JP4930553B2 - データ移行機能を有した装置及びデータ移行方法 - Google Patents

データ移行機能を有した装置及びデータ移行方法 Download PDF

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Description

本件は、装置に記憶されたデータを他の装置へ移行する技術に関する。
近年、多くの業務で情報技術が利用されており、業務を行うに伴って当該業務に関する種々のデータが、生成されることになる。生成されたデータの大半は、業務内容の記録や、今後の利用のために保存される。
例えば、医療用システムでは、検査結果の画像や、問診結果としてのテキスト、処方した薬の情報といった各患者のデータの保存期間が、法令で定められているので、当該医療用システムは、大量のデータを長期間保存しなければならない。
データを保存する媒体としては、ハードディスク、磁気テープ、半導体メモリ等があげられるが、大量のデータを保存する場合、記憶容量あたりの費用が比較的低廉な磁気テープを採用することが多い。
しかし、磁気テープは、シーケンシャルアクセスのため、頻繁にランダムなアクセスが必要となるデータの保存には適さない。
上記医療用システムでは、診察結果としてのデータの記憶や、診察のためのデータの読み出しが、随時行われるため、ランダムアクセスが求められ、且つこれら大量のデータを長期間保存することが求められる。
このため磁気テープとハードディスクとを備え、大量のデータを磁気テープに記憶し、アクセス頻度の高いデータをランダムアクセス可能なハードディスクへ記憶することで、大容量化とランダムアクセスを両立したシステムが存在する。
上記のようにデータを長期間保存しなければならないシステムでは、記憶しているデータが増えてデータを記憶できる残容量が少なくなった際や、システムが耐用年数に達した際に、旧来のシステムから新しいシステムへ移行する場合がある。
旧システムから新システムへ移行する場合、データを旧システムから新システムへ移す必要がある。ここで、磁気テープは、データを長期間保存する場合であっても安定性が高く、また、規格の更新が少ない成熟した媒体であるので将来もそのまま使える見込みが高い。このため旧システムの磁気テープをそのまま新システムへ移すことでデータの移行が可能である。
一方、ハードディスクは使用時間が増すにつれて故障の可能性も上がるので、旧システムのハードディスクからデータを読み込んで新システムの新しいハードディスクへ記憶させ直すことで、データを移行することが望ましい。
しかし、新しい媒体にデータを記憶し直すことでデータを移行する手法は、時間がかかるという問題点があった。データの移行に係る時間は、データ量に比例するが、上記医療用システムのように大量のデータを移行する場合、例えば数日から数か月かかることがあった。
そこで、本発明の一側面における目的は、データの移行にかかる時間を短縮する技術を提供する。
上記課題を解決するため、本件の装置は、第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する装置であって、
第一記憶媒体からデータを読み込む第一読込部と、
移行元の第二記憶媒体からデータを読み込む第二読込部と、
移行先の第二記憶媒体へデータを書き込む書込部と、
第一読込部及び第二読込部によって第一記憶媒体と第二記憶媒体とから所定の割合でデータを読み込み、読み込んだデータを前記書込部によって前記移行先の第二記憶媒体へ書き込ませる移行制御部と、を備えた。
開示のシステムは、データの移行にかかる時間を短縮する技術を提供できる。
移行元のストレージサーバの概略図 ストレージサーバが業務サーバと接続した状態を示す図 管理テーブルの説明図 移行元のストレージサーバと移行先のストレージサーバとの接続状態を示す図 移行先のストレージサーバの概略図 データ移行方法の説明図 ストレージシステムの概略図 読込み要求を受けた場合に移行先ストレージサーバが実行する処理の説明図 読込み要求を受けた場合に移行元ストレージサーバが実行する処理の説明図 移行元のストレージサーバと移行先のストレージサーバとの接続状態を示す図 データ移行中に業務サーバとストレージ装置とを接続した状態を示す図
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
〈実施形態1〉
図1は、ストレージサーバ(ストレージ装置)1の概略図である。ストレージサーバ1は、第一記憶部11や、第二記憶部12、データ管理部13、インターフェイス14、通信制御部15を備えている。
第一記憶部11は、大容量の記憶媒体を有し、全てのデータを記憶する。本例の第一記憶部11は、記憶媒体として磁気テープを用いる磁気テープ装置である。
第二記憶部12は、ランダムアクセスが可能な記憶媒体を有し、第一記憶部11に記憶したデータの一部を一時的に記憶する。本例の第二記憶部12は、記憶媒体としてハードディスクを用いたハードディスクドライブである。
インターフェイス14は、データ管理部13と、第一記憶部11及び第二記憶部12と
を接続し、データ管理部13から第一記憶部11又は第二記憶部12へ書き込むデータや、第一記憶部11又は第二記憶部12から読み込んだデータを中継する。インターフェイス14は、例えばiSCSI(Internet Small Computer System Interface)や、ファイバーチャネル(Fibre Channel)のホストバスアダプタである。
通信制御部15は、他の装置と接続するインターフェイスであり、接続した装置との通信を制御する。通信制御部15は、例えばネットワークを介して他の装置と接続するネットワークカードである。
データ管理部13は、CPU(central processing unit)131や、メインメモリ1
32、記憶部133を備える。
データ管理部13の記憶部133には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトがインストールされている。
データ管理部13のCPU131は、OSやアプリケーションソフトを記憶部133から適宜読み込んで実行し、インターフェイス14や通信制御部15、入出力部16から受信した情報、及び記憶部11,12,133から読み込んだ情報を演算処理する。この演算処理により、データ管理部13は、第一読込部2Aや、第二読込部2B、第一書込部2C、第二書込部2D、テーブル更新部2E、認証部2Fとしても機能する。即ち、本例のストレージサーバ1は、プログラムを実行し、当該プログラムに従って情報を処理することにより、ソフトウェア的に各部の機能を実現する情報処理装置(コンピュータ)である。
第一読込部2AとしてCPU131は、通信制御部15を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じた読出命令をインターフェイス14へ送り、インターフェイス14を介して第一記憶部11からデータの読み込みを行う。
第二読込部2BとしてCPU131は、通信制御部15を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じた読出命令をインターフェイス14へ送り、インターフェイス14を介して第二記憶部12からデータの読み込みを行う。
第一書込部2CとしてCPU131は、通信制御部15を介してデータと当該データの書込要求を受信した場合に、当該データ及び書込命令をインターフェイス14へ送り、第一記憶部11に対するデータの書き込みを行う。
第二書込部2DとしてCPU131は、通信制御部15を介してデータと当該データの書込要求を受信した場合に、当該データ及び書込命令をインターフェイス14へ送り、第二記憶部12に対するデータの書き込みを行う。
テーブル更新部2EとしてCPU131は、各データに関する情報を登録した管理テーブルを更新する。
認証部2FとしてCPU131は、業務サーバ3からアクセスの要求を受けた場合に、当該アクセスの要求に含まれるユーザ情報を抽出し、管理テーブルを参照して当該ユーザ情報によるアクセスを許可するか否かをポリシーに従って判定する。
ストレージサーバ1は、ケーブルやネットワークを介して他の装置と接続する。図2はストレージサーバ1がネットワークを介して業務サーバ3と接続した状態を示す図である。
ストレージサーバ1は、業務サーバ3からの要求に基づいて、データの記憶やデータの読み込みを行う。
ストレージサーバ1は、業務サーバ3から書込み要求されたデータを全て第一記憶部11に記憶させる。しかし、第一記憶部1は、磁気テープ媒体を用いており、シーケンシャルアクセスを行う装置であるため、任意のデータを読み込むのに時間がかかる。
このため第一記憶部11に書き込んだデータのうち、参照頻度の高いデータをランダムアクセスが可能な第二記憶部12にも記憶させる。即ち、第二記憶部12を第一記憶部11のキャッシュとして利用する。
例えば、医療用のシステムであれば、法令の定めによりデータを少なくとも5年分、また、研究等のためには5年分以上のデータを保存できることが望まれる。即ち、第一記憶部11には5年分以上のデータが記憶される。ここで第一書込部2Cは、なるべく多くのデータを第一記憶部11に記憶させるため、データを圧縮しても良い。
そして、ストレージサーバ1は、第一記憶部11へ記憶させたデータのうち、過去2年分のデータを第二記憶部12へも記憶させる。通常の業務で必要になるデータは、最近作成されたデータであることが多く、医療用のシステムにおいて、診療やレセプトの作成、その他事務処理に使用するデータは、通常数カ月以内である。このため、過去2年分のデータが第二記憶部12に記憶されておけば、ストレージサーバ1は業務サーバ3から要求される大抵のデータを第二記憶部12から読み込んで直ちに業務サーバ3へ提供できる。また、2年より前のデータが要求された場合であっても、1時間程度の時間をかければ、ストレージサーバ1は当該データを第一記憶部11から読み込み可能である。当該データの読み込みに多少時間がかかったとしても、第一記憶部11から読み込まなければならないケースは稀であるので、問題は少ない。
このようにストレージサーバ1は、安価に大量のデータを記憶できる第一の記憶装置と、ランダムアクセスが可能な第二の記憶装置とを備えたことにより、大容量化と高いアクセス速度を両立している。
本例のストレージサーバ1は、各データにIDを付加し、各データの属性や格納場所の情報をIDと対応つけて管理テーブルに登録してデータの管理を行っている。図3は、本例の管理テーブルの説明図である。
アーカイブIDは、各データを識別する情報である。アーカイブIDは、英数字等、識別可能なキャラクタであれば良く、ソートのための連続番号や、グループ分けのための種別を示す情報を有しても良く、例えばarchiveID1である。
アーカイブ元ファイル名は、各データのファイル名である。アーカイブ元ファイル名は、ユーザ或いは業務システム3による指定が可能であり、例えば、Data1.datである。ア
ーカイブ元ファイル名は、アーカイブIDと共に、各データの識別に用いても良い。
アーカイブ元サーバ名は、各データの書き込み或いは読み込みを行うサーバの名前であり、例えばServer1である。
アーカイブ ユーザIDは、各データを使用するユーザのIDであり、例えばユーザ1である。アーカイブ ユーザIDは、複数設定しても良く、例えばデータの作成者、更新者、読
み取り可能なユーザ、書き込み可能なユーザを示しても良い。
アーカイブ実行ポリシー名は、各データにアクセスする場合に適用するポリシーの名前であり、例えばPolicy1である。ポリシーは、認証の要否、認証の条件を示し、記憶部1
33或いは第二記憶部12に記憶されている。認証の条件は、「アーカイブ ユーザIDと
一致するIDのユーザのみをアクセス可能にする」や「書き込み可能なユーザアーカイブ
ユーザIDと一致するIDのユーザによる更新を可能として一致しないIDのユーザは読
み込みのみとする」等である。
データ保存位置は、各データの格納場所を示す。例えば、DISK1/sub1のようにデータが格納されている階層構造をデバイス名やフォルダ名の順で示した情報、所謂パス名である。
データ保存二次媒体名は、データを記憶している媒体の名前を示す。例えば、媒体を他のストレージサーバに移しても媒体が特定できるように、システム内で固有の名前を設定する。
アクセス日時は、各データに対する最終のアクセス日時を示す。例えば、20080105120500のように、年、月、日、時、分、秒を列記する。なお、データに対するアクセスは、当該データの読み取り、書込み、更新などである。また、アクセス日時は、最終のアクセスだけに限らず、過去のアクセス日時を所定期間分記録したアクセス履歴であっても良い。
第一記憶部12或いは第二記憶部12にデータが新たに記憶された場合、テーブル更新部2Eは当該データの情報を新たに管理テーブルへ登録する。また、第一記憶部12からデータが削除された場合、テーブル更新部2Eは、当該データの情報を管理テーブルから削除する。更に、第一記憶部12或いは第二記憶部12内のデータに対してアクセスがあった場合、テーブル更新部2Eは当該データのアクセス日時を更新する。
本例の業務サーバ3は、各データをアーカイブIDで特定してアクセスを要求する。即ち、業務サーバ3がarchiveID1の読み取りをストレージサーバ1に要求すると、ストレージサーバ1のデータ管理部13が管理テーブルを参照し、対応するファイル即ちData1.dat をデータ保存位置であるDISK1/sub1から読み込んで業務サーバ3へ提供する。
そして、上記ストレージサーバ1が耐用年数に達するなどして、新たなストレージサーバ2へ移行する場合、移行元のストレージサーバ1から移行先のストレージサーバ2へデータを移行する。
図4は、データを移行するため移行元のストレージサーバ1と移行先のストレージサーバ2との接続状態を示す図である。データを移行されたストレージサーバ2は、ストレージサーバ1に代わって業務サーバ3と接続し、業務サーバ3からの要求に応じてデータに対するアクセスを行う。
図5はデータの移行機能を備えたストレージサーバ2の概略図である。
ストレージサーバ2は、第一記憶部21や、第二記憶部22、データ管理部23、インターフェイス24、通信制御部25を備えている。
第一記憶部21は、大容量の記憶媒体を有し、全てのデータを記憶する。本例の第一記憶部21は、記憶媒体として磁気テープを用いる磁気テープ装置である。
第二記憶部22は、ランダムアクセスが可能な記憶媒体を有し、第一記憶部21に記憶
したデータの一部を一時的に記憶する。本例の第二記憶部22は、記憶媒体としてハードディスクを用いたハードディスクドライブである。
インターフェイス24は、データ管理部23と、第一記憶部21及び第二記憶部22とを接続し、データ管理部23から第一記憶部21又は第二記憶部22へ書き込むデータや、第一記憶部21又は第二記憶部22から読み込んだデータを中継する。インターフェイス24は、例えばiSCSIや、ファイバーチャネルのホストバスアダプタである。
通信制御部25は、他の装置と接続するインターフェイスであり、接続した装置との通信を制御する。通信制御部25は、例えばネットワークを介して他の装置と接続するネットワークカードである。図3において、通信制御部25は、ネットワークを介してストレージサーバ1と接続しており、ストレージサーバ1への読出要求の送信、或いはストレージサーバ1から読み込んだデータの受信などの通信を制御する。
データ管理部23は、CPU(central processing unit)231や、メインメモリ2
32、記憶部233を備える。
データ管理部23の記憶部233には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト(データ移行プログラム等)がインストールされている。
データ管理部23のCPU231は、OSやアプリケーションソフトを記憶部233から適宜読み込んで実行し、インターフェイス24や通信制御部25、入出力部26から受信した情報、及び記憶部21,22,233から読み込んだ情報を演算処理する。この演算処理により、データ管理部23は、第一読込部2Aや、第二読込部2B、第一書込部2C、第二書込部2D、テーブル更新部2E、認証部2F、移行制御部2Gとしても機能する。即ち、本例のストレージサーバ1は、プログラムを実行し、当該プログラムに従って情報を処理することにより、ソフトウェア的に各部の機能を実現する情報処理装置(コンピュータ)である。
第一読込部2AとしてCPU231は、通信制御部25を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じた読出命令をインターフェイス24へ送り、インターフェイス24を介して第一記憶部21からデータの読み込みを行う。
第二読込部2BとしてCPU231は、通信制御部25を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じた読出命令をインターフェイス24へ送り、インターフェイス24を介して第二記憶部22からデータの読み込みを行う。また、第二読込部2BとしてCPU231は、通信制御部25を介してストレージサーバ1へ読み込み要求を送ることでストレージサーバ1の第二記憶部12からデータの読み込みを行う。
第一書込部2CとしてCPU231は、通信制御部25を介してデータと当該データの書込要求を受信した場合に、当該データ及び書込命令をインターフェイス24へ送り、第一記憶部21に対するデータの書き込みを行う。
第二書込部2DとしてCPU231は、通信制御部25を介して業務サーバ3から或いは移行制御部2Gからデータと当該データの書込要求を受信した場合に、インターフェイス24を介して第二記憶部22に対するデータの書き込みを行う。
テーブル更新部2EとしてCPU231は、各データに関する情報を登録した管理テーブルを更新する。
認証部2FとしてCPU231は、業務サーバ3からアクセスの要求を受けた場合に、当該アクセスの要求に含まれるユーザ情報を抽出し、管理テーブルを参照して当該ユーザ情報によるアクセスを許可するか否かをポリシーに従って判定する。
移行制御部2GとしてCPU231は、移行元であるストレージサーバ1の第二記憶部12からデータを読み込んで第二記憶部22へ記憶させる。即ち、移行制御部2GとしてCPU231は、ストレージサーバ1の管理テーブルを参照して、移行元である第二記憶部12に記憶されているデータを特定し、当該データを読み込む命令を第二読込部2Bに渡す。第二読込部2BとしてCPU231は、前記命令に基づき特定したデータの読み込みをストレージサーバ1に要求し、当該要求に応じたデータをストレージサーバ1から受信することで、ストレージサーバ1側のデータの読出しを行う。そして、移行制御部2GとしてのCPU231は、第二読込部2Bで読み込んだデータを書き込む命令を第二書込部2Dに送る。第二書込部2DとしてCPU231は、当該データを第二記憶部22へ書き込む。
更に、移行制御部2GとしてCPU231は、第一記憶部21からデータを読み込んで第二記憶部22へ記憶させる。即ち、移行制御部2GとしてのCPU231は、ストレージサーバ1の管理テーブルを参照して、移行元である第二記憶部12に記憶されているデータを特定し、当該データを読み込む命令を第一読込部2Aに渡す。第一読込部2AとしてCPU231は、前記命令に基づき、特定した前記データを第一記憶部21から読み込み、読み込んだデータを第二書込部2DとしてのCPU231が第二記憶部22へ書き込む。
このように本例のストレージサーバ2は、自装置内の第一記憶部21と、移行元の第二記憶部12とから並行してデータを読み込むことによって、データの移行に係る時間を短縮する。
なお、データを第一記憶部21と第二記憶部22とから読み込む割合は、第一記憶部21と第二記憶部22の読み込み速度の比に基づいて決定する。即ち、読み込み速度の速い記憶部から読み込むデータ量を多くし、読み込み速度の遅い記憶部から読み込むデータ量を少なくし、読み込む処理を適切に配分する。例えば第一記憶部21の読み込み速度がR1、第二記憶部22の読み込み速度がR2の場合、第一記憶部21から読み出すデータを全体のうちR1/(R1+R2)とし、第二記憶部22から読み出すデータを全体のうちR2/(R1+R2)とする。具体的には、図6を用いて後述する。
図6は、本実施形態において、データ移行機能を有した装置であるストレージサーバ2が、データ移行プログラムに基づいて実行するデータ移行方法の説明図である。
移行に際して図3に示すように、ストレージサーバ2は、ストレージサーバ1とネットワーク等のケーブルを用いて接続される。また、ストレージサーバ1の第一記憶部11から磁気テープ媒体が取り出され、ストレージサーバ2の第一記憶部21へ装着される。磁気テープ媒体をストレージサーバ2へ移したことにより、この時点で全てのデータが、ストレージサーバ2で利用可能になる。
そして、オペレータの操作により移行開始が指示されるとストレージサーバ2の移行制御部2GとしてのCPU231は、ストレージサーバ1の管理テーブルを参照して第二記憶部12に記憶しているデータの数、即ち移行するデータの数をカウントする(S1)。図2の例において、データ数は、アーカイブIDで区別されるレコードの数である。
次に移行制御部2GとしてのCPU231は、データ数が所定数を超えているか否か、
本例ではデータ数が10000を越えているか否かを判定する(S2)。
データ数が所定数を越えている場合(S2,Yes)、データ数を所定の割合に分割する(S3)。例えば、第一記憶部21の読み込み速度に対する第二記憶部12の読み込み速度が、1:2の場合、移行制御部2Gは、第一記憶部21から読み込むデータ数を全データ数の1/3、第二記憶部12から読み込むデータ数を全データ数の2/3とする。
そして移行制御部2GとしてのCPU231は、第一記憶部21から読み込むデータと第二記憶部12から読み込むデータとの数がそれぞれステップS3で求めたデータ数となるように、読み込むデータを特定する。本例では第一記憶部21よりも第二記憶部12の方が読み込み速度が速いので、移行制御部2GとしてのCPU231は、アクセス頻度の高いデータを第二記憶部12から読み込み、アクセス頻度の低いデータを第一記憶部21から読み込むようにデータを特定する。
例えば、移行制御部2GとしてのCPU231は、管理テーブルのアクセス日時に基づき、アクセス日時の新しいものから2/3のデータを特定し、この特定したデータを第二記憶部12から読み込む命令を順次第二読込部2Bに送る。
当該命令に基づき第二読込部2BとしてのCPU231がストレージサーバ1の第二記憶部12からデータを順次読み込み、読み込んだデータを書込部としてのCPU231が移行先の第二記憶部22へ順次書き込んで移行を行う。
また、移行制御部2GとしてのCPU231は、アクセス日時の古いものから1/3のデータを特定し、この特定したデータを第一記憶部21から読み込む命令を順次第一読込部2Aに送る。当該命令に基づき第一読取部としてのCPU231は、第一記憶部21からデータを順次読み込み、読み込んだデータを書込部としてのCPU231が移行先の第二記憶部22へ順次書き込んで移行を行う(S4)。
また、移行制御部2GとしてCPU231は、移行の進行状況を判定する(S5)。例えば移行完了数TC及び移行残数TRが所定数を越えているか否かを判定する。例えば、移行を完了したデータの数、即ち移行完了数TCが1/6以上か、且つ移行前のデータの数、即ち移行残数TRが3000以上か否かを判定する。
移行完了数TC及び移行残数TRが所定数を越えていない場合(S5,No)、移行残数TRが所定数(例えば3000)を超えているか否かを判定し(S6)、移行残数TRが所定数を超えていない場合にはステップS5へ戻る(S6,No)。
ステップS5で、移行完了数TC及び移行残数TRが所定数を超えた場合、移行制御部2GとしてのCPU231は、完了比率CRを求める(S7)。例えば、第一記憶部21から第二記憶部22へ書き込んだデータの数(第一移行数)と、移行元の第二記憶部12から移行先の第二記憶部22へ書き込んだデータの数(第二移行数)との比(完了比率CR=第一移行数÷第二移行数)が算出される。
移行制御部2GとしてのCPU231は、完了比率CRが所定割合の許容範囲内か否かを判定する(S8)。例えば、第二記憶部12の読み込み速度はCPUの占有率やデータの断片化によって変動するため、移行制御部2GとしてのCPU231は、実際に移行が完了した比率(完了比率CR)が所定比率の±10%(許容範囲)内であるか否かを確認する。
完了比率CRが許容範囲内であった場合、移行制御部2GとしてのCPU231は、ス
テップS4で特定したデータの移行を継続する(S9)。
一方、ステップS8で完了比率CRが許容範囲内ではなかった場合、移行制御部2GとしてのCPU231は、移行していないデータ数を所定の割合に分割し、第一記憶部21から読み込むデータ数と第二記憶部12から読み込むデータ数を求める(S10)。ここで所定の割合は、ステップS7で求めた完了比率CRであっても良いし、ステップS3と同じ割合であっても良い。
そして移行制御部2GとしてのCPU231は、ステップS10で求めた第二記憶部12から読み込む数のデータを管理テーブルに基づきアクセス日時の新しいものから順に特定する。更に、移行制御部2GとしてのCPU231は、特定したデータを第二記憶部12から読み込む命令を順次第二読込部2Bに送る。当該命令に基づき第二読込部2BとしてのCPU231がストレージサーバ1の第二記憶部12からデータを順次読み込み、読み込んだデータを書込部としてのCPU231が移行先の第二記憶部22へ順次書き込んで移行を再開する。
また、移行制御部2GとしてのCPU231は、ステップS10で求めた第一記憶部21から読み込む数のデータを管理テーブルに基づきアクセス日時の古いものから順に特定する。更に、移行制御部2GとしてのCPU231は、特定したデータを第一記憶部21から読み込む命令を順次第一読込部2Aに送る。当該命令に基づき第一読込部2AとしてのCPU231が第一記憶部21からデータを順次読み込み、読み込んだデータを書込部としてのCPU231が移行先の第二記憶部22へ順次書き込んで移行を再開する(S11)。
そして、移行残数TRが3000より少なくなり、ステップS5でNo、ステップS6でYesと判定された場合、移行制御部2GとしてのCPU231は、ステップS4或いはステップS11で特定したとおり移行完了まで処理続行する(S12)。即ち、移行残
数TRが3000を切った状態では、第一記憶部21から読み込むデータと第二記憶部12から読み込むデータの割合を見直したとしても効果が少ないため、再計算せずに移行完了まで処理を行う。
また、ステップS2でデータ数が所定数以下だった場合、移行制御部2GとしてのCPU231は、管理テーブルを参照し、移行元の第二記憶部12に記憶されているデータを全て第二記憶部12から読み込む命令を読込部へわたす。当該命令に基づき読込部としてのCPUが移行元の第二記憶部12からデータを読み込み、読み込んだデータを書込部としてのCPU231が移行先の第二記憶部22へ書き込み、移行を行う。即ち、移行対象のデータが少ない場合、CPU231は、第一記憶部21から読み込まず、全て移行元の第二記憶部12から読み込んで移行する。
本実施形態によれば、移行元の第二記憶部12からデータを移行する場合、移行元の第二記憶部12からデータを読み込むと共に、第一記憶部21からデータを読み込むことにより、移行処理にかかる時間を短縮している。
なお、第一記憶部21からデータを読み込む速度をR1、移行元の第二記憶部12からデータを読み込む速度をR2、移行先の第二記憶部22へデータを書き込む速度をW1としたとき、各速度は、R1+R2<W1と設定されている。
例えば、移行元の第二記憶部12自体の読み込み速度が書込み速度W1より早い場合でも、ネットワークがボトルネックとなってストレージサーバ1の第二記憶部12からデータを読込む速度R2が、速度W1より遅くなることがある。このような場合、本実施形態
によれば、第一記憶部21からデータを読込むことにより、移行速度が向上する。
また、移行先の第二記憶部12が複数の記憶装置を備えている場合、書込部が、データを複数の記憶装置に分散して書き込むことにより、第二記憶部12全体の書込み速度W1を読込みR1+R2より十分に早くすることもできる。
〈実施形態2〉
図7は、本発明の実施形態2に係るストレージシステム100の概略図である。本実施形態では、前述の実施形態1と比べてデータ移行中に業務サーバから読込み要求を受けた場合の処理が主に異なっている。図7では、ストレージサーバ1,2の一部の要素を省略して示したが、ストレージサーバ1,2は前述の実施形態1と同じ構成である。本実施形態2において、前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
ストレージサーバ1は、図2に示すように業務サーバ3と接続して業務サーバ3からの要求に応じてデータの読み取りや書き込みを行うが、耐用年数に達する等して廃止する場合、図7に示すように新たなストレージサーバ2を導入してデータを移行する。データの移行は、前述の実施形態1と同様にストレージサーバ1とストレージサーバ2とを接続し、図6の手順で行う。また、ストレージサーバ2は業務サーバと接続し、データの移行中であっても、業務サーバ3からアクセスの要求を受けると、割り込み処理として当該要求に応じたアクセスを行う。
図8は、データの移行中に読み込みの要求を受けた場合にストレージサーバ2が実行する処理の説明図、図9は、データの移行中に読み込みの要求を受けた場合にストレージサーバ1が実行する処理の説明図である。
ストレージサーバ2は、業務サーバ3からデータの読み込み要求を受けると、CPU231が当該要求から読み込むデータを特定するためのアーカイブIDとユーザIDを抽出する(S20)。
第二読込部2BとしてのCPU231は、抽出されたアーカイブIDと一致するアーカイブIDを含むレコードを自装置内のデータ管理DBにおいて検索する(S21)。
第二読込部2BとしてのCPU231は、アーカイブIDの一致するレコードが索出されたか否かを判別し(S22)、索出された場合(S22,Yes)、当該レコードが示すポリシーに従って認証部2FとしてのCPU231が認証処理を行う(S23)。例えば、CPU231が、当該レコードのポリシー名と対応するポリシーを記憶部233から読込み、当該ポリシーに基づき、受信した要求のユーザIDと、索出されたレコードのアーカイブユーザIDとが一致した場合に認証、一致しない場合に非認証とする。
第二読込部2BとしてのCPU231は、認証されたか否かを判別し(S24)、非認証であれば(S24,No)業務サーバ3にエラーを送信する(S25)。また、認証された場合(S24,Yes)、第二読込部2BとしてのCPU231は、前記レコードのデータ保存位置を参照して読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されているか否かを判定する(S26)。
読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されている場合(S26,Yes)、第二読込部2BとしてのCPU231が第二記憶部22から当該データを読み込む(S27)。また、第二読込部2BとしてのCPU231は、読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されていない場合(S26,No)、第一読込部2AとしてのCPU231が第一
記憶部22から当該データを読み込む(S28)。
第一読込部2A或いは第二読込部2BとしてCPU231は、読み込んだデータを業務サーバ3へ送信する(S29)。
一方、ステップS22でアーカイブIDの一致するレコードが無い、即ち読み込むべきデータが移行前で自装置内に存在しない場合、第二読込部2BとしてのCPU231は、業務サーバ3から受信した読み込み要求を移行元であるストレージサーバ1へ送信する。当該読込み要求を受信したストレージサーバ1のCPU131は、当該要求からアーカイブIDとユーザIDを抽出し、抽出したアーカイブIDと一致するアーカイブIDを含むレコードを自装置内のデータ管理DBにおいて検索する(S31)。
そして、第二読込部2BとしてのCPU131は、アーカイブIDの一致するレコードが索出されたか否かを判別し(S32)、索出されない場合には(S32,No)、ストレージサーバ2を介して業務サーバ3へエラーを返す(S39)。また、索出された場合(S32,Yes)、当該レコードが示すポリシーに従って認証部2FとしてのCPU131が認証処理を行う(S33)。
第二読込部2BとしてのCPU131は、認証されたか否かを判別し(S34)、非認証であれば(S34,No)、ストレージサーバ2を介して業務サーバ3にエラーを送信する(S35)。また、認証された場合(S34,Yes)、第二読込部2BとしてのCPU131は、前記レコードのデータ保存位置を参照して読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されているか否かを判定する(S36)。
読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されている場合(S36,Yes)、第二読込部2BとしてのCPU231が第二記憶部22から当該データを読み込み(S37)、移行先のストレージサーバ2へ送信する(S38)。当該データを受信したストレージサーバ2は、当該データを業務サーバ3へ送信する(S29)と共に、移行制御部2GとしてのCPU231が当該データを第二記憶部22へ記憶させる(S30)。更にテーブル更新部2EとしてのCPU231は、当該データを記憶した日時や保存位置に基づいて管理テーブルを更新する(S30)。即ち、移行制御部2GとしてのCPU231は、割り込み処理で読み込んだ当該データ及び当該データにかかる管理テーブルの内容の移行を行う。
一方、図2のステップS36において、第二読込部2BとしてのCPU131は、読み込むべきデータが第二記憶部22に記憶されていない場合(S36,No)、読み込むべきデータに係る管理テーブルの情報をストレージサーバ2へ通知する。当該管理テーブルの情報とは、例えばアーカイブIDや、データ保存二次媒体名、データ保存位置をストレージサーバ2へ通知する(S38)。当該通知を受けたストレージサーバ2は、第一読込部2AとしてのCPU231がデータ保存二次媒体名やデータ保存位置といった前記情報に基づき、第一記憶部21からデータを読み込む(S28)。
また、テーブル更新部2EとしてのCPU231は、当該管理テーブルの情報を管理テーブルに記憶させる(S30)。
本実施形態2によれば、データの移行中であっても業務サーバ3からの読み込み要求に応答できるので、データ移行によってストレージサーバ2が利用できない時間を短縮することができる。即ち、業務サーバ3のユーザにとっては、ストレージサーバ2を導入後、直ちにストレージサーバ3から全てのデータを利用することができ、移行期間を意識しなくて済む。
また、移行元から読み込んだデータを移行先へ記憶させるので、読み込んだデータが無駄にならず、データの移行中に処理を行っても移行速度を低下させることが少ない。
〈実施形態3〉
図10は、実施形態3のブロック図である。本実施形態3は、ストレージ装置10からストレージ装置20へデータを移行する例を示している。
ストレージ装置10は、通信制御部15と、第二読込部2Bとを備えている。
通信制御部15は、他の装置と接続するインターフェイスであり、接続した装置との通信を制御する。
第二読込部2Bは、通信制御部15を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じて第二記憶部12からデータの読み込みを行う。
第二記憶部12は、ランダムアクセスが可能な記憶媒体、例えばハードディスクを用いたハードディスクドライブであり、移行するデータを記憶している。
また、ストレージサーバ20は、第一読込部2Aや、第二読込部2B、第二書込部2D、テーブル更新部2E、認証部2F、移行制御部2G、記憶部233、通信制御部25を備えている。
第一記憶部21は、大容量の記憶媒体を有し、全てのデータを記憶する。本例の第一記憶部21は、記憶媒体として磁気テープを用いる磁気テープ装置である。
第二記憶部22は、ランダムアクセスが可能な記憶媒体を有し、第一記憶部21に記憶したデータの一部を一時的に記憶する。本例の第二記憶部22は、記憶媒体としてハードディスクを用いたハードディスクドライブである。
通信制御部25は、他の装置と接続するインターフェイスであり、接続した装置との通信を制御する。
記憶部233には、管理テーブルやファームウェア(プログラム)を記憶する。
第一読込部2Aは、通信制御部25を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じて第一記憶部21からデータの読み込みを行う。
第二読込部2Bは、通信制御部25を介してデータの読出要求を受信した場合に、当該読出要求に応じて第二記憶部22からデータの読み込みを行う。また、第二読込部2Bは、通信制御部25を介して読み込み要求をストレージ装置10へ送ることでストレージサーバ10の第二記憶部12からデータの読み込みを行う。
第二書込部2Dは、通信制御部25を介してデータと当該データの書込要求を受信した場合、或いは移行制御部2Gからデータと当該データの書込要求を受信した場合に、第二記憶部22に対する当該データの書き込みを行う。
認証部2Fは、業務サーバ3からアクセスの要求を受けた場合に、当該アクセスの要求に含まれるユーザ情報を抽出し、管理テーブルを参照して当該ユーザ情報によるアクセスを許可するか否かをポリシーに従って判定する。
移行制御部2Gは、移行元であるストレージ装置10の第二記憶部12からデータを読み込んで第二記憶部22へ記憶させる。即ち、移行制御部2Gは、ストレージ装置10の管理テーブルを参照して、移行元である第二記憶部12に記憶されているデータを特定し、当該データを読み込む命令を第二読込部2Bに渡す。第二読込部2Bは、前記命令に基づき特定したデータの読み込みをストレージ装置10に要求し、当該要求に応じたデータをストレージ装置10から受信することで、ストレージ装置10側のデータの読み込みを行う。そして、移行制御部2Gは、第二読込部2Bで読み込んだデータを書き込む命令を第二書込部2Dに送る。第二書込部2Dは、当該データを第二記憶部22へ書き込む。
更に、移行制御部2Gは、第一記憶部21からデータを読み込んで第二記憶部22へ記憶させる。即ち、移行制御部2Gは、ストレージ装置10の管理テーブルを参照して、移行元である第二記憶部12に記憶されているデータを特定し、当該データを読み込む命令を第一読込部2Aに渡す。第一読込部2Aは、前記命令に基づき、特定した前記データを第一記憶部21から読み込み、読み込んだデータを第二書込部2Dが第二記憶部22へ書き込む。
このように本実施形態3のストレージ装置20は、自装置内の第一記憶部21と、移行元の第二記憶部12とから並行してデータを読み込むことによって、データの移行に係る時間を短縮できる。
なお、データを第一記憶部21と第二記憶部12とから読み込む割合は、第一記憶部21と第二記憶部12の読み込み速度の比に基づいて決定しても良い。これにより本実施形態3のストレージ装置20は、データを第一記憶部21と第二記憶部12とから適切な割合で読み込むことができ、データの移行に係る時間を短縮できる。
更に、図11に示すように、ストレージ装置20を業務サーバ3と接続してデータの移行中に業務サーバ3からのアクセスの要求を処理できるようにしても良い。
例えば、移行元の第二記憶媒体12から移行先の第二記憶媒体22へデータを移行している途中に、まだ移行先の第二記憶媒体22へ移行されていないデータの読み込み要求が業務サーバ3からあったとする。この場合、移行制御部2Gは、読み込み要求に応じて移行元の第二記憶媒体12から読み込んだデータを業務サーバ3に提供すると共に、読み込んだデータを移行先の第二記憶媒体22へ記憶させる。
これによりストレージ装置20は、データの移行中であっても業務サーバ3からの読み込み要求に応答できるので、データ移行によってストレージサーバ2が利用できない時間を短縮することができる。即ち、業務サーバ3のユーザにとっては、ストレージ装置20を導入後、直ちにストレージ装置20から全てのデータを利用することができ、移行期間を意識しなくて済む。
また、移行元から読み込んだデータを移行先へ記憶させるので、読み込んだデータが無駄にならず、データの移行中に処理を行っても移行速度を低下させることが少ない。
本例のストレージ装置10,20の構成要素のうち、情報を処理する要素は、特定の動作を行う基本的な回路を組み合わせて各々の機能を実現したハードウェアである。また、これら情報を処理する要素の一部或いは全部は、汎用のプロセッサがソフトウェアとしてのプログラムを実行することによって各々の機能を実現するものでも良い。
ストレージ装置10,20において、第一読込部2Aや、第二読込部2B、第二書込部
2D、テーブル更新部2E、認証部2F、移行制御部2G、記憶部233、通信制御部25は、前記情報を処理する要素である。
これら情報を処理する要素であるハードウェアは、例えば、FPGA[Field Programmable Gate Array]、ASIC[Application Specific Integrated Circuit]、LSI[Large Scale Integration]といった基本的な回路を備える。また、当該ハードウェアは
、IC[Integrated Circuit]、ゲートアレイ、論理回路、信号処理回路、アナログ回路といった基本的な回路を備えても良い。
論理回路としては、例えば、AND、OR、NOT、NAND、NOR、フリップフロップ、カウンタ回路がある。信号処理回路には、信号値に対し、例えば、加算、乗算、除算、反転、積和演算、微分、積分を実行する回路が、含まれていてもよい。アナログ回路には、例えば、信号値に対して、増幅、加算、乗算、微分、積分を実行する回路が、含まれていてもよい。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、前述の実施形態1〜3に関し、更に以下の付記を開示する。また、これらの構成要素は可能な限り組み合わせることができる。
(付記1)
第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する装置であって、
第一記憶媒体からデータを読み込む第一読込部と、
移行元の第二記憶媒体からデータを読み込む第二読込部と、
移行先の第二記憶媒体へデータを書き込む書込部と、
第一読込部及び第二読込部によって第一記憶媒体と第二記憶媒体とから所定の割合でデータを読み込み、読み込んだデータを前記書込部によって前記移行先の第二記憶媒体へ書き込ませる移行制御部と、
を備えた装置。
(付記2)
前記所定の割合が、前記第一記憶媒体と前記第二記憶媒体とのデータの読み込み速度の比に基づいて設定された付記1に記載の装置。
(付記3)
前記移行元の第二記憶媒体から前記移行先の第二記憶媒体へデータを移行している途中に、前記移行先の第二記憶媒体へ移行されていないデータの読み込み要求があった場合、前記移行制御部は、読み込み要求に応じて前記移行元の第二記憶媒体から読み込んだデータを前記移行先の第二記憶媒体へ記憶させる付記1又は2に記載の装置。
(付記4)
第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する方法であって、
第一記憶媒体からデータを読み込むステップと、
移行元の第二記憶媒体からデータを読み込むステップと、
移行先の第二記憶媒体へデータを書き込むステップと、
第一記憶媒体と第二記憶媒体とから所定の割合でデータを読み込ませ、読み込ませたデ
ータを前記移行先の第二記憶媒体へ書き込ませるステップと、
を装置が実行するデータ移行方法。
(付記5)
前記所定の割合が、前記第一記憶媒体と前記第二記憶媒体とのデータの読み込み速度の比に基づいて設定された付記4に記載のデータ移行方法。
(付記6)
前記移行元の第二記憶媒体から前記移行先の第二記憶媒体へデータを移行している途中に、前記移行先の第二記憶媒体へ移行されていないデータの読み込み要求があった場合、読み込み要求に応じて前記移行元の第二記憶媒体から読み込んだデータを前記移行先の第二記憶媒体へ記憶させる付記4又は5に記載のデータ移行方法。
(付記7)
第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する方法であって、
第一記憶媒体からデータを読み込むステップと、
移行元の第二記憶媒体からデータを読み込むステップと、
移行先の第二記憶媒体へデータを書き込むステップと、
第一記憶媒体と第二記憶媒体とから所定の割合でデータを読み込ませ、読み込ませたデータを前記移行先の第二記憶媒体へ書き込ませるステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記8)
前記所定の割合が、前記第一記憶媒体と前記第二記憶媒体とのデータの読み込み速度の比に基づいて設定された付記7に記載のプログラム。
(付記9)
前記移行元の第二記憶媒体から前記移行先の第二記憶媒体へデータを移行している途中に、前記移行先の第二記憶媒体へ移行されていないデータの読み込み要求があった場合、読み込み要求に応じて前記移行元の第二記憶媒体から読み込んだデータを前記移行先の第二記憶媒体へ記憶させる付記7又は8に記載のプログラム。
前記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていても良い。ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
1 ストレージサーバ
11 第一記憶部
12 第二記憶部
13 データ管理部
14 インターフェイス
15 通信制御部
16 入出力部
2 ストレージサーバ
21 第一記憶部
22 第二記憶部
23 データ管理部
24 インターフェイス
25 通信制御部
26 入出力部
2A 第一読込部
2B 第二読込部
2C 第一書込部
2D 第二書込部
2E テーブル更新部
2F 認証部
2G 移行制御部

Claims (7)

  1. 第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する装置であって、
    第一記憶媒体からデータを読み込む第一読込部と、
    移行元の第二記憶媒体からデータを読み込む第二読込部と、
    移行先の第二記憶媒体へデータを書き込む書込部と、
    移行先の第二記憶媒体へ移行すべきデータである移行対象データの一部である第1データを前記第一読込部に前記第一記憶媒体から読み込ませ、当該移行対象データの残りの部分である第2データを前記第二読込部に前記第一読込部による第1データの読み込みと並行的に前記移行元の第二記憶媒体から読み込ませ、前記第一読込部及び前記第二読込部に読み込ませた第1データ及び第2データを前記書込部に前記移行先の第二記憶媒体へ書き込ませる移行制御部と、
    を備えた装置。
  2. 前記移行制御部は、前記第一読込部による前記第一記憶媒体からのデータの読み込み速度と前記第二読込部による前記移行元の第二記憶媒体からのデータの読み込み速度と比に基づき、前記第一記憶媒体から読み込むデータ量と前記移行元の第二記憶媒体から読み込むデータ量とを決定し、各データのデータ量が決定したデータ量となるように前記第一読込部に読み込ませる前記第1データと前記第二読込部に読み込ませる前記第2データとを特定する
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記移行元の第二記憶媒体から前記移行先の第二記憶媒体へデータを移行している途中に、前記移行先の第二記憶媒体へ移行されていないデータの読み込み要求があった場合、前記移行制御部は、読み込み要求に応じて前記移行元の第二記憶媒体から読み込んだデータを前記移行先の第二記憶媒体へ記憶させる請求項1又は2に記載の装置。
  4. 第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する方法であって、
    移行先の第二記憶媒体へ移行すべきデータである移行対象データの一部である第1デー
    タを第一記憶媒体から読み込む第一読込ステップと、
    前記移行対象データの残りの部分である第2データを前記第一読込ステップによる第1データの読み込みと並行的に移行元の第二記憶媒体から読み込む第二読込ステップと、
    前記第一読込ステップにより読み込まれた第1データと前記第二読込ステップにより読み込まれた第2データとを前記移行先の第二記憶媒体へ書き込むステップと、
    を装置が実行するデータ移行方法。
  5. 前記第一読込ステップによる前記第一記憶媒体からのデータの読み込み速度と前記第二読込ステップによる前記移行元の第二記憶媒体からのデータの読み込み速度と比に基づき、前記第一記憶媒体から読み込むデータ量と前記移行元の第二記憶媒体から読み込むデータ量とを決定し、各データのデータ量が決定したデータ量となるように、前記第一読込ステップに読み込ませる前記第1データと前記第二読込ステップに読み込ませる前記第2データとを特定するステップを、
    前記装置がさらに実行する
    請求項4に記載のデータ移行方法。
  6. 前記移行元の第二記憶媒体から前記移行先の第二記憶媒体へデータを移行している途中に、前記移行先の第二記憶媒体へ移行されていないデータの読み込み要求があった場合、読み込み要求に応じて前記移行元の第二記憶媒体から読み込んだデータを前記移行先の第二記憶媒体へ記憶させる請求項4又は5に記載のデータ移行方法。
  7. 第一記憶媒体に記憶されているデータのうち一部のデータを記憶する移行元の第二記憶媒体から、移行先の第二記憶媒体へデータを移行する方法であって、
    移行先の第二記憶媒体へ移行すべきデータである移行対象データの一部である第1データを第一記憶媒体から読み込む第一読込ステップと、
    前記移行対象データの残りの部分である第2データを前記第一読込ステップによる第1データの読み込みと並行的に移行元の第二記憶媒体から読み込む第二読込ステップと、
    前記第一読込ステップにより読み込まれた第1データと前記第二読込ステップにより読み込まれた第2データとを前記移行先の第二記憶媒体へ書き込むステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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