JP4564649B2

JP4564649B2 - Electronic point management system

Info

Publication number: JP4564649B2
Application number: JP2000390841A
Authority: JP
Inventors: 尚登中村; 裕史田島
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 2000-12-22
Filing date: 2000-12-22
Publication date: 2010-10-20
Anticipated expiration: 2020-12-22
Also published as: JP2002189970A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員がインターネットショップ等で商品等を購入した際に得られるポイントを管理する電子ポイント管理システムに係り、詳しくは、認証に用いるパスワードを毎回変更するとともに、ポイント数に対応した電子金券を別途に発行し、これによりポイントを貯める仕組みとポイントを還元する仕組みを分離することで、ポイント利用の安全性を高めるようにした電子ポイント管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平１１−３３７２号公報には、インターネット上のホームページ閲覧や商品購入などのユーザの利用状況をポイントとしてデータベースに蓄積し管理するシステムが記載されている。このシステムは次のように構成されている。顧客がインターネットを用いて運営主体会社又は特定企業のホームページにアクセスして顧客情報を送信すると、運営会社のデータベースに登録されると共に会員番号が付与される。顧客は次回のアクセスからその度にクーポンポイントを得ることができ、このポイントは自動的に加算される。このポイントを運営主体会社が管理し、顧客のポイントに応じたインセンティブ（景品・割引・参加等）を付与する。
【０００３】
特開２０００−３０５９８４号公報には、複数の異なる企業を連携させたポイントサービスを利用者に提供できるようにしたポイント管理方法及びポイント管理システムが記載されている。このポイント管理システムは次のように構成されている。会員と加盟企業との間で行われた取引の内容に応じて発行された発行ポイントを示すポイント発行情報をポイント処理装置から事業者側装置に送信するポイント発行処理部と、複数の異なる加盟企業に設置されたポイント処理装置からポイント発行情報を受け取って会員別の累積ポイントを算出するポイント発行履歴処理部と、累積ポイントを会員が希望する商品に交換するポイント交換処理部と、会員が希望する商品に交換されたポイントを累積ポイントから差し引くポイント交換履歴処理部とを備える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平１１−３３７２号公報に記載されたシステムは、会員番号（ＩＤ）に基づいて顧客の識別をしている。上記特開２０００−３０５９８４号公報に記載されたポイント管理システムは、会員番号とパスワードとに基づいて会員の認証を行うようにしている。このため従来のシステムでは、会員番号及びパスワードが第３者に知られた場合、その第３者によってポイントが使用されるおそれがある。
【０００５】
また、従来のシステムでは、多数のポイントを貯めたままそのポイントを有効に利用しない会員が生ずるおそれがある。このため、発行したポイントを会員が比較的短い期間で使用することで、発行済のポイントを有効に還元させることができる仕組みが望まれている。
【０００６】
本発明はこのような課題を解決するためなされたもので、利用の都度パスワードを変更するとともに、ポイントに対応した電子金券を発行することでポイントを貯める仕組みとポイントを還元する仕組みを分離することで、ポイントが不正に使用されるおそれを低減することのできる電子ポイント管理システムを提供することを目的とする。又、本発明は、累計ポイントが所定数に達した時点で電子金券を発行し、さらにその電子金券に使用期限を付けることで、発行済のポイントが有効に還元されるようにした電子ポイント管理システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明に係る電子ポイント管理システムは、ポイントを所有する会員に対してポイント数に対応した電子金券を発行するとともに、その会員に対して電子金券を使用するための金券パスワードを通知する電子金券発行部と、その会員を識別するための会員ＩＤとその会員に対して発行された電子金券の金額又はポイント数と金券パスワードとを対応付けて記憶するデータベースと、ショップサイトからネットワークを介して供給された会員ＩＤ及び金券パスワードとデータベースに格納されている各情報とを照合することで電子金券の使用を認証する認証部とを備える。
【０００８】
会員に対して電子金券を発行することで、電子金券を利用した購入等を期待することができる。なお、金券の使用に際して金券パスワードを用いた認証を行うことで、金券の不正使用等を防止できる。また、金券が使用される度に金券パスワードを変更することで、金券の使用をより安全なものとすることができる。さらに、電子金券に対して使用期限を設定することで、所定期間内での電子金券の利用を促進することができる。
【０００９】
本発明に係る電子ポイント管理システムは、会員に対して電子ポイントカードを使用するためのポイントカードパスワードを通知するとともに、先に通知したポイントカードパスワードが使用されると新たなポイントカードパスワードを通知する電子ポイントカード発行部と、会員を識別するための会員ＩＤとその会員に対して通知した最新のポイントカードパスワードとを対応付けて記憶するデータベースと、ショップサイトからネットワークを介して供給された会員ＩＤ及び前記ポイントカードパスワードとデータベースに格納されている各情報とを照合することで会員の認証を行う認証部とを備える。
【００１０】
本発明に係る電子ポイント管理システムは、会員に対して電子金券を使用するための金券パスワードを通知する電子金券発行部と、会員に対して電子ポイントカードを使用するためのポイントカードパスワードを通知するとともに、先に通知したポイントカードパスワードが使用されると新たなポイントカードパスワードを通知する電子ポイントカード発行部と、前記会員を識別するための会員ＩＤとその会員に対して発行された電子金券の金額又はポイント数、前記金券パスワード及び会員に対して通知した最新のポイントカードパスワードとを対応付けて記憶するデータベースと、ショップサイトからネットワークを介して供給された前記会員ＩＤ、前記金券パスワード及びポイントカードパスワードと前記データベースに格納されている情報とを照合することで前記電子金券の使用を認証する認証部とを備える。
【００１１】
電子ポイントカードに対しても１回使用限りのポイントカードパスワードを設定することで、電子ポイントカードの不正使用等を防止できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図１は、本発明に係る電子ポイント管理システムのブロック構成図である。電子ポイントサービスに関与するのは次の３者である。（１）電子ポイントサービスの実施会社（以下、電子ポイントサービス会社と記す）（２）インターネットショップ（仮想商店又は仮想商店街）を運営し、電子ポイントサービス会社にサービスの実施を委託する会社・団体（以下、インターネットショップ運営会社又は会員企業と記す）（３）インターネットを利用できる環境を持ち、インターネットショップを利用する個人（以下、利用者と記す。電子ポイントサービス会社の登録した利用者を特に会員と呼ぶ。）
電子ポイント管理システム１０は、電子ポイントサービス会社が運営するウェブサイトに設けられている。各インターネットショップ２Ａ，２Ｂ，２Ｎは、インターネットショップ運営会社又は会員企業が運営するウェブサイトに設けられている。利用者側端末１は、利用者側に設置されている。電子ポイント管理システム１０、各インターネットショップ２Ａ，２Ｂ，２Ｃ、利用者側端末１は、インターネット３にそれぞれ接続されている。利用者側端末１は、パーソナルコンピュータ等を用いて構成される。利用者側端末１は、ウェブブラウザ機能及び電子メール機能を備える。
【００１３】
電子ポイント管理システム１０は、サーバー用のコンピュータシステム等を用いて構成される。電子ポイント管理システム１０は、各種データベースのデータを格納する補助記憶装置を備える。電子ポイント管理システム１０は、サーバー機能・電子メール機能部１１と、会員登録処理部１２と、電子ポイントカード発行部１３と、電子金券発行部１４と、認証部１５と、利用履歴管理部１６と、検索・ＤＭ発行部１７と、差額管理部１８と、会員企業（ショップ）紹介部１９と、会員データベース２０と、会員別利用履歴データベース２１と、会員企業（ショップ）データベース２２とを備える。なお、各機能部１１〜１９はソフトウェア（制御プログラム）によって実現している。
【００１４】
サーバー機能・電子メール機能部１１は、利用者側端末１や各インターネットショップ２（２Ａ，２Ｂ，２Ｎ）からのアクセスを受け付け、利用者側端末１や各インターネットショップ２から供給された情報をその情報を処理する各機能部１２〜１９へ供給するとともに、各機能部１２〜１９で生成された情報を利用者側端末１や各インターネットショップ２へ供給する。
【００１５】
サーバー機能・電子メール機能部１１は、利用者側端末１からのアクセスを受けるとトップページのファイルを利用者側端末１へ供給し、トップページの内容を利用者側端末１の画像表示装置に表示させる。このトップページには、電子ポイントサービスの内容を紹介するためのメニュー、会員登録のためのメニュー、電子ポイントサービスを利用できるショップ等を紹介するためのメニュー等が表示される。
【００１６】
利用者によって会員登録のためのメニューが選択されると、会員登録処理部１２は登録用フォームを利用者側端末１へ供給する。登録用フォームには、氏名，生年月日，性別，電子メールアドレス，電話番号等を入力する欄が設けられている。利用者によって登録用フォームへの入力がなされ、入力された内容が送信されると、会員登録処理部１２は、新規会員のユーザＩＤ（会員ＩＤ）を自動的に発行し、ユーザＩＤ（会員ＩＤ）と利用者によって入力された内容とを対応付けて会員データベース２０に格納する。また、会員登録処理部１２は、電子ポイントカードを電子メールで発行する旨をメッセージを利用者側端末１へ供給する。
そして、会員登録処理部１２は、新規会員が登録されたことを電子ポイントカード発行部１３に通知する。
【００１７】
図２は、電子ポイントカードの情報を示す図である。電子ポイントカード発行部１３は、ユーザＩＤ，カード番号，ポイントカードＰＩＮコード（ポイントカードパスワード），有効期限，ポイント残高の情報からなる電子ポイントカード情報を生成し、生成した電子ポイントカード情報を新規会員宛てに電子メールで送信する。電子ポイントカードは上記の情報のみであり、物理的なカードは必要としない。なお、電子ポイントカード情報を電子メールで送ることで、利用者によって入力された電子メールアドレスが正しく存在するものかどうかを確認できる。
【００１８】
電子ポイントカード発行部１３は、新規会員のカード番号として０００１番を自動的に生成する。電子ポイントカード発行部１３は、所定の桁数のパスワードをランダムに発生させるパスワード手段を備えており、このパスワード手段によってポイントカードＰＩＮコードを自動的に生成する。電子ポイントカード発行部１３は、有効期限として登録日から所定期間（例えば１年）後の期限を自動的に生成する。電子ポイントカード発行部１３は、電子ポイントカードを新規に発行する際にはポイント残高を０とする。そして、電子ポイントカード発行部１３は、カード番号，ポイントカードＰＩＮコード，有効期限，ポイント残高の各情報を新規登録会員との対応を付けて会員データベース２０に格納する。
【００１９】
なお、本実施の形態では、ユーザＩＤを電子ポイントカード情報で会員に通知する例を示したが、前述の会員登録時にユーザＩＤを会員に通知するように、電子ポイントカード情報を電子メールで通知する際には、ユーザＩＤの代りに会員の氏名を用いるようにしてもよい。これにより、電子メールの内容が第３者に見られた場合でも、ユーザＩＤとポイントカードＰＩＮコードとを同時に知られることがない。
【００２０】
利用者（会員）は、電子ポイントサービス会社の会員企業が運営するインターネットショップにアクセスして、物品・サービス等の購入を行う。この際、利用者（会員）は、ユーザＩＤ，ポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコードを入力して、インターネットショップ２へ送信する。
【００２１】
インターネットショップ２は、電子ポイント管理システム１０へアクセスして会員の認証を依頼する。インターネットショップ２は、認証依頼に利用者（会員）のユーザＩＤ，ポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコードを添付する。
【００２２】
電子ポイント管理システム１０内の認証部１５は、インターネットショップ２側から供給されたユーザＩＤに基づいて会員データベースを検索し、インターネットショップ２側から供給されたポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコードが会員データベース２０に格納されているものと同一であるか否かをチェックするとともに、ユーザＩＤで指定された会員のポイントカードの有効期限をチェックする。認証部１５は、すべてのチェック結果がＯＫであれば、正当な会員であることを示すメッセージをインターネットショップ２側へ通知する。認証部１５は、正当な会員であるが有効期限が過ぎている場合には、その旨をインターネットショップ２側へ通知する。認証部１５は、無効なユーザＩＤである場合、及び、ユーザＩＤは有効であるがポイントカード番号やポイントカードＰＩＮコードが相違している場合には、正当な会員として認証できない旨をインターネットショップ２側へ通知する。
【００２３】
インターネットショップ２は、正当な会員であることが認証されると、会員が購入した金額に相当するポイント換算計算を行った上で、利用履歴を電子ポイント管理システム１０へ送信する。利用履歴には、会員のユーザＩＤ，購入年月日，利用金額，利用サイト（ショップ名），発生ポイント等の情報が含まれている。
【００２４】
電子ポイント管理システム１０内の利用履歴管理部１６は、インターネットショップ２から供給された利用履歴を会員別利用履歴データベース２１に格納する。利用履歴管理部１６は、会員データベース２０からその会員のポイント残高を得て、そのポイント残高に発生ポイントを加算し、加算して得たポイント残高を会員データベース２０に格納する。利用履歴管理部１６は、更新されたポイント残高が予め設定した金券発行ポイント数に達したか否かをチェックする。利用履歴管理部１６は、ポイント残高が予め設定した金券発行ポイント数に達していない場合、電子ポイントカード発行部１３にポイント残高が変更になったこと及びポイント残高が変更された会員のユーザＩＤを通知する。
【００２５】
電子ポイントカード発行部１３は、ポイント残高が変更になったことが通知されると、新たなポイントカードＰＩＮコードを生成するとともに、ポイントカードの有効期限を今回のポイント発生日から所定期間（例えば１年）後の期限に変更する。そして、電子ポイントカード発行部１３は、ポイントカードＰＩＮコード，有効期限及びポイント残高がそれぞれ更新されたポイントカード情報を電子メールで会員へ通知するともに、会員データベース２０内のポイントカードＰＩＮコード，有効期限を更新する。
利用履歴管理部１６は、ポイント残高が予め設定した金券発行ポイント数に達している場合は、その旨及び会員ＩＤを電子金券発行部１４に通知する。
【００２６】
図３は、電子金券の情報を示す図である。電子金券は、会員ＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコード（金券パスワード），有効期限，ポイント又は金額の情報からなる。電子金券発行部１４は、会員ＩＤに基づいて会員データベースを検索し、その会員に対して発行済の電子金券番号を検索する。電子金券発行部１４は、その会員に対して電子金券が発行されていない場合、電子金券番号として０００１番を発行する。電子金券発行部１４は、その会員に対して電子金券が既に発行されている場合は、発行済の金券番号の次の番号を発行する。電子金券発行部１４は、所定の桁数のパスワードをランダムに発生させるパスワード手段を備えており、このパスワード手段によって金券ＰＩＮコードを自動的に生成する。電子金券発行部１４は、有効期限として所定期間（例えば１年）後の期限を自動的に生成する。電子金券発行部１４は、金券のポイント又は金額を設定する。ここでは、累計ポイント数が１０００ポイントに達するごとに１０００ポイント単位で電子金券を発行するものとする。
【００２７】
そして、電子金券発行部１４は、電子金券番号，金券ＰＩＮコード，金券の有効期限，金券のポイントの各情報を会員との対応を付けて会員データベース２０に格納する。さらに、電子金券発行部１４は、会員に対して電子メールで金券が発行されたこと及び図３に例示した金券情報を通知する。
【００２８】
なお、本実施の形態では、電子金券情報内にユーザＩＤを含めるようにしたが、電子金券情報を電子メールで会員に通知する際には、ユーザＩＤの代りに会員の氏名を用いるようにしてもよい。これにより、電子メールの内容が第３者に見られた場合でも、ユーザＩＤと金券ＰＩＮコードとを同時に知られることがない。
【００２９】
電子金券発行部１４は、電子金券の発行を行うと、その会員のポイント残高から金券を発行した分のポイントを減算し、減算した結果のポイント数を会員データベース２０に書き込む。例えば、ポイント残高が１０２０であり、１０００ポイント分に対して金券を発行した場合には、ポイント残高は２０となる。そして、電子金券発行部１４は、電子ポイントカード発行部１３に対して金券発行に伴う電子ポイントカードの更新を依頼する。
【００３０】
電子ポイントカード発行部１３は、金券発行に伴う電子ポイントカードの更新依頼を受けると、金券が発行された会員に対して新たなポイントカード番号のポイントカードを発行する。具体的に電子ポイントカード発行部１３は、ポイントカード番号を既に発行済の次の番号に設定し、新たなポイントカードＰＩＮコードを設定し、有効期限を金券発行日の所定期間（例えば１年）後に設定し、ポイント残高を金券発行後のポイント残高とする。そして、電子ポイントカード発行部１３は、新たなポイントカード番号，新たなポイントカードＰＩＮコード，新たな有効期限を会員との対応を付けて会員データベース２０に登録するとともに、新たな電子ポイントカードの情報を電子メールで会員に通知する。
【００３１】
なお、会員からの電子金券発行依頼に基づいて電子金券を発行するようにしてもよい。また、発行する電子金券のポイント数（金額）を会員が指定できるようにしてもよい。これにより、ポイント残高が所定ポイント数に達していない場合でも、会員は電子金券を利用できる。
【００３２】
発行された電子金券情報は、会員企業によって運営されるインターネットショップで別途定められた換算に従って現金と同じように使用することができる。例えば、１ポイントが１円に換算される場合、１０００ポイントの電子金券が１０００円の価値を有する。
【００３３】
会員が電子金券を使用するには、インターネットショップ２に対して、ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコード，ポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコードを送信する。電子金券の認証は、ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコードだけで可能であるが、会員が現在使用しているポイントカード番号及びポイントカードＰＩＮコードの入力を必要とすることで、より高度なセキュリティを実現する。また、会員にポイントカード番号及びポイントカードＰＩＮコードを入力させることで、電子金券を利用した取引に伴って発生するポイントを処理することができる。
【００３４】
インターネットショップは、会員によって入力された各情報（ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコード，ポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコード）を電子ポイント管理システム１０側へ送信して、会員及び電子金券の認証を依頼する。
【００３５】
認証部１５は、インターネットショップ側から供給された各情報（ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコード，ポイントカード番号，ポイントカードＰＩＮコード）と会員データベース２０に格納されている電子金券情報及びポイントカード情報とを照合して、会員及び電子金券の認証を行い、認証結果をインターネットショップ２側へ通知する。
【００３６】
インターネットショップ２は、会員及び電子金券の認証が正常になされた場合には、電子金券を利用した取引を行う。取引の内容は利用履歴として電子ポイント管理システム１０側へ送信され、利用履歴管理部１６を介して会員別利用履歴データベース２１に格納される。なお、電子金券によって使用されたポイント数は、還元ポイント数として会員別利用履歴データベース２１に格納される。また、利用履歴管理部１６は、会員データベース２０内の電子金券のポイント数を更新する。
【００３７】
会員が例えば１０００円分のポイントを有する電子金券情報を提供して、１０００円を超える買物をした場合、１０００円を超える金額に対してはポイントが発生される。この場合、１０００円分の電子金券がすべて使用されるので、電子金券の残高は０ポイントとなる。なお、インターネットショップ側の運営方針によっては、電子金券の使用分に対してもポイントを発生させるようにしてもよい。会員が例えば１０００円分のポイントを有する電子金券情報を提供して、１０００円未満の買物をした場合、電子金券発行部１４によってその残高分の電子金券が新たに発行される。例えば、１ポイントが１円に換算されるものとして、１０００円分のポイントを有する電子金券情報を提供して、７００円分の買物をした場合、電子金券の残高は３００ポイントとなる。この場合、電子金券番号及び有効期限は変更せずに、金券ＰＩＮコード及びポイント（又は金額）が変更された電子金券情報が電子メールによって会員に通知される。
【００３８】
検索・ＤＭ発行部１７は、インターネットショップ２側から供給された検索条件に基づいて会員別利用履歴データベース２１及び会員データベース２０を検索し、検索結果をインターネットショップ２側へ通知する。これにより、インターネットショップ２は、所望の条件を満足する顧客リスト等を得ることができる。また、検索・ＤＭ発行部１７は、検索条件を満足する会員に対して、インターネットショップ２側から供給された案内情報等を電子メールで送信する機能を有する。これにより、インターネットショップ２は電子ポイント管理システム１０を介して商品の宣伝や販売を促進するための情報をダイレクトメール（ＤＭ）の形態で会員に送付することができる。
【００３９】
差額管理部１８は、各インターネットショップ２毎に発行ポイントと還元ポイントを管理する。
会員企業データベース２２には、各インターネットショップ２のＵＲＬや各ショップの概要等が格納されている。会員企業紹介部１９は、利用者からの各種要求に応じてショップ一覧を会員に提供したり、特定の条件を満足するショップを会員に紹介したりすることができる。
【００４０】
図４は、電子ポイント管理システムにおける会員登録，電子ポイントカード発行及び電子金券発行の動作を示す図である。利用者は、電子ポイント管理システム１０にアクセスして入会の申込みを行う（ステップＳ１）。申込み時には、氏名，生年月日，性別，住所，電子メールアドレス，電話番号等の基本情報を入力する。申込みの確認が済んだ後、電子ポイント管理システム１０は利用者に電子ポイントカードを新規に発行する（ステップＳ２）。電子ポイントカードは、ユーザＩＤ，カード番号，ポイントカードＰＩＮコード，有効期限，ポイント残高の情報からなるもので、それら電子ポイントカード情報は電子メールによって利用者に通知される（電子メールによって電子ポイントカードの発行がなされる）。
【００４１】
利用者は、インターネットショップ２で物品・サービスの購買・利用を行う。
この際、利用者は、ユーザＩＤ，カード番号，ポイントカードＰＩＮコードの情報を入力する（ステップＳ３）。利用者が入力したユーザＩＤ，カード番号，ポイントカードＰＩＮコードに基づいて利用者の認証がなされる（ステップＳ４）。
【００４２】
インターネットショップ２は、認証に問題がなければ、利用者が利用（購買）した金額に相当するポイント換算計算を行った上で、利用履歴を電子ポイント管理システム１０へ送信して、利用履歴を蓄積させる（ステップＳ５）。利用履歴には、年月日，利用サイト，利用金額，発生ポイント等の情報が含まれる。
【００４３】
電子ポイント管理システム１０は、発生ポイントをポイント残高に加算する。
電子ポイント管理システム１０は、ポイント残高が予め設定されている電子金券発行ポイントに達していれば電子金券を発行し（ステップＳ７）、ポイント残高が予め設定されている電子金券発行ポイントに達していなければ、電子ポイントカードの情報を更新する（ステップＳ６）。電子ポイントカードの情報が更新された場合、更新された情報が電子メールで利用者に通知される（ステップＳ８）。
【００４４】
電子金券は、ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコード，金券ポイントの情報からなり、これらの電子金券情報は電子メールで利用者に通知される。電子ポイント管理システム１０は、電子金券を発行すると、電子金券として発行したのと同額のポイントをポイント残高から減算し、新たな電子ポイントカードを利用者に発行する。ポイントカードＰＩＮコードは、電子ポイントカードが発行される度に変更される。したがって、ポイントカードＰＩＮコードは１回使用限りのものとなる。
【００４５】
発行された電子金券は、インターネットショップ２で別途定められた換算に従って現金と同じように使用できる。電子金券を利用する場合、利用者はユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコードを入力するとともに、利用者が現在使用している電子ポイントカード（最新の電子ポイントカード）のカード番号，電子ポイントカードのＰＩＮコードを入力する。ユーザＩＤ，電子金券番号，金券ＰＩＮコードに基づいて電子金券及び利用者の認証がなされるとともに、ユーザＩＤとポイントカードＰＩＮコードとに基づいて利用者の認証が２重になされる。これにより、より高度なセキュリティを実現することができる。
【００４６】
図５は、電子ポイント管理システムにおける検索，ダイレクトメール（ＤＭ）送付，差額補正，会員企業紹介の各動作を示す図である。会員企業（インターネットショップ）は、電子ポイント管理システム１０に対して、自社のサイトを利用した顧客を対象に利用日付，利用金額，住所等の顧客属性を条件に顧客リストの抽出を依頼することで（ステップＳ１１）、顧客リスト（ユーザリスト）を得ることができる（ステップＳ１２）。また、会員企業（インターネットショップ）は、電子ポイント管理システム１０に対してＤＭ（ダイレクトメール）発送を依頼することができる。電子ポイント管理システム１０は、ＤＭ（ダイレクトメール）発送依頼に基づいて利用者（会員）に商品の宣伝等の販売を促進するための情報等を電子メールで送信する（ステップＳ１３）。
【００４７】
電子ポイント管理システム１０は、会員企業（ショップ）ごとの発行ポイント（商品販売等に応じて発行したポイント）と還元ポイント（電子金券により商品などの対価と交換したポイント）の履歴をサイト別利用履歴として蓄積する。電子ポイント管理システム１０は、サイト別利用履歴を任意の期間で集計し、会員企業のサイト別（ショップ別）に発行ポイントと還元ポイントの差額を把握する。これにより、各サイト（ショップ）間で不公平のないように、差額がプラスの企業（ショップ）とマイナスの企業（ショップ）に本サービスの会費に格差を付けたり、差額がマイナスの企業（ショップ）に相応分の返金をするなどの補正措置をとることができる（ステップＳ１４）。
【００４８】
会員企業のサイト（ショップサイト）には、サイト紹介のボタンマーク表示を義務付ける。このボタンマークをクリックすると、本サービスに参加している企業の紹介とＵＲＬを記載した画面が表示されるようにしている。これにより、本サービスを利用できるショップサイトを宣伝することができる。
【００４９】
なお、本実施の形態では、電子ポイントカードにカード番号を付与する例を示したが、カード番号を用いない構成としてもよい。また、電子金券に電子金券番号を付与する例を示したが、電子金券番号を用いない構成としてもよい。
【００５０】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電子ポイント管理システムは、ポイントを所有する会員に対してポイント数に対応した電子金券を発行するようにしたので、発行済のポイントの還元を促進することができる。さらに、金券の使用に際して金券パスワードを用いた認証を行うことで、金券の不正使用等を防止できる。また、金券が使用される度に金券パスワードを変更することで、金券の使用をより安全なものとすることができる。さらに、電子金券に対して使用期限を設定することで、所定期間内での電子金券の利用を促進することができる。電子ポイントカードに対しても１回使用限りのポイントカードパスワードを設定することで、電子ポイントカードの不正使用等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る電子ポイント管理システムのブロック構成図である。
【図２】電子ポイントカードの情報を示す図である。
【図３】電子金券の情報を示す図である。
【図４】電子ポイント管理システムにおける会員登録，電子ポイントカード発行及び電子金券発行の動作を示す図である。
【図５】電子ポイント管理システムにおける検索，ダイレクトメール（ＤＭ）送付，差額補正，会員企業紹介の各動作を示す図である。
【符号の説明】
１利用者側端末
２インターネットショップ（仮想商店，仮想商店街）
３インターネット
１０電子ポイント管理システム
１２会員登録処理部
１３電子ポイントカード発行部
１４電子金券発行部
１５認証部
１６利用履歴管理部
１９会員企業紹介部
２０会員データベース
２１会員別利用履歴データベース
２２会員企業データベース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic point management system for managing points obtained when a member purchases a product or the like at an internet shop or the like, and more specifically, an electronic cash voucher corresponding to the number of points while changing a password used for authentication each time. It is related with the electronic point management system which raised the safety of point use by separating the system which publishes separately, and the system which collects points by this, and the system which returns points.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-3372 describes a system for storing and managing a user's usage status such as browsing a homepage on the Internet or purchasing a product in a database. This system is configured as follows. When a customer accesses the home page of a management company or a specific company using the Internet and transmits customer information, the customer is registered in the database of the management company and given a membership number. The customer can get a coupon point each time the next access, and this point is automatically added. The operating company manages these points and gives incentives (freebies, discounts, participation, etc.) according to customer points.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-305984 describes a point management method and a point management system that can provide a user with a point service that links a plurality of different companies. This point management system is configured as follows. A point issuance processing unit that sends point issuance information indicating the issuance points issued according to the contents of transactions between the member and the member company from the point processing device to the provider side device, and a plurality of different member companies A point issuance history processing unit that receives point issuance information from a point processing device installed in the site and calculates accumulated points for each member, a point exchange processing unit that exchanges accumulated points for products desired by the member, and members desire A point exchange history processing unit that subtracts points exchanged for products from the accumulated points.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The system described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-3372 identifies customers based on a membership number (ID). The point management system described in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-305984 performs member authentication based on a member number and a password. For this reason, in the conventional system, when the member number and the password are known to the third party, the third party may use the points.
[0005]
Moreover, in the conventional system, there is a possibility that a member who does not use the points effectively while accumulating a large number of points may be generated. For this reason, there is a demand for a mechanism that allows members to effectively return issued points by using the issued points in a relatively short period of time.
[0006]
The present invention has been made to solve such a problem. The password is changed every time it is used, and a mechanism for collecting points and a mechanism for returning points are separated by issuing an electronic voucher corresponding to the points. An object of the present invention is to provide an electronic point management system that can reduce the risk of unauthorized use of points. In addition, the present invention is an electronic point management in which an issued electronic voucher is issued when the accumulated points reach a predetermined number, and the issued points are given an expiration date, whereby the issued points are effectively reduced. The purpose is to provide a system.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, an electronic point management system according to the present invention issues an electronic cash voucher corresponding to the number of points to a member who owns a point, and uses the electronic cash voucher for the member. An electronic voucher issuing unit that notifies the member, a database that stores the member ID for identifying the member, the amount or points of the electronic voucher issued to the member, and the voucher password in association with each other, from the shop site An authentication unit that authenticates the use of the electronic voucher by comparing the member ID and the voucher password supplied via the network with each information stored in the database.
[0008]
By issuing an electronic voucher to a member, it is possible to expect purchase using the electronic voucher. In addition, unauthorized use of a voucher can be prevented by performing authentication using a voucher password when using the voucher. Moreover, the use of the cash voucher can be made safer by changing the cash voucher password each time the cash voucher is used. Furthermore, the use of an electronic cash voucher within a predetermined period can be promoted by setting an expiration date for the electronic cash voucher.
[0009]
The electronic point management system according to the present invention notifies a member of a point card password for using the electronic point card, and notifies a new point card password when the previously notified point card password is used. An electronic point card issuing unit, a database storing a member ID for identifying a member and the latest point card password notified to the member in association with each other, and a member ID supplied from the shop site via the network And an authenticating unit for authenticating the member by comparing the point card password with each information stored in the database.
[0010]
The electronic point management system according to the present invention notifies an electronic voucher issuing unit for notifying a member of a voucher password for using the electronic voucher, and notifies the member of a point card password for using the electronic point card. In addition, when the previously notified point card password is used, an electronic point card issuing unit that notifies a new point card password, a member ID for identifying the member, and an electronic voucher issued to the member A database that stores the amount or points, the voucher password, and the latest loyalty card password notified to the member in association with each other, and the member ID, the voucher password, and the loyalty card supplied via the network from the shop site Password and stored in the database And a authentication section for authenticating the use of the electronic cash voucher by collating the information.
[0011]
By setting a one-time use point card password for an electronic point card, unauthorized use of the electronic point card can be prevented.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a block diagram of an electronic point management system according to the present invention. The following three parties are involved in the electronic point service. (1) Company that conducts electronic point service (hereinafter referred to as electronic point service company) (2) Company / organization that operates Internet shop (virtual store or virtual shopping street) and entrusts the execution of service to electronic point service company (Hereinafter referred to as Internet shop management company or member company) (3) Individuals who have an environment that can use the Internet and use the Internet shop (hereinafter referred to as users. Users registered with electronic point service companies are members in particular. Called.)
The electronic point management system 10 is provided on a website operated by an electronic point service company. Each Internet shop 2A, 2B, 2N is provided on a website operated by an Internet shop operating company or a member company. The user side terminal 1 is installed on the user side. The electronic point management system 10, the Internet shops 2A, 2B, 2C, and the user terminal 1 are connected to the Internet 3, respectively. The user terminal 1 is configured using a personal computer or the like. The user terminal 1 has a web browser function and an electronic mail function.
[0013]
The electronic point management system 10 is configured using a server computer system or the like. The electronic point management system 10 includes an auxiliary storage device that stores data of various databases. The electronic point management system 10 includes a server function / email function unit 11, a member registration processing unit 12, an electronic point card issuing unit 13, an electronic voucher issuing unit 14, an authentication unit 15, and a usage history management unit 16. The search / DM issuing unit 17, the difference management unit 18, the member company (shop) introduction unit 19, the member database 20, the member usage history database 21, and the member company (shop) database 22 are provided. Each functional unit 11 to 19 is realized by software (control program).
[0014]
The server function / email function unit 11 accepts access from the user terminal 1 and each Internet shop 2 (2A, 2B, 2N), and receives information supplied from the user terminal 1 and each Internet shop 2 While supplying to each function part 12-19 which processes information, the information produced | generated by each function part 12-19 is supplied to the user side terminal 1 and each internet shop 2. FIG.
[0015]
Upon receiving access from the user terminal 1, the server function / email function unit 11 supplies the top page file to the user terminal 1, and the contents of the top page are supplied to the image display device of the user terminal 1. Display. On this top page, a menu for introducing the contents of the electronic point service, a menu for member registration, a menu for introducing shops that can use the electronic point service, and the like are displayed.
[0016]
When a menu for member registration is selected by the user, the member registration processing unit 12 supplies a registration form to the user terminal 1. The registration form has fields for entering a name, date of birth, gender, e-mail address, telephone number, and the like. When the user inputs to the registration form and the input content is transmitted, the member registration processing unit 12 automatically issues a user ID (member ID) of the new member, and the user ID (member ID) ) And the content input by the user are stored in the member database 20 in association with each other. Further, the member registration processing unit 12 supplies a message to the user side terminal 1 that the electronic point card is issued by e-mail.
Then, the member registration processing unit 12 notifies the electronic point card issuing unit 13 that a new member has been registered.
[0017]
FIG. 2 is a diagram showing information on the electronic point card. The electronic point card issuing unit 13 generates electronic point card information including user ID, card number, point card PIN code (point card password), expiration date, and point balance information, and the generated electronic point card information is a new member. Send to e-mail. The electronic point card has only the above information and does not require a physical card. In addition, it can be confirmed whether the electronic mail address input by the user exists correctly by sending electronic point card information by electronic mail.
[0018]
The electronic point card issuing unit 13 automatically generates 0001 as the card number of the new member. The electronic point card issuing unit 13 includes password means for randomly generating a password having a predetermined number of digits, and the point card PIN code is automatically generated by the password means. The electronic point card issuing unit 13 automatically generates a time limit after a predetermined period (for example, one year) from the registration date as the time limit. The electronic point card issuing unit 13 sets the point balance to 0 when newly issuing an electronic point card. Then, the electronic point card issuing unit 13 stores the card number, point card PIN code, expiration date, and point balance information in the member database 20 in association with the newly registered member.
[0019]
In this embodiment, the member ID is notified to the member with the electronic point card information. However, the electronic point card information is notified by e-mail so that the user ID is notified to the member at the time of the above-mentioned member registration. When doing so, the member's name may be used instead of the user ID. Thereby, even when the contents of the electronic mail are seen by a third party, the user ID and the point card PIN code are not simultaneously known.
[0020]
A user (member) accesses an Internet shop operated by a member company of an electronic point service company and purchases goods and services. At this time, the user (member) inputs the user ID, the point card number, and the point card PIN code, and transmits them to the Internet shop 2.
[0021]
The internet shop 2 accesses the electronic point management system 10 and requests member authentication. The Internet shop 2 attaches a user ID (member), a point card number, and a point card PIN code to the authentication request.
[0022]
The authentication unit 15 in the electronic point management system 10 searches the member database based on the user ID supplied from the Internet shop 2 side, and the point card number and the point card PIN code supplied from the Internet shop 2 side are the member database. 20 is checked whether it is the same as the one stored in 20, and the expiration date of the point card of the member designated by the user ID is checked. If all the check results are OK, the authentication unit 15 notifies the Internet shop 2 side of a message indicating that the member is a valid member. If the authentication unit 15 is a valid member but the expiration date has passed, the authentication unit 15 notifies the Internet shop 2 to that effect. If the authentication unit 15 is an invalid user ID, and if the user ID is valid but the point card number or the point card PIN code is different, the authentication unit 15 indicates that it cannot be authenticated as a valid member. To the side.
[0023]
When the Internet shop 2 is authenticated as a legitimate member, the internet shop 2 performs point conversion calculation corresponding to the amount purchased by the member, and transmits the use history to the electronic point management system 10. The usage history includes information such as the member user ID, purchase date, usage amount, usage site (shop name), and occurrence points.
[0024]
The usage history management unit 16 in the electronic point management system 10 stores the usage history supplied from the Internet shop 2 in the member-specific usage history database 21. The usage history management unit 16 obtains the point balance of the member from the member database 20, adds the generated points to the point balance, and stores the point balance obtained by the addition in the member database 20. The usage history management unit 16 checks whether or not the updated point balance has reached a preset number of voucher issuing points. When the point balance has not reached the preset number of voucher issuance points, the usage history management unit 16 notifies the electronic point card issuing unit 13 that the point balance has been changed and the user ID of the member whose point balance has been changed. Notice.
[0025]
When the electronic point card issuing unit 13 is notified that the point balance has been changed, the electronic point card issuing unit 13 generates a new point card PIN code and sets the expiration date of the point card for a predetermined period (for example, 1) Change to a later date. The electronic point card issuing unit 13 notifies the member by e-mail of the point card information in which the point card PIN code, the expiration date and the point balance are updated, and the point card PIN code and the expiration date in the member database 20 Update.
When the point balance has reached the preset number of voucher issuance points, the usage history management unit 16 notifies the electronic voucher issuance unit 14 of that fact and the member ID.
[0026]
FIG. 3 is a diagram showing information on the electronic voucher. The electronic voucher includes information on a member ID, an electronic voucher number, a voucher PIN code (voucher password), an expiration date, points, or an amount. The electronic voucher issuing unit 14 searches the member database based on the member ID, and searches for an electronic voucher number issued to the member. When the electronic voucher is not issued to the member, the electronic voucher issuing unit 14 issues 0001 as the electronic voucher number. When an electronic voucher has already been issued to the member, the electronic voucher issuing unit 14 issues a number next to the issued voucher number. The electronic cash voucher issuing unit 14 includes a password unit that randomly generates a password having a predetermined number of digits, and the password voucher PIN code is automatically generated by the password unit. The electronic voucher issuing unit 14 automatically generates a time limit after a predetermined period (for example, one year) as the expiration date. The electronic voucher issuing unit 14 sets the points or the amount of the voucher. Here, it is assumed that an electronic voucher is issued in units of 1000 points every time the cumulative number of points reaches 1000 points.
[0027]
Then, the electronic voucher issuing unit 14 stores the electronic voucher number, the voucher PIN code, the expiration date of the voucher, and the points of the voucher in the member database 20 in association with the members. Furthermore, the electronic voucher issuing unit 14 notifies the member that the voucher has been issued by e-mail and the voucher information illustrated in FIG.
[0028]
In this embodiment, the user ID is included in the electronic voucher information. However, when the electronic voucher information is notified to the member by e-mail, the member's name is used instead of the user ID. Also good. Thereby, even when the content of the electronic mail is seen by a third party, the user ID and the voucher PIN code are not simultaneously known.
[0029]
When the electronic cash voucher issuance unit 14 issues the electronic cash voucher, the electronic cash voucher is subtracted from the point balance of the member, and the number of points resulting from the subtraction is written in the member database 20. For example, if the point balance is 1020 and a voucher is issued for 1000 points, the point balance is 20. Then, the electronic voucher issuing unit 14 requests the electronic point card issuing unit 13 to update the electronic point card accompanying the voucher issuance.
[0030]
When the electronic point card issuing unit 13 receives a request for renewal of the electronic point card accompanying the issuance of the voucher, the electronic point card issuing unit 13 issues a point card having a new point card number to the member from which the voucher is issued. Specifically, the electronic point card issuing unit 13 sets the point card number to the next number already issued, sets a new point card PIN code, and sets the expiration date to a predetermined period (for example, one year) on the voucher issuance date. Set later, the point balance will be the point balance after issuing the voucher. Then, the electronic point card issuing unit 13 registers the new point card number, the new point card PIN code, and the new expiration date in the member database 20 with the correspondence with the member, and information on the new electronic point card. Notify members by email.
[0031]
An electronic voucher may be issued based on an electronic voucher issuance request from a member. In addition, the member may be able to specify the number of points (amount) of the electronic voucher to be issued. Thereby, even when the point balance has not reached the predetermined number of points, the member can use the electronic voucher.
[0032]
The issued electronic voucher information can be used in the same way as cash according to the conversion separately determined in the internet shop operated by the member company. For example, when 1 point is converted into 1 yen, a 1000-point electronic voucher has a value of 1000 yen.
[0033]
In order for a member to use an electronic cash voucher, a user ID, an electronic cash voucher number, a cash voucher PIN code, a point card number, and a point card PIN code are transmitted to the Internet shop 2. Authentication of electronic cash vouchers is possible only with a user ID, electronic cash voucher number, and cash voucher PIN code, but it requires more advanced point card numbers and point card PIN codes. Realize security. In addition, by allowing a member to input a point card number and a point card PIN code, points generated with a transaction using an electronic cash voucher can be processed.
[0034]
The Internet shop sends each piece of information (user ID, electronic voucher number, voucher PIN code, point card number, point card PIN code) entered by the member to the electronic point management system 10 side, and authenticates the member and the electronic voucher. Request.
[0035]
The authentication unit 15 includes each piece of information (user ID, electronic voucher number, voucher PIN code, point card number, point card PIN code) supplied from the Internet shop side, and electronic voucher information and point cards stored in the member database 20. The information and the information are collated to authenticate the member and the electronic voucher, and the authentication result is notified to the Internet shop 2 side.
[0036]
The internet shop 2 performs transactions using the electronic voucher when the member and the electronic voucher are normally authenticated. The contents of the transaction are transmitted as a usage history to the electronic point management system 10 and stored in the member-specific usage history database 21 via the usage history management unit 16. The number of points used by the electronic voucher is stored in the member-specific use history database 21 as the number of redemption points. Further, the use history management unit 16 updates the number of points of the electronic voucher in the member database 20.
[0037]
For example, when a member provides electronic voucher information having points for 1000 yen and makes a purchase exceeding 1000 yen, points are generated for an amount exceeding 1000 yen. In this case, since all the electronic cash vouchers for 1000 yen are used, the balance of the electronic cash voucher becomes 0 points. Depending on the management policy on the Internet shop side, points may also be generated for the use of electronic cash vouchers. For example, when a member provides electronic cash voucher information having points of 1000 yen and makes a purchase of less than 1000 yen, the electronic cash voucher issuing unit 14 newly issues an electronic cash voucher for the balance. For example, assuming that 1 point is converted into 1 yen and electronic voucher information having 1000 yen points is provided and a purchase of 700 yen is made, the balance of the electronic voucher is 300 points. In this case, the electronic voucher number and the expiration date are not changed, and the electronic voucher information in which the voucher PIN code and the point (or amount) are changed is notified to the member by e-mail.
[0038]
The search / DM issuing unit 17 searches the member-specific use history database 21 and the member database 20 based on the search conditions supplied from the Internet shop 2 side, and notifies the Internet shop 2 side of the search results. Thereby, the Internet shop 2 can obtain a customer list that satisfies the desired conditions. Further, the search / DM issuing unit 17 has a function of transmitting guide information and the like supplied from the Internet shop 2 side by e-mail to members who satisfy the search conditions. As a result, the Internet shop 2 can send information for promoting the promotion and sale of the product via the electronic point management system 10 to the member in the form of direct mail (DM).
[0039]
The difference management unit 18 manages issue points and return points for each Internet shop 2.
The member company database 22 stores the URL of each Internet shop 2, the outline of each shop, and the like. The member company introduction unit 19 can provide a list of shops to the member in accordance with various requests from the user, or introduce a shop that satisfies a specific condition to the member.
[0040]
FIG. 4 is a diagram showing operations of member registration, electronic point card issuance and electronic voucher issuance in the electronic point management system. The user accesses the electronic point management system 10 and applies for membership (step S1). At the time of application, basic information such as name, date of birth, gender, address, e-mail address, and telephone number is entered. After confirming the application, the electronic point management system 10 issues a new electronic point card to the user (step S2). The electronic point card includes user ID, card number, point card PIN code, expiration date, and point balance information. The electronic point card information is notified to the user by electronic mail (the electronic point card is transmitted by electronic mail). Is issued).
[0041]
A user purchases and uses goods and services at the Internet shop 2.
At this time, the user inputs information on the user ID, card number, and point card PIN code (step S3). The user is authenticated based on the user ID, card number, and point card PIN code entered by the user (step S4).
[0042]
If there is no problem with the authentication, the Internet shop 2 performs point conversion calculation corresponding to the amount used (purchased) by the user, transmits the usage history to the electronic point management system 10, and accumulates the usage history. (Step S5). The usage history includes information such as date, usage site, usage amount, and occurrence points.
[0043]
The electronic point management system 10 adds the generated points to the point balance.
The electronic point management system 10 issues an electronic voucher if the point balance has reached a preset electronic voucher issuance point (step S7), and the point balance must have reached the preset electronic voucher issuance point. If so, the electronic point card information is updated (step S6). When the information on the electronic point card is updated, the updated information is notified to the user by electronic mail (step S8).
[0044]
The electronic voucher includes information on a user ID, an electronic voucher number, a voucher PIN code, and a voucher point, and the electronic voucher information is notified to the user by e-mail. When issuing the electronic voucher, the electronic point management system 10 subtracts the same amount of points issued as the electronic voucher from the point balance and issues a new electronic point card to the user. The point card PIN code is changed each time an electronic point card is issued. Therefore, the point card PIN code can be used only once.
[0045]
The issued electronic voucher can be used in the same way as cash according to the conversion separately determined in the Internet shop 2. When using an electronic cash voucher, the user inputs a user ID, an electronic cash voucher number, and a cash voucher PIN code, as well as the card number of the electronic credit card currently used by the user (latest electronic credit card), the electronic credit card. Enter the PIN code. The electronic voucher and the user are authenticated based on the user ID, the electronic voucher number, and the cash voucher PIN code, and the user is authenticated based on the user ID and the point card PIN code. Thereby, higher security can be realized.
[0046]
FIG. 5 is a diagram showing operations of search, direct mail (DM) sending, difference correction, and member company introduction in the electronic point management system. The member company (Internet shop) requests the electronic point management system 10 to extract a customer list on the condition of customer attributes such as usage date, usage amount, and address for customers who use their site. (Step S11), a customer list (user list) can be obtained (Step S12). In addition, the member company (Internet shop) can request the electronic point management system 10 to send DM (direct mail). The electronic point management system 10 transmits, to the user (member), information for promoting sales such as product advertisements by e-mail based on a DM (direct mail) shipping request (step S13).
[0047]
The electronic point management system 10 uses the history of issuance points (points issued according to product sales etc.) and redemption points (points exchanged for consideration such as products by electronic gold vouchers) for each member company (shop). Accumulate as. The electronic point management system 10 aggregates the usage history for each site in an arbitrary period, and grasps the difference between the issue point and the return point for each site (by shop) of the member company. As a result, in order to avoid unfairness between the sites (shops), companies with a positive difference (shops) and companies with a negative difference (shops) have a difference in membership fees for this service, or companies with a negative difference (shops) ) Can be taken as a corrective measure (step S14).
[0048]
Member company sites (shop sites) are required to display site introduction button marks. When this button mark is clicked, a screen showing the introduction and URL of companies participating in the service is displayed. Thereby, the shop site which can use this service can be advertised.
[0049]
In the present embodiment, an example in which a card number is assigned to an electronic point card has been shown. Moreover, although the example which gives an electronic voucher number to an electronic voucher was shown, it is good also as a structure which does not use an electronic voucher number.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, since the electronic point management system according to the present invention issues an electronic voucher corresponding to the number of points to the member who owns the points, the reduction of the issued points can be promoted. . Furthermore, unauthorized use of the voucher can be prevented by performing authentication using the voucher password when using the voucher. Moreover, the use of the cash voucher can be made safer by changing the cash voucher password each time the cash voucher is used. Furthermore, the use of an electronic cash voucher within a predetermined period can be promoted by setting an expiration date for the electronic cash voucher. By setting a one-time use point card password for an electronic point card, unauthorized use of the electronic point card can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an electronic point management system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing information on an electronic point card.
FIG. 3 is a diagram showing information on an electronic cash voucher.
FIG. 4 is a diagram showing operations of member registration, electronic point card issuance and electronic voucher issuance in the electronic point management system.
FIG. 5 is a diagram showing operations of search, direct mail (DM) sending, difference correction, and member company introduction in the electronic point management system.
[Explanation of symbols]
1 User terminal
2 Internet shops (virtual shops, virtual shopping streets)
3 Internet
10 Electronic point management system
12 Member Registration Processing Department
13 Electronic point card issuing department
14 Electronic voucher issuing department
15 Authentication Department
16 Usage History Management Department
19 Member Company Introduction Department
20 Member database
21 Usage history database by member
22 Member company database

Claims

An electronic voucher issuing unit for notifying a member of a voucher password for using the electronic voucher, and notifying a new voucher password when the previously notified voucher password is used ,
An electronic point card issuing unit for notifying a member of a point card password for using the electronic point card, and notifying a new point card password when the previously notified point card password is used,
A database for storing the member ID for identifying the member, the amount or the number of points of an electronic voucher issued to the member, the voucher password, and the latest point card password notified to the member in association with each other; ,
An authentication unit for authenticating the use of the electronic cash voucher by comparing the member ID, the cash voucher password and the point card password supplied via the network from the shop site with the information stored in the database;
A usage history database that stores the number of points used by the electronic voucher as the number of redemption points;
With
The database stores a balance of the number of electronic points of the electronic point card,
The electronic point card issuing unit reduces the number of electronic points held by the member from the database by an amount corresponding to the amount of the electronic cash voucher when the electronic voucher issuing unit issues the electronic voucher. .

2. The electronic point management system according to claim 1, wherein the electronic voucher issuing unit issues an electronic voucher with an expiration date set.