JP5290600B2 - 通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置が被制御装置との間で通信を行うための通信制御技術に関するものである。
近年、UWB(Ultra Wide Band)を用いたワイヤレスUSBによる無線通信が注目されるようになってきている(例えば、非特許文献1参照)。
ワイヤレスUSBは、自立分散型のWimediaプロトコル上で動作させることができる一方、ホストを制御局とする中央制御型の無線通信を実現することができる。
かかるワイヤレスUSBでは、ホスト(制御装置)と無線通信を行う機器として「デバイス」(被制御装置)が定義されている。デバイスには、Wimediaプロトコルに準拠するデバイス(「Wimediaデバイス」)と、Wimediaプロトコルに準拠しないデバイス(「非Wimediaデバイス」)とがある。前者のデバイスには、セルフビーコニングデバイス(SBD)があり、後者のデバイスには、ディレクテッドビーコニングデバイス(DBD)がある。
SBDは、Wimediaプロトコルに準拠するビーコンの送受信を自立的に行うことができる。一方、DBDは、Wimediaプロトコルに準拠するビーコンの送受信を自立的に行うことはできないが、ホストからの指示に従って、Wimediaプロトコルに準拠するビーコンを送信することは可能である。
ワイヤレスUSBでは、各デバイスは互いに共存するために、ホストより送信されるビーコンに基づいて同期をとる。
あるいは、同期がとられたデバイス(SBDやDBD等)より送信されるビーコンに基づいて同期をとる。例えば、ホストの無線通信範囲内にはないが、ホストの無線通信範囲内にある所定のデバイスを介してホストと同期をとるWimediaデバイスがこれに該当する。なお、このようなデバイスを、以下では「他のWimediaデバイス」と称することとする。
他のWimediaデバイスは、起動した際に、自立的にビーコン送信を開始するが、ホストの無線通信範囲内にないため、ホストにより直接的には認識されることはない。しかし、ホストの無線通信範囲内にある所定のデバイス(SBD、DBD等)を介してホストにより認識され、当該所定のデバイスが送信するビーコンに基づいて、同期をとることが可能である。
ここで、無線通信ネットワークを形成する各機器は、具体的には、以下のような方法により、各機器間の同期をとっている。
まず、Wimediaプロトコルに準拠する機器(ホスト、Wimediaデバイス(SBD)、他のWimediaデバイス(SBD)等)の場合は、継続的に送受信するビーコンを用いて同期をとる。
一方、上述のように、非Wimediaデバイス(DBD)の場合は、自立的にはビーコン送信を行わず、また、受信したビーコンを理解することもできない。このため、スーパーフレーム内に含まれるMMC(Micro−scheduled Management Command)を直接検知することで、Wimediaプロトコルに準拠する機器の同期をとることとしている。
なお、Wimediaプロトコルに準拠する機器のうち、他のWimediaデバイスについては、上述のようにホストの無線通信範囲外にあるため、ホストが送信するビーコンを直接的に受信することができない。このため、ホストの無線通信範囲内にあるビーコニングデバイス(SBD、DBD)を介して、ホストが送信するビーコンの内容を認識し、同期をとることとなる。
このうち、他のWimediaデバイスが、SBDを介してビーコンの内容を認識する場合は、SBDより継続的に送信されるビーコンを受信することで同期をとることができる。
これに対して、DBDの場合は、自立的にビーコン送信を行うわけではないため、DBDを介して他のWimediaデバイスを同期させるためには、ホストが、DBDに対してビーコン送信の開始を指示しなければならない。
具体的には、ホストがDBDに対してビーコン送信コマンドを送信することで、ビーコン送信の開始を指示することができる。
Wireless Ultra Serial BusSpecification 1.0
しかしながら、ワイヤレスUSBの場合、無線通信ネットワークの状況に対応してDBDにビーコン送信させるべきか否かを決定する構成までは規定していない。つまり、どのような条件でDBDにビーコン送信を開始させるかは、無線通信ネットワークの設計者が行う設定に委ねられている。
このため、無線通信ネットワーク内の状況(機器構成や各機器の無線接続状況)によっては、DBDが不必要にビーコン送信を行ってしまうこともありえる。
例えば、特定のDBDがビーコン送信を開始しなくても、他のデバイスがビーコン送信を既に行っているため、他のWimediaデバイスが同期をとることができている場合、に重複してビーコン送信を行う場合等が挙げられる。この場合、該他のWimediaデバイスに対して重複して行うビーコン送信は、不必要なビーコン送信ということができる。
このような不必要なビーコン送信を行うDBDが無線通信ネットワーク内に含まれていると、当該DBD自身の電力が無駄に消費されてしまうこととなる。加えて、ビーコン送信を行うデバイスの数が増加すると、それに比例してビーコンピリオドも長くなるため、ビーコンを受信している機器の電力も無駄に消費されてしまうこととなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、被制御装置による不必要なビーコン送信を低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る通信装置は以下のような構成を備える。即ち、
通信装置であって、
他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を受信する受信手段と、
他の通信装置によりビーコンの送信が行われている場合、前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、ビーコンの送信を行っている当該他の通信装置による当該ビーコンの送信を停止させるか否かについて判定する判定手段と、
前記判定手段により前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定された場合、前記他の通信装置に対してビーコンの送信の停止を指示する第1の指示手段とを有することを特徴とする。
他の通信装置による不必要なビーコン送信を低減することが可能となる。
[第1の実施形態]
1.ホストの構成
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるホスト100の構成を示す図である。
図1において、101はコントローラであり、以下に説明する通信制御機能を実現する。なお、コントローラ101は、CPU102を有しており、ROM103に格納された無線通信に関する制御プログラムを実行することで当該通信制御機能を実現する。
実現される通信制御機能には、デバイス起動時にデバイスと無線接続するための無線接続処理機能や、無線接続後にデバイスと無線通信するための無線通信処理機能が含まれる。更には、無線通信中のDBDのビーコン送信を制御するビーコン送信制御処理機能が含まれる。
なお、ビーコン送信制御処理機能には、更に、DBDに対して、各デバイスから送信された信号を監視させるためのコマンド(カウントパケットコマンド)を送信する処理が含まれる。また、受信した信号全てをキャプチャ(獲得)させるためのコマンド(キャプチャパケットコマンド)を送信する処理が含まれる。また、当該キャプチャパケットコマンドに対応してDBDより送信されたキャプチャ信号を解析する処理が含まれる。更に、解析した結果に基づいて、ホスト100が認識していない他のWimediaデバイスがないかを判断し、DBDに対して必要に応じてビーコン送信の開始を指示するビーコン送信コマンドを送信する処理が含まれる。
RAM104はCPU102が制御プログラムを実行する際の作業領域等を提供する。無線インタフェース105はコントローラ101から出力された送信信号をアンテナ106を介して送信したり、アンテナ106を介して受信された信号をコントローラ101で処理可能なデジタル信号に変換したりする。
なお、無線通信ネットワークを形成する各機器であって、ホスト100以外のデバイス(SBD、DBD)についても、ホスト100と基本的に同様の構成を有しているため、ここでは、説明を省略する。
ただし、SBD、DBDの場合、通信制御機能として、少なくともホスト100との無線接続するための無線接続処理機能及び、ホスト100と無線通信するための無線通信機能が含まれる。また、DBDにあっては、更に、ホスト100からのコマンドに基づいて、ビーコン送信を制御するビーコン送信制御機能が含まれる。
2.Wimediaプロトコルに準拠する機器における同期のとり方及び通信領域の共有のしかた
次に、無線通信ネットワーク内のWimediaプロトコルに準拠する各機器(ホスト、SBD)が無線通信する際に用いる無線フレームの構成を参照しながら、機器間の同期のとり方及び通信領域の共有のしかたについて説明する。
(1)無線フレームの全体構成
図2は無線フレームの全体構成を示した図である。無線通信ネットワークを形成する各機器は、繰り返し生成される固定時間長のスーパーフレームを基準として同期をとっている。
スーパーフレームの時間長は約65ミリ秒であり、256個のタイムスロットに等間隔に分割されている。これらタイムスロットのうちデータ通信に使用されるデータ通信用タイムスロットの使用権の調停は、Wimediaプロトコルに準拠する各機器が互いにビーコンを送受信することによって実現される。
スーパーフレームの開始部分に位置する1個以上のタイムスロットは、各機器がビーコンを送信するための領域として確保されたものであり、当該領域はビーコンピリオドと呼ばれている。
(2)無線フレームに含まれるビーコンピリオドの構成
図3は無線フレームに含まれるビーコンピリオドの構成を示した図である。ビーコンピリオドは、約85マイクロ秒の長さを持つ複数のビーコンスロットから構成されている。ビーコンピリオドの長さは無線通信ネットワークを形成する機器数に依存しており、可変長である。
ビーコンピリオドの開始時点はBPST(Beacon Period Start Time)と呼ばれている。このBPSTは、言い換えればスーパーフレームの開始時点でもある。
1つの無線通信ネットワークを形成する複数の機器(Wimediaプロトコルに準拠する機器)は、互いにスーパーフレームの開始時点に相当するBPSTを共有しており、それゆえ、各機器が送信するビーコンは、以下のような構成となっている。
(3)ビーコンの構成
図4はビーコンの構成を示す模式図である。図4に示すように、各機器は自局のビーコン内に、自局のアドレス、および自局がビーコン送信のために使用しているビーコンスロット番号を有している(401、402)。
Wimediaプロトコルに準拠する機器はビーコンを受信すると、ビーコンの内容を解析する。そして、実際にビーコンを受信した時点とビーコンに含まれているビーコンスロット番号(402)とに基づいて、ビーコン送信した機器が認識しているBPSTの時点を算出する。
このようにWimediaプロトコルに準拠する機器では、他の機器が認識しているBPSTの開始時点を判定し、このBPSTをスーパーフレームの開始基準点とすることで、互いに同期をとっている。
更に、Wimediaプロトコルに準拠する各機器は自局のビーコン内に、認識している他の機器のアドレスをビーコンスロット番号ごとに格納したビーコンスロット占有情報403を備える。
なお、図4においては不図示であるが、ビーコンには、更に、DRP(Distributed Reservation Protocol)予約情報として、プライベート予約やデバイス指定予約などの予約を表わす種別が含まれる。更に、予約の対象となる相手先機器についての情報ならびに予約しているデータ通信用スロットについての情報等が含まれる。
ホスト100の場合、ビーコンに含まれるこれらの情報を用いてプライベートDRPの予約を行う。
また、SBDでは、ホスト100と同じ通信領域をプライベートDRPとして、ビーコンを用いて予約を行う。
(4)データ通信用タイムスロットの構成
データ通信用タイムスロットには、ホスト100がWimediaプロトコル上でビーコンを用いてDRPで予約したスロットが含まれる。
そして、ホスト100がDRPで予約したスロットには、MMC(Micro−schduled Management Command)と、データとが含まれる。
図5は、データ通信用タイムスロットのうち、ホスト100がDRPで予約したスロットの構成を示す模式図である。図5に示すように、互いに同期し無線通信ネットワークを形成する各機器は、図5に示すように同一のスロットを共有する。そして、同一のスロット内において、各機器がデータ通信を行う通信領域が割り当てられている。
図5において、501はMMC(Micro−scheduled Management Command)であり、ホスト100が送信する。502は、ホスト100以外の各機器がデータ通信を行うための領域であり、MMCに従って割り当てられている。
3.非Wimediaデバイスにおける同期のとり方及び通信領域の共有のしかた
一方、非WimediaデバイスであるDBDの場合、Wimediaプロトコルに準拠するビーコンを受信してもこれを認識することができない。このため、DBDでは、MMCを直接検知し、データ通信を行うための通信領域を認識することで、ホスト100と通信を行う。DBDはホスト100が予約したプライベートDRP内においてMMCに従って通信を行うため、ホスト100が認識しているWimedia端末と同期して通信が可能になる。
4.ホスト100と無線通信するデバイスの動作に関する説明
次に、ホスト100と無線通信を行うSBDと、DBDの動作(ホスト100により他のWimediaデバイスが認識されるとともに、他のWimediaデバイスがホスト100に同期するまでのSBD、DBDの動作)について説明する。
4.1 SBDの動作の説明
WimediaデバイスであるSBDでは、Wimediaプロトコルに準拠するビーコンを自立的に送信する。つまり、Wimediaプロトコルで定義されたビーコンピリオドであって、ホストと同じビーコンピリオド内の決められたビーコンスロットに自局のアドレスを格納したビーコンを送信する。
また、SBDでは、他のWimediaデバイスより送信されたビーコンを受信した場合、該受信したビーコンの内容を判断する。そして、他のWimediaデバイスとの間で互いにビーコンを送受信することで、該他のWimediaデバイスとの間で、ビーコンピリオドを共有する(異なるビーコンスロットにそれぞれのアドレスを格納する)。
更に、他のWimediaデバイスとの間でビーコンピリオドを分け合ったビーコンをホスト100に送信する。これにより、ホスト100では、他のWimediaデバイスのビーコンピリオドを予約する。この結果、これ以降、ホスト100より送信されるビーコンのビーコンスロットには、他のWimediaデバイスのアドレスが格納され、他のWimediaデバイスはホスト100に同期することとなる。
4.2 DBDの動作の説明
一方、非WimediaデバイスであるDBDは、他のWimediaデバイスから送信されたビーコンを理解することができない。また、ホスト100からビーコン送信コマンドが送信されない限り、自立的にビーコンを送信することもない。
このため、ホスト100では、他のWimediaデバイスが送信するビーコンを受信可能な範囲にDBDが存在していたとしても、そのままでは当該他のWimediaデバイスの存在を認識することができない。
そこで、ホスト100では、DBDを介して他のWimediaデバイスを認識するために、DBDに対してカウントパケットコマンドと、キャプチャパケットコマンドを送信する。
ホスト100よりカウントパケットコマンドが送信されたDBDでは、一定期間内の全ての通信のタイミングとIDとを検出するとともに、検出結果をホスト100に送信する。ホスト100では、当該検出結果に基づいて、DBDの無線通信範囲内に、機器が存在しているか否かを認識することができる。
ホスト100では、DBDの無線通信範囲内に、機器が存在していると認識した場合には、DBDに対してキャプチャパケットコマンドを送信する。ホスト100よりキャプチャパケットコマンドが送信されたDBDでは、無線通信範囲内にある機器から送信された信号をキャプチャし、キャプチャ信号としてホストに送信する。
ホスト100では、キャプチャ信号を解析することによりDBDの無線通信範囲内に自局が認識していなかった他のWimediaデバイスが存在していることを認識することができる。
自局が認識していなかった他のWimediaデバイスを認識したホスト100では、必要に応じて(後述のビーコン送信制御処理に応じて)DBDに対して、ビーコン送信コマンドを送信する。これにより、DBDでは、ビーコン送信が開始されることとなる。
そして、ホスト100と同期するDBDより送信されるビーコンを、他のWimediaデバイスが受信することで、他のWimediaデバイスがホスト100に同期することとなる。
5.ホスト100についての説明
次に本実施形態にかかるホスト100における、DBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理について説明する。
図6は、ホストによるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理ならびに、対応するDBDによるホストとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の流れを示すシーケンス図である。
当該処理を実行するにあたり、ホスト100では、Wimediaプロトコルに則って、ビーコン送信を開始しているものとする。
ステップS611において、DBDではMMCを受信する。ステップS612では、受信したMMCに設定されている、新規デバイスの接続許可信号を受信する時間を取得し、当該取得した時間で、ホスト100に対して接続許可信号を送信する。
ホスト100では、ステップS601において、DBDより送信された接続許可信号を受信する。更に、ステップS602において、当該DBDに対してACK信号を送信する。
DBDでは、ステップS613において、ホスト100より送信されたACK信号を受信し、ステップS614に進む(ホスト100では、ステップS602においてACK信号を送信した後、ステップS603に進む)。
ステップS614またはステップS603では、ホスト100とDBDが、互いに鍵交換などを行うことで、無線接続処理が完了する。これにより、ホスト100とDBDとの間の無線通信が可能となるとともに、ビーコン送信制御処理が開始される。
ビーコン送信制御処理が開始されると、ホスト100では、ステップS604において、DBDに対してカウントパケットコマンドを送信する。
DBDでは、ステップS615において、ホスト100より送信されたカウントパケットコマンドを受信し、ステップS616において、一定期間内に受信した全ての通信のタイミングと該通信を行う機器のIDとを検出し、検出結果をホスト100に送信する。
該検出結果が送信されたホスト100では、ステップS605において、該検出結果に基づいて、DBDの無線通信範囲内に、デバイスが存在しているか否かを判断する。
デバイスが存在していると判断した場合には、ホスト100は、ステップS606において、キャプチャパケットコマンドをDBDに対して送信する(第1の指示手段)。
DBDでは、ステップS617において、ホスト100よりキャプチャパケットコマンドを受信する。更に、ステップS618において、無線通信範囲内にあるデバイスより送信された信号をキャプチャし、キャプチャ信号としてホスト100に送信する。
ホスト100では、ステップS607において、DBDより送信されたキャプチャ信号を受信し、その内容を解析する。ホスト100では、ステップS608において、キャプチャ信号の解析結果に基づいて、その時点でホスト100自身が認識していない他のWimediaデバイスがあるか否かを判断する(第1の判断手段)。
ステップS608において、当該他のWimediaデバイスがあると判断した場合には、ステップS609に進み、当該DBDに対して、ビーコン送信コマンドを送信する(第2の指示手段)。
一方、ステップS608において、当該他のWimediaデバイスがないと判断した場合には、ビーコン送信コマンドを送信することなく、ビーコン送信制御処理を終了する。
DBDでは、ステップS619において、ホスト100よりビーコン送信コマンドを受信したか否かを判断し、ビーコン送信コマンドを受信したと判断した場合には、ステップS620に進み、ビーコン送信を開始する。
一方、ステップS619において、ホスト100よりビーコン送信コマンドを受信しなかったと判断した場合には、ビーコン送信を開始することなく、ビーコン送信制御処理を終了する。
このように、本実施形態にかかるホスト100は、DBDが起動した際に、ホスト自身が認識していない他のWimediaデバイスの有無を判断する。そして、当該他のWimediaデバイスがなかった場合には、DBDに対して、ビーコン送信コマンドを送信しないよう制御することとした(点線範囲参照)。
この結果、既に他のWimediaデバイスが同期をとっているにも関わらず、新たに無線接続されたDBDが、該他のWimediaデバイスを同期させるために重複してビーコンを送信してしまうといった事態を回避することが可能となる。
6.実施例1
本実施形態にかかるホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例について図7を用いて説明する。
図7において、紙面左側は、ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理が実行される前の無線通信ネットワークの状態を示す図である。また、紙面右側は、ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理が実行された後の無線通信ネットワークの状態を示す図である。
なお、図中の“H”は、ホストを、“W”は、他のWimediaデバイスを、“D”は、DBDを、“S”は、SBDをそれぞれ表わしているものとする。また、図中の実線は、Wimediaプロトコルに準拠する機器により、ビーコン送信が行われていることを示し、実線で示す範囲は、各機器の無線通信範囲を示しているものとする。更に、図中の点線は、DBDにより、ビーコン送信が行われていることを示し、点線で示す範囲は、DBDの無線通信範囲を示しているものとする。
図7(a)左側は、他のWimediaデバイス701がホスト100の無線通信範囲外に位置する状態を示している。この状態で、他のWimediaデバイス701及びホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD702が起動したとする。
この場合、DBD702が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、はじめて他のWimediaデバイス701を認識することとなる。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスがあると判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD702に対してビーコン送信コマンドを送信し(ステップS609)、DBD702では、ビーコン送信を開始する(703参照)。
図7(b)左側は、他のWimediaデバイス711がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス711とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD712が既に起動し、ビーコン送信を行っている状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス711とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD713が起動したとする。
この場合、DBD713が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、他のWimediaデバイス711をあらためて認識することとなる。しかし、当該他のWimediaデバイス711は、DBD713が起動した時点で、既に、DBD712を介してホスト100により認識されている。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスはないと判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD713に対してビーコン送信コマンドを送信せず、DBD713では、ビーコン送信が開始されない。
図7(c)左側は、他のWimediaデバイス721がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス721とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するSBD722が既に起動し、ビーコン送信を行っている状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス721とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD723が起動したとする。
この場合、DBD723が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、他のWimediaデバイス721をあらためて認識することとなる。しかし、当該他のWimediaデバイス721は、SBD722が送信するビーコンにより、ホスト100により既に認識されている。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスはないと判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD723に対してビーコン送信コマンドを送信せず、DBD723では、ビーコン送信が開始されない。
7.実施例2
上記実施例1では、他のWimediaデバイスが1台の場合について説明したが、本実施形態にかかるホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理は、他のWimediaデバイスが複数存在する場合でも同様に適用可能である。
以下、他のWimediaデバイスが複数ある場合の、本実施形態にかかるホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例について図8を用いて説明する。
図8(a)左側は、他のWimediaデバイス801、802がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス801とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD803が、ビーコン送信を行っている状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス802とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD804が起動したとする。
この場合、DBD804が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、はじめて他のWimediaデバイス802を認識することとなる。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスがあると判断されることとなる。
この結果、ホスト100は、DBD804に対してビーコン送信コマンドを送信し、これを受けてDBD804では、ビーコン送信を開始することとなる(805参照)。
図8(b)左側は、他のWimediaデバイス811、812がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス811とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するSBD813が、ビーコン送信を行っている状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス812とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD814が起動したとする。
この場合、DBD814が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、はじめて他のWimediaデバイス812を認識することとなる。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスがあると判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD814に対してビーコン送信コマンドを送信し、これを受けてDBD814では、ビーコン送信が開始されることとなる(815参照)。
一方、図8(c)左側は、2台の他のWimediaデバイス821、822がホスト100の無線通信範囲外に位置し、DBD823がビーコン送信を行っている状態を示している。なお、DBD823は、他のWimediaデバイス821、822とホスト100のいずれの無線通信範囲内にも位置しているものとする。この状態において、他のWimediaデバイス821、822とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD824が起動したとする。
この場合、DBD824が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、他のWimediaデバイス821、822をあらためて認識することとなる。しかし、当該他のWimediaデバイス821、822は、DBD824が起動した時点で、既に、DBD823を介してホスト100により認識されている。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスはないと判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD824に対してビーコン送信コマンドを送信せず、DBD824では、ビーコン送信が開始されない。
同様に、図8(d)は、2台の他のWimediaデバイス831、832がホスト100の無線通信範囲外に位置し、SBD833がビーコン送信を行っている状態を示している。なお、SBD833は、他のWimediaデバイス831、832とホスト100の無線通信範囲内に位置しているものとする。この状態において、他のWimediaデバイス831、832とホスト100の両方の無線通信範囲内に位置するDBD834が起動したとする。
この場合、DBD834が送信するキャプチャ信号により、ホスト100では、他のWimediaデバイス831、832をあらためて認識することとなる。しかし、当該他のWimediaデバイス831、832は、SBD833が送信するビーコンにより、既に、ホスト100により認識されている。このため、ステップS608では、その時点でホスト100が認識していない他のWimediaデバイスはないと判断することとなる。
この結果、ホスト100は、DBD834に対してビーコン送信コマンドを送信せず、DBD834では、ビーコン送信が開始されない。
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかるホストは、新たにDBDが起動した際に、当該DBDより送信されたキャプチャ信号に基づいて、自身が認識していない他のWimediaデバイスの有無を判断する。
そして、自身が認識していなかった他のWimediaデバイスがあった場合にのみ、当該他のWimediaデバイスを同期させるべく当該DBDに対して、ビーコン送信コマンドを送信する。
この結果、当該DBDにより不必要なビーコン送信が行われることがなくなり、無線通信ネットワークを構成する機器の消費電力を抑制することが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、新たにDBDが起動した場合に、該DBDが不必要なビーコン送信を行わないよう制御する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、既にホストと同期してビーコン送信を行っているDBDに対しても、当該ビーコン送信が不必要なビーコン送信となっていないかを判断し、不必要なビーコン送信となっていた場合には、ビーコン送信を停止させるように構成しても良い。
なお、その場合のDBDのビーコン送信の停止条件は、下記のいずれかとなる。
1)停止条件1
・新たに無線接続されたデバイスがDBDである。
・既にビーコン送信していたデバイスが受信できていない他のWimediaデバイスに準拠するビーコンを検出している。
・既にビーコン送信していたデバイスの代わりに、新たに無線接続されたデバイスがビーコン送信すれば、ホストが認識できる全てのWimediaデバイスと同期をとることができる。
2)停止条件2
・新たに無線接続されたデバイスがSBDである。
・SBDがビーコンの送受信を開始することで、既にビーコン送信していたDBDがビーコン送信する必要がなくなる。
以下、本実施形態の詳細について説明する。
1.ホスト100についての説明
本実施形態にかかるホスト100における、DBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理について説明する。
図9は、ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理ならびに、対応するDBDによる無線接続処理及びビーコン送信制御処理の流れを示すシーケンス図である。
なお、ホストとDBDとが無線接続され、無線通信を開始するまでの処理は、図6のステップS601からS603及び、ステップS611からS614と同様であるため、図9においては、省略してある。
また、無線通信を開始してから行われるビーコン送信制御処理のうち、ステップS604からS607及び、ステップS615からS618までの処理は、図6の対応する処理と同様であるため、説明は省略する。
ステップS901では、DBDより送信されたキャプチャ信号を解析することにより、DBDの無線通信範囲内にある全ての他のWimediaデバイスに関する情報を記憶する。
ステップS608では、ステップS901において記憶された、DBDの無線通信範囲内にある他のWimediaデバイスのうち、その時点でホストが認識していない他のWimediaデバイスが存在するか否かを判断する。
ステップS608において、ホストが認識していない他のWimediaデバイスがあると判断した場合には、ステップS609に進み、当該DBDに対して、ビーコン送信コマンドを送信する。
一方、ステップS608において、ホストが認識していない他のWimediaデバイスがないと判断した場合には、ビーコン送信コマンドを送信することなく、ビーコン送信制御処理を終了する。
DBDでは、ステップS619において、ホスト100よりビーコン送信コマンドを受信したか否かを判断し、ビーコン送信コマンドを受信したと判断した場合には、ステップS620に進み、ビーコン送信を開始する。
一方、ステップS619において、ホスト100よりビーコン送信コマンドを受信しなかったと判断した場合には、DBDはビーコン送信を開始しない。
ステップS609においてビーコン送信コマンドを送信したホスト100は、ステップS902に進む。ステップS902では、ステップS609でビーコン送信コマンドを送信した結果、既にビーコン送信を開始しているDBDの中に、他のWimediaデバイスに重複してビーコン送信していることとなったDBDがあるか否かを判断する(第2の判断手段)。
ここで、本実施形態にかかるホスト100では、DBDが無線接続した際に、ステップS901において、当該DBDの無線通信範囲内にある他のWimediaデバイスを記憶している。
このため、ステップS902では、以下の記憶内容を比較することにより、判断を行うことができる。
・既に、ビーコン送信を行っているDBDが、無線接続した際に記憶した、自局の無線通信範囲内にある他のWimediaデバイス
・今回、起動したDBDが無線接続した際に記憶した、自局の無線通信範囲内にある他のWimediaデバイス
ステップS902において、既にビーコン送信を開始しているDBDの中に、他のWimediaデバイスに重複してビーコン送信していることとなったDBDが存在すると判断した場合には、ステップS903に進む。
ステップS903では、当該DBDに対して、ビーコン送信停止コマンドを送信する。ビーコン送信停止コマンドを受信したDBDは、ステップS920において、ビーコン送信を停止する(第3の指示手段)。
一方、ステップS902において、既にビーコン送信を開始しているDBDの中に、他のWimediaデバイスに重複してビーコン送信していることとなったDBDが存在しないと判断した場合には、ビーコン送信制御処理を終了する。この場合、ビーコン送信停止コマンドは送信されない。
このように、本実施形態にかかるホスト100は、既にホストに無線接続し、ビーコン送信を行っているDBDに対しても、当該ビーコン送信が不必要なビーコン送信となっていないかを判断することとした。この結果、当該DBDによる不必要なビーコン送信を回避することが可能となる。
2.実施例
本実施形態にかかるホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例について図10を用いて説明する。
図10において、紙面左側は、ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理が実行される前の無線通信ネットワークの状態を示す図である。また、紙面中央及び右側は、ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理が実行された後の無線通信ネットワークの状態を示す図である。
図10(a)左側は、他のWimediaデバイス1001、1002がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス1001とホスト100の無線通信範囲内に位置するDBD1003(第1の被制御装置)がある状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス1001、1002とホスト100のいずれの無線通信範囲にも属する位置にあるDBD1005が新たに起動したとする。
この場合、図8を用いて説明したように、DBD1005(第2の被制御装置)が新たに起動することにより、はじめて他のWimediaデバイス1002が、ホスト100により認識されることになる。つまり、他のWimediaデバイス1002は、DBD1005がビーコン送信を開始することにより、はじめて同期を取ることとなる。
このため、ホスト100はDBD1005に対して、ビーコン送信コマンドを送信する(ステップS609)。
ここで、DBD1005は、他のWimediaデバイス1002の無線通信範囲内にあるのみならず、他のWimediaデバイス1001の無線通信範囲内にもある(図10(a)中央)。このため、DBD1005より送信されるビーコンは、2台の他のWimediaデバイス1001、1002にて受信され、2台の他のWimediaデバイス1001、1002は、DBD1005より送信されるビーコンに基づいて同期をとることができる。
このため、DBD1005が起動する前に、既にビーコン送信を開始していたDBD1004は、他のWimediaデバイス1001に対して重複してビーコン送信を行っていることとなる。
この結果、ステップS902では、既にビーコン送信を開始しているDBDの中に、他のWimediaデバイスに重複してビーコン送信していることとなったDBDがあると判断される。
この結果、ホスト100では、当該DBDに対してビーコン送信停止コマンドを送信し(ステップS903)、ビーコン送信停止コマンドを受信したDBDでは、ビーコン送信を停止する(図(a)右側)。
同様に、図10(b)左側は、他のWimediaデバイス1011がホスト100の無線通信範囲外に位置し、他のWimediaデバイス1011とホスト100の無線通信範囲内に位置するDBD1013がある状態を示している。この状態において、他のWimediaデバイス1011とホスト100のいずれの無線通信範囲にも属する位置にあるSBD1014が新たに起動したとする。
SBD1014は、Wimediaプロトコルに準拠するデバイスであるため、起動すると、自動的にビーコン送信を開始することとなる。
ここで、SBD1014の無線通信範囲内には、他のWimediaデバイス1011が存在する(図10(b)中央)。このため、SBD1014より送信されるビーコンは、他のWimediaデバイス1011にて受信され、他のWimediaデバイス1011は、SBD1014より送信されるビーコンに基づいて同期をとることとなる。
このため、SBD1014が起動する前に、既にビーコン送信を開始していたDBD1013は、他のWimediaデバイス1011に対して重複してビーコン送信していることとなる。この結果、ステップS902では、既にビーコン送信を開始しているDBDの中に、他のWimediaデバイスに対して重複してビーコン送信していることとなったDBDがあると判断される。
この結果、ホスト100ではDBD1013に対してビーコン送信停止コマンドを送信し(ステップS903)、ビーコン送信停止コマンドを受信したDBD1013では、ビーコン送信を停止する(図10(b)右側)。
このように、本実施形態にかかるホスト100では、既に無線接続され他のWimediaデバイスに対してビーコン送信を行っているDBDについても、不必要なビーコン送信であった場合には、ビーコン送信を停止させる構成とした。また、不必要なビーコン送信であるか否かは、仮に当該DBDのビーコン送信を停止させたとしても他のDBDまたはSBDが送信するビーコンにより、当該他のWimediaデバイスが同期を取ることが可能であるか否かにより判断することとした。
この結果、当該DBDにより不必要なビーコン送信が行われることがなくなり、無線通信ネットワークを構成する機器の消費電力を制御することが可能となった。
なお、本実施形態によれば、複数の他のWimediaデバイスに対して、複数のDBDが重複してビーコン送信を行っていた場合に、ビーコン送信を行うDBDの数を最小化させることが可能となる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、ビーコン送信を開始させるべきDBDと停止させるべきDBDとを判別し、無線通信ネットワーク内においてビーコン送信を行うDBDの数を最小化することで、無線通信ネットワークを形成する機器の消費電力を抑制することとした。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、更に、ビーコンピリオドを短くすることで、消費電力を抑制することもできる。
図11は、上記第2の実施形態において説明した図9の処理が実行されることによるビーコンスロットの占有状態が変遷する様子を示した図である。
図11(1)は、キャプチャパケットコマンドが送信される前の状態(図10の紙面左側の状態、あるいは図9のステップS604が実行される前の状態)を示している。
図11(1)に示すように、ホスト100がビーコンを送信するビーコンスロットの次のビーコンスロットにおいて、DBD1003がビーコンを送信し、その次のビーコンスロットにおいて、他のWimediaデバイス1001がビーコンを送信している。
図11(2)は、DBD1005のビーコン送信が開始され、ホスト100が当該ビーコンを受信した状態(図10(a)の紙面中央の状態、あるいは図9のステップS608の状態)を示している。
図11(2)では、DBD1005にビーコンを送信させることにより、他のWimediaデバイス1002とホスト100との間でも同期が取れた状態となっている。他のWimediaデバイス1001がビーコンを送信するビーコンスロットの次のビーコンスロットにおいて、DBD1005がビーコンを送信し、との次のビーコンスロットにおいて、他のWimediaデバイス1002がビーコンを送信している。
図11(3)は、DBD1003のビーコン送信が停止した直後の状態(図10(a)の紙面右側の状態、あるいはステップS903の状態)を示している。
図11(3)に示すように、DBD1003のビーコン送信が停止したことにより、DBD1003がビーコンを送信していたビーコンスロットが使用されなくなる。
図11(4)は、DBD1003がビーコンの送信を停止した後、一定期間が経過した後の様子を示している。図11(4)に示すように、DBD1003がビーコンの送信を停止することによって空いたビーコンスロットにおいて、他のWimediaデバイス1002がビーコンを送信している。これにより、ビーコンピリオドを短くすることが可能となる。しかしながら、図11(3)から図11(4)の状態に遷移するまでには時間がかかり、その間はビーコンピリオドが無駄になってしまう。そこで、本実施形態では、ビーコンピリオドを短くするために要する時間を短縮することにより、帯域の有効利用を図る方法について説明する。
図12は、本実施形態におけるビーコンスロットの占有状態が変遷する様子を示した図である。
図12(1)は、キャプチャパケットコマンドが送信される前の状態(図10(a)の紙面左側の状態、あるいは図9のステップS604が実行される前の状態)を示している。
図12(1)に示すように、ホスト100がビーコンを送信するビーコンスロットの次のビーコンスロットにおいてDBD1003がビーコンを送信し、その次のビーコンスロットにおいて、他のWimediaデバイス1001がビーコンを送信している。
図12(2)は、DBD1005にビーコンの送信を開始させる代わりに、DBD1003にビーコンの送信を停止させる場合の様子を示している。このように、新たにビーコンを送信するDBD1005は、それまでビーコンを送信していたDBD1003が使用していたビーコンスロットでビーコンを送信する。
更に、図12(3)は、DBD1005のビーコン送信が開始されることで、他のWimediaデバイス1002とホスト100との間で同期が取れるようになった様子を示している。
このように、ビーコン送信が停止されるDBDが使用していたビーコンスロットで、ビーコン送信が開始されるDBDにビーコンを送信させることで、ビーコンピリオドを最小化するまでの時間を短縮することができ、帯域を有効利用することが可能となる。
この結果、無線通信ネットワークを形成する機器の消費電力を抑制することが可能となる。
[他の実施形態]
なお、上記説明では、DBDの接続開始時におけるビーコン送信の開始、停止の方法を述べているが、ホスト100は接続される各DBDに任意のタイミングで受信可能な信号をキャプチャさせることが可能である。
よってすでに接続されているDBDに対して定期的に受信信号をキャプチャさせ、キャプチャ信号に基づいて、ビーコン送信の開始、停止を判断するようにしてもよい。このような制御を行うことにより、例えば、ホスト100の無線通信範囲外で、かつDBDの無線通信範囲内で新たな他のWimediaデバイスが起動した場合であっても、最適なDBDにビーコンを送信させることができる。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施形態にかかるホスト100の構成を示す図である。 無線フレームの全体構成を示した図である。 無線フレームに含まれるビーコンピリオドの構成を示した図である。 ビーコンの構成を示す模式図である。 データ通信用タイムスロットの構成を示す模式図である。 ホストによるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理ならびに、対応するDBDによるホストとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の流れを示すシーケンス図である。 ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例を説明するための図である。 ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例を説明するための図である。 ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理ならびに、対応するDBDによるビーコン送信制御処理の流れを示すシーケンス図である。 ホスト100によるDBDとの無線接続処理及びビーコン送信制御処理の具体的な実施例を説明するための図である。 ビーコンスロットの占有状態が変遷する様子を示した図である。 ビーコンスロットの占有状態が変遷する様子を示した図である。

Claims (22)

  1. 通信装置であって、
    他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を受信する受信手段と、
    他の通信装置によりビーコンの送信が行われている場合、前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、ビーコンの送信を行っている当該他の通信装置による当該ビーコンの送信を停止させるか否かについて判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定された場合、前記他の通信装置に対してビーコンの送信の停止を指示する第1の指示手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記他の通信装置に対して、当該他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置から送信される信号をキャプチャし、キャプチャ信号として前記通信装置へ送信するよう指示する第2の指示手段を更に有し、
    前記受信手段は、前記第2の指示手段による指示に応じて前記他の通信装置から送信された前記キャプチャ信号を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、前記他の通信装置にビーコンの送信を指示する第3の指示手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1の指示手段は、前記他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、前記通信装置との同期を実現するためのビーコンの送信を停止するよう指示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、前記通信装置の無線通信範囲外であり、かつ前記他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置を認識する認識手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記認識手段により認識された結果に基づいて、前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記判定手段は、前記通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報と、前記認識手段により認識された結果と、に基づいて、前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を記憶する記憶手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、第2の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、が全て重複している場合、前記判定手段は、前記第1の他の通信装置、又は前記第2の他の通信装置のいずれか一方によるビーコンの送信を停止させると判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置が、第2の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置に全て含まれている場合、前記判定手段は、前記第1の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記通信装置はワイヤレスUSBのホストであり、
    前記他の通信装置は、ワイヤレスUSBのディレクテッドビーコニングデバイスであり、
    前記他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置は、Wimediaプロトコルに準拠する装置であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 通信装置であって、
    第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を受信する受信手段と、
    第2の他の通信装置によりビーコンの送信が行われている場合において、前記受信手段により前記情報が受信された場合該情報に基づいて、ビーコンの送信を実行している第2の他の通信装置による該ビーコンの送信停止させるか否かについて判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第2の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定された場合、前記第2の他の通信装置に対してビーコンの送信の停止を指示する第1の指示手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  12. 前記第1の他の通信装置に対して、当該第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置から送信される信号をキャプチャし、キャプチャ信号として前記通信装置へ送信するよう指示する第2の指示手段を更に有し、
    前記受信手段は、前記第2の指示手段による指示に応じて前記第1の他の通信装置から送信された前記キャプチャ信号を受信する
    ことを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、前記第1の他の通信装置にビーコンの送信を指示する第3の指示手段を更に有することを特徴とする請求項11または12に記載の通信装置。
  14. 前記第1の指示手段は、前記第2の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、前記通信装置との同期を実現するためのビーコンの送信を停止するよう指示することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の通信装置。
  15. 前記受信手段により受信された前記情報に基づいて、前記通信装置の無線通信範囲外であり、かつ前記第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置を認識する認識手段を更に有し、
    前記判定手段は、前記認識手段により認識された結果に基づいて、前記第2の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させるか否かを判定することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の通信装置。
  16. 前記判定手段は、前記通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報と、前記認識手段により認識された結果と、に基づいて、前記第2の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させるか否かを判定することを特徴とする請求項15に記載の通信装置。
  17. 前記第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を記憶する記憶手段を更に有することを特徴とする請求項16に記載の通信装置。
  18. 前記第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、前記第2の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置と、が全て重複している場合、前記判定手段は、前記第2の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の通信装置。
  19. 前記第2の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置が、前記第1の他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置に全て含まれている場合、前記判定手段は、前記第2の他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の通信装置。
  20. 前記通信装置はワイヤレスUSBのホストであり、
    前記他の通信装置は、ワイヤレスUSBのディレクテッドビーコニングデバイスであり、
    前記他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置は、Wimediaプロトコルに準拠する装置であることを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載の通信装置。
  21. 通信装置における通信制御方法であって、
    他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を受信する受信工程と、
    他の通信装置によりビーコンの送信が行われている場合、前記受信工程において受信された前記情報に基づいて、ビーコンの送信を行っている当該他の通信装置による当該ビーコンの送信を停止させるか否かについて判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定された場合、前記他の通信装置に対してビーコンの送信の停止を指示する指示工程と、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  22. 通信装置のコンピュータに、
    他の通信装置の無線通信範囲内に存在する装置の情報を受信する受信工程と、
    他の通信装置によりビーコンの送信が行われている場合、前記受信工程において受信された前記情報に基づいて、ビーコンの送信を行っている当該他の通信装置による当該ビーコンの送信を停止させるか否かについて判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記他の通信装置によるビーコンの送信を停止させると判定された場合、前記他の通信装置に対してビーコンの送信の停止を指示する指示工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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