JP3881334B2 - 情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体に関する。特に本発明は、無線通信端末との間で無線通信を行う際における無線通信端末の検出を効率良く行う情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信においては、データ通信に先立ち通信相手となる無線通信端末を検出する検出処理を行う。例えばブルートゥース(登録商標)においては、まず、マスターとなる無線通信端末が、当該端末と通信可能な範囲にスレーブとなる無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せ(Inquiry)パケットを送信する。次に、問合せパケットを受信した無線通信端末が、問合せパケットに応答して問合せ応答(Inquiry Response)パケットを送信する。マスターとなる無線通信端末は、この問合せ応答パケットを受信することにより、スレーブとなる無線通信端末を検出することができる。
以上の処理において、マスターとなる無線通信端末は、当該端末と通信可能な範囲に位置する全ての無線通信端末を漏れなく検出するために、検出処理を開始してから予め定められたタイムアウト期間が経過するのを待ってから、通信相手となる無線通信端末の選択や呼び出し等の処理を開始するのが一般的である。ここで、ブルートゥース(登録商標)においては、スレーブとなる無線通信端末は、当該無線通信端末の識別情報に応じて定まる周波数ホッピングパターンに基づいて待ち受け周波数を変化させながら、問合せパケットの受信を待つ。このため、スレーブとなる無線通信端末が待ち受け周波数と一致する周波数の問合せパケットを受信するまでに要する時間が長く、上記のタイムアウト期間も例えば10秒等の長い時間に設定される。
ブルートゥース(登録商標)において、上記の検出処理に要する時間を低減させる技術として、スレーブとなる無線通信端末の識別情報を予め管理手段に保持しておき、検出処理を行うことなく利用者により選択された通信相手の無線通信端末を呼び出す通信システムが開示されている(特許文献1)。
特開2002−300174号公報
ブルートゥース(登録商標)を応用する一形態として、店舗にブルートゥース(登録商標)対応の情報処理装置を設置し、当該情報処理装置と通信可能な範囲に利用者が携帯する無線通信端末が検出された場合に、当該店舗の情報を送信するものが考えられる。このようなシステムにおいては、移動している利用者が携帯する無線通信端末に対して店舗の情報を素早く送信する必要があり、長いタイムアウト期間による検出処理を用いた場合有効に機能しない。また、不特定多数の無線通信端末のうち店舗に接近してきた無線通信端末を適切に選択する必要があり、検出処理を行わない上記特許文献1の方法によっても実現するのが困難である。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う情報処理装置であって、当該情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出部と、前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断部と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信部と、前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開部とを備える情報処理装置と、当該情報処理装置の無線通信方法、無線通信プログラム及びその記録媒体とを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、検出された無線通信端末から順に、タイムアウトを待たずにデータ通信を行うことができる情報処理装置を提供することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の構成を示す。無線通信システム10は、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により複数の無線通信端末100と通信する情報処理装置900が、検出された無線通信端末100から順にタイムアウトを待たずにデータ通信を行う。これにより無線通信システム10は、情報処理装置900及び無線通信端末100の間で迅速なデータ通信を可能とする。
無線通信システム10は、複数の無線通信端末100(100a〜100c)と、情報処理装置900と、情報処理装置120(120a〜b)と、ネットワーク110とを備える。複数の無線通信端末100のそれぞれは、利用者により携帯されるPDA(Personal Digital Assistant)等であり、近距離無線通信の一例としてブルートゥース(登録商標)による無線通信を行う。情報処理装置900は、複数の無線通信端末100のそれぞれとの間でブルートゥース(登録商標)を用いて無線によりデータ通信を行う。複数の情報処理装置120は、インターネット等のWAN又はイントラネット等のLANを含むネットワーク110を介して情報処理装置900に接続される。
以上において、情報処理装置900は、ブルートゥース(登録商標)におけるマスターとして動作する。一方、複数の無線通信端末100のそれぞれは、ブルートゥース(登録商標)におけるスレーブとして動作する。
以上に示した無線通信システム10により、次に例示するサービスが複数の無線通信端末100の利用者に対して提供される。例えば情報処理装置900は、店舗に設けられ、屋外を通行する無線通信端末100の利用者が当該店舗に接近し、情報処理装置900と通信可能な範囲に移動してきた際に、当該店舗の識別情報や広告等の情報を当該無線通信端末100に送信する。また例えば、情報処理装置900は、複数の無線通信端末100のそれぞれと、ネットワーク110との間の通信を中継することにより、ブルートゥース(登録商標)を介して無線通信端末100と情報処理装置120との間のデータ通信を中継する。ここで、情報処理装置120aは、情報処理装置120a本体に接続された外部表示装置1100を有してよい。この場合、情報処理装置120aは、無線通信端末100により情報処理装置900及びネットワーク110を介してアクセスされた情報処理装置120a内のウェブページ等の情報を外部表示装置1100に表示し、当該無線通信端末100の利用者に提示してもよい。これにより、無線通信端末100の利用者は、情報処理装置900と通信可能な範囲において、無線通信端末100と比較し大きな画面を有する外部表示装置1100を用いて情報処理装置120a内の情報を見ることができる。
また例えば、情報処理装置900は、情報処理装置900本体に接続された外部表示装置1081を有し、情報処理装置900と通信可能な範囲に移動してきた無線通信端末100に対応して選択された情報を外部表示装置1081に表示してもよい。すなわち例えば、外部表示装置1081は、無線通信端末100の利用者が無線通信端末100を用いてアクセスした情報処理装置120の情報を、外部表示装置1081に表示してもよい。また例えば、情報処理装置900は、無線通信端末100内に格納された、利用者の嗜好を示す情報を当該無線通信端末100から取得し、利用者の嗜好に適合する広告等の情報を外部表示装置1081に表示してもよい。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置900の機能構成を示す。情報処理装置900は、情報処理部200と、有線通信部220と、外部表示装置1081と、無線通信部230と、端末検出部235と、中断条件判断部240と、端末検出中断部245と、データ通信部250と、端末検出再開部270とを備える。情報処理部200は、複数の無線通信端末100との間の無線通信、有線通信部220を介したネットワーク110との間の通信、及び外部表示装置1081による表示を制御する。外部表示装置1081は、情報処理部200により指定された画面を無線通信端末100の利用者等に対して表示する。有線通信部220は、情報処理装置900とネットワーク110との間の通信を行う。無線通信部230は、複数の無線通信端末100との間のブルートゥース(登録商標)による無線電波の送受信を行う。
端末検出部235は、情報処理部200から無線通信を開始する指示を受けて、当該情報処理装置900と通信可能な範囲に無線通信端末100が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信し、問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の無線通信端末100のそれぞれを順次検出する。そして、端末検出部235は、問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100を検出しなかった場合に、無線通信端末100の検出を完了する。
中断条件判断部240は、問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100が検出された場合において、検出された無線通信端末100が予め設定された無線通信端末100のグループに属すると判断した場合に、無線通信端末100の検出を中断する中断条件が成立すると判断する。一方、当該無線通信端末100が当該グループに属さないと判断した場合に、無線通信端末100の検出を中断する中断条件が成立しないと判断する。この無線通信端末100のグループには、例えば情報処理装置900によるネットワーク110への接続サービスを受ける無線通信端末100や、各店舗からの広告を受信させるために貸し出される無線通信端末100等が予め登録される。
端末検出中断部245は、端末検出部235が問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100が検出された場合に、端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を中断させる。ここで、本実施形態に係る端末検出中断部245は、端末検出部235が問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100が検出された場合において、中断条件が成立すると判断された場合に、端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を中断させる。一方、中断条件が成立しないと判断された場合には、端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を中断させず、他の無線通信端末100の検出を続けさせる。これにより、予め設定されたグループに属さない無線通信端末100が検出された場合において、端末検出部235による無線通信端末100の検出処理が中断するのを防ぐことができる。
データ通信部250は、端末検出中断部245により無線通信端末100の検出が中断された状態において、端末検出部235により検出された無線通信端末100との間で、情報処理部200の指示に基づき無線通信部230を介して無線によりデータ通信を行う。データ通信部250は、属性情報取得部255と、データ通信条件判断部260と、データ通信処理部265とを有する。
属性情報取得部255は、無線通信端末100の検出が中断された状態において、端末検出部235により検出された無線通信端末100に対して、当該無線通信端末100に設定された属性情報の送信を要求する属性情報要求パケットを無線通信部230を介して送信する。そして、属性情報取得部255は、属性情報要求パケットを受信した当該無線通信端末100により送信された属性情報応答パケットに含まれる属性情報を取得する。この属性情報は、例えば、無線通信端末100が有するブルートゥース(登録商標)機能を識別する情報や、当該無線通信端末100が情報処理装置900との間でデータ通信を行うアプリケーションプログラムを実行しているか否かを示す情報や、当該無線通信端末100が情報処理装置900との間で既に送受信したデータを識別する情報等であってよい。
データ通信条件判断部260は、無線通信端末100の検出が中断された状態において、端末検出部235により検出された無線通信端末100との間で無線によりデータ通信を行うか否かを、属性情報に基づいて判断する。すなわち例えば、無線通信端末100が特定のブルートゥース(登録商標)機能を有すること、無線通信端末100が情報処理装置900との間でデータ通信を行うアプリケーションプログラムを実行していること、又は、無線通信端末100が情報処理装置900との間で送受信していないデータが存在することを示す属性情報が受信された場合に、データ通信条件判断部260は、当該無線通信端末100との間で無線によりデータ通信を行うことを判断する。
データ通信処理部265は、無線通信端末100の検出が中断された状態においてデータ通信を行うとデータ通信条件判断部260により判断された場合に、無線通信端末100の検出が中断された状態において当該無線通信端末100との間で無線通信部230を介してデータ通信を行う。一方、無線通信端末100の検出が中断された状態においてデータ通信を行わないと判断された場合に、端末検出部235による無線通信端末100の検出が完了するのを待って、無線通信端末100の検出が完了した状態においてデータ通信を行う。
端末検出再開部270は、データ通信処理部265によるデータ通信の完了を検出した場合に、端末検出部235による他の無線通信端末100の検出を再開させる。なお、端末検出再開部270は、無線通信端末100の検出が中断された状態においてデータ通信を行わないとデータ通信処理部265により判断された場合に、データ通信処理部265によるデータ通信を行わせることなく、端末検出部235による他の無線通信端末100の検出を再開させる。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置900の処理フローを示す。
まず、情報処理部200は、例えば10〜20秒毎等の予め定められたタイミングで、情報処理装置900と通信可能な範囲に位置する複数の無線通信端末100のそれぞれとの間でデータ通信を行うべく、無線通信端末100の検出を端末検出部235に指示し、検出処理を開始する(ステップS300)。
これを受けて端末検出部235は、問合せパケットを送信する(S302)。より具体的には、端末検出部235は、マスターがパケットを送信することができるそれぞれのタイムスロットにおいて、複数の問合せパケットを順次連続して送信する。本実施形態において、端末検出部235は、問合せパケットとして、ブルートゥース(登録商標)におけるIQパケット(Inquiryパケット)を送信する。次に、端末検出部235は、いずれかの問合せパケットに対して、当該問合せパケットに続くタイムスロットにおいて問合せ応答パケットを送信する無線通信端末100を検出する(S305)。本実施形態において、端末検出部235は、問合せ応答パケットとして、IQパケットに応じて無線通信端末100から送信されるFHSパケットを受信し当該無線通信端末100を検出する。
問合せパケットに対して問合せ応答パケットを受信しない場合において(S305:No)、問合せパケットの送信を開始してから例えば10秒等に予め設定された検出完了タイムアウト期間が経過していない場合(S310:No)、端末検出部235は、処理をS302へ進め、次のタイムスロットにおいて問合せパケットを送信する(S302)。一方、問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100が検出されなかった場合、端末検出部235は、検出完了タイムアウトを検出し(S310:Yes)、無線通信端末100の検出処理を完了する(S315)。
問合せパケットに対して問合せ応答パケットを受信した場合、端末検出部235は、問合せ応答パケットを送信した無線通信端末100を検出する(S305:Yes)。そして、端末検出部235は、当該無線通信端末100が送信した問合せ応答パケットに含まれる当該無線通信端末100のブルートゥースアドレス等の識別情報を中断条件判断部240及び端末検出中断部245へ出力する。次に、中断条件判断部240は、検出された無線通信端末100の識別情報に基づき、当該無線通信端末100が予め設定された無線通信端末100のグループに属さないと判断した場合(S320:No)、処理をS302へ進め、端末検出部235の検出処理を中断することなく継続させる。
一方、検出された無線通信端末100の識別情報に基づき、当該無線通信端末100が予め設定された無線通信端末100のグループに属すると判断した場合、中断条件判断部240は、中断条件が成立すると判断する(S320:Yes)。この場合、端末検出中断部245は、検出完了タイムアウト期間が経過するより前に、端末検出部235による問合せパケットの送信を中断させる(S325)。より具体的には、端末検出中断部245は、マスターがパケットを送信することができるタイムスロットにおいて端末検出部235が連続して順次問合せパケットを送信するのを中断させる。
次に、属性情報取得部255は、無線通信端末100の検出が中断された状態において、端末検出部235により検出された無線通信端末100に対して、属性情報要求パケットを無線通信部230を介して送信し、属性情報応答パケットを受信することにより、当該無線通信端末100が有する属性情報を取得する(S330)。ここで、属性情報取得部255は、ブルートゥース(登録商標)におけるディスカバリ処理を用いて属性情報の取得を行ってよい。
次に、データ通信条件判断部260は、無線通信端末100の検出が中断された状態において、検出された無線通信端末100との間で無線によりデータ通信を行うか否かを、属性情報に基づいて判断する(S335)。次に、無線通信端末100の検出が中断された状態においてデータ通信を行うと判断された場合、データ通信処理部265は、無線通信部230を介して無線通信端末100との間で接続を確立し、無線によりデータ通信を行う(S340)。
より具体的には、データ通信処理部265は、例えば以下に示すデータ通信を行う。
(1)無線通信端末100に広告等の情報を送信するサービスを提供する場合、情報処理部200は、例えばブルートゥース(登録商標)におけるオブジェクト・プッシュ・プロファイルを用いて、当該情報を無線通信端末100へ送信する。これを受けて、無線通信端末100は、当該情報を無線通信端末100の画面等に出力し、利用者に提示する。
(2)無線通信端末100をネットワーク110に接続させるサービスを提供する場合、情報処理部200は、まず、ネットワーク110へ接続するために用いるIPアドレス、DNSサーバ、及びゲートウェイのアドレス等のネットワーク接続情報を、データ通信処理部265及び無線通信部230を介して無線通信端末100へ送信する。ここで情報処理部200は、例えばブルートゥース(登録商標)におけるオブジェクト・プッシュ・プロファイルを用いてネットワーク接続情報を無線通信端末100へ送信する。これを受けて、無線通信端末100は、当該ネットワーク接続情報に基づいて、当該無線通信端末100がネットワーク110に接続するために用いる通信プログラム等を設定する。
その後、無線通信端末100から情報処理装置120内の情報のアクセス要求を受けた場合、データ通信処理部265及び情報処理部200は当該アクセス要求をネットワーク110を介して情報処理装置120へ転送し、情報処理装置120によるアクセス処理を行わせる。このアクセス処理において、情報処理装置120aは、当該アクセス要求により指定される情報処理装置120a内の情報を外部表示装置1100へ表示してよい。これに代えて、情報処理装置900内の情報処理部200は、当該アクセス要求に対するアクセス応答を情報処理装置120aから受信し、アクセス応答に含まれる情報処理装置120aの情報を外部表示装置1081へ表示してもよい。
なお、無線通信端末100をネットワーク110に接続させるサービスを提供する場合において、上記に代えて、情報処理装置900がICS(Internet Connection Sharing)を用いて複数の無線通信端末100をネットワーク110へ接続してもよい。より具体的には、情報処理装置900内の情報処理部200は、情報処理装置900のブルートゥースアドレス及びコンピュータ名を含むネットワーク接続情報を、データ通信処理部265及び無線通信部230を介して無線通信端末100へ送信する。これを受けて、無線通信端末100は、当該ネットワーク接続情報に基づいて、情報処理装置900と通信する。情報処理装置900内の情報処理部200は、無線通信端末100から情報処理装置120に対するアクセス要求に当該無線通信端末100を識別する情報を付加することにより各アクセスの要求元を識別可能とし、複数の無線通信端末100のそれぞれを代理して情報処理装置120をアクセスする。
(3)無線通信端末100に対応して選択された情報を外部表示装置1081に表示する場合、情報処理部200は、利用者の嗜好を示す情報を無線通信端末100から取得するデータ通信を行う。そして、複数の画面のうち、利用者の嗜好を示す情報に基づいて選択した画面を外部表示装置1081へ表示する。
S340のデータ通信の完了を検出した場合、又は、S335において無線通信端末100の検出を中断した状態でデータ通信を行わないと判断された場合、端末検出再開部270は、端末検出部235による他の無線通信端末100の検出を再開させる(S345)。これを受けて、端末検出部235は、問合せパケットの送信を再開することにより、他の無線通信端末100の検出を再開する(S302)。
本実施形態に係る端末検出部235は、無線通信端末100の検出処理を再開する場合、検出処理の開始時と同一の検出完了タイムアウト期間を用いて、再度無線通信端末100の検出処理を行う。より具体的には、端末検出部235は、端末検出再開部270により他の無線通信端末100の検出を再開された場合に、問合せパケットを再度送信して、当該問合せパケットに対して問合せ応答パケットを送信する複数の無線通信端末100のそれぞれを順次検出する。そして、端末検出部235は、再度問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100を検出しなかった場合に(S305:No、S310:Yes)、無線通信端末100の検出を完了する(S315)。
これに代えて、端末検出部235は、無線通信端末100の検出処理を再開した場合に、再開される前の検出処理において使用した検出完了タイムアウト期間と比較し短い検出完了タイムアウト期間を用いて、無線通信端末100の検出処理を行ってもよい。より具体的には、再開される前の検出処理において問合せパケットを順次送信した期間と、再開後の検出完了タイムアウト期間との合計が、検出処理を開始した際の検出完了タイムアウト期間と同一となるように、又は当該検出完了タイムアウト期間を超えるように、再開後の検出完了タイムアウト期間を設定してもよい。
また、端末検出部235は、端末検出再開部270により他の無線通信端末100の検出を再開された場合に、問合せパケットを送信して、問合せ応答パケットを送信する複数の無線通信端末100のうち、データ通信部250によりデータ通信を行っていない無線通信端末100を順次検出してよい。これにより、端末検出部235は、既にデータ通信を行った無線通信端末100からの問合せ応答パケットを無視して他の無線通信端末100の検出を行うことができる。
以上に示した処理の結果、情報処理装置900は、S315において無線通信端末100の検出処理を完了した時点で、情報処理装置900と通信可能な範囲に位置する複数の無線通信端末100の検出を終える。そして、情報処理装置900内のデータ通信処理部265は、複数の無線通信端末100のうち早急にデータ通信を行うべき無線通信端末100に対しては、無線通信端末100の検出が中断された状態においてデータ通信を既に済ませた状態となる(S340)。一方、比較的遅くデータ通信を開始してよい無線通信端末100に対しては、情報処理装置900内のデータ通信処理部265は、全ての無線通信端末100の検出が完了した後にデータ通信を行う(S350)。
以上に示した情報処理装置900によれば、例えば無線通信端末100上で広告等の情報を受信するアプリケーションプログラムが動作していると属性情報に基づき判断した場合には、無線通信端末100の検出が中断された状態において直ちにデータ通信を行うことができる。一方、例えばネットワーク110への接続を要求することを示す属性情報が無線通信端末100から受信した場合には、無線通信端末100はデータ通信の間情報処理装置900と通信可能な範囲に止まると考えられることから、情報処理装置900は、検出完了タイムアウト期間の経過を待ってデータ通信を開始することができる。
以上に示したS305において、情報処理装置900は、それぞれの無線通信端末100を検出する度に無線通信端末100の検出を中断する代わりに、検出完了タイムアウト期間より短い検出中断タイムアウト期間を用いてタイムアウトした後、当該期間に検出された無線通信端末100との間のデータ通信をまとめて行ってもよい。より具体的には、端末検出中断部245は、S305において、問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出中断タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100が検出された場合に、当該検出中断タイムアウト期間の経過後に端末検出部235による複数の無線端末の検出を中断させる。この検出中断タイムアウト期間は、例えば1秒等の、検出完了タイムアウト期間より短い時間に予め設定される。そして、データ通信部250は、無線通信端末100の検出が中断された状態において、端末検出部235により検出中断タイムアウト期間が経過するまでに検出された1又は2以上の無線通信端末100との間でそれぞれデータ通信を行う。
これにより、検出完了タイムアウト期間の経過を待ってデータ通信を開始する場合と比較しより迅速にデータ通信を開始することができる一方、各無線通信端末100を個別に検出していくために要するオーバーヘッドを低減することができる。
図4は、本実施形態に係る無線通信端末100の処理フローを示す。本処理フローにおいて、無線通信端末100は、ブルートゥース(登録商標)を介して情報処理装置900から転送されるネットワーク接続情報に基づいて、当該無線通信端末100がネットワーク110に接続するために用いる通信プログラム等を設定する。
まず、無線通信端末100は、情報処理装置900から送信される、ネットワーク接続情報を含む情報ファイルが、オブジェクト・プッシュ・プロファイル等により無線通信端末100上の記憶装置に設けた共有ディレクトリに格納されているかどうかを検索する(S410)。そして、当該情報ファイルが無線通信端末100の記憶装置上に格納されておらず、当該情報ファイルを認識できなかった場合に(S420:No)、無線通信端末100は、例えば1秒等の予め定められた時間待機し(S430)、処理をS410に進めて情報ファイルが情報処理装置900から転送されるのを継続的に監視する。
一方、当該情報ファイルが無線通信端末100の記憶装置上に格納されていた場合に、無線通信端末100は、当該情報ファイルを認識する(S420:Yes)。次に、無線通信端末100は、ネットワーク接続を実行するか否かの指示を当該無線通信端末100の利用者から入力し(S440)、共有ディレクトリに格納された情報ファイルを取得した後に共有ディレクトリを空にする(S450)。
利用者によりネットワーク接続を実行する指示が入力されず、ネットワーク接続することが選択されなかった場合(S460:No)、無線通信端末100は、予め定められた時間待機し(S430)、処理をS410に進める。
一方、利用者によりネットワーク接続を実行する指示が入力された場合(S460:Yes)、無線通信端末100は、情報ファイルに含まれるネットワーク接続情報に基づいて、無線通信端末100のオペレーティングシステム等が有する通信プログラムを設定する(S470)。そして、無線通信端末100は、当該ネットワーク接続情報により設定された接続パラメータを用いて、情報処理装置900を介してネットワーク110に接続し(S480)、処理をS430へ進める。より具体的には、無線通信端末100は、ブルートゥース(登録商標)におけるLANアクセス・プロファイルを用いて情報処理装置900に対するリンクを形成し、情報処理装置900をアクセスポイントとしてネットワーク110へのネットワーク接続を確立する。この結果、当該無線通信端末100は、情報処理装置900及びネットワーク110を介して情報処理装置120との間でデータ通信を行うことができる。
以上に示した無線通信端末100によれば、情報処理装置900が送信する情報ファイルに含まれるネットワーク接続情報に基づいて、無線通信端末100の通信プログラムを設定し、当該ネットワーク接続情報により設定された接続パラメータを用いてネットワーク110に接続することができる。
なお、無線通信端末100が情報処理装置900から受信した広告等の情報を利用者へ表示等する場合については、次に示す処理により同様に実現することができる。すなわち、まず無線通信端末100は、S410及びS420において広告等の情報を含む情報ファイルが共有ディレクトリに格納されたことを検索・認識する。そして、無線通信端末100は、情報ファイルに基づき広告等の情報を表示した後、S450において共有ディレクトリを空にする。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置900上で動作するプログラムの構成を示す。本実施形態に係る情報処理装置900は、アプリケーションプログラム500、基本通信プログラム510、及び拡張通信プログラム540等のプログラムを実行する。アプリケーションプログラム500は、情報処理装置900上で実行されることにより、情報処理装置900を情報処理部200、外部表示装置1081、及び有線通信部220として機能させる。基本通信プログラム510は、ブルートゥース(登録商標)の基本APIとして情報処理装置900のオペレーティングシステムにより提供され、情報処理装置900をデータ通信部250の一部として機能させる。基本通信プログラム510は、情報処理装置900を端末検出部235として機能させる端末検出モジュール515と、情報処理装置900を属性情報取得部255として機能させる属性情報取得モジュール520と、情報処理装置900をデータ通信処理部265として機能させる接続モジュール525及びデータ通信処理モジュール530とを備える。
拡張通信プログラム540は、本発明に係る無線通信プログラムの一例であり、基本通信プログラム510によるブルートゥース(登録商標)の基本APIと同じインターフェイスをアプリケーションプログラム500に提供しつつ、検出処理を中断する機能を提供する拡張APIである。拡張通信プログラム540は、端末検出モジュール515の機能を拡張する端末検出開始モジュール545及び端末検出完了モジュール565と、情報処理装置900を中断条件判断部240として機能させる中断条件判断モジュール550と、情報処理装置900を端末検出中断部245として機能させる端末検出中断モジュール552と、情報処理装置900をデータ通信条件判断部260として機能させるデータ通信条件判断モジュール555と、情報処理装置900を端末検出再開部270として機能させる端末検出再開モジュール560とを備える。
以下、これらのプログラム及びモジュールが情報処理装置900上で実行されることにより実現される情報処理装置900の動作を示す。
まず、情報処理装置900上でアプリケーションプログラム500を実行することにより実現される情報処理部200は、検出処理の開始を指示する拡張APIであるStartInquiryEx関数を呼び出し、情報処理装置900に端末検出開始モジュール545を実行させる。このStartInquiryEx関数は、端末検出モジュール515により提供される、検出処理の開始を基本通信プログラム510に指示する基本APIであるStartInquiry関数をオーバライドすることにより拡張された関数である。次に、情報処理装置900は、端末検出開始モジュール545を実行することにより、拡張通信プログラム540が有する内部変数の初期化を行い、StartInquiry関数を呼び出して情報処理装置900に端末検出モジュール515を実行させる。
次に、情報処理装置900上で端末検出モジュール515を実行することにより実現される端末検出部235は、端末検出開始モジュール545からの呼び出しを受けて無線通信端末100の検出処理を行う。そして、端末検出部235は、無線通信端末100を検出した場合に、中断条件判断モジュール550により提供されるOnDeviceResponseEx関数を呼び出す。このOnDeviceResponseEx関数は、無線通信端末100が検出された場合にアプリケーションプログラム500が行うべき処理、すなわち例えば当該無線通信端末100を通信相手の1つとして通信相手先リストに加える等の処理を実装するOnDeviceResponse関数をオーバライドすることにより拡張された関数である。
これにより、端末検出部235は、当該無線通信端末100を検出したことを、情報処理装置900を中断条件判断部240として機能させる中断条件判断モジュール550へ通知する。ここで、中断条件の判定結果によらず検出処理を中断する場合、端末検出部235は、OnDeviceResponseEx関数を呼び出すことにより、情報処理装置900を端末検出中断部245として機能させる端末検出中断モジュール552へ通知してもよい。
次に、情報処理装置900上で中断条件判断モジュール550を実行することにより実現される中断条件判断部240は、端末検出モジュール515からの呼び出しを受けて、中断条件の成立又は不成立を判断し、端末検出中断モジュール552へ出力する。また、中断条件判断部240は、中断条件が不成立である場合にOnDeviceResponse関数を呼び出して、無線通信端末100が検出されたことを情報処理部200へ通知する。
次に、情報処理装置900上で端末検出中断モジュール552を実行することにより実現される端末検出中断部245は、無線通信端末100を検出したことを示す通知を受信した場合に、端末検出モジュール515により提供されるStopInquiry関数を呼び出して、端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を中断させる。また、端末検出中断部245は、データ通信部250にデータ通信の開始を指示するべく、属性情報取得モジュール520により提供されるStartDiscovery関数を呼び出す。ここで、端末検出中断部245は、中断条件の判定結果に応じて検出処理を中断する場合、中断条件が成立することを条件として、これらの処理を行う。
次に、情報処理装置900上で属性情報取得モジュール520を実行することにより実現される属性情報取得部255は、検出された無線通信端末100から属性情報を取得した後、データ通信条件判断モジュール555により提供されるDiscoveryCompleteEx関数を呼び出す。このDiscoveryCompleteEx関数は、無線通信端末100から属性情報を取得した後にアプリケーションプログラム500が行うべき処理を実装するDiscoveryComplete関数をオーバライドすることにより拡張された関数である。
次に、情報処理装置900上でデータ通信条件判断モジュール555を実行することにより実現されるデータ通信条件判断部260は、検出処理が中断された状態で、検出された無線通信端末100との間でデータ通信を行うか否かを判断する。この状態でデータ通信を行わないと判断した場合、データ通信条件判断部260は、端末検出再開モジュール560へ処理を分岐する。一方、この状態でデータ通信を行うと判断した場合、データ通信条件判断部260は、DiscoveryComplete関数を呼び出す。これを受けて、情報処理装置900は、アプリケーションプログラム500を実行して接続モジュール525により提供されるOpenConnection関数を呼び出す。次に、情報処理装置900は、接続モジュール525を実行して当該無線通信端末100との間で接続を確立し、OnOpenResponse関数を呼び出す。次に、情報処理装置900は、OnOpenResponse関数により呼び出されたアプリケーションプログラム500を実行し、データ通信処理モジュール530により提供されるPutFile関数を呼び出して、当該無線通信端末100へ転送すべき情報ファイルの送信を指示する。
次に、情報処理装置900上でデータ通信処理モジュール530を実行することにより実現されるデータ通信処理部265は、端末検出中断部245から属性情報取得モジュール520、データ通信条件判断モジュール555、アプリケーションプログラム500、接続モジュール525、及びデータ通信処理モジュール530の呼び出しを経由してデータ通信の開始を指示された場合に、データ通信を行う。そして、データ通信処理部265は、OnPutResponseEx関数を呼び出すことにより、データ通信の完了を端末検出再開部270に通知する。このOnPutResponseEx関数は、データ通信の完了を受信した場合にアプリケーションプログラム500が行うべき処理を実装するOnPutResponse関数をオーバライドすることにより拡張された関数である。
次に、情報処理装置900上で端末検出再開モジュール560を実行することにより実現される端末検出再開部270は、OnPutResponseEx関数の呼び出しによりデータ通信の完了を通知された場合に、StartInquiry関数を呼び出し、端末検出部235に複数の無線通信端末100の検出を再度行うことを指示すると共に、OnPutResponse関数を呼び出し当該無線通信端末100との間でデータ通信を完了したことを通知する。また、端末検出再開部270は、検出処理が中断された状態でデータ通信を行わないとデータ通信条件判断モジュール555により判断された場合についても同様に、無線通信端末100の検出を再度行うことを指示する。
無線通信端末100の検出を再度行う指示を受けて、端末検出部235は、問合せパケットを送信して、問合せ応答パケットを送信する複数の無線通信端末100のそれぞれを順次検出する。そして、再度問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に無線通信端末100を検出しなかった場合に無線通信端末100の検出を完了し、端末検出完了モジュール565により提供されるInquiryCompleteEx関数を呼び出す。このInquiryCompleteEx関数は、検出処理がタイムアウトして完了した場合にアプリケーションプログラム500が行うべき処理を実装するInquiryComplete関数をオーバライドすることにより拡張された関数である。
情報処理装置900は、端末検出完了モジュール565を実行することにより、検出処理において検出された複数の無線通信端末100の識別情報等をアプリケーションプログラム500へ通知する。ここで、情報処理装置900は、既にデータ通信を行った無線通信端末100については、検出処理において検出されなかったものとして取り扱い、アプリケーションプログラム500へ通知する識別情報のリストから除外してもよい。
以上に示した拡張通信プログラム540によれば、OnDeviceResponseEx関数の呼び出しを受けてStartDiscovery関数を呼び出し、DiscoveryCompleteEx関数の呼び出しを受けてPutFile関数を呼び出させるべくDiscoveryComplete関数を呼び出し、OnPutResponseEx関数の呼び出しを受けてStartInquiry関数を呼び出す。これにより、拡張通信プログラム540は、アプリケーションプログラム500に対するインターフェイスをほとんど変更することなく基本通信プログラム510を拡張し、端末検出モジュール515により無線通信端末100が検出された場合に、基本通信プログラム510及びアプリケーションプログラム500の関数を連鎖的に呼び出して図2に示した情報処理装置900の機能を実現することができる。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置900のハードウェア構成を示す。本実施形態に係る情報処理装置900は、ホスト・コントローラ1082により相互に接続されるCPU1000、RAM1020、グラフィック・コントローラ1075、表示装置1080、及び外部表示装置1081を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1084によりホスト・コントローラ1082に接続される通信インターフェイス1030、無線通信インターフェイス1035、ハードディスク・ドライブ1040、及びCD−ROMドライブ1060を有する入出力部と、入出力コントローラ1084に接続されるROM1010、フレキシブルディスク・ドライブ1050、及び入出力チップ1070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1082は、RAM1020と、高い転送レートでRAM1020をアクセスするCPU1000及びグラフィック・コントローラ1075とを接続する。CPU1000は、ROM1010及びRAM1020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1075は、CPU1000等がRAM1020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1080及び/又は外部表示装置1081上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1075は、CPU1000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1084は、ホスト・コントローラ1082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1030、ハードディスク・ドライブ1040、CD−ROMドライブ1060を接続する。通信インターフェイス1030は、ネットワーク110を介して他の装置と通信する。無線通信インターフェイス1035は、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により複数の無線通信端末100のそれぞれと通信する。ハードディスク・ドライブ1040は、情報処理装置900内のCPU1000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ1060は、CD−ROM1095からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してハードディスク・ドライブ1040に提供する。
また、入出力コントローラ1084には、ROM1010と、フレキシブルディスク・ドライブ1050、及び入出力チップ1070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1010は、情報処理装置900が起動時に実行するブート・プログラムや、情報処理装置900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1050は、フレキシブルディスク1090からプログラム又はデータを読み取り、RAM1020を介してハードディスク・ドライブ1040に提供する。入出力チップ1070は、フレキシブルディスク・ドライブ1050や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1020を介してハードディスク・ドライブ1040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1020を介して情報処理装置900内のハードディスク・ドライブ1040にインストールされ、CPU1000において実行される。
情報処理装置900にインストールされる無線通信プログラムに含まれる基本通信プログラム510は、端末検出モジュール515と、属性情報取得モジュール520と、接続モジュール525及びデータ通信処理モジュール530とを備える。これらのプログラム又はモジュールは、情報処理装置900を、端末検出部235の一部と、属性情報取得部255と、データ通信処理部265としてそれぞれ機能させる。
また、情報処理装置900にインストールされる無線通信プログラムに含まれる拡張通信プログラム540は、端末検出開始モジュール545及び端末検出完了モジュール565と、中断条件判断モジュール550と、端末検出中断モジュール552と、データ通信条件判断モジュール555と、端末検出再開モジュール560とを備える。これらのプログラム又はモジュールは、情報処理装置900を、端末検出部235の一部と、中断条件判断部240と、端末検出中断部245と、データ通信条件判断部260と、端末検出再開部270としてそれぞれ機能させる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1090、CD−ROM1095の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを情報処理装置900に提供してもよい。
図7は、本実施形態の変形例に係る情報処理装置900の機能構成を示す。本変形例に係る情報処理装置900は、無線通信部230、端末検出部235、中断条件判断部240、端末検出中断部245、データ通信部250、及び端末検出再開部270の組を有する無線通信処理部700を複数備える。本変形例における、図2に示した部材と同一の符号を付した部材は、それぞれ図2に示した部材と略同一の構成を採るため、以下相違点を除き説明を省略する。
複数の無線通信処理部700(700a〜b)は、互いに異なる位置において無線通信を行う。ここで、複数の無線通信処理部700は、それぞれが通信可能な範囲が一部重なるように配置される。例えば、無線通信処理部700a及び無線通信処理部700bは、無線通信処理部700aが通信可能な範囲と、無線通信処理部700bが通信可能な範囲とが一部重なるように配置される。
本変形例において、複数の無線通信処理部700のそれぞれが有する複数の端末検出中断部245のうち、少なくとも1つの端末検出中断部245は、当該端末検出中断部245と組となる端末検出部235により検出された無線通信端末100が予め定められた数以上の他の無線通信処理部700により検出されているか否かに応じて検出処理を中断しデータ通信を行うか否かを判断する。より具体的には、当該端末検出中断部245は、当該端末検出中断部245と組となる端末検出部235が問合せパケットの送信を開始してから検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に検出した無線通信端末100が、予め定められた数以上の他の端末検出部235により検出されていない場合に、当該端末検出中断部245と組となる端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を中断させ、データ通信部250によりデータ通信を行わせる。そして、当該データ通信部250は、当該無線通信端末100との間でデータ通信を完了したことを他の無線通信処理部700に通知し、他の無線通信処理部700が再度データ通信を試行するのを防止する。
一方、当該無線通信端末100が予め定められた数以上の端末検出部235により検出されている場合に、当該端末検出中断部245と組となる端末検出部235による複数の無線通信端末100の検出を継続させる。
本変形例の情報処理装置900によれば、予め定められた数以下の無線通信処理部700との間でのみ通信可能な位置に存在する無線通信端末100については、検出処理を中断してデータ通信を迅速に行うことができる。これにより、情報処理装置900は、当該無線通信端末100が複数の無線通信処理部700のいずれを用いても通信できなくなる前に、予めデータ通信を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以上に説明した実施形態によれば、以下の各項目に示す情報処理装置、無線通信方法、無線通信プログラム、及び記録媒体が実現される。
(項目1)無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う情報処理装置であって、当該情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出部と、前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断部と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信部と、前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開部とを備える情報処理装置。
(項目2)前記端末検出部は、複数の前記問合せパケットを順次送信し、いずれかの前記問合せパケットに対して前記問合せ応答パケットを送信する前記複数の無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記端末検出中断部は、前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記検出完了タイムアウト期間が経過するより前に前記端末検出部による前記問合せパケットの送信を中断させる項目1記載の情報処理装置。
(項目3)前記端末検出部は、前記端末検出再開部により他の前記無線通信端末の検出を再開された場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、再度前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する項目1記載の情報処理装置。
(項目4)前記端末検出部は、前記無線通信端末を検出した場合に、当該無線通信端末を検出したことを前記端末検出中断部へ通知し、前記端末検出中断部は、前記無線通信端末を検出したことを示す通知を受信した場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させると共に、前記データ通信部に前記データ通信の開始を指示し、前記データ通信部は、前記端末検出中断部から前記データ通信の開始を指示された場合に、前記データ通信を行って前記データ通信の完了を前記端末検出再開部に通知し、前記端末検出再開部は、前記データ通信の完了を通知された場合に、前記端末検出部に前記複数の無線通信端末の検出を再度行うことを指示し、前記端末検出部は、前記複数の無線通信端末の検出を再度行う指示を受けた場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する前記複数の無線通信端末のそれぞれを順次検出し、再度前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する項目3記載の情報処理装置。
(項目5)前記端末検出中断部は、前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間より短い予め定められた検出中断タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線端末の検出を中断させ、前記データ通信部は、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により前記検出中断タイムアウト期間が経過するまでに検出された前記無線通信端末との間で前記データ通信を行う項目1記載の情報処理装置。
(項目6)前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合において、当該無線通信端末が送信した前記問合せ応答パケットに含まれる当該無線通信端末の識別情報に基づき当該無線通信端末が予め設定された前記無線通信端末のグループに属すると判断した場合に、前記無線通信端末の検出を中断する中断条件が成立すると判断し、当該無線通信端末が前記グループに属さないと判断した場合に、前記無線通信端末の検出を中断する中断条件が成立しないと判断する中断条件判断部を更に備え、前記端末検出中断部は、前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合において、前記中断条件が成立すると判断された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させ、前記中断条件が成立しないと判断された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させない項目1記載の情報処理装置。
(項目7)前記データ通信部は、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末に設定された属性情報の送信を要求する属性情報要求パケットを送信し、前記属性情報要求パケットを受信した当該無線通信端末により送信された属性情報応答パケットに含まれる前記属性情報を取得する属性情報取得部と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うか否かを前記属性情報に基づいて判断するデータ通信条件判断部と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行うと判断された場合に、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行い、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行わないと判断された場合に、前記無線通信端末の検出が完了した状態において前記データ通信を行うデータ通信処理部とを備え、前記端末検出再開部は、前記データ通信の完了を検出した場合、又は、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行わないと判断された場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる項目1記載の情報処理装置。
(項目8)前記端末検出部、前記端末検出中断部、前記データ通信部、及び前記端末検出再開部の組を複数備え、少なくとも1つの前記端末検出中断部は、当該端末検出中断部と組となる前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に検出した前記無線通信端末が、予め定められた数以上の他の前記端末検出部により検出されていない場合に、当該端末検出中断部と組となる前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる項目1記載の情報処理装置。
(項目9)前記端末検出部は、前記端末検出再開部により他の前記無線通信端末の検出を再開された場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のうち、前記データ通信部により前記データ通信を行っていない前記無線通信端末を順次検出する項目1記載の情報処理装置。
(項目10)情報処理装置により無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う無線通信方法であって、前記情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出段階と、前記端末検出段階において前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出段階による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断段階と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出段階により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信段階と、前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出段階による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開段階とを備える無線通信方法。
(項目11)無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う情報処理装置において、前記無線通信端末との間の通信を制御する無線通信プログラムであって、前記情報処理装置は、当該情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出部を備え、当該無線通信プログラムは、前記情報処理装置を、前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断部と、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信部と、前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開部として機能させる無線通信プログラム。
(項目12)項目11記載の無線通信プログラムを記録した記録媒体。
本発明の実施形態に係る無線通信システム10の構成を示す。 本発明の実施形態に係る情報処理装置900の機能構成を示す。 本発明の実施形態に係る情報処理装置900の処理フローを示す。 本発明の実施形態に係る無線通信端末100の処理フローを示す。 本発明の実施形態に係る情報処理装置900上で動作するプログラムの構成を示す。 本発明の実施形態に係る情報処理装置900のハードウェア構成を示す。 本実施形態の変形例に係る情報処理装置900の機能構成を示す。
符号の説明
10 無線通信システム
100a〜c 無線通信端末
110 ネットワーク
120a〜b 情報処理装置
200 情報処理部
220 有線通信部
230 無線通信部
235 端末検出部
240 中断条件判断部
245 端末検出中断部
250 データ通信部
255 属性情報取得部
260 データ通信条件判断部
265 データ通信処理部
270 端末検出再開部
500 アプリケーションプログラム
510 基本通信プログラム
515 端末検出モジュール
520 属性情報取得モジュール
525 接続モジュール
530 データ通信処理モジュール
540 拡張通信プログラム
545 端末検出開始モジュール
550 中断条件判断モジュール
552 端末検出中断モジュール
555 データ通信条件判断モジュール
560 端末検出再開モジュール
565 端末検出完了モジュール
700a〜b 無線通信処理部
900 情報処理装置
1000 CPU
1010 ROM
1020 RAM
1030 通信インターフェイス
1035 無線通信インターフェイス
1040 ハードディスク・ドライブ
1050 フレキシブルディスク・ドライブ
1060 CD−ROMドライブ
1070 入出力チップ
1075 グラフィック・コントローラ
1080 表示装置
1081 外部表示装置
1082 ホスト・コントローラ
1084 入出力コントローラ
1090 フレキシブルディスク
1095 CD−ROM
1100 外部表示装置

Claims (12)

  1. 無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う情報処理装置であって、
    当該情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出部と、
    前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断部と、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信部と、
    前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記端末検出部は、複数の前記問合せパケットを順次送信し、いずれかの前記問合せパケットに対して前記問合せ応答パケットを送信する前記複数の無線通信端末のそれぞれを順次検出し、
    前記端末検出中断部は、前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記検出完了タイムアウト期間が経過するより前に前記端末検出部による前記問合せパケットの送信を中断させる
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記端末検出部は、前記端末検出再開部により他の前記無線通信端末の検出を再開された場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、再度前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記端末検出部は、前記無線通信端末を検出した場合に、当該無線通信端末を検出したことを前記端末検出中断部へ通知し、
    前記端末検出中断部は、前記無線通信端末を検出したことを示す通知を受信した場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させると共に、前記データ通信部に前記データ通信の開始を指示し、
    前記データ通信部は、前記端末検出中断部から前記データ通信の開始を指示された場合に、前記データ通信を行って前記データ通信の完了を前記端末検出再開部に通知し、
    前記端末検出再開部は、前記データ通信の完了を通知された場合に、前記端末検出部に前記複数の無線通信端末の検出を再度行うことを指示し、
    前記端末検出部は、前記複数の無線通信端末の検出を再度行う指示を受けた場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する前記複数の無線通信端末のそれぞれを順次検出し、再度前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記端末検出中断部は、前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間より短い予め定められた検出中断タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線端末の検出を中断させ、
    前記データ通信部は、前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により前記検出中断タイムアウト期間が経過するまでに検出された前記無線通信端末との間で前記データ通信を行う
    請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合において、当該無線通信端末が送信した前記問合せ応答パケットに含まれる当該無線通信端末の識別情報に基づき当該無線通信端末が予め設定された前記無線通信端末のグループに属すると判断した場合に、前記無線通信端末の検出を中断する中断条件が成立すると判断し、当該無線通信端末が前記グループに属さないと判断した場合に、前記無線通信端末の検出を中断する中断条件が成立しないと判断する中断条件判断部を更に備え、
    前記端末検出中断部は、前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合において、前記中断条件が成立すると判断された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させ、前記中断条件が成立しないと判断された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させない請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記データ通信部は、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末に対して、当該無線通信端末に設定された属性情報の送信を要求する属性情報要求パケットを送信し、前記属性情報要求パケットを受信した当該無線通信端末により送信された属性情報応答パケットに含まれる前記属性情報を取得する属性情報取得部と、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うか否かを前記属性情報に基づいて判断するデータ通信条件判断部と、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行うと判断された場合に、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行い、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行わないと判断された場合に、前記無線通信端末の検出が完了した状態において前記データ通信を行うデータ通信処理部と
    を備え、
    前記端末検出再開部は、前記データ通信の完了を検出した場合、又は、前記無線通信端末の検出が中断された状態において前記データ通信を行わないと判断された場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる
    請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記端末検出部、前記端末検出中断部、前記データ通信部、及び前記端末検出再開部の組を複数備え、
    少なくとも1つの前記端末検出中断部は、当該端末検出中断部と組となる前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に検出した前記無線通信端末が、予め定められた数以上の他の前記端末検出部により検出されていない場合に、当該端末検出中断部と組となる前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる
    請求項1記載の情報処理装置。
  9. 前記端末検出部は、前記端末検出再開部により他の前記無線通信端末の検出を再開された場合に、前記問合せパケットを送信して、前記問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のうち、前記データ通信部により前記データ通信を行っていない前記無線通信端末を順次検出する請求項1記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置により無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う無線通信方法であって、
    前記情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出段階と、
    前記端末検出段階において前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出段階による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断段階と、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出段階により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信段階と、
    前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出段階による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開段階と
    を備える無線通信方法。
  11. 無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行う情報処理装置において、前記無線通信端末との間の通信を制御する無線通信プログラムであって、
    前記情報処理装置は、当該情報処理装置と通信可能な範囲に前記無線通信端末が存在するか否かを問い合わせる問合せパケットを送信して、前記問合せパケットに応答する問合せ応答パケットを送信する複数の前記無線通信端末のそれぞれを順次検出し、前記問合せパケットの送信を開始してから予め定められた検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末を検出しなかった場合に前記無線通信端末の検出を完了する端末検出部を備え、
    当該無線通信プログラムは、前記情報処理装置を、
    前記端末検出部が前記問合せパケットの送信を開始してから前記検出完了タイムアウト期間が経過するまでの間に前記無線通信端末が検出された場合に、前記端末検出部による前記複数の無線通信端末の検出を中断させる端末検出中断部と、
    前記無線通信端末の検出が中断された状態において、前記端末検出部により検出された前記無線通信端末との間で無線によりデータ通信を行うデータ通信部と、
    前記データ通信の完了を検出した場合に、前記端末検出部による他の前記無線通信端末の検出を再開させる端末検出再開部と
    して機能させる無線通信プログラム。
  12. 請求項11記載の無線通信プログラムを記録した記録媒体。
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