JP4052190B2 - 2次元コード形成構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元に配置されたセルの明暗により情報を符号化してなるコードを有する2次元コード形成構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のコンビネーションメータなどを組み立てる場合には、例えば警告表示などの意匠が印刷されたレンズなどのように、外観が非常に類似していて、表示されている文字や警告などが少しだけ異なる多種類の部品を扱うため、これらの部品を識別する必要がある。そこで、組付けを手作業で行う場合は、図13(a)および(b)に示すように、人間(作業者)が目視により読取可能な識別記号50、51を各部品に表示し、作業者はこの識別記号50、51により多種類の部品を区別して組付けを行う。また、組付けを自動で行う場合は、識別記号50、51の代わりに、バーコードなど光学的に読取可能な識別コードを各部品に表示し、この識別コードを光学的読取装置で読み取ることにより、多種類の部品を区別して自動組付けを行う。
【0003】
ところが、自動組付けを行う場合でも、自動組付けシステムへの部品搬入時などには作業者が目視により部品を確認することがあり、このような場合、各部品には、人間が目視により読取可能な識別記号と光学的に読取可能な識別コードの両方を表示する必要がある。そこで、図14に示すように、2次元コード60と識別記号61を並べて表示する情報コードが提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−137394号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−216088号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記レンズなどの場合は、組付け後にも外から見えるように配置される表示意匠部分が大部分を占めており、残りのわずかなスペースに、位置決め穴52と識別記号50、51とが配置されるため、識別記号50、51を表示するためのスペースは非常に小さくなる。そのような小さなスペースに識別記号と2次元コードを並べて配置すると、識別記号が非常に小さくなり、作業者が目視により読み取りできないという問題があった。
【0007】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上記点に鑑みなされたものであり、目視により読取可能な識別記号と光学的に読取可能な識別コードの両方を小さなスペースに表示可能にする2次元コード形成構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の2次元コードの形成構造のように、暗部と明部とを組み合わせることで情報を符号化して表現するためのデータセルを2次元に配置したコード領域を有する2次元コード形成構造であって、基板と、この基板上に形成され、コード領域を構成するコード形成部と、このコード形成部に重ねて形成され、目視により読取可能な識別記号を構成する光透過性の識別記号形成層とを設け、コード形成部と識別記号形成層の表面の光沢度を異ならせたことを特徴としている。
【0012】
それにより、2次元コードのコード領域内に識別記号を並べて表示する場合に比較して、さらに表示領域のデッドスペースを少なくすることができ、しかも、コード形成部と識別記号形成層とをオーバーラップさせても、両者の光沢度を異ならせる、つまり艶の有無を与えることで両者境界にコントラストを生じ、識別記号形成層による識別記号が目視により読取可能になると共に、識別記号形成層を光透過性とすることで、コード形成部によるコード領域の光学的読取も可能になる。
【0013】
また、2次元コード形成構造としては、請求項2記載のように、コード形成部は、暗部および明部の一方を構成する光沢度の大きいコード形成層を有し、識別記号形成層は、識別記号の形状に抜かれてコード形成部が露出する光沢度の小さい艶無し層で構成されることで両者による読取を可能にでき、しかも識別記号形成層は、両者境界にコントラストを生じさせる他にもコード形成部の表面保護にも有効となる。
【0014】
また、2次元コード形成構造としては、請求項3記載のように、コード形成部は、暗部および明部の一方を構成する光沢度の小さいコード形成層を有し、識別記号形成層は、識別記号の形状に形成された光沢度の大きい艶有り層で構成されることで、両者による読取を可能にできる。
【0015】
また、請求項4記載のように、基板の表面は、識別記号形成層とは異なる光沢度に設定されることで、両者境界に確実にコントラストを生じさせ、両者による読取が可能になる。
【0016】
また、請求項5記載のように、基板に、識別記号形成層とは異なる光沢度に設定された色形成層を設けることで、暗部や明部のデータセルの色地から切り離し、基板自体の色地の選択の幅を広げることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(一実施形態)
図1は本発明の一実施形態に係る2次元コード11の一例を示しており、図2は2次元コード11を、その全体構成を示すために、データセルを省略して表示している。2次元コード11は、マトリックス型2次元コードの1つであるQRコードをベースとしている。QRコードは、黒色の正方形を印字してなる暗セルと、その暗セルが存在しない部分として白色の正方形となっている明セルとを2次元的に組み合わせることで、数字、英字、漢字、カナ、記号などの情報を符号化し、矩形状に形成されているものである。
【0018】
2次元コード11は、その正方形のコード領域1が、3つの頂点に対応する隅に配置された3つの位置決め用シンボル2によって定義される。コード領域1は21×21セルからなる。1セルを0.2mmとして、一辺は4.2mmとなり、これに両側それぞれ4セル分のマージンスペースを加えて、実際に2次元コード11を印刷するのに必要なスペースは5.8mm × 5.8mmとなる。コード領域1内の位置決め用シンボル2が配置されていない隅には、人間が目視により読取可能な識別記号3を表示するための記号領域4が形成されている。
【0019】
2次元コード11は、詳細は後述するが、コード読取装置によって光学的に読み取られる。位置決め用シンボル2の間には、明セルと暗セル(タイミングセル)を交互に配置してなるタイミングパターン5が設けられており、これは、コード読取装置によりコードを読み取る際に、各セルの中心座標を補正するために用いられる。
【0020】
位置決め用シンボル2は、一辺の長さが7セルに相当する黒い正方形、一辺の長さが5セルに相当する白い正方形、一辺の長さが3セルに相当する黒い正方形を同心状に重ね合わせて得られる図形である。位置決め用シンボル2は、図3(a)に▲1▼、▲2▼、▲3▼で示すような縦、横、斜めのどのコースで走査される場合でも、図3(b)〜(d)に示すように、「黒、白、黒、白、黒」のパターンが1:1:3:1:1の比率で検出されるため、2次元コード11の画像を走査していく途中で、「黒、白、黒、白、黒」がこのような比率で検出されたら、位置決め用シンボル2が検出されたと判断することができる。このようにして位置決め用シンボル2が3つ検出されれば、その内側の領域をコード領域1として特定することができる。
【0021】
識別記号3が表示される記号領域4の大きさは9×9セルであり、記号領域4を除くコード領域1のうち、位置決め用シンボル2やタイミングパターン5などを除外した残りの領域(データ領域)6には、図1に示すように、2次元に配置されたセル(データセル)を明(白)あるいは暗(黒)に色分けすることにより符号化されたデータ(コード)が表示される。各データセルは1ビットのデータに対応しており、例えば白は1、黒は0を示している。
【0022】
各データセルの位置は、3つの位置決め用シンボル2の中心と2つのタイミングセルを、それぞれ縦方向と横方向の座標の指標として、簡単な計算により求めることができる。このようにして各データセルの位置を特定して、データセルの中心付近が黒であるか白であるかを判定することにより、2値データを得ることができる。
【0023】
2次元コード11は、コードの一部が汚れていたり破損していたりしてもデータが復元できるように、誤り訂正機能を備えている。この誤り訂正機能は、リードソロモン符号をデータ領域6に配置することにより実現される。2値データから元のデータを得る復号化の際に、コード読取装置はリードソロモン符号によりデータの誤り訂正を行う。
【0024】
本実施形態では、2次元コード11は、図4に示すように、ポリカーボネート(PC)シートに警告表示などのための意匠が印刷されたレンズ10に、識別のために印刷される。2次元コード11のデータ領域6には、レンズ10の自社品番、納入先品番、生産時期などの部品データが符号化されて、識別コードとして表示され、記号領域4にはレンズ10の識別記号3が表示される。
【0025】
レンズ10は、その大部分を警告表示などの表示意匠部分12が占めており、残りのわずかなスペースに位置決め穴13と2次元コード11が配置される。レンズ10は、位置決め穴13によりケース14に位置決めされて、メータの文字盤15などと共にケース14に固定される。さらに、レンズ10や文字盤15の上から見返し板16が固定される。このようにして組付けされた後には、レンズ10の位置決め穴13および2次元コード11が配置されている領域は見返し板16により隠されて見えなくなり、表示意匠部分12のみが見返し板16に形成された穴17を通して見えるようになる。
【0026】
自動組付けシステムなどにおいては、2次元コード11のデータ領域6をコード読取装置で光学的に読み取ることにより、レンズ10の識別が可能であり、また、自動組付けシステムへの搬入時などに作業者がレンズ10を確認する場合には、記号領域4の識別記号3を目視で読み取ることにより識別が可能である。
【0027】
2次元コード11は、例えばパーソナルコンピュータとその周辺機器からなるコンピュータシステム上でコード作成システムを実行することにより、図5に示す手順で作成される。まず、ステップ100で、ユーザによりレンズ10の識別記号3が入力されると、ステップ110で識別記号3の画像データを生成する。ステップ120で、ユーザにより部品データが入力されると、ステップ125で部品データを符号化することにより識別コードを生成する。ステップ130で誤り訂正コードを算出し、ステップ140で、識別コードと誤り訂正コードとをデータビット列に変換して、これをデータ領域6内に所定の順序で配列する。ステップ150では、位置決め用シンボル2、タイミングパターン5およびデータ領域6の画像データを生成し、これとステップ110で生成した識別記号3の画像データから、2次元コード11の画像データを生成する。ステップ160で、2次元コード11の画像をメモリに出力して記憶する。メモリに記憶された2次元コード11の画像は、プリンタによりレンズ10に印刷することができる。
【0028】
レンズ10に印刷された2次元コード11のデータ領域6に表示されているコードは、図6に示すようなコード読取装置30により、光学的に読み取られる。LED31は、読取対象の2次元コード11に対して照明用の赤色光を照射する。LED31により照射された光は、2次元コード11の記録面により反射されると、受光レンズ32を介してCCD(Charge Coupled Device)エリアセンサ33によって受光される。CCDエリアセンサ33は、2次元的に配列された複数の受光素子であるCCDを有しており、外界を撮像してその2次元画像を水平方向の走査線信号として出力する。この走査線信号は増幅回路34によって増幅されて、2値化回路35及びA/D変換回路36に出力される。
【0029】
2値化回路35は、入力される走査線信号を閾値と比較することにより2値化して、メモリ37及び特定比検出回路38に出力する。また、A/D変換回路36は、増幅回路34によって増幅されたアナログ走査線信号をデジタルデータに変換してメモリ37に出力する。
【0030】
制御回路39は、LED31の駆動、増幅回路34に供給される増幅率の制御、2値化回路35に供給される閾値レベルの制御、A/D変換回路36および特定比検出回路38の制御を行う。さらに制御回路39は、同期信号発生回路40に対してクロック信号を出力する。同期信号発生回路40は、制御回路39により供給されるクロック信号に基づいて、CCDエリアセンサ33から出力される2次元画像データのパルスより十分に細かい同期パルスを出力する。アドレス発生回路40は、この同期パルスをカウントして、メモリ37の書き込みアドレスを生成し、メモリ37に出力する。2値化回路35からの画像データは、アドレス発生回路40により生成されるアドレスに8ビット単位で書き込まれる。
【0031】
特定比検出回路38は、2値化回路35からの信号における「1」から「0」への変化あるいは「0」から「1」への変化を検出し、ある変化点から次の変化点までの間に、同期信号発生回路40から出力された同期パルスをカウントすることにより、2次元画像の中の明(1)の連続する長さおよび暗(0)の連続する長さを求める。この長さの比に基づいて位置決め用シンボル2が検出されたら、その結果をメモリ37に出力する。メモリ37では、位置決め用シンボル2が検出されたときにアドレス発生回路40により生成されたアドレスが、メモリ37内のアドレス記憶領域に記憶される。
【0032】
コード読取装置30は、ユーザにより読取処理の開始を指示するときなどに操作されるスイッチ42やテンキーあるいは各種ファンクションキーなどを備えており、これらのスイッチ42はユーザによる操作を示すスイッチ信号を制御回路39に出力する。液晶表示器43は、制御回路39から表示信号を受け取って、情報を表示する。また、制御回路39は、通信インタフェース44を介して外部装置との間で通信を行うことができ、これにより、メモリ37に記憶されたデータを外部装置に送信したり、外部装置から信号を受信したりすることができる。電池45は、コード読取装置30の各部に電力を供給する。
【0033】
図7は、制御回路39の制御により、コード読取装置30によって実行される読取処理の手順を示している。まず、ステップ200で、CCDエリアセンサ33が2次元コード11の生画像を読み込み、生画像データを多段階のレベルからなる信号で出力する。ステップ210で、CCDエリアセンサ33からの生画像データを増幅回路34により増幅し、2値化回路35により2値化して、メモリ37の2値データ記憶領域に記憶する。ステップ220では、特定比検出回路38により位置決め用シンボル2を検出して、そのアドレスをアドレス記憶領域に記憶する。ステップ230では、制御回路39が、メモリ37に記憶されている画像上で、位置決め用シンボル2に基づいてコード領域1を特定し、さらにステップ240で、コード領域1から所定の記号領域4を取り除いたデータ領域6を特定する。データ領域6を特定するとは、具体的にはデータ領域6内のすべてのデータセルの中心位置を特定する。
【0034】
次にステップ250で、制御回路39が、データ領域6内の各データセルの中心位置付近の画素の値(明暗パターン)をメモリ37から読み取り、このようにして得たデータビット列を識別コードに変換する。ステップ260で、識別コードに対して誤り訂正を実行する。ステップ270で識別コードを復号化して部品データを取得し、ステップ280で、部品データはメモリ37に出力されて記憶される。メモリ37に記憶された部品データは、液晶表示器43に表示させることもでき、また必要に応じて、通信インタフェース44を介して外部装置に送信することもできる。例えば、レンズ10の組付けのために2次元コード11の読み取りを行った場合には、部品データのうちレンズ10の識別に必要な自社品番などの情報を通信インタフェース44を介して自動組付けシステムの制御回路に送信する。
【0035】
レンズ10は、その大部分が表示意匠部分12であり、組付け後に見返し板16によって隠されるわずかなスペースに位置決め穴13と識別のための2次元コード11が配置されるため、2次元コード11の表示に用いることができるスペースは非常に小さくなる。そこで、2次元コード11のコード領域1内に人間が目視により読取可能な識別記号3を表示するようにすると、小さなスペースに識別コードと識別記号3の両方を表示することが可能である。また、本実施形態の2次元コード11によると、QRコードと識別記号を並べて表示する場合に比較して、デッドスペースを少なくできるため、より多くのデータを符号化して表示したり、あるいは識別記号を目視により読み取り易いように大きめに表示したりすることが可能である。
【0036】
(他の実施形態)
上記実施形態は、2次元コード11のコード領域1内を、データ領域6と、人間が目視により読取可能な識別信号3を表示するための記号領域4とに分けて配置した例であるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、コード領域1内において、タイミングパターン5を含むデータ領域6と記号領域4とをオーバーラップさせて配置する例にも適用可能である。
【0037】
次にその実施形態について説明する。この実施形態では、オーバーラップさせたコード領域1と記号領域4にある識別信号領域3の表面の光沢度を異ならせることにより(いわゆる両表面1、3に艶の有無を与えることにより)、両者の境界に確実にコントラストを生じさせ、識別信号領域3を人間が目視により読取可能にするものである。ここで、光沢度とは、物体表面の艶、つまり物体表面に光を照射したときの反射光(物体表面で反射する正反射光と、物体内部に浸透し多重反射する拡散反射光)のうち、正反射光の光量に相当する。従って、正反射光の光量が多く光沢度が大きいほど艶が有り、正反射光の光量が少なく光沢度が小さいほど艶無しとなる。
【0038】
さて図9は、他の実施形態の一つであり、(a)はレンズ10に印刷した2次元コード11の一例を示す図、(b)は図(a)中のX−X線に沿って見たレンズ10の部分断面図である。
【0039】
図4に示すように、計器を構成するポリカーボネート(PC)やアクリル樹脂製の基板であるレンズ10に、計器表示用記号等と2次元コード11が印刷されている。この場合、レンズ10は少なくとも表面が光沢度の大きい(つまり艶有りの)白地(白色)に形成され、QRコードの明セルを兼用している。このレンズ10上の全コード領域1には、QRコードのうち黒色の暗セルを構成するために、少なくとも表面が光沢度の大きい(つまり艶有りの)黒地(黒色)のコード形成層21が所定パターン状に印刷形成されている。
【0040】
このコード形成層21上には、少なくとも表面が光沢度の小さい(つまり艶無しの)光透過性の識別記号形成層として、例えば透明状の表面保護層22が印刷形成されている。その際、コード領域1内において識別信号3を表示するための記号領域4については、識別信号3の領域のみが印刷されず、表面の光沢度が大きいレンズ10とコード形成層21の一部が露出し、あたかも表面保護層22が識別記号3の形状に打ち抜かれた構造となっている。
【0041】
なお、レンズ10、コード形成層21、および表面保護層22の表面の光沢度は、各部10、21、22の形成時に、例えばビーズ玉等の拡散剤の混入量を調整することで設定される。もしくは光沢度の大きい部品を基本にして表面ブラッシングにより光沢度を小さくするように調整することでも設定可能である。
【0042】
上記構成とすることにより、表面保護層22の表面(艶無し)と、露出したレンズ10およびコード形成層21の表面(艶有り)の光沢度が大きく異なることから、そのコントラストにより識別信号3を人間が目視にて読取可能になる。他方、表面保護層22として光透過性、例えば透明状に設定することにより、レンズ10の上方からは、表面保護層22の有無に係わらずコード形成層21の黒地(黒色)とレンズ10の白地(白色)の黒白関係を十分識別可能に構成できる。
【0043】
なお、図6に示すようなコード読取装置30により、LED31の赤色光を照射してコード領域1を読取るに際し、表面保護層22の有無によってコード形成層21およびレンズ10から反射してCCDエリアセンサ33に届く光反射量が少し異なる。しかしながら、その光反射量の変動範囲を、コード形成層21の黒地(黒色)とレンズ10の白地(白色)の黒白関係を識別する閾値を越えない範囲内に収まるように、例えば表面保護層22の膜質、厚さ、光沢度等、もしくはコード形成層21およびレンズ10の光沢度等を調整すれば、コード読取は可能である。
【0044】
次に、図10は、各部10A、21A、22Aの光沢度(艶有無)の関係を図9の実施形態とは反対にした実施形態を示す。
レンズ10Aは少なくとも表面が光沢度の小さい(つまり艶無しの)白地(白色)に形成されている。このレンズ10A上の全コード領域1には、QRコードのうち黒色の暗セルを構成するために、少なくとも表面が光沢度の小さい(つまり艶無しの)黒地(黒色)のコード形成層21Aが所定パターン状に印刷形成されている。記号領域4において、このコード形成層21A上には、少なくとも表面が光沢度の大きい(つまり艶有りの)光透過性の識別記号形成層として、例えば透明状の表面保護層22Aが識別記号3の形状に印刷形成されている。
【0045】
上記構成とすることにより、表面保護層22Aの表面(艶有り)と、露出したレンズ10Aおよびコード形成層21Aの表面(艶無し)の光沢度が大きく異なることから、そのコントラストにより識別信号3を人間が目視にて読取可能になる。他方、表面保護層22Aとして光透過性、例えば透明状に設定することにより、レンズ10Aの上方からは、表面保護層22Aの有無に係わらずコード形成層21Aの黒地(黒色)とレンズ10Aの白地(白色)の黒白関係を十分識別可能に構成できる。
【0046】
次に、図11は、図9に示す実施形態の変形例であり、レンズ10の上部に色形成層として、光沢度の大きい(つまり艶有りの)白地(白色)の色形成層23を印刷形成した例を示す。
【0047】
この変形例では、色形成層23がQRコードの明セルを構成するようにし、レンズ10をQRコードの明セルや暗セルの構成から切り離してその表面の色地を任意にすると共に、その表面の光沢度も任意に設定可能にしている。
【0048】
次に、図12は、図9に示す実施形態の別の変形例であり、表面の光沢度の大きい(つまり艶有りの)レンズ10の下部に色形成層として、白地(白色)の色形成層24を印刷形成した例を示す。
【0049】
この変形例では、コード領域1のQRコードの読取時に、レンズ10の下方に配置した光源70を用いてレンズ10の下方から透過照明させることにより、白地(白色)の色形成層24がQRコードの明セルを構成させるようにし、それによってレンズ10をQRコードの明セルや暗セルの構成から切り離し、光沢度の大きい(艶有りの)透明材料等で構成可能にしている。
【0050】
なお、図9〜図12に示す実施形態では、コード形成層21、21Aを黒地(黒色)とし、レンズ10、10Aや色形成層23、24を白地(白色)としているが、両者の色地を反対にして図9(a)に示すような2次元コードを構成してもよい。
【0051】
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内でつぎのように種々の変形が可能である。
【0052】
上記実施形態において、2次元コード11の外形は正方形であったが、長方形でもよく、また、大きさについても21×21セルに限らず、符号化されるデータの量や記号領域として必要なスペースの大きさなどに基づいて、2次元コードを配置するスペースに納まる範囲内で、QRコードで設定可能な大きさのうちから1つを選択することができる。2次元コードの大きさが決定したら、そのコード領域内に、符号化されたデータを表示するのに必要なスペースをデータ領域として確保すれば、識別記号の読み取り易さなどを考えて、残りの領域の適当な位置に、適当な大きさ、形の記号領域を配置することができる。
【0053】
例えば、複数の文字からなる識別記号を表示する場合などには、図8(a)〜(d)に示すように、記号領域を、位置決め用シンボルに隣接した位置に、コード領域を定義する4辺のうちの一辺に沿うように配置するとよい。QRコードでは、一般的に、21×21セルを最小の大きさとして4セルずつの間隔で177×177セルまでの大きさが設定可能である。ところが、位置決め用シンボルは7×7セルで、その両側に明セルが配置されるため、実質的には8×8セルであり、データセルは8ビットのコードワードが表示される2×4セルのブロックに分割して用いられるため、位置決め用シンボルに隣接した部分のデータ領域には必ず1セルの幅のデッドスペースができる。従って、位置決め用シンボルに隣接した部分に記号領域を配置すると、スペースを有効に利用することができる。
【0054】
上記実施形態において、コード作成システムは、コードの大きさ(セル数)、記号領域の大きさおよび位置は固定であるとして2次元コード11を作成したが、これらをユーザが指定できるような構成であってもよい。また、ユーザにより入力された識別記号の文字数に基づいて記号領域の大きさを決定するような構成であってもよく、コードの大きさは、符号化される部品データの量や記号領域の大きさに基づいて決定するようになっていてもよい。
【0055】
上記実施形態では、2次元コードのベースとなるコードとしてQRコードを採用したが、これに限らず、マキシコードやデータコードなど、何らかの位置決め用シンボルによりコード領域が定義されるマトリックス型2次元コードであれば、本発明の2次元コードのベースとなるコードとして採用することができる。
【0056】
上記実施形態では、本発明の2次元コードをレンズ10の識別のためのコードとして用いたが、2次元コードを印刷するためのスペースが大きくとれないあらゆる部品に用いることができ、また部品以外でも、2次元コードのためのスペースが大きくとれないあらゆる場合に本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る2次元コードの一例を示す図である。
【図2】図1に示す2次元コードの構成を示す図である。
【図3】(a)は位置決め用シンボルが走査される3通りのコースを示す図であり、(b)、(c)、(d)はそれぞれコース▲1▼、▲2▼、▲3▼で走査した場合の明部と暗部の検出比を示す図である。
【図4】2次元コードが印刷されたレンズおよびその組付けの概略を示す説明図である。
【図5】コード作成システムにより実行されるコード作成処理のフローチャートである。
【図6】コード読取装置の構成を示すブロック図である。
【図7】コード読取装置により実行されるコード読取処理のフローチャートである。
【図8】(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ図1に示す2次元コードの変形例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示し、(a)はレンズ10に印刷した2次元コード11の一例を示す図、(b)は図(a)中のX−X線に沿って見たレンズ10の部分断面図である。
【図10】各部の光沢度(艶有無)の関係を図9の実施形態とは反対にした実施形態を示す部分断面図である。
【図11】図9に示す実施形態の変形例を示す部分断面図である。
【図12】図9に示す実施形態の別の変形例を示す部分断面図である。
【図13】(a)、(b)は、人間が目視で識別記号を読み取ることにより識別される従来のレンズの例を示す図である。
【図14】光学的に読取可能な2次元コードと人間が目視により読取可能な識別記号が並べて配置された従来の情報コードを示す図である。
【符号の説明】
1 コード領域
2 位置決め用シンボル
3 識別記号
4 記号領域
6 データ領域
10、10A レンズ(基板)
11 2次元コード
21、21A コード形成層(コード形成部)
22、22A 表面保護層(識別記号形成層)
23、24 色形成層
Claims (5)
- 暗部と明部とを組み合わせることで情報を符号化して表現するためのデータセルを2次元に配置したコード領域を有する2次元コード形成構造であって、
基板と、
前記基板上に形成され、前記コード領域を構成するコード形成部と、
前記コード形成部に重ねて形成され、目視により読取可能な識別記号を構成する光透過性の識別記号形成層と、を設け、
前記コード形成部と前記識別記号形成層の表面の光沢度を異ならせたことを特徴とする2次元コード形成構造。 - 前記コード形成部は、前記暗部および前記明部の一方を構成する光沢度の大きいコード形成層を有し、前記識別記号形成層は、前記識別記号の形状に抜かれて前記コード形成部が露出する光沢度の小さい艶無し層で構成されることを特徴とする請求項1記載の2次元コード形成構造。
- 前記コード形成部は、前記暗部および前記明部の一方を構成する光沢度の小さいコード形成層を有し、前記識別記号形成層は、前記識別記号の形状に形成された光沢度の大きい艶有り層で構成されることを特徴とする請求項1記載の2次元コード形成構造。
- 前記基板の表面は、前記識別記号形成層とは異なる光沢度に設定されることを特徴とする請求項2または3記載の2次元コード形成構造。
- 前記基板は、前記識別記号形成層とは異なる光沢度に設定された色形成層を有することを特徴とする請求項4記載の2次元コード形成構造。
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