JP4233956B2 - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は携帯電話などの通信装置とその通信システムに係り、特に、GPSなどの測位手段によって得られた地理的位置の情報を所定の通報先に通報することが可能な通信装置とその通信システムに関するものである。
携帯電話の普及に伴って、警察や消防署などへの緊急通報も携帯電話から行われるケースが増えている。携帯電話は自由に持ち運ぶことが可能であり、固定電話のように発信者の位置が定まっていないため、これを用いて緊急通報を行う場合、通報者は通報先へ自分の位置を音声通話により伝えなければならない。しかしながら、緊急通報を行う通報者がけがなど非常事態に陥っていると、通報相手へ自らの位置をうまく伝えることができない可能性がある。そのため、携帯電話の位置をその通報先が自動的に把握できるような仕組みを設けることが要望されている。
特許文献1には、基地局と携帯電話との通信における電波の強度と各基地局の位置の情報とに基づいて、緊急通報を行った携帯電話の位置を自動的に特定することができる緊急通報システムについての技術が記載されている。
上記のシステムは、位置情報管理センターにおいて携帯電話の位置を特定するものであるが、その逆に、携帯電話から緊急通報先へ位置情報を伝える方法も提案されている。
例えば、建造物等に予め記された地理的位置を示す情報を通報者が入力し、DTMF(dial tone multi frequency)信号によって緊急通報先に伝送する方法が提案されている。
また、GPS(global positioning system)と称される人工衛星からの信号を利用した測位装置が、車載のナビゲーション装置を中心として広く普及しており、携帯電話への搭載が可能になりつつある。
そこで、GPS受信機を備えた携帯電話に緊急通報先から遠隔操作によって測位を開始させ、その測位結果を緊急通報先へ送出させることにより携帯電話の位置を特定する方法も提案されている。
特開2001−136563号公報
しかしながら、上述したように位置情報を通報者が手動で入力する方法では、位置情報の入力ミスを生じる可能性がある上に、携帯電話の操作もままならない程の非常事態の場合には、位置情報を緊急通報先へ伝送することができないという不利益がある。
また、緊急通報先から遠隔操作によってGPS受信機の測位を開始させる方法では、通報者が緊急通報先へ発信を開始してから遠隔操作により測位が開始されるまでの間に無駄な時間が存在する。一刻の猶予もない緊急時においては、こうした無駄な時間のために重大な事態を招いてしまう恐れがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の通報先へ自らの地理的位置をより早く知らせることができる通信装置とその通信システムを提供することにある。
本発明の第1の観点の通信装置は、自らの地理的位置の測位を行い、当該測位結果に応じた位置情報を出力する測位手段と、
所定の通報先との通話を開始させるときに、上記測位手段へ上記測位開始の指示を与え、当該指示に応じて上記測位手段より出力される上記位置情報を上記通報先へ送信させる制御手段と、
を有し、
上記制御手段は、上記測位手段における測位の途中で上記通報先との接続が切断された場合、上記測位手段における当該測位の完了時点から所定期間内に上記通報先との通話が開始されたならば、当該測位の結果として上記測位手段より出力される位置情報を上記通報先へ送信させる。
本発明の第2の観点の通信装置は、自らの地理的位置の測位を行い、当該測位結果に応じた位置情報を出力する測位手段と、所定の通報先との通話を開始させるときに、上記測位手段へ上記測位開始の指示を与え、当該指示に応じて上記測位手段より出力される上記位置情報を上記通報先へ送信させる制御手段と、を有し、上記制御手段は、上記測位手段における測位の途中で上記通報先との接続が切断された後、当該測位の途中で上記通報先との通話を再開させる場合、当該測位の結果として上記測位手段より出力される位置情報を上記通報先へ送信させる。
好適には、通話時の音声を入力するための音声入力手段を有し、上記制御手段は、上記位置情報を上記通報先へ送信させる期間において、上記音声入力手段から入力される音声信号の上記通報先への送信を停止させる。
好適には、通話信号の通信処理を行う第1の通信処理手段と、データ信号の通信処理を行う第2の通信処理手段とを有し、上記制御手段は、上記第1の通信処理手段において上記通報先との通話を実行させるとともに、当該通話と並行して、上記第2の通信処理手段から上記通報先へ上記位置情報を送信させる。
好適には、上記制御手段の指示に応じた情報を出力するユーザインターフェース手段を有し、上記制御手段は、上記位置情報が上記通報先へ送信される期間において、当該送信期間中であることを知らせる情報をユーザインターフェース手段から出力させる。
好適には、上記制御手段の指示に応じた情報を出力するユーザインターフェース手段を有し、上記制御手段は、上記測位手段における測位が完了した場合、当該測位の完了を知らせる情報を上記ユーザインターフェース手段から出力させ、当該情報の出力後、上記ユーザインターフェース手段において所定の入力操作が行われたならば、上記位置情報の上記通報先への送信を実行させる。
本発明によれば、所定の通報先へ自らの地理的位置をより早く知らせることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に例示する通信システムは、携帯電話網を利用して無線通信を行う通信装置100と、この携帯電話網に公衆電話交換網を介して接続され、警察や消防署、警備会社などへの緊急通報を受信する通信装置200とを有する。
図2は、本発明の実施形態に係る通信装置100の外観の一例を図解した図である。
通信装置100の本体1は丸みを帯びた長方形の板状の形態を有しており、当該長方形の隅の部分には、当該長方形の長手方向に向かって平行に伸びる筒状のアンテナ7が設けられている。
また、本体1の正面部には、表示部2の矩形の画像表示用パネルが、当該長方形の中央からアンテナ7寄りの位置に設けられている。正面部の残りの面には、この画像表示用パネルに隣接して、キー操作部3の15個の押しボタンスイッチが3×15のマトリクス状に整列して配置されている。
更に、正面部のアンテナ7側の縁に隣接して、スピーカ7からの音を出力するための穴が空けられており、その反対側の縁に隣接する部分には、マイク5へ音を入力するための穴が空けられている。
このほか図2には、本体1の内側に内蔵されているGPS測位部4が点線で図示されている。
図3は、本発明の実施形態に係る通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図3に例示する通信装置100は、表示部2と、キー操作部3と、GPS測位部4と、マイク5と、スピーカ6と、アンテナ7と、GPS制御部8と、音声処理部9と、通信処理部10と、制御部11とを有する。
なお、GPS測位部8は、本発明の測位手段の一実施形態である。
制御部11およびGPS制御部8を含むユニットは、本発明の制御手段の一実施形態である。
マイク5は、本発明の音声入力手段の一実施形態である。
表示部2、キー操作部3、マイク5、およびスピーカ6を含むユニットは、本発明のユーザインターフェース手段の一実施形態である。
表示部2は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機ELパネルなどの表示素子を含み、制御部11の制御に従って所定の画像を表示する。また、表示部2は、制御部11の制御に従って明滅する発光ダイオードなどの発光素子を含んでも良い。
キー操作部3は、押しボタンスイッチなどの入力操作機構を有し、ユーザの入力操作に応じた情報を制御部11へ入力する。
GPS測位部4は、GPS制御部8の制御に従ってGPS測位を行い、その測位結果の位置情報をGPS制御部8へ出力する。
マイク5は、入力される音を電気的な音声信号に変換して音声処理部9に出力する。
スピーカ6は、音声処理部9から入力される電気的な音声信号を音に変換して出力する。
アンテナ7は、空間を伝播する無線信号を受信して通信処理部10に入力するとともに、通信処理部10から出力される無線信号を空間へ放射する。
GPS制御部8は、制御部11の制御に従ってGPS測位部4に測位開始を指示するとともに、GPS測位部4において測位が完了した場合には、制御部11へ測位の完了を示す割り込み信号を出力し、測位結果の位置情報を制御部11へ出力する。
なお、GPS測位部4の測位が完了した時点より所定期間内に制御部11から再び測位開始要求が入力された場合、GPS制御部8は、GPS測位部4の測位を開始させずに、前回の測位によって得られた位置情報を通信装置200へ出力する。
また、GPS測位部4における測位の途中で通信装置200から再び測位開始要求が入力された場合、GPS制御部8は、現在測位中であることを制御部11へ通知し、GPS測位部4における測位を続行させる。そして、当該測位が完了したときに、制御部11へ測位完了の割り込み信号を出力する。
音声処理部9は、マイク5からの音声信号をデジタル信号に変換して所定の符号化処理を施し、その処理結果の音声データを制御部11へ出力する。また、制御部11から入力される音声データに所定の復号化処理を施してアナログの音声信号に変換し、これをスピーカ6に出力する。
通信処理部10は、制御部11から出力される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ7に出力する。また、アンテナ7において受信された無線信号に所定の復調処理を施して受信データを再生し、制御部11に出力する。
制御部11は、通信装置100の全般的な動作に係わる種々の処理を行う。
例えば、音声通話に関する処理として、キー操作部3におけるキー入力操作に応じて通信処理部110の発呼,着信のシーケンスを制御する処理や、音声処理部9において入出力される音声データを通信処理部10において送受信させる処理を行う。
また制御部11は、緊急通報に関する処理として、通信装置200との通話を開始させるときに、GPS制御部8に対して測位開始の指示を与える。
そして、GPS測位部4の測位が完了したことを示す割り込み信号をGPS制御部8から入力すると、制御部11は、GPS制御部8から測位結果の位置情報を入力し、これをDTMF信号に変換して通信処理部10から通信装置200へ送信させる。
なお、制御部11は、位置情報をDTMF信号として通信装置200へ送信させる期間において、音声処理部9から入力される音声信号の通信装置200への送信を停止させる。
これにより、通信装置200では、音声を含まない明瞭なDTMF信号が受信される。
また、制御部11は、位置情報がDTMF信号として通信装置200へ送信される期間において、位置情報の送信期間中であることを知らせる所定の情報をスピーカ6や表示部2などのユーザインターフェースから出力させる。
図4は、通信装置200の構成の一例を示すブロック図である。
図4に例示する通信装置200は、アナログ通信処理部20と、スピーカ21と、マイク22と、表示部23と、キー操作部24と、制御部25とを有する。
なお、制御部25は、本発明の位置情報取得手段の一実施形態である。
アナログ通信処理部20は、公衆回線交換網から入力されるアナログの通話信号S1を所定の復調方式で復調して音声信号に変換し、スピーカ21に出力する。また、マイク22より入力される音声信号を所定の変調方式で変調し、アナログの通話信号S1として公衆回線交換網に出力する。
スピーカ21は、アナログ通信処理部20から入力される音声信号を音に変換して出力する。
マイク22は、入力される音を電気的な音声信号に変換してアナログ通信処理部20に出力する。
表示部23は、制御部25の制御に従って所定の画像を表示する。
キー操作部24は、ユーザの入力操作に応じた情報を制御部25へ入力する。
制御部25は、アナログ通信処理部20において通信装置100との通話が開始されると、その通話信号の中に位置情報として送信されたDTMF信号が含まれているか監視する。そして通話信号から当該DTMF信号を検知すると、そのDTMF信号をデコード処理して位置情報を取得する。
制御部25は、取得した位置情報に基づいて、例えばその位置情報に対応する住所を特定してその情報を表示部23に表示させたり、あるいは、その位置の周辺の地図を画像として表示部23に表示させる。
次に、上述した構成を有する通信装置100の緊急通報動作について説明する。
図5および図6は、通信装置100の緊急通報動作の一例を図解した第1の処理フロー図である。
キー操作部3において通信装置200の電話番号が入力されると(ステップST101)、制御部11は、その電話番号を表示部2に表示させ(ステップST102)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST103)。
次いで、キー操作部3において発信開始を指示するボタンが押されると(ステップST104)、制御部11は、発信先の電話番号が所定の緊急通報先である場合に、GPS制御部8に対してGPS測位の開始を指示し(ステップST105)、通信処理部10へ上記電話番号への発信を開始させる(ステップST106)。
また、発信中であることを知らせる所定の画面を表示部2において表示させ(ステップST107)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST108)。
さらに、音声処理部9におけるスピーカ6への音声出力処理およびマイク5からの音声入力処理を起動させる(ステップST109,ST110)。
通信装置200との接続の完了を知らせる信号が通信処理部10において受信されると(ステップST111)、制御部11は、通話中であることを知らせる所定の画面を表示部2において表示させ(ステップST112)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST113)。
以上により、通信装置200との通話が開始される。
通信装置200との通話中にGPS制御部8からGPS測位の完了を知らせる割り込み信号を入力すると(ステップST114)、制御部11は、スピーカ6からDTMF信号の送信中を知らせるアナウンス音声を出力させるとともに、マイク5からの音声入力処理を停止させるように音声処理部9を制御する(ステップST115,ST116)。そして、通信処理部10から位置情報としてのDTMF信号を送出させる(ステップST117)。
DTMF信号の送出完了を知らせる信号が通信処理部10において受信されると(ステップST118)、制御部11は、DTMF信号の送信中を知らせるスピーカ6からのアナウンス音声出力を停止させるとともに、マイク5からの音声入力処理を起動させるように音声処理部9を制御する(ステップST119,ST120)。
そして、制御部11は、位置情報の送信が完了したことを知らせる所定の画面を表示部2において表示させ(ステップST121)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST122)。
以上により、DTMF信号の送出が完了し、通信装置200との通話が再開される。
通信装置200との通話が終了し、キー操作部3において終話ボタンが押されると(ステップST123)、制御部11は、通信処理部10から通話の切断を要求する信号を送信させ(ステップST124)、スピーカ6およびマイク5からの音声入出力処理を停止させるように音声処理部9を制御する(ステップST125,ST126)。その後、通話の切断完了を示す信号が通信処理部10において受信されると(ステップST127)、制御部11は通話の終了を認識し、待ち受け画面を表示部2において表示させるなどの処理を行う。
上述した図5および図6に示す第1の処理フロー図の動作では、1回の発信操作で通信装置200への位置情報の送出に成功しているが、電波の伝播状態の影響などにより、通信装置200との接続に失敗することも起こり得る。
以下では、GPS測位の開始後に通信装置200との接続が失敗する場合の動作例について、第2の処理フロー図(図7、図8)および第3の処理フロー図(図9、図10)を参照して説明する。
図7および図8は、通信装置100の緊急通報動作の一例を図解した第2の処理フロー図である。
第2の処理フロー図におけるステップST201〜ST210の発信動作は、上述した第1の処理フロー図におけるステップST101〜ST110の発信動作と同じである。
第2の処理フロー図では、この発信動作による接続が失敗し、通信処理部10から制御部11へその失敗が通知される(ステップST211)。
接続の失敗が通知されると、制御部11は、所定の待ち受け画面を表示部2に表示させ(ステップST212)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST213)。
その後、制御部11は、GPS測位の完了をGPS制御部8から通知される(ステップST214)。
次に、1回目の発信動作が接続失敗に終わったことを受けて、これと同様な2回目の発信動作が行われる(ステップST215〜ST221)。
すなわち、キー操作部3において通信装置200の電話番号が入力され(ステップST215)、その電話番号が表示部2に表示され(ステップST216)、表示の完了が制御部11に通知される(ステップST217)。次いで、キー操作部3において発信開始を指示するボタンが押され(ステップST218)、GPS制御部8に対してGPS測位の開始が指示され(ステップST219)、通信処理部10において上記電話番号への発信が開始される(ステップST220)。また、発信中であることを知らせる所定の画面が表示部2において表示される(ステップST221)。
一方、GPS制御部8は、前回に行われたGPS測位の結果を保持しており、制御部11から再び測位開始要求が入力されると(ステップST219)、前回の測位の完了時点から測位開始要求の入力時点までの経過時間を算出する。そして、この経過時間が所定の時間(例えば1分)より短い場合、GPS測位部4の測位を開始させないまま制御部11へ測位の完了を通知し、前回の測位によって得られた位置情報を制御部11に出力する(ステップST222)。
GPS制御部8からこの位置情報を入力すると、制御部11は、第1の処理フロー図におけるステップST114以降と同様の処理を実行して、位置情報を通信装置200に送出させる。
図9および図10は、通信装置100の緊急通報動作の一例を図解した第3の処理フロー図である。
第3の処理フロー図におけるステップST301〜ST310の発信動作は、上述した第1の処理フロー図におけるステップST101〜ST110の発信動作と同じである。
第3の処理フロー図では、第2の処理フロー図と同様に、この発信動作による接続が失敗し、通信処理部10から制御部11へその失敗が通知される(ステップST311)。
接続の失敗が通知されると、制御部11は、第2の処理フロー図と同様に、所定の待ち受け画面を表示部2に表示させ(ステップST312)、その表示の完了通知を表示部2から入力する(ステップST313)。
上述した第2の処理フロー図における動作では、この画面表示処理の後、2回目の発信動作が開始される前にGPS測位が完了している(ステップST214)。これに対し、第3の処理フロー図における動作では、GPS測位が完了する前に2回目の発信動作が開始される。
2回目の発信動作(ステップST314〜ST320)は、1回目の発信動作(ステップST301〜ST307)と同様である。
すなわち、キー操作部3において通信装置200の電話番号が入力され(ステップST314)、その電話番号が表示部2に表示され(ステップST315)、表示の完了が制御部11に通知される(ステップST316)。次いで、キー操作部3において発信開始を指示するボタンが押され(ステップST317)、GPS制御部8に対してGPS測位の開始が指示され(ステップST318)、通信処理部10において上記電話番号への発信が開始される(ステップST319)。また、発信中であることを知らせる所定の画面が表示部2において表示される(ステップST320)。
一方、GPS制御部8は、制御部11からの測位開始要求を受けてGPS測位部4の測位を開始させた後、その測位が完了する前に再び制御部11から測位開始要求が入力されると(ステップST318)、GPS測位部4における測位をそのまま続行させつつ、制御部11に対してGPS測位が実行中であることを通知する(ステップST321)。
GPS制御部8からGPS測位中の通知を受けると、制御部11は、第1の処理フロー図におけるステップST109以降と同様の処理によって通信装置200との通話を開始させる。そして、GPS制御部8からGPS測位の完了通知を受けた場合に、第1の処理フロー図におけるステップST115以降と同様の処理によって位置情報を通信装置2000に送出させる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る通信装置100によれば、所定の通報先との通話を開始させるときに、GPS測位部4へ測位開始の指示が与えられ、当該指示に応じてGPS測位部4より出力される位置情報が上記通報先へ送信される。
したがって、通報先からの遠隔操作により測位が開始される場合に比べて、より早く通信装置100の地理的位置を測位し、その位置情報を通報先へ送信することができる。
また、GPS測位部4における測位の途中で通信装置200との接続が切断された場合、当該測位の完了時点から所定期間内に通信装置200との通話が開始されたならば、当該測位の結果としてGPS制御部8より入力される位置情報が通信装置200へ送信される。
したがって、GPS測位中に通信装置200との接続に失敗した場合や、通話途中で接続が切れた場合でも、その後比較的短い期間内に通信装置200との通話が開始された場合には、直前に得られた位置情報をいち早く通信装置200へ伝送することができる。
更に、GPS測位部4における測位の途中で通信装置200との接続が切断された後、当該測位の途中で通信装置200との通話が再開される場合、当該測位の結果としてGPS制御部8より出力される位置情報が通信装置200へ送信される。
したがって、GPS測位中に通信装置200との接続が切断された後に通信装置200との通話が再開されたとき、GPS測位部4における当該測位が続行中であれば、当該測位の結果を通信装置200へ伝送することができる。これにより、GPS測位を再び初めから繰り返す場合に比べて、より早く通信装置200へ位置情報を伝送することができる。
また、位置情報をDTMF信号として通信装置200へ送信させる期間において、音声処理部9から入力される音声信号の通信装置200への送信が停止されるため、通信装置200では、音声を含まない明瞭なDTMF信号を受信することができる。
加えて、位置情報がDTMF信号として通信装置200へ送信される期間において、位置情報を送信中であることを知らせる所定の情報がスピーカ6や表示部2などのユーザインターフェースから出力されるため、緊急通報先との通話中にDTMF信号の送出が開始されて通話が中断しても、ユーザはその意味を正しく理解することができ、操作に戸惑うことがない。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、次に述べるような種々の改変が可能である。
上述した実施形態においてGPS測位部4に測位開始の指示を与えるタイミングは、予め登録された緊急通報先の電話番号がキー操作部3において入力されて発信ボタンが押された後であるが、本発明はこの例に限定されない。例えば、発信ボタンが押された後に電話番号の入力操作が行われる場合には、入力された電話番号が所定の緊急通報先であると認識して通信処理部10から発呼信号を送信するときに測位を開始させても良い。
また、音声処理部9から入力されるマイク5の音声が所定の音声パターンに一致するか否かによって緊急通報動作を開始させる場合や、キー操作部3において所定のキー入力操作が所定時間以上なされていないことを検知して緊急通報の開始させる場合には、当該緊急通報の開始が決定されたときに、測位を開始させても良い。
上述した実施形態では、位置情報が緊急通報先へ送信される期間において、当該送信期間中であることを知らせる情報を音声アナウンスとして出力させているが、本発明はこれに限定されず、例えば表示部に所定の画像を表示させたり、発光素子を発光させたり、モータ等で振動を発生させても良い。
上述した実施形態では、GPS測位部4における測位が完了した場合に位置情報が自動的に緊急通報先へ伝送されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、測位部における測位が完了した場合に、当該測位の完了を知らせる情報を音や光、振動などとしてユーザインターフェース部から出力させ、当該情報の出力後、押しボタンスイッチなどのユーザインターフェース部に対して所定の入力操作が行われたならば、位置情報の緊急通報先への送信を実行させても良い。
これにより、例えば誤って緊急通報先の電話番号を入力した場合に、緊急通報先へ位置情報が自動送信されることを防止できる。
上述した実施形態では、測位手段としてGPSを用いる例が説明されているが、これに限らず、自らの地理的位置を測位して位置情報を出力するものであれば、他の測位手段を用いても良い。
また、上述した実施形態では、位置情報をDTMF信号として通話信号中に重畳する例が説明されているが、本発明はこれに限定されない。例えば次に述べる図11および図12に示すように、通話信号とデータ信号とを並行して伝送することが可能な通信装置を有する通信システムにおいて、位置情報をデータ信号として緊急通報先に伝送させることも可能である。
図11は、本発明の他の実施形態に係る通信装置100Aの構成の一例を示すブロック図であり、図3と図11の同一符号は同一の構成要素を示す。
図11に例示する通信装置100Aは、上述した通信装置100と同様の構成を有するとともに、アンテナ12と、通信処理部13とを有している。
通信処理部13は、制御部11の制御に従ってデータ信号の送受信処理を行うユニットであり、アンテナ12は、通信処理部13から出力される無線信号の送受信を行う。
制御部11は、GPS測位部4から出力される位置情報を、この通信処理部13によって後述の通信装置200Aに送信する。
図12は、本発明の他の実施形態に係る通信装置200Aの構成の一例を示すブロック図であり、図4と図12の同一符号は同一の構成要素を示す。
図12に例示する通信装置200Aは、上述した通信装置200と同様の構成を有するとともに、データ通信処理部26を有している。
データ通信処理部26は、例えばインターネットなど、アナログ通信処理部20とは別の通信網に接続されており、この通信網を介して伝送される通信装置100Aからの位置情報を受信して、制御部25に出力する。
制御部25は、デジタル通信処理部26から入力した通信装置100Aの位置情報を処理して、住所や地図などの情報を表示部23に表示させる。
以上のような通信システムにおいても、所定の通報先との通話を開始させるときにGPS測位部4へ測位開始の指示が与えられるため、より早く通信装置100Aの地理的位置を測位して、その位置情報を通信装置200Aへ送信することができる。また、通信装置100Aから通信装置200Aへ位置情報が送出される期間においても音声通話を続けることができる。
また、GPS測位部4において取得する位置情報は、少なくとも緊急通報先において位置を特定することが可能な情報であれば良い。したがって、例えば経度・緯度の情報や、文字による住所情報などのように具体的な情報でも良いし、あるいは、人工衛星から受信した信号そのもののように、具体的な位置を算出するために計算が必要な情報でも良い。
例えば、緊急通報以外の通常の使用において、人工衛星から受信した信号を通信事業者により管理される位置情報計算サーバへ伝送して位置情報を計算する通信システムでは、通信装置100(100A)のGPS測位部4において経度・緯度などの具体的情報を取得することができない。
このように、通信装置100(100A)から伝送される位置情報が具体的な位置を示す情報でない場合には、この位置情報に基づいた具体的位置の計算処理を通信装置200(200A)において実行させても良い。あるいは、上述の位置情報計算サーバと同様な装置へ通信装置200(200A)が取得した位置情報を転送し、そこで具体的位置の計算処理を実行させても良い。
更に、図11に示す通信装置100Aのように、通話用とデータ通信用とで独立した通信路を使用し通信を行う通信装置(例えばW−CDMA方式の通信装置)の場合には、GPS測位部4において取得した未処理の位置情報をデータ通信用の通信路で通信事業者の位置情報計算サーバに伝送して処理させ、その処理結果として得られる具体的な位置情報を通信装置200Aへ伝送しても良い。これにより、通常使用時および緊急通報時の何れにおいても、位置情報計算サーバにおいて具体的位置の計算処理を実行させることができるため、緊急通報先の通信装置200Aにおいて同様な装置を設ける必要がなくなる。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る第1の通信装置の外観の一例を図解した図である。 本発明の実施形態に係る第1の通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る第2の通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第1の処理フロー図の前半の図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第1の処理フロー図の後半の図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第2の処理フロー図の前半の図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第2の処理フロー図の後半の図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第3の処理フロー図の前半の図である。 第1の通信装置の緊急通報動作の一例を図解した第3の処理フロー図の後半の図である。 本発明の他の実施形態に係る第1の通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る第2の通信装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1…通信装置の本体、2,23…表示部、3,24…キー操作部、4…GPS測位部、5,22…マイク、6,21…スピーカ、7,12…アンテナ、8…GPS制御部、9…音声処理部、10,13…通信処理部、11,25…制御部、20…アナログ通信処理部、26…データ通信処理部

Claims (6)

  1. 自らの地理的位置の測位を行い、当該測位結果に応じた位置情報を出力する測位手段と、
    所定の通報先との通話を開始させるときに、上記測位手段へ上記測位開始の指示を与え、当該指示に応じて上記測位手段より出力される上記位置情報を上記通報先へ送信させる制御手段と、
    を有し、
    上記制御手段は、上記測位手段における測位の途中で上記通報先との接続が切断された場合、上記測位手段における当該測位の完了時点から所定期間内に上記通報先との通話が開始されたならば、当該測位の結果として上記測位手段より出力される位置情報を上記通報先へ送信させる
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 自らの地理的位置の測位を行い、当該測位結果に応じた位置情報を出力する測位手段と、
    所定の通報先との通話を開始させるときに、上記測位手段へ上記測位開始の指示を与え、当該指示に応じて上記測位手段より出力される上記位置情報を上記通報先へ送信させる制御手段と、
    を有し、
    上記制御手段は、上記測位手段における測位の途中で上記通報先との接続が切断された後、当該測位の途中で上記通報先との通話を再開させる場合、当該測位の結果として上記測位手段より出力される位置情報を上記通報先へ送信させる
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 通話時の音声を入力するための音声入力手段を有し、
    上記制御手段は、上記位置情報を上記通報先へ送信させる期間において、上記音声入力手段から入力される音声信号の上記通報先への送信を停止させることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 通話信号の通信処理を行う第1の通信処理手段と、
    データ信号の通信処理を行う第2の通信処理手段とを有し、
    上記制御手段は、上記第1の通信処理手段において上記通報先との通話を実行させるとともに、当該通話と並行して、上記第2の通信処理手段から上記通報先へ上記位置情報を送信させる、
    請求項1または2に記載の通信装置。
  5. 上記制御手段の指示に応じた情報を出力するユーザインターフェース手段を有し、
    上記制御手段は、上記位置情報が上記通報先へ送信される期間において、当該送信期間中であることを知らせる情報をユーザインターフェース手段から出力させることを特徴とする、
    請求項1からの何れか一に記載の通信装置。
  6. 上記制御手段の指示に応じた情報を出力するユーザインターフェース手段を有し、
    上記制御手段は、上記測位手段における測位が完了した場合、当該測位の完了を知らせる情報を上記ユーザインターフェース手段から出力させ、当該情報の出力後、上記ユーザインターフェース手段において所定の入力操作が行われたならば、上記位置情報の上記通報先への送信を実行させることを特徴とする、
    請求項1からの何れか一に記載の通信装置。
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