JP5372113B2 - 無線通信基地局装置 - Google Patents

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本発明は、Multimedia Broadcast Multicast Service (MBMS)通信を行う無線通信基地局装置に関する。
UMTSでは、Multimedia Broadcast Multicast Service (MBMS)がRelease6において導入された。MBMSの目的は、複数のユーザが同じ情報を必要とするサービスにおいて、個々のユーザに個別のチャネルを使って情報を送信するのではなく、共通のチャネルを使って同じ情報を送信することにより、無線リソース、ネットワークリソースの有効利用を図ることである。
最初に、UMTSにおけるMBMSの概要について説明する。なお、これらの動作概要については非特許文献1に、RRC (Radio Resource Control)の詳細な動作については、非特許文献2に記載されている。
UMTSにおいてMBMSをpoint-to-multipointで提供する際に使われているチャネルを図26に示す。この図では、Logical Channel、Transport Channel、Physical Channelの関係も含めて示している。Logical Channelは、MBMS point-to-multipoint Traffic Channel (MTCH)、MBMS point-to-multipoint Control Channel (MCCH)、MBMS point-to-multipoint Scheduling Channel (MSCH)の3つが新たにMBMS用に定義された。
ここで、MTCHは、MBMSのデータを伝送するチャネルであり、データチャネルである。また、MCCHは、MBMSを提供するための制御情報を含むチャネルであり、制御チャネルである。さらに、MSCHは、MTCHのスケジューリング情報を伝送するチャネルであり、制御チャネルである。
次に、Transport Channelは、Forward Access Channel (FACH)が3つのLogical Channelを伝送するために用いられている。FACHは、UMTSにおいてもともと存在するチャネルであり、新たにMBMS用に定義されたチャネルではない。
最後に、Physical Channelは、Secondary Common Control Physical Channel (S-CCPCH)がそのFACHを伝送するために使用される。S-CCPCHもUMTSにおいてもともと存在するチャネルであり、新たにMBMS用に定義されたチャネルではない。
以下、主にLayer2、Layer3について説明する。まず、上述したMCCHについて詳細に説明する。MCCHは、大きく2つのカテゴリに分類される。すなわち、CriticalとNon Criticalである。また、Criticalは、Notification用のmessage、RB (Radio Bearer) information用のmessage、一般的なMBMS関連の情報用のmessageの3つの体系に分かれている。これに対して、Non CriticalはCounting用のmessageしかない。
具体的には、Notification用のMessageとして、MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION(変更のあったServiceの情報を示すMessageであり、端末に対する今後の動作も含む)、MBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATION(変更のないServiceの情報を示すMessageであり、端末に対する今後の動作も含む)がある。
また、RB information用のMessageとして、MBMS COMMON P-T-M RB INFORMATION(RB informationのうち、サービス間で共通の設定を含む)、MBMS CURRENT CELL P-T-M RB INFORMATION(RB informationのうち、自セルでの設定を含む)、MBMS NEIGHBOURING CELL P-T-M RB INFORMATION(RB informationのうち、隣接セルでの設定を含む)がある。
さらに、一般的なMBMS関連の情報用のMessageとして、MBMS GENERAL INFORMATION(Preferred frequency、MBMS用のtimer、counterの情報、MSCHのconfiguration情報等を含む)がある。
一方、Non Criticalには、MBMS ACCESS INFORMATION(Countingに関する情報を含む)がある。
このように定義されたMCCHのmessageを端末が受信し、設定を行うことにより、実際にデータを伝送するMTCH、またはMTCHのスケジューリング情報を伝送するMSCHを受信できるようになる。
次に、Notification及びCountingについて説明する。MBMSは、常時、サービスが提供されているわけではなく、定期的、または不定期にサービスが提供される。具体例としては、Mobile TVのようなサービスでは、定期的に同じ番組(コンテンツは毎回、または複数回毎に異なる)が流されたり、株価情報が定期的に送信されたりする。
また、不定期なサービス提供の例としては、特定の情報に限ったニュース速報などであり、新たなニュースがあったときに配信される。このようなサービスに対応するためには、ユーザの興味があるサービスの提供をネットワークが開始することを端末に通知する必要がある。この動作がNotificationである。
Notificationには大きく分けて2つある。1つには、上記のMCCHで定義されているNotificationのMessageを端末が確認することにより、端末が要求するサービスを提供しているかを確認するものである。2つには、MBMS Indicator Channel (MICH)により、上記のMCCHで定義されているNotificationのMessageを確認する必要があることを通知するものである。
このように、Notificationには、端末が1ステップでNotificationのMessageを確認する方法と、端末が2ステップでNotificationのMessageを確認する方法がある。
上述したようにMBMSとして提供される特定のサービスに対して、セルで提供する必要があるか否か、また必要ならどのように提供するか、Countingを行うことにより決定する。セルで提供する必要があるか否かという点では、特定のサービスを要求する端末が存在するかを確認することになる。
具体的には、まず、ネットワークは端末に対して、これから提供するサービスに対してCountingを行うための情報としてProbability factorと呼ばれるパラメータを送信する。これは、特定のサービスを要求する全ての端末が応答することによりおこる回線の輻輳を防ぐために、特定のサービスを要求する端末のうち一部の端末のみに応答させるパラメータである。
ここで、特定のサービスを要求する端末のうち、応答した端末をネットワークが認識することにより、このセルにそのサービスを提供する必要があることが分かる。なお、端末からの応答がない場合には、Probability factorの値を変更して、より多くの端末が応答できるようにする。
ネットワークは、次にどのようにサービスを提供するか決定する。例えば、Multicastは複数の端末に対して同じ情報を送信するため、セルエッジに存在するような端末を考慮して、高い電力で送信する必要がある。しかし、特定のサービスを要求する端末が少ない場合には、個々の端末に対してそれぞれ同じ情報を送信した方がよい場合がある。ネットワークは、このような場合の判断もする必要がある。具体例としては、4台以上端末が存在する場合には、MBMSをMulticastによって提供し、4台未満の場合には、MBMSを個別に送信するなどの動作である。この例では、4台以上端末が存在することをCountingで確認する。
次に、端末がMCCHを受信するまでの動作について図27を用いて説明する。上述したようにMCCHは、FACH(Physical ChannelとしてはS-CCPCH)で送られる。MCCHの送信動作を示すパラメータとして、Modification period、Repetition period、Access Info periodの3つがある。Modification periodは、MCCHのCritical messageを変更できない期間であり、この間に複数回送信されうるCritical messageの内容は全て同じである。ただし、Non critical messageはこの期間内でも変更できる。
また、Repetition periodは、MCCHのCritical messageがRepetitionされる間隔であり、Modification periodはRepetition periodの整数倍である。さらに、Access Info periodは、MCCHのNon Critical messageがRepetitionされる間隔である。
これらのパラメータにより、端末がどのタイミングでMCCHを取得するかを知ることができる。なお、端末としては、このパラメータの他にもMCCHが送られるFACH(Physical ChannelとしてはS-CCPCH)の情報を取得する必要がある。これらのチャネル情報とMCCHの送信間隔に関する情報は報知情報としてSIB5にて送信されている。すなわち、端末はSIB5を受信することにより、MCCHを受信する準備ができる。ちなみに、端末がSIB5を受信するには、SIB5のスケジューリング情報が必要であるため、MIBに含まれるスケジューリング情報を取得しておくことになるが、それは一般的な報知情報取得動作である。
このようにUMTS Rel6のMBMSでは、多くの動作が新たに定義されており、非常に複雑なシステムになっている。
しかしながら、LTE (Long Term Evolution)では、MBMSがシステム開発当初から適用されており、様々な文献等においてMBMS用の新規機能、また新たなフレームワークを盛り込むことが提案されているものの、オーバーヘッドが増大するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、LTEのMBMSにおいて、オーバーヘッドを削減する無線通信基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信基地局装置は、エリアにより異なる複数のSingle Frequency Network (SFN)運用形態を有するMBMSサービスを提供するシステムにおいて使用される基地局装置であって、前記複数のSFN運用形態を有するMultimedia Broadcast Multicast Service (MBMS)用の制御情報について、前記複数のSFN運用形態毎に異なる制御情報であるMBMS制御情報を作成するMBMS制御情報作成手段と、作成された前記MBMS制御情報を送信する送信手段と、前記複数のSFN運用形態において共通のL1/L2制御チャネルを介して前記MBMS制御情報の取得指示を通知する通知情報と、前記MBMS制御情報を取得するためのスケジューリングに関する情報とを送信する通知手段と、を具備し、前記複数のSFNの運用形態は、SFNが運用される運用形態とSFNが運用されない運用形態(Non−SFN)を含む構成を採る。
本発明によれば、LTEのMBMSにおいて、オーバーヘッドを削減することができる。
本発明の実施の形態1に係るMIB, MBMS SB, MBMS SIBの関係を示す図 図1に示したMIB, MBMS SB, MBMS SIBの送信間隔及び送信タイミングを示す図 本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図 報知情報の送信が行われる固定リソースと可変リソースを示す図 複数の周波数帯域がMBMS用に使用される様子を示す図 図5(a)に示した場合のMBMS SBの送信方法を示す図 図5(b)に示した場合のMBMS SBの送信方法を示す図 MBMS dedicated cellを用いたMBMS SBの送信方法を示す図 サブフレームの配置例を示す図 本発明の実施の形態2に係る基地局装置の構成を示すブロック図 特定のMBMSデータを要求する端末が特定のセルに集中している様子を示す図 MBMS制御手順であるProcedureの例を示す図 Counting resultの定義に用いる図 本発明の実施の形態3に係る基地局の構成を示すブロック図 図10に示した基地局の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態3に係る端末の構成を示すブロック図 Probability factor調整の説明に供する図 部分的なSFN operationを行う様子を示す図 MICHによるMCCHの受信指示の様子を示す図 LTEでのPICHを示す概念図 MBMS SBに対してMICHを定義した様子を示す図 本発明の実施の形態4に係る基地局の構成を示すブロック図 Value tagが更新された最初のMBMS SBからMICHを送信する様子を示す図 本発明の実施の形態4に係る端末の構成を示すブロック図 MBMS SBを送るタイミングの数サブフレーム前からMICHの送信を行う様子を示す図 UMTSにおいてMBMSに使われているチャネルを示す図 端末がMCCHを受信するまでの動作の説明に供する図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一の機能を有する構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るMIB, MBMS SB, MBMS SIBの関係を示す図である。UMTSでは、MCCHとして定義されている複数のMessageが報知情報の形態、すなわち、System information block (SIB)とは異なる体系で送信されていたが、ここでは、図1に示したように、MBMS用のSIB(以下、「MBMS SIB」という)として定義されている。なお、SIBの単位としては、UMTSのMCCHでのmessage毎として考えることができる。例えば、MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONに該当するような情報を伝送するSIBを一つ定義し、MBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONに該当するような情報を伝送するSIBを一つ定義するなどである。ただし、SIBの割り当て方としては、上記の方法に限らず、別の方法を用いてもかまわない。
このように定義されたMBMS SIBは、MBMSのSIBに対するスケジューリング情報を含むMBMS用のScheduling block(以下、「MBMS SB」という)によってスケジューリングされる。スケジューリング情報としては、UMTSの報知情報の送信で定義されていた送信タイミング(System Frame Number上のポジション)、送信間隔に加えて、radio block等の別の情報が必要とされる可能性もあるが、どのような情報であってもよい。
MBMS SBは、通常のSBと同様にMaster Information Block (MIB)によってスケジューリングされる。このような動作により、UMTSにおいて、別の機能が必要とされていたMBMSのMCCH受信が報知情報で用いられている機能によって置き換えることが可能となる。具体的には、UMTSにおいて定義されていたRepetition period、Access info periodは、MBMS SIBの送信間隔によって定義できる。これは、通常のSIBの送信に用いられる情報と同じである。
これについて図2を用いて説明する。この図では、MIBは、送信間隔(repetition period)を4とし、送信タイミング(position)を0としている。これは、UMTSでの定義と同様である。このような場合、Super Frame Numberを4で割った余りが0となるタイミングでMIBが送信されることとなる。ここでは、MIBに格納されたMBMS SBのスケジューリング情報として、送信間隔(repetition period)8、送信タイミング(position)2となっていることから、Super Frame Numberを8で割った余りが2となるタイミングでMBMS SBが送信されることとなる。同様に、MBMS SBに格納されたSIBのスケジューリング情報に基づいてSIBの送信間隔及び送信タイミングが決定される。
以下、本発明の実施の形態1に係る基地局装置100の構成について図3を用いて説明する。スケジューリング部101は、後述するMBMS SIB作成部106からMBMS SIB種別と各MBMS SIB種別のデータサイズを取得し、これらに基づいて、MBMS SIBのスケジューリング情報を決定する。また、スケジューリング部101は、後述するMBMS SB作成部104から作成されたMBMS SBのデータサイズ等の情報を取得し、これに基づいて、MBMS SBのスケジューリング情報を決定する。決定されたMBMS SIBのスケジューリング情報はMBMS SB作成部104に、MBMS SBのスケジューリング情報はMIB作成部103にそれぞれ出力される。また、これらのスケジューリング情報は送信部107に出力される。
報知情報データベース部102は、報知情報のうちMIBに関連する情報を記憶し、記憶したMIB関連情報をMIB作成部103に出力する。
MIB作成部103は、スケジューリング部101から出力されたMBMS SBスケジューリング情報と、報知情報データベース部102から出力されたMIB関連情報とからMIBを作成し、作成したMIBを送信部107に出力する。
MBMS SB作成部104は、スケジューリング部101から出力されたMBMS SIBスケジューリング情報に基づいて、MBMS SBを作成し、作成したMBMS SBを送信部107に出力する。また、作成したMBMS SBのデータサイズ等の情報をスケジューリング部101に出力する。
MBMSデータベース部105は、MBMSとして提供するサービス情報と、このサービスを提供するために必要な設定情報を記憶し、記憶したこれらの情報をMBMS SIB作成部106に出力する。
MBMS SIB作成部106は、MBMSデータベース部105から出力されたサービス情報と設定情報とに基づいて、MBMS SIBを作成し、作成したMBMS SIBを送信部107に出力する。また、作成したMBMS SIBの種別及びデータサイズをスケジューリング部101に出力する。
送信部107は、MIB作成部103から出力されたMIB、MBMS SB作成部104から出力されたMBMS SB、MBMS SIB作成部106から出力されたMBMS SIBを、スケジューリング部101から出力されたスケジューリング情報にしたがって送信する。
基地局装置100は、このような構成を有することから、MBMS SIBを通常の報知情報と同様に送信することができる。また、UMTSでは、Critical information内で同一のRepetition periodを用いる必要があり、またどのような順番でMCCHのmessageが並んでいるかは受信するまで分からなかったが、上記方式では、MBMS SIB毎に送信頻度を変えられると共に、MBMS SIB毎の送信タイミングも通知できるため、より柔軟な動作が可能となる。
Modification periodについても、UMTSの報知情報にて使用されているValue tagを使用することが考えられる。すなわち、Modification periodのような変更されない区間を定義するのではなく、Value tagによって内容が変更されたか否かを通知することにより、端末において変更の有無を検出することができる。
なお、このValue tagは、全てのMBMS SIB毎に別々に運用するのではなく、関連するMBMS SIB同士を同時に更新することも考えられる。具体的には、Notificationに関する情報はセットとして考えられるので、MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATIONに該当する情報を伝送するSIBと、MBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATIONに該当する情報を伝送するSIBとで同様にValue tagをインクリメントする方法がある。また、極端な運用としては、UMTSにおいてCriticalとして定義されているmessageに該当する情報を伝送するSIBでは、全て同様にValue tagをインクリメントする方法も考えられる。
なお、このValue tagは、他の報知情報送信用のValue tagと異なる値の範囲を持つことも可能である。具体的には、報知情報送信の際に、Predefined configuration用のValue tag、Cellレベルの情報のValue tag、PLMNレベルの情報のValue tag等の複数の種類のValue tagがUMTSでは用意されている。これと同様に、MBMS SIB用のValue tagを設けることが考えられる。
このように実施の形態1によれば、MCCHを報知情報のMBMS SIBとして作成し、MBMS SIBのスケジューリング情報を含めてMBMS SBを作成し、MBMS SBのスケジューリング情報を含めてMIBを作成し、作成したこれらの情報を端末に送信することにより、MBMS SIBを通常の報知情報と同様に送信することができるので、オーバーヘッドを削減することができる。
なお、本実施の形態では、Modification periodの代わりにValue tagを用いて変更を検出する方法について説明したが、Modification periodの概念を使用することも可能である。具体的には、MBMS SBもしくはMIBにModification periodの情報を含めて端末に通知することである。この際、Modification periodを開始する点としてはUMTSと同じく、System Frame Numberを特定の値でModをとった値が0になる点でもよいし、MBMS SBなどを基点としてもよい。また、Modification periodの間隔も、UMTSと同様にMBMS SIBの送信間隔の整数倍にすることが考えられるし、MBMS SBの送信間隔の整数倍として定義することも可能である。
また、本実施の形態では、MBMS SBを定義したが、MBMS SBの内容が全てMIBに含まれることも運用として考えられる。このような場合には、MIBから直接MBMS SIBのスケジューリングが行われる。
また、MBMS SBとしてMBMS関連のSIBのみを含むのではなく他のSIBを含めるように普通のSBを用いてもかまわない。
LTEにおいては、報知情報の送信は固定のリソースで送られる部分と、可変のリソースで送られる部分が定義されている。ここで、固定のリソースとは、図4に示す中心の1.25MHz帯域のうち、固定の時間タイミングとなる。また、可変のリソースは、中心の10MHz帯域である。この際に、MIB、MBMS SB、MBMS SIBがどのように送信されるかについていくつかパターンが考えられる。
MIBは、端末が固定の情報のみで受信可能なように固定のリソースで送られる必要がある。一方、MBMS SBとMBMS SIBは、可変のリソースで送ることが考えられる。そのため、図4に示すように、MIBのみを固定のリソースを用いて送信し、MBMS SBとMBMS SIBを可変のリソースで送信することが考えられる。しかしながら、MBMS SBを上述したようにMIBに含むことも可能であるし、固定のリソースで送ることも可能である。また、MBMS SIBに関しても固定のリソースを用いて送信してもかまわない。
また、複数の周波数帯域がMBMS用に使用されることが考えられる。この様子を図5に示す。ここで、図5(a)は、複数の周波数帯域のそれぞれで同じエリアのセルを構成する例を示し、図5(b)は、複数の周波数帯域で異なるエリアのセルを構成する例を示す。
まず、図5(a)に示した例について考える。この場合、MBMS SBの送信方法として、図6(a)〜(d)に示すように、4通り考えられる。図6(a)は、複数の周波数帯域でMBMSを提供し、それぞれの周波数帯域のMBMS SBの情報をそれぞれの周波数帯域で送信する場合を示す。図6(b)は、複数の周波数帯域でMBMSを提供し、それぞれの周波数帯域のMBMS SBの情報と他の周波数帯域のMBMS SBの情報をそれぞれの周波数帯域で送信する場合を示す。図6(c)は、特定の周波数帯域でMBMSを提供し、MBMSを提供している周波数帯域のMBMS SBの情報をそれぞれの周波数帯域で送信する場合を示す。図6(d)は、特定の周波数帯域でMBMSを提供し、MBMSを提供している周波数帯域はMBMS SBの情報を提供し、それ以外の周波数帯域は、MBMSを提供している周波数帯域の情報のみを送信する場合を示す。本実施の形態では、図6(a)〜(d)に示したいずれの方法でも適用可能である。
次に、図5(b)に示した例について考える。この場合MBMS SBの送信方法として、図7(a)〜(d)に示すように4通りの方法が考えられる。また、図7(a)〜(d)は、それぞれ図6(a)〜(d)とそれぞれ同じような動作となっている。ただし、異なる点としては、セルのエリアが周波数帯域毎に異なるため、複数のセルが他周波数帯域の同一セルを示すケース、逆に一つのセルが他周波数帯域の複数のセルを示すことが考えられる。すなわち、MBMSを提供しているエリアと通常のサービスを提供するエリアが異なることになるため、複数のセルが一つのセルを示すケースがある(図7(b)、図7(c))。
また、LTEにおいてはMBMS専用の周波数帯域を設けることが考えられている。これらは、LTEにおいてMBMS dedicated cell、MBMS dedicated layer等と呼ばれている。これらのセルでは、通常のセルのようにMIB等が送信されない可能性がある。この場合には、図8(a)及び図8(b)に示すように、二つの対応が可能である。図8(a)は、MBMS dedicated cellを含む複数の周波数帯域でMBMSを提供し、それぞれの周波数帯域のMBMS SBの情報とMBMS dedicated cellのMBMS SBの情報をMBMS dedicated cell以外のセルで送信する場合を示す。図8(b)は、MBMS dedicated cellのみでMBMSを提供し、MBMS dedicated cellのMBMS SBの情報をMBMS dedicated cell以外のセルで送信する場合を示す。
これらの動作により、異なる周波数帯を用いた運用、MBMS dedicated cellを用いた運用にも対応することが可能である。
なお、複数の周波数帯域でMBMSを送信する際に、MBMS SBのスケジューリング情報を周波数間で共通にすることが考えられる。すなわち、自周波数帯域のMBMS SBの位置を示す為にMIBに含まれる情報が、全ての周波数帯域で同じものにすることである。このようなことで、MBMS SBを示す為の情報を削減することも可能である。
(実施の形態2)
LTE (Long Term Evolution)でのMBMSにおいては、SFN (Single Frequency Network) operationが検討されている。SFN operationとは、複数の基地局から同じ周波数帯域で同じタイミングで同一情報を送信することにより、信号を無線上で合成する機能である。このSFN operationにより、セルエッジに存在するような端末の受信品質を大幅に改善することが可能である。
しかしながら、これは複数の基地局で同じ情報を適用することを前提としているため、特定の基地局のみで送信されるような情報に関しては適用されない。そのようなケースをここではNon SFN operationと呼ぶ。
SFN operationの特徴は、上述したように基地局間の信号の合成にあるが、これを実現するには、通常のセル内の通信に比べて長いCyclic Prefix (CP)を用いる必要がある。これは、複数の基地局からの信号を合成するのは、1つの基地局からの信号を合成するのに比べて長い期間が必要となるからである。これらのことから、SFN operationを行うケースと、Non SFN operationを行うケースとで異なるフォーマットでデータが送信されることになる。
LTEでは、SFN operationに対応したTransport channelとしてMulticast Channel (MCH)が用意されており、通常の送信用のTransport channelとして、Downlink Shared Channel (DL-SCH)が用意されている。そのため、SFN operation用の情報はMCHで運ばれ、Non SFN operation用の情報はDL-SCHで送られるといえる。
上述の通り、MCHとDL-SCHとではフォーマットが異なるため、同じ周波数帯域内で同一のタイミングでは送信できないため、異なるタイミングで送信する必要がある。よって、SFN operationのMBMSデータと、Non SFN operationのMBMSデータとでは異なるタイミングで送信されることとなる。このことは、データ自体のみならず、その制御情報(MCCH)にも当てはめることが可能である。すなわち、SFN operationを行うMBMSデータをSFN operationし、Non SFN operationのMBMSデータをNon SFN operationするということである。
ここで、サブフレームの配置例を図9に示す。図9に示すように、MBMS SBにおいて、SFN operation用のSIBとNon SFN operation用のSIBが別々にスケジューリングされている。これは、1つのSIBであっても、SFN operation用とNon SFN operation用とで別のタイミングで送る必要があるからである。このようなスケジューリングにより、MCCHに対してもSFN operationとNon SFN operationを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態2に係る基地局装置200の構成について図10を用いて説明する。SFN対応スケジューリング部201は、後述するSFN operation用MBMS SIB作成部203からSFN operation用のMBMS SIB種別とそのデータサイズを取得し、また、後述するNon SFN operation用MBMS SIB作成部204からNon SFN operation用のMBMS SIB種別とそのデータサイズを取得し、取得したこれらの情報に基づいて、MBMS SIBのスケジューリング情報を決定する。決定されたMBMS SIBのスケジューリング情報はMBMS SB作成部202に出力される。このとき、SFN対応スケジューリング部201は、SFN operation用MBMS SIBをSFN operationが可能なタイミングで送信できるように設定し、Non SFN operation用MBMS SIBをSFN operationが行わないタイミングで送信するように設定する。なお、SFN対応スケジューリング部201はSFN operationが行えるか否かの情報を有しているものとする。
SFN対応MBMS SB作成部202は、SFN対応スケジューリング部201から出力されたMBMS SIBのスケジューリング情報を用いて、SFN operation用のスケジューリング情報と、Non SFN operation用のスケジューリング情報とを分けたMBMS SBを作成する。作成されたMBMS SBは送信部107に出力される。また、作成したMBMS SBのデータサイズ等の情報をSFN対応スケジューリング部201に出力する。
SFN operation用MBMS SIB作成部203は、MBMSデータベース部105から出力されたサービス情報と設定情報とに基づいて、SFN operation用MBMS SIBを作成し、作成したSFN operation用MBMS SIBを送信部107に出力する。また、作成したSFN operation用MBMS SIBの種別及びデータサイズをSFN対応スケジューリング部201に出力する。
Non SFN operation用MBMS SIB作成部204は、MBMSデータベース部105から出力されたサービス情報と設定情報とに基づいて、Non SFN operation用MBMS SIBを作成し、作成したNon SFN operation用MBMS SIBを送信部107に出力する。また、作成したNon SFN operation用MBMS SIBの種別及びデータサイズをSFN対応スケジューリング部201に出力する。
このように実施の形態2によれば、SFN operation用のMBMSデータに対するMBMS SIBと、Non SFN operation用のMBMSデータに対するMBMS SIBとをそれぞれスケジューリングすることにより、SFN operationに対応するMBMSの制御情報を送信することができる。
なお、本実施の形態では、1つのMBMS SBがSFN operation用のSIBに対するスケジューリング情報、Non SFN operation用のSIBに対するスケジューリング情報の両方を含む場合について説明したが、MBMS SBとしてSFN operation用のMBMS SB、Non SFN operation用のMBMS SBと定義することも可能である。また、MBMS SBというMBMS専用のSBではなく一般的なSBである場合には、SFN operationを行うSIB用のSB、Non SFN operationを行うSIB用のSBとして定義することも可能である。
(実施の形態3)
実施の形態2では、SFN operation用のMBMSデータに対する制御情報(MCCH)をSFN operationを行い、Non SFN operation用のMBMSデータに対する制御情報(MCCH)をNon SFN operationを行う場合について説明したが、SFN operationを行うか、Non SFN operationを行うかがMBMS制御手順であるProcedureの途中で変わることが考えられる。
具体的には、特定のMBMSデータを要求する端末の数が少なく、これらの端末が特定のセルに集中している場合を想定する。このような場合には、SFN operationを行って、受信する端末のいないセルを多数含む全てのセルでMBMSデータを送るよりも、Non SFN operationを行って、特定のMBMSデータを要求する端末が存在するセルのみでMBMSデータを送信する方が効率的である。この様子を図11に示す。
図11に示すSFN areaは、SFN operationを行う単位であり、この範囲内の全てのセルにおいて同一の情報が同一タイミング及び同一周波数で送信される。これにより、このSFN area内であればセルエッジにいても基地局間合成が無線上で実施される。この図では、特定のMBMSデータを要求する端末が3つのセルにのみ存在する場合を示している。このような場合には、上記3つのセル以外の他セルでMBMSデータを送信することは無駄であるため、上記3つのセルのみで送信することが考えられる。
ところが、このように3つのセルにのみ特定のMBMSデータを要求する端末が存在することを検出するには、このMBMSデータを要求する端末の場所を既存のCountingなどを用いる必要がある。このCountingの指示は、セル間で共通にすることができるので、SFN operationを適用することが可能である。
このように、SFN operationでProcedureが始まり、最終的にNon SFN operationとなるような動作が考えられる。このようなProcedureの例を図12に示す。図12(a)〜(h)においては、全て同じProcedureとなっているが、個々のmessageにSFN operationを行うか、Non SFN operationを行うかが異なっている。以下、具体的なProcedureの手順を示す。
ST301では、基地局から端末にサービスの提供が始まることを通知し、ST302では、基地局から端末にどのようなサービスが開始するかを示す情報を含むNotificationを送信する。
ST303では、基地局から端末にAccess Infoを送信することによってCountingに用いる情報を提供し、ST304では、端末から基地局にCounting responseを送信することによって、Countingの結果を通知する。
ST305では、基地局から端末にRB Infoを送信することによって、MTCHを送信するRB情報を通知し、ST306では、基地局から端末にMTCHによって実際にデータを送信する。
このようなProcedureの過程で、MessageをMCH又はDL-SCHによって送信することが考えられる。例えば、図12(a)では、全てのMessageがMCHによって送信される場合で送られるProcedureを示しており、図12(c)では、ST301〜ST303までのMessageがMCHによって送信され、Counting Responseの結果、Non SFN operationが決定されると、ST305,ST306のMessageがNon SFN operationのDL-SCHによって送信されるProcedureを示している。
また、図12(g)では、図12(c)に示すProcedureとは逆に、ST301〜ST303までのMessageがDL-SCHによって送信され、Counting Responseの結果、Non SFN operationが決定されると、ST305,ST306のMessageがSFN operationのMCHによって送信されるProcedureを示している。
ところが、このように、SFN operationとNon SFN operationが切り替わる場合には、以下のような問題がある。すなわち、個々のサービスをSFN operationで運用するか、Non SFN operationで運用するかを切り替える場合には、端末では両方のMessageを受信する必要がある。具体的には、図12(c)に示す場合では、ST305のRB InfoからNon SFN operationのDL-SCHに切り替わっている。そのため、端末ではST305のRB InfoをNon SFN operation用として認識する必要があり、このような切り替えに対応する必要がある。
図12では、全てのパターンを示したが、Countingの結果に基づいてSFN operationか否かを判断する場合、SFN operationとNon SFN operationとの切り替えが生じるのは、図12(c)と(g)に示すProcedureである。そのため、Countingの結果を通知するMessageを図13に示すようにST351の“Counting result”として定義する。ここで、Counting resultは、今までのProcedureと同じチャネル、すなわち、MCHかDL-SCHで送信される。図13(a)に示す場合には、ST301〜ST303のMessageがMCHによって送信される。そのため、ST351のCounting resultもMCHによって送信され、これによりST305及びST306のMessageがMCHかDL-SCHかを通知する。図13(b)に示す場合には、ST301〜ST303のMessageがDL-SCHによって送信される。そのため、ST351のCounting resultもDL-SCHによって送信され、これによりST305及びST306のMessageがMCHかDL-SCHかを通知する。
図14は、本発明の実施の形態3に係る基地局400の構成を示すブロック図である。図14が図10と異なる点は、受信部401及びCounting処理部402を追加した点と、MBMSデータベース部105をMBMSデータベース部403に変更した点である。
受信部401は、複数の端末から送信された信号を受信し、受信した信号をCounting処理部402に出力する。
Counting処理部402は、受信部401から出力された信号に基づいてCountingを行い、Countingの結果をMBMSデータベース部403に出力する。
Message作成手段としてのMBMSデータベース部403は、Counting処理部402から出力されたCountingの結果に基づいて、特定のMBMSデータに対する制御情報にSFN operationを適用するか否かを判定する。MBMSデータベース部403は、この判定結果をCounting resultとしてSFN operation用MBMS SIB作成部203又はNon SFN operation用MBMS SIB作成部204に出力する。
ここで、図14に示した基地局400の動作を図13(a)に示したProcedureに基づいて説明する。まず、ST301のNotification及びST302のAccess InfoはMCHで送信されるため、対応するSIBの作成に用いる情報がMBMSデータベース部403からSFN operation用MBMS SIB作成部203に出力される。
SFN operation用MBMS SIB作成部203では、MBMSデータベース部403から出力された情報を用いてSIBを作成し、作成したSIBを示す情報をSFN対応スケジューリング部201に、SIB自体を送信部107に出力する。これ以降ST301のNotification及びST302のAccess Infoの送信処理は実施の形態2と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
受信部401では、ST304のCounting responseを受信し、受信したCounting responseをCounting処理部402に出力する。Counting処理部402では、受信部401から出力されたCounting responseに基づいて、このサービスの提供をこのセルで行うか否かを判定し、提供を行う場合にはSFN operationを行うか否かを判定する。判定結果はMBMSデータベース部403に出力される。
MBMSデータベース部403では、Counting処理部402から出力された判定結果に基づいて、ST305のRB Info及びST306のMTCHを送信する必要があるか否かを判定する。送信する必要がある場合には、SFN operationを行うか否かを判定する。
そしてその結果をST351のCounting resultとしてSFN operation用MBMS SIB作成部203又はNon SFN operation用MBMS SIB作成部204に出力される。ただし、ST303のAccess InfoがSFN operationで送信されていた場合には、Counting resultはSFN operation用MBMS SIB作成部203に出力され、ST303のAccess InfoがNon SFN operationで送信されていた場合には、Counting resultはNon SFN operation用MBMS SIB作成部204に出力される。
また、SFN operationを行うと判断した場合には、ST303のRB Infoの内容をSFN operation用MBMS SIB作成部203に出力し、Non SFN operationを行うと判断した場合には、ST303のRB Infoの内容をNon SFN operation用MBMS SIB作成部204に出力する。図12(c)では、Non SFN operationで行うことになっているため、RB Infoの内容をNon SFN operation用MBMS SIB作成部204に出力することになる。これ以降の動作としては、既存の動作及び実施の形態2の動作と同様である。
図15は、上述した基地局400の動作を示すフロー図である。この図において、ST501では、Notificationを送信し、ST502では、Access Infoで設定するパラメータを決定する。具体的には、既にAccess Infoを送信している場合には、Responseを返す端末がより増えるようなパラメータに決定するなどである。
ST503では、Access Infoを送信し、その結果であるResponseを確認する。ST504では、Countingの結果が、送信を行うか否か、SFN operationか否かの判定に十分であるか否かの判定を行う。十分である場合にはST505に移行し、十分でない場合にはST502に戻る。
ST505では、Countingの結果、サービスの提供をこのセルで行うか否かを判定し、提供を行うことになった場合にはST506に移行し、送信を行わないことになった場合にはST511に移行し、処理を終了する。ST506では、SFN operationを行うか否かを判断し、行う場合にはST507に移行し、行わない場合にはST509に移行する。
ST507では、SFN operationでサービスが開始されることをCounting resultで端末に通知し、ST508では、以降のMBMS制御情報、データをSFN operationで送信するように制御する。
ST509では、Non SFN operationでサービスが開始されることをCounting resultで端末に通知し、ST510では、以降のMBMS制御情報、データをNon SFN operationで送信するように制御する。
このような動作により、SFN operationとNon SFN operationとの切り替えが可能である。なお、ここでは1つのサービスに対しての動作であり、MBMS全体の動作ではない。
図16は、本発明の実施の形態3に係る端末600の構成を示すブロック図である。図16において、報知情報受信部601は、基地局400から送信された報知情報を受信し、後述するMIB処理部602、MBMS SB処理部603及びMBMS制御部605から出力される情報に基づいて、受信した報知情報に含まれるMIBをMIB処理部602に、MBMS SBをMBMS SB処理部603に、MBMS SIBをMBMS SIB処理部604にそれぞれ出力する。なお、ここでは、報知情報として、MIB、MBMS SB、MBMS SIBが含まれる。
MIB処理部602は、報知情報受信部601から出力されたMIBに基づいて、MBMS SBのスケジューリング情報を取得し、取得したMBMS SBのスケジューリング情報をMBMS制御部605に通知すると共に、報知情報受信部601にMBMS SBのスケジューリング情報をセットする。
MBMS SB処理部603は、報知情報受信部601から出力されたMBMS SBからMBMS SIBのスケジューリング情報を取得し、取得したMBMS SIBのスケジューリング情報をMBMS制御部605に通知すると共に、報知情報受信部601にMBMS SIBのスケジューリング情報をセットする。
MBMS SIB処理部604は、報知情報受信部601から出力されたMBMS SIBを処理し、処理したMBMS SIBをMBMS制御部605に通知する。
MBMS制御部605は、MIB処理部602、MBMS SB処理部603、MBMS SIB処理部604から出力された情報に基づいてMBMSの制御を行う。この制御結果に基づいて、報知情報受信部601にMBMS SB受信及びMBMS SIB受信の指示を行い、MBMSデータ受信部607にMBMSデータ受信の指示を行う。また、Counting等により応答を返す必要がある場合には、その応答を作成し、作成した応答をMBMS関連Message送信部606に出力する。
MBMS関連Message送信部606は、MBMS制御部605から出力されたCountingの応答などのMBMS用の上り信号を基地局400に送信する。
MBMSデータ受信部607は、MBMS制御部605から出力されたMBMSデータ受信の指示に従い、基地局400から送信されたMBMSデータを受信する。
このような構成により、端末600はMBMSの制御情報を報知情報として報知情報受信部601で受信し、MBMS制御情報であるMBMS SIBをMBMS SIB処理部604で処理できるようになる。
ここで、SFN operationとNon SFN operationとが1つのMBMSデータのために異なる例として、Counting処理のみをセル単位で実施できるようにすることが考えられる。すなわち、Counting処理はセル毎に端末からの応答を受け取って処理するものであるため、あるセルではCountingで端末が存在することを直ちに検出できる場合もあるし、また、あるセルではCountingで端末が存在することをなかなか検出できない場合もある。このようなことから、Counting処理はセル毎に行うことが考えられる。Counting処理においては、適切な数の端末600がResponseを返すようにProbability factorを調整する必要がある。この処理が基地局間で異なる場合が考えられる。このときの動作を図17に示す。
図17(a)は、Countingのためのmessageが常にMCHで送られる場合を示している。これに対して、図17(b)においては途中でMCHからDL-SCHに変わっている。これは、最初はSFN area内で全て同じ設定で始めたが途中で変更する必要がある場合である。このような動作に対応するために、次のAccess InfoがMCHで送信されるのか、DL-SCHで送信されるのかをST702−n(1≦n≦N−1)のAccess InfoのMessageに示すことが考えられる。
図17(c)は、Access Infoが最初からDL-SCHで送られている。この場合には、DL-SCHによってAccess Infoが送られることをST301のNotificationで示す必要がある。この動作も、図14に示した構成で実現可能である。具体的には、Counting処理部402からの結果に基づいて、MBMSデータベース部403においてAccess Info(ST702−1〜ST702−N)が送られるのがSFN operationか否かの情報を前のMessage (Notification(ST701)〜Access Info(ST702))の情報として追加するようになる。
このような動作は、図11に示したような環境で必要となる。すなわち、通常のSFN operationではSFN area内の全てのセルで送信するか否かを最初に判断し、SFN operationを行わないと判断した場合には、各セルでサービス提供を行う必要があるかどうかの判断を行うことになる。この際に、該当する端末が存在することを早く検出したセルと遅く検出したセルとで異なるProbability factorを用いて送信することが考えられる。これにより、早く検出できたセルでの不要な端末からの送信を制限することができる。
このような動作は、図18に示したような部分的なSFN operationを行う際にも必要と考えられる。この場合では、図11の動作に加えてCountingの結果、端末の存在を検出したセルの隣接セルに対しても送信を行い、部分的なSFN operationを行うことが考えられる。この場合には、端末を検出したセル、その隣接セル、端末を検出していないセルのそれぞれで異なるProbability factorを用いることが考えられる。
このように実施の形態3によれば、SFN operationとNon SFN operationとがMBMS制御手順であるProcedureの途中で切り替わる場合、端末に通知するCounting resultに切り替えを示す情報を含めることにより、SFN operationを適用したMessageとNon SFN operationを適用したMessageの両方を送る必要がなくなり、MBMS制御手順を効率よく行うことができる。
なお、本実施の形態では、Counting responseが返ってくるタイミングをAccess Info(ST303−N)が終わってから返ってくる例を図12、13、17に示したが、端末のCounting procedureの結果によっては、ST303−1〜ST303−Nの間で返ってくることもあり、どのようなタイミングでresponseが返ってきてもよい。
また、本実施の形態では、図12、13、17に示したように、Notificationとして1つのMessage、RB Infoとして1つのMessageであるような場合を示したが、従来例で示したUMTSのように複数のMessage(またはSIB)で運用してもよい。
また、図16で記載した端末の動作は、実施の形態1、2に対応した基地局からの信号を受信する端末としても成立する。
(実施の形態4)
UMTSにおいて、MBMS Indication Channel (MICH)が定義されており、これによりMCCHの受信を端末に対して指示することが可能となっている。より詳細には、図19に示すようにMICHが、次のModification periodの最初からMCCHのNotification message (MBMS MODIFIED SERVICES INFORMATION、MBMS UNMODIFIED SERVICES INFORMATION)を受信することを促すような動作となっている。また、ここで、MICHとしては複数のサービスをまとめたIDを用いて端末に対する指示を行う。そのため、端末としては実際に受信したいサービスに対する通知ではない場合もある。よって、端末はNotificationの内容を確認して最終的に自分の受信したいサービスが存在するのかを判断するようになる。
このMICHの動作は、UMTSにおいて通常の呼の通知を行うPaging Indicator (PICH)と近い概念となっている。そのため、LTEにおいてもPICHと近い概念になると考えられる。LTEでのPICHの概念を図20に示す。ここに示されるようにPICHは、データ部分にどの様な情報がどのように送信されているかを示すL1/L2制御チャネルにて送信される。端末は、このPICHを取得することによりPaging情報が含まれていることを認識することができる。この動作と同じようにMICHを考えると、MICHがL1/L2制御チャネルにて送信され、データ部分にNotificationが送られるような動作が考えられる。
しかしながら、実施の形態2に示した通り、SFN operationを行うNotificationとNon SFN operationを行うNotificationがあると考えられ、それぞれ異なるタイミングで送信する必要がある。そのため、MICHとしても2通り用意し、端末としても両方のMICHを待ち受けなくてはいけない。この結果、端末として受信を行う時間が長くなるため、消費電力が増加してしまう。また、Modification periodの概念がLTEにも導入された場合には、SFN operationとNon SFN operationとで異なるrepetition periodを用いる可能性がある。そのため、この場合でもMICHとして二種類必要となる。
そこで、Notificationに対してMICHを定義するのではなくて、MBMS SBに対してMICHを定義することが考えられる。この概念図を図21に示す。図21に示すように、MICHはMBMS SBが送信されるのと同じサブフレーム(またはslot、TTI (Transmission Time Interval))で送られる。これにより、端末はMBMS SBが送信されるTTIのL1/L2 control channelを確認するだけでよく、複数のNotificationを待ち受ける必要がなくなる。また、図21に示したように、MCHを送信するサブフレーム(またはslot、TTI)ではL1/L2制御情報が存在しない可能性もある。これは、MBMSがある程度固定的なリソースで送信されるものであり、時間や周波数上に自由にスケジューリングする種類のものではないからである。このような場合に対しても、MBMS SBに対してMICHを定義することは有効である。
図22は、本発明の実施の形態4に係る基地局800の構成を示すブロック図である。図22が図10と異なる点は、MICH作成部802及びMICH送信タイミング調整部804を追加した点と、MBMSデータベース部105をMBMSデータベース部801に変更し、送信部107を削除し、L3/L2送信部803及びL1送信部805を追加した点である。
MBMSデータベース部801は、サービス情報と設定情報とをSFN operation用MBMS SIB作成部203とNon SFN operation用MBMS SIB作成部204とに出力し、また、MICHを作成するための情報をMICH作成部802に出力する。
MICH作成部802は、MBMSデータベース部801から出力された情報に基づいて、MICHを作成し、作成したMICHをMICH送信タイミング調整部804に出力する。
L3/L2送信部803は、MIB作成部103から出力されたMIB、SFN対応MBMS SB作成部202から出力されたMBMS SB及びSFN operation用MBMS SIB作成部203から出力されたSFN operation用MBMS SIBをLayer3、Layer2レベルから下位レイヤへ送信すると共に、MICH送信タイミング調整部804に出力する。
MICH送信タイミング調整部804は、L3/L2送信部803から出力されたMBMS SBが送信されるサブフレームのL1/L2制御チャネルにて、MICH作成部802から出力されたMICHを送信するように、SFN対応スケジューリング部201から出力されたスケジューリング情報に基づいて、MICHの送信タイミングを調整し、送信タイミングを調整したMICHをL1送信部805に出力する。
L1送信部805は、SFN対応スケジューリング部201から出力されたスケジューリング情報に基づいて、MICH送信タイミング調整部804から出力されたMICHをLayer1レベルで送信する。
ここで、図22に示した基地局800の動作について説明する。MBMSデータベース部801は、新しいサービスの開始を行う際にMICH作成部802に対してそのサービスの情報を通知する。
MICH作成部802では、MBMSデータベース部801から取得した情報に基づいて、MICHとして送信する内容を作成する。具体的には、新しく開始されるサービスを示す指示情報を作成する。この情報はMICH送信タイミング調整部804に出力される。
MICH送信タイミング調整部804では、MBMS SBとMICHとが同一のタイミングで送られるように調整する。この際に、単純に同一のタイミングで送信するのみではなく、新たなサービスを提供するための制御情報が送信されるタイミングを考慮する必要がある。実施の形態1で示したようにUMTSでのModification periodと同じような役割を果たすために、Value tagの更新、またはModification periodを適用することが考えられる。前者の場合には、新しいサービスに対する情報を送ることにより制御情報に対するValue tagが更新された最初のMBMS SBからMICHを送信する必要がある。この動作例を図23に示す。
このようにValue tagが更新されたタイミングからMICHの送信が始まる。また、今回はSFN operationに関する制御情報のみがvalue tag更新されている例を示した。端末がvalue tagの更新に追従している時などでは、このvalue tagの更新された方のみを確認するなどの動作も可能である。なお、Modification period自体が使われる場合には、Modification period内で最初のMBMS SBからMICHを送信する必要がある。この際、前述のようにSFN operationとNon SFN operationとが異なるModification periodを使用する場合を考慮する必要がある。そのため、SFN operationの場合には、SFN operationのModification period内の先頭のMBMS SBに対してMICHを送信し、Non SFN operationの場合には、Non SFN operationのModification period内の先頭のMBMS SBに対してMICHを送信することが考えられる。なお、ここでは、Notificationの内容が変更されるModification period内のMBMS SBに対してMICHを送信することを考えたが、前のModification periodにおいてMBMS SBを先に更新するような場合には、前のModification periodにおいてMBMS SBに対するMICHを送信することになる。
以上の動作により、1つのMICHを用いて端末がSFN operationされるMBMSデータとNon SFN operationされるMBMSデータの双方の待ち受けが可能となる。
図24は、本発明の実施の形態4に係る端末900の構成を示すブロック図である。図24が図16と異なる点は、MICH受信部901を追加した点である。
MICH受信部901は、MIB処理部602から出力されたMBMS SBのスケジューリング情報に基づいて、MICHを受信する。受信したMICHはMBMS制御部605及び報知情報受信部601に出力される。すなわち、MBMS SBをMICHに基づいて受信する場合には、MICH受信部901からの情報に基づいてMBMS SB受信処理が報知情報受信部601で行われる。また、MBMS SIBのNotificationをこのMICHに基づいて受信する場合には、MBMS制御部605からの情報に基づいてMBMS SIB受信処理が報知情報受信部601で行われる。
このような構成により、MICHに対応してMBMS SB又はMBMS SIBの受信が可能となる。
このように実施の形態4によれば、MBMS SBとMICHとを同一のTTI又はslot等の同一の送信単位で送信することにより、1つのMICHを用いて端末がSFN operationされるMBMSデータとNon SFN operationされるMBMSデータの双方の待ち受けが可能となり、端末の待ち受け時間を短縮することができるので、消費電力を低減することができる。
なお、本実施の形態では、MICHをMBMS SBを送るサブフレーム(またはslot、TTI)のL1/L2制御チャネルで送信することを示した。この拡張として、MBMS SBを送るタイミングの数サブフレーム(またはslot、TTI)前からMICHの送信を行うことも可能である。このような動作により、MICHの受信失敗などを防ぐことが可能となる。この動作例を図25に示す。
また、本実施の形態では、MICHに含まれる内容としてサービスを示す情報を示した。これに加えて、そのサービスに対するNotificationがSFN operationされるのか、Non SFN operationされるのかを情報として含むことが考えられる。この場合には、端末はSFN operationのNotificationを確認すればよいのか、Non SFN operationのSFNを確認すればよいのかがわかるため、片方のみのNotificationを確認することが可能である。また、上記で示したようにUMTSではサービスを完全に示す内容がMICHで送信されているのではなく、サービス群を示す情報がMICHにて送信されている。この概念をLTEで用いる際に、SFN operationでNotificationを行うものとNon SFN operationでNotificationを行うものとでグループを分けるようなことが可能である。
なお、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本発明にかかる無線通信基地局装置は、LTEのMBMSにおいて、オーバーヘッドを削減することができ、例えば、移動通信システムに適用できる。
101 スケジューリング部
102 報知情報データベース部
103 MIB作成部
104 MBMS SB作成部
105、403、801 MBMSデータベース部
106 MBMS SIB作成部
107 送信部
201 SFN対応スケジューリング部
202 SFN対応MBMS SB作成部
203 SFN operation用MBMS SIB作成部
204 Non SFN operation用MBMS SIB作成部
401 受信部
402 Counting処理部
601 報知情報受信部
602 MIB処理部
603 MBMS SB処理部
604 MBMS SIB処理部
605 MBMS制御部
606 MBMS関連Message送信部
607 MBMSデータ受信部
802 MICH作成部
803 L3/L2送信部
804 MICH送信タイミング調整部
805 L1送信部
901 MICH受信部

Claims (6)

  1. エリアにより異なる複数のSingle Frequency Network (SFN)運用形態を有するMBMSサービスを提供するシステムにおいて使用される基地局装置であって、
    前記複数のSFN運用形態を有するMultimedia Broadcast Multicast Service (MBMS)用の制御情報について、前記複数のSFN運用形態毎に異なる制御情報であるMBMS制御情報を作成するMBMS制御情報作成手段と、
    作成された前記MBMS制御情報を送信する送信手段と、
    前記複数のSFN運用形態において共通のL1/L2制御チャネルを介して前記MBMS制御情報の取得指示を通知する通知情報と、前記MBMS制御情報を取得するためのスケジューリングに関する情報とを送信する通知手段と、
    を具備し、
    前記複数のSFNの運用形態は、SFNが運用される運用形態とSFNが運用されない運用形態(Non−SFN)を含む、
    無線通信基地局装置。
  2. 前記MBMS制御情報を取得するためのスケジューリングに関する情報は、前記MBMS制御情報のスケジューリング情報を含む、前記複数のSFN運用形態における共通のMBMS用のScheduling Block (MBMS SB)である、
    請求項1に記載の無線通信基地局装置。
  3. 前記通知手段は、前記MBMS制御情報の取得指示をMBMS Indication Channel (MICH)により通知する、
    請求項1または請求項に記載の無線通信基地局装置。
  4. 前記MBMS制御情報は、MBMS System Information Block (SIB)である、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信基地局装置。
  5. 前記MBMS制御情報は、MBMS point-to-multipoint Control Channel (MCCH)である、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信基地局装置。
  6. 前記MBMS制御情報の取得指示の通知と、前記MBMS制御情報のスケジューリングに関する情報とが同一の送信単位となるように、送信タイミングを調整する送信タイミング調整手段を具備する請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信基地局装置。
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