JP3738607B2 - 情報取得システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置を用いて、現地から目的地までの経路上の通過時刻における予報情報を取得する情報取得システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動車では、自動車の走行に関係する時々刻々変化する情報、例えば天気情報を車外から取得可能とした情報取得システムが採用されるようになった。
【0003】
この情報取得システムには、天気情報の知りたい地域を選択する端末装置を用いて、この端末装置の選択機能で、通信手段を介し、基地となる情報センターとアクセスして、各地域の天気情報の取得が行えるようにしたシステムが採用されている。具体的には、情報センターからは、気象情報サーバを通じて全国の予報地域におけるある予報時間毎の予報天気情報が提供されるので、ユーザーが端末装置を操作し、自動車が向かう途中の地域の選択して予報天気の情報取得を行うと、端末装置に付いているディスプレイ部に、例えば選択した地域における1時間後の天気、同じく2時間後の天気、同じく3時間後の天気、…といった具合に、ユーザーが選択した地域の天気予報が時系列的に表示されるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ユーザーが現在地から目的地へ向かうときに欲しい予報天気情報は、ユーザーが到着する場所の天候だけでなく、現在地から目的地へ至る経路上の各地点を通過する時点での天候もある。
【0005】
つまり、ユーザーは、予報天候情報の取得により、事前に経路前方の地域の天候が悪化することがわかれば、悪い天候の地域を避ける経路に変更したり、時間をずらして悪い天候を避けるなどといった工夫が行える。
【0006】
ところが、端末装置から取得される予報天気情報は、選択した地域での時系列予報なので、この予報天気情報から、経路上の各地点を通過するであろう時刻の予報天気を理解することは難しい。しかも、単にユーザーが選択した地域の時系列予報からでは、通過時刻を踏まえた経路上の天候変化は把握しにくく、たとえ経路上の途中で天候の変化があっても、ユーザーは天候変化があることがわかりにくい。そのうえ、経路上の情報の取得は、その都度、経路沿いの地域を選択しければならないので、かなり操作は面倒となりやすい。
【0007】
本発明は上記事情に着目してなされたものでその目的とするところは、経路前方の通過時刻における予報情報を容易に取得することができる情報取得システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の情報取得システムは、車両の走行経路に関して入力される現在地情報と目的地情報により現在地から目的地までの経路を定める機能、要求情報を設定する機能、これら経路および要求情報を出力する出力機能を有する端末装置と、前記端末装置の出力を受けて、車両の現在地から目的地までの予測移動時間を求め、同時間にしたがい経路を時間区分して通過予測される予報時刻と予報区域を定め、経路前方の予報時刻および予報区域における要求情報を情報源から取得して前記端末装置へ出力する基地とを有したシステムを採用した。
【0009】
これにより、端末装置から現在地と目的地とを入力して予報情報を求めると、経路前方の各通過区域の通過予測時刻における予報情報が情報源から取得されて端末装置へ出力される。
【0010】
したがって、ユーザーには、端末装置を通じて、経路上の複数の地点での通過予測時刻における予報情報が提供されるので、容易に経路前方の通過時刻における予報情報を取得できる。特に移動先の情報が要求されることの多い車両の場合には有効である。
【0011】
請求項2に記載の情報取得システムは、基地が、各種情報を統括して処理する第1エージェントソフトウェアの指示により、予測移動時間の算出と、予報時刻および予報区域の決定とが行なわれる情報センターと、第1エージェントソフトウェアで生成される第2エージェントソフトウェアにより、予報時刻および予報区域における最新の要求情報の取得が行なわれる情報サーバとを有し、第2エージェントソフトウェアにより取得した要求情報が第1エージェントソフトウェアを介して端末装置へ出力されるように構成することによって、エージェントソフトウェアによる代行処理により、継続的に状況変化を監視しつつ最新の情報取得が自律的に行えるようにした。
【0012】
請求項3に記載の情報取得システムは、端末装置が、同端末装置に組み込まれた第3エージェントソフトウェアにより、基地の第1エージェントソフトウェアに対する経路および要求情報の出力と、時刻や天候などの走行環境あるいは車速や自車位置などの車両状況に基づき、第1エージェントソフトウェアに対する情報更新要求の出力を行なう機能を有し、端末装置と基地の間で第3エージェントソフトウェアと第1エージェントソフトウェアが連携するように構成することによって、利用者の操作にかかる負担を低減することが可能、さらには様々な状況に応じた適切な情報検索・提供を可能にした。具体例としては、第1エージェントソフトウェアから指示された情報更新イベントに基づき、端末装置の第3エージェントソフトウェアが自律的にイベント発生の有無を監視し、イベント発生時に自動的に情報更新を第1エージェントソフトウェアに依頼することで、利用者がどの様な時に情報更新が必要かを意識せず、かつ情報更新操作をすることなく最新の情報が取得可能となり、これは運転中に端末装置の操作ができない状況では、特に効果を発揮する。
請求項4に記載の情報取得システムは、基地が、さらに取得した要求情報に車両の運転に支障をきたすおそれがある内容が含まれるときは当該要求情報に該当する予報区域内の地点を特異地点と定めて、該特異地点における要求情報を情報源から取得して端末装置へ出力するようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図3に示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0014】
図1は、例えば予報天気情報(要求情報)を取得するのに適した車両用情報取得システムを示し、図中1は自動車(車両)に搭載された端末装置で、車載端末をなしている。
【0015】
端末装置1は、例えば天気情報機能をオンオフするスイッチ部2と、ナビゲーション機能部3とを有している。端末装置1には、端末エージェントソフトウェア(以下、端末エージェントという:第3エージェントソフトウェアに相当)にしたがい動作する制御部4(例えばマイクロコンピュータより構成される)が内蔵されている。端末エージェントは、ナビゲーション機能部3に内蔵の地図情報を用いて、GPS衛星からの電波で検出される車両の現在地情報と、目的地設定部5で入力された目的地情報とから両間の車両の走行経路に関する経路情報を取得して、同経路情報を例えば通信回線7aにより、後述する情報センター11の統括エージェントソフトウェアへ伝える機能をもつ。また端末エージェントは、統括エージェントソフトウェアから伝達される予報天気情報をナビゲーション機能部3に接続されているディスプレイ部6(表示部に相当)に表示させる機能をもち、ナビゲーション機能を利用して天気予報の表示が行えるようにしている。
【0016】
一方、10は特定の場所に設置された基地である。基地10は、情報を統括する各種のサーバ11aを用いて構成される情報センター11と、これと例えば通信回線12aを介してむすばれる全国最新の気象予報情報がデータベース化された気象情報サーバ12(情報サーバ)との組合わせから構成されている。
【0017】
情報センター11のサーバ11aには、統括エージェントソフトウェア(以下、統括エージェントという:第1エージェントソフトウェアに相当)が組込んである。統括エージェントは、端末装置1から伝達される経路情報より、現在地から目的地に至るであろう旅行時間(予測移動時間)を演算する機能、同旅行時間にしたがいある所定時間毎(例えば1時間毎)に経路を時間区分して予報時刻と予報区域を定める機能がある。つまり、現在時刻および旅行時間から、経路上の各地点における通過予測時刻とそのときの通過区域が設定されるようにしてある。なお、統括エージェントには、情報を更新する地点、例えば予報区域を通過する毎に更新するといった情報更新イベントを定義する機能がある。
【0018】
さらに統括エージェントは、予報天気情報を取得するための監視エージェントソフトウェア(以下、監視エージェントという:第2エージェントソフトウェアに相当)と、特異地点の情報を検索のための検索エージェントソフトウェア(以下、検索エージェントという:第2エージェントソフトウェアに相当)とを生成する機能がある。
【0019】
監視エージェントは、気象情報サーバ12へ伝達されて、同気象情報サーバ12に常駐し、通過予測時刻の各通過区域、すなわち予報区域の天気予報(要求情報)を取得する機能をもつ。
【0020】
検索エージェントは、地形情報D/B(データベース)13を用いて、各予報区域内のうち、悪天候により運転に支障をきたすおそれのある地点である特異地点を検索する機能をもつ。
【0021】
統括エージェントソフトウェアは、これら監視エージェントで得た各予報天気情報、検索エージェントから取得した特異地点の情報を基に表示地点を決定する機能と、これらの各情報をイベント機能で得られるイベント情報と併せて端末エージェントへ伝達する機能を有していて、取得された予報天気情報が端末装置1のディスプレイ部6から表示されるようにしてある。
【0022】
他方、端末エージェントには、予報時刻と予報区域とがマッチしないとき(例えば現在時刻が該当の予報区域内の予報時間を経過した場合)は統括エージェントへ情報更新を依頼する機能、旅行時間に変更があったら統括エージェントへ情報更新を依頼する機能が設けてある。また監視エージェントには、気象情報が変化(天候変化)したら、統括エージェントへ情報更新を依頼する機能が組込まれている。つまり、端末装置1と基地10の間で、端末エージェントと統括エージェントが連携するように構成してある。
【0023】
こうした情報取得システムにより、到着時刻を前提とした最新の予報天気情報がユーザーに提供されるようにしている。
【0024】
この予報天気情報を提供するための処理フローチャートが図2に示されている。なお、同図において破線で区画される(a)の領域は端末エージェントが処理を実行する領域を示し、同じく(b)の領域は統括エージェントが処理を実行する領域を示し、同じく(c)の領域は監視エージェントが処理を実行する領域を示し、同じく(d)の領域は検索エージェントが処理を実行する領域を示している。
【0025】
この処理フローチャートを用いて、情報取得システムの作用について説明すれば、今、例えば現在地が岡崎ICで、東名高速道路を経由して、東京ICなる目的地まで自動車を運転するとする。
【0026】
このとき、ユーザーが、到着するであろう途中の通過地点における到着時の天気を知りたいとする。
【0027】
このときには、まず、例えば端末装置1に付いているスイッチ部2をオンし、続いてステップS1に示される経路情報の設定を行う。
【0028】
ここで、現在地情報はナビゲーション機能部3で行なわれるGPS衛星からの電波の検出により入力されるから、この設定には目的地情報だけを目的地設定部5から設定すればよい。
【0029】
すると、端末装置1上で、端末エージェントは、ナビゲーション機能部3を用いて、図3(a)に示されるように東名高速道路を経由して現在地(岡崎IC)から目的地(東京IC)へ向かう経路を決める。続いて、この経路情報が、現在の時刻および予報天気情報を要求する信号と共に、通信回線7aを通じて情報センター11へ伝達される。
【0030】
情報センター11では、統括エージェントにより、まず、ステップ2のように経路情報に基づき現在地から目的地に到達するであろう予測の旅行時間を算出する。ついで、ステップS3のように旅行時間に基づき現在地から目的地までの経路を例えば1時間毎に区分する。この時間区分により、現在時刻から、通過するであろう経路上の各地点における通過予測時刻とそのときの通過区域が区分化され、予報時間の決定される(ステップS4)。そして、この区分を利用して、更新のイベント地点を決定する。
【0031】
一方、統括エージェントからは監視エージェントが生成される。監視エージェントは、通信回線12aを介して、気象情報サーバ12に伝達され、同気象情報サーバ12に常駐して、ステップS5のように各予報区域における天気予報を取着する。具体的には、気象情報サーバ12には、図3(c)に示される例えば20kmメッシュで観測した各地点における各種の気象予報情報があり、同サーバ12上に常駐する監視エージェントにより、現在の気象を監視しながら予報時刻の予報区域における最新の気象情報、すなわち予報天気の取得が行なわれる。
【0032】
また統括エージェントからは検索エージェントが生成される。検索エージェントは、ステップS6地形情報D/B13から予報区域内のうちで、悪天候により運転に支障をきたすおそれのある特異地点の区間を検索している。この特異地点が予報区域内あれば、同地点を更新イベント地点として定め、監視エージェントにより、予報区域のときと同様、検索した特異地点の最新の気象情報、すなわち予報天気の取着が行なわれる。
【0033】
ついで、統括エージェントは、検索エージェントで取得した情報および監視エージェントで取得した情報を基に天気情報を表示する地点を決め、イベント情報と併せて各予報時刻における各予報区域の予報天気を、通信回線7aを介して、端末装置1の端末エージェントに伝達する。
【0034】
端末エージェントは、端末装置1のディスプレイ部6に、特異地点を含めてイベント地点毎に、取得した予測通過地点の予報天気を表示し、予報天気情報をユーザーに提供する(ステップS7)。例えば図3(d)に示される天気予報の表示例のように、ディスプレイ部6には、特異地点を含む目的地までの複数の地点、例えば浜松から厚木までの各地点A,B,Dと途中の天候悪化により運転に支障をきたすおそれのある区間C(あるいは地点)のイラストによるイベント表示と共に、各イベント地点の予測通過時刻における天候、気温が一緒に表示される。
【0035】
一方、自動車の走行中、端末エージェントは、ステップS8〜ステップS10に示されるように決定されたイベント地点(各予報区域、特異地点)、詳しくは予報時間の区分で決定された境界地点を通過する否かを監視している。そして、端末エージェントは、イベント地点の通過のときをイベント発生とし、これをトリガーとして情報更新の依頼を統括エージェントへ行う。この依頼により、再び統括エージェント、監視エージェントによる情報更新が行なわれ、イベント発生地点を基にした予測通過時刻における天候、気温など、最新の予報天気情報が端末装置1のディスプレイ部6に表示される。
【0036】
また端末エージェントは、ステップS11に示されるように旅行時間を監視していて、例えば現在時刻が該当区域内の予報時間を経過すると、ステップS12に示されるように当該時間の変化の判定から統括エージェントへ情報更新の依頼が行なわれる。これにより、同様に最新の予報天気情報が端末装置1のディスプレイ部6に表示される。
【0037】
他方、気象情報サーバ12に常駐している監視エージェントは、ステップS13〜ステップS15に示されるように予報区域内の気象情報の監視を行っていて、予報区域内の気象に変化が発生したり、突発的な気象変化、例えば警報、注意報を発令するような雨量(例えば時間雨量)に達することが予測されるときは統括エージェントへ情報更新を依頼する。これにより、同様の最新の天気情報が端末装置1のディスプレイ部6に表示される。
【0038】
こうした処理により、経路上の各地点での通過予測時刻における予報天気情報がユーザーに提供される。
【0039】
したがって、面倒な操作を必要とせずに、容易に経路前方の通過時刻における予報情報を取得することができる。しかも、通過時刻を踏まえた経路上の予報情報なので、経路上の天候変化は把握しやすく、ユーザーの情報理解力や操作の負担は少なくてすむ。
【0040】
そのうえ、統括エージェント、監視エージェント、さらには検索エージェント、端末エージェント用いた代行処理の情報取得システムにより、継続的に状況変化を監視しつつ最新の情報取得が自律的にでき、常に最新の情報を利用することができる。
【0041】
しかも、端末エージェントが走行環境や車両状況を自律的に把握し、かつ基地10の統括エージェントと連携して必要な情報の選択や取得操作を代行するようにしたので、従来、利用者自身が状況を判断して端末装置1を用いて情報取得操作を直接行っていたのとは異なり、利用者の操作にかかる負担が大幅に低減されるだけでなく、様々な状況に応じた適切な情報検索・提供が可能となる。すなわち、統括エージェントから指示された情報更新イベントに基づき、端末装置1の端末エージェントが自律的にイベント発生の有無を監視し、イベント発生時に自動的に情報更新を統括エージェントに依頼することで、利用者がどの様な時に情報更新が必要かを意識せず、かつ情報更新操作をすることなく最新の情報が取得可能となる。特に運転中に端末装置1の操作ができない状況で、その効果を発揮する。
【0042】
なお、一実施形態では、経路前方の複数地点での通過予測時刻における天気予報情報を取得する例を挙げたが、これに限らず、例えば経路前方の複数地点での通過予測時刻における交通情報を取得するときにも適用してもよい。特に車両では、移動先での情報が求められることが多いので、こうした情報取得システムは車両用には有効である。
【0043】
また一実施形態では車載用情報取得システムに本発明を適用したが、これに限らず、ユーザーが端末装置を携帯する携帯用情報取得システムに本発明を適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1、請求項4の発明によれば、面倒な操作を必要とせずに、現在地から目的地までの経路上各地点の通過予測時刻における予報情報を取得することができる。
【0045】
したがって、ユーザーは、容易に経路前方の通過時刻における予報情報を取得することができる。しかも、通過時刻を踏まえた経路上の予報情報なので、経路上の変化は把握しやすく、ユーザーの情報理解力の負担を軽減できる。
【0046】
請求項2に記載の発明によれば、エージェントソフトウェアを用いた代行処理のシステムにより、継続的に状況変化を監視しつつ、最新の情報取得を自律的に行うことができ、ユーザーの負担を抑制しつつ、常に最新の情報を取得することができる。
【0047】
請求項3に記載の発明によれば、従来、利用者自身が状況を判断して端末装置を用いて情報取得操作を直接行っていたのに対し、第3エージェントソフトウェアが走行環境や車両状況を自律的に把握し、かつ基地の第1エージェントソフトウェアと連携して必要な情報の選択や取得操作を代行するようにしたので、利用者の操作にかかる負担が大幅に低減されるだけでなく、様々な状況に応じた適切な情報検索・提供が可能となる。
【0048】
これは、運転中に端末装置の操作ができない状況では、特に効果を発揮する。具体例としては、第1エージェントソフトウェアから指示された情報更新イベントに基づき、端末装置の第3エージェントソフトウェアが自律的にイベント発生の有無を監視し、イベント発生時に自動的に情報更新を第1エージェントソフトウェアに依頼することで、利用者がどの様な時に情報更新が必要かを意識せず、かつ情報更新操作をすることなく最新の情報が取得可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報取得システムの構成を説明するための図。
【図2】同システムにより、経路上前方の通過時刻における天気予報を取得する流れを説明するためのフローチャート。
【図3】同システムが実行する天気予報の処理を説明するための図。
【符号の説明】
1…端末装置
3…ナビゲーション機能部
4…制御部
5…目的地設定部
6…ディスプレイ部
10…基地
11…情報センター
12…気象情報サーバ(情報サーバ)。
Claims (4)
- 車両の走行経路に関して入力される現在地情報と目的地情報により現在地から目的地までの経路を定める機能、要求情報を設定する機能、これら経路および要求情報を出力する出力機能を有する端末装置と、
前記端末装置の出力を受けて、前記車両の現在地から前記目的地までの予測移動時間を求め、同時間にしたがい経路を時間区分して通過予測される予報時刻と予報区域を定め、経路前方の予報時刻および予報区域における要求情報を情報源から取得して前記端末装置へ出力する基地と
を具備することを特徴とする情報取得システム。 - 請求項1に記載の情報取得システムにおいて、
前記基地は、各種情報を統括して処理する第1エージェントソフトウェアの指示により、前記予測移動時間の算出と、前記予報時刻および前記予報区域の決定とが行なわれる情報センターと、前記第1エージェントソフトウェアで生成される第2エージェントソフトウェアにより、前記予報時刻および前記予報区域における最新の要求情報の取得が行なわれる情報サーバとを有して構成され、前記第2エージェントソフトウェアにより取得した要求情報が、第1エージェントソフトウェアを介して前記端末装置へ出力されるように構成してあることを特徴とする情報取得システム。 - 請求項1に記載の情報取得システムにおいて、
前記端末装置は、同端末装置に組み込まれた第3エージェントソフトウェアにより、前記基地の第1エージェントソフトウェアに対する前記経路および要求情報の出力と、時刻や天候などの走行環境あるいは車速や自車位置などの車両状況に基づき、前記第1エージェントソフトウェアに対する情報更新要求の出力を行なう機能を有し、前記端末装置と前記基地の間で前記第3エージェントソフトウェアと前記第1エージェントソフトウェアが連携するように構成してあることを特徴とする情報取得システム。 - 請求項1に記載の情報取得システムにおいて、
前記基地は、さらに前記要求情報に車両の運転に支障をきたすおそれがある内容が含まれるときは当該要求情報に該当する予報区域内の地点を特異地点と定めて、該特異地点における要求情報を情報源から取得して前記端末装置へ出力することを特徴とする情報取得システム。
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