JP5627248B2 - 眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラム - Google Patents

眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラム Download PDF

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Description

本発明は眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラムに関し、特に被検眼の眼底の2次元画像である表面画像および3次元画像である断層画像を取得するために用いられる眼科装置および眼科装置の制御方法に関する。
近年、低コヒーレンス光による干渉を利用して断層画像を取得する光干渉断層法(OCT:Optical Coherence Tomography)を用いる装置(以下、これをOCT装置と記す。)が実用化されている。
このOCT装置は、被検査物に入射する光の波長程度の分解能で3次元画像である断層画像(以下、これを断層画像と記す。)を取得できるため、被検査物の断層画像を高分解能で得ることができる。
OCT装置は、特に、眼底に位置する網膜の断層画像を得るための眼科装置として有用である。
さらに、OCT装置と共に、他の眼科装置として眼底カメラ(眼底の2次元画像を撮像するための装置)との複合装置も有用な装置である。
このような複合装置として、特許文献1には上記した眼底の2次元画像(以下、これを眼底画像と記す。)と断層画像とを同時に撮像可能な装置が開示されている。
この装置では、OCT装置が眼底カメラの光コネクタに接続される構成が採られている。そして、眼底カメラに備えられるジョイスティックの操作ボタンが押下されることにより、眼底画像と断層画像とを順次撮像することが可能に構成されている。
特開2007−252693号公報
ところで、OCT装置と眼底カメラの観察瞳孔径には、差がある場合が多いことから、つぎのような課題を生じる。
すなわち、一例を挙げると、OCT装置がφ1mm程度、眼底カメラはφ4mm程度である。
これらを融合した装置におけるアライメント動作の一例についてみると、つぎのような点が課題となる。
前眼部などを観察して眼底に対してアライメントを行った後、断層画像撮像を行う際、白内障などにより部分的に濁りがある被検眼の場合、光軸をずらすことで断層が明るく撮像できる場合がある。
但し、その状態では観察瞳孔径がOCT装置に比して大きい眼底カメラにおいてはアライメントがずれて、眼底カメラにより撮像する眼底画像において、入射光の前眼部でのケラレ等により不良が生じる場合があった。
このように、断層画像撮像と眼底画像撮像との間で、アライメントの最適位置が違う場合に、従来においては上記状態を検者が判断し、断層画像撮像と眼底画像撮像をアライメントを変えて順次撮像を行っていた。
その際、断層画像撮像のアライメント用の表示と、眼底画像のアライメント用の表示は別であることなどから、断層画像撮像でのアライメントを行っている際に、眼底画像のアライメントの良否を判断することは、検者にとってきわめて煩雑であった。
このような課題に対して、上記した従来例における特許文献1の眼底観察装置等においては、何も配慮されていないものであった。
本発明は、上記課題に鑑み、被検眼の断層画像の撮像と眼底画像の撮像とを行うに際し、
これらの撮像におけるアライメント位置の調整操作の煩雑さを軽減することが可能となる眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラムの提供を目的とする。
本発明は、つぎのように構成した眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラムを提供するものである。
本発明の眼科装置の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記眼底画像の取得可能な範囲内か否かを判断する判断手段と、を有する
た、本発明の眼科装置の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の外である場合に、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する移動手段と、を有する。
また、本発明の眼科装置の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の屈折力を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記屈折力の取得可能な範囲内か否かを判断する判断手段と、を有する。
また、本発明の眼科装置の制御方法の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記眼底画像の取得可能な範囲内か否かを判断する工程を有する
た、本発明の眼科装置の制御方法の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の外である場合に、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する工程を有する。
また、本発明の眼科装置の制御方法の一つは、
被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の屈折力を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記屈折力の取得可能な範囲内か否かを判断する工程を有する。
また、本発明のプログラムは、上記したいずれかの眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、被検眼の断層画像の撮像と眼底画像の撮像とを行うに際し、 これらの撮像におけるアライメント位置の調整操作の煩雑さを軽減することが可能となる眼科装置および眼科装置の制御方法、そのプログラムを実現することができる。
本発明の実施例における光画像撮像装置の制御方法を説明するための図である。図1(a)は実施例1における光画像撮像装置の制御方法の手順について説明するフローチャート、図1(b)は実施例2における光画像撮像装置の制御方法の手順について説明するフローチャートである。 本発明の実施例1と実施例2における被検眼と観察用光束について説明する図である。 本発明の実施例1と実施例2におけるアライメント用画面について説明する図である。 本発明の実施例1と実施例2における眼科装置の全体構成を説明する模式図である。 本発明の実施例1と実施例2における光学系構成を説明するための模式図である。 本発明の実施例1と実施例2における眼底アライメントの判断手段を説明するための模式図である。
本発明を実施するための形態を、以下の実施例により説明する。
[実施例1]
実施例1として、本発明を適用した光画像撮像装置(眼科装置)およびその制御方法の構成例について説明する。
本実施例に用いられる光画像撮像装置は、光干渉に基づく情報を用い被検眼の眼底の3次元の断層画像を撮像する断層画像撮像部と、該断層画像撮像部よりも大きい観察瞳孔径(被検眼における第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域の)となる第2の光を用いて2次元の眼底画像を撮像する眼底画像撮像部を備える。
本実施例の光画像撮像装置の構成例である眼科装置の一例を、図4(a)と図4(b)に示す。
図4(a)は、眼科装置の側面図であり、200は眼科装置、100は干渉計部、900は眼底カメラ本体部、400はアダプター、500はカメラ部である。ここで、眼底カメラ本体部900とアダプター400とカメラ部500とは光学的に接続されている。
アダプター400は眼底カメラ本体部900に対して相対的に移動可能(位置調整可能)に保持されている。
そのため、大まかな光学的調整を行うことができる。
また、アダプター400と干渉計部100とは光ファイバー148を介して光学的に接続されている。アダプター400と干渉計部100とはコネクタ410とコネクタ147とをそれぞれ有している。
そのため、簡単に取り付け及び取り外しが可能である。925はパソコンであり、断層画像の構成等を行う。
また、905は制御回路部である。
また、928は表示用のモニタ、929はハードディスクなどからなる記憶部である。制御回路部905および記憶部929は、パソコン925内部に配置されていてもよい。
パソコン925と制御回路部905とで本実施例における制御手段を構成している。323はあご台であり、被検者のあごと額とを固定することで、被検者の眼(被検眼)の固定を促す。
903は被検眼に位置合わせするための位置合わせ部を構成するジョイスティックであり、検者(操作者)が操作する。904は操作ボタンであり、断層画像撮像および眼底画像撮像の撮像操作の入力を行う。
ジョイスティック903を操作することで、固定台部951に対して摺動台部952を図4(a)中のxz方向に移動可能としてある。
y方向の移動にはジョイスティック903の一部を回転させることで撮像に関する光学系を含む光学ヘッド部953(図4(a)中の点線部内)を上下させるための不図示のベルト伝達機構とヘリコイド機構を備えている。
これらによりジョイスティック903の操作によって被検眼に対する装置のxyzのアライメント調整が可能となっている。
901は表示部であり、画像情報などを表示する。
また、図4(b)に示したように、眼底カメラ本体部900とカメラ部500とで1つの眼底カメラ700として構成できる。
このとき、干渉計部100は使用しないので、制御回路部905も使用する必要はない。
眼底カメラ700において、カメラ部500を眼底カメラ本体部900から取り外し、カメラ部500と眼底カメラ本体部900との間にアダプター400を取り付けることで、眼科装置200として構成することができる。
つぎに、図5(a)を用いて、本実施例におけるアダプターを含んだ眼科装置の光学系の構成について説明する。
まず、眼底カメラ本体部900とアダプター400について説明する。被検眼107に対向して対物レンズ302が設置され、その光軸上で孔あきミラー303によって光路351と光路352とに分岐される。
光路352は被検眼107の眼底を照明する照明光学系を形成している。眼底カメラ本体部900の下部には、被検眼107の位置合わせに用いられるハロゲンランプ316、被検眼107の眼底の撮像に用いるストロボ管314が設置されている。
ここで、313、315はコンデンサレンズ、317はミラーである。ハロゲンランプ316とストロボ管314とからの照明光はリングスリット312によってリング状の光束となり、孔あきミラー303によって反射され、被検眼107の眼底を照明する。
また、309、311はレンズ、310は光学フィルターである。また、光路352上に不図示のアライメント光学系を備える。
これは眼底に焦点を合わせるためのスプリットイメージや被検眼107と眼科装置200内の光学系の光軸を一致させるための指標であるワーキングドットなどを投影するためのものである。
光路351は被検眼107の眼底の断層画像及び眼底画像を撮像する光学系を形成している。
孔あきミラー303の右方にはフォーカスレンズ304と結像レンズ305が設置されている。
ここで、フォーカスレンズ304は不図示のノブを検者が操作することにより図中矢印にて示す光軸方向に移動可能に支持されている。
次に、クイックリターンミラー318を介して、光路351は固視灯320及び赤外線用エリアセンサ321に導かれている。
クイックリターンミラー318は断層画像撮像に用いる波長範囲の赤外光、具体的には約800nm以上の光は透過し、約800nm以下の波長の光は反射するように構成される。
赤外線用エリアセンサ321で得た画像情報は表示部901あるいはモニタ928(図4参照)に表示され、被検眼の位置合わせに用いられる。
また、319はダイクロイックミラーであり、固視灯320方向に可視光が、赤外線用エリアセンサ321方向に赤外光がそれぞれ分岐されるよう設計されている。
次に、光路351はミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308を介して、アダプター400側に導かれる。
アダプター400は、ダイクロイックミラー405、リレーレンズ406、407、コリメートレンズ409、XYスキャナ408、コネクタ410を含み構成される。
なお、図4(b)に示した眼底カメラ700の状態の場合には眼底カメラ本体部900内のリレーレンズ308がカメラ部500内のエリアセンサ501に眼底画像を結像するよう構成されている。
光路351はダイクロイックミラー405を介して、断層画像撮像用の光路351−1と眼底画像撮像用の光路351−2とに分割される。
XYスキャナ408は一つのミラーとして記したが、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置される。また、光路351−1の光軸はXYスキャナ408の2つのミラーの回転中心と一致するように調整されている。
カメラ部500は眼底画像を撮像するためのデジタル一眼レフカメラである。アダプター400とカメラ部500とは汎用のカメラマウントを介して接続される。
そのため、容易に着脱が可能である。501はエリアセンサであり、その表面に眼底画像が形成される。
905は制御回路部であり、眼底アライメント状態が許容範囲かを判断する判断部としての画像処理部926を備える。画像処理部926の動作については後述する。
なお、801(点線内)は本実施例の断層画像撮像部、802(一点鎖線内)は眼底画像撮像部を示す。
断層画像撮像部801と眼底画像撮像部802は光学系の一部を共用する。
例えば、対物レンズ302、孔あきミラー303、フォーカスレンズ304、結像レンズ305、クイックリターンミラー318、ミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308、ダイクロイックミラー405、等を共通に用いる。
つぎに、干渉計部100の構成について図5(b)を用いて説明する。
図5(b)において、101は光源、114はミラー、115は分散補償用ガラス、117は電動ステージ、905は制御回路部、130はシングルモード用の光ファイバー、131は光カプラー、135はレンズ、180は分光器である。本実施例においては、干渉計部100は、被検眼107の網膜127の断層画像を取得する。
干渉計部100はマイケルソン干渉系を構成している。光源101から出射された光は光ファイバー130−1を通じ光カプラー131を介して測定光105と参照光106とに分割される。
測定光105は光ファイバー130−2およびコネクタ147を介し、光ファイバー148に接続される。光ファイバー148が接続されるアダプター400および眼底カメラ本体部900を介して、観察対象である被検眼107の網膜127に照射された測定光は、網膜127による反射や散乱により戻り光108となって光カプラー131に到達する。
一方、参照光106は光ファイバー130−3、レンズ135−1、測定光と参照光の分散を合わせるために挿入された分散補償ガラス115を介してミラー114に到達し反射される。そして分散補償ガラス115、レンズ135−1、光ファイバー130−3を介して光カプラー131に到達する。
光カプラー131によって、戻り光108と参照光106は合波され干渉光となる。
ここで、測定光105及び戻り光108の光路長(以下、単に測定光105の光路長)と参照光106の光路長がほぼ同一となったときに干渉を生じる。
ミラー114は光軸方向に調整可能な電動ステージ117上に保持され、被検眼107によって変わる測定光105の光路長に参照光106の光路長を合わせることが可能である。
干渉光は光ファイバー130−4を介して分光器180に導かれ、レンズ135−2を介して平行光となった後、回折格子181で分光され、レンズ135−3によってラインセンサ182に結像される。
つぎに、光源101の周辺について説明する。
光源101は代表的な低コヒーレント光源であるSLD(Super Luminescent Diode)である。
中心波長は830nm、バンド幅50nmである。ここで、バンド幅は、得られる断層画像の光軸方向の分解能に影響するため、重要なパラメーターである。
また、光源の種類は、ここではSLDを選択したが、低コヒーレント光が出射できればよく、ASE(Amplified Spontaneous Emission)等も用いることができる。
中心波長は眼を測定することを鑑みると、近赤外光が適する。また、中心波長は得られる断層画像の横方向の分解能に影響するため、なるべく短波長であることが望ましい。双方の理由から中心波長を830nmとした。
本実施例では干渉計としてマイケルソン干渉計を用いたが、マッハツェンダー干渉計を用いてもよい。
測定光と参照光との光量差に応じて光量差が大きい場合にはマッハツェンダー干渉計を、光量差が比較的小さい場合にはマイケルソン干渉計を用いることが望ましい。
つぎに、眼科装置200を用いた断層画像および眼底画像の撮像方法について説明する。
眼底画像撮像装置200はXYスキャナ408を制御することで、網膜127における所望部位の断層画像を撮像することができる。
また、断層画像撮像後に眼底画像を撮像する。
ここで、図2(a)を用いてXYスキャナ408のスキャン動作を説明する。
まず、図中x方向に測定光105のスキャンを行い、x方向の撮像範囲から所定の撮像本数の情報をラインセンサ182で取得する。
x方向のある位置で得られる線状の画像をAスキャン画像と呼び、複数のAスキャン画像を並べた2次元の画像をBスキャン画像と呼ぶ。
1つのBスキャン画像を構築する複数のAスキャン画像を取得した後、y方向のスキャン位置を移動させて再びx方向のスキャンを行うことにより、複数のBスキャン画像を得る。
つぎに、図1(a)に示すフローチャートを用いて、本実施例における光画像撮像装置の制御方法の手順について説明する。
ステップ1001において撮像を開始する。パソコン925により撮像用プログラムが実行されてモニタ928に撮像用画面を起動する。同時にXYスキャナ408を動作させる。
次に、ステップ1002において、眼底アライメント画像を表示する。この眼底アライメント画像の表示について、図3を用いて説明する。
図3において、2201はエリアセンサ321で得られる赤外線画像である眼底アライメント画像、2202は断層画像撮像のアライメントの際に参照する断層撮像アライメント画像、2204は断層画像撮像時のスキャン範囲の移動を行うボタンである。
2205はインジケータ、2206は停止ボタン、2207はスライダである。このステップではまず眼底アライメント用画像2201のみを表示する。
検者は眼科装置200と被検眼107のアライメントを行う。具体的には、眼底アライメント画像2201あるいは同じ画像を示す表示部901を見ながら、ジョイスティック903を操作してワーキングドット2211が上下左右均等な位置かつ最も精細になるように調整する。
これにより、装置側の光軸中心を被検眼107の光軸中心と一致させ、かつ被検眼107と対物レンズ302との間隔を適正な距離にすることができる。
また、眼底へのピント合わせを不図示のノブを用い調整する。この際検者は2本のスプリット2212が水平に一致するように調整を行う。これらのアライメント操作は従来からある眼底カメラでのアライメントと同じである。
ここで一回ジョイスティックの操作ボタン904を押下することでステップ1003に推移する。
なお、このステップに限らず、停止ボタン2206はパソコン925に接続される不図示のマウスのクリック動作があればプログラムを終了する。
ステップ1003において、光源101を発光させ、被検眼107に断層画像撮像用光束を導く。
また、図3(a)の断層画像アライメント用画像2202を表示する。なお、眼底アライメント画像2201は前ステップより継続して表示する。
断層撮像アライメント画像2202は眼底アライメント画像2201内に示されるスキャン範囲2208の中央線2208a付近の断層画像(Bスキャン)である。
断層撮像アライメント画像2202は表示の更新を高速とするために、実際の撮像で得るAスキャン数よりも少ないAスキャン数で構成する。
検者は、スライダ2207を調整して断層撮像アライメント画像2202に断層画像が表示され、さらに、断層像が明るくなるようにスライダ2207を操作してゲート位置を調整する。
これは、参照光106の光路長を測定光105の光路長に合わせる調整であり、スライダ操作に対して図5(b)の電動ステージ117の動作を制御してミラー114の位置を移動させることによって行う。
ゲート位置を検者が調整するとしたが、画面中の輝度などを元に自動調整を行ってもよい。スライダ2207はゲート位置が検者方向あるいは被検者方向のどの位置にゲート位置があるかを示し、調整のガイドとなる。
また、インジケータ2205は表示している断層撮像アライメント画像2202の輝度値の最大値と背景ノイズの輝度値の比を示すもので右側に行くほど画像のコントラストが高くなることを示す。
ここで、被検眼107に、例えば白内障などによって生じる部分的な濁りがある場合について図2(a)〜(c)によって説明する。
105は断層画像撮像用の測定光の光束、107は被検眼、109は眼底画像撮像用の光束、110は部分的な濁り、126は虹彩、127は眼底を示す。
ステップ1002で健康な被検眼107と光学ヘッド部953の位置調整が行われた状態が図2(a)である。
図2(b)はこれに対して部分的な濁り110が特に光路中央部にある場合を示し、断層撮像用の測定光の光束105は散乱されてほとんどが眼底127に到達しない。
よって、断層撮像アライメント画像2202内の断層画像が非常に暗くなる。
この場合、検者が積極的にジョイスティック903によって光学ヘッド部953の位置の調整、特に光軸に垂直な方向の調整を行うと、濁り110を避けて断層画像撮像用の測定光の光束105を眼底に導くことが出来る(図2(c))。
その際には、断層撮像アライメント画像2202内の断層画像が明るくなる。
一方、図2(c)に示すように観察瞳孔径の違いにより眼底画像撮像用の光束109は断層画像撮像用の測定光の光束105よりも外側を通る。
そのため、図2(c)の状態で眼底写真を撮像すると、眼底画像撮像用の光束が虹彩126に当たり眼底画像の一部にフレアを生じるため、以降のステップでこれを防ぐ。
ステップ1004において、ステップ1003で検者がアライメント調整した状態での眼底画像撮像部802(光学ヘッド部953内に含まれている)の撮像位置が、画像処理部926(図5(a)参照)によって、眼底画像撮像に適した状態か否かを判断する。
画像処理部926は眼底アライメント画像2201の画像処理を行う。
この画像処理の一つの例を、図6(a)で説明する。
画像内の高輝度点であるワーキングドット2211の位置が設定範囲2221から出る場合に、眼底画像撮像部802の撮像位置を許容範囲外と判断する。
もう一つの画像処理の例を、図6(b)で説明する。
眼底アライメントがずれると眼底アライメント画像2201の周辺部が明くなる部分2223が生じる。
境界線2222より外側の周辺部エリアの画像輝度値を積算して、アライメント画像2201全体の平均値と比較してある割合以上であれば、眼底画像撮像部802の撮像位置を許容範囲外と判断する。
ここで、ステップ1004において、眼底画像撮像部の位置が許容範囲内と判断された場合、ステップ1010において操作ボタン904の押下を待ち受ける状態となる。操作ボタン904の押下によってステップ1011に進む。
ステップ1011において断層画像撮像を行う。このステップで眼底カメラ本体部900のクイックリターンミラー318は降りており、分岐用のダイクロイックミラー405部には断層画像撮像用の測定光105のみ導かれる。
カメラ部500には光が導かれない。ここでXYスキャナ408を前もって決められたスキャンの仕様に基づいて動作させ、眼底各位置での干渉信号をラインセンサ182から制御回路部905を介してパソコン925が読み出す。
ラインセンサ182の各画素には分光された波長の光が入射されている。このラインセンサ182で得られる波長ごとの強度情報をフーリエ変換することにより得られる波形が、眼底各位置での深さ方向に関する戻り光108の強度情報となる。
これは一般的なSD(Spectral Domain)−OCTの原理である。このラインセンサ182の読み出し1回で得られる戻り光108の強度情報を画像の明るさに変換した線状の画像が前述のAスキャン画像である。本ステップでは各位置での強度情報を取得するまでを行う。
ステップ1012において、ステップ1011から自動的に進行して眼底画像撮像を行う。
所定の断層画像の取得が終了すると、ストロボ管314を発光させ、同時にクイックリターンミラー318を跳ね上げ、カメラ部500を用いて、眼底画像を撮像し記憶部929に保存する。
ステップ1013において、ステップ1012から自動的に推移し、撮像終了である。
一方、ステップ1004において、眼底画像撮像部の位置が許容範囲外と判断された場合、ステップ1005に進み、検者に眼底画像撮像が不良となることを知らせるメッセージと選択ボタンを表示画面上に表示して、ボタン選択を待ち受ける状態となる。
図3(b)に示すように「眼底写真のアライメントにずれがあり、眼底写真が失敗する恐れがあります。眼底写真撮像とOCT撮像を同時に行いますか?」というメッセージボックス2301を表示する。
そして、そのメッセージボックス内に、ボタン2302およびボタン2303を表示する。
このボタン2302、2303のどちらかを選択することにより、眼底画像撮像の前に撮像待機状態を設けるかどうかを選択可能としている。
ボタン2302がマウスのクリックにより選択された場合には前述のステップ1010に進む。その後の動作は前述と同じである。
ボタン2303がマウスのクリックにより選択された場合にはステップ1007に進む。
ステップ1007においてジョイスティック903に設けられた操作ボタン904の押下を待ち受ける状態となる。操作ボタン904の押下によってステップ1008に進む。
ステップ1008において断層画像撮像を行う。断層画像撮像動作は前述のステップ1011と同じである。
ステップ1009はジョイスティック903に設けられた操作ボタン904の押下を待ち受ける状態となる。
ここで、検者は再度眼底アライメント画像2201を参照して眼底アライメントを行う。
このステップで検者に眼底アライメントを促すメッセージ、例えば「眼底写真撮像のための再アライメントをしてください」という表示をさせてもよい。
操作ボタン904の押下によってステップ1012に進む。ステップ1012以降は前述の動作と同じである。
ここで、眼底写真を撮影する前に、再アライメントを促す表示を行っている状態が、本実施例における撮像待機状態に対応する。なお、表示形態は、これに限らず、必要に応じた表示であれば充分である。また、所定時間内に再アライメントが実行されなかった場合、眼底写真の撮像を実行するような構成を撮像待機状態としても良い。
撮像が終了した後、撮像したBスキャン画像あるいは複数のBスキャン画像より構成した3次元画像および眼底画像をモニタ928に表示する。
なお、ステップ1002(眼底アライメント画像表示)とステップ1003(断層撮像アライメント画像表示)を順次行うとしたが、同時に表示してもよい。
この場合ステップ1001からステップ1002に推移する際に光源を発光させる。ただし、検者は眼底アライメントを行った後、断層画像撮像のアライメントを行うことが通常の操作である。
また、本実施例においては眼底観察部として眼底表面の2次元画像を撮像する眼底撮像部としたが、断層画像撮像部に対して観察瞳孔径が大きい眼底観察手段に対しても同様の結果を得ることができる。
この眼底観察部の他の例としては、眼底で結像されるスポット光の反射像から屈折力を数値化するオートレフラクトメータがある。
眼底カメラを選択した場合には眼底画像と断層画像という相互に関連の高い画像を比較できることで診断に利用する際に便利である。
また、画像処理部926を制御回路部905に備えるとしたが、眼底カメラ本体部900やアダプター400に備えてもよく、パソコン925内のソフトウエアとして備えてもよい。
以上述べたように、本実施例における眼科装置によれば、眼底撮像時の眼底アライメントずれを防止することが可能となる。
また、断層撮像アライメント画像および眼底アライメント画像を同時にチェックしながら操作を行う必要が無く、操作の煩雑さを軽減したことで検者の負担を小さくすることができる。
本実施例における眼科装置は、眼底カメラ部を眼底カメラ本体部900とカメラ部500とから構成することで、眼底カメラ本体部900とカメラ部500との間に着脱自在に設けている。
このようにカメラ部500と干渉計部100とに光路を分岐するためのアダプター400を設けることにより、眼底カメラ単体として使用していた装置を、眼底撮像機能を備えた装置とすることができ、利用効率を向上させることができる。
[実施例2]
実施例2として、実施例1と異なる構成例の眼科装置について説明する。
本実施例の眼科装置は、実施例1に対して眼科装置の構成に関して、アライメントをモータなどアクチュエータを用いた制御によって行う点が異なっている。
また、撮像方法に関しても、再眼底アライメントを自動化した点が異なっている。
本実施例の眼科装置では、図4(a)の眼科装置において、ジョイスティック903の動作を不図示のセンサで読み取るように構成される。
その動作量に基づいて、制御回路部905およびパソコン925によって不図示のアクチュエータの制御を行い光学ヘッド部953を移動させることでアライメント動作を行う。
本実施例では図中xyz各方向に対してアクチュエータを備える。
アクチュエータはステッピングモータと微細なピッチをもつネジおよびギアの回転伝達機構からなる一般的な直動タイプの物を使用している。アクチュエータは他の方式のものであってもよい。
各部における光学系の構成は、実施例1と同様であるから説明を省略する。
つぎに、図1(b)のフローチャートを用いて、本実施例における光画像撮像装置の制御方法の手順について説明する。
なお、実施例1と同様の動作を行う箇所については、説明を省略する。
図1(b)に示すように、まず、ステップ2001において撮像を開始する。
次に、ステップ2002において、眼底アライメント用画像を表示する。検者はこのステップで眼科装置200と被検眼107の光軸位置合わせを行う。操作ボタン904の押下によってステップ2003に進む。
次に、ステップ2003において、光学ヘッド部953の位置情報をパソコン925の記憶部929に保存する。
操作ボタン904は前ステップ2003においてのみ、この記憶動作の入力部となっている。
また、操作ボタン904の押下によって本眼科装置は記憶動作の入力信号を得る。
本実施例では、位置情報とはステッピングモータの回転移動量を表す累積パルス数である。
また、光源101を発光させて被検眼107に断層画像撮像用の測定用の光束105を導くとともにステップ2004に推移する。
次に、ステップ2004において、図3の断層画像アライメント用画像2202を表示する。
検者はゲート位置の調整および、ジョイスティックによるアライメントを行って断層画像撮像アライメント画像2202内の断層像が明るくなるようにする。ステップ2005に自動的に推移する。
次に、ステップ2005において、ステップ2004で検者が調整した状態を画像処理部926によって眼底画像撮像に適した状態か否かを判断する。これは実施例1と同じである。
ここで、ステップ2005において、眼底画像撮像部の位置が許容範囲内と判断された場合、ステップ2009に推移する。
ステップ2009においてジョイスティック903に設けられた操作ボタン904の押下を待ち受ける状態となる。操作ボタン904の押下によってステップ2010に進む。
ステップ2010において断層画像撮像を行う。
ステップ2011においてステップ2010から自動的に推移して眼底画像撮像を行う。
ステップ2012はステップ2011から自動的に推移し、撮像終了する。
一方、ステップ2005において、眼底画像撮像部の位置が許容範囲外と判断された場合、ステップ2006に推移する。
ジョイスティック903に設けられた操作ボタン904の押下を待ち受ける状態となる。操作ボタン904の押下によってステップ2007に進む。
ステップ2007において断層画像撮像を行う。ステップ2008に自動的に推移する。
ステップ2008において、ステップ2003で記憶した位置情報に基づいて光学ヘッド部953を移動する。
具体的には記憶した累積パルス数と同一となるようステッピングモータを回転させる。
次に自動的にステップ2011に推移する。それ以降は前述の動作と同じである。
以上述べたように本実施例における眼科装置は、眼底アライメント状態によっては、眼底画像撮像前にアライメント位置の自動復帰を行う。
これにより、眼底写真撮像時の眼底アライメントずれを防止することが可能となる。
また、検者は眼底画像撮像において再アライメントの必要が無くなり、実施例1に比較して検者の負担をさらに軽くすることができる。
また、以上で説明した各実施例での光画像撮像装置の制御方法において、これらの制御方法における制御部を構成するコンピュータ(パソコン)に実行させるためのプログラムを作製し、このプログラムを記憶媒体に記憶させ、コンピュータに読み取らせるように構成することができる。
200:眼科装置
801:断層画像撮像部
802:眼底画像撮像部(眼底観察部)
904:操作ボタン(入力部)
905:制御回路部
925:パソコン
926:画像処理部(判断部)

Claims (21)

  1. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記眼底画像の取得可能な範囲内か否かを判断する判断手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記判断手段により前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記許容範囲外であると判断された場合、警告表示を表示手段に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記警告表示に対して、前記被検眼に対する前記照射手段の位置を移動するか否かの選択を待ち受ける状態となることを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
  4. 前記判断手段により前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記許容範囲外であると判断された場合、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する移動手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の眼科装置。
  5. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の外である場合に、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する移動手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  6. 前記移動手段の移動に応じて可視光である前記第2の光により前記被検眼の眼底画像を取得することを特徴とする請求項または請求項に記載の眼科装置。
  7. 前記移動手段は、前記照射手段を含む光学ヘッド部を前記被検眼に対して移動する機構であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の眼科装置。
  8. 前記第1の光を用いて前記断層画像を取得する断層画像取得手段と、
    前記第2の光を用いて前記眼底画像を取得する眼底画像取得手段と、を有し、
    前記断層画像取得手段の光学系の一部と眼底画像取得手段の光学系の一部とが共用されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の眼科装置。
  9. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の屈折力を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段と、
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記屈折力の取得可能な範囲内か否かを判断する判断手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  10. 前記判断手段が、前記被検眼の眼底画像の明るさと該眼底画像と前記被検眼の眼軸との距離とのうち少なくとも一方に基づいて前記判断を行うことを特徴とする請求項1乃至4、9のいずれか1項に記載の眼科装置。
  11. 前記判断手段による判断を行う前に取得する前記被検眼の眼底画像が、赤外光により取得されることを特徴とする請求項1乃至4、9、10のいずれか1項に記載の眼科装置。
  12. 前記情報は、前記断層画像を取得した際における前記位置が許容範囲の内か外かを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至4、9乃至11のいずれか1項に記載の眼科装置。
  13. 前記第2の光は、前記被検眼の前眼部における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域の径となることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の眼科装置。
  14. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記眼底画像の取得可能な範囲内か否かを判断する工程を有することを特徴とする眼科装置の制御方法。
  15. 前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記許容範囲外であると判断された場合、警告表示を表示手段に表示させる工程を有することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置の制御方法。
  16. 前記警告表示に対して、前記被検眼に対する前記照射手段の位置を移動するか否かの選択を待ち受ける状態となる工程を有することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置の制御方法。
  17. 前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記許容範囲外であると判断された場合、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する工程を有することを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法。
  18. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の眼底画像を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の外である場合に、前記被検眼に対して前記照射手段の位置を移動する工程を有することを特徴とする眼科装置の制御方法。
  19. 前記移動する工程における前記移動に応じて可視光である前記第2の光により前記被検眼の眼底画像を取得する工程を有することを特徴とする請求項1または請求項1に記載の眼科装置の制御方法。
  20. 被検眼の断層画像を取得するための第1の光と、前記被検眼の屈折力を取得するためであり且つ前記被検眼における前記第1の光の照射領域の径よりも大きい照射領域のとなる第2の光とをそれぞれ前記被検眼に照射する照射手段を有する眼科装置の制御方法であって
    前記被検眼に対する前記照射手段の位置が許容範囲の内か外かを示す情報に基づいて、前記被検眼に対する前記照射手段の位置が前記屈折力の取得可能な範囲内か否かを判断する工程を有することを特徴とする眼科装置の制御方法。
  21. 請求項1乃至2のいずれか1項に記載の眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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