JP3784691B2 - 伝送特性補償制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は特に、大容量、長距離光伝送システムに適した伝送特性補償システム及び光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光伝送装置の高速化が進み、10Gb/s の光伝送装置は既に実用化されており、40Gb/s の光伝送装置の開発が進められている。しかし、伝送速度が高速化されるに従い、光ファイバの波長分散、光ファイバと光回路の偏波分散、非線形効果、光増幅器の自然放出雑音光(ASE)等による光信号波形の劣化が顕著になり、これが伝送距離を制限する主要因となる。
【0003】
そのため、40Gb/s を数百km 以上で伝送するような場合には、波形劣化の厳密な補償が必要であるが、上記のように様々な波形劣化の要因が考えられるため、複数の自動補償システムが必要である。
【0004】
さらに、それらの制御においては、制御による伝送品質の劣化を最小限に抑えることが求められる。
【0005】
伝送特性を複数の補償器を用いて制御する方式として、特開平9−326755号公報に示される構成が有り、これを図1に示す。受信器100と、自動等化制御部200で構成される。受信器100において、光増幅器101を備え、自動等化制御部200内の雑音光発生器201からの励起光により励起されて光増幅作用を行う。
【0006】
増幅された受信光信号は、可変分散補償回路102で分散補償され、光電気変換器103で電気信号に変換される。ついで、変換された受信光に対応する電気信号は、増幅器104で増幅され、クロック抽出回路105及び識別回路106に入力される。識別回路106において、クロック抽出回路105で再生されたクロック信号のタイミングで、識別電圧発生回路107からの識別電圧に基づき電気信号のレベルが識別され、受信符号として出力される。
【0007】
一方、自動等化制御部200においては、識別回路106の出力誤りを誤り検出回路202で検出する。誤り検出回路202の出力に対応して、雑音光発生器201における雑音光のレベルが制御され、また、分散等化制御部203及び、識別電圧制御部204を介して、それぞれ可変分散補償回路102及び識別電圧発生回路107に対するフィードバック制御が行われる。
【0008】
この様に、図1に示す従来の方式では、誤り検出回路202により出力の誤りを検出した時に、複数の補償回路即ち、図1においては、雑音光発生器201,可変分散補償回路102,識別電圧発生回路107等を介してフィードバック制御する構成であった。
【0009】
ここで、可変分散補償回路102を構成する可変型波長分散補償デバイスとしてはVIPA(Virtually- Imaged- Phased- Array )デバイス[M.Shirasaki,et.al.,”Dispersion Compensation Using The Virtually Imaged Phased Array,” APCC/OECC ’99,pp.1367 - 1370]、及びFBG(Fiber- Bragg- Grating )[ M.M.Ohn,et.al.”Tunable Fiber Grating Dispersion Using a Piezoelectric
Stack,” OFC ’97 WJ3] の報告に示されるものがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図1の構成において、このような分散補償のための可変型波長分散補償デバイスにVIPA(Virtually- Imaged- Phased- Array )等により分散値を可変するデバイスを用いて分散値が最適になるような設定点の検索を行う場合、検索過程において、どちらの方向への検索が最適か(設定値を大きくする方向か、小さくする方向か)を判断できない。このために検索可能である方向の全てに対して検索を行い、これによってどの程度伝送劣化が発生したかをモニタすることにより、最適設定点までの制御方向を決定していた。
【0011】
この場合、移動させた方向が最適設定点とは異なる方向への検索だった場合には、検索により伝送劣化が増大することになる。それに加え、従来技術では、伝送劣化の閾値を設け、伝送劣化が発生して閾値を超えるまで制御を開始しないため、制御開始に至るまでにも大きな伝送劣化を発生させる可能性が生じていた。
【0012】
また、先に説明したように制御するデバイスの従来の複数補償方式では、各補償回路の制御を集中して管理する集中制御方式を用いている。しかし、集中制御方式では、補償回路の数を増やすにつれて制御の管理が複雑になり、通信速度の上昇、通信距離の拡大等に対応して、補償回路を増やすことが困難であり、拡張性・柔軟性に欠けていた。
【0013】
したがって、本発明の目的は、初期に動かす制御方向の推定が可能になり伝送劣化の発生の低減を可能とし、更に設定値を推定してあらかじめ補償することにより、伝送劣化の発生を事前に抑えることを可能とする伝送特性補償システム及び光通信システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第1の態様として、制御回路を備えた可変型補償器と、前記制御回路の最適設定値を演算する最適設定値演算部とを有し、前記最適設定値演算部は、所定の時間毎に将来の伝送劣化の予測を行い、前記予測された伝送劣化を前記複数の可変型補償器で補償するための最適設定値を前記制御回路に設定するように構成されたことを特徴とする。
【0015】
本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第2の態様として、第1の態様において、さらに、伝送劣化を検知する伝送劣化モニタ回路と、過去の前記制御回路に設定した最適設定値を記憶するメモリ部を有し、前記最適設定値演算部は、前記所定の時間の経過のタイミングで、次の所定の時間の経過時での前記メモリ部に保存された過去の最適設定値に基づき求められる設定値を前記可変型補償器で補償するための最適設定値とすることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第3の態様として、第2の態様において、前記メモリ部に記憶された過去の最適設定値に基づき求められる設定値は、平年最適設定値と前日の設定履歴との差分の1/2を前記平年最適設定値に加算した値とすることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第4の態様として、第2の態様において、前記最適設定値演算部は、前記所定の時間の経過の前に前記伝送劣化モニタ回路が、閾値以上の伝送劣化を検知した時に、前記可変型補償器に対してフィードバック制御を行わすことを特徴とする。
【0018】
さらにまた、本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第5の態様として、第3の態様において、前記最適設定値演算部は、前記前日の設定履歴と前記平年最適設定値との平均値を新たな平年最適設定値として前記メモリに保存することを特徴とする。
【0019】
さらに、本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第6の態様として、第5の態様において、前記最適設定値演算部は、更に現在の設定値を新たな前日の設定履歴として前記メモリに保存することを特徴とする。
【0020】
また、本発明の課題を解決する伝送特性補償システムは、第7の態様として、第4の態様において、前記フィードバック制御は、現在設定値に対する正方向と負方向に設定値を移動した時の伝送劣化の比較に基づき設定値制御の方向を判定し、次いで判定された方向に設定値を移動して、最適設定値とすることを特徴とする。
【0021】
上記の本発明の目的を達成する光通信システムは、第1の態様として、それぞれ制御回路を有する複数の可変型補償器と、前記複数の可変型補償器の制御回路の最適設置値を演算する最適設定値演算部と、伝送劣化モニタ回路と、最適設置値の履歴を保有するメモリ部を有し、前記最適設定値演算部は、前記伝送劣化モニタ回路により検知される伝送劣化と前記メモリ部に保有される最適設置値に基づき、一定時間毎に最適設置値を演算して、前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御を行うことを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の目的を達成する光通信システムは、第2の態様として、第1の態様において、前記複数の可変型補償器に制御回路は、前記最適設定値演算部による一定時間毎にフィードフォワード制御以外の時に前記伝送劣化モニタ回路で伝送劣化が検知される時に、フィードバック制御を行うことを特徴とする。
【0023】
また、本発明の目的を達成する光通信システムは、第3の態様として、第2の態様において、前記最適設定値演算部による前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御は、前記複数の可変型補償器の一つ一つの順で行われることを特徴とする。
【0024】
さらにまた、本発明の目的を達成する光通信システムは、第4の態様として、第2の態様において、前記複数の可変型補償器は、光出力パワー制御、チャープパラメータ制御、送信側可変分散補償制御、偏波分散補償制御、受信側可変分散補償制御、受信器の識別レベル制御及び識別位相制御のうち少なくとも2以上の制御の組合せに対応する補償器であることを特徴とする。
【0025】
さらに、本発明の目的を達成する光通信システムは、第5の態様として、第2の態様において、前記最適設定値演算部による最適設置値の一定時間毎の演算及び、前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御は、伝送劣化の割合に応じて前記一定時間可変とすることを特徴とする。
【0026】
本発明の特徴は、図面に従い以下に説明される発明の実施の形態から更に明らかになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の実施の形態例の構成を示す図である。光ファイバ1の前段の送信側及び後段の受信側に複数の補償回路10〜14を有し、補償回路10〜14のそれぞれに制御回路CONTが内蔵された構成である。
【0028】
最適設定値演算部2は、伝送劣化モニタ回路3によりモニタされた伝送劣化情報と、メモリ部4に保存されている過去の最適点設定履歴情報に基づき、最適設定値を演算し決定する。伝送劣化モニタ回路3を通して符号誤り訂正回路6に補償された信号が入力し誤り訂正が行われる。
【0029】
最適設定値演算部2は、更に演算した最適設定値をそれぞれの補償回路10〜14に送る。これにより補償回路10〜14において、最適設定値演算部2より送られた設定値に基づき、制御部CONTにより独立して補償制御動作を行うことが可能である。
【0030】
さらに、現在の最適点へ設定した情報はメモリ部4へ送信し、履歴として保存する。設定周期信号発生部5は、1時間毎のように一定周期で周期信号を発生し、日時の情報等をメモリ部4に送信する。
【0031】
また、伝送劣化の割合により、設定周期信号発生部5の周期信号の発生周期を可変にする。例えば、伝送劣化の変化の割合が緩やかな場合は、周期信号の発生間隔を大きくし、急激な場合は、発生間隔を小さくする。
【0032】
ここで、伝送劣化の主たる要因として、ファイバの温度変化に起因する変動(波長分散、偏波分散)が考えられる。これらの要因に対しては、年変化、日変化の情報で制御を行う。
【0033】
上記のように複数の補償器10〜14の制御部CONTを制御する最適設定値演算部2は、伝送劣化モニタ回路3で検出した伝送劣化状態が補償を必要とする閾値に達する前に、平年および前日に行われた補償器の同時刻での設定情報をメモリ部4から読み取り、設定する制御方向を演算して、各補償器10〜14に情報を送出する。(フィードフォワード制御)
上記を更に補償器の設定値と伝送劣化の関係を示す図3により説明する。図3Aにおいて、実線aは時刻t=t1における補償器設定値と伝送劣化の関係を示す曲線であり、破線bは時刻t=txにおける補償器設定値と伝送劣化の関係を示す曲線である。横軸に補償器設定値、縦軸に伝送劣化の大きさを示す。例えば、時刻t=t1において、環境変化により最適設定値がS1からSxに移動すると、伝送劣化がe1からexに増大する。
【0034】
かかる関係に対し、図1に示した従来の制御の方法では、フィードバック制御のみであるために、図3Bに示すように、制御開始を行う伝送劣化の閾値CThを設定し、この閾値CThを超えた場合(閾値を超える伝送劣化が発生してから)に最適設定値の検索を開始するものであった。しかし、検索時に最適な検索方向(設定値を大きくする方向か、小さくする方向か)を判断出来ないために更なる伝送劣化を招く可能性がある。
【0035】
これに対し、本発明の動作原理は、図3Cに示すように時刻t=t1における補償器設定値と伝送劣化の関係を示す曲線aにおける最適設定値▲1▼が、時刻t=tyにおいて、曲線cにより最適設定値▲2▼に変化することを検知する。これにより検索方向と時刻t=txにおける最適値▲3▼を予め推定して最適値を設定するように制御を行う(フィードフォワード制御)。したがって、図3Bの制御の方法と比較して制御開始閾値CTh以前に制御が開始されるので、伝送劣化を発生させることを防ぐことが可能である。
【0036】
図4は、上記の本発明の制御における補償器設定値の具体例を説明する図である。図4Aは、24時間中の設定値の変化を平年の最適設置値a、前日の設定履歴bと当日の設定履歴cの変化を示す図であり、図4Bは、図4Aにおける4角で囲った領域の拡大図である。
【0037】
時刻txにおいて、設定値がsxであったものをΔt時間後において与えるべき設定値を予め推定する。図4Bに示す例で平年の設定値aと前日の設定値bの差Δsの1/2を平年の設定値aに加えた設定値に設定するようにフォワード制御する。
【0038】
すなわち、本発明においては上記の様に平年の最適設定値と前日の設定値により最適設定値を演算し、時間経過にあわせてフィードフォワード制御を行う。これは、環境の急激な変化がない場合は、1日の分散補償の最適設定値は前日と当日とを比較すると同様な傾向を示すこととなるが、前日が平年と比較して特別に変化のある場合も考えられるからである。
【0039】
そのために、本発明は、図4Bに示すように前日の設定データbと平年の設定値データaを記憶しておき、それらの値から最適設定値を演算する。図4Bの例では、前日の設定データbと平年のデータaの差の1/2を求め、その演算結果により設定を行うようにしている。
【0040】
また、後に実施例動作で説明するように、前記の演算結果による設定で伝送劣化が認められた場合は、フィードバック制御による再設定を行い、設定した値と演算結果との差を次回演算に使用するフィードフォワード制御とフィードバック制御の組み合わせを実行する。
【0041】
さらに、演算後、前日設定データbを平年データaと平均化して、新しい平年データとしてメモリ部4に保管する。フィードバック制御においては、従来の方法では図3Aを参照すると、設定値s1から負の方向(sn)、次いで正の方向(sp)または正の方向(sp)次いで負の方向(sn)の何れか決まった手順で設定値s1の前後の位置における伝送劣化状態(enおよびep)を取得して比較する。これにより最適位置側(図3Aの例では、sp側)を決定していた。
【0042】
かかる従来の方法では最初の移動方向が最適位置側でない場合、図3Bに示すように補償動作開始閾値CThを超えた伝送劣化を生じることになる。
【0043】
これに対し、本発明ではフィードバック制御時においても、後に実施例動作フローにおいて説明するように、メモリ部4に格納される、補償器の最適値設定データ中から同時刻前後の設定値を読み出し、設定値をs'2>s'1の場合は正の方向(sp)に、s'1>s'2の場合は負の方向(sn)に制御すべきものと判定して補償器の検索設定を行う。
【0044】
これにより、補償動作開始閾値を超えずに最適設定値への移動を完了することが可能である。
【0045】
以下にさらに具体例により本発明の動作を説明する。
【0046】
図5は、本発明を適用するシステム全体構成の実施例を示す。光ファイバ1の前段にある補償器は、各々チャーピングを可変とする送信回路10、送信側可変分散補償回路11である。また、光ファイバ1の後段にある補償器は、受信側可変分散補償回路12、偏波分散補償回路13、識別レベル制御可能の光受信回路14である。また、光受信回路14の出力側に、符号劣化モニタ回路3及び、符号誤り訂正回路6を有している。
【0047】
ここで、符号劣化モニタ回路3における伝送劣化は、種々の方式により適用可能である。
【0048】
例えば、符号誤り訂正回路6からの誤り訂正情報又は、SDHフォーマットあるいはSONETフォーマットのB1,B2を使用することが可能である。また、受信スペクトラム強度、あるいは多値レベルのアイ開口度に基づき劣化をモニタすることが可能である。
【0049】
本発明において、上記可変分散補償回路11、12は、VIPA(Virtually- Imaged- Phased- Array )デバイスを用いることができる。また、光通信システムとして、波長多重伝送である場合、前記可変分散補償回路11、12における可変分散補償は、複数の波長を一括して補償するものである。
【0050】
送信回路10は、半導体レーザ、LN変調器、ドライバー等の一般的な光信号送信回路の構成になっており、チャーピング可変のための制御回路を内蔵する。送信側可変分散補償回路11ならびに受信側可変分散補償回路13は、可変分散補償器と制御回路から構成される。
【0051】
偏波分散補償回路12は、偏波コントローラ、複屈折デバイス、偏波モニタ、制御回路等から構成される。光受信回路14は、受光素子、増幅器、クロック再生および識別回路、直並列変換回路、識別レベルを制御する制御回路からなる構成である。
【0052】
これらの補償器機能を有する回路(以下単に補償器という)10〜14は、既存の光通信システムにおいても用いられ、上記構成であるのでその詳細動作は説明を省略する。
【0053】
最適設定値演算部2は、伝送劣化モニタ回路3から伝送劣化情報を受け取り、補償器10〜14のうち制御の必要な回路に順次に演算結果情報を送信する。該当の回路からの演算結果情報に対する制御の完了通知を受信した時点で、次の補償器に演算結果情報を送信する。
【0054】
補償器10〜14は前述したように、伝送劣化が最小になるように制御する制御部CONTを有する。
【0055】
ここで、本発明においては、誤り訂正情報ではなく、誤り訂正前の符号誤り情報を用いて制御を行う構成も考えられる。符号誤り訂正回路6を用いない場合は、SDHフォーマットあるいは、SONETフォーマットのB1,B2等のパリティチェックに基づく誤り情報を利用して制御を行うことができる。
【0056】
図6は、最適設定値演算部2とそれに接続されるメモリ部4及び周期信号発生部5の回路構成例ブロック図である。最適設定値演算部2の中心機能はCPUとプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device)20で構成され、内部には外部バス(EXT BUS)21、各補償器IF部22、演算部23、SIO IF24で構成される。
【0057】
メモリ部4は、SRAM、FLASH ROMにより構成され、CPUプログラムや平年最適値、前日履歴等を保存する。
【0058】
周期信号発生部5は、システムから供給されるクロックまたは、水晶発信器等からのクロック50から、プログラマブルロジックデバイス20内部のカウンタ51で各補償器10〜14に必要な周期での周期信号を生成する。
【0059】
プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device)20内部の外部バス(EXT BUS)21は、メモリ部4とのデータ送受信を行い、各補償器IF部22は各補償器10〜14とのインターフェースを行う。また、演算部23は周期信号発生部5からの周期信号により、メモリ部4、各補償器IF部22のデータを基に演算を行い、演算結果により各補償器IF部22、メモリ部4へのデータおよび信号の送信を制御する。
【0060】
各補償器IF部22からの入出力信号は、各補償器10〜14との信号電圧レベルを合わせるためのレベル変換を行うレベルコントローラ(LVL CONV)25を通してインタフェースを行う。SIO IF24はRS-232C等のインタフェースでCPUの状態モニタ、設定変更等を行うためのインターフェース部である。
【0061】
次に上記の実施例構成における本発明の動作を動作フロー図を用いて説明する。
【0062】
図7、図8は、本発明による最適設定におけるフィードフォワード制御の動作フロー図である。
【0063】
最適設定値演算部2において、現在時刻(tx)を取得し(処理工程P1)、履歴取得開始時間か否かを判断する(処理工程P2)。履歴取得開始時間に至っていなければ(処理工程P3,No)、伝送劣化モニタ回路3から劣化情報(es)を取得する(処理工程P3)。
【0064】
ここで、上記履歴取得開始時間の周期すなわち、最適設定値の設定制御は、一定時間毎に行われるが、伝送劣化の変化の割合に応じて可変としても良い。
【0065】
劣化情報(es)により伝送劣化が生じていると判断される場合(処理工程P4,Yes)、図9に示される各補償器のフィードバック制御が行われる。伝送劣化がなければ、処理工程P1に戻る。
【0066】
処理工程P2において、履歴取得制御開始時間であると(処理工程P2,Yes)、現在の設定値(sx)を当日設定値として取得し(処理工程P5)、図8に示す設定値演算処理が行われる(処理工程P6)。
【0067】
ここで、図8により設定値演算処理について説明する。図8において、先ず次の時刻での設定ポイントの平年最適値をメモリ部4より取得し(処理工程P20)、更に次の時刻での設定ポイントの前日設定値をメモリ部4より取得する(処理工程P21)。
【0068】
次に、前記取得した平年最適値と前日設定値の差(Δs)を計算する(処理工程P22:図4B参照)。これにより設定値の演算結果として(平年最適値+Δs/2)を設定する(処理工程P23)。
【0069】
現在の設定ポイントにおいて、この演算結果である設定値(平年最適値+Δs/2)の設定によって伝送劣化が生じるか否かを判断する(処理工程P24)。伝送劣化が生じなければ(処理工程P24,No)、図7に戻り、各補償器10〜14に対し設定値演算結果を送出する(処理工程P7)。
【0070】
一方、伝送劣化が生じると判断される場合(処理工程P24,Yes)は、現在の設定ポイントの設定値(sx)と演算結果による設定値との差(Δs’)を求める(処理工程P25)。ついで、演算結果による設定値にΔs’を加えた設定値を新たに演算結果としてメモリ部4に格納し(処理工程P26)、図7の処理工程P7に戻る。
【0071】
処理工程P7において、各補償器10〜14に対し設定値演算結果を送出する。各補償器10〜14において、設定値演算結果により補償器を設定し(処理工程P8)、最適設定値演算部2へ制御終了を通知する(処理工程P9)。
【0072】
最適設定値演算部2では、更に各補償器10〜14から制御終了を通知されると、伝送劣化モニタ回路3から劣化情報(es)を取得する(処理工程P10)。伝送劣化が有れば(処理工程P11,Yes)、各補償器をフィードバック制御する処理(図9)に移行する。
【0073】
一方、伝送劣化が無ければ(処理工程P11,No)、前日設定履歴と平年最適値の平均を求め(処理工程P12)、新しい平年最適値としてメモリ部4へ格納する(処理工程P13)。さらに、現在の設定値を前日設定履歴としてメモリ部4に格納し(処理工程P14)、処理は処理工程P1に戻る。
【0074】
図9は、各補償器10〜14の制御部CONTにおける処理フロー図である。制御部CONTには、最適設定値演算部2に接続するメモリ部4と同様に、時刻をアドレスとして書込・読み出し可能の、設定値を記憶しておく図示しないメモリを有している。
【0075】
図3Aを参照しながら理解すると、制御部CONTは先ず、現在時刻(tx)を取得する(処理工程P30)。さらに、現在設定値(位置)(sx)を取得し(処理工程P31)、現在時刻(tx)がメモリに記憶された一日中(24時間中)における履歴取得時刻と一致する場合(処理工程P32、tx=tn:n=0〜23)、一致した時刻に対応するアドレスを算出し、現在位置を履歴設定値(位置)(sn)に書き込む(処理工程P33)。
【0076】
その後、補償動作開始の閾値を越えたことを判断すると(処理工程P34,Yes)、現在時刻(tx)より先の時刻である履歴時刻(t1)、(t2)を求める(処理工程P35)。
【0077】
次いで、求められた時刻(t1)及び(t2)に対応する、上記制御部CONTのメモリのアドレスを算出し、履歴位置(s1)、(s2)を読み出す(処理工程P36)。
【0078】
一方、伝送劣化モニタ回路3により検出される劣化情報(ex)が最適設定値演算部2を介して送られ、これを取得する(処理工程P37)。ついで、履歴位置(s1)、(s2)が、(s2>s1)の関係にあれば(処理工程P38,Yes)、補償器設定値を正側(大きくする方向)で伝送劣化が小さくなると判断されるので最適値を正側に設定する(処理工程P39)。
【0079】
反対に、(s2<s1)の関係にあれば(処理工程P38,No)、最適位置を負側に設定する(処理工程P40)。このように、履歴により過去の制御の方向を判定し、同じ制御方向に最適設定値を制御する。
【0080】
ついで、処理工程P39又は、P40で設定された最適位置側に1ステップだけ制御位置を移動(ss)する(処理工程P41)。ついで、伝送劣化モニタ回路3からの伝送劣化情報(es)を取得する(処理工程P42)。
【0081】
取得された伝送劣化情報(es)と移動前の伝送劣化情報(ex)を比較する(処理工程P43)。比較の結果、伝送劣化が(ex)>(es)であれば、伝送劣化が改善されているので、履歴判定で有効と判定した最適位置をそのままとする(処理工程P44)。反対に伝送劣化が(ex)<(es)であれば履歴判定が無効と判定した最適位置を反対方向に修正する(処理工程P45)。
【0082】
この状態で、再び補償動作開始閾値を超えるか否かを判断する(処理工程P46)。補償動作開始閾値を超える場合には、負側に1ステップだけ制御値を移動(sn)し(処理工程P47)、伝送劣化モニタ回路13から劣化情報(en)を取得する(処理工程P48)。
【0083】
次いで、正側に2ステップだけ制御値を移動(sp)し(処理工程P49)、伝送劣化モニタ回路13から劣化情報(ep)を取得し(処理工程P50)、取得した劣化情報(en)と(ep)を比較する(処理工程P51)。すなわち、現在設定値を前後に1ステップ移動制御した時の劣化状態を判断する。
【0084】
(en)>(ep)である場合は、最適値を正側に設定する(処理工程P52)、反対に、(en)<(ep)である場合は、最適値を負側に設定する(処理工程P53)。
【0085】
これにより最適値の設定方向が決まると、最適値の検索を開始する(処理工程P54)。この最適値の検索において最適値側に1ステップずつ制御値を移動し(sy、sz:処理工程P55,P57)、その都度劣化情報を取得する(ey、ez:処理工程P56,P58)。
【0086】
この後、(ey)と(ez)を比較する(処理工程P59)。
【0087】
図3Aを参照すると、(ey)>(ez)であれば(処理工程P59,Yes)、未だ伝送劣化を小さくする方向に設置値を制御していることになるので、劣化情報を(ez)に更新する(処理工程P60)。ついで、現在値(ez)を最適値(so)として更新し(処理工程P61)、処理工程P57に戻る。
【0088】
一方、処理工程P59で(ey)<(ez)であれば、最適値を越えていることになるので、設定値を戻して最適値(so)まで移動する(処理工程P62)。ついで、最適値設定制御が終了したことを最適設定値演算部2に通知して処理を終了する(処理工程P63)。
【0089】
(付記1)
制御回路を備えた可変型補償器と、
前記制御回路の最適設定値を演算する最適設定値演算部とを有し、
前記最適設定値演算部は、所定の時間毎に将来の伝送劣化の予測を行い、前記予測された伝送劣化を前記複数の可変型補償器で補償するための最適設定値を前記制御回路に設定する
ように構成されたことを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0090】
(付記2)付記1において、
さらに、伝送劣化を検知する伝送劣化モニタ回路と、
過去の前記制御回路に設定した最適設定値を記憶するメモリ部を有し、
前記最適設定値演算部は、前記所定の時間の経過のタイミングで、次の所定の時間の経過時での前記メモリ部に保存された過去の最適設定値に基づき求められる設定値を前記可変型補償器で補償するための最適設定値とすることを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0091】
(付記3)付記2において、
前記メモリ部に記憶された過去の最適設定値に基づき求められる設定値は、
平年最適設定値と前日の設定履歴との差分の1/2を前記平年最適設定値に加算した値とすることを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0092】
(付記4)付記2において、
前記最適設定値演算部は、前記所定の時間の経過の前に前記伝送劣化モニタ回路が、閾値以上の伝送劣化を検知した時に、前記可変型補償器に対してフィードバック制御を行わすことを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0093】
(付記5)付記3において、
前記最適設定値演算部は、前記前日の設定履歴と前記平年最適設定値との平均値を新たな平年最適設定値として前記メモリに保存することを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0094】
(付記6)付記5において、
前記最適設定値演算部は、更に現在の設定値を新たな前日の設定履歴として前記メモリに保存することを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0095】
(付記7)付記4において、
前記フィードバック制御は、現在設定値に対する正方向と負方向に設定値を移動した時の伝送劣化の比較に基づき設定値制御の方向を判定し、次いで判定された方向に設定値を移動して、最適設定値とすることを特徴とする伝送特性補償制御システム。
【0096】
(付記8)
それぞれ制御回路を有する複数の可変型補償器と、
前記複数の可変型補償器の制御回路の最適設置値を演算する最適設定値演算部と、
伝送劣化モニタ回路と、
最適設置値の履歴を保有するメモリ部を有し、
前記最適設定値演算部は、前記伝送劣化モニタ回路により検知される伝送劣化と前記メモリ部に保有される最適設置値に基づき、一定時間毎に最適設置値を演算して、前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御を行う
ことを特徴とする光通信システム。
【0097】
(付記9)付記8において、
さらに、前記複数の可変型補償器に制御回路は、前記最適設定値演算部による一定時間毎にフィードフォワード制御以外の時に前記伝送劣化モニタ回路で伝送劣化が検知される時に、フィードバック制御を行う
ことを特徴とする光通信システム。
【0098】
(付記10)付記8において、
前記最適設定値演算部による前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御は、前記複数の可変型補償器の一つ一つの順で行われることを特徴とする光通信システム。
【0099】
(付記11)付記8において、
前記複数の可変型補償器は、光出力パワー制御、チャープパラメータ制御、送信側可変分散補償制御、偏波分散補償制御、受信側可変分散補償制御、受信器の識別レベル制御及び識別位相制御のうち少なくとも2以上の制御の組合せに対応する補償器であることを特徴とする光通信システム。
【0100】
(付記12)付記8において、
前記最適設定値演算部による最適設置値の一定時間毎の演算及び、前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御は、伝送劣化の割合に応じて前記一定時間可変とすることを特徴とする光通信システム。
【0101】
【発明の効果】
上記に図面に従い説明したように、本発明は、フィードフォワード制御と組み合わせることにより、伝送劣化の発生確率が下がる。すなわち、設定値を推定して予め補償することにより、伝送劣化の発生を事前に抑えることが可能である。
【0102】
さらに、初期に動かす方向の推定が可能になり伝送劣化の発生を低減できる。したがって、本発明により、従来技術で生じていた補正動作開始時に発生する伝送劣化を最小限に留めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】特開平9−326755号公報に示される構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態例の構成を示す図である。
【図3】補償器の設定値と伝送劣化の関係を示す図である。
【図4】本発明の制御における補償器設定値の具体例を説明する図である。
【図5】本発明を適用するシステム全体構成の実施例を示す図である。
【図6】最適設定値演算部2とそれに接続されるメモリ部4及び周期信号発生部5の回路構成例ブロック図である。
【図7】本発明による最適設定におけるフィードフォワード制御の動作フロー図である。
【図8】設定値演算処理を説明するフローである。
【図9】各補償器における本発明に従うフィードバック制御を説明する図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ
2 最適設定値演算部
3 伝送劣化モニタ回路
4 メモリ部
5 周期信号発生部
6 符号誤り訂正回路
10〜14 補償器

Claims (4)

  1. 制御回路を備えた可変型補償器と、
    前記制御回路の最適設定値を演算する最適設定値演算部と
    伝送劣化を検知する伝送劣化モニタ回路と、
    過去の前記制御回路に設定した最適設定値を記憶するメモリ部を有し、
    前記最適設定値演算部は、所定の時間毎の経過のタイミングで、前記メモリ部に記憶された過去の最適設定値に基づき,次の所定の時間の経過時における伝送劣化を予測し,前記予測される伝送劣化を前記可変型補償器で補償するための最適設定値を演算して前記制御回路に設定することを特徴とする伝送特性補償制御システム。
  2. 請求項において、
    前記メモリ部に記憶された過去の最適設定値に基づき求められる設定値は、平年最適設定値と前日の設定履歴との差分の1/2を前記平年最適設定値に加算した値とすることを特徴とする伝送特性補償制御システム。
  3. 請求項において、
    前記最適設定値演算部は、前記所定の時間の経過の前に前記伝送劣化モニタ回路が、閾値以上の伝送劣化を検知した時に、前記可変型補償器に対してフィードバック制御を行わすことを特徴とする伝送特性補償制御システム。
  4. それぞれ制御回路を有する複数の可変型補償器と、
    前記複数の可変型補償器の制御回路の最適設置値を演算する最適設定値演算部と、
    伝送劣化モニタ回路と、
    最適設置値の履歴を保有するメモリ部を有し、
    前記最適設定値演算部は、前記伝送劣化モニタ回路により検知される伝送劣化を補償する制御の方向を,前記メモリ部に保有される最適設置値に基づき判定して前記制御回路をフィードバック制御し
    さらに,前記メモリ部に保有される最適設置値に基づき一定時間毎に次の所定の時間の経過時における伝送劣化を予測し,前記予測される伝送劣化を前記可変型補償器で補償するための最適設定値を演算して、前記制御回路の設定値に対するフィードフォワード制御を行うことを特徴とする光通信システム。
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