JP4217961B2

JP4217961B2 - Multi-function wheelchair

Info

Publication number: JP4217961B2
Application number: JP2003157794A
Authority: JP
Inventors: 崇志無津呂; 紀之松永
Original assignee: Matunaga Manufactory Co Ltd
Current assignee: Matunaga Manufactory Co Ltd
Priority date: 2003-06-03
Filing date: 2003-06-03
Publication date: 2009-02-04
Anticipated expiration: 2023-06-03
Also published as: JP2004357829A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被介助者の成長、体調等の状況に合わせて車椅子のフットレスト、座部等の前後や角度を調節、変更することができる多機能介助用車椅子に関わる。
【０００２】
【従来の技術】
従来の介助用車椅子の開発は、特許文献１においては、第１頁の要約に記載されているように、「車輪とキャスターと、車輪と直交状に形成された案内部を備えた座席フレームと、座席フレームの後部側に回動自在に固定されかつ前記案内部に備えたバックレストフレームと、座席フレームの前部側に回動自在に装着されたレッグフレームと、案内部を摺動するローラ等の摺動係止部を下面の一端部に有する座席体及びバックレスト体と、座席フレーム及びバックレスト体と、座席フレーム及びバックレストフレームの各一側部に連設して配設された座席体及びバックレスト体を車輪側に摺動させるスライド機構と、下部フレームと、下部フレームの車輪側に装設されたスタンドと、を備えた構成を有している。」介護用車椅子が開示されている。さらに、特許文献１の車椅子は、第７頁の段落（[０００９]）に記載のように、リクライニング機構を持たせることによって、ベッドから車椅子への移乗が容易である効果を有している。
【０００３】
また、特許文献２の介護用車椅子は、第１頁要約に、「本発明の介護用車椅子は、脚部ユニットに対して、着座ユニットを仰向け状態になるように回動自在に構成するとともに、背もたれ部と脚もたせ部との間に、着座部に位置し得る支持体が掛け渡されて成り、患者が一時的に仰向け状態に寝られるような仰臥受け入れ状体に切り替えるにあたっては、背もたれ部を後方側に倒すように回動させ、着座部と背もたれ部との屈曲部が、下方に突き出すような状態とし、なお、且つ背もたれ部と脚もたせ部とに掛け渡された支持体を屈曲部から浮遊させ、ハンモック状態に張設するようにしたことを特徴とする。」介護用車椅子が開示されている。
【０００４】
さらに、特許文献３においては、第２頁（[０００３]）に、「前輪が固く小さい為、路面の凸凹で乗り心地が良くなかった。又非舗装路やジャリ道の走行が困難であった。」問題を解決するために、第２頁段落（[０００４]）に、「本発明は、前輪に大型チューブ入り車輪、後輪に大型チューブ入り自在車輪を取り付けた車椅子で前述の問題点を解決している。」として問題を解決したものである。
【０００５】
上記のように、介助用車椅子は、被介護者を乗せて病室間を移動したり、散歩をする場合に使用されることから、ベッドから車椅子の移乗を容易にしたり、車椅子で休息する時の居心地を良くしたり、走行時の乗り心地を良くしたりする工夫がされている。しかし、被介助者の病状は一様ではなく、被介助者のそれぞれの病状に合わせて簡単に車椅子のフットレストの高さ、座部の角度の調節、背もたれを傾動させることができる介助用の車椅子が望まれている。さらに、長期に介助を必要とする子供などの被介助者は、成長するにしたがって車椅子の座部の角度や、フットレストの高さが合わなくなった場合に、座部の角度や、フットレストの高さを容易に調節することができる車椅子の出現が望まれていた。
【０００６】
［特許文献１］特開平０７−３９５６２号公報
［特許文献２］特開２００１ー３３３９３８号公報
［特許文献３］特開２００２−２１９１４６号公報
【０００７】
【発明が解決する課題】
本発明は、被介助者の成長や病状に合わせて、フットレストの高さ、座部の角度が容易に調節できると共に、背もたれを傾動させたり、テーブル、日除けを付設することができる介助用の多機能車椅子を提供する。
【０００８】
【課題を解決する手段】
上記課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、介助用車椅子のフレームに空洞部を有する断面コの字形状のフレームを使用することにより、フットレストの高さ、座部の角度の調節、背もたれの角度を自由に傾動させることができる介助用の多機能車椅子の提供が可能となった。
【０００９】
本発明の課題を解決する手段は、開口部を有する空洞部とこれに連通する空洞部を有する断面がコの字形状のフレームよりなる前部フレームに回動可能な前部キャスターと、前記フレームよりなる後部フレームに背もたれと、前記前部フレームと前記後部フレームに連結金具で支持された支持フレームに後部キャスターを有する介助用車椅子であって、フットレストの上下移動と座部の前後移動と角度調整が可能で、把持部の上下移動と傾動が可能であることを特徴とする多機能介助用車椅子である。開口部を有する空洞部に連通する空洞部の２つの空洞部からなる断面がコの字形状の開口部を有する小さい方の空洞部にナットを摺動可能に嵌挿し、このナットにボルトを螺着して、ボルトにフットレスト、把持部等を取着して、ボルトを緩めてナットを上下に摺動させることにより、フットレスト、把持部等の上下移動を可能とした。また、座部の角度調整と前後移動を可能にすることにより、座乗者の状況に合わせて座部の位置を調節することができる。さらに、把持部を傾動させることによって、介助者が把持しやすい位置に把持部を調節することができる。
【００１０】
本発明の別の課題を解決する手段は、座部と背もたれの前後の角度調節が可能であり、把持部の上下移動と傾動が可能であることを特徴とする請求項１に記載の多機能介助用車椅子である。背もたれの角度調整を行って、被介助者を楽な姿勢で車椅子に座乗させて、介助者も把持しやすい位置に把持部の角度を調整することができる。
【００１１】
本発明の別の課題を解決する手段は、テーブルの脱着が可能であることを特徴とする請求項１又は請求項２のいずれかに記載の多機能介助用車椅子である。車椅子の前部にテーブルを取着して、被介助者が簡単な飲食を行ったり、書き物をする場合に使用することができる。
【００１２】
本発明の別の課題を解決する手段は、日除けの脱着が可能であることを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の多機能介助用車椅子である。車椅子に日除けを取り付けることによって、散歩の際に、被介助者に強い日差しを当てないようにすることができる。
【００１３】
【発明の実施の態様】
本発明の態様を以下に図面を用いて説明するが、要旨を超えない範囲において、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【００１４】
本発明の多機能介助用車椅子１００は、図１に示すように車椅子の前部フレーム１１の下部に回動自在の前部キャスター１４が設けられている。この前部フレーム１１は開口部を有する空洞部に連通する空洞部を有する断面がコの字形状のフレームよりなる。また、後部フレーム１２も開口部を有する空洞部に連通する空洞部を有する断面がコの字形状のフレームよりなり、この後部フレーム１２に背もたれ部２０が設けられている。さらに、下部にブレーキペダル１８を有する後部キャスター１５が着設された支持フレーム１３によって構成されている。支持フレーム１３の先端部はアームレスト２１の前端部と前部フレーム１１の上端部とが連結金具２６によって連結されている。また、支持フレーム１３は中程で後部フレーム１２の下端部と座部固定金具２５の後端部が連結金具２７によって連結されている。
【００１５】
本発明の多機能介助用車椅子１００に使用したフレームは、図２（２−１）に示すように開口部Ｃを有する空洞部Ｂに連通する空洞部Ａを有する断面がコの字形状のフレーム３１よりなるフレームである。この断面がコの字形状のフレーム３１は大きな空洞部Ａとこれに連通して開口部Ｃを有する小さな空洞部Ｂに分かれており、開口部Ｃを有する小さい空洞部Ｂに部品固定用のナット３２が上下移動が可能に嵌挿されている。本発明で使用したフレームの外径は２０×２０ｍｍのフレームを、前部フレームには長さが３９３．４ｍｍのものを、後部フレームには長さが５８５ｍｍのものをそれぞれ使用した。フレームの径は太すぎると車椅子が重くなり、細すぎると強度に問題が出てくるので、径が２０〜４０ｍｍ位の径が望ましく、上記径に限定されるものではない。前部フレーム、後部フレームに使用するフレームの長さは車椅子の大きさ、形状によって適切な長さで適宜使用することができ、本発明で使用した長さに限定されるものではない。
【００１６】
フレームに部品を固定する場合は、図２（２−２）に示すように、部品固定用のナット３２に部品３４を部品固定用ボルト３３で固定する。部品の位置を移動させる場合は、ボルト３３を緩めてナット３２をフレームの開口部を有する空洞部Ｂを上下に摺動させて、部品３４を所望の位置に調節してボルト３３を締めることによって簡単に部品３４の位置を調整して固定することができる。ここで部品３４とは、フットレスト、把持部、テーブル、日除け等の常時使用するものから、必要に応じて取着するものを云う。
【００１７】
従来の介助型車椅子のフレームを含めた各部品の調整幅は、多くの場合、フレームに設けられた既設の孔の位置に部品を取着して位置の調整がされたいた。このような従来の方法では、既設の孔の位置に部品の位置が限定されるという問題があった。本発明の介助型車椅子は、開口部を有する空洞部とこれに連通する空洞部を有する断面がコの字形状のフレーム３１を用いて、開口部を有する空洞部にナットを嵌挿して、このナットをフレームの空洞部を摺動させることによって部品の位置の調整を行うため、調整する位置が限定されず、固定作業も簡単に行えると共に、各種のオプションも容易に取り付けることができる。
【００１８】
フットレスト１７の高さ調節は、図３に示すように、フットレスト１７の固定ボルト１７ａを緩めて、被介助者が腰掛けた状態で、脚が適正な位置になるように高さを調整して、固定ボルト１７ａを締め付けることによりフットレスト１７が固定される。被介助者が座った状態でフットレスト１７の位置を調整することによって、被介助者が楽な姿勢で車椅子のフットレスト上に脚を置いて座るようにすることができる。
【００１９】
座部１６の構成は図４に示すように、座部１６は座部基盤１６ｂ上に弾力性のあるクッション１６ａが敷設されたもので、座部基盤の前側面と後側面に座部固定用のボルト孔１６ｃ、１６ｄがそれぞれ３個ずつ穿設されている。座部の固定は、支持フレーム１３の中程に連結金具２７で連結された座部固定金具２５にボルトで固定される。座部１６の位置を前後に調節する場合は、１６ｃ、１６ｄのボルト孔と２５ａ、２５ｂのボルト孔を整合させてボルトで固定することによって、前後３段階に調節することができる。
【００２０】
座部固定金具２５の前方部に設けられた上下３つのボルト孔２５ａは、図５に示すように、座部１６を取着して、座部の後方のボルト孔２５ｂを支点として、座部の前方部のボルト孔を上下３つのボルト孔の何れかに固定することによって、座部の前方部の高さを３段階に調節することが可能となっている。
【００２１】
把持部１９は、ノブボルト２４を緩めて、角度を前方、後方へ自在に変更してノブボルト２４を締め付けることによって介助者の把持し易い位置に把持部１９を固定することができる。把持部１９の角度調整は図６に示すように、ノブボルト２４の下にセレーションをかけた座金２４ａと、これに嵌合するようにセレーションをかけたフレーム側に取着された座金２４ｂとを嵌合させて、把持部１９のネジ孔２４ｄをネジ２４ｃに挿入して、ナットが嵌着されたノブボルト２４を締め付けることによって、把持部１９の角度調整を自在にした。
【００２２】
図７は本発明の介助用車椅子の背もたれ２０と把持部１９の傾斜角度を変更することができるリクライニング可能な介助用車椅子の例を示している。アームレスト４２を取着したガスダンパーのような伸縮部材４１を介助用車椅子の両側の連結金具２６と後部フレーム１２の間に取着して、伸縮部材４１の操作レバー４３を背もたれ後部に着設して、介助用車椅子の両側の伸縮部材４１と操作レバー４３をワイヤー４４でそれぞれ連結する。さらに、後部キャスター１５の上部に転倒防止用の転倒防止キャスター４５を取着する。
【００２３】
図８に示すようにリクライニング可能な介助用車椅子とすることができる。リクライニング可能な介助用車椅子は、図８に示す操作レバー４３を操作して後方に引くと、伸縮部材４１が延びて背もたれ２０が後方に倒れリクライニングとなる。
【００２４】
図９の（９−１）は本発明の多機能介助用車椅子１００にテーブル４６と日除け４７を着設した例を示す。テーブル４６は前部フレーム１１に嵌挿されたナットに４６ａのボルトで固定することによって、適当な位置に強固に固定することができる。テーブル４６を上下に移動させる場合は、ボルトを緩めて前部フレーム１１に嵌挿されたナットと共に任意の位置に上下移動させて、ボルトを締めることによって、テーブル４６を任意の位置に固定することができる。日除け４７は後部フレーム１２に嵌挿されたナットに螺着されたボルト４７ａを締めることによって、介助用車椅子に日除け４７を簡単に着設することができる。日除け４７の高さ調整もボルト４７ａを緩めて任意の位置で締め付けることによって、適正な位置に日除け４７を着設することができる。
【００２５】
また、フットレスト１７の位置を前部フレーム１１より前方に出す必要があるときは、図９の（９−２）に示すように、フットレスト延長金具４８を着設することにより、フットレスト１７を簡単に前部フレーム１１より前方に出すことができる。フットレスト延長金具４８はフットレスト１７の固定部分４８ａをボルトで固定し、前部フレーム固定部分４８ｂを前部フレーム１１に嵌挿したナットにボルトで２箇所を固定する。
【００２６】
【発明の効果】
本発明の多機能介助用車椅子は、座部の角度の調整、フットレストの高さ調整、背もたれの角度調整が可能としたことによって、被介助者の成長に合わせ、あるいは、被介助者の体の状態によって、車椅子の形状を調節することができる。また、必要に応じてテーブルを着設することによって、被介助者が軽い食事をしたり、書き物をすることができる。さらに、日除けを着設することによって、散歩に出かけることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】多機能介助用車椅子の側面図。
【図２】前部フレームと後部フレームの断面図。
【図３】フットレストの高さ調整を示す側面図。
【図４】座部と座部取着部の部分斜視図。
【図５】多機能介助用車椅子の座部の上下動を示す側面図。
【図６】把持部の取着部の部分側面図。
【図７】多機能介助用車椅子に伸縮部材を取着した側面図。
【図８】多機能介助用車椅子の背もたれを倒した側面図。
【図９】テーブルと日除けを着設した側面図。
【符号の説明】
１００：多機能介助用車椅子
１１：前部フレーム
１２：後部フレーム
１３：支持フレーム
１４：回動自在の前部キャスター
１５：後部キャスター
１６：座部
１７：フットレスト
１８：ブレーキレバー
１９：把持部
２０：背もたれ部
２１：アームレスト
２２：ストッパー
２３：ストッパーノブ
２４：ノブボルト
２５：座部固定金具
２６：連結金具
２７：連結金具
３１：フレームの断面
３２：部品固定用ナット
３３：部品固定用ボルト
３４：部品
４１：伸縮部材
４２：アームレスト
４３：操作レバー
４４：ワイヤー
４５：転倒防止用キャスター
４６：テーブル
４７：日除け
４８：フットレスト延長金具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a multifunctional assisting wheelchair that can adjust and change the front and back and the angle of the footrest, seat, etc. of the wheelchair according to the situation such as the growth and physical condition of the person being assisted.
[0002]
[Prior art]
The development of the conventional wheelchair for assistance is disclosed in Patent Document 1, as described in the summary on page 1, "wheels and casters, and a seat frame having a guide portion formed orthogonal to the wheels. A backrest frame fixed to the rear side of the seat frame so as to be rotatable and provided in the guide unit; a leg frame rotatably mounted on the front side of the seat frame; and a roller sliding on the guide unit The seat body and backrest body having a sliding engagement part such as a seat frame, the backrest body, the seat frame and the backrest body, and the seat frame and the backrest frame are arranged continuously on one side. It has a configuration including a slide mechanism that slides the seat body and the backrest body toward the wheel side, a lower frame, and a stand installed on the wheel side of the lower frame. ”A nursing wheelchair is disclosed. Been That. Furthermore, as described in the paragraph ([0009]) on page 7, the wheelchair of Patent Document 1 has an effect of facilitating transfer from the bed to the wheelchair by providing a reclining mechanism.
[0003]
Further, the nursing wheelchair of Patent Document 2 is described in the first page summary as follows: “The nursing wheelchair of the present invention is configured to be rotatable with the seating unit in a supine state relative to the leg unit, In order to switch to a supine-accepting body that allows the patient to sleep in a supine position temporarily, a support body that can be positioned on the seating section is stretched between the backrest section and the leg rest section. Rotate to tilt backwards so that the bent part of the seating part and the backrest part protrudes downward, and the support member spanned between the backrest part and the leg rest part is removed from the bent part. It is characterized by being suspended and stretched in a hammock state. ”A care wheelchair is disclosed.
[0004]
Further, in Patent Document 3, the second page ([0003]) states, “Because the front wheels were hard and small, the road surface was uneven and the ride was not comfortable. Also, it was difficult to travel on unpaved roads and jari roads. In order to solve the problem, the paragraph ([0004]) on page 2 states, “The present invention is a wheelchair in which a wheel with a large tube is attached to the front wheel and a wheel with a large tube is attached to the rear wheel. It has been solved. ”
[0005]
As mentioned above, an assisting wheelchair is used when moving between hospital rooms with a caregiver or when taking a walk, so it is easy to transfer a wheelchair from a bed, or when resting in a wheelchair. Ingenuity has been devised to improve comfort and ride comfort. However, the medical condition of the person being assisted is not uniform, and the wheelchair for assistance that can easily adjust the height of the footrest of the wheelchair, the angle of the seat, and tilt the backrest according to the medical condition of the person being assisted Is desired. In addition, care recipients such as children who need assistance for a long period of time, when the seat angle of the wheelchair or the height of the footrest does not match as they grow up, the angle of the seat or the height of the footrest The advent of a wheelchair that can be easily adjusted has been desired.
[0006]
[Patent Document 1] JP 07-39562 A [Patent Document 2] JP 2001-333938 [Patent Document 3] JP 2002-219146 A
[Problems to be solved by the invention]
According to the present invention, the height of the footrest and the angle of the seat can be easily adjusted according to the growth and medical condition of the person being assisted, and the backrest can be tilted, a table, and an awning can be attached. Provide a functional wheelchair.
[0008]
[Means for solving the problems]
In order to solve the above problems, as a result of intensive research, by using a U-shaped frame having a hollow portion in the frame of the assisting wheelchair, the height of the footrest, the adjustment of the angle of the seat, It has become possible to provide a multifunctional wheelchair for assistance that allows the angle of the backrest to be freely tilted.
[0009]
A means for solving the problems of the present invention includes: a front caster that is rotatable to a front frame having a U-shaped frame having a hollow portion having an opening and a hollow portion communicating with the hollow portion; An assisting wheelchair having a backrest on a rear frame, a rear caster on a support frame supported by a connecting bracket on the front frame and the rear frame, and vertical adjustment of the footrest and front-back movement and angle adjustment of the seat This is a multifunctional assisting wheelchair characterized in that the gripping part can be moved up and down and tilted. A nut is slidably inserted into a smaller cavity having a U-shaped cross section consisting of two cavities communicating with a cavity having an opening, and a bolt is screwed into the nut. Attach the footrest, gripping part, etc. to the bolt, loosen the bolt and slide the nut up and down, allowing the footrest, gripping part, etc. to move up and down. In addition, by enabling the angle adjustment and the back-and-forth movement of the seat portion, the position of the seat portion can be adjusted according to the situation of the occupant. Furthermore, by tilting the gripping part, the gripping part can be adjusted to a position where the assistant can easily grip.
[0010]
The multi-function according to claim 1, wherein the means for solving another problem of the present invention is capable of adjusting the angle of the front and back of the seat portion and the backrest, and capable of vertically moving and tilting the grip portion. It is a wheelchair for assistance. The angle of the backrest can be adjusted so that the person being assisted sits down on the wheelchair in a comfortable posture, and the angle of the gripping part can be adjusted to a position where the assistant can easily grip.
[0011]
The means for solving another problem of the present invention is the multifunctional assisting wheelchair according to claim 1 or 2, wherein the table can be attached and detached. The table can be attached to the front of the wheelchair and used by a person being assisted in simple eating and drinking or writing.
[0012]
The means for solving another problem of the present invention is the multifunctional assisting wheelchair according to any one of claims 1 to 3, characterized in that the sunshade can be detached and attached. By attaching a sunshade to the wheelchair, it is possible to prevent the person being assisted from being exposed to strong sunlight during a walk.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following examples without departing from the spirit of the present invention.
[0014]
As shown in FIG. 1, the multifunctional assisting wheelchair 100 of the present invention is provided with a rotatable front caster 14 at a lower portion of a front frame 11 of the wheelchair. The front frame 11 is a frame having a U-shaped cross section having a hollow portion communicating with a hollow portion having an opening. The rear frame 12 also has a U-shaped frame having a hollow portion communicating with the hollow portion having an opening, and the back frame 20 is provided with a backrest portion 20. Furthermore, it is comprised by the support frame 13 with which the rear caster 15 which has the brake pedal 18 in the lower part was attached. The front end portion of the armrest 21 and the upper end portion of the front frame 11 are connected to each other at the front end portion of the support frame 13 by a connecting metal fitting 26. In the middle of the support frame 13, the lower end portion of the rear frame 12 and the rear end portion of the seat fixing bracket 25 are connected by a connecting bracket 27.
[0015]
The frame used for the multifunctional assisting wheelchair 100 of the present invention has a U-shaped cross section having a hollow portion A communicating with the hollow portion B having the opening C as shown in FIG. 31 is a frame. The frame 31 having a U-shaped cross section is divided into a large cavity A and a small cavity B having an opening C connected to the large cavity A, and a component fixing nut is provided in the small cavity B having the opening C. 32 is inserted so that a vertical movement is possible. The outer diameter of the frame used in the present invention was a 20 × 20 mm frame, the front frame was 393.4 mm long, and the rear frame was 585 mm long. If the diameter of the frame is too large, the wheelchair will be heavy, and if it is too thin, there will be a problem in strength. Therefore, a diameter of about 20 to 40 mm is desirable, and the diameter is not limited to the above. The length of the frame used for the front frame and the rear frame can be appropriately used depending on the size and shape of the wheelchair, and is not limited to the length used in the present invention.
[0016]
When fixing a component to the frame, as shown in FIG. 2B-2, the component 34 is fixed to the component fixing nut 32 with the component fixing bolt 33. When moving the position of the part, the bolt 33 is loosened, the nut 32 is slid up and down the cavity B having the opening of the frame, the part 34 is adjusted to a desired position, and the bolt 33 is tightened. The position of the component 34 can be easily adjusted and fixed. Here, the component 34 refers to a component that is always used, such as a footrest, a gripper, a table, and an awning, and that is attached as necessary.
[0017]
In many cases, the adjustment width of each part including the frame of the conventional assisting wheelchair has been adjusted by attaching the part to the position of an existing hole provided in the frame. Such a conventional method has a problem that the position of the component is limited to the position of the existing hole. The assisting wheelchair according to the present invention uses a frame 31 having a U-shaped cross section having a hollow portion having an opening and a hollow portion communicating with the hollow portion, and inserting a nut into the hollow portion having the opening. Since the position of the component is adjusted by sliding the nut through the cavity of the frame, the position to be adjusted is not limited, the fixing operation can be easily performed, and various options can be easily attached.
[0018]
As shown in FIG. 3, the height of the footrest 17 is adjusted by loosening the fixing bolt 17a of the footrest 17 and adjusting the height so that the leg is in an appropriate position while the person being assisted is seated. The footrest 17 is fixed by tightening the fixing bolt 17a. By adjusting the position of the footrest 17 in a state where the person being assisted is sitting, the person being assisted can sit on the footrest of the wheelchair with a comfortable posture.
[0019]
As shown in FIG. 4, the seat portion 16 is constructed by laying elastic cushions 16 a on the seat base 16 b, and for fixing the seat on the front and rear sides of the seat base. Three bolt holes 16c and 16d are drilled. The seat is fixed by bolts to a seat fixing bracket 25 connected by a connecting bracket 27 in the middle of the support frame 13. When the position of the seat portion 16 is adjusted back and forth, the bolt holes of 16c and 16d and the bolt holes of 25a and 25b can be aligned and fixed with bolts to adjust in three stages.
[0020]
As shown in FIG. 5, the upper and lower three bolt holes 25a provided at the front portion of the seat fixing bracket 25 are attached to the seat portion 16, and the seat portion is configured with the bolt hole 25b at the rear of the seat portion as a fulcrum. It is possible to adjust the height of the front portion of the seat portion in three stages by fixing the bolt hole in the front portion of the front to the upper or lower three bolt holes.
[0021]
The gripping part 19 can fix the gripping part 19 at a position where it can be easily gripped by an assistant by loosening the knob bolt 24 and changing the angle freely forward and backward and tightening the knob bolt 24. As shown in FIG. 6, the angle of the gripping part 19 is adjusted by fitting a washer 24a serrated under the knob bolt 24 and a washer 24b attached to the serrated frame side so as to fit it. At the same time, the screw hole 24d of the grip portion 19 is inserted into the screw 24c, and the knob bolt 24 to which the nut is fitted is tightened to freely adjust the angle of the grip portion 19.
[0022]
FIG. 7 shows an example of a reclining assisting wheelchair that can change the inclination angle of the backrest 20 and the gripping portion 19 of the assisting wheelchair of the present invention. A telescopic member 41 such as a gas damper with an armrest 42 attached is attached between the connecting bracket 26 on both sides of the assisting wheelchair and the rear frame 12, and the operation lever 43 of the telescopic member 41 is attached to the back of the backrest. Then, the telescopic members 41 and the operation levers 43 on both sides of the assisting wheelchair are connected by wires 44, respectively. Further, a fall prevention caster 45 for preventing fall is attached to the upper part of the rear caster 15.
[0023]
As shown in FIG. 8, it can be set as the assisting wheelchair which can be reclined. When the assisting wheelchair capable of reclining is operated and the operation lever 43 shown in FIG. 8 is operated and pulled backward, the telescopic member 41 extends and the backrest 20 falls back to perform reclining.
[0024]
(9-1) of FIG. 9 shows an example in which a table 46 and an awning 47 are attached to the multifunctional assisting wheelchair 100 of the present invention. The table 46 can be firmly fixed at an appropriate position by fixing the table 46 to a nut fitted in the front frame 11 with a bolt 46a. When the table 46 is moved up and down, the table 46 is fixed at an arbitrary position by loosening the bolt and moving it up and down together with the nut fitted in the front frame 11 and tightening the bolt. Can do. The awning 47 can be easily attached to the assisting wheelchair by tightening the bolt 47a screwed to the nut fitted in the rear frame 12. The height of the awning 47 can also be adjusted by loosening the bolt 47a and tightening the awning 47 at an arbitrary position.
[0025]
When the position of the footrest 17 needs to be moved forward from the front frame 11, as shown in (9-2) of FIG. 9, the footrest 17 can be easily attached by installing the footrest extension bracket 48. The front frame 11 can be extended forward. The footrest extension fitting 48 fixes the fixing portion 48a of the footrest 17 with a bolt, and fixes two portions with bolts to a nut fitted to the front frame 11 with the front frame fixing portion 48b.
[0026]
【The invention's effect】
The multifunctional assisting wheelchair according to the present invention can adjust the angle of the seat, adjust the height of the footrest, and adjust the angle of the backrest. The shape of the wheelchair can be adjusted according to the state. In addition, by installing a table as necessary, the person being assisted can have a light meal or write. You can also go for a walk by wearing a sunshade.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a multifunctional assisting wheelchair.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a front frame and a rear frame.
FIG. 3 is a side view showing the height adjustment of the footrest.
FIG. 4 is a partial perspective view of a seat part and a seat part attaching part.
FIG. 5 is a side view showing vertical movement of a seat portion of a multifunctional assisting wheelchair.
FIG. 6 is a partial side view of an attachment part of a grip part.
FIG. 7 is a side view of a telescopic member attached to a multifunctional assisting wheelchair.
FIG. 8 is a side view of the multifunctional assisting wheelchair with the backrest folded down.
FIG. 9 is a side view of a table and an awning.
[Explanation of symbols]
100: Multi-function assisting wheelchair 11: Front frame 12: Rear frame 13: Support frame 14: Turnable front caster 15: Rear caster 16: Seat 17: Footrest 18: Brake lever 19: Grip 20: Backrest 21: Armrest 22: Stopper 23: Stopper knob 24: Knob bolt 25: Seat fixing bracket 26: Connecting bracket 27: Connecting bracket 31: Section of frame 32: Component fixing nut 33: Component fixing bolt 34: Component 41 : Telescopic member 42: armrest 43: operation lever 44: wire 45: caster 46 for preventing overturning: table 47: awning 48: footrest extension fitting

Claims

A multifunctional assisting wheelchair comprising a U-shaped frame having a cross-section in which a nut for fixing a component is vertically movably inserted into a small cavity having a large cavity and an opening communicating with the large cavity , section and the U-shaped frame pivotally to the front frame consisting of front casters, the backrest to the rear frame the cross-section is formed of a frame of U-shaped, coupled to said rear frame and said front frame A multi-function characterized in that a rear caster is pivotally attached to a support frame supported by metal fittings, the footrest can be moved up and down, the seat can be moved back and forth, and the angle can be adjusted, and the gripper can be moved up and down and tilted. Assistive wheelchair.

It is possible to adjust the angle of the seat part fixed with bolts to the seat fixing bracket connected to the support frame and the back and front of the backrest attached to the rear frame of the U-shaped cross section. The multifunctional assisting wheelchair according to claim 1, wherein the gripping portion attached to the rear frame of the U shape can be moved up and down and tilted.

The multifunctional assisting wheelchair according to claim 1 or 2, wherein a table fixed with a bolt to a nut fitted in the front frame is detachable.

The multifunctional assisting wheelchair according to any one of claims 1 to 3, wherein the sunshade is secured to the nut fitted in the rear frame with a bolt .