JP4718238B2 - 内視鏡装置用ズーム対物レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば請求項1のプレアンブルに記載の内視鏡あるいは内視鏡装置において使用するためのズーム対物レンズに関する。
導管状の中空空間を視察するために、内視鏡は技術上および医学上において重要な補助手段となっており、そうでなければ著しく嵌合することによってしか進入することができない。内視鏡は、中空空間の前方にある領域を視覚的に把握するために照明装置およびレンズを内視鏡の前端部に装備している。内視鏡の前端部において把握した光学情報については通常光ファイバーによって内視鏡を通って作動終端部の後方に伝達し、前端部にある光学センサチップによって把握し、電気伝導によって内視鏡を通って後方に伝導し、画面上で見ることができる。さらに内視鏡の前端部において把握した光学情報の伝達については、作動終端部への無線通信が考えられる。
本件の第1国出願(独国出願)の段階で未公開の特許文献1において、本件出願人は、たとえばレンズ、加速エレメント、洗浄ノズル等といったいくつかの機能ユニットを備えた内視鏡ヘッドについて示している。内視鏡ヘッドのレンズは、立方形のセンサチップチャンバ、その上に位置しているセンサチップチャンバまたはカメラチップチャンバを間仕切りによって区切っている円筒形のレンズチャンバによって構成されており、このレンズチャンバは光学レンズあるいはレンズ系を支持し、直接レンズチャンバに固定されているか組み立て構造のカートリッジという形でチャンバに嵌め込むことが可能である。レンズ系が拡大表示可能な構造であることについて前記特許文献1において示しているが、これ以上の詳細事項については示していない。さらに、前記の拡大表示可能なレンズ系をどのようにして実現することができるのかについても示していない。
デジタル写真およびこれに関連した視覚的情報の画像処理の進歩によって可能となるのは、得られた画像または部分画像を画像処理プログラムによって拡大することである。上述の特許文献1によって拡大表示が可能な内視鏡を実現することができるものの、これらの技術には以下に掲げた短所が含まれている。
固定されたレンズによって画像を拡大し、その後の(デジタルによる拡大表示の)処理を行なう場合、画像の部分画像のみが拡大され、すなわち画像を構成している画素数は同じままである。言い換えれば、画像の解像度は低下し、拡大された部分画像の鮮明度ならびに画質はより悪化する。ここでもすぐれた画像処理プログラムにより、補間によって最初の解像度を維持するための機能について示しているものの、計算することによって得られる画像情報の場合には実際の光学情報ではなく、統計上算出された画素について問題となる。詳細事項は鮮明度を装っているが、実際にはそうではない。
画像の一部を拡大する場合において、鮮明で詳細な画像を得るためには光学的な拡大表示によってのみ可能となる。内視鏡では小型構造により、幅を変更するためにたとえばピエゾ電気によるレンズの調整といった従来写真において利用された技術を利用することができないといった問題が生じるのは、内視鏡の中にはない多くのスペースを必要とするためである。
独国特許出願公開第102 54 609号明細書
本発明の目的(課題)は、内視鏡において使用するためのズーム対物レンズを実現し、小さなスペースにおいて充分な解像度を可能にすることである。
本課題は、請求項1に記載の特徴を有するズーム対物レンズによって解決される。本発明の中心部分となるのは、中央線に対して垂直に配置されているレンズシリンダにおいてレンズユニット群の数を少なくとも一つのレンズユニット群により液圧式/空圧式で調整することが可能となることである。このレンズシリンダを好ましくは一つずつ内視鏡ヘッドとともに形成するか内視鏡ヘッドに挿入する。
隣接するレンズユニット群間には流体チャンバが形成され、場合によっては流体チャンバに流体管群が接続している。ズーム対物レンズの焦点距離を変更するためにレンズシリンダの軸方向にある少なくとも一つのレンズユニット群を液圧式により調整することにより、非圧縮性の流体を前記流体チャンバに給送するか前記流体チャンバから排出する。
個々のレンズには中空空間を形成することができる。レンズの個々の中空空間とレンズ周囲とのあいだの圧力差を変更することによって個々のレンズの焦点距離およびズーム対物レンズの総焦点距離を調整することができる。
レンズユニット群を液圧式/空圧式で調整する場合の主な長所は、内視鏡ヘッドにあるズーム対物レンズ周囲のスペースが僅かであることである。従来のズーム対物レンズでは、対物レンズ駆動部を配置するためにレンズ周囲に大きなスペースが必要であった。液圧式/空圧式で調整する場合の長所は、調整モータをレンズ周囲に配置しなければならないのではなく、あまり重要とならないスペースとなる一つの箇所に配置することができることである。前記調整に必要となる流体管群は内視鏡ヘッドに埋め込まれ、内視鏡ヘッドに比べてより多くのスペースを自由に使用することができる。
本発明によれば、内視鏡において使用するためのズーム対物レンズを実現し、小さなスペースにおいて充分な解像度を可能にすることができる。
本発明の好ましい実施例に基づいて添付図面により以下に詳細に説明する。
本質的に内視鏡(図示していない)は可撓性の内視鏡シャフトにより構成され、内視鏡シャフトの前端部には内視鏡ヘッド(図示していない)を接合しており、内視鏡シャフトのもう一方の終端部(作動終端部)では作動装置および情報評価装置(図示していない)と接続している。たとえば本発明において説明したズーム対物レンズといったさまざまな装置および器具にこの内視鏡ヘッドを装備することができる。本説明に使用する用語「前方」および「後方」は内視鏡の使用方向に関係しており、これにより内視鏡の前端部は中空空間に挿入して使用する場合の終端部である。
(実施例1)
実施例1に記載の内視鏡ヘッド(図示していない)において使用するためのズーム対物レンズについては、図1ないし図3で詳細に示している。ズーム対物レンズは、本質的に管状のレンズシリンダ13によって構成される。このレンズシリンダを一つずつ内視鏡ヘッド(図示していない)に接続するまたは取り外しできるように内視鏡ヘッドに取り付ける。
レンズシリンダ13は、本実施例における4つのレンズユニット群1〜4を収容する。レンズユニット1は、レンズシリンダ13の前端部においてレンズシリンダ13の中央線に対して垂直に配置されているレンズ28によって構成される。レンズ28の外径はレンズシリンダ13の内径に合わせているため、レンズシリンダ13は流体を漏洩しないように前方に封印されている。レンズシリンダ13は前端部にレンズシリンダ13の内面から内側に伸びた突出部36を有する。レンズシリンダ13の内径は突出部36の箇所においてレンズ28の外径に比べて大きく、これによりレンズシリンダ13においてレンズを支持する。これ以外には、レンズシリンダ13の前側の開口部からのレンズ28の距離を遮断するためのたとえば圧力嵌めといった別の方法が考えられる。
レンズユニット2およびレンズユニット3は本質的に円形であり、それぞれレンズシリンダ13の中央線に対して垂直に配置されている。これらのレンズユニットはそれぞれレンズ29およびレンズ30、レンズホルダ5および6ならびにシールリング34および35によって構成されている。レンズホルダ5および6は環状の構造であり、中央の円形の開口部にはレンズ29およびレンズ30がそれぞれ配置されている。レンズホルダ5および6の円形開口部においてレンズシリンダ13の長手方向についてはウェブが取り付けられているため、レンズホルダ5および6の個々の内径は前側(図3上)では本質的に個々のレンズ29およびレンズ30の外径と同じであり、後ろ側では個々のレンズ29およびレンズ30の外径に比べて僅かに小さい。レンズ29およびレンズ30は前方から前記レンズホルダ5および6に挿入され、レンズホルダ5および6に対して正確に位置合わせされているのは、これらのレンズホルダがウェブに密着しているためである。たとえば圧力嵌めまたは接着によってレンズ29およびレンズ30をレンズホルダに支持する。レンズホルダ5および6の外径はレンズシリンダ13の内径に比べて僅かに小さいため、レンズホルダ5および6をレンズシリンダ13の軸方向に移動することが可能である。レンズホルダ5および6の周囲の外面では、シールリング34および35をそれぞれ収容する環状の溝を形成する。これらのシールリング34および35は前記レンズホルダ5および6の周囲の外面とレンズシリンダ13の内面とのあいだを封印するため、後で詳細に説明する流体を漏洩しない流体チャンバ群7〜9が生じる。
別のレンズユニット4によってレンズシリンダの後ろ側にある開口部を封印する。このレンズユニットは前側の半分がシリンダ形状であり、このレンズユニットの縦軸はレンズシリンダ13の縦軸と一致する。この時このシリンダ形状の外径はレンズシリンダ13の内径に一致する。レンズユニット4の円筒形の前側をレンズシリンダ13の後ろ側の開口部に挿入し、流体を漏洩しないように封印する。さらにレンズユニット4は、前側に中央が凹形の窪みを有し、この窪みによって対物レンズの前端部に入射する光を屈折し、光学センサチップ14に転送する。レンズユニット4の後ろ側の半分は立方形であり、レンズシリンダ13の縦軸に対して垂直である平面におけるレンズユニットの側長は光学センサチップ14の大きさに合わせられている。
この光学センサチップ14は光を感知する側とともにレンズユニット4の後ろ側に配置され、視覚的情報を電気信号に変換する。レンズシリンダと反対側にある取付台15に光学センサチップ14を取り付ける。
4つのレンズユニット群1〜4の流体を漏洩しないように配置することにより、レンズシリンダ13の隣接する2つのレンズユニット群1〜4と内面とを区切る3つの流体チャンバ群7〜9がレンズユニット群1〜4間に生じる。
流体チャンバ群7〜9から内視鏡シャフト(図示していない)によって作動終端部の後方に通じている可撓性の流体管16〜18は、個々の流体チャンバ群7〜9に接続している。流体管の中にある流体の圧力による影響をできる限り少なくしておくために、この流体管16〜18はできる限り内視鏡シャフトの中央に配置される。より厳密にいうのであれば、内視鏡シャフトを何重にも強く折り曲げた中空空間に挿入する場合には、同様に折り曲げた箇所において内視鏡シャフトにある流体管16〜18の断面が収縮するように内視鏡シャフトを強く折り曲げる。こうした断面収縮によって流体管にある流体の圧力変動が生じ、この時個々の流体管16〜18において前記流体管16〜18が内視鏡シャフトにおいて折り曲げた外側または折り曲げた内側に配置されたかどうかによって圧力変動を区別する。これによってレンズユニットの正確な調整を困難にしているが、これについては後に詳細に説明する。断面収縮の効果が弱くなればなるほど、流体管は内視鏡シャフトにおいてより中央に配置される。圧力による影響を少なくするために、本発明における流体管16〜18はできる限り内視鏡シャフトの中央に配置される。
ばねの縦軸がレンズシリンダ13の縦軸と一致するように本実施例では螺旋ばねとして作られたばね10〜12を個々の流体チャンバ群7〜9に挿入する。ばね10〜12の外径がレンズシリンダ13の内径に比べて僅かに小さいため、ばねを圧縮または拡張する場合には、ばねの移動は制動または阻止されない。個々のばね10〜12の終端はレンズユニット群において支持され、環状の取り付け面を形成する。元の位置または指定された位置にある調整可能なレンズユニット群2および3を位置合わせするために、望ましい方法でこれらのばねにあらかじめ荷重を加えることができる。ばね10〜12が隣接する2つのレンズユニットを相互に間隔を置くことにより、対物レンズの組み立ては簡略化されるため、流体チャンバ群7〜9に流体が充填されていない場合には感度のよいレンズに触れることはできない。さらに、レンズシリンダ13の縦軸に対して垂直な平面においてレンズユニット群2および3に押しつけることによってばね10〜12は均等に軸方向へ移動し、レンズシリンダ13においてレンズユニット群2および3が傾斜するのを防ぐ。ばね10〜12の機能における別の観点については、後で詳細に説明する。
個々の流体管16〜18の作動終端部にはシリンダ19〜21がそれぞれ接続しており、シリンダには摺動できるようにピストン22〜24を挿入する。前記流体管16〜17を経由して流体チャンバ群7〜9と接続しているアクチュエータチャンバ31〜33は、シリンダ19〜21の内面の方に向いたピストン22〜24の外面とシリンダ19〜21の内面とを区切っている。
適切な方法により光線を屈折させるために、流体チャンバ群7〜9、流体管群16〜18ならびにアクチュエータチャンバ群31〜33は、レンズユニット群1〜4間に存在することによって適切な光学特性がなければならない非圧縮性の流体をできる限り充填する。
シリンダ−ピストン−ユニットに関して好ましいのは、図4で図示したように、ピストン22〜24の外径がシリンダ19〜21の内径に比べて明らかに小さい場合である。こうした方法により、個々のアクチュエータチャンバ31〜33においてあらかじめ定められた一定の圧力変化に対してはシリンダ19〜21の内径がピストン22〜24の外径と同じである場合のピストン運動に比べて大きなピストン運動が必要となることによって、ピストン22〜24を移動するための減速が実現する。
図面では記号化されてレバーとして示したアクチュエータ25〜27によってピストン22〜24を動かす。アクチュエータ群用には、たとえば電動ステッピングモータまたはマグネットコイルを使用する。
(機能−実施例1)
以下では、ズーム機構における本発明の実施例1に基づくズーム対物レンズの機能について説明する。
たとえば図3においてレンズユニット3が前方に移動する場合、ピストン22はアクチュエータ25によって固定され、アクチュエータ26は空転するため、ピストン23を自由に動かすことができ、アクチュエータ27によってピストン24はシリンダ24に移動する。これにより、アクチュエータチャンバ33にある流体は流体管18を通って流体チャンバ9に押し込まれ、レンズユニット3はばね11の張力と反対側に支持され、ばね12の張力によって前方へ移動する。流体を流体チャンバ9に給送することにより、同じ量の流体が流体チャンバ7および/または8に押し込まれる。ピストン22が固定されているため、流体チャンバ7から流体管16を経由してアクチュエータチャンバ31に流体を押し込むことはできない。流体は流体チャンバ9に給送されるのと同様に、流体は同様に流体チャンバ8から流体管17を経由してアクチュエータチャンバ32に押し込まれる。これにより、シリンダ20にあるピストン23は外側の方向に動く。さらにばね11は圧縮し、ばね12は拡張する。
ピストン22は固定され、ピストン23は自由に動き、ピストン24はシリンダに移動することにより、レンズユニット3を調整することについてはすでに説明した。ピストン22は固定され、ピストン24は自由に動き、シリンダ20にあるピストン23は外側方向に動くことにより、同様の調整が行なわれる。さらにピストン22〜24のうちの2つは自由に動き、ピストン22〜24の残りの1つは前記シリンダにおいて上下運動するのは、2つのレンズユニット2および3を同時に動かすためである。
こうした方法によって明らかとなるのは、ピストン22〜24を作動する多くの組み合わせによってレンズユニット2および3の望ましい調整を実現することである。同じ図面における別の組み合わせについては、上述したようなすべての組み合わせについての詳細な説明をここでは省略している。
こうした方法によってアクチュエータ25〜27に応じて一定の焦点距離を実現するために、本発明ではレンズユニット2および3を移動する。この時レンズユニット2および3の迅速で正確な位置合わせを実現するために、制御装置(図示していない)によってアクチュエータ25〜27を作動する。
アクチュエータ25〜27を作動する際に注意しなければならないのは、流体チャンバ群7〜9に給送される流体が流体チャンバ群7〜9から排出されなければならないことである。すなわち、たとえば別の2つのピストン22〜24を固定したままであるのと同時にピストン22〜24のうちの1つをシリンダに移動するように、制御装置はピストン22〜24を作動しない。
流体管群16〜18を強く折り曲げることにより、個々の流体管群16〜18および個々の流体チャンバ群7〜9において圧力変動が生じる。内視鏡シャフト(図示していない)における流体管群16〜18の適切な配置とともにばね10〜12の張力を適切に調整することによってレンズユニット−位置合わせによる影響を軽減することができる。その際、ばねの張力が大きくなるようにばね10〜12を合わせ、内視鏡シャフトを折り曲げる際に生じる圧力差に比べて大きい隣接する2つの流体チャンバ群7〜9間の圧力差でレンズユニット2または3を動かす。こうした方法により、レンズユニット群29および30の正確な調整を実現することができ、内視鏡シャフトを折り曲げることによって影響を受けない。
(実施例2)
実施例2に記載の内視鏡ヘッド(図示していない)において使用するためのズーム対物レンズについては、図4ないし図6で詳細に示している。図1ないし図3の部品と同一である図4ないし図6における部品は同じ関連番号であり、以下での詳細な説明については、ここでは省略する。
特に、実施例1とは異なる部品についてここでは説明する。
実施例1におけるシリンダ19〜21ではなく、流体管群16〜18の作動側においてベローズ119〜121が流体管群16〜18に接続している。ベローズ119〜121の内部空間は、前記流体管群16〜18を経由して前記流体チャンバ群7〜9とそれぞれ接続しているアクチュエータチャンバ群131〜133を形成する。流体管群16〜18と反対側にあるベローズ119〜121側では、シャフト122〜124がベローズ119〜121の外側にそれぞれ接続している。これらのシャフト122〜124は、実施例1のピストン22〜24と同様にアクチュエータ25〜27と接続している。
図6のシャフト122〜124が上方に動く時、付属しているベローズ119〜121は圧縮し、前記アクチュエータチャンバ131〜133の体積は小さくなる。したがって流体は、前記アクチュエータチャンバ131〜133から付属している流体管群16〜18を経由して前記流体チャンバ群7〜9に押し込まれる。図6のシャフト122〜124が反対に下方に動く時、付属しているベローズ119〜121は拡張し、付属している流体チャンバ群7〜9から給送される。こうした方法により、実施例1におけるピストン−シリンダ−ユニットと同じ作用を実現する。ピストン−シリンダ−ユニットをベローズユニットと交換する以外は実施例1の機能と同じであるという理由により、実施例2におけるより正確な機能についてはここでは説明しない。
(実施例1および実施例2)
アクチュエータチャンバ群31〜33および131〜133の大きさを測定したり、流体管群16〜17を取り付けたりする場合には、流体チャンバ群7〜9のうちの1つが流体チャンバ群7〜9のうちの別のもう1つを作動するように設けられた流体管群16〜17と接続するようにレンズユニット2または3を動かすことを避けなければならない。すなわち、たとえばレンズユニット3が前方に動く場合に流体チャンバ9が流体管17および18と接続することなくレンズユニット2および/または3がレンズシリンダ13において前後運動できるように、レンズシリンダ13の長手方向に関して流体管群16〜17はこのレンズシリンダと接続しなければならない。アクチュエータチャンバ群31〜33および131〜133の測定は、たとえばレンズユニット3が前方に動く場合に流体チャンバ9が流体管17および18と接続しないほどの大きさの体積を選択することを意味している。これ以外には、アクチュエータ25〜27を作動する制御装置の適切に定められた限界値によって避けることもできる。
(実施例3)
実施例3の実施例では、実施例1および実施例2と同じ部品があり、同じ関連番号についての詳細な説明についてはここでは省略する。
実施例3に記載の内視鏡ヘッド(図示していない)において使用するためのズーム対物レンズについては、図8で詳細に示している。
レンズシリンダ13は、本実施例における4つのレンズユニット群201〜204を収容する。この時レンズ228〜230が可撓性のレンズであるかどうかにより、実施例1と実施例2のレンズユニット群201〜203とレンズユニット群1〜3とを区別する。この可撓性のレンズ228〜230は、内部に中空空間237〜239を形成するように作られている。レンズ228〜230は、たとえば周囲に空気を漏洩しないように2つの円いシェル型の膜を取り付ける(たとえば、接着)構造であり、膜は反対方向に外側に湾曲し、取り付けた膜の内側に中空空間237〜239を形成する。こうした方法によって取り付けた膜は実施例3においてレンズ228〜230を形成し、レンズの中空空間237〜239に媒体を充填する。中空空間の充填剤として主にガスが使用されるが、どのような光学特性を実現するかによっては非圧縮性の流体または圧縮しやすい流体を使用することも考えられる。さらに中空空間は、図8で図示した中空空間給送管240〜242に接続している。この中空空間給送管240〜242を経由して媒体を中空空間に給送することまたは媒体を中空空間から排出することによってレンズ228〜230の曲率半径を決定する。たとえば図8で斜線で示したレンズ229のように、前記レンズ228〜230の膜の曲率半径を短くするためあるいはレンズの膜をさらに外側へ湾曲するために、中空空間給送管240〜242を経由して媒体を給送する。同様に中空空間237〜239から媒体を排出することにより、前記レンズ228〜230の曲率半径は大きくなるか、あるいはレンズの膜の向きは内側に変化する。中空空間237〜239および中空空間給送管240〜242によって曲率半径を変化あるいは調整するこうした方法により、他のレンズ228〜230とは関係なく個々のレンズ228〜230について実施することが可能となる個々のレンズ228〜230の焦点距離を変更する方法について説明した。個々のレンズ228〜230の焦点距離を変更することにより、ズーム対物レンズの総焦点距離を変更することが可能となるのは、個々のレンズの焦点距離と関係があるためである。
実施例3におけるレンズユニット204は、実施例1および実施例2におけるレンズユニット4と同じである。
すでに説明した中空空間237〜239とレンズ228〜230の周囲とのあいだの圧力差の変化、すなわち流体チャンバ群7〜9の圧力差の変化は、中空空間237〜239における圧力変化によってだけではなく、流体チャンバ群7〜9における圧力変化によっても実現することができる。
実施例3におけるレンズユニット202、203は、レンズシリンダ13の軸方向に移動できないように間隔を置いて作られる。こうした固定は、たとえばレンズシリンダ13におけるレンズユニット202、203のプレス嵌めによって実現する。本実施例では、レンズユニット群201〜204間にスリーブ210〜212がレンズシリンダ13に対して同軸にそれぞれ配置されている。スリーブ210〜212の外径はレンズシリンダ13の内径に比べて僅かに小さい。レンズユニット202、203を軸方向にあらかじめ定められた間隔で相互に配置したり、レンズユニット201、204に配置したりするために、スリーブ210〜212を使用する。流体管群16〜17と流体チャンバ群7〜9とを接続するために、スリーブ210〜212は流体管群16〜17が流体チャンバ群7〜9に流れ込む箇所に穴をそれぞれ設けており、穴の直径は流体チャンバ群7〜9に流体が給送および排出されないほどの大きさである。
流体チャンバ群7〜9に流体を給送および排出することにより、レンズ228〜230の膜の曲率半径を変更することもできる。この時、たとえば流体管17を経由して流体を流体チャンバ8に給送することによって特にレンズ229および230の曲率半径は変化する。流体チャンバ群7〜9における流体の圧力変化/体積変化によるレンズの曲率半径の調整については、中空空間237〜239における媒体の圧力変化/体積変化による曲率半径の調整と組み合わせることまたは別々に使用することができる。さらに流体チャンバ群7〜9における流体の圧力変化/体積変化による曲率半径を調整する場合には、中空空間給送管240〜242において行なわない。この場合、一定量の圧縮性の媒体を中空空間237〜239に充填する。これにより、たとえば流体チャンバ群7〜9における流体と反作用するように中空空間237〜239に圧力を加えるため、レンズ228〜230の形状が形状維持のためのある一定の張力を有する。
本実施例において説明した可撓性のレンズ228〜230を必ずしも固定されたレンズユニット202、203と組み合わせる必要はなく、実施例1および実施例2で説明した液圧式で調整可能なレンズユニット2および3によって作ることも可能である。
実施例1および実施例2で説明したように、レンズユニット2および3をレンズシリンダの軸方向に液圧式で移動するのに流体チャンバ群7〜9を使用するか、レンズ228〜230の膜の曲率半径を調整するために使用する。
実施例3におけるレンズユニット201〜204を軸方向に移動できないように間隔を置くことにより、レンズシリンダ13にある流体管群16〜18、スリーブ210〜212および穴では流体管群16〜18の挿入を行なわないことによって実現する。本実施例の場合には、流体チャンバ群7〜9に非圧縮性の媒体または圧縮して圧力を加えた媒体を充填するため、レンズユニット202および203はあらかじめ定められた位置において軸方向に間隔が空いている。
(その他の利用可能性)
例示された性質の説明および添付された図面であることと、いかなる場合にもここで示した実施例に限定して使用してはいけないことについて示している。本発明によって発明の中心部分および発明の枠を逸脱することなく、多数の利用可能性および改良が可能となる。
いくつかの改良点について以下に示す:
実施例1および実施例2では、流体を流体チャンバ群7〜9に給送あるいは流体チャンバ群から排出するによってレンズユニット(2、3)の液圧式での調整が行なわれた。ピストン/シリンダ−ユニットにより形成される流体チャンバ群にあるいは流体チャンバ群から流体を給送あるいは排出することによってレンズユニット2、3の液圧式でのこうした調整が行なわれる。より厳密にいうのであれば、シリンダの内壁およびシリンダの内部空間の方に向いたシリンダに挿入されたピストンのピストン面によって流体チャンバについて定義している。ピストン/シリンダ−ユニットはこの時レンズシリンダ13の肉厚またはレンズシリンダ13の肉厚の周囲に配置される。ピストン/シリンダ−ユニットの一方の作用終端は調整可能なシリンダユニット2、3に機能的に接続しており、ピストン/シリンダ−ユニットのもう一方の作用終端は他のシリンダユニット2、3またはレンズシリンダ13に接続している。ピストン/シリンダ−ユニットの終端の機能的な接続は、この終端を調整可能なシリンダユニット2、3に接続することによってまたはピストン/シリンダ−ユニットがレンズシリンダ13の外側に配置されている場合には磁力またはレンズシリンダ13の肉厚を通って到達する接続ピンによって行なわれ、後の方法の場合には接続ピンを囲むパッキンによって接続ピンに必要となる開口部を密閉しなければならない。実施例1および実施例2の場合と同じ原理に基づいて調整可能なレンズユニット2、3の調整を実施し、流体チャンバ群は流体管群16〜18を経由してアクチュエータチャンバ31〜33と接続している。
3つの実施例においてレンズシリンダ13は管状であるが、たとえば楕円形といった他の形状を有することも可能である。このようにして変形した形状にレンズシリンダの中にあるレンズユニットを合わせなければならない。
本発明は、3つの実施例において3つのレンズユニットをそれぞれ装備しているものの、このことによって本発明は制限されることはなく、多数のレンズユニットを実現することができる。
説明した実施例では、レンズユニットはレンズを有する。これは好ましいことであり、レンズユニットは多数の凸形または凹形のレンズを有する。
ばね10〜12の取り付けは必ずしも必要であるわけではない。ばねのない本発明の実施例についても考えられる。さらに本発明は実施例1および実施例2のように螺旋ばねの使用に限定されるのではなく、他のばねを使用することも可能である。
説明した実施例では、できる限り非圧縮性の流体を流体チャンバに充填し、ガスをレンズの中空空間に充填する。しかしながら本発明はこれに限定されるのではなく、ズーム対物レンズのレンズ系を有するという光学特性に応じてガスと同様に流体も流体チャンバに使用することができる。
内視鏡ヘッドから作動終端部にかけての視覚的な情報の伝達は、実施例1および実施例2で説明したのとは異なり、光学センサチップの使用に限定されるのではなく、たとえば光ファイバーを使用して実施することも可能である。
ズーム対物レンズの寸法は長手方向に最大20mmであり、ズーム対物レンズの直径は最大10mmである。
内視鏡装置、多数のレンズユニット、レンズシリンダにおいて使用するためのズーム対物レンズは、ズーム対物レンズの中央線に対して垂直に配置されている。ズーム対物レンズの焦点距離を変更するために、多数のレンズユニットから少なくとも一つのレンズユニットをレンズシリンダの軸方向において液圧式で調整できるように構成する。さらにズーム対物レンズの総焦点距離を変更するために、レンズを空圧式で変形することによってレンズユニットの個々のレンズの焦点距離を変更することが可能となる。
本発明のズーム対物レンズにおける実施例1の立体図について示している。 図1のズーム対物レンズの側面図である。 図2の断面A−Aにおいて切断した正面図である。 実施例1に基づくピストン−シリンダ−ユニットの構造について示している。 本発明のズーム対物レンズにおける実施例2の立体図について示している。 図5のズーム対物レンズの側面図である。 図6の断面A−Aにおいて切断した正面図である。 ズーム対物レンズの中央軸で切断した本発明における実施例3の正面図である。 従来の技術による内視鏡装置の内視鏡ヘッドである。
符号の説明
1、2、3、4 レンズユニット
7、8、9 流体チャンバ
10、11、12 ばね要素
13 レンズ収容
16、17、18 流体管
19、20、21 シリンダ
22、23、24 ピストン
28、29、30 レンズ
31、32、33 アクチュエータチャンバ
119、120、121 ベローズ
122、123、124 シャフト
201、202、203、204 レンズユニット
210、211、212 スリーブ
228、229、230 レンズ
237、238、239 中空空間
240、241、242 中空空間送管

Claims (22)

  1. レンズ収容部と
    レンズ収容部の中に、互いに軸線距離で配置された、固定された第1のレンズユニット、第2のレンズユニット、および、固定された第3のレンズユニットとを含み、前記第2のレンズユニットは、前記第1のレンズユニットと第3のレンズユニットに対して移動可能である、多数のレンズユニット群と、
    第1のレンズユニットと第2のレンズユニットとの間のレンズ収容部に形成された第1の流体チャンバと、
    該第1の流体チャンバに接続された第1の流体管と、
    前記第2のレンズユニットと前記第3のレンズユニットとの間のレンズ収容部に形成された第2の流体チャンバと、
    該第2の流体チャンバに接続された第2の流体管とを備え、
    前記第1の流体管および第2の流体管のうちの1つまたはそれ以上を介して、前記第1の流体チャンバおよび第2の流体チャンバのうちの1つまたはそれ以上の流体チャンバ内の流体の量を変えることで、ズーム対物レンズの焦点距離が液圧式および/または空圧式に変化可能であり、前記第1のレンズユニットと前記第2のレンズユニットとの間の距離と、前記第2のレンズユニットと前記第3のレンズユニットとの間の距離を変更し、
    ばね要素が、複数のレンズユニットの間の第1の流体チャンバと、第2の流体チャンバのそれぞれに配置されていることを特徴とするズーム対物レンズ。
  2. レンズ収容部の内壁にまたは前記内壁の周囲に焦点距離の液圧式調整用の圧力空間が形成されることを特徴とする請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  3. 数のレンズユニット群の各々が少なくとも1つのレンズをし、レンズユニット群の間および/またはレンズ群の内部空間に焦点距離の液圧式/空圧式調整用の圧力空間が形成されることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  4. 第2のレンズユニットがレンズ収容ユニットの軸線方向で液圧式に移動可能であり、それによってズーム対物レンズの焦点距離を変化させることを特徴とする請求項1、2または3記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  5. 複数のレンズユニットの少なくとも1つが中空空間を形成し、1種の可撓性材料から成形されており、それによって前記レンズの曲率半径がレンズの中空空間と周囲との間の圧力比の変化によって変化可能であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  6. 中空空間送管が中空空間に接続されており、前記中空空間送管を介して媒体を給送または排出できることを特徴とする請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  7. レンズの曲率半径変化のための圧力差の変化が中空空間送管を介して流体または気体の給送または排出によって生ぜしめられる請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  8. 流体が対応する流体チャンバ群の中に給送され、もしくは対応する流体チャンバ群から排出されることによって、レンズの曲率半径変化のための圧力差の変化が生ぜしめられる請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  9. 流体チャンバ群がそれぞれシリンダのシリンダ内壁と、前記シリンダの内部空間に対向する、前記シリンダの中に挿入されているピストンのピストン面とによって仕切られ、その際にピストン/シリンダ−ユニットの一端が1つのレンズユニットと機能的に連結されており、ピストン/シリンダ−ユニットの他端が隣接する1つのレンズユニットまたはレンズ収容部に固定されている請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  10. 流体が対応する第1の流体チャンバと第2の流体チャンバのうち少なくとも1つの中に給送され、もしくは対応する第1の流体チャンバと第2の流体チャンバのうち少なくとも1つから排出されることによって、少なくとも1つのレンズユニットの液圧式運動が生ぜしめられる請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  11. ズーム対物レンズの寸法が長手方向に最大20mmであり、その直径が最大10mmになることを特徴とする請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  12. それぞれレンズユニット群の間に1つのスリーブが配置されている請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  13. さらに、受信した光学情報を電気信号に変換するための光学センサチップを備える請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  14. さらに、多数のシリンダ群と、それぞれシリンダ群の中に移動可能に配置された多数のピストン群とを備え、前記シリンダの内面および前記シリンダの中に挿入されるピストンの外面がそれぞれ、多数の流体管群を介して流体チャンバ群に連結されるアクチュエータチャンバ群を形成する請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  15. ピストン群の外径がシリンダ群の内径よりも本質的に小さい請求項14記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  16. それぞれ1つのピストンが電動ステッピングモータを利用して移動される請求項15記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  17. さらに、前記電動ステッピングモータとピストンとの間に出力伝達用に配置されている多数の減速ユニット群を備える請求項16記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  18. レンズユニットが流体チャンバの中に有する媒体によって所定の位置に固定される、請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  19. 少なくとも1つのレンズが2つのシェル状の部分から構成されている請求項記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  20. レンズ収容部と、
    レンズ収容部の中に、第1のレンズユニットと、第2のレンズユニットと、第3のレンズユニットと第4のレンズユニットとが互いに軸方向に配置された多数のレンズユニット群と、
    前記第1のレンズユニットと第2のレンズユニットとの間のレンズ収容部に形成された第1の液体チャンバと、
    該第1の流体チャンバに接続された第1の流体管と、
    前記第2のレンズユニットと前記第3のレンズユニットとの間のレンズ収容部に形成されたに第2の流体チャンバと、
    該第2の流体チャンバに接続された第2の流体管と、
    前記第3のレンズユニットと前記第4のレンズユニットとの間のレンズ収容部に形成されたに第3の流体チャンバと、
    該第3の流体チャンバに接続された第2の流体管とを備え、
    前記第2のレンズユニットと前記第3のレンズユニットは、前記第1のレンズユニットと前記第4のレンズユニットに対して軸方向に移動可能であり、
    前記第1のレンズユニットと前記第4のレンズユニットは軸方向で固定され、
    前記第1の流体管、前記第2の流体管、または前記第3の流体管のうちの1つまたはそれ以上を介して、前記第1の流体チャンバ、前記第2の流体チャンバ、または前記第3の流体チャンバのうちの1つまたはそれ以上の内部の流体の量を変えることにより、ズーム対物レンズの焦点距離が液圧式および/または空圧式に変化可能であり、
    ばね要素が、複数のレンズユニットの間の第1の流体チャンバ、第2の流体チャンバ、および第3の流体チャンバのそれぞれに配置されていることを特徴とするズーム対物レンズ。
  21. 少なくとも2つの隣接するレンズユニットが、互いに流体接続されている請求項1記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
  22. 第2のレンズユニットと第3のレンズユニットが流体接続されている請求項20記載の内視鏡装置用のズーム対物レンズ。
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