JP5105802B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
すなわち、ユーザが文書にアクセスしたアクセス履歴に基づいてコンテンツ分類を行っているため、不特定多数のユーザやユーザ自身が過去に参照した文書の閲覧ログを分析することについてまで考慮されたものではなかった。このため、参照文書と閲覧文書の関係を的確に把握しうるものではなかった。
(A)閲覧文書の単語等が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送し、返信された検索結果からユーザに所望の文書を選択させる。
(B)閲覧文書に付加された関連文書リストから所望の文書を選択させる。
(C)閲覧文書に付加されたリファレンスボタンが選択されると、選択されたリファレンスボタンに対応する関連文書リストを表示し、表示された関連文書リストからユーザに所望の文書を選択させる。
(D)閲覧文書に付加されたキーワードボタンが選択されると、該キーワードボタンに表示されている単語等を前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送し、返信された検索結果リストからユーザに所望の文書を選択させる。
単語等とは、単語(単純語、複合語、派生語)、文節、文等を含み、検索のキーワードとして使用できる単位の概念である。
(2)コンテクスト
コンテクストとは、例えばユーザP1が閲覧文書D1を閲覧中に検索等の作業を行う際に、必要とする参照文書D2を参照するなど、文書の閲覧や参照として行われた動作の一連の経緯(履歴)のことである。
閲覧文書(第1の電子文書)D1の単語等d1をキーワードとして検索し、検索結果リストから参照文書(第2の電子文書)D2を選択表示した時に、閲覧文書D1または閲覧文書D1の単語等d1から参照文書D2を「参照した」とする。本発明では、すべてのユーザに共通の参照関係と、特定のユーザにおける参照関係を次のように分類する。
A.閲覧文書Di→参照文書Djの推奨関係:
文書Diを閲覧中に文書Djを参照し、この文書Djが推奨されるべきものと指定されたことを示している。
B.単語等di→参照文書Djの推奨関係:
単語等diで検索された結果の中で文書Djが推奨されるべきものと指定されたことを示している。
C.閲覧文書Di→参照文書Djの参照関係:
文書Diを閲覧中に文書Djが参照されたことを示している。
D.単語等di→参照文書Djの参照関係:
単語等diで検索された結果の中で文書Djが参照されたことを示している。
この場合にもユーザPiにとって、上記と同様な参照関係を有するものとする。
a.ユーザPiによる閲覧文書Di→参照文書Djの推奨関係、
b.ユーザPiによる単語等di→参照文書Djの推奨関係、
c.ユーザPiによる閲覧文書Di→参照文書Djの参照関係、
d.ユーザPiによる単語等di→参照文書Djの参照関係。
推奨とは、参照の一種で強い参照関係のことである。例えば、ユーザP1が、閲覧文書D1の単語等d1をキーワードとして検索し、検索結果リストから参照文書D2を選択表示し、閲覧文書D1または閲覧文書D1の単語等d1から参照文書D2への参照関係が強いと評価した時に、「推奨ボタン」を操作してその参照関係を「強い」として記録する。
このように評価された閲覧文書D1と参照文書D2との参照関係、あるいは、閲覧文書
D1の単語等d1から参照文書D2への参照関係を「推奨関係」と呼ぶ。
メタデータとは、一般に、対象を説明する属性情報であって、対象が文書の場合には、著者名や分類、作成年月日等の作成時点の情報等のことであるが、本発明のメタデータは、累積したコンテクストを整理加工して、文書が作成された後、どのように活用されたかを示す再利用可能な情報(コンテクストメタデータ)のことである。
上記の8種類の参照関係A〜D,a〜dに対して、下記のような5種類のメタデータA〜Eを記録する(詳細は後述する)。
B.文書Diの単語等diまたはキーワードボタンに表示されている単語等diのメタデータ、
C.文書に共通な単語等diに関連したメタデータ、
D.文書フォルダFiのメタデータ、
E.統合コンテクストメタデータ。
上述の参照関係(A〜D,a〜d)を上述のメタデータ(A〜E)として記録し、閲覧文書Diに対して、これらの記録から下記のような文書A〜L、a〜lを特定し、提示する。また、文書D1を閲覧しているときに文書D2を常に参照している場合を「文書D1と文書D2は方向性のある参照関係にある」といい、文書D1を閲覧しているときに文書D2を参照していたり、また逆に文書D2を閲覧しているときに文書D1を参照していたり、また、文書D1と文書D2とが直接参照関係にない場合には「文書D1と文書D2とは方向性がない」という。
A.閲覧文書Diから方向性のある推奨関係にある文書、
B.閲覧文書Diと推奨関係にある文書、
C.閲覧文書Diから方向性のある参照関係にある文書、
D.閲覧文書Diと参照関係にある文書、
E.閲覧文書Diの単語等diまたは閲覧文書DiのキーワードボタンKiに表示されている単語等diから推奨関係にある文書、
F.単語等di(文書に共通)から推奨関係にある文書、
G.閲覧文書Diの単語等diまたは閲覧文書DiのキーワードボタンKiに表示されている単語等diから参照関係にある文書、
H.単語等di(文書に共通)から参照関係にある文書、
I.文書フォルダFiの文書から方向性のある推奨関係にある文書、
J.文書フォルダFiの文書と推奨関係にある文書、
K.文書フォルダFiの文書から方向性のある参照関係にある文書、
L.文書フォルダFiの文書と参照関係にある文書。
個人ユーザPiの文書:
a.ユーザPiによる閲覧文書Diから方向性のある推奨関係にある文書、
b.ユーザPiによる閲覧文書Diと推奨関係にある文書、
c.ユーザPiによる閲覧文書Diから方向性のある参照関係にある文書、
d.ユーザPiによる閲覧文書Diと参照関係にある文書、
e.ユーザPiによる閲覧文書Diの単語等diまたは閲覧文書DiのキーワードボタンKiに表示されている単語等diから推奨関係にある文書、
f.ユーザPiによる単語等diから推奨関係にある文書、
g.ユーザPiによる閲覧文書Diの単語等diまたは閲覧文書DiのキーワードボタンKiに表示されている単語等diから参照関係にある文書、
h.ユーザPiによる単語等diから参照関係にある文書、
i.ユーザPiによる文書フォルダFiの文書から方向性のある推奨関係にある文書、
j.ユーザPiによる文書フォルダFiの文書と推奨関係にある文書、
k.ユーザPiによる文書フォルダFiの文書から方向性のある参照関係にある文書、
l.ユーザPiによる文書フォルダFiの文書と参照関係にある文書。
上述した特許文献1のものなど、図51(a)に示す従来のコンテクストでは、ユーザPi(i=1,2・・n)が文書D(i=1,2・・n)を見たという履歴情報がコンテクストとして認識される。
ユーザP1が文書D1閲覧中(ステップS101)に、文書D1中の選択した単語d1をキーワードとして検索を行う(ステップS102)。
検索結果の中から所望の文書タイトルを選択すると(ステップS103)、リンク先の文書D4が表示される(ステップS104)。これにより、文書D1から文書D4への「参照」が行われたことになる(ステップS105)。
例えば上述したステップS101からS105などの動作により、文書D1から文書D4を閲覧しているユーザが、文書D4が有用であると考え、文書D4閲覧中にその文書D4の推奨ボタンをクリックしたとする(ステップS111)。この推奨ボタンの選択により、文書D1から文書D4への「推奨」が行われたことになる(ステップS112)。
しかし、ユーザ(P1等)がD3を閲覧したことが、常にD1を閲覧したことに基づいたとは限らない。つまり、ユーザ(P1等)は、ある日D1を閲覧したが、別の日にD1とは関係なくD3を閲覧していることも考えられる。
このように、本実施形態におけるコンテクスト活用方法は、文書D1と文書D2の相関に基づく方法であって、文書D1を閲覧している時間範囲内に関するものである。
図1は、本発明の実施形態に係る情報提供システムを、クライアント型コンテクスト管理システム1を備えて構成した場合のシステム構成を示すブロック図である。
図1において、情報検索システムは、クライアントサイト100と、Web検索サイト300およびWebサイト400とをインターネット200によって接続している。
これらのクライアントサイト100、Web検索サイト300、Webサイト400とはそれぞれ必要に応じて任意の数のサイトを設けることができる。
文書検索手段112は、閲覧文書中の選択された選択情報をキーワードとしてサーチエンジン手段131に検索させ、その検索結果を表示させ、その表示された検索結果の中から選択された文書を表示することで、閲覧文書から参照文書を導く。
ここで、サーチエンジン手段131による検索のキーワードとして用いられる「選択された選択情報」とは、電子文書中の任意の単語、語句、文章等の文字のほかに、記号や画像などであってもよい。
文書を特定するための特定情報としては、電子文章を特定するための識別子(ID)等、各種のものを用いてよい。
この場合、コンテクスト作成手段114は、文書検索手段112から、閲覧されている文書を特定する閲覧文書特定情報と、検索結果から選択された参照文書を特定する参照文書特定情報とを取得し、少なくともこれらを構成要素として含むコンテクストを作成する。
検索履歴記憶手段(コンテクスト記憶手段)113は、閲覧文書特定情報、及び参照文書特定情報を履歴として記憶する。
この場合、コンテクスト作成手段114は、文書検索手段112から、閲覧されている文書を特定する閲覧文書特定情報と、選択されたキーワードボタンの特定情報と、検索結果から選択された参照文書を特定する参照文書特定情報とを取得し、少なくともこれらを構成要素として含むコンテクストを作成する。
検索履歴記憶手段(コンテクスト記憶手段)113は、閲覧文書特定情報、選択されたキーワードボタンの特定情報、及び参照文書特定情報を履歴として記憶する。
この場合、コンテクスト作成手段114は、文書検索手段112から、さらに「推奨」であることを特定する情報を取得し、上述した構成要素に「推奨」とされた参照文書の特定情報を少なくとも含めた構成要素のコンテクストを作成する。
検索履歴記憶手段113は、上述した履歴に、「推奨」とされた参照文書の特定情報を少なくとも含めた履歴情報を記憶する。
この場合、コンテクスト作成手段114は、文書検索手段112から、ユーザを特定する情報をさらに取得し、上述した構成要素にユーザを特定する特定情報を少なくとも含めた構成要素のコンテクストを作成する。
検索履歴記憶手段113は、上述した履歴に、ユーザを特定する特定情報を少なくとも含めた履歴情報を記憶する。
また、文書UI手段111をユーザPC110に置くものとしたが、リモートPCのように画面表示を行うシステムにおいては、ユーザPC110以外の装置にインストールされることもある。
メタデータ管理手段121は、コンテクスト作成手段114から受信したコンテクスト情報を記憶するコンテクスト情報記憶部121aを備え、コンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクストの構成要素の内、閲覧文書特定情報を参照元文書とし、参照文書特定情報をその参照元文書に対応する参照先文書として少なくとも関連付けたコンテクストをメタデータとしてメタデータDB122に記録する。
メタデータ管理手段121は、コンテクスト作成手段114によって作成されたコンテクストを上述のように取得して、参照元電子文書のメタデータDB122に記録し、また必要に応じて、参照先電子文書のメタデータDB122に記録する。
これにより、ユーザ自己の管理している文書を閲覧文書、参照文書としたコンテクストを取得することができるので、個人に見合った情報を提供することができる。
ASPサイト500では、メタデータ管理サーバ120を備えるようにして、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行える。
Web検索サイト300では、メタデータ管理サーバ120を備えるようにして、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行える。
この場合、企業内で管理している文書に対してもWebコンテンツと同様のサービスが可能であるが、このWeb検索サイト300が扱うのは文書IDと検索キーワードのみであるから、ユーザの機密情報がインターネット200上で転送されることはない。
上記した構成により、従来の検索型広告サービスよりも質の高い広告、CTR(クリック率:Click Through Rate)の高い広告サービスを提供することができる。
次に、本実施形態におけるメタデータの生成について説明する。
図6は、ユーザが文書を閲覧中に、その文書中の単語等から関連する文書を参照したときのメタデータを記録するときの処理動作を示すフローチャートである。
ユーザP1が文書D1を表示させて閲覧中に、文書D1中の単語等d1を選択する。
文書UI手段111は、ユーザの選択した閲覧文書D1のURL等からなる文書IDや選択した単語等d1の文字列を取得する。
文書UI手段111は、取得した単語等d1を文書管理サーバ130のサーチエンジン手段131あるいはWeb検索サイト300のサーチエンジン手段310へ転送する。
サーチエンジン手段131、310は、文書UI手段111から転送された単語等d1をキーワードとして、それぞれ文書管理手段132で管理される文書やWebサイト400のWebコンテンツ410を検索し、検索結果を文書UI手段111に転送する。
文書UI手段111は、取得した情報から「C.閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」または「D.単語等d1→参照文書D2の参照関係」またはその両方のコンテクストをメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(B)で後述する。
また、上述した参照関係は、単に元の文書に対して検索結果の文書が閲覧されたのみであるのに対し、検索結果の文書が役に立ったことを示すメタデータを記録するようにしてもよい。
図7は、閲覧元文書と参照された文書の推奨関係にある文書として、メタデータを記録するときの処理動作を示すフローチャートである。
参照文書D2を得るまでの各処理手段は、図6に上述した処理手順と同じであるが、参照文書D2を閲覧した結果、役立つと判断したときには、図8に例示したように「推奨ボタン」を操作することにより、取得した情報から「A.閲覧文書D1→参照文書D2の推奨関係」または「B.単語等d1→参照文書D2の推奨関係」またはその両方のコンテクストをメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(B)で後述する。
また、閲覧中の文書D1に関連する文書リストがメタデータDB122に既に記録されており、この文書リストの中から参照文書D2が閲覧されたときに、この文書D1と文書D2との参照関係をメタデータDB122に記録するようにしてもよい。
図9は、ユーザが文書を閲覧中に、その文書に関連する文書リストの中から文書を参照したときのメタデータを記録するときの処理動作を示すフローチャートである。
文書UI手段111は、文書D1の文書IDをメタデータ管理手段121へ転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送された文書D1の文書IDに関連する文書リスト(関連文書リスト)をメタデータDB122から取得して、文書UI手段111へ返信する。
文書UI手段111は、取得した情報から「C.閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」のコンテクストをメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(B)で後述する。
閲覧文書に関連する文書リストは、メタデータとして記録された情報に基づき生成され、それらが参照、推奨されることにより、さらにキャプチャリングされたメタデータとして記録され、メタデータが充実されていく。
また、閲覧中の文書D1に関連する文書リストがメタデータDB122に既に記録されており、この文書リストの中から参照文書D2が閲覧されたときに、この文書D1と文書D2との推奨関係をメタデータDB122に記録するようにしてもよい。
図11は、閲覧元文書と文書リストの中から参照された文書を推奨関係にある文書として、メタデータを記録するときの処理動作を示すフローチャートである。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(B)で後述する。
文書D1を閲覧中に、過去に検索キーワードとしてよく使われた単語等をキーワードボタンK1として付加表示し、このキーワードボタンK1をユーザが押すことによって、文書D2を参照した時、キーワードボタンK1に表示されている単語等d1から参照文書D2への参照関係をメタデータとして記録する。
例えば、図12に示すように、文書中や別画面にキーワードボタンを表示しておき、これらのいずれかのボタンを押すことによって、このボタンに関連付けられた単語等をサーチエンジン手段131、310へ転送して、検索結果を得ることができる。
文書UI手段111は、ユーザP1が文書D1を表示させて閲覧中に、選択した閲覧文書D1のURL等からなる文書IDを取得して、メタデータ管理手段121にこの文書IDに関連したキーワードボタンを転送するように依頼する。
文書UI手段111は、転送されたキーワードボタンK1を表示させて、ユーザがいずれかのキーワードボタンK1を押すと、押されたキーワードボタンK1に対応する単語等d1の文字列を取得する。
文書UI手段111は、取得した単語等d1をサーチエンジン手段131、310へ転送する。
サーチエンジン手段131、310は、文書UI手段111から転送された単語等d1をキーワードとして、それぞれ文書管理手段132の文書あるいはWebサイトのWebコンテンツを検索し、検索結果を文書UI手段111に転送する。
文書UI手段111は、取得した情報から「C.閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」または「D.単語等d1→参照文書D2の参照関係」またはその両方のコンテクストをメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(B)で後述する。
また、上述した参照関係は、キーワード検索された元の文書と参照された文書との関係のみであるのに対し、検索結果の文書が役に立ったことを示すメタデータを記録するようにしてもよい。
図14は、キーワードボタンを押したときに閲覧していた文書と検索結果のうちの参照文書の推奨関係をメタデータとして記録するときの処理動作を示すフローチャートである。
参照文書D2を得るまでの各処理手段は、図13に上述した処理手順と同じであるが、参照文書D2を閲覧した結果、役立つと判断したときには、図8に例示したような「推奨ボタン」を操作し、取得した情報から「A.閲覧文書D1→参照文書D2の推奨関係」または「B.単語等d1→参照文書D2の推奨関係」またはその両方のコンテクストをメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを受信してコンテクスト情報記憶部121aに格納し、このコンテクスト情報記憶部121aに記憶されたコンテクスト情報に基づいて再利用可能なメタデータを生成してメタデータDB122へ記録する。このメタデータの管理には多様な記録方法が存在し、その詳細については(C)で後述する。
ユーザP1がシステムを起動した時に入力するログインネーム等からユーザIDを取得し、アカウントの管理参照関係とともにメタデータとしてメタデータDB122に記録する。
そして、上述した参照関係に応じたユーザP1ごとの参照関係をメタデータDB122に記憶する。
次に、文書UI手段111でキャプチャリングしたコンテクストをメタデータとしてメタデータDBへ記録する方法について説明する。
上述したようにコンテクストには8種類の参照関係A〜D,a〜dがある。また、メタデータには5種類のメタデータA〜Eがある。
これらのメタデータは、文書または文書フォルダに付加する方法(第1の方法)と、メタデータDBに記録して集中管理する方法(第2の方法)で記録される。
このメタデータDBは、メタデータ管理手段の中にあってもよいし、独立していてもよいが、本実施形態では第2の方法を用い、メタデータDBはメタデータ管理手段から独立しているものとして説明する。しかし、本実施形態で説明することは、第1の方法であっても容易に適用可能なものである。
メタデータ管理手段121が文書UI手段111からユーザPiに対する参照関係が転送されてくると、図15に例示したように、コンテクストをユーザPiごとに参照元に関する情報と、参照先に関する情報とに分けてメタデータDB122に記録する。
・閲覧文書の識別子(ID)、
・参照文書を引き出すのに使った閲覧文書中の単語等、
・参照文書を引き出すのに使った表示方式(関連文書リストやキーワードボタン等)。
参照先に関する情報:
・参照文書の識別子(ID)、
・参照文書が推奨されたときの参照文書(推奨文書)の識別子(ID)。
「a.ユーザPiによる閲覧文書Di→参照文書Djの推奨関係」の参照関係の場合には、参照元に関する情報として、閲覧文書IDの「Di」が記録される(ここでは単語等diによってサーチを実行していないので、「di」は記録されない)。また、参照先に関する情報として、推奨文書IDの「Dj」が記録される。これにより、この参照関係はコンテクスト1のように記録される。
また、「b.ユーザPiによる単語等di→参照文書Djの推奨関係」の参照関係の場合には、参照元に関する情報として、単語等の「di」が記録される(ここで、単語等diを含んでいる閲覧文書がDiであれば、閲覧文書IDの「Di」も記録される)。また、参照先に関する情報として、推奨文書IDの「Dj」が記録される。これにより、この参照関係はコンテクスト1のように記録される。
また、「d.ユーザPiによる単語等di→参照文書Djの参照関係」の参照関係の場合には、参照元に関する情報として、単語等の「di」が記録される(ここで、単語等diを含んでいる閲覧文書がDiであれば、閲覧文書IDの「Di」も記録される)。また、参照先に関する情報として、参照文書IDの「Dj」が記録される。これにより、この参照関係はコンテクスト2のように記録される。
メタデータ管理手段121が文書UI手段111からユーザPiに対する参照関係が転送されてくると、図16に例示したように、閲覧文書に対して、ユーザPiごとに参照元に関する情報と、参照先に関する情報とに分けてメタデータDB122に記録することもできる。また、必要に応じて参照文書に対して、ユーザPiごとに参照元に関する情報と、参照先に関する情報とに分けてメタデータDB122に記録する。これらの記録形式は、上記(B−1)で作成されたコンテクストと同じである。
このような文書のメタデータは、(B−1)で作成されたコンテクストから文書ごとに抽出しても作成することができる。
このような文書メタデータは、「単語等d1→参照文書D2」の参照関係の結びつきよりも「閲覧文書D1→参照文書D2」の参照関係の結びつきの方が強いときに有効である。
メタデータ管理手段121が文書UI手段111からユーザPiに対する参照関係が転送されてくると、図18に例示したように、閲覧文書D1の単語等d1のメタデータおよび、文書に共通な単語等d1のメタデータ、必要に応じて参照文書D2の文書のメタデータとしてメタデータDB122に記録することもできる。必要に応じて、参照文書のメタデータ記録形式は、上記(B−1)で作成されたコンテクストと同じである。
このような文書のメタデータは、(B−1)で作成されたコンテクストから文書と単語等とを基に抽出しても作成することもできる。
このような文書メタデータは、「閲覧文書D1→参照文書D2」の参照関係の結びつきよりも「単語等d1→参照文書D2」の参照関係の結びつきの方が強いときに有効である。
ここでは、閲覧文書D1の「単語等d1」または「キーワードボタンに表示されている単語等d1」は同じものであり統一して管理される。キーワードボタンK1の単語等d1はその文書で検索に良く使われる単語等が選択されるので、同じ単語等d1がその文書に存在するので統一して管理するのが好ましい。
図18(B)は、文書に共通な単語等d1ごとのメタデータである。
図18(C)は、参照先の文書のメタデータである。
コンテクスト1は、「b.ユーザPiによる単語等d1→参照文書D2の推奨関係」の参照関係であり、ユーザPiが閲覧文書D1の単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D2を推奨したことを示している。
コンテクスト2は、「d.ユーザPiによる単語等d1→参照文書D2の参照関係」の参照関係であり、ユーザPiが閲覧文書D1の単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D2を参照したことを示している。
コンテクスト5は、「b.ユーザPiによる単語等d1→参照文書D2の推奨関係」の参照関係であり、ユーザPiが閲覧文書D1のキーワードボタンK1に表示されている単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D2を推奨したことを示している。
コンテクスト6は、「d.ユーザPiによる単語等d1→参照文書D2の参照関係」の参照関係であり、ユーザPiが閲覧文書D1のキーワードボタンK1に表示されている単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D2を参照したことを示している。
コンテクスト7は、「d.ユーザPiによる単語等d1→参照文書D4の参照関係」の参照関係であり、ユーザPiが閲覧文書D3の単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D4を参照したことを示している。
文書がカテゴリ分けされた文書フォルダに記録されている場合、メタデータ管理手段121が文書UI手段111からユーザPiに対する参照関係が転送されてくると、図19に例示したように、ユーザPiごとに参照元に関する情報と、参照先に関する情報とに分けたコンテクストをメタデータDB122に記録する。
・閲覧文書が格納されている文書フォルダの識別子(ID)、
・閲覧文書の識別子(ID)、
・参照文書を引き出すのに使った閲覧文書中の単語等、
・参照文書を引き出すのに使った表示方式(関連文書リストやキーワードボタン等)。
参照先に関する情報:
・参照文書が格納されている文書フォルダの識別子(ID)、
・参照文書の識別子(ID)、
・参照文書が推奨されたときの参照文書(推奨文書)の識別子(ID)。
また、メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを、図20に例示したように、閲覧文書の文書フォルダメタデータ(図20(A)参照)と必要に応じて参照文書メタデータ(図20(B)参照)としてメタデータDB122に記録することもできる。この閲覧文書の文書フォルダメタデータと参照文書メタデータの記録形式は、上記(B−4)のコンテクストと同じである。
このような文書フォルダメタデータと文書メタデータは、上記コンテクストから文書フォルダと参照文書とを基に抽出しても作成することもできる。
このような文書フォルダメタデータは、閲覧文書と同じカテゴリの文書(文書フォルダに管理されている)が参照文書と参照関係が強い場合に有効である。
コンテクスト1は、「a.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の推奨関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1から参照文書D2を推奨したことを示している。
また、コンテクスト2は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1から参照文書D2を参照したことを示している。
また、コンテクスト4は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1の関連文書リストから選択して参照文書D2を参照したことを示している。ここで関連文書リストから選択しているのでキーワードボタンと単語等のコンテクストはない。
また、コンテクスト6は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1のキーワードボタンK1に表示されている単語等d1をキーワードとして検索して参照文書D2を参照したことを示している。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から転送されたコンテクストを、図21に例示したように、閲覧文書の文書フォルダメタデータ(図21(A)参照)と参照文書の文書フォルダメタデータ(図21(B)参照)としてメタデータDB122に記録することもできる。これらの文書フォルダメタデータの記録形式は、上記の(B−4)のコンテクストと同じである。
このような文書フォルダメタデータと文書メタデータは、上記コンテクストから閲覧文書の文書フォルダと参照文書の文書フォルダとを基に抽出しても作成することもできる。
このような文書フォルダメタデータは、閲覧文書と同じカテゴリの文書(文書フォルダに管理されている)が参照文書と同じカテゴリの文書(文書フォルダに管理されている)と参照関係が強い場合に有効である。
コンテクスト1は、「a.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の推奨関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1の単語等d1をキーワードとして検索して文書フォルダF2の参照文書D2を推奨したことを示している。
また、コンテクスト2は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1の単語等d1をキーワードとして検索して文書フォルダF2の参照文書D2を参照したことを示している。
また、コンテクスト4は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1の関連文書リストから選択して文書フォルダF2の参照文書D2を参照したことを示している。ここで関連文書リストから選択しているのでキーワードボタンと単語等のコンテクストはない。
また、コンテクスト6は、「c.ユーザPiによる閲覧文書D1→参照文書D2の参照関係」の参照関係で、ユーザPiが文書フォルダF1の閲覧文書D1のキーワードボタンK1に表示されている単語等d1をキーワードとして検索して文書フォルダF2の参照文書D2を参照したことを示している。
このようにメタデータとして「統合コンテクストメタデータ」のみ記録する場合、メタデータ管理手段121は文書UI手段111から要求があれば「統合コンテクストメタデータ」から「閲覧文書の関連文書リスト」、「閲覧文書の検索対象文書リスト」、「閲覧文書の単語等の検索対象文書リスト」や「閲覧文書のキーワードボタン情報」を生成する。
この場合、重複したデータを記録することがなく、また、唯一のメタデータであるから文書や単語等の増加に対して新たにメタデータを生成する必要がないという効果がある。
上記(B)は、文書に対するコンテクストをキャプチャリングしたコンテクストをメタデータとして記録する方法に関するものであった。ここでは、記録されたメタデータの活用および活用のための表示について説明する。
また、表示する文書については、「メタデータから特定される文書」に記述したように、文書のメタデータとしてA〜D,a〜dの8種類を例示し、文書フォルダのメタデータとしてI〜L,i〜lの8種類を例示する。
メタデータに記録される文書が増大すると、表示される文書数が増大するので、ランキングを行って、適切な件数を表示する必要がでてくる。
ランキングのための第一の方法は、参照関係の発生回数による方法であり、発生回数をポイントとして数える。
また、第二の方法は、参照関係の質によるものであり、例えば「推奨」>「参照」、「方向性のある」>「方向性のない」、「文書から」>「文書フォルダの文書から」、「ユーザによる」>「ユーザに限定されない」として、優先的に表示されるようにする。
また、第三の方法として、第一の方法と第二の方法の組み合わせとして、各参照関係に重み付けを行い、それに発生回数をかけたポイントを求める。
文書D3の関連文書リストL3を表示するタイミングには次の2種類がある。
第一のタイミングは、文書D3の転送要求と同時に関連文書リストL3の転送要求を行い、文書D3に関連文書リストL3を付加して表示を行う。
第二のタイミングは、文書D3にリファレンスボタンB3を付加して表示し、リファレンスボタンB3が選択されてから文書D3に関連文書リストL3を付加して表示を行うものである。この方法は操作ステップが1ステップ多くなるが、文書リストの文書数が多い場合には適している。
文書D3の関連文書リストL3の管理方法には、次のような二種類がある。
第一の管理方法は、関連文書リストL3の転送要求を受けてから、関連文書リストL3の生成を行うものである。
第二の管理方法は、予め生成した関連文書リストL3を文書D3のメタデータに記録し、一定のタイミング、例えば文書D3の参照関係が発生した時、または関連文書リストL3の転送要求があったとき等に更新するものである。
これらの二種類の管理方法は、本質的に異なるものではないので、2つまとめて「関連文書リストL3を生成または更新する」として説明する。
この表示は、閲覧している文書を理解するのに、その文書について他人が参照した文書を活用するときに有効である。
図22のフローチャートを用いて、関連文書リストの表示処理について説明する。
ユーザPiは、文書UI手段111に指示して、クライアントサイト100の文書管理サーバ130のサーチエンジン手段131やWeb検索サイト300のサーチエンジン手段310により所望の文書D3を特定し、文書管理サーバ130やWebサイト400に所望の文書の転送を要求する。
文書UI手段111は、所望の文書D3の要求と同時にメタデータ管理手段121に文書D3に関連する文書リストL3の転送を要求する。
B.閲覧文書D3と推奨関係にある文書、
C.閲覧文書D3から方向性のある参照関係にある文書、
D.閲覧文書D3と参照関係にある文書。
文書UI手段111では、メタデータ管理手段121から転送された文書D3に関連する文書リストL3を文書D3上または近傍に表示する。
ユーザPiは、表示された文書リストL3から適宜文書D4を選択すると、この文書が所在する場所(クライアントサイト100の文書管理サーバ130、または、Webサイト400)から文書D4を表示する。
上記(C−1)では、他人が参照した文書リストを基にしていたが、同様に、自分が以前に参照して役立った文書を再度閲覧したい場合に利用することができる。
例えば、「確か文書D3を閲覧していた時に文書D4を参照して役立ったが、アレはどこにあったかな?」という状況にとって有効である。
このようにユーザPi個人についての文書リストを表示させるときには、ユーザPiに限定して(C−1)と同様の処理を行う。
文書UI手段111は、ユーザPiと所望の文書D3との要求と、同時にメタデータ管理手段121に文書D3に関連する文書リストL3の転送を要求する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111からの転送要求を受け取ると、メタデータDB122を参照して、指定された文書D3のユーザPiに関するメタデータから、下記の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、その情報からユーザPiによる文書D3に関連する文書リストL3を生成または更新する。
b.ユーザPiによる閲覧文書D3と推奨関係にある文書、
c.ユーザPiによる閲覧文書D3から方向性のある参照関係にある文書、
d.ユーザPiによる閲覧文書D3と参照関係にある文書。
この表示は、閲覧文書を理解するのにその文書についての他人のコンテクストを活用し、閲覧文書と参照文書が方向性のある参照関係にある場合に有効である。
図22のフローチャートを用いて、本表示についての処理手順を説明するが、上記の(C−1)と同じ処理については省略し、この処理特有の部分についてのみ説明する。
J.文書フォルダF3の文書と推奨関係にある文書、
K.文書フォルダF3の文書から方向性のある参照関係にある文書、
L.文書フォルダF3の文書と参照関係にある文書。
上記(C−3)では、他人が参照した文書リストを基にしていたが、同様に、自分が以前に参照して役立った文書を再度閲覧したい場合に利用することができる。
このようにユーザPi個人についての文書リストを表示させるときには、ユーザPiに限定して(C−3)と同様の処理を行う。
j.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書と推奨関係にある文書、
k.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書から方向性のある参照関係にある文書、
l.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書と参照関係にある文書。
上述した(C−1)から(C−4)の文書リストの表示タイミングは、閲覧文書D3の転送要求と同時に関連文書リストL3の転送要求を行い、文書D3に関連文書リストL3を付加して表示を行っていた(第一のタイミング)。
ここでは、コンテクストが蓄積され、文書D3に関連する文書リストL3が大きくなった場合に有効な第二のタイミングについて説明する。
ユーザPiが文書UI手段111を操作して、クライアントサイト100の文書管理サーバ130やWeb検索サイト300から所望の文書D3を取得する。この時、文書D3にリファレンスボタンB3を付加して表示する。このリファレンスボタンB3は、ハイパーテキスト文書として記述され、メタデータ管理手段121に対する文書D3に関連する文書リストL3の転送要求と転送に必要な情報が記述される。
第一の方法は、メタデータ管理手段121で生成される方法である(図23のフローチャート参照)。
この場合、文書UI手段111は、閲覧文書を取得して表示させ、この閲覧文書D3に付加されたリファレンスボタンB3の関連文書リストL3要求をメタデータ管理手段121に転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111からの要求により、閲覧文書D3のIDから閲覧文書D3のメタデータを取得してリファレンスボタンB3と関連文書リストL3を生成または更新して文書UI手段111に転送する。
文書UI手段111は、リファレンスボタンB3のみを表示し、ユーザがリファレンスボタンB3を操作した時のみ関連文書リストL3を表示する。
この第一の方法は、ユーザがリファレンスボタンB3を操作してから関連文書リストL3を転送する方式に比べて通信効率が高い。
この場合、文書UI手段111ではユーザから指定された文書D3を表示する際、リファレンスボタンB3を付加した表示を行う。このリファレンスボタンB3の付加は、文書UI手段111で行ってもよいし、文書管理手段132が文書D3を転送するときに付加するようにしてもよい。
ユーザがリファレンスボタンB3を操作した時、文書UI手段111は、文書D3に関連する文書リストを送るようにメタデータ管理手段121に要求する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111からの要求により、閲覧文書D3のIDから閲覧文書D3のメタデータを取得して関連文書リストL3を生成または更新して文書UI手段111に転送し、文書UI手段111は、転送された関連文書リストL3を表示する。
この第二の方法は、通信の効率はさらに高いが、文書D3に十分なコンテクストがなく関連文書リストL3を表示できない状態であってもリファレンスボタンB3を表示してしまうという問題がある。
メタデータから特定される文書のうち、上述のA〜D,I〜L,a〜d,i〜lの文書から任意の組合せまたは全ての組合せの文書D3の共有関連文書リストLa3と自己関連文書リストLb3を表示するのは、参照関係の強さが不確定なまたは未知の場合に有効である。
しかし、表示する文書リストが大規模になると視認しにくくなるので、(D−1)で説明したリファレンスボタンB3をさらに発展させた共有リファレンスボタンBa3と自己リファレンスボタンBb3を利用するようにした。
また、自己リファレンスボタンBb3の目的は、自分が以前に参照した文書を再度閲覧したい場合に有効である。
このように目的が異なるので、表示する関連文書リストを絞り込むのに有効である。
ユーザPiは、文書UI手段111に指示して、クライアントサイト100の文書管理サーバ130のサーチエンジン手段131やWeb検索サイト300のサーチエンジン手段310により所望の文書D3を特定し、文書管理サーバ130やWebサイト400に所望の文書の転送を要求する。
文書UI手段111は、転送されてきた文書D3に共有リファレンスボタンBa3と自己リファレンスボタンBb3を付加して表示する。
この共有リファレンスボタンBa3と自己リファレンスボタンBb3は、ハイパーテキスト文書として記述され、メタデータ管理手段121に対する文書D3の共有関連文書リストLa3と自己関連文書リストLb3の転送要求と転送に必要な情報が記述される。
B.閲覧文書D3と推奨関係にある文書、
C.閲覧文書D3から方向性のある参照関係にある文書、
D.閲覧文書D3と参照関係にある文書、
I.文書フォルダF3の文書から方向性のある推奨関係にある文書、
J.文書フォルダF3の文書と推奨関係にある文書、
K.文書フォルダF3の文書から方向性のある参照関係にある文書、
L.文書フォルダF3の文書と参照関係にある文書。
b.ユーザPiによる閲覧文書D3と推奨関係にある文書、
c.ユーザPiによる閲覧文書D3から方向性のある参照関係にある文書、
d.ユーザPiによる閲覧文書D3と参照関係にある文書、
i.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書から方向性のある推奨関係にある文書、
j.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書と推奨関係にある文書、
k.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書から方向性のある参照関係にある文書、
l.ユーザPiによる文書フォルダF3の文書と参照関係にある文書。
ユーザPiは、表示された共有リファレンスボタンBa3を押して共有関連文書リストLa3を表示させ、この中から選択された所望の文書D4が文書管理手段やWebコンテンツ等から転送されて表示される。文書UI手段111は、文書D4の選択過程をコンテクストとしてメタデータDB122へ記録する。
また、ユーザPiが表示された自己リファレンスボタンBb3を押して自己関連文書リストLb3を表示させ、この中から選択された所望の文書D4がWebコンテンツ等から転送されて表示される。文書UI手段111は、文書D4の選択過程をコンテクストとしてメタデータ管理サーバ120へ転送して、このコンテクストから再加工可能なメタデータとしてメタデータDB122へ記録する。
この方法は、(D−1)のように一旦求められた関連文書リストをランキングして、個数を限定して表示する。
まず、各コンテクストを同じタイプのものをまとめて一つのコンテクストとして扱い発生回数の項目を付加する。ここで、コンテクストのタイプとは、図26に例示したように、共有関連文書についてはタイプA〜Lの8種類、自己関連文書についてはタイプa〜lの8種類がある。これらの16種類のタイプは、メタデータから特定される文書のタイプと同じである。
タイプB:注目している文書D3が閲覧文書から推奨されている場合には、ポイントとして16が与えられる。
タイプC:文書D3が閲覧文書となっており、参照文書を持っている場合、ポイントとして10が与えられる。
タイプD:注目する文書D3が参照文書である場合には、ポイントとして7が与えられる。
タイプI:注目する文書D3が分類されている文書フォルダにある閲覧文書が、推奨文書を持っている場合、ポイントとして4が与えられる。
タイプJ:ある閲覧文書の推奨文書の分類されている文書フォルダと、注目している文書D3の分類されている文書フォルダとが同じである場合、ポイントとして3が与えられる。
タイプK:注目している文書D3が分類されている文書フォルダと、ある閲覧文書の分離されている文書フォルダとが同じ場合、ポイントとして2が与えられる。
タイプL:ある閲覧文書から参照された参照文書が分類された文書フォルダと、注目している文書の分類されている文書フォルダとが同じ場合、ポイントとして1が与えられる。
また、文書D3に関する自己関連文書についての重み付けのポイントも同様に与えられている。
総合ポイントに基づいて文書D3の共有関連文書リストLa3と自己関連文書リストLb3を編集する。例えば、総合ポイントに対応した露出度(確率)で表示する。
上記の(C)および(D)は、メタデータを活用して関連文書リストを表示する方法について説明した。これ以降では、関連文書リストを直接表示するのではなく検索する方法について説明する。ここで、関連文書を検索する対象をメタデータに記録された、即ち、参照関係のある文書の範囲とするものである。
これにより、メタデータの蓄積が多くなると表示は困難になるが、検索することにより必要な情報のみを表示することができる。
この複合検索手段は、メタデータ管理手段から転送された検索対象文書リストSL3の文書ID:Di(i=1〜n)と単語等d3をキーワードとして、条件(D1 or D2or・・・Dn) and d3の検索を行う。
このような文書IDによる検索には一般のWeb検索サイトのサーチエンジンでは適さないので、この複合検索手段により、検索対象の文書を参照関係にある文書に限定して行うことにより、より精度の高い検索が行える。
第一の構成は、図28に例示したように、メタデータ管理手段121と複合検索手段141をクライアントサイト100に、メタデータ管理サーバ120およびコンテクスト文書管理サーバ140として独立にしておく。複合検索手段141は、コンテクストが発生した時に生成したインデックスと文書IDの記録と検索を行う。
この構成では、他人のコンテクストの活用に適している。
この構成では、自己のコンテクストの活用に適している。
この第四の構成では、メタデータをWeb検索サイト内から取得できるので第三の構成よりも高いCTR(クリック率:Click Through Rate)が期待できる。
また、文書管理サーバ130をWeb検索サイト300に設置してもよいし、メタデータ管理サーバ120をクライアントサイト100に設置するようにしてもよい。
この共有リファレンス検索では、閲覧文書を理解するのに、その文書についての他人のコンテクストを活用するものであり、次のメタデータに記録された文書の範囲を検索対象とする。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニューが表示され、そのメニューには「共有リファレンス検索」が含まれている(図2参照)。
ユーザPiがメニューから「共有リファレンス検索」を選択すると、文書UI手段111は、メタデータ管理手段121に文書D3のIDと「共有リファレンス検索」のIDと単語等d3を転送する。
この検索対象文書リストSL3は必要に応じて(D−3)で説明したものと同様のランキングを行うことができる。
メタデータ管理手段121は、単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141に転送する。
複合検索手段141は、この検索結果を検索対象文書リストSL3のランキングに従って並べ替えて、文書UI手段111に転送する。
これにより、通常の検索に比べて参照関係、推奨関係のある文書に限定して検索を行うので、ノイズが少なくしかも先人のコンテクストに沿って閲覧することになるので、所望の文書を発見できる効率が高くなる。
この自己リファレンス検索では、自分が以前に参照した文書を再度閲覧したい場合に有効であり、例えば、「確か文書D3を閲覧していた時、文書D4を参照して役立ったが、アレはどこに?」という状況のときに有効であり、次のメタデータに記録された文書の範囲を検索対象とする。
D.文書フォルダF3のメタデータ、
E.統合コンテクストメタデータ。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニューが表示され、そのメニューには「自己リファレンス検索」が含まれている(図2参照)。
ユーザPiがメニューから「自己リファレンス検索」を選択すると、文書UI手段111は、メタデータ管理手段121に文書D3のIDと「自己リファレンス検索」のIDと単語等d3を転送する。
この検索対象文書リストSL3は必要に応じて(D−3)で説明したものと同様のランキングを行うことができる。
メタデータ管理手段121は、単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141に転送する。
複合検索手段141は、この検索結果を検索対象文書リストSL3のランキングに従って並べ替えて、文書UI手段111に転送する。
これにより、通常の検索に比べて参照関係、推奨関係のある文書に限定して検索を行うので、ノイズが少なくしかも自己のコンテクストに沿って閲覧することになるので効率が高い。
この単語等からの共有リファレンス検索では、単語等を理解するのに、その単語等についての他人のコンテクストを活用するものであり、次のメタデータに記録された文書の範囲を検索対象とする。
C.文書に共通な単語等d3のメタデータ、
E.統合コンテクストメタデータ。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニューが表示され、そのメニューには「単語等からの共有リファレンス検索」が含まれている(図2参照)。
ユーザPiがメニューから「単語等からの共有リファレンス検索」を選択すると、文書UI手段111は、メタデータ管理手段121に「単語等からの共有リファレンス検索」のIDと単語等d3を転送する。
メタデータ管理手段121は、単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段に転送する。
複合検索手段141は、この検索結果を検索対象文書リストSL3のランキングに従って並べ替えて、文書UI手段111に転送する。
これにより、通常の検索に比べて参照関係、推奨関係のある文書に限定して検索を行うので、ノイズが少なくしかも先人のコンテクストに沿って閲覧することになるので、所望の文書を発見できる効率が高くなる。
この単語等からの自己リファレンス検索では、単語等を理解するのに、その単語等について自分が以前に参照した文書を再度閲覧したい場合に有効であり、「確か文書D3を閲覧していた時、文書D4を参照して役立ったが、アレはどこに?」という状況に有効であり、次のメタデータに記録された文書の範囲を検索対象とする。
C.文書に共通な単語等d3のメタデータ、
E.統合コンテクストメタデータ。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニューが表示され、そのメニューには「単語等からの自己リファレンス検索」が含まれている(図2参照)。
ユーザPiがメニューから「単語等からの自己リファレンス検索」を選択すると、文書UI手段111は、メタデータ管理手段121に「単語等からの自己リファレンス検索」のIDと単語等d3を転送する。
この検索対象文書リストSL3は、必要に応じて(D−3)で説明したものと同様のランキングを行うことができる。例えば、「推奨関係>参照関係」、「閲覧文書D3の単語等d3>単語等d3」とし、e〜hの順とする。
メタデータ管理手段121は、単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141に転送する。
複合検索手段141は、この検索結果を検索対象文書リストSL3のランキングに従って並べ替えて、文書UI手段111に転送する。
これにより、通常の検索に比べて参照関係、推奨関係のある文書に限定して検索を行うので、ノイズが少なくしかも自己のコンテクストに沿って閲覧することになるので、所望の文書を発見できる効率が高くなる。
このリファレンス検索は、メタデータから特定される文書A〜L,a〜lの参照関係の強さが不確定なまたは未知の場合に有効であり、これらの文書A〜L,a〜l、または、これらの文書の任意の組合せ、または、全てをリスト表示するものである。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニューが表示される。このサービスメニューは、下記の四分類あるいは二分類等が考えられる。
(ii)「単語等からの共有リファレンス検索」
(iii)「自己リファレンス検索」
(iv)「単語等からの自己リファレンス検索」
または
(v)「共有リファレンス検索」((i)+(ii))
(vi)「自己リファレンス検索」((iii)+(iv))
この検索対象文書リストSL3は、必要に応じて(D−3)で説明したものと同様のランキングを行うことができる。
メタデータ管理手段121は、単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141に転送する。
複合検索手段141は、この検索結果を検索対象文書リストSL3のランキングに従って並べ替えて、文書UI手段111に転送する。
これにより、通常の検索に比べて参照関係、推奨関係のある文書に限定して検索を行うので、ノイズが少なくしかも先人や自己のコンテクストに沿って閲覧することになるので、所望の文書を発見できる効率が高くなる。
上記の(E)では、一般ユーザや自己によって参照された文書に限定して、文書関連リストを作成していた。ここでは、一般的な文書管理サーバやWeb検索サイトのサーチエンジン手段による検索結果を参照関係のある文書の範囲にフィルタリングすることを考える。例えば、一般的な文書管理サーバやWeb検索サイトのサーチエンジン手段により、単語等d3をキーワードとして検索した検索結果リストの文書IDを検索対象文書リストSL3と照合し、一致するものを関連文書リストとするものである。
第一の構成は、図33に例示したように、メタデータ管理手段121とフィルタリング手段151をクライアントサイト100にそれぞれ独立しておく。
この場合は、他人コンテクストの活用に適している。
また、文書管理手段132とサーチエンジン手段131とを文書管理サーバ130としてクライアントサイト100へ設置するようにしてもよい。
また、メタデータ管理サーバ120をクライアントサイト100に設置してもよいし、文書管理サーバ130をASPサイト500に設置してもよい。さらに、文書UI手段111をASPサイト500に置き、画面データをユーザPC110に転送するように構成してもよい。
この構成は、Web検索サイト300でメタデータを取得できるので第三の構成よりも高いCTR(クリック率:Click Through Rate)が期待できる。
また、メタデータ管理サーバ120をクライアントサイト100に設置してもよいし、文書管理サーバ130をWeb検索サイト300に設置するようにしてもよい。
以下では、第一の構成を例にして説明するが、他の構成によっても同様に適用可能である。
ユーザPiは、文書UI手段111により、閲覧文書D3において単語等d3の選択を行うと、サービスメニュー(上記の四分類あるいは二分類等)が表示される。
ユーザPiがメニューから上記いずれかの「リファレンス検索」を選択すると、文書UI手段111は、単語等d3をキーワードとしてサーチエンジン手段131、310に転送するとともに、メタデータ管理手段121に閲覧文書D3のIDと選択されたサービスのIDと単語等d3を転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から「選択されたサービス」のIDと閲覧文書D3の文書IDと単語等d3を受け取ると、メタデータから特定される文書(選択されたサービスに対応した文書)の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得して検索対象文書リストSL3を生成する。
この検索対象文書リストSL3は、必要に応じて(D−3)で説明したものと同様のランキングを行うことができる。
メタデータ管理手段121は、検索対象文書リストSL3をフィルタリング手段151に転送する。
フィルタリング手段151は、検索結果リストのフィルタリング処理を行った結果を文書UI手段111に転送する。
上記の(B−5)および(B−6)では、ハイパーテキストとして予め記述されたキーワードボタンを用いていたが、以下の説明では、コンテクストに基づいてその文書の理解に役立ちそうなキーワードをお薦めのプッシュキーワードとして付加するものであり、(B−5)および(B−6)の応用である。
この場合には、キーワードをキーワードボタンK3の単語等d3とし、検索対象を単語等d3のメタデータに記録された文書の範囲とするものであり、閲覧文書を理解するのにその文書についての他人のコンテクストを活用するのに効果的である。
文書UI手段111は、ユーザPiから指定された閲覧文書D3の内容を文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から取得し、表示装置へ表示させる。
文書UI手段111は、この閲覧文書D3のキーワードボタンKi情報の要求をメタデータ管理手段121へ転送する。
G.閲覧文書D3の単語等diまたは閲覧文書D3のキーワードボタンKiに表示されている単語等diから参照関係にある文書。
メタデータ管理手段121は、上記のように生成された、キーワードボタンKiと検索対象文書リストSLiを文書UI手段111へ転送する。
ここで、キーワードボタンKiすなわち単語等diが多数ある場合にはランキングを行う。このランキングには、第一の方法として、参照(検索)に用いられた回数によるランキング、第二の方法は推奨関係の方が参照関係より強い関係であるとして、E,Gの順にランキングする。第三の方法は、第一と第二の組み合せてポイントの計数を行う。「推奨関係」のポイントを「参照関係」の例えば5倍に設定して計数してランキングする方法である。
この表示には、キーワードボタンKiを文書で表示されている単語等と一致させて表示する第一の方法と、表示装置の表示画面(例えば、アプリケーションウィンドウやデスクトップ等)の下端領域や右端領域に並べて表示するものがある。この第二の方法で、デスクトップに複数のウィンドウを表示する場合には、アクティブなウィンドウに表示されている文書のキーワードボタンを表示するようにする。
この場合には、文書UI手段111は、キーワードボタンKiのうち選択されたボタンK3に付加された単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141へ転送して、検索結果を取得して表示装置へ表示する。
ユーザはこの検索結果から所望の文書D4を選択し、文書UI手段111が所望の文書D4の文書IDを文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410に転送し、文書D4の内容を取得して表示する。
この場合には、文書UI手段111は、キーワードボタンKiのうち選択されたボタンK3に付加された単語等d3をサーチエンジン手段131、310へ転送し、サーチエンジン手段131、310が検索結果をフィルタリング手段151へ転送する。
また、文書UI手段111は、選択されたボタンK3に対する検索対象文書リストSL3をフィルタリング手段151へ転送する。
フィルタリング手段151は、文書UI手段111から転送された検索対象文書リストSL3を基に、サーチエンジン手段131、310から転送された検索結果をフィルタリングし、その結果を文書UI手段111へ転送する。
文書UI手段111では、フィルタリング手段151から取得たフィルタリング結果を表示装置へ表示する。ユーザはこの検索結果から所望の文書D4を選択して、文書内容を取得して表示する。
上記(G−1)は、キーワードボタンをユーザ共有のメタデータから得ていたが、ここでは、ユーザ個人に限定したメタデータから得るようにし、自分が以前に参照した文書を再度閲覧したい場合に有効である。
その他の処理は、上記(G−1)と同様である。
上記(G−1)においては、ユーザの指定によりキーワードボタンを生成して表示していた。ここでは、予めユーザからキーワードボタンの要求がある前のタイミングで、全ての文書について全てのキーワードボタンを生成しておく。
この後で、ユーザが文書D3の閲覧要求を出すと、文書UI手段111は、文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から文書D3を取得するように要求を出すとともに、文書D3に関するキーワードボタンを転送するようにメタデータ管理手段121に予め要求する。文書UI手段111は、転送された閲覧文書D3の内容を表示するとともに、メタデータ管理手段121から転送されたキーワードボタンを閲覧文書D3の近傍に表示する。
メタデータDB122に記録されたすべての文書が処理された場合(ステップS2/YES)、処理を終了する。
一方、まだ処理されていない文書がある場合(ステップS2/NO)、メタデータDB122から文書DjのIDを取得する(ステップS3)。
文書Djのすべての単語等を処理した場合(ステップS5/YES)、文書カウンタjを1つ進めて(ステップS13)、ステップS2へ戻る。
取得した文書IDから検索対象文書リストSLiを生成する(ステップS8)。
単語等diに複合検索手段またはサーチエンジン手段に転送し検索を行うようにリンクを付加したキーワードボタンKiを生成し(ステップS9)、キーワードボタンKiに単語等diを検索キーワードとして付加し(ステップS10)、キーワードボタンKiに検索対象文書リストSLiを付加する(ステップS11)。
単語等のカウンタiを1つ進めて(ステップS12)、ステップS5へ戻る。
キーワードボタンKiの表示は、このポイントに対応した露出度で表示するようにする。ここで「露出度」とは、目に付く確率のことで表示される確率が高く、表示順が上位であるほど露出度が高くなる。
この場合には、文書UI手段111は、ユーザから指定された閲覧文書D3の内容を文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から取得し、表示装置へ表示させる。
次に、文書UI手段111は、閲覧文書D3のキーワードボタンKiの情報をメタデータ管理手段121に要求し、転送されてきたキーワードボタンKiを閲覧文書D3の近傍等へ表示する。表示されたキーワードボタンKiのうち選択されたボタンK3に付加された単語等d3と検索対象文書リストSL3を複合検索手段141へ転送して、検索結果を取得して表示装置へ表示する。ユーザはこの検索結果から所望の文書D4を選択し、文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から文書D4の内容を取得して表示する。
この場合には、文書UI手段111は、ユーザから指定された閲覧文書D3の内容を文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から取得し、表示装置へ表示させる。
次に、文書UI手段111は、閲覧文書D3のキーワードボタンKiの情報をメタデータ管理手段121に要求し、転送されてきたキーワードボタンKiを閲覧文書D3の近傍等へ表示する。
次に、文書UI手段111は、ユーザから表示されたキーワードボタンKiのうち選択されたボタンK3に付加された単語等d3をサーチエンジン手段131、310へ転送し、サーチエンジン手段131、310が検索結果をフィルタリング手段151へ転送する。
また、文書UI手段111は、選択されたボタンK3に対する検索対象文書リストSL3をフィルタリング手段151へ転送する。
フィルタリング手段151は、文書UI手段111から転送された検索対象文書リストSL3を基に、サーチエンジン手段131、310から転送された検索結果をフィルタリングし、その結果を文書UI手段111へ転送する。
文書UI手段111では、フィルタリング手段151から取得したフィルタリング結果を表示装置へ表示する。ユーザはこの検索結果から所望の文書D4を選択し、文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から文書D4の内容を取得して表示する。
上記(G−3)は、キーワードボタンをユーザ共用のメタデータから得ていたが、ここでは、ユーザ個人に限定したメタデータから得るようにし、自分が以前に参照した文書を再度閲覧したい場合に有効である。
その他の処理は、上記(G−3)と同様である。
さらに、閲覧文書D1の単語等「図書館情報管理システム」を指定すると、管理文書検索のサービスメニューが表示され、その中から「Web検索」を選択すると、検索対象メニューが表示される。
ユーザは、この検索対象メニューから「文書→共通リファレンス」を選択することによって、参照文書が検索される。
上記では、閲覧文書に対して、いかに効率よく参照文書を指定するかについて説明してきた。ここでは、閲覧文書に対する関連文書リストを提供するときに、この関連文書に対応する広告コンテンツを提供するものである。
このシステム構成は、大きく分けて二つの構成方法がある。
この構成により、ASPサイト500では、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行い、それらのコンテクストを基に、従来の検索型広告サービスよりも質の高い広告、CTR(クリック率:Click Through Rate)の高い広告サービスを提供することができる。
この構成により、Web検索サイト300では、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行い、それらのコンテクストを基に、従来の検索型広告サービスよりも質の高い広告、CTR(クリック率:Click Through Rate)の高い広告サービスを提供することができる。
ここで、広告管理サーバ以外の各サーバ(および各手段)やデータベースについては既述の機能を有するものであり、説明を省略する。
広告管理サーバ320は、広告コンテンツを保持する広告コンテンツDB322とその広告コンテンツDB322を維持管理する広告コンテンツ管理手段321とから構成される。
文書UI手段111は、文書管理サーバ130やWebサイト400から所望の文書D3を取得して、表示装置へ表示する。
文書UI手段111は、所望の文書D3の要求と同時にメタデータ管理手段121に文書D3に関連する文書リストL3の転送を要求する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111から閲覧文書D3の関連文書リストL3要求を受け取ると、文書D3のメタデータから文書D3の関連文書リストL3(共有関連文書リストLa3または自己関連文書リストLb3)を生成または更新し、広告コンテンツ管理手段321に転送する。
広告コンテンツ管理手段321は、メタデータ管理手段121から転送された関連文書リストL3(共有関連文書リストLa3または自己関連文書リストLb3)に対応した広告コンテンツを広告コンテンツDB322から選択し、関連文書リストL3に付加して文書UI手段111に転送する。
文書UI手段111は、広告コンテンツ管理手段321から転送された関連文書リストL3と広告コンテンツを表示する。
第一の構成方法は、図48に例示したように、メタデータ管理サーバ120、コンテクスト文書管理サーバ140と広告管理サーバ320をASPサイト500におく構成である。
この構成により、ASPサイト500では、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行い、それらのコンテクストを基にユーザの関心に対応した広告やページに関連した広告を提供することができる。
この構成により、Web検索サイト300では、メタデータ管理サーバ120を備えるようにして、ユーザがインターネット200上で閲覧したページ、参照したページ、推奨したページ、検索に用いたキーワードを取得管理するサービスを行い、それらのコンテクストを基にユーザの関心に対応した広告やページに関連した広告を提供することができる。
ここで、各サーバ(および各手段)やデータベースについては既述の機能を有するものであり、説明を省略する。
文書UI手段111は、ユーザが閲覧を指示した文書D3を文書管理手段132あるいはWebコンテンツ410から取得して、表示装置に表示する。次に、ユーザが閲覧文書D3のキーワードボタンKiの取得要求をメタデータ管理手段121へ転送する。
メタデータ管理手段121は、文書UI手段111からキーワードボタンKiの要求を受け取ると、閲覧文書D3のIDを取得して、この文書IDに合致する閲覧文書D3のメタデータから単語等diを取得する。さらに、この単語等diのメタデータから検索対象文書リストSLiを作成してキーワードボタンKiを生成し、このキーワードボタンKiを広告コンテンツ管理手段321に転送する。
広告コンテンツ管理手段321は、メタデータ管理手段121から転送されたキーワードボタンKiに対応した広告コンテンツを広告コンテンツDB322から選択し、キーワードボタンKiに付加して文書UI手段111に転送する。
文書UI手段111は、広告コンテンツ管理手段321から転送されたキーワードボタンKiおよび広告コンテンツを表示する。
この保証の基に、情報検索システムを利用する不特定多数のユーザやユーザ自身が過去に参照した文書の閲覧ログを分析して、参照関係や推奨(より有効な参照)関係の活用により、閲覧文書に対する参照文書を適切に提供できる。
さらに、閲覧文書の類似文書の閲覧ログを活用により、少ない閲覧ログでも参照文書を適切に提供することができる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
第1の実施態様は、Webコンテンツや文書管理装置で管理された文書を閲覧するときの入力や表示やコンテクストの取得を行う文書ユーザインタフェース装置(以下、文書UI装置という)と、前記文書UI装置で閲覧中の文書(閲覧文書)と、参照された文書(参照文書)との参照関係を示すコンテクストの記録と読み出しを行うメタデータ管理装置と、を備え、前記文書UI装置は、閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理装置で管理された文書の検索をサーチエンジン装置に行わせ、返信された検索結果の中から選択され、表示された参照文書を基に、「閲覧文書と参照文書との参照関係」、または、「検索時に指示した単語等と参照文書の参照関係」をコンテクストとして前記メタデータ管理装置に転送し、前記メタデータ管理装置は、前記コンテクストを基に、「閲覧文書と参照文書との参照関係」、または、「検索時に指示した単語等と参照文書の参照関係」、または両方の参照関係を整理加工して再利用可能なメタデータとして記録することを特徴とする情報提供システムである。
(A)閲覧文書の単語等が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジン装置に転送し、返信された検索結果からユーザに所望の文書を選択させる。
(B)閲覧文書に付加された関連文書リストから所望の文書を選択させる。
(C)閲覧文書に付加されたリファレンスボタンが選択されると、選択されたリファレンスボタンに対応する関連文書リストを表示し、表示された関連文書リストからユーザに所望の文書を選択させる。
(D)閲覧文書に付加されたキーワードボタンが選択されると、該キーワードボタンに表示されている単語等を前記複合検索装置または前記サーチエンジン装置に転送し、返信された検索結果リストからユーザに所望の文書を選択させる。
第65の実施態様は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、第64に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
110 ユーザPC
111 文書UI手段
120 メタデータ管理サーバ
121 メタデータ管理手段
122 メタデータDB
130 文書管理サーバ
131 サーチエンジン手段
132 文書管理手段
140 コンテクスト文書管理サーバ
141 複合検索手段
142 インデックス/文書ID
151 フィルタリング手段
200 インターネット
300 Web検索サイト
310 サーチエンジン手段
320 広告管理サーバ
321 広告コンテンツ管理手段
322 広告コンテンツDB
400 Webサイト
410 Webコンテンツ
500 ASPサイト
Claims (30)
- 第1の電子文書中の選択された特定の情報をキーワードとしてサーチエンジンに検索させ、当該検索させた検索結果を表示させ、当該表示させた検索結果の中から選択された第2の電子文書を表示することで、前記第1の電子文書から前記第2の文書を導く文書検索手段と、
前記文書検索手段から、前記第1の電子文書の特定情報、前記選択された特定の情報、及び前記第2の電子文書の特定情報を得て、これらを構成要素として、文書間における閲覧および参照の履歴としてのコンテクストを作成するコンテクスト作成手段と、
前記第1の電子文書の特定情報、前記選択された特定の情報、及び前記第2の電子文書の特定情報を記憶するコンテクスト記憶手段と、
前記コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、コンテクストの構成要素のうち、前記第1の電子文書の特定情報を参照元文書とし、前記第2の電子文書の特定情報を前記参照元文書に対応する参照先文書としたコンテクストをメタデータ記録部に記録するメタデータ管理手段と、
を備え、
前記文書検索手段は、さらに、前記第2の電子文書を「推奨」とする入力受付を行い、
前記コンテクスト作成手段は、前記文書検索手段から、さらに「推奨」であることを特定する情報を得て、これらを構成要素としたコンテクストを作成し、
前記コンテクスト記憶手段は、さらに、「推奨」であることを特定する情報を記憶し、
前記メタデータ管理手段は、さらに、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、コンテクストの構成要素のうち、「推奨」であることを特定する情報を付加したコンテクストをメタデータ記録部に記録することを特徴とする情報処理装置。 - 前記文書検索手段は、さらに、ユーザを特定する情報の取得を行い、
前記コンテクスト作成手段は、文書検索手段から、さらにユーザを特定する情報を得て、これらを構成要素としたコンテクストを作成し、
前記コンテクスト記憶手段は、さらに、ユーザを特定する情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - さらに、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、コンテクストの構成要素のうち、選択された特定の情報、選択されたキーワードボタン、等を参照元文書に関連する参照元文言としたコンテクストをメタデータ記録部に記録するメタデータ管理手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- さらに、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、コンテクストの構成要素のうち、ユーザを特定する情報を付加したコンテクストをメタデータ記録部に記録するメタデータ管理手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
- メタデータ記録部を電子文書ごとに構成し、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、参照元電子文書のメタデータ記録部に記録すること、また必要に応じて参照先電子文書のメタデータ記録部に記録することを特徴とするメタデータ管理手段を備えた請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理装置。
- 電子文書は分類されて電子文書フォルダーに管理されている。メタデータ記録部を電子文書フォルダーごとに構成し、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、参照元電子文書フォルダーのメタデータ記録部に記録すること、また必要に応じて参照先電子文書フォルダーのメタデータ記録部に記録することを特徴とするメタデータ管理手段を備えた請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
- コンテクストを統合的に記録する統合メタデータ記録部を構成し、コンテクスト作成手段によって作成されたコンテクストを取得して、統合メタデータ記録部に記録することを特徴とするメタデータ管理手段を備えた請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の関連文書リストを前記メタデータ管理手段から取得して該閲覧文書に付加して表示し、該関連文書リストから所望の文書を選択して表示させ、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書の関連文書リストの転送要求があると、「閲覧文書のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「閲覧文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の関連文書リストを生成または更新するとともに、該閲覧文書の関連文書リストを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書のユーザによる関連文書リストを前記メタデータ管理手段から取得して該閲覧文書に付加して表示し、該関連文書リストから所望の文書を選択して表示させ、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書のユーザによる関連文書リストの転送要求があると、「閲覧文書のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる閲覧文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の関連文書リストを生成または更新するとともに、該閲覧文書の関連文書リストを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の関連文書リストを前記メタデータ管理手段から取得して該閲覧文書に付加して表示し、該関連文書リストから所望の文書を選択して表示させ、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書の関連文書リストの転送要求があると、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の関連文書リストを生成または更新するとともに、該文書の関連文書リストを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書のユーザによる関連文書リストを前記メタデータ管理手段から取得して該閲覧文書に付加して表示し、該関連文書リストから所望の文書を選択して表示させ、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書のユーザによる関連文書リストの転送要求があると、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の関連文書リストを生成または更新するとともに、該閲覧文書の関連文書リストを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項8乃至11のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書UI手段は、閲覧文書に付加したリファレンスボタンが選択されると、該閲覧文書の関連文書リストを表示して所望の文書を選択させて表示することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、前記メタデータ管理手段から閲覧文書のリファレンスボタンと関連文書リストを取得し、「共有リファレンスボタン」と「自己リファレンスボタン」のいずれかのリファレンスボタンが選択されると、「共有リファレンスボタン」が選択された場合には共有関連文書リストを、あるいは、「自己リファレンスボタン」が選択された場合には自己関連文書リストを表示し、表示された共有関連文書リストまたは自己関連文書リストから所望の文書を選択させ、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書のリファレンスボタンと関連文書リストの転送要求があると、「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の共有関連文書リストを生成または更新し、
さらに、
「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書概要情報または文書IDを取得し、取得した文書の情報から閲覧文書の自己関連文書リストを生成または更新し、「共有関連文書リスト」と「自己関連文書リスト」を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
単語等と前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより検索を行って、検索結果を前記文書UI手段へ返信する複合検索手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択されて、「共有リファレンス検索」が選択されると、閲覧文書IDと「共有リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書IDと「共有リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDと単語等を前記複合検索手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
単語等と前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより検索を行って、検索結果を前記文書UI手段へ返信する複合検索手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「自己リファレンス検索」が選択されると、ユーザIDと閲覧文書IDと「自己リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からユーザIDと閲覧文書IDと「自己リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDと単語等を前記複合検索手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
単語等と前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより検索を行って、検索結果を前記文書UI手段へ返信する複合検索手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「単語等からの共有リファレンス検索」が選択されると、「単語等からの共有リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から「単語等からの共有リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「閲覧文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から推奨関係にある文書」、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、あるいは、「単語等(文書に共通)から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDと単語等を前記複合検索手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
単語等と前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより検索を行って、検索結果を前記文書UI手段へ返信する複合検索手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「単語等からの自己リファレンス検索」が選択されると、ユーザIDと閲覧文書IDと「単語等からの自己リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からユーザIDと「単語等からの自己リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「閲覧文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から推奨関係にある文書、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDと単語等を前記複合検索手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
単語等と前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより検索を行って、検索結果を前記文書UI手段へ返信する複合検索手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「共有リファレンス検索」、「単語等からの共有リファレンス検索」、「自己リファレンス検索」、あるいは、「単語等からの自己リファレンス検索」の任意の組み合わせのサービスメニューからサービスが選択されると、選択されたサービスに応じて、サービスの区別と、ユーザID、閲覧文書ID、単語等から必要な情報を前記メタデータ管理手段に転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からサービスの区別と、ユーザID、閲覧文書ID、単語等のうち該区分に応じた必要な情報が転送されると、「閲覧文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」、または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から推奨関係にある文書」、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、
さらに、
「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書と参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「ユーザによる単語等から推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、
取得した文書IDと単語等を前記複合検索手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理手段で管理された文書を検索した検索結果を前記サーチエンジンから転送を受け、該検索結果を前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより絞り込みを行って、該絞込み結果を前記文書UI手段へ返信するフィルタリング手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「共有リファレンス検索」が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送するとともに、閲覧文書IDと「共有リファレンス検索ID」を前記メタデータ管理手段に転送し、前記フィルタリング手段から絞り込まれた検索結果が転送されると、該検索結果を表示し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から閲覧文書IDと「共有リファレンス検索ID」が転送されると、「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDを前記フィルタリング手段に転送し、
前記フィルタリング手段は、前記サーチエンジンから転送された検索結果の文書IDと前記メタデータ管理手段から転送された文書IDを比較し、一致した文書IDのみの検索結果を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理手段で管理された文書を検索した検索結果を前記サーチエンジンから転送を受け、該検索結果を前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより絞り込みを行って、該絞込み結果を前記文書UI手段へ返信するフィルタリング手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「自己リファレンス検索」が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送するとともに、ユーザIDと閲覧文書IDと「自己リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、前記フィルタリング手段から検索結果が転送されると、該検索結果を表示し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からユーザIDと閲覧文書IDと「自己リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書と参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDを前記フィルタリング手段に転送し、
前記フィルタリング手段は、前記サーチエンジンから転送された検索結果の文書IDと前記メタデータ管理手段から転送された文書IDを比較し、一致した文書IDのみの検索結果を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理手段で管理された文書を検索した検索結果を前記サーチエンジンから転送を受け、該検索結果を前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより絞り込みを行って、該絞込み結果を前記文書UI手段へ返信するフィルタリング手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「単語等からの共有リファレンス検索」が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送するとともに、選択された単語等と「単語等からの共有リファレンス検索ID」を前記メタデータ管理手段に転送し、前記フィルタリング手段から検索結果が転送されると、該検索結果を表示し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段から「単語等からの共有リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から推奨関係にある文書」、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、あるいは、「単語等(文書に共通)から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDを前記フィルタリング手段に転送し、
前記フィルタリング手段は、前記サーチエンジンから転送された検索結果の文書IDと前記メタデータ管理手段から転送された文書IDを比較し、一致した文書IDのみの検索結果を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理手段で管理された文書を検索した検索結果を前記サーチエンジンから転送を受け、該検索結果を前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより絞り込みを行って、該絞込み結果を前記文書UI手段へ返信するフィルタリング手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「単語等からの自己リファレンス検索」が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送するとともに、ユーザIDと閲覧文書IDと「単語等からの自己リファレンス検索ID」と単語等を前記メタデータ管理手段に転送し、前記フィルタリング手段から検索結果が転送されると、該検索結果を表示し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からユーザIDと閲覧文書IDと「単語等からの自己リファレンス検索ID」と単語等が転送されると、「文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、あるいは、「前記ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDを前記フィルタリング手段に転送し、
前記フィルタリング手段は、前記サーチエンジンから転送された検索結果の文書IDと前記メタデータ管理手段から転送された文書IDを比較し、一致した文書IDのみの検索結果を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
閲覧文書中の単語等をキーワードとして、Webコンテンツや文書管理手段で管理された文書を検索した検索結果を前記サーチエンジンから転送を受け、該検索結果を前記メタデータ管理手段から転送された文書IDにより絞り込みを行って、該絞込み結果を前記文書UI手段へ返信するフィルタリング手段を備え、
前記文書UI手段は、閲覧文書の単語等が選択され、「共有リファレンス検索」、「単語等からの共有リファレンス検索」、「自己リファレンス検索」、あるいは、「単語等からの自己リファレンス検索」の任意の組み合わせのサービスメニューからサービスが選択されると、選択されたサービスに応じて、サービスの区別、ユーザID、閲覧文書ID、単語等から必要な情報を前記メタデータ管理手段に転送するとともに、単語等を前記サーチエンジンに転送し、
前記メタデータ管理手段は、前記文書UI手段からサービスの区別と、ユーザID、閲覧文書ID、単語等のうち該区分に応じた必要な情報が転送されると、「閲覧文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータ」、「文書に共通な単語等のメタデータ」、または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から推奨関係にある文書」、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「単語等(文書に共通)から参照関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から推奨関係にある文書」、「前記ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「前記ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、
さらに、
「閲覧文書のメタデータ」、「閲覧文書の文書フォルダのメタデータ」または「統合コンテクストメタデータ」から、「閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書と参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と推奨関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書から方向性のある参照関係にある文書」、「閲覧文書の文書フォルダの文書と参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書から方向性のある推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書と推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書から方向性のある参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書と参照関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」、「ユーザによる単語等から推奨関係にある文書」、「ユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」、「ユーザによる単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書IDを取得し、取得した文書IDを前記フィルタリング手段へ転送し、
前記フィルタリング手段は、前記サーチエンジンから転送された検索結果の文書IDと前記メタデータ管理手段から転送された文書IDを比較し、一致した文書IDのみの検索結果を前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、指定された閲覧文書を表示するときに、前記メタデータ管理手段に該閲覧文書のキーワードボタンを要求して、返信されたキーワードボタンを前記閲覧文書の近傍に表示し、該キーワードボタンから選択されたボタンに表示されている単語等と該キーワードボタンにより特定される文書IDとを前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送して検索させ、
前記メタデータ管理手段は、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」あるいは「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」のメタデータから任意のまたは全てのキーワードボタンのために単語等とそれによって特定される文書の文書IDを取得し、表示するための単語等と該単語等のメタデータからキーワードボタンを、キーワードボタンが指定されたときに、「単語等を検索キーワードとして前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」または「単語等のメタデータから特定される文書の文書IDを検索対象として前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」のいずれかの動作を行うように設定し、該キーワードボタンを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、指定した閲覧文書を表示するときに、前記メタデータ管理手段にユーザIDと該閲覧文書のキーワードボタンの要求とを転送し、返信されたキーワードボタンを閲覧文書の近傍に表示し、該キーワードボタンから選択されたボタンに表示された単語等と該キーワードボタンにより特定される文書IDとを前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送して検索させ、
前記メタデータ管理手段は、「指定されたユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」あるいは「指定されたユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」のメタデータから任意のまたは全てのキーワードボタンのための単語等と特定される文書の文書IDを取得し、
表示するための単語等と該単語等のメタデータからキーワードボタンを、該キーワードボタンが指定されたときに、「単語等を検索キーワードとして前記サーチエンジンに転送する」あるいは「単語等のメタデータから特定される文書の文書IDを検索対象として前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」のいずれかの動作を行うように設定し、該キーワードボタンを前記文書UI手段に転送することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、指定された閲覧文書を表示するときに、予め作成されているキーワードボタンの中から該閲覧文書のキーワードボタンを前記メタデータ管理手段に要求し、返信されたキーワードボタンを前記閲覧文書の近傍に表示し、選択されたキーワードボタンに表示されている単語等と該キーワードボタンにより特定される文書IDとを前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送して検索させ、
前記メタデータ管理手段は、文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータから、「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」あるいは「閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書を取得し、取得した文書のIDと単語等をキーワードボタンのメタデータに記録し、該キーワードボタンが指定されたときに、「単語等を検索キーワードとして前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」または「単語等のメタデータから特定される文書の文書IDを検索対象として複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」のいずれかの動作を行うように設定することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、指定された閲覧文書を表示するときに、予め作成されているユーザ毎のキーワードボタンの中から該閲覧文書のキーワードボタンを前記メタデータ管理手段に要求し、返信されたキーワードボタンを前記閲覧文書の近傍に表示し、該キーワードボタンから選択されたボタンに表示されている単語等と該キーワードボタンにより特定される文書IDとを複合検索手段または前記サーチエンジンに転送して検索させ、
前記メタデータ管理手段は、文書のメタデータから単語等を取得し、キーワードボタンのメタデータに記録し、文書の単語等またはキーワードボタンに表示されている単語等のメタデータから、「指定されたユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から推奨関係にある文書」あるいは「指定されたユーザによる閲覧文書の単語等または閲覧文書のキーワードボタンに表示されている単語等から参照関係にある文書」の任意のまたは全ての文書を取得し、取得した文書の文書IDをキーワードボタンのメタデータに記録し、該キーワードボタンは、該キーワードボタンが指定されたときに、「キーワードボタンのメタデータに記録されている単語等を検索キーワードとして複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」または「キーワードボタンのメタデータに記録されている文書を検索対象として複合検索手段または前記サーチエンジンに転送する」のいずれかの動作を行うように設定することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記文書検索手段と、前記コンテクスト作成手段と、前記コンテクスト記憶手段とを有する文書UI手段を備え、
前記文書UI手段は、指定された閲覧文書に関連文書リストまたはリファレンスボタンまたはキーワードボタンを付加して表示し、ユーザの選択状況により、下記のいずれかの動作を行うことを特徴とする情報処理装置。
(A)閲覧文書の単語等が選択されると、選択された単語等を前記サーチエンジンに転送し、返信された検索結果からユーザに所望の文書を選択させる。
(B)閲覧文書に付加された関連文書リストから所望の文書を選択させる。
(C)閲覧文書に付加されたリファレンスボタンが選択されると、選択されたリファレンスボタンに対応する関連文書リストを表示し、表示された関連文書リストからユーザに所望の文書を選択させる。
(D)閲覧文書に付加されたキーワードボタンが選択されると、該キーワードボタンに表示されている単語等を前記複合検索手段または前記サーチエンジンに転送し、返信された検索結果リストからユーザに所望の文書を選択させる。 - 請求項8乃至13のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記メタデータ管理手段から転送された関連文書リストに対応した広告コンテンツを選択、付加して前記文書UI手段へ転送する広告コンテンツ管理手段を備え、
前記メタデータ管理手段は、閲覧文書の共有関連文書リストまたは自己関連文書リストを生成または更新するとともに、該共有関連文書リストまたは該自己関連文書リストを前記広告コンテンツ管理手段に転送し、
前記広告コンテンツ管理手段は、前記メタデータ管理手段から転送された共有関連文書リストまたは自己関連文書リストに対応した広告コンテンツを選択し、共有関連文書リストまたは自己関連文書リストに付加して前記文書UI手段に転送し、
前記文書UI手段は、前記広告コンテンツ管理手段から転送された該閲覧文書に関する共有関連文書リストまたは自己関連文書リストと広告コンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項24乃至28のいずれかに記載の情報処理装置において、
前記メタデータ管理手段から転送されたキーワードボタンに対応した広告コンテンツを選択、付加して前記文書UI手段へ転送する広告コンテンツ管理手段を備え、
前記メタデータ管理手段は、閲覧文書のキーワードボタンを生成または更新するとともに、該キーワードボタンを前記広告コンテンツ管理手段に転送し、
前記広告コンテンツ管理手段は、前記メタデータ管理手段から転送されたキーワードボタンに対応した広告コンテンツを選択し、該キーワードボタンに付加して、前記文書UI手段に転送し、
前記文書UI手段は、前記広告コンテンツ管理手段から転送された該閲覧文書に関するキーワードボタンと広告コンテンツを表示することを特徴とする情報処理装置。
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