JP4674751B2 - 携帯端末装置、サーバ装置およびプログラム - Google Patents

携帯端末装置、サーバ装置およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、不正なコンテンツデータの再生を禁止する携帯端末装置、サーバ装置およびプログラムに関する。
従来から、不正なコンテンツデータの再生を禁止する技術が知られている。例えば、特開平11−027647号公報には、電子配信方式による映画上映に関し、受信側における受信データの不正復号再生、不正コピー、不正横流しを防止する映像信号受信再生装置が提案されている。この映像信号受信再生装置は、次のような事情に基づいて発明されたものである。すなわち、従来、映画上映にあたり、映像フィルムが映画配給会社などから映画館に配給され、映写機により映像を再生していた。映像、音声が多重化されたデータを送信局から配信し、受信局において蓄積、上映する電子配信方式を用いた映画上映を想定した映像信号受信再生装置は過去に例が無く、特に電子配信による映画上映に関してのコピー防止については、過去に例が無く方式も確立していなかった。
このような電子配信方式を用いた映画上映システムの運用上、配信データの不正受信、不正コピーからの保護が重要な技術となる。特に送信局から有線、無線によって送信されるディジタルデータを不正に傍受されて復号されること、および正規に受信され復号された配信データを一般の機器でも再生可能なデータ形式に変換され横流しされることを防ぐ必要がある。前者は、特に無線によって送信されるディジタルデータは他者も無線傍受が可能なため、受信した後に正しくデータを復号できないようにする必要がある。後者は、正規に受信され復号された配信データを映像信号受信再生装置からコピーなどの方法により取り出す経路がある場合に、正規の受信者が悪意を持つと容易に配信データの横流しができてしまうため、かかる不正行為を防止する必要がある。
そこで、上記映像信号受信再生装置においては、送信局から送信されるデータは、映像信号受信再生装置毎に固有の暗号処理、電子透かし情報付加が施される。暗号解読には、映像信号受信再生装置と送信局とを別に電話回線などで接続し、認証、復号鍵情報、電子透かし無効化情報の授受を行ない、それら情報を基に復号再生処理を行なう。受信側では受信、暗号解読、電子透かしの無効化、復号処理は、表示機能(プロジェクタ)と一体構成とし、装置中から処理信号を取り出せないようにする。正規な所定の手続きにのみにより装置の開封が可能であり、無理に開封すると装置機能が正しく動作しないようにプログラムされる。
このような構成により、送信局から送信されるデータは、映像信号受信再生装置ごとに固有の暗号化を行なうことができ、無線で他者が傍受しても、暗号を解読することは困難である。さらに、装置を無理に開封すると装置内の機能が正しく動作しないので、信号を途中で取り出し、横流しすることが困難となる。
特開平11−027647号公報
上記のように、従来から、電子透かし情報(コピーガードとしてのID)をコンテンツに付加する技術によりコンテンツを保護する手法が知られているが、このコピーガードとしてのIDは解析される可能性がある。そして、不正なコンテンツが流通する恐れがあるため、端末機メーカが端末機に直接、制御情報を付加して違法なコンテンツの再生を防止する対策が採られている。
しかしながら、このような手法では、既に販売されている携帯端末装置において不正なコンテンツの再生を防止することは困難である。このため、不正なコンテンツが一部の携帯端末装置において流通してしまう恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、不正なコンテンツの再生を有効に防止することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明に係る携帯端末装置は、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと、不正IDデータとを照合して、両者が一致した場合に、前記コンテンツデータの再生を禁止する携帯端末装置であって、前記不正IDデータをサーバ装置から取得する取得部と、前記取得した不正IDデータを記憶する記憶部と、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータに基づいてコンテンツデータの認証を行なう認証部と、前記コンテンツデータの認証が得られた場合、前記IDデータと前記記憶されている不正IDデータとが一致するか否かを判定する判定部と、コンテンツデータを再生する再生部と、を備え、前記判定部は、前記IDデータと前記記憶されている不正IDデータとが一致したときは、前記コンテンツデータは不正なコンテンツデータであるとして、前記再生部による前記不正なコンテンツデータの再生を禁止することを特徴としている。
このように、サーバ装置から不正IDデータを取得しておき、判定の結果、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと不正IDデータとが一致したときは、コンテンツデータは不正なコンテンツデータであるとして、不正なコンテンツデータの再生を禁止するので、不正なコンテンツデータの流通および再生を防止することができる。また、すでに市場に流通し、既にユーザにより使用されている携帯端末装置に対して、制御情報としての不正IDデータを組み込むことが可能となる。その結果、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
(2)また、本発明に係る携帯端末装置において、前記取得部は、前記不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得することにより、前記不正IDデータを取得することを特徴としている。
このように、不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得することにより、不正IDデータを取得するので、通信ネットワークのリソースを節約することが可能となる。なお、この場合、真性なコンテンツデータをユーザが購入したタイミングで不正IDデータが携帯端末装置に与えられる仕組みであるため、市場に流通しているすべての携帯端末装置に対して不正なコンテンツデータの再生拒否をさせることができるわけではないが、従来と比較して不正なコンテンツデータの流通・再生を防止できる可能性が高くなる。これにより、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
(3)また、本発明に係るサーバ装置は、不正なコンテンツデータの再生を禁止する情報を請求項1または請求項2記載の携帯端末装置に対して送信するサーバ装置であって、コンテンツデータ、コピーガードとしてのIDデータ、および不正IDデータを記憶するサーバ側記憶部と、前記コンテンツデータにコピーガードとしてのIDデータ、および不正IDデータを付加するセキュリティ部と、前記コピーガードとしてのIDデータ、および不正IDデータが付加されたコンテンツデータ、または不正IDデータを携帯端末装置へ配信するデータ配信部と、を備えることを特徴としている。
このように、コピーガードとしてのIDデータ、および不正IDデータが付加されたコンテンツデータ、または不正IDデータが携帯端末装置へ配信されるので、すでに市場に流通し、既にユーザにより使用されている携帯端末装置に対して、制御情報としての不正IDデータを組み込むことが可能となる。その結果、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
(4)また、本発明に係るプログラムは、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと、不正IDデータとを照合して、両者が一致した場合に、前記コンテンツデータの再生を禁止するプログラムであって、前記不正IDデータをサーバ装置から取得する処理と、前記取得した不正IDデータをメモリに記憶する処理と、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータに基づいて前記コンテンツデータの認証を行なう処理と、前記コンテンツデータの認証が得られた場合、前記IDデータと前記記憶されている不正IDデータとを照合し、両者が一致したときは、前記コンテンツデータは不正であるとして、前記不正なコンテンツデータの再生を禁止する処理と、を含む一連の処理をコンピュータが実行し得る命令群として構成したことを特徴としている。
このように、サーバ装置から不正IDデータを取得しておき、判定の結果、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと不正IDデータとが一致したときは、コンテンツデータは不正なコンテンツデータであるとして、不正なコンテンツデータの再生を禁止するので、不正なコンテンツデータの流通および再生を防止することができる。また、すでに市場に流通し、既にユーザにより使用されている携帯端末装置に対して、制御情報としての不正IDデータを組み込むことが可能となる。その結果、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
(5)また、本発明に係るプログラムは、前記不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得する処理と、前記取得した真正なコンテンツデータから不正IDデータを抽出する処理と、を更に含むことを特徴としている。
このように、不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得することにより、不正IDデータを取得するので、通信ネットワークのリソースを節約することが可能となる。なお、この場合、真性なコンテンツデータをユーザが購入したタイミングで不正IDデータが携帯端末装置に与えられる仕組みであるため、市場に流通しているすべての携帯端末装置に対して不正なコンテンツデータの再生拒否をさせることができるわけではないが、従来と比較して不正なコンテンツデータの流通・再生を防止できる可能性が高くなる。これにより、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
本発明によれば、サーバ装置から不正IDデータを取得しておき、判定の結果、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと不正IDデータとが一致したときは、コンテンツデータは不正なコンテンツデータであるとして、不正なコンテンツデータの再生を禁止するので、不正なコンテンツデータの流通および再生を防止することができる。また、すでに市場に流通し、既にユーザにより使用されている携帯端末装置に対して、制御情報としての不正IDデータを組み込むことが可能となる。その結果、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係るコンテンツ制御情報送出装置と携帯端末装置の概略構成を示すブロック図である。コンテンツ制御情報送出装置10は、送受信装置11において、無線を介して携帯端末装置20と通信を行なう。また、サーバ装置12は、携帯端末装置20へコンテンツデータを提供したり、後述する不正IDデータを送信したりする。不正IDデータに関するデータとコンテンツを合成する装置13では、既に不正IDとして一般に知られている不正IDをコンテンツデータに付加する処理を行なう。不正IDに関するデータ生成装置14は、不正ID入力装置15から入力された情報に基づいて、不正IDデータをコンテンツデータに付加するためのデータを出力する。
一方、携帯端末装置20は、送受信装置21において、無線を介してコンテンツ制御情報送出装置10と通信を行なう。また、無効とすべき不正ID記憶装置22は、工場において出荷時に組み込まれた不正ID、および事後的にコンテンツ制御情報送出装置10から受信した不正IDデータを記憶する。コンテンツの正規/不正判定装置23は、コンテンツデータに付加されているIDデータが正規なものであるかどうかを判定すると共に、コンテンツデータに付加されているIDデータが、無効とすべき不正IDであるかどうかを判定する。コンテンツ再生装置24は、コンテンツデータを再生し、動画、静止画または音声を再生・出力する。
図2は、不正IDに関するデータとコンテンツを合成する装置13によって合成されたコンテンツデータの構成を示す図である。映像、音声、その他のデータである正規なコンテンツデータは、コンテンツ制御情報送出装置10において、コピーガード(電子透かし)としてのIDに関するデータと合成される。これにより、コピーガードとして不正なコピーが禁止され、保護される。ここで、電子透かしをコンテンツデータに付加する技術は、既に知られている技術を使用することが可能である。
電子透かしは、信号サンプルに僅かな変更を加えることで、信号に埋め込んだラベルである。電子透かしの埋め込みに関しては、電子透かしを感知できないように信号に組み込む。すなわち、即ち、電子透かしは、信号の質に対して感知できるほどの影響を与えないように設計され、信号に埋め込まれる。また、電子透かしは、適切な信号処理の後であっても、信頼性よく検出されるように構成される。音声信号の場合は、例えば、圧縮、トリミング、D/A又はA/D変換、均等化、時間スケーリング、グループ遅延歪み、フィルタリング、又は、サンプルの除去と挿入などの信号処理操作がある。
静止画像とビデオについては、例えば、エコー・ハイディング(echo−hiding)と雑音付加(noise addition)の方法を用いることができ、人間の聴覚システムの時間的又はスペクトル的なマスキング効果を利用している。
例えば、ACMマルチメディア2000ワークショップ(米国ロサンゼロス、2000年10月30日−11月3日)の会報の119−122ページにおいて、周波数ドメインでの電子透かし埋め込み方法が開示されている。この方法によれば、音声信号は複数のフレームに分割され、各々のフレームに対してフーリエ変換が行われる。各フレームについて、得られたフーリエ成分が僅かに変更され、該変更された周波数成分に対して逆フーリエ変換が行われ、そして、時間ドメインにおける電子透かし信号(電子透かしが埋め込まれた音声信号)が生成される。最後に、この電子透かし信号をスケーリングし、元の音声信号に重畳する。この方法により、周波数成分を整数倍に変更することで、不正な解読に対する耐性が高く、そして非感知性の高い電子透かしスキームが得られることが知られている。
また、図2に示すように、コンテンツ制御情報送出装置10において、無効とすべき不正IDに関するデータが付加される。インターネットなどでいわゆる掲示板には、コンテンツデータのコピーガードとしてのIDが掲示されることがある。これは、意図的にコンテンツデータの正規なIDデータを解読し、コピーができるようにするために行なわれる場合がある。このように正規なIDデータが解読し、広く知られてしまうようになると、正規なコンテンツデータが不正にコピーされ、コンテンツ業界の健全な発展が阻害されてしまう。
本発明者は、このように広く知られるようになったIDデータを、不正IDデータとして、正規のコンテンツデータに付加して配信することにより、不正IDデータが付加されたコンテンツデータの再生を禁止することができることを見出し、本発明をするに至った。
すなわち、コンテンツ制御情報送出装置10からコンテンツデータを配信する場合には、図2に示すように、制御情報として、不正IDデータを付加して配信するのである。次に、コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ制御情報としての不正IDデータが送信される際の動作について説明する。
図3は、コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ制御情報としての不正IDデータが送信される際の動作を示すフローチャートである。まず、無効とすべき不正IDデータを入力装置15から入力する(ステップS1)。次に、不正IDに関するデータ生成装置14において、無効とすべき不正IDに関するデータを生成し、不正IDに関するデータとコンテンツを合成する装置において、コンテンツデータと合成する(ステップS2)。そして、合成されたコンテンツデータを、サーバ装置(配信サーバ)12に登録する(ステップS2)。ユーザが、携帯端末装置20から、不正IDデータが付加されたコンテンツデータをダウンロードし(ステップS4)、これにより、携帯端末装置20に事後的に不正IDデータが組み込まれる。
図4は、携帯端末装置20の動作を示すフローチャートである。まず、コンテンツ制御情報送出装置10から不正IDに関するデータが付加されたコンテンツデータを受信する(ステップT1)。次に、ステップT1において受信したコンテンツデータから不正IDデータを抽出し、記憶する(ステップT2)。次に、コンテンツデータの認証を行なう。すなわち、コピーガードとしてのIDが付加されているかどうかを確認し(ステップT3)、付加されていない場合は、ステップT6へ移行し、そのコンテンツデータの再生を拒否する(ステップT6)。一方、ステップT3において、コピーガードとしてのIDデータが付加されている場合は、そのコピーガードとしてのIDデータの正当性を判定する(ステップT4)。ステップT4において、コピーガードとしてのIDデータが不正である場合は、ステップT6へ移行し、そのコンテンツデータの再生を拒否する(ステップT6)。一方、ステップT4において、コピーガードとしてのIDデータが正当である場合は、不正IDデータとの照合を行なう(ステップT5)。コピーガードとしてのIDデータが不正IDデータと一致した場合は、ステップT6へ移行し、そのコンテンツデータの再生を拒否する(ステップT6)。一方、ステップT5において、コピーガードとしてのIDデータが不正IDデータと一致しなかった場合は、そのコンテンツデータの再生を行ない(ステップT7)、終了する。
このように、不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得することにより、不正IDデータを取得するので、通信ネットワークのリソースを節約することが可能となる。なお、この場合、真性なコンテンツデータをユーザが購入したタイミングで不正IDデータが携帯端末装置に与えられる仕組みであるため、市場に流通しているすべての携帯端末装置に対して不正なコンテンツデータの再生拒否をさせることができるわけではないが、従来と比較して不正なコンテンツデータの流通・再生を防止できる可能性が高くなる。これにより、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
以上の説明では、無効とすべき不正IDデータをコンテンツデータに付加し、ユーザがコンテンツデータのダウンロードを行なうことを契機として、事後的に不正IDデータを携帯端末装置に組み込む例を示した。しかし、本発明は、これに限定されるわけではない。無効とすべき不正IDデータを、コンテンツデータに付加せずに、サーバ装置から直接配信することも可能である。次に、コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ直接不正IDデータを配信する場合の動作について説明する。
図5は、コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ直接不正IDデータを配信する場合の動作を示すフローチャートである。まず、無効とすべき不正IDデータを入力装置15から入力する(ステップR1)。次に、不正IDに関するデータ生成装置14において、無効とすべき不正IDに関するデータを生成する(ステップR2)。そして、無効とすべき不正IDデータを、サーバ装置(配信サーバ)12に登録する(ステップR2)。そして、携帯端末装置20から、不正IDデータをダウンロードし、または、サーバ装置12が不正IDデータを自動的に配信する(ステップR4)、これにより、携帯端末装置20に事後的に不正IDデータが組み込まれる。
このように、不正IDデータを取得しておき、判定の結果、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと不正IDデータとが一致したときは、コンテンツデータは不正なコンテンツデータであるとして、不正なコンテンツデータの再生を禁止するので、不正なコンテンツデータの流通および再生を防止することができる。また、すでに市場に流通し、既にユーザにより使用されている携帯端末装置に対して、制御情報としての不正IDデータを組み込むことが可能となる。その結果、正規のコンテンツデータに関するビジネスが保護される。
以上のような本発明の特徴的な動作は、プログラムを実行することによって行なわれる。すなわち、このプログラムは、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータと、不正IDデータとを照合して、両者が一致した場合に、前記コンテンツデータの再生を禁止するプログラムであって、前記不正IDデータをサーバ装置12から取得する処理と、前記取得した不正IDデータをメモリ(記憶装置)22に記憶する処理と、判定装置23において、コンテンツデータに付加されているコピーガードとしてのIDデータに基づいて前記コンテンツデータの認証を行なう処理と、前記コンテンツデータの認証が得られた場合、判定装置23において、前記IDデータと前記記憶されている不正IDデータとを照合し、両者が一致したときは、前記コンテンツデータは不正であるとして、コンテンツ再生装置24において、前記不正なコンテンツデータの再生を禁止する処理と、を含む一連の処理をコンピュータが実行し得る命令群として構成したことを特徴としている。また、送受信装置21が、前記不正IDデータが組み込まれた真正なコンテンツデータを取得する処理と、記憶装置22が、前記取得した真正なコンテンツデータから不正IDデータを抽出する処理と、を更に含むことを特徴としている。
このプログラムは、CD−ROMやDVD等の記録媒体に記録された状態で入手することができる。また、このようなプログラムは、ネットワークを構成する公衆電話回線、専用電話回線、ケーブルテレビ回線、無線通信回線等により構成される通信網等の伝送媒体を介して、送信装置であるコンピュータにより送信された信号を受信することで入手することもできる。この信号は、プログラムを含む所定の搬送波に具現化されたコンピュータデータ信号である。この送信の際、伝送媒体中には上記プログラムの少なくとも一部を伝送していればよい。すなわち、上記プログラムを構成するすべてのデータが、一時に伝送媒体上に存在している必要はない。また、上記コンピュータからプログラムを送信する送信方法には、プログラムを構成するデータを連続的に送信する場合も、断続的に送信する場合も含まれる。
本実施の形態に係るコンテンツ制御情報送出装置と携帯端末装置の概略構成を示すブロック図である。 不正IDに関するデータとコンテンツを合成する装置13によって合成されたコンテンツデータの構成を示す図である。 コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ制御情報としての不正IDデータが送信される際の動作を示すフローチャートである。 携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 コンテンツ制御情報送出装置から携帯端末装置へ直接不正IDデータを配信する場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 コンテンツ制御情報送出装置
11 送受信装置
12 サーバ装置
13 不正IDに関するデータとコンテンツとを合成する装置
14 不正IDに関するデータ生成装置
15 不正ID入力装置
20 携帯端末装置
21 送受信装置
22 無効とすべき不正ID記憶装置
23 コンテンツの正規/不正判定装置
24 コンテンツ再生装置

Claims (2)

  1. コピーガードとしてコンテンツデータに付加されたIDデータが解読され、広く知られるようになった場合、コンテンツ制御情報送出装置が、前記解読されたIDデータを不正IDデータとして携帯端末装置へ送信し、
    前記不正IDデータを受信した携帯端末装置が、コンテンツデータを取得し、前記取得したコンテンツデータを再生する際に、前記コンテンツ制御情報送出装置から受信した不正IDデータと、前記取得したコンテンツデータに付加されているIDデータとを照合し、前記コンテンツ制御情報送出装置から受信した不正IDデータと前記取得したコンテンツデータに付加されているIDデータとが一致した場合は、前記取得したコンテンツデータの再生を禁止することを特徴とする不正コンテンツデータ再生禁止方法。
  2. 前記コンテンツ制御情報送出装置は、前記解読されたIDデータを不正IDデータとしてコンテンツデータと合成し、合成した不正IDデータおよびコンテンツデータを前記携帯端末装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の不正コンテンツデータ再生禁止方法。

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