JP4421930B2 - 車載情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、道路交通情報を道路地図上に表示するナビゲーション装置などの車載情報端末に関する。
駐車場の空き状況を示す駐車場マークを道路地図上の各駐車場の位置に表示するなど、各種表示マークを用いて様々な道路交通情報の内容を画像表示し、ユーザに提供するナビゲーション装置が従来から知られている。しかし、たとえば駐車場の密集地域など、表示すべき道路交通情報の内容が集中している地域においては、表示マークが重なってしまうため画面が見づらくなる場合がある。そこで、表示マークが重なり合うときには優先度の高い情報の表示マークのみを表示することにより、画面の視認性を損なわないようにしたナビゲーション装置がある(特許文献1)。
特開2002−107155号公報
特許文献1に開示されるナビゲーション装置では、重なり合う表示マークのうち優先度の低い情報の表示マークは表示されないため、本来の道路交通情報の内容をユーザに提供できないという問題がある。したがって、道路交通情報の内容が集中している地域においても、視認性を損なわずに本来の道路交通情報の内容をユーザに提供できる道路交通情報の表示方法が求められている。
請求項1の発明による車載情報端末は、道路交通情報を取得する道路交通情報取得手段と、表示モニタに道路地図を表示する道路地図表示手段と、道路交通情報取得手段により取得された道路交通情報に基づいて、その道路交通情報の内容の各々を道路地図上に別々に表すための各種のマークを表示モニタに表示するマーク表示手段と、マーク表示手段により複数のマークが重なり合って表示されるとき、その複数のマークに置き換えて、その複数のマークを統合して道路地図上に表すための統合マークを、その複数のマークの種類ごとの合計数の比率に応じた表示形態で、表示モニタに表示する統合マーク表示手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1の車載情報端末において、統合マーク表示手段により統合マークと置き換えられた複数のマークの合計数を、統合マークごとに表示モニタに表示するマーク数表示手段をさらに備えるものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の車載情報端末において、重なり合う複数の種類のマークに置き換えて表示する統合マークの表示形態は、マークの種類に応じて配色された複数の色分け部分を有し、各色分け部分が該統合マークの全体に対して占める面積の割合が、重なり合う複数の種類のマークの全体合計数に対するその種類ごとの合計数の比率とそれぞれ等しいものである。
請求項4の発明による車載情報端末は、表示モニタに道路地図を表示し、複数の駐車場についての駐車場マークを統合して道路地図上に表すための統合駐車場マークを、空き状況ごとの駐車場の合計数の比率に応じた表示形態で、表示モニタに表示するものである。
請求項5の発明は、請求項4の車載情報端末において、統合駐車場マークが表す駐車場の合計数を、統合駐車場マークごとに表示モニタに表示するものである。
本発明によれば、道路交通情報を取得し、その道路交通情報に基づいて各種のマークを道路地図上に表示するとともに、複数のマークが重なり合って表示されるときには、その複数のマークに置き換えて、その複数のマークを統合して道路地図上に表すための統合マークを、その複数のマークの種類ごとの合計数の比率に応じた表示形態で表示することとした。このようにしたので、道路交通情報の内容が集中している地域においても、視認性を損なわずに本来の道路交通情報の内容を提供することができる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置は車両に搭載されており、推奨経路を探索して道路地図を表示することにより自車両を目的地まで誘導すると共に、VICSセンターより送信されるVICS情報を受信して、そのVICS情報に含まれる駐車場情報などの各種道路交通情報の内容を道路地図上に表示するものである。図1に示すナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、VICS情報受信部18、およびディスクドライブ19を有している。ディスクドライブ19には、地図データが記録されたDVD−ROM20が装填される。
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行することにより、後で説明するような各種の処理や制御を行う。現在地検出装置14は、自車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、自車両の進行方位を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等からなる。ナビゲーション本体1は、この現在地検出装置14により検出される自車両の現在地に基づいて、後述する経路探索開始点を決定することができる。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、道路地図を表示するための道路地図描画用データや各種の図形データ等からなり、DVD−ROM20に記録されている地図データや、後で説明するVICS情報受信部18により受信したVICS情報に基づいて、制御回路11において作成される。制御回路11により作成された画像データが画像メモリ15に出力されることによって、表示モニタ16に道路地図が表示され、さらに、その道路地図上に様々な道路交通情報が表示される。
入力装置17は、車両の目的地や経由地(以下、これらを合わせて単に目的地という)をユーザが設定したりするための各種入力スイッチを有している。この入力装置17は、操作パネルやリモコンなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16に表示される画面指示に従って入力装置17を操作することにより、地名や地図上の位置などを指定して目的地を設定することができる。
VICS情報受信部18は、不図示のVICS情報センターからナビゲーション装置1に対して送信されるVICS情報を受信する。このVICS情報により、駐車場情報や渋滞情報、通行規制情報などの様々な道路交通情報がナビゲーション装置1に対して送信される。VICS情報受信部18において受信されたVICS情報は制御回路11に出力され、前述したように制御回路11において、道路地図上に道路交通情報の内容を画像表示するための画像データが作成される。このようにして、受信されたVICS情報に基づいて、各種の道路交通情報の内容がそれぞれ別々に表示モニタ16に画像表示される。なお、このときの具体的な表示内容については後で説明する。
VICS情報センターからナビゲーション装置1へのVICS情報の送信は、主に高速道路上に設置されている電波ビーコンや、主に一般道路上に設置されている光ビーコン、またはFM多重放送によって行われる。電波ビーコンや光ビーコンは、その設置地点付近を通過する車両に対して、電波あるいは光により局所的にVICS情報を送信するものである。これに対して、FM多重放送では比較的広い地域に対してVICS情報を送信することができる。
なお、上記のようにしてVICS情報センターからナビゲーション装置1に送信されるVICS情報では、現在地付近の一定地域、たとえば同一都道府県内の道路交通情報しか送信されない。そのため、全国の道路交通情報をVICSセンターから取得できる基地局を設け、携帯電話回線などを介して、その基地局からナビゲーション装置1に全国の道路交通情報を配信するようにしてもよい。
ディスクドライブ19は、装填されたDVD−ROM20より、道路地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、ルート探索に用いられる経路計算データや、交差点名称および道路名称など、推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる経路誘導データ、さらに道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、地図上の各種施設等(ランドマーク)など、道路以外の地図形状を表す背景データなども地図データに含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより、地図データを読み出すこととしてもよい。
ユーザが入力装置17を操作して目的地を設定すると、ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から目的地までのルート探索を行う。ルート探索の結果求められた推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して道路地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された道路地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより、自車両を誘導する。このように、道路地図を表示して推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。
ナビゲーション装置1はまた、VICS情報受信部18によりVICS情報を受信すると、そのVICS情報に基づいて前述したような様々な道路交通情報の内容を表示モニタ16に画像表示する。たとえば、駐車場の空き状況に応じて色分けした駐車場マークを道路地図上の各駐車場の位置に表示することにより、駐車場情報の内容を表示する。このときの色分け例としては、空き状況に余裕があるとき(空車)は青色、空きが少ないとき(混雑)はオレンジ色、空きがないとき(満車)は赤色で、各駐車場マークを表示する。また、渋滞情報や通行規制情報など他の道路交通情報の内容についても、その内容を表すための表示マークがそれぞれに画像表示される。このように、道路交通情報の内容の各々が、各種の表示マークを用いて道路地図上に別々に表される。
なお、VICSセンターより送信されるVICS情報にはレベル1〜レベル3の3段階のレベルがあり、VICS情報により送信された道路交通情報を表示したときの表示形態は、このレベルによって異なる。レベル1の場合、文字によって道路交通情報の内容が表示される。たとえば、渋滞地点名や渋滞距離、ある地点間の所要時間などを表現した文章が、レベル1のVICS情報によって表示される。レベル2の場合は、簡易図形(道路線形を簡易的な図形で表したもの)を用いて表現された道路交通情報の内容が表示される。たとえば、特定の道路の渋滞箇所を赤やオレンジ色などによって簡易図形上に表した画像が、レベル2のVICS情報によって表示される。
以上説明したように、レベル1とレベル2のVICS情報による道路交通情報は、道路地図とは組み合わされずに単独で表示される。一方、レベル3のVICS情報による道路交通情報は、前述した駐車場マークのように道路地図と組み合わされて表示される。このように、道路交通情報の内容を道路地図上に重ねて画像表示するときには、レベル3のVICS情報が用いられ、レベル1とレベル2のVICS情報は用いられない。
次に、道路地図上に駐車場マークを表示する具体的な方法について説明する。レベル3のVICS情報では、駐車場情報として各駐車場の位置情報と空き状況が送信される。この空き状況には、前述した空車、混雑または満車のいずれかが設定されている。こうした駐車場情報に基づいて、前述のように色分けされた駐車場マークを道路地図上の各駐車場の位置にそれぞれ表示することにより、駐車場情報の内容を道路地図上に分かりやすい表示形態で表示する。
しかし、上記のようにして駐車場マークを表示すると、駐車場が密集している地域などにおいては、多数の駐車場マークが重なり合ってしまうため画面が見づらくなる場合がある。図2は、そのときの画面の様子を図示したものである。この画面例では合計16個の駐車場マークが表示されており、一番上に表示されている駐車場マーク21と22の下には、他の駐車場マークが7個ずつ重なり合っている。
図2の画面例において、駐車場マーク21の色はたとえば青色であり、空車であることを表している。これと同じ色の駐車場マークは全て空車であり、駐車場マーク21を含めて合計8個ある。同様に、駐車場マーク23と同じ色、たとえばオレンジ色の駐車場マークは混雑であることを表しており、合計4個ある。また、駐車場マーク22と同じ色、たとえば赤色の駐車場マークは満車であることを表しており、合計4個ある。以下の説明では、これらの色分けされた駐車場マークのそれぞれを、空車マーク、混雑マークおよび満車マークともいう。なお、符号24のマークは自車位置を示す自車位置マークであり、太線で表されている符号25の道路は推奨経路を表している。
本発明では、図2のように駐車場マークが重なり合って表示されてしまう場合、駐車場マークを1つに統合して表示することで見やすい表示とする。図3は、その様子を示した図である。符号31と32に示す表示マークは、図2において重なり合っている複数の駐車場マークの各々によって表される駐車場情報の内容を1つに統合して表すための表示マークである。以下、このような表示マークを統合駐車場マークと称する。
統合駐車場マーク31は、図2の駐車場マーク21と、その下に重なっている7個の駐車場マークとを統合して表示したものである。これら統合される前の合計8個の駐車場マークの中には、駐車場マーク21を含めて空車マークが4個あり、また、混雑マークと満車マークがそれぞれ2個ずつある。同様に、統合駐車場マーク32は、図2の駐車場マーク22と、その下に重なっている7個の駐車場マークとを統合して表示したものであり、これら合計8個の駐車場マークは、空車マーク4個、混雑マーク2個、満車マーク2個からなっている。
統合駐車場マーク31は、符号311、312および313に示す各部分に色分けされている。色分け部分311、312および313には、図2の空車マーク、混雑マークおよび満車マークと同じ色、たとえば青色、オレンジ色、赤色がそれぞれ配色されている。このように配色することで、統合駐車場マーク31の各色分け部分が統合前の各駐車場マークの空き状況に対応するようにしている。すなわち、色分け部分311は空車マークに対応しており、色分け部分312は混雑マーク、色分け部分313は満車マークにそれぞれ対応している。なお、統合した駐車場マークに空き状況が不明であるものが含まれている場合には、これに対応する配色(たとえばグレー)の色分け部分を加えてもよい。
さらに、統合駐車場マーク31全体に対して色分け部分311、312および313がそれぞれ占める面積の割合は、図2で重なり合っている駐車場マークにおいて、その全体合計数に対するその空き状況ごとの合計数の比率と等しくなっている。各色分け部分の面積割合をこのようにすることで、統合駐車場マーク31の表示形態が統合前の空き状況の割合に対応するようにしている。すなわち、合計8個の駐車場マークを統合した統合駐車場マーク31の全体に対して、合計4個の空車マークに対応する色分け部分311が占める面積割合は、4/8=0.5である。同様に、統合駐車場マーク31の全体に対して、合計2個の混雑マークに対応する色分け部分312と、合計2個の満車マークに対応する色分け部分313とがそれぞれ占める面積割合は、いずれも2/8=0.25となっている。
また、統合駐車場マーク31の下には、符号33に示すように、統合前の駐車場マークの件数(合計数)が表示されている。以下の説明では、このような表示のことを件数表示という。この件数表示33によって、統合駐車場マーク31が何個の駐車場マークを統合したものであるかを分かるようにしている。さらに、上記で説明した色分け部分311、312および313によって、駐車場マークの合計数に対する空き状況ごとの割合が分かるようになっている。
統合駐車場マーク32についても、上記の統合駐車場マーク31と同様にして、色分け部分321、322および323の配色と面積割合が定められている。また、その統合前の駐車場マークの個数を表す件数表示34も表示されている。以上説明したように、図2の各駐車場マークに置き換えて図3の統合駐車場マーク31と32を表示し、さらに、その統合駐車場マークごとに件数表示33と34を表示する。これにより、重なり合う駐車場マークを1つにまとめて、駐車場情報の本来の内容を、その情報量を損なうことなく、見やすく表示することができる。
なお、統合駐車場マーク同士が重ならないようにするため、図2および3に示すように、統合駐車場マークが道路地図上に占める面積は、統合する前の重なり合う駐車場マークの全体が道路地図上に占めていた面積よりも小さくすることは言うまでもない。
以上説明したような統合駐車場マークや駐車場マークを道路地図上に表示して駐車場情報の内容をユーザに提供するときに、制御回路11において実行される処理のフローチャートを図4に示す。ステップS1では、DVD−ROM20に記録されている地図データに基づいて、所定範囲の道路地図を描画する。ステップS2では、ステップS1で描画した道路地図範囲についてのVICS情報(レベル3)を受信済みであるか否かを判定する。VICS情報を受信済みである場合は次のステップS3へ進む。一方、VICS情報を受信していない場合は図4の処理フローを終了する。この場合、表示モニタ16には道路地図のみが表示され、統合駐車場マークは表示されない。
ステップS3では、受信済みのVICS情報に含まれている駐車場情報を抽出する。この駐車場情報には、前述のように駐車場ごとの位置情報と空き状況が設定されている。ステップS4では、ステップS3でVICS情報から抽出した駐車場情報において、駐車場をいずれか1つ選択する。
ステップS5では、ステップS4で選択した駐車場について、駐車場マークを表示するといずれかの重なり判定範囲内に表示されるか否かを判定する。ここでいう重なり判定範囲とは、後で説明するステップS7を実行することにより設定されるものであり、最初にこのステップS5を実行するときにはまだ設定されていない。選択した駐車場の駐車場マークの表示位置がそのとき設定されている重なり判定範囲のいずれかと重なっている場合、すなわち、その駐車場マークを表示するといずれかの重なり判定範囲内に表示される場合には、ステップS6へ進む。
ステップS6では、ステップS5において駐車場マークと重なっていると判定された重なり判定範囲内の駐車場数をカウントアップする。このステップS6が各駐車場に対して実行されることにより、設定された重なり判定範囲ごとに、その中に含まれる駐車場マークの数だけ、駐車場数がカウントアップされる。なお、このときに後でステップS12において統合駐車場マークの各色分け部分の面積割合を決定するために、空き状況(空車、混雑または満車のいずれか)ごとの駐車場数についてもカウントしておく。ステップS6を実行した後はステップS9へ進む。
一方、ステップS5において、選択した駐車場の駐車場マークの表示位置がいずれの重なり判定範囲にも重なっていないと判定された場合は、ステップS5からステップS7へと進む。ステップS7では、ステップS4において選択した駐車場の位置に重なり判定範囲を設定する。この重なり判定範囲を用いて、前述のステップS5の判定が実行される。なお、ここで設定される重なり判定範囲の大きさは、駐車場マークや統合駐車場マークと少なくとも同じか、それらよりも大きいことが好ましい。
次のステップS8では、ステップS7で設定した重なり判定範囲内の駐車場数を1に設定する。この駐車場数は、前述したステップS6が実行されることによって1つずつカウントアップされる。ステップS7を実行した後は、ステップS9へ進む。
ステップS9では、それまでに実行したステップS4により全ての駐車場を選択したか否かを判定する。全ての駐車場を選択した場合は、次のステップS10へ進む。まだ選択していない駐車場がある場合はステップS4へ戻り、ステップS4において新たな駐車場を選択した後、その駐車場について上記に説明したような処理を実行する。
ステップS10では、それまでに実行したステップS7において設定された重なり判定範囲をいずれか1つ選択する。次のステップS11では、ステップS10で選択した重なり判定範囲内の駐車場数は2以上であるか否かを判定する。この駐車場数は、前述したようにその重なり判定に対してステップS6の処理が実行されることによって、1から順次カウントアップされる。選択した重なり判定範囲内の駐車場数が2以上である場合はステップS12へ進み、2以上でない場合、すなわち1の場合はステップS13へ進む。
ステップS12では、選択した重なり判定範囲内の駐車場数に応じて、統合駐車場マークと件数表示を表示する。このとき、空き状況ごとの駐車場数に応じて、前述したように統合駐車場マークの各色分け部分の面積割合を決定する。これにより、図3の統合駐車場マーク31と32、および件数表示33と34が、表示モニタ16において道路地図上に表示される。ステップS12を実行した後はステップS14へ進む。
一方ステップS13では、駐車場マークを表示する。これにより、駐車場マークが重なり合わないときには、統合駐車場マークでなく駐車場マークが表示モニタ16において道路地図上に表示される。ステップS13を実行した後はステップS14へ進む。
ステップS14では、それまでに実行したステップS10により全ての重なり判定範囲を選択したか否かを判定する。全ての重なり判定範囲を選択した場合は、図4の処理フローを終了する。しかし、まだ選択していない重なり判定範囲がある場合はステップS10へ戻り、ステップS10において新たな重なり判定範囲を選択した後、その重なり判定範囲について上記に説明したような処理を実行する。
以上説明したようにして、受信したVICS情報に基づいて統合駐車場マークと駐車場マークを道路地図上に表示することにより、本来の駐車場情報の内容を見やすくユーザに提供することができる。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)受信したVICS情報より駐車場情報を抽出し(ステップS3)、この駐車場情報に基づいて、表示モニタ16に表示された道路地図上に駐車場マークを表示する。複数の駐車場マークが重なり合って表示されるときは、その複数の駐車場マークに置き換えて、統合駐車場マークを道路地図上に表示する(ステップS12)こととした。このようにしたので、駐車場マークが重なって表示されてしまうような駐車場の密集地域においても、視認性を損なわずに、本来の駐車場情報の内容をユーザに提供することができる。
(2)統合駐車場マークに置き換えられた複数の駐車場マークの合計数を表す件数表示を統合駐車場マークごとに表示する(ステップS12)こととしたので、その統合駐車場マークが何個の駐車場マークを統合したものであるかが分かる。
(3)統合駐車場マークのそれぞれを、その統合駐車場マークが表す駐車場情報の内容における空き状況ごとの駐車場の合計数の比率に応じた表示形態で表示することとした。具体的には、統合駐車場マークの各色分け部分がその統合駐車場マークの全体に対して占める面積の割合を、統合前の重なり合っている駐車場マークの全体合計数に対する空き状況ごとの合計数の比率とそれぞれ等しくなるようにした。このようにしたので、統合駐車場マークの表示形態により、統合前における空き状況ごとの駐車場マークの割合が分かる。
なお、上記の実施の形態では、駐車場マークや統合駐車場マークを用いて駐車場情報の内容を表示する例について説明したが、本発明を他の道路交通情報について適用してもよい。たとえば、通行規制情報の内容を表示する通行規制マークに本発明を適用して、統合通行規制マークを表示することもできる。このとき、上記の実施の形態において空き状況ごとの駐車場数に応じて統合駐車場マークの各色分け部分の面積割合を変えたのと同様に、統合通行規制マークを色分けし、その各色分け部分の面積割合を通行規制の種類ごとの合計数に応じて変えることができる。さらに、駐車場情報と通行規制情報など、複数の道路交通情報の内容を統合するようにしてもよい。
また、統合駐車場マークを他の表示形態で表示するようにしてもよい。たとえば、図5に示す統合駐車場マーク41〜43では、影を付けることにより立体的に表示するとともに、統合した駐車場マークの件数に応じてその立体的表示の高さを変えている。図5の例では、10件ごとに立体的表示の高さを変化させている。すなわち、8個の駐車場マークを統合した統合駐車場マーク41よりも、12個の駐車場マークを統合した統合駐車場マーク42のほうが、影の部分が長く、立体的により高く見えるようになっている。また、24個の駐車場マークを統合した統合駐車場マーク43は、これらよりもさらに高く見えるような表示形態をしている。このようにすると、統合駐車場マークを見ただけで、統合した駐車場マークのおおよその個数が分かる。
あるいは、図6に示す統合駐車場マーク51のようにしてもよい。この統合駐車場マーク51は、色分け部分511、512および513に色分けされている。一番外側の色分け部分511は、統合した駐車場マークにおいて一番駐車場数の多い空き状況の種類(ここでは空車マーク)に対応しており、内側になるに従って、より駐車場数の少ない空き状況の種類(ここでは、混雑マーク、満車マークの順)に対応するようになっている。このようにすると、空き状況ごとの駐車場数の順序がより分かりやすくなる。なお、このときの各色分け部分の面積は一定であり、駐車場数によって変化することはない。
さらに、上記の実施の形態において、入力装置17の操作により統合駐車場マークが選択される等のユーザからの要求に応じて、駐車場マークが重なり合わないような地図縮尺まで自動的に拡大するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、VICS情報や基地局からの配信によって取得した道路交通情報の内容を表示する例を説明したが、他の方法で取得した道路交通情報の内容を表示するようにしてもよい。たとえば、地図データ中にあらかじめ記憶された駐車場の位置情報を地図データから取得し、この内容を道路交通情報として表示することもできる。さらに、様々な方法で取得した道路交通情報の内容を同時に表示するような場合にも、本発明を適用することができる。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置において、DVD−ROMなどの記憶メディアに記録された地図データに基づいて経路探索を行い、探索された推奨経路にしたがって自車両を案内する例について説明しているが、本発明はこの内容には限定されない。たとえば、携帯電話などによる無線通信を用いて、地図データを情報配信センターからダウンロードする通信ナビゲーション装置などにおいても、本発明を適用できる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 駐車場マークが重なり合っている様子を示す図である。 重なり合っている駐車場マークを統合して統合駐車場マークを表示した様子を示す図である。 統合駐車場マークや駐車場マークを道路地図上に表示するときに実行される処理のフローチャートである。 統合駐車場マークの他の表示形態として、立体的に表示した例を示す図である。 統合駐車場マークのさらに別の表示形態の例を示す図である。
符号の説明
1 ナビゲーション本体
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 VICS情報受信部
19 ディスクドライブ
20 DVD−ROM
21〜23 駐車場マーク
31,32 統合駐車場マーク
33,34 件数表示

Claims (5)

  1. 道路交通情報を取得する道路交通情報取得手段と、
    表示モニタに道路地図を表示する道路地図表示手段と、
    前記道路交通情報取得手段により取得された道路交通情報に基づいて、その道路交通情報の内容の各々を前記道路地図上に別々に表すための各種のマークを前記表示モニタに表示するマーク表示手段と、
    前記マーク表示手段により複数のマークが重なり合って表示されるとき、その複数のマークに置き換えて、その複数のマークを統合して前記道路地図上に表すための統合マークを、その複数のマークの種類ごとの合計数の比率に応じた表示形態で、前記表示モニタに表示する統合マーク表示手段とを備えることを特徴とする車載情報端末。
  2. 請求項1の車載情報端末において、
    前記統合マーク表示手段により前記統合マークと置き換えられた複数のマークの合計数を、前記統合マークごとに前記表示モニタに表示するマーク数表示手段をさらに備えることを特徴とする車載情報端末。
  3. 請求項1または2の車載情報端末において、
    前記重なり合う複数の種類のマークに置き換えて表示する統合マークの表示形態は、
    前記マークの種類に応じて配色された複数の色分け部分を有し、
    各色分け部分が該統合マークの全体に対して占める面積の割合が、前記重なり合う複数の種類のマークの全体合計数に対するその種類ごとの合計数の比率とそれぞれ等しいことを特徴とする車載情報端末。
  4. 表示モニタに道路地図を表示し、
    複数の駐車場についての駐車場マークを統合して前記道路地図上に表すための統合駐車場マークを、空き状況ごとの駐車場の合計数の比率に応じた表示形態で、前記表示モニタに表示することを特徴とする車載情報端末。
  5. 請求項4の車載情報端末において、
    前記統合駐車場マークが表す駐車場の合計数を、前記統合駐車場マークごとに前記表示モニタに表示することを特徴とする車載情報端末。
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