JP4197043B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ディジタル放送を使用して配信された広告および宣伝情報を受信する受信装置および受信方法に関する。
最近、通信衛星を使用して画像信号、オーディオ信号等マルチメディア・データを配信するディジタル放送が実用化されつつある。この発明は、ディジタル放送において広告情報を番組情報に対して多重化するものである。最初に、図6を参照して典型的なディジタル放送システムの概略を説明する。番組を送出する側は、アップリンク局102、番組提供者101、管理システム106,107,108により構成される。
番組提供者101からの映像・音声データがアップリンク局102のMPEG(Moving Pictures Expert Group)2のエンコーダ、マルチプレクサ103に供給される。MPEG2エンコーダ、マルチプレクサ103において、映像・音声データが圧縮され、圧縮された映像・音声データが188バイトの長さのパケットに詰め込まれる。複数の番組と夫々対応した映像・音声データのパケットが多重化され、MPEG2のトランスポート・パケットが形成される。トランスポート・パケットが連なって、トランスポート・ストリームが形成される。トランスポート・ストリームの数は、通信衛星に搭載されているトランスポンダの数に対応している。
MPEG2トランスポート・ストリームが送信システム104に供給される。送信システム104では、パケット毎のスクランブル処理、パケット毎のエラー訂正符号化、変調等の処理がされ、変調出力が送信アンテナ105に供給される。スクランブル処理は、視聴者毎に視聴の可否を制御するのに使用する条件付きアクセスを実現する上で必要とされる。例えばある番組だけをそのつど有料で視聴するPPV(Pay Per View)の契約が可能となる。スクランブルを解く鍵は、鍵管理システム106からMPEG2エンコーダ、マルチプレクサ103に供給され、映像・音声情報と同様、パケットの一つとして、トランスポート・ストリーム中に挿入されている。
また、番組管理システム107によって、MPEG2パケットの統合的管理がなされる。番組管理システム107と鍵管理システム106とが結合し、スクランブルを解く鍵を暗号化するようになされる。更に、顧客管理システム108が設けられ、視聴契約に関連する事項等の管理がなされる。視聴者との間で、電話回線109を通じて視聴者情報が伝送される。
送信アンテナ105から送出され、通信衛星110を介して各家庭の受信アンテナ111により放送電波が受信される。受信アンテナ111に対して受信機112が接続される。受信機112は、受信トランスポンダを指定するチューナ、復調部、スクランブルを解くデスクランブル部、分離するパケットを指定するデマルチプレクサ、映像デコード部、音声デコード部等により構成される。復号された映像・音声信号がテレビジョン受像機113に供給される。
スクランブルを解く鍵は、暗号化され、関連情報として映像・音声と共に、伝送される。この暗号を解く鍵は、受信機112に挿入されているICカード114の中に格納されている。どの番組のスクランブルを解くことができるかは、各受信システムの契約情報をもとに送信側から制御できるようになされている。条件付きアクセス機能を有する受信機は、通常、IRD(Integrated Receiver/Decorder)と称される。
上述のディジタル衛星放送システムは、単にテレビジョン放送を視聴するということにとどまらず、多くのチャンネル数による大容量のディジタルデータの伝送システムとして利用することが可能である。即ち、ディジタル衛星放送の受信機は、映像・音声データ以外にその番組や視聴者に関連した契約情報等や、パーソナルコンピュータ用のデータ等を多重化して送出するディジタルデータの受け口としての機能を持っている。
例えば、現在の衛星放送システムにおける一つの放送においては、現在放送中或いは放送予定の番組の内容説明EIT(Event Information Table )、電子番組表EPG(Electric Program Guide)、視聴料金、視聴年齢制限を始めとする契約情報(Entitlement Control Message)などが映像・音声データと共に配信される。具体的には、視聴料金、視聴年齢制限等の情報が受信端末に共通の共通情報 (ECM:Entitlement Management Message)として番組情報と共に放送される。
また、受信端末に固有のIDが付与され、視聴者に対して送信側で作成された端末に個別の個別情報(EMM:Entitlement Management Message)が送られ、端末では、受信側では、自分と同一のIDのEMMが解かれ、ワーク鍵がICカードに取り込まれる。EMMを復号するための鍵は、各受信端末のICカードの中に予め記憶されている。そして、番組を視聴すると、番組に付随するECMがICカードに取り込まれ、この番組に対応するワーク鍵が事前に記憶されていれば,デスクランブルがなされ、番組を視聴することができる。このように、PPVが可能とされ、個別の端末からのPPV番組の視聴履歴のアップロードを指示したり、モデムを内蔵することによってショッピング番組への購入要求やアンケートへの応答が可能となってきている。
しかしながら、上述したように従来のディジタル衛星放送システムにおいては、番組に関連する情報を多重放送することによって更に番組の付加価値を高めたり、操作を簡便にすることができるようになされているが、番組中に挿入される所謂CMと称される広告・宣伝情報の映像・音声については、あくまでも番組の一部として配信されるのみであった。その結果、広告・宣伝情報の対象となる商品、サービスと無関係に、視聴者に広告・宣伝情報が配信されたり、受け手である個々の視聴者の意志にかかわらず、一方的に商品を広告・宣伝してしまう問題点があった。
従って、この発明の目的は、情報の受け手である視聴者が選択的に広告を視聴することを可能とし、広告提供企業が効率的に広告を視聴させることを可能とする受信装置および受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、番組のデータと番組以外のデータを多重化して送信するディジタル放送の受信装置において、
広告される商品またはサービスが対象とする視聴者層を識別するターゲットIDが付加された広告情報が多重化された放送信号を受信する受信手段と
受信後に予め登録されている視聴者属性とターゲットIDとを照合し、両者が一致する広告情報が選択される選択手段とを有し
選択手段によって選択された広告情報が表示されるべく出力され、
表示された広告情報に対し詳細情報取得要求がなされた場合、該詳細情報へのリンク情報に基づき取得経路としてネットワークと放送波との何れを使用するかを判断する判断手段をさらに有する
ことを特徴とする受信装置である。
請求項3の発明は、番組のデータと番組以外のデータを多重化して送信するディジタル放送の受信方法において、
広告される商品またはサービスが対象とする視聴者層を識別するターゲットIDが付加された広告情報が多重化された放送信号が受信手段によって受信されるステップと、
受信後に予め登録されている視聴者属性とターゲットIDとを照合し、両者が一致する広告情報が選択手段によって選択されるステップと、
選択手段によって選択された広告情報が表示されるべく出力するステップと、
表示された広告情報に対し詳細情報取得要求がなされた場合、該詳細情報へのリンク情報に基づき取得経路としてネットワークと放送波との何れを使用するかを判断するステップと
からなることを特徴とする受信方法である。
この発明は、番組の映像・音声データ以外にターゲットIDが付加された広告情報を多重化して配信し、ターゲットIDと予め登録されている視聴者属性を照合して一致する場合においてのみ広告情報を選択し、表示するようにしている。この発明によれば、視聴者からみると、自分で興味を持つ可能性のある商品や、サービスについての広告情報を選択的に視聴することができる。逆に、興味を持つ可能性の少ない広告や、子供に見せたくない広告を視聴しないようにできる。また、視聴者は、広告情報によって、番組の視聴が中断されることを少なくすることができる。さらに、OSDにより広告表示を重畳するようにすれば、VTR等の記録装置によって記録される番組の信号には、広告表示を出さないようにできる。一方、広告を提供する企業にとっては、その商品、サービスに興味がある層(ターゲットユーザ)に対して効率的に広告情報を提供できる。このようなこの発明の効果は、広告詳細情報を付随させることによって一層発揮される。
以下、この発明の一実施形態について図1、図2および図3を用いて説明する。図1は、この発明の一実施形態のシステム全体を示す。図1に示すように送出側のシステムが番組を制作する放送局1、アップリンクシステム2、送信アンテナ3および契約顧客管理センタ10により構成される。
また、図1において4で示されるのが例えば通信衛星(CS)である。通信衛星4には、トランスポート・ストリームの数に対応したトランスポンダが搭載されており、アップリンクシステム2および送信アンテナ3を介して地上から送信された電波信号を受信し、周波数変換した上で増幅して地上に再送信する。放送信号には、通常のディジタル放送と同様に、番組、制御用のデータ(ECM、EEM等)、EPG等が多重化される。さらに、この発明では、番組データとは別のデータとして、広告情報、広告詳細情報が放送信号に多重化される。
受信端末は、受信アンテナ5、IRD6、映像表示装置8および外部コントロール装置7により構成される。IRD6と契約顧客管理センタ10とは、公衆回線網9により適宜接続されるように構成される。また、IRD6が公衆回線網9、アクセスポイント(中継接続箇所)11、ネットワーク例えばインターネット12および例えばWWW(World Wide Web) 等のソフトウェアを介して広告詳細情報ホームページ13に接続される。このホームページ13は、広告を提供する企業14により作成される。
広告詳細情報は、ディジタル放送により配信される広告情報に付随するもので、広告情報により広告される商品、サービスに関してのより詳細な情報である。この詳細情報は、放送信号に多重化して伝送する経路と、インターネット12を経由して伝送する経路とが用意されている。なお、この発明では、広告詳細情報が必須ではなく、ターゲットIDが付加された広告情報のみを配信するようにしても良い。
アップリンクシステム2は、図2に示ようにサーバー21,22,23,24、n個のパケッタイザ251〜25n、チェインコントローラ26、マルチプレクサ28および変調装置29等により構成され、サーバー21,22,23,24とn個のパケッタイザ251〜25nとチェインコントローラ26およびマルチプレクサ28の夫々とが、LAN(Local Area Network)27により結合されている。
放送局1において、番組が制作され、番組に対応した映像・音声信号が例えばMPEG2により圧縮・符号化されることでディジタル化され、この番組素材がアップリンクシステム2のサーバー21に蓄積されている。また、広告に関する商品、サービスの対象とする視聴者層を特定する、ターゲットIDが付加された広告情報、および商品、サービスに関してのより詳細な情報である、広告詳細情報がサーバー22に蓄積されている。広告情報、広告詳細情報は、映像、音声、アニメーション、静止画、アイコン、テキスト等の何れか一つ以上のデータである。
ターゲットIDは、各受信端末のICカード部に登録されている視聴者属性情報と同様に規定されている。すなわち、広告に関する商品、サービスを提供したい消費者あるいは購買層の範囲を特定するために、ターゲットIDが使用される。具体的には、性別、年齢、地域、趣味等の情報をターゲットIDが有する。このターゲットIDは、放送信号中では、一連の広告のデータの先頭に付加される。例えばディジタル放送の契約後に加入者に渡されるICカードに視聴者属性が登録される。
広告詳細情報は、視聴者に提供される、商品やサービスをより詳しく説明する内容の映像および/または音声情報である。広告詳細情報を提供する方法としては、図2に示す構成のように、ディジタル放送信号に多重化する方法と、放送信号以外の情報提供局から提供する方法とが用意されている。この例では、図1に示し、上述したように、アクセスポイント11、インターネット12を通じて、情報提供局としての詳細情報ホームページ12から詳細情報が提供される。放送信号により広告詳細情報を配信する時には、広告情報に含まれるリンク情報によって、その広告情報に付随する放送信号中の詳細情報のアクセス方法が特定される。例えば広告詳細情報が含まれるパケットIDが指定される。
また、詳細情報をインターネット12を介して取得する場合では、広告情報に含まれるリンク情報によって、その広告情報に付随する詳細情報のアクセス方法が特定される。例えばインターネットのホームページ12のURL(Uniform Resource Locator)のような取得先のアドレス情報をリンク情報が含む。
詳細情報が付随しないターゲットID付きの広告情報も放送信号中に多重化される。詳細情報が付随する広告情報の場合では、一例として、広告情報が番組中の所定の箇所で、所定時間提供されるアイコンとされる。広告詳細情報は、番組の視聴者がアイコンをクリックすることによって提供される。
図2に示すサーバー23には、受信端末に個別のEMMが蓄積されている。さらに、EPGがサーバー23に蓄積されている。更に、図示せずも、他のサーバーが設けられており、例えば、受信時における共通情報として用いられるECMが他のサーバーに蓄積されている。
チェインコントローラ26は、PMS(Program Management System)より指定されたスケジュールに従いサーバー21,22,23,24、n個のパケッタイザ251〜25nおよびマルチプレクサ28に対して夫々に制御信号を形成して制御し、時間指定での統合的な送出制御を行う。
パケッタイザ251にサーバー21からの映像データが供給され、パケッタイザ252にサーバー21からの音声データが供給される。パケッタイザ253にサーバー22からの広告情報データが供給され、パケッタイザ254にサーバー22からの広告詳細情報データが供給され、また、パケッタイザ255にサーバー22からの広告詳細情報データが供給される。なお、パケッタイザ256以降のパケッタイザに関しても同様にEMM、EPG、ECM等の種々のデータが供給される。
パケッタイザ251〜25nの夫々は、供給されるデータ列をブロック分割し、所定の制御情報を付加して所定の伝送単位形式(すなわち、パケット)に変換する。パケッタイザ251、252において、映像・音声データの夫々が例えば188バイトの長さのパケットに詰め込まれ、多重化の前処理がなされた形で以てマルチプレクサ28に供給される。また、パケッタイザ253、254、255において、ターゲットIDが付加された広告情報データ、広告詳細情報データの夫々がパケットに詰め込まれ、パケットの形式のデータがマルチプレクサ28に供給される。なお、パケッタイザ256以降のパケッタイザにおいても同様にパケットへの変換処理がされ、処理後のデータがマルチプレクサ28に供給される。
マルチプレクサ28においてパケッタイザ251〜25nからのデータが時分割に多重化され、トランスポート・ストリームが形成される。この多重化出力が変調装置29に供給される。変調装置29は、先ず、パケット毎のスクランブル処理とパケット毎のエラー訂正符号化を行い、そのトランスポート・ストリームに対して例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調を行う。変調装置29において形成された変調出力が送出装置30および送信アンテナ3を介して通信衛星4に向けて送出される。なお、スクランブル処理は、視聴者毎に視聴の可否を制御するのに使用する条件付きアクセスを実現するための処理で、また、スクランブルを解く鍵は、EMMとECM中に含まれており、パケットの一つとして、映像・音声情報および広告情報と同様にトランスポート・ストリーム中に挿入される。
図3は、受信端末の一例の構成を示す。送信アンテナ3から送出され、通信衛星4を介して受信アンテナ5により放送電波が受信される。受信アンテナ5に対してIRDが接続されている。受信アンテナ5はLNB(Low Noise Block down converter) を有しており、受信電波信号が周波数変換され、この出力がIRDに供給される。
IRD6は、受信トランスポンダを指定するチューナ部61、復調部62、誤り訂正部63、スクランブルを解くデスクランブル部64、分離するパケットを指定するデマルチプレクサ67、映像デコード部69、音声デコード部68、および表示画面を制御するOSD(On Screen Display)コントロール部70等により構成されている。
また、図3において65で示されるのがメインコントロール部であり、メインコントロール部65は、IRD6全体を制御し、例えば、マイクロコンピュータ等により構成される。ICカード部66、デマルチプレックス部67、OSDコントロール部70、記憶装置71およびモデム部72の夫々とメインコントロール部65とがデータバスにより結合される。
チューナー部61において、受信電波信号の中からメインコントロール部65からの制御信号に基づいて指定される周波数の信号が抽出され、復調部62において、QPSK変調されている信号が復調される。この復調出力が誤り訂正部63に供給され、誤り訂正部63において、受信データの誤りが訂正され、復号出力がデスクランブル部64に供給される。誤り訂正部63では、ビタビ復号、リード・ソロモン符号の復号処理がなされる。
EMM等により事前に送信され、ICカード部66に記録されている鍵を読み出し、デスクランブル部64において、デスクランブルを行う。デスクランブル部64から得られたトランスポート・ストリームがデマルチプレックス部67に供給される。ICカード部66には、デスクランブルのための鍵の他に、視聴者属性、番組視聴履歴、広告情報視聴履歴、リンク情報使用履歴が記録される。
メインコントロール部65の指示に従い、デマルチプレックス部67において、トランスポート・ストリーム中のパケットを分類する。すなわち、現在選択されているサービスチャンネルの音声パケットが音声デコード部68に供給され、その映像パケットが映像デコード部69に供給される。音声デコード部68において、音声データが復号されて更にD/A変換され、受信音声信号が形成される。この受信音声信号がスピーカにより再生される。また、映像デコード部69において、映像データが復号されて更にD/A変換され、受信映像信号が形成され、この受信映像信号がOSDコントロール部70に供給される。
放送信号中の制御用データ(ECM、EEM等)のパケット、並びに広告情報のパケットは、デマルチプレクス部67で分離され、メインコントロール部65に供給される。ターゲットIDが付加された広告情報のパケットは、メインコントロール部65の制御の下で、記憶装置71に一時的に記憶される。広告詳細情報は、広告情報中のリンク情報で指定されたものがデマルチプレックス部67により分離され、OSDコントロール部70を制御することにより、またはデコード部68、69でデコードされることにより、リアルタイムに出力される。
なお、この一実施形態では、広告情報を記憶装置71に一時的に蓄えるようにしているが、視聴者属性情報と一致するターゲットIDを有する広告情報のパケットをデマルチプレックス部67により分離してリアルタイムに出力するようにしても良い。
OSDコントロール部70は、メインコントロール部65により制御され、OSDコントロール部70において、メニュー画面等のイメージが重畳処理される。この加工された映像信号が画面として表示される。例えば、広告情報として広告アイコンを用いる場合には、メインコントロール部65は、OSDコントロール部70を制御し、広告アイコンを画面中に一定時間表示する。
上述したように、受信された広告情報は、メインコントロール部65の制御によって、記憶装置71に一時的に記憶される。そして、メインコントロール部65は、記憶された広告情報のターゲットIDと、ICカード部66に予め登録されている視聴者の性別、年齢、視聴地域、趣味等を示す視聴者属性とを照合し、一致する場合の広告情報のみを抽出し、その抽出した広告情報データをOSDコントロール部70に供給する。
なお、リモコンのコマンダ7からのリモコン信号が受信部73で受信される。リモコン信号により伝送される入力情報がメインコントロール部65に供給され、メインコントロール部65がリモコン信号に応じた処理を行う。例えば広告アイコンをクリックするための操作、広告詳細情報の表示を終了させる操作等は、コマンダ7の操作によりなしうる。入力装置としては、リモコン以外のキーボード、マウス等を使用できる。
また、メインコントロール部65にはモデム部72が接続され、モデム部72が公衆回線網9に接続される。それによって、受信端末(IRD6)と契約顧客間管理センタ10とが接続され、ICカード部66に記録された番組視聴履歴、広告情報視聴履歴、リンク情報使用履歴等の視聴者情報を契約顧客管理センタ10がアップロード可能とされる。また、ホームページ13から広告・宣伝用の詳細情報を取得するために、メインコントロール部65には、WWWのブラウザーソフトウェアも搭載されている。
図4は、上述したこの発明の一実施態様の端末側の処理を示すフローチャートである。先ず、所定のチャンネルが受信され、受信処理と並行して広告情報データのパケットの有無が決定される(ステップS1)。若し、広告情報が無い場合には、処理が終了する。一方、広告情報が受信された場合には、広告情報が記憶装置71に一時的に保存される(ステップS2)。
保存されている受信済みの広告情報のターゲットIDとICカード部66に予め記録されている視聴者属性(性別、年齢、地域等)とを照合し、両者が一致する広告情報を記憶装置71から選択的に読み出す(ステップS3)。そして、抽出した広告情報データをOSDコントロール部70に供給し、画面中に広告アイコンを表示する。例えば図5の最上段に示すように、番組表示中の画面80の一部に、広告アイコン81が表示される(ステップS4)。
広告アイコン81が表示されると、番組を見ている視聴者がより詳細な情報を知りたい場合には、コマンダ7を操作して広告アイコン81をクリックする。クリックがされたかどうか、すなわち、広告詳細情報の表示要求の操作の有無が決定される(ステップS5)。広告詳細情報の表示要求が無い場合には、処理がステップS7に移る。ステップS7では、広告アイコン81の表示終了時刻となったか否かが決定される。そして、表示終了時刻になると、ステップS8で広告アイコン81の表示が消され、処理が終了する。広告アイコンの表示時間は、例えばタイマーにより制御される。
ステップS5において告詳細情報の表示要求の操作が有ると決定されると、広告情報データ内に付加されているリンク情報の有無が決定される(ステップS6)。広告詳細情報の取得経路を示すリンク情報が無い場合には、処理がステップS7に移り、広告アイコンが所定時間経過後に消去される。
ステップS6において、リンク情報が有ると決定されると、ステップS9において広告アイコン81が消去される。次のステップS10において、広告詳細情報の取得経路が判断される。ステップS10において、リンク情報により示される広告詳細情報の取得経路が放送波と判断されると、ステップS11において、放送波から詳細情報が受信される。例えばリンク情報は、パケットID(PID)を示すものとされ、そのパケットIDを有するパケットを受信する。
そして、ステップS12において、受信された広告詳細情報データに基づく広告詳細情報を表す画面がOSDによって表示され、また、広告詳細情報の音声が出力される。すなわち、広告詳細情報がリアルタイムに出力される。図5の中段の表示82は、広告詳細情報の表示例である。図の例では、番組の画面の代わりに広告詳細情報の表示82がされているが、種々の表示態様が可能である。例えばPinP(親画面および子画面)形式、PandP(左右分割画面)形式等でもって広告詳細情報を表示しても良い。さらに、広告詳細情報の画面の複数枚を分割画面によって同時に表示したり、順次一枚ずつ送りながら複数画面を表示することも可能である。よりさらに、番組の表示画面と別の表示画面に広告詳細情報を表示しても良い。また、詳細情報の表示(出力)がなされると、ICカード部66上に詳細情報視聴履歴が記録される。この場合、詳細情報の要求操作の回数をICカード部66に記録しても良い。
広告詳細情報の画面82が表示されると、リモコンを使用した表示終了の操作の有無が決定される(ステップS13)。表示終了の操作がされると、ステップS14において、広告詳細情報の画面82が消され、ステップS15において、元の番組画面に表示が戻る。そして、ステップS16では、再度、図5において83で示す広告アイコンが表示され、表示時刻の終了の決定のステップS7に処理が戻る。
また、ステップS10において、リンク情報により示される広告詳細情報の取得経路がネットワーク側と判断されると、ステップS17において、リンク情報(例えばインターネットのプロバイダの電話番号、パスワード、ホームページのURL)を使用して、インターネットのプロパイダ(図1中のアクセスポイント11)にモデム72を制御してダイヤルアップ接続する。
ステップS18では、図5に示したのと同様の広告詳細情報の画面が表示される。例えば、ブラウザーと称されるホームページ閲覧用のソフトウェアによって、URLにより指定されるホームページを読み出して取り込み、表示する。表示がされると、ICカード部66上に詳細情報視聴履歴が記録される。広告詳細情報は、取得経路によって相違させても良い。
次に、ステップS13と同様に、表示終了の操作の有無がステップS19で決定される。表示終了の操作がされると、広告詳細情報の画面82の表示が終了される(ステップS20)。さらに、インターネット12との接続が解除され、広告・宣伝用の詳細情報のホームページ13と切り離される(ステップS21)。具体的には、ブラウザーを終了し、アクセスポイント11との接続を遮断する。そして、処理がステップS16の広告アイコンの表示に戻る。
以上のようにして、広告アイコンの表示中に詳細情報要求があった場合に、詳細情報の取得、その表示がなされる。上述した処理において、ICカード部66に記録された詳細情報視聴履歴は、PPVの視聴履歴等の有料番組視聴履歴の定期的あるいは不定期のアップロードの際に、一緒に契約顧客管理センタに通知される。
また、広告詳細情報を上述したように、インターネット経由で取得する場合には、ホームページ13においてアクセスログをとることができる。また、ブラウザーソフトウェア名をホームページでは分かるので、ソフトウェア名とアクセス回数とから広告詳細情報の視聴履歴を作成することもできる。例えば、インターネットの場合には、アクセス数については、CGI(Common Gateway Interface) とSSI(Server Side Includes)によってカウントすることができ、また、同時に何時、どのアクセスポイント11からどのようなリンク情報およびブラウザーが使われたかが時系列にアクセスの履歴として記録できる。
なお、この発明の一実施態様においては、受信された広告情報を記憶してからターゲットIDと視聴者属性情報との照合をとるようにしているが、放送波を受信する時に、照合を行い、両者が一致する広告情報のみを記憶装置に保存するようにしても良い。また、上述した説明では、広告詳細情報の提供までが述べられているが、提供後の段階として、広告された商品、サービスを購入するための操作を可能としても良い。さらに、この発明の一実施態様においては、インターネットを用いる構成について説明したが、他のネットワークを用いても良い。さらに、ケーブルテレビのディジタル放送や地上波のディジタル放送システムにこの発明を適用しても良い。
この発明の一実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態における送信側の構成の一例のブロック図である。 この発明の一実施形態における受信側の構成の一例のブロック図である。 この発明の一実施形態の動作説明に用いるフローチャートである。 この発明の一実施形態の説明に用いる表示画面の外観図である。 従来のディジタル放送システムの一例の説明に用いるブロック図である。
符号の説明
1・・・放送局、4・・・通信衛星、5・・・受信アンテナ、6・・・IRD、8・・・映像表示装置、9・・・公衆回線網、10・・・契約顧客管理センタ、12・・・インターネット、61・・・チューナー部、62・・・復調部、63・・・誤り訂正部、66・・・ICカード部

Claims (4)

  1. 番組のデータと番組以外のデータを多重化して送信するディジタル放送の受信装置において、
    広告される商品またはサービスが対象とする視聴者層を識別するターゲットIDが付加された広告情報が多重化された放送信号を受信する受信手段と、
    受信後に予め登録されている視聴者属性と上記ターゲットIDとを照合し、両者が一致する広告情報が選択される選択手段とを有し、
    上記選択手段によって選択された上記広告情報が表示されるべく出力され、
    表示された上記広告情報に対し詳細情報取得要求がなされた場合、該詳細情報へのリンク情報に基づき取得経路としてネットワークと放送波との何れを使用するかを判断する判断手段をさらに有する
    ことを特徴とする受信装置。
  2. ディジタル放送の契約後に配布されるメモリ媒体に上記視聴者属性が予め登録されていることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 番組のデータと番組以外のデータを多重化して送信するディジタル放送の受信方法において、
    広告される商品またはサービスが対象とする視聴者層を識別するターゲットIDが付加された広告情報が多重化された放送信号が受信手段によって受信されるステップと、
    受信後に予め登録されている視聴者属性と上記ターゲットIDとを照合し、両者が一致する広告情報が選択手段によって選択されるステップと、
    上記選択手段によって選択された上記広告情報が表示されるべく出力するステップと、
    表示された上記広告情報に対し詳細情報取得要求がなされた場合、該詳細情報へのリンク情報に基づき取得経路としてネットワークと放送波との何れを使用するかを判断するステップと
    からなることを特徴とする受信方法。
  4. ディジタル放送の契約後に配布されるメモリ媒体に上記視聴者属性が予め登録されていることを特徴とする請求項3記載の受信方法。
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