JP3913025B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信装置に関し、例えば、FAX(ファクシミリ)通信対応のインターネット音声通信装置におけるFAX通信に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネット等のネットワークで、端末からの音声通信の中継動作する音声通信装置では、ネットワークの負荷を軽減するため、音声圧縮方式を使用して音声通信を実現している。ITU−T勧告H.323で標準化されている音声通信方式は、その一例である。
【0003】
図2は、音声通信及びFAX通信に対応できる、従来の通信装置の構成を示すと共に、音声通信時のデータの流れを示している。
【0004】
図2において、端末1及び端末2間の音声通信には、端末1を直接的又は間接的に収容している通信装置10と、端末2を直接的又は間接的に収容している通信装置20とが介在する。
【0005】
各通信装置10、20はそれぞれ、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)11、21と、揺らぎ吸収バッファ12、22と、音声制御部(VCL)13、23と、FAX通信制御部(FCL)14、24と、呼制御部(CCL)15、25とを有する。各部の機能については、以下の動作説明で明らかにする。
【0006】
従来における端末1から端末2への音声データの流れ(音声通信)を説明する。
【0007】
端末1からの音声データは、通信装置10のDSP11で受信され、指定された方式(例えば、G729.A)に従って音声圧縮される(S1)。DSP11で圧縮された音声データは音声制御部13に与えられる(S2)。音声制御部13は、DSP11から与えられた圧縮音声データをパケット化し、音声用通信路P1に送出する(S3)。送出された圧縮音声データは、対向する通信装置20の音声制御部23で受信される。
【0008】
通信装置20の音声制御部23は、音声用通信路P1から受信した圧縮音声データをDSP21に与える(S4)。圧縮音声データが与えられたDSP21は、収容する端末2に送出するデータがない場合は圧縮音声データを伸長して、端末2に送出する(S5)。DSP21は、端末2にデータを送出中の場合は、一旦揺らぎ吸収バッファ22に圧縮音声データを蓄積し、端末2へのデータ送出が終了したら、揺らぎ吸収バッファ22に蓄積されている送出待ちの圧縮音声データを伸長し、端末2に送出する(S6)。なお、圧縮音声データを受信しておらず、しかも、揺らぎ吸収バッファ22に送出待ちの圧縮音声データがない場合には、無音パターンデータを端末2に送出する。
【0009】
このような通信装置10、20の場合、音声データは、一旦送信側で圧縮され、受信側で伸長されるため、受信音声の劣化が否めない。音声通信の場合には、多少の劣化は実際上問題がないが、FAX通信においては、データが劣化すると画像が乱れる。
【0010】
そのため、音声圧縮を用いたネットワーク通信装置において、一般には、FAX通信については、以下のような方法を採用している。すなわち、FAXデータを音声データとしてではなく、信号データとして扱い、制御用通信路P2を使用してFAX通信を実現させている。このためのFAX通信方式が、ITU−T勧告H.323及びT.38により規定されている。
【0011】
図3は、ITU−T勧告T.38に準拠した従来装置のFAX通信時のFAXトーン(ここではCEDとするが、CNGの場合もほぼ同様である)検出による、端末1から端末2へのFAX通信を実行する準備の際のデータの流れを示している。
【0012】
端末1からのFAXトーン(CED)が通信装置10のDSP11に流れると、DSP11はFAXトーンを検出する(S11)。FAXトーンを検出したDSP11は、音声制御部13にFAXトーン(CED)の検出を通知すると共に、以降のFAXトーンを抑圧して音声制御部13に送信しないようにする(S12)。
【0013】
なお、FAXトーンの抑圧を行うのは、FAXトーンが音声用通信路P1を介して対向装置20に流れると、これにより対向装置20に収容されている端末2がFAX通信を開始し、制御用通信路P2でFAX通信を制御しようとする通信装置10及び20とシーケンスのずれが生じ、その結果、FAX通信が異常になる可能性があるためである。
【0014】
DSP11からFAXトーンの検出通知が与えられた音声制御部13は、呼制御部15にFAXトーンの検出を通知する(S13)。このとき、呼制御部15は、FAX通信制御部14にFAX通信開始を指示する(S14)。FAX通信の開始指示を受けたFAX通信制御部14は、対向する通信装置20に対し、FAXトーンの検出通知信号を制御用通信路P2を介して送出する(S15)。その後、FAX通信制御部14は、DSP11にFAX通信モードへの切替えを指示する(S16)。
【0015】
制御用通信路P2からFAXトーンの検出通知信号を受信した通信装置20のFAX通信制御部24は、呼制御部25にFAX通信への切替えを通知する(S17)。このとき、呼制御部25は、FAX通信制御部24にFAX通信開始を指示する(S18)。FAX通信の開始指示を受けたFAX通信制御部24は、DSP21にFAX通信モードへの切替えを指示する(S19)。
【0016】
両通信装置10及び20が、以上のような処理により、FAX通信に対応できるようになった後は、図3では省略しているが、端末1からのFAXデータが、通信装置10のDSP11を介してFAX通信制御部14に与えられ、そのFAXデータがFAX通信制御部14によってパケット化されて制御用通信路P2に送出される。対向する通信装置20においては、制御用通信路P2からのFAXデータパケットがFAX通信制御部24で受信され、FAXデータに戻された後、DSP21を介して端末2に送出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
現在、ITU−T勧告T.38では、FAX通信規格であるITU−T勧告V.17まで対応している。
【0018】
しかし、ITU−T勧告V.34にはまだ未対応であるため、ITU−T勧告T.38によりFAX通信を行う従来装置ではITU−T勧告V.34によるFAX通信は実現できない。そこで、FAXデータを制御用通信路P2を通過できるように信号化するのではなく、FAXデータを音声データ(のまま)として音声用通信路P1を通してFAX通信を実現することが要求される。
【0019】
音声圧縮によるデータ劣化によるFAX通信異常については、音声圧縮方式G.711(音声非圧縮)を採用することにより、回避できるが、音声用通信路P1によるFAX通信を実現するにあたって、現状では、以下の課題がある。なお、図3のデータの流れで課題を説明する。
【0020】
第1に、DSP11は、制御用通信路P2でのFAX通信時の対策として、FAXトーンを検出すると、FAXトーンを音声制御部13に送信しないようにするFAXトーン抑圧制御を行っているため、FAXトーンが音声用通信路P1から対向する通信装置20に送信されず、FAX通信シーケンスが開始されない。
【0021】
第2に、FAXデータが正常に対向する端末2に送信されない可能性がある。この課題は、2種類に分けることができる。
【0022】
(1)音声通信時、DSP21でエコーを抑えるためのエコーキャンセラ制御を行っているが、エコーキャンセラと端末2が内蔵するFAXモデムが干渉する可能性がある。
【0023】
(2)音声通信時、DSP21でネットワークの遅延を吸収するための揺らぎ吸収バッファ22の制御を行っているが、揺らぎ吸収制御では、揺らぎ吸収バッファ22に一定値以上の音声データ(FAXデータ)が滞留すると、遅延回復を行うため、滞留している音声データ(FAXデータ)を廃棄する機構があり、揺らぎ吸収制御により音声データ(FAXデータ)が欠落する可能性がある。真の音声データでは、欠落が耳障りになる程度であるが、FAXデータの場合には、再生画像を著しく劣化させる。
【0024】
第3に、端末1及び2がG3対応のFAX端末の場合、収容回線はアナログ回線であり、収容装置10又は20にて、アナログ信号からデジタル信号への変換、又は、デジタル信号からアナログ信号への変換を行っているが、FAXデータの送信側と受信側で、これら変換に使用するクロック信号に差(周波数の差)が有ると、FAXデータの途中で無音パターンデータが挿入され、FAX画像の乱れ等が発生する。
【0025】
そのため、端末からのFAXデータを音声用通信路を介して通信する場合において、FAXシーケンスが正しく実行される、再生されたFAX画像に画質劣化がないようにできる通信装置が望まれている。
【0026】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明は、FAXデータを音声用通信路を介して対向する通信装置とFAX通信する、FAX通信機能を有する端末を収容する通信装置であって、呼設定時に、再生音声信号を高品質化する機能を有効として音声用通信路を確立する音声用通信路確立手段と、FAXトーンの検出時に、再生音声信号を高品質化する機能の少なくとも一部を停止させる第1のFAX通信時機能制限手段とを有し、第1のFAX通信時機能制限手段が停止する機能が、揺らぎ吸収バッファを利用してネットワークの遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収バッファに対する制御機能であることを特徴とする
【0027】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
以下、本発明による通信装置の第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
【0028】
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の通信装置の構成を示すと共に、FAX通信シーケンスでのデータなどの流れを示すブロック図であり、従来に係る図2との同一、対応構成要素には、同一符号を付して示している。
【0029】
図1において、端末1及び端末2間の音声通信又はFAX通信には、端末1を直接的又は間接的に収容している通信装置10と、端末2を直接的又は間接的に収容している通信装置20とが介在する。
【0030】
各端末1、2は、電話端末、FAX端末あるいはPBX等の通信端末であるが、この第1の実施形態のFAX通信に特徴を有するので、FAXデータの送信又は受信機能(中継機能を含む)を有する端末であることを前提としている。
【0031】
第1の実施形態の各通信装置10、20は、例えば、端末1、2と接続し、制御用通信路P2及び音声用通信路P1を用いて、インターネット等のネットワークを介して音声通信やFAX通信を行う、FAX通信対応の音声通信装置(例えばインターネット音声通信装置)である。
【0032】
各通信装置10、20は、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)11、21と、揺らぎ吸収バッファ12、22と、音声制御部(VCL)13、23と、FAX通信制御部(FCL)14、24と、呼制御部(CCL)15、25とを有する。
【0033】
DSP11、21は、端末収容部として機能しているものであり、音声データの圧縮伸長機能、FAXトーン検出機能、FAXモデム機能を担うと共に、揺らぎ吸収バッファ12、22を制御してネットワークの遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収制御機能や、エコーキャンセラ(端末1、2との接続部での回線エコーのキャンセラ)の制御機能を担っている。なお、揺らぎ吸収バッファ12、22は、DSP11、21に関連してけられており、受信した音声データやFAXデータを、DSP11、21の制御下で適宜蓄積するものである。エコーキャンセラにおいてもバッファが必要であるが、揺らぎ吸収バッファ12、22が、エコーキャンセラとして必要なバッファを兼ねたものであっても良い。
【0034】
DSP11、21は、音声通信時には、端末1、2から受信した音声データを指定された圧縮方式で圧縮して音声制御部13、23に与えるものである。また、DSP11、21は、音声制御部13、23から与えられたデータの一定量を揺らぎ吸収バッファ12、22に蓄積することにより、ネットワークの遅延揺らぎを吸収するものである。さらに、DSP11、21は、エコーキャンセラ制御を行う。
【0035】
また、DSP11、21は、FAX通信時には、FAXモデムとして機能し、端末1、2から受信したFAXデータをFAX通信制御部14、24に与える。また、DSP11、21は、FAX通信制御部14、24から受信したFAXデータを端末1、2に送出する。
【0036】
音声制御部13、23は、DSP11、21から与えられた圧縮音声データをパケット化し、音声用通信路P1に送出したり、音声用通信路P1から受信した音声パケットから圧縮音声データを組み立ててDSP11、21に与えたりするものである。
【0037】
FAX通信制御部14、24は、ITU−T勧告T.38によるFAX通信時に、DSP11、21から受信したFAXデータをT.38パケットに変換し、制御用通信路に送出する。また、制御用通信路から受信したT.38パケットをFAXデータに変換し、DSP11、21に送信する。
【0038】
FAX通信制御部14、24は、ITU−T勧告T.38によるFAX通信時に、FAX通信のシーケンスを制御するものである。また、FAX通信制御部14、24は、DSP11、21から与えられたFAXデータをT.38パケット(ITU−T勧告T.38に従うFAXデータパケット)に変換して制御用通信路P2に送出したり、制御用通信路P2から受信したT.38パケットからFAXデータを組み立ててDSP11、21に与えたりするものである。
【0039】
呼制御部15、25は、制御用通信路P2を介して呼設定処理を行う(呼シーケンスを制御する)ものである。また、呼制御部15、25は、所定の場合には、DSP11、21に対し、音声用通信路P1を利用したFAX通信の指示を与えるものである。
【0040】
呼制御部15、25に関連してモード選択情報16、26が設定されている。モード選択情報16、26は、音声非圧縮モード(例えば、ITU−T勧告G.711)が選択された場合に、FAX通信を制御用通信路P2(アウトバンド)を介して行うか、音声用通信路P1(インバンド)を介して行うかを指定するコンフィギュレーション可能なシステムデータである。モード選択情報16、26は、当該通信装置10、20がネットワーク内に設置される際に、設定されて組み込まれるものである。
【0041】
図4は、第1の実施形態の特徴と関係するDSP11、21(30)の機能的構成を書き出したブロック図である。
【0042】
DSP30は、上述したように、FAXトーン検出部31や、エコーキャンセラ部32や、 揺らぎ吸収バッファ制御部31などを有する。第1の実施形態の場合、さらに、音声制御部13、23(図4では省略)の制御下で、音声用通信路P1を用いたFAX通信のときと、それ以外の通信のとき(音声用通信路P1を用いた音声通信時及び制御用通信路P2を用いたFAX通信時)とで、これらFAXトーン検出部31やエコーキャンセラ部32や揺らぎ吸収バッファ制御部31の動作状態を切り替える動作状態切替部35を有する。
【0043】
動作状態切替部35は、音声用通信路P1を用いた音声通信時及び制御用通信路P2を用いたFAX通信時には、FAXトーン検出部31をFAXトーンの抑圧を行う動作状態とし、エコーキャンセラ部32を有効とし、揺らぎ吸収バッファ制御部31を揺らぎ吸収バッファ34を用いた揺らぎ吸収動作を実行させる状態とするものである。
【0044】
また、動作状態切替部35は、音声用通信路P1を用いたFAX通信のときには、FAXトーン検出部31をFAXトーンの検出を行わない動作状態とし、エコーキャンセラ部32を無効とし、揺らぎ吸収バッファ制御部31を揺らぎ吸収バッファ34を用いた揺らぎ吸収動作を実行させない状態とすると共に揺らぎ吸収バッファ34に無音パターンデータを挿入する状態とするものである。
【0045】
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の通信装置間で音声用通信路を用いたFAX通信を実行する際の呼シーケンスなどを、図1に加え、図5をも参照しながら説明する。なお、図5は、音声用通信路を用いたFAX通信を実行する際の呼シーケンスなどを示す動作シーケンス図である。
【0046】
例えば、端末1において、オフフックされ、端末2の呼出番号が入力されたときには、H.323手順等で、通信装置10及び20間で、音声圧縮方式を適用するか否かなどのネゴシエーションが実行される。
【0047】
H.323手順等で、音声圧縮方式を非圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.711)に決定すると、音声制御部13、23は、モード選択情報16、26を参照し、FAX通信を音声用通信路P1(インバンド)で行う指定であるか否かを判別し、そのような指定の場合には、DSP11、21に対し、エコーキャンセラ有効、FAXトーン検出(トーン抑圧無し)開始、揺らぎ吸収バッファ12、22の制御開始の指示を行う(ステップS21)。
【0048】
一方、音声圧縮方式が圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.729A)の場合や、モード選択情報16、26が、FAX通信を制御用通信路P2(アウトバンド)で行う指定があった場合には、音声制御部13、23は、DSP11、21に対し、エコーキャンセラ有効、FAXトーン検出(トーン抑圧有り)開始、揺らぎ吸収バッファ12、22の制御開始の指示を行う。この場合のFAX通信動作は、従来のITU−T勧告T.38に従う通信となる。
【0049】
以降、この場合のFAX動作の説明は省略し、上述した音声圧縮方式が非圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.711)に決定された場合のFAX動作を説明する。
【0050】
なお、端末1において、オフフックされ、端末2の呼出番号が入力されたときのネゴシエーション時には、FAX通信が実行されるのか否かが不明であるので、FAX通信ではなく、上述したステップS21の処理により、DSP11、21は音声通信に対応できる動作状態にされる。
【0051】
端末1がCNGトーン(ITU−T勧告T.30参照;FAXトーンの一種である発呼トーン)を送出すると、DSP11がCNGトーンを検出し、音声制御部13に対しCNGトーンの検出を通知する(ステップS22)。このとき、FAXトーン検出の指定は、トーン抑圧無しなので、端末1から送出されたCNGトーンは、音声用通信路P1を通って、端末2まで到達する。
【0052】
DSP11からCNGトーンの検出通知を受けた音声制御部13は、DSP11に対し、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ12に対する制御停止、揺らぎ吸収バッファ12への一定時間(例えば、500ms)の無音パターンデータの挿入指示を行う(ステップS23)。
【0053】
CNGトーンを受信した対向する端末2が、CEDトーン(ITU−T勧告T.30参照;FAXトーンの一種である被呼端末識別トーン)を送出すると、通信装置20のDSP21が、このCEDトーンを検出し、音声制御部23に対し、CEDトーン検出を通知する(ステップS24)。このとき、FAXトーン検出の指定がトーン抑圧無しなので、端末2から送出されたCEDトーンは、音声用通信路P1を通って、端末1まで到達する。
【0054】
CEDトーン検出通知を受けた音声制御部23は、DSP21に対し、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ22に対する制御停止、揺らぎ吸収バッファ22への一定時間(例えば、500ms)の無音パターンデータの挿入指示を行う。
【0055】
なお、G3対応の端末(FAX端末)の機種や使用方法によっては、CNGあるいはCEDトーンを送出しないものがあるが、その場合は、プリアンブル信号の検出を契機に、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ制御停止、揺らぎ吸収バッファへ一定時間の無音パターンデータの挿入を行うようにすれば良い。
【0056】
その後、音声用通信路P1を介して端末1及び2間(言い換えると、通信装置10及び20間)でFAXデータが通信される。
【0057】
図5では、省略しているが、端末1からのFAXデータは、通信装置10のDSP11で受信され、圧縮(音声圧縮)されることなく音声制御部13に与えられ、音声制御部13によってパケット化されて音声用通信路P1に送出される。音声用通信路P1に送出されたFAXパケットデータは、対向する通信装置20の音声制御部23で受信される。
【0058】
通信装置20の音声制御部23は、音声用通信路P1から受信したFAXパケットデータをFAXデータに戻してDSP21に与える。FAXデータが与えられたDSP21は、それに対する圧縮伸長動作や揺らぎ吸収動作やエコーキャンセル動作を行うことなく、端末2に送出する。
【0059】
なお、FAX通信の実行中においては、各種アクノリッジ信号などのFAXデータが端末2から端末1に送出されるが、この逆方向でのFAXデータに対しても上述と同様に通信処理される。
【0060】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、通信装置が、送受の端末からのCNGあるいはCEDトーン(省略された場合は、プリアンブル信号)を検出することにより、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ制御停止、揺らぎ吸収バッファへ一定時間の無音パターンデータの挿入を自動的に行うようにしたので、以下の効果を得ることができる。
【0061】
通信装置のエコーキャンセラとFAXモデムが干渉し、FAXデータが壊れたり端末が誤動作することを防止できる。
【0062】
瞬時のネットワーク遅延が発生した場合でのFAX通信データへの無音パターンデータの挿入や、双方の通信装置におけるアナログ信号及びデジタル信号間の変換の精度の違いに基づく、FAX通信データへの無音パターンデータの挿入を防止することができる。
【0063】
なお、揺らぎ吸収バッファ制御を停止して、該バッファへ一定時間の無音パターンデータを挿入することにより、その後、上述したような原因によって、FAXデータの到着が遅れても、最初に揺らぎ吸収バッファに設定した無音パターンデータを挿入した一定時間分は、FAXデータの途中に無音パターンデータが挿入されることはなく、その結果、FAXデータに無音パターンデータが挿入されることをほぼ完全に防止することができる。
仮に、無音パターンデータが挿入されていなければ、ゆらぎ吸収バッファは空であり、最初に受信したFAXデータAはすぐにDSPから端末に送出され、次のFAXデータBの受信までに時間が空いた場合には、端末への送出データは、FAXデータA−無音−FAXデータBとなる。これに対して、ゆらぎ吸収バッファに無音パターンデータがあれば、FAXデータA、Bの到来に時間差があっても、予めゆらぎ吸収バッファに挿入した無音パターンデータの送出期間が上記時間差を吸収し、ゆらぎ吸収バッファにおけるFAXデータAの直後にFAXデータBが挿入され、端末への送出データは、無音(予め挿入されているもの)−FAXデータA−FAXデータBとなり、FAXデータの途中に無音が生じることはない。
【0064】
以上のような効果により、音声非圧縮モードでの音声用通信路によるFAX通信を実現することができる。
【0065】
(B)第2の実施形態
次に、本発明による通信装置及びの第2の実施形態を図面を参照しながら簡単に説明する。
【0066】
上述した第1の実施形態の説明では、端末1、2からのCNGあるいはCEDトーンが省略された場合には、プリアンブル信号を検出することにより、同様な動作や効果があることを説明したが、音声用通信路P1の信号を検出することによっても、同様の動作を実行でき、同様な効果が得られる。第2の実施形態は、このような音声用通信路P1の信号を検出することを利用したものである。
【0067】
図6は、第2の実施形態の通信装置の構成を示すと共に、FAX通信シーケンスでのデータなどの流れを示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応構成要素には、同一符号を付して示している。
【0068】
第2の実施形態の通信装置10、20も、構成要素は第1の実施形態と同様であるが、DSP11、12の機能が第1の実施形態のものとは多少異なっている。すなわち、この第2の実施形態の場合、DSP11、21は、音声用通信路P1から受信したCNGあるいはCEDトーンを検出する機能も追加されている。
【0069】
次に、第2の実施形態の通信装置間で音声用通信路を用いたFAX通信を実行する際の呼シーケンスなどを、図6に加え、図7をも参照しながら説明する。なお、図7は、音声用通信路を用いたFAX通信を実行する際の呼シーケンスなどを示す動作シーケンス図である。
【0070】
例えば、端末1において、オフフックされ、端末2の呼出番号が入力されたときには、H.323手順等で、通信装置10及び20間で、音声圧縮方式を適用するか否かなどのネゴシエーションが実行される。
【0071】
H.323手順等で、音声圧縮方式を非圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.711)に決定すると、音声制御部13、23は、モード選択情報16、26を参照し、FAX通信を音声用通信路P1(インバンド)で行う指定であるか否かを判別し、そのような指定の場合には、DSP11、21に対し、エコーキャンセラ有効、FAXトーン検出(トーン抑圧無し)開始、揺らぎ吸収バッファ12、22の制御開始の指示を行う(ステップS31)。
【0072】
一方、音声圧縮方式が圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.729A)の場合や、モード選択情報16、26が、FAX通信を制御用通信路P2(アウトバンド)で行う指定があった場合には、音声制御部13、23は、DSP11、21に対し、エコーキャンセラ有効、FAXトーン検出(トーン抑圧有り)開始、揺らぎ吸収バッファ12、22の制御開始の指示を行う。この場合のFAX通信動作は、従来のITU−T勧告T.38に従う通信となる。
【0073】
以降、この場合のFAX動作の説明は省略し、上述した音声圧縮方式が非圧縮方式(例えば、ITU−T勧告G.711)に決定された場合のFAX動作を説明する。
【0074】
音声通話中に、例えば、端末2の受信ボタンが押下されると、端末1からCNGトーンが送出されなくても、端末2からCEDトーンが送出される(ステップS32)。
【0075】
端末2が、CEDトーンを送出すると、通信装置20のDSP21がCEDトーンを検出し、音声制御部23に対して、CEDトーン検出を通知する(ステップS33)。このとき、FAXトーン検出の指定は上述したようにトーン抑圧無しなので、端末2から送出されたCEDトーンは、音声用通信路P1を通って、端末1まで到達する。
【0076】
CEDトーン検出通知を受けた音声制御部23は、DSP21に対し、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ制御停止、揺らぎ吸収バッファへの一定時間(例えば、500ms)の無音パターンデータの挿入指示を行う(ステップS34)。
【0077】
一方、通信装置10のDSP11は、音声用通信路P1からのCEDトーンを検出し、音声制御部13に対して、CEDトーン検出を通知する(ステップS35)。このとき、FAXトーン検出の指定は、上述したように、トーン抑圧無しなので、端末2から送出されたCEDトーンは、端末1まで到達する。
【0078】
CEDトーン検出通知を受けた通信装置10の音声制御部13は、DSP11に対し、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ制御停止、揺らぎ吸収バッファ12への一定時間(例えば、500ms)の無音パターンデータの挿入指示を行う(ステップS36)。
【0079】
なお、上述した例は、CNGトーンが省略されても端末1をCEDトーンの検出により所望の状態にする場合であるが、CEDトーンが省略されても端末2をCNGトーンの検出により所望の状態にするようにしても良い。すなわち、端末2において、音声用通信路P1からのCNGトーンの検出を契機に、FAXトーン検出停止、エコーキャンセラ無効、揺らぎ吸収バッファ制御停止、揺らぎ吸収バッファへの一定時間の無音パターンデータの挿入を行うことができる。
【0080】
以上のように、第2の実施形態によれば、端末からCNGあるいはCEDトーンのいずれかが省略された場合でも、音声用通信路P1からの省略されていない側のCEDあるいはCNGトーンを検出することにより、プリアンブル信号の検出を実行しなくても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。この第2の実施形態は、例えば、スーパーG3方式に従うFAX通信の場合に有効である。
【0081】
(C)他の実施形態
上記各実施形態は、制御用通信路P2を用いたFAX通信も音声用通信路P1を用いたFAX通信も可能な通信装置10、20に対し、音声用通信路P1を用いたFAX通信を設定する場合を示したが、制御用通信路P2を用いたFAX通信には対応できず、上記各実施形態で説明した音声用通信路P1を用いたFAX通信にのみ対応できるように通信装置10、20を構成しても良い。
【0082】
また、本発明は、音声非圧縮方式の採用時でのFAX通信に特徴を有するので、音声通信時にも音声圧縮を実行する機能を備えない通信装置であっても、本発明を適用することができる。
【0083】
さらに、音声用通信路P1を用いたFAX通信による弊害を除去するために、CNGトーンやCEDトーンなどのFAXトーン検出を契機として制御される機能は、上記各実施形態のものに限定されない。例えば、揺らぎ吸収バッファ12、22を備えない通信装置10、20であれば、揺らぎ吸収バッファ制御の停止は当然に実行しなくても良い。
【0084】
さらにまた、FAX通信による弊害を除去するために制御される機能は、主として、受信に係る機能であるので、上記各実施形態とは異なり、FAXデータの受信側の通信装置のみをそのような動作状態にするようにしても良い。
【0085】
本発明を適用できる通信装置は、後述するように限定されないが、音声圧縮を用いてインターネット等のネットワークを中継して音声通信を実現するインターネット音声通信装置を一例として挙げることができる。なお、上記説明は、音声インターネット通信のITU−T勧告H.323を例に説明したが、同等のプロトコルMGCP(IETF RFC 2705〉あるいはSIP(IETF RFC 2543)を使用した場合でも本発明を適用することができる。
【0086】
【発明の効果】
以上のように、本発明の通信装置は、FAXデータを音声用通信路を介して対向する通信装置とFAX通信する、FAX通信機能を有する端末を収容する通信装置であって、呼設定時に、再生音声信号を高品質化する機能を有効として音声用通信路を確立する音声用通信路確立手段と、FAXトーンの検出時に、再生音声信号を高品質化する機能の少なくとも一部を停止させるFAX通信時機能制限手段とを有するので、端末からのFAXデータを音声用通信路を介して通信する場合において、FAXシーケンスが正しく実行される、再生されたFAX画像に画質劣化がないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信装置の構成及びFAX通信時のデータの流れなどを示すブロック図である。
【図2】従来の通信装置の構成及び音声通信時のデータの流れなどを示すブロック図である。
【図3】従来の通信装置の構成及びFAX通信時のデータの流れなどを示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態の通信装置内のDSPの特徴的機能構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態の通信装置を含む通信システムのFAX通信時の動作シーケンス図である。
【図6】第2の実施形態の通信装置の構成及びFAX通信時のデータの流れなどを示すブロック図である。
【図7】第2の実施形態の通信装置を含む通信システムのFAX通信時の動作シーケンス図である。
【符号の説明】
1、2…端末(FAX機能を有する端末)、10、20…通信装置、11、21、30…DSP、12、22、34…揺らぎ吸収バッファ、13、23…音声制御部(VCL)、14、24…FAX通信制御部(FCL)、15、25…呼制御部(CCL)、31…FAXトーン検出部、32…エコーキャンセラ部、33…揺らぎ吸収バッファ制御部、35…動作状態切替部。

Claims (6)

  1. FAXデータを音声用通信路を介して対向する通信装置とFAX通信する、FAX通信機能を有する端末を収容する通信装置であって、
    呼設定時に、再生音声信号を高品質化する機能を有効として音声用通信路を確立する音声用通信路確立手段と、
    FAXトーンの検出時に、再生音声信号を高品質化する機能の少なくとも一部を停止させる第1のFAX通信時機能制限手段とを有し、
    上記第1のFAX通信時機能制限手段が停止する機能が、揺らぎ吸収バッファを利用してネットワークの遅延揺らぎを吸収する揺らぎ吸収バッファに対する制御機能である
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 上記第1のFAX通信時機能制限手段が動作を起動する契機となるFAXトーンの検出が、自己が収容している端末からのFAXトーンの検出であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 上記第1のFAX通信時機能制限手段が動作を起動する契機となるFAXトーンの検出が、対向する通信装置側から上記音声用通信路を介して到来したFAXトーンの検出であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. FAXトーンの検出時に、検出したFAXトーンを上記音声用通信路に送出することを抑圧するトーン抑圧機能を停止させる第2のFAX通信時機能制限手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 上記第1のFAX通信時機能制限手段が停止する機能が、上記端末側との回線の回線エコーを消去するエコーキャンセラ機能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 上記第1のFAX通信時機能制限手段は、上記揺らぎ吸収バッファに対する制御機能を停止したときには、一定時間分の無音パターンデータを上記揺らぎ吸収バッファに設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の通信装置。
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