JP3627431B2 - テレビ受信システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭で使用されているテレビ受信システムで、特に複数台のテレビを有する家庭におけるテレビ受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
趣味の多様化に応じて、テレビ放映のチャンネル数が増え、子供の教育に悪影響を与える成人向けの番組も放映されるようになってきている。また、生活水準の向上により、子供のそれぞれが子供部屋を持ち、各部屋にテレビを設置している家庭が多くなってきている。そして各テレビはそれぞれ独立しているので、未成年の子供が自室で成人向けの番組を親に内緒で見たり、深夜までテレビを見続けても、親は監視することができず、教育に悪影響を与え、勉学に差し支えることとなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、子供の教育に悪影響を与たり、勉学に差し支えることが生じないように、子供部屋に設置されている各テレビの放映内容を、親が監視できるようにしたテレビ受信システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、親テレビと、該親テレビの制御下におかれた子テレビとより構成され、親テレビのディスプレイの一部に子テレビで放映されている映像が映し出されるようになっている。そして、子供部屋に子テレビを設置し、親の部屋に親テレビを設置すれば、子供が見ている子テレビの放映内容を親テレビで親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができる。
【0005】
そして、親テレビに子テレビの受信チャンネル変更機能及び子テレビの電源オフ機能が設けられているので、親は子供部屋まで行かずに、受信チャンネルを変えたり、電源をオフすることができる。また、親テレビによる子テレビの受信チャンネル変更及び子テレビの電源オフは、一定時間保持されるので、両者によるいたちごっこが防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビ受信システムの実施の形態を説明する。図1に示すように、親テレビ10は子供の保護者が使用している部屋1に設置され、各子テレビ20A、20Bはそれぞれ子供部屋2、3に設置されている。そして、各テレビ10、20A、20Bにはテレビアンテナ4からのアンテナ線5が接続され、送られてくる各チャンネルの番組が映し出されるようになっている。なお図1中の符号11、21は各テレビ10、20A、20Bへのリモコン入力器である。
【0007】
図2に示すように、親テレビ10のリモコン入力器11には、テレビ選択釦12と電源釦13とチャンネル選択釦14等の各種釦が設けられ、各釦12、13、14が押されたときに無線でそれらの制御信号を出力するようになっている。親テレビ10には、リモコン入力器11からの制御信号を受けてその制御信号を出力する受信手段15と、受信手段15からの制御信号を受けて親テレビ10の電源のオン・オフ及びチャンネル選択等を制御し、子テレビ20A、20Bへ電源のオン・オフ信号及びチャンネル選択信号等の制御信号を出力する親テレビ制御手段16と、親テレビ制御手段16から受けたチャンネル選択信号でアンテナ線5からのチャンネルを選択し、選択されたチャンネルの映像信号を出力するチャンネル受信手段17と、チャンネル受信手段17及び子テレビ20A、20Bからの映像信号を合成して合成画像信号を出力する映像合成手段18と、映像合成手段18から受けた合成画像信号を映し出すディスプレイ19が設けられている。そして、図1に示すようにディスプレイ19の隅部19Aには子テレビ20Aの映像が、隅部19Bには子テレビ20Bの映像が映し出されるようになっている。
【0008】
子テレビ20Aのリモコン入力器21には、電源釦23とチャンネル選択釦24等の各種釦が設けられ、各釦23、24が押されたときに無線でそれらの制御信号を出力するようになっている。子テレビ20Aには、リモコン入力器21からの制御信号を受けてその制御信号を出力する受信手段25と、受信手段25からの制御信号を受けて子テレビ20Aの電源のオン・オフ及びチャンネル選択等を制御し、親テレビ10から入力する電源のオン・オフ信号及びチャンネル選択信号等の制御信号を受けて子テレビ20Aを制御する子テレビ制御手段26と、子テレビ制御手段26から受けたチャンネル選択信号でアンテナ線5からのチャンネルを選択し、選択されたチャンネルの映像信号を出力するチャンネル受信手段27と、チャンネル受信手段27から受けた映像信号を映し出すディスプレイ29が設けられている。
【0009】
なお、子テレビ20Bは子テレビ20Aと同一であり、その説明は省略する。
【0010】
次に、本発明のテレビ受信システムの動作を説明する。まず親テレビ10の基本制御の態様を、図3に示す親テレビ10の親テレビ制御手段16のフロー図に基づいて説明すると、親テレビ10を点けるには、リモコン入力器11の電源釦13を押すと、電源オン信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST1)、親テレビ10の電源がオンして(図3 ST2)、映像がディスプレイ19に映し出される。そしてリモコン入力器11のチャンネル選択釦14を押すとチャンネル選択信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST3)、親テレビ制御手段16はチャンネル受信手段17へチャンネル切替信号を伝へ(図3 ST4)、チャンネルが切り替わり、アンテナ線5からチャンネル受信手段17及び映像合成手段18を介してディスプレイ19に映し出される映像が変わる。そして親テレビ10を消すには、リモコン入力器11の電源釦13を押すと、電源オフ信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST5)、親テレビ10の電源はオフされ(図3 ST6)、ディスプレイ19の映像は消える。
【0011】
次に図4に示す親テレビ10の親テレビ制御手段16のフロー図に基づいて、親テレビ10による子テレビ20A、20Bの制御の態様を説明すると、親テレビ10を点けているときに、子テレビ20A、20Bも点いていると、子テレビ20A、20Bからの映像は映像合成手段18で合成され、親テレビ10のディスプレイ19の隅部19A、19Bに映し出されている。この隅部19A、19Bの映像により、子供が見ている子テレビ20A、20Bの放映内容を親テレビ10で親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができるようになる。
【0012】
そして、例えば子テレビ20Aの映像が子供の教育に悪影響を与えると思われる場合は、リモコン入力器11の子テレビ20A側のテレビ選択釦12を押して、チャンネル選択釦14を押すと、選択された子テレビ20Aのチャンネル選択信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST1、ST2)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Aへチャンネル切替信号を出力する(図4 ST3)。そして、後述するようにチャンネル切替信号を受けて、子テレビ20Aのチャンネルは切り替えられる。このように親テレビ10側で子テレビ20A、20Bのチャンネルを変えることができるので、親は子供部屋まで行かなくても良くなる。
【0013】
また例えば夜遅くまで子テレビ20Aを点けているのでこれを強制的に消す場合には、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、電源釦13を押すと、選択された子テレビ20Aの電源オフ信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST1、ST4)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Aへ電源オフ信号を出力する(図4 ST5)。そして、後述するように電源オフ信号を受けて、子テレビ20Aの電源はオフされる。このように親テレビ10側で子テレビ20A、20Bの電源を切ることができるので、親は子供部屋まで行かなくても良くなる。
【0014】
また、子テレビ20Bのチャンネルを変えるには、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、チャンネル選択釦14を押すと、選択された子テレビ20Bのチャンネル選択信号が親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST6、ST7)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Bへチャンネル切替信号を出力し(図4 ST8)、子テレビ20Bのチャンネルは切り替えられる。そして、子テレビ20Bを強制的に消す場合には、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、電源釦13を押すと、選択された子テレビ20Bの電源オフ信号が親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST6、ST9)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Bへ電源オフ信号を出力し(図4 ST10)、子テレビ20Bの電源はオフされる。
【0015】
次に図5のフロー図に基づいて、子テレビ20Aの制御の態様を説明すると、子テレビ20Aを点けるには、リモコン入力器21の電源釦23を押すと電源オン信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST1)、後述する図5のステップST12の態様によりテレビ電源オフが保持中でない場合は(図5 ST2)、子テレビ20Aの電源はオンして(図5 ST3)、ディスプレイ29に映像が映し出される。そしてリモコン入力器21のチャンネル選択釦24を押すとチャンネル選択信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST4)、この信号は親テレビ10からでなく(図5ST5)、この選択されたチャンネルが後述する図5のステップST8の態様によりチャンネル禁止中でない場合は(図5 ST6)、子テレビ制御手段26からチャンネル切替信号がチャンネル受信手段27へ出力され(図5 ST7)、アンテナ線5から入力する映像が切り替わり、子テレビ20Aに映し出される映像が変わる。
【0016】
図5のステップST4において、子テレビ制御手段26に入力したチャンネル選択信号が親テレビ10からの場合、即ち図4のステップST3で説明したように教育上の悪影響などを考慮して親がチャンネルを変えたときは(図5 ST5)、子テレビ制御手段26はチャンネル切替信号をチャンネル受信手段27へ出力し、今まで放映されていたチャンネルを一定時間、例えば1時間の間チャンネル禁止保持をおこなう(図5 ST8)。これにより、親テレビ10からチャンネルを変えられた場合は、チャンネル禁止が1時間保持され、親と子のチャンネル切替のいたちごっこが防止される。
【0017】
そして子テレビ20Aを消すには、リモコン入力器21の電源釦23を押すと電源オフ信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST9)、子テレビ20Aの電源はオフされ(図5 ST10)、ディスプレイ29の映像は消える。
【0018】
図5のステップST9において、子テレビ制御手段26に入力した電源オフ信号が親テレビ10からの場合、即ち図4のステップST5で説明したように教育上の悪影響などを考慮して親が電源をオフしたときは(図5 ST11)、テレビ電源オフを一定時間、例えば1時間の間保持する(図5 ST12)。これにより、親テレビ10から電源を切られた場合は、電源オフが1時間保持され、親と子の電源オン・オフのいたちごっこが防止される。
【0019】
なお、親テレビ10のリモコン入力器11に子テレビ20A、20Bのチャンネル選択禁止釦を設け、この釦が押されたときに親テレビ制御手段16が子テレビ制御手段26へチャンネル選択禁止信号を伝えて登録し、禁止が掛けられたチャンネルを選択できないようにしても良い。このようにすると、テレビの番組を見て予め子テレビ20A、20Bのチャンネル選択禁止をすることができるようになる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のテレビ受信システムは、親テレビと、該親テレビの制御下におかれた子テレビとより構成され、親テレビのディスプレイの一部に子テレビで放映されている映像が映し出されるようになっているので、子供部屋に子テレビを設置し、親の部屋に親テレビを設置すれば、子供が見ている子テレビの放映内容を親テレビで親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができるようになる。また、チャンネル選択禁止の登録機能を設けることにより、親が留守の場合でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ受信システムの全体を示す構成図である。
【図2】本発明のテレビ受信システムのブロック図である。
【図3】親テレビ制御手段の基本のフロー図である。
【図4】親テレビ制御手段の子テレビを制御するフロー図である。
【図5】子テレビ制御手段のフロー図である。
【符号の説明】
1 部屋
2、3 子供部屋
4 アンテナ
5 アンテナ線
10 親テレビ
11、21、 リモコン入力器
12 テレビ選択釦
13、23 電源釦
14、24 チャンネル選択釦
15、25 受信手段
16 親テレビ制御手段
17、27 チャンネル受信手段
18 映像合成手段
19、29 ディスプレイ
20A、20B 子テレビ
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭で使用されているテレビ受信システムで、特に複数台のテレビを有する家庭におけるテレビ受信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
趣味の多様化に応じて、テレビ放映のチャンネル数が増え、子供の教育に悪影響を与える成人向けの番組も放映されるようになってきている。また、生活水準の向上により、子供のそれぞれが子供部屋を持ち、各部屋にテレビを設置している家庭が多くなってきている。そして各テレビはそれぞれ独立しているので、未成年の子供が自室で成人向けの番組を親に内緒で見たり、深夜までテレビを見続けても、親は監視することができず、教育に悪影響を与え、勉学に差し支えることとなってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、子供の教育に悪影響を与たり、勉学に差し支えることが生じないように、子供部屋に設置されている各テレビの放映内容を、親が監視できるようにしたテレビ受信システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、親テレビと、該親テレビの制御下におかれた子テレビとより構成され、親テレビのディスプレイの一部に子テレビで放映されている映像が映し出されるようになっている。そして、子供部屋に子テレビを設置し、親の部屋に親テレビを設置すれば、子供が見ている子テレビの放映内容を親テレビで親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができる。
【0005】
そして、親テレビに子テレビの受信チャンネル変更機能及び子テレビの電源オフ機能が設けられているので、親は子供部屋まで行かずに、受信チャンネルを変えたり、電源をオフすることができる。また、親テレビによる子テレビの受信チャンネル変更及び子テレビの電源オフは、一定時間保持されるので、両者によるいたちごっこが防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビ受信システムの実施の形態を説明する。図1に示すように、親テレビ10は子供の保護者が使用している部屋1に設置され、各子テレビ20A、20Bはそれぞれ子供部屋2、3に設置されている。そして、各テレビ10、20A、20Bにはテレビアンテナ4からのアンテナ線5が接続され、送られてくる各チャンネルの番組が映し出されるようになっている。なお図1中の符号11、21は各テレビ10、20A、20Bへのリモコン入力器である。
【0007】
図2に示すように、親テレビ10のリモコン入力器11には、テレビ選択釦12と電源釦13とチャンネル選択釦14等の各種釦が設けられ、各釦12、13、14が押されたときに無線でそれらの制御信号を出力するようになっている。親テレビ10には、リモコン入力器11からの制御信号を受けてその制御信号を出力する受信手段15と、受信手段15からの制御信号を受けて親テレビ10の電源のオン・オフ及びチャンネル選択等を制御し、子テレビ20A、20Bへ電源のオン・オフ信号及びチャンネル選択信号等の制御信号を出力する親テレビ制御手段16と、親テレビ制御手段16から受けたチャンネル選択信号でアンテナ線5からのチャンネルを選択し、選択されたチャンネルの映像信号を出力するチャンネル受信手段17と、チャンネル受信手段17及び子テレビ20A、20Bからの映像信号を合成して合成画像信号を出力する映像合成手段18と、映像合成手段18から受けた合成画像信号を映し出すディスプレイ19が設けられている。そして、図1に示すようにディスプレイ19の隅部19Aには子テレビ20Aの映像が、隅部19Bには子テレビ20Bの映像が映し出されるようになっている。
【0008】
子テレビ20Aのリモコン入力器21には、電源釦23とチャンネル選択釦24等の各種釦が設けられ、各釦23、24が押されたときに無線でそれらの制御信号を出力するようになっている。子テレビ20Aには、リモコン入力器21からの制御信号を受けてその制御信号を出力する受信手段25と、受信手段25からの制御信号を受けて子テレビ20Aの電源のオン・オフ及びチャンネル選択等を制御し、親テレビ10から入力する電源のオン・オフ信号及びチャンネル選択信号等の制御信号を受けて子テレビ20Aを制御する子テレビ制御手段26と、子テレビ制御手段26から受けたチャンネル選択信号でアンテナ線5からのチャンネルを選択し、選択されたチャンネルの映像信号を出力するチャンネル受信手段27と、チャンネル受信手段27から受けた映像信号を映し出すディスプレイ29が設けられている。
【0009】
なお、子テレビ20Bは子テレビ20Aと同一であり、その説明は省略する。
【0010】
次に、本発明のテレビ受信システムの動作を説明する。まず親テレビ10の基本制御の態様を、図3に示す親テレビ10の親テレビ制御手段16のフロー図に基づいて説明すると、親テレビ10を点けるには、リモコン入力器11の電源釦13を押すと、電源オン信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST1)、親テレビ10の電源がオンして(図3 ST2)、映像がディスプレイ19に映し出される。そしてリモコン入力器11のチャンネル選択釦14を押すとチャンネル選択信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST3)、親テレビ制御手段16はチャンネル受信手段17へチャンネル切替信号を伝へ(図3 ST4)、チャンネルが切り替わり、アンテナ線5からチャンネル受信手段17及び映像合成手段18を介してディスプレイ19に映し出される映像が変わる。そして親テレビ10を消すには、リモコン入力器11の電源釦13を押すと、電源オフ信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図3 ST5)、親テレビ10の電源はオフされ(図3 ST6)、ディスプレイ19の映像は消える。
【0011】
次に図4に示す親テレビ10の親テレビ制御手段16のフロー図に基づいて、親テレビ10による子テレビ20A、20Bの制御の態様を説明すると、親テレビ10を点けているときに、子テレビ20A、20Bも点いていると、子テレビ20A、20Bからの映像は映像合成手段18で合成され、親テレビ10のディスプレイ19の隅部19A、19Bに映し出されている。この隅部19A、19Bの映像により、子供が見ている子テレビ20A、20Bの放映内容を親テレビ10で親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができるようになる。
【0012】
そして、例えば子テレビ20Aの映像が子供の教育に悪影響を与えると思われる場合は、リモコン入力器11の子テレビ20A側のテレビ選択釦12を押して、チャンネル選択釦14を押すと、選択された子テレビ20Aのチャンネル選択信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST1、ST2)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Aへチャンネル切替信号を出力する(図4 ST3)。そして、後述するようにチャンネル切替信号を受けて、子テレビ20Aのチャンネルは切り替えられる。このように親テレビ10側で子テレビ20A、20Bのチャンネルを変えることができるので、親は子供部屋まで行かなくても良くなる。
【0013】
また例えば夜遅くまで子テレビ20Aを点けているのでこれを強制的に消す場合には、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、電源釦13を押すと、選択された子テレビ20Aの電源オフ信号が受信手段15を介して親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST1、ST4)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Aへ電源オフ信号を出力する(図4 ST5)。そして、後述するように電源オフ信号を受けて、子テレビ20Aの電源はオフされる。このように親テレビ10側で子テレビ20A、20Bの電源を切ることができるので、親は子供部屋まで行かなくても良くなる。
【0014】
また、子テレビ20Bのチャンネルを変えるには、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、チャンネル選択釦14を押すと、選択された子テレビ20Bのチャンネル選択信号が親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST6、ST7)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Bへチャンネル切替信号を出力し(図4 ST8)、子テレビ20Bのチャンネルは切り替えられる。そして、子テレビ20Bを強制的に消す場合には、リモコン入力器11のテレビ選択釦12を押して、電源釦13を押すと、選択された子テレビ20Bの電源オフ信号が親テレビ制御手段16に入力し(図4 ST6、ST9)、親テレビ制御手段16は子テレビ20Bへ電源オフ信号を出力し(図4 ST10)、子テレビ20Bの電源はオフされる。
【0015】
次に図5のフロー図に基づいて、子テレビ20Aの制御の態様を説明すると、子テレビ20Aを点けるには、リモコン入力器21の電源釦23を押すと電源オン信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST1)、後述する図5のステップST12の態様によりテレビ電源オフが保持中でない場合は(図5 ST2)、子テレビ20Aの電源はオンして(図5 ST3)、ディスプレイ29に映像が映し出される。そしてリモコン入力器21のチャンネル選択釦24を押すとチャンネル選択信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST4)、この信号は親テレビ10からでなく(図5ST5)、この選択されたチャンネルが後述する図5のステップST8の態様によりチャンネル禁止中でない場合は(図5 ST6)、子テレビ制御手段26からチャンネル切替信号がチャンネル受信手段27へ出力され(図5 ST7)、アンテナ線5から入力する映像が切り替わり、子テレビ20Aに映し出される映像が変わる。
【0016】
図5のステップST4において、子テレビ制御手段26に入力したチャンネル選択信号が親テレビ10からの場合、即ち図4のステップST3で説明したように教育上の悪影響などを考慮して親がチャンネルを変えたときは(図5 ST5)、子テレビ制御手段26はチャンネル切替信号をチャンネル受信手段27へ出力し、今まで放映されていたチャンネルを一定時間、例えば1時間の間チャンネル禁止保持をおこなう(図5 ST8)。これにより、親テレビ10からチャンネルを変えられた場合は、チャンネル禁止が1時間保持され、親と子のチャンネル切替のいたちごっこが防止される。
【0017】
そして子テレビ20Aを消すには、リモコン入力器21の電源釦23を押すと電源オフ信号が受信手段25を介して子テレビ制御手段26に入力し(図5 ST9)、子テレビ20Aの電源はオフされ(図5 ST10)、ディスプレイ29の映像は消える。
【0018】
図5のステップST9において、子テレビ制御手段26に入力した電源オフ信号が親テレビ10からの場合、即ち図4のステップST5で説明したように教育上の悪影響などを考慮して親が電源をオフしたときは(図5 ST11)、テレビ電源オフを一定時間、例えば1時間の間保持する(図5 ST12)。これにより、親テレビ10から電源を切られた場合は、電源オフが1時間保持され、親と子の電源オン・オフのいたちごっこが防止される。
【0019】
なお、親テレビ10のリモコン入力器11に子テレビ20A、20Bのチャンネル選択禁止釦を設け、この釦が押されたときに親テレビ制御手段16が子テレビ制御手段26へチャンネル選択禁止信号を伝えて登録し、禁止が掛けられたチャンネルを選択できないようにしても良い。このようにすると、テレビの番組を見て予め子テレビ20A、20Bのチャンネル選択禁止をすることができるようになる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のテレビ受信システムは、親テレビと、該親テレビの制御下におかれた子テレビとより構成され、親テレビのディスプレイの一部に子テレビで放映されている映像が映し出されるようになっているので、子供部屋に子テレビを設置し、親の部屋に親テレビを設置すれば、子供が見ている子テレビの放映内容を親テレビで親が監視することができ、教育に悪影響を与えたり勉学に差し支える場合には、親が注意をすることができるようになる。また、チャンネル選択禁止の登録機能を設けることにより、親が留守の場合でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ受信システムの全体を示す構成図である。
【図2】本発明のテレビ受信システムのブロック図である。
【図3】親テレビ制御手段の基本のフロー図である。
【図4】親テレビ制御手段の子テレビを制御するフロー図である。
【図5】子テレビ制御手段のフロー図である。
【符号の説明】
1 部屋
2、3 子供部屋
4 アンテナ
5 アンテナ線
10 親テレビ
11、21、 リモコン入力器
12 テレビ選択釦
13、23 電源釦
14、24 チャンネル選択釦
15、25 受信手段
16 親テレビ制御手段
17、27 チャンネル受信手段
18 映像合成手段
19、29 ディスプレイ
20A、20B 子テレビ
Claims (3)
- 親テレビと、該親テレビの制御下におかれた子テレビとより構成され、親テレビのディスプレイの一部に子テレビで放映されている映像が映し出されることを特徴とするテレビ受信システム。
- 親テレビに子テレビの受信チャンネル変更機能及び子テレビの電源オフ機能が設けられている請求項1に記載のテレビ受信システム。
- 親テレビによる子テレビの受信チャンネル変更及び子テレビの電源オフは、一定時間保持される請求項2に記載のテレビ受信システム。
Priority Applications (1)
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JP06540797A JP3627431B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | テレビ受信システム |
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JPH10248020A JPH10248020A (ja) | 1998-09-14 |
JP3627431B2 true JP3627431B2 (ja) | 2005-03-09 |
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JP06540797A Expired - Fee Related JP3627431B2 (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | テレビ受信システム |
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US7478414B1 (en) * | 2000-05-08 | 2009-01-13 | Microsoft Corporation | Method and apparatus for alerting a television viewers to the programs other viewers are watching |
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