JP5267981B2 - 通信端末装置及びそのプログラム - Google Patents

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本発明は、通信端末装置及びそのプログラムに関する。
電子メールを作成し送信する場合、ユーザは、基本的には、本文の入力とともに、送信アドレスの入力、件名の入力というように、必要な内容をキーボード等の入力装置から入力しなければならない。この入力手間を省くために、アドレス帳を利用する技術や、定型書式(テンプレート)を利用できるようにする技術(例えば、特許文献1)が知られている。
特開平06―216936号公報
しかし、アドレス帳からの入力は入力時には簡便であるが、登録時の動作にある程度の手間がかかり、複数人を選択する場合は、アドレス帳からの入力であっても、複数人分の手間がかかる。
また、アドレス帳に登録されていないアドレスは、一文字ずつタイプ入力する方法もあるが、通常は、既存の送信済メール、受信メール等を探し、見つかった場合、その所望の範囲(箇所)をマウスで選択、コピーし、新規メールの所望の欄にペーストするといった方法がとられることが多い。
この場合は、複数人をまとめて作業することもできる。
しかし、この一連の手動操作を行うにあたって、ヘッダの項目名等と区別して特定の範囲のみをマウスの左ボタン等で正確に選択する操作には、注意力が要求され、選択ミス(コピー範囲指定ミス)が起こる場合がある。
このように、ユーザにとって余分な作業が発生し、ストレスとなっていた。
電子メールのヘッダの項目や、本文、添付ファイル等を本願では、フィールドと呼ぶことにする。
本発明は上記のような状況を鑑みてなされたもので、既存の電子メールの内容を利用して、電子メールを作成し、ユーザの負担を減らすことを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
複数のフィールドから構成される電子メールを送受信可能な通信端末装置であって、
過去に送受信したあるいは草稿中の複数の既存電子メールを記憶するメール記憶手段と、
新規の電子メールを作成するに際して、前記メール記憶手段に記憶された前記既存電子メールの内で、当該作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを任意に選択するメール選択手段と、
前記メール選択手段により選択された電子メールのフィールドを選択する第1のフィールド選択手段と、
前記作成対象の電子メールのフィールドを選択する第2のフィールド選択手段と、
前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する入力手段と、
前記入力手段を利用した利用履歴を記録する利用履歴記録手段と、
を備え、
前記入力手段は、前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴に基づいて、前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する、
ことを特徴とする通信端末装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記第1のフィールド選択手段は、
前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴における前回利用時と同じフィールドを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記メール選択手段は、
前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴より、前記作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置である
請求項4に記載の発明は
前記第1のフィールド選択手段は、複数のフィールドを一括して選択する一括選択手段を含む、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信端末装置である
請求項5に記載の発明は
前記第2のフィールド選択手段は、前記第1のフィールドに対応して、前記第2のフィールドを選択する対応選択手段、を含む、または、
前記第1のフィールド選択手段は、前記第2のフィールドに対応して、前記第1のフィールドを選択する対応選択手段、を含む、
こと特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信端末装置である。
請求項6に記載の発明は
前記入力手段は、前記第2のフィールドに既に内容が入力されている場合、その旨をユーザに報知する報知手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の通信端末装置である
請求項7に記載の発明は
前記入力手段は、前記第1のフィールドの内容を前記第2のフィールドに上書きする上書き手段、または、
前記第1のフィールドの内容を前記第2のフィールドに追加または挿入するマージ手段を含む、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の通信端末装置である
請求項8に記載の発明は
前記第1のフィールドは、宛先、同報先、非通知同報先または送信元の少なくともいずれか1つを含むアドレスフィールド、題名フィールド、本文フィールド、または、添付ファイルフィールドである、
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の通信端末装置である
請求項9に記載の発明は
前記第2のフィールド選択手段により選択されたフィールドが送信元フィールドとなる場合、その旨をユーザに報知し、前記第2のフィールドをユーザに再選択させる再選択手段を更に備える、
こと特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の通信端末装置である。
請求項10に記載の発明は
前記第1のフィールドがアドレスフィールドである場合、
前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスがアドレス帳に登録されているか否かを検索するアドレス検索手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の通信端末装置である
請求項11に記載の発明は
前記アドレス検索手段により、前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスが前記アドレス帳に登録されていると判定された場合、前記メールアドレスと前記アドレス帳に登録されている内容を対比してユーザに教示する登録情報教示手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項10に記載の通信端末装置である
請求項12に記載の発明は
前記アドレス検索手段により、前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスが前記アドレス帳に登録されていないと判定された場合、前記メールアドレスを前記アドレス帳に登録可能にするアドレス登録手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の通信端末装置である
請求項13に記載の発明は
前記アドレス登録手段は、
前記メールアドレスをグループアドレスとしても前記アドレス帳に登録可能とするグループアドレス登録手段を含む、
ことを特徴とする請求項12に記載の通信端末装置である
請求項14に記載の発明は、
複数のフィールドから構成される電子メールを送受信可能な通信端末装置のコンピュータに、
過去に送受信したあるいは草稿中の複数の既存電子メールを記憶するメール記憶機能と、
新規の電子メールを作成するに際して、前記メール記憶手段に記憶された前記既存電子メールの内で、当該作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを任意に選択するメール選択機能と、
前記メール選択手段により選択された電子メールのフィールドを選択する第1のフィールド選択機能と、
前記作成対象の電子メールのフィールドを選択する第2のフィールド選択機能と、
前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する入力機能と、
前記入力機能を利用した利用履歴を記録する利用履歴記録機能と、
を実現させ
前記入力機能は、前記利用履歴記録機能が記録した前記利用履歴に基づいて、前記第1のフィールド選択機能により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択機能により選択された第2のフィールドに入力させる、
ためのプログラムである
本発明によれば、電子メールを作成する際のユーザの負担を減らすことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本発明の通信端末装置は、例えば、固定電話、携帯電話、または、通信機能を有するPC(パーソナルコンピュータ)、PDA(携帯情報端末)など、電子メールを送受信可能な装置全般に適用可能であるが、ここでは、携帯電話を例に説明する。
図1は、本発明の通信端末装置(携帯電話)の主な構成を示すブロック図である。
通信端末装置1は、中央制御部11、ROM(ROM : Read Only Memory)、RAM(RAM : Random
Access Memory)、フラッシュメモリ等によって構成される記憶部12、無線通信部13、音声信号処理部14、マイクロフォン141、スピーカ142、表示部15、操作部16、及びRTC17(RTC : Real Time Clock)等を備える。
中央制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro
Processing Unit)等を用いて構成されている。中央制御部11は、記憶部12に記憶されるプログラムやデータを実行/処理して通信端末装置1の統括的な制御を行うとともに、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能等の通信端末装置1の様々な機能を実現する。
記憶部12の記憶領域には、メーラー(電子メール送信文書編集アプリケーションプログラムを含むソフトウエア)がインターネット等の通信網を通じて送受信するメール文書(メール文書データ)を記憶するメールボックス121、宛先アドレスを登録しておくアドレス帳122、その他用途のメモリ123等の記憶領域が設けられている。
そして、メールボックス121には、受信フォルダ(受信箱)1211、送信フォルダ(送信箱)1212、草稿フォルダ(草稿)1213等のフォルダに分けられてメール文書が格納されている。
本願では、メールボックス121に記憶されている電子メール(過去に送受信したあるいは草稿中の電子メール)を既存メール(既存の電子メール)と呼ぶことにする。
無線通信部13は、音声通話、電子メールの送受信、インターネット上の装置へのアクセス等の通信端末装置1と他の装置との間の情報伝達に際し、移動体通信網の基地局との間で無線通信を行う。
音声信号処理部14は、マイクロフォン141から入力されるアナログの音声信号に基づくデジタルの音声信号を出力する。また音声信号処理部14は、通話音声、着信音、操作音等の各種音声信号をアナログの音声信号に変換してスピーカ142に出力する。
表示部15は、情報を視覚的に表示する装置であり、液晶パネル、有機ELパネルなどである。表示部15は、中央制御部11から入力される映像信号に応じて情報を表示する。
操作部16は、ユーザインタフェース(タッチパネル、操作ボタン、操作ダイヤル、キーボード、マウス等)に対して行われたユーザの操作入力を電気信号に変換して中央制御部11に伝える。
RTC17は、日付や時刻等の現在の時刻情報を出力するクロックである。
次に、図2を用いて、上記の通信端末装置の全体の動作を説明する。
図2は、通信端末装置(携帯電話)の全体の処理フローを示す図である。
通信端末装置1はステップS101において、電源ON操作がされたか否かを監視している。そして、電源ON動作がされたことを検出すると(S101:YES)、主電源をONして(ステップS102)、無線通信網と接続するための位置登録等の待受処理を開始する(ステップS103)。
待受処理中、音声通話の着信があるか否かを監視する(ステップS104)。
そして、音声通話の着信があったことを検出すると(S104:YES)、ユーザがオフフックしたか否かを監視し(ステップS105)、オフフックされたことを検出した場合(S105:YES)、ユーザによる通話が行われる(ステップS107)。そして、通話が終了したか(オフフックされたか)否かを監視し(ステップS108)、通話終了を検出すると、ステップS103に戻る。
一方、通信端末装置1は、音声通話の着信がない場合(S104:NO)、メール着信があるか否かを監視する(ステップS111)。
メール着信を検出した場合(S111:YES)、通常のメール受信処理を行う(ステップS112)。
一方、通信端末装置1は、メール着信がない場合(S111:NO)、操作部16に対してユーザ操作があるか否かを監視する(ステップS121)。
ユーザ操作を検出した場合(S111:YES)、その操作が受信処理以外のメーラー作業指示の操作か否かを判定する(ステップS122)。
操作がメーラー作業指示の操作であると判定すると(S112:YES)、メーラー作業処理に進む(ステップS123)。S123の詳細は後述する。
一方、ユーザ操作がメーラー作業指示の操作でないと判定すると(S112:NO)、電源OFF操作である否かを判定する。(ステップS131)。
操作が電源OFF操作であると判定すると(S131:YES)、電源OFF処理が行われ(ステップS132)、動作は終了する。
一方、ユーザ操作が電源OFF操作でない判定されると(S131:NO)、ユーザの操作したその他の処理に対応する処理が行われる(ステップS141)。そして、その後ステップS103に戻る。
次に、図3、図4及び図5を用いて、上記の通信端末装置のメーラー作業処理の詳細を説明する。
図3は、図2のステップS123(メーラー作業処理)の詳細の前半フローを表す図である。
図4は、図2のステップS123(メーラー作業処理)の詳細の後半フローを表す図である。
図5は、図3、図4のフローで使われるコンテキストメニューの表示例を示す図で、(a)は、コンテキストメニュー1の表示例を示す図、(b)は、コンテキストメニュー2の表示例を示す図である。
以下に示す処理は基本的に中央制御部11が予め記憶部12のフラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ(その他用途メモリ123)に記憶されたプログラムに従って実行するとして説明するが、全ての機能をプログラム格納メモリに格納する必要はなく、必要に応じて、ネットワークを介して、その一部若しくは全部を受信して実現するようにしてもよい。
図2におけるステップS122において、ユーザによる操作がメーラー作業指示操作であると判定されると、ステップS123のメーラー作業処理が開始される。
図3において、まず、メーラーが起動する(ステップS201)。
メーラーが起動すると、メールボックスの受信フォルダ、送信フォルダ、草稿フォルダのうち、予め設定しておいたデフォルトのメールフォルダが表示される(ステップS202)。通常は、受信フォルダが表示されるように設定される。なお、操作の都度、ユーザ指示により、表示されるフォルダの選択ができるようにしてもよい。
この状態で、特に図示しないが、ユーザはメールを選択してのメール閲覧作業が可能である。
そして、この状態で、メニュー表示指示がされたか否かを監視している(ステップS203)。メニュー表示指示とは、通信端末装置1が携帯電話であれば、メニュー表示ボタン等により行われる操作であり、通信端末装置1がPC等で、マウスが使えるものであれば、マウスの右クリック操作等に相当するものである。
メニュー表示指示が行われたと判定されると(S203:YES)、図5(a)に示すようなコンテキストメニュー1が表示部に表示される(ステップS204)。
一方、メニュー表示指示が行われていないと判定されると(S203:NO)、後述する図4のステップS310に進む。
このコンテキストメニュー1は、ユーザの操作として、メールを新規作成する操作、選択メールの返信や転送操作、また、検索や設定の操作が選択できることを表している。
ユーザはコンテキストメニュー1の表示の中から所望の操作を選択する。そして、その選択内容がどのような選択であるかの判定処理を行う(ステップS205〜ステップS207)。
即ち、ステップS205において、新規作成作業が選択されたか否かを判定し、新規作成作業が選択されたと判定された場合(S205:YES)、新規メール作成画面が表示される(ステップS208)。
一方、ステップS205において、新規作成作業が選択されていないと判定された場合(S205:NO)、返信メール作業が選択されたか否かを判定する(ステップS206)。
ステップS206において、返信メール作業が選択されたと判定された場合(S206:YES)、返信メール作業画面が表示される(ステップS209)。
一方、ステップS206において、返信メール作業が選択されていないと判断された場合(S206:NO)、転送メール作業が選択されたか否かを判定する(ステップS207)。
ステップS207において、転送メール作業が選択されたと判定された場合(S206:YES)、転送メール作業画面が表示される(ステップS210)。
一方、ステップS207において、転送メール作業が選択されていないと判断された場合(S207:NO)、その他の処理が選択されたと判定されたことになり、対応するその他の処理が行われる(ステップS211)。
なお、コンテキストメニュー1に何もしない選択肢を設け、その他の処理で、何も選択せずにコンテキストメニュー1を抜ける処理を含むようにしてもよい。
ステップS208、ステップS209、ステップS210のそれぞれの画面にて、ユーザは対応するメール本文等のタイプ入力処理を行うことができ、後述する図4のステップS301に進む。
また、ステップS211の処理の後は、後述する図4のステップS310に進む。
次に、図4を用いて、図2のステップS123(メーラー作業処理)の詳細の後半フローを説明する。
図3のステップS208、ステップS209、ステップS210の後、再び、メニュー表示指示がされたか否かを監視している(ステップS301)。
メニュー表示指示が行われたと判定されると(S301:YES)、図5(b)に示すようなコンテキストメニュー2が表示部に表示される(ステップS302)。
一方、メニュー表示指示が行われていないと判定されると(S301:NO)、後述するステップS310に進む。
このコンテキストメニュー2は、ユーザの操作として、後述するフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の操作、文字の選択や貼り付けといった通常の編集系の処理操作、また、メールの送信や保存といった送信・保存系処理操作、及びその他の処理が選択できることを表している。
ユーザはコンテキストメニュー2の表示の中から所望の操作を選択する。そして、その選択内容がどのような選択であるかの判定処理を行う(ステップS303、ステップS305、ステップS307、ステップS309)。
即ち、ステップS303において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の操作が選択されたか否かを判定し、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の操作が選択されたと判定された場合(S303:YES)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理が行われる(ステップS304)。このフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の詳細は後述する。
一方、ステップS303において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理が選択されていないと判定された場合(S303:NO)、編集系処理が選択されたか否かを判定する(ステップS305)。
ステップS305において、編集系処理が選択されたと判定された場合(S305:YES)、編集系処理画面が表示される(ステップS306)。ここでの処理としては、アドレス帳からの通常のアドレス選択操作等を含むようにしてもよい。
一方、ステップS305において、編集系処理が選択されていないと判断された場合(S305:NO)、送信・保存系処理が選択されたか否かを判定する(ステップS307)。
ステップS307において、送信・保存系処理が選択されたと判定された場合(S307:YES)、送信・保存系処理が行われる(ステップS308)。
一方、ステップS307において、送信・保存系処理が選択されていないと判定された場合(S307:NO)、メーラー設定処理等のその他の処理が選択されたと判定され、対応するその他の処理が行われる(ステップS309)。
なお、コンテキストメニュー2に何もしない選択肢を設け、その他の処理で、何も選択せずにコンテキストメニュー2を抜ける処理を含むようにしてもよい。
ステップS304、ステップS306、ステップS308、ステップS309の後、ユーザによるメーラーの終了指示がされたか否かを監視し(ステップS310)、メーラーの終了指示がされたと判定された場合(ステップS310:YES)、メーラーの終了処理が行われる(ステップS311)。
一方、メーラーの終了指示がされていないと判定された場合(ステップS310:NO)、図3のステップS203へ戻る。
次に、図6、図7を用いて、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の詳細を説明する。
図6は、図4のステップS304(フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理)の詳細フローを示す図である。
図7は、図6のフローで使われるメニューを説明する図で、(a)は、対象選択メニューの表示例を示す図、(b)は、コピー元フィールド選択メニューの表示例を示す図である。
図4のステップS303でフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理が選択されたと判定されると、図6のステップS401において、図7(a)に示されるような対象選択メニューが表示される。
この対象選択メニューは、コピー元対象となるメールをフォルダから選択するか、利用履歴から選択するかをユーザが選べることを表している。
ユーザはこの対象選択メニューの表示の中から所望のものを選択する。そして、その選択内容がどのような選択であるかの判定処理を行う(ステップS402、ステップS405)。
即ち、ステップS402において、フォルダからの操作(対象選択メニューの1.〜3.に相当)が選択されたか否かを判定し、フォルダからの操作が選択されたと判定された場合(S402:YES)、選択されたフォルダ(送信フォルダ、受信フォルダ、草稿フォルダ)に保存されている既存メール一覧が表示される(ステップS403)。
ユーザはステップS403において表示されたメール一覧から、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となるメールを選択する。
そして、通信端末装置1は、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となる既存メールが選択されたか否かを判定し(ステップS404)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となる既存メールが選択されたと判定された場合(S404:YES)、ステップS408に進む。
一方、ステップS404において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となるメールが選択されていないと判定された場合(S404:NO)、後述のステップS417に進む。
一方、ステップS402において、フォルダからの操作が選択されていないと判定された場合(S402:NO)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴からが選択されたか否かを判定し(ステップS405)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴からが選択されたと判定された場合(S405:YES)、
ステップS406、ステップS407に進む。ステップS406、ステップS407の詳細については、後述する。
一方、ステップS405において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴からが選択されていないと判定された場合(S405:NO)(対象選択メニュー(図7(a)参照)の「#. なし」選択に対応)、後述のステップS417に進む。
次に、ステップS408以降の処理について説明する。
ここでは、ステップS404、または、後述されるステップS407の判定にて、コピー元対象となるメールが選ばれている状態であるから、ステップS408では、コピー元対象として選択したメールの内容が表示されるようにする。ここで、ユーザは、そのメール内容を確認することができる。
次に、ステップS409において、再び、メニュー表示指示がされたか否かを監視する。
メニュー表示指示が行われたと判定されると(S409:YES)、図7(b)に示されるようなコピー元フィールド選択メニューが表示部に表示される(ステップS410)。
一方、メニュー表示指示が行われていないと判定されると(S409:NO)、後述のステップS417に進む。
このコピー元フィールド選択メニューには、選択したメール(図3のフローにおいて、表示されている作成対象のメール、ステップS208〜ステップS210に対応)にコピーしたいフィールド(グループ)としてどのようなものが選択できるかを表している。
本願において、フィールドとは、メールのヘッダ項目となるメールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc)及び送信元(差出人)(From)や題名(Subject)、並びに本文や添付ファイル等を指す術語として用いる。
例えば、ユーザがコピー元フィールド選択メニューの「2.To」を選択すれば、コピー元対象として、宛先のフィールド内に記載された内容が選ばれることになる。
また、フィールドグループとは、各フィールドのグループ(組)を示す術語で、ここでは、フィールドグループの例として、宛先グループ全てが選択できるようになっている。この宛先グループ全てとは、メールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc)全てのことである。
ユーザが「1.宛先グループ全て」を選択すれば、コピー元対象として、宛先グループフィールド内に記載された内容全てが選ばれることになる。
このようにすれば、ユーザは個別にフィールドを選択する必要がなく、一括してフィールド(グループ)を選択することもできるので、選択したコピー元フィールド(グループ)に対して、後述するフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を一括して、手間なく行うことができる。
また、コピー元フィールド選択メニューでは、「*. 前回利用時と同じフィールド(グループ)」が選択できるようになっていて、ユーザがこれを選択すると、前回このフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を利用した時同じフィールド(グループ)が選択されたとみなされる。
また、「#. なし」が選択できるようになっていて、ユーザがこれを選択すると、久次のステップS411において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理から抜けられるようになっている。
ステップS411において、コピー元フィールド(グループ)が選択されたか否かを判定し、フォルダからの操作が選択されたと判定された場合(S411:YES)、選択されたコピー元フィールド(グループ)がコピー元フィールド(グループ)として確定される(ステップS412)。
このようにして、ユーザは、タイプ入力や、注意力が要求されるコピー元選択(コピー範囲指定)を、メニューにしたがって、正確に行うことができる。
ステップS412の後に、その選択されたフィールド(グループ)がアドレス部か否かを判定する(ステップS413)。
アドレス部とは、メールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc)及び送信元(差出人)(From)のことを指す。
ここで、フィールド(グループ)がアドレス部であると判定された場合(S413:YES)、アドレス帳関連処理が行われる(ステップS414)。ステップS414の詳細については後述する。
一方、ステップS413において、コピー元フィールド(グループ)がアドレス部でないと判定された場合、選択された既存メールの選択されたフィールドの内容の作成対象(図3のステップS208〜ステップS210の各状態でのメール画面表示がされて編集可能な状態)のメールの所望のフィールドへのペースト処理(貼付け処理)が行われ(ステップS415)、その後、フィールド(グループ)毎コピー&ペーストの利用履歴記録処理が行われる(ステップS416)。
ステップS415、ステップS416の詳細については後述する。
一方、ステップS411において、コピー元フィールド(グループ)が選択されていないと判定された場合、後述のステップS417に進む。
次に、ステップS417の処理について説明する。
ここでは、別のフィールド(グループ)に対して、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行わないか否かの指示を待ち、別のフィールド(グループ)に対して処理を行わない場合(S417:YES)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を抜ける。
一方、別のフィールド(グループ)に対して処理を行う場合(S417:NO)、ステップS401に戻り、別のフィールド(グループ)に対して、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理ができるようにしている。
次に、図8、図9を用いて、選択された既存メールの選択されたフィールドの内容の作成対象のメールの所望のフィールドへのペースト処理(入力処理)(ステップS415)の詳細について説明する。
図8は、図6のステップS415(選択された既存メールの選択されたフィールドの内容の作成対象のメールの所望のフィールドへのペースト処理)の詳細フローを示す図である。
図9は、図8のフローで使われるメニュー表示、メッセージの表示を説明する図で、(a)は、ペースト先フィールド選択メニューの表示例を示す図、(b)は、送信元(差出人)フィールド欄にはペーストできないことを報知するメッセージの表示例を示す図、
(c)は、上書き注意喚起メッセージの表示例を示す図、(d)は、ペーストモードメニューの表示例を示す図である。
ペースト処理とは、一般的に、狭義には貼付け処理と解されるが、本願では、後述するように、上書きや、マージ等の入力のさせ方を含む、広義の入力処理全般を指す術語として用いている。
まず、図8では、コピー元対象として選択されたフィールド(グループ)がアドレス部か否かを判定する(ステップS501)。
ここで、フィールド(グループ)がアドレス部であると判定された場合(S501:YES)、図9(a)に示すような、ペースト先フィールド選択メニューが表示部に表示される(ステップS502)。
コピー元フィールドがアドレス部の場合、作成対象のメールや、既存メールとして、フォルダの選択の仕方により、メールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc)及び送信元(差出人)(From)のアドレスフィールドを別のアドレスのフィールドに入力させたい場合もある。
その際には、所望のフィールドへの入力先を変更できることが望ましく、ユーザはステップS502で表示されるペースト先フィールド選択メニュー(図9(a)参照)からペースト先フィールドを選択できるようにしている。
続いて、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにて、ペースト先フィールド(グループ)が選択されたか否かを監視する(ステップS503)。
例えば、図7(b)のコピー元フィールド選択メニューにおいて、コピー元のフィールドとして、メールの宛先(To)フィールドを選んで、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにおいて、「2. Bcc」を選んだ場合、コピー元のメールの宛先(To)の内容が、作成対象のメールの所望のフィールドである非通知同報先(Bcc)のフィールドにペースト(入力)されることになる。
また、例えば、図7(b)のコピー元フィールド選択メニューにおいて、コピー元のフィールドとして、メールの宛先(To)フィールドを選んで、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにおいて、「1. それぞれのアドレス」あるいは「2. To」を選んだ場合、コピー元のメールの宛先(To)の内容が、作成対象のメールの対応するメールの宛先(To)のフィールドにペースト(入力)されることになる。
また、例えば、図7(b)のコピー元フィールド選択メニューにおいて、コピー元のフィールドとして、宛先グループ全てを選んで、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにおいて、「1. それぞれのアドレス」を選んだ場合、コピー元の宛先グループのメールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc)の内容が、作成対象のメールの対応するメールのそれぞれのアドレスフィールド(メールの宛先(To)、同報先(Cc)、非通知同報先(Bcc))にペースト(入力)されることになる。
このステップS502で、所定時間内にペースト先フィールド(グループ)が選択されたと判定されると(S503:YES)、後述のステップS504に進み、一方、所定時間内にペースト先フィールド(グループ)が選択されていないと判定されると(S503:NO)、ペーストが回避されたとして、選択された既存メールの選択されたフィールドの内容の作成対象のメールの所望のフィールドへのペースト処理(入力処理)を抜ける。
ステップS504では、ペースト先のフィールドが送信元(差出人)(From)のアドレスフィールドに対応していないか否かを判定する。
通常は、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにおいて、送信元(差出人)(From)を直接は選べないようにしているので、ペースト先のフィールドが送信元(差出人)(From)のアドレスフィールドに対応していないと判定され(S504:YES)、ペースト先フィールドが確定する(ステップS505)。
しかし、図7(b)のコピー元フィールド選択メニューにおいて、コピー元のフィールドとして、送信元(差出人)(From)フィールドが選ばれ、図9(a)のペースト先フィールド選択メニューにおいて、「1. それぞれのアドレス」が選ばれた場合、送信元(差出人)(From)フィールドへのペーストが指示されることになる。
この場合に(S504:NO)、図9(b)に示すようなアラーム表示が行われて、送信元(差出人)(From)のアドレスフィールドへはペーストできないことを報知するようにしている。
そして、このペースト不可メッセージ表示後、ステップS102に戻り、「1. それぞれのアドレス」以外が選べるようにする。
このようにすれば、送信元(差出人)(From)フィールドへ選択されたアドレスフィールドの内容がペーストされるという不具合を防ぎつつ、選択されたアドレスフィールドの内容を別のアドレスのフィールドに入力させることも、手間なく行うことができる。
一方、ステップS501において、コピー元フィールドが本文フィールドや添付ファイルフィールドの場合は、基本的にこの選択操作は不要なので、本フローでは、ステップS502がスキップされるようにしている。
つまり、コピー元フィールドが本文フィールドの場合は、ユーザの選択を待たずに、ペースト先も対応する本文フィールド、コピー元フィールドが添付ファイルフィールドの場合は、ユーザの選択を待たずに、ペースト先も対応する添付ファイルフィールドとし、ユーザの操作を適宜省略できるようにしている。
このようにすれば、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のペースト先を、ユーザはメニューの選択により、手間なく、確実に指定することができる。
ステップS505にて、ペースト先フィールドが確定すると、ペーストしようとする欄(フィールド)に既に入力されている内容があるか否かを判定し(ステップS507)、コピーしようとする欄(フィールド)に既に入力されている内容があると判定された場合(S507:YES)、図9(c)に示すような上書き注意喚起メッセージ(作成対象のメールの所望のフィールド欄に既に内容が入力されている旨をユーザに報知するメッセージ)が表示され(ステップS508)、ステップS509に進む。
なお、ペーストしようとする欄(フィールド)に既に入力されている内容がある場合とは、ユーザが文字をタイプ入力等の別方法で入力してから、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行おうとした場合や、草稿フォルダに保存しておいたメールを、読み出して作業する場合等に起こる。
このようにすれば、既に入力されていた内容をこれから行われるペースト処理により、消されてしまう場合が起こりうることをユーザに教示し、上書きに対する注意を喚起することができる。
その際に、このメッセージとともに、実際に入力されていた内容自体も表示するようにすると更によい。
一方、ペーストしようとする欄(フィールド)に既に入力されている内容がないと判定された場合(S507:NO)、上書き注意喚起メッセージが表示せずに、ステップS508をスキップして、ステップS509に進む。
そして、ステップS509では、図9(d)に示すようなペーストモードメニューが表示される。
このペーストモードメニューは、選択したフィールド(グループ)をどのように作成対象のメールにペースト(入力)するかのペーストの仕方(ペーストモード、入力モード)を選べることを表している。
ユーザはこのペーストモードメニューの表示の中から所望の操作を選択する。そして、その選択内容がどのような選択であるかの判定処理を行う(ステップS510、ステップS512、ステップS514)。
即ち、ステップS510において、上書きペーストが選択されたか否かを判定し、上書きペーストが選択されたと判定された場合(S510:YES)、上書きによるペースト処理が行われる(ステップS511)。この場合、既に入力されていた内容は破棄されることになる。
一方、ステップS510において、上書きペーストが選択されていないと判定された場合(S510:NO)、マージ1(後ろに足す)が選択されたか否かを判定する(ステップS512)。
ステップS512において、マージ1(後ろに足す)が選択されたと判定された場合(S512:YES)、マージ1(後ろに足す)ペースト処理が行われる(ステップS513)。
一方、ステップS512において、マージ1(後ろに足す)が選択されていないと判断された場合(S512:NO)、マージ2(前に挿入)が選択されたか否かを判定する(ステップS514)。
ステップS514において、マージ2(前に挿入)が選択されたと判定された場合(S514:YES)、マージ2(前に挿入)ペースト処理が行われる(ステップS515)。
一方、ステップS514において、マージ2(前に挿入)が選択されていないと判断された場合(S514:NO)、ペースト処理が回避されたと判定されて(ペーストモードメニュー(図9(d)参照)における#.の「何もしない (ペースト回避)」選択に対応)、選択されたフィールドの内容の作成対象のメールの所望のフィールドへのペースト処理(入力処理)を抜ける。
なお、多少複雑になるが、マージとして後ろに足す、前に挿入以外に、カーソル位置に挿入ペーストできるようなペーストモードを加えてもよい。
このように、ペーストモードが選べるようにしたので、コピー&ペースト対象のフィールドが本文である場合は、文脈を容易に調整することができ、コピー&ペースト対象のフィールドがアドレス部や添付ファイルの場合は、順序(並び方)に意味が有る(持たせたい、調整したい)場合に、容易に順序を指定してペースト(入力)することができる。
また、上書きモードも選べるようにしたので、必要なない内容が既に入力されている場合、ユーザがその内容を消す手間を省くことができる。
以上のように、ユーザはメニューに従って、所望の操作を選択していくだけで、既存メールを利用して、所望のフィールドに手軽にコピー&ペースト作業ができるので、タイプ入力や、手動操作によるコピー&ペースト操作をする必要がなく、容易に、間違いなくメールを作成することができる。
なお、上記操作を行った後に、通常の編集作業により、各フィールド内の内容を修正してもよい。
続いて、図10を用いて、図6のフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理利用履歴記録処理(ステップS416)について説明する。
図10は、利用履歴からフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行う場合を説明する図で、(a)は、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴の例を示す図、(b)は、利用履歴選択メニューの表示例を示す図である。
この利用履歴記録処理は、図6におけるステップS415までの処理を行った際の履歴を、図10(a)のような形で記録する処理で、上記ステップS406の処理で使える履歴を準備する処理である。
例えば、2008年2月22日に、件名**会議のメールに対して、宛先グループ全てをコピー元対象として作業したことが記録されている。
そして、この利用履歴を使ってフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行う図6のステップS406、ステップS407の処理について説明する。
フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴からが選択されたと判定された場合(S405:YES)、ステップS406において、図10(a)の利用履歴を元に、図10(b)に示すような利用履歴選択メニューが表示される。
この表では、最近のものから所定の数だけ表示するようにしているが、検索しやすいように事前の設定やユーザの指示により昇順や降順等に並べ替えられるようになっていることが望ましい。
ユーザはフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴の表示の中から所望の履歴対象(フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となるメール)を選択する。
例えば、2008年2月22日に、件名**会議のメールに対して、宛先グループ全てをコピー元対象として作業した履歴を選択すると、その作業をおこなったメールが選択されることとなる。
そして、通信端末装置1は、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴の中から、履歴対象が選択されたか否かを判定し(ステップ407)、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となるメールが選択されたと判定された場合(S407:YES)、ステップS408に進む。
この場合、その後、ステップS410で表示されるコピー元フィールド選択メニュー(図7(b)参照)で、「*. 前回利用時と同じフィールド(グループ)」を選択すると(ステップS411)、前回フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を利用した際のコピー元選択処理を容易に実行することがきる。
一方、ステップS407において、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理のコピー元対象となるメールが選択されていないと判定された場合(S407:NO)(利用履歴選択メニュー(図10(b)参照)の「#. 選択しない」選択に対応)、後述のステップS417に進む。
このように、ユーザは、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴を呼び出すことにより、いろいろなフォルダ内の個々のメール探すことなく、所望のコピー元対象メールを呼び出すことができるので、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理をしたユーザの記憶を元に既存メールを利用して、作成対象の電子メールの所望のフィールドに手軽にコピー&ペースト作業ができるようになる。
次に、図11、図12を用いて、アドレス帳関連処理(ステップS414)について説明する。
図11は、図6のステップS414(アドレス帳関連処理)の詳細フローを示す図である。
図12は、アドレス帳の関連処理を説明するための図で、(a)は、選択アドレスiが単数登録されている場合の登録内容例、(b)は、選択アドレスiがグループ登録もされている場合の登録内容例、(c)は、グループ登録されているグループの登録内容例、(d)は、アドレス登録メニューの表示例を示す図である。
図6のステップS413でコピー元フィールド(グループ)がアドレス部であると判定された場合、図11のステップ601〜の処理において、コピー元対象として選択されたn個のアドレス(1〜n)に対して、各アドレスがアドレス帳に登録されているか否かを検索していく。
具体的には、何番目のアドレスかを表す序数としてiを用い、選択したアドレスi=1をセットする(ステップS601)。そして、アドレスiがアドレス帳内に有るか否かを判定し(ステップS602)、アドレスiがアドレス帳内に有ると判定された場合(S602:YES)、選択アドレスiのアドレス帳の登録内容を対比して図12(a)、図12(b)に示すように表示する(ステップS603)。
例えば、図12(a)では、選択アドレス1の”suzuki@****.co.jp”が、”鈴木課長<suzuki@****.co.jp>”として登録されていることを示している。
また、選択アドレス1の”suzuki@****.co.jp”が”鈴木課長<suzuki@****.co.jp>”以外に、グループとしても登録されている場合、図12(b)に示すように、”鈴木課長<suzuki@****.co.jp>”+グループ ”第1**課”、”第1**課**係”というように登録されていることがわかる。
図12(c)は、グループ登録されているグループの登録内容例を示す図で、”第1**課”や”第1**課**係”宛にメールを送信すると、相当するグループに登録されているメンバー全員にメールが送信されるようにグループ登録されていることを示している。
このようにすれば、ユーザは、ステップS603において表示されるこのような対比表示を確認しながら、上述したペースト処理を行うことができるので、コピー元対象となるアドレスの詳細を登録内容と比較して確認しながらペースト処理を行えるという利点がある。
例えば、同姓の人を複数アドレス帳に登録している場合に、アルファベットだけのアドレス自体では違いが認識しにくい場合等に、コピー&ペースト処理の誤りを効果的に防ぐことができる。
また、ステップS603の後に、アドレス帳の登録内容を変更できるようにしてもよい(ステップS604)。
そして、次のアドレスを検索するために、序数iに1を加えて更新し(ステップS605)、序数i+1が選択した全てのアドレスnより大きくなったかを判定し(ステップS606)、nより大きくなるまでステップS602に戻り、上記処理を繰り返す。
なお、上記では、対比表示をiについてのループ内で行うようにしたが、ループが済んでから、一括して表示するようにしてもよい。
一方、ステップS602において、アドレスiがアドレス帳内にないと判定された場合(S602:NO)、図12(d)に示すようなアドレス登録メニューが表示される(ステップS607)。
このアドレス登録メニューは、アドレスiをアドレス帳に登録するか否か、また、登録する場合に、個別に登録するか、それとも、個別+グループとしても登録するかが選べることを表している。
ユーザはこのアドレス登録メニューの表示の中から所望の操作を選択する。
即ち、その選択内容が登録処理を行う選択であるか否かを判定し(ステップS608)、登録処理を行う選択がされたと判定された場合(S608:YES)(アドレス登録メニュー(図12(d)参照)の1.または2.選択に対応)、アドレス帳内への個別登録処理が行われる(ステップS609)。
そして、個別+グループとしても登録するが選択されたか否かを判定し(ステップS610)、個別+グループとしても登録するが選択されたと判定された場合(S610:YES)(アドレス登録メニュー(図12(d)参照)の2.選択に相当)、アドレス帳内へのグループ登録処理が行われる(ステップS611)。
一方、ステップS609において、個別+グループとしては登録しないが選択されたと判定された場合(S609:NO)(アドレス登録メニュー(図12(d)参照)の1.選択に対応)、アドレス帳内へのグループ登録処理は行われず、ステップSステップS605に進む。
同様に、ステップS608において、登録処理を行わない選択がされたと判定された場合(S608:NO)(アドレス登録メニュー(図12(d)参照)の#.選択に対応)、ステップS605に進む。
ステップS605では、序数iに1を加えて更新し、序数i+1が選択した全てのアドレスnより大きくなったかを判定し、(ステップS606)、nより大きくなるまでステップS602に戻り、上記処理を繰り返す。
このようにすれば、ユーザがアドレス部に対してフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行い、そのアドレスがアドレス帳に登録されていない場合は、メニューに従って、アドレス帳登録が促され、手間なく、アドレス帳登録が行えるようになる。
したがって、次回のメール作成時は、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を利用してのアドレス入力を行う方法以外に、通常のアドレス帳を利用してのアドレス入力(個別入力やグループ入力)が可能になり、ユーザの操作の自由度が増えることになる。
これまでは、主にフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の対象フィールドがアドレス部である場合のコピー&ペースト処理について述べたが、フィールドが本文である場合についても同様に適用可能である。この場合、ステップS413がスキップされる。
ユーザが同じあるいは類似した文章を本文フィールドに入力したい場合、ユーザは本文フィールドを選択して、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行うことにより、長い文章をタイプ入力することなく、メニューに従って、フォルダから選ばれたメール、あるいは、利用履歴から選ばれたメールを用いて、コピー&ペースト処理が行えるので、容易にかつ誤りなく行うことができる。
また、フィールドが添付ファイルである場合についても同様である。この場合も、ステップS413がスキップされる。
添付ファイルを選ぶ場合、通常のメーラーでは、ファイルを検索して添付する処理が必要だが、本願によれば、メールフォルダ内から選ばれた既存メールのうちファイル添付が行われて受信されメールまたはファイル添付を行って送信した(しようとした)メール等を用いて、あるいは、利用履歴から選ばれた対応メールを用いて、ファイル添付が可能になるので、処理が容易になる。
本願の効果をまとめると次のようになる。
a)ユーザは既存メールを利用して、容易にかつ誤りなく、コピー&ペースト機能を用いて、電子メールの作成を行うことができる。
b)ユーザはフィールドを選択する際に、一括してフィールド(グループ)を選択することもできるので、選択したコピー元フィールド(グループ)に対して、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を一括して、手間なく行うことができる。
c)ペースト先のフィールドの選択に対して、コピー元のフィールドに対応するように自動的に選択されるようにもできるので、ユーザは、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を手間なく行うことができる。
d)作成対象の電子メールのフィールド欄に既に内容が入力されている場合、その旨がユーザに報知されるので、ユーザは安心してフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を利用することができる。
e)特にアドレス部にメールフォルダ内の既存メールにあるアドレスを入力する際に、ユーザは、カンマ区切り等、神経を使う範囲選択処理を行うことなく、メニューに従って処理を行えるので、容易にかつ誤りなく行うことができる。
f)特にアドレス部にメールフォルダ内の既存メールにあるアドレスを入力する際に、送信元(差出人)(From)フィールドへ選択されたアドレスフィールドの内容がペーストされるという不具合を防ぎつつ、選択されたアドレスフィールドの内容を別のアドレスのフィールドに入力させることも、手間なく行うことができる。
g)特にアドレス部にメールフォルダ内の既存メールにあるアドレスを入力する際に、ユーザは、アドレス帳に登録されている登録情報を確認しながらコピー&ペースト処理が行えるので、安心して誤りなく、処理を行うことができる。
h)特にアドレス部にメールフォルダ内の既存メールにあるアドレスを入力する際に、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行った場合、アドレス帳に登録されていないアドレスであれば、登録を促すメニューが表示されるので、ユーザは、対象アドレスをアドレス帳に容易に登録することができ、以後、アドレス帳からアドレス入力を行えるようになる。
i)特に本文にメールフォルダ内の既存メールにある本文と同様の内容を入力する際に、ユーザはタイプ入力等をすることなく、メニューに従ってコピー&ペースト機能を行えるので、容易にかつ誤りなく行うことができる。
j)特に添付ファイルにメールフォルダ内の既存メールにある添付ファイルと同じものを添付する際に、ユーザはファイル検索等を行うことなく、ファイル添付処理を行えるので、容易にかつ誤りなく行うことができる。
k)フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴を記録して、利用できるようにしたので、ユーザは、同様の処理を行った記憶を元に、既存メールを呼び出し、コピー&ペースト処理を容易に行うことができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、各種ユーザ選択は選択メニュー等からのキー入力により行われるようにしたが、マウスが使えるような機器であれば、マウスを用いた処理(ドラッグ&ドロップ処理等)で操作できるようにしてもよいし、音声認識機能を備える機器であれば、音声によって操作できるようにしてもよい。
また、図6のステップS406、ステップS407について説明した利用履歴処理では、図10(b)に示したようなコピー元対象を表示する利用履歴選択メニューの代わりに、ペースト先の内容を表示し、それを用いて、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理が行えるようにしてもよい。
また、フィールド(グループ)としては、宛先グループ全ての例を示したが、他の組み合わせを一括して選択できるようにしてもよい。
また、アドレスフィールドの内容を本文フィールドにペーストできるようにしてもよい。
また、ユーザインターフェース(メニュー構造)はやや複雑になるが、メニューの選択操作により、コピー元として、フィールド内の全体でなく、フィールド内の一部を誤りなく選択してコピーできるようにしてもよい。
また、上記では、コピー元フィールドを選んでからペースト先のフィールドを選ぶようにしたが、ペースト先のフィールドを選んでからコピー元フィールドを選ぶようにしてもよい。
なお、その場合、コピー元フィールドは、ペースト先のフィールドに対応して自動的に選べるようにしてもよい。
本発明の通信端末装置(携帯電話)の主な構成を示すブロック図である。 通信端末装置の全体の機能の概要を説明するためのフローを示す図である。 図2のステップS123(メーラー作業処理)の詳細の前半フローを表す図である。 図2のステップS123(メーラー作業処理)の詳細の後半フローを表す図である。 図3、図4のフローで使われるコンテキストメニューを示す図で、(a)は、コンテキストメニュー1の表示例を示す図、(b)は、コンテキストメニュー2の表示例を示す図である。 図4のステップS304(フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理)の詳細フローを示す図である。 図6のフローで使われるメニューを説明する図で、(a)は、対象選択メニューの表示例を示す図、(b)は、コピー元フィールド選択メニューの表示例を示す図である。 図6のステップS415(選択された既存メールの選択されたフィールドの内容の作成対象のメールの所望のフィールドへのペースト処理)の詳細フローを示す図である。 図8のフローで使われるメニュー表示、メッセージの表示を説明する図で、(a)は、ペースト先フィールド選択メニューの表示例を示す図、(b)は、送信元(差出人)フィールド欄にはペーストできないことを報知するメッセージの表示例を示す図、(c)は、上書き注意喚起メッセージの表示例を示す図、(d)は、ペーストモードメニューの表示例を示す図である。 利用履歴からフィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理を行う場合を説明する図で、(a)は、フィールド(グループ)毎コピー&ペースト処理の利用履歴の例を示す図、(b)は、利用履歴選択メニューの表示例を示す図である。 図6のステップS414(アドレス帳関連処理)の詳細フローを示す図である。 アドレス帳の関連処理を説明するための図で、(a)は、選択アドレスiが単数登録されている場合の登録内容例、(b)は、選択アドレスiがグループ登録もされている場合の登録内容例、(c)は、グループ登録されているグループの登録内容例、(d)は、アドレス登録メニューの表示例を示す図である。
符号の説明
1 通信端末装置
11 中央制御部
12 記憶部
15 表示部
16 操作部
121 メールボックス
122 アドレス帳

Claims (14)

  1. 複数のフィールドから構成される電子メールを送受信可能な通信端末装置であって、
    過去に送受信したあるいは草稿中の複数の既存電子メールを記憶するメール記憶手段と、
    新規の電子メールを作成するに際して、前記メール記憶手段に記憶された前記既存電子メールの内で、当該作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを任意に選択するメール選択手段と、
    前記メール選択手段により選択された電子メールのフィールドを選択する第1のフィールド選択手段と、
    前記作成対象の電子メールのフィールドを選択する第2のフィールド選択手段と、
    前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する入力手段と、
    前記入力手段を利用した利用履歴を記録する利用履歴記録手段と、
    を備え、
    前記入力手段は、前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴に基づいて、前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する、
    ことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記第1のフィールド選択手段は、
    前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴における前回利用時と同じフィールドを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記メール選択手段は、
    前記利用履歴記録手段が記録した前記利用履歴より、前記作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  4. 前記第1のフィールド選択手段は、複数のフィールドを一括して選択する一括選択手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信端末装置。
  5. 前記第2のフィールド選択手段は、前記第1のフィールドに対応して、前記第2のフィールドを選択する対応選択手段、を含む、または、
    前記第1のフィールド選択手段は、前記第2のフィールドに対応して、前記第1のフィールドを選択する対応選択手段、を含む、
    こと特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信端末装置。
  6. 前記入力手段は、前記第2のフィールドに既に内容が入力されている場合、その旨をユーザに報知する報知手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の通信端末装置。
  7. 前記入力手段は、前記第1のフィールドの内容を前記第2のフィールドに上書きする上書き手段、または、
    前記第1のフィールドの内容を前記第2のフィールドに追加または挿入するマージ手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の通信端末装置。
  8. 前記第1のフィールドは、宛先、同報先、非通知同報先または送信元の少なくともいずれか1つを含むアドレスフィールド、題名フィールド、本文フィールド、または、添付ファイルフィールドである、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の通信端末装置。
  9. 前記第2のフィールド選択手段により選択されたフィールドが送信元フィールドとなる場合、その旨をユーザに報知し、前記第2のフィールドをユーザに再選択させる再選択手段を更に備える、
    こと特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の通信端末装置。
  10. 前記第1のフィールドがアドレスフィールドである場合、
    前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスがアドレス帳に登録されているか否かを検索するアドレス検索手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の通信端末装置。
  11. 前記アドレス検索手段により、前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスが前記アドレス帳に登録されていると判定された場合、前記メールアドレスと前記アドレス帳に登録されている内容を対比してユーザに教示する登録情報教示手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信端末装置。
  12. 前記アドレス検索手段により、前記第1のフィールドに含まれるメールアドレスが前記アドレス帳に登録されていないと判定された場合、前記メールアドレスを前記アドレス帳に登録可能にするアドレス登録手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の通信端末装置。
  13. 前記アドレス登録手段は、
    前記メールアドレスをグループアドレスとしても前記アドレス帳に登録可能とするグループアドレス登録手段を含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載の通信端末装置。
  14. 複数のフィールドから構成される電子メールを送受信可能な通信端末装置のコンピュータに、
    過去に送受信したあるいは草稿中の複数の既存電子メールを記憶するメール記憶機能と、
    新規の電子メールを作成するに際して、前記メール記憶手段に記憶された前記既存電子メールの内で、当該作成対象の電子メールに対して入力したい内容を含む電子メールを任意に選択するメール選択機能と、
    前記メール選択手段により選択された電子メールのフィールドを選択する第1のフィールド選択機能と、
    前記作成対象の電子メールのフィールドを選択する第2のフィールド選択機能と、
    前記第1のフィールド選択手段により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択手段により選択された第2のフィールドに入力する入力機能と、
    前記入力機能を利用した利用履歴を記録する利用履歴記録機能と、
    を実現させ
    前記入力機能は、前記利用履歴記録機能が記録した前記利用履歴に基づいて、前記第1のフィールド選択機能により選択された第1のフィールドの内容を前記第2のフィールド選択機能により選択された第2のフィールドに入力させる、
    ためのプログラム。
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