JP5063317B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、外部から本体内の印字部へと送られてくる、ラベル用紙等の印字用紙に対し印字を行うプリンタに関する。
従来から知られたこの種のプリンタの一つでは、ロール状に巻回されたラベル用紙が用紙切れになると、ユーザは、プリンタ内部に設けられた印字ヘッドとプラテンローラとの間を開いて、ラベル用紙を補充するようになっている(例えば、特許文献1)。
即ち、プラテンローラは、ラベル用紙及びインクリボンを、それぞれ、所定の供給軸から巻き戻しながら、ラベル用紙上にインクリボンが重ねられた状態で送っていく。印字ヘッドは、インクリボンに塗布されたインクを、所定の印字信号に基づきラベル用紙へと熱転写することにより、印字を行うようになっている。通常、用紙センサが、この印字ヘッドの上流側で、印字ヘッドに近接した位置に配設されている。
印字動作時においては、プラテンローラと印字ヘッドとの間に、ラベル用紙とインクリボンとが重なるように挟み込まれている。印字動作中に上記用紙センサが用紙切れを検出すると、印字ヘッドによる印字、及び、この印字のためのプラテンローラによる用紙送り等が停止される。
そして、この印字動作の停止中に、ユーザは、プリンタのカバーを先ず開いて、印字ヘッド等を保持するフレームを、固定されたプラテンローラに対し回動させる。このフレームの回動により、印字ヘッドとプラテンローラとが離間するようになっている。ユーザは、この状態から、プラテンローラの上にラベル用紙を通し、続いて、印字ヘッド等を保持するフレームを元に戻す。そうすると、印字ヘッドとプラテンローラとの間に、ラベル用紙とインクリボンとが重ねられた状態で挟み込まれ、これによって、ラベル用紙の補充が完了する。
特開2003−252492号公報(段落0010〜0013、図5等)
しかしながら、上述した従来のプリンタによると、ユーザは、ラベル用紙が用紙切れになる毎に、(1)先ずプリンタのカバーを開いて、(2)印字ヘッド等を保持するフレームを回動させ、(3)プラテンローラ上にラベル用紙を通し、(4)フレームを元に戻して、(5)プリンタのカバーを閉じるといった、ラベル用紙の接続作業を行う必要があった。これらの用紙切れ毎の接続作業は、ユーザにとって煩雑なものであった。
本発明の目的は、このような課題を解決することができるプリンタを提供することである。
請求項1に係るプリンタは、外部から本体内の印字部に送られてくる印字用紙に印字を行うプリンタであって、外部における前記印字用紙の搬送経路上に配設され、前記プリンタの背面に取り付けられた用紙補充ユニットと、備え、前記用紙補充ユニットは、可動刃及び固定刃を有した用紙カッタと、前記用紙カッタの上流側に前記印字用紙の後端が通過したことを検出する後端検出手段と、を有し、前記後端検出手段により前記印字用紙の後端の通過が検出された際に、前記印字部での印字動作を停止させる印字制御手段と、前記印字動作の停止中に前記用紙カッタの切断により前記印字部から前記印字用紙の後端までを一定に揃えるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係わるプリンタは、請求項1に係わるプリンタにおいて、前記用紙補充ユニットは、プリンタに対して回動可能な構造としたことを特徴とする。
請求項3に係るプリンタは、請求項に係るプリンタにおいて、前記印字用紙は、搬送方向へと所定ピッチ毎の区切りを有しており、前記用紙切断手段から前記印字部までの前記印字用紙の搬送経路の長さ、及び、前記印字用紙の区切りのピッチを用いて、前記用紙切断手段に切断された前記印字用紙と、外部に補充された印字用紙との接続部分を含んだ前記印字用紙の区切りを特定する区切り位置特定手段を備え、前記印字制御手段は、該区切り位置特定手段により特定された前記印字用紙の区切りに対し、印字が行われることを制限することを特徴とする。
請求項4に係るプリンタは、請求項3に係るプリンタにおいて、前記印字用紙の搬送経路上で前記印字部の上流側に配設され、前記用紙切断手段に切断された前記印字用紙と、外部に補充された印字用紙との接続部分が通過したことを検出する接続部分検出手段を備え、前記印字制御手段は、前記接続部分検出手段により通過が検出された前記接続部分を含んだ前記印字用紙の区切りに対し、印字が行われることを制限することを特徴する。
本発明によると、プリンタの外部に設けられた後端検出手段により、印字用紙の後端の通過が検出される。そのため、用紙切れになった際、ユーザは、プリンタの外部において、その印字用紙の後端部と、新たに補充される印字用紙の先端部とを接続可能である。即ち、印字用紙が用紙切れとなっても、ユーザは、プリンタを開くことなく簡便に、印字用紙を補充することができる。
以下、本発明に係る実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(最良の実施の形態)
本発明の最良の実施の形態であるプリンタにつき説明する。図1に示すように、このプリンタ1では、その外部後方(図1に向かって右側)に、ラベル用紙Lが置かれている。ラベル用紙Lは、シール状のラベルが貼付されたファンフォールド仕様の感熱紙であり、プリンタ1では、感熱方式により印字が行われる。このプリンタ1には、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)が接続され、プリンタ1は、ユーザがPC側でレイアウトした印字データに基づき、ラベル用紙L上の各ラベルに、異なった印字を行うことが可能になっている。
ラベル用紙Lは、プリンタ1の背面上方に取り付けられた用紙補充ユニット2(後に詳述)を通過した後に、背面口3aからプリンタ1の内部に送り込まれてくる。プリンタ1の内部で、ラベル用紙Lはその進行をガイドローラ3bにガイドされながら、印字ユニット4(印字部の例)がこのラベル用紙Lに対し印字を行うようになっている。
この印字ユニット4は、ラベル用紙Lに印字を行うサーマルヘッド4aと、ラベル用紙Lをこのサーマルヘッド4aの方へと送るプラテンローラ4bとを含んでいる。即ち、プラテンローラ4bが、サーマルヘッド4aとの間にラベル用紙Lを挟み込んだ状態で、このラベル用紙Lをプリンタ1内から前方(図1の左側)へと送り出しつつ、サーマルヘッド4aが、ラベル用紙Lに対し、所定の印字信号に基づいた印字を行う。印字後のラベル用紙Lは、排出口3cから排出される。
印字ユニット4の上流側には、これに近接して、用紙センサ5が配設されている。この用紙センサ5は、フォトインタラプタであり、その発光部と受光部との間をラベル用紙Lが通過していくようになっている。発光部で発光された赤外光の受光部における受光量の変化によって、ラベル用紙Lの先端や後端が通過したり、ラベル用紙Lのラベルが貼付された部分が通過中であったりといったことが検出可能である。
つまり、ラベル用紙Lの先端が通過する際には受光量が急激に減少し、ラベル用紙Lの後端が通過する際には受光量が急激に増大する。また、ラベルが貼付されているラベル用紙Lの部分は、台紙とラベルとを合わせた厚さを有し、ラベルがないラベル用紙Lの部分は、台紙のみの厚さを有していて、これらの間で受光量は異なる。
プリンタ1の後方のラベル用紙Lは、順に、用紙補充ユニット2、背面口3a、ガイドローラ3b、用紙センサ5、印字ユニット4、排出口3c等を通過していき、これら各部によりラベル用紙Lの搬送経路が形成されている。
プリンタ1の動作を制御する制御部30は、CPU、RAM、ROM、EPROM、入出力インターフェース等からなり、制御部30に、サーマルヘッド4a、プラテンローラ4bを駆動するステッピングモータ、用紙センサ5等が接続されている。制御部30は、サーマルヘッド4aに印字信号を送出することによりサーマルヘッド4aを駆動し、ステッピングモータに駆動信号を出力することによりプラテンローラ4bの回転を制御する。制御部30では、用紙センサ5からの信号により、この用紙センサ5を通過していく、ラベル用紙L上のラベルの数をカウントすることが可能である。
加えて、制御部30には、PC(不図示)が接続されるようになっており、PC側から印字データが送信されてくる。上述のサーマルヘッド4aへの印字信号は、このPC側からの印字データに基づき出力される。
プリンタ1の特徴の一つは、用紙補充ユニット2が設けられていて、プリンタ本体の外部でラベル用紙Lが用紙切れとなったことを検出可能な点である。以下、この特徴について詳述する。
この用紙補充ユニット2は、用紙後端センサ21と、用紙カッタ22とを含んでいる。これらは、プリンタ1の外側において、ユーザが、用紙切れとなった(用紙切れに近い状態の)ラベル用紙Lと、新たに補充されるラベル用紙L’とを接続するために必要になる。
用紙後端センサ21は、上述の用紙センサ5と同様にフォトインタラプタであり、外部におけるラベル用紙Lの搬送経路上に配設されている(同図1)。用紙後端センサ21の配設位置をラベル用紙Lの後端が通過すると、その受光部での受光量が増大するため、制御部30では、用紙後端センサ21からの検出信号により、ラベル用紙Lの後端の通過を検出可能である。
また、用紙カッタ22は、印字ユニット4(ラベル用紙Lのサーマルヘッド4aとの接触部分等)からラベル用紙Lの後端までを一定の長さに揃えるために設けられている。この用紙カッタ22は、手動のギロチン方式のカッタであり、上側に可動刃を有し、下側に固定刃を有する。ユーザが、可動刃を下方に押し込むことにより、固定刃との間に挟まれたラベル用紙Lが切断されるようになっている。
用紙交換ボタン23は、ラベル用紙Lが用紙切れになって、ラベル用紙Lの補充が終わった後に、ユーザが押下するようになっている。制御部30は、用紙交換ボタン23が押下されると、その信号を検出して、ラベル用紙Lへの印字動作を再開するようになっている。(ここにいう印字動作は、サーマルヘッド4aによる印字、及び、この印字のためのプラテンローラ4bによる用紙送りを含む。)
(1)より詳細に、用紙補充ユニット2のプリンタ1との接続構造について説明する。ユーザが、ラベル用紙Lが用紙切れとなった際にラベル用紙Lをスムーズに補充することができるように、用紙補充ユニット2は、プリンタ1の背面S側で、図2(a)に一点鎖線で示すその上方の位置から、実線で示す下方の位置へと回動可能に支持されている。(図2は、用紙補充ユニット2の構造の一例を示している。図2(a)は、用紙補充ユニット2の周辺の模式的断面図であり、図2(b)は、プリンタ1の後方からの、下方位置における用紙補充ユニット2の斜視図である。)
即ち、用紙補充ユニット2には、図2(b)のように、貫通孔2aが形成されていて、この貫通孔2aに、支持軸2bが挿通される。この支持軸2bは、プリンタ1の背面Sにおいて、上下中央付近の左右両端のそれぞれに取り付けられた支持部材3d,3eにより、回転可能に支持される。つまり、この支持部材3d,3eの一端側が、プリンタ1の背面Sの上下中央付近の左右両端に固着されており、その他端側が、プリンタ1の背面Sから後方へと突出し、支持軸2bを回転可能に保持するようになっている。
用紙補充ユニット2の回転の軸になる側と反対の側についていうと、支持部材3f,3gの一端側が、プリンタ1の背面Sの上部の左右両端に固着されており、その他端側が、背面Sから後方へと突出するようになっている。支持部材3f,3gの他端側には、それぞれ、挿通孔3h,3iが形成されていて、用紙補充ユニット2には、その上部の左右両側面に、ネジ孔2c,2dが形成されている。ローレットネジ2e,2fは、それぞれ、挿通孔3h,3iを挿通して、ネジ孔2c,2dに螺合するようになっている。
プリンタ1が印字動作を行っている間、ローレットネジ2e,2fによるネジ止めにより、用紙補充ユニット2は、上方位置(図2(a)の一点鎖線で示す位置)に保持された状態となっている。プリンタ1が印字動作を停止し、ユーザがラベル用紙Lを補充する際、ユーザは、そのネジ止めを外し、用紙補充ユニット2を、下方位置(図2(a)の実線で示す位置)へと支持軸2bの周りに回動させる。
具体的に、ユーザは、ラベル用紙Lの補充に際し、新たに補充するラベル用紙L’の先端を、用紙後端センサ21の発光部と受光部との間、用紙カッタ22の固定刃と可動刃の間へと順に通していく。そして、ユーザは、挿通口24から出てくるこのラベル用紙L’の先端と、背面口3aから出ている切断後のラベル用紙Lの後端とを、セロハンテープ等により接続する。
これらのように、用紙補充ユニット2をプリンタ1に対し回動可能な構造にすることによって、ユーザは、用紙補充時に、プリンタ1の背面Sの挿入口3aの周辺で、作業スペースを十分に確保して、ラベル用紙Lの接続作業を簡単にスムーズに行うことが可能になる。
(2)さらに、用紙補充ユニット2の内部構造についてであるが、図3のように、用紙後端センサ21の設けられる位置は、用紙カッタ22の上流側であって、且つ、用紙カッタ22とその用紙後端センサ21との間隔xは、ラベルlのピッチpよりも大きいことが好ましい。
これは、用紙後端センサ21によりラベル用紙Lの後端の通過が検出されると、制御部30は、これに伴い、サーマルヘッド4a及びプラテンローラ4bの動作を停止させるが、ある1枚のラベルlに対し印字が途中である間は、これらの動作が継続されるように制御するからである。つまり、印字が再開された後に、印字位置にズレが生ずることを防ぐために、印字中には、サーマルヘッド4a及びプラテンローラ4bの動作を急停止させないようになっている。
もし、上流側の用紙後端センサ21が、用紙カッタ22からラベルlのピッチp分以上離れていなければ、ラベル用紙Lの後端の検出後に再開される印字動作により、ラベル用紙Lの後端がプリンタ1の内部に入ってしまう。換言すれば、用紙後端センサ21と、用紙カッタ22とのこのような配置によって、印字再開後の印字位置ズレを防ぐと共に、ユーザがプリンタ1の外部でラベル用紙Lの接続作業を簡便に行うことが可能になる。
これらの用紙補充ユニット2を用いたラベル用紙Lの補充に係るプリンタ1での制御について、より詳細を説明する。図4のブロック図に示すプリンタ1の各部は、ラベル用紙Lの補充に係るものである。制御部30内に示した印字制御部31及びラベル位置特定部32は、制御部30で実行されるプログラムの一部に対応する。
通常のプリント動作の開始後に、用紙後端センサ21がラベル用紙Lの後端の通過を検出して、用紙切れとなったことが検知されると、印字制御部31は、サーマルヘッド4a及びプラテンローラ4bによる印字動作を停止するようになっている。
印字動作の停止中に、ユーザは、ラベル用紙Lの後端付近を用紙カッタ22により切断して、このラベル用紙Lの新たな後端に、補充されるラベル用紙L’を接続する。即ち、ユーザは、図5(a)のように、先ず、用紙切れになるラベル用紙Lを用紙カッタ22により切断し、サーマルヘッド4aまでの長さaよりも長い部分を取り除く。そして、ユーザは、図5(b)のように、この切除後のラベル用紙Lの後端と、新たに補充されるラベル用紙L’の先端とを、セロハンテープT等で接続する。
ラベル用紙Lとラベル用紙L’との接続後に、ユーザが、用紙交換ボタン23(図4)を押すことにより、印字動作の再開を指示すると、先ず、ラベル位置特定部32は、ラベル用紙Lとラベル用紙L’との接続部分の位置を特定する。
この接続部分の位置の特定は、用紙カッタ22の切断位置から、サーマルヘッド4aの接触位置までのラベル用紙Lの搬送経路の長さa(図5(a))と、ラベルlのピッチpとが用いられて行われる。ラベルlのピッチpは、プリンタ1で用いられるラベル用紙Lの種類に応じて変わるが、フィード動作時にそのピッチpを検出することが可能である。
即ち、印字制御部31は、フィード動作において、用紙センサ5により、ラベル用紙L上のあるラベルlの先端が検出されてから、これに続くラベルlの先端が検出されるまでを、プラテンローラ4bを駆動するステッピングモータの回転量として求めるようにする。ラベルlのピッチpは、プラテンローラ4bの回転量に1対1に対応するから、プラテンローラ4b、即ちステッピングモータの回転量が得られれば、ラベルlのピッチpが求められる。
いま、ラベル用紙Lの長さaに含まれるラベルlの枚数をk(正の整数値)とすると、ラベルlのピッチpを用いて次の数1が成立する。ここで、実数xについて、[x]は、x以下の最大の整数である。

[数1] [a/p]=k

サーマルヘッド4aの直下にあるラベルlを1枚目とすると、これに続くk枚目のラベルlまでが、長さaのラベル用紙L上に含まれることになる。
ラベル位置特定部32は、上記数1によりラベルlの枚数kを算出して、ラベル用紙Lの(k+1)枚目のラベルlk+1の切断後の後端と、補充されたラベル用紙L’の1枚目のラベルl’の先端が接続されたことを推定する。つまり、数1により得られたkに対し、(k+1)枚目のラベルlk+1が接続部分を有することになる。例えば、a=400[mm],p=60[mm]とすると、k=6[枚]が得られ、7枚目のラベルlが切断され、その後端がラベル用紙L’の1枚目のラベルl’と接続されたことになる。
これらのように、ラベル用紙Lとラベル用紙L’との接続部分が、印字再開後の何枚目のラベルlに含まれるかをラベル位置特定部32(図4)が特定した後に、印字制御部31は、印字動作を再開させる。ここで、上述のように、印字制御部31は、用紙センサ5による検出信号に基づき、ラベルlが何枚通過したかをカウントすることが可能である。そのため、ラベル用紙Lとラベル用紙L’との接続部分を含んだラベル(印字用紙の区切り)をジャンプして、このラベルに印字が行われることを制限することができる(ジャンプホール機能)。
つまり、PC側から送信されてくる一連の印字データに基づき、印字が行われる際、その途中でラベル用紙Lが用紙切れとなったとしても、このジャンプホール機能によって、接続部分を含んだラベルが自動的に検知される。そして、用紙切れとなったラベル用紙Lの最後のラベルから、補充されたラベル用紙L’へと、印字がスムーズに継続される。
制御部(CPU)30は、次に図6のフローチャートに示す印字処理により、以上のような動作を制御するようになっている。プリンタ1の電源が投入されると、ステップ1(以下、ステップをSと略す)にて、フィード動作が実行され、ラベル用紙L上のラベルlの先端にサーマルヘッド4aの発熱体(図示せず)にセットされる。また、このフィード動作を実行している間に、ラベル用紙Lのピッチpが求められる。
次に、印字対象となっているラベルが、用紙切れ後に、後のS8で特定される接続部分を含んだラベルであるか否かが判定される(S2)。例えば、印字の再開が指示された直後から、印字対象となったラベルの数をカウントして、そのラベル数が後にS8で算出されたラベル数となった場合、現に印字対象となっているラベルが、接続部分を含むものとしてよい。印字対象のラベルが、接続部分を含んだラベルでない場合(S2にてNO)、サーマルヘッド4a及びプラテンローラ4bによりこのラベルに対し印字動作が行われる(S3)。そして、プラテンローラ4bにより、次のラベルの印字開始位置まで、ラベル用紙Lの送り動作が行われる(S4)。
続くS5では、ラベル用紙Lの後端が検出されたか否かが判定される。ラベル用紙Lの後端が検出されなかった場合(S5にてNO)、S6へと処理が進められる。S6において、S3の印字動作の対象となったラベルが、印字データに基づいた最終のラベルでないと判定された場合(S6にてNO)、S2へと処理が戻され、次のラベルに対して、印字動作が行われることになる。一方、S6において、S3の印字動作の対象となったラベルが、最終のラベルであると判定された場合(S6にてYES)、本印字処理は終了する。
先のS5において、ラベル用紙Lの後端が検出された場合(S5にてYES)、次のラベルに対する印字動作が停止され、S7において、ユーザに用紙切れが報知される。例えば、プリンタ1には、その前面の所定箇所にランプが設けられていて、このランプの点灯等により用紙切れがユーザに知らされるものとしてよい。
ユーザがラベル用紙Lを補充して、用紙交換ボタン23を押すと、これが検出されて(S8にてYES)、S9へと処理が進められる。このS9では、S1で求められたラベルlのピッチp、及び、予め記憶されている、用紙カッタ22からサーマルヘッド4aまでの長さaを上記数1に代入することにより、長さaに含まれるラベルlの枚数kが得られる。即ち、kが、(a/p)の整数部分として算出され、(k+1)枚目に当たる、接続部分を含んだラベルlk+1が特定され、S2へと処理が戻される。
そして、用紙補充後にはラベル用紙Lに接続部分が存在するため、S2からS6までの処理が、S9で算出された枚数kのラベルl〜l分だけ繰り返され、その後に、接続部分を含んだラベルlk+1が印字対象になると、S2においてYESと判定される。この場合、続くS3での印字動作がスキップされ、S4で、接続部分のラベルlk+1に続くラベルの印字開始位置までラベル用紙Lが送られる。つまり、接続部分のラベルに対して印字動作が行われないまま、その次のラベルの印字開始位置までラベル用紙Lが送られることによって、接続部分のラベルに対する印字動作が制限されている。
以上のように、プリンタ1によると、その外部の用紙補充ユニット2内の用紙後端センサ21により、ラベル用紙Lの用紙切れが検出される。そのため、用紙切れになった際、ユーザは、プリンタ1の外部において、ラベル用紙Lの後端部と、補充されるラベル用紙L’の先端部とを接続し、これにより、簡単に、ラベル用紙Lの補充を行うことができる。即ち、従来のプリンタのように、プリンタのカバーを開いて、プリンタ内部のプラテンローラと印字ヘッドとを離間させて、その間にラベル用紙を通すといった煩雑な作業を要せず、ユーザは、簡便に、ラベル用紙を補充することができる。
さらに、従来のプリンタでは、ラベル用紙が補充された直後に、ラベル用紙のフィード動作が行われるようになっていた。このフィード動作よると、上述の用紙センサ5が、補充されたラベル用紙の先端を検出するまで、ラベル用紙が送られるようになっており、そのラベル用紙の先端が検出された状態で、ラベル用紙の送り位置に合った印字が再開可能になる。ところが、このフィード動作では、ラベル用紙がラベル2,3枚分送られるようになっていたため、その分の無駄が生じていた。本発明のプリンタ1によると、ラベル用紙の補充時にフィード動作が行われるわけではないため、ラベル用紙の無駄が抑えられている。
(他の実施の形態等)
以上、具体的な実施の形態により本発明を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することができる。
a. 例えば、上記実施の形態において、あるラベルに対する印字中には、ラベル用紙Lの用紙切れが検出された場合であっても、その印字動作を停止させず、また、印字直後に次のラベルの印字開始位置まで、ラベル用紙Lを送るものとした。当然ながら、印字中に用紙切れが検出された場合、そのラベルに対する印字を残したまま、印字を停止させることも可能である。ただ、上述のように、印字再開後の印字位置ズレを防止するためには、あるラベルの印字中には、用紙切れが検出された場合であっても、印字動作を停止させないことが好ましい。
b. 用紙補充ユニット2は、ユーザが印字動作の停止中にラベル用紙Lを補充しやすいように、プリンタ1に対し回動可能な構造であるものとした(図2)。これとは異なり、用紙補充ユニットが、プリンタ1に対しスライド移動可能になっていてもよい。つまり、図7のように、この用紙補充ユニット6のユニット本体6aは、プリンタ1の背面S側で、一点鎖線で示すプリンタ1に近接した近接位置から、実線で示すプリンタ1から離隔した離隔位置にスライド移動するようになっている。
用紙補充ユニット6は、ユニット本体6aのスライドを可能にするために、保持台6b、天板6cを含むものとなっている。ユニット本体6aは、上述した用紙補充ユニット2と同様に、用紙後端センサ21及び用紙カッタ22を備えている。
保持台6bは、プリンタ1の背面Sの上下中央付近に固着されており、その上面に置かれたユニット本体6aをスライド可能に保持している。天板6cは、プリンタ1の背面Sの上部に固着されており、スライド時におけるユニット本体6aの転倒が防がれるように、保持台6bによるユニット本体6aの保持を補助する。
ユニット本体6aの上記近接位置(図7(a)の点鎖線で示した位置)での固定、及び、ユニット本体6の上記離隔位置(図7(a)の実線で示した位置)での固定は、ネジ止めにより行われる。即ち、保持台6bの上面の左右両端からは、突出板6d,6eが上方へと突出している。この突出板6d,6eには、それぞれ、長孔6f,6gが形成されていて、ユニット本体6aには、その左右両側面の下部における長孔6f,6gに対応した位置に、ネジ孔6h,6iが形成されている。ローレットネジ6j,6kは、長孔6f,6gを挿通して、ネジ孔6h,6iに螺合するようになっている。

プリンタ1の印字動作中には、ユーザは、ローレットネジ6j,6kによるネジ孔6h,6iへのネジ止めによって、ユニット本体6aを上記近接位置に固定する。ラベル用紙Lの補充時には、ユーザは、ローレットネジ6j,6kによるそのネジ止めを緩めまた完全に外し、この状態で、ユニット本体6aを上記離隔位置に移動させる。そして、ユーザは、離隔位置でローレットネジ6j,6kを締め直すことによって、ユニット本体6をこの離隔位置に固定する。
ユニット本体6が離隔位置にある状態においては、ユーザは、新たに補充するラベル用紙Lの先端を挿入口6lに通し、この先端を、背面口3aから出ているラベル用紙Lの後端に接続することが容易である。つまり、ユニット本体6をプリンタ1から離間するようにスライドさせる構造とすることによって、上述した用紙補充ユニット2と同様に、ユーザは、用紙補充時にラベル用紙の接続作業を行うスペースを十分に確保して、その接続作業を簡単にスムーズに行うことが可能である。
また、これらの用紙補充ユニット6において、保持台6bの上面及び天板6cの下面にレールを設け、ユニット本体6aの下面及び上面に、そのレール上を移動する滑車を設けるといったことも可能である。これにより、ユニット本体6aは、保持台6bと天板6cとの間をよりスムーズにスライド移動することができるようになる。
c.さらに、これらの用紙補充ユニット6において、マイクロスイッチをユニット本体6aの近傍に設置し、このマイクロスイッチに、ユニット本体6aが上記近接位置にあるか、上記離隔位置にあるかを検出させることが可能である。このような用紙補充ユニット6の位置の検出によって、用紙補充時において、ラベル用紙に無駄が発生することを防いだり、ユーザの安全な接続作業を確保したりすることが可能である。
例えば、図7に示すマイクロスイッチ6mは、ユニット本体6aが離隔位置にあることを検出するものであり、制御部30にその検出信号を出力するようになっている。ユニット本体6aが離隔位置にあることが検知されている間、たとえ用紙交換ボタン23等が誤って押下されたとしても、制御部30は、印字動作を再開しないようにする。これにより、ラベル用紙Lが誤って送られラベル用紙Lが無駄になったり、ユーザが用紙カッタ22に指を巻き込まれたりすることを防止することが可能である。
当然ながら、マイクロスイッチは、ユニット本体が近接位置にあることを検出するものとして、制御部30は、ユニット本体6aが近接位置にあることが検出されている場合のみに、印字動作を許可するようになっていてもよい。
用紙補充ユニット2についても同様に、例えば、プリンタ1の背面S上に、又は、用紙補充ユニット2の背面や下面等にマイクロスイッチを設けて、このマイクロスイッチに、用紙補充ユニット2が上方位置にあるか下方位置にあるかを検出させて、用紙補充時においてラベル用紙Lの無駄な消費を防いだりすることが可能である。
d. また、ユーザがラベル用紙Lを補充し印字が再開された後に、用紙センサ5は、印字対象となったラベルをカウントするために用いるものとした。これに加え、用紙センサ5によって、接続部分を含んだラベルが、印字ユニット4近傍となるその用紙センサ5の配設位置を通過したことを検出させることが可能である。具体的には、図5(a)に示すように、接続部分となるラベル用紙Lの(k+1)枚目のラベルlk+1について見ると、その先端から、これに続く(k+2)枚目のラベルlk+2の先端までのピッチp’は、通常のピッチpよりも大きくなっている。これを接続部分の検出に用いるわけである。
つまり、印字対象となるラベルが、用紙センサ5により通過が検出された接続部分を含んだラベルであって、且つ、ラベル位置特定部32での算出により特定された接続部分を含んだラベルである場合に限って、このラベルに対して、印字が行われることを制限するものとしてよい。このような接続部分の検出を用いることによって、より正確に、接続部分となるラベルを特定することが可能である。
この場合、さらに、算出時に含まれる誤差やラベル用紙Lの撓み等を考慮して、ラベル位置特定部32で算出されるkの値に幅を持たせてもよい。例えば、ラベル位置特定部32は、算出されたkに対して、k枚目から(k+2)枚目までのラベルl〜lk+2を接続部分が含まれるものとして特定するようにする。この内のいずれかのラベルが印字対象になっていて、そのピッチが通常のピッチ以上となるとき、このラベルがジャンプされ、印字動作が制限されるようにする。ここでは、kの算出に際し誤差が含まれていたり、ラベル用紙Lに撓みが生じていたりしても、正確に、接続部分となるラベルを検出することが可能である。
e. 用紙カッタ22で切断することなく、ラベル用紙Lの後端と、新たに補充されるラベル用紙L’とを接続してもよい。この場合にも、接続部分の近傍が所定の厚さ以上になり、通常よりも大きなピッチが検出されるようにする。上述したように、kの値に幅を持たせつつ、用紙センサ5での接続部分の検出を併用することが有効である。
f. 用紙後端センサ21は、ラベル用紙Lの搬送経路上で、用紙カッタ22の切断位置よりも下方に設けられるものとしてよい。
g. また、従来、ラベル間のピッチが、通常のピッチ以上になった場合には、エラーを出して印字動作を停止させており、本発明においてもそのようなエラー処理が行われるものとすることが可能である。ただ、上述した接続部分を含んだラベルと、これに続くラベルとのピッチは、通常のピッチ以上になることを想定しているため、印字制御部31では、その接続部分を含んだラベルに対して、そのようなエラー処理が禁止されるようにする。
h. プリンタ1に用いられる用紙の区切りのピッチpが不変であれば、用紙カッタ22の切断位置から、サーマルヘッド4aの接触位置までの搬送経路上のラベル用紙Lの長さaに含まれるラベルlの枚数kは、固定値となる。このkの値は、ROMなどの記憶部に予め記憶させておいてもよい。
i. 印字の再開は用紙交換ボタン23により指示されるものとした。これとは異なり、制御部30は、用紙後端センサ21の間にラベル用紙Lが挿通されて、再開可能となったことを自動的に検出し、このラベル用紙Lの検出に基づき、印字動作を再開するようにしてもよい。また、制御部30は、上記c中のマイクロスイッチにより用紙補充ユニット等の位置を検出するものとし、用紙補充ユニット等の位置の検出に基づき、ラベル用紙Lが補充されたタイミングであることを推定して、印字動作を自動的に再開させるようにしてもよい。
j. 用紙交換ボタン23ではなく、フィードボタン等を押下することによって、印字の再開を指示するようにしてもよい。このフィードボタンは、従来から、ユーザがフィード動作の開始を指示するために設けられているものである。
k. 用紙カッタ22の固定刃、可動刃は、直線状に延びる刃先を有していることを想定した。用紙カッタは、円周上に刃先を有し所定のレールの上を走らせることで用紙を切断するサークルカッタ、又は、円柱の側面にその軸に沿って延びる刃先を有し固定刃との間で用紙を切断するロータリカッタ等であってもよい。
また、用紙補充ユニット2には、固定刃に相当するカッタのみを設けて、この固定刃の上で、ユーザが別途所有しているカッタの刃先を動かすことにより、ラベル用紙Lを切断するようにしてもよい。もちろん、プリンタにカッタを固定的に設置することなく、ラベル用紙Lの切断位置を指示するように、プリンタ1の背面側に設ける用紙の挿入口を形成するといったことも可能である。ただ、ユーザの利便性について見ると、上記実施の形態の用紙カッタ22のように、ラベル用紙Lを独立して切断可能なものを、プリンタに設置することが好ましい。
さらに、用紙カッタ22は、手動であるものとしたが、用紙切れの検出後にラベル用紙Lを自動的に切断するようになっていてもよい。
l. 当然ながら、印字用紙は、ファンフォールド紙でなく、ロール紙であってもよい。また、印字用紙は、ラベル用紙に限られず、下げ札、荷札等の用紙であってもよく、ICタグが埋め込まれたもの等であってもよい。これらの用紙のカウントは、1枚分毎の切れ込みを検出すること等に基づき行うことが可能である。
m. また、プリンタは、熱転写方式でなく、感熱式、インクジェット方式、レーザー方式等の他の方式で印字するものであってもよい。プリンタは、印字を行うとともに、用紙に埋め込まれたICタグにデータの書き込みを行えるもの等であってもよい。
n. フィード動作時に求められたラベルlのピッチp、及び、予め記憶されている、用紙カッタ22からサーマルヘッド4aまでの長さaを数1に代入することにより、この長さaに含まれるラベルlの枚数kが得られるものとした。即ち、kは、(a/p)の整数部分として算出されるものとした。これに代え、その算出結果と、pとの対応関係を記憶部内の所定のテーブル上に予め記憶しておき、このテーブル上でpを指定することによって、kが読み出されるようにしてもよい。
プリンタの動作を説明するための模式的断面図 用紙補充ユニットの構造の一例を示す図 用紙後端センサと用紙カッタとの位置関係を説明するための模式図 ラベル用紙Lの補充に係る各部の機能を説明するためのブロック図 ラベル用紙Lとラベル用紙L’との接続を説明するための図 制御部が実行する印字処理の流れを示すフローチャート 用紙補充ユニットの構造の他の一例を示す図
符号の説明
1………………………………プリンタ
2,6…………………………用紙補充ユニット
2a……………………………貫通孔
2b……………………………支持軸
2c,2d……………………ネジ孔
2e,2f,6j,6k……ローレットネジ
3a……………………………背面口
3b……………………………ガイドローラ
3c……………………………排出口
3d,3e……………………下側の支持部材
3f,3g……………………上側の支持部材
3h,3i……………………上側の支持部材の挿通孔
4………………………………印字ユニット
4a……………………………サーマルヘッド
4b……………………………プラテンローラ
5………………………………用紙センサ(接続部分検出手段)
6a……………………………ユニット本体
6b……………………………保持台
6c……………………………天板
6d,6e……………………突出板
6f,6g……………………長孔
6h,6i……………………ネジ孔
6l……………………………挿入口
6m……………………………マイクロスイッチ
21……………………………用紙後端センサ(後端検出手段)
22……………………………用紙カッタ(用紙切断手段)
23……………………………用紙交換ボタン(再開指示手段)
24……………………………挿通口
30……………………………制御部
31……………………………印字制御部(印字制御手段)
32……………………………ラベル位置特定部(区切り位置特定手段)

Claims (4)

  1. 外部から本体内の印字部に送られてくる印字用紙に印字を行うプリンタであって、
    外部における前記印字用紙の搬送経路上に配設され、前記プリンタの背面に取り付けられた用紙補充ユニットと、備え、
    前記用紙補充ユニットは、可動刃及び固定刃を有した用紙カッタと、
    前記用紙カッタの上流側に前記印字用紙の後端が通過したことを検出する後端検出手段と、を有し、
    前記後端検出手段により前記印字用紙の後端の通過が検出された際に、前記印字部での印字動作を停止させる印字制御手段と
    前記印字動作の停止中に前記用紙カッタの切断により前記印字部から前記印字用紙の後端までを一定に揃えるようにしたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記用紙補充ユニットは、プリンタに対して回動可能な構造としたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記印字用紙は、搬送方向へと所定ピッチ毎の区切りを有しており、
    前記用紙カッタから前記印字部までの前記印字用紙の搬送経路の長さ、及び、前記印字用紙の区切りのピッチを用いて、前記用紙カッタに切断された前記印字用紙と、外部に補充された印字用紙との接続部分を含んだ前記印字用紙の区切りを特定する区切り位置特定手段を備え、
    前記印字制御手段は、
    該区切り位置特定手段により特定された前記印字用紙の区切りに対し、印字が行われることを制限することを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  4. 前記印字用紙の搬送経路上で前記印字部の上流側に配設され、前記用紙カッタに切断された前記印字用紙と、外部に補充された印字用紙との接続部分が通過したことを検出する接続部分検出手段を備え、
    前記印字制御手段は、
    前記接続部分検出手段により通過が検出された前記接続部分を含んだ前記印字用紙の区切りに対し、印字が行われることを制限することを特徴とする請求項3に記載のプリンタ。
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