JP5057588B2 - 印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、銀行端末、サーバ装置、及び、端末装置等を含む印刷システムに関し、特には、安全かつ容易に、銀行取引に関する情報を入手することができる技術に関する。
近年、複数の業者が店舗展開を行なっているために、コンビニエンスストア等の店舗が身近に多く存在するようになっている。このような店舗の中には、複数の銀行と提携し、店舗内に銀行端末(ATM(Automated−Teller Machine))を設置することによって、入金、出金及び振込等の銀行取引業務の代理サービスを提供するものがある。このようなサービスが提供されることによって、銀行の顧客は、銀行等の金融機関の店舗に出向くことなく気軽に銀行取引業務を行なうことができるようになり、利便性が高まる。提携先の銀行は、上記したサービスを積極的に利用することで、独自に設置する銀行端末の台数を減らすことができ、銀行端末の維持費を削減できる。
また、店舗内にデジタル複合機等の画像形成装置を設置することによって、コピーサービス及びファクシミリサービスを提供する店舗もある。画像形成装置には、ネットワークに接続され、外部装置とデータ通信が可能なものがある。例えば、後掲の特許文献1には、ネットワーク上のプリンタからの操作のみによって、ユーザ認証を行なうとともに、ネットワーク上の端末装置に格納されているデータを印刷するシステムについて開示されている。
特開2008−200930号公報
店舗内に設置される銀行端末は、キャッシュカードを使用した取引のみに対応可能であり、通帳記入ができないものが多い。したがって、上記したサービスを利用するユーザは、1回毎の取引結果の情報を含む取引明細は入手できるものの、一定期間内の複数の取引結果の情報を含む取引明細履歴を入手できないという問題がある。このような場合、銀行の顧客は、取引明細履歴を入手するために、設置台数が減少している金融機関の店舗に出向かなければならず、不便である。
上記した問題を解決するために、インターネットを利用した取引明細履歴の照会サービスを提供することが考えられる。しかしながら、個人情報をインターネット経由で送受信することに対して安全性に不安を感じるユーザが多く、敬遠されるおそれがある。特許文献1に開示される技術では、上記した問題を解決する方法については開示されていない。
本発明の目的は、安全かつ容易に、取引明細履歴を入手することができる印刷システムを提供することである。
本発明のある局面に係る印刷システムは、金融端末、及び、所定の金融機関との金融取引の履歴情報を示す取引明細履歴データとPINコード(Personal Identification Number)とを関連付けて記憶する外部装置とネットワークを介してデータ通信を行なう出力装置、を含む印刷システムであって、金融端末は、ユーザによる取引明細履歴を出力する旨の要求を受付ける第1の受付手段と、受付けた要求に応答してPINコードを生成し出力する第1の出力手段と、を含み、出力装置は、ユーザの操作によって入力されるPINコードを受付ける第2の受付手段と、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データを、外部装置から入手するデータ入手手段と、入手した取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を出力する第2の出力手段と、を含む。
このように、ユーザは、金融端末によって出力されたPINコードを出力装置に対して入力することによって、所望の取引明細履歴を取得することができる。したがって、PINコードを入手したユーザのみが取引明細履歴を取得できるので、第三者が取引明細履歴を入手することを防ぐことができ、個人情報の漏洩を防止することができる。そのため、ユーザは、安全かつ容易に、取引明細履歴を入手することができる。
好ましくは、金融端末は、ユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なう認証手段をさらに含み、第1の出力手段は、認証手段によってユーザが正規のユーザであると判定された場合に、PINコードを生成し出力する。これによって、正規のユーザではない第三者がPINコードを入手することを確実に防ぐことができるので、個人情報の漏洩を確実に防止することができる。
より好ましくは、第1の出力手段は、PINコードとともに、外部装置のアドレス情報を出力する。これによって、ユーザは、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データをより一層入手し易くなる。
さらに好ましくは、第1の出力手段は、取引先の金融機関を識別するための識別子を含むように、PINコードを生成する。これによって、出力装置は、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データをより一層入手し易くなる。
さらに好ましくは、出力装置は、外部装置によって提示される、取引明細履歴データを提供可能な状態であるか否かを示す情報を、予め定める一定時間毎に確認する確認手段と、確認した情報を記憶する記憶手段と、をさらに含む。これによって、外部装置が、取引明細履歴データを提供できない状況にあることを、出力装置側で確認することができるので、無駄な通信が行なわれることを防止することができる。
さらに好ましくは、出力装置は、外部装置が取引明細履歴データを提供不可能な状態であることを示す情報を提示する場合に、外部装置とのデータ通信を禁止する通信禁止手段をさらに含む。これによって、無駄な通信が行なわれることをさらに確実に防止することができる。
さらに好ましくは、第1の出力手段は、PINコードが記録された記録媒体を出力し、金融端末は、記録媒体が取出されたか否かを検出する第1の検出手段と、第1の検出手段によって記録媒体が取出されていないことが検出された場合に、警告を発する警告手段と、をさらに含む。これによって、ユーザによる記録媒体の取り忘れを確実に防止できるので、第三者による取引明細履歴の入手をより一層確実に防止できる。したがって、個人情報の漏洩をより一層確実に防止することができる。
さらに好ましくは、金融端末は、記録媒体を出力した後予め定める所定の期間が経過した場合であって、かつ、第1の検出手段によって、記録媒体が取出されていないことが検出された場合に、記録媒体を予め定める格納エリアに回収する回収手段をさらに含む。このように回収手段が設けられることで、第三者による取引明細履歴の入手をさらに確実に防止できるので、個人情報の漏洩をさらに確実に防止することができる。
さらに好ましくは、金融端末は、格納エリアに格納される記録媒体の量を検出する第2の検出手段をさらに含み、第1の受付手段は、第2の検出手段によって、格納エリアが記録媒体で満杯になっていることが検出された場合には、取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けない。これによって、金融端末に不具合が生じることを未然に防止できるので、ユーザの利便性が向上する。
さらに好ましくは、金融端末は、第2の検出手段によって、格納エリアが記録媒体で満杯になっていることが検出された場合に、金融端末の管理者に対してエラーが発生した旨を通知するエラー通知手段をさらに含む。このようにエラーが発生した旨が通知されることによって、管理者によるエラーに対する対応が迅速になされるようになるので、金融端末が不具合によって停止する時間を短縮することができる。
さらに好ましくは、出力装置は、取引明細履歴を出力した後に、入手した取引明細履歴データ、及び、入力されたPINコードを含む操作履歴情報を削除する削除手段をさらに含む。これによって、取引明細履歴データ及び操作履歴情報が記憶されたままになるのを防ぐことができるので、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。
さらに好ましくは、第1の出力手段は、ユーザが知っている番号であって、かつ、第三者が確認しにくい番号を含むように、PINコードを生成し、第1の出力手段は、上記した番号に対応する部分を伏せ字にした状態で、PINコードを出力する。これによって、ユーザが取引明細履歴を入手する前に取引明細を紛失したとしても、第三者はPINコードを利用することができず、取引明細履歴を入手することができないので、より一層確実に個人情報の漏洩を防ぐことができる。
さらに好ましくは、出力装置は、第1の受付手段が取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けた後、予め定める所定時間が経過した場合に、第2の出力手段による取引明細履歴の出力を禁止する禁止手段をさらに含む。このように、取引明細履歴の出力に際し時間制限を設けることによって、第三者による取引明細履歴の入手をさらに確実に防止できる。したがって、個人情報の漏洩をさらに確実に防止することができる。
さらに好ましくは、出力装置は、データを保護するデータ保護装置を着脱可能に構成される装着部と、装着部にデータ保護装置が装着されているか否かを判定する判定手段と、判定手段によって、装着部にデータ保護装置が装着されていないと判定された場合に、第2の出力手段による取引明細履歴の出力を禁止する出力禁止手段と、をさらに含む。これによって、データが保護されていない状態で、取引明細履歴が出力されることを防ぐことができる。したがって、個人情報の漏洩をより一層確実に防止することができる。
さらに好ましくは、金融端末は、金融端末が設置される店舗を特定する第1の店舗特定情報を記憶する第1の店舗記憶手段をさらに含み、出力装置は、出力装置が設置される店舗を特定する第2の店舗特定情報を記憶する第2の店舗記憶手段をさらに含み、データ入手手段は、第1の店舗特定情報と、第2の店舗特定情報とが一致する場合にのみ、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データを、外部装置から入手する。これによって、取引明細履歴データが確実に保護されるので、個人情報の漏洩をさらに確実に防ぐことができる。
本発明によれば、ユーザは、金融端末によって出力されたPINコードを出力装置に対して入力することによって、所望の取引明細履歴を取得することができる。したがって、PINコードを入手したユーザのみが取引明細履歴を取得できるので、第三者が取引明細履歴を入手することを防ぐことができ、個人情報の漏洩を防止することができる。そのため、ユーザは、安全かつ容易に、取引明細履歴を入手することができる。
本発明の一実施の形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 銀行端末の構成を示すブロック図である。 デジタル複合機の構成を示すブロック図である。 銀行サーバの構成を示すブロック図である。 Webサーバの構成を示すブロック図である。 取引明細印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。 取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。 取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。 本変形例に係る取引明細印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。 本変形例に係る取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。 本変形例に係る取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。
以下の説明及び図面においては、同一の部品には同一の参照符号及び名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[印刷システム1]
図1は、本発明の一実施の形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。図1を参照して、印刷システム1は、コンビニエンスストア及びスーパーマーケット等の店舗10内に設置される銀行端末12及びデジタル複合機14と、銀行20内に設置される銀行サーバ22及びWebサーバ24とを含む。
銀行端末12は、現金自動預け払い機(ATM)である。銀行端末12は、専用回線16を介して銀行サーバ22と接続されている。銀行端末12のユーザは、銀行サーバ22と、入金、出金、残高照会及び振込等の各種銀行取引を行なうことができる。
デジタル複合機14は、店舗10の利用客に対し、コピーサービス及びファクシミリサービス等の各種サービスを提供する。デジタル複合機14は、店舗内ネットワーク18及び外部ネットワーク26を介して、Webサーバ24と接続されている。
銀行サーバ22は、銀行20の顧客との銀行取引の管理を行なうために、銀行20内の管理者によって操作されるサーバ装置である。銀行サーバ22は、専用回線17を介してWebサーバ24と接続されている。銀行サーバ22は、外部ネットワーク26に接続されるWebサーバ24を介して、外部ネットワーク26上の外部装置のユーザに対し、インターネットバンキングサービス等の各種Webサービスを提供する。
〈ハードウェア構成〉
[銀行端末12]
図2は、銀行端末12の構成を示すブロック図である。図2を参照して、銀行端末12は、制御部100、HDD(Hard Disk Drive)102、操作パネル104、情報読取/書込部106、取引明細データ生成部108、明細発行部110、専用回線接続部112、及び、現金投入/受取部114を含む。
制御部100は、実質的にコンピュータであって、CPU(Central Processing Unit)122、ROM(Read−Only Memory)124及びRAM(Random Access Memory)126を含む。CPU122には、BUSライン128が接続されており、このBUSライン128には、ROM124及びRAM126が電気的に接続される。CPU122は、銀行サーバ22又は操作パネル104等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、銀行端末12の各部の動作及び銀行サーバ22との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムは、予めROM124又はHDD102に記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM124又はHDD102から読出されてRAM126に転送される。CPU122は、CPU122内の図示しないプログラムカウンタと呼ばれるレジスタに格納された値によって指定される、RAM126内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。CPU122はまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM126,HDD102及びCPU122内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
BUSライン128には、さらに、HDD102、操作パネル104、情報読取/書込部106、取引明細データ生成部108、明細発行部110、専用回線接続部112、及び、現金投入/受取部114が電気的に接続される。
HDD102は、操作パネル104に各種画面を表示させるための画像データ等を含む各種データを記憶する。HDD102は、また、後述する取引明細印刷処理を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。
操作パネル104は、液晶ディスプレイとタッチパネルとを重ねて構成される、ユーザに対して対話的な操作インターフェイスを提供する。この操作インターフェイスにおいて、液晶ディスプレイは、各種処理の状態等の各種情報を示す画面を表示する。例えば、液晶ディスプレイは、初期画面としてメニュー画面を表示する。このメニュー画面は、ユーザに対し、入金、出金及び振込等の各種銀行取引メニューの中から所望のメニューを選択させるための各種メニューボタンと、所望の期間の取引明細履歴の印刷を要求するための「取引明細履歴」ボタンとを含む。タッチパネルは、取引金額及び振込先の口座番号等の取引情報、取引明細履歴の所望の期間、並びに、暗証番号等の、各種処理に対するユーザの指示等の情報を受付けて、その情報に応じた制御信号を制御部100に対して出力する。
情報読取/書込部106は、カード挿入部を含むキャッシュカードリーダライタを含む。キャッシュカードリーダライタは、カード挿入部に挿入されたキャッシュカードから顧客情報を読取る処理、及び、キャッシュカードに対して銀行取引結果を示す情報等を書込む処理を行なう。上記したキャッシュカードは、顧客情報及び銀行取引結果情報が記録される、磁気ストライプ又はICチップ等を含む。
取引明細データ生成部108は、実際には制御部100によって実行されるプログラムによって実現される。取引明細データ生成部108は、銀行端末12による各種銀行取引の実行に同期して、取引明細データを生成する。この取引明細データは、取引日時、取引金額及び取引後の残高等の、実行中の銀行取引結果に関する情報を含む印刷用画像データのことである。取引明細データ生成部108は、銀行サーバ22からの、PINコード情報を含む第1の通知信号、及び、取引明細履歴データの登録が完了したことを示す完了信号を受信した場合には、通知されたPINコード情報を含む印刷用画像データを生成し、生成した印刷用画像データを取引明細データに追加する。ここで、取引明細履歴データとは、銀行端末12の操作パネル104から入力された所望の期間内における全ての銀行取引結果情報を含む印刷用画像データである。PINコードとは、取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を印刷する際に必要となる数字等からなる文字列である。PINコードには、取引先の銀行20を識別するための識別子が含まれる。
明細発行部110は、当該分野において一般的に使用されるレシートプリンタであり、ロール紙を回転させる駆動部と、ロール紙に対して取引明細データに基づく画像を印刷することで取引明細を発行する印字部と(以上いずれも図示せず。)を含む。
現金投入/受取部114は、現金投入/受取口(図示せず。)を含み、ユーザはこの現金投入/受取口を介して、現金の投入又は受取りを行なう。現金投入/受取部114は、投入された現金の金額を計測し、計測結果を制御部100に対して通知する。
専用回線接続部112は、専用回線16とのインターフェイスをとる。銀行端末12は、この専用回線接続部112を介して、専用回線16に接続される銀行サーバ22とのデータ通信を行なう。
銀行端末12は、上述した各部を動作させることによって、操作パネル104からのユーザの入力操作による指示に応じて、銀行サーバ22と各種銀行取引を行なう。
[デジタル複合機14]
図3は、デジタル複合機14の構成を示すブロック図である。図3を参照して、デジタル複合機14は、制御部200、スキャナ部202、画像処理装置204、プリンタ部206、操作パネル208、ルータ210、及び、電源制御部212を含む。
制御部200は、実質的にコンピュータであって、CPU240、ROM242、RAM244及びHDD246を含む。CPU240には、BUSライン214が接続されており、このBUSライン214には、ROM242、RAM244及びHDD246が電気的に接続される。CPU240は、操作パネル208等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、デジタル複合機14の各部の動作及びWebサーバ24等の外部装置との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムの実行時における、CPU240、ROM242、RAM244及びHDD246の動作は、上記した銀行端末12のCPU122、ROM124、RAM126及びHDD102の動作と同じである。
本実施の形態において、HDD246には、後述する取引明細履歴印刷処理を実現するためのコンピュータプログラムが記憶される。HDD246には、また、提携先の銀行一覧データが記憶される。この銀行一覧データには、複数の識別子と、各識別子に対応する提携先の銀行名と、各識別子に対応する銀行がWebサービスを提供可能な状態であるか否か、すなわち、Webサーバ24が取引明細履歴データを提供可能な状態であるか否かを示す情報(以下「提供情報」と記す場合がある。)とがそれぞれ関連付けて記憶される。なお、デジタル複合機14は、予め定める一定時間毎に、上記した提供情報を更新する。すなわち、デジタル複合機14の制御部200は、予め定める一定時間毎に、銀行一覧データに銀行名が記憶される提携先の銀行20のWebサーバ24と通信を行ない、それらのWebサーバ24が提示するステータスを確認する。ここで、ステータスとは、上記した提供情報を示す情報のことである。例えば、Webサーバ24の制御部が長期間にわたってWebサービスを停止する旨のステータスを提示している場合には、制御部200は、対応する銀行20の提供情報を、Webサービスを提供可能な状態ではないことを示す情報に更新する。
BUSライン214には、さらに、スキャナ部202、画像処理装置204、プリンタ部206、操作パネル208、ルータ210、及び、電源制御部212が電気的に接続される。
スキャナ部202は、原稿検知センサ及びCCD(Charge−Coupled Device)ラインセンサ(以上いずれも図示せず。)を含む。原稿検知センサは、原稿のコピー時又はスキャン時に、ユーザによって手動で又は自動原稿搬送装置(図示せず。)によって、原稿載置台(図示せず。)上に載置された原稿の画像表面に対し光源(図示せず。)から光を照射することによって得られる反射光像をCCDラインセンサ上に結像させる。CCDラインセンサは、結像された反射光像を順次光電変換して画像データとして画像処理装置204に対して出力する。
画像処理装置204は、MPU(Micro Processing Unit、図示せず。)を含む。画像処理装置204は、スキャナ部202又はWebサーバ24等の外部装置から入力される画像データに対して、階調再現処理等の各種画像処理を施して所定の階調の印刷用画像データを作成し、プリンタ部206に対して出力する。
プリンタ部206は、画像メモリ248及び印字部250を含む。画像メモリ248は、RAMを含み、画像データをページ単位で一時的に記憶する。画像メモリ248は、制御部200等からの指示に応じて、印字部250に送信するための、例えば、画像処理装置204から入力される印刷用画像データをページ単位で一時的に記憶し、記憶した印刷用画像データを印字部250による画像形成に同期して、印字部250に対して出力する。印字部250は、感光体ドラム、帯電器、LSU、現像装置、転写装置、クリーニング装置及び定着装置(以上いずれも図示せず。)、並びに、デジタル複合機14に着脱自在に装着されるトナーカートリッジを含む。印字部250は、さらに、デジタル複合機14に着脱自在に装着される、手差し給紙トレイ、第1給紙トレイ及び第2給紙トレイ(以上いずれも図示せず。)を含む。これらの給紙トレイは、この順で上下に並ぶように設置され、記録用紙を保持し、用紙搬送部(図示せず。)に記録用紙を送給する。手差し給紙トレイは、ユーザが手動により所望の記録用紙を設置するためのトレイであり、第1給紙トレイ及び第2給紙トレイは、異なる大きさの記録用紙を保持するためのトレイである。印字部250は、制御部200等からの指示に応じて、上記給紙トレイのいずれかから用紙搬送部を介して搬送される記録用紙上に、画像メモリ248から送信される印刷用画像データに基づく画像を印刷する。
操作パネル208は、電源オン指示及び電源オフ指示を入力するための電源ボタン、及び、印刷処理の開始を要求するための印刷キー等の各種操作ボタンを含む。操作パネル208は、また、液晶ディスプレイとタッチパネルとを重ねて構成される、ユーザに対して対話的な操作インターフェイスを提供する。この操作インターフェイスにおいて、液晶ディスプレイは、デジタル複合機14の状態及び各種処理の状態等の各種情報を示す画面を表示する。例えば、液晶ディスプレイは、初期画面としてサービスメニュー画面を表示する。このサービスメニュー画面は、ユーザに対し、デジタル複合機14が提供可能な各種サービスメニューの中から所望のメニューを選択させるための各種サービスメニューボタンを含む。これらのサービスメニューボタンには、コピーサービスを選択するための「コピー」ボタン、及び、取引明細履歴の印刷サービスを選択するための「取引明細履歴の取出し」ボタン等が含まれる。タッチパネルは、コピー枚数及びPINコード等の、各種処理に対するユーザの指示等の情報を受付けて、その情報に応じた制御信号を制御部200又は画像処理装置204のMPUに対して出力する。
ルータ210は、店舗内ネットワーク18とのインターフェイスをとる。デジタル複合機14は、このルータ210を介して、店舗内ネットワーク18上の外部装置、及び、店舗内ネットワーク18に接続される外部ネットワーク26上のWebサーバ24等の外部装置と、データ通信を行なう。
電源制御部212は、外部電源252と電気的に接続される。電源制御部212は、デジタル複合機14の各部の動作に必要な電力を外部電源252から取得し、取得した電力をデジタル複合機14の各部に供給する。
デジタル複合機14は、上述した各部を動作させることによって、操作パネル208からのユーザの入力操作による指示に応じて、原稿画像を読取り記録用紙に画像を印刷するコピーサービス、原稿画像を読取り外部装置に画像データを送信するファクシミリサービス、及び、取引明細履歴印刷サービス等の各種サービスを提供する。
[銀行サーバ22]
図4は、銀行サーバ22の構成を示すブロック図である。図4を参照して、銀行サーバ22は、制御部300、HDD302、操作部304、表示部306、専用回線接続部308,310、取引明細履歴データ生成部312、及び、PINコード生成部314を含む。
制御部300は、実質的にコンピュータであって、CPU322、ROM324及びRAM326を含む。CPU322には、BUSライン328が接続されており、このBUSライン328には、ROM324及びRAM326が電気的に接続される。CPU322は、銀行端末12及びWebサーバ24等の外部装置又は操作部304等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、銀行サーバ22の各部の動作及び外部装置との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムの実行時における、CPU322、ROM324、RAM326及びHDD302の動作は、上記した銀行端末12のCPU122、ROM124、RAM126及びHDD102の動作と同じである。
BUSライン328には、さらに、HDD302、操作部304、表示部306、専用回線接続部308,310、取引明細履歴データ生成部312、及び、PINコード生成部314が電気的に接続される。
HDD302は、表示部306に各種画面を表示させるための画像データ等を含む各種データを記憶する。HDD302は、また、後述する取引明細履歴データ登録処理を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。HDD302は、さらに、顧客情報、暗証番号、及び、取引明細履歴情報を含むデータベースを記憶する。ここで、顧客情報とは、顧客名、口座番号、及び、電話番号等の連絡先等を含む顧客に関する情報のことである。暗証番号とは、銀行取引を行なおうとするユーザが、予め顧客情報の登録を行なった正規のユーザであるか否かを判定する認証処理において使用される番号であって、例えば、数字のみからなる文字列等である。取引明細履歴情報とは、銀行20の窓口及び銀行端末12等において現在までに行なわれた全ての銀行取引結果を示す情報である。
上記した認証処理において、銀行端末12は、HDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と、ユーザによって入力された暗証番号との照合を行なう。そして、顧客情報と暗証番号とが一致した場合には、ユーザは正規のユーザであると判定する。一方、顧客情報と暗証番号とが一致しない場合には、ユーザは、正規のユーザではない者、例えば、不正に銀行取引を行なおうとする第三者であると判定する。
操作部304は、管理者の指示等に応じた各種入力及び文字入力等を行なうためのキー
ボード等からなる入力装置である。表示部306は、銀行サーバ22における処理結果等を表示するための、液晶ディスプレイ等からなる表示装置である。操作部304及び表示部306は、インターフェイス(図示せず。)を介してBUSライン328と接続される。
専用回線接続部308は、専用回線16とのインターフェイスをとる。銀行サーバ22は、この専用回線接続部308を介して、専用回線16に接続される銀行端末12とのデータ通信を行なう。専用回線接続部310は、専用回線17とのインターフェイスをとる。銀行サーバ22は、この専用回線接続部310を介して、専用回線17に接続されるWebサーバ24とのデータ通信を行なう。
取引明細履歴データ生成部312は、実際には制御部300によって実行されるプログラムによって実現される。取引明細履歴データ生成部312は、銀行サーバ22が、PINコードの通知及び取引明細履歴データの生成を要求する要求信号と、ユーザが正規のユーザであることを示す認証信号とを銀行端末12から受信した際に、HDD302に記憶されるデータベースを参照して、取引明細履歴情報に基づく取引明細履歴データを生成する。
PINコード生成部314は、実際には制御部300によって実行されるプログラムによって実現される。PINコード生成部314は、取引明細履歴データ生成部312による取引明細履歴データの生成に同期して、PINコードを生成する。
銀行サーバ22の各部には電源(図示せず。)が接続され、この電源から電力が供給されることで、銀行サーバ22の各部が動作する。
[Webサーバ24]
図5は、Webサーバ24の構成を示すブロック図である。図5を参照して、Webサーバ24は、制御部400、HDD402、操作部404、表示部406、専用回線接続部408、及び、NIC(Network Interface Card)410を含む。
制御部400は、実質的にコンピュータであって、CPU422、ROM424及びRAM426を含む。CPU422には、BUSライン428が接続されており、このBUSライン428には、ROM424及びRAM426が電気的に接続される。CPU422は、デジタル複合機14及び銀行サーバ22等の外部装置又は操作部404等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、Webサーバ24の各部の動作及び外部装置との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムの実行時における、CPU422、ROM424、RAM426及びHDD402の動作は、上記した銀行端末12のCPU122、ROM124、RAM126及びHDD102の動作と同じである。
BUSライン428には、さらに、HDD402、操作部404、表示部406、専用回線接続部408、及び、NIC410が電気的に接続される。
HDD402は、表示部406に各種画面を表示させるための画像データ等を含む各種データを記憶する。HDD402は、銀行サーバ22にて生成された取引明細履歴データとPINコードとをそれぞれ関連付けて記憶する。この取引明細履歴データ及びPINコードは、取引明細履歴データの削除を要求する削除信号をデジタル複合機14から受信した際に削除される。
操作部404は、管理者の指示等に応じた各種入力及び文字入力等を行なうためのキー
ボード等からなる入力装置である。表示部406は、Webサーバ24における処理結果等を表示するための、液晶ディスプレイ等からなる表示装置である。操作部404及び表示部406は、インターフェイス(図示せず。)を介してBUSライン428と接続される。
専用回線接続部408は、専用回線17とのインターフェイスをとる。Webサーバ24は、この専用回線接続部408を介して、専用回線17に接続される銀行サーバ22とのデータ通信を行なう。NIC410は、外部ネットワーク26とのインターフェイスをとる。Webサーバ24は、この外部ネットワーク26を介して、外部ネットワーク上の外部装置、及び、店舗内ネットワーク18に接続されるデジタル複合機14等の外部装置と、データ通信を行なう。例えば、Webサーバ24は、ユーザによって入力されたPINコード情報を含む第2の通知信号、及び、対応する取引明細履歴データの送信を要求する送信要求信号をデジタル複合機14から受信すると、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する取引明細履歴データをHDD402から読出し、読出した取引明細履歴データを、NIC410及び外部ネットワーク26を介して、店舗内ネットワーク18に接続されるデジタル複合機14に対して送信する。なお、外部ネットワーク26又は店舗内ネットワーク18上の外部装置は、Webサーバ24とのデータ通信を行なう際には、Webサーバ24に対してログイン処理及びログアウト処理を行なう。また、Webサーバ24と外部装置とのデータ通信は、安全性に優れるセキュア通信によって行なわれる。
Webサーバ24の各部には電源(図示せず。)が接続され、この電源から電力が供給されることで、Webサーバ24の各部が動作する。
〈ソフトウェア構成〉
[銀行端末12]
図6は、取引明細印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。取引明細印刷処理を実現するためのプログラムは、銀行端末12が各種銀行取引のいずれかを実行することによって起動される。
図6を参照して、このプログラムは、取引明細データ生成部108に対し、取引明細データを生成させるステップS100と、操作パネル104に表示されるメニュー画面における「取引明細履歴」ボタンが押下されたか否かを判定するステップS101と、ステップS101において、「取引明細履歴」ボタンが押下されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、銀行サーバ22のHDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と、ユーザによって入力された暗証番号との照合を行なうことで、ユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なうステップS102と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS102において、ユーザが正規のユーザであると判定された場合(YESの場合)に実行され、銀行サーバ22に対して、要求信号及び認証信号を送信するステップS103を含む。ステップS102において、ユーザが正規のユーザではないと判定された場合(NOの場合)には、本プログラムは終了する。
このプログラムはさらに、銀行サーバ22から、第1の通知信号及び完了信号を受信するまで待機するステップS104と、ステップ104において、第1の通知信号及び完了信号を受信したと判定された場合(YESの場合)に実行され、取引明細データ生成部108に対し、第1の通知信号に含まれるPINコード情報を含む印刷用画像データを取引明細データに追加させるステップS105とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS105の処理後、又は、ステップS101において「取引明細履歴」ボタンが押下されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、明細発行部110に対し、取引明細データに基づく取引明細を印刷させるステップS106を含む。
[銀行サーバ22]
図7は、取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムは、銀行サーバ22の電源が投入されることによって起動され、電源が切られることによって終了される。
図7を参照して、このプログラムは、銀行端末12から要求信号を受信するまで待機するステップS201と、ステップS201において、要求信号を受信したと判定された場合(YESの場合)に実行され、認証信号を受信したか否かを判定するステップS202とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS202において、認証信号を受信したと判定された場合(YESの場合)に実行され、取引明細履歴データ生成部312に対し、HDD302に記憶されるデータベースを参照して、銀行端末12の操作パネル104から入力された所望の期間における取引明細履歴情報に基づいて取引明細履歴データを生成させるステップS203と、PINコード生成部314に対し、PINコードを生成させるステップS204とを含む。ステップS202において、認証信号を受信していないと判定された場合(NOの場合)には、制御はステップS201に戻る。
このプログラムはさらに、生成した取引明細履歴データとPINコードとをそれぞれ関連付けて、Webサーバ24のHDD402に記憶させることで取引明細履歴データの登録を行なうステップS205と、銀行サーバ22側に記憶される取引明細履歴データ及びPINコードを削除するステップS206とを含む。
このプログラムはさらに、銀行端末12に対して、第1の通知信号及び完了信号を送信するステップS207を含む。
[デジタル複合機14]
図8は、取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムは、操作パネル208に表示されるサービスメニュー画面における「取引明細履歴の取出し」ボタンが選択されるとともに、操作パネル208からPINコードが入力されることによって起動される。
図8を参照して、このプログラムは、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、入力されたPINコードに含まれる識別子に対応する提携先の銀行名を特定できるか否かを判定するステップS301と、ステップS301において、対応する銀行名を特定できると判定された場合(YESの場合)に実行され、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、特定した銀行名を有する銀行が、Webサービスを提供可能な状態であるか否かを判定するステップS302とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS301において、対応する銀行名を特定できないと判定された場合(NOの場合)、又は、ステップS302において、Webサービスを提供可能な状態ではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、操作パネル208に対し、取引明細履歴の印刷サービスを提供できない旨を示すエラー表示を表示させるステップS303を含む。
このプログラムはさらに、ステップS302において、Webサービスを提供可能な状態であると判定された場合(YESの場合)に実行され、Webサーバ24に対してログインするステップS304と、第2の通知信号及び送信要求信号をWebサーバ24に対して送信するステップS305とを含む。
このプログラムはさらに、Webサーバ24から対応する取引明細履歴データを受信するまで待機するステップS306と、ステップS306において、取引明細履歴データを受信したと判定された場合(YESの場合)に実行され、削除信号をWebサーバ24に対して送信するステップS307と、Webサーバ24からログオフするステップS308とを含む。
このプログラムはさらに、プリンタ部206に対し、受信した取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を印刷させるステップS309と、デジタル複合機14側に記憶される、取引明細履歴データ、第2の通知信号及び送信要求信号の送信日時等の通信履歴情報、並びに、入力されたPINコード情報等の操作履歴情報を削除するステップS310とを含む。このとき、画像メモリ248等に記憶される取引明細履歴データは、例えば、無意味なデータが上書きされる等の方法によって消去される。なお、ステップS310は、ステップS303の処理後にも実行され、この場合、デジタル複合機14側に記憶される操作履歴情報が削除される。
〈動作〉
図1〜図8を参照して、印刷システム1は、ユーザが取引明細履歴を所望する場合において、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除いた印刷システム1の動作は、従来の一般的な印刷システムの動作と同じである。また、以下に示す動作時において、銀行端末12、デジタル複合機14、銀行サーバ22及びWebサーバ24は、常時電源が投入された状態である。
ユーザは最寄りの銀行端末12に出向き、操作パネル104に表示されるメニュー画面における各種メニューボタンから「お引出し」ボタンを選択し、さらに「取引明細履歴」ボタンを押下するとともに、取引金額等の所望の取引情報をタッチパネルから入力する。取引情報の入力後、ユーザは、情報読取/書込部106のカード挿入部からキャッシュカードを挿入する。
銀行端末12の制御部100は、情報読取/書込部106に対し、挿入されたキャッシュカードから顧客情報を読取らせるとともに、操作パネル104に対し、暗証番号の入力を促すメッセージを表示させる。
ユーザは表示されたメッセージを確認し、操作パネル104から暗証番号を入力する。暗証番号が入力されると、制御部100は、銀行サーバ22のHDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と暗証番号との照合を行ない、銀行端末12を操作するユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なう。制御部100は、ユーザが正規のユーザであると判定し、選択されたメニューボタンと入力された取引情報とを認識して、認識した情報に応じた出金処理を実行する。
このとき、出金処理の実行に同期して、制御部100は、取引明細データ生成部108に対し、取引明細データを生成させる(S100)。次いで、「取引明細履歴」ボタンが押下されたと判定し(S101にてYES)、銀行サーバ22のHDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と、入力された暗証番号との照合を行なうことで、再度認証処理を行なう(S102)。
制御部100は、ユーザは正規のユーザであると判定し(S102にてYES)、銀行サーバ22に対して、要求信号及び認証信号を送信する(S103)。
銀行サーバ22の制御部300は、要求信号及び認証信号を受信したと判定すると(S201及びS202にてYES)、取引明細履歴データ生成部312に対し、HDD302に記憶されるデータベースを参照して、銀行端末12の操作パネル104から入力された所望の期間における取引明細履歴情報に基づいて取引明細履歴データを生成させるとともに(S203)、PINコード生成部314に対し、PINコードを生成させる(S204)。
制御部300は、生成した取引明細履歴データとPINコードとをそれぞれ関連付けて、Webサーバ24のHDD402に記憶させることで取引明細履歴データの登録を行なった後(S205)、銀行サーバ22側に記憶される取引明細履歴データ及びPINコードを削除する(S206)。
取引明細履歴データ及びPINコードの削除後、制御部300は、銀行端末12に対して、第1の通知信号及び完了信号を送信する(S207)。
銀行端末12の制御部100は、第1の通知信号及び完了信号を受信したと判定すると(S104にてYES)、取引明細データ生成部108に対し、通知されたPINコード情報を含む印刷用画像データを取引明細データに追加させる(S105)。
データの追加後、制御部100は、明細発行部110に対し、取引明細データに基づく取引明細を印刷させる(S106)。
取引明細を取得したユーザは、デジタル複合機14の操作パネル208に表示されるサービスメニュー画面における各種サービスメニューボタンから「取引明細履歴の取出し」ボタンを選択し、取引明細に印刷されているPINコードをタッチパネルから入力する。
デジタル複合機14の制御部200は、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、入力されたPINコードに含まれる識別子に対応する提携先の銀行名を特定できるか否かを判定する(S301)。そして、対応する銀行名を特定できると判定すると(S301にてYES)、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、特定した銀行名を有する銀行が、Webサービスを提供可能な状態であるか否かを判定する(S302)。
そして、特定した銀行がWebサービスを提供可能な状態である場合には(S302にてYES)、Webサーバ24にログインし(S304)、第2の通知信号及び送信要求信号をWebサーバ24に対して送信する(S305)。
Webサーバ24は、第2の通知信号及び送信要求信号を受信すると、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する取引明細履歴データをHDD402から読出し、読出した取引明細履歴データを、デジタル複合機14に対して送信する。
デジタル複合機14の制御部200は、Webサーバ24から、対応する取引明細履歴データを受信すると(S306にてYES)、削除信号をWebサーバ24に対して送信し(S307)、Webサーバ24からログオフする(S308)。Webサーバ24は、削除信号を受信すると、HDD402に記憶されている、対応する取引明細履歴データ及びPINコードを削除する。
ログオフ後、制御部200は、プリンタ部206に対し、受信した取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を印刷させるとともに(S309)、デジタル複合機14側に記憶される取引明細履歴データ、通信履歴情報及び操作履歴情報を削除する(S310)。
なお、対応する銀行名を特定できなかった場合(S301にてNO)又は特定された銀行がWebサービスを提供可能な状態ではない場合には(S302にてNO)、制御部200は、操作パネル208に対し、取引明細履歴の印刷サービスを提供できない旨を示すエラー表示を表示させた後(S303)、デジタル複合機14側に記憶される操作履歴情報を削除する(S310)。
[変形例]
印刷システム1の変形例は、銀行端末12のHDD102及びデジタル複合機14のHDD246に店舗特定情報が記憶される点、Webサーバ24のHDD402に取引明細履歴データ、PINコード、及び、店舗特定情報がそれぞれ関連付けて記憶される点、Webサーバ24が店舗特定情報の照合を行なう点、並びに、取引明細印刷処理、取引明細履歴データ登録処理及び取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造が異なる点を除いて、上記実施の形態に係る印刷システム1と同一の構成である。本変形例において、印刷システム1と同一の機能を有する構成部には同一の参照符号及び名称を付し、それらについての詳細な説明は繰返さない。
本変形例において、銀行端末12のHDD102及びデジタル複合機14のHDD246には、それぞれ店舗特定情報が記憶される。この店舗特定情報とは、銀行端末12及びデジタル複合機14がそれぞれ設置される店舗10を識別し特定するための情報である。
Webサーバ24のHDD402は、銀行サーバ22にて生成された取引明細履歴データ及びPINコードと、銀行端末12から送信される店舗特定信号に含まれる店舗特定情報とをそれぞれ関連付けて記憶する。
Webサーバ24は、第2の通知信号、送信要求信号、及び、店舗特定信号をデジタル複合機14から受信すると、まず、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する店舗特定情報をHDD402から読出し、読出した店舗特定情報と、受信した店舗特定信号に含まれる店舗特定情報とが、一致するか否かを判定する。そして、両者が一致すると判定した場合に、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する取引明細履歴データをHDD402から読出し、読出した取引明細履歴データを、デジタル複合機14に対して送信する。一方、両者が一致しないと判定した場合には、取引明細履歴データの読出し及び送信を行なわない。
〈ソフトウェア構成〉
[銀行端末12]
図9は、本変形例に係る取引明細印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。図9を参照して、本変形例に係る取引明細印刷処理を実現するためのプログラムにおけるステップS400〜S402及びステップS404〜S406の処理は、図6に示すステップS100〜S102及びステップS104〜S106の処理と同じである。以下、ステップS403の処理についてのみ説明する。
このプログラムは、ステップS402において、ユーザが正規のユーザであると判定された場合(YESの場合)に実行され、銀行サーバ22に対して、要求信号及び認証信号とともに、HDD102に記憶される店舗特定情報を含む店舗特定信号を送信するステップS403を含む。
[銀行サーバ22]
図10は、本変形例に係る取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。図10を参照して、本変形例に係る取引明細履歴データ登録処理を実現するためのプログラムにおけるステップS501,S503,S504,S507の処理は、図7に示すステップS201,S203,S204,S207の処理と同じである。以下、ステップS502,S505,S506の処理についてのみ説明する。
このプログラムは、ステップS501において、要求信号を受信したと判定された場合(YESの場合)に実行され、認証信号及び店舗特定信号を受信したか否かを判定するステップS502と、生成した取引明細履歴データ、PINコード、及び、店舗特定信号に含まれる店舗特定情報をそれぞれ関連付けて、Webサーバ24のHDD402に記憶させることで取引明細履歴データの登録を行なうステップS505と、銀行サーバ22側に記憶される取引明細履歴データ、PINコード及び店舗特定情報を削除するステップS506とを含む。
[デジタル複合機14]
図11は、本変形例に係る取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。図11を参照して、本変形例に係る取引明細履歴印刷処理を実現するためのプログラムにおける、ステップS601〜S604及びステップS607〜S610の処理は、図8に示すステップS301〜S304及びステップS307〜S310の処理と同じである。以下、ステップS605,S606の処理についてのみ説明する。
このプログラムは、第2の通知信号及び送信要求信号とともに、HDD246に記憶される店舗特定情報を含む店舗特定信号をWebサーバ24に対して送信するステップS605と、Webサーバ24から、対応する取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信したか否かを判定するステップS606と、を含む。ステップS606において、取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信したと判定された場合(YESの場合)には、制御はステップS607に移行する。一方、取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信していないと判定された場合(NOの場合)には、制御はステップS603に移行する。
〈動作〉
図1〜図5及び図9〜図11を参照して、印刷システム1の変形例は、ユーザが取引明細履歴を所望する場合において、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除いた印刷システム1の変形例の動作は、従来の一般的な印刷システムの動作と同じである。また、以下に示す動作時において、銀行端末12、デジタル複合機14、銀行サーバ22及びWebサーバ24は、常時電源が投入された状態である。
ユーザは最寄りの銀行端末12に出向き、操作パネル104に表示されるメニュー画面における各種メニューボタンから「お引出し」ボタンを選択し、さらに「取引明細履歴」ボタンを押下するとともに、取引金額等の所望の取引情報をタッチパネルから入力する。取引情報の入力後、ユーザは、情報読取/書込部106のカード挿入部からキャッシュカードを挿入する。
銀行端末12の制御部100は、情報読取/書込部106に対し、挿入されたキャッシュカードから顧客情報を読取らせるとともに、操作パネル104に対し、暗証番号の入力を促すメッセージを表示させる。
ユーザは表示されたメッセージを確認し、操作パネル104から暗証番号を入力する。暗証番号が入力されると、制御部100は、銀行サーバ22のHDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と暗証番号との照合を行ない、銀行端末12を操作するユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なう。制御部100は、ユーザが正規のユーザであると判定し、選択されたメニューボタンと入力された取引情報とを認識して、認識した情報に応じた出金処理を実行する。
このとき、出金処理の実行に同期して、制御部100は、取引明細データ生成部108に対し、取引明細データを生成させる(S400)。次いで、「取引明細履歴」ボタンが押下されたと判定し(S401にてYES)、銀行サーバ22のHDD302に記憶されるデータベースを参照して、キャッシュカードから読取った顧客情報と、入力された暗証番号との照合を行なうことで、再度認証処理を行なう(S402)。
制御部100は、ユーザは正規のユーザであると判定し(S402にてYES)、銀行サーバ22に対して、要求信号、認証信号及び店舗特定信号を送信する(S403)。
銀行サーバ22の制御部300は、要求信号、認証信号及び店舗特定信号を受信したと判定すると(S501及びS502にてYES)、取引明細履歴データ生成部312に対し、HDD302に記憶されるデータベースを参照して、銀行端末12の操作パネル104から入力された所望の期間における取引明細履歴情報に基づいて取引明細履歴データを生成させるとともに(S503)、PINコード生成部314に対し、PINコードを生成させる(S504)。
制御部300は、生成した取引明細履歴データ、PINコード及び店舗特定情報をそれぞれ関連付けて、Webサーバ24のHDD402に記憶させることで取引明細履歴データの登録を行なった後(S505)、銀行サーバ22側に記憶される取引明細履歴データ、PINコード及び店舗特定情報を削除する(S506)。
取引明細履歴データ、PINコード及び店舗特定情報の削除後、制御部300は、銀行端末12に対して、第1の通知信号及び完了信号を送信する(S507)。
銀行端末12の制御部100は、第1の通知信号及び完了信号を受信したと判定すると(S404にてYES)、取引明細データ生成部108に対し、通知されたPINコード情報を含む印刷用画像データを取引明細データに追加させる(S405)。
データの追加後、制御部100は、明細発行部110に対し、取引明細データに基づく取引明細を印刷させる(S406)。
取引明細を取得したユーザは、デジタル複合機14の操作パネル208に表示されるサービスメニュー画面における各種サービスメニューボタンから「取引明細履歴の取出し」ボタンを選択し、取引明細に印刷されているPINコードをタッチパネルから入力する。
デジタル複合機14の制御部200は、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、入力されたPINコードに含まれる識別子に対応する提携先の銀行名を特定できるか否かを判定する(S601)。そして、対応する銀行名を特定できると判定すると(S601にてYES)、HDD246に記憶される銀行一覧データに基づいて、特定した銀行名を有する銀行が、Webサービスを提供可能な状態であるか否かを判定する(S602)。
そして、特定した銀行がWebサービスを提供可能な状態である場合には(S602にてYES)、Webサーバ24にログインし(S604)、第2の通知信号、送信要求信号及び店舗特定信号をWebサーバ24に対して送信する(S605)。
Webサーバ24は、第2の通知信号、送信要求信号及び店舗特定信号を受信すると、まず、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する店舗特定情報をHDD402から読出し、読出した店舗特定情報と、受信した店舗特定信号に含まれる店舗特定情報とが、一致するか否かを判定する。そして、両者が一致すると判定した場合に、第2の通知信号に含まれるPINコードに対応する取引明細履歴データをHDD402から読出し、読出した取引明細履歴データを、デジタル複合機14に対して送信する。一方、両者が一致しないと判定した場合には、取引明細履歴データの読出し及び送信を行なわない。
デジタル複合機14の制御部200は、Webサーバ24から、対応する取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信すると(S606にてYES)、削除信号をWebサーバ24に対して送信し(S607)、Webサーバ24からログオフする(S608)。Webサーバ24は、削除信号を受信すると、HDD402に記憶されている、対応する取引明細履歴データ、PINコード及び店舗特定情報を削除する。
ログオフ後、制御部200は、プリンタ部206に対し、受信した取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を印刷させるとともに(S609)、デジタル複合機14側に記憶される取引明細履歴データ、通信履歴情報及び操作履歴情報を削除する(S610)。
なお、対応する銀行名を特定できなかった場合(S601にてNO)、特定された銀行がWebサービスを提供可能な状態ではない場合(S602にてNO)、又は、取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信しなかった場合(S606にてNO)には、制御部200は、操作パネル208に対し、取引明細履歴の印刷サービスを提供できない旨を示すエラー表示を表示させた後(S603)、デジタル複合機14側に記憶される操作履歴情報を削除する(S610)。
〈作用・効果〉
上記実施の形態及び変形例によれば、印刷システム1は、銀行端末12、並びに、所定の銀行20との銀行取引の履歴情報を示す取引明細履歴データとPINコードとを関連付けて記憶するWebサーバ24と外部ネットワーク26及び店舗内ネットワーク18を介してデータ通信を行なうデジタル複合機14、を含む。銀行端末12は、ユーザによる取引明細履歴を出力する旨の要求を受付ける操作パネル104の「取引明細履歴」ボタンと、受付けた要求に応答してPINコードを生成し出力するPINコード生成部314及び明細発行部110と、を含み、デジタル複合機14は、ユーザの操作によって入力されるPINコードを受付ける操作パネル208と、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データを、Webサーバ24から入手する制御部200と、入手した取引明細履歴データに基づく取引明細履歴を出力するプリンタ部206と、を含む。
このように、ユーザは、銀行端末12によって出力されたPINコードをデジタル複合機14に対して入力することによって、所望の取引明細履歴を取得することができる。したがって、PINコードを入手したユーザのみが取引明細履歴を取得できるので、第三者が取引明細履歴を入手することを防ぐことができ、個人情報の漏洩を防止することができる。そのため、ユーザは、安全かつ容易に、取引明細履歴を入手することができる。
また上記実施の形態及び変形例によれば、銀行端末12は、キャッシュカードを使用して、ユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なう制御部100をさらに含み、PINコード生成部314及び明細発行部110は、制御部100によってユーザが正規のユーザであると判定された場合に、PINコードを生成し出力する。これによって、正規のユーザではない第三者が、PINコードを入手することを防ぐことができるので、個人情報の漏洩を確実に防止することができる。
また上記実施の形態及び変形例によれば、PINコード生成部314は、取引先の銀行20を識別するための識別子を含むように、PINコードを生成する。これによって、デジタル複合機14は、ユーザによって入力されたPINコードに対応する取引明細履歴データをより一層入手し易くなる。
また上記実施の形態及び変形例によれば、デジタル複合機14の制御部200は、Webサーバ24によって提示される、取引明細履歴データを提供可能な状態であるか否かを示す提供情報を、予め定める一定時間毎に確認する機能と、確認した結果に基づいて、HDD246に記憶される銀行一覧データの提供情報を更新する機能と、をさらに含む。これによって、Webサーバ24が、取引明細履歴データを提供できない状況にあることを、デジタル複合機14側で確認することができるので、無駄な通信が行なわれることを防止することができる。
また上記実施の形態及び変形例によれば、デジタル複合機14の制御部200は、Webサーバ24が取引明細履歴データを提供不可能な状態であることを示す情報を提示する場合に、操作パネル208に対し、取引明細履歴の印刷サービスを提供できない旨を示すエラー表示を表示させることで、Webサーバ24とのデータ通信を禁止する機能をさらに含む。これによって、無駄な通信が行なわれることをさらに確実に防止することができる。なお、Webサーバ24とのデータ通信を禁止する方法としては、上記の方法に限定されず、例えば、対応するWebサーバ24に対してログインできないようにする、又は、対応するWebサーバ24が設置される銀行名が操作パネル208に表示されないようにすることで、ユーザによって選択不可能な状態にする等の方法がある。
また上記実施の形態及び変形例によれば、デジタル複合機14の制御部200は、取引明細履歴を出力した後に、入手した取引明細履歴データ、通信履歴情報及び操作履歴情報を削除する。これによって、取引明細履歴データ、通信履歴情報及び操作履歴情報が記憶されたままになるのを防ぐことができるので、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。また、この際、上記したデータを削除した旨のメッセージを操作パネル208に表示することが好ましい。これによって、ユーザは、個人情報漏洩の危険性がないことを確認することができるので、より一層安心して操作を行なうことができる。
また上記変形例によれば、デジタル複合機14の制御部200は、取引明細履歴データを予め定める所定時間以内に受信しなかった場合には、操作パネル208に対し、取引明細履歴の印刷サービスを提供できない旨を示すエラー表示を表示させた後、デジタル複合機14側に記憶される操作履歴情報を削除する。すなわち、銀行端末12の操作パネル104が取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けた後、予め定める所定時間が経過した場合に、プリンタ部206による取引明細履歴の印刷を禁止する。このように、取引明細履歴の出力に際し時間制限を設けることによって、第三者による取引明細履歴の入手をさらに確実に防止できる。したがって、個人情報の漏洩をさらに確実に防止することができる。なお、時間制限は上記のものに限定されず、例えば、銀行端末12における所定の銀行取引が完了した後、予め定める所定時間が経過した場合であってもよい。
また上記変形例によれば、銀行端末12のHDD102は、銀行端末12が設置される店舗10を特定する店舗特定情報を記憶し、デジタル複合機14のHDD246は、デジタル複合機14が設置される店舗10を特定する店舗特定情報を記憶する。Webサーバ24は、両者の店舗特定情報が一致する場合にのみ、受付けたPINコードに対応する取引明細履歴データを、デジタル複合機14に対して送信する。これによって、取引明細履歴データが確実に保護されるので、個人情報の漏洩をさらに確実に防ぐことができる。
なお、上記実施の形態及び変形例では、銀行端末12には、ユーザによる取引明細の取り忘れを防止する構成が設けられなかったが、このような構成が設けられてもよい。取引明細の取り忘れを防止する構成の一例としては、明細発行部110等に設けられる、取引明細が取出されたか否かを検出する第1の検出部(図示せず。)と、第1の検出部によって取引明細が取出されていないことが検出された場合に、警告を発する警告部と、を含む構成がある。警告部としては、例えば、取引明細が取出されていない状態であることを示す警告メッセージを表示する操作パネル208、又は、警告音を発生するスピーカ(図示せず。)等がある。これによって、ユーザによる取引明細の取り忘れをより一層確実に防止できるので、第三者による取引明細履歴の入手をより一層確実に防止できる。したがって、個人情報の漏洩をより一層確実に防止することができる。
また、銀行端末12は、上記した第1の検出部及び警告部に加えて、取引明細を発行した後予め定める所定の期間が経過した場合であって、かつ、第1の検出部によって取引明細が取出されていないことが検出された場合に、以下のようにして取引明細を予め定める格納エリア(図示せず。)に回収する回収部(図示せず。)を含む構成であってもよい。すなわち、回収部は、ローラ紙の回転が逆回転となるように駆動部を制御することで、取引明細を出力時の搬送経路とは別の搬送経路を通るように搬送して、銀行端末12内部に設置される格納エリアに格納する。このように回収部が設けられることで、第三者による取引明細履歴の入手をさらに確実に防止できるので、個人情報の漏洩をさらに確実に防止することができる。
また、銀行端末12は、上記した回収部に加えて、格納エリアに格納される取引明細の量を検出する第2の検出部を含み、操作パネル104は、第2の検出部によって、格納エリアが取引明細で満杯になっていることが検出された場合には、取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けない構成であってもよい。この場合、操作パネル104には、取引明細履歴の印刷サービスが行なえない旨のメッセージが表示されることが好ましい。これによって、銀行端末12に不具合が生じることを未然に防止できるので、ユーザの利便性が向上する。
また、銀行端末12の制御部100は、第2の検出部によって格納エリアが取引明細で満杯になっていることが検出された場合等の、銀行端末12のエラーが発生した場合に、銀行端末12の管理者に対してエラーが発生した旨を通知してもよい。エラーの通知方法としては、当該分野において一般的な方法であれば特に限定されないが、例えば、操作パネル104に、エラーが発生した旨のメッセージを表示する方法、及び、管理者が使用するPCに対して、エラーが発生した旨のメッセージを含む電子メールを送信する方法等がある。このようにエラーが発生した旨が通知されることによって、管理者によるエラーに対する対応が迅速になされるようになるので、銀行端末12が不具合によって停止する時間を短縮することができる。
また上記実施の形態及び変形例では、PINコードには識別子が含まれたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、上記した識別子に加えて、キャッシュカードに記載されている口座番号等の、ユーザが知っている番号であって、かつ、第三者が確認しにくい番号を含むようにしてもよい。この場合、明細発行部110は、これらの番号に対応する部分を星印(*)に置換える等の伏せ字にした状態で取引明細を出力する。これによって、ユーザが取引明細履歴を入手する前に取引明細を紛失したとしても、第三者はPINコードを利用することができず、取引明細履歴を入手することができないので、より一層確実に個人情報の漏洩を防ぐことができる。
また上記実施の形態及び変形例では、Webサーバ24の制御部400は、デジタル複合機14に対して取引明細履歴データを送信した後、デジタル複合機14からの削除信号を受信した際に、HDD402から取引明細履歴データ及びPINコードを削除したが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、取引明細履歴データの登録後、予め定める所定時間内にデジタル複合機14等の外部装置からの送信要求信号を受信しない場合に、自動的に削除してもよい。これにより、例えば、ユーザが取引明細履歴の出力を要求しなかった場合においても、取引明細履歴データ及びPINコードが記憶されたままになるのを防ぐことができるので、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。
また、デジタル複合機14に対して取引明細履歴データを送信した後に、自動的に削除してもよい。これによって、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。
また上記実施の形態及び変形例によれば、明細発行部110は、取引結果及びPINコードが印刷された取引明細を出力したが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、取引結果及びPINコードに加えて、取引明細履歴データの登録が行なわれたWebサーバ24のURL(Uniform Resource Locator)等のWebサーバ24のアドレス情報が印刷された取引明細が出力されてもよい。これによって、ユーザは、入力したPINコードに対応する取引明細履歴データをより一層入手し易くなる。また、ユーザは、Webサーバ24のアドレスが印刷された取引明細を入手することができるので、インターネットバンキングサービス等のWebサービスを利用して、自宅に設置されるPC(Personal Computer)等からWebサーバ24にログインし、PINコードを入力することによって、取引明細履歴を閲覧することが可能になる。これにより、デジタル複合機14を使用する方法以外の方法によっても取引明細履歴を入手することができるようになるので、ユーザの利便性がより一層高まる。
また上記実施の形態及び変形例では、デジタル複合機14は、PINコードに含まれる識別子に基づいて対応する銀行名を特定したが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、デジタル複合機14の操作パネル208に、銀行一覧データに含まれる全ての提携先の銀行名が表示され、それらの銀行名の中からユーザが該当する銀行名を選択することで銀行名を特定してもよい。この場合には、PINコードには識別子が含まれていなくてもよい。
また上記実施の形態及び変形例によれば、PINコードは、銀行端末12によって印刷される取引明細に記録されたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、PINコードは、銀行端末12の操作パネル104に表示されてもよい。この場合、ユーザは、表示されたPINコードを記憶する、又は、メモを取る等の所望の方法によってPINコードを入手し、入手したPINコードをデジタル複合機14の操作パネル208から入力する。このように、PINコードが表示されることによって、取引明細の紛失による第三者のPINコードの入手を防ぐことができるので、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。
また、PINコードは、銀行端末12の情報読取/書込部106によって、カード挿入部に挿入されたキャッシュカードに対して書込まれてもよい。この場合、デジタル複合機14には、カード挿入部を含むカードリーダ(図示せず。)が備えられ、ユーザは、PINコードが書込まれたキャッシュカードをカード挿入部に挿入することで、デジタル複合機14に対してPINコードを入力する。カードリーダは、挿入されたキャッシュカードからPINコードを読取り、読取ったPINコードを制御部200に対して出力する。例えば、キャッシュカードがICカードである場合、情報読取/書込部106はICカードリーダライタであり、上記したカードリーダはICカードリーダである。このように、PINコードの授受がキャッシュカードを介して行なわれることによって、PINコードが第三者によって視認されることを防ぐことができるので、個人情報の漏洩をより一層確実に防ぐことができる。
また上記実施の形態及び変形例では、デジタル複合機14側の取引明細履歴データ等のデータの削除を制御部200が実行したが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、デジタル複合機14がデータセキュリティキットを着脱可能に構成される装着部(図示せず。)を備え、この装着部に装着されたデータセキュリティキットによって自動的に削除されてもよい。このデータセキュリティキットは、処理済みデータの消去、及び、未処理データの暗号化等を自動的に実行することによって、デジタル複合機14内に蓄積されたデータを不正アクセス等から保護するための装置である。
またデジタル複合機14の制御部200は、このデータセキュリティキットが装着部に装着されているか否かを判定し、装着されていないと判定した場合に、プリンタ部206による取引明細履歴の印刷を禁止してもよい。これによって、データが保護されていない状態で、取引明細履歴が出力されることを防ぐことができ、取引明細履歴の印刷後に第三者によって取引明細履歴データ等のデータが入手されることを防ぐことができる。したがって、個人情報の漏洩をより一層確実に防止することができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、この発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。この発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
1 印刷システム
10 店舗
12 銀行端末
14 デジタル複合機
16,17 専用回線
18 店舗内ネットワーク
20 銀行
22 銀行サーバ
24 Webサーバ
26 外部ネットワーク
100,200,300,400 制御部
102,302,402 HDD
104,208 操作パネル
106 情報読取/書込部
108 取引明細データ生成部
110 明細発行部
112,308,310,408 専用回線接続部
114 現金投入/受取部
202 スキャナ部
204 画像処理装置
206 プリンタ部
210 ルータ
212 電源制御部
304,404 操作部
306,406 表示部
312 取引明細履歴データ生成部
314 PINコード生成部
410 NIC

Claims (14)

  1. 金融端末、及び、所定の金融機関との金融取引の履歴情報を示す取引明細履歴データとPINコードとを関連付けて記憶する外部装置とネットワークを介してデータ通信を行なう出力装置、を含む印刷システムであって、
    前記金融端末は、
    ユーザによる取引操作と、ユーザによる取引明細履歴を出力する旨の要求とを受付け、当該取引操作に応じた取引を前記金融機関との間で行なう第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段が受付けた前記要求に応答して、前記外部装置から当該ユーザの取引明細履歴と関連するPINコードを入手し、前記取引の明細と当該PINコードとを含む画像を出力する第1の出力手段と、を含み、
    前記出力装置は、
    前記ユーザの操作によって入力されるPINコードを受付ける第2の受付手段と、
    前記第2の受付手段が受付けた前記PINコードと関連する前記取引明細履歴データを、前記外部装置から入手するデータ入手手段と、
    前記データ入手手段が入手した前記取引明細履歴データに基づく前記取引明細履歴を出力する第2の出力手段と、を含む、印刷システム。
  2. 前記金融端末は、ユーザが正規のユーザであるか否かを判定する認証処理を行なう認証手段をさらに含み、
    前記第1の出力手段は、前記認証手段によってユーザが正規のユーザであると判定された場合に、前記画像を出力する、請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記第1の出力手段は、前記取引の明細及び前記PINコードとともに、前記外部装置のアドレス情報を含む画像を出力する、請求項1又は請求項2に記載の印刷システム。
  4. 前記PINコードは、取引先の金融機関を識別するための識別子を含む、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の印刷システム。
  5. 前記出力装置は、
    前記外部装置によって提示される、前記取引明細履歴データを提供可能な状態であるか否かを示す情報を、予め定める一定時間毎に確認する確認手段と、
    確認した前記情報を記憶する記憶手段と、をさらに含む、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の印刷システム。
  6. 前記出力装置は、前記外部装置が、前記取引明細履歴データを提供不可能な状態であることを示す情報を提示する場合に、前記外部装置とのデータ通信を禁止する通信禁止手段をさらに含む、請求項5に記載の印刷システム。
  7. 前記第1の出力手段は、前記PINコードが記録された記録媒体を排出し、
    前記金融端末は、
    前記記録媒体が取出されたか否かを検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段によって、前記記録媒体が取出されていないことが検出された場合に、警告を発する警告手段と、をさらに含む、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の印刷システム。
  8. 前記金融端末は、前記記録媒体を出力した後予め定める所定の期間が経過した場合であって、かつ、前記第1の検出手段によって、前記記録媒体が取出されていないことが検出された場合に、前記記録媒体を予め定める格納エリアに回収する回収手段をさらに含む、請求項7に記載の印刷システム。
  9. 前記金融端末は、前記格納エリアに格納される前記記録媒体の量を検出する第2の検出手段をさらに含み、
    前記第1の受付手段は、前記第2の検出手段によって、前記格納エリアが前記記録媒体で満杯になっていることが検出された場合には、取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けない、請求項8に記載の印刷システム。
  10. 前記金融端末は、前記第2の検出手段によって、前記格納エリアが前記記録媒体で満杯になっていることが検出された場合に、前記金融端末の管理者に対してエラーが発生した旨を通知するエラー通知手段をさらに含む、請求項9に記載の印刷システム。
  11. 前記出力装置は、前記取引明細履歴を出力した後に、入手した前記取引明細履歴データ、及び、入力された前記PINコードを含む操作履歴情報を削除する削除手段をさらに含む、請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の印刷システム。
  12. 前記第1の出力手段は、前記PINコードに含まれる番号の一部分を伏せ字にした状態で、前記画像を出力する、請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載の印刷システム。
  13. 前記出力装置は、前記第1の受付手段が前記取引明細履歴を出力する旨の要求を受付けた後、予め定める所定時間が経過した場合に、前記第2の出力手段による前記取引明細履歴の出力を禁止する禁止手段をさらに含む、請求項1〜請求項12のいずれか1つに記載の印刷システム。
  14. 前記出力装置は、
    データを保護するデータ保護装置を着脱可能に構成される装着部と、
    前記装着部に前記データ保護装置が装着されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記装着部に前記データ保護装置が装着されていないと判定された場合に、前記第2の出力手段による前記取引明細履歴の出力を禁止する出力禁止手段と、をさらに含む、請求項1〜請求項13のいずれか1つに記載の印刷システム。
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