JP3730115B2 - 可変休憩期間決定に基づいて、コールセンタにおいて通信を処理する方法および装置 - Google Patents

可変休憩期間決定に基づいて、コールセンタにおいて通信を処理する方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して音声呼、電子メール、ファックス、音声メッセージ、テキストメッセージ、インターネットサービス要求、または他のタイプの通信が処理のために多数のサービスエージェントに分配されるコールセンタまたは他の呼処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コールセンタは、呼および他のタイプの通信を、様々な所定の基準に従って、利用可能なサービスエージェントに分配する。既存のコールセンタは、多くの欠点を有する。例えば、より詳細に後述するように、かかるセンタは、一般に、可変休憩期間、多対多の作業割り当て、作業のジャストインタイム(JIT)引き渡し、およびサービスの次の機会(NOS)について満足のいく技術を提供することができない。
【0003】
可変休憩期間に関して、コールセンタは、発呼者のニーズおよびエージェントのニーズの双方に気を配らなければならない。状況によっては、発呼者のニーズがエージェントのニーズを上回ったり、エージェントのニーズが発呼者のニーズを上回ったりする場合がある。したがって、コールセンタが代表して、待ち時間が長くならないよう発呼者を保護しながら、極度に疲労したり、仕事量が多すぎたりしないようエージェントを保護するルールを起動する便利な方法を有する必要がある。
【0004】
コールセンタの全体的なパフォーマンスは、エージェントの効率および有効性に高度に依存することが良く知られている。効率および有効性は、作業負荷が公平に分散されるコールセンタを改良し、極度の疲労を引き起こす状況を最小に抑えると信じられている。それにもかかわらず、従来のコールセンタで用いられる典型的な実施は、所与のエージェントが同じピアグループにおける他のエージェントよりもはるかに多くの作業負荷を抱えている場合や、待ち行列における呼が、まだ待っていてもよく、それでもなお良好にサービス提供されると考慮される場合であっても、待っている呼に所与の利用可能なエージェントを割り当てることである。
【0005】
既存のコールセンタによっては、エージェントを特定の時間期間、呼後作業(ACW)状態にする、「期限付きACW」として知られる特徴を用いて、可変エージェント休憩期間を提供可能なものもある。しかし、この特徴を用いるかかる休憩期間の実施においては、概して、休憩期間が配置される時間におけるコールセンタまたは特定スキルの現在のパフォーマンス状況が考慮されない。
【0006】
作業割り当てに関して、コールセンタは通常、一対多プロセスまたは多対一プロセスのいずれかを利用している。一対多プロセスでは、単一の呼が到来し、プロセスが、その呼の処理に現在利用可能な「多くの」エージェントの中から一人のエージェントを選択する。多対一プロセスでは、多くの呼が待ち行列にあるときに一人のエージェントが利用可能になり、プロセスが、エージェントが取るべき1つの呼を「多くの」呼の中から選択する。既存のコールセンタは、待ち行列から取られなかった呼がどうなるか、または公平さを考慮に入れるように、様々な利用可能なエージェントが作業負荷において如何に同程度であるかに対する予測を考慮に入れて、各作業割り当ての結果を評価することができる。しかし、かかるセンタは一般に、より効率的な多対多の作業割り当て、すなわち、複数の呼のセットを、複数のエージェントへの分配について同時に考慮するプロセスを提供することができない。
【0007】
作業のJIT引き渡しに関して、分散作業環境、例えば複数の地理的に分散したサイトを含むビジネス企業において動作するコールセンタでは、特定タスクの実施に必要な情報要素および通信要素は、そのタスクに割り当てられているエージェントから離れた場所に格納されるか、そういった場所で待たされること多い。例えば、エージェントに割り当てられた呼は、遠隔サイトまたは中央化サイトからエージェントに転送する必要がある場合があり、かつ呼に関連するデータを、遠隔サーバまたは中央サーバから検索する必要がある場合がある。かかる分散環境におけるコールセンタの動作から、ある場所に保持されている呼およびデータを別の場所におけるエージェントに送る際に、結果としてかなりの遅延が生じることがわかっている。例えば、エージェントが必要な接続を確立し、呼の処理に必要なデータを得るために最大数秒かかりうる。このタイプの遅延は、明らかに望ましくなく、生産性のかなりの損失を表している。
【0008】
NOSは、現在休憩中であるか、定義された期間他の休憩期間にあるエージェントの近い将来のスケジュールされた可用性の知識を表す。NOSに関して、コールセンタは、一般に、履歴測定基準または測定に基づく受け身的動作から、将来のイベントを予測し、個々の動作決定の結果を評価する能力に基づく予測的動作に移行しつつある。昨今、特定のコールセンタは、呼が現在利用可能であるエージェント以外のエージェントによって処理される場合を決定するために、任意の待ち行列の先頭にある呼についての予測見込みの計算を可能にするソフトウェアを含む。例えば、コールセンタによっては、予測待ち時間(PWT)として知られる測定基準を用いるものがある。PWT測定は、呼がエージェントによりサービス提供されそうなときについての予測見込みである重み付き先進時間(WAT)を組み込んだものである。かかる予測見込みは、エージェントの可用性に関するより良好な情報に基づく場合に、より正確にすることができるが、既存のコールセンタは一般に、かかる情報を提供することができず、したがって、NOS性能に関しては不十分である。
【0009】
【発明の解決しようとする課題】
上記から明白であるように、コールセンタにおいて、可変休憩期間、多対多の作業割り当て、作業のJIT引き渡し、およびNOSインジケータ等の特徴を提供する改良された技術に対する必要性が存在する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コールセンタにおける呼または他の通信の処理を改良する方法および装置を提供する。特に、本発明は、例示的な実施形態において、可変休憩期間、多対多の作業割り当て、作業のジャストインタイム(JIT)引き渡し、およびサービスについての次の機会(NOS)インジケータを実施する技術を提供する。
【0011】
本発明の第1の態様によれば、コールセンタは、少なくとも部分的に、コールセンタサービス状態およびエージェント占有率等の要因に基づいて、一人または複数人のエージェントに可変休憩期間を決定するよう構成される。コールセンタサービス状態としては、コールセンタの一人または複数人のエージェントによってサポートされる、特定のスキルまたは特定タイプの通信に関連する多くの指定サービス状態を含みうる。特定の1つの状態は、種類別(branded)サービスレベルを表し、他の状態は、サービス過剰およびサービス不足の各状況を表す。例えば、サービス状態は、閾値超過状態、現在危険状態、将来危険状態、範囲内状態、サービス過剰状態、待ち行列空状態、およびエージェントアイドル状態を含むことができ、範囲内状態は、特定のサービスレベルを表す。エージェント占有率レベルは、例えば、ターゲット範囲レベル未満、範囲内レベル、およびターゲット範囲レベル超過を含みうる。
【0012】
例示的な実施形態において、休憩期間は、所与のエージェントについて、該エージェントの占有率レベルと、該エージェントによってサポートされる1つまたは複数のスキルについてのサービス状態のうちの最悪の状態と、の双方に基づいて決定される。特に、異なるセットの休憩期間は、複数のエージェント占有率レベルそれぞれについての各サービス状態に関連付けられるため、休憩期間は、所与のエージェントについて、特定のエージェント占有率レベルと、該エージェントによってサポートされるスキルに対応するサービス状態の中での最悪のサービス状態とを決定することによって決定される。所与のエージェントについて決定された休憩期間は、該エージェントが将来利用可能になる正確な時間を提供する。
【0013】
本発明の第2の態様によれば、一人または複数人のエージェントについて決定された休憩期間は、複数のエージェントが、複数の待機している通信の処理について同時に考慮される、多対多の作業割り当て特徴を実施するために使用することができる。
【0014】
本発明の第3の態様によれば、休憩期間に基づいて決定されるエージェントが将来利用可能になる正確な時間を使用して、特定の通信を該エージェントに引き渡す前に、少なくとも1つのイベントをスケジュールする、作業のJIT引き渡し特徴が提供される。かかるイベントとしては、例えば、呼選択イベント、データ検索イベント、および呼接続イベントが含まれうる。これらのイベントは、特定の通信の処理に必要なデータが、該通信と略同時にエージェントに提供されるように、スケジュールされる。
【0015】
本発明の第4の態様によれば、エージェントが将来利用可能になる正確な時間を用いて、少なくともエージェントによってサポートされるスキルの各サブセット毎に、NOSインジケータを決定する。コールセンタに関係する複数のエージェントの少なくとも1つのサブセットについて生成されるかかるNOSインジケータは、エージェントによりサポートされる所与のスキルについて、NOSインジケータの時刻表(time line)の形態で視覚表示するよう構成してもよい。それぞれ、少なくともエージェントの1つのサブセットによってサポートされる特定のスキルについてのNOSインジケータを含む、このタイプのいくつかのNOS時間表を同時に表示することも可能である。本発明により生成されるNOS情報はまた、呼選択アルゴリズムおよびエージェント選択アルゴリズムに利用可能であってもよい。
【0016】
エージェントの可用性に関してより正確な情報を提供することで、本発明は、従来のコールセンタの上記欠点を克服し、呼および他の通信の実質的に改良された処理を提供する。本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、添付図面および以下の詳細な説明からより明白となろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明は、例示的なコールセンタにおける呼の処理と共に以下に説明するが、いかなる特定タイプのコールセンタまたは通信処理アプリケーションとの使用にも制限されない。例えば、本発明は、入通信、出通信、または両方の処理に適用可能である。開示する技術は、自動呼分配(ACD)システム、テレマーケティングシステム、構内交換機(PBX)システム、コンピュータ電話法統合(CTI)ベースのシステム、ならびにこれらおよび他のタイプのコールセンタの組み合わせと併用することができる。本発明によるコールセンタは、任意のタイプのネットワークインフラストラクチャ、例えば、非同期転送モード(ATM)、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、インターネットプロトコル(IP)ネットワーク等を使用して構築することができる。したがって、本明細書で使用される「コールセンタ」という用語は、任意のタイプのACDシステム、テレマーケティングシステムまたは、呼または音声呼、ビデオ呼、マルチメディア呼、電子メール、ファックス、テキストチャット、または音声メッセージ、ならびにこれらおよび他のタイプの通信の各種部分または組み合わせを含む、他のサービス要求を処理する他の通信システムを含むよう意図される。本明細書で使用される「呼」という用語は、任意の上記タイプの通信ならびにこれらおよび他の通信の部分または組み合わせを含むよう意図される。
【0018】
図1は、本発明を実施しうる例示的なコールセンタを示したものである。コールセンタは、ACDシステム101を介して複数のエージェントポジション102〜104に選択的に相互接続される多数の電話線および/またはトランク100を備える。各エージェントポジション102〜104は、対応するエージェント106〜108が呼を処理する際に使用する音声およびデータ端末105を備える。端末105は、音声およびデータ伝送媒体109によってACDシステム101に接続される。ACDシステム101は、従来の基本呼管理システム(BCMS)110を含み、また、従来の外部呼管理システム(CMS)111にも接続される。BCMS110およびCMS111は、コールセンタの管理、コールセンタ報告の作成、および他の機能の実施に使用される、呼の記録、コールセンタの統計、および他の情報を集める。代替の実施形態では、BCMS110およびCMS111の機能は、ACDシステム101内部のまたは外部の単一呼管理システムを使用して提供してもよい。
【0019】
ACDシステム101は、例えば、ルーセントテクノロジーズ社からのDefinity(登録商標)PBXベースのACDシステムと同様に実施しうる。図2は、ACDシステム101の1つの可能な実施の簡略化したブロック図を示すものである。図2に示すシステム101は、格納プログラムによって制御されるシステムであり、外部通信リンクに対するインタフェース112と、通信交換ファブリック113と、サービス回路114(例えば、トーン発生器、アナウンスメント回路等)と、制御プログラムおよびデータを格納するメモリ115と、格納されている制御プログラムを実行し、インタフェースおよびファブリックを制御して、自動呼分配機能性を提供すると共に、電子メール、ファックス、および他の通信の記憶装置を提供するプロセッサ116(例えば、マイクロプロセッサ、CPU、コンピュータ等、またはその各種部分または組み合わせ)と、を備える。
【0020】
再び図1を参照して、ACDシステム101のメモリ115に格納される例示的なデータ要素としては、呼待ち行列のセット120と、エージェント待ち行列のセット130が含まれる。待ち行列のセット120における各呼待ち行列121〜129は、異なるエージェントスキルに対応し、これはエージェント待ち行列のセット130における各エージェント待ち行列131〜139でも同様である。従来のシステムでは、呼に優先順位を付け、これを優先度順に呼待ち行列120の個々の1つに入れるか、または、各待ち行列が異なる呼処理優先度に対応する、スキルに対応する複数の呼待ち行列のうちの異なる1つに入れることができる。同様に、各エージェントのスキルは、そのスキルにおけるエージェントの専門知識レベルに従って優先順位が付けられ、エージェントは、例えば、専門知識レベルの順にエージェント待ち行列130の個々の1つに入れるか、または、1つのスキルに対応し、かつそれぞれ1つがそのスキルにおける異なる専門知識レベルに対応する複数のエージェント待ち行列の異なる1つに入れることができる。なお、本発明は、広範な他のタイプの待ち行列構成および待ち行列化技術を使用するシステムにおいて実施してもよいことに留意されたい。
【0021】
ACDシステム101は、呼ベクトル140をさらに含む。呼ベクトル140は、多くの異なるタイプの、システム101で実施される格納された制御プログラムの1つであってもよい。回線またはトランク100上をコールセンタに入ってくる呼は、呼ベクトル140により、適切な処理に必要とされるエージェントスキルに基づいて、異なる呼待ち行列121〜129に割り当てられる。呼の処理に利用可能なエージェント106〜108は、保有するスキルに基づいてエージェント待ち行列131〜139に割り当てられる。エージェントは複数のスキルを有する場合があるため、同時に複数のエージェント待ち行列131〜139に割り当てられる場合がある。このようなエージェントについては、本明細書において「マルチスキルエージェント」と呼ぶ。さらに、エージェントは異なったレベルのスキル専門知識(例えば、マルチレベルスケールにおける異なるスキルレベル、または主要(P)スキルおよび補助(S)スキル)を有する場合があるため、異なる専門知識レベルにおける異なるエージェント待ち行列131〜139に割り当てられる場合がある。
【0022】
呼ベクトルは、本明細書に参照によって援用される、Definity(登録商標) Communications System Generic 3 Call Vectoring/Expert Agent Selection (EAS) Guide (AT&T Publication No. 555 - 230 - 520, 第3刷, 1993年11月)により詳細に説明されている。スキルベースのACD技術については、例えば、本明細書に参照によって援用される、発明者J. E. Kohler他の名において、1993年4月27日付けで発行された、「Automatic Call Distribution Based on Matching Required Skills with Agents Skills」という名称の米国特許第5,206,903号に記載されている。
【0023】
ACDシステム101において実行される別のプログラムは、エージェントセレクタ150である。セレクタ150は、システム101のメモリ115、あるいはシステム101の周辺メモリ(例えば、ディスク、CD−ROM等)、あるいはシステム101に連係された他の任意のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体のいずれかに格納されるソフトウェアにおいて実施され、プロセッサ116またはACDシステム101に連係された他の適した処理ハードウェアによって実行されうる。この例示的な実施形態におけるセレクタ150は、利用可能な呼と利用可能なエージェント間の割り当てを提供する従来の技術を実施する。セレクタ150によって実施される従来の技術は、当技術分野で周知であるため、本明細書においてさらに説明しない。なお、これらの機能は、ACDシステム101の他の要素で実施しても、また、かかるシステムにおける多くの異なる要素を組み合わせたものを使用して実施してもよいことに留意されたい。
【0024】
ACDシステム101等のシステムにおける呼処理に関するさらなる詳細は、例えば、発明者A. D. Flockhart他の名において、1999年5月18日に発行された、「Waiting-Call Selection Based on Anticipated Wait Times」という名称の米国特許第5,905,793号、および1998年2月12日付けで出願された、「Call Center Agent Selection that Optimizes Call Wait Times」という名称の米国特許出願第09/022,959号(2001年2月20日発行の米国特許第6,192,122号)において見出すことができ、これらを双方とも本明細書に参照によって援用する。
【0025】
本発明によれば、図1のコールセンタは、次の特徴、すなわち、可変休憩期間、多対多の作業割り当て、作業のジャストインタイム(JIT)引き渡し、およびサービスについての次の機会(NOS)プロセスのうちの1つまたは複数を実施する能力を含むよう構成される。本発明のこれら別個の態様それぞれについて、以下により詳細に後述する。
【0026】
本発明の第1の態様は、少なくとも部分的に、コールセンタサービス状態およびエージェント占有率等の要因に基づいて、可変休憩期間を提供する。本発明による可変休憩期間は、ルールセットを利用して決定され、コールセンタのサービス状態をルール起動の際に参照する。したがって、作業負荷に関するエージェントの公平さを改善すると共に、上述したように、効率的すなわち有効なエージェントパフォーマンスが低下する結果になりうるエージェントの極度の疲労を低減するために、エージェントには、呼が待ち行列にあるときであっても、呼の間に休憩が提供される。
【0027】
図3は、本発明による可変休憩期間技術を示す図200を図示したものである。より詳細に後述するように、この技術は、コールセンタにおけるエージェントに対し、作業アイテム間に可変の休憩期間を許容する。
【0028】
図3の流れ図200に関連するものは、サービス状態インジケータ202である。サービス状態インジケータ202は、サービス状態のセット204に示される任意のサービス状態をとりうる。セット204における各サービス状態は、特定スキルまたは特定タイプの呼についての特定のサービス状態を表す。なお、本明細書で使用する「スキル」という用語は、コールセンタにおいて処理することのできる任意のタイプの作業タスクを含むよう意図されることに留意されたい。以下に説明する例示的な実施形態は、特定のスキルに関連するサービス状態を参照するが、当業者には、当該技術が特定タイプの呼または他の通信にも適用可能であることは明白であろう。
【0029】
この例において、サービス状態のセット204は、閾値超過状態211、現在危険状態212、将来危険状態213、範囲内状態214、サービス過剰状態215、待ち行列空状態216、およびエージェントアイドル状態217を含む。コールセンタ管理者、エージェント等による情報の解釈を容易にするために、各状態は特定の表示色に関連付けられる。特に、サービス状態211から217は、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、および紫色にそれぞれ関連付けられる。
【0030】
なお、図3に示すサービス状態の特定の数および構成は例としてのみのものであり、他の実施形態は、より多数の状態またはより少数の状態を含みうることに留意されたい。例えば、別の可能な構成は、危機状態、範囲超過状態、危険状態、将来危険状態、範囲内状態、範囲未満状態、待ち行列空状態、およびエージェント利用可能状態を含みうる。このような構成における危機状態は、例えば、最長呼待機(OCW)測定が、特定の上限閾値よりも大きい状態に対応しうる。加えて、各種サービス状態と共に、他のタイプの色体系を使用してもよい。
【0031】
サービス状態のセット204における状態の所与の1つ、すなわち範囲内状態214は、種類別範囲を表す。この種類別範囲は、例えば、コールセンタが特定スキルについての一貫して送りたいと望む待ち時間の種類別範囲でありうる。このような種類別範囲のさらに具体的な例は、例えば、入り呼応答についての待ち時間が6秒から20秒というものである。サービス状態のセット204における他の状態は、種類別範囲よりも上である待ち時間、すなわち、サービス不足状況と、種類別よりも下である待ち時間、すなわちサービス過剰状況と、を表す。種類別範囲よりも長い待ち時間を短縮し、かつ種類別範囲外で処理される呼数を最小に抑えるために、種類別範囲内で可能な限り多くの呼に応答するよう確実にする適切なルールを可能にすることができる。サービス状態は、例えば、待ち時間測定、応答平均速度(ASA)測定、サービスレベルにおけるパーセント、または他の測定ならびにかかる測定の組み合わせに基づきうる。
【0032】
略図200は、エージェント占有率220の3つの異なるカテゴリにおけるサービス状態をベースとする可変休憩期間の指定セットを含む。これら3つのカテゴリは、ターゲット範囲未満カテゴリ222、範囲内カテゴリ224、およびターゲット範囲超過カテゴリ226を含み、これらはそれぞれ、指定エージェント占有率測定基準の値の特定範囲に関連しうる。3つのカテゴリ222、224、および226それぞれは、休憩期間232、234、および236の対応セットを含み、休憩期間の各セットは、可能なサービス状態211から217それぞれについての特定の休憩期間を含む。
【0033】
この例において、ターゲット範囲未満エージェント占有率カテゴリ222についての休憩期間は、すべて0秒にセットされ、これは、エージェント占有率測定基準の値がこのカテゴリにあるとき、休憩期間がないことを示す。範囲内エージェント占有率カテゴリ224についての休憩期間は、サービス状態に応じて変化する。例えば、このカテゴリにおける指定休憩期間は、サービス状態211、212、213、214、215、216、および217それぞれについて、0秒、0秒、0秒、4秒、4秒、4秒、4秒、および4秒である。これは、エージェントによってサービス提供されるスキルについての最悪のコールセンタサービス状態が、範囲内状態214であるかそれよりもよい場合には、現在の呼を完了した後、エージェントに例えば4秒の休憩期間を与え、エージェントによってサービス提供されるスキルについて最悪のコールセンタサービス状態が将来危険状態213であるかそれよりも悪い場合には、0秒の休憩期間を与えうる、すなわち休憩期間がないことを意味する。ターゲット範囲超過エージェント占有率カテゴリ226についての休憩期間はまた、サービス状態に応じて変化する。例えば、このカテゴリにおける指定休憩期間は、サービス状態211、212、213、214、215、216、および217それぞれについて、0秒、0秒、4秒、8秒、12秒、16秒、および20秒である。これは、エージェントによってサービス提供されるスキルについて最悪のコールセンタサービス状態がサービス過剰状態215である場合には、現在の呼の完了後に、例えば12秒の休憩期間がエージェントに与えられ、エージェントによってサービス提供されるスキルについて最悪のコールセンタサービス状態が現在危険状態212またはそれよりも悪い場合には、0秒の休憩期間が与えられる、すなわち休憩期間はない。
【0034】
したがって、図3に示す可変休憩期間決定は、所与のエージェントが現在の呼を完了したとき、そうでなければ所与のエージェントが利用可能になったとき(任意の要求される完了アクティビティまたは他の呼後作業の完了を含む)に、エージェントがサービス提供するスキルについてのコールセンタサービス状態を決定する。そして、エージェント占有率カテゴリ222、224、または226と、エージェントがサービス提供する各種スキルの最悪のコールセンタサービス状態との双方に基づいて、休憩期間が与えられる。エージェントが同僚または設定された閾値あるいは範囲に対して作業負荷がより多い場合には、概して、休憩期間はより長くなると共に、エージェントがサービス提供するスキルについてのサービス状態がサービス過剰状態に近くなる場合にも長くなる。
【0035】
上記ルールに従って決定される休憩期間がエージェントに与えられると、エージェントには、かかる休憩期間が与えられたこと、および休憩期間の長さを示す通知を提供することができる。その間に問題的な発呼者待ち時間が発生する等の状況により、休憩期間を短縮することが可能である。加えて、コールセンタにおいて既にスケジュールされているもの等のエージェントの休憩を先送りしたり、上記ルールによって決定される休憩期間に付加してもよい。勿論、これらのルールを古典的な音声呼以外の作業タスク、例えばサービス状態が定義され、予測されるか、単に定義され測定される、電子メール、ファックス、テキストチャート等にも適用することができる。
【0036】
また、代替の実施形態において、休憩期間は、エージェント占有率カテゴリのみ、またはエージェントが処理する1つまたは複数のスキルのサービス状態のみを用いて、決定されうることに留意されたい。上述したように、ある用途においては、予測的構成要素がない場合もある。
【0037】
加えて、所与のスキルサービス状態について決定された上記休憩期間は、さらに、ターゲット占有率等の要因に基づいて調節することができる。例えば、調節された休憩期間は、次のように、スキルサービス状態休憩期間の合計と、パーセントでのターゲット占有率の関数として計算しうる。
スキルサービス状態休憩期間+1/2(現在の占有率%−ターゲット占有率%)
この例において、ターゲット占有率を2%上回る毎に、さらなる1秒がスキルサービス状態休憩期間に追加される。同様に、ターゲット占有率を2%下回る毎に、休憩期間から1秒が削除される。当業者には明白なように、ターゲット占有率または他の要因に基づいて、このタイプの他の多くの調節を行うことができる。
【0038】
本発明の第2の態様によれば、多対多の作業割り当てプロセスが提供される。多対多の作業割り当てプロセスは、上述した従来の一対多または多対一プロセスとは異なり、多くのエージェントと多くの作業割り当ての間の割り当てを実施する。
【0039】
例示的な実施形態における本発明の多対多の作業割り当てプロセスは、待ち行列における発呼者の既知の本体に各種方法で割り当てられる既知のエージェントプールに基づいて決定を行えるように、どのエージェントが近い将来に利用可能になるかを正確に決定する。いつエージェントが次の呼に利用可能になるかに関するこの正確な知識は、少なくとも部分的に、上述したようにエージェントに与えられる可変休憩期間に関する情報に基づきうる。該プロセスは、複数のエージェントを複数の呼について同時に考慮することができるように、作業割り当て決定をわずかに遅延させることで、エージェントのバッファプールを作成する。
【0040】
この多対多割り当てプロセスにおいて行うことができる作業割り当ての考慮事項例としては、以下のようなものがある。
1.待ち行列における特定の発呼者に専念するエージェントの最適な割り当て。
2.プールにおけるエージェントにより保持される希少なスキルの最適な使用。
3.種類別サービスターゲットに対する最適な達成。
4.発呼者に、予め割り当てられたエージェントがX秒以内に対応することを知らせるアナウンスメントを含む、発呼者処置変更。
5.作業負荷を等しくかつ妥当なものとする努力における、より良好な達成。
6.予め定義されたように混合された呼を任意の特定のエージェントに提供する努力における、より良好な達成。
【0041】
本発明による多対多の作業割り当てプロセスのより具体的な例として、特定セットのエージェント、例えばエージェント1、エージェント2、およびエージェント3が、指定された休憩期間後に順次利用可能になる状況を考慮する。従来の多対一プロセスをこの状況に適用すると、特定のスキル、例えばスキルA、スキルB、およびスキルCを必要とするサービスについての待ち行列に入れられた呼は、エージェント1がスキルAについての待ち行列における次の呼を処理し、エージェント2がスキルBにおける待ち行列における次の呼を処理し、エージェント3が、スキルCについての待ち行列における次の呼を処理するように割り当てられうる。しかし、多対多の作業割り当てプロセスを使用すると、特定の呼に対する特定のエージェントの割り当てを指図しうる他の要因を考慮することが可能である。例えば、エージェント1が特にスキルCに熟練しており、別のエージェントがスキルAについての待ち行列に入っている呼の処理に利用可能になることがわかっている場合、多対多の割り当てプロセスは、エージェント1がスキルCの待ち行列における次の呼を処理し、エージェント2がスキルBについての待ち行列における次の呼を処理し、エージェント3がスキルAについての待ち行列における次の呼を処理するように、呼にエージェントを割り当てることができる。このタイプの割り当ては、上述した多対一プロセスよりもコールセンタ資源の良好な利用を提供することが可能である。
【0042】
有利なことに、本発明による多対多の作業割り当てプロセスは、複数の作業アイテムと複数のエージェントに関する正確にわかっている将来のイベントについての情報を組み込むことで、コールセンタの動作のより拡張的な最適化を可能にする。特に、疑似リアルタイムで行われる決定群に対してリアルタイムで単一の決定が行われる、従来の一対多または多対一のアプローチから移行することで、本発明のこの態様は、各種目標を有するコールセンタ動作のより良好な割り当てを可能にする。
【0043】
本発明の第3の態様は、コールセンタ内での作業のジャストインタイム(JIT)引き渡しに関連する。本発明のこの態様は、作業に対してエージェントが利用可能になった「ちょうどそのとき」に到来するように、割り当てられたエージェントに作業を引き渡すことを可能にし、それによって、利用可能なエージェントが、利用可能になった後、作業を待つことで発生する遅延が低減されるか、またはなくなる。
【0044】
JIT引き渡しプロセスは、エージェントが近い将来利用可能になるという知識を、その可用性につながる他の一連のイベントをトリガするイベントとして用いる。例示的な実施形態におけるその他のイベントは、呼選択で開始することが可能であり、エージェントが、利用可能になった際に、どの種類の作業を行うかを決定する。この決定から、遠隔呼をエージェントの局に送らなければならないかどうか、およびその接続の確立にどれくらいかかるかがわかる。また、呼に関連する任意のデータの取得に必要な時間量も決定することができる。そして、データのフェッチおよび呼の接続を、エージェントが次に利用可能になるとわかっているときと略同時に完了するように、スケジュールすることが可能である。
【0045】
既知の長さの休憩期間の割り当ては、既知の将来的な可用性イベントの結果行われるため、エージェントが近い将来利用可能になるという知識は、少なくとも部分的に、上述した可変休憩期間プロセスに従ってエージェントに割り当てられる既知の休憩期間に基づきうる。例えば、エージェントが10秒で終了する休憩期間にあるとわかっているものと仮定する。呼選択が休憩期間になってから4秒間に実行されるように、呼選択を休憩期間が終了する6秒前にスケジュールすることができる。そして、呼選択が、遠隔サイトにおいて待ち行列に入れられた呼をこのエージェントに割り当て、この呼のデータもまた遠隔サーバにあるものと仮定する。次に、データ検索を休憩期間終了5秒前にスケジュールし、呼接続を休憩期間終了2秒前にスケジュールしうる。呼および該呼に関連するデータは、エージェントの休憩期間の終了と同時に到来する。
【0046】
有利なことに、本発明のこの態様は、データ検索および呼接続等の要素を含む場合において、検索または接続をエージェントが利用可能になるときと同時にスケジュールすることで、エージェントの不必要な遅延をなくす。
【0047】
当業者には理解されるように、この技術は、本明細書に記載したその他の呼処理技術のように、音声呼以外のコールセンタの作業タスクに適用可能である。
【0048】
本発明の第4の態様は、「サービスについての次の機会(Next Opportunity for Service)」またはNOS、すなわちサービスについての待ち行列に入れられた呼等の作業アイテムに対して、次にサービスを提供することができるとわかっている、時間での将来ポイントを提供する技術に関する。上述したように、可変長の休憩期間を提供する上記技術は、事前にわかる可用性の将来イベントを生成する。この既知の将来的な可用性を使用して、NOSを定義することができる。特に、エージェントが可変休憩期間にある任意の時間に、エージェントが処理する各スキル毎に、NOSがある。
【0049】
多くのエージェントが同時に可変休憩期間にあってもよい場合、コールセンタにおける任意のスキルまたは任意のタイプの作業NOS時刻表を生成することができる。この知識は、エージェントが保持する特定のスキルのいずれかにエージェントを用いる結果を評価する際に組み込むことが可能である。例えば、所与のスキルのNOS時刻表を使用して、呼について予め定義された目標待ち時間前に、そのタイプの呼にサービスを提供する機会がどれくらいあるかを決定することができる。また、多数の異なるNOS時刻表を、適切な色体系、または時刻表に関連する個々のエージェントを示すために用いられる同様の区別技術により、指定された構成で表示しうる。
【0050】
本発明によるNOSは、概して、特定の呼にサービスを提供する保証された時間を考慮せず、代わりに、呼をサービス提供について考慮する時間における次のポイントの指示としての役割を果たす。しかし、ある限定された環境、例えば、NOSの導出に休憩期間を用いるエージェントが単一スキルのエージェントであり、かつその間に別の理由により利用不可能にならない場合には、保証時間として見ることも可能である。加えて、コールセンタ管理者に、非常に近い将来、どのように呼にサービスが提供されうるかについての展望を提供するために、NOSは、おそらく周期的にリフレッシュされるかまたは報告される、重み付き平均時間(WAT)等の測定と共に、リアルタイムで報告されることができる。
【0051】
上述した可変休憩期間、多対多の作業割り当て、作業のJIT引き渡し、およびNOS技術は、音声呼との使用に制限されず、その代わり、例えば、電子メール、ファックス、テキストチャート、IPを介した音声等の、顧客から到来するあらゆる作業タスク、ならびに例えば、特定の顧客のニーズを満たすために、実際のまたは電子的な「ペーパーワーク」、顧客との接触、および賛同等を取り扱う各種作業タスクを遂行しなければならない、作業フローシステムの一部である、作業フローおよび/または顧客の注文処理生成作業タスクに対してより一般に適用可能であることを理解されたい。
【0052】
本発明により構成されるコールセンタは、複数のサイトに分散されてもよい。例えば、上述した処理動作は、所与の呼または他の通信を特定のローカルサイトにおける利用可能なエージェントに送る前に、遠隔地または集中型システムにおいて行ってもよい。
【0053】
本発明の上記実施形態は、説明のみを意図するものである。例えば、図1に示すコールセンタの例示的な構成は、本明細書に記載した呼処理機能を提供するために、広範な異なるコンポーネント構成を組み込むよう変更しうることに留意されたい。かかる1つの代替構成は、本明細書に記載の処理機能が、いわゆる「オフボード」サーバ、例えば、ACDシステム外のサーバにおいて実施するよう構成することができる。このタイプの構成では、分配に関連する処理機能の全体または一部をACDシステムからサーバに移せるように、1つまたは複数のサーバが、企業におけるエージェントへの作業の分配を制御する。本明細書で使用する「コールセンタ」という用語は、本発明を実施しうるこれらおよびその他の代替システムを包含するよう意図される。
【0054】
加えて、上述したように、本発明は、ファックス、電子メール、テキストチャート、IPを介した音声等を含む、呼以外の広範な異なる通信に適用することが可能である。また、本発明は、コンピュータまたは他のタイプのプロセッサによって実行されると、プロセッサに上述した処理機能を実施させる、コンピュータ読み取り可能媒体、またはソフトウェアを含む他の同様な媒体の形態で実施しうることにも留意されたい。例えば、BCMS110、呼ベクトル140、エージェントセレクタ150、およびACDシステム101の他の要素はそれぞれ、少なくとも部分的に、メモリ115、またはACDシステム101に連係された他の任意のコンピュータ読み取り可能媒体に格納された1つまたは複数のソフトウェアプログラムとして実施されてもよく、また、プロセッサ116またはACDシステム101に連係された他の処理ハードウェアで実行されてもよい。本発明によって、通信処理動作を提供するために、広範な他の実施を使用することもできる。当業者には、添付の特許請求の範囲内のこれらおよび他の多数の代替実施形態が明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つまたは複数の態様を実施しうるコールセンタのブロック図である。
【図2】図1のコールセンタにおいて実施される自動呼分配(ACD)システムのブロック図である。
【図3】本発明の一態様による、サービス状態に基づく可変休憩期間の提供を示す図である。

Claims (37)

  1. コールセンタにおいて通信を処理する方法であって、該コールセンタは所与のエージェントに対して、スケジュールされた中断の他に、そのエージェントによる通信サービスの間に該所与のエージェントのための可変休憩期間を提供しており、前記方法は、
    少なくとも部分的に、(i)エージェントの占有率レベル、および(ii)複数の指定サービス状態のいずれかの、エージェントによってサポートされる特定スキルおよび特定タイプの通信の少なくとも一方に関連するもの、のうちの1つまたは複数に基づいて、前記所与のエージェントについての休憩期間を決定するステップを含み、1セットの休憩期間は各サービス状態に関連しかつ複数のエージェント占有レベルの各々に対して少なくとも1つの特定休憩期間を含んでおり、前記1セットの休憩期間のうちの所与の1つはエージェント占有レベルおよびサービス状態に基づいて決定可能であり、前記複数のサービス状態は、第1サービスレベル、該第1サービスレベルに対して過剰サービス状態を示す第2サービスレベル、および該第1サービスレベルに対して不足サービス状態を示す第3サービスレベルに各々対応する少なくとも第1、第2、および第3サービス状態からなり、前記方法はさらに、
    前記決定された休憩期間の少なくとも一部の間には、前記所与のエージェントにより通信が処理されないように、前記コールセンタにおける前記通信を処理するステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記サービス状態の少なくとも1つのサブセットは、少なくとも部分的に、待ち時間測定、平均応答速度測定、およびサービスレベルにおけるパーセントのうちの少なくとも1つによって特徴付けられる請求項1記載の方法。
  3. 前記エージェント占有率レベルは、ターゲット範囲未満レベル、範囲内レベル、およびターゲット範囲超過レベルのうちの1つまたは複数を含む請求項1記載の方法。
  4. 前記複数の指定サービス状態は、閾値超過状態、現在危険状態、将来危険状態、範囲内状態、サービス過剰状態、待ち行列空状態、およびエージェントアイドル状態のうちの2つ以上を含み、前記範囲内状態は、特定のサービスレベルを表す請求項1記載の方法。
  5. 前記休憩期間は、前記エージェント占有率レベルと、前記エージェントによってサポートされる1つまたは複数のスキルについての前記サービス状態のうちの少なくとも1つとの双方に基づいて、前記所与のエージェントについて決定される請求項1記載の方法。
  6. 前記サービス状態の前記特定のサービス状態は、前記エージェントによってサポートされる複数のスキルについての前記サービス状態の最悪のものに対応する請求項5記載の方法。
  7. 前記所与のエージェントについて、特定のエージェント占有率レベルと、該エージェントによってサポートされるスキルに対応する前記サービス状態の中での最悪のサービス状態とを決定することで、前記休憩期間が決定されるように、異なるセットの休憩期間は、複数のエージェント占有率レベルそれぞれについての前記サービス状態それぞれに関連付けられる請求項1記載の方法。
  8. 前記決定するステップはさらに、少なくとも部分的に、前記所与のエージェントについてのターゲット占有率と実際の占有率の間の差に基づいて、選択された休憩期間を調節することを含む請求項1記載の方法。
  9. 前記決定するステップはさらに、前記コールセンタに関連する複数のエージェントについて休憩期間を決定することを含む請求項1記載の方法。
  10. 前記複数のエージェントについて決定される休憩期間は、複数のエージェントがそれぞれ、複数の通信の処理について同時に考慮される多対多の作業割り当てプロセスの実施に利用される請求項9記載の方法。
  11. 前記所与のエージェントについて決定された休憩期間は、該エージェントが将来利用可能になる正確な時間を決定するために用いられる請求項1記載の方法。
  12. 前記休憩期間に基づいて決定される、前記エージェントが将来利用可能になる正確な時間は、特定の通信を前記エージェントに引き渡す前に、少なくとも1つのイベントをスケジュールするために用いられる請求項11記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのイベントは、呼選択イベント、データ検索イベント、および呼接続イベントのうちの少なくとも1つを含む請求項12記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つのイベントは、前記特定の通信の処理に必要なデータが、前記通信と略同時に前記エージェントに提供されるように、スケジュールされる請求項12記載の方法。
  15. 前記エージェントが将来利用可能になる正確な時間は、前記エージェントによってサポートされるスキルの少なくとも各サブセット毎に、サービスについての次の機会(NOS)インジケータを決定するために用いられる請求項11記載の方法。
  16. 前記NOSインジケータは、前記コールセンタに関連する複数のエージェントについて生成される請求項15記載の方法。
  17. 前記コールセンタに関連する複数のエージェントの少なくとも1つのサブセットについての前記NOSインジケータは、前記エージェントによってサポートされる所与のスキルについてのNOSインジケータの時刻表を含む視覚表示に構成される請求項16記載の方法。
  18. 前記視覚表示は、それぞれ前記エージェントの少なくとも1つのサブセットによってサポートされる特定スキルについてのNOSインジケータを含む、複数のNOS時刻表を含む請求項17記載の方法。
  19. コールセンタにおいて通信を処理する装置であって、該コールセンタは所与のエージェントに対して、スケジュールされた中断の他に、そのエージェントによる通信サービスの間に該所与のエージェントのための可変休憩期間を提供しており、前記装置は、
    少なくとも部分的に、(i)エージェントの占有率レベル、および(ii)複数の指定サービス状態のいずれかの、エージェントによってサポートされる特定スキルおよび特定タイプの通信の少なくとも一方に関連するもの、のうちの1つまたは複数に基づいて、前記所与のエージェントについての休憩期間を決定すると共に、前記決定された休憩期間の少なくとも一部の間には、前記所与のエージェントにより通信が処理されないように、前記コールセンタにおける前記通信を処理するよう動作可能なプロセッサを備え、1セットの休憩期間は各サービス状態に関連しかつ複数のエージェント占有レベルの各々に対して少なくとも1つの特定休憩期間を含んでおり、前記1セットの休憩期間のうちの所与の1つはエージェント占有レベルおよびサービス状態に基づいて決定可能であり、前記複数のサービス状態は、第1サービスレベル、該第1サービスレベルに対して過剰サービス状態を示す第2サービスレベル、および該第1サービスレベルに対して不足サービス状態を示す第3サービスレベルに各々対応する少なくとも第1、第2、および第3サービス状態からなり、前記装置はさらに、
    該プロセッサに連結され、前記エージェント占有率レベルおよび前記サービス状態の少なくとも一方に関する情報を格納するよう動作可能なメモリを備えることを特徴とする装置。
  20. 前記サービス状態の少なくとも1つのサブセットは、少なくとも部分的に、待ち時間測定、平均応答速度測定、およびサービスレベルにおけるパーセントのうちの少なくとも1つによって特徴付けられる請求項19記載の装置。
  21. 前記エージェント占有率レベルは、ターゲット範囲未満レベル、範囲内レベル、およびターゲット範囲超過レベルのうちの1つまたは複数を含む請求項19記載の装置。
  22. 前記複数の指定サービス状態は、閾値超過状態、現在危険状態、将来危険状態、範囲内状態、サービス過剰状態、待ち行列空状態、およびエージェントアイドル状態のうちの2つ以上を含み、前記範囲内状態は、特定のサービスレベルを表す請求項19記載の装置。
  23. 前記休憩期間は、前記エージェント占有率レベルと、前記エージェントによってサポートされる1つまたは複数のスキルについての前記サービス状態のうちの少なくとも1つとの双方に基づいて、前記所与のエージェントについて決定される請求項19記載の装置。
  24. 前記サービス状態の前記特定のサービス状態は、前記エージェントによってサポートされる複数のスキルについての前記サービス状態の最悪のものに対応する請求項23記載の装置。
  25. 前記所与のエージェントについて、特定のエージェント占有率レベルと、該エージェントによってサポートされるスキルに対応する前記サービス状態の中での最悪のサービス状態とを決定することで、前記休憩期間が決定されるように、異なるセットの休憩期間は、複数のエージェント占有率レベルそれぞれについての前記サービス状態それぞれに関連付けられる請求項19記載の装置。
  26. 選択された休憩期間は、少なくとも部分的に、前記所与のエージェントについてのターゲット占有率と実際の占有率の間の差に基づいて調節される請求項19記載の装置。
  27. 前記プロセッサはさらに、前記コールセンタに関連する複数のエージェントについて休憩期間を決定するよう動作可能である請求項19記載の装置。
  28. 前記複数のエージェントについて決定される休憩期間は、複数のエージェントがそれぞれ、複数の通信の処理について同時に考慮される多対多の作業割り当てプロセスの実施に利用される請求項27記載の装置。
  29. 前記所与のエージェントについて決定された休憩期間は、該エージェントが将来利用可能になる正確な時間を決定するために用いられる請求項19記載の装置。
  30. 前記休憩期間に基づいて決定される、前記エージェントが将来利用可能になる正確な時間は、特定の通信を前記エージェントに引き渡す前に、少なくとも1つのイベントをスケジュールするために用いられる請求項29記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのイベントは、呼選択イベント、データ検索イベント、および呼接続イベントのうちの少なくとも1つを含む請求項30記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのイベントは、前記特定の通信の処理に必要なデータが、前記通信と略同時に前記エージェントに提供されるように、スケジュールされる請求項30記載の装置。
  33. 前記エージェントが将来利用可能になる正確な時間は、前記エージェントによってサポートされるスキルの少なくとも各サブセット毎に、サービスについての次の機会(NOS)インジケータを決定するために用いられる請求項29記載の装置。
  34. 前記NOSインジケータは、前記コールセンタに関連する複数のエージェントについて生成される請求項33記載の装置。
  35. 前記コールセンタに関連する前記複数のエージェントの少なくとも1つのサブセットについての前記NOSインジケータは、前記エージェントによってサポートされる所与のスキルについてのNOSインジケータの時刻表を含む視覚表示に構成される請求項34記載の装置。
  36. 前記視覚表示は、それぞれ前記エージェントの少なくとも1つのサブセットによってサポートされる特定スキルについてのNOSインジケータを含むような複数のNOS時刻表を含む請求項35記載の装置。
  37. コールセンタにおいて通信を処理する1つまたは複数のソフトウェアプログラムを含むコンピュータ読み取り媒体であって、該コールセンタは所与のエージェントに対して、スケジュールされた中断の他に、そのエージェントによる通信サービスの間に該所与のエージェントのための可変休憩期間を提供しており、該1つまたは複数のソフトウェアプログラムは、プロセッサにおいて実行されると、
    少なくとも部分的に、(i)エージェントの占有率レベル、および(ii)複数の指定サービス状態のいずれかの、エージェントによってサポートされる特定スキルおよび特定タイプの通信の少なくとも一方に関連するもの、のうちの1つまたは複数に基づいて、該所与のエージェントについての休憩期間を決定するステップを前記プロセッサに実行させており、前記複数のサービス状態は、第1サービスレベル、該第1サービスレベルに対して過剰サービス状態を示す第2サービスレベル、および該第1サービスレベルに対して不足サービス状態を示す第3サービスレベルに各々対応する少なくとも第1、第2、および第3サービス状態からなり、前記ソフトウェアプログラムはさらに、
    前記決定された休憩期間の少なくとも一部の間には、前記所与のエージェントにより通信が処理されないように、前記コールセンタにおける前記通信を処理するステップを前記プロセッサに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り媒体
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