JP4847375B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラムに関する。
近年、情報処理装置の一例としてスキャナとプリンタを備え、これらを用いたコピー機能、ネットワークと接続することによるデータ送信機能等に加えて、ハードディスク等のメモリを備え、これを用いたファイル処理機能を有するものが知られるようになった。このファイル処理機能を用いれば、ユーザは、スキャナから入力した画像データをファイルとしてメモリ内に保存しておき、後で任意のタイミングで、保存しておいたファイルの印刷等を行うことができる。
このような情報処理装置において、情報処理装置内のメモリを有効活用するために、当該メモリに保存されたいくつかのファイルを1つのグループとし、そのグループに対して保存期限を設定できるシステムが考えられている(特許文献1参照)。このシステムは、当該システムのメモリ内に保存されたファイルの保存期限を管理し、保存期限が過ぎたファイルを削除する。
また、近年の情報処理装置において、ファイルの消失を防止するために、当該情報処理装置のメモリ内にあるファイルを別の記憶媒体にバックアップする方法が提案されている。このようなバックアップ方法を用いれば、情報処理装置内のファイルを、例えば、外部の記憶媒体にバックアップしておき、後に、バックアップしたファイルを元の情報処理装置にリストアすることができる。
特開2004−266456号公報
しかしながら、従来の方法では、次のような課題がある。例えば、2006年4月21日という保存期限が設定されているグループに属するファイルを別の記憶媒体にバックアップした場合、当該ファイルが別の記憶媒体にバックアップされた状態で、2006年4月21日が過ぎてしまう場合が想定される。その場合、保存期限が過ぎてしまったバックアップファイルを元の情報処理装置にリストアすると、情報処理装置は、リストアされたファイルを元のグループに復元しようとする。だが、そのグループには、2006年4月21日という保存期限が設定されており、リストア後のファイルも消去対象となってしまう。従って、情報処理装置は、当該ファイルを保存期限が過ぎたファイルであると判定し、リストアされたファイルを削除してしまうおそれがある。
一方、リストアされたファイルを保存期限が設定されていないところに記憶することで、保存期限の経過後も当該ファイルをメモリ内に保持しておくことも想定されるが、その場合には、必要以上に、当該ファイルがメモリ内に保持されるおそれがある。これは、セキュリティや、メモリの有効活用上の観点から、好ましくない。
本発明では、ータをバックアップ等を目的として他の記憶装置に移した後に戻した場合であっても、適切に保存期限を管理することができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラムを提供することを目的とする。
データを記憶する第1の記憶手段に記憶された第1のデータを、存期限基づいて利用不可能にする制御手段と前記第1の記憶手段からータを読み出して第2の記憶手段に記憶する第1の処理及び前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータを前記第2の記憶手段から読み出して前記第1の記憶手段に記憶する第2の処理を実行可能な記憶制御手段とを有し前記制御手段は、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、前記第1の処理が実行されてから前記保存期限までの期間が、前記第2の処理が実行されてから経過したことに従って、前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶されたデータを利用不可能にすることを特徴とする。
本発明によれば、ータをバックアップ等を目的として他の記憶装置に移した後に戻した場合であっても、適切に保存期限を管理することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施例を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本発明を適用できるシステム構成を説明する。
情報処理システムの一例として画像処理システムを例にあげて説明する。
図1において、画像処理システム1000は、画像処理装置101、外部記憶装置102、クライアントコンピュータ103、サーバコンピュータ104とを有し、それらはネットワーク104によって接続されている。
情報処理装置の一例として、画像処理装置を例にあげて説明する。
画像処理装置101は、当該画像処理装置101が有する画像読取部から読み取った画像を印刷する。また、画像処理装置101は、ネットワーク104に接続されたクライアントコンピュータ103やサーバコンピュータ104から送られてきた画像データを受信し、受信した画像データを印刷用紙等の記録媒体に印刷する。
他にも、画像処理装置101は、画像読取部から読み取った画像データ、または、ネットワーク104を介して受信した画像データを保持することができる。後に、ユーザからの指示に基づいて、画像処理装置101は、保持した画像データを印刷、データ送信することができる。
外部記憶媒体102は、画像処理装置101が保持するデータをバックアップしておくために用いられる。また、外部記憶媒体102は、当該外部記憶媒体102内にバックアップしたデータを画像処理装置101にリストアするために用いられる。バックアップデータを記憶する外部記憶媒体102の例として、ハードディスクやUSBメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−R、DVD−R等がある。また、外部記憶媒体102を持つ画像処理装置や情報処理装置等、画像処理装置101内のデータを記憶しておくことができるものであればよい。
クライアントコンピュータ103は、画像データの作成、編集等を行い、当該画像データをネットワーク105を介して、サーバコンピュータ104や、画像処理装置101に送信する。
サーバコンピュータ104は、ネットワーク105を介して画像処理装置101やクライアントコンピュータ103と通信可能である。例えば、画像処理装置101が保持するデータを、ネットワーク105を介して受信し、バックアップする。また、サーバコンピュータ104にバックアップしたデータを画像処理装置101にリストアする。
尚、本実施形態において「バックアップ」とは、ある保存領域に記憶された特定のデータを読出し、当該保存領域とは別の保存領域(例えば、上述した外部記憶媒体102やサーバコンピュータ104)に記憶することと定義する。また、データが読み出される保存領域を「バックアップ元」、それに対して、データを記憶する先の保存領域を「バックアップ先」と定義する。バックアップの方法としては、バックアップ元のデータ自体をバックアップ元から読出し、バックアップ先に保存するようにしてもよいし、バックアップ元のデータのコピーをバックアップ元から読出し、バックアップ先に保存するようにしてもよい。また、バックアップするデータは、保存領域の容量節約を目的として電子的に圧縮したり、セキュリティを考慮して暗号化したりしてもよい。データをバックアップすることによって、例えば、データの破損やコンピュータウイルス感染などの事態に備えることができる。
また、本実施形態において、「リストア」とは、バックアップ先の保存領域にバックアップしたデータをその保存領域から読出し、バックアップ元の保存領域に保存することと定義する。リストアの方法としては、バックアップ先のデータ自体をバックアップ先から読出し、バックアップ元に保存するようにしてもよいし、バックアップ先のデータのコピーをバックアップ先から読出し、バックアップ元に保存するようにしてもよい。また、バックアップしたデータを圧縮して保存している場合は、当該データを解凍してリストアするとよい。また、バックアップしたデータをバックアップ先に暗号化して保存している場合は、当該データを復号してバックアップ元にリストアするとよい。尚、例えば、バックアップしたある画像処理装置データを、別の画像処理装置にリストアしてもよい。
次に、図2を用いて、サーバコンピュータ104の内部構成について説明する。
サーバコンピュータ104は、CPU201やRAM202、ROM203、操作部204、HDD205、表示部206、NIC207、インタフェース207等を有し、それらは、バス210を介して接続されている。
CPU201は、ROM203に格納されたプログラムに従って、種々の制御を行う。RAM202は、CPU201のワークエリアとして利用される。
ROM203は、CPU201が読み出して利用する種々のプログラムを格納する。
操作部204は、CPU201がユーザから指示を受付けるためのものであり、例えば、キーボードやマウスがあげられる。
HDD205は、画像処理装置101から送信されるバックアップデータを保存するハードディスクである。
表示部206は、ユーザに対して、設定画面や警告等を表示する。例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや、液晶ディスプレイがある。
NIC207(ネットワークインタフェースカード)は、ネットワーク104を介して、画像処理装置101やクライアントコンピュータ103等と相互にデータをやりとりする。
次に、図3を用いて、画像処理装置101の内部構成について説明する。
制御部301は、ROM303に格納されたプログラムに従って、スキャナ部306で原稿画像を読み取り、読み取った画像データをプリンタ部305で印刷する。また、制御部301は、読み取った画像データをHDD307に格納することもできる。また、制御部301は、HDD307内の画像データの外部記憶媒体102へのバックアップを実行可能である。また、制御部301は、外部記憶媒体102内にバックアップされたデータをHDD307内にリストアすることもできる。それ以外にも、制御部301は、ROM303に記憶された図12、図13、図14、図15のフローチャートに示す記憶制御を行うためのプログラムを読出し、実行する。
RAM302は、制御部301のワークエリアとして用いられ、データの一時保管を行う。
ROM303は、制御部301によって、読み出される種々のプログラムを格納する。例えば、図12、図13、図14、図15のフローチャートに示す記憶制御を行うためのプログラムを記憶する。
操作部304は、ユーザからの指示を受付けるために用いられる。操作部304は、ハードキーや、タッチパネルで構成されており、制御部301は、操作部304を介して、ユーザから受付けた指示に基づいて制御を行う。後述するように、制御部304は、バックアップや、リストアの指示も操作部304から受付けることができる。また、操作部304は、タッチパネル部(表示部ともいう。)に画像処理装置101の状態の表示や、エラーメッセージの表示等を行う。
プリンタ部305は、制御部301からの指示に基づき、図示しない給紙部から搬送された記録媒体に画像データを印刷する。
スキャナ部306は、ADF(Auto Document Feeder)や、プラテンガラスの上にセットされた原稿を、制御部301からの指示に基づいて、読み取り、画像データに変換する。また、印刷するように要求されている場合に、スキャナ部304は、変換された画像データをプリンタ部305に転送する。また、データをHDD307に格納するように要求されている場合には、スキャナ部304は変換された画像データをHDD307に転送する。
HDD307(ハードディスク)は、制御部301の指示により、画像データを格納するための補助記憶装置である。詳しくは、後述する。
NIC308は、画像処理装置101が、ネットワーク104を介してデータのやり取りを行うためのインタフェース制御を行う。
DSU309(Digital Service Unit)は、画像処理装置101がデジタル回線321に接続するために用いられ、データ送受信用に使用される。
NCU311(Network Contorol Unit)は、画像処理装置101がアナログ回線322に接続し、回線の開閉、発着信制御、画像データ(アナログ)の送受信を行う。モデム310は、画像データの送受信を行う際に、送受信データの変復調を行う。
タイマ312は、時刻管理を行うために用いられる。例えば、保存期限情報と関連付けて記憶されることによって、保存期限が設定されているデータがHDD307に格納されている場合に、制御部301は、タイマ312が管理する時刻情報に基づいて、それらのデータの保存期限が経過したか否かを判定する。制御部301は、ある保存期限が経過したと判定した場合に、当該データをHDD307から消去する。尚、制御部301は、あるデータの保存期限が経過したと判定した場合に、HDD307から当該データを消去する。また、制御部301は、データの保存期限が経過したと判定した場合に、当該データに他のデータを上書きしてもよい。このように、制御部301は、データの保存期限が経過したと判定した場合に、当該データを無効化するとよい。また、制御部301は、あるデータの保存期限が経過したと判定した場合に、当該データを読出不可能、またはアクセス不可能にしてもよい。他にも、制御部301は、あるデータの保存期限が経過したと判定した場合に、当該データを印刷不可能、または送信不可能、または表示不可能、またはそれらのうちのいずれかの組み合わせによって、当該データを利用不可能な状態にする構成にしてもよい。その場合、あるデータの保存期限情報とは、当該データに対して上述したような処理ができなくなる時刻情報であるということができる。これらは、以降の説明においても同様である。
外部記憶媒体接続部313は、外部記憶媒体102を画像処理装置101に接続するために用いられる。制御部301は、当該外部記憶媒体接続部313を介して、接続された外部記憶媒体102とデータの送受を行う。
次に、図4を用いて、操作部304の構成について説明する。
操作部304は、タッチパネル部401とキー入力部402とからなる。
タッチパネル部401は、LCD(Liquid Crystal Display)と、その上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイを有する。当該タッチパネル部401は、操作者からの各種設定を受付ける機能と、操作者に情報を提示する機能とを有する。例えば、LCD上に表示された表示キーに該当する個所がユーザにより押下されたことを検知すると、制御部104は当該表示キーに応じた処理を実行する。尚、タッチパネル部401に表示される画面の表示例については、後述する。
キー入力部402は、操作部電源スイッチ403を備える。該操作部電源スイッチ303がユーザによって押されると、制御部104は、スタンバイモード(通常動作状態)とスリープモード(消費電力を抑えている状態)を選択的に切換える。制御部104は、該操作部電源スイッチ403のユーザによる操作を、システム全体の電源供給を行う主電源スイッチ(不図示)がオンの状態で受付ける。
スタートキー404は、例えば、スキャナ部113を用いた原稿読取動作や、読み取った原稿の印刷処理といった一連の動作を、印刷ジョブとして、画像処理装置101の制御部104に実行させるための指示をユーザから受付ける際に用いられるキーである。また、スタートキー404は、HDD107に記憶された画像データをネットワークI/F109を介して外部に送信する動作を、データ送信ジョブとして、画像処理装置101の制御部104に実行させるための指示をユーザから受付ける際に用いられるキーである。
ストップキー405は、受付けた印刷ジョブの処理を、中断する指示をユーザから受付けるためのキーである。
リセットキー406は、印刷対象のジョブに対して、ユーザにより設定された各種設定を無効にし、設定値をデフォルト状態に戻す指示をユーザから受付けるためのキーである。
ユーザモードキー407は、ユーザごとのシステム設定を行うための画面をタッチパネル部301に表示させるためのキーである。
テンキー408は、各種設定の置数の設定をユーザにより実行するためのキーである。クリアキー409は、テンキー408を介してユーザにより入力された、例えばユーザIDやパスワード等の入力値を削除するためのキーである。
次に、図5を用いて、タッチパネル部401に表示されるジョブ設定画面の例を説明する。図5は、画像処理装置101の電源を入れたときに、標準でタッチパネル部401に表示される設定画面である。
コピーキー501が押されると、制御部301は、タッチパネル部401にコピージョブに関する設定を行うためのコピージョブ設定画面を表示する。図5に示す画面はコピージョブに関する設定を行うためのコピージョブ設定画面の例である。制御部301は、この画面を介して、印刷部数や、印刷用紙、印刷倍率等の印刷条件の設定をユーザから受付ける。設定を受付けた状態で、スタートキー404が押されると、制御部301は、スキャナ部306で原稿を読み取り、プリンタ部305によって、設定された印刷条件に従って、印刷を行う。
送信/ファクスキー502が押されると、制御部301は、タッチパネル部401に、画像処理装置101が有するデータ送信機能、または、ファクス機能に関する設定を行うためのデータ送信ジョブ設定画面を表示する。
ファイルキー503が押されると、制御部301は、タッチパネル部401に、画像処理装置101が有するファイル処理機能に関する設定を行うためのファイル処理機能設定画面を表示する。図6に示す画面は、ファイル処理機能に関する設定を行うためのファイル処理機能設定画面の例である。ファイル処理機能とは、制御部301が、スキャナで読み取った画像データや外部から受信した画像データをファイルとしてHDD307に保存しておき、後に、ユーザの指示に基づいて、その画像データの印刷や送信を行う機能である。
では、ファイル処理機能に関する設定を行うためのファイル処理機能設定画面について、図6を用いて説明する。
図6は、HDD307に保存された画像データの操作を行うための表示画面の例であり、図5に示すジョブ設定画面において、ファイルキー503が押されたときに、制御部301がタッチパネル部401に表示する画面である。
パス名表示領域601は、ファイルのファイルパスを表示するための領域である。制御部は401は、パス名表示領域601に、ファイルリスト表示領域602に表示しているフォルダまたはファイルの存在する場所を表示する。制御部401は、デフォルトでは、最上階層にあるフォルダまたはファイルを表示するため、パス名表示領域601には最上階層を示す「/」を表示する。
ファイルリスト表示領域602は、ファイル処理の対象となるファイルや、ファイル処理の対象となるファイルを格納したフォルダをリスト形式で表示するための領域である。制御部301は、ファイルリスト表示領域602に、ファイルやフォルダごとの「種類」、「名前」、「ファイル作成日」、「保存期限」等を表示する。「種類」は、その行がフォルダについての情報を表すのか、ファイルについての情報を表すのかを示す。「名前」は、ファイル名またはフォルダ名を表す。「ファイル作成日」は、スキャナ部304から読み取った画像データをファイルとしてHDD307に登録した日、あるいは、例えばクライアントコンピュータ103から受信した画像データをファイルとしてHDD307で登録した日のいずれかを表す。つまり、ファイル作成日は、制御部301が、ファイルをHDD307に登録した日であるため、ファイル登録日ともいう。
また、「保存期限」は、ファイルごとに、ユーザによって予め設定された保存期限を表す。ここでは、保存期限を“2006/12/10”のように日付情報として表しているが、“5日間”のように保存期間情報として設定されたものを表示することもできる。保存期限を設定する方法としては、例えば、HDD307に格納したファイルに対して、ユーザがファイルを指定し、操作部304を介して保存期限を設定する方法がある。その場合、制御部301は、ユーザから受付けた保存期限を、当該ファイルの保存期限として設定する。また、ユーザは操作部304を介して、フォルダごとに保存期限を設定することができる。この場合、制御部301は、操作部304を介してユーザから受付けた保存期限をフォルダに対して設定し、当該フォルダ内にあるファイルに対して当該保存期限を一括して設定する。また、制御部301は、その後スキャナ部304や、クライアントコンピュータ103から新たに送られてきた画像データを、ファイルとしてそのフォルダに格納する場合、格納されるファイルに対してフォルダに設定された保存期限を自動的に設定する。このように、ユーザは予めフォルダに保存期限を設定しておくことによって、ユーザはファイルごとに保存期限を設定する手間を省くことができる。
図6に示す、603、604、605はフォルダに関する情報を表しており、606は、ファイルに関する情報を表している。また、606は網掛け表示されているが、これはファイル606が選択されている状態にあることを示す。
プリントキー607が押されると、制御部301は、選択されているファイルの印刷を行う。
送信キー608が押されると、制御部301は、選択されているファイルの送信を行う。
移行/詳細情報キー609が押されると、制御部301は、ファイルが選択されている場合には選択されているファイルの詳細情報をタッチパネル部401に表示させる。また、フォルダが選択されている場合にはフォルダの中にあるフォルダやファイルをタッチパネル部401にリスト形式で表示させるためのキーである。
消去キー610が押されると、制御部301は、選択されているファイルを削除する。
図7は、図6において、フォルダ603の「kaneko_main」を選択した状態で、移行/詳細情報キー609が押されたときに、制御部301がタッチパネル部401に表示する画面である。
パス名表示領域701は、ファイルのファイルパスを表示するための領域である。制御部301は、あるフォルダの中にあるファイルやフォルダを表示する場合に、パス名表示領域701の表示を切替える。
本実施形態では、保存期限はフォルダではなくファイルに対して設定されるものとして説明する。そのため、図6の605、606、607には保存期限が表示されていないが、608、703、704、705には保存期限が表示されている。
図7に示す画面においても、ファイルリスト表示領域702に表示されたファイルのうちのいずれかのファイルが選択され、プリントキー706が押されると、制御部301は、選択されたファイルを印刷する。また、ファイルが選択された状態で、送信キー707、移行/詳細情報キー708、消去キー709のいずれかが押された場合についても、制御部301は、図6と同様の制御をおこなう。
図6、図7を用いて説明したファイル処理機能設定画面を用いて、ユーザはファイル処理機能を利用することができる。それによって、ユーザは、スキャナで読み取った画像データや外部から受信した画像データをファイルとしてHDD307に保存しておき、後で、保存したファイルに対して、種々の操作を行うことができる。
次に、このようにHDD307に保存されたファイルを、外部記憶媒体102あるいはサーバコンピュータ104へバックアップするための処理、リストアするための処理について説明する。
図8は、バックアップを行う際に、ユーザから設定、指示を受付けるためのバックアップ設定画面である。この画面は、例えば、ユーザモードキー407の押下後、所定の操作が行われた場合に表示する。
パス表示領域801は、ファイルのファイルパスを表示するための領域である。
ファイルリスト表示領域802は、制御部301が、バックアップ対象となるファイル、フォルダをリスト形式で表示する領域である。
807、808は、リストア時の動作(リストアモード)設定を、個別に適用するか、バックアップの対象となる全てのファイルに対して同じ設定をするかを選択するためのラジオボタンである。
例えば、個別選択807が選択された場合、制御部301は、805〜808に示すリストアモード選択ボタンを選択可能な状態で表示する。805〜808で示される各「リストア時に保存期限を再設定する」ボタンのいずれかが選択された状態でバックアップが実行された場合に、選択されたボタンに対応するファイルについて、制御部301は、次の制御を行う。制御部301は、当該ファイルに対して、当該ファイルをリストアする際に後述する手段を用いて保存期限の再設定を行うように設定する。
一方、全てボタン803が選択されると、制御部301は、804の「リストア時に保存期限を再設定する」ボタンを選択可能に表示する。そして、804が選択された状態で、バックアップが実行されると、制御部301は、ファイルをリストアする際に全てのファイルに対して保存期限の再設定を行うように設定する。また、全てボタン803が選択され、804が選択されていない状態でバックアップが実行された場合には、制御部301は、ファイルをリストアする際に全てのファイルに対して保存期限の再設定を行わないように設定する。
バックアップ先入力領域810はバックアップ先の指定エリアであり、参照キー811を用いて、バックアップ先を指定する事が可能である。図8の画面は、USB01という外部記憶媒体の、パス(/Backup061208)に、選択されたファイルをバックアップするように設定されている。
実行キー812が押されると、制御部301は、図8を介して設定された条件で、バックアップを開始する。
移行/詳細情報キー813は、フォルダが選択された状態で押されると、制御部301は、当該フォルダ内のフォルダやファイルを、操作部112にリスト形式で表示する。また、移行/詳細情報キー813は、ファイルが選択された状態で押されると、制御部301は、当該ファイルの詳細情報を操作部112に表示する。
戻るキー814が押されると、制御部301は、バックアップ設定画面の表示をやめ、例えば、図5に示す画面をタッチパネル部401に表示する。
このような画面で、例えば、「kaneko_main」のボタン805が選択された状態で、実行キー811が押された場合に、制御部301は、当該フォルダの中にあるフォルダ及びファイルに関するデータのバックアップを開始する。具体的に、制御部301は、バックアップ入力領域809に入力されたバックアップ先に、ファイルのデータ、バックアップするファイルの属性データ、フォルダの階層構造情報等を転送する。制御部301は、属性データとして、例えば、ファイル名や、ファイルの作成日時、保存期限、バックアップを実行した日時、また、リストア時に保存期限を再設定するように設定されているか否かを示すリストアモード情報等を転送する。
次に、図9を用いて、バックアップされたファイルをリストアするための設定画面について説明する。
図9は、例えば、外部記憶媒体102や、サーバコンピュータ104にバックアップされたファイルを、画像処理装置101のHDD307にリストアする設定を行うための画面である。
パス入力領域901は、リストアさせたいファイルが存在する外部記憶媒体102内や、サーバコンピュータ104内のファイルパスを表す領域であり、例えば参照キー902を用いてファイルパスを入力することができる。ここでは、USB01という外部記憶媒体のパス(/Backup061208)に保存されているバックアップデータをリストア対象とするように指定されている。
パス入力領域901にファイルパスが指定されている状態で実行ボタン903が押されると、後述する方法により、ファイルパスにあるバックアップデータをリストアするものとする。また、戻るキー904が押されると、制御部301は、バックアップ設定画面の表示をやめ、例えば、図5に示す画面をタッチパネル部401に表示する。
図10は、バックアップ時に制御部301が、バックアップするファイルの属性データの例を表した図である。
制御部301は、ファイルごとに「ファイルID」、「ファイル名」、「ファイル作成日」、「保存期限」、「バックアップ日」、「リストアモード」を属性データとして用いる。
「ファイルID」は、バックアップされたファイルを一意に識別するために、ファイルごとに制御部301が付与するIDである。
「ファイル名」は、ユーザによってファイルごとに設定された名前を表す。
「ファイル作成日」は、ファイルが画像処理装置101内のHDD307に作成された日時を表す。
「保存期限」は、ファイルをHDD307に保存しておく期限を表す。制御部301は、ファイルごとに、当該保存期限に設定された期限が経過したか否かをタイマ312からの情報に基づいて判定し、経過したファイルをHDD307から削除する。
「バックアップ日」は、ファイルのバックアップを実施した日時を表す。
「リストアモード」は、図8のバックアップ設定画面で、「リストア時に保存期限を再設定する」ボタンが選択された状態でバックアップが実行されたか否かを示す情報である。
例えば、図8で「kaneko_main」フォルダに対応するボタン805が選択された状態でバックアップが実行されると、制御部301は「kaneko_main」内にあるファイルに対して、リストア時に保存期限を再設定するように設定する。その場合、制御部301は、図10のファイルID002〜ファイルID004に示すように、「kaneko/main」のフォルダの中にあるファイルについては、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていることを示す情報を格納する。
一方、例えば、図8の「picture1」のように、リストアモード設定ボタンが選択されていないファイル(例えばpicture1)については、制御部301は、リストア時に保存期限を再設定しないように設定する。なお、本実施形態では「ファイル作成日」、「保存期限」、「バックアップ日」は年、月、日で表す日時情報として管理する例について説明するが、時、分を用いて管理する日時情報であってもよい。また、日時情報は時刻情報ともいう。
次に、図12のフローチャートを用いて、バックアップ設定画面における実行キー811が押されたときに、制御部301が実行する処理を説明する。
まず、S1201で、制御部301は、バックアップ元のHDD307に保存されているファイルに関する情報を取得する。例えば、制御部301は、ファイルの情報として、バックアップ対象となるファイルの数や、ファイル名、ファイルの作成日、ファイルの保存期限、バックアップの実行日、リストアモードに関する設定情報等を取得する。
S1202で、制御部301は、S1201で取得した情報から、ファイルごとに属性データを作成する。例えば、制御部301は、図10に示すような属性データを作成する。
S1203で、制御部301は、属性データの作成を完了したファイルを、バックアップ先入力領域810に入力されたバックアップ先にバックアップする。また、制御部301は、作成した属性データも、当該バックアップ先にバックアップする。
S1204で、制御部301は、まだバックアップを完了していないファイルが、HDD307内に、他に存在するか否かを判定し、存在する場合には、そのファイルに対して、S1202に示す処理を行う。また、S1204で、制御部301は、まだバックアップを完了していないファイルがHDD307に存在しないと判定した場合に、バックアップ処理を終了する。
次に、図13のフローチャートを用いて、リストア設定画面における実行キー903が押されたときに、制御部301が実行する処理を説明する。
まず、S1301で、制御部301は、例えば図12のS1203でバックアップ先に保存されたファイルの属性データを取得する。制御部301は、取得した属性データから、リストア対象のファイルを特定し、各ファイルについて、S1302からS1305に示す処理を行う。
S1302で、制御部301は、取得したファイル情報に含まれるファイルのうち、あるファイルのリストアモードがどのように設定されているかを判定する。例えば、制御部301は、そのファイルに対して、リストア時に保存期限を再設定するように設定されているか否かを判定する。制御部301は、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていると判定した場合に、S1303に処理を進める。一方、制御部301は、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていないと判定した場合に、S1305に処理を進める。
S1302で、制御部301が、あるファイルに対して、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていると判定した場合に、S1303に処理を進める。S1303で、制御部301は、リストア日(タイマ312からの情報に基づいたリストアするときの日時)、また、S1301で取得した属性データに含まれる保存期限とバックアップ日に基づいて、新規保存期限を算出する。
本実施形態では、新規保存期限を以下の計算式で算出する。
<新規保存期限計算式>
(新規保存期限)=(リストア日)+((保存期限)−(バックアップ日))
例えば、図10に示すファイルID「002」のファイルをリストアする際に、制御部301が、上記計算式を用いて、新規保存期限を算出する例を説明する。尚、説明のための図を図17に示す。ファイルID「002」は、「保存期限」=2006/12/10、「バックアップ日」=2006/12/8、「リストア日」=2006/12/12であるので、制御部301は、「新規保存期限」を次のように算出する。
新規保存期限=“2006/12/12”+(“2006/12/10”−“2006/12/8”)=“2006/12/14”
S1303で、あるファイルについて「新規保存期限」を算出すると、制御部301は、S1304で、算出した「新規保存期限」を当該ファイルの新たな保存期限として設定し、S1305で、当該ファイルのリストア処理を実行する。
そして、S1306で、リストアしたファイルの他に、リストア元に、まだリストアされていないファイルが存在するか否か判定し、他にファイルが存在すると判定した場合には、S1302に処理をすすめる。そして、制御部301は、まだリストアされていないファイルについて、S1302からS1305の処理を行う。一方、S1306で、制御部301は、リストア元に、まだリストアされていないファイルが存在しないと判定した場合には、リストア処理を終了する。
制御部301は、「新規保存期限」が新たな保存期限として設定されたファイルについては、当該ファイルがHDD307にリストアされた日を起点として、新規保存期限の経過後に、当該ファイルをHDD307から削除する。
尚、バックアップ日の後であって、ユーザにより予め定められた保存期限が経過する前にリストアされた場合でも、制御部301は、「リストア日」に、「保存期限」から「バックアップ日」を減算したものを、加算する形で「新規保存期限」を算出する。例えば、ファイルID「002」のファイルの場合、「2006/12/8」にバックアップされ、「2006/12/9」にリストアされた場合に、新規保存期限は、次のように求められる。
新規保存期限=“2006/12/09”+(“2006/12/10”−“2006/12/8”)=“2006/12/11”
制御部301は、上記計算式によって算出した「新規保存期限」をHDD307にリストアされたファイルの新たな保存期限として設定し、当該新たな保存期限の経過後にそのファイルをHDD307から削除する。
このように、第1の実施形態によれば、制御部301は、バックアップの実行時に、バックアップ対象のファイルに対して、ファイル作成日と保存期限、バックアップ日、リストアモードをバックアップ先に格納しておく。それによって、制御部301は、リストア時に、保存期限を再設定するモードが選択されているファイルに対しては「保存期限」と「バックアップ日」及び「リストア日」から「残り保存期限」を算出できる。そして、制御部301は、算出した「残り保存期限」をリストアしたファイルの新規保存期限として再設定することができる。
以上のような制御によって、リストアされたファイルがリストア時に保存期限切れのために削除されることを防ぐことができ、また、リストアされたファイルがいつまでも画像処理装置101内に存在し続ける可能性も低減することができる。このように、保存期限付きのファイルをバックアップした場合であっても、適切にファイルの保存期限管理を行うことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、バックアップの実行時に、ファイル作成日、保存期限、バックアップ日を属性データとして保存し、リストアの実行時に属性データのうちの保存期限とバックアップ日、またリストア日に基づいて新規保存期限を算出する方法を説明した。
第2の実施形態では、バックアップの実行時に予め、バックアップ時点での残り保存期限を算出して、当該残り保存期限を属性データとして保存し、リストア時には残保存期限を用いて新規保存期限を設定する方法を説明する。
第1の実施形態にて、図1から図9を用いて行った説明については、第2の実施形態でも同様なので説明は省略する。
以下では、第1の実施形態とは異なる点の説明を行う。特に、図11に示す属性データ、図14に示すバックアップ処理に関するフローチャート、図15に示すリストア処理に関するフローチャートについて説明する。
図11は、本実施形態において、バックアップ時に制御部301が、バックアップするファイルの属性データの例である。
制御部301は、ファイルごとに「ファイルID」、「ファイル名」、「保存期限」、「残り保存期限」、「リストアモード」を属性データとして用いることとする。
「ファイルID」は、バックアップされたファイルを一意に識別するために、ファイルごとに制御部301が付与するIDである。
「ファイル名」は、ファイルごとにユーザにより設定された名前を表す。
「ファイル作成日」は、ファイルが画像処理装置101内のHDD307に作成された日時を表す。
「保存期限」は、ファイルをHDD307に保存しておく期限を表す。制御部301は、ファイルごとに、当該保存期限に設定された期限が経過したか否かをタイマ312からの情報に基づいて判定し、経過したファイルをHDD307から削除する。
「残り保存期限」は、後述する方法で算出される、バックアップした日からあとどのくらいの時間保存可能かを表した時間である。
「リストアモード」は、図8のバックアップ設定画面で、「リストア時に保存期限を再設定する」ボタンが選択された状態でバックアップが実行されたか否かを示す情報である。
次に、図14のフローチャートを用いて、バックアップ設定画面における実行キー811が押されたときに、制御部301が実行する処理を説明する。
まず、S1401で、制御部301は、バックアップ元のHDD307に保存されているファイルに関する情報を取得する。例えば、制御部301は、ファイルの情報として、バックアップ対象となるファイルの数や、ファイル名、ファイルの作成日、ファイルの保存期限、バックアップの実行日、リストアモードに関する設定情報等を取得する。
S1402で、制御部301は、S1201で取得した情報のうち、ファイルの保存期限と現在日時から、当該ファイルの残り保存可能期間を算出する。
残り保存可能期間は、以下の計算式で算出される。
<残り保存可能期間計算式>
(残り保存可能期間)=(保存期限)−(バックアップ日時)
例えば、図11に示す、ファイルID「002」のファイルについて、この計算式を用いて、新規保存期限を算出する例を説明する。ファイルID「002」は、保存期限=2006/12/10なので、バックアップ日時を2006/12/8であるとすると、残り保存可能期間は次のように求められる。
残り保存可能期間=“2006/12/10”−“2006/12/8”−“2006/12/8”)=2
つまり、残保存期限は、2日間であると求めることができる。
S1403で、制御部301は、S1401で取得したファイル名、ファイル作成日、ファイルの保存期限、リストアモードに関する情報、それからS1402で算出した残り保存可能期間に基づいて、属性データを作成する。例えば、制御部301は、図11に示すような属性データを作成する。
S1404で、制御部301は、属性データの作成を完了したファイルを、バックアップ先入力領域810に入力されたバックアップ先にバックアップする。また、制御部301は、作成した属性データも、当該バックアップ先にバックアップする。
S1405で、制御部301は、まだバックアップを完了していないファイルが、HDD307内に、他に存在するか否かを判定し、存在する場合には、そのファイルに対して、S1202に示す処理を行う。また、S1405で、制御部301は、まだバックアップを完了していないファイルがHDD307に存在しないと判定した場合に、バックアップ処理を終了する。
次に、図15のフローチャートを用いて、リストア設定画面における実行キー903が押されたときに、制御部301が実行する処理を説明する。
まず、S1501で、制御部301は、例えば図14のS1404でバックアップ先に保存された属性データを取得する。制御部301は、取得した属性データから、リストア対象のファイルを特定し、各ファイルについて、S1502からS1505に示す処理を行う。
S1502で、制御部301は、取得したファイル情報に含まれるファイルのうち、あるファイルのリストアモードがどのように設定されているかを判定する。例えば、制御部301は、そのファイルに対して、リストア時に保存期限を再設定するように設定されているか否かを判定する。制御部301は、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていると判定した場合に、S1503に処理を進める。一方、制御部301は、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていないと判定した場合に、S1505に処理を進める。
S1502で、制御部301が、あるファイルに対して、リストア時に保存期限を再設定するように設定されていると判定した場合に、S1503で、「リストア日」、「残り保存可能期間」から「新規保存期限」を算出する。
本実施形態では、「新規保存期限」は次の計算式で算出することができる。尚、ここでは、図11に示すファイルのうち、リストア時に保存期限を再設定するように設定されたファイルID「002」のファイルを例にとって、算出方法を説明する。
<新規保存期限計算式>
(新規保存期限)=(リストア日)+(残り保存可能期間)
ファイルID「002」は、残り保存可能期間=2日間なので、リストア日が2006/12/12であるとすると、「新規保存期限」は、次のように求められる。
新規保存期限=“2006/12/12“+“2日間“=2006/12/14
あるファイルについて「新規保存期限」を算出すると、制御部301は、S1504で、算出した「新規保存期限」を当該ファイルの新たな保存期限として設定し、S1505で、当該ファイルのリストア処理を実行する。
そして、S1506で、リストアしたファイルの他に、リストア元に、まだリストアされていないファイルが存在するか否か判定し、他にファイルが存在すると判定した場合には、S1502に処理をすすめる。そして、制御部301は、まだリストアされていないファイルについて、S1502からS1505の処理を行う。一方、S1506で、制御部301は、リストア元に、まだリストアされていないファイルが存在しないと判定した場合には、リストア処理を終了する。
制御部301は、「新規保存期限」が新たな保存期限として設定されたファイルについては、当該ファイルがHDD307にリストアされた日を起点として、「新規保存期限」の経過後に、当該ファイルをHDD307から削除する。
このように、第2の実施形態によれば、制御部301は、バックアップの実行時に、バックアップ対象のファイルに対して、「保存期限」と「バックアップ日」から「残り保存可能期間」を算出する。そして、制御部301は、バックアップするファイルの属性データとして、「残り保存可能期間」をバックアップ先に格納しておく。それによって、制御部301は、リストア時に、「リストア日」と「残り保存期間」とから「新規保存期限」算出でき、それを、リストアされたファイルの新規保存期限として再設定することができる。
以上のような制御によって、リストアされたファイルがリストア時に保存期限切れのために削除されることを防ぐことができ、また、リストアされたファイルがいつまでも画像処理装置101内に存在し続ける可能性も低減することができる。このように、保存期限付きのファイルをバックアップした場合であっても、適切にファイルの保存期限管理を行うことができる。
(第3の実施形態)
上述した実施形態では、HDD307に記憶されたファイルに対して、制御部301は、例えば「2006/12/10」という形で、保存期限を日付情報で設定する場合を例にあげて説明した。だが、制御部301は、図18に示すように、HDD307に記憶されたファイルに対して、「19日間」という期間を保存期間情報として、ファイルに関連付けてHDD307に記憶するようにしてもよい。この場合、制御部301は、タイマ312からの情報をもとに、それぞれのファイルに対して設定された保存期間が経過したか否かを判定し、保存期間が経過したと判定したファイルをHDD307から削除するようにする。その後、制御部301は、保存期間がファイル作成日から「19日」間であると設定されたファイルのバックアップを、ファイル作成日から「17日」後にバックアップしたとする。その場合、制御部301は、バックアップ先に、「19日」から「17日」を減算した残り保存期間「2日間」を残り保存期間情報として、バックアップするファイルに関連付けて保存する。そして、制御部301は、当該ファイルをリストアする場合に、当該ファイルの保存期間を2日間に設定し、2日間が経過した後に当該ファイルをHDD307から削除する。
その場合、保存期間が経過した場合に消去するように設定されたファイルをバックアップし、バックアップしている間に保存期間が経過した場合でも、ユーザに残り保存期間分の利用機会を与えることができる。
また、保存期間を用いたファイル管理の方法には、次に示すような方法もある。制御部301は、ユーザからの指示に基づき、HDD307内のフォルダに、例えば「5日間」という保存期間を設定しておく。それによって、制御部301は、当該フォルダに格納されたファイルに、そのフォルダに対して設定されている保存期間「5日間」を設定する。その後、制御部301は、当該フォルダに格納されたファイルを、当該ファイルがHDD307に格納された日時から保存期間「5日間」の経過後にHDD307から削除する。
この場合、例えば、ファイルがフォルダに格納された日時から「2日間」の経過後(つまり、3日目)にバックアップがなされ、本来の保存期間である「5日間」の経過後に、当該ファイルがリストアされたとする。その場合、制御部301は、元のフォルダにリストアされたファイルに対して、当該フォルダに設定された「5日間」という保存期間を再設定し、リストアされた日時を起点として、5日間の経過後に、当該ファイルをHDD307から削除する。それによって、ユーザに当該ファイルの利用機会を与えることも考えられる。だが、その場合、リストアするファイルに対して再び「5日間」という保存期間を再設定したのでは、バックアップ/リストアする度に、保存期間が延びるため、次のような場合には、ファイルの管理の仕方をより改善することが望まれる。例えば、ファイルに機密事項が含まれ、セキュリティの観点から、HDD307に長期間保持させて起きたくない場合である。また、例えば、HDD307に格納するファイルのサイズが大きい場合等、当該ファイルを長期間HDD307に保持させたくない場合である。これらの場合には、リストアされたファイルに対して、保存期間として「5日間」を設定するのではなく、残り保存期間である「3日間」を設定することで、保存期間付きのファイルをバックアップした場合でも、より適切にファイルの管理を行うことができる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、バックアップ元の画像処理装置101が、バックアップ日と、ファイル作成日を基準とした保存期限とから、残り保存期限を算出していた。だが、バックアップ先の画像処理装置101が、残り保存期限を算出するようにしても良い。例えば、画像処理装置101は、バックアップする画像データを送信するとともに、残り保存期限の算出に必要なデータを、バックアップ先の装置に送信する。そして、バックアップ先の装置は、画像処理装置101から送られてきたデータに基づいて当該残り保存期限を算出し、算出した残り保存期限を、リストアする画像データとともにバックアップ元の画像処理装置に送信する。画像処理装置101は、受信した残り保存期限に基づいて、当該ファイルを削除するという一連の制御を行ってもよい。
また、上述した実施形態の例の中で、ファイルのバックアップ先がUSBメモリやCD−Rのような外部記憶媒体102だと、記憶されたファイルに対してユーザが直接操作できない場合がある。そのような場合、ユーザは、当該外部記憶媒体102に記憶されたファイルを参照、印刷、送信等、利用をすることができず、その状態のまま保存期限が経過してしまったのでは、ユーザにとって不便であった。そこで、バックアップしたファイルをリストアした際に、当該ファイルに対して新規保存期限を設定し、ユーザにバックアップしたファイルの利用機会を与えるように制御していた。
だが、バックアップ先は、必ずしも、USBメモリやCD−Rのような、記憶されたファイルに対してユーザが直接操作できない外部記憶媒体102ばかりとは限らない。例えば、バックアップ先が、他の画像処理装置やサーバコンピュータ103である場合等のように、バックアップされたファイルに対して参照、印刷、送信等の操作を、ユーザが直接操作できる場合もある。そのような場合には、制御部301は、当該ファイルがリストアされた場合にも、保存期限を延長することなく、当該ファイルの作成日を起点として予めユーザにより設定された保存期限の経過後、当該ファイルを削除するようにしてもよい。例えば、画像処理装置101側で、バックアップ先を入力する際に、制御部301は、当該バックアップ先が、ファイルの参照、印刷、送信等が可能な装置であるか否かわかる情報をユーザに入力させ、バックアップ先に属性データとして格納しておく。そして、リストア時に、バックアップ先から画像データとともに受信する属性データを参照し、制御部301は、バックアップ先が、参照、印刷、送信等が可能な外部記憶媒体(あるいは装置)であると判定した場合に、保存期限の再設定を行わない。一方、バックアップ先が、参照、印刷、送信等が可能な外部記憶媒体(あるいは装置)ではないと判定した場合に、制御部301は、当該バックアップ先に記憶したファイルをリストアする際に、当該ファイルに対して、保存期限の再設定を行うようにする。それによって、ユーザがファイルを利用可能な期間を確保しつつ、当該ファイルを利用可能な期間の経過後に、そのファイルを削除することができ、当該ファイルに対して、より厳密に保存期限の管理をすることができる。
また、実施形態1、2で説明した画像処理装置101では、制御部301が、保存期限が設定されたファイルがバックアップされている期間、当該ファイルに対してユーザが操作できなくなることを考慮したものであった。例えば、バックアップされたファイルをリストアした際に、当該ファイルをバックアップしていた期間分、ユーザに当該ファイルの利用機会を与える例を説明した。しかし、バックアップに限らず、例えばメンテナンスのように、保存期限が設定されたファイルを、所定の期間ユーザが利用できなかった場合に、ファイルを利用できなかった期間分、ファイルを利用できるようになった後に当該ファイルの利用機会を与えてもよい。その場合、制御部301は、メンテナンスが終了した場合に、メンテナンスの終了日時を起点とし、メンテナンスの開始からHDD307内のファイルに予め設定された保存期限までの期間の経過後に、当該ファイルを消去するように制御するとよい。
また、以上の実施形態で説明した画像処理装置101では、制御部301が、タッチパネル部401に画面を表示する例を説明したが、タッチパネル部401が、独自に制御部と表示用メモリを備える構成にしてもよい。その場合、制御部401は、表示用のデータをタッチパネル部401が備える表示用メモリに送り、タッチパネル部401が備える制御部が、当該表示用メモリに記憶された表示用のデータに基づいて表示を行う。
以上の実施形態で説明した、ジョブ処理システム(例えば、画像処理システム)は、情報処理装置(画像処理装置101)と他の装置(クライアントコンピュータ103、および/または、サーバコンピュータ104)とからなるシステムとして説明した。だが、これに限らず、ジョブ処理システム(例えば、画像処理システム)は、情報処理装置(画像処理装置101)単体からなっていてもよい。
また、以下に、図16に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図16は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図12、図13、図14、図15に示す制御手順が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより実行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、次のようなものがある。例えば、クライアントコンピュータ103のブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものを、ハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布することもできる。そして、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいた制御を行うことも可能である。例えば、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像処理システムのシステム構成を表す図である。 本発明の実施形態に係るサーバコンピュータにおけるハードウェア構成を表す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置におけるハードウェア構成を表す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の操作部を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル部に表示する表示画面の例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る属性データを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る属性データを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る制御手順の例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプログラムコード群を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る新規保存期限を計算する方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る新規保存期限を計算する方法を説明するための図である。
符号の説明
301 制御部
304 操作部
307 HDD
312 タイマ

Claims (14)

  1. 第1の記憶手段に記憶されたデータを、存期限基づいて利用不可能にする制御手段と、
    前記第1の記憶手段からータを読み出して第2の記憶手段に記憶する第1の処理、及び、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータを前記第2の記憶手段から読み出して前記第1の記憶手段に記憶する第2の処理を行可能な記憶制御手段とを有し
    前記制御手段は、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間が、前記第2の処理が実行されてから経過したことに従って、前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶されたデータを利用不可能にすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記存期限と、
    前記第1の処理が実行される日時情報とに基づいて、
    前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間を算出することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記存期限と、
    前記データが前記第1の記憶手段に記憶されてから前記第1の処理が実行されるまでの期間情報とに基づいて、
    前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間が、前記第2の処理が実行されてから経過したことに従って、前記第1の記憶手段に記憶されデータを利用不可能にする第1のモードと、
    前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、前記保存期限に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されデータを利用不可能にする第2のモードのいずれかを選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の記憶手段は、当該第1の記憶手段に記憶されるデータをフォルダに関連付けて記憶し、
    前記選択手段は、前記フォルダごとに前記第1のモードと前記第2のモードのいずれかを選択可能であり、
    フォルダに対して前記第1のモードが選択された場合に、前記制御手段は、当該フォルダに関連付けて記憶されたデータに対して、前記第1のモードに従った処理を行い、
    フォルダに対して前記第2のモードが選択された場合に、前記制御手段は、当該フォルダに関連付けて記憶されたデータに対して、前記第2のモードに従った処理を行うことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の記憶手段は、当該第1の記憶手段に記憶されるデータをフォルダに関連付けて記憶し、
    前記保存期限、前記フォルダごとに設定され、
    前記制御手段は、前記フォルダに設定された保存期限基づいて、当該フォルダに関連付けられて記憶されたデータを、利用不可能にすることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 第1の記憶手段からータを読み出して第2の記憶手段に記憶する第1の処理、及び、前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータを前記第2の記憶手段から読み出して前記第1の記憶手段に記憶する第2の処理を行可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理の実行によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記第1の処理が実行されてから前記データ保存期限までの期間が、前記第2の処理が実行されてから経過したことに従って、前記第2の処理によって第1の記憶手段に記憶されたデータを利用不可能にすることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記保存期限と、
    前記第1の処理が実行される日時情報とに基づいて、
    前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間を算出することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、
    前記保存期限と、
    前記データが前記第1の記憶手段に記憶されてから前記第1の処理が実行されるまでの期間情報とに基づいて、
    前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間を算出することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、前記第1の処理が実行されてから前記存期限までの期間が、前記第2の処理が実行されてから経過したことに従って、前記第1の記憶手段に記憶されデータを利用不可能にする第1のモードと、
    前記第1の処理によって前記第2の記憶手段に記憶されたデータが、前記第1の処理の後に実行される前記第2の処理によって前記第1の記憶手段に記憶された場合に、前記保存期限に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されデータを利用不可能にする第2のモードのいずれかを選択することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記第1の記憶手段は、当該第1の記憶手段に記憶されるデータをフォルダに関連付けて記憶し、
    前記フォルダごとに前記第1のモードと前記第2のモードのいずれかを選択する選択手段によって、
    フォルダに対して前記第1のモードが選択された場合に、当該フォルダに関連付けて記憶されたデータに対して、前記第1のモードに従った処理を行い、
    フォルダに対して前記第2のモードが選択された場合に、当該フォルダに関連付けて記憶されたデータに対して、前記第2のモードに従った処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記第1の記憶手段は、当該第1の記憶手段に記憶されるデータをフォルダに関連付けて記憶し、
    前記保存期限、前記フォルダごとに設定され、
    前記フォルダに設定された保存期限基づいて、当該フォルダに関連付けられて記憶されたデータを、利用不可能にすることを特徴とする請求項乃至請求項11のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項から請求項12のいずれかに記載の情報処理装置の制御方法を、前記情報処理装置のコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項13に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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