JP4986296B2 - 光断層画像化システム - Google Patents

光断層画像化システム Download PDF

Info

Publication number
JP4986296B2
JP4986296B2 JP2008001079A JP2008001079A JP4986296B2 JP 4986296 B2 JP4986296 B2 JP 4986296B2 JP 2008001079 A JP2008001079 A JP 2008001079A JP 2008001079 A JP2008001079 A JP 2008001079A JP 4986296 B2 JP4986296 B2 JP 4986296B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
interference
optical
interference light
path length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008001079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009162639A5 (ja
JP2009162639A (ja
Inventor
敏之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008001079A priority Critical patent/JP4986296B2/ja
Priority to US12/349,115 priority patent/US7978335B2/en
Publication of JP2009162639A publication Critical patent/JP2009162639A/ja
Publication of JP2009162639A5 publication Critical patent/JP2009162639A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4986296B2 publication Critical patent/JP4986296B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02001Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties
    • G01B9/02012Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties using temporal intensity variation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02001Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties
    • G01B9/02002Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties using two or more frequencies
    • G01B9/02004Interferometers characterised by controlling or generating intrinsic radiation properties using two or more frequencies using frequency scans
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/0209Low-coherence interferometers
    • G01B9/02091Tomographic interferometers, e.g. based on optical coherence
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B2290/00Aspects of interferometers not specifically covered by any group under G01B9/02
    • G01B2290/70Using polarization in the interferometer

Description

本発明は、OCT(Optical Coherence Tomography)計測により光断層画像を生成する断層画像処理方法、装置およびプログラムならびにこれを用いた断層画像化システムに関するものである。
従来、生体組織の光断層画像を取得する際に、OCT計測を利用した光断層画像取得装置が用いられることがある。眼底や前眼部、皮膚をはじめ、ファイバプローブを用いる動脈血管壁の観察、内視鏡の鉗子チャンネルからファイバプローブを挿入する消化器管の観察など、様々な部位に応用されている。この光断層画像取得装置では、光源から射出された低コヒーレント光を測定光と参照光とに分割した後、測定光が測定対象に照射されたときの測定対象からの反射光、もしくは後方散乱光と参照光とを合波し、反射光と参照光との干渉光の強度に基づいて光断層画像を取得する。
上記のOCT計測には、大きくわけてTD−OCT(Time domain OCT)計測とFD(Fourier Domain)−OCT計測の2種類がある。特許文献1に示すTD−OCT(Time domain OCT)計測は、参照光の光路長を変更しながら干渉光強度を測定することにより、測定対象の深さ方向の位置(以下、深さ位置という)に対応した反射光強度分布を取得する方法である。
一方、FD(Fourier Domain)−OCT計測は、参照光と信号光の光路長は変えることなく、光のスペクトル成分毎に干渉光強度を測定し、ここで得られたスペクトル干渉強度信号を計算機にてフーリエ変換に代表される周波数解析を行うことで、深さ位置に対応した反射光強度分布を取得する方法である。TD―OCTに存在する機械的な走査が不要となることで、高速な測定が可能となる手法として、近年注目されている。
FD(Fourier Domain)−OCT計測を行う装置構成で代表的な物としては、SD−OCT(Spectral Domain OCT)装置とSS−OCT(Swept source OCT)の2種類が挙げられる。このうち、SS−OCT装置は、光源ユニットから波長を時間的に掃引させたレーザ光を射出させ、反射光と参照光とを各波長において干渉させ、光周波数の時間変化に対応した信号の時間波形を測定し、これにより得られたスペクトル干渉強度信号を計算機でフーリエ変換することにより光断層画像を構成するようにしたものである(特許文献2参照)。
上述したSS−OCT計測において、S/N比を向上させるために、特許文献1に示すように、光ファイバカプラ等を使用して干渉光を光量が略均等になるように2つに分岐し、分岐したそれぞれの干渉光をディテクタにより検出し、検出した信号の差分を干渉信号として検出することが開示されている(バランス検波)。これにより、干渉信号は2倍に増幅され、それ以外の同相光雑音はキャンセルされることになり、非干渉成分を除去してS/N比の向上を図ることができる。
特開2001−264246号公報 特開2006−132996号公報
上述した特許文献1のTD−OCT計測において干渉光をいわゆるバランス検波することによりS/N比を向上させているが、このバランス検波は特許文献2に示すSS−OCT計測にも適用することができる。このバランス検波によりS/N比を向上させるためには、干渉光を2つに分岐させるときに、略均等の光量になるように分岐させることが必要であるとともに、分岐したときの2つの干渉光の光路長が同一であることが必要である。
しかし、2つの干渉光の光路長(位相差)が異なってしまう場合があり、その結果S/N比が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、バランス検波を行うときのS/N比の向上を図ることができる光断層画像化システムを提供することを目的とするものである。
本発明の光断層画像化システムは、一定の周期で波長を掃引しながら光を射出する光源ユニットと、光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、光分割手段により分割された測定光が測定対象において反射したときの反射光と参照光とを合波する合波手段と、合波手段により合波された反射光と参照光との干渉光を第1干渉光と第2干渉光とに分岐する光分岐手段と、光分岐手段により分岐された第1干渉光と第2干渉光との光路長が同一になるように、第1干渉光および/または第2干渉光の光路長を調整する干渉光路長調整手段と、干渉光路長調整手段により光路長が調整された第1干渉光と第2干渉光との差分を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、干渉光検出手段により検出された干渉信号から断層画像を生成する断層画像処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、干渉光路長調整手段は、第1干渉光と第2干渉光との光路長が同一になるように光路長を調整するものであれば、第1干渉光側の光路長を調整しても良いし第2干渉光側の光路長を調整しても良いし双方の光路長を調整しても良い。
なお、干渉光路長調整手段は、第1干渉光および/または第2干渉光の光路長を調整するものであればその構成を問わず、たとえば光分岐手段から出力された第1干渉光および/または第2干渉光を平行光にするコリメータレンズと、コリメータレンズにより平行光にされた第1干渉光および/または第2干渉光を干渉光検出手段に入射するための光ファイバに集光する集光手段と、集光手段とコリメータレンズとの間の第1干渉光および/または第2干渉光が平行光となる距離を調整する距離調整手段とを有するものであってもよい。
また、光断層画像化システムは、光分岐手段により分岐された第1干渉光および第2干渉光をそれぞれ波長帯域毎に異なる減衰率であって、第1干渉光と第2干渉光との光量が略均等になるように調整する光量調整手段をさらに備えたものであってもよい。ここで、光量調整手段は、第1干渉光および第2干渉光をそれぞれ波長帯域毎に異なる減衰率で減衰するものであれば、どのような構成であっても良い。たとえば、光量調整手段は、光分岐手段により分岐された第1干渉光および/または第2干渉光が入射される、円周方向に沿って光の減衰率が異なる円盤状の減光フィルタと、減光フィルタを回転させる回転駆動手段とを備えたものであってもよいし、絞りからなるものであってもよい。
また、光断層画像化システムは、いわゆるFD−OCT計測により断層画像を取得するものであってもよいし、TD−OCT計測により断層画像を取得するものであってもよい。
本発明の光断層画像化システムによれば、一定の周期で波長を掃引しながら光を射出する光源ユニットと、光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、光分割手段により分割された測定光が測定対象において反射したときの反射光と参照光とを合波する合波手段と、合波手段により合波された反射光と参照光との干渉光を第1干渉光と第2干渉光とに分岐する光分岐手段と、光分岐手段により分岐された第1干渉光と第2干渉光との光路長が同一になるように、第1干渉光および/または第2干渉光の光路長を調整する干渉光路長調整手段と、干渉光路長調整手段により光路長が調整された第1干渉光と第2干渉光との差分を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、干渉光検出手段により検出された干渉信号から断層画像を生成する断層画像処理手段とを備えたことにより、光分岐手段から干渉光検出手段へ第1干渉光および第2干渉光を導波させたときに、第1干渉光と第2干渉光との光路長が異なってしまった場合であっても、干渉光路長調整手段により第1干渉光と第2干渉光との光路長が同一になるように調整を行うことができるため、S/N比の向上を図ることができる。
なお、光分岐手段により分岐された第1干渉光および第2干渉光をそれぞれ波長帯域毎に異なる減衰率であって、第1干渉光と第2干渉光との光量が略均等になるように調整する光量調整手段をさらに備えたものであるとき、光分岐手段の波長依存特性により光分岐手段が干渉光の全波長帯域において均等に分岐できないときであっても、光量調整手段により第1干渉光と第2干渉光との光量が各波長帯域において略均等になるように調整することができるため、S/N比の向上を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の光断層画像化システムの実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の光断層画像化システムの好ましい実施の形態を示す概略図である。光断層画像化システム1は、体腔内に光プローブ10を挿入することにより、体腔内の生体組織や細胞等の測定対象Sの断層画像をSS−OCT(Swept source OCT)計測により取得するものである。この光断層画像化システム1は、光プローブ10、干渉計20、光源ユニット30、周期クロック生成手段80、A/D変換ユニット90、断層画像処理手段100、表示装置110等を有している。
図2は図1の光プローブ10の先端部分の一例を示す模式図である。図2の光プローブ10は、たとえば鉗子口を介して体腔内に挿入されるものであって、プローブ外筒(シース)11、光ファイバ12、光学レンズ15等を有している。プローブ外筒11は、可撓性を有する筒状の部材からなっており、測定光L1および反射光L3が透過する材料からなっている。なお、プローブ外筒11は先端がキャップ11aにより閉塞された構造を有している。
光ファイバ12は、干渉計20から射出された測定光L1を測定対象Sまで導波するとともに、測定光L1が測定対象Sに照射されたときの測定対象Sからの反射光(後方散乱光)L3を干渉計20まで導波するものであって、プローブ外筒11内に収容されている。また光ファイバ12の外周側にはバネ13が固定されており、光ファイバ12およびバネ13は回転駆動ユニット10Aに機械的に接続されている。そして、光ファイバ12およびバネ13は回転駆動ユニット10Aによりプローブ外筒11に対し矢印R1方向に回転するようになっている。なお、回転駆動ユニット10Aは回転エンコーダを具備しており(図示せず)、回転制御手段10Bは回転エンコーダからの信号に基づいて測定光L1の照射位置を認識するようになっている。
光学レンズ15は、光ファイバ12から射出した測定光L1を測定対象Sに対し集光するために略球状の形状を有しており、測定対象Sからの反射光L3を集光し光ファイバ12に入射する。ここで、光学レンズ15の焦点距離は、たとえば光ファイバ12の光軸LPからプローブ外筒の径方向に向かって距離D=3mmの位置に形成されている。光学レンズ15は光ファイバ12の光出射端部に固定部材14を用いて固定されており、光ファイバ12が矢印R1方向に回転したとき、光学レンズ15も一体的に矢印R1方向に回転する。よって、光プローブ10は、測定対象Sに対し光学レンズ15から射出される測定光L1を矢印R1方向(プローブ外筒11の円周方向)に対し走査しながら照射することになる。
図1の光ファイバ12および光学レンズ15を回転させる回転駆動ユニット10Aの動作は回転制御手段10Bにより制御されており、回転制御手段10Bはたとえば約20Hzでプローブ外筒11に対し矢印R1方向に回転するように制御する。そして、回転制御手段10Bは回転駆動ユニット10Aの回転エンコーダからの信号に基づき光ファイバ12が1回転したと判断したとき、回転クロック信号RCLKを断層画像処理手段100に出力するようになっている。
図3は光源ユニット30の一例を示す模式図である。光源ユニット30は、波長を一定の周期Tで掃引させながらレーザ光Lを射出するものである。具体的には、光源ユニット30は、半導体光増幅器(半導体利得媒質)311と光ファイバFB30とを有しており、光ファイバFB30が半導体光増幅器311の両端に接続された構造を有している。半導体光増幅器311は駆動電流の注入により微弱な放出光を光ファイバFB30の一端側に射出するとともに、光ファイバFB30の他端側から入射された光を増幅する機能を有している。
さらに、光ファイバFB30には光分岐器312が結合されており、光ファイバFB30内を導波する光の一部が光分岐器312から光ファイバFB31側へ射出されるようになっている。光ファイバFB31から射出した光はコリメータレンズ313、回折格子素子314、光学系315を介して回転多面鏡(ポリゴンミラー)316において反射される。そして反射された光は光学系315、回折格子素子314、コリメータレンズ313を介して再び光ファイバFB31に入射される。
ここで、この回転多面鏡316は矢印R30方向に回転するものであって、各反射面の角度が光学系315の光軸に対して変化するようになっている。これにより、回折格子素子314において分光された光のうち、特定の波長帯域の光だけが再び光ファイバFB31に戻るようになる。この光ファイバFB31に戻る光の波長は光学系315の光軸と反射面との角度によって決まる。そして光ファイバFB31に入射した特定の波長の光が光分岐器312から光ファイバFB30に入射され、特定の波長のレーザ光Lが光ファイバFB1a側に射出されるようになっている。
したがって、回転多面鏡316が矢印R30方向に等速で回転したとき、再び光ファイバFB1aに入射される光の波長λは、時間の経過に伴って一定の周期で変化することになる。具体的には、図4に示すように、光源ユニット30は最小掃引波長λminから最大掃引波長λmaxまで波長を一定の周期T(たとえば約50μsec)で掃引した光Lを射出する。そして、光源ユニット30から射出された光Lは、光ファイバカプラ等からなる光分岐手段2により、光ファイバFB1b、FB1cにそれぞれ分岐され、干渉計20および周期クロック生成手段80にそれぞれ入射される。
なお、光源ユニット30としてポリゴンミラーを回転させることにより波長を掃引させる場合について例示しているが、たとえばASE光源ユニット等のような公知の技術により一定の周期で波長を掃引させながら射出するようにしても良い。
周期クロック生成手段80は、光源ユニット30において波長が1周期分掃引されたときに周期クロック信号TCLKを出力するものであって、たとえば光源ユニット30から射出された光の波長が設定波長になったことを検出して周期クロック信号TCLKを出力する。なお、周期クロック信号TCLKの出力タイミングは掃引される波長帯域内であれば波長の掃引終了後もしくは開始直後の波長に設定して周期クロック信号TCLKを出力するようにしてもよいし、掃引波長域の中間の波長に設定して周期クロック信号TCLKを出力するようにしてもよい。また、図3において、周期クロック生成手段80は、光源ユニット30から射出された光Lを検出することにより周期クロック信号TCLKを生成する場合について例示しているが、光源ユニット30が回転ミラーの角度を検出することにより周期クロック信号TCLKを出力するようにしてもよい。
図5は図1の光断層画像化システム1における干渉計20の一例を示す模式図である。干渉計20はマッハツェンダー型の干渉計であって、筐体20Aに各種光学部品を収容することにより構成されている。干渉計20は、光源ユニット30から射出された光Lを測定光L1と参照光L2とに分割する光分割手段3と、光分割手段3により分割された測定光L1が測定対象Sに照射されたときの測定対象Sからの反射光L3と参照光L2とを合波する合波手段4と、合波手段4により合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を検出する干渉光検出手段70とを備えている。なお、干渉計20と光源ユニット30とはAPC(Angled physical contact)コネクタを用いて接続されている。APCコネクタを用いることにより光コネクタ(光ファイバ)の接続端面からの反射戻り光を極限にまで低減し、断層画像Pの画質劣化を防止することができる。
光分割手段3は、たとえば2×2の光ファイバカプラからなっており、光源ユニット30から光ファイバFB1cを導波した光Lをそれぞれ測定光L1と参照光L2とに分割する。このとき、光分割手段3は、たとえば測定光L1:参照光L2=99:1の割合で分割する。光分割手段3は、2つの光ファイバFB2、FB3にそれぞれ光学的に接続されており、分割された測定光L1は光ファイバFB2側に入射され、参照光L2は光ファイバFB3側に入射されるようになっている。
光ファイバFB2には光サーキュレータ21が接続されており、光サーキュレータ21には光ファイバFB4、FB5がそれぞれ接続されている。光ファイバFB4には測定光L1を測定対象Sまで導波する光プローブ10が接続されており、光分割手段3から射出した測定光L1は光ファイバFB2から光プローブ10へ導波され、測定対象Sに照射される。また、測定対象Sを反射した反射光L3は光ファイバFB4を介して光サーキュレータ21に入射され、光サーキュレータ21から光ファイバFB5側に射出されるようになっている。なお、光ファイバFB4と光プローブ10とはAPC(Angled physical contact)コネクタを用いて接続されており、光コネクタ(光ファイバ)の接続端面からの反射戻り光を極限にまで低減し、断層画像Pの画質劣化を防止するようになっている。
一方、光ファイバFB3には光サーキュレータ22が接続されており、光サーキュレータ22には光ファイバFB6、FB7がそれぞれ接続されている。光ファイバFB6には、断層画像の取得領域を調整するために参照光L2の光路長を変更する光路長調整手段40が接続されている。光路長調整手段40は、光路長を粗調整する光路長粗調整用光ファイバ40Aと、光路長を微調整する光路長微調整手段40Bとを有している。
光路長粗調整用光ファイバ40Aは、一端側が光ファイバFB6に対し着脱可能に接続されており、他端側が光路長微調整手段40Bに着脱可能に接続されている。光路長粗調整用光ファイバ40Aは予め異なる長さのものが複数用意されており、必要に応じて適切な長さの光路長粗調整用光ファイバ40Aが適宜取り付けられる。なお、この光路長粗調整用光ファイバ40Aは、光ファイバFB6および光路長微調整手段40BとAPC(Angled physical contact)コネクタを用いて接続されており、光コネクタ(光ファイバ)の接続端面からの反射戻り光を極限にまで低減し、断層画像Pの画質劣化を防止するようになっている。
光路長微調整手段40Bは、反射ミラー43、光ターミネータ44等を有している。反射ミラー43は、光路長粗調整用光ファイバ40Aから射出された参照光L2を光ターミネータ44側に反射するとともに、光ターミネータ44から反射した参照光L2を再び光路長粗調整用光ファイバ40A側に反射するものである。反射ミラー43はこの反射ミラー43は可動ステージ(図示せず)上に固定されており、ミラー移動手段により参照光L2の光軸方向(矢印A方向)に移動することにより、参照光L2の光路長が変更する。この可動ステージは医師等により、光路長調整操作部46が操作されることにより反射ミラー43を矢印A方向に移動させるようになっている。
さらに、光ファイバFB7には偏波コントローラ50が光学的に接続されている。この偏波コントローラ50は参照光L2の偏波方向を回転させる機能を有している。なお偏波コントローラ50としてたとえば特開2001−264246号公報等の公知の技術を用いることができる。偏波コントローラ50は、医師等により偏波調整操作部51が操作されることにより偏波方向を調整するようになっており、たとえば反射光L3と参照光L2とが合波手段4において合波されるときのそれぞれの偏波方向が一致するように偏波調整操作部51を操作することにより、断層画像が鮮明になるように調整することができる。
合波手段4は、2×2の光ファイバカプラからなり、光ファイバFB5を導波した反射光L3と光ファイバFB7を導波した参照光L2とを合波するものである。具体的には合波手段4は、光ファイバFB5を導波した反射光L3を2つの光ファイバFB8、FB9に分岐するとともに、光ファイバFB7を導波した参照光L2を2つの光ファイバFB8、FB9に分岐する。したがって、各光ファイバFB8、FB9においてそれぞれ反射光L3と参照光L2とが合波され、光ファイバFB8内を第1干渉光L4aが導波し、光ファイバFB9内を第2干渉光L4bが導波することになる。つまり、合波手段4は、反射光L3と参照光L2との干渉光L4を2つに干渉光L4a、L4bに分岐する光分岐手段5としても機能している。
干渉光検出手段70は、第1干渉光L4aを検出する第1光検出部71と、第2干渉光L4bを検出する第2光検出部72と、第1光検出部71により検出された第1干渉光L4aと第2光検出部72により検出された第2干渉光L4bとの差分を干渉信号ISとして出力する差分アンプ73とを有している。各光検出部71、72は、たとえばフォトダイオード等からなっており、干渉光路長調整手段60A、60Bを介して入射される各干渉光L4a、L4bを光電変換し差分アンプ73に入力するものである。差分アンプ73は各干渉光L4a、L4bの差分を増幅し干渉信号ISとして出力するものである。このように、各干渉光L4a、L4bを差分アンプ73によりバランス検波することにより、干渉信号ISを増幅して出力しながら干渉信号IS以外の同相光雑音が除去することができ、断層画像Pの画質の向上を図ることができる。
光分岐手段5(合波手段4)と干渉光検出手段70との間には干渉光路長調整手段60A、60Bが設けられている。干渉光路長調整手段60A、60Bは、第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bのそれぞれの光路長を調整するものである。図6は干渉光路長調整手段60A、60Bの一例を示す模式図である。なお、干渉光路長調整手段60A、60Bは同一の構成を有するものであり、図6においては干渉光路長調整手段60Aについて説明する。
干渉光路長調整手段60Aは、コリメータレンズ61、集光レンズ62、距離調整手段63を備えている。コリメータレンズ61は、光分岐手段5から光ファイバFB8を介して射出された第1干渉光L4aを平行光にするものであり、集光レンズ62はコリメータレンズ61により平行光になった第1干渉光L4aを干渉光検出手段70に入射するための光ファイバFB10内に入射するものである。距離調整手段63は、集光レンズ62および光ファイバFB10を一体的に光軸方向に移動させ、平行光である距離を可変にすることにより第1干渉光L4aの光路長を調整する。このとき、光路長の調整は、干渉光検出手段70からの信号出力値に基づいて同相ノイズ除去値(CMRR:Common-Mode Rejection Ratio)が最大となるように手動もしくは自動で行われる。
これにより、干渉光検出手段70においてバランス検波するとき、非干渉成分の同相ノイズが最大に除去され、S/N比の向上を図ることができる。つまり、干渉光検出手段70のバランス検波によりS/N比を向上させるためには、第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの光路長が同一であることが必要となる。ここで、第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bは、光分岐手段5から光ファイバFB8、FB10を用いて干渉光検出手段70に導波される。したがって、光ファイバFB8、FB10の長さが製造誤差等により異なっている場合、ホワイトノイズ成分が増加してS/N比が低下してしまう結果になり、バランス検波の目的を十分に達成することができない。そこで、上述した干渉光路長調整手段60A、60Bを設けることにより、各干渉信号L4a、L4bの光路長を同一にしてバランス検波によるS/N比の向上を図ることができる。
さらに、コリメータレンズ61と集光レンズ62との間には光量調整手段64Aが配置されている。なお、第2干渉光L4b側には光量調整手段64Bが設けられることになる。光量調整手段64Aは、たとえば光量の減衰量を時間により調整可能な絞りからなっており、第1干渉光L4aの光量を各波長帯域毎に異なる減衰率で減衰し、干渉光検出手段70側に射出するものである。この光量調整手段64Aは、干渉光路長調整手段60による光学特性のばらつきにより第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの光量バランスを調整するものである。さらに、光量調整手段64Aは、時間変化とともに異なる波長の干渉光L4a、L4bが入射されたとき、干渉光L4a、L4bを波長変化に合わせて減衰率を変えて干渉光L4a、L4bをそれぞれ減衰するものである。
これにより、各光検出部71、72において検出される各干渉光L4a、L4bの光強度検出信号レベルが全波長帯域において略均等になり、干渉光検出手段70においてバランス検波するときのS/N比の向上を図ることができる。すなわち、第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bは、光ファイバカプラあるいはビームスプリッタ等の光分岐手段5を用いて分岐されるものである。この光ファイバカプラ等は図7に示すように波長依存特性を有しており、干渉光L4の全波長域(レーザ光Lの掃引波長帯域)にわたり、50:50の分岐比になるものではない。つまり、干渉光L4a、L4bの波長帯域によってはそれぞれ異なる分岐比で分岐される場合がある。
一方、干渉光検出手段70のバランス検波によりS/N比を向上させるためには、第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの光量が略均一であることが必要となる。逆に、第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの光量が異なっているときホワイトノイズ成分が増加してS/N比が低下してしまう結果になり、バランス検波の目的を十分に達成することができない。そこで、光分岐手段5と干渉光検出手段70との間に干渉光L4の波長により減衰率が図8に示すように変化する光量調整手段64を挿入する。
ここで、光分岐手段5により分岐されたときの第1干渉光L4aの各波長帯域毎の光量をPa(λ)、第2干渉光のL4bの各波長帯域毎の光量をPb(λ)とし、光量調整手段64の第1干渉光L4aの各波長帯域毎の透過率をTa(λ)、第2干渉光L4bの各波長帯域毎の透過率をTb(λ)としたとき、
Pa(λ)・Ta(λ)=Pb(λ)・Tb(λ)
となるように、各光量調整手段64A、64Bの減衰率(透過率)が設定される。
これにより、分岐された各干渉光L4a、L4bの光量が全波長帯域において略均等になり、干渉光検出手段70におけるバランス検波によりホワイトノイズ成分を除去してS/N比の向上を図ることができる。
なお、干渉光検出手段70から出力された干渉信号ISは、増幅器74により増幅された後、信号帯域フィルタ75を介してA/D変換ユニット90に出力される。この信号帯域フィルタ75を設けることにより、干渉信号ISからノイズを除去し、S/N比の向上を図ることができる。
図9は図1に示すA/D変換ユニット90の一例を示すブロック図である。A/D変換ユニット90は、干渉光検出手段70により検出された干渉信号ISをデジタル信号に変換し出力するものであって、A/D変換器91、サンプリングクロック発生回路92、制御コントローラ93、干渉信号記憶手段94を有している。A/D変換器91は、干渉計20からアナログ信号として出力される干渉信号ISをデジタル信号にするものである。A/D変換器91は、サンプリングクロック発生回路92から出力されるサンプリングクロックに基づいて干渉信号ISのA/D変換を行うものである。干渉信号記憶手段94はたとえばRAM(ランダムアクセスメモリ)等からなり、デジタル信号化された干渉信号ISを記憶するものである。このA/D変換器91、サンプリングクロック発生回路92、干渉信号記憶手段94の動作は制御コントローラ93により制御されている。
ここで、干渉信号記憶手段94により記憶された干渉信号ISは、周期クロック信号TCLKが出力されたときに、この周期クロック信号TCLKが出力されたタイミングを基準として1周期分だけ干渉信号取得手段101により取得されるようになっている。具体的には、たとえば干渉信号取得手段101は、周期クロック信号TCLKの出力タイミングに合わせて干渉信号ISを取得する。
図10は断層画像処理手段100の一例を示すブロック図である。なお、図3のような断層画像処理手段100の構成は、補助記憶装置に読み込まれた断層画像処理プログラムをコンピュータ(たとえばパーソナルコンピュータ等)上で実行することにより実現される。この断層画像処理手段100は、干渉信号取得手段101、干渉信号変換手段102、干渉信号解析手段103、断層画像生成手段105等を有している。
干渉信号取得手段101は、周期クロック生成手段80から出力される周期クロック信号TCLKに基づいて、干渉光検出手段70により検出された1周期分の干渉信号ISを干渉信号記憶手段94から取得するものである。
干渉信号変換手段102は、図11に示すようなA/D変換ユニット90において時間経過とともに取得される干渉信号ISを、図12に示すような波数k(=2π/λ)軸において等間隔になるように再配列する機能を有している。具体的には、干渉信号変換手段102は、光源ユニット30の時間−波長掃引特性データテーブルもしくは関数を予め有しており、この時間−波長掃引特性データテーブル等を用いて波数k軸において等間隔になるように干渉信号ISを再配列する。これにより、干渉信号ISから断層情報を算出するときに、フーリエ変換処理、最大エントロピー法による処理等の周波数空間において等間隔であることを前提とするスペクトル解析法により精度の高い断層情報を得ることができる。なお、この信号変換手法の詳細はUS5956355号明細書に開示されている。このように干渉信号変換手段102が予め有している時間−波長掃引特性データテーブル等を用いて変換処理を行うことにより、信号変換処理の効率化を図ることができる。
干渉信号解析手段103は、干渉信号変換手段102により信号変換された干渉信号ISをたとえばフーリエ変換処理、最大エントロピー法(MEM)、Yule−Walker法等の公知のスペクトル解析技術を用いて解析し、断層情報r(z)を取得するものである。
断層画像生成手段105は、干渉信号解析手段103により取得された1周期分(1ライン分)の断層情報r(z)を光プローブ10のラジアル方向(矢印R1方向)について取得し、図13に示すような1枚の断層画像Pを生成するものである。ここで、断層画像生成手段105は、順次取得される1ライン分の断層情報r(z)を断層情報蓄積手段105aに記憶しておき、図1の回転制御手段10Bから回転クロック信号RCLKが出力されたとき、図13に示すような記憶していたnライン分の断層情報r(z)を用いて断層画像Pを生成する。たとえば、光源ユニット30から周期クロックTCLKが20kHzであって、光プローブ10が20Hzで測定光L1を矢印R1方向に走査するものであるとき、断層画像生成手段105は、n=1024ライン分の断層情報r(z)を用いて1枚の断層画像Pを生成する。
なお、画質を上げるために、複数枚の断層画像を取得し取得して平均化する方法を用いても良い。すなわち、光プローブ10が測定対象Sの同一部位に対し複数回測定光L1を走査しながら照射することにより、断層画像生成手段105は同一部位から複数の断層画像を取得する。そして、断層画像生成手段105は、この複数の断層画像を用いて光プローブ10の長さ方向に対する位置xにおける各深さ位置zの断層情報r(x,z)の平均値を算出する。これにより、各断層画像に含まれているノイズ成分が相殺され、画質の良い断層画像を取得することができる。
また、断層画像生成手段105は走査方向(矢印R1方向)に対して複数ライン分の断層情報r(z)を用いて断層画像を生成するとき、隣接する複数のラインの断層情報を平均化したものを用いて断層画像を生成するようにしても良い。たとえば断層画像生成手段105は、隣接する3ライン分の断層情報の平均値を断層画像の生成に用いる断層情報として用いる。これにより、各ラインの断層情報に含まれているノイズ成分が相殺され、画質の良い断層画像を生成することができる。
画質補正手段106は、断層画像生成手段105により生成された断層画像Pに対し、鮮鋭化処理、平滑化処理等を施すことにより画質を補正する。そして、画質補正が施された断層画像Pが図1の表示装置110に表示されることになる。
図1から図13を参照して光断層画像化システムの動作例について説明する。まず、光源ユニット30から所定の波長帯域内において一定の周期で掃引された光束が射出される。光Lは光分岐手段2において2分され、干渉計20と周期クロック生成手段80とにそれぞれ入射される。干渉計20の光分割手段3において光Lは測定光L1と参照光L2とに光分割され、測定光L1は光ファイバFB2側に射出され、参照光L2は光ファイバFB3側に射出される。
測定光L1は光サーキュレータ21、光ファイバFB4および光プローブ10を導波し測定対象Sに照射される。そして、測定対象Sの各深さ位置zにおいて反射した反射光L3および後方散乱した光が再び光プローブ10に入射される。この反射光L3は光プローブ10、光ファイバFB4、光サーキュレータ21および光ファイバFB5を介して合波手段4に入射される。
一方、参照光L2は光ファイバFB3、光サーキュレータ22、光ファイバFB6を介して光路長調整手段40に入射される。そして、光路長調整手段40により光路長が調整された参照光L2が再び光ファイバFB6、光サーキュレータ22、偏波コントローラ50、光ファイバFB7を導波し合波手段4に入射される。
合波手段4において、反射光L3と参照光L2とが合波されるとともに、合波されたときの干渉光L4が合波手段4(光分岐手段5)において分岐され、2つの干渉光L4a、4bが光ファイバFB8、FB9にそれぞれ射出される。そして、各光ファイバFB8、FB9を導波した各干渉光L4a、L4bが光路長調整手段60A、60Bにより光路長が同一になるように調整されるとともに光量調整手段64A、64Bより光量調整され、干渉光検出手段70においてバランス検波される。
このように、干渉光検出手段70におけるバランス検波の前に、干渉光路長調整手段60A、60Bにより第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bの光路長を同一にするとともに、光量調整手段64A、64Bにより各干渉光L4a、L4bの光量を調整することにより、干渉光検出手段70でのバランス検波により非干渉成分を確実に除去してS/N比の向上を図ることができる。
干渉光検出手段70によりバランス検波により検出された干渉光L4は干渉信号ISとして出力され、増幅器74および信号帯域フィルタ75を経てA/D変換ユニット90に出力される。その後、干渉信号ISは、A/D変換ユニット90においてA/D変換され、光源ユニット30の1周期分(1ライン分)のデータが干渉信号記憶手段94に格納される。
一方、光源ユニット30から光分岐手段2を介して周期クロック生成手段80に入射され、波長が掃引される毎に周期クロック生成手段80から干渉信号取得手段101に対し周期クロック信号TCLKが出力され、干渉信号記憶手段94に記憶された干渉信号ISのうち、1周期分の干渉信号ISが取得される。
断層画像処理手段100において、干渉信号変換手段102により1ライン分の干渉信号ISに波数kについて等間隔になるように信号変換処理が施される。その後、干渉信号解析手段103により、干渉信号ISがスペクトル解析されることにより、干渉信号ISからそれぞれ断層情報(反射率)が断層情報r(z)として取得される。断層画像生成手段105において、取得した断層情報r(z)が測定光L1の走査方向(矢印R1方向)についてnライン分だけ蓄積される。そして、回転クロック信号RCLKが検出したとき、蓄積した複数の断層情報r(z)を用いて1枚の断層画像Pが生成される。その後、画質補正手段106において、生成した断層画像Pについて画質補正が行われ、画質補正された断層画像Pが図1の表示装置110に表示される。
上記各実施の形態によれば、分岐した第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの差分を用いて干渉信号ISを生成するときに、第1干渉光と第2干渉光との光路長が同一になるように調整することにより、干渉光検出手段70においてバランス検波されるときにS/N比の向上を図ることができる。
また、図6に示すように、光分岐手段5により分岐された第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bをそれぞれ波長帯域毎に異なる減衰率であって、第1干渉光と第2干渉光との光量が略均等になるように調整する光量調整手段64をさらに備えたものであるとき、干渉光路長調整手段60A、60Bの光学特性のばらつきによる光量変化が生じたときや、光分岐手段5の波長依存特性により光分岐手段が干渉光の全波長帯域において均等に分岐できないときであっても、光量調整手段64により第1干渉光L4aと第2干渉光L4bとの光量が各波長帯域において略均等になるように調整することができるため、S/N比の向上をさらに図ることができる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。図1の光断層画像化システム1はいわゆるSS−OCT計測により断層画像Pを取得する場合について例示しているが、SD−OCT計測もしくはTD−OCT計測においてバランス検波する場合についても上記干渉光路長調整手段60を適用することができる。
また、図6において、第1干渉光L4aおよび第2干渉光L4bの双方に干渉光路長調整手段60が設けられている場合について例示しているが、いずれか一方のみ設けられていても良い。このとき、一方の光路長を基準として他方の光路長を調整することようになる。
さらに、図6において、光量調整手段64は絞りからなる場合について例示しているが、たとえば可変光アッテネータ等の公知の技術を用いて波長域毎に減衰率を可変可能な構成を適用することができる。
さらに、図6において、干渉光路長調整手段は、集光レンズ62を移動させることにより光路長を変化させる場合について例示しているが、コヒーレントレンズ61および光ファイバ側を移動させるようにしてもよい。さらには、平行光の距離を変化させることにより光路長を調整する場合について例示しているが、たとえばくさび形の光学部材を介在させた場合等の公知の光路長調整技術を適用することができる。
本発明の光断層画像化システムの好ましい実施の形態を示す概略構成図 図1の光断層画像化システムに使用される光プローブの一例を示す模式図 図1の光断層画像化システムにおける光源ユニットの一例を示す模式図 図3の光源ユニットから射出される光の波長が掃引される様子を示すグラフ 図1の光断層画像化システムにおける干渉計の一例を示す模式図 図5の干渉計における干渉光路長調整手段の一例を示す模式図 図5における光分岐手段の波長−分岐比特性の一例を示すグラフ 図6の光量調整手段の波長−減衰特性の一例を示すグラフ 図1の光断層画像化システムにおけるA/D変換ユニットの一例を示すブロック図 図1の断層画像処理手段の一例を示すブロック図 図10の干渉信号変換手段に入力される干渉信号の一例を示すグラフ 図10の干渉信号変換手段により再サンプリングされた干渉信号の一例を示すグラフ 図10の断層画像生成手段により生成された断層画像の一例を示す模式図
符号の説明
1 光断層画像化システム
3 光分割手段
4 合波手段
5 光分岐手段
10 光プローブ
20 干渉計
30 光源ユニット
60A、60B 干渉光路長調整手段
64A、64B 光量調整手段
70 干渉光検出手段
75 信号帯域フィルタ
80 周期クロック生成手段
90 A/D変換ユニット
100 断層画像処理手段
IS 干渉信号
L 光
L1 測定光
L2 参照光
L3 反射光
L4 干渉光
L4a 第1干渉光
L4b 第2干渉光
P 断層画像
r(z) 断層情報
S 測定対象

Claims (3)

  1. 光を射出する光源ユニットと、
    該光源ユニットから射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    該光分割手段により分割された前記測定光が測定対象において反射したときの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
    該合波手段により合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を第1干渉光と第2干渉光とに分岐する光分岐手段と、
    該光分岐手段により分岐された前記第1干渉光と前記第2干渉光との光路長が同一になるように、前記第1干渉光および/または前記第2干渉光の光路長を調整する干渉光路長調整手段と、
    該干渉光路長調整手段により光路長が調整された前記第1干渉光と前記第2干渉光との差分を干渉信号として検出する干渉光検出手段と、
    該干渉光検出手段により検出された前記干渉信号から断層画像を生成する断層画像処理手段と
    を備えたことを特徴とする光断層画像化システム。
  2. 前記干渉光路長調整手段が、
    前記光分岐手段から出力された前記第1干渉光および/または前記第2干渉光を平行光にするコリメータレンズと、
    該コリメータレンズにより平行光にされた前記第1干渉光および/または前記第2干渉光を前記干渉光検出手段に入射するための光ファイバに集光する集光手段と、
    該集光手段と前記コリメータレンズとの間の前記第1干渉光および/または前記第2干渉光が平行光となる距離を調整する距離調整手段と
    を有するものであることを特徴とする請求項1記載の光断層画像化システム。
  3. 前記光分岐手段により分岐された前記第1干渉光および第2干渉光をそれぞれ前記波長帯域毎に異なる減衰率であって、前記第1干渉光と前記第2干渉光との光量が略均等になるように調整する光量調整手段をさらに備えたものであることを特徴とする請求項1または2記載の光断層画像化システム。
JP2008001079A 2008-01-08 2008-01-08 光断層画像化システム Active JP4986296B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001079A JP4986296B2 (ja) 2008-01-08 2008-01-08 光断層画像化システム
US12/349,115 US7978335B2 (en) 2008-01-08 2009-01-06 System for producing tomographic image by optical tomography

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001079A JP4986296B2 (ja) 2008-01-08 2008-01-08 光断層画像化システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009162639A JP2009162639A (ja) 2009-07-23
JP2009162639A5 JP2009162639A5 (ja) 2010-08-26
JP4986296B2 true JP4986296B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=40844304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008001079A Active JP4986296B2 (ja) 2008-01-08 2008-01-08 光断層画像化システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7978335B2 (ja)
JP (1) JP4986296B2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9867530B2 (en) 2006-08-14 2018-01-16 Volcano Corporation Telescopic side port catheter device with imaging system and method for accessing side branch occlusions
JP5007114B2 (ja) 2006-12-22 2012-08-22 株式会社トプコン 眼底観察装置、眼底画像表示装置及びプログラム
EP2171396B1 (en) 2007-07-12 2020-05-13 Volcano Corporation Apparatus and methods for uniform frequency sample clocking
WO2009009799A1 (en) 2007-07-12 2009-01-15 Volcano Corporation Catheter for in vivo imaging
US8395781B2 (en) 2007-07-12 2013-03-12 Volcano Corporation Automatic calibration systems and methods of use
WO2009009802A1 (en) 2007-07-12 2009-01-15 Volcano Corporation Oct-ivus catheter for concurrent luminal imaging
US9596993B2 (en) 2007-07-12 2017-03-21 Volcano Corporation Automatic calibration systems and methods of use
JP5463473B2 (ja) * 2010-03-18 2014-04-09 サンテック株式会社 光断層画像表示システム
US11141063B2 (en) 2010-12-23 2021-10-12 Philips Image Guided Therapy Corporation Integrated system architectures and methods of use
US11040140B2 (en) 2010-12-31 2021-06-22 Philips Image Guided Therapy Corporation Deep vein thrombosis therapeutic methods
US9360630B2 (en) 2011-08-31 2016-06-07 Volcano Corporation Optical-electrical rotary joint and methods of use
US10070827B2 (en) 2012-10-05 2018-09-11 Volcano Corporation Automatic image playback
US10568586B2 (en) 2012-10-05 2020-02-25 Volcano Corporation Systems for indicating parameters in an imaging data set and methods of use
US9324141B2 (en) 2012-10-05 2016-04-26 Volcano Corporation Removal of A-scan streaking artifact
US9292918B2 (en) 2012-10-05 2016-03-22 Volcano Corporation Methods and systems for transforming luminal images
US9286673B2 (en) 2012-10-05 2016-03-15 Volcano Corporation Systems for correcting distortions in a medical image and methods of use thereof
US9858668B2 (en) 2012-10-05 2018-01-02 Volcano Corporation Guidewire artifact removal in images
US11272845B2 (en) 2012-10-05 2022-03-15 Philips Image Guided Therapy Corporation System and method for instant and automatic border detection
US9367965B2 (en) 2012-10-05 2016-06-14 Volcano Corporation Systems and methods for generating images of tissue
US9307926B2 (en) 2012-10-05 2016-04-12 Volcano Corporation Automatic stent detection
JP2015532536A (ja) 2012-10-05 2015-11-09 デイビッド ウェルフォード, 光を増幅するためのシステムおよび方法
US9840734B2 (en) 2012-10-22 2017-12-12 Raindance Technologies, Inc. Methods for analyzing DNA
EP2931132B1 (en) 2012-12-13 2023-07-05 Philips Image Guided Therapy Corporation System for targeted cannulation
EP2934310A4 (en) 2012-12-20 2016-10-12 Nathaniel J Kemp RECONFIGURABLE OPTICAL COHERENCE TOMOGRAPHY SYSTEM BETWEEN DIFFERENT IMAGING MODES
US10939826B2 (en) 2012-12-20 2021-03-09 Philips Image Guided Therapy Corporation Aspirating and removing biological material
US10942022B2 (en) 2012-12-20 2021-03-09 Philips Image Guided Therapy Corporation Manual calibration of imaging system
WO2014099899A1 (en) 2012-12-20 2014-06-26 Jeremy Stigall Smooth transition catheters
US11406498B2 (en) 2012-12-20 2022-08-09 Philips Image Guided Therapy Corporation Implant delivery system and implants
CA2895770A1 (en) 2012-12-20 2014-07-24 Jeremy Stigall Locating intravascular images
US10058284B2 (en) 2012-12-21 2018-08-28 Volcano Corporation Simultaneous imaging, monitoring, and therapy
CA2896006A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 David Welford Systems and methods for narrowing a wavelength emission of light
US9612105B2 (en) 2012-12-21 2017-04-04 Volcano Corporation Polarization sensitive optical coherence tomography system
EP2934280B1 (en) 2012-12-21 2022-10-19 Mai, Jerome Ultrasound imaging with variable line density
WO2014100606A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Meyer, Douglas Rotational ultrasound imaging catheter with extended catheter body telescope
EP2936426B1 (en) 2012-12-21 2021-10-13 Jason Spencer System and method for graphical processing of medical data
US9486143B2 (en) 2012-12-21 2016-11-08 Volcano Corporation Intravascular forward imaging device
WO2014100162A1 (en) 2012-12-21 2014-06-26 Kemp Nathaniel J Power-efficient optical buffering using optical switch
EP2934323A4 (en) 2012-12-21 2016-08-17 Andrew Hancock SYSTEM AND METHOD FOR MULTI-PASS PROCESSING OF IMAGE SIGNALS
US10413317B2 (en) 2012-12-21 2019-09-17 Volcano Corporation System and method for catheter steering and operation
US10226597B2 (en) 2013-03-07 2019-03-12 Volcano Corporation Guidewire with centering mechanism
US9770172B2 (en) 2013-03-07 2017-09-26 Volcano Corporation Multimodal segmentation in intravascular images
EP2967391A4 (en) 2013-03-12 2016-11-02 Donna Collins SYSTEMS AND METHODS FOR DIAGNOSING CORONARY MICROVASCULAR DISEASE
US11154313B2 (en) 2013-03-12 2021-10-26 The Volcano Corporation Vibrating guidewire torquer and methods of use
US11026591B2 (en) 2013-03-13 2021-06-08 Philips Image Guided Therapy Corporation Intravascular pressure sensor calibration
US9301687B2 (en) 2013-03-13 2016-04-05 Volcano Corporation System and method for OCT depth calibration
US10758207B2 (en) 2013-03-13 2020-09-01 Philips Image Guided Therapy Corporation Systems and methods for producing an image from a rotational intravascular ultrasound device
US20160030151A1 (en) 2013-03-14 2016-02-04 Volcano Corporation Filters with echogenic characteristics
US10292677B2 (en) 2013-03-14 2019-05-21 Volcano Corporation Endoluminal filter having enhanced echogenic properties
US10219887B2 (en) 2013-03-14 2019-03-05 Volcano Corporation Filters with echogenic characteristics

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000131222A (ja) * 1998-10-22 2000-05-12 Olympus Optical Co Ltd 光断層画像装置
US6615072B1 (en) * 1999-02-04 2003-09-02 Olympus Optical Co., Ltd. Optical imaging device
JP2001083077A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Olympus Optical Co Ltd 光イメージング装置
JP4464519B2 (ja) * 2000-03-21 2010-05-19 オリンパス株式会社 光イメージング装置
RU2169347C1 (ru) * 1999-11-29 2001-06-20 Геликонов Валентин Михайлович Оптический интерферометр (варианты)
EP1240476A1 (en) * 1999-12-09 2002-09-18 Oti Ophthalmic Technologies Inc. Optical mapping apparatus with adjustable depth resolution
JP2003121347A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd グルコース濃度測定方法および測定装置
JP2005351839A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Fujinon Corp 断層映像装置
JP4688094B2 (ja) * 2004-11-02 2011-05-25 株式会社松風 光コヒーレンストモグラフィー装置
JP2006162366A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Fujinon Corp 光断層映像装置
JP2006300801A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> オプティカル・コヒーレント・トモグラフィー装置
JP2006267069A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Photo Film Co Ltd 光断層画像化装置
JP2007268058A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujifilm Corp 光プローブおよび光断層画像化装置
JP2007315857A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光を用いた断層撮影装置および波長分散の補正方法
JP5406427B2 (ja) * 2006-11-17 2014-02-05 株式会社トプコン 断層画像処理方法、装置およびプログラムならびにこれを用いた光断層画像化システム
JP5140396B2 (ja) * 2007-11-28 2013-02-06 富士フイルム株式会社 光コネクタおよびこれを用いる光断層画像化装置
JP5129562B2 (ja) * 2007-12-27 2013-01-30 富士フイルム株式会社 光断層画像化方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090174886A1 (en) 2009-07-09
US7978335B2 (en) 2011-07-12
JP2009162639A (ja) 2009-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4986296B2 (ja) 光断層画像化システム
JP5406427B2 (ja) 断層画像処理方法、装置およびプログラムならびにこれを用いた光断層画像化システム
JP5129562B2 (ja) 光断層画像化方法およびシステム
JP2008145376A (ja) 光断層画像化システム
JP5069585B2 (ja) 光プローブを用いた光断層画像化装置
JP5543163B2 (ja) 光断層画像取得装置
JP4895277B2 (ja) 光断層画像化装置
JP2007101263A (ja) 光断層画像化装置
JP2007101249A (ja) 光断層画像化方法および装置
JP2008253492A (ja) 断層画像処理方法および装置ならびにプログラム
JP2007085931A (ja) 光断層画像化装置
JP2007101268A (ja) 光断層画像化装置
US8564787B2 (en) OCT apparatus and interference signal level control method for the same
JP2007101262A (ja) 光断層画像化装置
US7812961B2 (en) Method, apparatus, and program for processing tomographic images
JP2007275193A (ja) 光プローブおよび光断層画像化装置
JP2010014514A (ja) 光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法
JP2007267927A (ja) 光断層画像化方法および装置
JP2007101267A (ja) 光断層画像化装置
US20070159637A1 (en) Optical tomography system
JP2008089349A (ja) 光断層画像化装置
JP2008275529A (ja) 断層画像処理方法および装置ならびにプログラム
JP2008253493A (ja) 断層画像処理方法および装置ならびにプログラム
JP2007101266A (ja) 光断層画像化装置
JP2008145375A (ja) 光断層画像化システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

RD15 Notification of revocation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7435

Effective date: 20120330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4986296

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250