JP2007282168A - 放送等の受信における視聴画像制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビジョン受像機、携帯電話機器等の情報端末機器の有料番組は、従来放送施設と一括契約していたが、視聴者の好みに応じて携帯電話機を使って、番組単位で選択視聴して課金するようにすること。
【解決手段】近い将来には放送は全てデジタル放送に変わる。放送機材は高性能、小型化、かつ安価になってだれでも映画、番組の製作が可能になった。きめ細かなニュース、ドキュメンタリ、ビジネス情報、ルポ番組を制作して発信できる小規模の放送局がネットを介して、数多く設立される。一方視聴者は、質の高い映像を欲している。視聴者のビジネス支援、教育、環境改善に寄与できれば、それに対する支払いを厭わない。本件は、携帯電話機から制御信号を発信して、番組の選定を行うのと、携帯電話機の登録者に視聴料の課金をする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送電波、地上デジタル放送、衛星テレビ放送、CATV(community antenna television),インターネット網を介して放送されるウェブテレビ等の伝送媒体から放送される視聴制御に関するものである。
近年、公共テレビ電波を始めデジタル化の進展は顕著である。数年後には地上放送は全てアナログからデジタル放送に移行される。その背景にはFTTH(fiber to the home)、光伝送ブロードバンドの急速な普及がある。光伝送媒体、インターネット網上に設けられたウェブ放送は、多くのIT企業の創設を促し、起業の参入を助長した。今後この傾向は激増していくものと考えられる。
安価なホームビデオカメラとそのハイビジョン化は、放送とインターネットとの融合によって新たな技術革新を胎動させた。いまや、マンションの一室においてたった一人で放送局を開設したり、安価に映画の製作も可能になった。
一方、端末機の技術の進展は急速である。特にIT(information technology)とコンピュータ、と放送の融合が始まって端末機器のモバイル化は急速である。携帯電話機の社会への普及は、凄まじい勢いである。携帯電話機の利用は単なる通話からテレジジョン受信、広告宣伝メデア、ショッピングへと利用形態は変貌しつつある。
ユビキタス社会の進展はいっそう顕著になって、どこにでもコンピュータ機能の享受を満足して、それにインターネット網が付随して情報通信をサポートする事によって、サービスの利便性が一層向上した未来型情報通信社会が到来した。
放送の受信には課金の問題が発生する。メデアの送信施設は視聴者の見たくもない番組を勝手に送ってきて税金のように料金を徴収される。現在、有料ウェブサイトから携帯機器に勝手にアクセスしてきて不法な料金が徴収され、社会問題になっている事は枚挙にいとまがない。
公共テレビジョン放送、ウェブ放送にしても広告を主体にしているものは、無料である。ここでは、視聴者は安心して放送を楽しむことができる。しかし、視聴者の意向に反して料金を徴収する放送もあるのは既成の事実である。
本発明は、視聴者の見たい番組のみに支払う方式を提供するものである。特定放送施設と一括して契約するのでなく、見たい番組を見たときだけ支払うシステムである。こうすることによって視聴者の経済的負担は軽減できる。
特開 2002−271713 特開 2004−222031 日本放送協会 放送技術研究所「マルチメデア時代のデジタル放送 技術事典」1994、丸善株式会社
解決しようとする問題点の一つは、視聴者の見たい番組だけにお金を支払って、利便性を向上させる事にある。現在は、特定の放送施設に定額課金されて支払っている。これを特定の放送施設だけでなく、多くの放送施設に課金システムを拡大して、より質の高い番組を有料で見るようにする。
こうすれば、放送施設は潤沢な視聴料が入って高品質な番組を提供できる。視聴者の方は、質の高い放送を自由に選んで享受できる。放送施設は手軽に設立できるから今後、専門分野に特化した放送施設が数多く開設されて行くものと予想される。
一方で不当な有料チャンネルを受信できない回路を端末受像機に設ける必要もある。
端末機器の所有者は、要望に応じて受像機、端末機器の製造段階から予めわかっている有料放送の受信拒否機能を設けておく。視聴者、ユーザが端末機器の購入後どうしても有料放送が見たければ放送受信料を課金するサイトのサーバから有線、無線電波でその端末機に受信可能なコード番号を送って受信可能にすること。
さらに本発明では、視聴者、ユーザの機器のリモートコントローラから、見たい番組のみ課金できる機能を設けておく。さらに、公序良俗に反する放送、番組は当初から受信拒否するインヒビット(禁止)信号を送って社会に有害な画像を排除できる構成にしておく。
有料放送番組の場合には、送信施設側がスクランブル(暗号)をかけて通常では見られない。本発明は、上記課題を解決するために受像機、端末機にスクランブル解除信号機能を設けておく。機器のリモートコントローラ(以下リモコンと称す)から視聴者によって解除信号を発することが可能である。このリモコンに携帯電話機を使用する。
デジタル放送では、放送画面と字幕表示を重ねて表示できるから番組を視聴者に教えて、リモコンよりクリックして制御信号を受信装置に発信すれば、有料放送を番組単位で楽しめる。時分割多重信号に音声、映像、番組情報、課金情報を乗せて視聴者に提示できる。視聴者は現在の放送を享受しながら見たい番組を選択することが可能である。
本発明の受像機、端末機器は、視聴者の意向によってスクランブル信号を解除する機能をもっているから、都度見たい有料放送を番組ごとに享受できる。課金は、番組ごとであるから質の高い放送を視聴者の意志で放送番組ごとに選択できる。
視聴画像から視聴許可等の管理メッセージEMM(entitlement management message)を送ってくる。EMMと制御メッセージECM(entitlement control message)は暗号キーをもっていて、解除アルゴリズムはリモコン、携帯電話機のICメモリ、カードに保持しているから、視聴者は電子番組案内EPG(electronic program guide)をみて手元のリモコンで手軽に操作できること。
現在ある普通のコマーシャル付きの無料放送を楽しみながら、CMがでたら視聴者の欲すドキュメンタリ、天気情報、株価、経済情報等の専門放送に瞬時に切り替えて必要な情報を得ることができる。ただし有料であるがまさに必要とする質の高い情報が得られる。
以下に、本発明の実施形態について図面により説明する。
第1実施形態
図面を参照して本発明の具体的な実施形態について説明する。図1は本発明による全体構成を示した図である。
図1は社会インフラの情報通信網と一般家庭、企業等に設置されている受像機の構成を示した。符号11は情報通信網、インターネット等の伝送媒体である。このネットワーク上に放送事業者サイト14、放送電波送受信サイト15、料金徴収サイト16、その他の放送事業者サイト17が設置されている。
図1において、12は放送事業者の施設であって13は放送電波送受信アンテナでサイト15に接続している。18は一般家庭、企業、その他の施設に配信するウェブサイトである。19の公衆通信回線によって家庭、企業等と接続している。
20は受信装置の内部構成を示している。21は放送波を受信する外部インタフェースであって、ここでは18のサイトと従来のTV受信のように13からの電波を26のアンテナで受信する。高層ビルの乱立によって難視聴地域が多くあって、共同受信アンテナによってケーブルで引き込むことが多い。
23は受像機のチューナである。放送信号を受信してから23のチューナによって視聴者は22の表示部より画像を享受できる。23のチューナは変調して送信された信号をデコード(復調)する。MPEG(moving picture expert group)方式でデータ圧縮されて伝送されてきた信号のデコードをここでおこなう。
23は少なくとも3つの要素からなる。一つはチューナモジュールであって、指定された周波数の信号を選局して、TS(transport stream)というパケット列を抽出する。変調波を復調して誤り訂正の処理、フレームの再構成などをおこなう。
デジタル放送受信機においては、パケット化されて伝送される映像、音声、データなどの信号から必要なパケットを取り出す処理や、それらの信号をデコード、表示する処理、EPGなどの番組ガイドの表示処理もおこなう。
23には限定受信処理の機能がある。本発明の要点である番組ごとの課金は、スクランブルをかけて伝送された信号を受信、表示させるために、スクランブルを解除するデスクランブル処理をおこなう。このデスクランブル処理アルゴリズムはここに格納されていて、リモコン、携帯電話機28からの信号によって解除される。
24はメモリで視聴者の必要、好みに応じて受信画像の蓄積をおこなう。ここではHDD(ハードデスク)を示しているが、DVD(digital video disk)でもよい。25はプリンタである。視聴者の必要に応じて好みの映像をプリントできる。
28はリモコンであって、携帯電話機でも操作可能とした構造になっている。デスクランブル(暗号キーの解除)の信号は28から発する。28は放送波の選局の他に有料番組のデスクランブルの機能と従来のTVショッピングの機能を有する。
無料、有料かかわらず、映像とともに字幕で販売商品の表示がおこなわれる。視聴者は買いたいと思う商品情報を28のリモコンよりクリックすれば商品情報が仔細に提示される。28の決定キーを押せば21のインタフェースを介して11上にあるスポンサーのサイトに発注される。そして16のサイトで課金されて、商品は発送される。
基本的本構成は、視聴者参加型の双方向放送システムである。28の携帯電話機は、電波の選局の他に従来どおりの携帯電話機の機能も有する。街角で、路上で、施設内でTV放送を楽しみ、かつTVショピングもできる。
かつ視聴者参加型放送には、自ら放送に参加して、自分の所有する映像を提供して解説したり、クイズ番組にも参加できる。29は携帯電話機からの制御信号であって、微弱無線、IrDA(遠赤外線通信)が使われる。街頭に設置した受像機から携帯電話機でだれでも放送に参加できるという便宜性がある。
図2は図1で示した23のチューナ部におけるデスクランブル処理信号の流れを説明したものである。パッケトにはその作成過程よって、いくつかの段階があるが放送電波に載せられるパッケトは、トランスポート・ストリーム(TS)というパケット列である。
ストリームとは、符号化されたビット列やパッケト列の一連の流れをいう。ひとつひとつのTSパケットは、ヘッダ部分の1バイトおよびヘッダの機能を拡張可能にしたアダプテーション・フィールド部分を含めて、合計が188バイトの固定長で構成されている。
図2において、TSデコーダはTSの中からEMMを取り出して28のリモコンにあるICカードへ渡す。これによって視聴可能な有料チャンネル、番組が28のメモリ(ICカード)に設定される。
有料チャンネル、番組には送り側である放送施設からの伝送信号に映像や、音声のストリームにスクランブル(暗号)が施されている。送り側はそのストリームをスクランブルしたときのスクランブル鍵(キー)も伝送されてくる。スクランブル鍵は、暗号化されてECMにより伝送される。
31の受信表示装置は、ストリームとECMの対応をPMT(program map table)により判断する。PMTとはサービスを構成する映像、音声、データなどのストリームを伝送するTSパケットを特定するためのテーブルである。PMTはサービス毎に存在し、そのサービスを構成する各ストリームのPID(packet ID)やストリームのタイプを指定する。
次にECMは28に渡される。28によって視聴を許可されると複合化されたスクランブル鍵が28のリモコンから取り出される。32のデスクランブラは、28から渡された鍵を使ってPIDで指定されるストリームをデスクランブルする。
図示していない送信側の多重装置において、映像や音声などの複数のストリームが多重化されたTS、34から必要なストリームを取り出して36の表示装置に提示する。34は送信されてくる様々なパケットから、必要とするパケットを取り出すためのフィリタリングをおこなうDeMUX処理によって提示できる。
35は有料番組をみるために暗号鍵を解除するデスクランブル制御をおこなう。ここの処理は鍵(Ks)+PIDを32に送って解除する。これによって視聴者は、有料チャンネル、番組を必要に応じて享受できる。37,38はリモコン、携帯電話機からの制御信号である。
本発明の特徴は、デスクランブルの暗号解除コードをリモコン、即ち携帯電話機のICカードに持っていることである。こうすることによって、視聴料は携帯電話機の所有者に課金される。したがって、本機能を備えている映像受信装置があれば街中、公共施設においてもどこでも有料の映像を視聴できる。そして送信施設を介して事業者にも応答ができる。
図3は先に述べたトランスポート・ストリーム(TS)について説明した図である。MPEGにより符号化されたいくつかの映像や音声のストリームを伝送して、最終的に受信機の画面に番組を提示する。そのためには、映像、音声の同期を含めてストリームを1本に統合する必要がある。
そのためにデジタル放送では、TSが採用される。TSは伝送単位のことで時分割多重されたストリームのイメージを表したものである。ひとつの伝送路を時間で分割して、それぞれに信号を割り当てて伝送する方式である。
図3はそのイメージであって、時間軸tに対してTSパケット単位で映像、音声その他の情報が並べられている。41は映像aであり、42は番組情報である。43は課金情報であって、視聴者に料金を教える。44は音声aである。45は字幕情報である。画像とともに字幕で提示する。
番組情報42、課金情報43によって視聴者は、見たい番組と視聴料を知る事ができる。リモコン28のキーをクリックして欲する番組にアクセスできる。デジタル放送は単に娯楽ツールだけでなく、ビジネス情報を取得できるから視聴者は、高い課金でも支払うにちがいない。
本発明では、TSに課金情報を入れたのと携帯電話機をリモコンにして見たい、知りたい情報を手軽に取得できという特徴がある。ビジネスの遂行上必要な情報の取得と、経営の意思決定ツールとして有効である。
図4は視聴者に対する映像、音声、データの提示を行う処理を示した図である。従来のアナログテレビでは、映像信号を表示するだけだった。デジタル放送では動画像画面の上にデータ放送を重ねて表示するのと、字幕スーパーを重ね合わせて表示する事が可能になった。
また、データ放送画面の一部に動画像を縮小して表示したり、その逆も可能である。テレビ番組に連動させたデータ放送では、データ画面の提示中であってもテレビ番組を中断しないで操作できる。EPGやメニュー画面などを映像画面に重ねて表示できる。
このような役割をOSD(on screen display)とも呼ばれている。図4では表示プレーンのイメージ表す。51は字幕、52は文字図形、53は動画・静止画切替、54は静止画、55は動画プレーンを示す。動画55と静止画54を合成した画面の前面に文字図形52と字幕プレーン51が重ね合わされる。
これらのプレーンはブレンド機能がある。重ね合わせられる文字などの透明度、ブレンドの割合の指定ができる。半透明の文字図形の下には、動画と静止画を合成したプレーンの映像が透けて見える事になる。各プレーンへの表示は、スケーリングで行うことが可能である。
51の字幕プレーンに番組情報を表示すれば、視聴者は28のリモコンから番組をクリックする。番組視聴の予約及び、24の記憶装置に放送を蓄えて後で楽しむことができる。有料番組であれば28のリモコン、携帯電話機から課金信号がサイトに送られる。
このように必要な情報をブレンドして視聴者に提示できる。従って、有料無料番組を区別して録画の予約と課金システムを明確にして、提供者と利用者の便宜性の向上が可能になった。
第2実施形態
図5は本発明による第2実施形態の構成を示す。放送事業者の構成と利用者の構成を明確にしたもので、12は放送事業者の構成であって、デジタル放送の送信から受信の流れを示す。送信処理(符号化処理)では61の映像、音声、データを62でそれぞれの符号化方式によって符号化される。
符号化とは、信号をデジタル化して圧縮する事である。映像、音声の圧縮ではMPEG−2が使われている。62で符号化された映像、音声、データは63で多重化される。多重化とは、映像、音声、データの符号化信号をパケット化して、それぞれを時分割に合わせこむことである。
番組を有料化する場合は、64で限定受信処理が行われる。限定受信処理は、特定のユーザに対してのみ視聴を可能にするためにスクランブルをかける機能である。65の伝送路符号化は、多重化された信号を伝送路にあわせて符号化する機能である。
次に、27の専用線から伝送路、情報通信網11上に設けてある放送サイト14より放送媒体は、伝送される。11の伝送路には有線だけでなく図1に示したように13の無線送受信アンテナがあって従来のTV放送のように無線でも送信される。
伝送路、伝送媒体上にある18の受信サイトから19の公衆回線を介して視聴者は、20の放送受信施設に接続される。29における受信処理(複合化処理)は、伝送路符号化、多重化の後、映像、音声、データごとに複合化され、70の表示部に提示される。受信とは送信で符号化した情報の複合化処理を行うことである。
視聴者は、28のリモコン、携帯電話機からチャンネルの選定と有料番組の視聴、記録装置への録画、プリントアウト等一切の操作をおこなう。29はリモコン・携帯電話機からの制御信号であって、微弱電波、IrDA(赤外線通信)が用いられる。
図6は受信施設の選局、番組選定操作につき示したフロー図である。デジタル放送では、一つのキャリヤの中に複数のサービスの映像、音声、データ信号が多重化されて送られてくる。視聴者があるチャンネルを見ようと選局操作したときに、そのチャンネルのストリームだけを取り出して表示器70に提示しなけれならない。
デジタル放送では、一つのキャリヤーに複数のチャンネルが存在するため、選局するためにはサービスを構成するストリームの取得が必要である。図6では選局の操作がおこなわれてから提示されるまでの番組選局の動作について示した。
図6においてS601は、視聴者による番組、選局操作である。選局、番組操作には、リモコン・携帯電話機で直接チャンネル番号を指定したり、チャンネルのアップダウン切り替え、EPG(electronic program guide:電子番号案内)画面からの選局がある。チャンネルには固有のサービス番号(ID)が割り当てられている。
S602は受信中のトランスポンダのTSから、PAT(program map table)をフィルタリングして受信している。PID(packet ID)は固定値に規定している。S603は選局対象のサービスIDを検索する。PATにはTS中に存在するサービスが記載されている。
S604では有料放送、番組を視聴者は選択した。S605は課金料金の表示が行われる。ここで課金料金に納得がいかなければ、S603に戻る事もできる。S606は当該サービスのPMT PIDの取得をおこなう。PMT PIDは、PATにより間接指定されている。
S607は受信施設が、PATからPMTのPID値を知る事によって、サービスに対応したPMTをフィルタリングして取得できる。S608はPMTに、そのサービスの映像、音声、データなどのストリームのPIDが指定されている。PMTの内容から、選局対象のサービスを提示するPIDを知ることができる。
S609はPMTによりPIDが指定した映像や音声ストリームをフィルタリングして取得する。MPEG−2の規約によって符号化された映像や音声は、それぞれの符号が時系列に連なったビットストリームになる。これらメデア毎のストリームをES(elementary stream)という。
S610では,一連の前処理が終わって、デコードされ、映像、音声、データが提示される。視聴者は有料、無料の質の良い画像を享受できる。
S611以降のフローは無料の放送、番組を視聴者は選択した。NIT(network information table)には、受信中のネットワークで行われているすべてのサービスとトランスポンダの情報(周波数、偏波等)が記述されている。
S612では当該のあるトランスポンダを特定し、S613はNITより選局対象のサービスがあるトランスポンダを指定できるから、受信周波数を変更してその信号を受信する。S614は、トランスポンダの切り替え後、再度PAT(program association table)を受信する。
以上説明したように本発明では、視聴者の利便性を意識して高品質な放送、番組を享受できるように携帯電話機をつかって放送の選局をおこなう。送信側の運営の利便性を考えて、視聴者、ユーザの携帯電話機による選局によって、利用者の特定と課金が容易にできて料金の徴収がし易くなる。これによって放送施設の充実した経営が可能になる。
第1実施形態示した全体構成図である。 受像機の詳細を示したブロック図である。 トランスポート・ストリームのイメージを示した図である。 表示プレーンの構成イメージを示した図である。 第2実施形態を示した全体構成図である。 選局、番組選定過程を示したフロー図である。
符号の説明
11 伝送路、情報通信網
12 放送事業者、送信施設
13 送受信アンテナ
14 放送事業サイト
15 放送波送受信サイト
16、17 事業サイト
17 出力制御部
18 放送通信サイト
19 公衆通信線
20 受信施設
21 通信インタフェース
22 表示装置
23 チューナモジュール
24 記憶装置
25 プリンタ
26 アンテナ
27 専用線
28 リモコン、携帯電話機
29 微弱電波、IrDA
31 受信表示装置
32 デスクランブラ
33 TSデコーダ
34 映像等のストリーム
35 デスクランブル制御
36 表示部
37、38 制御信号
41,42,43,44,45 TSパケット
51,52,53,54,55 プレーン
61 映像、音声、データ情報
62 符号化処理
63 多重化処理
64 限定受信処理
65 伝送路符号化処理
66 伝送路符号化の複合化処理
67 限定受信処理の複合化処理
68 多重化処理の複合化処理
69 符号化処理の複合化処理
70 表示部

Claims (4)

  1. テレビジョン等の放送波を受信して映像情報を享受する装置において、チャンネルを選定して番組の選別をする手段に携帯電話機を使うことと、
    テレビジョンとうの映像表示装置に有料番組であることを知らせる手段を備えて、番組の選択を目的として該映像表示に携帯電話機から発信する制御信号によって、有料番組の暗号解除をおこなって番組の映像を表示装置に提示することを特徴とする放送等の受信における視聴画像制御方法。
  2. 前記請求項1に記載の有料番組選択手段に用いる携帯電話機は、発信制御信号電波は微弱電波、もしくはIrDAの遠赤外線の手段を使って、
    有料番組選択信号を発信したときに、該受像装置は解除信号を受信してから受像機のスクランブラ制御装置から携帯電話機に暗号解除の有無を問う質問信号の応答をおこなって、該信号を携帯電話機にあるICカードのデスクランブラプログラムと照合して、該受像機に応答を返して受像許可することを可能にすることを特徴とする放送等の受信における視聴画像制御方法。
  3. 前記請求項1において、トランスポート・ストリームに有料、無料を表す表示パケットと、課金情報のパケットをいれて視聴者に提示するのと、受像機の画面に字幕でこれらの情報を提示して番組情報の表示の際に、携帯電話機からクリックして制御信号を発信して番組の選択することを特徴とする放送等の受信における視聴画像制御方法。
  4. 前記記載の携帯電話機は、通常は通話、メール、インターネットにも接続できて、放送等の番組の選択に使うのと、該携帯電話加入会社を介して有料放送の課金を行うことを特徴とする放送等の受信における視聴画像制御方法。
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