JP4843826B2 - 行動属性取得システム、および行動属性取得システムの制御方法 - Google Patents

行動属性取得システム、および行動属性取得システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、リモコン装置による家電や家庭内システムなどの操作履歴を分析し、その結果取得した操作者の行動属性を利用してユーザの利便性を高めるための技術に関する。
従来、テレビシステムにおけるリモコン装置の操作履歴を利用した以下のような技術が提供されている。すなわち当該リモコン装置によるコンテンツの視聴/録画処理に係る操作履歴を利用して、例えば「野球中継をよく視聴する」、「俳優○○の出演番組をよく録画する」といったコンテンツ(テレビ番組)に関するユーザの趣味嗜好属性を取得する。そして取得した趣味嗜好属性に合致する番組を電子番組表などから検索し、該当番組の録画処理や番組開始通知などのレコメンデーションを行う技術である。
特開2007−134947号公報
しかし、上記リモコン装置の操作履歴を利用する従来の技術において取得できるのは、ユーザのコンテンツに関する趣味嗜好属性に過ぎない、という課題がある。つまり、従来は「コンテンツの趣味嗜好属性」に応じた上記のようなレコメンデーションしか行うことができず、例えば"ユーザの睡眠時間が短い"という(コンテンツの趣味嗜好以外の)「行動属性」に応じた"快眠グッズの紹介"といったレコメンデーションを行うことができない、ということである。
以上の課題を解決するために、本発明は、リモコン装置による例えば照明装置のオン/オフ操作の実行時刻履歴などを分析し、その結果として例えば「睡眠時間が短い」などの行動属性を取得して出力する機能を備える行動属性取得システムを提供する。
具体的には、「リモコン装置」と「解析サーバ装置」とからなる行動属性取得システムである。そして「リモコン装置」は、操作の入力をするための操作入力部と、入力された操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力部と、入力された操作の履歴である操作履歴を送信する操作履歴送信部と、を有することを特徴とする。
また、「解析サーバ装置」は、リモコン装置から送信される操作履歴を受信する操作履歴受信部と、受信した操作履歴を分析してリモコン操作者の行動属性を取得する行動属性取得部と、取得した行動属性を出力する行動属性出力部と、を有することを特徴とする。
また、このようにして出力された例えば「睡眠時間が短い」などの行動属性を利用して、「快眠グッズのCM」といった推薦コンテンツ情報をディスプレイに出力しユーザにレコメンデーションする機能をさらに備える行動属性取得システムも提供する。また、例えば「睡眠時間が短い」などの行動属性を利用して、照明装置/空調装置を安眠設定に制御するための推薦操作情報を照明装置や空調装置に出力し、電子機器を行動属性に合わせ自動制御(レコメンデーション制御)する機能をさらに備える行動属性取得システムも提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、リモコン装置の操作履歴を分析し、リモコン操作者の生活習慣などの行動属性を取得することができる。そして、本発明の行動属性取得システムは、その取得した行動属性に応じた推薦コンテンツを出力したり電子機器の自動制御を行ったりすることができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1、6について説明する。また、実施例2は、主に請求項2、7について説明する。また、実施例3は、主に請求項3、8について説明する。また、実施例4は、主に請求項4、9について説明する。また、実施例5は、主に請求項5,10について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例の行動属性取得システムによるリモコン操作者の行動属性の取得および出力処理の一例を説明するための概念図である。この図にあるように、例えば、仕事先から帰宅したユーザが、リモコン装置を利用して家のリビングの照明をオンとする操作を実行する。すると、その操作履歴が家庭内LANやインターネット上に設けられた解析サーバ装置に送信される。
解析サーバ装置では、このようにリモコン装置から送信された例えば1週間分の操作履歴から照明オン操作の平均実行時刻を算出する。またその他の操作履歴、例えばリモコン装置によるセキュリティシステムを介したドアの開錠操作等も勘案し算出された時刻「21時30分」を、ユーザの行動属性の一例である帰宅推定時刻として取得する、という具合である。
また、そのように取得した行動属性「帰宅推定時刻:21時30分」を利用して、実施例2で詳述するように、「帰宅が遅い人のための安眠グッズ」などのCMをディスプレイに表示するよう制御しても良い。あるいは同様に行動属性を利用して、例えば自動給湯システムに出力することで、実施例3にて詳述するように帰宅推定時刻にお風呂がお湯はりが完了しているよう自動給湯システムを制御しても良い。
以上のように、本実施例の行動属性取得システムによって、リモコン装置の操作履歴を分析し、リモコン操作者の生活習慣などの行動属性を取得することができる。そして、その取得した行動属性に応じた推薦コンテンツを出力したり電子機器の自動制御を行ったりする、という具合にリモコン操作者に対して様々なレコメンデーションを行うことができる。
<機能的構成>
図2は、本実施例の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは、「リモコン装置」(0200)と、「解析サーバ装置」(0210)と、からなる。
「リモコン装置」とは、システムを含む電子機器を操作するための操作デバイスをいう。また、例えば携帯電話などにリモコンアプリケーションをインストールし、対応するリモコン信号を学習させることで実現されたリモコン装置であっても良い。また、このような携帯電話などであればユーザ個人が専用リモコン装置を利用する形態となる可能性があるので、例えばユーザ識別情報と関連付けて操作履歴を送信しユーザ別の行動属性を分析、取得するよう構成しても良い。
「解析サーバ装置」とは、家庭内LANなどの小規模ネットワーク、あるいはインターネットなどの大規模ネットワーク上に設けられたサーバ装置をいう。
そして、このような「リモコン装置」と「解析サーバ装置」とが、以下に示すような構成をそれぞれ有することで、本実施例の行動属性取得システムは、リモコン装置の操作履歴を分析しリモコン操作者の行動属性を取得することができる。
ここで、まず「リモコン装置」の機能的構成について図2を参照し説明する。図2にあるように本実施例の行動属性取得システムを構成する「リモコン装置」(0200)は、「操作入力部」(0201)と、「操作信号出力部」(0202)と、「操作履歴送信部」(0203)と、を有する。
なお、以下に記載する本リモコン装置や解析サーバ装置、また後述するその他の装置における機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、インターフェースを介して入力されメモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。
また、この発明は装置やシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「操作入力部」(0201)は、操作の入力をするための機能を有し、例えば操作対象となる電子機器に対応した各種機能ボタンやジョグダイアル、クリックホイール、スライダーバー、あるいはそれらに類するその他の入力機構が挙げられる。また、このような物理的な入力機構以外にも、タッチセンサなどを利用したバーチャルボタンなどの入力機構も挙げられる。
また、ここで入力される操作は、「電源オン/オフ」などの電子機器の基本的な操作のほか、装置ごとの様々な操作が入力される。例えばAV装置であれば「チャンネル+/−」や「チャンネル指定」、「音量+/−」、「番組録画」などが挙げられる。また、照明装置であれば、「明るさの段階調整+/−」や「消灯/点灯タイマー設定」等が挙げられる。
そして、この操作入力部である例えば「電源オン」ボタンの入力操作を受けて、次の操作信号出力部にて対象機器の電源をオンにするための操作信号が出力され、電子機器の電源オン操作が実行される、という具合である。
「操作信号出力部」(0202)では、入力された操作に応じた操作信号を出力する機能を有する。この操作信号出力部は、例えば図3に示すような入力ボタンなどに対応したリモコンコード一覧のテーブルデータと、変調器、およびLEDなどの赤外線発光器にて実現することができる。
具体的にリモコン装置では、まず操作者による照明装置の電源オンボタンの押下などに応じて電源オンを示すリモコンコード「00」を当該テーブルデータから取得し、変調器にてPPM信号方式などによる該当リモコンコード「00」の変調処理を実行する。そして変調信号で示されるパルス幅でLEDの明滅制御を行い、操作対象となる電子機器の受光器に当該操作信号を受光させる、という具合である。
そして、このようにして電子機器にて受光された操作信号がリモコンコード「00」に復調され、当該リモコンコードで示される「電源オン」の制御が実行される、という具合である。なお、この図3はマルチ(汎用)リモコンで利用されるリモコンコード表を示すが、もちろんリモコン装置は「照明装置用リモコン」と言った具合に図3に示すコード表のうち、特定の装置に係るコード表のみを保持していても良い。
また本実施例の行動属性取得システムでは、操作者の行動属性分析のため、このように実行される電子機器に対する操作の履歴を「操作入力部」の操作入力の履歴から収集し、次のようにして解析サーバ装置に送信することを特徴とする。
「操作履歴送信部」(0203)は、入力された操作の履歴である操作履歴を送信する機能を有する。
図4は、この操作履歴送信部から送信される操作履歴の一例を表す概念図である。この図にあるように、操作履歴として例えば「操作機器名」、「操作内容」、「操作時刻」、「操作位置」などを示す情報が、「リモコンID」やその「操作日」と関連付けて送信される、という具合である。
なお、この操作履歴の取得処理の一例としては、以下のような方法が挙げられる。例えば、「操作機器名」や「操作内容」は、例えばリモコンコード表にて操作入力されたボタンと関連付けて保持されている「操作機器名」や「操作内容」を示す識別情報をそのまま取得する方法が挙げられる。また、後述する解析サーバ装置にて「リモコンID−操作機器テーブル」などが保持されていれば、操作履歴として自身のリモコンIDを含め送信することで、解析サーバ装置にてその操作機器名を検索取得するよう構成しても良い。
また「操作時刻」であれば、操作入力を受付けたタイミングで内蔵時計などを参照し取得する方法が挙げられる。また「操作位置」は、例えばGPS(全地球測位システム)を内蔵した携帯電話などのリモコン装置であれば、操作入力を受付けたタイミングでGPSを用いて測定された現在位置を取得する方法などが挙げられる。あるいは屋内でGPS測位精度が低いようであれば、例えばリモコンコード表に操作機器の設置位置情報などを登録しておくことで、その登録位置情報を取得するよう構成しても良い。
また、この操作履歴送信部による操作履歴の送信タイミングは、図4に示すように1日単位でなど収集した複数の操作履歴を、所定のタイミングにてまとめて送信するよう構成しても良い。また「操作入力部」にて操作入力が実行されるたびに、一の操作に係る操作履歴が送信されるよう構成しても良い。
また、前述のように携帯電話をリモコンに利用するなどしてユーザ個人が専用リモコン装置を利用する形態である場合、図4の「リモコンID」をユーザIDとして利用したり、リモコン装置に別途登録した「ユーザID」を操作履歴に含めたりすることもできる。そしてそのようなユーザIDを利用することで、後述する行動属性の把握をユーザ単位で行うことができるし、あるいは行動属性に応じたレコメンデーションをユーザ単位で行うこともできるようになる。
なお、本実施例の行動属性取得システムを構成する「リモコン装置」は、上記構成に加えて、さらに図5に示すような構成を備えていても良い。すなわち、図5は本実施例のリモコン装置における機能ブロックの、別の一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の別の「リモコン装置」(0500)は、上記同様「操作入力部」(0501)と「操作信号出力部」(0502)と「操作履歴送信部」(0503)を備えるとともに、さらに、「操作信号記憶部」(0504)を有することを特徴とする。
「操作信号記憶部」(0504)は、AV装置、照明装置、調理装置、空調装置、洗濯装置、掃除装置、トイレ・浴室・洗面台制御装置、扉・窓・カーテン駆動装置、ホームセキュリティ装置、ホームオートメーション装置、のいずれか一以上を操作するための操作信号を記憶する機能を有する。この操作信号記憶部は、例えばHDDや不揮発性メモリ、その他記憶媒体にて実現することができ、具体的には図3に示すようなリモコンコード表を上記不揮発性メモリなどの記憶媒体に記憶している、という具合である。
なお、「AV装置」とは、テレビディスプレイ装置、チューナ装置、ビデオ/DVD/HDDなどのコンテンツ録画、再生装置、音響装置、パソコン装置などを含む装置をいう。そして、このようなAV装置を操作するための操作信号としては、例えば「電源オン/オフ」を示す操作信号のほか、「チャンネル+/−」や「チャンネル指定」、「音量+/−」、「(複数チューナの場合の)チューナ切替」、「外部入力切替」、「番組録画」、「録画に係る設定入力」、「録画コンテンツの再生/早送り/巻戻し/一時停止」、「画質調整(明るさ、コントラスト、ガンマ、ホワイトバランスなど)」などの操作信号が挙げられる。
また、照明装置であれば、「明るさの段階調整+/−」や「豆球点灯」、「消灯/点灯タイマー設定」等が挙げられる。また、調理装置であれば、「IHヒータの温度調整」や「電子レンジのタイマー/モード切替」、「炊飯ジャーの予約設定」等が挙げられる。また、空調装置であれば「温度+/−」、「風量+/−」、「風向設定」、「除湿/換気などのモード切替」などが挙げられる。また、洗濯装置や掃除装置であれば「モード切替」等が挙げられる。
また、トイレ・浴室・洗面台制御装置であれば「水温調節」、「水量調節」、「個室内の照明点灯」などが挙げられる。また扉・窓・カーテン駆動装置であれば、「オープン/クローズ操作」や「(ガラスをスモーク状にする)ブラインド制御」、「施錠/開錠」などが挙げられる。また、ホームセキュリティ装置であれば、「監視カメラのオン/オフ、撮影方向変更」や「門/車庫シャッタの開閉」、「窓ガラスの破損検知などのその他防犯システムの操作」などが挙げられる。また、「ペットの自動給餌装置」などのその他ホームオートメーション装置に関する操作であっても良い。
そして、この操作信号記憶部にて保持されている操作信号によって、本実施例の別のリモコン装置は、上記AV装置、照明装置、調理装置、空調装置、洗濯装置、掃除装置、トイレ・浴室・洗面台制御装置、扉・窓・カーテン駆動装置、ホームセキュリティ装置、ホームオートメーション装置、のいずれか一以上の操作が可能となっている。
そして上記各装置に対する操作に応じて図4に示すような操作履歴が生成され、所定のタイミングや操作入力の都度リモコン装置から次に説明する解析サーバ装置に送信される、という具合である。
つづいて、その送信された操作履歴を受信し行動属性を取得する「解析サーバ装置」の機能的構成について図2に戻り説明する。図2にあるように本実施例の行動属性取得システムを構成する「解析サーバ装置」(0210)は、「操作履歴受信部」(0211)と、「行動属性取得部」(0212)と、「行動属性出力部」(0213)と、を有する。
「操作履歴受信部」(0211)は、リモコン装置(0200)から送信される操作履歴を受信する機能を有し、例えばTCP/IPやその他通信方式による通信を可能とする通信IF(インターフェース)や制御アプリケーションで実現することができる。
そして、この操作履歴受信部にて受信された操作履歴が、例えばHDDなどの二次記憶装置にて保持され、以下の構成によって行動属性解析に利用される、という具合である。
「行動属性取得部」(0212)は、受信した操作履歴を分析してリモコン操作者の行動属性を取得する機能を有する。「操作履歴の分析」とは、例えば統計解析の手法や、過去の行動属性パターンデータとパターンマッチングなどを利用した分析が挙げられる。さらに具体的には、例えば操作履歴で示される操作の実行時刻から「所定の操作に関する平均実行時刻」を算出したり、「所定操作に関する1週間の累積実行回数」や「操作全体に対する所定操作の累積実行回数の割合」を算出したりすることで、「照明オン操作に係る××などの行動を21時30分によく実行する」と言った具合に行動属性を分析する方法が挙げられる。あるいは、「複数の操作の相関性(連続操作実行の可能性など)」や「所定操作に関する主な入力位置」を利用して「照明オン操作の後、浴室制御システムの操作を実行する確率が80%」といった具合のパターンマッチング用の参照データを作成し、行動属性を分析する方法が挙げられる。
また、上記例のような算出においては、例えばリモコンID(ユーザID)を利用してユーザ単位で算出を行ったり、ユーザ間の操作の相関を算出したりするよう構成しても良い。あるいは、曜日/月単位での算出で算出し、曜日や月ごとの操作傾向を分析するよう構成しても良い。
図6は、分析対象として収集された操作履歴の一例を表す図である。この図にあるように、例えばリモコンID「0x08c1da」のある1週間の操作履歴として、「照明装置」の照明オン操作が「2007年8月1日」「21時29分xx秒」、「2007年8月2日」「21時54分yy秒」、「2007年8月3日」「21時38分zz秒」、・・・にそれぞれリビングから入力されていることが示されている、という具合である。
そこで、ここでは日の落ちる17時以降の時間帯において照明装置の照明が1時間以上点灯されていない状態から「照明オン操作」が実行された時刻の平均実行時刻を分析結果として算出する。そして算出結果、例えば「21時30分」を「行動属性」の一例であるリモコン操作者の帰宅時刻として取得する、という具合である。また、同様にして照明のオン/オフ操作の平均実行時刻を在宅時刻として取得しても良い。また、日の落ちる17時以降の時間帯において「照明オフ操作」が実行された平均時刻をリモコン操作者の睡眠時刻として取得しても良い。
あるいは、各種装置の予約操作に関して、その予約で指定される平均時刻からリモコン操作者の不在時刻(時間)を取得しても良い。また、掃除装置の電源オンの操作回数が所定値以上であれば、「きれい好き」といった具合の行動属性を取得しても良い。また、調理装置の火力を強とする操作回数が所定回数以上であれば、「強火力での調理を行う」や「中華料理が多い」といった行動属性を取得しても良い。
また、パソコン装置の電源オン操作の後にテレビ装置の電源オン操作を実行する回数(全体操作中の比率など)が多い場合、「パソコンとテレビとを同時に視聴/チェックする」といった行動属性を取得しても良い。あるいは、音響装置の操作回数がその他AV装置の操作回数に比べて多いとの分析結果から行動属性「趣味:音楽鑑賞」を取得したり、「(TVが設置されている)部屋の照明をオフにする操作」の後「AV装置の明るさ調整を下げる操作」を行う相関指数が高い場合には、行動属性「暗めの画像の視聴」を取得したりしても良い。
また、操作履歴で示される操作位置を時系列で並べることで、リモコン操作者の生活動線を生成し、その生活動線を行動属性として取得しても良い。具体的には、「例えば朝は寝室から洗面台に移動した後、調理場で調理を実行し、その後トイレに行き、外出する」といった行動属性である。
そして、このようにして取得した上記様々な行動属性を次の行動属性出力部から出力することで、行動属性に応じた各種処理を実行することができる、という具合である。
「行動属性出力部」(0213)は、取得した行動属性を出力する機能を有し、例えば各種「通信IF」によって実現することができる。
図7は、上記のように様々な操作履歴の分析によって取得した行動属性の一例を表す図である。この図にあるように、例えばユーザID(リモコンID)「0x08c1da」の行動属性には、照明オン/オフの操作履歴などから取得された「起床時刻:7時32分xx秒」や「帰宅時刻:21時28分」、あるいは浴室制御装置(自動給湯装置など)の操作履歴などから取得された「入浴時刻23時12分」や「入浴時間:18分52秒」などが含まれている、という具合である。
またその他にも、全体操作に対する音響装置の操作回数割合などから取得される「趣味:音楽鑑賞」や、空調装置の電源オフ操作の回数などから取得される「外出が多い」なども含まれている、という具合である。
そして、行動属性出力部にて出力された上記のような行動属性を利用して、例えば実施例2で後述するように、「就寝時間が遅い」との行動属性が取得されている場合は、「快眠グッズのCM」がディスプレイ装置に積極的に表示されるよう制御することなどができる。
<ハードウェア構成>
図8は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、リモコン装置の構成の一例を表す概略図である。この図を利用して電子機器の操作処理や操作履歴の送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、リモコン装置は、各種演算処理を行うための「CPU(中央演算装置)」(0801)と、「主メモリ」(0802)と、を備えている。また操作信号記憶部である「フラッシュメモリ」(0803)や、操作履歴送信部である「通信IF」(0804)、操作入力部である「各種ボタン」(0805)、操作信号出力部である「変調回路」(0806)と「LED(発光ダイオード)」も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また、「主メモリ」にはプログラムが読み出され、「CPU」は読み出された当該プログラムを参照することで各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「フラッシュメモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることで、データを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
ここで、ユーザ(リモコン操作者)によって「ボタン」操作が行われると、その操作ボタンのID、例えば「照明の電源オン」が主メモリのアドレス1に格納される。すると「CPU」はリモコンプログラムに従い、そのボタンIDを検索キーとして、「フラッシュメモリ」に保持されているリモコンコードテーブルの検索処理を実行する。そして検索処理の結果、当該操作に係るリモコンコード、例えば「00」を取得し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。そして取得したリモコンコード「00」を「変調回路」にてパルス信号に変調し、変調パルス信号で示されるパルス幅での「LED」の明滅制御を実行する。
そして、その明滅光を赤外線受光部などで受光した「照明装置」は、受光パルスをリモコンコードに復調し、そのリモコンコード「00」で示される電源オンの制御を実行し照明が点灯する、という具合である。
そして本実施例のリモコン装置では、このような電子機器の操作とともに、その操作履歴を以下のような処理によって「解析サーバ装置」(0810)に対して送信することを特徴とする。すなわち、前記「ボタン」操作が行われボタンIDが「主メモリ」のアドレス1に格納されると、リモコンコードテーブルやその他テーブルを利用して当該ボタンIDで示される操作装置名や操作内容の識別情報などを取得したり、また予めフラッシュメモリに保持されているこのリモコンの識別情報を取得したりする。また、図示しない内蔵時計からボタン操作を受付けた時刻を取得したり、GPS機能を利用してボタン操作を受付けた際の現在位置情報を測定したりする。
そして、その操作機器名や操作内容の識別情報、操作時刻、操作位置などの情報をリモコンIDと関連付けて操作履歴を生成し、「主メモリ」のアドレス3に格納する。そして、このような操作履歴の生成を、例えば0時から23時59分までの24時間実行し、「フラッシュメモリ」の操作履歴DBに蓄積していく。
そして内蔵時計などから次の0時になったことを検出すると、予め「フラッシュメモリ」などに保持されている「解析サーバ装置」の送信先アドレス(IPアドレス)などを宛先として、そのリモコンの1日の操作履歴を「通信IF」から送信する、という具合である。
もちろん、送信される操作履歴で示される情報内容は上記例以外に様々であって良いし、また操作履歴が送信されるタイミングも、一の操作ごとに操作履歴を送信するといったタイミングであっても良い。
続いて、図9で例示する解析サーバ装置のハードウェア構成図を利用して、このようにリモコン装置より送信された操作履歴を利用した「解析サーバ装置」での行動属性取得処理の一例について説明する。なお、図9に示すように本実施例の「解析サーバ装置」は、行動属性取得部であり、またその他の各種演算処理を実行する「CPU」(0911)と、「主メモリ」(0912)と、を備えている。また「HDD(ハードディスク・ドライブ)」(0803)や、操作履歴受信部および行動属性出力部である「通信IF」(0914)も備えている。
そして、前述のように「リモコン装置」(0900)から送信された操作履歴を「通信IF」にて受信すると、解析サーバ装置は、まず当該操作履歴を「HDD」の操作履歴DB(データベース)に追加保持する処理を実行する。
その後、例えば1週間分の操作履歴がデータベースに蓄積されると、タイムスケジューラに従い行動属性プログラムが「主メモリ」に読み出され、1週間分の操作履歴を分析するための以下のような処理が実行される。すなわち、例えば「照明の電源オン」など一の操作に係る操作実行時間を操作履歴DBから取得する。そして、取得した実行時刻の平均時刻を「CPU」の演算処理によって算出し、分析結果として「主メモリ」のアドレス2に格納する。そして、その分析結果を、例えば「帰宅時刻」を示す行動属性として「主メモリ」のアドレス3に格納する。
またその他にも、例えば照明装置及び空調装置の電源オフ操作の回数をカウントし、その回数が予めプログラムにて指定されている所定回数以上であるか否かを「CPU」の論理演算処理によって判断する。そして判断の結果、上記操作回数が所定値以上であれば、行動属性を「外出が多い」とする、という具合である。
そしてこのようにして取得した各種行動属性を、操作履歴のリモコンID(ユーザID)などと関連付けてまとめ、リモコン操作者の行動属性として「HDD」の行動属性DB(データベース)に蓄積する。そして、当該行動属性DBに蓄積した行動属性を、適宜「通信IF」から電子機器や実施例2や3にて後述するその他サーバ装置に送信し各種レコメンデーションなどに利用する、という具合である。
<処理の流れ>
図10は、本実施例の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、リモコン装置にて各種ボタンなどの操作入力を受付ける(ステップS1001)と、操作に応じた操作信号を出力する(ステップS1002)。また、そのような操作の操作履歴を、一の操作ごとや所定時間サイクルで解析サーバ装置に送信する(ステップS1003)。
解析サーバ装置では、そのようにリモコン装置から送信された操作履歴を受信し(ステップS1011)、受信した操作履歴を、例えば統計解析やパターンマッチングなどの方法を利用して分析する(ステップS1012)。そして、その分析結果から行動属性を取得し(ステップS1013)、取得した行動属性をデータベースに蓄積したり適宜出力したりする(ステップS1014)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の行動属性取得システムによって、リモコン装置の操作履歴を分析し、リモコン操作者の生活習慣などの行動属性を取得することができる。そしてその取得した行動属性を出力することで、後述するような様々なレコメンデーションを行うことができる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、解析サーバ装置から出力された行動属性を利用して、その行動属性に応じたCM(コマーシャル映像)を始めとするコンテンツをリモコン操作者に提示(レコメンデーション)する機能をさらに備えることを特徴とする行動属性取得システムである。
図11は、本実施例の行動属性取得システムによる行動属性に応じたCMやコンテンツをなどの提示処理の一例を説明するための概念図である。この図にあるように、本実施例の解析サーバ装置にて「休日の行動属性:家族でドライブ」が取得される。すると、その「家族」「ドライブ」といった行動属性に適したコンテンツとして、本実施例の行動属性取得システムは「ワンボックスカー」のCMを取得し、ディスプレイ装置にて表示するよう制御する、という具合である。
このように本実施例では、リモコン操作によって取得された行動属性に応じて、そのリモコン操作者に対してCMなどのコンテンツを提示することができる。
<機能的構成>
図12は、本実施例の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは、実施例1を基本として「リモコン装置」(1200)と、「解析サーバ装置」(1210)と、を有する。なお、これら「リモコン装置」と「解析サーバ装置」の構成要件については上記実施例にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そしてこの図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは、さらに「推薦コンテンツ情報サーバ装置」(1220)を有することを特徴とする。そして、「推薦コンテンツ情報サーバ装置」は、「行動属性受信部」(1221)と、「電子機器テーブル保持部」(1222)と、「推薦コンテンツ情報テーブル保持部」(1223)と、「推薦コンテンツ情報送信部」(1224)と、を有する。
「行動属性受信部」(1221)は、解析サーバ装置(1210)から行動属性を受信する機能を有する。この行動属性の受信は、例えばTCP/IPや赤外線、その他通信方式による通信を可能とする通信IF(インターフェース)や制御アプリケーションで実現することができる。
「電子機器テーブル保持部」(1222)は、電子機器テーブルを保持する機能を有し、例えば、HDDや不揮発性メモリ、その他記憶媒体にて実現することができる。また、「電子機器テーブル」とは、リモコン操作者と、リモコン操作者が利用する電子機器とを関連付けたテーブルをいう。
図13は、この電子機器テーブルの一例を表す図である。この図にあるように、電子機器テーブルは、例えば、「ユーザID:0x08c1da」で識別されるリモコン操作者は、「機器ID:diaplay001a」で識別される「TV装置(IP:241.0.0.0)」や、「機器ID:rec001a」で識別される「録画装置(IP:241.0.0.1)」、「機器ID:light009a」で識別される「照明装置(IP:241.0.0.2)」などを利用することが示されている。
また、「ユーザID:0x10ac1b」で識別される別のリモコン操作者は、「機器ID:diaplay002b」で識別される「TV装置(IP:242.0.0.1)」や、「機器ID:light009a」で識別される「照明装置」などを利用することが示されている、という具合である。
なお、このテーブルデータの生成は、例えばリモコン操作者などが予めシステムに必要となる情報を入力し、登録することで生成する方法が挙げられる。あるいは、リモコン操作が行われるたび、その操作履歴に含まれる「リモコンID(図中ユーザID)」と操作対象となった「電子機器ID」とを抽出し、テーブルを生成する方法なども挙げられる。
そして、このような電子機器テーブルを利用して、行動属性に応じたCMなどのコンテンツの出力先となる電子機器を特定することができる。
「推薦コンテンツ情報テーブル保持部」(1223)は、推薦コンテンツ情報と行動属性とを関連付けたテーブルである推薦コンテンツ情報テーブルを保持する機能を有し、例えば、HDDや不揮発性メモリ、その他記憶媒体にて実現することができる。また、「推薦コンテンツ情報」とは、所定の行動属性のリモコン操作者に対して推薦することが相応しいコンテンツを示す情報をいう。具体的には、例えば行動属性にて「家族」での行動を示す属性が含まれていれば、その推薦コンテンツ情報は「ファミリー向け」の商品やサービスを推薦するためのCMや、「ファミリー向け」の映画そのものなどが挙げられる。
図14は、このような推薦コンテンツ情報テーブルの一例を表す図である。この図にあるように、例えば「ドライブ」との行動属性には、ワンボックスカーのCMや、図示しないその他種類の車のCM、ドライブコースにある旅館のCM、あるいは車に関連する映画やドラマが推薦コンテンツ情報として関連付けられている。
また、「映画視聴が多い」という行動属性については、「新作映画を紹介するサイト」のURLや、図示しない映画そのものなどが推薦コンテンツ情報として関連付けられている、という具合である。
その他にも推薦コンテンツ情報テーブルにて、「睡眠時間が短い」との行動属性に「安眠グッズのCM」が関連付けられていたり、「お風呂の入浴時間が長い」との行動属性に「温泉マップのサイトURL」が関連付けられていたりしても良い。
あるいは、掃除装置の操作回数の多さなどから分析される「きれい好き」との行動属性に対しては、「最新掃除機」や「掃除代行サービス」のCMが関連付けられていても良い。また、「テレビとパソコンを同時にチェックする」との行動属性に対しては、テレビ番組とWebサイトが連動しているコンテンツが推薦コンテンツ情報として関連付けられていても良い。
また、推薦コンテンツ情報テーブルには、その他に出力先となる機器の種別を示す「TV装置」や「ブラウザ装置」などの情報も関連付けて保持されている。このようにして、行動属性に応じて、指定される電子機器に対して推薦コンテンツ情報が出力することができる。
なお、この推薦コンテンツ情報テーブルの生成は、例えばシステム設計者などが行動属性と推薦コンテンツ情報との関連付けを予め設定することで生成する方法や、その後、ユーザが適宜登録などすることで生成する方法が挙げられる。あるいは、ネットワーク上のサーバ装置にて共有保持されている推薦コンテンツ情報テーブルをダウンロードなどすることで推薦コンテンツ情報テーブルが保持されるよう構成しても良い。
「推薦コンテンツ情報送信部」(1224)は、受信した行動属性に応じた推薦コンテンツ情報を推薦コンテンツ情報テーブルから取得する機能、およびその取得した推薦コンテンツ情報を電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する機能を有する。
具体的には、例えば行動属性「家族」「ドライブ」との情報をキーとして図14に示すような推薦コンテンツ情報テーブルを検索する。そして当該検索処理に合致するファミリー向けのワンボックスカーのCMを取得する、という具合に推薦コンテンツ情報を取得する。
続いて、前記取得した推薦コンテンツ情報に関連付けられている出力先の電子機器種別、例えば「TV装置」と、図7に示すように行動属性に含まれる「ユーザID」とを用いて、図13に示す電子機器テーブルを検索する。そして当該2つの検索キーに合致する機器ID「display001a」および出力先IPアドレス「241.0.0.0」を特定する。
そして、その特定したIPアドレス「241.0.0.0」宛に、前記取得した推薦コンテンツ情報「ワンボックスカーのCM」を送信することで、「家族でドライブ」という行動属性を持つユーザに対して、TV装置にてワンボックスカーのCMを表示させることができる、という具合である。
なお、この推薦コンテンツ情報サーバ装置は、解析サーバ装置と別個のサーバ装置としてネットワーク上に設けられても良いし、両者を含む一のサーバ装置として実装されても構わない。
<ハードウェア構成>
図15は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、推薦コンテンツ情報サーバ装置の構成の一例を表す概略図である。この図を利用して推薦コンテンツ情報の送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、推薦コンテンツ情報サーバ装置は、各種演算処理を行うための「CPU」(1521)と、「主メモリ」(1522)と、を備えている。また電子機器テーブル保持部および推薦コンテンツ情報テーブル保持部である「HDD」(1523)や、行動属性受信部および推薦コンテンツ情報送信部である「通信IF」(1524)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、実施例1にて説明したように、「リモコン装置」(1500)での操作履歴に基づいて取得されたリモコン操作者の行動属性が「解析サーバ装置」(1510)から出力される。そして、その出力された行動属性を「通信IF」にて取得した推薦コンテンツ情報サーバ装置は、以下のような処理を実行する。
推薦コンテンツ情報サーバ装置では、まず、取得した行動属性を「主メモリ」のアドレス1に格納する。つづいて、例えば行動属性で示される「ドライブ」などの属性をキーとして図14に示すような推薦コンテンツ情報テーブルの検索処理を「CPU」の論理演算処理により実行する。そして当該検索処理に合致する推薦コンテンツ情報、およびその出力先機器の種別情報を特定し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。
続いて、アドレス2に格納されている出力先の「機器種別情報」と、アドレス1に格納されている行動属性に含まれる「ユーザID」と検索キーとして、図13に示す電子機器テーブルの検索処理を「CPU」の論理演算処理によって実行する。そして当該2つの検索キーに合致する送信先となる機器のIPアドレス「241.0.0.0」を特定し、「主メモリ」のアドレス3に格納する。
そして、そのIPアドレス「241.0.0.0」を送信先として、前記取得した推薦コンテンツ情報を「通信IF」から送信することで、送信先の電子機器にてリモコン操作者の行動属性に応じたコンテンツの再生を実行することができる、という具合である。
図16は、本実施例の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように推薦コンテンツ情報サーバ装置では、まず、実施例1に記載した処理の流れに応じて解析サーバ装置から出力された行動属性を受信する(ステップS1621)。つづいて、推薦コンテンツ情報テーブルから、受信した行動属性に応じて推薦コンテンツ情報を取得する(ステップS1622)。そして取得した推薦コンテンツ情報を、電子機器テーブルに基づき、リモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する(ステップS1623)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の行動属性取得システムによって、解析サーバ装置から出力された行動属性を利用して、その行動属性に応じたCM(コマーシャル映像)を始めとするコンテンツをリモコン操作者に推薦することができる。つまりリモコン操作者にとって広告効果や興味などの高いコンテンツを推薦提示することができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例も、実施例2と同様に解析サーバ装置から出力された行動属性を利用して、その行動属性に応じたレコメンデーションをリモコン操作者に対して行う機能をさらに備えることを特徴とする行動属性取得システムである。そして実施例2との相違点は、行動属性を利用して実行される処理がCMを始めとするコンテンツの推薦出力ではなく、行動属性に適した電子機器の(推薦的な)自動操作である点である。
図17は、本実施例の行動属性取得システムによる行動属性に応じた電子機器の自動操作処理の一例を説明するための概念図である。この図にあるように、本実施例の解析サーバ装置にて「月〜金の行動属性:9:00〜21:30まで不在」が取得される。すると、その行動属性に適した自動操作として、本実施例の行動属性取得システムは該当時間帯において「監視カメラの作動」や「施錠確認の作動」などを自動的に実行する、という具合である。
このように本実施例では、リモコン操作によって取得された行動属性に応じて、推薦的な電子機器の自動操作を実行することができる。
<機能的構成>
図18は、本実施例の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは、実施例1を基本として「リモコン装置」(1800)と、「解析サーバ装置」(1810)と、を有する。なお、これら「リモコン装置」と「解析サーバ装置」の構成要件については上記実施例にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そしてこの図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは、さらに「推薦操作情報サーバ装置」(1830)を有することを特徴とする。そして、「推薦操作情報サーバ装置」は、「行動属性受信部」(1831)と、「電子機器テーブル保持部」(1832)と、「推薦操作情報テーブル保持部」(1833)と、「推薦操作情報送信部」(1834)と、を有する。
「行動属性受信部」(1831)は、解析サーバ装置(1210)から行動属性を受信する機能を有し、その基本的な機能などは上記実施例2の「行動属性受信部」と同様であるのでその説明は省略する。
「電子機器テーブル保持部」(1832)は、電子機器テーブルを保持する機能を有し、その基本的な機能や電子機器テーブルの概要、構成などは上記実施例2の「電子機器テーブル保持部」での記載と同様であるのでその説明は省略する。
「推薦操作情報テーブル保持部」(1833)は、推薦操作情報と行動属性とを関連付けたテーブルである推薦操作情報テーブルを保持する機能を有し、例えば、HDDや不揮発性メモリ、その他記憶媒体にて実現することができる。また、「推薦操作情報」とは、所定の行動属性に対して推薦することが相応しい電子機器の自動操作を示す情報をいう。具体的には、例えば行動属性にて「21時30分に帰宅ですぐに入浴」との行動属性であれば、その推薦操作情報は「21時00分から浴室制御装置の給湯開始」といった自動操作を実行するための情報などが挙げられる。
図19は、このような推薦操作情報テーブルの一例を表す図である。この図にあるように、例えば「X時〜Y時に不在」との行動属性には、同時間帯での監視カメラの作動や施錠確認の作動などが推薦操作情報として関連付けられている。
また、「映画視聴が多い」という行動属性については、「映画の電子番組表予約」などが推薦操作情報として関連付けられ、「Z時に帰宅」との行動属性には、同時刻30分前からの空調装置の作動や浴室制御システムによる給湯作動などが推薦操作情報として関連付けられている、という具合である。
また、「20時以降に空調装置をオンにした後、入浴する可能性が80%」との行動属性に対しては、「空調装置オン操作」の後の推薦操作情報として「浴室制御システムの給湯操作」が関連付けられていても良い。
また、推薦操作情報テーブルには、その他に推薦操作の対象となる機器種別を示す「監視カメラ」や「セキュリティシステム」、「録画装置」、「エアコン」などの情報も関連付けて保持されている。このようにして、行動属性に応じて、指定される電子機器に対して推薦操作情報が出力され、その電子機器の自動操作が実行されることになる。
なお、この推薦操作情報テーブルの生成は、上記推薦コンテンツ情報テーブルと同様にして生成する方法が挙げられる。また、その他にも以下のような生成方法も挙げられる。すなわち、まずリモコン装置の操作履歴を統計解析することで、前後2以上の操作の相関指数を算出する。つづいて相関指数が所定以上である場合に、前の操作に基づいて取得された行動属性について、後ろの操作を推薦操作情報として関連付ける処理を行い、推薦操作情報テーブルを生成する、といった方法である。
「推薦操作情報送信部」(1834)は、受信した行動属性に応じた推薦操作情報を推薦操作情報テーブルから取得する機能、およびその取得した推薦操作情報を電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する機能を有する。
具体的には、例えば行動属性「不在」「9時00分〜21時30分」との情報をキーとして図19に示すような推薦操作情報テーブルを検索する。そして当該検索処理に合致する監視カメラの作動や施錠確認の作動などの推薦操作情報を取得する。
続いて、前記取得した推薦操作情報に関連付けられている出力先の電子機器種別、例えば「監視カメラ」および「セキュリティシステム」と、図7に示すように行動属性に含まれる「ユーザID」とを用いて、図13に示す電子機器テーブルを検索する。そして当該2つの検索キーに合致する機器IDおよび出力先IPアドレスを特定する。
そして、その特定したIPアドレス宛に、前記取得した推薦操作情報「監視カメラの作動」や「施錠確認の作動」を送信することで当該操作を自動実行する、という具合である。
なおこの推薦操作情報サーバ装置も、解析サーバ装置と別個のサーバ装置としてネットワーク上に設けられても良いし、両者を含む一のサーバ装置として実装されても構わない。また本実施例の行動属性取得システムは、さらに実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置を含み、行動属性に応じた自動推薦操作に加えて、推薦コンテンツの再生を行うよう構成しても良い。
<ハードウェア構成>
図20は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、推薦操作情報サーバ装置の構成の一例を表す概略図である。この図を利用して推薦操作情報の送信処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
この図にあるように、推薦操作情報サーバ装置は、各種演算処理を行うための「CPU」(2031)と、「主メモリ」(2032)と、を備えている。また電子機器テーブル保持部および推薦操作情報テーブル保持部である「HDD」(2033)や、行動属性受信部および推薦操作情報送信部である「通信IF」(2034)なども備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、実施例1にて説明したように、「リモコン装置」(2000)での操作履歴に基づいて取得されたリモコン操作者の行動属性が「解析サーバ装置」(2010)から出力される。そして、その出力された行動属性を「通信IF」にて取得した推薦操作情報サーバ装置は、以下のような処理を実行する。
推薦操作情報サーバ装置では、まず、取得した行動属性を「主メモリ」のアドレス1に格納する。つづいて、例えば行動属性で示される「21時30分帰宅」などの属性をキーとして図19に示すような推薦操作情報テーブルの検索処理を「CPU」の論理演算処理により実行する。そして当該検索処理に合致する推薦操作情報、およびその推薦操作の対象となる機器の種別情報を特定し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。
続いて、アドレス2に格納されている「機器種別情報」と、アドレス1に格納されている行動属性に含まれる「ユーザID」と検索キーとして、図13に示す電子機器テーブルの検索処理を「CPU」の論理演算処理によって実行する。そして当該2つの検索キーに合致する送信先となる機器のIPアドレスを特定し、「主メモリ」のアドレス3に格納する。
そして、そのIPアドレスを送信先として、前記取得した推薦操作情報を「通信IF」から送信することで、「帰宅前の空調制御および給湯」といった具合に、送信先の電子機器にてリモコン操作者の行動属性に応じた自動操作を実行することができる。
<処理の流れ>
図21は、本実施例の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように推薦操作情報サーバ装置では、まず、実施例1に記載した処理の流れに応じて解析サーバ装置から出力された行動属性を受信する(ステップS2131)。つづいて、推薦操作情報テーブルから、受信した行動属性に応じて推薦操作情報を取得する(ステップS2132)。そして取得した推薦操作情報を、電子機器テーブルに基づき、リモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する(ステップS2133)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の行動属性取得システムによって、解析サーバ装置から出力された行動属性を利用して、その行動属性に応じた電子機器の自動操作を推薦的に実行することができる。つまりリモコン操作者に便利な各種自動操作を実行することができる。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、解析サーバ装置における行動属性の取得に関してリモコンの操作履歴と、行動属性とを関連付けた履歴・属性テーブルを利用して行動属性を取得することを特徴とする行動属性取得システムである。
<機能的構成>
図22は、本実施例の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは実施例1を基本として「リモコン装置」(2200)と、「解析サーバ装置」(2210)と、からなる。また、実施例3や4を基本として、図示しない「推薦コンテンツ情報サーバ装置」や「推薦操作情報サーバ装置」などをさらに備えていても良い。
また、本実施例の「解析サーバ装置」の機能的構成も、実施例1を基本として、「操作履歴受信部」(2211)と、「行動属性取得部」(2212)と、「行動属性出力部」(2213)と、を有する。なお、これら構成要件は、上記実施例1にて記載したものと同様であるのでその説明は省略する。
そして本実施例の特徴点は、解析サーバ装置の「行動属性取得部」が、さらに「履歴・属性テーブル保持手段」(2214)を有する点である。
「履歴・属性テーブル保持手段」(2214)は、履歴・属性テーブルを保持する機能を有し、例えば、HDDや不揮発性メモリ、その他記憶媒体にて実現することができる。また、「履歴・属性テーブル」とは、行動属性を取得するために利用するリモコンの操作履歴と、行動属性とを関連付けたテーブルをいう。
図23は、この履歴・属性テーブルの一例を表す概念図である。この図にあるように、例えば、予約操作に係る操作履歴は、行動属性「不在」と関連付けられている。また、5時以降の照明オン操作に係る操作履歴は行動属性「起床」と関連付けられ、17時(あるいは季節的に日の落ちる時間)から所定時間照明オフの状態からの照明オン操作に係る操作履歴は行動属性「帰宅」と関連付けられ、20時以降の照明オフ操作に係る操作履歴は行動属性「就寝」と関連付けられている、という具合であっても良い。
あるいは浴室制御システムの電源オン操作に係る操作履歴が行動属性「入浴」と関連付けられていたり、掃除装置の電源オン操作に係る操作履歴が行動属性「きれい好き」と関連付けられていたり、セキュリティシステムの車庫開閉操作に係る操作履歴が行動属性「ドライブ好き」と関連付けられていたりしても良い。
また、この履歴・属性テーブルは、以下のように構成されていても良い。すなわち、「履歴・属性テーブル」が、AV装置、照明装置、調理装置、空調装置、洗濯装置、掃除装置、トイレ・浴室・洗面台制御装置、扉・窓・カーテン駆動装置、ホームセキュリティ装置、ホームオートメーション装置、のうち異なる種類の装置のリモコン操作履歴と、行動属性とを関連付けた複合履歴・属性テーブルを含む構成であっても良い。
このように、例えば「AV装置のある部屋の照明装置の電源オフ」及び「AV装置の電源オン」という具合に、2以上の装置に係る操作履歴の組合せから「映画をよく視聴する」という行動属性を取得しても良い。
図24は、この履歴・属性テーブルの一例を表す概念図である。この図にあるように、例えば、「照明1オフ」、「(同時刻の)照明2オフ」、「(同時刻の)照明3オフ」との操作履歴の組合せについて、「家族全員での外出が多い」との行動属性が関連付けられている。あるいは、「(居間の)照明オフ」、「テレビの画質(明るさ)調整」という操作履歴の組合せについて行動属性「映画(暗めの映像)視聴」が関連付けられている、という具合である。
このようにして、操作履歴(の組合せ)と行動属性に関するテーブルデータの関連付けを利用してリモコン装置の操作履歴からリモコン操作者の行動属性を取得することができる。
<処理の流れ>
図25は、本実施例の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、リモコン装置にて各種ボタンなどの操作入力を受付ける(ステップS2501)と、操作に応じた操作信号を出力する(ステップS2502)。また、そのような操作の操作履歴を、一の操作ごとや所定時間サイクルで解析サーバ装置に送信する(ステップS2503)。
解析サーバ装置では、そのようにリモコン装置から送信された操作履歴を受信し(ステップS2511)、受信した操作履歴に基づいて、履歴・属性テーブルから行動属性を取得する(ステップS2512)。また、その際に複数の操作履歴に基づいて、複合履歴・属性テーブルから行動属性を取得しても良い。
そして、このようにして取得した行動属性をデータベースに蓄積したり適宜出力したりする(ステップS2513)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の行動属性取得システムによって、操作履歴と行動属性に関するテーブルデータの関連付けを利用してリモコン装置の操作履歴からリモコン操作者の行動属性を取得することができる。
≪実施例5≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、リモコンの操作履歴についてその操作者を識別できるよう構成したことを特徴とする行動属性取得システムである。そして本実施例ではこのような構成とすることで例えば以下のような効果を奏する。すなわち、ある電子機器などを操作するための一台のリモコン装置は、一般的に例えば家族全員など複数人で共通して利用される。そのため、子供による操作履歴の分析から取得された行動属性を利用して、大人に対するレコメンデーションなどが実行されてしまうこともあり得る。
そこで本実施例では、一台のリモコン装置を由来とする操作履歴について操作者を識別することで、上記不適なレコメンデーションなどを行ってしまうことを回避することができる、という具合である。
<機能的構成>
図26は、本実施例の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の行動属性取得システムは実施例1を基本として「リモコン装置」(2600)と、「解析サーバ装置」(2610)と、からなる。また、実施例3や4を基本として、図示しない「推薦コンテンツ情報サーバ装置」や「推薦操作情報サーバ装置」などをさらに備えていても良い。
そして「リモコン装置」は、実施例1を基本として、「操作入力部」(2601)と、「操作信号出力部」(2602)と、「操作履歴送信部」(2603)と、を有する。また、「解析サーバ装置」も、実施例1を基本として、「操作履歴受信部」(2611)と、「行動属性取得部」(2612)と、「行動属性出力部」(2213)と、を有する。なお、これら構成要件は、上記実施例1にて記載したものと同様であるのでその説明は省略する。
そして本実施例の特徴点は、まずリモコン装置については、その操作入力部が「識別操作入力手段」(2604)を有し、操作履歴送信部が「識別操作履歴送信手段」(2605)を有する点である。また、解析サーバ装置については、その行動属性取得部が「識別行動属性取得手段」(2614)を有し、行動属性出力部が「識別行動属性出力手段」(2615)を有する点である。
「識別操作入力手段」(2604)は、操作をリモコン操作者識別情報と関連付けて入力する機能を有する。具体的には、例えばリモコン装置が携帯電話や、あるいは情報入力/登録が可能な多機能リモコンなどであれば、リモコン装置のフラッシュメモリ内にリモコン操作者識別情報としてユーザIDなどを登録しておくと良い。そして、リモコン操作を行う前に、ユーザが操作者(自分自身)を選択入力することで、あるいは例えば操作を許可するための指紋認証に伴うユーザ識別処理をすることなどでリモコン操作者識別情報が入力される、という具合である。
あるいは、リモコン装置にそのようなユーザ登録などをしなくても、例えば操作時間やボタン押圧力などボタン操作に関する検知情報をリモコン操作者識別情報として入力する構成であっても良い。その場合、解析サーバ装置にて、詳細は後述するようにこれら情報をキーとしたテーブルデータの検索処理などを行うことでリモコン操作者の(大まかな)判断を行うことができる。
あるいは、例えば「子供番組へのチャンネル合わせ操作」を示す操作履歴そのものがリモコン操作者識別情報(例えば操作者は子供と推定される)として利用される構成であっても良い。また、例えば掃除機は母親が専用で使う、という具合に、その装置の識別情報をリモコン操作者識別情報としても良い。これらの場合においても、解析サーバ装置にて、リモコン操作者の(大まかな)判断を行うことができる。
「識別操作履歴送信手段」(2605)は、リモコン操作者識別情報と関連付けられた操作履歴を送信する機能を有する。そして本実施例では、操作履歴に関してこのようにリモコン操作者識別情報と関連付けて解析サーバ装置に送信することで、リモコン操作者別に行動属性を取得することができる、という具合である。
「識別行動属性取得手段」(2614)は、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を取得する機能を有する。なお、操作履歴に基づく行動属性の取得自体については、上記実施例にてすでに記載してあるのでここでは説明を省略する。
そして、その行動属性をリモコンの操作者識別情報と関連付けて取得するため、本実施例では下のような処理を行うと良い。例えば、リモコン装置が携帯電話や多機能リモコンであって、前述のようにユーザIDが操作履歴と関連付けて受信されている場合には、そのユーザID別に操作履歴を分析する、という具合である。
また、操作者識別情報として例えば操作時間やボタン押圧力などボタン操作に関する検知情報が受信されている場合には、図27に示すようなテーブルデータを参照し、その操作者を推定すると良い。具体的には、例えばリモコン装置の感圧センサにて検知された押圧力が5g以下であれば子供や老人、5〜10gであれば成人女性、11g以上であれば成人男性と推定する。あるいは、操作時間が平日の朝10時から夕方17時までの時間帯であれば、その時間帯に父親や子供は家にいないとして母親が操作者と推定する、という具合である。
また、例えば操作履歴で示される操作内容が、例えば「子供番組へのチャンネル合わせ操作」であれば子供を操作者と推定し、「深夜の通販番組での調理器具の注文操作」であれば母親を操作者と推定する、という具合に、操作履歴そのものをリモコン操作者識別情報として利用するよう構成しても良い。あるいは、「掃除機」を示す識別情報から、図示しないテーブルデータを参照して「母親」という操作者を推定しても良い。もちろん、これらリモコン操作者識別情報を利用した操作者の推定においては、予めサーバ装置にてその家族構成などを登録しておくことで、その登録パターン(例えば父、母、子など)に応じたテーブルデータを用意して推定処理を行うよう構成すると良い。
そして、このように推定された操作者の識別情報と関連付けて行動属性を取得する、という具合である。
「識別行動属性出力手段」(2615)は、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を出力する機能を有する。そして、このように操作者識別情報と関連付けて行動属性を出力されることで、子供による操作履歴の分析から取得された行動属性を利用して、大人に対するレコメンデーションなどが実行されることを防止することができる。
<処理の流れ>
図28は、本実施例の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、リモコン装置にて各種ボタンなどの操作入力を、リモコン操作者識別情報と関連付けて受付ける(ステップS2801)と、操作に応じた操作信号を出力する(ステップS2802)。また、そのような操作の操作履歴を、一の操作ごとや所定時間サイクルでリモコン操作者識別情報と関連付けて解析サーバ装置に送信する(ステップS2803)。
解析サーバ装置では、そのようにリモコン装置から送信された操作履歴を受信し(ステップS2811)、受信した操作履歴を、例えば統計解析やパターンマッチングなどの方法を利用して操作者別に分析する(ステップS2812)。そして、その分析結果から操作者別に行動属性を取得し(ステップS2813)、取得した操作者別の行動属性をデータベースに蓄積したり適宜出力したりする(ステップS2814)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の行動属性取得システムによって、操作者識別情報と関連付けて行動属性を出力することができる。したがって、例えば子供による操作履歴の分析から取得された行動属性を利用して、大人に対するレコメンデーションなどが実行されることを防止することができる。
実施例1の行動属性取得システムによるリモコン操作者の行動属性の取得および出力処理の一例を説明するための概念図 実施例1の行動属性取得システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例1のリモコン装置が保持するリモコンコード一覧のテーブルデータの一例を表す図 実施例1のリモコン装置の操作履歴送信部から送信される操作履歴の一例を表す概念図 実施例1の行動属性取得システムにおける機能ブロックの別の一例を表す図 実施例1の解析サーバ装置にて分析対象として収集された操作履歴の一例を表す図 実施例1の解析サーバ装置における様々な操作履歴の分析によって取得した行動属性の一例を表す図 実施例1のリモコン装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の解析サーバ装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2の行動属性取得システムによる行動属性に応じたCMやコンテンツをなどの提示処理の一例を説明するための概念図 実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置の電子機器テーブル保持部にて保持される電子機器テーブルの一例を表す図 実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置の推薦コンテンツ情報テーブル保持部にて保持される推薦コンテンツ情報テーブルの一例を表す図 実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例2の推薦コンテンツ情報サーバ装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3の行動属性取得システムによる行動属性に応じた電子機器の自動操作処理の一例を説明するための概念図 実施例3の推薦操作情報サーバ装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3の推薦操作情報サーバ装置の推薦操作情報テーブル保持部にて保持される推薦操作情報テーブルの一例を表す図 実施例3の推薦操作情報サーバ装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例3の推薦操作情報サーバ装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4の解析サーバ装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例4の解析サーバ装置の履歴・属性テーブル保持手段にて保持される履歴・属性テーブルの一例を表す概念図 実施例4の解析サーバ装置の履歴・属性テーブル保持手段にて保持される複合履歴・属性テーブルの一例を表す概念図 実施例4の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例5の行動属性システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例5の解析サーバ装置におけるリモコン操作者推定処理のためのテーブルデータの一例を表す概念図 実施例5の行動属性取得システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート
符号の説明
0200 リモコン装置
0201 操作入力部
0202 操作信号出力部
0203 操作履歴送信部
0210 解析サーバ装置
0211 操作履歴受信部
0212 行動属性取得部
0213 行動属性出力部
1220 推薦コンテンツ情報サーバ装置
1221 行動属性受信部
1222 電子機器テーブル保持部
1223 推薦コンテンツ情報テーブル保持部
1224 推薦コンテンツ情報送信部
1830 推薦操作情報サーバ装置
1831 行動属性受信部
1832 電子機器テーブル保持部
1833 推薦操作情報テーブル保持部
1834 推薦操作情報送信部

Claims (8)

  1. 操作の入力をするための操作入力部と、
    入力された操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力部と、
    入力された操作の操作位置、操作時間、又は/及び操作回数を含む操作の履歴である操作履歴を送信する操作履歴送信部と、
    を有するリモコン装置と、
    リモコン装置から送信される操作履歴を受信する操作履歴受信部と、
    受信した操作履歴を分析して、操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数に基づくリモコン操作者の行動属性を取得する行動属性取得部と、
    取得した行動属性を出力する行動属性出力部と、
    を有する解析サーバ装置と、
    解析サーバ装置から行動属性を受信する行動属性受信部と、
    リモコン操作者と、リモコン操作者が利用する電子機器とを関連付けた電子機器テーブルを保持する電子機器テーブル保持部と、
    推薦コンテンツ情報と行動属性とを関連付けた推薦コンテンツ情報テーブルを保持する推薦コンテンツ情報テーブル保持部と、
    受信した行動属性に応じた推薦コンテンツ情報を推薦コンテンツ情報テーブルから取得して、電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する推薦コンテンツ情報送信部と、
    を有する推薦コンテンツ情報サーバ装置
    からなる行動属性取得システム。
  2. 操作の入力をするための操作入力部と、
    入力された操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力部と、
    入力された操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数を含む操作の履歴である操作履歴を送信する操作履歴送信部と、
    を有するリモコン装置と、
    リモコン装置から送信される操作履歴を受信する操作履歴受信部と、
    受信した操作履歴を分析して、操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数に基づくリモコン操作者の行動属性を取得する行動属性取得部と、
    取得した行動属性を出力する行動属性出力部と、
    を有する解析サーバ装置と、
    解析サーバ装置から行動属性を受信する行動属性受信部と、
    リモコン操作者と、リモコン操作者が利用する電子機器とを関連付けた電子機器テーブルを保持する電子機器テーブル保持部と、
    推薦操作情報と行動属性とを関連付けた推薦操作情報テーブルを保持する推薦操作情報テーブル保持部と、
    受信した行動属性に応じた推薦操作情報を推薦操作情報テーブルから取得して、電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する推薦操作情報送信部と、
    を有する推薦操作情報サーバ装置
    からなる行動属性取得システム。
  3. 行動属性取得部は、行動属性を取得するために利用するリモコンの操作履歴と、行動属性とを関連付けた履歴・属性テーブルを保持する履歴・属性テーブル保持手段を有する請求項1または2に記載の行動属性取得システム。
  4. 前記リモコン装置の操作入力部は、操作をリモコン操作者識別情報と関連付けて入力する識別操作入力手段を有し、
    操作履歴送信部は、リモコン操作者識別情報と関連付けられた操作履歴を送信する識別操作履歴送信手段を有し、
    解析サーバ装置の行動属性取得部は、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を取得する識別行動属性取得手段を有し、
    行動属性出力部は、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を出力する識別行動属性出力手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載の行動属性取得システム。
  5. リモコン装置と、解析サーバ装置と、推薦コンテンツ情報サーバ装置であって、リモコン操作者と、リモコン操作者が利用する電子機器とを関連付けた電子機器テーブルと、推薦コンテンツ情報と行動属性とを関連付けた推薦コンテンツ情報テーブルとを保持する推薦コンテンツ情報サーバ装置と、からなる行動属性システムの制御方法であって、
    リモコン装置において
    操作の入力を受付ける操作入力受付ステップと、
    入力された操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力ステップと、
    入力された操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数を含む操作の履歴である操作履歴を送信する操作履歴送信ステップと、を計算機に実行させ
    解析サーバ装置において、
    リモコン装置から送信される操作履歴を受信する操作履歴受信ステップと、
    受信した操作履歴を分析して、操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数に基づくリモコン操作者の行動属性を取得する行動属性取得ステップと、
    取得した行動属性を出力する行動属性出力ステップと、を計算機に実行させ、
    推薦コンテンツ情報サーバ装置において、
    解析サーバ装置から行動属性を受信する行動属性受信ステップと、
    受信した行動属性に応じた推薦コンテンツ情報を推薦コンテンツ情報テーブルから取得する推薦コンテンツ情報取得ステップと、
    取得した推薦コンテンツ情報を電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する推薦コンテンツ情報送信ステップと、を計算機に実行させる
    行動属性取得システムの制御方法。
  6. リモコン装置と、解析サーバ装置と、推薦操作情報サーバ装置であって、リモコン操作者と、リモコン操作者が利用する電子機器とを関連付けた電子機器テーブルと、推薦操作情報と行動属性とを関連付けた推薦操作情報テーブルとを保持する推薦操作情報サーバ装置と、からなる行動属性取得システムの制御方法であって、
    リモコン装置において
    操作の入力を受付ける操作入力受付ステップと、
    入力された操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力ステップと、
    入力された操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数を含む操作の履歴である操作履歴を送信する操作履歴送信ステップと、を計算機に実行させ
    解析サーバ装置において、
    リモコン装置から送信される操作履歴を受信する操作履歴受信ステップと、
    受信した操作履歴を分析して、操作の操作位置、操作時間、又は及び操作回数に基づくリモコン操作者の行動属性を取得する行動属性取得ステップと、
    取得した行動属性を出力する行動属性出力ステップと、を計算機に実行させ、
    推薦操作情報サーバ装置において、
    解析サーバ装置から行動属性を受信する行動属性受信ステップと、
    受信した行動属性に応じた推薦操作情報を推薦操作情報テーブルから取得する推薦操作情報取得ステップと、
    取得した推薦操作情報を電子機器テーブルに基づきリモコン操作者に関連付けられた電子機器に送信する推薦操作情報送信ステップと、を計算機に実行させる
    行動属性取得システムの制御方法。
  7. 行動属性取得ステップは、リモコンの操作履歴と、行動属性とを関連付けた履歴・属性テーブルを利用して行動属性を取得する請求項5または6に記載の行動属性取得システムの制御方法。
  8. 前記リモコン装置における操作入力受付けステップは、操作をリモコン操作者識別情報と関連付けて入力する識別操作入力ステップを含み、
    操作履歴送信ステップは、リモコン操作者識別情報と関連付けられた操作履歴を送信する識別操作履歴送信ステップを含み、
    解析サーバ装置における行動属性取得ステップは、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を取得する識別行動属性取得ステップを含み、
    行動属性出力ステップは、リモコン操作者識別情報と関連付けて行動属性を出力する識別行動属性出力ステップを含む請求項5から7のいずれか一に記載の行動属性取得システムの制御方法。
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