JP4229190B2 - 画像形成装置、画像形成方法及び文書出力処理プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び文書出力処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、ユーザの作成した文書(なお、この明細書では「文書」の語は画像も含む意味で用いる)に地紋、ウォーターマークパターン、セキュリティコード等のセキュリティ情報を付加して出力することができる画像形成装置、画像形成方法及び文書出力処理プログラムに関する
複写機の普及により、オフィス等では誰もが手軽に文書をコピーできる環境が整えられつつある。それに伴い、社内の機密文書等に対してセキュリティを確保する必要性が高まっており、このため文書に地紋、ウォーターマークパターン、セキュリティコード等のセキュリティ情報を付加することが行われている。
従来、このようなセキュリティ情報付文書の作成は、例えば所定の地紋パターンの画像データを原稿の元の画像データと合成すること等により行われていたが、処理が面倒であった。
また、作成した電子文書の複数のレイヤーのうち、機密にしたい内容が記載されているレイヤーに対してパスワードを設定し、そのパスワードが設定されたレイヤーの表示がユーザにより指定された場合には、ユーザからのパスワードの入力を条件として、当該レイヤーの内容がディスプレイ等に表示される技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、電子文書にアクセス許可を示すアクセストークンを持たせて、当該電子文書を電子文書管理サーバに保存し、当該電子文書の閲覧希望者に対して、文書作成者がアクセス許可権を与え、当該閲覧希望者が、そのアクセス許可権を使って、当該電子文書管理サーバにアクセスすることで当該電子文書を入手する技術が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11-195033 特開2004-213265
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術は、文書をディスプレイ等の表示部に表示する場合にしか対応していない。そのため、当該文書をプリンタ等の印刷装置を用いてプリントアウトする際には、印刷の度ごとに、ユーザがセキュリティコード、地紋パターンなどのセキュリティ情報を印刷文書に付加する印刷指示を行わなければならないため、ユーザの負担が大きかった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、表示、印刷等の出力形式を問わず文書を出力する際に、ユーザに大きな負担をかけることなく、簡単な処理で、文書にセキュリティ情報を付加できる画像形成装置、画像形成方法及び文書出力処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。
(1)複数のレイヤー情報を管理できる画像形成装置であって、文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するセキュリティ情報付文書生成手段と、前記生成されたセキュリティ情報付文書を画面にモニタ表示する表示手段と、前記生成されたセキュリティ情報付文書を用紙に印刷する印刷手段と、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するレイヤー出力指示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記レイヤー出力指示手段は、前記セキュリティ情報付文書に含まれる文書レイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加する前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記セキュリティ情報付文書に含まれるレイヤーそれぞれに解像度の設定が可能な解像度設定手段を備える前項1に記載の画像形成装置。
(4)文書編集の可否を設定できる編集可否設定手段を備え、セキュリティ情報付文書が生成された場合には、前記編集可否設定手段は、前記セキュリティ情報付文書のデータ編集を不可に設定する前項1に記載の画像形成装置。
(5)文書のデータを暗号化するデータ暗号化手段を備え、前記データ暗号化手段は、前記セキュリティ情報付文書が生成された場合には、前記セキュリティ情報付文書の暗号化を行う前項1に記載の画像形成装置。
(6)文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、前記生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における画像形成方法。
(7)文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、前記生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための文書出力処理プログラム。
(8)文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を保存する保存手段と、文書のセキュリティレベルを判定する判定手段と、前記判定手段により判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加するセキュリティ情報を前記保存手段から選択するセキュリティ情報選択手段と、前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するセキュリティレイヤー生成手段と、前記セキュリティレイヤー生成手段により生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するセキュリティ情報付文書生成手段と、前記生成されたセキュリティ情報付文書を画面にモニタ表示する表示手段と、前記生成されたセキュリティ情報付文書を用紙に印刷する印刷手段と、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するレイヤー出力指示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(9)文書のセキュリティレベルを判定するステップと、前記判定ステップにより判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加する文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を選択するステップと、前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、前記セキュリティレイヤー生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加してセキュリティ情報付文書を生成するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における画像形成方法。
(10)文書のセキュリティレベルを判定するステップと、前記判定ステップにより判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加する文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を選択するステップと、前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成する生成ステップと、前記セキュリティレイヤー生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加してセキュリティ情報文書を生成するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための文書出力処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、セキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成し、これを文書レイヤーに付加するという簡単な処理により、前記文書レイヤーには常にセキュリティレイヤーが保持されるため、印刷の際には自動的に、セキュリティ情報が付加された文書を印刷することができる。これにより、印刷の度にユーザがセキュリティ情報の付加を指示する必要はなくなり、ユーザの負担を軽減することができ、操作性を向上できる。
また、ユーザはモニタ表示時と印刷時それぞれの場合に、セキュリティレイヤーに対して印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、ユーザはセキュリティ情報付文書の解像度の設定を変えることで、文書のファイルサイズを調整することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、セキュリティ情報を付加した時の文書編集を不可とすることにより、他の者による文書の改竄を防ぐことができる。
前項(5)に記載の発明によれば、文書の暗号化が可能となり、セキュリティ情報付文書のセキュリティをさらに強化することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、セキュリティレイヤーを生成し、これを文書に付加することによりセキュリティ情報付文書を生成し、これを出力することでユーザにセキュリティ情報付文書を提供することができる。また、モニタ表示時と印刷時それぞれの場合に、セキュリティレイヤーに対して印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、セキュリティレイヤーの生成、生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することによるセキュリティ情報付記文書の生成、及び生成されたセキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対する印刷の場合と表示の場合のそれぞれにおける印刷の有無、表示の有無の属性付加といった一連の動作をコンピュータに実行させることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、文書レイヤーが予め定められたセキュリティレベル以上であれば、自動的に文書レイヤーに、セキュリティ情報が付加されるため、高いセキュリティレベルが要求される機密文書へのセキュリティ情報の付加忘れを防ぐことができる。また、ユーザはモニタ表示時と印刷時それぞれの場合に、セキュリティレイヤーに対して印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、文書のセキュリティレベルを判定し、判定された前記文書のセキュリティレベルに応じてのセキュリティ情報の選択を行い、選択されたセキュリティ情報からセキュリティレイヤーを生成して文書レイヤーに付加して出力することにより、ユーザは文書のセキュリティレベルに応じたセキュリティ情報付文書を入手できる。また、モニタ表示時と印刷時それぞれの場合に、セキュリティレイヤーに対して印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、文書のセキュリティレベルの判定、判定された前記文書のセキュリティレベルに応じてのセキュリティ情報の選択、選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーの生成、生成されたセキュリティレイヤーの文書レイヤーへの付加及びセキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対する印刷の場合と表示の場合のそれぞれにおける印刷の有無、表示の有無の属性付加という一連の動作をコンピュータに実行させることができる。
(実施形態1)
以下、この発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、この発明の実施形態1に係る画像形成装置1が用いられたネットワークシステムの全体構成図である。
このシステムでは、MFP(Multi function peripherals)等からなる画像形成装置1と、パーソナルコンピュータからなる端末装置2及び3が、ネットワーク4を介して、互いに接続されている。
図2は、図1に示した画像形成装置1の構成を示す機能ブロック図である。
この画像形成装置1は、制御部10、文書入力部11、文書レイヤー生成部12、記憶部13、操作部14、セキュリティレイヤー生成指示部15、セキュリティ情報検索部16、セキュリティレイヤー生成部17、電子文書生成部18及び電子文書出力部19を備えており、制御部10を除く各部はそれぞれ制御部10に接続されている。
制御部10は、CPU(図示せず)とCPUが実行するプログラムやその他のデータを記憶するROM(図示せず)、CPUがプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(図示せず)等を備え、この画像形成装置1の全体を制御する。具体的な制御については、後述する。なお、図面では接続線を省略しているが、言うまでもなく制御部10は同図の各部に対して機能的に接続されている。
文書入力部11は、ユーザにより文書が入力されるものであり、例えば原稿の画像を読み取るスキャナ装置によって構成されている。なお、端末装置2及び3から、プリンタドライバを介して、データが入力されても良い。
文書レイヤー生成部12は、文書入力部11で入力された文書に周知の処理を施すことで、文書レイヤーを生成する。
記憶部13は、ハードディスク等の記憶媒体であり、地紋パターン、ウォーターマークパターン、セキュリティコード等のセキュリティ情報(この実施形態では、例えば地紋パターン)、ユーザにより設定されたレイヤー解像度情報などの各種のデータが保存されている。
操作部14は、ユーザが各種の入力操作を行うものであり、テンキーなどを備えている。
セキュリティレイヤー生成指示部15は、ユーザからのセキュリティレイヤー生成指示を受付けるとともに、セキュリティ生成フラグのON/OFFを管理する。
セキュリティ情報検索部16は、記憶部13に保存されているセキュリティ情報の検索・抽出を行う。
セキュリティレイヤー生成部17は、セキュリティ情報検索部16から送られてきたセキュリティ情報に周知の処理を施すことにより、セキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成する。
電子文書生成部18は、文書レイヤー生成部12で生成された文書レイヤーとセキュリティレイヤー生成部17で生成されたセキュリティレイヤーとを重畳して合成することで、電子文書を生成する。
電子文書出力部19は、表示部20及び印刷部21を備え、ユーザの指示により文書を出力する。
表示部20は各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面を表示したり、セキュリティ情報付文書を表示する。また、印刷部21は、セキュリティ情報付文書を用紙に印刷する。
<レイヤー付加方法>
図3及び図4を用いて、セキュリティレイヤーの付加方法について説明する。
図3に示すセキュリティレイヤー30は、地紋パターンを含むセキュリティ情報を有するレイヤーであり、一般的にJPEG画像で保持されている文書レイヤー31に対し、図3に示されるようにセキュリティレイヤー30が上部にくるように重畳される。
また、図4に示されているように電子文書にセキュリティレイヤー30以外に複数のレイヤーが重畳されている場合がある。これは、例えば圧縮率の高い電子文書を作成するために、文書レイヤー31から文字部分を別レイヤーとして抜き出すことにより、文字レイヤー32と画像レイヤー33に分け、画像レイヤー33の文字部分であった部分を周囲の色で塗り潰すことでJPEGの圧縮率を上げることが可能となる。この場合においても、セキュリティレイヤー30、文字レイヤー32及び画像レイヤー33のレイヤー合成時の配置順は、図4に示されているようにセキュリティレイヤー30が表示上で上部に表示されるよう配置される。なお、ここで重畳される文書レイヤーには複数の文字レイヤー32や複数の画像レイヤー33が含まれている場合もある。
<レイヤー解像度>
この実施形態に係る画像形成装置は、各レイヤーの解像度の設定が可能となっている場合がある。このような場合、レイヤーの解像度を高く設定し電子文書を高解像度で作成するとファイルサイズが膨大となるため、通常、電子文書は解像度を下げて作成される。また、セキュリティレイヤーの解像度は、それ以外のレイヤーとは異なるもしくは同一の解像度となるように設定されるが、セキュリティレイヤーの解像度を必要以上に下げて設定すると、セキュリティレイヤーの情報量や、地紋パターンなどで孤立点を構成するドットが大きくなり、本来の機能が果たせないなどの問題点がある。このため、セキュリティレイヤーは通常、セキュリティ情報が十分機能する解像度で生成される。
また、通常、セキュリティコードや地紋パターン、ウォーターマークパターンなどは1色で構成されるため、セキュリティレイヤーには形状を示す各画素1bitのデータとヘッダ情報としてレイヤーの色を指定する情報を付加する。これにより、高解像度でも圧縮率が高く、ファイルサイズを大幅に増加させることのないセキュリティレイヤーが生成される。
<レイヤー表示>
この実施形態では、電子文書のフォーマット仕様により、各レイヤーに対してモニタ表示ON/OFF、印字ON/OFFの属性の付加が可能となされている。この場合には、セキュリティレイヤーはモニタ表示OFF/印字ONにしておくのが良い。これは、電子文書は、電子データとしてヘッダ情報などにセキュリティ情報を付加しておくことが可能であり、電子文書自体は、それによりセキュリティ性が保たれるため、モニタ表示時にセキュリティ情報を表示する必要がないからである。図5は、セキュリティレイヤーをモニタ表示OFF/印字ONに設定した場合のモニタ表示時と印刷時の表示状態を示している。モニタ表示時には、セキュリティレイヤーの表示がOFFになっているため、セキュリティ情報は、モニタ画像34に示されるようにモニタ上には現れない。一方、印刷時には、印刷時のセキュリティレイヤー表示属性がONになっているため、セキュリティ情報が付された文書35が印刷部21より印刷される。
<電子文書の暗号化>
セキュリティレイヤーの付加された文書が、ユーザにより改竄等されてはセキュリティ機能を果たすことができない。そのため、この実施形態では、文書レイヤーにセキュリティレイヤーを付加した場合には、ユーザによるデータ編集を禁止し、またはデータの暗号化を行ってファイル化する。
<画像形成装置の動作>
次に、この画像形成装置1の動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチャートで示される処理は、制御部10のCPUがROM等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。
まず、画像形成装置1の利用を希望するユーザに対して、制御部10は、解像度及びセキュリティレイヤーの出力設定(モニタ表示時及び印刷時における文書レイヤー及びセキュリティレイヤーの出力方法)を受け付ける設定受付画面を表示部20に表示し(ステップS40)、ユーザからの設定指示を待つ(ステップS41)。
ステップS41で、ユーザからの設定指示を受け付けると(ステップS41でYES)、制御部10はユーザの指示に従って解像度及び各レイヤーの出力方法を設定し(ステップS42)、ステップS43へ進む。一方、ステップS41で、ユーザからの設定指示がない場合(ステップS41でNO)、そのままステップS43へ進む。この場合は、予め装置に設定されているデフォルトの設定が採用される。
次に、制御部10は、文書入力部11を介して、ユーザからの文書データの入力を受付ける(ステップS43)。
入力された文書データは文書レイヤー生成部12に送られ、制御部10は、文書レイヤー生成部12を介して、送られてきた文書データに周知の処理を施すことにより、例えば図3に示される文書レイヤー31を生成する(ステップS44)。
なお、図4に示したように、文字レイヤー32及び画像レイヤー33の複数レイヤーにより、文書レイヤー31を構成しても良い。
次に、制御部10は、セキュリティレイヤー生成指示部15を介して、ステップS44で生成した文書レイヤー31にセキュリティレイヤー30を付加するか否かにつていてのユーザの意思を確認するためのセキュリティレイヤー付加確認画面53(図7に示す)を表示部20に表示し、操作部14を介して、ユーザからのセキュリティレイヤー付加についての指示を待つ(ステップS45)。
ユーザによりセキュリティレイヤー付加確認画面53の「YES」ボタン54が押され、セキュリティレイヤー付加が指示されると(ステップ45でYES)、制御部10は、セキュリティ情報検索部16を介して、記憶部13に保存してあるセキュリティ情報を検索し読み出す(ステップS46)。
そして、制御部10は、セキュリティレイヤー生成部17を介して、読み出したセキュリティ情報からセキュリティ画像を生成し、次いで、地紋パターンを有するセキュリティレイヤー30を生成し(ステップS47)、ステップS48へ進む。一方、ステップ45で、セキュリティレイヤー付加確認画面53で「NO」ボタン55が押されると(ステップ45でNO)、セキュリティレイヤーは生成されることなくステップS48へ進む。
ステップS48では、制御部10は、電子文書生成部18を介して、セキュリティレイヤー30と文書レイヤー31を、図3に示されるとおりセキュリティレイヤー30が上部に来るように重畳して合成することで電子文書を生成する。また、文書レイヤー31が文字レイヤー32と画像レイヤー33とで構成されていた場合には、図4に示されているようにセキュリティレイヤー30が最上部に、次に文字レイヤー32、最下部に画像レイヤー33が来るように重畳される。なお、セキュリティレイヤー生成指示がなかった場合(ステップS45でNOであった場合)には、複数の文書レイヤーの重畳のみを行う。セキュリティレイヤー生成指示がなく、かつ文書レイヤーが複数ない場合には何も行わず次のステップに進む。
次に、制御部10は、色数、サイズ、圧縮方法などを記述した文書レイヤーのヘッダ情報を付加し(ステップS49)、各レイヤーの表示フラグを示したヘッダ情報を付加する(ステップS50)。そして、ユーザの指示により制御部10が設定した各レイヤーの解像度の情報を示すヘッダ情報を付加する(ステップS51)。
なお、ユーザの指示により制御部10が設定した出力設定もヘッダ情報として付加される。例えば、文書レイヤーに対してモニタ表示時ON/印字時ON、またセキュリティレイヤーに対してモニタ表示時OFF/印字時ONが設定なされた場合には、モニタ表示時にはセキュリティ情報を表示しないモニタ画像34が表示部20に表示され、印刷時にはセキュリティ情報を有する文書35が印刷部21から印刷される。
次に、ステップS52で、制御部10はユーザのセキュリティレイヤーの生成指示があったか否かについての判断を行う。
ユーザがセキュリティレイヤーの生成を指示していたと判断された場合(ステップS52でYES)、制御部10は、電子文書の編集を不可にする編集不許可フラグを電子文書に付加し(ステップS53)、電子文書の暗号化を行い(ステップS54)、ステップS56へ進む。
このように、ユーザは、電子文書の編集を不可にすることで、当該電子文書の改竄等の防止が可能となり、また電子文書のデータが暗号化されることによりセキュリティをより高めることが可能となる。一方、ステップS52で、ユーザのセキュリティレイヤーの生成指示がなかったと判断された場合(ステップ52でNO)、ユーザからの電子文書の編集を不可にするか否かを受け付ける編集不可受付画面を表示部20に表示し、ユーザからの指示の受け付け後(ステップS55)、ステップS56へ進む。
ステップS56では、制御部10は、電子文書を表示部20に表示させ、印刷部21に印刷させて、処理を終了する。
なお、この実施形態では、セキュリティ情報として、地紋パターンを採用したが、これ以外のセキュリティ情報、例えばウォーターマークパターン、セキュリティコード又は電子文書作成者の氏名等でも良いし、またこれらの組み合わせでも良い。
また、複数のセキュリティ情報を記憶部13に保存させておき、前記複数のセキュリティ情報からユーザが選択するものとしても良い。
この実施形態によれば、セキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成し、これを文書レイヤーに付加することにより、前記文書レイヤーには常にセキュリティレイヤーが保持されるため、印刷の際には自動的に、地紋、ウオーターマーク等のセキュリティ情報が付加された文書を印刷することができる。これにより、印刷の度にユーザがセキュリティ情報の付加を指示する必要はなくなり、ユーザの負担を軽減することができ、操作性を向上できる。
(実施形態2)
次に、この発明の他の実施形態について図面を用いて説明する。
図8は、この実施形態に係る画像形成装置1の機能的構成を示すブロック図である。
この画像形成装置1は、制御部22、操作部14、セキュリティレイヤー生成指示部15、セキュリティ情報検索部16、セキュリティレイヤー生成部17、電子文書生成部18、電子文書出力部19及び記憶部23から構成されており、制御部22を除く各部はそれぞれ制御部22に接続されている。なお、セキュリティレイヤー生成指示部15、セキュリティ情報検索部16、セキュリティレイヤー生成部17、電子文書生成部18及び電子文書出力部19は、図2に示した実施形態1の画像形成装置と同一の機能を有するものであるため、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
制御部22は、CPU、ROM、RAM等を備え、この装置を統括的に制御するほか、この実施形態では、文書レイヤーに付されているセキュリティレベルが予め定められたレベル以上か否かについての判断を行うが、詳しくは後述する。なお、図面では接続線を省略しているが、言うまでもなく制御部22は同図の各部に対して機能的に接続されている。
記憶部23は、ハードディスク等の記憶媒体であり、セキュリティ情報を保存しているセキュリティ情報保存部24と、文書レイヤーを保存している文書レイヤー保存部25を備えている。また、文書レイヤーのヘッダ情報、レイヤー解像度情報及びレイヤーの表示フラグを示したヘッダ情報も保存されている。
セキュリティ情報保存部24は、各種のセキュリティ情報を保存している。
文書レイヤー保存部25は、ユーザによって作成された文書又はスキャン等により取り込まれた文書をレイヤーとして保存する。また、この実施形態では、図9及び図10に 文書レイヤー60、文書レイヤー61、文書レイヤー62及び文書レイヤー63を例示するように、各文書レイヤーには、ユーザによりセキュリティレベルがそれぞれに設定されており、このセキュリティレベルについての情報も文書レイヤー保存部25に保存されている。
(画像形成装置の動作)
次に、図8に示した、画像形成装置1の動作について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチャートで示される処理は、制御部22のCPU(図示せず)がROM(図示せず)等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。
制御部22は、記憶部23の文書レイヤー保存部25に保存されている文書レイヤーのリストを表示部20に表示する(ステップS70)。
制御部22は、操作部14を介して、ユーザによる1以上の文書レイヤーの選択を受付けると(ステップS71)、ユーザにより選択された各文書レイヤーのセキュリティレベルを判断する(ステップS72)。
ステップS72で、予め定められた基準値以上のセキュリティレベルが付加された文書レイヤーが含まれていると判断された場合(ステップS72でYES)、制御部22は、セキュリティ情報検索部16を介して、セキュリティ情報保存部24からセキュリティ情報を検索し読み出す(ステップS73)。次いで、制御部22は、セキュリティ情報検索部16を介して、読み出したセキュリティ情報からセキュリティレイヤーを生成し(ステップS74)、ステップS75へ進む。一方、ステップS72で、各文書レイヤーに付加されたセキュリティレベルが何れも予め定めされた基準値未満だと判断された場合(ステップS72でNO)、そのままステップS75へ進む。
ステップS75では、制御部22は、電子文書生成部18を介して、文書レイヤーとセキュリティレイヤーを重畳して合成することで電子文書を生成する。なお、セキュリティレイヤーが生成されなかった場合(ステップS72でNOであった場合)には、複数の文書レイヤーの重畳のみを行う。セキュリティレイヤーが生成されず、かつ文書レイヤー数が1である場合には何も行わず次のステップに進む。
次に、色数、サイズ、圧縮方法などを記述した文書レイヤーのヘッダ情報を付加し(ステップS76)、各レイヤーの表示フラグを示したヘッダ情報を付加し(ステップS77)、そして各レイヤーの解像度情報を示すヘッダ情報を付加する(ステップS78)。
ステップS79で、制御部10は予め定められた基準値以上のセキュリティレベルが付加された文書レイヤーが含まれているか否かについての判断を行う。
予め定められた基準値以上のセキュリティレベルが付加された文書レイヤーが含まれていると判断された場合(ステップS79でYES)、制御部22は、電子文書の編集を不可にする編集不許可フラグを付加し(ステップS80)、電子文書の暗号化を行い(ステップS81)、ステップS82へ進む。
このように、電子文書の編集を不可にすることで、電子文書の改竄防止を図ることができる。一方、ステップS79で、文書レイヤーに付加されたセキュリティレベルが予め定められた基準値未満だと判断された場合(ステップS79でNO)、そのままステップS82へ進む。
ステップS82では、制御部22は、印刷部21を介して、電子文書を印刷し、処理を終了する。
例えば、図9に示す文書レイヤー60〜63が記憶部23の文書レイヤー保存部25に保存されており、ユーザにより文書レイヤー60又は文書レイヤー61が選択され、文書レイヤー60のセキュリティレベルSが基準値以上であり、文書レイヤー61のセキュリティレベルAが基準値未満であるとする。この場合、文書レイヤー60には、セキュリティレイヤーが付加される一方、文書レイヤー61にはセキュリティレイヤーは付加されない。上記2つの文書レイヤーからそれぞれ生成された各電子文書の印刷時の状態を表したのが、図12における文書レイヤー60に基づく電子文書の印刷画像95及び文書レイヤー61に基づく電子文書の印刷画像96である。
一方、例えば図9に示す文書レイヤー62と文書レイヤー63とを重畳して一つの電子文書を生成する場合において、文書レイヤー62のセキュリティレベルBが基準値未満であり、文書レイヤー63のセキュリティレベルSが基準値以上であるとする。この場合、電子文書の生成の元となる文書レイヤーの中に基準値以上のセキュリティレベルSが設定された文書レイヤー63が含まれるため(ステップS72でYES)、セキュリティレイヤーと文書レイヤー62、63が合成される(ステップS75)。上記2つの文書レイヤーから生成された電子文書の印刷時の状態を表したものが、図12における印刷画像97である。なお、何れの文書レイヤーのセキュリティレベルも基準値未満であった場合にはセキュリティレイヤーは付加されない。
この実施形態によれば、文書レイヤーが予め定められたセキュリティレベル以上であれば、あるいは予め定められたセキュリティレベル以上の文書レイヤーが含まれていれば、自動的に文書レイヤーにセキュリティ情報が付加されるため、高いセキュリティレベルが要求される機密文書へのセキュリティ情報の付加忘れを防ぐことができる。
(実施形態3)
次に、この発明のさらに他の実施形態について図面を用いて説明する。
この実施形態は、図1に示したシステムにおいて用いられている、画像形成装置1へ印刷を指示する印刷指示装置としての端末装置2または3に関するものである。なお、端末装置2と3は同一の構成であるので、端末2を代表して説明する。
図13は、実施形態3に係る印刷指示装置(端末装置2)の構成を示すブロック図である。
この印刷指示装置2は、前述したようにパーソナルコンピュータからなり、CPU201のバスライン210に、ROM202、RAM203、表示部204、記憶部205、キーボード206、マウス207、通信インターフェース208、CD−ROMドライブ209がそれぞれ接続されている。
CPU201は、装置の全体を総括的に制御するほか、この実施形態では、電子文書にセキュリティレイヤーが含まれているか否かについての判断、ユーザのセキュリティ解除コードの入力受付及びセキュリティ解除コードの入力を受付けた場合のセキュリティレイヤー削除、等の各制御を行う。
ROM202は、CPU201の動作用プログラムやその他のデータを記憶する。
RAM203は、CPU201が動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するものである。
表示部204は、ファイルの内容等を表示するものであり、この実施形態ではCRTが用いられている。
キーボード206及びマウス207は、ユーザによる入力操作に用いられる。
通信インターフェース208は、画像形成装置1等との間でデータの送受信を行う通信手段として機能する。
記憶部205は、キーボード206やマウス207の操作により作成された文書データや画像データ等のデータファイル、アプリケーションソフト、その他のデータを記憶するものであり、この実施形態ではハードディスク(HDD)が用いられている。
CD―ROMドライブ209は、CD−ROMを駆動するものである。
(印刷指示装置の動作)
次に、図14のフローチャートを用いて、印刷指示装置2の動作について説明する。なお、このフローチャートで示される処理は、CPU201がROM202等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。
CPU201は、HDD205に保存されている電子文書の中から印刷対象の文書としてユーザによる指定を受付けると(ステップS200)、指定された電子文書のヘッダ情報から、その文書にセキュリティレイヤーが含まれているか否かを判断する(ステップS201)。
セキュリティレイヤーが含まれていると判断された場合(ステップS201でYES)、CPU201はそのレイヤーのセキュリティ情報を読み取り(ステップS202)、セキュリティレイヤーを解除するための解除コード入力画面215(図15に示す)をCRT204に表示する。一方、指定された電子文書にセキュリティレイヤーが含まれていないと判断された場合(ステップS201でNO)、ステップS206に進む。
ステップS203で、ユーザからの解除コードの入力があり、「OK」ボタン216が押されると(ステップS203でYES)、CPU201はユーザから入力された解除コードとCPU201が求めた解除コードとが一致するか否かについての判断を行う(ステップS204)。
ステップS204で、前記2つのコードが一致しないと判断された場合(ステップS204でNO)、ステップS203へ戻り、再度解除コード入力画面215をCRT204に表示しユーザからの解除コードの入力を待つ。一方、ステップS204で、前記2つのコードが一致したと判断された場合(ステップS204でYES)、CPU201は、設定されていた地紋パターン等のセキュリティ情報を電子文書から削除する(ステップS205)。
次に、ステップS206で、CPU201はデータ展開処理を行い、通信I/Fを介して、データを画像形成装置1に送信し(ステップS207)、処理を終了する。
なお、このデータを受信した画像形成装置1は、図16に示すようにセキュリティ情報が削除された文書210を印刷する。一方、ステップS203で、セキュリティ解除コードの入力がない場合(ステップS203でNO)、セキュリティレイヤーの情報も画像情報の一部として展開され(ステップS206)、通信I/Fを介して送信され(ステップS207)、処理を終了する。
この場合、データの送信を受けた画像形成装置1は、図17に示すセキュリティ情報が解除されていない文書211を印刷する。
この実施形態によれば、セキュリティ解除コードを保持している当該文書の閲覧者は、セキュリティ解除コードの入力を条件に、セキュリティ情報の印刷されていない文書を入手することができる。
この発明の実施形態1に係る画像形成装置が用いられたシステムの構成図である。 この発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 セキュリティレイヤーと文書レイヤーの付加方法を示した図である。 セキュリティレイヤー、文字レイヤー及び画像レイヤーの付加方法を示した図である。 モニタ表示時の画像及び印刷時に印刷される文書を示した図である。 図2に示した画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザからのセキュリティレイヤーの付加の選択を受け付ける受付画面である。 この発明の実施形態2に係る画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 記憶部に保存されている文書レイヤーの一例を示す図である。 記憶部に保存されている文書レイヤーのセキュリティレベルを示す図である。 図8に示した画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 印刷された文書を示す図である。 この発明の実施形態3に係る印刷指示装置の構成を示すブロック図である。 図13に示した印刷指示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ユーザからの解除コードの入力を受け付ける受付画面である。 印刷された文書を示す図である。 印刷されたセキュリティ情報付文書を示す図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置
2、3・・・端末装置
4・・・ネットワーク
10・・・制御部
11・・・文書入力部
12・・・文書レイヤー生成部
13・・・記憶部
14・・・操作部
15・・・セキュリティレイヤー生成指示部
16・・・セキュリティ情報検索部
17・・・セキュリティレイヤー生成部
18・・・電子文書生成部
19・・・電子文書出力部
20・・・表示部
21・・・印刷部

Claims (10)

  1. 複数のレイヤー情報を管理できる画像形成装置であって、
    文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するセキュリティ情報付文書生成手段と、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を画面にモニタ表示する表示手段と、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を用紙に印刷する印刷手段と、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するレイヤー出力指示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記レイヤー出力指示手段は、前記セキュリティ情報付文書に含まれる文書レイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記セキュリティ情報付文書に含まれるレイヤーそれぞれに解像度の設定が可能な解像度設定手段を備える請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 文書編集の可否を設定できる編集可否設定手段を備え、セキュリティ情報付文書が生成された場合には、前記編集可否設定手段は、前記セキュリティ情報付文書のデータ編集を不可に設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 文書のデータを暗号化するデータ暗号化手段を備え、前記データ暗号化手段は、前記セキュリティ情報付文書が生成された場合には、前記セキュリティ情報付文書の暗号化を行う請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、
    前記生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置における画像形成方法。
  7. 文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、
    前記生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを文書レイヤーに付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるための文書出力処理プログラム。
  8. 文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を保存する保存手段と、
    文書のセキュリティレベルを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加するセキュリティ情報を前記保存手段から選択するセキュリティ情報選択手段と、
    前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するセキュリティレイヤー生成手段と、
    前記セキュリティレイヤー生成手段により生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加することにより、セキュリティ情報付文書を生成するセキュリティ情報付文書生成手段と、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を画面にモニタ表示する表示手段と、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を用紙に印刷する印刷手段と、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するレイヤー出力指示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 文書のセキュリティレベルを判定するステップと、
    前記判定ステップにより判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加する文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を選択するステップと、
    前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成するステップと、
    前記セキュリティレイヤー生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加してセキュリティ情報付文書を生成するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置における画像形成方法。
  10. 文書のセキュリティレベルを判定するステップと、
    前記判定ステップにより判定された文書のセキュリティレベルに応じて、前記文書に付加する文書のセキュリティを管理するためのセキュリティ情報を選択するステップと、
    前記選択されたセキュリティ情報を有するセキュリティレイヤーを生成する生成ステップと、
    前記セキュリティレイヤー生成ステップにより生成されたセキュリティレイヤーを前記文書に付加してセキュリティ情報文書を生成するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を表示手段の画面にモニタ表示するステップと、
    前記生成されたセキュリティ情報付文書を印刷手段により用紙に印刷するステップと、
    前記セキュリティ情報付文書に含まれるセキュリティレイヤーに対して前記印刷手段による印刷の場合と前記表示手段による表示の場合のそれぞれにおいて、印刷の有無、表示の有無の属性を独立して付加するステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるための文書出力処理プログラム。
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