JP4545529B2 - スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム - Google Patents

スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4545529B2
JP4545529B2 JP2004248215A JP2004248215A JP4545529B2 JP 4545529 B2 JP4545529 B2 JP 4545529B2 JP 2004248215 A JP2004248215 A JP 2004248215A JP 2004248215 A JP2004248215 A JP 2004248215A JP 4545529 B2 JP4545529 B2 JP 4545529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
snapshot
update
user
differential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004248215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006065622A (ja
Inventor
信之 雑賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004248215A priority Critical patent/JP4545529B2/ja
Priority to US10/979,186 priority patent/US7181583B2/en
Publication of JP2006065622A publication Critical patent/JP2006065622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4545529B2 publication Critical patent/JP4545529B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1446Point-in-time backing up or restoration of persistent data
    • G06F11/1448Management of the data involved in backup or backup restore
    • G06F11/1451Management of the data involved in backup or backup restore by selection of backup contents

Description

本発明は、データのバックアップ方法に関し、特に、差分スナップショットを用いるものに関する。
コンピュータシステムにおいては、ストレージ装置に記憶されるデータをバックアップする場合など、ある時点での整合性を保って元のデータを保存するスナップショットが知られている。
このスナップショットの取得には、元のデータを記憶した主ボリュームの複製を他の差分ボリュームに生成するボリュームスナップショットが知られている。
また、元のデータを記憶した主ボリュームと複製データを記憶した副ボリュームとの間で、ある時点での整合性を保ち、ある時点の後に元のデータが更新されたとしてもある時点の元のデータを参照できるようにする差分スナップショットが知られている。
差分スナップショットの技術によれば、整合性を保つべき時点の後に元のデータが更新される場合には、整合性を保つべき時点のデータを別の差分ボリュームに記憶するようにする。つまり元のデータは、更新されなければそのままであり、更新される場合には整合性を保つべき時点のデータが別の記憶ボリュームに記憶される(例えば、特許文献1)。
特開2002−278819号
しかし、上記ボリュームコピーの場合では、確保するスナップショットの数だけ副ボリュームが必要となって、ストレージ装置の大型化を招く場合がある。
また、上記差分スナップショットの場合では、ボリュームコピーに比して必要とする記憶ボリュームの容量は少なくてすむ反面、差分スナップショットが削除されずに放置されると、差分ボリュームが差分情報で溢れてしまい、過去に取得した差分情報が失われるおそれがある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、差分ボリュームの使用量と差分スナップショットの使用状況を監視して、差分スナップショットとボリュームスナップショットを併用して、差分ボリュームの消費を抑制することを目的とする。
本発明は、クライアントコンピュータからのスナップショット作成要求を受け付ける手順と、前記スナップショット作成要求があったときに、第1のボリュームの更新差分を格納する前記第2のボリュームにおける更新差分の使用率を取得する手順と、前記スナップショット作成要求を行ったユーザを予め設定したアカウントに基づいて特定する手順と、前記ユーザの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用履歴を取得する手順と、前記使用率と前記使用履歴に基づいて、第1のボリュームの更新差分を第2のボリュームに書き込む差分スナップショットと、第3のボリュームを第1のボリュームに同期させるボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する手順と、選択した差分スナップショットまたはボリュームスナップショットのいずれか一方を実行する手順とを含む。
そして、前記ユーザの更新差分の使用履歴を取得する手順は、前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求める手順を含み、前記使用率が予め設定した第1のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択し、前記使用率が予め設定した第2のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択し、前記使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、第2のしきい値未満のときには、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が予め設定した第3のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が、第3のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択する
したがって、本発明は、差分スナップショットを格納する第2のボリュームの使用率を監視して、使用率に応じて実行するスナップショットを差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれかに切り換えるので、差分スナップショットを格納する第2のボリュームの消費を抑制することができる。
また、ユーザの第2のボリュームの使用履歴に応じて実行するスナップショットを切り換えることで、不要な差分スナップショットの増加を抑制しながら、必要な差分スナップショットを保存することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明をNAS(Network Attached Storage)1に適用した場合のシステムの全体的な構成を示すブロック図で、図2はNAS1のソフトウェア構成を示すブロック図である。
NAS1は、ディスク装置31、32、33とバックアップ装置5(例えば、テープ装置など)、これらディスク装置31、32、33からなるディスクサブシステム20及びバックアップ装置5と、これらディスクサブシステム20及びバックアップ装置5を制御するコントローラ10を含んで構成されている。
また、NAS1は、ネットワーク6を介してNAS1に対してデータの書き込み(更新)や読み出し(参照)を要求するNFSクライアントコンピュータ7やCIFSクライアントコンピュータ8に接続されている。なお、NFSクライアントコンピュータ7は、OSがUNIX(登録商標)であり、NFS(Network File System)によりNAS1に格納されたデータの参照、更新要求を行い、CIFSクライアントコンピュータ8は、OSがWindows(登録商標)であり、CIFS(Common Internet File System)によりNAS1に格納されたデータの参照、更新要求を行う。
NFSクライアントコンピュータ7やCIFSクライアントコンピュータ8は、NAS1の管理者権限でNAS1にアクセスした場合には、NAS1に格納されるデータ(ファイル)へアクセス(参照または更新)するユーザのアクセス権限の設定や、NAS1のファイルやディレクトリ毎のアクセス権の設定を行い、また、後述するスナップショットの切り換えのポリシーを設定することができる。なお、ディスク装置31、32、33には、予め設定したファイルシステムが構築されている。
そして、ディスクサブシステム20には、ディスク装置31、32、33で構成される記憶領域に、主ボリューム21と主ボリューム21の複製を格納する副ボリューム22が設定される。
主ボリューム21には、NFSクライアントコンピュータ7、CIFSクライアントコンピュータ8からのファイルの参照要求、更新要求を行うP(Primary)ボリューム23(図2参照)と、Pボリューム23の差分スナップショットを格納する差分ボリューム24が設定される。
この差分スナップショットは、運用ボリュームであるPボリューム23にデータの更新があると、まず、更新前のデータを更新差分情報として差分ボリューム24に格納する。その後、Pボリューム23のデータを更新する、いわゆるコピーオンライトを行う。そして、後述する差分スナップショット機能により、Pボリューム23と差分ボリューム24を論理的に結合した論理ボリュームをクライアントコンピュータ(NFSクライアントコンピュータ7またはCIFSクライアントコンピュータ8、以下同様)へ提供することにより、クライアントコンピュータは更新前と更新後のデータを参照することが可能となる。
副ボリューム22には、Pボリューム23の複製(ボリュームコピー)を格納するS(Secondary)ボリューム25(図2参照)が設定される。
副ボリューム22のデータ(Sボリューム25)はバックアップ装置5に所定のタイミング(例えば、副ボリューム22のデータが更新されたとき)でバックアップされる。
なお、NFSクライアントコンピュータ7及びCIFSクライアントコンピュータ8には、図示はしないがCPU、メモリ、ネットワーク6に接続されるインターフェース、表示装置や入力装置が備えられる。
NAS1のコントローラ10は後述する制御プログラムによって、クライアントコンピュータからのファイルの参照要求、更新要求などに応じてディスクサブシステム20に対するデータの入出力を制御し、スナップショットを作成する。
図1において、NAS1のコントローラ10には、CPU11、メモリ12、データ転送コントローラ13、ネットワークインターフェース14及びストレージ用のインターフェース15が設けられている。なお、メモリ12にデータキャッシュ(図示省略)を設けても良く、あるいは、データキャッシュをデータ転送コントローラ13側に設けても良い。
メモリ12には制御プログラム(図2参照)がロードされており、CPU11が制御プログラムを呼び出して実行することによって後述する各種処理が行われる。
データ転送コントローラ13は、CPU11、ネットワークインターフェース14、ストレージインターフェース15及びメモリ12の間でデータを転送する。
図2は、コントローラ10で実行される制御プログラムの機能ブロックを示す。NAS_OS55は、各制御プログラムの実行管理を行い、例えば、クライアントコンピュータからのファイルアクセスを受け付けるNFS/CIFSファイルサーバ50、差分スナップショット機能とボリュームスナップショット(ボリュームコピー)を選択的に切り替えるスナップショット取得制御部51と、Pボリューム23の複製をSボリューム25に作成するボリュームスナップショット要求部52と、NFS/CIFSファイルサーバ50からのファイルアクセスに基づいてPボリューム23のアクセスを行うファイルシステム53、Pボリューム23の更新差分を差分ボリューム24に生成する差分スナップショット部54の実行管理を行う。
また、NAS1のディスクサブシステム20には、Pボリューム23の内容をSボリューム25に選択的に複写するボリュームスナップショット部26が機能している。
ボリュームスナップショット部26は、Pボリューム23とSボリューム25を、同期状態と切り離し状態のいずれかに選択するもので、ボリュームスナップショット要求部52からボリュームスナップショットの作成要求があると、Sボリューム25をPボリューム23にさせて、Pボリューム23の複製をSボリューム25に書き込んでボリュームスナップショットを作成する。ボリュームスナップショットが完了すると、ボリュームスナップショット部26は、Pボリューム23とSボリューム25を切り離し状態として、Sボリューム25の内容を保存する一方、Pボリューム23の更新を行う。
この、ボリュームスナップショット部26は、NAS1のハードウェアまたはファームウェアによって実現される。
NFS/CIFSファイルサーバ50は、クライアントコンピュータ7、8からの認証要求に応じて、要求のあったユーザのアカウントIDと、予め設定したユーザのアカウントIDをパスワードに基づいて認証を行う。その後、認証が完了したユーザ(アカウントID)からの参照要求または更新要求を受け付けて、運用ボリュームであるPボリューム23に対して参照、更新を行う(ファイルアクセス受付処理)。なお、ユーザのアカウントIDとパスワードなどを含むユーザ情報はディスク装置31〜32のうち任意のディスク装置(但し、運用ボリューム(Pボリューム23)やスナップショット保存用のボリュームを除く他のボリューム)に格納され、管理者権限で認証したクライアントコンピュータ7、8から設定されたものである。
次に、図3はスナップショット取得制御部51の詳細を示す。
スナップショット取得制御部51は、クライアントコンピュータ7、8などからスナップショットの作成要求・削除要求を受け付け、適用するスナップショットの種別を決定するスナップショット要求受付処理部511と、差分ボリューム24に格納された差分スナップショットの利用状況を取得して、差分使用ログ61を作成する差分スナップショット使用状況取得部512から構成される。
スナップショット要求受付処理部511は、クライアントコンピュータ7、8からのスナップショット作成要求を受け付けると、後述するように、スナップショットの要求内容を示す要求ログ60と差分スナップショットの利用状況を示す差分使用ログ61を読み込んで、差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれを適用するか決定する。この決定が差分スナップショットの場合には、差分スナップショット部54に差分スナップショットの作成要求を送り、あるいはボリュームスナップショットの場合には、ボリュームスナップショット部26にボリュームスナップショットの作成要求を送ってPボリューム23とSボリューム25の同期をとることでスナップショットの作成を実行させる。
ここで、要求ログ60は、スナップショットの作成要求があったときに、スナップショット要求受付処理部511により作成されるものである。この要求ログ60の一例としては、図5で示すように、スナップショットの作成または削除の要求があった日時601、要求を行ったユーザのアカウントID602、スナップショットの作成または削除要求の対象となるファイルシステム名603、要求が作成または削除のいずれであるかを示す処理区分604、決定されたスナップショットの処理が差分スナップショットまたはボリュームスナップショットのいずれであるかを示す処理方式605を1レコードとして構成する。
差分使用ログ61は、図6で示すように、ファイルシステム名611毎にレコードが作成され、各ファイルシステム名に対応するユーザのアカウントID毎に差分スナップショット使用状況(使用履歴)612を複数記録したものである。例えば、図6において、fs1のファイルシステム名611について、アカウントID=account1の使用状況612は、「7/10」となっている。これは、ユーザが作成した7つの差分スナップショットが差分ボリューム24に残っており、スナップショットの作成要求が10回あったことを示しており。
account2、3のユーザも同様に、差分ボリューム24に残っている差分スナップショットの数(SS残数)と、スナップショットを要求した回数(SS要求回数)が記録される。なお、差分スナップショットの数(SS残数)とスナップショットを要求した回数(SS要求回数)の比率(SS残数/SS要求回数)を記録しても良い。
この差分使用ログ61は、ファイルシステム名611毎に、複数のユーザのアカウントID612毎の差分スナップショットの使用状況を記録しており、ユーザのアカウントIDに対応するフィールドは、ユーザの数に対応した数だけ確保される(図中612n)。そして、この差分使用ログ61は、差分スナップショット使用状況取得部512により定期的(例えば、数時間あるいは1日おき)にバッチ処理などで更新される。
次に、スナップショット要求受付処理部511が、スナップショットの作成に対して差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれかに決定する際のポリシーについて説明する。
スナップショット要求受付処理部511は、予め設定されたポリシー情報62を読み込んで、作成するスナップショットの種別を後述のように決定しており、例えば、ポリシー情報62の一例としては、図4で示すように、判定条件1と判定条件2から構成される。
判定条件1:
a)差分ボリューム24の使用率が30パーセント未満の場合→差分スナップショット
b)差分ボリューム24の使用率が30パーセント以上、70パーセント未満の場合→判定条件2で決定
c)差分ボリューム24の使用率が70パーセント以上の場合→ボリュームスナップショット
判定条件2:
d)要求したユーザのS差分スナップショット残数と要求回数の比が30パーセント未満の場合→差分スナップショット
e)要求したユーザのS差分スナップショット残数と要求回数の比が30パーセント以上の場合→ボリュームスナップショット
以上のポリシーによりユーザからのスナップショット作成要求に対し、差分ボリューム24の使用率と、要求したユーザのスナップショットの残数と要求回数の比に応じて差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれかが決定される。なお、差分ボリューム24の使用率は、ファイルシステム53に含まれる機能から取得すればよい。
なお、上記ポリシー情報62、要求ログ60、差分使用ログ61は、ディスク装置31〜32のうち任意のディスク装置に格納される。
次に、図7のフローチャートを参照しながらスナップショット要求受付処理部511で行われるスナップショットの作成要求処理について説明する。このフローチャートは、クライアントコンピュータ7、8からスナップショットの作成要求があったときに実行されるものである。
まず、S1では、スナップショットの作成要求を行ったユーザのアカウントIDとファイルシステム名を読み込み、さらにポリシー情報62から判定条件1、2を読み込む。
S2では、上記S1で読み込んだアカウントIDとファイルシステム名をキーとして、差分使用ログ61を検索し、該当するアカウントID及びファイルシステム名の差分スナップショットの使用状況(残数と要求回数)を読み込む。そして、該当ユーザのファイルシステム名に対する差分スナップの残数と作成要求回数の比(残数/要求回数)を求める。
S3では、差分ボリューム24の全容量のうち、現在差分スナップショットが占有している容量の比率を取得する。
S4では、上記S1で読み込んだポリシー情報62の判定条件1と比較を行い、上記判定条件1のa)またはc)に合致した場合には、S5に進み、そうでない場合にはS8に進んで判定条件2との比較を行う。
S5では、判定条件1のa)に合致した場合には、S6へ進んで差分スナップショット部54にPボリューム23の更新差分を差分ボリューム24へ書き込むように指令し、判定条件1のc)に合致した場合には、S7へ進んでボリュームスナップショット部26にPボリューム23とSボリューム25を同期させるように指令する。
S8では、上記判定条件2のd)、e)のいずれに合致するかを判定し、d)と合致する場合には、S8に進んで差分スナップショット部54にPボリューム23の更新差分を差分ボリューム24へ書き込むように指令し、判定条件2のe)に合致した場合には、S7へ進んでボリュームスナップショット部26にPボリューム23の内容をSボリューム25へ更新差分を差分ボリューム24へ書き込むように指令する。
そして、S6またはS7でスナップショットの作成を指令した後、S9では上記図5で示したように、現在の日時、アカウントID、ファイルシステム名、処理区分、今回の処理で決定した処理方式を要求ログ60に書き込む。
上記スナップショットの作成要求受付処理により、ユーザからスナップショットの作成要求があった時点の差分ボリューム24の使用率が、予め設定した第1のしきい値(ここでは30%)未満の場合では、差分スナップショットの作成を許可する一方、差分ボリューム24の使用率が、予め設定した第2のしきい値(ここでは70%)未満の場合では、差分スナップショットを禁止してボリュームスナップショットとする。
したがって、差分ボリューム24の使用率が高い(第2のしきい値を超えている)場合には、全てのユーザがボリュームスナップショットにスナップショットを作成することになって、差分ボリューム24が差分スナップショットで溢れるのを防止することができる。
そして、差分ボリューム24の使用率が少ない(第1のしきい値未満)場合では、全てのユーザが差分スナップショットにより、過去のデータを残した状態で、新たなデータをPボリューム23に更新することができる。
さらに、差分ボリューム24の使用率が第1のしきい値以上かつ第2のしきい値未満の場合では、判定条件2により、差分使用ログ61に記録された各ユーザのファイルシステム名毎の使用履歴に基づいて、差分スナップショットを用いるかボリュームスナップショットを用いるかが決定される。
すなわち、要求したユーザのアカウントIDとファイルシステム名から差分使用ログ61を検索し、差分スナップショットの残数とスナップショットの作成要求回数の比が、予め設定した第3のしきい値未満であれば、差分スナップショットの使用を許可する許可する一方、差分スナップショットの残数とスナップショットの作成要求回数の比が、予め設定した第3のしきい値以上の場合には差分スナップショットの使用を禁止して、ボリュームスナップショットに決定する。
したがって、差分ボリューム24の使用率が中間(第1のしきい値以上かつ第2のしきい値未満)の場合は、差分スナップショットの残数の比率(残数/要求回数)が低い(第3のしきい値未満)ユーザに対して差分スナップショットの使用を許可する一方、差分スナップショットの残数の比率が高い(第3のしきい値以上)ユーザに対しては差分スナップショットの使用を禁止してボリュームスナップショットとする。
すなわち、頻繁に差分スナップショットの削除を行って、こまめにメンテナンスを行うユーザ対しては、差分ボリューム24の使用率が第2のしきい値未満であれば、いつでも差分スナップショットの使用を許可する。これに対して、差分スナップショットを作成したものの、削除をあまり行わないユーザに対しては、差分スナップショットの使用を制限することができる。
このように、差分ボリューム24の使用率が第2のしきい値未満の場合では、クライアントコンピュータ7、8からスナップショットの作成要求を行ったユーザの差分スナップショットのメンテナンスの実績に応じて、差分スナップショットの使用許可を与えることにより、差分スナップショットのメンテナンスに余り関心のないユーザに対しては差分スナップショットの使用を禁止してボリュームスナップショットのみを許可することで、差分ボリューム24の使用率が不要に増大するのを防ぎ、差分ボリュームの消費を抑制することができる。
なお、スナップショットの削除要求については、図示はしないが、スナップショット要求受付処理部511が以下の処理を行う。
削除要求を行ったユーザのアカウントIDとファイルシステム名から、差分ボリューム24内で該当する差分スナップショットを削除する。次に、上記図5の要求ログ60に要求日時、アカウントIDとファイルシステム、「削除」、「差分」を書き込んで終了する。
次に、上記S2で使用される差分使用ログ61の作成について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。図8のフローチャートは、差分スナップショット使用状況取得部512で上記所定のタイミングでバッチ処理などにより実行されるものである。
S11では、まず、図6に示した差分使用ログ61を読み込む。S12では、読み込んだ差分使用ログ61を、図9に示す集計テーブルに展開する。なお、この集計テーブルは、メモリ12上で展開されるもので、行方向にアカウントID711、ファイルシステム名712、差分スナップショット残数、スナップショットの作成要求回数が設定され、列方向にアカウントIDとファイルシステム名に対応した数の列が作成される。例えば、インデックスi=n−1のアカウントID=user001には、ファイルシステム名712にfs1が設定され、このユーザuser001のファイルシステムfs1に関する差分スナップショット残数が5で、スナップショットの作成要求回数が10であることが格納されている。
次に、S13では、要求ログ60を先頭から1レコードずつ読み込んで以下の処理を行う。
S14では、要求ログ60の終端(End Of File)に達したか否かを判定し、終端でなければS15に進み、終端に達したらS24に進む。
S15では、読み込んだ要求ログ60から、アカウントIDとファイルシステム名、処理区分及び処理方式を抽出する。
そして、S16では、アカウントIDとファイルシステム名をキーとして、図9に示した集計テーブルを検索する。
S17では、検索の結果、該当するアカウントIDとファイルシステム名があればS18に進む一方、該当するデータがない場合にはS22へ進む。
S18では、処理区分が「作成」で、かつ、処理方式が「差分」であるか否かを判定し、この条件に一致する場合にはS19に進んで、集計テーブルのSS残数と作成要求回数にそれぞれ1を加算し、集計テーブルを更新する。
S18の条件に一致しない場合には、S20に進んで、処理区分が「削除」で、かつ、処理方式が「差分」であるか否かを判定し、この条件に一致する場合にはS21に進んで、集計テーブルのSS残数から1を減算し、集計テーブルを更新する。なお、S20の条件に一致しない場合にはS13に戻る。
一方、S17の判定で、該当するデータがない場合にはS22へ進み、処理区分が「作成」で、かつ、処理方式が「差分」であるか否かを判定し、この条件に一致する場合にはS23に進んで、集計テーブルの未使用の格納位置にアカウントIDとファイルシステム名及びSS残数と作成要求回数を1として集計テーブルを更新する。なお、この条件に一致しない場合には、S13に戻る。
上記S13からS19、S21、S23を繰り返して実行し、要求ログ60の終端に達するとS24に進み、更新された集計テーブルを差分使用ログ61に書き戻す。
このように、差分スナップショット使用状況取得部512は、定期的に要求ログ60を読み込んで、差分スナップショットの作成あるいは削除したことを、ユーザのアカウントIDとファイルシステム名の組み合わせを単位として管理し、差分スナップショットの増減と要求回数の集計を行う。
そして、上記図8で更新された差分使用ログ61をスナップショット要求受付処理部511が参照することで、ユーザとファイルシステム毎の差分スナップショットのメンテナンス状況を正確に把握することができる。
なお、上記実施形態においては、差分ボリューム24上のスナップショットの残数と、スナップショットの作成要求回数に応じて、ユーザとファイルシステム毎の差分スナップショットのメンテナンス状況を取得したが、スナップショットの作成要求をサービスの受付、スナップショットの削除をサービスの完了として、削除が行われていないサービスを保持する待ち行列をユーザとファイルシステム毎に設け、この待ち行列の大きさに応じて差分スナップショットの使用許可の判定を行っても良い。この場合、上記図8のフローチャートにおいて、残数を待ち行列に読み替えて、S19、S23では待ち行列にサービスを一つ追加し、S20で待ち行列からサービスを一つ削除するようにすればよい。
そして、差分スナップショットの使用率が第1のしきい値以上、第3のしきい値未満のときには、待ち行列の数が予め設定した第4のしきい値未満のときには差分スナップショットを適用し、待ち行列の数が第4のしきい値以上のときにはボリュームスナップショットを適用すればよい。
図10は第2の実施形態を示し、前記第1の実施形態のNAS1に代わって、SAN(Storage Area Network)に本発明を適用した例を示す。
FC(Fiber Chanel)等で構成されSAN6aには、複数のディスク装置を備えたストレージ装置3、ストレージ装置3にデータの参照または更新を要求し、スナップショットの作成または削除を行う運用ホストコンピュータ2と、ストレージ装置3のデータをバックアップするバックアップ装置5がそれぞれ接続される。さらにSAN6aに接続された管理ホストコンピュータ4は、ストレージ装置3にPボリューム23、差分ボリューム24、Sボリューム25等の記憶領域を設定し、運用ホストコンピュータ2にこれらの記憶領域を割り当てる。
運用ホストコンピュータ2には、OS55’上でストレージ装置3のPボリューム23に対して参照・更新を行う業務アプリケーション500と、差分スナップショットとボリュームスナップショット(ボリュームコピー)を選択的に切り替えるスナップショット取得制御部51と、Pボリューム23の複製をSボリューム25に作成する指令を発行するボリュームスナップショット要求部52と、業務アプリケーション500からのファイルアクセスに基づいてPボリューム23のアクセスを行うファイルシステム53、Pボリューム23の更新差分を差分ボリューム24に生成する差分スナップショット部54が実行される。
また、ストレージ装置3には、Pボリューム23の内容をSボリューム25へ選択的に複写するボリュームスナップショット部26が機能している。
上記スナップショット取得制御部51、ナップショット要求部52、ファイルシステム53、差分スナップショット部54、ボリュームスナップショット部26は前記第1実施形態と同様に構成され、ストレージ装置3等に格納した要求ログ60、差分使用ログ61に基づいて、ユーザとファイルシステム毎に差分スナップショットのメンテナンス状況を取得して、差分スナップショットの使用可否を判定し、差分スナップショットまたはボリュームスナップショットを選択的に切り換えてスナップショットを作成する。
また、バックアップ装置5は、所定のタイミングでボリュームスナップショットを保存したSボリューム25の内容を、バックアップする。
上記SANに適用した場合も、前記第1実施形態と同様に、差分ボリューム24の使用率が第2のしきい値未満のときには、ユーザとファイルシステム毎の差分スナップショットのメンテナンス状況に基づいて差分スナップショットの使用を選択的に許可することで、差分ボリューム24のスナップショットが溢れるのを防ぎながら、ボリュームスナップショットによるスナップショットでデータの複製を保存することができる。
システムの全体的な構成を示すブロック図。 NASのコントローラで実行されるソフトウェア構成を示すブロック図。 スナップショット取得制御部のソフトウェア構成を示すブロック図。 スナップショット要求受付処理部が読み込むデータの一覧を示す説明図。 要求ログの一例を示す説明図。 差分使用ログの一例を示す説明図。 スナップショット要求受付処理部で行われる処理の一例を示すフローチャート。 差分スナップショット使用状況取得部で行われる差分スナップショットの使用状況取得処理の一例を示すフローチャート。 差分スナップショット使用状況取得部で作成される集計テーブルの一例を示す説明図。 第2の実施形態を示し、SANを用いたシステムの全体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1 NAS
6 ネットワーク
7 NFSクライアントコンピュータ
8 CIFSクライアントコンピュータ
10 コントローラ
23 Pボリューム
24 差分ボリューム
31〜33 ディスク装置
25 Sボリューム
50 NFS/CIFSファイルサーバ
51 スナップショット取得制御部
52 ボリュームスナップショット要求部
54 差分スナップショット部

Claims (9)

  1. 格納したデータの参照または更新を行う第1のボリュームと、前記第1のボリュームの更新差分を格納する第2のボリュームと、前記第1のボリュームの複製を格納する第3のボリュームを備えて、クライアントコンピュータからの要求に基づいて前記第1のボリュームのスナップショットを作成するスナップショットの作成方法であって、
    前記クライアントコンピュータからのスナップショット作成要求を受け付ける手順と、
    前記スナップショット作成要求があったときの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用率を取得する手順と、
    前記スナップショット作成要求を行ったユーザを予め設定したアカウントに基づいて特定する手順と、
    前記ユーザの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用履歴を取得する手順と、
    前記使用率と前記使用履歴に基づいて、第1のボリュームの更新差分を第2のボリュームに書き込む差分スナップショットと、前記第3のボリュームを第1のボリュームに同期させるボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する手順と、
    前記選択した差分スナップショットまたはボリュームスナップショットのいずれか一方を実行する手順と、を含み、
    前記ユーザの更新差分の使用履歴を取得する手順は、
    前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求める手順を含み、
    前記差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する手順は、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値未満のときに、前記使用履歴にかかわらず差分スナップショットを選択し、前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第2のしきい値以上のときには、前記使用履歴にかかわらずボリュームスナップショットを選択し、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、前記第2のしきい値未満のときには、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が予め設定した第3のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が、第3のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択することを特徴とするスナップショットの作成方法。
  2. 前記ユーザの更新差分の使用履歴を取得する手順は、
    前記ユーザが要求したスナップショットの作成要求数と、前記ユーザが要求した更新差分の削除数と、これら作成要求数と削除要求数の差に基づいて、前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得する手順を含み、
    前記差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する手順は、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、前記第2のしきい値未満のときに、前記待ち行列の数が予め設定した第4のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記待ち行列の数が、第4のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択することを特徴とする請求項1に記載のスナップショットの作成方法。
  3. 前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求める手順は、
    前記ユーザがファイルシステム毎に作成した更新差分の数と、記ユーザがファイルシステム毎にスナップショットの作成要求を行った回数との比であることを特徴とする請求項1に記載のスナップショットの作成方法。
  4. 前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得する手順は、
    前記ユーザがファイルシステム毎に要求したスナップショットの作成要求数と、前記ユーザがファイルシステム毎に要求した削除要求数と、これら作成用球数と削除要求数の差に基づいて、前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得することを特徴とする請求項2に記載のスナップショットの作成方法。
  5. 格納したデータの参照または更新を行う第1のボリュームと、前記第1のボリュームの更新差分を格納する第2のボリュームと、前記第1のボリュームの複製を格納する第3のボリュームを備えて、クライアントコンピュータからの要求に基づいて前記第1のボリュームのスナップショットを作成するプログラムであって、
    前記クライアントコンピュータからのスナップショット作成要求を受け付ける処理と、
    前記スナップショット作成要求があったときの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用率を取得する処理と、
    前記スナップショット作成要求を行ったユーザをアカウントに基づいて特定する処理と、
    前記ユーザの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用履歴を取得する処理と、
    前記使用率と前記使用履歴に基づいて、第1のボリュームの更新差分を第2のボリュームに書き込む差分スナップショットと、前記第3のボリュームを第1のボリュームに同期させるボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する処理と、
    前記選択した差分スナップショットまたはボリュームスナップショットのいずれか一方を実行する処理と、をコンピュータに機能させ、
    前記ユーザの更新差分の使用履歴を取得する処理は、
    前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求める処理を含み、
    前記差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する処理は、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値未満のときに、前記使用履歴にかかわらず差分スナップショットを選択し、前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第2のしきい値以上のときには、前記使用履歴にかかわらずボリュームスナップショットを選択し、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、前記第2のしきい値未満のときには、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が予め設定した第3のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が、第3のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択することを特徴とするプログラム。
  6. 前記ユーザの更新差分の使用履歴を取得する処理は、
    前記ユーザが要求したスナップショットの作成要求数と、前記ユーザが要求した更新差分の削除数と、これら作成要求数と削除要求数の差に基づいて、前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得する処理を含み、
    前記差分スナップショットとボリュームスナップショットのいずれか一方を選択する処理は、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、前記第2のしきい値未満のときに、前記待ち行列の数が予め設定した第4のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記待ち行列の数が、第4のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求める処理は、
    前記ユーザがファイルシステム毎に作成した更新差分の数と、記ユーザがファイルシステム毎にスナップショットの作成要求を行った回数との比であることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  8. 前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得する処理は、
    前記ユーザがファイルシステム毎に要求したスナップショットの作成要求数と、前記ユーザがファイルシステム毎に要求した削除要求数と、これら作成用球数と削除要求数の差に基づいて、前記第2のボリュームで使用している更新差分の数を待ち行列の数として取得することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  9. 複数のボリュームを備えたストレージ装置と、
    クライアントコンピュータからの要求に応じて前記ストレージ装置を制御する制御部と、を備えたストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置には、格納したデータの参照または更新を行う第1のボリュームと、前記第1のボリュームの更新差分を格納する第2のボリュームと、前記第1のボリュームの複製を格納する第3のボリュームを備え、
    前記クライアントコンピュータからの参照要求または更新要求に応じて、前記第1のボリュームにアクセスを行うアクセス制御部と、
    ネットワークを介して接続されたクライアントコンピュータからスナップショットの作成要求を受け付けるスナップショット要求受付部と、
    前記第1のボリュームの更新差分を第2のボリュームに書き込む差分スナップショットを実行する差分スナップショット実行部と、
    前記第3のボリュームを第1のボリュームに同期させるボリュームスナップショットを実行するボリュームスナップショット実行部と、
    前記スナップショット作成要求があったときの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用率を取得する使用率取得部と、
    前記スナップショット作成要求を行ったユーザの前記第2のボリュームにおける更新差分の使用履歴を取得する使用履歴取得部と、
    前記スナップショット作成要求があったときには、前記使用率取得部の使用率と、使用履歴取得部の使用履歴に基づいて、前記差分スナップショット実行部とボリュームスナップショット実行部のいずれか一方を選択し、スナップショットの作成要求を指令するスナップショット実行部と、を備え、
    前記使用履歴取得部は、
    前記第2のボリューム上に残っている前記ユーザが作成した更新差分の数と、前記ユーザがスナップショットの作成要求を行った回数との比を求め、
    前記スナップショット実行部は、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値未満のときに、前記使用履歴にかかわらず差分スナップショットを選択し、前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第2のしきい値以上のときには、前記使用履歴にかかわらずボリュームスナップショットを選択し、
    前記第2のボリュームの更新差分の使用率が予め設定した第1のしきい値以上、かつ、前記第2のしきい値未満のときには、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が予め設定した第3のしきい値未満のときには、差分スナップショットを選択する一方、前記更新差分の数と作成要求を行った回数との比が、第3のしきい値以上のときには、ボリュームスナップショットを選択することを特徴とするストレージシステム。
JP2004248215A 2004-08-27 2004-08-27 スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム Expired - Fee Related JP4545529B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004248215A JP4545529B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム
US10/979,186 US7181583B2 (en) 2004-08-27 2004-11-03 Method and program for creating a snapshot, and storage system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004248215A JP4545529B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006065622A JP2006065622A (ja) 2006-03-09
JP4545529B2 true JP4545529B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=35944832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004248215A Expired - Fee Related JP4545529B2 (ja) 2004-08-27 2004-08-27 スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7181583B2 (ja)
JP (1) JP4545529B2 (ja)

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7343459B2 (en) 2004-04-30 2008-03-11 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for detecting & mitigating storage risks
US8266406B2 (en) 2004-04-30 2012-09-11 Commvault Systems, Inc. System and method for allocation of organizational resources
JP4550541B2 (ja) 2004-10-06 2010-09-22 株式会社日立製作所 ストレージシステム
JP4583150B2 (ja) * 2004-12-06 2010-11-17 株式会社日立製作所 ストレージシステム、及びストレージシステムにおけるスナップショットデータ作成方法
US7784098B1 (en) * 2005-07-14 2010-08-24 Trend Micro, Inc. Snapshot and restore technique for computer system recovery
US8161548B1 (en) 2005-08-15 2012-04-17 Trend Micro, Inc. Malware detection using pattern classification
US7779472B1 (en) 2005-10-11 2010-08-17 Trend Micro, Inc. Application behavior based malware detection
EP1949010B1 (en) * 2005-10-27 2017-08-23 LG Electronics Inc. Refrigerator
US7651593B2 (en) 2005-12-19 2010-01-26 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing data replication
US20110010518A1 (en) 2005-12-19 2011-01-13 Srinivas Kavuri Systems and Methods for Migrating Components in a Hierarchical Storage Network
US7606844B2 (en) 2005-12-19 2009-10-20 Commvault Systems, Inc. System and method for performing replication copy storage operations
US8572330B2 (en) 2005-12-19 2013-10-29 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for granular resource management in a storage network
US8661216B2 (en) * 2005-12-19 2014-02-25 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for migrating components in a hierarchical storage network
CA2632935C (en) 2005-12-19 2014-02-04 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing data replication
JP4920979B2 (ja) * 2006-01-25 2012-04-18 株式会社日立製作所 ストレージ装置及びその制御方法
US7840958B1 (en) 2006-02-17 2010-11-23 Trend Micro, Inc. Preventing spyware installation
US8726242B2 (en) 2006-07-27 2014-05-13 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for continuous data replication
JP5031341B2 (ja) * 2006-11-30 2012-09-19 株式会社日立製作所 記憶システム及びデータ管理方法
US20080147878A1 (en) * 2006-12-15 2008-06-19 Rajiv Kottomtharayil System and methods for granular resource management in a storage network
US8489830B2 (en) 2007-03-30 2013-07-16 Symantec Corporation Implementing read/write, multi-versioned file system on top of backup data
US7930499B2 (en) * 2007-08-15 2011-04-19 Digi-Data Corporation Method to accelerate block level snapshots in archiving storage systems
JP4990066B2 (ja) 2007-08-21 2012-08-01 株式会社日立製作所 論理ボリュームのペアを利用したデータ保存の方式を変更する機能を備えたストレージシステム
US8209410B2 (en) * 2007-08-23 2012-06-26 Ubs Ag System and method for storage management
US7991972B2 (en) * 2007-12-06 2011-08-02 International Business Machines Corporation Determining whether to use a full volume or repository for a logical copy backup space
CN101241456B (zh) * 2008-02-28 2011-07-06 成都市华为赛门铁克科技有限公司 一种数据保护方法和装置
CN100570575C (zh) * 2008-04-18 2009-12-16 成都市华为赛门铁克科技有限公司 一种数据备份的方法和装置
CN101359301A (zh) * 2008-08-19 2009-02-04 成都市华为赛门铁克科技有限公司 一种自动快照的方法及设备
US8204859B2 (en) 2008-12-10 2012-06-19 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for managing replicated database data
US9495382B2 (en) 2008-12-10 2016-11-15 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing discrete data replication
US8108575B2 (en) 2009-02-03 2012-01-31 International Business Machines Corporation Methods of multi-server application synchronization without stopping I/O
US8307154B2 (en) * 2009-03-03 2012-11-06 Kove Corporation System and method for performing rapid data snapshots
US8751523B2 (en) * 2009-06-05 2014-06-10 Apple Inc. Snapshot based search
US20110196825A1 (en) * 2009-09-29 2011-08-11 Hitachi, Ltd. Storage system and data duplication method in the same
US8504517B2 (en) 2010-03-29 2013-08-06 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for selective data replication
US8504515B2 (en) 2010-03-30 2013-08-06 Commvault Systems, Inc. Stubbing systems and methods in a data replication environment
US8725698B2 (en) 2010-03-30 2014-05-13 Commvault Systems, Inc. Stub file prioritization in a data replication system
US8788770B2 (en) * 2010-05-25 2014-07-22 International Business Machines Corporation Multiple cascaded backup process
US8572038B2 (en) 2010-05-28 2013-10-29 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing data replication
US9747300B2 (en) 2011-06-15 2017-08-29 Amazon Technologies, Inc. Local networked storage linked to remote networked storage system
JP5092046B1 (ja) * 2011-07-29 2012-12-05 株式会社東芝 情報処理装置およびプログラム
US10379988B2 (en) 2012-12-21 2019-08-13 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performance monitoring
US10275320B2 (en) 2015-06-26 2019-04-30 Commvault Systems, Inc. Incrementally accumulating in-process performance data and hierarchical reporting thereof for a data stream in a secondary copy operation
US10176036B2 (en) 2015-10-29 2019-01-08 Commvault Systems, Inc. Monitoring, diagnosing, and repairing a management database in a data storage management system
US10754844B1 (en) * 2017-09-27 2020-08-25 Amazon Technologies, Inc. Efficient database snapshot generation
US11182372B1 (en) * 2017-11-08 2021-11-23 Amazon Technologies, Inc. Tracking database partition change log dependencies
US10831591B2 (en) 2018-01-11 2020-11-10 Commvault Systems, Inc. Remedial action based on maintaining process awareness in data storage management
US10691551B2 (en) * 2018-07-24 2020-06-23 EMC IP Holding Company LLC Storage system with snapshot generation control utilizing monitored differentials of respective storage volumes
US11599423B1 (en) * 2018-09-04 2023-03-07 EMC IP Holding Company LLC Managing backup copies in a right-to-delete personal data environment
US20200192572A1 (en) 2018-12-14 2020-06-18 Commvault Systems, Inc. Disk usage growth prediction system
US11042318B2 (en) 2019-07-29 2021-06-22 Commvault Systems, Inc. Block-level data replication
US11809285B2 (en) 2022-02-09 2023-11-07 Commvault Systems, Inc. Protecting a management database of a data storage management system to meet a recovery point objective (RPO)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594353A (ja) * 1991-10-02 1993-04-16 Hokkaido Nippon Denki Software Kk データベース管理方式
JPH0784728A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Fujitsu Ltd データ処理システムのバックアップ制御装置及び方法
JP2003280964A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Hitachi Ltd スナップショット取得方法、ストレージシステム及びディスク装置
JP2005250676A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Hitachi Ltd ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4078039B2 (ja) 2001-03-21 2008-04-23 株式会社東芝 スナップショットイメージの世代管理方法及び世代管理装置
EP1579331A4 (en) * 2002-10-07 2007-05-23 Commvault Systems Inc SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING SAVED DATA
US20060047926A1 (en) * 2004-08-25 2006-03-02 Zheng Calvin G Managing multiple snapshot copies of data

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0594353A (ja) * 1991-10-02 1993-04-16 Hokkaido Nippon Denki Software Kk データベース管理方式
JPH0784728A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Fujitsu Ltd データ処理システムのバックアップ制御装置及び方法
JP2003280964A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Hitachi Ltd スナップショット取得方法、ストレージシステム及びディスク装置
JP2005250676A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Hitachi Ltd ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7181583B2 (en) 2007-02-20
JP2006065622A (ja) 2006-03-09
US20060047931A1 (en) 2006-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4545529B2 (ja) スナップショットの作成方法及びプログラム並びにストレージシステム
US20200228598A1 (en) Data transfer techniques within data storage devices, such as network attached storage performing data migration
US8209498B2 (en) Method and system for transferring duplicate files in hierarchical storage management system
JP5586892B2 (ja) 階層化ストレージシステム及び階層化ストレージシステムにおけるファイルのコピー制御方法
US8364645B2 (en) Data management system and data management method
US7882067B2 (en) Snapshot management device and snapshot management method
US8171246B2 (en) Ranking and prioritizing point in time snapshots
JP4977565B2 (ja) アクセス制御リストを用いてファイルへのアクセスを制御するアクセスコントローラ
US10459882B2 (en) Image level copy or restore, such as image level restore without knowledge of data object metadata
JP4993913B2 (ja) 記憶制御装置及びそのデータ管理方法
US7266718B2 (en) Computer system for recovering data based on priority of the data
US20130212070A1 (en) Management apparatus and management method for hierarchical storage system
WO2013061388A1 (ja) 情報処理システム、及び、それを用いたファイル復元方法
US20080148105A1 (en) Method, computer system and management computer for managing performance of a storage network
JP2008527494A (ja) バックアップ情報管理
US9760457B2 (en) System, method and computer program product for recovering stub files
JP2007241486A (ja) 記憶装置システム
JP2010020441A (ja) 計算機システム、構成管理方法及び管理計算機
US8914336B2 (en) Storage device and data storage control method
US8392568B2 (en) Computer system and method of managing single name space

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees