JP5257262B2 - 移動通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信装置に係り、特に、シグナリングコネクションを解放する処理に関する。
移動通信装置で動作するアプリケーションが移動通信網を介した通信を行う場合、装置は、基地局を介して基地局制御装置にシグナリングコネクションの確立を要求する。そして、確立されたシグナリングコネクションを介して通信を行う。また、基地局との間の通信には、この確立に伴って割り当てられたトラフィックチャネルを用いる。なお、このチャネルは論理チャネルであり、単独の物理チャネルであることもないこともある。
確立されたシグナリングコネクションを保持すること、また、トラフィックチャネルを保持することは、電力を消費する。そこで、所定時間に渡って通信が行われなかった場合、移動通信装置は、シグナリングコネクションを、また、トラフィックチャネルを解放することが知られている。この解放によれば、消費電力の削減のみならず、通信リソースの効率的な使用に効果がある(例えば、特許文献1参照。)。
特表2005−510967号公報(第4−5頁、図2)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、通信が行われなくなってから所定時間の間、シグナリングコネクションを保持し続けることが避けられない問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、通信が行われないと判断された場合、シグナリングコネクションを解放することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信装置は、第1のCPUを利用して移動通信網との通信を行う第1の処理手段と、第2のCPUを利用して動作するアプリケーション手段を備えた第2の処理手段とからなる移動通信装置であって、前記第2の処理手段は、その第2の処理手段をサスペンド状態に置くサスペンド手段を更に備え、前記第1の処理手段は、前記アプリケーション手段の要求に応じて前記移動通信網のシグナリングコネクションを確立し、また、前記第2の処理手段がサスペンド状態に置かれた場合、その確立されたシグナリングコネクションを解放することを特徴とする。
本発明によれば、通信が行われないと判断された場合、シグナリングコネクションを解放することができる。
本発明の実施形態に係る移動通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る通信系処理部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るアプリケーション系処理部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る解放猶予時間の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るコネクション解放部のシグナリングコネクションを解放する動作のフローチャート。
以下に、本発明による移動通信装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る移動通信装置の構成を示すブロック図である。この移動通信装置は、通信系処理部10と、アプリケーション系処理部20とからなる。通信系処理部10は通信制御部11を含み、アプリケーション系処理部20はアプリケーション制御部21を含む。そして、通信制御部11と、アプリケーション制御部21とは接続されている。
図2は、通信系処理部10の構成を示すブロック図である。この通信系処理部10は、通信系処理部10全体の制御を行い、アプリケーション制御部21と接続される通信制御部11と、移動通信網の基地局(図示せず)との間で電波の送受を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、コネクション解放部14と、解放猶予時間記憶部15とを備える。解放猶予時間記憶部15には、解放猶予時間が記憶される。
更に、この通信系処理部10は、モデムプロセッサ10−2を備える。そして、通信制御部11と、コネクション解放部14とは、モデムプロセッサ10−2を利用するプログラムによって構成される。
図3は、アプリケーション系処理部20の構成を示すブロック図である。このアプリケーション系処理部20は、アプリケーション系処理部20全体の制御を行い、通信制御部11と接続されるアプリケーション制御部21と、表示部22と、入力部23と、受話音声発生用のスピーカ24aと、送話音声入力用のマイクロフォン24bと、通話部24cと、ブラウザ部25と、ダウンロード部26と、コンテンツ記憶部27と、コンテンツ再生部28と、コンテンツに含まれる音声再生用のスピーカ28aとを備える。
更に、このアプリケーション系処理部20は、アプリケーションプロセッサ20−2と、サスペンド部20−3とを備え、アプリケーション制御部21と、通話部24cの少なくとも一部と、ブラウザ部25と、ダウンロード部26と、コンテンツ再生部28の少なくとも一部とは、アプリケーションプロセッサ20−2を利用するプログラムによって構成される。サスペンド部20−3は、アプリケーション系処理部20をサスペンド状態に置き、また、サスペンド状態から通常の動作状態にレジュームする。サスペンド部20−3の一部は、アプリケーションプロセッサ20−2を利用するプログラムによって構成されても良い。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信装置の各部の動作を図2及び図3を参照して説明する。
通信制御部11は、通信系処理部10内の各部と、アプリケーション系処理部20内の各部との通信を仲介する。例えば、通話着信信号を受信した場合、その着信信号をアプリケーション制御部21へ送る。また、アプリケーション制御部21から送信された通話発呼信号及び通話着呼信号を、送受信部13を制御して、送信させる。
通信部12bは、アンテナ12aによって受信された高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力された高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによって得られた信号を装置の各部へ、例えば、制御信号を通信制御部11へ送る。また、装置の各部から送信された信号、例えば、通信制御部11から送信された制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送る。
更に、送受信部13は、装置の各部から発信要求を受信し、シグナリングコネクションが確立されていない場合、基地局を介して基地局制御装置(図示せず)にシグナリングコネクションの確立を要求する。そして、確立されたシグナリングコネクションを介して通信を行う。また、基地局との間の通信には、この確立に伴って割り当てられたトラフィックチャネルを用いる。
また、送受信部13は、基地局から着信信号を受信すると、その信号に応答し、指定されたシグナリングコネクションを介して通信を行う。また、基地局との間の通信には、併せて割り当てられたトラフィックチャネルを用いる。この通信が、アプリケーション系処理部20内のアプリケーション部、即ち、ブラウザ部25又はダウンロード部26によって行われ、かつ、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態にある場合、サスペンド部20−3にアプリケーション系処理部20をレジュームさせた上で通信を行う。
ここで、送受信部13は、シグナリングコネクションと、トラフィックチャネルと、それらに係る装置の各部とを関連付けて記憶する。
送受信部13は、このように割り当てられた通話用トラフィックチャネルを介して受信されたデジタル音声信号を通話部24cへ、パケット用トラフィックチャネルを介して受信されたインターネットコンテンツ信号をブラウザ部25へ、コンテンツ信号をダウンロード部26へ送る。また、通話部24cから出力されるデジタル音声信号を通話用トラフィックチャネルを介して、ブラウザ部25から出力されるウェブアクセス信号、及びダウンロード部26から出力されたダウンロード制御信号をパケット用トラフィックチャネルを介して送信する。このように、通信は、通話部24cによる通話通信と、ブラウザ部25及びダウンロード部26によるパケット通信とからなる。
コネクション解放部14は、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた場合、アプリケーション系処理部20に含まれるブラウザ部25及びダウンロード部26に係るシグナリングコネクションを解放させる。この解放は、例えば、3GPP TS25.331 CR3483に規定されたSCRI(Signalling Connection Release Indication)メッセージの基地局制御装置への送信を、送受信部13に要求することによる。
なお、シグナリングコネクションの解放に伴い、そのコネクションに対応するトラフィックチャネルは解放させる。しかし、このチャネルの解放は、常に物理チャネルの解放を伴うとは限らない。このトラフィックチャネルの解放の際、コネクション解放部14は、解放猶予時間記憶部15に記憶された解放猶予時間を参照する。
アプリケーション制御部21は、アプリケーション系処理部20内の各部と、通信系処理部10内の各部との通信を仲介する。例えば、通信制御部11から通話着信信号を受信した場合、その信号を受信したことをコンテンツ再生部28に所定の音声コンテンツを再生させてスピーカ28aから音声を出力させ、また、所定の通話着信報知画像を表示部22に表示させて報知する。また、入力部23の所定の操作によって通話着呼操作や、通話発呼操作とが入力された場合、それぞれ、着呼信号、発呼信号を通信制御部11に送る。
表示部22は、使用者に操作を促す表示や、使用者が操作した内容の表示や、装置の動作状態の表示等に用いられるバックライト付きのLCDであり、アプリケーション制御部21に制御されることで、カーソルを含む文字・数字を含む画像データを最高輝度で表示し、表示されているデータは、入力部23からの入力操作や着信信号に応答してアプリケーション制御部21からの指示を受けることで切換わる。
なお、所定時間に渡って入力部23のキー操作が行われない場合、アプリケーション制御部21によって、表示部22の表示画面が消費電力削減モードに遷移する、即ち、表示部22の表示が消灯される。なお、この電力削減モードへの遷移は、入力部23のキー操作の有無に拘らず表示部22の表示内容が変化する場合、行われない。例えば、コンテンツ再生部28が動画像コンテンツを表示部22に表示させている場合である。また、入力部23のキー操作の有無に拘らず表示部22の表示内容が変化した場合、通常の表示を行うモードに復帰する。例えば、アプリケーション制御部21によって、所定の通話着信報知画像が表示される場合である。
入力部23は、通信相手の電話番号等を指定し、また、トグル式の入力方式によってひらがな文字、アルファベット文字及び記号文字を入力するための数字キーと、カーソル移動キーやスクロールキーを含む複数の機能キーとを含むキーからなる。そして、入力部23のキーが押下されると、そのキーの識別子をアプリケーション制御部21に通知され、アプリケーション制御部21によって、表示部22に文字として表示され、又は、制御が行われる。
通話部24cは、送受信部13から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ24aに送る。また、マイクロフォン24bから出力されたアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
ブラウザ部25は、入力部23の所定のキー操作によって指定されたウェブページアドレスによって識別されるウェブサーバ装置(図示せず)にアクセスし、その装置に記憶されたインターネットコンテンツ信号の静止画像及び動画像、並びに、文字を表示部22に表示させ、音声をスピーカ24a又はスピーカ28aから発生させる。続いて、入力部23の所定のキー操作に応じて送信されたインターネットコンテンツ信号を表示、また、発生させる。
ブラウザ部25は、入力部23の終了を示すキー操作によって、動作を終了する。また、入力部23のシグナリングコネクション解放を示すキー操作によって、シグナリングコネクションを解放させる。ここで、終了を示すキー操作と、シグナリングコネクション解放を示すキー操作とは、1つの操作であっても、別の操作であっても良い。
ダウンロード部26は、入力部23の所定のキー操作によって指定されたダウンロードサーバ装置(図示せず)にアクセスし、その装置に記憶されたコンテンツを受信して、コンテンツ記憶部27に記憶させる。コンテンツは、静止画像、動画像、文字、及び音声の一部又は全部からなる。ダウンロード部26は、入力部23の終了を示すキー操作によって、動作を終了する。また、入力部23のシグナリングコネクション解放を示すキー操作によって、シグナリングコネクションを解放させる。ここで、終了を示すキー操作と、シグナリングコネクション解放を示すキー操作とは、1つの操作であっても、別の操作であっても良い。
コンテンツ再生部28は、コンテンツ記憶部27に記憶されたコンテンツを再生する。即ち、そのコンテンツに含まれる静止画像、動画像、及び文字を表示部22に表示させ、音声をスピーカ28aから発生させる。
サスペンド部20−3は、入力部23の所定のサスペンドキーが操作された場合、及び、装置が所定の時間に渡って放置状態にあると判断された場合、アプリケーション系処理部20をサスペンド状態に置く。サスペンドキーが操作された場合には、各部が動作しているか否か、また、動作の状況によらずに直ちにサスペンド状態に置く。ただし、アプリケーション系処理部20が所定の動作中、例えば、通話部24cが動作中は、サスペンド状態に置かない。その後、通話部24cの動作終了の際、サスペンド状態に置いても、置かなくとも良い。
サスペンド部20−3は、装置が放置されていることを、入力部23のキー操作が所定の無操作時間閾値以上に渡ってされないことによって判断する。なお、入力部23のキー操作なしで動作を続ける処理部が動作中は、キー操作の有無に拘らず、放置されていないと判断する。そのような処理部の一例は、キー操作なしでコンテンツの受信動作を続けるダウンロード部26である。
なお、そのような処理部であっても、正常終了であるか異常終了であるか否かを問わず、動作が終了した場合、放置されているとの判断を妨げることはない。例えば、ダウンロード部26がコンテンツの受信が所定時間に渡って行われず、タイムアウトによって異常終了した場合である。更に、動作が停止、休止をした場合、放置されているとの判断を妨げることはない。
なお、サスペンド状態とは、少なくともアプリケーションプロセッサ20−2への電力供給が停止され、かつ、アプリケーションプロセッサ20−2がアクセスする一次記憶部(図示せず)に記憶された情報は保持される状態である。この情報の保持は、揮発性の一次記憶部への電力供給が続けられることによっても良く、また、その情報が不揮発性の二次記憶部(図示せず)に記憶されることによっても良い。この情報保持によって、アプリケーションプロセッサ20−2を利用するプログラム等の全ての状態は保持され、サスペンド状態に置かれる前に動作中であった処理部は、引き続き動作中であると記憶され続ける。
サスペンド部20−3は、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態にある際、入力部23の所定のサスペンド解除キーが操作された場合、及び、通信制御部11から所定のレジューム信号を受信した場合、サスペンド状態にあるアプリケーション系処理部20をレジュームする。ここで、レジュームとは、サスペンド状態で電力供給が停止されていた部分へ電力供給を再開し、通常の動作状態に置くことである。
サスペンド状態に置かれても、一次記憶部に記憶された情報は保持されるので、レジュームによって、アプリケーション系処理部20は、サスペンド状態に置かれる直前の状態に復帰して動作する。そこで、サスペンド状態に置くことは、消費電力の大幅な削減に効果があり、かつ、装置に使用者が装置の動作に違和感を覚えることがない。
次に、図4に示す一例を参照して、解放猶予時間記憶部15に記憶される解放猶予時間を説明する。この解放猶予時間は、アプリケーション15aと、猶予時間15bとが関連付けられた情報である。アプリケーション15aは、アプリケーション系処理部20内のアプリケーション部であり、「ブラウザ部」又は「ダウンロード部」である。猶予時間15bは、アプリケーション15aが動作中に、言い換えると、アプリケーション15aの通信に係るシグナリングコネクションが確立されている際に、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた後、そのシグナリングコネクションが解放されるまでの時間であり、0又は正の数である。
「ブラウザ部」なるアプリケーション15aと関連付けられた猶予時間15bであるt1は、小さい数、例えば、0であることが適切である。なぜなら、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた際、装置の使用者は、ブラウザ部25に対して入力部23のキー操作を行うことはなく、その結果、ウェブサーバ装置へのアクセス通信が行われない。そこで、ウェブサーバ装置からのインターネットコンテンツ信号の通信が行われたとしても、装置の使用者の意向に従った通信ではない可能性が大きく、短時間のうちにシグナリングコネクションを解放することによる支障は乏しいからである。
一方、「ダウンロード部」なるアプリケーション15aと関連付けられた猶予時間15bであるt2は、t1に比較すれば大きい数であることが適切である。なぜなら、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた際、装置の使用者の意向は、ダウンロード部26に引き続きダウンロードを行わせることと考えられるからである。そこで、t2は、例えば、ダウンロード部26がダウンロードに異常があると判断するタイムアウト時間、即ち、この時間に渡ってコンテンツ信号が受信されない場合、ダウンロード部26が動作を終了する時間が適切である。
もし、t2が小さい数である場合、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた後でコンテンツ信号が受信されることがある結果、ダウンロード部26に係るシグナリングコネクションの解放と確立とが頻繁に繰り返される可能性があり、移動通信装置の消費電力の増加を招く可能性がある。更には、移動通信網を構成する装置のリソースを非効率に使用させてしまう可能性がある。
更には、例えば、移動通信網が輻輳している場合、シグナリングコネクションの再確立が遅延し、ダウンロード部26がタイムアウトによって、即ち、所定時間に渡ってコンテンツ信号の受信が行われないことによって動作を終了して、ダウンロードが完了しない可能性がある。
一方、適切な猶予時間15bが記憶されていることにより、サスペンド部20−3は、短い無操作時間閾値以上に渡って入力部23のキー操作がされない場合に、装置が放置されていると判断してアプリケーション系処理部20をサスペンド状態に置く、言い換えると、頻繁にアプリケーション系処理部20をサスペンド状態に置いたとしても、シグナリングコネクションの確立及び解放に関して、何ら支障はない。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、上記構成の移動通信装置における、コネクション解放部14によるシグナリングコネクション解放の動作を説明する。コネクション解放部14は、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれた際に動作を開始する(ステップS14a)。この状態に置かれているか否かは、通信制御部11が所定時間間隔でアプリケーション制御部21とアプリケーション系処理部20の状態確認のための通信することによって検出する。この状態に置かれている場合、アプリケーション制御部21からの回答はない。
そして、コネクション解放部14は、動作中のアプリケーション部を取得する(ステップS14b)。この取得は、確立されているシグナリングコネクションに係るアプリケーション部として取得される。続いて、取得されたアプリケーション部であるアプリケーション15aと関連付けられた猶予時間15bを、解放猶予時間を参照して取得する(ステップS14c)。
次に、コネクション解放部14は、イベントの発生を待ち、発生したイベントによって動作を分岐する(ステップS14d)。発生したイベントが、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれてから、取得された猶予時間15b以上の時間が経過したことである場合、上記確立されているシグナリングコネクションを解放させて(ステップS14e)、シグナリングコネクション解放の動作を終了する(ステップS14f)。
一方、発生したイベントが、アプリケーション系処理部20がレジュームされたこと、又は、上記シグナリングコネクションを介した通信が行われたことである場合、コネクション解放部14は、シグナリングコネクション解放の動作を終了する(ステップS14f)。
以上の説明では、暗黙のうちにステップS14bで取得されるアプリケーション部は1つであるとしたが、これに限るものではない。複数である場合、コネクション解放部14は、ステップS14cで、複数のアプリケーション部のそれぞれであるアプリケーション15aと関連付けられた猶予時間15bの中の最長の猶予時間を選択する。
以上の説明では、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれているか否かは、通信制御部11が所定時間間隔でアプリケーション制御部21と通信することによって検出するとしたが、これに限るものではない。サスペンド部20−3は、アプリケーション系処理部20をサスペンド状態に置く際と、アプリケーション系処理部20をレジュームする際、それぞれの旨を通信制御部11に通知するとしても良い。また、サスペンド状態に置く旨の通知に併せて、その際に動作中のアプリケーション部を通知しても良い。この動作によれば、コネクション解放部14は、この通知によって、ステップS14bのアプリケーション部の取得が可能である。
以上の説明では、コネクション解放部14は、解放猶予時間記憶部15に記憶された解放猶予時間を参照して、シグナリングコネクションを解放するか否かを判断したが、これに限るものではない。動作中のアプリケーション部に関連付けられた猶予時間15bが記憶されていない場合、暗黙の猶予時間を参照すれば良い。
以上の説明では、コネクション解放部14は、動作中のアプリケーション部に係る全てのシグナリングコネクションを解放の対象とし、そのコネクションに対応する全てのトラフィックチャネルを解放の対象としたが、これに限るものではない。
例えば、シグナリングコネクションや、トラフィックチャネルの保持に伴う消費電力を算出し、その電力が所定の電力閾値以上である場合に解放しても良い。この処理によれば、例えば、トラフィックチャネルが個別物理チャネルではなく、共通物理チャネルに割り当てられている場合、そのチャネルの解放を行わないことによって、移動通信網を構成する装置の処理負荷を増加させないようにすることができる。
以上の説明では、コネクション解放部14は、アプリケーション系処理部20がサスペンド状態に置かれたことによって動作を開始するとしたが、これに限るものではない。例えば、所定時間に渡って入力部23のキー操作が行われず、表示画面が消費電力削減モードに遷移した、即ち、表示部22の表示が消灯されたことによって動作を開始しても良い。この電力削減モードへの遷移による動作は、装置が通信系処理部10とアプリケーション系処理部20とに分けられない、即ち、1つのCPUによって動作する場合にも適用可能である。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
10 通信系処理部
10−2 モデムプロセッサ
11 通信制御部
12b 通信部
13 送受信部
14 コネクション解放部
15 解放猶予時間記憶部
15a アプリケーション
15b 猶予時間
20 アプリケーション系処理部
20−2 アプリケーションプロセッサ
20−3 サスペンド部
21 アプリケーション制御部
22 表示部
23 入力部
24c 通話部
25 ブラウザ部
26 ダウンロード部

Claims (4)

  1. 第1のCPUを利用して移動通信網との通信を行う第1の処理手段と、第2のCPUを利用して動作するアプリケーション手段を備えた第2の処理手段とからなる移動通信装置であって、
    前記第2の処理手段は、その第2の処理手段をサスペンド状態に置くサスペンド手段を更に備え、
    前記第1の処理手段は、前記アプリケーション手段の要求に応じて前記移動通信網のシグナリングコネクションを確立し、また、前記第2の処理手段がサスペンド状態に置かれてから、前記アプリケーション手段に関連付けられた無通信時間閾値に渡って前記シグナリングコネクションを介した通信が行われず、かつ、前記第2の処理手段がレジュームされない場合、その確立されたシグナリングコネクションを解放する
    ことを特徴とする移動通信装置。
  2. 前記第2の処理手段は、更に入力手段を備え、
    前記サスペンド手段は、前記入力手段から所定のサスペンド指示が入力された場合、及び/又は、前記入力手段から所定の無入力時間閾値に渡って入力がされない場合、前記第2の処理手段をサスペンド状態に置く
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動通信装置。
  3. 前記第2の処理手段は、更に入力手段を備え、
    前記サスペンド手段は、前記第2の処理手段がサスペンド状態に置かれた場合、前記入力手段から所定のレジューム指示が入力されると、その第2の処理手段をレジュームする
    ことを特徴とする請求項に記載の移動通信装置。
  4. 移動通信網との通信を行う通信手段と、
    入力手段と、
    アプリケーション手段と、
    前記入力手段から所定の無入力時間閾値に渡って入力がない場合、装置を消費電力削減モードに遷移させる制御手段とからなる移動通信装置であって、
    前記通信手段は、前記アプリケーション手段の要求に応じて前記移動通信網のシグナリングコネクションを確立し、また、装置が前記消費電力削減モードに遷移してから、前記アプリケーション手段に関連付けられた無通信時間閾値に渡って前記シグナリングコネクションを介した通信が行われず、かつ、前記アプリケーション手段がレジュームされない場合、その確立されたシグナリングコネクションを解放する
    ことを特徴とする移動通信装置。
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