JP3883775B2 - 制御システム用サーバ装置、制御システム、制御システム用サーバ装置の通信方法、および、そのプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブル表示器を有する制御システムで使用され、新たな表示画面を作画することなく、プログラマブル表示器から離れた場所の端末装置より、プログラマブル表示器の表示内容を確認/制御するための制御用サーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと略称する)は、例えば、ベルトコンベアー式の自動組付機など、種々のターゲットシステムを制御する制御装置として、広く使用されている。さらに、近年では、ターゲットシステムの複雑化に伴って、複数台のPLCを互いに連携させて使用することも行われている。また、各PLCからのデータの表示、あるいは、PLCへの制御指示は、当該PLCの近傍などに配される表示装置で行われるだけではなく、例えば、これらの表示装置から離れた場所に設置した制御用ホストコンピュータでも、表示あるいは操作できるように、制御システムを構築することもある。
【0003】
具体的には、例えば、図12に示すように、従来の制御システム501では、PLC503が制御の中心として位置付けられており、各PLC503には、ターゲットシステム502のデバイス521と、表示および制御指示を行うプログラマブル表示器505とが接続されている。さらに、当該PLC503には、他のPLC503や制御用ホストコンピュータ507がシリアルケーブル504を介して接続されており、PLC503と制御用ホストコンピュータ507との間や各PLC503間における制御データの受け渡しは、PLC503の通信機能を利用して行われている。
【0004】
当該構成では、制御用ホストコンピュータ507の表示処理部571は、PLC503と通信して、ターゲットシステム502の状態を示すデータを受け取り、状態に応じて画面表示すると共に、使用者の入力に応じて、PLC503へ制御データを送出し、制御データに応じて、ターゲットシステム502を制御させる。同様に、プログラマブル表示器505は、PLC503と通信しながら、ターゲットシステム502の状態を表示/制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、プログラマブル表示器505用の画面とは別に、制御用ホストコンピュータ507の表示処理部571用の画面を作成する必要があるため、作画の手間がかかるだけではなく、プログラマブル表示器505の画面自体を制御用ホストコンピュータ507から確認できないという問題を生じる。
【0006】
具体的には、プログラマブル表示器505は、画面データに基づいて、表示/制御している。当該画面データは、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスのアドレスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成されており、制御用ホストコンピュータ507の作画処理部572で作成された後、各プログラマブル表示器505に配信される。
【0007】
一方、制御用ホストコンピュータ507は、プログラマブル表示器505と用途や設置場所が異なっているため、CPUやメモリマップなどのハードウェア構成と、オペレーティングシステムなどのソフトウェア構成との双方が互いに異なっている。したがって、制御用ホストコンピュータ507の表示処理部571は、プログラマブル表示器505の画面データに基づいて表示/制御することができず、専用の表示画面を作画している。また、プログラマブル表示器505の表示内容を確認するためには、プログラマブル表示器505の設置場所に出向く必要がある。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、新たな表示画面を作画することなく、プログラマブル表示器から離れた場所より、プログラマブル表示器の表示内容を確認可能な制御システムを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る制御用サーバ装置は、上記課題を解決するために、プログラマブル表示器に接続され、当該プログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る表示器側通信手段と、受け取ったデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換手段と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信する端末側通信手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
上記構成において、表示器側通信手段がプログラマブル表示器からデータを受け取ると、変換手段は、端末装置が表示可能な形式に変換し、端末側通信手段は、形式変換したデータを、インターネットなどのネットワークを介して端末装置に送信する。
【0011】
ここで、制御用サーバ装置の表示器側通信手段は、デバイスを制御する制御装置を介さず、プログラマブル表示器に直接接続されている。したがって、プログラマブル表示器と制御用サーバ装置とが制御装置を介して接続されている場合とは異なり、プログラマブル表示器の画面を示すデータが送信されているにも拘らず、制御装置の通信量が増加することがなく、制御装置に負担をかけない。
【0012】
また、プログラマブル表示器の画面を示すデータは、制御用サーバ装置が端末装置で表示可能な形式に変換した後で送信される。この結果、端末側通信手段と通信可能であれば、例えば、インターネットを介して遠隔地からアクセスする場合であっても、何ら支障なく、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0013】
また、本発明に係る制御用サーバ装置は、画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づいて、各アドレスの内容を取得し、内容に応じて、画面上の領域にデバイスの状態を表示するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御用サーバ装置であって、上記課題を解決するために、端末装置と通信可能な端末側通信手段と、上記画面データを変換して、上記端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせる動作と、応答に基づいてデバイスの状態を上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する動作とを行う、端末装置で実行可能なプログラムを生成する変換手段とを備え、上記端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムが問い合わせるアドレスの内容を取得し、上記端末装置へ送信することを特徴としている。なお、上記デバイスは、制御対象自体や、制御対象に接続された制御装置であってもよいし、例えば、バーコードリーダなどの入力装置から手動で入力されたデータが格納されたメモリなど、プログラマブル表示器上のメモリであってもよい。
【0014】
上記構成において、制御用サーバ装置の端末側通信手段は、変換手段が画面データから生成したプログラムを端末装置へ送信する。一方、端末装置の翻訳手段は、当該プログラムに基づいて、上記端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせ、端末側通信手段が当該アドレスの内容を取得して、上記端末装置へ送信すると、応答に基づいてデバイスの状態を上記端末装置の画面領域のうち、画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する。
【0015】
この結果、端末装置は、端末側通信手段と通信可能であれば、例えば、インターネットを介して遠隔地からアクセスする場合であっても、何ら支障なく、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0016】
また、上記動作を行うプログラムが制御用サーバ装置から配信されるので、端末装置に、予め表示用プログラムをインストールしておく必要がなく、インストールの手間や費用を削減できる。
【0017】
加えて、変換手段が画面データからプログラムを作成するので、端末装置用の画面を作画する必要がなく、画面作成の手間を大幅に削減できる。また、特別に遠隔地用の画面データを作成しなければ、遠隔地用の画面とプログラマブル表示器の画面とが常時同一に保たれるので、双方用の画面データを別々に作成し、常時同一になるように管理する場合に比べて、管理の手間を大幅に削減できる。
【0018】
なお、上記プログラムは、端末装置が実行可能な機械語を含むプログラムであってもよいが、当該プログラムが機種に依存しないように予め定められた手続きからなるアプレットであり、上記端末装置には、例えば、バーチャルマシンのように、アプレットを自機器用の機械語に翻訳する翻訳手段が設けられている方が好ましい。
【0019】
この場合は、上記変換手段が、端末装置の機種に依存しないアプレットを生成し、端末装置の翻訳手段がアプレットを翻訳して実行することで、端末装置は、デバイスのアドレス内容を端末側通信手段へ問い合わせたり、表示したりする。この結果、変換するアプレットが1種類であっても、複数種類の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0020】
さらに、本発明に係る制御用サーバ装置は、上記プログラマブル表示器は、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器であって、上記端末側通信手段は、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の問い合わせを送信すると共に、上記共通プロトコルによる、当該プログラマブル表示器からの応答に基づいて、上記アドレスの内容を取得することを特徴としている。
【0021】
当該構成において、端末側通信手段は、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の問い合わせを送信する。一方、プログラマブル表示器の中継手段は、共通プロトコルでの問い合わせを、各制御装置に固有の専用プロトコルに変換して、制御装置に伝えると共に、制御装置からの応答を、共通プロトコルに変換して、上記制御用サーバ装置へ送信する。さらに、制御用サーバ装置の端末側通信手段は、プログラマブル表示器からの応答に基づいて、上記アドレスの内容を取得し、端末装置へ応答する。
【0022】
上記構成では、プログラマブル表示器が、専用プロトコルでの通信と共通プロトコルでの通信とを中継する。この結果、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、端末側通信手段は、共通プロトコルで、制御装置が接続されているプログラマブル表示器と通信するだけで、デバイスのアドレス内容を取得できる。各制御装置に固有の専用プロトコルで通信する場合に比べて、端末側通信手段を作成する際の手間を削減できる。
【0023】
本発明に係る制御用サーバ装置は、画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域への入力に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づき、画面上の領域への入力があった場合、入力に応じ、当該領域に対応するアドレスの内容を変更するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御用サーバ装置であって、上記課題を解決するために、端末装置と通信可能な端末側通信手段と、上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて上記端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行う、端末装置で実行可能なプログラムを、上記画面データを変換して生成する変換手段とを備え、上記端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムの内容変更指示に基づいて、指示されたアドレスの内容を変更することを特徴としている。なお、上記プログラムはアプレットである方が好ましい。
【0024】
上記構成でも、制御用サーバ装置の端末側通信手段は、変換手段が画面データから生成したプログラムを端末装置へ送信する。一方、端末装置の翻訳手段は、当該プログラムに基づいて、上記端末側通信手段へアドレス内容の変更指示を送出し、端末側通信手段が当該アドレスの内容を変更する。
【0025】
この結果、端末装置は、端末側通信手段と通信可能であれば、例えば、インターネットを介して遠隔地からアクセスする場合であっても、何ら支障なく、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面でデバイスを制御できる。
【0026】
加えて、変換手段が画面データからプログラムを作成し、端末装置に実行させるので、画面作成の手間と管理の手間を削減できると共に、インストールの手間や費用を削減できる。
【0027】
また、本発明に係る制御用サーバ装置は、さらに、上記プログラマブル表示器は、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器であって、上記端末側通信手段は、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の変更指示を送信することを特徴としている。
【0028】
それゆえ、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、端末側通信手段は、共通プロトコルで、制御装置が接続されているプログラマブル表示器と通信するだけで、デバイスのアドレス内容を変更できる。この結果、各制御装置に固有の専用プロトコルで通信する場合に比べて、端末側通信手段を作成する際の手間を削減できる。
【0029】
また、本発明に係る制御用サーバ装置は、さらに、上記端末側通信手段は、インターネットを介して上記端末装置と通信することを特徴としている。
【0030】
上記構成では、端末側通信手段は、インターネットを介して上記端末装置と通信しているので、回線交換方式の公衆電話回線で通信する場合のように、端末装置との距離に応じた通信費用を必要としない。また、制御システムのサポート要員は、インターネットに接続可能な場所から端末装置を操作することで、プログラマブル表示器と同様に表示/制御できる。この結果、制御システムのサポート要員を制御用サーバ装置近傍に配することなく、制御システムをメンテナンスできる。
【0031】
さらに、本発明に係る制御システムは、上記課題を解決するために、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器と、上記プログラマブル表示器に接続され、当該プログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る表示器側通信手段と、受け取ったデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換手段と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信する端末側通信手段とを有する制御用サーバ装置とを備えていることを特徴としている。
【0032】
上記構成によれば、プログラマブル表示器が専用プロトコルと共通プロトコルとを変換しているので、制御用サーバ装置は、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、共通プロトコルで通信すればよい。この結果、新たな制御装置を制御システムに加入させる際の手間を削減できる。
【0033】
また、制御用サーバ装置がプログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取り、形式変換して端末装置に送信するので、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0034】
一方、本発明に係る通信方法は、上記課題を解決するために、制御用サーバ装置がプログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る受信工程と、受け取ったデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換工程と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信する送信工程とを含んでいることを特徴としている。
【0035】
それゆえ、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0036】
ここで、上記制御用サーバ装置は、ハードウェアのみで実現してもよいが、コンピュータでソフトウェアを実行させることで実現してもよい。具体的には、本発明に係る記録媒体は、プログラマブル表示器に接続され、当該プログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る表示器側通信手段と、ネットワークを介して端末装置と通信する端末側通信手段とを備えたコンピュータを制御用サーバ装置として動作させるプログラムが記録された記録媒体であって、上記課題を解決するために、上記表示側通信手段が受け取ったデータを、上記端末装置が表示可能に変換する変換手段として、上記コンピュータを動作させるプログラムと、上記端末側通信手段を制御して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置に送信させるプログラムとが記録されていることを特徴としている。
【0037】
上記記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータは、本発明の制御用サーバ装置として動作する。それゆえ、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できる。
【0038】
また、本発明に係る制御用サーバ装置では、プログラマブル表示器が画面表示に用いる画面データを作成する作画処理手段をさらに備え、上記表示器側通信手段は、上記作画処理手段が作成した上記画面データを上記プログラマブル表示器に配布し、上記変換手段は、上記作画処理手段が作成した上記画面データを端末装置が表示可能な形式に変換し、上記端末側通信手段は、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信することが好ましい。
【0039】
さらに、本発明に係るサーバ用制御装置は、上記の課題を解決するために、プログラマブル表示器が画面表示に用いる画面データを作成する作画処理手段と、上記作画処理手段が作成した上記画面データを上記プログラマブル表示器に配布する表示器側通信手段と、上記作画処理手段が作成した上記画面データを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換手段と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信する端末側通信手段とを備えていることを特徴としている。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態について図1ないし図11に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施形態に係る制御システム1は、専用のアプリケーションプログラムをクライアント側に用意することなく、遠隔地からでも、制御対象近傍に配されたプログラム式表示装置と同様の画面を参照し、制御可能なシステムであって、例えば、図1に示すように、ターゲットシステム2を制御する制御装置としてのプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)3と、シリアルケーブル4を介してPLC3に接続され、多くの場合、ターゲットシステム2の近傍でターゲットシステム2のオペレータにより操作されるプログラマブル表示器5と、各プログラマブル表示器5間を接続するネットワーク6と、当該ネットワーク6に接続された制御用ホストコンピュータ(制御用サーバ装置)7と、インターネット8を介して、制御用ホストコンピュータ7に接続可能なクライアント装置(端末装置)9とが設けられている。
【0041】
上記プログラマブル表示器5は、処理指示語(タグ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、入力および画面表示を制御可能な表示器であって、シリアルケーブル4やネットワーク6に接続されるPLC側通信処理部(専用プロトコル通信手段)51・ネットワーク側通信処理部(共通プロトコル通信手段)52と、両者の通信を中継するプロトコル変換部(中継手段)53とに加えて、上記画面データを記憶する画面データメモリ54と、画面データと、タッチパネルなどの操作入力部55aからのオペレータの操作や通信結果などとに基づいて表示処理を行う表示処理部55とを備えている。また、他の入力手段として、バーコードリーダ55bや図示しないIDセンサーなどを備えていてもよい。
【0042】
本実施形態では、上記表示処理部55は、複数の単位画面を切り換え可能であり、各単位画面は、例えば、図2に示すように、銘板など、表示内容を変更しない静止図形Bや、スイッチやランプあるいはメータなどのように、形状や色、点滅状態などの表示状態が変換する部品図形J(J1)を、ベース画面上に配置して形成される。一方、上記画面を表示する画面データは、図3に示すように、ベース画面のファイル番号Fと、ベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Nと、各実行事象毎に参照される1または複数の参照情報Rとを含むタグWを組み合わせて構成されている。タグWが所定の画面領域(表示座標範囲)へ、所定のデバイスアドレスの内容に応じた部品図形Jを表示する表示タグWLの場合、図4に示すように、参照情報Rには、表示座標範囲(X・Y)と、デバイスアドレスAと、例えば、部品図形Jがスイッチの場合、ONを示す図形のファイルおよびOFFを示す図形のファイルなど、表示時に参照するファイル番号FLとが含まれる。また、タグが入力タグの場合、図5に示すように、参照符号Rとして、有効入力座標範囲(X・Y)と、入力結果が書き込まれるデバイスアドレスAとが含まれる。
【0043】
一方、プログラマブル表示器5の表示処理部55は、所定の時間間隔で、画面データメモリ54から、ベース画面のファイル番号Fが、現在表示中のベース画面である表示タグWLを抽出し、各表示タグWLのデバイスアドレスAの内容を、PLC3のメモリ3aから読み出して、内容に応じた部品図形Jを画面に表示する。例えば、図2において、画面データメモリ54に格納された表示タグWL1は、スイッチの表示を示しており、デバイスアドレスA1の機器に対応している。当該表示タグWL1を実行する場合、表示処理部55は、デバイスアドレスA1の内容が”0”なので、スイッチがOFFであると判断し、表示処理部55のメモリ55aに格納されたファイルのうち、OFFに対応付けられたファイルFL1の図形を、表示座標範囲(X・Y)に表示する。これにより、当該座標範囲(X・Y)には、OFF状態のスイッチを示す部品図形J1が表示される。このように、表示処理部55が所定の時間間隔で画面データ内の表示タグを実行することで、プログラマブル表示器5の画面には、デバイスの状態が反映される。
【0044】
また、図示しないタッチパネルへの押し操作など、オペレータの入力操作を受け取ると、表示処理部55は、画面データメモリ54の画面データから、現在表示中のベース画面に対応し、当該入力操作にマッチする入力タグWTを検索し、入力結果に応じて、入力タグWTが示すデバイスアドレスAの内容を変更する。例えば、有効入力座標範囲(X・Y)が上記部品図形J1と同じ座標範囲に設定され、同じデバイスアドレスA1の内容を変更する入力タグWT1が画面データ中に含まれている場合、オペレータが図2に示す表示画面の部品図形J1を押すと、表示処理部55の検索の結果、当該入力タグWT1が発見される。この場合、表示処理部55は、例えば、PLC側通信処理部51やネットワーク側通信処理部52へ指示するなどして、入力タグWT1に対応するデバイスアドレスA1の内容を書き換える。さらに、入力操作の後、表示処理部55が表示タグWL1を処理すると、デバイスアドレスA1の内容が”1”に変更されているので、表示処理部55は、図6に示すように、ファイルFL2に対応し、ONを示す部品図形J2を画面上に表示する。この結果、表示処理部55は、入力操作に応じてデバイスアドレスの内容を書き換えると共に、デバイスアドレスの内容に応じて、画面表示を更新できる。
【0045】
なお、デバイスアドレスAは、制御対象となるデバイスを特定するアドレスであって、例えば、PLC3のメモリ3aなど、プログラマブル表示器5やPLC3あるいは制御用ホストコンピュータ7などに設けられた記憶装置の一領域を示している。また、上記デバイスは、操作入力部55aやバーコードリーダ55bなどの入力装置から手動で入力されたデータが格納されたメモリであってもよい。さらに、詳細は後述するように、例えば、PLC側通信処理部51やネットワーク側通信処理部52が、PLC3や他のプログラマブル表示器5と通信することで、各アドレスの内容を取得したり、内容を変更したりできる。なお、内容の取得/変更は、その都度指示してもよいし、プログラマブル表示器5内にキャッシュを用意し、内容の取得/変更時には、キャッシュへアクセスすると共に、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してデバイスアドレスAの実体と同期を取ってもよい。
【0046】
一方、上記制御用ホストコンピュータ7は、制御システム1全体の監視制御を行う表示処理部71と、ネットワーク6に接続される共通プロトコルIF部72と、共通プロトコルインターフェース(IF)部72およびネットワーク6を介して各プログラマブル表示器5と通信して、表示処理部71などの要求に応じるサーバ部73とを備えており、多くの場合、プログラマブル表示器5よりも離れた場所から、ターゲットシステム2やPLC3あるいはプログラマブル表示器5の状態を表示したり制御できる。なお、上記共通プロトコルIF部72が特許請求の範囲に記載の表示器側通信手段に対応する。
【0047】
また、上記制御用ホストコンピュータ7には、プログラマブル表示器5の画面データを作成する作画処理部74と、作成した画面データを格納する画面データメモリ75とが設けられており、各プログラマブル表示器5の表示/制御動作を規定する画面データは、作画処理部74で集約して作成(修正)された後、サーバ部73、共通プロトコルIF部72およびネットワーク6を介して、各プログラマブル表示器5へ配布される。
【0048】
ここで、上記画面データは、上述したように、画面上の領域と、当該領域への表示や入力に対応するデバイスのアドレスとの対応関係を示すタグを組み合わせて構成されており、作画処理部74は、例えば、タグのパレットを表示し、パレット中のタグを選択して、画面上に所望のタグを配置するように、使用者へ促す。また、作画処理部74は、配置されたタグを指定された座標に表示して、使用者のドラグ&ドロップなどの操作に応じてタグの座標を調整する。また、作画処理部74は、入力タグや表示タグに関連するデバイスアドレスを入力するように使用者へ促す。これらの結果、使用者は、作画処理部74を操作して、画面上の所望の位置にタグを配置すると共に、各タグとデバイスのアドレスとを対応付けるだけで、画面データを作成できる。
【0049】
したがって、プログラマブル表示器5の表示プログラムを修正する場合に比べて容易に、各プログラマブル表示器5の表示や操作を決定(変更)でき、制御システム1の使用者(制御用ホストコンピュータ7の使用者)は、ターゲットシステム2の実情や、プログラマブル表示器5のオペレータの習熟度、あるいは、使用者の好みに合わせることができる。
【0050】
さらに、本実施形態に係る上記制御用ホストコンピュータ7には、プログラマブル表示器5が表示に使用している画面データ自体、あるいは、同一構造の画面データを、クライアント装置9のバーチャルマシン91で同等の処理を実行可能なJava(登録商標)言語のアプレットへ変換するコンパイラ(変換手段)76と、インターネット8を介して、クライアント装置9へアプレットを配信すると共に、クライアント装置9で実行されるアプレットと通信する公開サーバ部(端末側通信手段)77とが設けられている。
【0051】
上記コンパイラ76は、予めタグの種類毎に、上記バーチャルマシン91が実行するメソッドを含むクラスを、図示しない記憶装置に格納しており、画面データの各タグ毎に、タグ種に対応するメソッドを呼び出すコードを生成し、上記アプレットを出力できる。
【0052】
具体的には、バーチャルマシン91が実行するメソッドは、例えば、表示タグの場合、所定の時間間隔で呼び出され、特定のデバイスアドレスのデータを公開サーバ部77へ要求すると共に、応答に応じた表示を行う描画メソッドであり、入力タグの場合は、入力イベントが発生したときに呼び出され、入力結果に応じたデータを、特定のデバイスアドレスへ書き込むように、公開サーバ部77へ要求する入力メソッドである。
【0053】
一方、コンパイラ76は、アプレットの生成指示を受け取ると、生成すべきアプレットに対応する画面データを画面データメモリ75から読み出し、当該画面データからタグを抽出する。また、コンパイラ76は、抽出されたタグのタグ種に基づいて、変換対象とするタグのタグ種に対応するクラスのインスタンスを生成し、当該インスタンスのフィールドへ、タグのパラメータを設定するための文字列(コード)を出力する。本実施形態では、図7に示すように、<param> 要素の変数として、タグ種とパラメータとを指定し、”Gpj.class”が、変数に基づいて、インスタンスを生成し、パラメータを設定している。さらに、画面データ中の全てのタグについて、文字列の出力が終了すると、コンパイラ76は、HTML( HyperText Markup Language)文書として必要な文字列("<HTML>"、"<TITLE>" などの文字列)や、生成されたコードをアプレットとして動作させるための文字列(<APPLET>など)を、各タグに基づいて生成されたコードの前後に付して、コンパイルを終了する。これにより、コンパイラ76は、プログラマブル表示器5が画面データを表示する場合と同一の画面を、クライアント装置9に表示させるためのアプレットを生成できる。また、画面データを変更しない限り、生成されるアプレットが同一内容なので、本実施形態に係るコンパイラ76は、生成したアプレット(HTML文書)を、画面データと関連付けて記憶装置(図示せず)へ格納しており、公開サーバ部77は、同一の画面データが要求された場合、公開サーバ部77が当該記憶装置から読み出す。これにより、要求毎にコンパイルする場合に比べて、生成速度を向上できる。
【0054】
また、公開サーバ部77は、クライアント装置9から要求があると、例えば、URI(Universal Resource Identifier)などに基づいて、クライアント装置9が要求している画面データを判別し、例えば、CGI(Common Gateway Interface)やBGI(Binary Gateway Interface)などによってクライアント装置9へアプレットを送出する。また、アプレットから、デバイスアドレスAの内容の取得/変更指示を受け取ると、プログラマブル表示器5が他のプログラマブル表示器5やPLC3と通信してデバイスアドレスAの内容を取得/変更する場合と同様に、当該指示を中継し、プログラマブル表示器5自体やプログラマブル表示器5に接続されたPLC3など、デバイスアドレスの実体へ内容の取得/変更指示を伝送する。なお、公開サーバ部77も表示処理部55と同様にデバイスアドレスの内容をキャッシュすることで、アプレットに対する応答時間を短縮できる。
【0055】
一方、クライアント装置9は、上記バーチャルマシン91に加えて、例えば、汎用のブラウザソフトなどにより実現されるブラウザ92を備えており、ブラウザ92は、インターネット8に接続された機器と通信し、受け取ったアプレットをバーチャルマシン91に実行させることができる。また、当該ブラウザ92は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルでサーバ装置からHTML文書などの文書を受け取り、閲覧することもできる。
【0056】
上記構成では、図8に示すステップ1(以下では、S1のように略称する)において、制御システム1の使用者は、制御用ホストコンピュータ7の作画処理部74を操作し、ターゲットシステム2の実情やプログラマブル表示器5のオペレータの習熟度、あるいは、使用者の好みに合わせて、画面データを作成/修正する。さらに、作成された画面データは、例えば、シミュレーションや接続試験などによって、正常に動くことが確認された後、S2において、プログラマブル表示器5に配信され、S3において、プログラマブル表示器5が画面データに応じた表示を開始する。
【0057】
ここで、最適な画面は、好みや習熟度などにも左右されるため、一意に決めることができず、比較的頻繁に変更されることが多い。ところが、上述したように、本実施形態では、制御システム1(制御用ホストコンピュータ7)の使用者が、画面データをタグの組み合わせて生成できるので、これらの要求に柔軟に対応でき、最適な状態を保ち続けることができる。また、制御用ホストコンピュータ7で一括して管理できるため、多くの場所で並行して管理する場合に比べて、画面データを容易に管理できる。
【0058】
また、S4において、制御用ホストコンピュータ7のコンパイラ76は、上記S1で作成した画面データをコンパイルしてアプレットを生成し、図示しない記憶装置に格納する。
【0059】
一方、制御システム1が稼動中に、クライアント装置9のブラウザ92が、インターネット8を介して、制御用ホストコンピュータ7の公開サーバ部77へアクセスして、あるプログラマブル表示器5の画面を表示するように指示すると(S5)、公開サーバ部77は、例えば、クライアント装置9から受け取った識別番号およびパスワードが予め定められた組み合わせであるか否かを確認するなどして、上記画像による表示/制御が上記クライアント装置9に許可されているか否かを認証し、許可されていないクライアント装置9からのアクセスを拒否する(S6)。
【0060】
許可された正規なクライアント装置9であることを確認すると、公開サーバ部77は、上記S4にてコンパイルされたアプレットのうち、クライアント装置9が要求したアプレットを含むHTML文書を、上記記憶装置から取り出し、インターネット8を介してクライアント装置9へ当該文書を送信する(S7)。
【0061】
一方、S8において、クライアント装置9のブラウザ92は、受け取ったHTML文書から、APPLET要素("<APPLET>"から"</APPLET>" の部分)を抽出し、バーチャルマシン91へ実行させる。これにより、バーチャルマシン91は、公開サーバ部77と通信して、プログラマブル表示器5と同様の表示/制御を行う。
【0062】
具体的には、バーチャルマシン91では、アプレット中の各表示タグに応じたインスタンスの描画メソッドが、所定の時間間隔で実行される。この結果、バーチャルマシン91は、デバイスアドレスAの内容を公開サーバ部77へ問い合わせる。一方、公開サーバ部77は、デバイスアドレスAの読み出すように、サーバ部73へ指示し、サーバ部73は、詳細は、後述するように、制御用ホストコンピュータ7の表示処理部71が各デバイスアドレスの内容を読み出す場合と同様に、デバイスアドレスAの内容を取得し、公開サーバ部77へ伝える。さらに、公開サーバ部77によって、デバイスアドレスAの内容が、インターネット8を介して、クライアント装置9のバーチャルマシン91へ伝えられると、上記描画メソッドは、デバイスアドレスAの内容に応じて、表示領域(X・Y)の表示を更新する。
【0063】
ここで、上記アプレットは、画面データをコンパイルしたものであり、アプレット中の各インスタンスは、画面データ中の対応するタグと、同じデバイスアドレスを参照するように設定されている。また、各インスタンスは、デバイスアドレスの内容が同じ場合、タグと同じ画像を表示するように作成されている。したがって、アプレットが実行されると、クライアント装置9の表示画面には、図2や図6と同様、デバイスの状態を示す部品図形J1(J2)が表示される。
【0064】
なお、本実施形態に係る画面データでは、各単位画面の切り換え動作も、入力タグとして実現されており、当該入力タグには、デバイスアドレスとして、プログラマブル表示器5内の記憶領域のうち、現在表示中の単位画面を示すデータが格納される領域が関連付けられている。したがって、あるプログラマブル表示器5の画面データをコンパイルしたアプレットが、クライアント装置9で実行されている場合、クライアント装置9とプログラマブル表示器5とでは、常時同じ単位画面が表示される。
【0065】
一方、バーチャルマシン91では、アプレットの実行中、例えば、マウス操作などの入力操作が行われると、アプレット中の入力タグに対応するインスタンスのうち、入力操作に応じたインスタンスの入力メソッドが実行される。これにより、バーチャルマシン91は、入力結果に応じたデータを、特定のデバイスアドレスへ書き込むように、公開サーバ部77へ要求する。一方、公開サーバ部77は、クライアント装置9のバーチャルマシン91から、書き込み要求を受けると、サーバ部73へ書き込み要求を転送する。さらに、サーバ部73は、制御用ホストコンピュータ7の表示処理部71がデバイスを制御する場合と同様に、デバイスアドレスAの内容を書き換える。この結果、クライアント装置9の表示画面には、書き込み後、上記描画メソッドが実行された時点で、プログラマブル表示器5と同様に、操作結果が反映される。
【0066】
なお、図8に示すフローチャートでは、S1にて作成された画面データを、予め、コンパイラ76がコンパイルして蓄積しておく場合を例にして説明したが、これに限るものではなく、クライアント装置9から要求があった画面データが、コンパイルされていない場合にコンパイルしてもよい。この場合は、初回のコンパイル時には、クライアント装置9に対する応答速度が遅くなるが、コンパイル後に画面データが更新されて再コンパイルする可能性を低くすることができるので、コンパイル回数を削減できる。
【0067】
以上のように、本実施形態に係る制御システム1では、コンパイラ76が画面データをコンパイルして、クライアント装置9のバーチャルマシン91で実行可能なアプレットを生成し、公開サーバ部77がインターネット8を介してアプレットを配信する。これにより、クライアント装置9に監視制御用のプログラムが予めインストールされていない場合や、遠隔地に配されている場合であっても、クライアント装置9は、プログラマブル表示器5と同様の画面を表示でき、同様の操作でPLC3やプログラマブル表示器5を制御できる。
【0068】
また、制御用ホストコンピュータ7が画面データをアプレットに変換して公開するので、制御システム1の使用者は、遠隔地用の画面データを新たに作成する必要がなく、画面作成の手間を大幅に削減できる。さらに、特別に遠隔地用の画面データを作成しなければ、遠隔地用の画面とプログラマブル表示器5の画面とが常時同一に保たれるので、双方用の画面データを別々に作成し、常時同一になるように管理する場合に比べて、管理の手間を大幅に削減できる。
【0069】
なお、本実施形態では、プログラマブル表示器5と同様の問い合わせ・変更指示を制御用ホストコンピュータ7へ送信する動作と、応答に応じて表示させる動作とをクライアント装置9に行わせるアプレットを生成し、制御用ホストコンピュータ7が、デバイスアドレスの内容伝送を中継する場合を例にして説明したが、これに限るものではない。
【0070】
例えば、制御用ホストコンピュータ7が、プログラマブル表示器5と通信して、プログラマブル表示器5の画面表示と同一内容のビットマップ形式やJPEG形式のファイルを生成し、クライアント装置9へ、当該ファイルを送信しても良い。制御用ホストコンピュータ7が、プログラマブル表示器5の画面を示すデータを受け取り、クライアント装置9が表示可能な形式に当該データを形式変更した後、クライアント装置9へ送信すれば、各プログラマブル表示器5の表示・制御用のプログラムを、クライアント装置9へ予めインストールしておく必要がなくなるので、インストールの手間、時間および費用を削減できる。
【0071】
ただし、制御用ホストコンピュータ7とクライアント装置9とがインターネット8を介して通信している場合など、両者間の通信速度が遅い場合、画面を示すデータを送信すると、クライアント装置9における画面の更新速度が低下してしまう。
【0072】
これに対して、本実施形態では、制御用ホストコンピュータ7が、上記問い合わせ、変更指示および表示動作をクライアント装置9に行わせるアプレットを配布すると共に、デバイスアドレスの内容伝送を中継しているので、データ伝送量を大幅に削減でき、クライアント装置9における応答速度を大幅に向上できる。また、例えば、カーソル移動などのユーザーインターフェースをクライアント装置9側で処理できるので、さらに、応答速度を向上できる。
【0073】
なお、本実施形態では、アプレットを伝送する場合を例にして説明したが、アプレットの代わりに、例えば、べーシックなどのプログラム言語をコンパイルするなどして作成され、アプレットと同様の動作をクライアント装置9に実行させる実行プログラムを配信しても、略同様の効果が得られる。
【0074】
ただし、本実施形態のように、制御用ホストコンピュータ7がアプレットを送信し、クライアント装置9のバーチャルマシン91が当該アプレットを解釈して表示・制御する場合、クライアント装置9がバーチャルマシン91を備えていれば、クライアント装置9のオペレーティングシステム(OS)やCPUが実行可能な機械語が異なっていても、アプレットを実行できる。したがって、制御用ホストコンピュータ7が生成するアプレットの種類を増加させることなく、より多くのクライアント装置9でプログラマブル表示器5と同様に表示/制御できる。
【0075】
また、本実施形態では、制御用ホストコンピュータ7とクライアント装置9とが、インターネット8を介して通信するので、両者が離れて設置されている場合であっても、それぞれに最寄のインターネットサービスプロバイダ(ISP)まで公衆回線で接続すれば、相互通信可能になる。したがって、回線交換型の公衆電話回線を介して相互に接続する場合よりも、通信料金を大幅に削減できる。
【0076】
加えて、インターネット8を介して通信するので、クライアント装置9と、制御用ホストコンピュータ7、プログラマブル表示器5およびPLC3からなるシステムとが、それぞれ別の国に設置されている場合であっても、クライアント装置9の使用者は、何ら支障なく、プログラマブル表示器5を使う場合と同様に監視制御できる。この結果、クライアント装置9の使用者は、上記システムと別の国にいる場合であっても、システムの状態を的確に把握でき、上記システムの運用者へ適切な助言を与えて、運用者をサポートできる。したがって、システムの近くに、多くのサポート要員を配する必要がなくなり、サポート時の手間を大幅に削減できる。
【0077】
ところで、本実施形態では、制御用ホストコンピュータ7がプログラマブル表示器5と通信することで、制御用ホストコンピュータ7の公開サーバ部77がデバイスのアドレス内容を取得/変更しているが、これに限るものではなく、図12に示す従来の制御システムと同様に、制御用ホストコンピュータ7がPLC3と直接通信して、デバイスのアドレス内容を取得/変更してもよい。
【0078】
ただし、この場合には、制御用ホストコンピュータ7は、PLC3と通信するために、PLC3の機種に固有の専用プロトコルで通信する必要があるので、制御用ホストコンピュータ7の通信プログラムを作成する手間がかかってしまう。
【0079】
これに対して、本実施形態では、制御システム1に必須で、PLC3に比べて演算能力や記憶容量に余裕のあるプログラマブル表示器5がプロトコル変換しているので、制御用ホストコンピュータ7は、PLC3の機種に拘らず、共通プロトコルで通信できるので、上記通信プログラムの作成時の手間を大幅に削減できる。なお、プログラマブル表示器5は、図12のように接続されていても、PLC3と通信するために、専用プロトコルで通信する必要がある。したがって、プログラマブル表示器5を制御用ホストコンピュータ7とPLC3との間に配しても、プログラマブル表示器5の通信プロトコル作成時の手間は増加しない。
【0080】
具体的には、本実施形態に係る制御システム1では、表示内容または制御内容が同一の場合、PLC3の機種に拘わらず、表示/制御の際にネットワーク6を伝送されるデータ列61(図10参照)が互いに同一になるように、ネットワーク6での伝送用のプロトコル(共通プロトコル)が規定されており、通信の中心に配されたプログラマブル表示器5が、PLC3の機種毎に規定された専用プロトコルと上記共通プロトコルとを相互変換して、自らに接続されたPLC3と、制御用ホストコンピュータ7あるいは他のプログラマブル表示器5との通信を中継する。これにより、各プログラマブル表示器5に接続されたPLC3が互いに異なる専用プロトコルを採用している場合であっても、各プログラマブル表示器5および制御用ホストコンピュータ7間は、共通プロトコルで通信できる。
【0081】
上記ターゲットシステム2は、例えば、バルブやモータなど、指示に応じた動作を行う制御対象機器、あるいは、例えば、流量センサや温度センサなど、ターゲットシステム2各部の状態を検出するセンサなどのデバイス21を備えており、PLC3は、各デバイス21と通信しながら、予め格納された制御プログラムに従って、各デバイス21を制御している。なお、当該制御プログラムは、例えば、制御用ホストコンピュータ7からプログラマブル表示器5を介して配信するなどして、各PLC3に伝送される。
【0082】
ここで、PLC3は、シーケンサから発達してきた経緯もあって、例えば、製造会社毎や製品の種別毎など、PLC3の機種毎に制御プログラムが異なるだけではなく、PLC3の機種毎に独自の専用プロトコルを備えているものが多い。したがって、PLC3は、シリアルケーブル4を介して、プログラマブル表示器5と接続されており、当該PLC3が通信可能な通信プロトコルで、プログラマブル表示器5と通信する。
【0083】
上記専用プロトコルでは、データの読み出しを指示する場合、概ね、図9に示すように、次に伝送されるコードが命令であることを示す制御コード(ESC)と、PLC3へデータの読み出しを指示するコマンドコード(RD)と、読み出し開始アドレス(X0001)と、読み出しサイズ(5)と、伝送の終了を示す制御コード(RET)とを含むデータ列41が伝送される。ただし、各PLC3間では、コマンドコードを含むコマンド体系は、もちろん、アドレスやサイズなどの並び順や、制御コード自体、あるいは、アドレスやサイズを表現する際の表現形式(数値を示す際のビット幅や文字を示す際のコード種別など)も互いに異なっていることが多い。
【0084】
一方、本実施形態に係るネットワーク6は、例えば、イーサネット(商標:ゼロックス社)などのLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)であり、各プログラマブル表示器5や制御用ホストコンピュータ7は、TCP/IPプロトコルで相互に通信している。これにより、例えば、制御システム1の開発者が使用する制御用ホストコンピュータ(図示せず)などが、制御システム1の運用会社とは異なる場所から電話回線を介して接続する場合であっても、TCP/IPで通信可能な通信機器であれば、他の通信機器間のデータ伝送を阻害することなく、ネットワーク6に自由に参加できる。なお、TCP/IPプロトコルでは、データ列61を伝送する際、TCPモジュールやIPモジュールなどの各モジュールが伝送用のヘッダを付加しているが、本明細書の中では、「ネットワーク6で伝送されるデータ列61」を、上述のサーバ部73など、「より上層がTCPモジュールへ伝送を依頼し、受信側のTCPモジュールが、より上層へ受け渡すデータ列」の意味で使用する。
【0085】
ここで、本実施形態にて、上記ネットワーク6での伝送用に規定されている共通プロトコルにおいて、データ列61は、図10に示すように、例えば、表示/制御用のデータか制御プログラムかなどを識別するための識別データ62と、データ本体63とを含んでいる。さらに、表示/制御用のデータとして、例えば、データ読み出しを指示する命令をPLC3へ伝える際のデータ本体63rには、命令の内容を示す共通コード64と、当該共通コード64に付随する関連情報65として、読み出し開始アドレス65aおよび読み出しサイズ65bとが含まれている。また、データ書き込みを指示する際のデータ本体63wには、関連情報65として、書き込み開始アドレス65cおよび書き込みデータ65dが含まれる。
【0086】
上記共通コード64は、各PLC3が理解可能な命令のうち、互いに同一内容の命令間では、各PLC3のコマンドコードに拘わらず、コードが統一されている。また、例えば、読み出し開始アドレス65aおよび読み出しサイズ65bなど、関連情報65内のデータを伝送する順番および伝送時の表現形式もPLC3の機種に拘わらず統一されている。これにより、共通プロトコルでは、プログラマブル表示器5に接続されているPLC3に拘わらず実行させるべき命令を一意的に特定でき、表示/制御の際にネットワーク6を伝送されるデータ列61は、表示内容または制御内容が同一の場合、PLC3の機種に拘わらず、同一のデータ列になる。
【0087】
ここで、上記プログラマブル表示器5には、上述したように、図1に示すPLC側通信処理部51、ネットワーク側通信処理部52およびプロトコル変換部53を備えており、プロトコル変換部53は、上記専用プロトコルと共通プロトコルとが互いに異なる場合、両プロトコルを相互に変換する。これにより、プログラマブル表示器5は、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを必要に応じて中継しながら、自らや他のプログラマブル表示器5に接続されたPLC3の状況を画面上に表示すると共に、オペレータの操作に応じ、各PLC3への指示を出力できる。
【0088】
上記プロトコル変換部53は、プロトコルを相互変換するためのプロトコル情報として、専用プロトコルで伝送されるデータ列41のフォーマットを示すデータ転送フォーマットFMTと、専用プロトコルでのコマンドコードと、上述の共通コードとの対応関係を示すコマンド変換テーブルTBLとを記憶している。
【0089】
具体的には、図9に示すように、上記データ転送フォーマットFMTは、上記データ列41のうち、例えば、読み書きするデータ内容自体や、データのサイズ、あるいは、読み書きするアドレスなど、実際に伝送するデータ内容によって変化する部分を未定義としたスケルトン状のデータ列であって、未定義の部分は、用途のみが定義されている。なお、コマンドコードの領域を未定義とすれば、実際の伝送されるデータ列から抽出されたデータ転送フォーマットFMTが、複数のコマンド間で共通になる場合、コマンドコードの領域をも未定義として、これらの命令間でデータ転送フォーマットを共用してもよい。
【0090】
また、コマンド変換テーブルTBLには、図11に示すように、共通コード64と、シリアルケーブル4に接続されているPLC3のコマンドコードとの対応が格納されており、プロトコル変換部53は、一方のコードから、他方のコードに変換できる。
【0091】
上記データ転送フォーマットFMTおよびコマンド変換テーブルTBLの組み合わせは、プログラマブル表示器5およびPLC3が、表示/制御に関するデータを通信する前に、PLC3の通信プロトコルに合わせて設定され、異なる通信プロトコルを採用したPLC3が接続されると、当該プロトコル情報は切り換えられる。例えば、機種AのPLC3から機種Bに変更する場合、図11に示すコマンド変換テーブルTBLaからコマンド変換テーブルTBLbに切り換えられる。
【0092】
なお、通信プロトコルの選択方法は、例えば、制御用ホストコンピュータ7やプログラマブル表示器5を操作して、使用者が選択してもよい。さらに、プログラマブル表示器5が自らが送出可能な通信プロトコルを順次選択しながら、PLC3の通信プロトコルを特定可能な命令を、PLC3へ送出し、PLC3からの応答コードによって、通信プロトコルを自動的に判別してもよい。また、プログラマブル表示器5は、自らに接続可能なPLC3が採用している通信プロトコル全てに関して、上記プロトコル情報を格納しておいてもよいし、現在、接続されているPLC3の通信プロトコルのみを格納しておき、必要に応じて、制御用ホストコンピュータ7から、あるいは、記録媒体を介してなど、種々の方法でダウンロードしてもよい。
【0093】
このように、PLC3との間で受け渡すデータ列41を、制御システム1の動作中にリアルタイムに生成することにより、プログラマブル表示器5は、入力されたデータがどこから来たかを問うことなく、PLC3へデータを受け渡しできると共に、PLC3が変更された場合にあっても、制御システム1を停止することなく即応できる。
【0094】
ここで、プログラマブル表示器5は、制御システム1に必須の構成であるが、近年では、高解像度の画像を表示するために、例えば、数Mバイト程度の記憶容量を持ち、表示に十分な演算速度を有している。したがって、プログラマブル表示器5は、十分余力を持って、上記プロトコル変換できる。また、プログラマブル表示器5と制御用ホストコンピュータ7との間に、PLC3が介在していないため、PLC3は、ターゲットシステム2の制御に専念できる。したがって、図12に示す従来の構成、すなわち、各PLC503を互いに接続し、各PLC5033にプログラマブル表示器505を接続することで、制御システム501内の通信の大半を各PLC503が処理する構成に比べて、PLCの記憶容量や処理能力を削減できる。なお、通信量の大きな処理の例として、ターゲットシステム2が製造する製品を変換する際など、制御用ホストコンピュータ7からプログラマブル表示器5へ画面データをダウンロードする処理などが挙げられる。ところが、本実施形態に係る制御システム1では、画面データは、PLC3を通過しないので、PLC3は、画面データをダウンロードする場合であっても、負担が少なく、正常に動作し続けることができる。
【0095】
さらに、PLC3の機種に拘わらず、各プログラマブル表示器5および制御用ホストコンピュータ7の間は、共通のプロトコルで通信される。したがって、同じ制御システム1内に、複数機種のPLC3を混在させることができ、機種選択の幅が広くなる。さらに、図12に示す従来の制御システム501のように、通信プロトコルが異なるPLC503aを混在させるために、制御システム501を、互いに異なる通信プロトコルのサブネットワークに分割し、サブネットワーク間に変換器510を配する場合とは異なり、制御システム1のネットワーク6では、通信プロトコルが共通である。したがって、例えば、ハブやブリッジ、ルータなど、ネットワーク6に接続される機器を自由に転用でき、これらの機器やPLC3の配置に関する自由度も向上できる。加えて、変換器510が不要なので、制御システム1全体の製造費を低減できる。
【0096】
加えて、本実施形態に係る制御システム1では、制御システム1に不可欠のプログラマブル表示器5がプロトコル変換することで、ネットワーク6に接続されているプログラマブル表示器5や制御用ホストコンピュータ7などの機器は、PLC3の機種に拘らず、共通プロトコルで相互通信できる。したがって、制御用ホストコンピュータ7の共通プロトコルIF部72およびサーバ部73は、共通プロトコルで通信するだけで、各プログラマブル表示器5と通信したり、プログラマブル表示器5を介してPLC3と通信できる。
【0097】
より詳細には、サーバ部73は、デバイスアドレスに基づいて、書き込み要求や読み出し要求などデータの送信先(IPアドレス)を識別し、送信先がプログラマブル表示器5の場合、上記データを共通プロトコルで上記IPアドレスへ送信する。一方、デバイスアドレスがPLC3と判定すると、サーバ部73は、当該PLC3の接続されているプログラマブル表示器5のIPアドレスへ、上記データを送信する。なお、各プログラマブル表示器5とIPアドレスとの対応は、各プログラマブル表示器5がネットワーク6に接続されるときに、例えば、制御用ホストコンピュータ7の使用者が指定したり、制御用ホストコンピュータ7が空いているIPアドレスを割り当てたりして決定し、サーバ部73の図示しない記憶領域に格納されている。また、各プログラマブル表示器5のデバイスアドレス、および、プログラマブル表示器5に接続されるPLC3のデバイスアドレスは、例えば、プログラマブル表示器5毎に決められている場合、制御用ホストコンピュータ7が、プログラマブル表示器5に格納された対応表を読み出し、制御用ホストコンピュータ7から設定可能な場合は、対応表をプログラマブル表示器5に配信したりして決定される。したがって、当該制御用ホストコンピュータ7のサーバ部73は、デバイスアドレスの対応表と、IPアドレスの対応表とを参照することで、読み出し要求や書き込み要求の送信先となるIPアドレスを決定できる。
【0098】
なお、上記各部材51〜55、71〜77および91・92は、CPUなどの演算手段が、ROMやRAMなどの記憶手段に格納されたプログラムを実行し、タッチパネルや液晶表示装置などの入出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信回路を制御することによって実現される機能ブロックである。したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体(例えば、CD−ROMなど)を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態に係るプログラマブル表示器5、制御用ホストコンピュータ7およびクライアント装置9を実現できる。特に、クライアント装置9のバーチャルマシン91およびブラウザ92は、多くのコンピュータに予めインストールされている汎用のブラウザソフトで実現できるので、これらのコンピュータは、特別なプログラムをインストールすることなく、クライアント装置9として動作できる。なお、例えば、シリアルケーブル4やネットワーク6、インターネット8、あるいは、他の通信路を介してプログラムをダウンロードするためのプログラムが、上記コンピュータに予めインストールされていれば、当該通信路を介して、上記コンピュータへ上記プログラムを配付することもできる。
【0099】
【発明の効果】
本発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、プログラマブル表示器に接続され、当該プログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る表示器側通信手段と、受け取ったデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換手段と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために送信する端末側通信手段とを備えている構成である。
【0100】
上記構成では、プログラマブル表示器の画面を示すデータは、制御用サーバ装置が端末装置で表示可能な形式に変換した後で送信される。この結果、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できるという効果を奏する。
【0101】
本発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、上記プログラマブル表示器が表示に使用している画面データを変換して、制御用サーバ装置の端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせる動作と、応答に基づいてデバイスの状態を端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する動作とを行う、端末装置で実行可能なプログラムを生成する変換手段を備え、上記端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムが問い合わせるアドレスの内容を取得し、上記端末装置へ送信する構成である。
【0102】
上記構成では、制御用サーバ装置の変換手段が、画面データを変換して、上記端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせる動作と、応答に基づいてデバイスの状態を上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する動作とを行うプログラムを生成し、当該プログラムを端末装置に実行させる。したがって、端末装置が端末側通信手段と通信可能であれば、例えば、インターネットを介して遠隔地からアクセスする場合であっても、何ら支障なく、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できるという効果を奏する。
【0103】
加えて、変換手段が画面データからプログラムを作成し、端末装置に実行させるので、画面作成の手間と管理の手間を削減できると共に、インストールの手間や費用を削減できるという効果を併せて奏する。
【0104】
本発明の発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて上記端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行う、端末装置で実行可能なプログラムを、上記画面データを変換して生成する変換手段を備え、制御用サーバ装置の端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムによる内容変更指示に基づいて、指示されたアドレスの内容を変更する構成である。
【0105】
当該構成では、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、端末側通信手段は、共通プロトコルで、制御装置が接続されているプログラマブル表示器と通信するだけで、デバイスのアドレス内容を変更できる。この結果、各制御装置に固有の専用プロトコルで通信する場合に比べて、端末側通信手段を作成する際の手間を削減できるという効果を奏する。
【0106】
本発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて上記端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行うプログラムを、上記画面データを変換して生成する変換手段を備え、制御用サーバ装置の端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムによる内容変更指示に基づいて、指示されたアドレスの内容を変更する構成である。
【0107】
上記構成では、制御用サーバ装置の変換手段は、画面データに基づいて、上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて上記端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行うプログラムを生成し、端末側通信手段は、端末装置の翻訳手段にプログラムを実行させる。したがって、端末装置が端末側通信手段と通信可能であれば、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面でデバイスを制御できるという効果を奏する。
【0108】
加えて、変換手段が画面データからプログラムを作成し、端末装置に実行させるので、画面作成の手間と管理の手間を削減できると共に、インストールの手間や費用を削減できるという効果を併せて奏する。
【0109】
本発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、上記端末側通信手段は、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、共通プロトコルでの通信と専用プロトコルでの通信との中継手段を有し、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記共通プロトコルで、上記アドレス内容の変更指示を送信する構成である。
【0110】
それゆえ、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、端末側通信手段は、共通プロトコルで、制御装置が接続されているプログラマブル表示器と通信するだけで、デバイスのアドレス内容を変更できる。この結果、各制御装置に固有の専用プロトコルで通信する場合に比べて、端末側通信手段を作成する際の手間を削減できるという効果を奏する。
【0111】
本発明に係る制御用サーバ装置は、以上のように、さらに、上記端末側通信手段は、インターネットを介して上記端末装置と通信する構成である。
【0112】
上記構成では、端末側通信手段は、インターネットを介して上記端末装置と通信しているので、回線交換方式の公衆電話回線で通信する場合のように、端末装置との距離に応じた通信費用を必要としない。また、制御システムのサポート要員は、インターネットに接続可能な場所から端末装置を操作することで、プログラマブル表示器と同様に表示/制御できる。この結果、制御システムのサポート要員を制御用サーバ装置近傍に配することなく、制御システムをメンテナンスできるという効果を奏する。
【0113】
本発明に係る制御システムは、以上のように、制御装置に固有の専用プロトコルでの通信と共通プロトコルでの通信とを中継可能な中継手段を有するプログラマブル表示器と、上記プログラマブル表示器から受け取った、画面を示すデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換手段と、当該データをネットワークを介して、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信する端末側通信手段とを有する制御用サーバ装置とを備えている構成である。
【0114】
上記構成によれば、プログラマブル表示器がプロトコル変換しているので、制御用サーバ装置は、端末装置が採用する専用プロトコルに拘らず、共通プロトコルで通信すればよい。この結果、新たな制御装置を制御システムに加入させる際の手間を削減できるという効果を奏する。
【0115】
また、制御用サーバ装置がプログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取り、形式変換して端末装置に送信するので、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できるという効果を奏する。
【0116】
本発明に係る通信方法は、以上のように、制御用サーバ装置がプログラマブル表示器の画面を示すデータを受け取る受信工程と、上記受信工程で受け取ったデータを、端末装置が表示可能な形式に変換する変換工程と、ネットワークを介して上記端末装置と通信して、上記端末装置にて上記画面を表示するために変換したデータを送信する送信工程とを含んでいる構成である。
【0117】
それゆえ、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できるという効果を奏する。
【0118】
本発明に係る記録媒体は、以上のように、プログラマブル表示器から受け取ったデータを端末装置が表示可能に変換する変換手段として、上記コンピュータを動作させるプログラムと、端末側通信手段を制御して、上記変換手段が形式変換したデータを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置に送信させるプログラムとが記録されている構成である。
【0119】
上記記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータで実行されると、当該コンピュータは、本発明の制御用サーバ装置として動作する。それゆえ、制御装置に負担をかけることなく、遠隔地の端末装置で、プログラマブル表示器の表示画面と同一内容の画面を表示できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すものであり、制御システムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】 上記制御システムにおいて、画面データと表示画面との関係を示すものであり、スイッチがOFF状態のときを示す説明図である。
【図3】 上記画面データに含まれるタグのデータ構造を示す説明図である。
【図4】 上記タグのうち、表示タグのデータ構造例を示す説明図である。
【図5】 上記タグのうち、入力タグのデータ構造例を示す説明図である。
【図6】 上記制御システムにおいて、画面データと表示画面との関係を示すものであり、スイッチをONにした場合を示す説明図である。
【図7】 上記制御システムにおいて、コンパイラが生成したアプレットの要部を示す説明図である。
【図8】 上記制御システムの動作を示すフローチャートである。
【図9】 上記制御システムにおいて、専用プロトコルで使用するデータ転送フォーマットの一例を示す説明図である。
【図10】 上記制御システムにおいて、共通プロトコルで使用するデータ転送フォーマットの一例を示す説明図である。
【図11】 プログラマブル表示器が専用プロトコルと共通プロトコルとを相互変換する際に使用する変換テーブルの一例を示す説明図である。
【図12】 従来技術を示すものであり、制御システムの要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御システム
3 プログラマブル・ロジック・コントローラ(制御装置)
5 プログラマブル表示器
7 制御用ホストコンピュータ(制御用サーバ装置)
9 クライアント装置(端末装置)
21 デバイス
51 PLC側通信処理部(専用プロトコル通信手段)
52 ネットワーク側通信処理部(共通プロトコル通信手段)
53 プロトコル変換部(中継手段)
72 共通プロトコルインターフェース部(表示器側通信手段)
76 コンパイラ(変換手段)
77 公開サーバ部(端末側通信手段)
W タグ
WL 表示タグ(タグ)
WT 入力タグ(タグ)
Claims (6)
- 画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づいて、各アドレスの内容を取得し、内容に応じて、画面上の領域にデバイスの状態を表示するプログラマブル表示器であり、かつ、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御システム用サーバ装置であって、
端末装置と通信可能な端末側通信手段と、
上記画面データを変換して、上記端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせる動作と、応答に基づいてデバイスの状態を上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する動作とを行う、端末装置で実行可能なプログラムを生成する変換手段とを備え、
上記端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムが問い合わせるアドレスの内容を取得し、上記端末装置へ送信して、かつ、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の問い合わせを送信すると共に、上記共通プロトコルによる、当該プログラマブル表示器からの応答に基づいて、上記アドレスの内容を取得することを特徴とする制御システム用サーバ装置。 - 画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域への入力に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づき、画面上の領域への入力があった場合、入力に応じ、当該領域に対応するアドレスの内容を変更するプログラマブル表示器であり、かつ、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御システム用サーバ装置であって、
端末装置と通信可能な端末側通信手段と、
上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて上記端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行う、端末装置で実行可能なプログラムを、上記画面データを変換して生成する変換手段とを備え、
上記端末側通信手段は、上記変換手段が生成したプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムの内容変更指示に基づいて、指示されたアドレスの内容を変更して、かつ、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の変更指示を送信することを特徴とする制御システム用サーバ装置。 - デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器と、
上記プログラマブル表示器に接続される、請求項1または2に記載の制御システム用サーバ装置とを備えていることを特徴とする制御システム。 - 画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づいて、各アドレスの内容を取得し、内容に応じて、画面上の領域にデバイスの状態を表示するプログラマブル表示器であり、かつ、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御システム用サーバ装置が実行する通信方法であって、
上記画面データを変換して、端末装置と通信する端末側通信手段へアドレスの内容を問い合わせる動作と、応答に基づいてデバイスの状態を上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域へ表示する動作とを行う、端末装置で実行可能なプログラムを生成する工程と、
上記生成されたプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムが問い合わせるアドレスの内容を取得し、上記端末装置へ送信して、かつ、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の問い合わせを送信すると共に、上記共通プロトコルによる、当該プログラマブル表示器からの応答に基づいて、上記アドレスの内容を取得する工程を含むことを特徴とする通信方法。 - 画面上の領域への表示に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域への入力に対応するデバイスのアドレスと画面上の領域との対応関係を示すタグを組み合わせて構成される画面データに基づき、画面上の領域への入力があった場合、入力に応じ、当該領域に対応するアドレスの内容を変更するプログラマブル表示器であり、かつ、デバイスを制御する制御装置に固有の専用プロトコルで制御装置と通信する専用プロトコル通信手段と、上記制御装置に拘らず予め定められた共通のプロトコルで通信する共通プロトコル通信手段と、上記両プロトコルを相互変換して、専用プロトコルによる通信と共通プロトコルによる通信とを中継可能な中継手段とを有するプログラマブル表示器を有する制御システムで使用される制御システム用サーバ装置が実行する通信方法であって、
上記端末装置の画面領域のうち画面データが示す画面領域に対応する領域への入力に応じて、上記端末装置と通信する端末側通信手段へアドレスの内容変更を指示する動作を行う、端末装置で実行可能なプログラムを、上記画面データを変換して生成する工程と、
上記生成されたプログラムを、上記端末装置にて上記画面を表示するために上記端末装置へ送信すると共に、上記プログラムの内容変更指示に基づいて、指示されたアドレスの内容を変更して、かつ、上記デバイスのアドレスが制御装置の制御するデバイスを示している場合、上記共通プロトコルで、当該制御装置が接続されているプログラマブル表示器へ、上記アドレス内容の変更指示を送信する工程とを含むことを特徴とする通信方法。 - 請求項1または2に記載の制御システム用サーバ装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラムが記録された記録媒体。
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