JP3901184B2 - 画像形成のための装置、方法およびプログラム、並びに画像処理システム - Google Patents
画像形成のための装置、方法およびプログラム、並びに画像処理システム Download PDFInfo
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Description
本発明は、画像形成のための装置、方法およびプログラム、並びに画像処理システムに関する。本発明は、特に、機密印刷が可能な、画像形成のための装置、方法およびプログラム、並びに画像処理システムに関する。
LANなどのネットワーク上にPC(パーソナルコンピュータ)とプリンタとが接続されたシステムにおいて、PCは、ネットワークを介してプリンタに印刷ジョブを送信して印刷させることができる。
しかし、ユーザがPCから印刷ジョブの送信を指示した後、プリンタで印刷物を取得するまでの間に、その印刷物を他人に見られてしまうおそれがあり、機密保持上好ましくない場合がある。
この問題を解決するために、PCにおいてユーザにより指定されたパスワードを印刷ジョブに対して設定した上で、プリンタに当該印刷ジョブを送信し、プリンタにおいて上記パスワードが入力された場合にのみ印刷ジョブを実行する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、プリンタが印刷ジョブの受信時に印刷ジョブごとにパスワードを作成して、当該パスワードをPCに返信し、プリンタにおいて上記パスワードが入力された場合にのみ印刷ジョブを実行する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開平7−276744号公報
特開平9−237170号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、あるユーザが指定したパスワードと他のユーザが指定したパスワードとが一致してしまうおそれがあり、この場合、印刷物の機密が損なわれてしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載の方法では、同じユーザによる複数の印刷ジョブが存在する場合、ユーザは、プリンタ側で作成された複数のパスワードをすべて覚えておかなければならず、ユーザにとって負担が大きく利便性を損なうという問題がある。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザの利便性を維持しつつ、かつ印刷物の機密を保持できる画像形成のための装置、方法およびプログラム、並びに画像処理システムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手段と、設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記第1の判断手段は、前記第2の印刷ジョブが過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、前記印刷ジョブ送信装置は、機密印刷のための第1の印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記画像形成装置からパスワードを受信する受信手段と、受信したパスワードを表示する表示手段とを有し、前記画像形成装置は、前記印刷ジョブ送信装置から前記第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手段と、設定されたパスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
(4)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手段と、設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(5)前記第1の判断手段は、前記第2の印刷ジョブが過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする上記(4)に記載の画像形成装置。
(6)印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、前記印刷ジョブ送信装置は、機密印刷のための第1の印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記画像形成装置から第1のパスワードを受信する受信手段と、受信した第1のパスワードを表示する表示手段とを有し、前記画像形成装置は、前記印刷ジョブ送信装置から前記第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手段と、設定された第1のパスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
(7)ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信手段と、前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存手段と、前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手段と、設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(8)前記他の印刷ジョブが存在しない場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記ユーザ側パスワードと一致するか否かを判断する第3の判断手段と、前記入力パスワードが前記ユーザ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する第2の許可手段と、をさらに有することを特徴とする上記(7)に記載の画像形成装置。
(9)前記第1の判断手段は、前記他の印刷ジョブが、過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする上記(7)に記載の画像形成装置。
(10)前記プリンタ側パスワードは、前記ユーザ側パスワードに別の符号を付加することによって作成されることを特徴とする上記(7)に記載の画像形成装置。
(11)印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、前記印刷ジョブ送信装置は、ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、前記画像形成装置からプリンタ側パスワードを受信する受信手段と、受信したプリンタ側パスワードを表示する表示手段とを有し、前記画像形成装置は、前記印刷ジョブ送信装置から前記印刷ジョブを受信する受信手段と、前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存手段と、前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手段と、設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
(12)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定ステップと、設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
(13)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定ステップと、設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
(14)ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信ステップと、前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存ステップと、前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定ステップと、設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
(15)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手順と、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手順と、設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
(16)上記(15)に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(17)機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手順と、前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手順と、設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
(18)上記(17)に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(19)ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信手順と、前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードの保存を指示する保存指示手順と、前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手順と、設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
(20)上記(19)に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、機密印刷ジョブの実行に際し、ユーザの負担を軽減してユーザの利便性を維持しつつ、かつ印刷物の機密を保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかる画像処理システムは、印刷ジョブ送信装置としてのPC1と、画像形成装置としてのプリンタ2とを備え、これらはネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、PC1とプリンタ2とは、ネットワーク3を介することなく直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
図2は、図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。PC1は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16、およびネットワークインタフェース17を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって、上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する。
このハードディスク14には、文書ファイルを作成するためのアプリケーションと、文書ファイルをプリンタ2が解釈可能な言語で記述されたプリントデータに変換するためのプリンタドライバとがインストールされている。
ディスプレイ15は、各種の情報を表示する。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードであり、各種の入力を行うために使用される。ネットワークインタフェース17は、ネットワーク3を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3は、図1に示されるプリンタの構成を示すブロック図である。プリンタ2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、操作パネル部25、印刷部26、およびネットワークインタフェース27を含み、これらは信号を遣り取りするためのバス28を介して相互に接続されている。なお、プリンタ2の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
操作パネル部25は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。印刷部26は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、各種データを用紙などの記録材上に印刷する。
なお、PC1、およびプリンタ2は、それぞれ、上記した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
ネットワーク3は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続したLANや、LAN同士を専用線で接続したWAN等からなる。
次に、本実施形態における画像処理システムの動作について説明する。
図4は、PC1における機密印刷ジョブの送信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、PC1のハードディスク14などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU11によって実行される。
まず、PC1は、ユーザの操作に基づく機密印刷の指示が有るまで待機する(S100でNO)。ここで、機密印刷の指示は、アプリケーションにより作成された文書ファイルに対して行われる。
図5は、機密印刷の指示を行うための画面の一例を示す。プリンタドライバによって表示される機密印刷指示画面51において、機密印刷チェックボックス511にチェックが入れられて印刷ボタン512が押されると、機密印刷の指示が完了する。
そして、機密印刷の指示が有った場合(S100でYES)、文書ファイルがプリンタドライバによって変換されたプリントデータを含む機密印刷ジョブが作成され、当該印刷ジョブがプリンタ2に送信される(S110)。ここで、機密印刷ジョブとは、プリンタ2において所定のパスワードが入力された場合にのみ実行され得る印刷ジョブをいう。
続いて、PC1は、プリンタ2から応答を受信するまで待機する(S120でNO)。かかる応答には、ステップS110で送信された機密印刷ジョブをプリンタ2において実行するために必要なパスワードが含まれる。
プリンタ2から応答が受信された場合(S120でYES)、PC1は、受信した応答に含まれるパスワードをディスプレイ15に表示させる(S130)。図6は、パスワード表示画面52の一例を示す。
図7は、プリンタ2における機密印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンタ2のROM22などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される(なお、後述する図9および図10のフローチャートにより示されるアルゴリズムについても同様である)。
まず、プリンタ2は、PC1から機密印刷ジョブを受信するまで待機する(S200でNO)。
そして、PC1から機密印刷ジョブが受信された場合(S200でYES)、当該機密印刷ジョブに関するユーザによる別の機密印刷ジョブが、過去所定時間内に受信されていたか否かが判断される(S210)。ここで、上記所定時間は、たとえば1〜3時間程度に設定され得る。
過去所定時間内に同じユーザによる別の機密印刷ジョブが受信されていた場合(S210でYES)、ステップS200で受信した機密印刷ジョブに対して、過去の機密印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードが設定される(S220)。
一方、過去所定時間内に同じユーザによる別の機密印刷ジョブが受信されていなかった場合(S210でNO)、ステップS200で受信した機密印刷ジョブに対して、既に登録されているものとは異なる新規なパスワードが設定される(S230)。
そして、ステップS220またはS230において設定されたパスワードが、機密印刷ジョブの送信元であるPC1に返信される(S240)。
また、設定されたパスワードは、パスワードリストの形でプリンタ2のたとえばハードディスク24などの記憶部に保存される。図8は、パスワードリスト53の一例を示す。パスワードリスト53は、機密印刷ジョブの送信者のユーザ名を示す欄531と、機密印刷ジョブに対して設定されたパスワードを示す欄532と、パスワードの登録時刻を示す欄533とから構成されている。登録されたパスワードは、登録時刻から所定時間経過するとパスワードリスト53から削除される。ここで、ステップS210における判断は、ステップS200で受信した機密印刷ジョブに関するユーザが、パスワードリスト53に登録されているユーザ名に対応するユーザであるか否かを判断することによって行われ得る。なお、設定されたパスワードのパスワードリスト53への保存は、PC1へのパスワードの返信の前後いずれに行われてもよい。
図9は、プリンタ2におけるパスワードの削除処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS300では、パスワードリスト53に、登録後所定時間を経過したパスワードが存在するか否かが判断される。なお、プリンタ2の電源スイッチ(不図示)がオンされている限り、ステップS300の判断が継続的に行われる。
登録後所定時間を経過したパスワードが存在する場合(S300でYES)、該当するパスワードに関するデータがパスワードリスト53から削除される(S310)。
図10は、プリンタ2における機密印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS400では、プリンタ2は、ユーザの操作に基づく機密印刷ジョブの選択およびパスワードの入力が有るまで待機する(S400でNO)。
図11は、プリンタ2において実行すべき印刷ジョブをジョブリストから選択するための印刷ジョブ選択画面54の一例を示し、図12は、選択された印刷ジョブに設定されているパスワードの入力を促すパスワード入力画面55の一例を示す。具体的には、操作パネル部25に表示された印刷ジョブ選択画面54において、実行すべき機密印刷ジョブが選択されると、パスワード入力画面55に表示が切り替わる。その後、ユーザは、操作パネル部25のテンキー等を用いて、パスワードを入力することができる。
機密印刷ジョブの選択およびパスワードの入力が有った場合(S400でYES)、選択された機密印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致するか否かが判断される(S410)。
両者のパスワードが一致する場合(S410でYES)、選択された機密印刷ジョブが実行される(S420)。すなわち、プリンタ2は選択された機密印刷ジョブの実行を許可し、印刷部26は選択された機密印刷ジョブに基づいて印刷を行う。
一方、両者のパスワードが一致しない場合(S410でNO)、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可しないで、入力されたパスワードが間違っていることを操作パネル部25に表示させる(S430)。
次に、より具体的に、ユーザAによる機密印刷の指示に基づいてPC1から連続して2つの機密印刷ジョブがプリンタ2に送信される場合の一例について説明する。なお、パスワードリスト53に登録されたパスワードの保存時間は2時間とする。
まず、たとえば10時0分に、ユーザAが機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2に第1の機密印刷ジョブを送信する。プリンタ2は、PC1から第1の機密印刷ジョブを受信する。ここで、ユーザAがパスワードリスト53に存在しない場合、プリンタ2は、新規なパスワード「1234」をPC1に応答し、パスワードリスト53に、ユーザ名がユーザA、パスワードが「1234」、登録時刻が10時0分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にパスワード「1234」を表示させる。さらに、10時1分に、ユーザAが別の機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2に第2の機密印刷ジョブを送信する。プリンタ2は、PC1から第2の機密印刷ジョブを受信する。ユーザAがパスワードリスト53に存在するので、プリンタ2は、既に登録されているものと同じパスワード「1234」をPC1に応答する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にパスワード「1234」を表示させる。
そして、ユーザAは、プリンタ2の設置場所へ行き、操作パネル部25を介して、第1の機密印刷ジョブを選択し、パスワードとして「1234」を入力する。選択された第1の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、第1の機密印刷ジョブの実行を許可する。さらに、ユーザAは、操作パネル部25を介して、第2の機密印刷ジョブを選択し、パスワードとして「1234」を入力する。選択された第2の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、第2の機密印刷ジョブの実行もまた許可する。
そして、時刻が12時になると、登録後所定時間を経過したパスワードがあるので、プリンタ2は、パスワードリスト53から、ユーザ名がユーザA、パスワードが「1234」、登録時刻が10時0分であるデータを削除する。したがって、この後にユーザAが再び機密印刷を指示すると、たとえば「9876」のように、「1234」とは異なるパスワードが設定されることになる。
このように本実施形態によれば、プリンタ2は、同じユーザにより所定時間内に投入された複数の機密印刷ジョブに対して、同じパスワードを設定して送信元に返信する。
したがって、ユーザは複数の機密印刷ジョブについて1つのパスワードを覚えておけば済むので、パスワードを忘れて印刷できないという問題はなくなる。しかも、異なるユーザによる機密印刷ジョブに対しては異なるパスワードが設定され得るので、印刷物の機密を保持することができる。
なお、本実施形態では、図11および図12に示したように、プリンタ2において機密印刷ジョブが実行される場合、印刷ジョブ選択画面54においてジョブが選択された後に、パスワード入力画面55においてパスワードが入力されるが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、印刷ジョブ選択画面54を表示させることなく、パスワード入力画面55においてパスワードが入力されるだけで、入力されたパスワードに対応する機密印刷ジョブが実行されてもよい。
また、本実施形態では、パスワードリスト53における登録時刻は、最初の機密印刷ジョブが投入された時刻に固定されているが、本発明はこれに限定されるものではない。パスワードリスト53における登録時刻は、たとえば、同じユーザによる2回目の機密印刷ジョブが投入されたときに更新されてもよい。このように構成すれば、何回も連続で機密印刷を指示するユーザにとって、同じパスワードが設定される時間範囲が延長されるので便利である。
また、本実施形態では、パスワードリスト53へのパスワード等のデータの登録から所定時間が経過した場合、当該データが削除されるが、本発明はこれに限定されるものではない。所定時間の経過後も登録されたデータをパスワードリスト53に残しておき、現在の時刻との差分に基づいて、登録時刻が過去所定時間内である同じユーザによる別の機密印刷ジョブが存在するか否かが判断されてもよい。このように構成すれば、データの登録から所定時間が経過した場合でも、同じパスワードが設定されることがなくなる。したがって、異なるユーザによる機密印刷ジョブに対して同じパスワードが設定される可能性を排除できるという利点がある。
次に、本発明の第2実施形態にかかる画像処理システムについて説明する。なお、ハードウェア構成は、図1〜図3に示した第1実施形態にかかる画像処理システムと同様であるため説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に、第2実施形態にかかる画像処理システムの動作について説明する。
PC1における機密印刷ジョブの送信処理の手順は、図4に示した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図13は、プリンタ2における機密印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図13のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンタ2のROM22などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される(なお、後述する図15のフローチャートにより示されるアルゴリズムについても同様である)。
ステップS500では、プリンタ2は、PC1から機密印刷ジョブを受信するまで待機する(S500でNO)。
そして、PC1から機密印刷ジョブが受信された場合(S500でYES)、当該機密印刷ジョブに対して、既に登録されているものとは異なる新規なパスワードが設定される(S510)。
続いて、設定されたパスワードが、機密印刷ジョブの送信元であるPC1に返信される(S520)。
また、設定されたパスワードは、パスワードリストの形でプリンタ2のたとえばハードディスク24などの記憶部に保存される。図14は、パスワードリスト56の一例を示す。パスワードリスト56は、機密印刷ジョブの送信者のユーザ名を示す欄561と、機密印刷ジョブに対して設定されたパスワードを示す欄562と、パスワードの登録時刻を示す欄563とから構成されている。登録されたパスワードは、登録時刻から所定時間経過するとパスワードリスト56から削除される。なお、設定されたパスワードのパスワードリスト56への保存は、PC1へのパスワードの返信の前後いずれに行われてもよい。
プリンタ2におけるパスワードの削除処理の手順は、図9に示した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図15は、プリンタ2における機密印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、プリンタ2は、ユーザの操作に基づく機密印刷ジョブの選択およびパスワードの入力が有るまで待機する(S600でNO)。
ここで、図11および図12に示したように、実施形態1の場合と同様に、印刷ジョブ選択画面54においてジョブが選択された後に、パスワード入力画面55においてパスワードが入力される。
機密印刷ジョブの選択およびパスワードの入力が有った場合(S600でYES)、選択された機密印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致するか否かが判断される(S610)。
ステップS610において両者のパスワードが一致すると判断された場合(S610でYES)、ステップS620に進む。一方、ステップS610において両者のパスワードが一致しないと判断された場合(S610でNO)、選択された機密印刷ジョブに関するユーザによる別の機密印刷ジョブが、過去所定時間内に受信されていたか否かが判断される(S630)。ここで、上記所定時間は、たとえば1〜3時間程度に設定され得る。このステップS630における判断は、選択された機密印刷ジョブに関するユーザが、パスワードリスト56に登録されているユーザ名に対応するユーザであるか否かを判断することによって行われ得る。
過去所定時間内に同じユーザによる別の機密印刷ジョブが受信されていた場合(S630でYES)、当該別の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致するか否かが判断される(S640)。一方、過去所定時間内に同じユーザによる別の機密印刷ジョブが受信されていなかった場合(S630でNO)、ステップS650に進む。
ステップS640において両者のパスワードが一致する場合(S640でYES)、ステップS620に進む。一方、ステップS640において両者のパスワードが一致しない場合(S640でNO)、ステップS650に進む。
ステップS620では、選択された機密印刷ジョブが実行される。すなわち、プリンタ2は選択された機密印刷ジョブの実行を許可し、印刷部26は選択された機密印刷ジョブに基づいて印刷を行う。
ステップS650では、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可しないで、入力されたパスワードが間違っていることを操作パネル部25に表示させる。
次に、より具体的に、ユーザAによる機密印刷の指示に基づいてPC1から連続して2つの機密印刷ジョブがプリンタ2に送信される場合の一例について説明する。なお、パスワードリスト56に登録されたパスワードの保存時間は2時間とする。
まず、たとえば10時0分に、ユーザAが機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2に第1の機密印刷ジョブを送信する。プリンタ2は、PC1から第1の機密印刷ジョブを受信する。プリンタ2は、新規なパスワード「1234」をPC1に応答し、パスワードリスト56に、ユーザ名がユーザA、パスワードが「1234」、登録時刻が10時0分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にパスワード「1234」を表示させる。さらに、10時1分に、ユーザAが別の機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2に第2の機密印刷ジョブを送信する。プリンタ2は、PC1から第2の機密印刷ジョブを受信する。プリンタ2は、新規なパスワード「5678」をPC1に応答し、パスワードリスト56に、ユーザ名がユーザA、パスワードが「5678」、登録時刻が10時1分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にパスワード「5678」を表示させる。
そして、10時2分に、ユーザAは、プリンタ2の設置場所へ行き、操作パネル部25を介して、第1の機密印刷ジョブを選択し、パスワードとして「1234」を入力する。選択された第1の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、第1の機密印刷ジョブの実行を許可する。さらに、10時3分に、ユーザAは、操作パネル部25を介して、第2の機密印刷ジョブを選択し、パスワードとして「1234」を入力する。選択された第2の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致しないので、プリンタ2は、同じユーザによる別の機密印刷ジョブが存在するか否かの判断を行う。ここで、同じユーザによる別の機密印刷ジョブとしての第1の機密印刷ジョブが存在しているため、当該第1の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致するか否かの判断が行われる。ここで、同じユーザによる別の機密印刷ジョブに設定されたパスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、第2の機密印刷ジョブの実行を許可する。
そして、時刻が12時になると、登録後所定時間を経過したパスワードがあるので、プリンタ2は、パスワードリスト56から、ユーザ名がユーザA、パスワードが「1234」、登録時刻が10時0分であるデータを削除する。したがって、この後にユーザAが再び機密印刷を指示して、プリンタ2に第3の機密印刷ジョブが送信された場合、ユーザAは、プリンタ2において第3の機密印刷ジョブを選択してパスワードとして「1234」を入力したとしても、第3の機密印刷ジョブの実行は許可されないことになる。
このように本実施形態によれば、同じユーザにより所定時間内に投入された複数の機密印刷ジョブは、複数の機密印刷ジョブに設定されたそれぞれのパスワードのうちのいずれか1つがプリンタ2において入力されることにより、実行され得る。
したがって、ユーザは複数の機密印刷ジョブに設定されたそれぞれのパスワードのうちの少なくとも1つを覚えておけば済むので、パスワードを忘れて印刷できないという問題はなくなる。しかも、異なるユーザによる機密印刷ジョブに対しては異なるパスワードが設定され得るので、印刷物の機密を保持することができる。
なお、印刷ジョブ選択画面54を表示させることなく、パスワード入力画面55においてパスワードが入力されるだけで、入力されたパスワードに対応する機密印刷ジョブが実行されてもよい。また、パスワードリスト56における登録時刻は、たとえば、同じユーザによる2回目の機密印刷ジョブが投入されたときに更新されてもよい。このように構成すれば、何回も連続で機密印刷を指示するユーザにとって、同じパスワードが有効となる時間範囲が延長されるので便利である。また、所定時間の経過後も登録されたデータをパスワードリスト56に残しておき、現在の時刻との差分に基づいて、登録時刻が過去所定時間内である同じユーザによる別の機密印刷ジョブが存在するか否かが判断されてもよい。
次に、本発明の第3実施形態にかかる画像処理システムについて説明する。なお、ハードウェア構成は、図1〜図3に示した第1実施形態にかかる画像処理システムと同様であるため説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に、第3実施形態にかかる画像処理システムの動作について説明する。
図16は、PC1における機密印刷ジョブの送信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図16のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、PC1のハードディスク14などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU11によって実行される。
まず、PC1は、ユーザの操作に基づくパスワードの入力および機密印刷の指示が有るまで待機する(S700でNO)。ここで、機密印刷の指示は、アプリケーションにより作成された文書ファイルに対して行われる。
図17は、パスワードの入力および機密印刷の指示を行うための画面の一例を示す。プリンタドライバによって表示される機密印刷指示画面57において、機密印刷チェックボックス571にチェックが入れられ、パスワードが入力欄572に入力されて、印刷ボタン573が押されると、パスワードの入力および機密印刷の指示が完了する。
そして、パスワードの入力および機密印刷の指示が有った場合(S700でYES)、文書ファイルがプリンタドライバによって変換されたプリントデータを含む機密印刷ジョブが作成され、当該印刷ジョブがプリンタ2に送信される(S710)。
続いて、PC1は、プリンタ2から応答を受信するまで待機する(S720でNO)。かかる応答には、ステップS710で送信された機密印刷ジョブをプリンタ2において実行するために必要なパスワードが含まれる。
プリンタ2から応答が受信された場合(S720でYES)、PC1は、受信した応答に含まれるパスワードをディスプレイ15に表示させる(S730)。
図18は、パスワード表示画面58の一例を示す。パスワード表示画面58には、ユーザにより指定されたユーザ側パスワードの表示欄581と、ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードの表示欄582とが含まれている。プリンタ側パスワードは、後述するように、プリンタ2により設定される。なお、ユーザ側パスワードの表示欄581は、省略可能である。
図19は、プリンタ2における機密印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図19のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンタ2のROM22などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される(なお、後述する図21のフローチャートにより示されるアルゴリズムについても同様である)。
まず、プリンタ2は、PC1から機密印刷ジョブを受信するまで待機する(S800でNO)。
PC1から機密印刷ジョブが受信された場合(S800でYES)、当該機密印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードが保存される(S810)。
続いて、受信した機密印刷ジョブに対して、ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードが設定される(S820)。ここで、プリンタ側パスワードは、ユーザの指定したユーザ側パスワードに、文字列などの別の符号を付加することによって作成される。また、プリンタ側パスワードは、他の機密印刷ジョブに関するパスワードと一致しないように設定され得る。したがって、プリンタ側パスワードは、ユーザにとって覚えやすく、かつ機密の保持を確保し得る。
そして、受信した機密印刷ジョブに設定されたプリンタ側パスワードが、当該機密印刷ジョブの送信元であるPC1に返信される(S830)。
また、設定されたプリンタ側パスワードは、ユーザ側パスワードとともに、パスワードリストの形でプリンタ2のたとえばハードディスク24などの記憶部に保存される。図20は、パスワードリスト59の一例を示す。パスワードリスト59は、機密印刷ジョブの送信者のユーザ名を示す欄591と、受信した機密印刷ジョブから抽出したユーザ側パスワードを示す欄592と、機密印刷ジョブに対して設定されたプリンタ側パスワードを示す欄593と、パスワードの登録時刻を示す欄594とから構成されている。登録されたパスワードは、登録時刻から所定時間経過するとパスワードリスト53から削除される。なお、プリンタ側パスワードのパスワードリスト59への保存は、PC1へのプリンタ側パスワードの返信の前後いずれに行われてもよい。
プリンタ2におけるパスワードの削除処理の手順は、図9に示した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。なお、パスワードリスト56における登録時刻は、プリンタ2においてパスワードの入力が有ったときに更新されてもよい。
図21は、プリンタ2における機密印刷処理の手順を示すフローチャートである。
まず、プリンタ2は、ユーザの操作に基づく機密印刷ジョブの選択が有るまで待機する(S900でNO)。具体的には、操作パネル部25に表示された印刷ジョブ選択画面54において、実行すべき機密印刷ジョブが選択される(図11参照)。
機密印刷ジョブの選択が有った場合(S900でYES)、選択された機密印刷ジョブと同じユーザ側パスワードを含む異なるユーザによる他の機密印刷ジョブが、過去所定時間内に受信されていたか否かが判断される(S910)。ここで、上記所定時間は、たとえば1〜3時間程度に設定され得る。このステップS910における判断は、パスワードリスト59を参照して行われ得る。
ステップS910において他の機密印刷ジョブが存在すると判断された場合(S910でYES)、プリンタ側パスワードの入力要求に対する入力が有るまで待機する(S920でNO)。
図22は、プリンタ側パスワードの入力を促すパスワード入力画面60の一例を示す。このパスワード入力画面60において、操作パネル部25のテンキー等を通してパスワードが入力されると(S920でYES)、ステップS940に進む。
一方、ステップS910において他の機密印刷ジョブが存在しないと判断された場合(S910でNO)、ユーザ側パスワードの入力要求に対する入力が有るまで待機する(S930でNO)。
図23は、ユーザ側パスワードの入力を促すパスワード入力画面61の一例を示す。このパスワード入力画面61において、操作パネル部25のテンキー等を通してパスワードが入力されると(S930でYES)、ステップS940に進む。
ステップS940では、選択された機密印刷ジョブに関するパスワードと、入力されたパスワードとが一致するか否かが判断される。ここで、同じユーザ側パスワードを含む異なるユーザによる他の機密印刷ジョブが存在する場合には、プリンタ側パスワードと入力されたパスワードとが一致するか否かが判断され、同じユーザ側パスワードを含む異なるユーザによる他の機密印刷ジョブが存在しない場合には、ユーザ側パスワードと入力されたパスワードとが一致するか否かが判断される。
両者のパスワードが一致する場合(S940でYES)、選択された機密印刷ジョブが実行される(S950)。すなわち、プリンタ2は選択された機密印刷ジョブの実行を許可し、印刷部26は選択された機密印刷ジョブに基づいて印刷を行う。
一方、両者のパスワードが一致しない場合(S940でNO)、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可しないで、入力されたパスワードが間違っていることを操作パネル部25に表示させる(S960)。
次に、より具体的な例について説明する。なお、パスワードリスト59に登録されたパスワードの保存時間は2時間とする。
まず、たとえば10時0分に、ユーザAがユーザ側パスワードとして「1234」を入力して機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2にユーザ側パスワードを含む機密印刷ジョブを送信する。PC1から機密印刷ジョブを受信したプリンタ2は、ユーザ側パスワードを保存するとともに、プリンタ側パスワード「12345678」を設定する。プリンタ2は、プリンタ側パスワード「12345678」をPC1に応答し、パスワードリスト59に、ユーザ名がユーザA、ユーザ側パスワードが「1234」、プリンタ側パスワードが「12345678」、登録時刻が10時0分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にプリンタ側パスワードを表示させる。
そして、10時2分に、ユーザBがユーザ側パスワードとして「1234」を入力して機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2にユーザ側パスワードを含む機密印刷ジョブを送信する。PC1から機密印刷ジョブを受信したプリンタ2は、ユーザ側パスワードを保存するとともに、プリンタ側パスワード「12340123」を設定する。プリンタ2は、プリンタ側パスワードをPC1に応答し、パスワードリスト59に、ユーザ名がユーザB、ユーザ側パスワードが「1234」、プリンタ側パスワードが「12340123」、登録時刻が10時2分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にプリンタ側パスワードを表示させる。
そして、10時3分に、ユーザCがユーザ側パスワードとして「9999」を入力して機密印刷を指示すると、PC1はプリンタ2にユーザ側パスワードを含む機密印刷ジョブを送信する。PC1から機密印刷ジョブを受信したプリンタ2は、ユーザ側パスワードを保存するとともに、プリンタ側パスワード「99991111」を設定する。プリンタ2は、プリンタ側パスワードをPC1に応答し、パスワードリスト59に、ユーザ名がユーザC、ユーザ側パスワードが「9999」、プリンタ側パスワードが「99991111」、登録時刻が10時3分であるデータを追加する。ここで、PC1は、プリンタ2から応答を受信すると、ディスプレイ15にプリンタ側パスワードを表示させる。
そして、10時10分に、ユーザCは、プリンタ2の設置場所へ行き、操作パネル部25を介して、自分が送信指示した機密印刷ジョブを選択する。同じユーザ側パスワードを含む異なるユーザによる他の機密印刷ジョブが存在しないので(図20参照)、プリンタ2は、ユーザ側パスワードが入力されるのを待つ。パスワード「9999」が入力されると、選択された機密印刷ジョブに設定されたユーザ側パスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可する。
そして、10時11分に、ユーザAは、プリンタ2の設置場所へ行き、操作パネル部25を介して、自分が送信指示した機密印刷ジョブを選択する。同じユーザ側パスワードを含む異なるユーザによる他の機密印刷ジョブが存在するので(図20参照)、プリンタ2は、プリンタ側パスワードが入力されるのを待つ。パスワード「12345678」が入力されると、選択された機密印刷ジョブに設定されたプリンタ側パスワードと入力されたパスワードとが一致するので、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可する。ここで、たとえばパスワード「1234」が入力された場合には、選択された機密印刷ジョブに設定されたプリンタ側パスワードと入力されたパスワードとが一致しないので、プリンタ2は、選択された機密印刷ジョブの実行を許可せずに、入力されたパスワードが間違っていることをディスプレイ15に表示させる。このとき、再度プリンタ側パスワードの入力を促す表示が行われて、ステップS920に戻ってもよい。
そして、時刻が12時になると、登録後所定時間を経過したパスワードがあるので、プリンタ2は、パスワードリスト59から、ユーザ名がユーザA、ユーザ側パスワードが「1234」、プリンタ側パスワードが「12345678」、登録時刻が10時0分であるデータを削除する。したがって、12時1分に、ユーザBがプリンタ2の設置場所へ行き、自分が送信指示した機密印刷ジョブを選択してパスワード「1234」を入力した場合、当該機密印刷ジョブの実行は許可されることになる。
このように本実施形態によれば、プリンタ2は、ユーザにより指定されたユーザ側パスワードが他のユーザにより指定されたものと一致する場合には、プリンタ2が設定したプリンタ側パスワードが入力されたときにのみ機密印刷ジョブの実行を許可する。一方、プリンタ2は、ユーザにより指定されたユーザ側パスワードが他のユーザにより指定されたものと一致しない場合には、当該ユーザ側パスワードが入力されたときに機密印刷ジョブの実行を許可する。
したがって、ユーザは、自分が指定したユーザ側パスワードを最大限利用しつつ、自分が指定したユーザ側パスワードが他のユーザにより指定されたユーザ側パスワードと一致する場合にはプリンタ2が設定したプリンタ側パスワードを使用することができる。これにより、ユーザの利便性を維持しつつ、印刷物の機密を保持することができる。
なお、本実施形態では、プリンタ側パスワードは、ユーザの指定したユーザ側パスワードに、文字列などの別の符号を付加することによって作成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。プリンタ側パスワードは、ユーザ側パスワードと全く異なるものであってもよい。この場合、プリンタ側パスワードの長さは、ユーザ側パスワードよりも長く設定されることが望ましく、これにより両者が一致してしまう虞を回避できる。
本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記実施形態において、画像形成装置としてプリンタが使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば複写機、およびMFP(Multi−Function Peripheral)などの他の画像形成装置が使用されてもよい。
また、上記実施形態では、プリントデータ送信装置としてPCが使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば携帯端末などの他の印刷ジョブ送信装置が使用されてもよい。
本実施形態にかかる画像処理システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
1 PC、
11,21 CPU、
12,22 ROM、
13,23 RAM、
14,24 ハードディスク、
15 ディスプレイ、
16 入力装置、
17,27 ネットワークインタフェース、
18,28 バス、
2 プリンタ、
25 操作パネル部、
26 印刷部、
3 ネットワーク。
11,21 CPU、
12,22 ROM、
13,23 RAM、
14,24 ハードディスク、
15 ディスプレイ、
16 入力装置、
17,27 ネットワークインタフェース、
18,28 バス、
2 プリンタ、
25 操作パネル部、
26 印刷部、
3 ネットワーク。
Claims (20)
- 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手段と、
設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の判断手段は、前記第2の印刷ジョブが過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、
前記印刷ジョブ送信装置は、
機密印刷のための第1の印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
前記画像形成装置からパスワードを受信する受信手段と、
受信したパスワードを表示する表示手段とを有し、
前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブ送信装置から前記第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手段と、
設定されたパスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。 - 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手段と、
設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の判断手段は、前記第2の印刷ジョブが過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、
前記印刷ジョブ送信装置は、
機密印刷のための第1の印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
前記画像形成装置から第1のパスワードを受信する受信手段と、
受信した第1のパスワードを表示する表示手段とを有し、
前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブ送信装置から前記第1の印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手段と、
設定された第1のパスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。 - ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存手段と、
前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手段と、
設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信手段と、
前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記他の印刷ジョブが存在しない場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記ユーザ側パスワードと一致するか否かを判断する第3の判断手段と、
前記入力パスワードが前記ユーザ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する第2の許可手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記第1の判断手段は、前記他の印刷ジョブが、過去所定時間内に受信されていたか否かを判断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記プリンタ側パスワードは、前記ユーザ側パスワードに別の符号を付加することによって作成されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 印刷ジョブ送信装置と、当該印刷ジョブ送信装置と通信可能な画像形成装置とを有する画像処理システムであって、
前記印刷ジョブ送信装置は、
ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する送信手段と、
前記画像形成装置からプリンタ側パスワードを受信する受信手段と、
受信したプリンタ側パスワードを表示する表示手段とを有し、
前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブ送信装置から前記印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存手段と、
前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手段と、
設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブ送信装置に返信する返信手段と、
前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手段とを有することを特徴とする画像処理システム。 - 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、
前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定ステップと、
設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信ステップと、
前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定ステップと、
設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信ステップと、
前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードを保存する保存ステップと、
前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定ステップと、
設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信ステップと、
前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可ステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手順と、
前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記第1の印刷ジョブに対して、前記第2の印刷ジョブに設定されたものと同じパスワードを設定する設定手順と、
設定されたパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが、前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、
前記入力パスワードが前記第1の印刷ジョブに設定されたパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、
をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。 - 請求項15に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 機密印刷のための第1の印刷ジョブを受信する受信手順と、
前記第1の印刷ジョブに対して第1のパスワードを設定する設定手順と、
設定された第1のパスワードを前記第1の印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、
前記第1の印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記第1のパスワードと一致しない場合、前記第1の印刷ジョブに関するユーザによる機密印刷のための第2の印刷ジョブが以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、
前記第2の印刷ジョブが受信されていた場合、前記入力パスワードが前記第2の印刷ジョブに設定された第2のパスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、
前記入力パスワードが前記第2のパスワードと一致する場合、前記第1の印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、
をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。 - 請求項17に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- ユーザにより指定されたユーザ側パスワードを含む機密印刷のための印刷ジョブを受信する受信手順と、
前記印刷ジョブに含まれるユーザ側パスワードの保存を指示する保存指示手順と、
前記印刷ジョブに対して前記ユーザ側パスワードとは異なるプリンタ側パスワードを設定する設定手順と、
設定されたプリンタ側パスワードを前記印刷ジョブの送信元に返信する返信手順と、
前記印刷ジョブに含まれるものと同じユーザ側パスワードを含み、前記印刷ジョブに関するユーザとは異なるユーザによる機密印刷のための他の印刷ジョブが、以前に受信されていたか否かを判断する第1の判断手順と、
前記他の印刷ジョブが存在する場合、前記印刷ジョブの実行時に入力された入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致するか否かを判断する第2の判断手順と、
前記入力パスワードが前記プリンタ側パスワードと一致する場合、前記印刷ジョブの実行を許可する許可手順と、
をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。 - 請求項19に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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