JP4926304B1 - 移動体情報取得装置、移動体情報取得方法、移動体情報取得プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

移動体情報取得装置、移動体情報取得方法、移動体情報取得プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

移動体情報取得装置(100)は、移動体の状態を取得する。現在情報取得部(101)は、移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(実エネルギー消費量)を取得する。設定部(102)は、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、当該要因の原因となる移動体に関する情報を設定する。推定部(103)は、基準となる時点の移動体に関する情報に基づいて、移動体の走行により消費されるエネルギー消費量(基準エネルギー消費量)を推定する。算出部(104)は、実エネルギー消費量の基準エネルギー消費量に対する変化量を要因ごとに算出する。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、移動体の状態を取得する移動体情報取得装置、移動体情報取得方法、移動体情報取得プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、移動体情報取得装置、移動体情報取得方法、移動体情報取得プログラムおよび記録媒体に限らない。
【背景技術】
【0002】
従来、エネルギーを節約した運転をユーザに促すための情報を表示部に表示する車両情報表示装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。下記特許文献1では、車両の速度と走行距離とに基づいて走行抵抗を算出して、走行抵抗を表示部に表示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
特許第3522035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に示す技術では、車両の速度と、出発地点から目的地店までの走行距離とに基づいて走行距離全体の走行抵抗を算出している。このため、出発地点から目的地点までの間の、どの時点の走行状態で走行抵抗が生じていたかを判断することができない。したがって、走行抵抗が変化したとしても、走行抵抗を生じさせた走行状態がわからないため、走行抵抗を変化させた要因を特定することができないという問題点が一例として挙げられる。
発明が解決しようとする課題
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる移動体情報取得装置は、移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得手段と、前記移動体のエネルギー消費量を増減させる複数の要因の各々に、当該要因を構成する前記移動体に関する情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された基準となる時点の前記移動体に関する情報に基づいて前記走行により消費されるエネルギー消費量(以下、「基準エネルギー消費量」という)を推定する推定手段と、前記実エネルギー消費量の前記基準エネルギー消費量に対する変化量を各々の前記要因ごとに算出する算出手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2の発明にかかる移動体情報取得装置は、移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得手段と、前記実エネルギー消費量に基づいて、前記移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、当該要因の原因となる前記移動体に関する情報を推定する推定手段と、前記推定手段によって推定された前記移動体に関する情報を記録する記録手段と、前記推定手段によって推定された前記移動体に関する情報の、前記記録手段によって過去の所定の時点に記録された前記移動体に関する情報に対する変化量を前記要因ごとに算出する算出手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3の発明にかかる移動体情報取得方法は、移動体の情報を取得する移動体情報取得装置における移動体情報取得方法であって、移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得工程と、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに前記実エネルギー消費量を区分し、前記要因に起因する各実エネルギー消費量を推定する推定工程と、基準となる時点における移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「基準エネルギー消費量」という)を前記要因ごとに取得する基準情報取得工程と、前記実エネルギー消費量の前記基準エネルギー消費量に対する変化量を前記要因ごとに算出する算出工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項4の発明にかかる移動体情報取得プログラムは、請求項3に記載の移動体情報取得方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0009】
また、請求項5の発明にかかる記録媒体は、請求項4に記載の移動体情報取得プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、実施の形態にかかる移動体情報取得装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、移動体情報取得装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図5は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の他の手順を示すフローチャートである。
【図7】図7は、ナビゲーション装置のディスプレイに表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる移動体情報取得装置、移動体情報取得方法、移動体情報取得プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる移動体情報取得装置の機能的構成を示すブロック図である。実施の形態にかかる移動体情報取得装置100は、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに変化量を算出し、この変化量に基づいて移動体の状態を取得する。移動体情報取得装置100は、現在情報取得部101、設定部102、推定部103、算出部104、記録部105、報知部106によって構成される。
【0013】
現在情報取得部101は、移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する。具体的には、現在情報取得部101は、CAN(Controller Area Network)など通信プロトコルによって動作する車内通信ネットワークを介して、エレクトロニックコントロールユニット(ECU:Electronic Control Unit)によって管理されている実エネルギー消費量を、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに取得する。
【0014】
移動体のエネルギー消費量を増減させる要因とは、次に示す第一情報、第二情報、第三情報である。第一情報は、駆動源が可動した状態における移動体の停止時に消費されるエネルギーに関する情報である。駆動源が可動した状態における移動体の停止時とは、移動体のエンジンに負荷がかからない程度に、エンジンを低速で空回りさせた状態である。具体的には、駆動源が可動した状態における移動体の停止時とは、アイドリング時である。
【0015】
具体的には、第一情報は、たとえば、エンジンをかけたまま停車しているときや、信号などで停止しているときのエネルギー消費量である。つまり、第一情報は、移動体の走行に関係しない要因で消費されるエネルギー消費量である。より具体的には、第一情報は、移動体に備えられたエアコンやオーディオなどによるエネルギー消費量である。
【0016】
第二情報は、移動体の加減速時に消費されるエネルギーに関する情報である。移動体の加減速時とは、移動体の速度が時間的に変化している走行状態である。具体的には、移動体の加減速時とは、所定の時間内において、移動体の速度が変化する走行状態である。
【0017】
第三情報は、移動体の走行時に生じる抵抗によりに消費されるエネルギーに関する情報である。移動体の走行時とは、所定の時間内において、移動体の速度が一定である走行状態である。移動体の走行時に生じる抵抗とは、移動体の走行時に移動体の走行状態を変化させる要因である。具体的には、移動体の走行時に生じる抵抗とは、気象状況、道路状況、車両状況などにより移動体に生じる抵抗である。
【0018】
気象状況により移動体に生じる抵抗とは、例えば雨,風などの気象変化による空気抵抗である。道路状況により移動体に生じる抵抗とは、道路勾配,路面の舗装状態などによる路面抵抗である。車両状況により移動体に生じる抵抗とは、タイヤの空気圧、乗車人数、積載重量などにより移動体にかかる負荷抵抗である。
【0019】
具体的には、第三情報は、空気抵抗や路面抵抗、負荷抵抗を受けた状態で、移動体を一定速度で走行させたときのエネルギー消費量である。より具体的には、第三情報は、例えば向かい風により移動体に生じる空気抵抗や、舗装されていない道路から受ける路面抵抗などを、移動体が一定速度で走行するときに消費されるエネルギー消費量である。
【0020】
また、現在情報取得部101は、実エネルギー消費量とともに、移動体の走行時の速度に関する情報を取得する。速度に関する情報とは、例えば速度、加速度である。速度に関する情報は、所定の時間内における平均速度、平均加速度であってもよい。所定の時間とは、一定間隔の時間の区切りであり、例えば単位時間あたりなどである。
【0021】
また、現在情報取得部101は、実エネルギー消費量とともに、移動体の傾斜に関する情報を取得してもよい。傾斜に関する情報とは、例えば道路勾配を有する道路を走行中の移動体の、道路勾配がゼロに近い道路に対する傾きである。現在情報取得部101は、CANを介してECUによって管理されている速度に関する情報、傾斜に関する情報を取得してもよい。
【0022】
設定部102は、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、この要因を構成する移動体に関する情報を設定する。移動体に関する情報とは、例えば車両情報、車両情報に関連した情報などである。車両情報とは、例えば、移動体の排気量、重量、車幅、車高、効率、空気抵抗、転がり抵抗などである。車両情報に関連した情報とは、例えば上述した車両情報のいずれか1つ以上の情報に基づいて算出される情報である。また、設定部102は、例えばメーカーが提供する移動体に関する情報を初期情報としてもよい。
【0023】
推定部103は、基準となる時点の移動体に関する情報に基づいて、移動体の走行により消費されるエネルギー消費量(以下、「基準エネルギー消費量」という)を推定する。具体的には、推定部103は、設定部102によって設定された移動体に関する情報に基づいて、基準エネルギー消費量を推定する。
【0024】
基準となる時点とは、現在の移動体の状態を取得するための基準となる過去の時間に関する情報である。基準となる時点は、現在情報取得部101が実エネルギー消費量を取得した時点に関連する時間に関する情報であってもよい。ここで、時間に関する情報とは、時刻、年月日、季節、気候が変化した期間、行事の期間などである。
【0025】
具体的には、基準となる時点とは、例えば、現在情報取得部101が実エネルギー消費量を取得した時点であってもよいし、前日や1年前の、移動体の現在走行時の時刻と同じ時刻であってもよいし、風向きや風速などが同じであった日であってもよいし、移動体の現在走行時の時期が夏などの同じ季節である場合、数年前の例えば7月1日〜8月31日までの同じ期間であってもよいし、移動体の現在走行時の時期がお盆休みの交通渋滞時である場合、数年前のお盆休みの交通渋滞時の数日間であってもよい。
【0026】
また、推定部103は、基準となる時点が複数存在する場合、複数の基準となる時点の移動体に関する情報に基づいて、基準エネルギー消費量の平均値を算出してもよい。これにより、例えば季節、気候などが類似する複数の基準となる時点における平均的な基準エネルギー消費量を推定することができる。
【0027】
より具体的には、推定部103は、現在情報取得部101によって取得された速度、加速度に基づいて、次の(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに基準エネルギー消費量を推定する。
【0028】
【数1】
Figure 0004926304
【0029】
上記(1)式において、右辺第1項は第一情報に対応し、右辺第2項は第二情報に対応し、右辺第3項は第三情報に対応する。また、上述した(1)式の右辺各項にそれぞれかかる係数k1、係数k2、係数k3(以下、「係数kn」という)は、車両情報に関連した情報に対応する。つまり、推定部103は、設定部102によって設定された移動体に関する情報を、上述した(1)式の係数として用いる。
【0030】
また、上記(1)式においては、時をあらわす単位として時間(h)および秒(s)が混在して用いられているが、これは、速度の単位として時速(km/h)を採用し、燃料消費量を推定する際の単位時間として秒(s)を採用したためである。これらの単位を揃えたい場合は、それぞれの数値に適宜演算をおこなえばよい。
【0031】
推定部103は、記録部105によって記録された移動体に関する情報に基づいて基準エネルギー消費量を推定してもよい。このとき、推定部103は、移動体の現在走行時の時期と同じ時期における過去の所定の時点の移動体に関する情報を、基準となる時点の移動体に関する情報として用いる。具体的には、推定部103は、記録部105によって過去の所定の時点に記録された係数kn(n=1〜3)、速度、加速度に基づいて、基準エネルギー消費量を推定する。
【0032】
また、推定部103は、移動体が整備された後に算出部104によって変化量が算出された時点の移動体に関する情報を、基準となる時点の移動体に関する情報として用いる。具体的には、推定部103は、例えば、タイヤ交換やエンジンオイルが交換された後の移動体に関する情報、付属装備の取り付けや取り外しが行われた後の移動体に関する情報を、基準となる時点の移動体に関する情報として用いる。
【0033】
また、推定部103は、実エネルギー消費量に基づいて、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、当該要因を構成する前記移動体に関する情報を推定してもよい。具体的には、推定部103は、現在情報取得部101によって取得された実エネルギー消費量、速度に関する情報に基づいて、上述した(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、重回帰分析法や回帰分析法により、実エネルギー消費量に基づく係数knを推定する。
【0034】
算出部104は、実エネルギー消費量の基準エネルギー消費量に対する変化量(以下、「実エネルギー消費量の変化量」という)を、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに算出する。具体的には、算出部104は、第一情報、第二情報および第三情報(以下、「第n情報」という)を、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因として、実エネルギー消費量の変化量を算出する。
【0035】
また、算出部104は、上述した(1)式の右辺第1〜第3項の係数kn(n=1〜3)の、基準となる時点に推定された過去の係数knに対する変化量(以下、「係数knの変化量」という)を算出してもよい。
【0036】
具体的には、例えば、推定部103によって実エネルギー消費量に基づく係数knが推定された場合、算出部104は、記録部105によって過去の所定の時点に記録された係数knを、基準となる時点の係数knとして、推定部103によって推定された係数knの変化量を算出する。これにより、車両情報に最も関連している係数kn(n=1〜3)に基づいて、移動体の状態変化の原因を特定するための指標となる変化量を算出することができる。
【0037】
移動体の状態変化とは、例えばタイヤ状態の変化、空気抵抗の変化、効率の変化、車両重量の変化、風向や風速の変化などである。タイヤ状態が変化する原因としては、パンク、空気圧低下、スタッドレスなどのタイヤの種類やタイヤサイズの変更など、路面抵抗を変化させる状態が挙げられる。移動体の空気抵抗が変化する原因としては、例えばキャリアなど、移動体本体の外側に取り付けられる付属装備による移動体本体の外形の変化などが挙げられる。効率が変化する原因としては、例えばエアコンやオーディオなどの起動が挙げられる。車両重量が変化する原因としては、例えば荷物や乗車人数の増減が挙げられる。
【0038】
また、算出部104は、移動体の重量の変化量を算出してもよい。このとき、算出部104は、記録部105によって過去の所定の時点に記録された車両重量を、基準となる時点の車両重量として用いる。これにより、例えばトラックなど積載重量によってエネルギー消費量が大きく変化する場合に、移動体の状態変化の原因が、移動体の積載重量であるのか否かを明確に判断することができる。
【0039】
記録部105は、算出部104によって要因ごとの変化量が算出される際に、この変化量に基づいて更新される移動体に関する情報を記録する。具体的には、記録部105は、算出部104によって算出される変化量に基づいて補正された移動体に関する情報を記録する。また、記録部105は、移動体が整備された後に算出部104によって変化量が算出された時点の移動体に関する情報を記録する。つまり、記録部105は、移動体の最新の走行状態や、整備後の走行状態が反映された移動体に関する情報を記録する。
【0040】
また、記録部105は、移動体に関する情報とともに、算出部104によって変化量が算出された時点の時間に関する情報を記録する。具体的には、記録部105は、移動体が整備された後に算出部104によって変化量が算出された時点の時間に関する情報に関連付けて移動体に関する情報を記録する。
【0041】
また、記録部105は、例えば入力部(不図示)からユーザによって入力された情報に基づいて移動体に関する情報を補正して記録してもよい。ユーザによって入力される情報とは、例えば、移動体のバッテリーから電力を供給される車内装飾品の有無や、移動体本体の外側に取り付けられる付属装備の有無などである。
【0042】
また、記録部105は、現在情報取得部101によって取得された実エネルギー消費量、速度に関する情報や、推定部103によって推定された基準エネルギー消費量、移動体に関する情報を記録してもよい。具体的には、記録部105は、現在情報取得部101によって取得された第n情報(n=1〜3)、速度、加速度や、推定部103によって推定された第n情報、係数kn(n=1〜3)を記録してもよい。
【0043】
報知部106は、算出部104によって算出された変化量に基づいて、基準となる時点の移動体の状態に対する現在の移動体の状態を報知する。具体的には、報知部106は、第n情報(または係数kn)の変化量をそれぞれ報知する。また、報知部106は、第n情報(または係数kn)の変化量に基づいて、想定され得る主な移動体の状態変化の原因を報知する。
【0044】
より具体的には、報知部106は、例えば、第1情報(または係数k1)の変化量が増加した場合、エアコン、オーディオの使用、エンジントラブルなどを主な原因として報知する。また、報知部106は、例えば、第2情報(または係数k2)の変化量が増加した場合、乗車人数、積載荷物などの増加による車両重量の増加などを主な原因として報知する。また、報知部106は、例えば、第3情報(または係数k3)の変化量が増加した場合、タイヤの空気圧低下などを主な原因として報知する。
【0045】
また、報知部106は、第n情報(または係数kn)の変化量の大きさに基づいて、想定され得る主な移動体の状態変化の原因を報知してもよい。具体的には、報知部106は、例えば、第1情報(または係数k1)の変化量の増加率が予め設定された閾値以下であった場合に、エアコン、オーディオの使用を主な原因として報知し、第1情報(または係数k1)の変化量の増加率が予め設定された閾値以上であった場合に、エンジントラブルなどを主な原因として報知する。
【0046】
つづいて、移動体情報取得装置100による移動体情報取得処理について説明する。図2は、移動体情報取得装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、移動体情報取得装置100は、現在情報取得部101によって、移動体の実エネルギー消費量を取得する(ステップS201)。つぎに、移動体情報取得装置100は、設定部102によって、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに移動体に関する情報を設定する(ステップS202)。つぎに、移動体情報取得装置100は、推定部103によって基準エネルギー消費量を推定する(ステップS203)。
【0047】
づぎに、移動体情報取得装置100は、算出部104によって、実エネルギー消費量の、基準エネルギー消費量に対する変化量(以下、「実エネルギー消費量の変化量」という)を、第一情報、第二情報、第三情報(第n情報)ごとに算出する(ステップS204)。そして、移動体情報取得装置100は、記録部105によって、第n情報ごとに算出された変化量をそれぞれ記録する(ステップS205)。つぎに、移動体情報取得装置100は、第n情報ごとに算出された変化量をそれぞれ報知し(ステップS206)、本フローチャートによる処理を終了する。
【0048】
この後、移動体情報取得装置100は、実エネルギー消費量の変化量を、プローブ交通情報として提供または取得してもよい。また、移動体情報取得装置100は、ステップS204において、係数knの変化量を算出してもよい。また、移動体情報取得装置100は、ステップS206において、第n情報ごとに算出された変化量とともに、この変化量が算出された時点の移動体に関する情報を報知してもよい。
【0049】
以上説明したように、実施の形態にかかる移動体情報取得装置100は、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、実エネルギー消費量の変化量を算出して、この変化量に基づく移動体の状態を取得する。このように、移動体情報取得装置100によれば、移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに変化量を算出するので、変化量が変化した要因ごとに、想定され得る主な移動体の状態変化の原因や走行状態変化の原因を判断することができる。具体的には、移動体情報取得装置100は、例えば、第一情報の変化量が変化した場合、アイドリング時に発生する可能性の高い異常や故障のみを報知することができる。また、移動体情報取得装置100は、算出した変化量を報知するので、ユーザは移動体の状態変化の具合を監視することができる。
【0050】
また、移動体情報取得装置100は、基準となる時点の移動体に関する情報に基づいて基準エネルギー消費量を推定し、実エネルギー消費量の基準エネルギー消費量に対する変化量を算出する。このため、移動体情報取得装置100によれば、過去の所望の時点を基準となる時点として、この基準となる時点からの移動体の状態変化を取得することができる。具体的には、移動体情報取得装置100は、例えば、移動体に異常の発生していない日でかつ現在の走行状態に近い走行状態であった日を基準となる時点とした場合、実エネルギー消費量の変化量がほぼゼロになったことにより、移動体に異常や故障は発生していないと判断することができる。
【0051】
また、移動体情報取得装置100は、実エネルギー消費量に基づく係数knを推定して、係数kn(n=1〜3)の変化量が変化したことにより、移動体の状態変化を報知する。このため、移動体情報取得装置100によれば、最も車両情報に関する情報に関連している係数knに基づいて、移動体の状態変化の原因を判断することができる。
【0052】
また、移動体情報取得装置100は、移動体の重量の変化量を報知する。このため、移動体情報取得装置100によれば、例えばトラックなど積載重量によってエネルギー消費量が大きく変化する場合に、移動体の状態変化の原因が、移動体の積載重量であるのか否かを明確に判断することができる。
【0053】
また、移動体情報取得装置100は、実エネルギー消費量の変化量をプローブ情報として取得するので、例えば、移動体が走行する地点における複数の移動体の走行抵抗が全体的に一定の方向に変化している場合に、移動体が風の影響を受けていると判断することができる。
【実施例】
【0054】
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、車両に搭載されたナビゲーション装置300を移動体情報取得装置100として、本発明を適用した場合の一例について説明する。
【0055】
(ナビゲーション装置300のハードウェア構成)
つぎに、ナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、磁気ディスクドライブ304、磁気ディスク305、光ディスクドライブ306、光ディスク307、音声I/F(インターフェース)308、マイク309、スピーカ310、入力デバイス311、映像I/F312、ディスプレイ313、カメラ314、通信I/F315、GPSユニット316、および各種センサ317を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
【0056】
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
【0057】
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
【0058】
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどを用いることができる。
【0059】
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図データや車両に関する情報、車両の速度に関する情報、車両の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(実エネルギー消費量)、基準となる時点の前記車両に関する情報に基づいて前記走行により消費されるエネルギー消費量(基準エネルギー消費量)、実エネルギー消費量に基づく係数knなどが挙げられる。地図データは、カーナビゲーションシステムにおいて車両情報取得処理により取得される車両の状態を報知する際に用いられ、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データ、道路の形状をリンクやノードなどであらわす道路形状データなどを含んでいる。
【0060】
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、たとえば、車両のダッシュボード部などに設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。
【0061】
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
【0062】
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
【0063】
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313としては、たとえば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを用いることができる。
【0064】
カメラ314は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ314によって車両外部を撮影し、撮影した画像をCPU301において画像解析したり、映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力したりする。
【0065】
通信I/F315は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300およびCPU301のインターフェースとして機能する。ネットワークとして機能する通信網には、公衆回線網や携帯電話網、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、LAN、WANなどがある。通信I/F315は、たとえば、公衆回線用接続モジュールやETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)ユニット、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバなどである。
【0066】
GPSユニット316は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット316の出力情報は、後述する各種センサ317の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
【0067】
各種センサ317は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ317の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。
【0068】
図1に示した移動体情報取得装置100の現在情報取得部101、設定部102、推定部103、算出部104、記録部105、報知部106は、上述したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
【0069】
(ナビゲーション装置300によるエネルギー推定の概要)
本実施例のナビゲーション装置300は、車両の自装置が搭載された車両の走行中における単位時間当たりのエネルギー消費量を推定する。また、ナビゲーション装置300は、推定したエネルギー消費量に基づいて、エネルギー節約量を推定する。また、ナビゲーション装置300は、例えばCANを介して取得した実エネルギー消費量、速度、加速度に基づいて、重回帰分析法や回帰分析法により車両情報を推定する。
【0070】
具体的には、ナビゲーション装置300は、次の(1)式を用いて車両のエネルギー消費量を推定する。
【0071】
【数2】
Figure 0004926304
【0072】
上記式(1)において、右辺第1項はアイドリング時に消費されるエネルギー消費量(第一情報)であり、右辺第2項は加減速時に消費されるエネルギー消費量(第二情報)であり、右辺第3項は一定速度による走行時に消費されるエネルギー消費量(第三情報)である。また、上述した(1)式の右辺各項にそれぞれかかる係数k1、係数k2、係数k3(係数kn)は、車両情報である。
【0073】
上記式(1)においては、時をあらわす単位として時間(h)および秒(s)が混在して用いられているが、これは、速度の単位として時速(km/h)を採用し、燃料消費量を推定する際の単位時間として秒(s)を採用したためである。これらの単位を揃えたい場合は、それぞれの数値に適宜演算をおこなえばよい。
【0074】
(ナビゲーション装置300における移動体情報取得処理)
上述のように、ナビゲーション装置300は、車両のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、実エネルギー消費量の基準エネルギー消費量に対する変化量を算出し、変化量が変化したことに基づいて基準となる時点からの移動体の状態を取得して報知する。以下、移動体情報取得処理の詳細について説明する。
【0075】
(移動体情報取得処理:その1)
図4は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、まず、CANを介して、ECUによって管理されている実エネルギー消費量(第n情報:n=1〜3)を取得する(ステップS401)。具体的には、ナビゲーション装置300は、後述するようにアイドリング状態、加減速での走行状態、一定速度での走行状態における夫々の実エネルギー消費量を取得することで、第n情報:n=1〜3を正確に取得できる。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えば各種センサ317によって、車両の速度、加速度を取得する(ステップS402)。つぎに、ナビゲーション装置300は、記憶装置(磁気ディスク305、光ディスク307)に記憶された車両情報(係数kn:n=1〜3)を読み出す(ステップS403)。
【0076】
つぎに、ナビゲーション装置300は、車両がアイドリング状態であるか否かを判断する(ステップS404)。車両がアイドリング状態である場合(ステップS404:Yes)、ナビゲーション装置300は、上述した(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、基準エネルギー消費量を推定する(ステップS405)。ステップS405において推定される基準エネルギー消費量は、アイドリング時に消費される第一情報である。
【0077】
つぎに、ナビゲーション装置300は、ステップS401において取得した実エネルギー消費量の、ステップS405において推定した基準エネルギー消費量に対する変化量(実エネルギー消費量の変化量)を算出する(ステップS406)。ステップS404:Yesにおいて車両がアイドリング状態であると判断されているので、この場合、ステップS401において取得された実エネルギー消費量は第一情報であり、ステップS406において算出される変化量は第一情報の変化量である。
【0078】
つぎに、ナビゲーション装置300は、記憶装置に、ステップS406において算出した第n情報の変化量を書き出す(ステップS407)。つぎに、ナビゲーション装置300は、第n情報の変化量が変化したか否かを判断する(ステップS407)。例えば、ナビゲーション装置300は、第n情報の変化量がゼロでない場合に、変化量が変化したと判断してもよいし、第n情報の変化量が予め設定した閾値以上である場合に、変化量が変化したと判断してもよい。
【0079】
第n情報の変化量が変化した場合(ステップS408:Yes)、ナビゲーション装置300は、例えば音声I/F308によってスピーカ310から、第n情報の変化量が変化したことを報知する(ステップS409)。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えばディスプレイ313によって、第n情報の変化量を表示し(ステップS410)、本フローチャートによる処理を終了する。また、第n情報の変化量が変化していない場合には(ステップS408:No)、そのまま、本フローチャートによる処理を終了する。
【0080】
一方、車両がアイドリング状態でない場合(ステップS404:No)、ナビゲーション装置300は、車両が加減速での走行状態であるか否かを判断する(ステップS411)。車両が加減速での走行状態である場合(ステップS411:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS405の処理と同様に、基準エネルギー消費量を推定し(ステップS412)、ステップS406へ進む。ステップS412において推定される基準エネルギー消費量は、加減速時に消費される第二情報である。また、この場合、ステップS401において取得された実エネルギー消費量は、加減速時に消費される第二情報である。そして、ナビゲーション装置300は、上述したようにステップS406〜ステップS410の処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
【0081】
一方、車両が加減速での走行状態でない場合(ステップS411:No)、ナビゲーション装置300は、車両が一定速度での走行状態であるか否かを判断する(ステップS413)。車両が一定速度での走行状態である場合(ステップS413:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS405の処理と同様に、基準エネルギー消費量を推定し(ステップS414)、ステップS406へ進む。ステップS414において推定される基準エネルギー消費量は、一定速度による走行時に消費される第三情報である。また、この場合、ステップS401において取得された実エネルギー消費量は第三情報である。そして、ナビゲーション装置300は、上述したようにステップS406〜ステップS410の処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
【0082】
一方、車両が一定速度での走行状態でない場合(ステップS413:No)、ナビゲーション装置300は、ステップS406〜ステップS410の処理を行わずに、本フローチャートによる処理を終了する。
【0083】
ステップS410において、ナビゲーション装置300は、第n情報の変化量とともに、第n情報の変化量に基づく車両状態に関する情報を表示してもよい。第n情報の変化量に基づく車両状態に関する情報とは、例えば、「走行抵抗が増加しています」、「タイヤの空気圧を確認してください」などのユーザに対する警告や指示などである。また、ナビゲーション装置300は、該警告や指示を、音声I/F308によってスピーカ310から報知してもよい。
【0084】
また、ナビゲーション装置300は、車両のエンジンが可動している間、上述した移動体情報取得処理を繰り返し行う。つまり、ナビゲーション装置300は、まず、車両のエンジンが可動した後、車両が発進するまで第一情報の変化量を算出して、ここで、第一情報の変化量が変化した場合には、第一情報の変化量を報知する。そして、ナビゲーション装置300は、出発地点から目的地点までの走行において、車両のアイドリング時(信号待ちなど)、加減速時、一定速度時のいずれかの時点における第n情報の変化量を算出しつづけて、第n情報の変化量が変化した場合に、第n情報の変化量を報知する。
【0085】
また、ステップS405,S412,S414において、ナビゲーション装置300は、前回以前の走行時に推定し例えば記憶装置に記憶された過去の基準エネルギー消費量(第n情報)の中から読み出した基準エネルギー消費量を、基準となる時点の基準エネルギー消費量として、第n情報の変化量を算出してもよい。基準となる時点とは、ステップS401において実エネルギー消費量が取得された時点に関連する時間に関する情報であってもよい。
【0086】
(移動体情報取得処理:その2)
つづいて、ナビゲーション装置300の移動体情報取得処理の他の一例について説明する。ナビゲーション装置300は、上述した(1)式の係数kn(n=1〜3)を推定し、推定した係数knの、過去の所定の時点の係数knに対する変化量(係数knの変化量)が変化した場合に、係数knの変化量を報知してもよい。ここで、係数knは、実エネルギー消費量に基づく係数である。
【0087】
図5は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、まず、CANを介して、ECUによって管理されている実エネルギー消費量を取得する(ステップS501)。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えば各種センサ317によって、車両の速度、加速度を取得する(ステップS502)。
【0088】
つぎに、ナビゲーション装置300は、車両がアイドリング状態であるか否かを判断する(ステップS503)。車両がアイドリング状態である場合(ステップS503:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS501,S502において取得した実エネルギー消費量、速度、加速度に基づいて、上述した(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、重回帰分析法や回帰分析法により係数k1を推定する(ステップS504)。ステップS504において推定される係数k1は、アイドリング時に消費されるエネルギー消費量に基づく係数である。
【0089】
つぎに、ナビゲーション装置300は、前回以前の走行により推定して例えば記憶装置に記憶された過去の係数kn中から、基準となる時点における過去の係数knを読み出す(ステップS505)。ステップS503:Yesにおいて車両がアイドリング状態であると判断されているので、この場合、ナビゲーション装置300は、過去の係数k1を読み出す。
【0090】
つぎに、ナビゲーション装置300は、ステップS504において推定した係数knの、ステップS505において読み出した係数knに対する変化量(係数knの変化量)を算出する(ステップS506)。この場合、係数k1の変化量が算出される。つぎに、ナビゲーション装置300は、ステップS506において算出した係数knの変化量を記憶装置に書き出す(ステップS507)。ここで、ナビゲーション装置300は、係数knの変化量とともに係数knを書き出してもよい。つぎに、ナビゲーション装置300は、係数knの変化量が変化したか否かを判断する(ステップS508)。
【0091】
係数knの変化量が変化した場合(ステップS508:Yes)、ナビゲーション装置300は、例えば音声I/F308によってスピーカ310から、係数knの変化量が変化したことを報知する(ステップS509)。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えばディスプレイ313によって、係数knの変化量を表示し(ステップS510)、本フローチャートによる処理を終了する。また、係数knの変化量が変化していない場合には(ステップS508:No)、そのまま、本フローチャートによる処理を終了する。
【0092】
一方、車両がアイドリング状態でない場合(ステップS503:No)、ナビゲーション装置300は、車両が加減速での走行状態であるか否かを判断する(ステップS511)。車両が加減速での走行状態である場合(ステップS511:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS504の処理と同様に、係数k2を推定し(ステップS512)、ステップS505へ進む。ステップS512において推定される係数k2は、加減速時に消費されるエネルギー消費量に基づく係数である。そして、ナビゲーション装置300は、上述したようにステップS505〜S510の処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
【0093】
一方、車両が加減速での走行状態でない場合(ステップS511:No)、ナビゲーション装置300は、車両が一定速度での走行状態であるか否かを判断する(ステップS513)。車両が一定速度での走行状態である場合(ステップS513:Yes)、ナビゲーション装置300は、ステップS504の処理と同様に、係数k3を推定し(ステップS514)、ステップS505へ進む。ステップS514において推定される係数k3は、一定速度による走行時に消費されるエネルギー消費量に基づく係数である。そして、ナビゲーション装置300は、上述したようにステップS505〜S510の処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
【0094】
一方、車両が一定速度での走行状態でない場合(ステップS513:No)、ナビゲーション装置300は、ステップS505〜S510の処理を行わずに、本フローチャートによる処理を終了する。
【0095】
図5に示す移動体情報取得処理では、図4に示す移動体情報取得処理と同様に、ナビゲーション装置300は、車両のエンジンが可動している間、上述した移動体情報取得処理を繰り返し行う。また、係数knの変化量が変化したか否かの判断基準は、上述した図4に示す移動体情報取得処理と同様の判断基準であってもよい。また、ステップS510において、例えばディスプレイ313に表示される情報は、図4に示す移動体情報取得処理と同様に第n情報、第n情報の変化量を表示してもよいし(ステップS410参照)、第n情報に代えて、係数knや係数knの変化量を表示してもよい。
【0096】
また、図5に示す移動体情報取得処理では、車両の走行状態に応じて推定する係数knを選択していたが、走行状態を問わず全ての係数k1〜k3を推定してもよい。この場合、ナビゲーション装置300は、ステップS502の後に、ステップS501,S502において取得した実エネルギー消費量、速度、加速度に基づいて、上述した(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、重回帰分析法や回帰分析法により係数k1〜k3を推定する(ステップS503')。その後、ステップ505における過去の係数の読み出しへと移る。これにより、係数の計算は複雑になるものの、車両の走行状態に関わらず係数k1〜k3を全て推定することができる。
【0097】
(移動体情報取得処理:その3)
また、ナビゲーション装置300は、係数knが示す具体的な車両情報として、車両重量を推定し、推定した車両重量の、過去の所定の時点の車両重量に対する変化量(以下、「車両重量の変化量」という)が変化した場合に、車両重量の変化量を報知してもよい。
【0098】
図6は、ナビゲーション装置による移動体情報取得処理の他の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、ナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300は、まず、CANを介して、ECUによって管理されている実エネルギー消費量を取得する(ステップS601)。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えば各種センサ317によって、車両の速度、加速度を取得する(ステップS602)。
【0099】
つぎに、ナビゲーション装置300は、記憶装置(磁気ディスク305、光ディスク307)に記憶された車両情報を読み出す(ステップS603)。つぎに、ナビゲーション装置300は、上述した(1)式に示す消費エネルギー推定式を用いて、重回帰分析法や回帰分析法により現在の車両重量を推定する(ステップS604)。具体的には、係数k2を推定することで車両重量を推定することができる。つぎに、ナビゲーション装置300は、前回以前の走行により推定して例えば記憶装置に記憶された過去の車両重量の中から、基準となる時点における過去の車両重量を読み出す(ステップS605)。
【0100】
つぎに、ナビゲーション装置300は、ステップS604において推定した車両重量の、ステップS605において読み出した車両重量に対する変化量(車両重量の変化量)を算出する(ステップS606)。つぎに、ナビゲーション装置300は、記憶装置に、ステップS606において算出した車両重量の変化量を書き出す(ステップS607)。つぎに、ナビゲーション装置300は、車両重量の変化量が変化したか否かを判断する(ステップS608)。
【0101】
車両重量の変化量が変化した場合(ステップS608:Yes)、ナビゲーション装置300は、例えば音声I/F308によってスピーカ310から、車両重量の変化量が変化したことを報知する(ステップS609)。つぎに、ナビゲーション装置300は、例えばディスプレイ313に実エネルギー消費量や、車両重量の変化量、車両重量の変化量に対応する警告や指示を表示し(ステップS610)、本フローチャートによる処理を終了する。また、車両重量の変化量が変化していない場合には(ステップS608:No)、そのまま、本フローチャートによる処理を終了する。
【0102】
図6に示す移動体情報取得処理では、図4に示す移動体情報取得処理と同様に、ナビゲーション装置300は、車両のエンジンが可動している間、上述した移動体情報取得処理を繰り返し行う。また、車両重量の変化量が変化したか否かの判断基準は、上述した図4に示す移動体情報取得処理と同様の判断基準であってもよい。
【0103】
図6に示す移動体情報取得処理によれば、ナビゲーション装置300は、車両重量の変化量に基づいてユーザに警告や指示を行うので、例えばトラックなど積載重量によってエネルギー消費量が大きく異なる車両に本処理を適用した場合に、積載重量が原因でエネルギー消費量が増大したのか、またはドライバーの運転技術が原因でエネルギー消費量が増大したのかを判断することができる。また、ナビゲーション装置300は、車両重量の変化量と実エネルギー消費量とを記録するので、これらの情報と標準的なエネルギー消費量と比較することで、ドライバーが節約することができたエネルギー量を、例えば金額に換算して、節約することのできた金額を把握することができる。
【0104】
(変化量の表示例)
つぎに、上述した移動体情報取得処理により、ディスプレイに表示される情報について説明する。図7は、ナビゲーション装置のディスプレイに表示される表示画面の一例を示す説明図である。図7に示すように、たとえば、ディスプレイ700には、車両のアイドリング時のエネルギー消費量(基礎消費エネルギー)を表示する第1メータ701と、車両の加減速での走行によるエネルギー消費量(加減速消費エネルギー)を表示する第2メータ702と、車両の一定速度での走行によるエネルギー消費量(一定走行消費エネルギー)を表示する第3メータ703と、第一情報の変化量(k1変化率)を表示する第4メータ704と、第二情報の変化量(k2変化率)を表示する第5メータ705と、第三情報の変化量(k3変化率)を表示する第6メータ706と、ユーザへの警告や指示などを表示するメッセージウィンドウ720と、が表示されている。これは、第n情報(n=1〜3)や、その変化量などをディスプレイに表示させるレイアウトの一例である。つまり、図4のステップS410に示した処理が行われた状態である。
【0105】
具体的には、ナビゲーション装置300は、第n情報の変化量が変化した場合、例えば各メータ701〜706およびメッセージウィンドウ720をディスプレイ700に表示する。または、ナビゲーション装置300は、各メータ701〜706およびメッセージウィンドウ720を、地図データとともにディスプレイ700に継続して表示し続けてもよいし、ディスプレイ700に「閉じる」ボタン(不図示)を表示し、ユーザによって上記メータ等の表示を閉じさせてもよい。
【0106】
また、ナビゲーション装置300は、車両が信号待ちなどで停止したときにのみ、各メータ701〜706およびメッセージウィンドウ720をディスプレイ700に表示してもよい。この場合、ナビゲーション装置300は、第n情報の変化量に関連付けて、例えばまだディスプレイ700に表示していないことを示すフラグなどを記録し、車両が停止したときに、フラグが立てられた変化量をまとめてディスプレイ700に表示してもよい。
【0107】
このように、ナビゲーション装置300によれば、車両のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、実エネルギー消費量の変化量を算出して、この変化量に基づく車両の状態を取得する。このように、ナビゲーション装置300によれば、車両のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに変化量を算出するので、変化量が変化した要因ごとに、想定され得る主な車両の状態変化の原因や走行状態変化の原因を判断することができる。
【0108】
また、ナビゲーション装置300は、基準となる時点の車両に関する情報に基づいて基準エネルギー消費量を推定し、実エネルギー消費量の基準エネルギー消費量に対する変化量を算出する。このため、ナビゲーション装置300によれば、過去の所望の時点を基準となる時点として、この基準となる時点からの車両の状態変化を取得することができる。
【0109】
また、ナビゲーション装置300は、実エネルギー消費量に基づく係数knを推定して、係数kn(n=1〜3)の変化量が変化したことにより、車両の状態変化を報知する。このため、車両情報取得装置100によれば、最も車両情報に関する情報に関連している係数knに基づいて、車両の状態変化の原因を判断することができる。
【0110】
また、ナビゲーション装置300は、車両の重量の変化量を報知する。このため、ナビゲーション装置300によれば、例えばトラックなど積載重量によってエネルギー消費量が大きく変化する場合に、車両の状態変化の原因が、車両の積載重量であるのか否かを明確に判断することができる。
【0111】
また、ナビゲーション装置300は、実エネルギー消費量の変化量をプローブ情報として取得するので、例えば、車両が走行する地点における複数の車両の走行抵抗が全体的に一定の方向に変化している場合に、車両が風の影響を受けていると判断することができる。
【0112】
なお、本実施の形態で説明した移動体情報取得方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【符号の説明】
【0113】
100 移動体情報取得装置
101 現在情報取得部
102 設定部
103 推定部
104 算出部
105 記録部
106 報知部

Claims (5)

  1. 移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得手段と、
    前記移動体のエネルギー消費量を増減させる複数の要因の各々に、当該要因を構成する前記移動体に関する情報を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された基準となる時点の前記移動体に関する情報に基づいて前記走行により消費されるエネルギー消費量(以下、「基準エネルギー消費量」という)を推定する推定手段と、
    前記実エネルギー消費量の前記基準エネルギー消費量に対する変化量を各々の前記要因ごとに算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする移動体情報取得装置。
  2. 移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得手段と、
    前記実エネルギー消費量に基づいて、前記移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに、当該要因の原因となる前記移動体に関する情報を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された前記移動体に関する情報を記録する記録手段と、
    前記推定手段によって推定された前記移動体に関する情報の、前記記録手段によって過去の所定の時点に記録された前記移動体に関する情報に対する変化量を前記要因ごとに算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする移動体情報取得装置。
  3. 移動体の情報を取得する移動体情報取得装置における移動体情報取得方法であって、
    移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「実エネルギー消費量」という)を取得する現在情報取得工程と、
    移動体のエネルギー消費量を増減させる要因ごとに前記実エネルギー消費量を区分し、前記要因に起因する各実エネルギー消費量を推定する推定工程と、
    基準となる時点における移動体の走行に伴って消費されるエネルギー消費量(以下、「基準エネルギー消費量」という)を前記要因ごとに取得する基準情報取得工程と、
    前記実エネルギー消費量の前記基準エネルギー消費量に対する変化量を前記要因ごとに算出する算出工程と、
    を含むことを特徴とする移動体情報取得方法。
  4. 請求項3に記載の移動体情報取得方法をコンピュータに実行させることを特徴とする移動体情報取得プログラム。
  5. 請求項4に記載の移動体情報取得プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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