
図5aおよび図5bは、本発明の第2の実施形態による煎出装置1のさらに他の略断面図を示している。第1の煎出チャンバ要素3は、図4aおよび図4bに示されているのと同じように抽出位置11に配置されているが、抽出位置11から装填位置10に向かってすでにいくらか後退されている。従って、保持アーム34は、カプセルカバー25が端面8からいくらか離間するように、第1の煎出チャンバ要素3に対して移動している。
以下、本発明による煎出装置の有力な実施形態について説明する。
1. 実施形態1は、第1の煎出チャンバ要素3および第2の煎出チャンバ要素4を備える、分量プセル2を抽出するための煎出装置1であって、第1の煎出チャンバ要素3は、第1および第2の煎出チャンバ要素3,4が互いに離間している装填位置10と、実質的に閉鎖した煎出チャンバ1’を形成するために第1および第2の煎出チャンバ要素3,4が互いにより接近している抽出位置11との間で移動可能になっている、煎出装置1において、煎出装置1は、装填位置10と抽出位置11との間での移動中、第1の煎出チャンバ要素3が、第1および第2の煎出チャンバ要素3,4が互いに離間しているときには、軸方向6に沿って直線移動を行い、第1および第2の煎出チャンバ要素3,4が少なくとも部分的に互いにより接近しているときには、軸方向6と直交する旋回軸7を中心とする旋回を追加的に行うように設計されていることを特徴とする、煎出装置1に関する。
2. 実施形態2は、装填位置10において、第1の表面煎出チャンバ要素3の第2の煎出チャンバ要素4と向き合っている端面8は、軸方向6と直交して配向された面9に対して傾斜されるようになっており、抽出位置11において、軸方向6と直交して配向されるようになっていることを特徴とする、実施形態1に記載の煎出装置1に関する。
3. 実施形態3は、第1の煎出チャンバ要素3が、横方向ガイドレール16によって、装填位置10と抽出位置11との間で案内されるようになっており、ガイドレール16は、実質的に前記軸方向6に沿って延在しており、第2の煎出チャンバ要素4に面する領域において、軸方向6と直交する方向に位置ずれ部17を有していることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置1に関する。
4. 実施形態4は、煎出装置1が、供給開口42であって、装填位置10において、分量カプセル2を装填方向26に沿って第1および第2の煎出チャンバ要素3,4間に供給するために設けられている、供給開口42を有しており、第1の煎出チャンバ要素3は、端面8であって、第2の煎出チャンバ要素4と向き合っており、装填位置10において、装填方向26に対して傾斜して配向されるようになっている、端面8を有していることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つまたは実施形態1の前文に記載の煎出装置1に関する。
5. 実施形態5は、抽出位置11において、端面8は、装填方向26と実質的に平行に配向されるようになっていることを特徴とする、実施形態4に記載の煎出装置1に関する。
6. 実施形態6は、第1の煎出チャンバ要素3が、分量カプセル2を保持するための少なくとも1つのカプセルストッパ12を有しており、カプセルストッパは、第1の煎出チャンバ要素3に剛性的に接続されており、重量場13に沿って実質的に前記煎出チャンバ1’の下方に配置されるようになっていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つまたは実施形態1の前文に記載の煎出装置1に関する。
7. 実施形態7は、煎出装置1が、少なくとも1つのカプセルエジェクタ5を有しており、カプセルエジェクタ5は、重量場13に沿って実質的に煎出チャンバ1’の下方に配置されるようになっており、抽出位置11から装填位置10への第1の煎出チャンバ要素3の移動中、第1の煎出チャンバ要素3に剛性的に接続されたカプセルストッパ12から、分量カプセル2を取り外すようになっていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つまたは実施形態1の前文に記載の煎出装置1に関する。
8. 実施形態8は、カプセルエジェクタ5が、アームを有しており、アームは、実質的に軸方向6に沿って延在しており、かつ自立端を有しており、自立端は、第2の煎出チャンバ要素4の方向に停止面14を有しており、停止面14は、軸方向6と実質的に直交しており、抽出位置11から装填位置10への第1の煎出チャンバ要素3の移動中に、分量カプセル2をカプセルストッパ12から取り外すようになっており、自立端は、第2の煎出チャンバ要素4から離れる方を向いた側にガイド斜面15を有しており、ガイド斜面15は、装填位置10から抽出位置10への第1の煎出チャンバ要素3の移動中に、分量カプセル2がカプセルストッパ12上にとどまることを可能にするようになっていることを特徴とする、実施形態7に記載の煎出装置1に関する。
9. 実施形態9は、煎出装置1が、装填位置10における分量カプセル2の方位が抽出位置11における分量カプセル2の方位と実質的に同じであるように設計されており、分量カプセル2のカプセルカバー25は、好ましくは、重力場13と平行におよび/または装填方向26と平行に配向されるようになっていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置1に関する。
10. 実施形態10は、第1の煎出チャンバ要素3が第1の穿孔手段18を有しており、第1の穿孔手段18は、端面8から第2の煎出チャンバ要素4に向かって直角に突出しており、かつ端面8のカプセルストッパ12から離れる側の領域において、好ましくは重量場13と非平行となるように実質的に配置されていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置1に関する。
11. 実施形態11は、煎出装置1が、分量カプセル2が旋回軸7を中心とする旋回中に第1の穿孔手段18によって穿孔されるように設計されていることを特徴とする、実施形態10に記載の煎出装置に関する。
12. 実施形態12は、第1の煎出チャンバ要素3が、供給手段20であって、抽出位置11において、第1の穿孔手18によって穿孔された分量カプセル2内に抽出液体を供給するために設けられている、供給手段20を備えていることを特徴とする、実施形態9または10に記載の煎出装置に関する。
13. 実施形態13は、第1の煎出チャンバ要素3が、横方向保持アーム34に連結されており、横方向保持アーム34は、分量カプセル2のカプセルフランジ27の背後に係合し、第1の煎出チャンバ要素3と一緒に、装填位置10と抽出位置11との間において軸方向6に沿って少なくとも部分的に移動可能になっていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置に関する。
14. 実施形態14は、保持アーム34が、第1の煎出チャンバ要素3に対して固定されているか、または第1の煎出チャンバ要素3に対して軸方向6に沿って移動可能になっており、および/または保持アーム34は、装填位置10と抽出位置11との間において第1の煎出チャンバ要素3を移動させるために設けられたトグルレバージョイント28に連結されている、ことを特徴とする実施形態13に記載の煎出装置に関する。
15. 実施形態15は、第2の煎出チャンバ要素4が、少なくとも1つの第2の穿孔手段19を有しており、第2の穿孔手段19は、第2の煎出チャンバ要素4から軸方向6と実質的に平行に第1の煎出チャンバ要素3に向かって延在していることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置1に関する。
16. 実施形態16は、第2の煎出チャンバ要素4が、抽出位置11において分量カプセル2を受け入れるための中空ベル状要素21を備えており、ベル状要素21の基部領域22は、好ましくは、第2の穿孔手段19によって穿孔された分量カプセル2から抽出液体を運び出すための少なくとも1つの凹み23を備えており、第2の穿孔手段19は、さらに好ましくは、凹み23の領域に配置されており、凹み23は、さらに一層好ましくは、抽出液体を煎出チャンバ1’から取り出すための排水通路24に通じていることを特徴とする、実施形態15に記載の煎出装置1に関する。
17. 実施形態17は、抽出位置11において、カプセルストッパ12は、実質的に第2の煎出チャンバ要素4の下方に配置されるようになっており、および/または抽出位置11において、保持アーム34は、各々、第2の煎出チャンバ要素4に隣接して横方向に配置されるようになっていることを特徴とする、先行する実施形態のいずれか1つに記載の煎出装置1に関する。
18. 実施形態18は、特に先行する実施形態のいずれか1つ、または実施形態1の前文に記載の煎出装置1を操作するための方法であって、第1の方法ステップにおいて、分量カプセル2が第1および第2の煎出チャンバ要素3,4間に挿入され、次の第2の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3が装填位置17から抽出位置11に移動されるようになっている、方法において、第2の方法ステップ中に、第1の煎出チャンバ要素3は、まず第1に、軸方向6に沿って直線的に移動され、次いで、前記軸方向6と直交する旋回軸7を中心として追加的に旋回されるようになっていることを特徴とする、方法に関する。
19. 実施形態19は、第2の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3は、旋回によって、第1の煎出チャンバ要素3の第2の煎出チャンバ要素4の方を向いた端面8が軸方向6と真っ直ぐに並んだ面9に対して傾斜した位置から、端面8が軸方向6と直交して配向される位置に移動されるようになっていることを特徴とする、実施形態18に記載の方法に関する。
20. 実施形態20は、第2の方法ステップ中、第1の煎出チャンバ要素3は、枢動によって、第1の煎出チャンバ要素3の第2の煎出チャンバ要素4の方を向いた端面8が、装填位置10において分量カプセル2が第1および第2の煎出チャンバ要素3,4間に挿入される際の装填方向26に対して傾斜した位置から、端面8が装填方向26と平行に配向される位置に、移動されるようになっていることを特徴とする、実施形態18または19、もしくは実施形態19の前文に記載の方法に関する。
21. 実施形態21は、装填位置10において第1および第2の煎出チャンバ要素3,4間に挿入された分量カプセル2は、カプセルストッパ12によって保持されるようになっており、第3の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3が抽出位置11から装填位置10に移動されている間に、分量カプセル2は、カプセルエジェクタ5によって、カプセルストッパ12との接触が外されるようになっていることを特徴とする、実施形態18〜20のいずれか1つまたは実施形態18の前文に記載の方法に関する。
22.実施形態22は、第2の方法ステップにおいて、第1の煎出チャンバ要素3が装填位置10から抽出位置11に移動されている間、分量カプセル2は、カプセルストッパ12との接触が外れないようになっていることを特徴とする、実施形態21に記載の方法に関する。
23. 実施形態23は、第2の方法ステップ中、分量カプセル2の方位は、一定に保たれており、分量カプセル2のカプセルカバー25の方位は、好ましくは、重力場13と平行におよび/または前記装填方向26と平行に保たれていることを特徴とする、実施形態18〜22のいずれかに記載の方法に関する。
24. 実施形態24は、第2の方法ステップにおいて、分量カプセル2は、第1の煎出チャンバ要素3の旋回中またはその直後に、第1の煎出チャンバ要素3の第1の穿孔手段18によって穿孔されるようになっていることを特徴とする、実施形態18〜23のいずれか1つに記載の方法に関する。
25. 実施形態25は、第2の方法ステップにおいて、分量カプセル2は、抽出位置に達したとき、第2の煎出チャンバ要素4の少なくとも1つの第2の穿孔手段19によって穿孔されるようになっており、第2の穿孔手段19による穿孔は、第1の穿孔手段18による穿孔の直後に行われるようになっていることを特徴とする、実施形態24に記載の方法に関する。
26. 実施形態26は、温かい飲料、特に、温かいコーヒー飲料、ミルク飲料、および/またはチョコレート飲料を作るための実施形態1〜17のいずれか1つに記載の煎出装置1の実施形態の使用に関する。
1 煎出装置
1’煎出チャンバ
2 分量カプセル
3 第1の煎出チャンバ要素
4 第2の煎出チャンバ要素
5 カプセルエジェクタ
6 軸方向
7 旋回軸
8 端面
9 面
10 装填位置
11 抽出位置
12 カプセルストッパ
13 重力場
14 停止面
15 ガイド斜面
16 ガイドレール
17 位置ずれ部
18 第1の穿孔手段
19 第2の穿孔手段
20 供給手段
21 ベル状要素
22 基部領域
23 凹み
24 排水通路
25 カプセルカバー
26 装填方向
27 カプセルフランジ
28 トグルレバージョイント
29 カプセル基部
30 閉鎖要素
31 円錐台部
32 水供給通路
33 溝
34 保持アーム
35 横断ボルト
36 シールリング
37 凹み
38 回転スピンドル
39 第1の細長孔
40 第1のボルト
41 第2の細長孔
42 供給開口

Claims (15)

  1. 第1の煎出チャンバ要素(3)および第2の煎出チャンバ要素(4)を備え、分量カプセル(2)を抽出するための煎出装置(1)であって、前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、前記第1および第2の煎出チャンバ要素(3,4)が互いに離間している装填位置(10)と、実質的に閉鎖した煎出チャンバ(1’)を形成するために前記第1および第2の煎出チャンバ要素(3,4)が互いにより接近している抽出位置(11)との間で移動可能になっている、煎出装置(1)において、前記煎出装置(1)は、前記装填位置(10)と前記抽出位置(11)との間での移動中、前記第1の煎出チャンバ要素(3)が、前記第1および前記第2の煎出チャンバ要素(3,4)が互いに離間しているときには、軸方向(6)に沿って直線移動を行い、前記第1および第2の煎出チャンバ要素(3,4)が少なくとも部分的に互いにより接近しているときには、前記軸方向(6)と直交する旋回軸(7)を中心とする旋回を追加的に行うように設計されており、前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、横方向ガイドレール(16)によって、前記装填位置(10)と前記抽出位置(11)との間で案内されるようになっており、前記ガイドレール(16)は、実質的に前記軸方向(6)に沿って延在しており、前記第2の煎出チャンバ要素(4)に面する領域において、前記軸方向(6)と直交する方向に位置ずれ部(17)を有していることを特徴とする、煎出装置。
  2. 前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、前記分量カプセル(2)を保持するための少なくとも1つのカプセルストッパ(12)を有しており、前記カプセルストッパは、前記第1の煎出チャンバ要素(3)に剛性的に接続されており、重量場(13)に沿って実質的に前記煎出チャンバ(1’)の下方に配置されるようになっていることを特徴とする、請求項1記載の煎出装置。
  3. 前記煎出装置(1)は、少なくとも1つのカプセルエジェクタ(5)を有しており、前記カプセルエジェクタ(5)は、前記重量場(13)に沿って実質的に前記煎出チャンバ(1’)の下方に配置されるようになっており、前記抽出位置(11)から前記装填位置(10)への前記第1の煎出チャンバ要素(3)の移動中、前記第1の煎出チャンバ要素(3)に剛性的に接続されたカプセルストッパ(12)から、前記分量カプセル(2)を取り外すようになっていることを特徴とする、求項1または2に記載の煎出装置。
  4. 前記カプセルエジェクタ(5)は、アームを有しており、前記アームは、実質的に前記軸方向(6)に沿って延在しており、かつ自立端を有しており、前記自立端は、前記第2の煎出チャンバ要素(4)の方向に停止面(14)を有しており、前記停止面(14)は、前記軸方向(6)と実質的に直交しており、前記抽出位置(11)から前記装填位置(10)への前記第1の煎出チャンバ要素(3)の移動中に、前記分量カプセル(2)を前記カプセルストッパ(12)から取り外すようになっており、前記自立端は、前記第2の煎出チャンバ要素(4)から離れる方を向いた側にガイド斜面(15)を有しており、前記ガイド斜面(15)は、前記装填位置(10)から前記抽出位置(11)への前記第1の煎出チャンバ要素(3)の移動中に、前記分量カプセル(2)が前記カプセルストッパ(12)上にとどまることを可能にするようになっていることを特徴とする、請求項3に記載の煎出装置。
  5. 前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、第1の穿孔手段(18)を有しており、前記第1の穿孔手段(18)は、前記端面(8)から前記第2の煎出チャンバ要素(4)に向かって直角に突出しており、かつ前記端面(8)の前記カプセルストッパ(12)から離れる側の領域において、記重量場(13)と非平行となるように実質的に配置されていることを特徴とする、求項1〜4のいずれか1つに記載の煎出装置。
  6. 前記煎出装置(1)は、前記分量カプセル(2)が前記旋回軸(7)を中心とする前記旋回中に前記第1の穿孔手段(18)によって穿孔されるように設計されていることを特徴とする、請求項5に記載の煎出装置。
  7. 前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、供給手段(20)であって、前記抽出位置(11)において、前記第1の穿孔手段(18)によって穿孔された前記分量カプセル(2)内に抽出液体を供給するために設けられている供給手段(20)を備えていることを特徴とする、請求項5に記載の煎出装置。
  8. 前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、横方向保持アーム(34)に連結されており、前記横方向保持アーム(34)は、前記分量カプセル(2)のカプセルフランジ(27)の背後に係合し、前記第1の煎出チャンバ要素(3)と一緒に、前記装填位置(10)と前記抽出位置(11)との間において前記軸方向(6)に沿って少なくとも部分的に移動可能になっていることを特徴とする、求項1〜7のいずれか1つに記載の煎出装置。
  9. 前記保持アーム(34)は、前記第1の煎出チャンバ要素(3)に対して固定されているか、または前記第1の煎出チャンバ要素(3)に対して前記軸方向(6)に沿って移動可能になっており、および/または前記保持アーム(34)は、前記装填位置(10)と前記抽出位置(11)との間において前記第1の煎出チャンバ要素(3)を移動させるために設けられたトグルレバージョイント(28)に連結されていることを特徴とする、請求項8に記載の煎出装置。
  10. 前記第2の煎出チャンバ要素(4)は、少なくとも1つの第2の穿孔手段(19)を有しており、前記第2の穿孔手段(19)は、前記第2の煎出チャンバ要素(4)から前記軸方向(6)と実質的に平行に前記第1の煎出チャンバ要素(3)に向かって延在していることを特徴とする、求項1〜9のいずれか1つに記載の煎出装置。
  11. 前記第2の煎出チャンバ要素(4)は、前記抽出位置(11)において前記分量カプセル(2)を受け入れるための中空ベル状要素(21)を備えており、前記ベル状要素(21)の基部領域(22)は、記第2の穿孔手段(19)によって穿孔された前記分量カプセル(2)から抽出液体を運び出すための少なくとも1つの凹み(23)を備えており、前記第2の穿孔手段(19)は、さらに前記凹み(23)の領域に配置されており、前記凹み(23)は、さらに前記抽出液体を前記煎出チャンバ(1’)から取り出すための排水通路(24)に通じていることを特徴とする、請求項10に記載の煎出装置。
  12. 前記抽出位置(11)において、前記カプセルストッパ(12)は、実質的に前記第2の煎出チャンバ要素(4)の下方に配置されるようになっており、および/または前記抽出位置(11)において、前記保持アーム(34)は、各々、前記第2の煎出チャンバ要素(4)に隣接して横方向に配置されるようになっていることを特徴とする、求項1〜11のいずれか1つに記載の煎出装置。
  13. 求項1〜12のいずれか1つ記載の煎出装置(1)を操作するための方法であって、前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、横方向ガイドレール(16)によって、前記装填位置(10)と前記抽出位置(11)との間で案内されるようになっており、前記ガイドレール(16)は、実質的に前記軸方向(5)に沿って延在しており、前記第2の煎出チャンバ要素(4)に面する領域において、前記軸方向(6)と直交する方向に位置ずれ部(17)を有しており、第1の方法ステップにおいて、分量カプセル(2)が前記第1および第2の煎出チャンバ要素(3,4)間に挿入され、次の第2の方法ステップにおいて、前記第1の煎出チャンバ要素(3)が前記装填位置(10)から前記抽出位置(11)に移動されるようになっている、方法において、前記第2の方法ステップ中に、前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、まず第1に、軸方向(6)に沿って直線的に移動され、次いで、前記軸方向(6)と直交する旋回軸(7)を中心として追加的に旋回されるようになっていることを特徴とする、方法。
  14. 前記第1の煎出チャンバ要素(3)は、前記分量カプセル(2)を保持するための少なくとも1つのカプセルストッパ(12)を有しており、前記カプセルストッパは、前記第1の煎出チャンバ要素(3)に剛性的に接続されており、前記重力場(13)に沿って実質的に前記煎出チャンバ(1’)の下方に配置されるようになっており、前記装填位置(10)において前記第1および第2の煎出チャンバ要素(3,4)間に挿入された前記分量カプセル(2)は、カプセルストッパ(12)によって保持されるようになっており、第3の方法ステップにおいて、前記第1の煎出チャンバ要素(3)が前記抽出位置(11)から前記装填位置(10)に移動されている間に、前記分量カプセル(2)は、カプセルエジェクタ(5)によって、前記カプセルストッパ(12)との接触が外されるようになっていることを特徴とする、請求項13記載の方法。
  15. 前記第2の方法ステップにおいて、前記分量カプセル(2)は、前記第1の煎出チャンバ要素(3)の枢動中またはその直後に、前記第1の煎出チャンバ要素(3)の第1の穿孔手段(18)によって穿孔されるようになっており、前記第2の方法ステップにおいて、前記分量カプセル(2)は、前記抽出位置に達したとき、前記第2の煎出チャンバ要素(4)の少なくとも1つの第2の穿孔手段(19)によって穿孔されるようになっており、前記第2の穿孔手段(19)による穿孔は、前記第1の穿孔手段(18)による穿孔の直後に行われるようになっていることを特徴とする、請求項13または14に記載の方法。
JP2013511573A 2010-05-28 2011-05-20 分量カプセルを抽出するための煎出装置、煎出装置を操作する方法、および煎出装置の使用 Active JP5850922B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102010021847.2 2010-05-28
DE102010021847 2010-05-28
DE102011011204.9 2011-02-14
DE102011011204A DE102011011204A1 (de) 2010-05-28 2011-02-14 Brühvorrichtung zum Extrahieren einer Portionskapsel, Verfahren zum Betrieb einer Brühvorrichtung und Verwendung einer Brühvorrichtung
PCT/EP2011/002526 WO2011147553A1 (de) 2010-05-28 2011-05-20 Brühvorrichtung zum extrahieren einer portionskapsel, verfahren zum betrieb einer brühvorrichtung und verwendung einer brühvorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013526947A JP2013526947A (ja) 2013-06-27
JP5850922B2 true JP5850922B2 (ja) 2016-02-03

Family

ID=44924829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013511573A Active JP5850922B2 (ja) 2010-05-28 2011-05-20 分量カプセルを抽出するための煎出装置、煎出装置を操作する方法、および煎出装置の使用

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20130149424A1 (ja)
EP (1) EP2575566B1 (ja)
JP (1) JP5850922B2 (ja)
KR (1) KR102023780B1 (ja)
CN (1) CN103153142B (ja)
AU (1) AU2011257603B2 (ja)
BR (1) BR112012030300B1 (ja)
CA (1) CA2800862C (ja)
DE (1) DE102011011204A1 (ja)
RU (1) RU2560865C2 (ja)
WO (1) WO2011147553A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HUE037108T2 (hu) 2010-07-22 2018-08-28 K Fee System Gmbh Adagkapszula azonosítóval
ITTO20110509A1 (it) * 2011-06-09 2012-12-10 Lavazza Luigi Spa Gruppo erogatore per macchine per la preparazione di prodotti liquidi tramite cartucce
HUE031109T2 (en) * 2012-01-25 2017-06-28 Qbo Coffee Gmbh Fõzõmodul
DE102012006414A1 (de) * 2012-03-30 2013-10-02 Eugster/Frismag Ag Elektrohaushaltgeräte Brühvorrichtung zum Extrahieren einer Portionskapsel und Verfahren zum Betrieb einer Brühvorrichtung
DE102012105282A1 (de) 2012-06-18 2013-12-19 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
DE102012105787A1 (de) 2012-06-29 2014-01-02 Eugster/Frismag Ag Elektrohaushaltgeräte System und Verfahren zum Zubereiten eines Getränks
WO2014006019A2 (de) 2012-07-06 2014-01-09 Eugster/Frismag Ag Elektrohaushaltgeräte System und verfahren zum extrahieren einer portionskapsel
DE202012012851U1 (de) 2012-07-06 2014-03-31 Eugster/Frismag Ag Elektrohaushaltgeräte Brühvorrichtung zum Extrahieren einer Portionskapsel
ITTO20120672A1 (it) * 2012-07-30 2014-01-31 Lavazza Luigi Spa Gruppo di infusione per una macchina per la preparazione di bevande con impiego di capsule e simili
DE102012223291A1 (de) 2012-12-14 2014-06-18 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
DE102013215274A1 (de) 2013-02-20 2014-08-21 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und System
CA2905217C (en) 2013-04-03 2016-11-08 2266170 Ontario Inc. Capsule machine and components
WO2015032651A1 (en) 2013-09-03 2015-03-12 Nestec S.A. Beverage production machine using capsules
EP2856917A1 (de) * 2013-10-01 2015-04-08 Luna Technology Systems LTS GmbH Brühmodul
US9504348B2 (en) 2014-03-11 2016-11-29 Starbucks Corporation Cartridge ejection systems and methods for single-serve beverage production machines
US9439532B2 (en) 2014-03-11 2016-09-13 Starbucks Corporation Beverage production machines with multi-chambered basket units
US20150257586A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-17 Starbucks Corporation Dba Starbucks Coffee Company Single-serve beverage production machine
EP2989943B1 (de) 2014-09-01 2020-07-08 Eugster/Frismag AG Brühvorrichtung zum extrahieren einer portionskapsel
RU2017133486A (ru) 2015-02-27 2019-03-27 К-Фее Зюстем Гмбх Порционная капсула с прикрепленным посредством термосварки фильтрующим элементом
JP6580714B2 (ja) 2015-06-10 2019-09-25 ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー 3層不織布を用いたポーションカプセル
US10342377B2 (en) 2015-06-16 2019-07-09 Starbucks Corporation Beverage preparation systems with adaptable brew chambers
US9968217B2 (en) 2015-06-16 2018-05-15 Starbucks Corporation Beverage preparation systems with brew chamber securing mechanisms
US10602874B2 (en) 2015-06-16 2020-03-31 Starbucks Corporation Dba Starbucks Coffee Company Beverage preparation systems with brew chamber access mechanisms
MX2018000149A (es) 2015-07-13 2018-03-23 K Fee System Gmbh Elemento filtrante con una escotadura.
CA2998669C (en) 2015-09-18 2020-01-07 K-Fee System Gmbh Adapter for a single serve capsule
WO2018099983A1 (de) 2016-11-29 2018-06-07 K-Fee System Gmbh Brühvorrichtung zum extrahieren einer portionskapsel, portionskapselmaschine und kapseladapter
DE102021126311A1 (de) 2021-10-11 2023-04-13 Melitta Single Portions Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Zubereitung eines Getränkes

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI236360B (en) 2000-06-30 2005-07-21 Nestle Sa Capsule cage
CA2472653C (fr) 2002-03-01 2012-01-03 Compagnie Mediterraneenne Des Cafes Dispositif de production de boisson par infusion
FR2840176B1 (fr) * 2002-06-03 2004-08-06 Cie Mediterraneenne Des Cafes Dispositif de production de boisson par infusion
EP1495702A1 (fr) * 2003-07-10 2005-01-12 Nestec S.A. Dispositif pour l'extraction d'une capsule
DE202004021229U1 (de) * 2004-11-19 2007-03-29 Tchibo Gmbh System mit einer Kaffeemaschine und einer Portionskapsel
ITTO20060231A1 (it) * 2006-03-28 2007-09-29 Cme Di Faccinti A Macchina per la preparazione istantanea di bevande mediante infusione di un prodotto contenuto in una cialda
ES2319679T5 (es) * 2006-05-24 2014-11-27 Nestec S.A. Módulo de perforación de cápsulas
CN100544647C (zh) 2007-06-15 2009-09-30 宁波三A集团电器有限公司 咖啡机中咖啡包的自动脱落机构
ITMI20071911A1 (it) * 2007-10-04 2009-04-05 Capitani Srl Macchina per la produzione di bevande mediante infusione
ITFI20070267A1 (it) * 2007-11-28 2009-05-29 Saeco Ipr Ltd "gruppo di infusione per la preparazione di bevande da confezioni monodose e macchina comprendente detto gruppo"
ATE516731T1 (de) * 2008-03-28 2011-08-15 Delica Ag Vorrichtung und anordnung zum zubereiten eines flüssigen lebens- oder genussmittels sowie portionsverpackung
BRPI0822770A2 (pt) * 2008-09-18 2019-09-17 Koninl Philips Electronics Nv dispositivo de infusão para preparar um produt alimenticio a partir de cápsulas de dose única e máquina de café

Also Published As

Publication number Publication date
RU2012157628A (ru) 2014-07-10
CN103153142B (zh) 2016-03-16
AU2011257603A1 (en) 2012-12-06
CA2800862C (en) 2017-12-05
US20130149424A1 (en) 2013-06-13
WO2011147553A1 (de) 2011-12-01
KR102023780B1 (ko) 2019-11-04
JP2013526947A (ja) 2013-06-27
CN103153142A (zh) 2013-06-12
RU2560865C2 (ru) 2015-08-20
BR112012030300B1 (pt) 2020-10-27
EP2575566B1 (de) 2018-05-16
DE102011011204A1 (de) 2011-12-01
BR112012030300A2 (pt) 2017-06-20
AU2011257603B2 (en) 2016-01-21
EP2575566A1 (de) 2013-04-10
CA2800862A1 (en) 2011-12-01
KR20130100914A (ko) 2013-09-12
WO2011147553A8 (de) 2013-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5850922B2 (ja) 分量カプセルを抽出するための煎出装置、煎出装置を操作する方法、および煎出装置の使用
JP6223339B2 (ja) カートリッジ位置合わせシステム
JP6080849B2 (ja) 抽出システムのカートリッジチャンバ
JP5553865B2 (ja) 飲料浸出ユニット
EP2747608B1 (en) Long-lasting cartridge piercer
US8875617B2 (en) Apparatus and capsule for preparing a drink
RU2428914C2 (ru) Разливочная головка для машины для приготовления напитков с одноразовыми капсулами и машина, содержащая такую разливочную головку
KR102115045B1 (ko) 브루잉 모듈
JP2018531656A (ja) カプセルホルダからのカプセルの取り除き
JP2014524318A (ja) カートリッジ除去システム
KR102218870B1 (ko) 브루잉 모듈 및 장치
JP6726689B2 (ja) カプセルを使用する飲料生成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150327

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5850922

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250