JP4107878B2 - ネットワーク印刷システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク印刷システムに関し、より詳細には、ネットワークに接続された複数の印刷装置(プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等を含む)の管理負荷を軽減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、オフィスでは、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ(以下、PCという)、プリンタ、複写機、ファクシミリやこれらを統合した複合機等のOA機器を共有して使用している。
例えば、プリンタを複数のパソコンで共有している場合には、ネットワークに接続した他部門の管理するプリンタでも使用できてしまう。
そのため、頻繁に自分の部署のプリンタが他の部署のユーザにより使用されると、当該プリンタの部署のユーザが使用したいときに使用できなくなる事態が発生する。
【0003】
これを解決するため、特開平9−48165号公報の「プリンタ」では、プリンタ自体にユーザ毎にプリンタの使用の許可/不許可を設定し、また、トレイ毎に使用の許可/不許可を設定し、さらに、ユーザ毎のプリンタの使用状況を記録して、効率的な管理・運用を行うことができる。
【0004】
しかし、特開平9−48165号公報の「プリンタ」は、小規模の人員からなる部門内での利用に対しては効果的であるが、大規模の人員が利用するネットワークに接続されたすべてのプリンタに印刷制限機能や課金管理機能を設けると、ネットワーク印刷システム全体が非常に高価になってしまう。
また、個々のプリンタに大規模の人数の認証情報を登録・更新・編集を行うとなるとプリンタの記憶容量の問題と共にその操作を実行することが困難となり、管理が事実上むずかしい。
【0005】
この点を改良したものに、特開平9−185474号公報の「印刷管理装置」がある。この技術では、ジョブを発行する側のネットワークと、プリンタを接続するネットワークを物理的に分離し、その境界に印刷管理装置を設置し、この印刷管理装置にユーザを識別する認証機能および印刷装置への課金情報の累積を行う課金計算機能とを設けている。
しかし、この技術でも部門内で利用されるプリンタを管理しているに過ぎず、この技術を大規模な人員が利用できるようにした場合は、すべての部門の印刷管理装置を保守しなければならず、やはり管理が事実上困難となる。
【0006】
一方、従来の印刷管理は、印刷装置がサーバコンピュータによって管理されており、印刷する権限を有するユーザに対して印刷を許可し、その権限を有しないユーザに対して印刷を許可しないという方法で行っている。
【0007】
特開平10−161823号公報の「印刷システム」では、ネットワークを介して共有される印刷装置に対して、使用権限の設定だけでなく、ユーザごとの印刷枚数制限あるいは使用できる印刷機能の制限を可能とし、管理者による使用状況の管理を可能とする印刷システムを提供している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来技術におけるネットワーク印刷システムには、印刷するユーザの制限や印刷上限枚数の制限が既に提案されているが、これらは、小規模なネットワークにおいて、印刷装置や印刷管理サーバ上に置かれたユーザ認証のためのテーブル(例えば、ユーザ名、パスワード、IDカード情報等)や課金情報テーブルによって実現されている。
【0009】
印刷装置を利用するユーザがネットワークごとに独立していれば、それぞれのネットワークの印刷管理サーバにユーザ認証テーブルを作成すればよい。
しかし、大規模な会社において、ネットワーク間をユーザが頻繁に行き来したり、一人のユーザが複数のネットワークの印刷装置等を利用する環境では、すべての印刷管理サーバに全社員のユーザ認証テーブルをもつ必要がある。
このような状況のとき、特定のユーザの削除やパスワードの変更を行う場合には、すべての印刷管理サーバのユーザ認証テーブルを保守する必要があり、非常に大きな管理負荷が発生することになる。
【0010】
また、ユーザが印刷できる印刷枚数に制限を行う場合、複数の印刷管理サーバから構成された環境では、一つの印刷管理サーバで枚数制限に達したとしても、他の印刷管理サーバでは印刷できるという問題が発生し、厳密な意味での印刷枚数制限が達成できなくなる。
【0011】
一方、最近では、大規模な会社等においては、マイクロソフト社のActive Directory、ノベル社のNDS(Novell Directory Service)のDirectory Serviceを設置し、社員の個人情報や認証情報を一元的に管理するケースが増えてきている。
【0012】
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、ネットワークに接続されたプリンタ、複写機、ファクシミリや複合機等のOA機器の使用制限を行うときに、上述のDirectory Serviceのような全社的な認証管理機構と連携することにより、一元的な管理を行ってユーザ認証および課金情報の管理負荷を軽減するネットワーク印刷システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1のネットワーク印刷システムは、1台以上のコンピュータおよび印刷装置をネットワークで接続し、前記コンピュータから前記印刷装置へ印刷ジョブを投入するネットワーク印刷システムにおいて、前記コンピュータおよび前記印刷装置と、それらを管理する1台の印刷制限サーバとをネットワークで接続した複数の印刷ネットワークと、前記複数の印刷ネットワークとネットワークで接続し、ユーザごとの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の印刷制限サーバのリストを登録した1台の認証サーバとを備え、
前記コンピュータは、ユーザが前記印刷装置を利用する際、この印刷装置の属する前記印刷ネットワークの印刷制限サーバへログインを行い、この印刷装置をログイン以降に使用するときには前記印刷制限サーバを経由して印刷ジョブを発行し、この印刷装置の使用を終了するときには、ログアウトを前記印刷制限サーバへ通知し、
前記印刷制限サーバは、前記コンピュータからログインがあったユーザの認証情報を前記認証サーバに問い合わせ、ユーザに対する認証が成功した場合は、前記認証サーバから送られてくるユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷許可を判断して、前記認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを記憶し、前記コンピュータから印刷ジョブを受信した場合、前記印刷ジョブから予測した予測紙枚数と、この記憶したユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷可否を判断し、印刷可の場合には、前記印刷ジョブを前記印刷装置へ転送し、前記コンピュータから受信したログアウト通知により、今までに累積した認証後の印刷枚数を前記認証サーバへ通知するとともに、記憶していた当該ユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを削除し、
前記認証サーバは、ユーザのログアウト通知を受信したときに、前記印刷制限サーバから受信した認証後の印刷枚数で印刷結果枚数に累積して更新し、ユーザがログイン中の印刷制限サーバのうち、ログアウト通知を行った印刷制限サーバ以外のすべての印刷制限サーバに対して、更新した印刷結果枚数とログアウトした印刷制限サーバとを通知することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項2のネットワーク印刷システムは、1台以上のコンピュータおよび印刷機能やコピー機能を有するOA機器をネットワークで接続し、前記コンピュータから前記OA機器へ印刷ジョブを投入したり、前記OA機器で印刷機能やコピー機能を実行するネットワーク印刷システムにおいて、
前記コンピュータおよび前記OA機器と、それらを管理する1台の印刷制限サーバとをネットワークで接続した複数の印刷ネットワークと、前記複数の印刷ネットワークとネットワークで接続し、ユーザごとの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の印刷制限サーバのリストを登録した1台の認証サーバとを備え、
前記OA機器は、ユーザがこのOA機器の印刷機能あるいはコピー機能を利用する際、このOA機器の属する前記印刷ネットワークの印刷制限サーバへログインを行い、このOA機器の1回の操作のたびに前記印刷制限サーバを経由して印刷あるいはコピーを実行し、このOA機器の使用を終了するときには、ログアウトを前記印刷制限サーバへ通知し、
前記印刷制限サーバは、前記OA機器からログインがあったユーザの認証情報を前記認証サーバに問い合わせ、ユーザに対する認証が成功した場合は、前記認証サーバから送られてくるユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷許可を判断して、前記認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを記憶し、前記OA機器から送信される印刷済みの紙枚数と、この記憶したユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷可否を判断し、前記OA機器から受信したログアウト通知により、今までに累積した認証後の印刷枚数を前記認証サーバへ通知するとともに、記憶していた当該ユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを削除し、
前記認証サーバは、ユーザのログアウト通知を受信したときに、前記印刷制限サーバから受信した認証後の印刷枚数で印刷結果枚数に累積して更新し、ユーザがログイン中の印刷制限サーバのうち、ログアウト通知を行った印刷制限サーバ以外のすべての印刷制限サーバに対して、更新した印刷結果枚数とログアウトした印刷制限サーバとを通知することを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項3は、請求項1または2に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバにおける印刷許可は、当該ユーザのログイン中の他の印刷制限サーバに現時点での印刷結果枚数(Vi)と認証以後の印刷枚数(Pi)を問い合わせ、前記認証サーバから送られてきた印刷結果枚数(V)との和V+Σ(Vi+Pi−V)と、前記認証サーバから送られてきた印刷上限枚数(M)とを比較して判断することを特徴とする。
また、本発明の請求項4は、請求項1に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバは、印刷ジョブを送信した印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得して、その印刷結果枚数を認証後の印刷枚数に累積することを特徴とする。
また、本発明の請求項5は、請求項1に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバは、印刷ジョブを送信した印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得できないときには、その印刷ジョブを解析して得られる予測紙枚数を認証後の印刷枚数に累積することを特徴とする。
また、本発明の請求項6は、請求項4または5に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバにおける印刷可否は、当該ユーザのログイン中の他の印刷制限サーバに現時点での印刷結果枚数(Vi)と認証以後の印刷枚数(Pi)を問い合わせ、記憶している印刷結果枚数(V)、認証以後に累積した印刷枚数(P)、予測紙枚数(C)との和(V+P+C)+Σ(Vi+Pi−V)と、印刷上限枚数(M)とを比較して判断することを特徴とする。
【0020】
以上のような構成により、ネットワーク印刷システムにおける認証機構を、既に管理されている全社的な認証管理機構と連携させることで、大規模環境での利用者制限が実現でき、ユーザの認証情報を保守する管理負荷を軽減することが可能となる。
また、大規模なネットワークに接続されている印刷装置を複数のユーザが共有する環境において、利用者制限だけでなく、プリントやコピーも含めてユーザごとに印刷枚数制限を行うことができる。
また、印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得することで、正確な利用枚数制限が実現できる。
また、印刷装置の特定ユーザの認証状態が解除されるタイミングでのみ印刷結果枚数情報を認証サーバへ通知することにより、認証サーバへのアクセス頻度を軽減し、応答性のよい印刷制限システムが実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるネットワーク印刷システムの概念構成を示すブロック図である。
図1において、ネットワーク印刷システムは、1つの認証サーバ20と複数の印刷ネットワーク50とにより構成される。これらの認証サーバ20と印刷ネットワーク50とは、WAN(Wide Area Network)等のネットワークで接続されている。
また、各印刷ネットワーク50は、そのネットワーク内で共有される複数の印刷装置40(プリンタ、ファクシミリ、複合機等を含む)と、それら印刷装置40へ印刷要求を投入することができる複数のクライアントPC30と、1つの印刷制限サーバ10とをLAN(Local Area Network)等のネットワークで接続されている。ここで、複写機や複合機等のようにクライアントPC30を必要とせずに印刷要求をできるものも印刷装置に含まれるものとする。
各印刷ネットワーク50のいずれかに接続されたクライアントPC30から、他の印刷ネットワーク50に接続された印刷装置40へ印刷要求することもできる。
また、一人のユーザが同一の印刷ネットワーク50または他の印刷ネットワーク50に接続された印刷装置を複数台使用してもよい。
【0022】
次に、図1を用いて、本発明のネットワーク印刷システムの動作概略を説明する。以下では、一つの印刷制限サーバがある程度の部署範囲をカバーしていれば、ある特定ユーザが同時に複数の印刷制限サーバを使用するケースは少ないので、一人のユーザが1台の印刷装置を使用するときを例にして説明する。
【0023】
(1)クライアントPCを用いて印刷装置へ印刷要求する場合
ユーザは、クライアントPC30を利用して印刷装置40へ印刷要求する場合、その印刷装置40の属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10に対して、印刷許可を得るための認証手続きを行う。
認証手続きを受信した印刷制限サーバ10は、要求元のユーザが認証サーバ20に登録されているかどうかを認証サーバ20に対して問い合わせる。
【0024】
認証サーバ20では、要求元のユーザが登録されているかを確認し、要求元のユーザに関する印刷枚数情報を印刷制限サーバ10へ返信する。
なお、登録されていない場合には、印刷制限サーバ10へ未登録の通知をする。
【0025】
印刷制限サーバ10では、返信されてきた要求元のユーザ情報を記憶する。
この情報によって、要求元のユーザの印刷枚数が上限に達していないかどうかを調べ、上限に達していないときには、要求元のクライアントPC30に対して印刷許可を通知し、上限に達しているときには、印刷不許可を通知する。
【0026】
認証が済んだユーザは、認証完了以降任意のタイミングにおいて、文書作成アプリケーションで作成した文書などの印刷実行を指示すると、クライアントPC30から印刷制限サーバ10に対して印刷ジョブが発行される。
この印刷ジョブには、ページ記述言語で表現された印刷データに加えて、当該印刷ジョブを発行するユーザを識別する識別子(例えば、ログインユーザ名)と、送信先の印刷装置のアドレスが付加される。
【0027】
印刷制限サーバ10は、印刷ジョブを解析し、送付したユーザに印刷権限があるか、更に、「印刷上限枚数」に達していないことを確認した上で、印刷ジョブを指定された印刷装置へ送信する。
このユーザに、印刷権限がないか、または、印刷総枚数が印刷上限枚数に達している場合は、送信元のクライアントPC30に印刷ジョブ拒否の通知を行う。
【0028】
印刷ジョブを受信した印刷装置40では、印刷処理を実行した後、結果として何枚の印刷を実行したかを印刷制限サーバ10へ通知する。
印刷制限サーバ10では、通知された印刷結果枚数を累積して記憶する。
印刷装置40が印刷結果の枚数を通知できない装置である場合には、印刷ジョブから予測された印刷枚数を累積するようにする。
【0029】
ユーザがクライアントPC30で印刷装置40の使用を終了すると、クライアントPC30から印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
印刷制限サーバ10では、ログアウト通知を受け、「認証手続き後の印刷結果枚数」を認証サーバ20に通知し、ユーザのエントリを削除する。
【0030】
認証サーバ20では、受信したユーザの「認証手続き後の印刷結果枚数」を累積して印刷枚数情報を更新する。
このようにログアウトの時点でのみ枚数情報の書き換えをすることで、認証サーバへのアクセス頻度を減らし、システムの応答性を高めることができる。
【0031】
(2)複合機を用いて印刷要求を行う場合
ユーザは、印刷装置(複合機)40を利用してコピー要求する場合、その複合機40の属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10に対して、コピー許可を得るための認証手続きを行う。
認証手続きを受信した印刷制限サーバ10は、要求元のユーザが認証サーバ20に登録されているかどうかを認証サーバ20に対して問い合わせる。
【0032】
認証サーバ20では、要求元のユーザが登録されていることを確認し、要求元のユーザの印刷枚数情報を印刷制限サーバ10へ返信する。なお、登録されていない場合には、印刷制限サーバ10へ未登録の通知をする。
【0033】
印刷制限サーバ10では、返信されてきた要求元のユーザの情報を記憶する。この情報によって、要求元のユーザの印刷枚数が上限に達していないかどうかを調べ、上限に達していないときには、要求元の複合機40に対してコピー許可を通知し、上限に達しているときには、コピー不許可を通知する。
【0034】
認証が済んだユーザは、複合機40を使ってコピーを実行する。
複合機40は、コピーが終了すると、ユーザが何枚のコピーを実行したかを印刷制限サーバ10へ通知する。
印刷制限サーバ10では、通知された印刷結果枚数を累積して記憶しておく。
【0035】
複合機40は、コピー動作完了から一定時間そのユーザの認証許可状態を保持しておくようにして、連続してコピーをする場合の認証手続きを省略する。
なお、一定時間とは、ユーザがコピーを終了して複合機から離脱してから、余熱モードへ移行する時間(1〜3分)程度である。
しかし、一定時間経過するか、または、他のユーザによる認証手続きが行われた場合は、複合機40から印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
【0036】
印刷制限サーバ10は、ログアウト通知を受け取ると、該当するユーザの「認証手続き後の印刷結果枚数」を認証サーバ20に通知し、そのユーザエントリを削除する。
認証サーバ20は、受信したユーザの「認証手続き後の印刷結果枚数」を累積して印刷枚数情報を更新する。
【0037】
以下、それぞれの場合について詳細に説明する。
<実施形態1>
図2は、本発明の実施形態1(クライアントPCからの印刷要求)を説明するためのブロック図である。
(1)クライアントPC
ユーザが印刷を行うとき、クライアントPC30から対象の印刷装置40が属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10に対して、印刷許可を得るためにログイン(例えば、認証手続きとして個人を特定するための情報である、ユーザ名、パスワードを入力する)を行って認証手続きを行う。
また、ユーザは、同じクライアントPC30または他のクライアントPC30によって、複数の印刷装置40に対して出力することができる。この場合には、それぞれの印刷装置40が属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10に対して、印刷許可を得るためにログインを行って認証手続きを行う必要がある。
【0038】
ユーザは、認証完了以降任意のタイミングにおいて、文書作成アプリケーションで作成した文書などの印刷実行を指示すると、クライアントPC30から印刷制限サーバ10に対して印刷ジョブが発行される。
また、ユーザが印刷装置40の使用を終了する場合には、クライアントPC30から印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
【0039】
(2)印刷制限サーバ
(A)ログインによるユーザ認証
図3は、印刷制限サーバ10におけるログインによるユーザ認証手続きの処理手順を示すフローチャートである。
クライアントPC30からログインによる認証問い合せを受信する(ステップS1)。
先ず、図4に示す印刷情報テーブル15を参照して、既に、同一ユーザからログインが行われたかをログインユーザ名とそのパスワードが登録されているかで調べ、登録されていない場合には、認証サーバ20へ当該ユーザが印刷装置を使用する権限を有するかを問い合わせる(ステップS2)。
一方、すでに印刷情報テーブル15に登録されていれば、ステップS5から実行する。
【0040】
要求元のユーザが認証サーバ20に登録されていなければ(ステップS3のNO)、印刷不許可を要求元のクライアントPC30へ通知し(ステップS7)、次のクライアントPCからの送信を待つためにステップS1へ戻る。
一方、要求元のユーザが認証サーバ20に登録されていれば(ステップS3のYES)、認証サーバ20から返信された当該ユーザの認証情報(ログインユーザ名、パスワード)および印刷枚数情報等(印刷結果枚数、印刷上限枚数、ログイン中の他の印刷制限サーバのリスト)を印刷情報テーブル15へ格納し、ログインカウンタを1つ進めて更新する(ステップS4)。
【0041】
この印刷情報テーブル15(図4)は、少なくとも次の情報を保持している。下記の印刷枚数は、用紙の大きさや用紙の品質等によって区別してもよいが、以下の説明では1種類とする。
・ログインユーザ名とそのパスワード
・印刷結果枚数(V)
課金清算後に利用した累積枚数である。
・認証後に印刷した枚数(P)
ログイン後に印刷した結果の印刷枚数である。
・ユーザに与えられた印刷上限枚数(M)
この枚数は、課金を清算する単位でユーザに与えられた印刷枚数である。
・ログイン中の他の印刷制限サーバのリスト
同一ユーザが他の印刷制限サーバを使って印刷している場合、どの他の印刷制限サーバを利用しているかを示す。
・ログインカウンタ
同一ユーザがログインした回数を示す。
【0042】
印刷情報テーブル15を参照して、当該ユーザが既に上限印刷枚数に達したかを調べる(ステップS5)。
この判断は次のようにして判断する。
(a)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用していない場合
印刷情報テーブル15の今までに印刷した累積枚数(V)とユーザに与えられた印刷上限枚数(M)とを比較して、
V≧M
であれば、上限に達したとする。
(b)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用している場合
他の印刷制限サーバに現時点での印刷枚数を問い合わせる。その結果、各印刷制限サーバ(i)から得た印刷枚数、即ち、今までに印刷した累積枚数(Vi)と認証後に印刷した枚数(Pi)を得て、
V+Σ(Vi+Pi−V)≧M
であれば上限に達したとする。
【0043】
上限に達していれば(ステップS5のNO)、印刷不許可を要求元のクライアントPC30へ通知するとともに、認証サーバ20へログアウト通知を発行し(ステップS7)、次のクライアントPCからの送信を待つためにステップS1へ戻る。
一方、上限に達していなければ(ステップS5のYES)、印刷許可を要求元のクライアントPC30へ通知し(ステップS6)、次のクライアントPCからの送信を待つためにステップS1へ戻る。
【0044】
(B)印刷ジョブの受付
図5は、印刷制限サーバ10でユーザから印刷ジョブを受け付けるときの処理手順を示すフローチャートである。
認証完了以降任意のタイミングにおいて、ユーザが文書作成アプリケーションで作成した文書などの印刷実行を指示すると、クライアントPC30から印刷制限サーバ10に対して印刷ジョブが発行される。
印刷制限サーバ10は、ページ記述言語で表現された印刷データと、当該ジョブを発行するユーザのユーザ名と、送信先印刷装置のアドレスが付加された印刷ジョブ(図6参照)をクライアントPC30から受信する(ステップS11)。
【0045】
受信した印刷ジョブを解析し、これに付加されたユーザ名が印刷情報テーブル15に記録されているかを調べる(ステップS12)。
さらに、受信した印刷ジョブの印刷データから印刷枚数を予測し(この予測枚数をCとする)、印刷総枚数が印刷上限枚数に達しているかを調べる(ステップS13)。
この印刷上限枚数へ達しているかどうかの確認は、次のように行う。
(a)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用していない場合
印刷情報テーブル15の今までに印刷した印刷結果枚数(V)と認証後の印刷枚数(P)と印刷予測枚数(C)との和と、ユーザに与えられた印刷上限枚数(M)とを比較して、
V+P+C≧M
であれば、上限に達したとする。
(b)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用している場合
他の印刷制限サーバに現時点での印刷枚数を問い合わせる。その結果、各印刷制限サーバ(i)から得た印刷枚数、即ち、今までに印刷した印刷結果枚数(Vi)と認証後に印刷した枚数(Pi)を得て、
(V+P+C)+Σ(Vi+Pi−V)≧M
であれば上限に達したとする。
【0046】
印刷情報テーブル15にユーザ名が登録されており、印刷上限枚数に達していない場合(ステップS13のYES)には、ユーザ名と印刷データとからなる印刷ジョブ(図7参照)を指定された印刷装置40へ送信する(ステップS14)。
一方、印刷ジョブに付加されているユーザ名が印刷情報テーブル15に存在しない場合、または、印刷総枚数が印刷上限枚数に達している場合には(ステップS13のNO)、クライアントPCに印刷ジョブ拒否の通知を行い(ステップS17)、この印刷ジョブを破棄し(ステップS18)、次のクライアントPCからの送信を待つためにステップS11へ戻る。
【0047】
印刷ジョブを受信した印刷装置40から、該当する印刷処理を実行した後の印刷枚数(C)を受信する(ステップS15)。
印刷装置40が実際に印刷した枚数を送信する機構が使用できない場合には、先に予測した予測枚数(C)を結果枚数とみなすことにする。
【0048】
この印刷装置40から通知された印刷結果枚数(C)または、予測した予測枚数(C)を、当該ユーザの印刷情報テーブル15の「認証後の印刷枚数」へ加算し(ステップS16)、次のクライアントPCからの送信を待つためにステップS11へ戻る。
【0049】
(C)ログアウト
ユーザが印刷装置40の使用を終了したとき、ユーザはクライアントPC30から印刷制限サーバ10へログアウトを通知し、この通知を印刷制限サーバ10が受け取る。
印刷制限サーバ10は、当該ユーザの「認証後の印刷結果枚数(P)」を付加して、ログアウト通知を認証サーバ20へ送信する。
認証サーバ20からのログアウト処理完了通知を受信して、印刷情報テーブル15の該当するユーザのログインカウンタを1つ減らす。
このログインカウンタがゼロになったとき、当該ユーザのエントリを削除する。
【0050】
また、「当該ユーザの利用していた他の印刷制限サーバがログアウトした」ことを認証サーバ20から通知されたときには、印刷情報テーブル15の「印刷結果枚数」を認証サーバ20から受信した「印刷結果枚数」へ置き換えると共に、当該ユーザの「ログイン中の他の印刷制限サーバ」のリストから、ログアウトした印刷制限サーバを削除する。
【0051】
(3)認証サーバ
(A)ログインの認証
印刷制限サーバ10からログイン時の認証問い合せを受信すると、問い合せを受けたユーザのユーザ名およびパスワードが認証情報テーブル25に登録されているかを調べる。
この認証情報テーブル25(図8)は、少なくとも次の情報を保持している。
・ログインユーザ名とそのパスワード
・今までに印刷した印刷結果枚数(V)
課金清算後に利用した印刷枚数である。
・ユーザに与えられた印刷上限枚数(M)
この枚数は、課金を清算する単位でユーザに与えられた印刷枚数である。
・ログイン中の印刷制限サーバのリスト
同一ユーザが印刷制限サーバを使って印刷している場合、どの印刷制限サーバを利用しているかを示す。
【0052】
当該ユーザ名が登録されている場合には、認証情報テーブル25の当該ユーザに対する「ログイン中の印刷制限サーバ」リストへ、認証要求のあった印刷制限サーバ10を追加更新する。
当該ユーザの認証情報として、ログインユーザ名とパスワード、および印刷枚数情報として、印刷結果枚数、印刷上限枚数、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを印刷制限サーバへ返信する。
一方、当該ユーザ名が認証情報テーブル25に登録されていない場合には、未登録ユーザとして、利用権限がないことを印刷制限サーバ10へ返信する。
【0053】
(B)ログアウト
印刷制限サーバ10からログアウトの通知を受信した場合、認証情報テーブル25の当該ユーザの「印刷結果枚数」へ受信した「認証後の印刷枚数」を累積して認証情報テーブル25を更新する。
また、当該ユーザに対する「ログイン中の印刷制限サーバ」リストから、ログアウトを送信してきた印刷制限サーバ10を削除すると共に、削除完了通知をこの印刷制限サーバ10へ送信する。
また、当該ユーザの「ログイン中の印刷制限サーバ」リストに存在するログアウトしていない印刷制限サーバすべてへ更新された「印刷結果枚数」と「ログアウトした印刷制限サーバ」とを通知する。
このように印刷制限サーバがログアウトの時点でのみ枚数情報の書き換えを要求することで、認証サーバへのアクセス頻度を減らし、システムの応答性を高める効果が得られる。
【0054】
また、上記の実施形態1では、ユーザが印刷装置の使用を終わってログアウトするまで、認証後の印刷結果枚数を認証サーバへ通知していないが、印刷装置40で印刷の都度、認証サーバ20へ通知し、最新の印刷結果枚数を認証情報テーブル25へ累積し、その更新された最新の印刷結果枚数をログインしている印刷制限サーバへ知らせるようにしてもよい。
【0055】
また、企業や学校などの厳密に利用枚数の制限を必要としない場合には、印刷要求の都度、同一ユーザがログインしている印刷サーバへ認証後の印刷枚数を問い合せせず、印刷要求を行った印刷制限サーバ内で印刷上限枚数に達したかどうかを調べるようにしてもよい。しかし、最終的にトータルな印刷枚数は相違しないように管理する必要はある。
【0056】
また、ログインした状態に有効期限をつけ、有効期限が切れた時点で、再度認証サーバに問い合わせをするように構成することもできる。この有効期限の長さの設定に依存して、利用枚数の管理精度をあげることができる。この有効期限の長さは、要求されている精度の度合いなどにより設定する。
【0057】
<実施形態2>
図9は、本発明の実施形態2(複合機からのコピー要求)を説明するためのブロック図である。
実施形態1と同じ機能をもつ構成要素に対しては同じ符号を付し、その機能説明は相違点についてのみ説明する。
【0058】
(1)複合機
(A)複合機からのログインによる認証
ユーザが印刷装置(本例では、複合機)40でコピーを行う際、ユーザ認証は複合機40に接続されたカード読み取り装置でIDカード(社員カードなど)の認証データを読み込むことにより行う。
複合機40は、この複合機40の属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10に対して、IDカードから読み取ったユーザIDを送信して認証を行う。また、カード読み取り装置ではなく、ユーザがクライアントPCからログインする際に使用するログインユーザ名、ログインパスワードを入力させるようにしてもよい。その場合には、入力されたログインユーザIDとログインパスワードを印刷制限サーバへ送信して認証を行う。
【0059】
(B)複合機でのコピー
ユーザは、認証完了以降任意のタイミングにおいて、複合機40でコピーを実行する。この一回のコピー実行が終了したタイミングで、カードユーザIDまたはログインユーザ名と、コピー枚数を印刷制限サーバ10へ通知する。
この通知で印刷制限サーバ10から次のコピー不許可の通知があれば、以後のコピー実行は行えなくなる。
【0060】
(C)複合機からのログアウト
複合機40は、コピー動作完了から一定時間そのユーザの認証許可状態を保持しておくようにし、連続してコピーをする場合の認証手続きを省略する。
なお、一定時間とは、ユーザがコピーを終了して複合機から離脱してから、余熱モードへ移行する時間(1〜3分)程度である。
しかし、一定時間経過すると複合機40から印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
または、他のユーザが使用する場合は、先のユーザに対して複合機40から印刷制限サーバ10へログアウトを通知してから、新しいユーザの認証手続きを行う。
【0061】
(2)印刷制限サーバ
(A)ユーザ認証
図10は、印刷制限サーバ10から複合機40に対する認証要求があったときのユーザ認証手続きの処理手順を示すフローチャートである。
複合機40からユーザ認証の問い合せを受信する(ステップS21)。
先ず、図11に示す印刷情報テーブル15を参照して、既に、同一ユーザから認証要求が行われたかをカードユーザIDまたはログインユーザ名/そのパスワードが登録されているかで調べ、登録されていない場合には、認証サーバ20へ当該ユーザがコピー権限を有するかを問い合わせる(ステップS22)。
一方、すでに印刷情報テーブル15に登録されていれば、ステップS25から実行する。
【0062】
要求元のユーザが認証サーバ20に登録されていなければ(ステップS23のNO)、コピー不許可を要求元の複合機40へ通知し(ステップS27)、次の認証要求が送信されるのを待つためにステップS21へ戻る。
一方、要求元のユーザが認証サーバ20に登録されていれば(ステップS23のYES)、認証サーバ20から返信された当該ユーザの認証情報(カードユーザIDまたはログインユーザ名/パスワード)および印刷枚数情報(印刷結果枚数、印刷上限枚数、ログイン中の他の印刷制限サーバのリスト)を印刷情報テーブル15へ格納し、ログインカウンタを1つ進めて更新する(ステップS24)。
この印刷情報テーブル15(図11)は、図4に加えて「カードユーザID」を保持する。
【0063】
印刷情報テーブル15を参照して、当該ユーザが既に上限印刷枚数に達したかを調べる(ステップS25)。この判断は、実施形態1と同様にして判断する。上限に達していれば(ステップS25のNO)、コピー不許可を要求元の複合機40へ通知するとともに、認証サーバ20へログアウト通知を発行し(ステップS27)、次の認証要求の送信を待つためにステップS21へ戻る。
一方、上限に達していなければ(ステップS25のYES)、コピー許可を要求元の複合機40へ通知し(ステップS26)、次の認証要求が送信されるのを待つためにステップS21へ戻る。
【0064】
(B)コピー結果の枚数の累積
複合機40から一回のコピー実行が完了するとカードユーザIDまたはログインユーザ名とコピー枚数を受信する。
受信したコピー枚数を当該ユーザの印刷情報テーブル15の「認証後の印刷枚数」へ累積し、更新する。
次に、当該ユーザの印刷総枚数が印刷上限枚数に達しているかを次のようにして確認する。
【0065】
(a)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用していない場合
印刷情報テーブル15の今までに印刷した印刷結果枚数(V)と認証後の印刷結果枚数(P)との和と、ユーザに与えられた印刷上限枚数(M)とを比較して、
V+P≧M
であれば、上限に達したとする。
(b)当該ユーザが他の印刷制限サーバを利用している場合
他の印刷制限サーバに現時点での印刷枚数を問い合わせる。その結果、各印刷制限サーバ(i)から得た印刷枚数、即ち、今までに印刷した累積枚数(Vi)と認証後に印刷した枚数(Pi)を得て、
(V+P)+Σ(Vi+Pi−V)≧M
であれば上限に達したとする。
【0066】
印刷総枚数が印刷上限枚数に達している場合には、複合機40に次からのコピー不許可の通知を行い、ログアウト処理を行う。
印刷総枚数が印刷上限枚数に達していない場合には、複合機40へ次のコピー許可の通知を行う。
【0067】
(C)ログアウト
複合機40からログアウト通知を受信したとき、または、印刷上限に達したためにログアウトしたとき、印刷制限サーバ10は、当該ユーザの「認証後の印刷結果枚数(P)」を付加して、ログアウト通知を認証サーバ20へ送信する。
認証サーバ20からのログアウト処理完了通知を受信して、印刷情報テーブル15の該当するユーザのログインカウンタを1つ減らす。
このログインカウンタがゼロになったとき、当該ユーザのエントリを削除する。
【0068】
また、当該ユーザの利用していた他の印刷制限サーバがログアウトしたことを認証サーバ20から通知されたときには、印刷情報テーブル15の「印刷結果枚数」を受信した「印刷結果枚数」へ置き換えると共に、当該ユーザの「ログイン中の他の印刷制限サーバ」のリストから、ログアウトした印刷制限サーバを削除する。
【0069】
(3)認証サーバ
認証サーバの機能は、実施形態1と同様に機能するが、ユーザからの認証データがカードユーザIDであれば、認証情報テーブル25(図12)には、図8に加えて「カードユーザID」を保持するようにする。
【0070】
以上のように構成することによって、クライアントPCからの印刷要求と同様に複合機におけるコピー枚数を制限することができる。
【0071】
<実施形態3>
上述の実施形態1および実施形態2は、ユーザごとに印刷枚数の上限値を設け、ユーザからの印刷またはコピー要求に対して印刷またはコピーの可否を決定するようにしている。
本実施形態3は、上限を設けずに、印刷要求またはコピー要求したユーザが印刷装置または複合機の使用権限があるかどうかのみを判断するものである。また、本実施形態3では、印刷装置や複合機に限らず、ネットワークで印刷制限サーバ10に接続されたOA機器すべてが対象となる。
このための構成は、上記の実施形態1および実施形態2とほぼ同じ機能を備えているが、以下では相違点について説明する。
【0072】
(1)OA機器(クライアントPC、プリンタ、複写機、ファクシミリまたは複合機等)
OA機器における認証、印刷・コピー(機能動作)要求、ログアウトに関し上記の実施形態1および実施形態2と同じである。
【0073】
(2)印刷制限サーバ
(A)ログインによるユーザ認証
本実施形態3におけるログインによるユーザ認証手続きは、以下のようになる。
OA機器からログインによる認証問い合せを受信すると、印刷情報テーブル15を参照して、既に、同一ユーザからログインが行われたかをログインユーザ名とそのパスワードが登録されているかを調べ、登録されていない場合には、認証サーバ20へ当該ユーザが使用権限を有するかを問い合わせる。
【0074】
この印刷情報テーブル15は、実施形態1または実施形態2(図4または図11参照)で登録した情報のうち少なくとも次の情報を保持している。
・カードユーザIDまたはログインユーザ名/そのパスワード
・ログインカウンタ
【0075】
要求元のユーザが認証サーバ20に登録されていなければ、不許可を要求元のOA機器へ通知する。
一方、認証サーバ20に登録されていれば、認証サーバ20から返信された当該ユーザの認証情報(ログインユーザ名、パスワード)を印刷情報テーブル15へ記憶する。
【0076】
すでに印刷情報テーブル15に登録されているか、または、認証サーバ20に登録されている場合には、ログインカウンタを1つ進めて更新し、使用許可を要求元のOA機器へ通知する。
【0077】
(B)印刷ジョブの受付
認証完了以降任意のタイミングにおいて、ユーザが文書作成アプリケーションで作成した文書などの印刷実行を指示すると、OA機器(クライアントPC等)から印刷制限サーバ10に対して印刷ジョブが発行される。
印刷制限サーバ10は、受信した印刷ジョブを解析し、これに付加されたユーザ名が印刷情報テーブル15に登録されているかを調べる。
【0078】
印刷情報テーブル15にユーザ名が登録されている場合には、ユーザ名と印刷データとからなる印刷ジョブを指定されたOA機器(印刷装置)へ送信する。
一方、印刷ジョブに付加されているユーザ名が印刷情報テーブル15に存在しない場合には、OA機器に印刷ジョブ拒否の通知を行い、この印刷ジョブを破棄する。
【0079】
(C)ログアウト
ユーザが印刷装置40の使用を終了したとき、ユーザはOA機器から印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
また、OA機器が複写機や複合機等の場合には、ユーザが一定時間使用しないとき、または、他のユーザが認証動作を行ったときに印刷制限サーバ10へログアウトを通知する。
この通知を受け取った印刷制限サーバ10は、印刷情報テーブル15の該当するユーザのログインカウンタを1つ減らす。
このログインカウンタがゼロになったとき、当該ユーザのエントリを削除する。
【0080】
(3)認証サーバ
(A)ログインの認証
印刷制限サーバ10からログイン時の認証問い合せを受信すると、問い合せを受けたユーザのユーザ名およびパスワードが認証情報テーブル25(図8または図12参照)に登録されているかを調べる。
当該ユーザの認証情報として、カードユーザIDまたはログインユーザ名/パスワードを印刷制限サーバ10へ返信する。
一方、当該ユーザ名が認証情報テーブル25に登録されていない場合には、未登録ユーザとして、使用権限がないことを印刷制限サーバ10へ返信する。
【0081】
また、本実施形態3の使用例として、ユーザの使用したいクライアントPC30が属する印刷ネットワーク50の印刷制限サーバ10へ上述した認証問い合せを行い、ユーザがそのクライアントPC30を利用できるかどうかを確かめることができる。
【0082】
<プログラムおよび記録媒体による実施形態>
図13は、本発明のネットワーク印刷システムを構成する認証サーバ、印刷制限サーバ、クライアントPC、印刷装置および複合機等の各機能をコンピュータによって実現するためのハードウェア構成図である。即ち、本実施形態におけるコンピュータは、キーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力装置101、ディスプレイ等の表示装置102、プリンタや複合機等の出力装置103、CPU(中央処理装置)104、プログラムや実行途中結果を記憶するRAM105、ハードディスク等の記憶装置106、ネットワークを介して他のコンピュータとの通信を行うためのインターフェースであるネットワーク接続装置107と媒体読取装置108をデータバス109で接続している。
【0083】
上述した実施形態の装置やサーバごとにその機能を実行するプログラムを記録媒体に記録し、その記録媒体に記録されたプログラムを媒体読取装置108や記憶装置106から読み取って、図13に示したコンピュータへインストールし、そのプログラムをCPU104で実行することにより容易に本発明を実施できる。
この場合、記録媒体から読出されたプログラム自体も上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0084】
尚、上記ではプログラムの記録媒体を、例えば、半導体媒体(例えば、不揮発性のメモリカード等)、光媒体(例えば、DVD−ROM、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれとしてもよい。
【0085】
また、ロードしたプログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0086】
また、上述したプログラムをサーバコンピュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続されたユーザのコンピュータがダウンロードする場合、またサーバコンピュータから配信等の形式で頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワーク印刷システムにおける認証機構を、既に管理されている全社的な認証管理機構と連携させることで、大規模環境での利用者制限が実現でき、ユーザの認証情報を保守する管理負荷を軽減することが可能となる。
また、大規模なネットワークに接続されている印刷装置を複数のユーザが共有する環境において、利用者制限だけでなく、プリントやコピーも含めてユーザごとに印刷枚数制限を行うことができる。
【0088】
また、印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得することで、正確な利用枚数制限が実現できる。
また、印刷装置の特定ユーザの認証状態が解除されるタイミングでのみ印刷結果枚数情報を認証サーバへ通知することにより、認証サーバへのアクセス頻度を軽減し、応答性のよい印刷制限システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるネットワーク印刷システムの概念構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態1を説明するためのブロック図である。
【図3】 印刷制限サーバにおけるユーザ認証手続きの処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 印刷情報テーブルのデータ構造例である。
【図5】 印刷制限サーバでユーザから印刷ジョブを受け付けるときの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 クライアントPCから印刷制限サーバへ発行する印刷ジョブのデータ構造例である。
【図7】 印刷制限サーバから印刷装置へ投入される印刷ジョブのデータ構造例である。
【図8】 認証情報テーブルのデータ構造例である。
【図9】 本発明の実施形態2を説明するためのブロック図である。
【図10】 印刷制限サーバから複合機に対する認証要求があったときのユーザ認証手続きの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】 印刷情報テーブルの他のデータ構造例である。
【図12】 認証情報テーブルの他のデータ構造例である。
【図13】 本発明をコンピュータによって実現するためのハードウェア構成図である。
【符号の説明】
10…印刷制限サーバ、15…印刷情報テーブル、20…認証サーバ、25…認証情報テーブル、30…クライアントPC、40…印刷装置,複合機、50…印刷ネットワーク、101…入力装置、102…表示装置、103…出力装置、104…CPU、105…RAM、106…記憶装置、107…ネットワーク接続装置、108…媒体読取装置、109…データバス。
Claims (6)
- 1台以上のコンピュータおよび印刷装置をネットワークで接続し、前記コンピュータから前記印刷装置へ印刷ジョブを投入するネットワーク印刷システムにおいて、前記コンピュータおよび前記印刷装置と、それらを管理する1台の印刷制限サーバとをネットワークで接続した複数の印刷ネットワークと、前記複数の印刷ネットワークとネットワークで接続し、ユーザごとの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の印刷制限サーバのリストを登録した1台の認証サーバとを備え、
前記コンピュータは、ユーザが前記印刷装置を利用する際、この印刷装置の属する前記印刷ネットワークの印刷制限サーバへログインを行い、この印刷装置をログイン以降に使用するときには前記印刷制限サーバを経由して印刷ジョブを発行し、この印刷装置の使用を終了するときには、ログアウトを前記印刷制限サーバへ通知し、
前記印刷制限サーバは、前記コンピュータからログインがあったユーザの認証情報を前記認証サーバに問い合わせ、ユーザに対する認証が成功した場合は、前記認証サーバから送られてくるユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷許可を判断して、前記認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを記憶し、前記コンピュータから印刷ジョブを受信した場合、前記印刷ジョブから予測した予測紙枚数と、この記憶したユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷可否を判断し、印刷可の場合には、前記印刷ジョブを前記印刷装置へ転送し、前記コンピュータから受信したログアウト通知により、今までに累積した認証後の印刷枚数を前記認証サーバへ通知するとともに、記憶していた当該ユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを削除し、
前記認証サーバは、ユーザのログアウト通知を受信したときに、前記印刷制限サーバから受信した認証後の印刷枚数で印刷結果枚数に累積して更新し、ユーザがログイン中の印刷制限サーバのうち、ログアウト通知を行った印刷制限サーバ以外のすべての印刷制限サーバに対して、更新した印刷結果枚数とログアウトした印刷制限サーバとを通知することを特徴とするネットワーク印刷システム。 - 1台以上のコンピュータおよび印刷機能やコピー機能を有するOA機器をネットワークで接続し、前記コンピュータから前記OA機器へ印刷ジョブを投入したり、前記OA機器で印刷機能やコピー機能を実行するネットワーク印刷システムにおいて、
前記コンピュータおよび前記OA機器と、それらを管理する1台の印刷制限サーバとをネットワークで接続した複数の印刷ネットワークと、前記複数の印刷ネットワークとネットワークで接続し、ユーザごとの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の印刷制限サーバのリストを登録した1台の認証サーバとを備え、
前記OA機器は、ユーザがこのOA機器の印刷機能あるいはコピー機能を利用する際、このOA機器の属する前記印刷ネットワークの印刷制限サーバへログインを行い、このOA機器の1回の操作のたびに前記印刷制限サーバを経由して印刷あるいはコピーを実行し、このOA機器の使用を終了するときには、ログアウトを前記印刷制限サーバへ通知し、
前記印刷制限サーバは、前記OA機器からログインがあったユーザの認証情報を前記認証サーバに問い合わせ、ユーザに対する認証が成功した場合は、前記認証サーバから送られてくるユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷許可を判断して、前記認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを記憶し、前記OA機器から送信される印刷済みの紙枚数と、この記憶したユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストをもとに印刷可否を判断し、前記OA機器から受信したログアウト通知により、今までに累積した認証後の印刷枚数を前記認証サーバへ通知するとともに、記憶していた当該ユーザの認証情報、印刷結果枚数、印刷上限枚数、および、ログイン中の他の印刷制限サーバのリストを削除し、
前記認証サーバは、ユーザのログアウト通知を受信したときに、前記印刷制限サーバから受信した認証後の印刷枚数で印刷結果枚数に累積して更新し、ユーザがログイン中の印刷制限サーバのうち、ログアウト通知を行った印刷制限サーバ以外のすべての印刷制限サーバに対して、更新した印刷結果枚数とログアウトした印刷制限サーバとを通知することを特徴とするネットワーク印刷システム。 - 請求項1または2に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバにおける印刷許可は、当該ユーザのログイン中の他の印刷制限サーバに現時点での印刷結果枚数(Vi)と認証以後の印刷枚数(Pi)を問い合わせ、前記認証サーバから送られてきた印刷結果枚数(V)との和V+Σ(Vi+Pi−V)と、前記認証サーバから送られてきた印刷上限枚数(M)とを比較して判断することを特徴とするネットワーク印刷システム。
- 請求項1に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバは、印刷ジョブを送信した印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得して、その印刷結果枚数を認証後の印刷枚数に累積することを特徴とするネットワーク印刷システム。
- 請求項1に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバは、印刷ジョブを送信した印刷装置から実際の印刷結果枚数を取得できないときには、その印刷ジョブを解析して得られる予測紙枚数を認証後の印刷枚数に累積することを特徴とするネットワーク印刷システム。
- 請求項4または5に記載のネットワーク印刷システムにおいて、前記印刷制限サーバにおける印刷可否は、当該ユーザのログイン中の他の印刷制限サーバに現時点での印刷結果枚数(Vi)と認証以後の印刷枚数(Pi)を問い合わせ、記憶している印刷結果枚数(V)、認証以後に累積した印刷枚数(P)、予測紙枚数(C)との和(V+P+C)+Σ(Vi+Pi−V)と、印刷上限枚数(M)とを比較して判断することを特徴とするネットワーク印刷システム。
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