JP5187380B2 - 情報入力装置および情報入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理機器に対する操作情報などの入力に関するものであり、特に、指の曲げ伸ばしによって操作情報を入力する情報入力装置および情報入力方法に関する。
一般に、ワークステーションやパーソナルコンピュータなどの汎用のコンピュータシステムや、カーナビゲーションなどの特定の用途に用いられるコンピュータシステム、さらには、オーディオやエアーコンディショナなどの動作に用いられるマイクロコンピュータなど、あらゆる情報処理機器に対する操作情報は、キーボードや、マウスや、ボタンなどの情報入力手段を用いて入力されている。
近年、上述のような従来から存在する情報入力手段の他に、操作者の身体の動き、いわゆるジェスチャによって操作情報を入力する技術が開発されている。その中でも、最も多様な動きをする手指の動きを検知して、検知した動きにより操作情報を入力する方法が提案されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
特許文献1には、可撓性を有したケーブル状の圧電センサを手の指に沿って取り付け、指の曲げ伸ばし状態を判定し、判定した結果を操作情報として利用する技術が記載されている。
特許文献2には、手首に装着される腕時計型に形成された情報入力装置であって、手首のまわりを周方向に交互に並んで配置された送信電極と受信電極を用いて手指の動きを検知する技術が記載されている。より詳細に説明すると、送信電極と隣接する受信電極との間に発生する静電容量結合は、これら電極と手首との間のギャップ(隙間)の大きさによって変化する。ここで手指を動かすと、手首の形状も連動して若干であるが変化する。すると、上述の電極と手首との間のギャップの大きさに変化が生じ、静電容量結合の値も変化する。この変化を検知することにより、手指の動きを検知することができる。
上述の先行技術文献に記載された技術に基づいて手指の動き、つまりジェスチャが認識される。手を「握る」や、手を「開く」などのジェスチャと、情報処理機器に対して入力する操作情報(コマンド)との対応関係を定め、この関係を記憶させることにより、ジェスチャによって、情報処理機器に対して操作情報を入力することができる。
特開2008−276664号公報 特開2002−358149号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された可撓性を有したケーブル状の圧電センサを手の指に沿って取り付ける検知方法は、手の指に沿ってセンサを取り付ける必要がある。言い換えると、データグローブを装着する場合と同様に、センサを手に取り付ける作業が煩雑である。このようにセンサの取り付けが煩雑であると、操作者であるユーザに対して、ケーブル状の圧電センサを手の指に取り付けているという肉体的負担や、煩雑なセンサの取り付けや取り外しを強いるという精神的な負担をかけるという問題があった。
その一方で、特許文献2に記載された情報入力装置は、手首の形の変化に基づいて手指などの動きを検知するため、手首の形が大きく異なるジェスチャはそれぞれ識別できても、手首の形の変化が小さいジェスチャは識別できない。そのため、操作情報の入力に用いることができるジェスチャの種類が少ないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、操作者に対する装着時の負担を軽減すると共に、多くの種類の操作情報を情報処理機器に入力することができる情報入力装置および情報入力方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の情報入力装置は、内部に指が挿通されるリング状に形成されたコイルである印加部および受信部と、印加部に供給する波形信号を生成し、印加部に挿通された指に測定信号である誘導電流を誘起させる信号生成部と、誘導電流によって受信部から出力される受信信号である起電力に係る信号から、指の屈伸状態に関する信号を抽出する信号抽出部と、が設けられている。
本発明の情報入力装置は、指を印加部および受信部に挿通させることで、操作者に装着されるため、特許文献1に記載されたケーブル状に電圧センサを用いた情報入力装置や、特許文献2に記載された手首に装着する情報入力装置と比較して、容易に装着することができる。
その一方で、指は、手首と比較して、屈伸させることで断面積や断面形状が大きく変化するため、より細かい屈伸の状態(以下、「姿勢」と表記する。)を識別することが容易となる。例えば、印加部と指との相対関係や、受信部と指との相対関係が大きく変化するため、指の細かな姿勢の変化を識別することができる。
また、コイルである印加部に波形信号を供給することにより、指には誘導電流が誘起される。同じくコイルである受信部には、指に流れる誘導電流の変化によって起電力が発生し、起電力に係る信号が信号抽出部に出力される。指の姿勢が変化すると、印加部と指との相対位置関係や、受信部と指との相対位置関係も変化する。印加部によって指に誘起される誘導電流の強さは、印加部と指との間の間隔や、相対姿勢などによって変化し、上述の誘導電流によって受信部に発生する起電力は、受信部と指との間の間隔や、相対姿勢などによって変化する。つまり、指の姿勢が変化すると、受信部において発生する起電力に係る信号も変化する。そのため、この起電力に係る信号の変化を抽出することにより、指の姿勢の変化を検知することができる。
信号抽出部において受信信号から抽出する対象は、印加部と指との間のインピーダンスの変化、および、受信部と指との間のインピーダンスの変化の少なくとも一方であることが望ましい。これらのインピーダンスは、印加部と指との接触圧や、受信部と指との接触圧が変化することにより変化する。指における屈伸の状態である姿勢が変化した際には、指と印加部との接触圧や、指と受信部との接触圧も変化するため、これらインピーダンスの変化を抽出することにより、指の姿勢の変化を検知することができる。また、これらのインピーダンスは、印加部と指との間に形成される静電容量や、受信部と指との間に形成される静電容量が変化することにより変化する。指における屈伸の状態である姿勢が変化した際には、指と印加部との間の静電容量や、指と受信部との間の静電容量も変化するため、これらインピーダンスの変化を抽出することにより、指の姿勢の変化を検知することができる。
制御部により、信号生成部における波形信号の生成や、信号抽出部における受信信号の抽出を制御することにより、指の姿勢が連続して変化する場合であっても、制御部によって、指の姿勢を所望のタイミングで検知することが望ましい。例えば、指の姿勢を検知するタイミングを制御できない場合には、連続的に変化する指の姿勢を検知することにより、情報処理機器に入力する操作量を所望の値に設定することができない。そこで、指の姿勢を検知するタイミングを制御することで、連続して変化する指の姿勢を検知し、その姿勢の違いに基づいて上述の操作量の値を決定することができる。
情報処理機器に出力する信号を、指が基準となる姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号を基準として、指が所望の姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号がどれだけ変化したかに基づいて求められた信号とすることが望ましい。例えば、指が所望の姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号のみに基づいて求められた信号を情報処理機器に出力する場合、出力される信号の値は、受信部における受信感度など経年的に変化する要因の影響を受けるため、指が同じ姿勢を取っても、出力される信号の値が変化する可能性がある。そこで、指が基準となる姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号の値と、指が所望の姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号の値との差に基づいて出力する信号を求めることにより、上述のような経年的に変化する要因の影響を排除することができる。
上述の基準記憶ステップや、抽出ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出タイミングを制御することにより、抽出タイミングにおける指の姿勢を認識することが望ましい。言い換えると抽出タイミング以外における指の姿勢は認識されないことが望ましい。抽出タイミングにおける指の姿勢とは、操作者が情報処理機器に対する操作情報の入力を意図した姿勢である。抽出タイミング以外における指の姿勢とは、操作者が情報処理機器に対する操作情報の入力を意図しない姿勢であり、このタイミングで抽出された受信信号は、操作情報とは関係がない信号である。
基準記憶ステップや抽出ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出は、操作者の指示に基づいて行われること、言い換えると、上述の抽出タイミングは、操作者の指示に基づくタイミングであることが望ましい。このようにすることで、情報入力装置は、操作者が情報処理機器に入力したい操作情報に対応する指の姿勢を確実に検知することができる。
基準記憶ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出は、所定の時間間隔で繰り返し行われることとし、抽出ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出を、操作者の指示に基づいて行うことが望ましい。このようにすることで、操作者が指の姿勢に関する信号の抽出の指示を出すことなく、基準記憶ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出を行うことができ、操作者に対する操作負担を減らすことができる。ここで、出力の値の算出には、抽出ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出の直近に行われた基準記憶ステップにおける指の姿勢に関する信号の抽出結果を用いることが望ましい。操作者が情報入力装置に操作情報を入力する際、基準となる指の姿勢を取った直後に、操作情報に係る指の姿勢を取るため、このようにすることで、確実に基準となる指の姿勢における受信信号を用いて出力の値を算出できる。
基準記憶ステップは、指が第1基準姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号を記憶する第1基準記憶ステップ、および、指が第1基準姿勢とは異なる第2基準姿勢を取っている際に抽出した指の姿勢に関する信号を記憶する第2基準記憶ステップ、の2つのステップを有し、第2基準記憶ステップで記憶された指の姿勢に関する信号と第1基準記憶ステップで記憶された指の姿勢に関する信号との間の値の差を用いて、抽出ステップで抽出された指の姿勢に関する信号と第1基準記憶ステップで記憶された指の姿勢に関する信号の値の差を校正することが望ましい。このようにすることで、常に情報入力装置から出力される信号は校正された信号となり、この信号が入力された情報処理機器が信号を誤認識しにくくなる。
本発明の第1の実施形態に係る情報入力装置の全体構成を説明するブロック図である。 図1の情報入力装置が操作者の指に装着された状態を説明する模式図である。 図1の印加部および受信部の配置を説明する模式図である。 図1の信号抽出部の構成を説明するブロック図である。 図1のスイッチ部の配置位置を説明する模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報入力装置における指の姿勢に関する信号の最大値および最小値を登録する方法を説明するフローチャートである。 登録された指の姿勢に関する信号の最大値および最小値を用いた操作情報の入力方法を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報入力装置における入力値を取得する方法を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る情報入力装置における指の姿勢に関する信号である入力値を取得する方法を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る情報入力装置における指の姿勢に関する信号である入力値を取得する方法を説明するフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る情報入力装置における指の姿勢に関する信号である入力値を取得する方法を説明するフローチャートである。 本発明の第7の実施形態に係る情報入力装置における出力値を情報処理機器に出力する際にスイッチ部の押下する方法を説明するフローチャートである。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る情報入力装置1ついて図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る情報入力装置1の全体構成を説明するブロック図である。図2は、図1の情報入力装置1が操作者の指Fに装着された状態を説明する模式図である。
情報入力装置1は、操作者の指Fに装着され、指Fの屈伸の状態である姿勢を認識することにより、コンピュータや、カーナビゲーション、あるいはオーディオの音量調節などの制御や、エアーコンディショナの風量調節などの制御を行う機器などの情報処理機器60に対して操作情報等の信号を出力するものである。本実施形態では情報入力装置1が装着される対象が示指(いわゆる人差し指)である例に適用して説明する。
情報入力装置1には、図1に示すように、計測部を構成する信号印加手段10、および、信号抽出手段20と、操作者が指Fの姿勢を検知するタイミングを入力するスイッチ部(制御部)30と、外部に設置された情報処理機器60に信号を出力する通信部40と、これら信号印加手段10、信号抽出手段20、通信部40の動作を制御するとともに、情報処理機器60に対して出力する信号を生成する制御部50と、が主に設けられている。
信号印加手段10は、操作者の指Fの姿勢の検出に用いる測定信号を出力するものである。信号印加手段10には、測定信号を出力する電極である印加部11と、印加部11に測定信号を出力させる波形信号を生成する信号生成部12と、が主に設けられている。
図3は、図1の印加部11および受信部21の配置を説明する模式図である。
印加部11は、信号生成部12から入力された波形信号を受けて電界などの測定信号を操作者の指Fに印加する電極である。印加部11は、図3に示すように、内部に指が挿通されるリング状に形成された電極である。
信号生成部12は、図1に示すように、制御部50から入力された信号を受けて印加部11に出力する波形信号、具体的には所定周波数(例えば200kHz程度)の交流電流を生成するものである。なお、信号生成部12としては、所定周波数の交流電流を生成するものであればよく、特にその構成や種類を限定するものではない。
信号抽出手段20は、信号印加手段10から出力され、操作者の指Fの姿勢によって変化した測定信号を受信するものである。信号抽出手段20には、外部から加えられた測定信号を受信して受信信号を発生させる受信部21と、受信部21において発生された受信信号から指Fの姿勢に関する信号を抽出する信号抽出部22と、が主に設けられている。
受信部21は、操作者の指Fの姿勢によって特性が変化した電界などの測定信号を受けて、交流電流などの受信信号を発生させるものである。受信部21は、図3に示すように、内部に指が挿通されるリング状に形成された電極である。さらに、受信部21は、受信部21のリング形状と、印加部11のリング形状とが、中心軸を共有するように配置され、かつ、印加部11に隣接して配置されている。
図4は、図1の信号抽出部22の構成を説明するブロック図である。
信号抽出部22は、受信部21において発生された受信信号に対して増幅処理や、フィルタリング処理を行い、指Fの姿勢に関する信号を抽出するものである。信号抽出部22には、図4に示すように、バンド・パス・フィルタ部(以下、「BPF部」と表記する。)22Aと、増幅部22Bと、交流直流変換部(以下、「A/D変換部」と表記する。)22Cと、データベース部22Dと、比較部22Eと、が設けられている。
BPF部22Aは、受信部21において発生された受信信号のうち、指Fの姿勢に関する信号に係る周波数の信号のみを通過させ、その他の周波数の信号、例えばノイズ信号の通過を遮断するものである。増幅部22Bは、BPF部22Aを通過した指Fの姿勢に関する信号を、所望のレベルにまで増幅するものである。
A/D変換部22Cは、BPF部22Aを通過した指Fの姿勢に関する信号を交流信号から直流信号に変換するものである。つまり、受信部21において発生した受信信号は交流信号であり、BPF部22Aを通過した指Fの姿勢に関する信号も交流信号である。A/D変換部22Cは、交流信号である指Fの姿勢に関する信号を、直流信号に変換するものである。
データベース部22Dは、直流信号に変換された後の指Fの姿勢に関する信号が書き込まれるとともに、比較部22Eからの要求により、記憶された指Fの姿勢に関する信号が読み出されるものである。データベース部22Dとしては、ハードディスクや不揮発性のメモリ等の公知の記憶装置を用いることができ、特に限定するものではない。
比較部22Eは、A/D変換部22Cによって直流信号に変換された指Fの姿勢に関する信号と、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号とを比較するものである。本実施形態では、A/D変換部22Cによって直流信号に変換された指Fの姿勢に関する信号が、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号と比べて値が大きいか、小さいかを判別するものである。
図5は、図1のスイッチ部30の配置位置を説明する模式図である。
スイッチ部30は、指Fの姿勢を検知するタイミングを操作者が入力するものである。スイッチ部30は、図5に示すように、主に印加部11および受信部21によってリング状に形成された計測部の外周側面に設けられたボタンである。スイッチ部30をこのような位置に配置することにより、操作者は拇指(いわゆる親指)でスイッチ部30のボタンを押下することができる。言い換えると、片手で情報入力装置1に操作情報を入力することができる。
通信部40は、図1に示すように、情報入力装置1から情報処理機器60へ出力される信号や、情報処理機器60から情報入力装置1へ入力される信号を、通信方式に合わせた形式の信号に変換すると共に、変換した情報の送受信を行うものである。
制御部50は、操作者からスイッチ部30を介して入力された、指Fの姿勢を検知するタイミングの指示や、情報処理機器60から送信された情報等に基づいて、信号印加手段10や信号抽出手段20の動作を制御するものである。制御部50における詳細な制御内容については後述する。
次に、上記の構成からなる情報入力装置1における操作情報の入力方法について説明する。
情報入力装置1は、図2に示すように、操作者の指F(示指)に指輪のように装着される。そして操作者は、情報処理機器60に操作情報に対応した姿勢に指Fを屈曲させ、拇指によってスイッチ部30を押下する。
スイッチ部30からボタンの押下によって発生した信号を受け取った制御部50は、図2に示すように、信号生成部12に対して波形信号を出力する制御信号を出力する。信号生成部12は、入力された制御信号に基づき波形信号を生成し、印加部11に出力する。波形信号が入力された印加部11は、指Fに対して測定信号を印加する。そして、受信部21は、指Fの姿勢によって変化した測定信号を受けて、受信信号を発生させる。
ここで、操作者の指Fも含めた人体は、接地されているグラウンドとみなすことができるため、指Fに印加された測定信号は、上述の人体を経由して地面(アース)に流れると考えられる。このとき、印加部11と受信部21との間には、上述の人体のインピーダンスや、印加部11と人体と接触部のインピーダンス、受信部21と人体と接触部のインピーダンスなどが存在する。特に、印加部11と人体との接触部、受信部21と人体との接触部におけるインピーダンスは、上述の接触部の面積や、接触圧などの影響を受けて変化する。
具体的には、情報入力装置1が装着された指Fを曲げたり、伸ばしたりする屈曲動作を行うと、指Fの基節部の形状や断面積が変化する。この変化により上述の接触部の面積や、接触圧などが変化する。受信部21によって発生される受信信号には、このようにして変化するインピーダンスの影響が含まれている。
受信部21において発しした受信信号は、信号抽出部22のBPF部22Aによってノイズ等の信号が取り除かれ、指Fの姿勢に関する信号が抽出される。その後、指Fの姿勢に関する信号は、増幅部22Bによって信号の強度が所望のレベルに達するまで増幅され、A/D変換部22Cにおいて交流信号であった指Fの姿勢に関する信号は直流信号に変換される。
直流信号に変換された指Fの姿勢に関する信号は、比較部22Eにおいて、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号と比較される。ここで、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号は、閾値としての信号であり、データベース部22Dに予め記憶されたものである。比較部22Eは、例えば、直流信号に変換された指Fの姿勢に関する信号の値が、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号の値よりも大きいか、小さいか比較を行う。
比較部22Eにおける比較の結果は、制御部50に出力される。制御部50は、例えば、直流信号に変換された指Fの姿勢に関する信号の値が、データベース部22Dに書き込まれた指Fの姿勢に関する信号の値よりも大きい場合にはON信号を、小さい場合にはOFF信号を生成し、通信部40を介して情報処理機器60にON信号またはOFF信号を出力する。情報処理機器60は入力された信号に基づいて制御を行う。
上記の構成によれば、指Fを印加部11および受信部21に挿通させることで、情報入力装置1を操作者に装着させることができる。そのため、特許文献1に記載されたケーブル状に電圧センサを用いた情報入力装置や、特許文献2に記載された手首に装着する情報入力装置と比較して、容易に装着することができ、操作者に対する装着時の負担を軽減することができる。
その一方で、指Fは、手首と比較して、曲げ伸ばし等の屈伸させることで断面積や断面形状が大きく変化するため、屈伸の状態を確実に区別して検知することが容易となる。具体的には、印加部11と指Fとの相対関係や、受信部21と指Fとの相対関係が、大きく変化するため、指Fの姿勢の変化を確実に区別して検知することができるため、操作者が入力する操作情報を、確実に情報処理機器60に入力することができる。また、操作情報の入力に用いる指Fの姿勢の種類を増やすことができる。
なお、上述の実施形態では、印加部11および受信部21を電極から構成し、印加部11と指Fとの間、および、受信部21と指Fとの間のインピーダンス変化に基づく測定信号の変化を、指Fの姿勢に関する信号として抽出する例に適用して説明したが、その他にも、印加部11および受信部21をコイルから構成して、指Fの姿勢の変化を検知してもよい。
指Fの姿勢の変化の検知方法を具体的に説明すると次のようになる。つまり、例えばトロイダルコイル等のコイルである印加部11に波形信号を供給することにより、指Fには誘導電流が誘起される。同じくトロイダルコイル等のコイルである受信部21には、指Fに流れる誘導電流の変化によって起電力が発生し、起電力に係る信号が信号抽出部22に出力される。指Fの姿勢が変化すると、印加部11と指Fとの相対位置関係や、受信部21と指Fとの相対位置関係も変化する。印加部11によって指Fに誘起される誘導電流の強さは、印加部11と指Fとの間の間隔や、相対姿勢などによって変化し、上述の誘導電流によって受信部21に発生する起電力は、受信部21と指Fとの間の間隔や、相対姿勢などによって変化する。つまり、指Fの姿勢が変化すると、受信部21において発生する起電力に係る信号も変化する。そのため、この起電力に係る信号の変化を抽出することにより、指Fの姿勢の変化を検知することができる。
さらに、上述の実施形態では、スイッチ部30がボタンである例に適用して説明したが、ボタンの他にも、タッチパネルを用いたものや、音声認識やジェスチャ認識を利用した入力部を用いてもよく、特に限定するものではない。
また、情報入力装置1から出力された信号に基づいて情報処理機器60にて行われる処理の内容を、LEDディスプレイ等の表示装置に表示して操作者に伝えたり、音声を通じて操作者に伝えたりしてもよい。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図6および図7を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図6および図7を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値をデータベース部22Dに書き込んで登録するとともに、指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値を用いて、情報処理機器60に出力される信号の校正を行う点が、第1の実施形態と異なっている。
まず、指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値を登録する方法について図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る情報入力装置1における指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値を登録する方法を説明するフローチャートである。
最初に、操作者は情報入力装置1を指Fに装着し、指Fを伸ばして第1基準姿勢を取る(S11)。その後、操作者は拇指で情報入力装置1のスイッチ部30を押下する(S12)。
すると、情報入力装置1の制御部50は、第1の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、第1基準姿勢を取った指Fによって変化した測定信号を受け取り、第1基準姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S13、第1基準記憶ステップ)。
次に、操作者は指Fを曲げて第2基準姿勢を取り(S14)、再び、拇指で情報入力装置1のスイッチ部30を押下する(S15)。制御部50は、上述の場合と同様に、第2基準姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d2)を抽出し、入力信号d2をデータベース部22Dに書込み記憶する(S16、第2基準記憶ステップ)。
なお、入力値d1は、上述の指Fの姿勢に関する信号の最大値であり、入力値d2は最小値である。そのため、上述の登録作業によって、情報入力装置1における操作範囲が登録される。
指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値が登録されると、次に、情報処理機器60に出力する操作情報が情報入力装置1に入力される。図7は、登録された指Fの姿勢に関する信号の最大値および最小値を用いた操作情報の入力方法を説明するフローチャートである。
操作者は、所望の操作情報に対応した姿勢に指Fを屈曲させ(S21)、その姿勢を保ったまま、拇指でスイッチ部30を押下する(S22)。すると、制御部50は、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、指Fの姿勢によって変化した測定信号を受け取り、所望の操作情報に対応した姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d3)を抽出し取得する(S23、抽出ステップ)。入力値d3は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号である。
次に、上述の入力値d3が、情報入力装置1における操作範囲内の値か否かが判定される。
具体的には、比較部22Eにおいて、上述の入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d1との大小が比較される(S24)。入力値d3が入力値d1未満の場合には、さらに、入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d2との大小が比較される(S25)。入力値d3が入力値d2よりも大きい場合には、情報処理機器60に出力する信号を求める処理が行われる。
上述のS24において、入力値d3が入力値d1以上である場合には、入力値d1の値が、入力値d3の値に書き換えられて再登録され(S26)、その後に情報処理機器60に出力する信号を求める処理が行われる。上述のS25において、入力値d3が入力値d2以下の場合には、同様に、入力値d2の値が、入力値d3の値に書き換えられて再登録され(S27)、その後に情報処理機器60に出力する信号を求める処理が行われる。つまり、情報入力装置1における操作範囲の変更が行われる。
その後、データベース部22Dに記憶(登録)された入力値d1,d2および上述の入力値d3と、下記の式(1)に基づいて、情報処理機器60に出力する出力値d4が演算により求められる(S28、出力演算ステップ)。
d4=(d3−d1)/(d2−d1) …(1)
なお、この演算は、制御部50に搭載された演算素子によりされてもよいし、それ以外の演算素子によりされてもよく、特に限定するものではない。最後に、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)される(S29)。
上記の構成によれば、情報入力装置1から出力される出力値d4は、入力値d1およびd2によって校正された信号となり、出力値に対して校正を行わない場合と比較して、出力値d4の値の変動が小さくなる。そのため、情報処理機器60が出力値d4に対応付けられた操作情報を正確に認識することができ、情報処理機器60の誤動作を防止することができる。
さらに、指Fの姿勢の変化と、出力値d4との対応付けが明確になるため、操作情報の入力に用いる指Fの姿勢の種類を増やし、入力可能な操作情報の数を増やすことができる。
その他に、指Fの姿勢に関する信号を抽出するタイミングを制御することにより、操作者が情報処理機器60に対する操作情報の入力を意図した姿勢に関する信号のみを抽出することができる。言い換えると、抽出するタイミング以外における指Fの姿勢、つまり、操作者が情報処理機器60に対する操作情報の入力を意図しない姿勢に関する信号は抽出されない。そのため、操作者が意図しない動作を、情報処理機器60がすることを防止できる
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図8を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図8を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、操作の開始と操作の終了とで、スイッチ部30を押下する点で異なり、さらに、操作の開始時に抽出された指Fの姿勢に関する信号である入力値d31、および、操作の終了時に抽出された指Fの姿勢に関する信号である入力値d32を用いて出力値d4を算出する点が異なっている。
ここでは、操作の開始と操作の終了時に指Fの姿勢に関する信号を抽出して取得する方法について図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る情報入力装置1における操作の開始と操作の終了時に指Fの姿勢に関する信号である入力値を抽出し取得する方法を説明するフローチャートである。
最初に、操作者は指Fに装着した情報入力装置1のスイッチ部30を拇指で押下する(S31)。情報入力装置1の制御部50は、第1の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(基準姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S32、基準記憶ステップ)。
その後、操作者は、指Fを所望の操作情報に対応した姿勢に屈伸させ(S33)、再び、スイッチ部30を拇指で押下する。制御部50は、スイッチ部30が押下されたか否かの判断を行い(S34)、スイッチ部30が押下された場合には、次の処理を行う。スイッチ部30が押下されていない場合には、指Fが所望の姿勢に屈伸され(S33)、スイッチ部30が押下されるまで当該判断を繰り返し行う。
S34でスイッチ部30が押下された場合には、制御部50は、再び、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d3)を抽出し取得する(S35、抽出ステップ)。
その後、入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d1と、下記の式(2)に基づいて、情報処理機器60に出力される信号である出力値d4が演算により求められる(S36、出力演算ステップ)。
d4=A(d3−d1) …(2)
ここで、Aは任意の定数である。
最後に、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)される(S37)。
上記の構成によれば、指Fが基準となる姿勢を取っている際に抽出した入力値d1と、指Fが所望の姿勢を取っている際に抽出した入力値d3との差に基づいて出力値d4を求めることにより、出力値d4が受信部21における受信感度など経年的に変化する要因の影響を受けることが防止できる。さらに第2の実施形態と比較して、入力値d2を取得する手間が省けるため、操作情報の入力手続きを簡素にすることができ、入力を容易にすることができる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について図9を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第3の実施形態と同様であるが、第3の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図9を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、第3の実施形態と比較して、操作の開始から終了に至るまで、スイッチ部30を押下し続ける点で異なっている。
ここでは、操作の開始から終了に至るまでスイッチ部30を押下し続け、スイッチ部30を押下した時点、および、押下をやめた時点の指Fの姿勢に関する信号を抽出して取得する方法について図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る情報入力装置1におけるスイッチ部30の押下開始と押下終了時に指Fの姿勢に関する信号である入力値を抽出し取得する方法を説明するフローチャートである。
最初に、操作者は指Fに装着した情報入力装置1のスイッチ部30を拇指で押下し、その状態を維持し続ける(S41)。制御部50は、第3の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(基準姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S32、基準記憶ステップ)。
その後、操作者は、指Fを所望の操作情報に対応した姿勢に屈伸させ(S33)、スイッチ部30から拇指を離して、スイッチ部30の押下を終了する。制御部50は、拇指がスイッチ部30から離されたか否か、言い換えると、スイッチ部30の押下が終了したか否かの判断を行い(S44)、スイッチ部30の押下が終了した場合には、次の処理を行う。スイッチ部30の押下が継続されている場合には、指Fが所望の姿勢に屈伸され(S33)、スイッチ部30の押下が終了するまで当該判断を繰り返し行う。
S44でスイッチ部30の押下が終了した場合には、制御部50は、再び、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30の押下が終了した際の指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d3)を抽出し取得する(S35、抽出ステップ)。
その後、入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d1と、上述の式(2)に基づいて、情報処理機器60に出力される信号である出力値d4が演算により求められる(S36、出力演算ステップ)。最後に、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)される(S37)。
上記の構成によれば、スイッチ部30を長押しして、スイッチ部30を押下した時点で入力値d1を取得し、スイッチ部30の押下を終了した時点で入力値d3を取得するため、入力値d1およびd3を取得する際に、それぞれスイッチ部30を押下する第3の実施形態と比較して、誤動作による信号の入力を防止することができる。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態について図10を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第3の実施形態と同様であるが、第3の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図10を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、第3の実施形態と比較して、スイッチ部30を押下した時点から一定期間の間のみ操作を可能とする点で異なっている。
ここでは、スイッチ部30を押下した時点で入力値d1を取得し、その後の一定期間の間入力値d3を取得する方法について図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係る情報入力装置1におけるスイッチ部30の押下した時点から一定期間の間、入力値を抽出し取得する方法を説明するフローチャートである。
最初に、操作者は指Fに装着した情報入力装置1のスイッチ部30を拇指で押下する(S51)。制御部50は、スイッチ部30から押下による操作開始の信号を受けると、タイマの時刻を0にセット(t=0)する。そして、制御部50は、第1の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(基準姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S32、基準記憶ステップ)。
その後、操作者が、指Fを所望の操作情報に対応した姿勢に屈伸させると(S33)、制御部50は、再び、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d3)を抽出し取得する(S35、抽出ステップ)。
その後、入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d1と、上述の式(2)に基づいて、情報処理機器60に出力される信号である出力値d4が演算により求められる(S36、出力演算ステップ)。そして、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)されるとともに、タイマに時間の増分Δtが加えられる(t=t+Δt)(S47)。
その後、タイマのtが所定の値であるt1と等しいか否か比較される(S48)。タイマのtがt1と等しい場合には、情報入力装置1への操作情報の入力は終了され、情報処理機器60は、例えば、最後に入力された出力値d4に基づいて制御される。その一方で、tがt1と等しくない場合には、上述のS33からS47までの処理が繰り返される。
上記の構成によれば、スイッチ部30を1回、押下するのみで、入力値d1およびd3を取得することができるため、入力値d1およびd3を取得する毎にスイッチ部30を押下する方法や、スイッチ部30を長押しする方法と比較して、容易に操作情報を入力することができる。
〔第6の実施形態〕
次に、本発明の第6の実施形態について図11を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第5の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図11を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、第5の実施形態と比較して、スイッチ部30を押下した時点から所定時間の間、指Fが同じ姿勢を取り続けると、その姿勢に関する信号が入力値として出力値d4の算出に用いられる点で異なっている。
ここでは、スイッチ部30を押下した時点で入力値d1を取得し、その後の所定時間の間、同じ姿勢が取られた場合に入力値d31を取得する方法について図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る情報入力装置1におけるスイッチ部30の押下した時点から所定時間の間、指Fが同じ姿勢を取った際に、入力値を抽出し取得する方法を説明するフローチャートである。
最初に、操作者は指Fに装着した情報入力装置1のスイッチ部30を拇指で押下する(S51)。制御部50は、スイッチ部30から押下による操作開始の信号を受けると、タイマの時刻を0にセット(t=0)する。そして、制御部50は、第1の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(基準姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S32、基準記憶ステップ)。
その後、操作者が、指Fを所望の操作情報に対応した姿勢に屈伸させると(S33)、制御部50は、再び、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d31)を抽出し取得するとともに、タイマのtに時間の増分Δtが加えられる(t=t+Δt)(S65、抽出ステップ)。
さらに、制御部30は、所定時間の経過後に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、所定時間の経過後の指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d32)を抽出し取得するとともに、タイマのtに時間の増分Δtが加えられる(t=t+Δt)(S66、抽出ステップ)。
その後、所定時間の間隔をあけて取得した入力値d31および入力値d32の値が等しいか否か比較される(S67)。入力値d31および入力値d32の値が等しくない場合には、上述のS33からS66までの処理が繰り返し行われる。
入力値d31および入力値d32の値が等しい場合には、入力値d1と、入力値d31(入力値d32でもよい。)と、上述の式(2)に基づいて、情報処理機器60に出力される信号である出力値d4が演算により求められる(S36、出力演算ステップ)。そして、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)される(S37)。
上記の構成によれば、指Fを所定時間の間(例えば、数秒の間)同じ姿勢に保つことにより、入力値d31(または入力値d32)を決定することができる。そのため、第5の実施形態と比較して、操作者は意図した操作情報を入力させやすくなり、情報処理機器60の制御を行いやすくなる。
〔第7の実施形態〕
次に、本発明の第7の実施形態について図12を参照して説明する。
本実施形態の情報入力装置の基本構成は、第3の実施形態と同様であるが、第3の実施形態とは、操作情報の入力方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図12を用いて操作情報の入力方法について説明し、情報入力装置の構成等の説明を省略する。
本実施形態における情報入力装置1における操作情報の入力方法は、第3の実施形態と比較して、所定のサンプリング間隔で入力値d1およびd2を取得して、出力値d4を算出する点、および、スイッチ部30を押下することにより、その直近に算出された出力値d4を情報処理機器60に出力する点が異なっている。
ここでは、入力値d1およびd2を所定のサンプリング間隔で取得し、スイッチ部30を押下することにより、その直近に算出された出力値d4を出力する方法について図12を参照しながら説明する。図12は、本実施形態に係る情報入力装置1における出力値d4を情報処理機器60に出力する際にスイッチ部30の押下する方法を説明するフローチャートである。
最初に、制御部50は、第1の実施形態と同様に、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、スイッチ部30が押下された際の指Fの姿勢(基準姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d1)を抽出する。入力値d1は、A/D変換部22Cにより変換された後の信号であり、データベース部22Dに書き込まれて記憶される(S32、基準記憶ステップ)。
その後、操作者が、指Fを所望の操作情報に対応した姿勢に屈伸させ(S33)、入力値d1の抽出後、所定のサンプリング期間が経過すると、制御部50は、再び、信号印加手段10から測定信号を印加させる制御信号を出力する。信号抽出手段20は、指Fの姿勢(所望の操作情報に対応した姿勢)によって変化した測定信号を受け取り、当該姿勢を取った指Fの姿勢に関する信号(入力値d3)を抽出し取得する(S35、抽出ステップ)。
入力値d3が抽出されて取得されると、入力値d3と、データベース部22Dに記憶された入力値d1と、上述の式(2)に基づいて、情報処理機器60に出力される信号である出力値d4が演算により求められる(S36、出力演算ステップ)。
その後、操作者によってスイッチ部30が押下されたか否かが判断される(S77)。スイッチ部30が押下されていない場合には、上述のS33からS36の処理が繰り返される。このとき、S36で求められた出力値d4は、処理が繰り返される毎に新たに求められ、常に更新される。
スイッチ部30が押下された場合、つまりスイッチ部30から押下されたことにより発生する信号が制御部50に入力された場合には、算出された出力値d4は、通信部40を介して情報処理機器60に送信(出力)される(S37)。
上記の構成によれば、入力値d1およびd3を所定のサンプリング間隔で取得し、出力値d4を出力する際にスイッチ部30を押下する構成のため、上述の他の実施形態と比較して、操作者に対する操作負担を減らすことができるとともに、情報入力装置1の構成を簡単にすることができる。
1…情報入力装置、30…スイッチ部(制御部)、50…制御部、11…印加部、12…信号生成部、21…受信部、22…信号抽出部、F…指、S13…第1基準記憶ステップ、S16…第2基準記憶ステップ、S23,S35,S65,S66…抽出ステップ、S28…出力演算ステップ、S32…基準記憶ステップ

Claims (8)

  1. 内部に指が挿通されるリング状に形成されたコイルである印加部と、
    内部に指が挿通されるリング状に形成されたコイルであり、前記印加における中心軸線が延びる方向に隣接して配置された受信部と、
    記印加部に供給する波形信号を生成し、前記印加部に挿通された指に測定信号である誘導電流を誘起させる信号生成部と、
    前記誘導電流によって前記受信部から出力される受信信号である起電力に係る信号から、前記指の屈伸状態に関する信号を抽出する信号抽出部と、
    が設けられていることを特徴とする情報入力装置。
  2. 前記信号抽出部は、前記印加部および前記印加部に挿通される指の間のインピーダンス、および、前記受信部および前記受信部に挿通される指の間のインピーダンスの少なくとも一方の変化を、前記受信信号から抽出することを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 前記信号生成部における前記波形信号の生成、および、前記信号抽出部における前記受信信号から前記指の屈伸状態に関する信号の抽出の少なくとも一方を制御する制御部が更に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報入力装置。
  4. 請求項1または2に記載された情報入力装置の情報入力方法であって、
    前記印加部および前記受信部の内部に挿通された指が基準となる姿勢を取っている際に、前記信号抽出部において前記受信信号から前記指の屈伸状態に関する信号を抽出して、該指の屈伸状態に関する信号を記憶する基準記憶ステップと、
    前記指が所望の屈伸状態である際に前記受信信号から指の屈伸状態に関する信号を抽出する抽出ステップと、
    前記基準記憶ステップで記憶された指の屈伸状態に関する信号の値から、前記抽出ステップで抽出された指の屈伸状態に関する信号の値を減算した値に基づいて出力する出力演算ステップと、
    を有することを特徴とする情報入力方法。
  5. 前記信号生成部における前記波形信号の生成、および、前記信号抽出部における前記指の屈伸状態に関する信号の抽出の少なくとも一方を制御することにより、前記基準記憶ステップおよび前記抽出ステップの少なくとも一方における前記指の屈伸状態に関する信号の抽出タイミングを制御することを特徴とする請求項記載の情報入力方法。
  6. 前記基準記憶ステップおよび前記抽出ステップの少なくとも一方における前記指の屈伸状態に関する信号の抽出は、操作者の指示に基づいて行われることを特徴とする請求項記載の情報入力方法。
  7. 前記基準記憶ステップにおける前記指の屈伸状態に関する信号の抽出は、所定の時間間隔で繰り返し行われ、
    前記抽出ステップにおける前記指の屈伸状態に関する信号の抽出は、操作者の指示に基づいて行われることを特徴とする請求項記載の情報入力方法。
  8. 前記基準記憶ステップは、
    前記指が第1基準屈伸状態を取っている際に前記指の屈伸状態に関する信号を抽出して、抽出した前記指の屈伸状態に関する信号を記憶する第1基準記憶ステップと、
    前記指が第2基準屈伸状態を取っている際に前記指の屈伸状態に関する信号を抽出して、抽出した前記指の屈伸状態に関する信号を記憶する第2基準記憶ステップと、
    を有し、
    前記出力演算ステップは、前記抽出ステップで抽出された前記指の屈伸状態に関する信号の値から前記第1基準記憶ステップで記憶された前記指の屈伸状態に関する信号の値を引いた値を、前記第2基準記憶ステップで記憶された前記指の屈伸状態に関する信号の値から前記第1基準記憶ステップで記憶された前記指の屈伸状態に関する信号の値で割った値を出力することを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の情報入力方法。
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