JP4889542B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚のラベルが帯状台紙に仮着されているラベル連続体やタグが連続して形成されているタグ連続体等の帯状の被印字媒体に印字を施す印字装置に関し、特に印字を施した被印字媒体を切り離すカッタ機構を備えた印字装置に関する。
複数枚のラベルが帯状台紙に仮着されているラベル連続体やタグが連続して形成されているタグ連続体等の帯状の被印字媒体に印字を施す印字装置において、印字を施した被印字媒体を切り離して排出させるために、カッタ機構を備えたものが知られている。
上記ラベル連続体を排出する場合に、カット指示キーを設け、カット指示キーをユーザが操作することで、印字済みラベルや印字済みタグを切り離して排出するラベルプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、ユーザがカット指示キーを操作しなければ排出動作が行われないため、ユーザは、カット動作を行うタイミングを常に監視していなければならず、カット指示キーの操作を忘れて、装置内に印字済みのラベルやタグが取り残されてしまうという問題点があった。
特開平4−152161号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザがカット動作を行うタイミングを監視することなく、装置内に残った印字済みのラベルやタグを自動的に排出させることができる印字装置を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の印字装置は、印字を施した被印字媒体を切り離すカッタ機構を備えた印字装置であって、前記被印字媒体に印字させる印字データを外部から受信する印字データ受信手段と、該印字データ受信手段によって受信された前記印字データを前記被印字媒体に印字を施す印字手段と、前記カッタ機構を駆動させて、印字を施した前記被印字媒体を切り離して排出させるカッタ制御手段とを具備し、前記カッタ制御手段は、前記印字手段による印字動作終了時から所定時間が経過するまでに、後続する前記印字データが前記印字データ受信手段によって受信されない場合に、印字が施された前記被印字媒体を切り離して排出させる自動排出動作を実行することを特徴とする。
また請求項2記載の発明の印字装置は、前記カッタ機構によってカットを行う切り離し箇所を正確に検出するために、前記印字手段によって印字が施された前記被印字媒体を検出するカット位置検出センサが、前記印字手段と前記カッタ機構との間に設けられており、前記カッタ制御手段は、前記印字手段によって印字が施された前記被印字媒体が前記カット位置検出センサによって検出された場合に、前記自動排出動作を実行することを特徴とする。
また請求項3記載の発明の印字装置は、前記印字データ受信手段は、前記自動排出動作を実行するか否かを指定する排出コマンドを受信し、前記カッタ制御手段は、前記印字データ受信手段によって前記排出コマンドが受信された場合に、前記自動排出動作を実行することを特徴とする。
また請求項4記載の発明の印字装置は、前記印字データ受信手段は、前記自動排出動作における印字動作終了時からカウントする所定時間を設定する排出コマンドを受信し、前記カッタ制御手段は、前記印字手段による印字動作終了時から前記排出コマンドで設定された所定時間が経過するまでに、後続する前記印字データが前記印字データ受信手段によって受信されない場合に、印字が施された前記被印字媒体を切り離して排出させる自動排出動作を実行することを特徴とする。
また請求項5記載の発明の印字装置は、前記カッタ制御手段は、前記自動排出動作として、複数枚の印字済み用紙を連続して排出した後にカットする連続排出モードと、印字済み用紙を1枚ずつカットして排出する単枚排出モードとを有し、いずれかの排出モードで前記自動排出動作をすることを特徴とする
本発明の印字装置は、被印字媒体に印字させる印字データを外部から受信する印字データ受信手段と、印字データ受信手段によって受信された印字データを被印字媒体に印字を施す印字手段と、カッタ機構を駆動させて、印字を施した被印字媒体を切り離して排出させるカッタ制御手段とを備え、カッタ制御手段は、印字手段による印字動作終了時から所定時間が経過するまでに、後続する印字データが印字データ受信手段によって受信されない場合に、印字が施された被印字媒体を切り離して排出させる自動排出動作を実行するように構成することにより、後続する印字データがない場合に、所定時間経過後、装置内に残った印字済みのラベルやタグが切り離されて排出されるため、ユーザがカット動作を行うタイミングを監視することなく、装置内に残った印字済みのラベルやタグを自動的に排出させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の印字装置は、カッタ機構によってカットを行う切り離し箇所を正確に検出するために、印字手段によって印字が施された被印字媒体を検出するカット位置検出センサを、印字手段とカッタ機構との間に設け、カッタ制御手段は、印字手段によって印字が施された被印字媒体がカット位置検出センサによって検出された場合に、自動排出動作を実行するように構成することにより、装置内に印字済みのラベルやタグが残っている場合のみ、自動排出動作が実行されるという効果を奏する。
さらに、本発明の印字装置は、自動排出動作を実行するか否かを指定する排出コマンドを受信し、カッタ制御手段は、排出コマンドが受信された場合に、自動排出動作を実行するように構成することにより、ユーザは、排出コマンドによって自動排出動作の実行を制御することができるため、所望の状態の被印字媒体を排出させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明の印字装置は、自動排出動作における印字動作終了時からカウントする所定時間を設定する排出コマンドを受信し、カッタ制御手段は、印字手段による印字動作終了時から排出コマンドで設定された所定時間が経過するまでに、後続する印字データが受信されない場合に、印字が施された被印字媒体を切り離して排出させる自動排出動作を実行するように構成することにより、自動排出によって被印字媒体が排出されるタイミングを用途に合わせて簡単に設定することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の印字装置は、カッタ制御手段は、自動排出動作として、複数枚の印字済み用紙を連続して排出した後にカットする連続排出モードと、印字済み用紙を1枚ずつカットして排出する単枚排出モードとを有し、いずれかの排出モードで自動排出動作をするように構成することにより、印字動作に連動した排出動作を行わせることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る印字装置の実施の形態の構成を示す概略構成図であり、図2は、図1に示す制御部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の印字装置1は、図1を参照すると、印字部として、搬送モータ10によって回転駆動されるプラテンローラ11と、発熱体がプラテンローラ11に対向する面に形成されているサーマルヘッド12とを有し、複数枚のラベル2が帯状台紙3に仮着されているラベル連続体やタグが連続して形成されているタグ連続体等の帯状の被印字媒体4とインクリボン5とを重ねてプラテンローラ11とサーマルヘッド12とで挟持搬送し、サーマルヘッド12の発熱体を選択的に発熱させることにより、被印字媒体4の印字面にインクリボン5からインクを転写させて印字を施すように構成されている。なお、本実施の形態では、被印字媒体4として複数枚のラベル2が帯状台紙3に仮着されているラベル連続体を用いた例を説明し、以下、印字が施されたラベル2を印字済みラベル2aと称す。
被印字媒体4は、紙管等の筒状体6にロール状に巻き回された状態、すなわちロール紙として供給部13に回転自在に支持され、供給部13からプラテンローラ11とサーマルヘッド12との間に供給される。また、インクリボン5は、プラテンローラ11に連動して回転駆動されるリボン用紙供給軸14とリボン巻き取り軸15との間に架け渡され、リボン用紙供給軸14にロール状に巻き回された状態で支持されたインクリボン5は、プラテンローラ11とサーマルヘッド12との間に被印字媒体4と共に供給され、転写後のインクリボン5は、リボン巻き取り軸15によって巻き取られる。
供給部13と印字部との間の被印字媒体4の供給経路には、被印字媒体4の帯状台紙3に設けられているタイミングマークを検出するラベル検出センサ16が設けられている。ラベル検出センサ16の出力は、制御部30に入力され、制御部30は、ラベル検出センサ16の出力に基づいて、ラベル2の先端位置を認識することで、プラテンローラ11を回転駆動する搬送モータ10を制御して、被印字媒体4をフィード、すなわち図1に示す矢印Xの方向に搬送させながらサーマルヘッド12の発熱体を選択的に発熱させてラベル2に印字を施す。なお、被印字媒体4の帯状台紙3に設けられているタイミングマークは、仮着されているラベル2の間隔で設けられており、帯状台紙3の裏面側に印刷された矩形状の黒色マーク等が用いられる。なお、タイミングマークの代わりとして帯状台紙3に仮着された隣り合うラベル2間の帯状台紙3部分を検出するようにしても良い。また、搬送モータ10としては、正逆回転可能で回転量を制御することができる、例えば、ステッピングモータ等を用いることができる。
印字済みラベル2aを排出する排出口17の手前側には、印字済みラベル2aを切り離すカッタ18が設けられており、カッタ18により印字済みラベル2aの後端側の帯状台紙3をカットすることにより、印字済みラベル2aが切り離され、排出口17から排出される。
印字部とカッタ18との間には、カッタ18によってカットを行う切り離し箇所を正確に検出するためのカット位置検出センサ19が設けられている。カット位置検出センサ19は、被印字媒体4においてラベルピッチの基準となる被印字媒体4のマーク(タイミングマーク等)を検出する検出手段であり、カッタ18の近傍に配置することで、カット位置を正確に把握できるようになっている。なお、本実施の形態では、カット位置検出センサ19を被印字媒体4の表面側に配置し、ラベル2の先端および後端を検出するように構成したが、帯状台紙3の裏面にタイミングマークが印刷されている場合等には、カット位置検出センサ19は、被印字媒体4の裏面側に配置される。また、カット位置検出センサ19は、反射型センサであっても、透過型センサであっても良く、被印字媒体4の材質や形状によって適宜選択すると良い。
制御部30には、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ40が外部インタフェース(外部I/F)20を介して接続され、ホストコンピュータ40との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになってする。ホストコンピュータ40からの受信データとしては、ラベル2に印字する印字データと、印字後に行われる自動排出動作を指定する排出コマンドとが存在し、印字データと排出コマンドとが受信データとして受信される場合と、印字データのみが受信データとして受信される場合と、排出コマンドのみが受信データとして受信される場合とが考えられる。また、印字データは、ラベル2に印字する文字情報およびフォーマット情報であり、複数枚分の文字情報およびフォーマット情報を記述することができるようになっている。さらに、排出コマンドは、印字後に排出動作を行うか否かを指定するコマンドであり、印字後に排出動作を行う場合には、排出動作を開始するまでの時間が指定されている。
制御部30は、図2を参照すると、所定の制御プログラムとフォントデータとを記憶するROM(read only memory)31と、ROM31に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)32と、CPU32が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)33と、搬送モータ10にパルス信号等の駆動信号を供給し、搬送モータ10を回転させる搬送制御部34と、CPU32からの指示に基づいてサーマルヘッド12に印字動作を行わせる印字制御部35と、CPU32の制御下、ラベル検出センサ16からタイミングマークの検出信号をCPU32に供給するラベル検出部36と、カット位置検出センサ19からの検出信号に基づいて、被印字媒体4をカット位置に移動させ、カッタ18を駆動して被印字媒体4をカットさせるカッタ制御部37とを備えている。
ホストコンピュータ40からの受信データとして印字データが受信されると、CPU32は、印字データに含まれる文字情報に対応するフォントデータをROM31から読み出し、フォーマット情報に基づいて文字を展開したビットマップイメージデータをRAM33の描画領域に展開し、RAM33の描画領域に展開したビットマップイメージデータの印字を印字制御部35に指示すると共に、搬送制御部34に対して被印字媒体4のフィードを指示する。印字制御部35は、CPU32からの指示に基づいて、RAM33の描画領域に展開されているビットマップイメージデータに対応して、サーマルヘッド12に対して制御信号を供給し、印字処理を行う。また、搬送制御部34は、CPU32からの指示に基づいて、搬送モータ10に対して所定の駆動信号を供給し、搬送モータ10を駆動させる。これにより、プラテンローラ11とサーマルヘッド12とで被印字媒体4を挟持搬送しながらラベル2に印字データを印字する。
次に、本実施の形態の動作について図3乃至図10を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明するフローチャートであり、図4乃至図6は、本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図であり、図7は、本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合動作を説明するフローチャートであり、図8乃至図10は、本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。
本実施の形態の印字装置1には、排出モードとして、複数枚の印字済みラベル2aを連続して排出した後にカットする連続排出モードと、印字済みラベル2aを1枚ずつカットして排出する単枚排出モードとが存在し、いずれかの排出モードに設定されている。
まず、排出モードが連続排出モードに設定されている場合について説明する。
図3を参照すると、印字装置1の電源が投入されると、CPU32は、ホストコンピュータ40からの受信データの受信を待機し(ステップA1)、ホストコンピュータ40から受信データを受信すると、受信データのコマンドを解析する(ステップA2)。
次に、CPU32は、受信データに排出コマンドが存在しているか否かを判断し(ステップA3)、排出コマンドが存在している場合には、排出コマンドによって指定されている自動排出動作をセットし(ステップA4)、排出コマンドが存在しない場合には、自動排出動作をリセットする(ステップA5)。これにより、ユーザは、ホストコンピュータ40から印字装置1に印字データを送信する際に、印字データと共に排出コマンドを送信するか否かで印字済みラベル2aの自動排出動作を行うか否かを指定することができる。
次に、CPU32は、受信データに印字データが存在しているか否かを判断し(ステップA6)、受信データに印字データが存在している場合には、全ての印字データを印字するまで、印字動作を実行する(ステップA7、ステップA8)。これにより、印字データに複数枚分の文字情報およびフォーマット情報が記述されている場合には、複数枚の印字済みラベル2aが繋がった状態で排出されることになる。図4には、印字データに3枚分の文字情報およびフォーマット情報が記述されており、3枚の印字済みラベル2aが繋がった状態で排出された状態が示されている。
ステップA6で受信データに印字データが存在しない場合、または、ステップA8で全ての印字データが印字された場合には、CPU32は、自動排出動作がセットされているか否かを判断し(ステップA9)、自動排出動作がセットされていない場合には、ステップA1に戻ってホストコンピュータ40からの受信データの受信を待機する。
ステップA9で自動排出動作がセットされている場合には、カット位置検出センサ19によって印字済みラベル2aが検出されるか否かを判断し(ステップA10)、カット位置検出センサ19によって印字済みラベル2aが検出されない場合には、ステップA1に戻ってホストコンピュータ40からの受信データの受信を待機する。
ステップA10でカット位置検出センサ19によって印字済みラベル2aが検出された場合には、CPU32は、排出コマンドで指定された所定時間の経過を監視すると共に(ステップA11)、次の受信データの受信を監視し(ステップA12)、所定時間が経過する前に、次の印字データが受信された場合には、ステップA2に戻って、次の受信データのコマンドを解析する。
ステップA11で定時間が経過した場合、すなわち受信データが受信されることなく、所定時間が経過した場合には、CPU32は、カッタ制御部37に排出動作の実行を指示し、カッタ制御部37は、直近に印字された印字済みラベル2aの後端側をカットして、切り離された印字済みラベル2aを排出する排出動作を実行する(ステップA13)。なお、排出コマンドで指定された所定時間が0秒であった場合には、次の受信データが受信されたか否かに関わりなく、CPU32は、カッタ制御部37に排出動作の実行を指示することになる。
図4に示す状態から、排出動作が指示されると、カッタ制御部37は、カット位置検出センサ19からの検出信号に基づき、印字済みラベル2a(直近に印字された3枚目の印字済みラベル2a)の後端側の切り離し箇所、すなわち印字済みラベル2aと未印字のラベル2との間がカッタ18によるカット位置Cに来るように、搬送制御部34に対して被印字媒体4のフィードを指示し、搬送制御部34は、カッタ制御部37からの指示に基づいて、搬送モータ10に対して所定の駆動信号を供給し、搬送モータ10を正方向に駆動させる。これにより、プラテンローラ11、リボン用紙供給軸14およびリボン巻き取り軸15は、正方向、すなわち図1に示す矢印Yに回転され、被印字媒体4およびインクリボン5は、プラテンローラ11とサーマルヘッド12とで挟持搬送されながら、図5に示すように、印字済みラベル2aの後端側の切り離し箇所がカット位置Cに到達するまでフィード、図1に示す矢印Xの方向に搬送される。次に、カッタ制御部37は、印字済みラベル2aの後端側の切り離し箇所がカット位置Cに到達すると、搬送制御部34に搬送モータ10の駆動停止を指示して被印字媒体4のフィードを停止させると共に、カッタ18を駆動して印字済みラベル2aの後端をカットし、印字済みラベル2aを排出口17から排出させ、排出動作の終了をCPU32に通知する。
カッタ制御部37から排出動作の終了が通知されると、CPU32は、未印字のラベル2が印字位置に来るように、搬送制御部34に対して被印字媒体4のバックフィードを指示し、搬送制御部34は、CPU32からの指示に基づいて、搬送モータ10に対して所定の駆動信号を供給し、搬送モータ10を逆方向に駆動させる。これにより、プラテンローラ11、リボン用紙供給軸14およびリボン巻き取り軸15は、逆方向、すなわち図1に示す矢印Yと反対方向に回転され、被印字媒体4およびインクリボン5は、プラテンローラ11とサーマルヘッド12とで図1に示す矢印Xと逆方向に挟持搬送されながら、図6に示すように、未印字のラベル2が印字位置に到達するまでバックフィードされ(ステップA14)、ステップA1に戻って受信データの受信を待機する。
次に、排出モードが単枚排出モードに設定されている場合について説明する。
排出モードが単枚排出モードに設定されている場合には、上述した連続排出モードに設定されている場合の動作におけるステップA7の印字動作と、ステップA13と排出動作とが異なっている。
単枚排出モードでは、図7を参照すると、ステップA6で受信データに印字データが存在している場合には、印字動作と排出動作とを並行して行う(ステップB1)。すなわち、図8に示すように、カッタ制御部37は、カット位置検出センサ19からの検出信号に基づいて、印字中に先に印字した印字済みラベル2aの後端がカット位置Cに到達したことを検出すると、印字の中断を印字制御部35に指示して印字を中断させると共に、搬送制御部34に搬送モータ10の駆動停止を指示して被印字媒体4のフィードを停止させ、カッタ18を駆動して印字済みラベル2aの後端をカットし、印字済みラベル2aを排出口17から排出させ、カット動作後に印字およびフィードの再開を印字制御部35および搬送制御部34にそれぞれ指示する。
このようにして、印字済みラベル2aの後端がカット位置Cに到達する毎に、カット動作が行われ、1枚ずつ印字済みラベル2aが排出されることになるが、後端側がカット位置Cに到達していない何枚かの印字済みラベル2aが装置内に残っている状態となり、本実施の形態では、図9に示すように、2枚の印字済みラベル2aが装置内に残っている状態となる。
次に、ステップA11で所定時間が経過した場合には、装置内に残っている印字済みラベル2aを1枚ずつ排出する排出動作が行われる(ステップB2)。すなわち、図9に示す状態から、搬送制御部34は、カッタ制御部37からの指示に基づいて、搬送モータ10に対して所定の駆動信号を供給し、搬送モータ10を正方向に駆動させ、印字済みラベル2aの後端がカット位置Cに到達すると、カッタ制御部37は、搬送制御部34に搬送モータ10の駆動停止を指示して被印字媒体4のフィードを停止させ、カッタ18を駆動して印字済みラベル2aの後端をカットし、印字済みラベル2aを排出口17から排出させ、カット動作後にフィードの再開を搬送制御部34に指示する。この排出動作は、図10に示すように、装置内に残っていた全ての印字済みラベル2aが排出されるまで行われ、カッタ制御部37は、装置内に残っていた全ての印字済みラベル2aが排出口17から排出されると、排出動作の終了をCPU32に通知する。
なお、本実施の形態では、ステップA3で受信データに排出コマンドが存在しない場合に、ステップA5で自動排出動作をリセットし、自動排出動作を行わないように構成したが、排出コマンドでは、ステップA11でカウントする所定時間のみを設定するものとしても良く、さらに、印字装置内に予め用意されている所定時間が設定され、常に自動排出動作を行うように構成しても良い。この場合には、ステップA3〜ステップA6の処理が省略されると共に、ステップA12で後続する印字データが受信されたか否かが判断されることになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ラベル2に印字させる印字データをホストコンピュータ40から受信し、受信した印字データを印字部によってラベル2に印字した後、カッタ制御部37は、印字部による印字動作終了時から所定時間が経過するまでに、後続する印字データが受信されない場合に、カッタ18を駆動させて、印字済みラベル2aの後端側を切り離して発行させる自動排出動作を実行するように構成することにより、後続する印字データがない場合に、所定時間経過後、装置内に残った印字済みラベル2aが切り離されて排出されるため、ユーザがカット動作を行うタイミングを監視することなく、装置内に残った印字済みラベル2aを自動的に排出させることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、カッタ18によってカットを行う切り離し箇所を正確に検出するために、印字済みラベル2aを検出するカット位置検出センサ19を、印字部とカッタ18との間に設け、カッタ制御部37は、印字済みラベル2aがカット位置検出センサ19によって検出された場合に、自動排出動作を実行するように構成することにより、装置内に印字済みラベル2aが残っている場合のみ、自動排出動作が実行されるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、自動排出動作を実行するか否かを指定する排出コマンドを受信し、カッタ制御部37は、排出コマンドが受信された場合に、自動排出動作を実行するように構成することにより、ユーザは、排出コマンドによって自動排出動作の実行を制御することができるため、所望の状態の印字済みラベル2aを排出させることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、自動排出動作における印字動作終了時からカウントする所定時間を設定する排出コマンドを受信し、カッタ制御部37は、印字部による印字動作終了時から排出コマンドで設定された所定時間が経過するまでに、後続する印字データが受信されない場合に、印字済みラベル2aを切り離して排出させる自動排出動作を実行するように構成することにより、自動排出によって印字済みラベル2aが排出されるタイミングを用途に合わせて簡単に設定することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、カッタ制御手段は、自動排出動作として、複数枚の印字済みラベル2aを連続して排出した後にカットする連続排出モードと、印字済みラベル2aを1枚ずつカットして排出する単枚排出モードとを有し、いずれかの排出モードで自動排出動作をするように構成することにより、印字動作に連動した排出動作を行わせることができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る印字装置の実施の形態の構成を示す概略構成図である。 図1に示す制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが連続排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。 本発明に係る印字装置の実施の形態における排出モードが単枚排出モードに設定されている場合の動作を説明する説明図である。
符号の説明
1 印字装置
2 ラベル
2a 印字済みラベル
3 帯状台紙
4 被印字媒体
5 インクリボン
6 筒状体
10 搬送モータ
11 プラテンローラ
12 サーマルヘッド
13 供給部
14 リボン用紙供給軸
15 リボン巻き取り軸
16 ラベル検出センサ
17 排出口
18 カッタ
19 カット位置検出センサ
20 外部I/F
30 制御部
31 ROM
32 CPU
33 RAM
34 搬送制御部
35 印字制御部
36 ラベル検出部
37 カッタ制御部
40 ホストコンピュータ

Claims (4)

  1. 印字を施した被印字媒体を切り離すカッタ機構を備えた印字装置であって、
    前記被印字媒体に印字させる印字データを外部から受信する印字データ受信手段と、
    該印字データ受信手段によって受信された前記印字データを前記被印字媒体に印字を施す印字手段と、
    前記カッタ機構を駆動させて、印字を施した前記被印字媒体を切り離して排出させるカッタ制御手段と、
    前記印字手段と前記カッタ機構の間に前記被印字媒体のマークを検出するカット位置検出センサと、
    前記被印字媒体を搬送する搬送手段とを具備し、
    前記カッタ制御手段は、前記印字データ受信手段で受信した全ての印字データの前記印字手段による印字動作終了時から所定時間が経過するまでに、後続する前記印字データが前記印字データ受信手段によって受信されない場合に、前記印字手段から前記カッタ機構の間にある印字が施された前記被印字媒体を前記搬送手段により搬送させ、さらにカッタ制御手段は、前記カット位置検出センサによる前記被印字媒体のマークの検出に伴い前記カット機構を駆動し前記被印字媒体の切り離し、その後、前記搬送手段により切り離された前記被印字媒体の先端を前記印字手段の位置までバックフィードさせる自動排出動作を実行することを特徴とする印字装置。
  2. 前記自動排出動作を実行させる排出コマンドを前記印字データ受信手段で受信した場合、前記カッタ制御手段は、前記自動排出動作を実行させることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 前記排出コマンドには、前記自動排出動作における印字動作終了時からカウントする所定時間が設定されており、
    前記カッタ制御手段は、前記印字手段による印字動作終了時から前記排出コマンドで設定された所定時間が経過するまでに、後続する前記印字データが前記印字データ受信手段によって受信されない場合に、前記自動排出動作を実行することを特徴とする請求項2に記載の印字装置。
  4. 前記カッタ制御手段は、前記自動排出動作として、複数枚の印字済みの前記被印字媒体を連続して排出した後にカットする連続排出モードと、印字済みの前記被印字媒体を1枚ずつカットして排出する単枚排出モードとを有し、いずれかの排出モードで前記自動排出動作をすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印字装置。
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