JP3617785B2 - 放送システムと、その情報参照方法及び受信装置 - Google Patents

放送システムと、その情報参照方法及び受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送システムと、そのシステムでの情報参照方法と、受信装置に関し、特に、受信装置において、ニュースなどの情報を効率的に蓄積し、効率的に再生することができるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル放送では、映像・音声データと云った番組の本体と多重化して、EPG(Eiectric Program Guide:電子番組表)の情報を構成する番組編成情報や、番組に含まれるシーンをシーンの時間的位置により指定することで定義するインデックス情報などを送ることが可能であり、こうしたデジタル放送の特性を利用して、様々なサービスが考えられている。
【0003】
例えば、NHKが提案しているISDB(Integrated Service Digital Broadcasting)における「いつでもニュース」機能によれば、ニュース番組を一旦録画して再生する場合に、ユーザが好みの具体的ニュースを選択して視聴できるようにする方式が開発されている。この方式では、ニュース番組に含まれる具体的ニュース(この明細書では、それぞれの具体的ニュースを「記事」と呼ぶことにする。)に対応するシーンがどのような時間帯に放送されるのかを示すインデックス情報がニュース番組の映像・音声データに多重化して放送され、受信側は、このインデックス情報をニュース番組の映像・音声データと合わせて蓄積する。このインデックス情報は、日本のデジタル放送で規格化が検討されている番組インデックス符号化方式で記述可能である。
【0004】
再生時には、インデックス情報に基づいて記事の一覧を画面に表示し、そこからユーザが選択した記事が再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方式では、ある特定の時刻に放送されたニュース番組1つに対して1つのインデックス情報が存在するだけであり、ニュース番組を跨がって複数記事の関係を扱うことができなかった。すなわち、蓄積した1回のニュース番組の中から記事を選択して再生することができるだけであって、ニュース番組を複数回に渡って蓄積した場合には、再生視聴を効率的に行うことができない。
【0006】
例えば、ニュース番組では、各時間帯の定時ニュースで同じ記事が繰り返し放送されることが多く、そのため、ニュース番組を視聴する機会が多いユーザは、意に反して、同じ記事を何度も見せられる場合がある。
【0007】
一方、その反面、ニュース番組の放送時間枠の制限によって、一度に送られる記事数は制約されるので、例えば、大事件が発生し、その事件に関する記事のみ放送された場合、その以前に放送されたニュース番組に含まれる、些細ではあるがまだ無効ではない記事だけを簡単に選択できない。
【0008】
また、注目する記事の経過をウオッチしたい場合には、毎時間ごとのニュース番組を継続して視聴することが必要になり、可成りの負担になる。
【0009】
また、番組制作を行う側が、記事をカテゴリ分けする方法も考えられるが、細かいカテゴリ分類に多くの手間が必要であったり、時間に対して変質する話題に対して、記事を分類できるだけの細かいカテゴリ分けを予め定義することは困難であった。
【0010】
本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、ニュース番組等の放送情報を効率的に蓄積し、ユーザの効率的な再生視聴を可能にする放送システムと、その情報参照方法と、その受信装置とを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の放送システムでは、送信装置が、放送するシーンの管理情報として、このシーンのカテゴリID及びサブカテゴリIDと、このシーンの更新属性とを送信し、受信装置では、蓄積したシーンの中から、更新属性が差し替えのシーンに対して差し替え用のシーンを受信したときにシーンの差し替えを行い、蓄積しているシーンの中の関連情報を識別して、ユーザの求めに応じて提示するようにしている。
【0012】
また、本発明の受信装置では、送信装置から受信した管理情報に基づいて、蓄積したシーンの中から、差し替え用のシーンを受信したときにシーンの差し替えを行い、蓄積しているシーンの中の関連情報を識別して、ユーザの求めに応じて提示するようにしている。
【0013】
そのため、受信装置において、ニュース番組などを効率的に蓄積再生することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、ニュース番組の記事など効率的に蓄積再生することができる。
【0016】
請求項に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、受信装置は、関連情報を簡単に見つけることができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、送信装置が、リンク情報で、関連する直近の記事を指定するようにしたものであり、送出装置は、関連する一つ前の記事を探し出すだけで、リンク情報を付加することができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、受信装置が独自にリンク情報を生成することができる。
【0019】
請求項に記載の発明は、受信装置が、受信した記事に関する文字放送の文字データと、既に映像・音声データを蓄積している記事に関する文字放送の文字データの一致度合いから、受信した前記記事に関するリンク情報を生成するようにしたものであり、放送局の枠を超えて関連情報を検索することができる。
【0020】
請求項に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生する記事再生方法において、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、ニュース番組の記事など効率的に蓄積し、効率的に再生、提示することができる。
【0022】
請求項に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生する記事再生方法において、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストからして提示するようにしたものであり、受信装置は、関連情報を簡単に見つけて提示することができる。
【0023】
請求項に記載の発明は、送信装置が、リンク情報で、関連する直近の記事を指定するようにしたものであり、送出装置は、関連する一つ前の記事を探し出すだけで、リンク情報を付加することができる。
【0024】
請求項に記載の発明は、送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生する記事再生方法において、送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、受信装置が独自にリンク情報を生成することができる。
【0025】
請求項10に記載の発明は、受信装置が、受信した記事に関する文字放送の文字データと、既に映像・音声データを蓄積している記事に関する文字放送の文字データの一致度合いから、受信した前記記事に関するリンク情報を生成するようにしたものであり、放送局の枠を超えて関連情報を検索し、提示することができる。
【0026】
請求項11に記載の発明は、番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、ニュース番組の記事などの効率的な蓄積再生が可能になる。
【0027】
請求項12に記載の発明は、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、関連情報の検索を簡単に行うことができる。
【0028】
請求項13に記載の発明は、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示するようにしたものであり、受信装置独自でリンク情報を生成することができる。
【0029】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0030】
(第1の実施形態)
第1の実施形態の放送システムは、図1に示すように、放送の送出装置10と、地上波放送や衛星放送あるいはCATVなどの伝送手段30と、放送を受信する受信装置20とから成り、送出装置10は、番組の映像・音声データを生成・送出する映像送出手段11と、EPG(電子番組表)を表示するための番組編成情報を生成・送出する番組編成情報送出手段12と、番組インデックスを生成・送出する番組インデックス送出手段13と、各手段から出力されたデータを多重化する多重器14と、多重器14から出力された信号を変調する変調器15とを備えている。
【0031】
また、受信装置20は、放送波を受信する受信手段21と、多重化している受信信号から映像・音声データ、番組編成情報及び番組インデックスを分離する分離手段22と、映像・音声データをデコードする再生手段23と、スピーカやCRTから成る提示手段24と、番組編成情報及び番組インデックスを取得する付加情報取得手段25と、映像・音声データや付加情報を蓄積する蓄積手段26と、各部を制御するCPU27と、CPU27の作業領域に使用されるメモリ28とを備えている。
【0032】
この放送システムでは、送出装置10の映像送出手段11が番組の映像音声データを多重器14に出力し、また、番組編成情報送出手段12が、図4に示すように、番組を指定するイベントIDと、番組の日時と、番組のタイトルとを含む番組編成情報を多重器14に出力する。
【0033】
また、番組インデックス送出手段13は、番組インデックスとして、後述する記事管理情報(図7)とシーン定義情報(図8)とを作成して多重器14に出力する。
【0034】
シーン定義情報(図8)では、番組編成情報(図4)のイベントID(event_id=2038)に対応する番組(正午のニュース)内で放送される各記事のlocal_event_idと、各記事の放送時間(time)と、記事のタイトルとが定義される。
【0035】
記事管理情報(図7)は、シーン定義情報で定義された記事に対する管理情報であり、受信装置20との間で予め交換しているカテゴリ情報(図2)に従って作成される。
【0036】
このカテゴリ情報(図2)は、「カテゴリID(cid)」と、「カテゴリ名」と、そのカテゴリに属する記事の受信装置での蓄積期間を示す「有効期限」と、同じカテゴリの記事が入力したときに差し替えるかどうかを示す「更新属性」とから成る。なお、実際の記事には、cidの他に、cidをさらに細分化した「サブcid」が付されるが、カテゴリ情報ではcidとの関係だけを定めている。また、カテゴリ情報が定める有効期限及び更新属性は、cidに対するデフォルト値であり、実際の記事では、事情に応じて、このデフォルト値を変更することが可能である。受信装置20は、このカテゴリ情報をメモリ28に格納して保持している。
【0037】
記事管理情報(図7)は、シーン定義情報(図8)で定義された各記事名に対して、カテゴリ情報(図2)で設定されたcidと、さらにサブcidを付し、番組編成情報(図4)に設定された放送日(date)を付し、また、sid(シーンID)として、event_idとそのイベントでのシーン順(#を付した順番)を付す。有効期限及び更新属性は、特に記述しなければ、カテゴリ情報(図2)によって規定されたデフォルト値に設定され、記述した場合には、記述した値に設定される。図7では、開票速報に対してデフォルト値とは異なる「1日間」「差し替え」を設定している。
【0038】
こうして番組インデックス送出手段13で作成された番組インデックスは、番組編成情報送出手段12から出力された番組編成情報及び映像送出手段11から出力され映像・音声データとともに多重器14で多重化され、変調器15で変調される。
【0039】
一方、受信装置20では、受信手段21が放送波を受信し、分離手段22が、多重化されている受信信号を映像・音声データ、番組編成情報及び番組インデックスに分離する。分離された映像・音声データは蓄積手段26に蓄積される。また、リアルタイム視聴が行われるときは、分離された映像・音声データが再生手段23にも入力し、デコードされた映像・音声データが提示手段24から表示される。
【0040】
また、分離された番組編成情報及び番組インデックスは付加情報取得手段25で取得され、番組編成情報は蓄積手段26に格納される。
【0041】
CPU27は、付加情報取得手段25が取得した番組インデックスから、蓄積手段26に蓄積する記事の蓄積リスト(図3)を作成し、蓄積手段26に格納する。
【0042】
この蓄積リスト(図3)は、蓄積手段26での各記事の蓄積順序(番号が小さい方が新しい)を表すライブラリID(lid)と、番組インデックスの記事管理情報から取った記事名、cid及びサブcid、到着日のdate、sid、有効期限、更新属性から成る。
【0043】
ユーザが蓄積手段26に蓄積されている記事の一覧表示を操作すると、蓄積リスト(図3)のデータと、それに対応する番組編成情報(図4)のデータとが読み出されて、図5に示す画面が表示される。
【0044】
また、CPU27は、蓄積手段26に蓄積されている記事の中から、蓄積リスト(図3)に記載されている有効期限が経過したものを消去することで整理を行う。この動作は図13に示す手順で行われる。
【0045】
ステップ11:蓄積中の記事を順番に取り出し、
ステップ13:蓄積リストに記述されている有効期限が切れている場合は、
ステップ14:その記事を消去する。
【0046】
こうした処理を全ての記事に対して行い、
ステップ12:未処理の記事が無くなると、終了する。
【0047】
こうして、図3で示される蓄積リストから4月8日の早朝において有効期限が切れた記事を消去した後の蓄積リストを図6に示している。
【0048】
すなわち、4月8日の早朝において整理の処理が行われたとすると、図3の蓄積リストにおいて、lidが2である記事「円一時100円台」は、dateが“4/7”(4月7日)で、有効期限が“1日間”であるので、有効期限が切れているとステップ13で判断され、消去される。ここで、記事「円一時100円台」は、cidが3でカテゴリは経済ニュースであり、図2からカテゴリのデフォルトの有効期限は2日間であるものの、図3の蓄積リストにおける有効期限が1日となっており、後者の有効期限を優先したことになる。そして、lidを付け直すことで図6の蓄積リストとなる。
【0049】
また、CPU27は、新たに記事が蓄積手段26に蓄積されると、蓄積リストへの記事の追加を行い、また、差し替える記事があれば、それを削除する。この動作は図14に示す手順で行われる。
【0050】
ステップ21:追加する記事に更新属性が記述されている場合には、
ステップ22:update_typeにその更新属性を記入し、
ステップ21:追加する記事に更新属性が記述されていない場合には、
ステップ23:update_typeに、その記事の属するカテゴリの更新属性(図2)を記入し、
ステップ24:update_typeが「差し替え」で無ければ、
ステップ29:その記事を追加する。
【0051】
また、ステップ24において、update_typeが「差し替え」の場合は、
ステップ25:蓄積中の全ての記事を順に取り出し、
ステップ27:2つの記事のカテゴリ及びサブカテゴリが同じ場合には、
ステップ28:取り出した記事を消去する。
【0052】
こうした手順を繰り返し、
ステップ26:取り出す記事が無くなると、
ステップ29:追加する記事を追加して終了する。
【0053】
図9の蓄積リストは、蓄積手段26に図6の蓄積リストの記事が蓄積されている状態で、図7の記事管理情報の記事が入力したときの更新されたリストを示している。
【0054】
すなわち、図7の記事管理情報の「円急騰大台割れ」「青酸事件容疑者逮捕」「開票速報」の3つの記事は、ステップ29によって単純に付加される。そして、残りの「全国の天気」と「週間天気(4/8〜14)」については、更新属性が「差し替え」となっているので、ステップ29で同様に追加されるだけでなく、ステップ27、ステップ28によって、図6においてlidが2、4である記事が、同じcid及びサブcidを持つものとして消去される。
【0055】
次に、蓄積手段26に蓄積された記事をユーザの操作に基づいて再生するときの動作を説明する。このとき、蓄積手段26から読み出された記事は再生手段23で再生され、提示手段24に表示される。
【0056】
このときの手順を図15によって説明する。
【0057】
ステップ31:ユーザは、蓄積された記事の一覧リスト(図5)を表示し、
ステップ32:リモコン等のボタン入力を行う。
【0058】
ステップ33:終了ボタンが押された場合は、
ステップ34:処理を終了する。
【0059】
ステップ35:上下ボタンが押された場合は、
ステップ36:カーソルを移動する。
【0060】
ステップ37:再生ボタンが押された場合は、
ステップ38:カーソルのある記事を再生する。
【0061】
ステップ39:関連記事ボタンが押された場合は、
ステップ40:カテゴリIDとサブカテゴリIDとが同一の記事を蓄積リストから探し、
ステップ41:該当する記事が存在する場合は、
ステップ42:カーソルを探した記事の場所に移動する。
【0062】
従って、図9の蓄積リストの記事を一覧表示した場合では、lid7の「青酸事件容疑者特定」の記事を再生した後、関連記事ボタンを押すと、カーソルは、cid及びサブcidが同じであるlid2の「青酸事件容疑者逮捕」の位置にカーソルが動き、ユーザが再生ボタンを押すと、その記事が再生される。
【0063】
このように、この放送システムの受信装置では、ニュース番組の記事を再生して視聴する場合に、関連する記事を次々と見ることができる。また、重複する記事や情報価値が薄れた記事は除かれているため、ユーザはニュース番組の記事を効率的に視聴することができる。
【0064】
(第2の実施形態)
第2の実施形態の放送システムでは、送出装置からリンク情報を付した記事管理情報が送信される。
【0065】
図11は、リンク情報が付された記事管理情報を示している。送出装置の側では、関連する一つ前の記事を探しだし、リンク情報を付加する。
【0066】
蓄積リストには、図10に示すように、送出装置の側で付したリンク情報が付される。
【0067】
図12の蓄積リストは、蓄積手段26に図10の蓄積リストの記事が蓄積されている状態で、図11の記事管理情報の記事が入力したときの更新されたリストを示している。なお、蓄積手段26への記事の追加や消去は第1の実施形態と同じように行われる。
【0068】
図16は、蓄積手段26に蓄積された記事をユーザの操作に基づいて再生するときの動作を示している。この場合には、関連記事ボタンが押されたときに(ステップ59)、リンク情報の指す記事を探し(ステップ60)、その記事が存在する場合に(ステップ61)、カーソルが探した記事の場所に移動する(ステップ62)。その他の手順は図15と同じである。
【0069】
このシステムでは、番組制作者側で、関連する一つ前の記事を探し出し、送出装置に与えるだけで、リンク情報を付加することができ、非常に細かく細分化された記事のカテゴリを用意したり、明示的なカテゴリを動的に生成するようなことは全く必要ない。
【0070】
また、直近の関連する記事に対してだけリンクを張る方式は、対象が時間とともに変質するような場合でも、それに柔軟に対応することが可能である。
【0071】
また、蓄積された記事を整理する場合に、他の記事からリンク情報により参照されていない記事を優先して消去し、リンク情報により参照されている情報は、蓄積容量が許す限り残したり、あるいは、一時記憶領域に移動して残すようにしたりすることができる。
【0072】
また、一つの記事から、過去の複数の記事を参照できるようにリンク情報を複数個配列にしてもよい。
【0073】
(第3の実施形態)
第3の実施形態の放送システムでは、記事に対するリンクを受信装置の側で自動的に生成する。
【0074】
受信装置は、記事に関する文字放送のテキストを利用して、その記事に対するリンクを生成する。この手順を図17に示している。
【0075】
まず、キーワードを生成する手順について説明する。
【0076】
ステップ71:テキストから平仮名を除去してキーワードを生成し、
ステップ72:長さが3文字以下のキーワードを除き、
ステップ73:各キーワードごとに出現頻度を求め、
ステップ74:出現頻度の低いキーワードを除去し、残ったものをキーワードとする。
【0077】
次に、キーワードを用いて記事のリンクを設定する方法について説明する。
【0078】
ステップ75:1つ目の記事の字幕に含まれるテキストからキーワードリストを抽出し、
ステップ76:2つ目の記事の字幕に含まれるテキストからキーワードリストを抽出し、
ステップ77:2つのキーワードリストの合致程度を計算し、
ステップ78:合致の程度が閾値より大きい場合に、
ステップ79:2つの記事の間にリンクを生成する。
【0079】
こうした手順によって、受信装置は、独自に記事に対するリンクを生成することができる。
【0080】
なお、ステップ71〜ステップ74において、テキストからキーワードを抽出する方法を述べたが、受信装置にキーワード辞書を予め設け、テキスト中から辞書に含む文字列を抽出してもよい。
【0081】
このように、文字放送の文字字幕情報を利用して受信装置の側で記事に対するリンクを生成する場合には、他放送局のニュース番組に対しても横断的にリンクを張ることができ、放送局の枠を超えて、再生時の関連記事探索の対象を広げることができる。
【0082】
また、この実施形態の構成は、第2の実施形態と組み合わせて実施することも可能である。
【0083】
また、この実施形態の構成は、インターネットにおけるニュース配信型の放送サービスに適用することもできる。
【0084】
また、第1〜3の実施形態において、蓄積手段に興味がある記事が蓄積された場合に、それをカテゴリ及びサブカテゴリに基づいて識別し、メールの到着通知の様に、アイコンや音でユーザに通知するように構成してもよい。
【0085】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の放送システムでは、番組インデックスに用いるデータ構造を利用して、受信装置でのシーンの効率的な蓄積再生が可能になる。
【0086】
例えば、異なった時間や異なった放送局での複数のニュース番組に散在する関連記事を順に辿って視聴したり、興味ある記事に関連する記事の到着を通知することができる。
【0087】
また、送信側で関連情報のリンクを張る場合でも、直近の関連情報を探すだけの処理であるから、番組制作者側が最小限の作業負担で済む。また、この方法は、話題が時間とともに変質するような場合でも、それに柔軟に対応することが可能である。
【0088】
また、受信側で独自に関連情報のリンクを張る場合は、リンク情報が放送により送られていない状況においても、番組や、さらには、放送局の枠を超えて、蓄積した情報の関連を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における放送システムの構成を示すブロック、
【図2】第1の実施形態の放送システムでのカテゴリ情報、
【図3】第1の実施形態の放送システムでの蓄積リスト(その1)、
【図4】第1の実施形態の放送システムでの番組編成情報、
【図5】第1の実施形態の放送システムでの画面表示の例、
【図6】第1の実施形態の放送システムでの蓄積リスト(その2)、
【図7】第1の実施形態の放送システムでの記事管理情報、
【図8】第1の実施形態の放送システムでのシーン定義情報、
【図9】第1の実施形態の放送システムでの蓄積リスト(その3)、
【図10】第2の実施形態の放送システムでの蓄積リスト(その1)、
【図11】第2の実施形態の放送システムでの記事管理情報、
【図12】第2の実施形態の放送システムでの蓄積リスト(その2)、
【図13】第1の実施形態の放送システムでの蓄積の整理手順を示すフロー図、
【図14】第1の実施形態の放送システムでの記事の追加手順を示すフロー図、
【図15】第1の実施形態の放送システムでの記事の再生手順を示すフロー図、
【図16】第2の実施形態の放送システムでの記事の再生手順を示すフロー図、
【図17】第3の実施形態の放送システムでのリンク情報の生成手順を示すフロー図、
【符号の説明】
10 送出装置
11 映像送出手段
12 番組編成情報送出手段
13 番組インデックス送出手段
14 多重器
15 変調器
20 受信装置
21 受信手段
22 分離手段
23 再生手段
24 提示手段
25 付加情報取得手段
26 蓄積手段
27 CPU
28 メモリ
30 伝送手段

Claims (13)

  1. 送信装置が、番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする放送システム。
  2. 送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記 インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする放送システム。
  3. 前記送信装置は、前記リンク情報で、関連する直近の記事を指定することを特徴とする請求項に記載の放送システム。
  4. 送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生するデジタル放送システムにおいて、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする放送システム。
  5. 前記受信装置は、受信した記事に関する文字放送の文字データと、既に映像・音声データを蓄積している記事に関する文字放送の文字データの一致度合いから、受信した前記記事に関する前記リンク情報を生成することを特徴とする請求項に記載の放送システム。
  6. 送信装置が、番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生する記事再生方法において、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする記事再生方法。
  7. 送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声 データを再生する記事再生方法において、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする記事再生方法
  8. 前記送信装置は、前記リンク情報で、関連する直近の記事を指定することを特徴とする請求項に記載の記事再生方法。
  9. 送信装置が、番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信し、受信装置が、前記送信装置から送られて来る番組の映像・音声データを蓄積して、選択された記事の映像・音声データを再生する記事再生方法において、
    送信装置は、前記インデックス情報の中に、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含めて送信し、
    受信装置は、受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映 像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする記事再生方法
  10. 前記受信装置は、受信した記事に関する文字放送の文字データと、既に映像・音声データを蓄積している記事に関する文字放送の文字データの一致度合いから、受信した前記記事に関する前記リンク情報を生成することを特徴とする請求項に記載の記事再生方法。
  11. 番組の映像・音声データ、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、
    送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、
    受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及 びサブカテゴリIDを有する記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする受信装置。
  12. 番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、
    送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性と、関連する記事を指定するリンク情報とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、
    受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、受信した前記インデックス情報に基づいて、既に映像・音声データを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする受信装置。
  13. 番組の映像・音声データと、前記番組に含まれる記事を定義するインデックス情報とを送信装置から受信して、番組の映像・音声データを蓄積し、選択された記事の映像・音声データを再生する受信装置において、
    送信装置から、番組に含まれるそれぞれの記事のカテゴリを表すカテゴリIDと、前記カテゴリをさらに細分化したサブカテゴリを表すサブカテゴリIDと、記事の差し替えを行うか否かを指定する更新属性とを示す記事管理情報を含む前記インデックス情報を受信し、
    受信した番組の映像・音声データを蓄積するとき、前記番組に含まれるそれぞれの記事に対して関連する記事を指定するリンク情報を生成し、受信した前記インデックス情報と、生成した前記リンク情報とに基づいて、既に映像・音声デー タを蓄積している記事のカテゴリIDとサブカテゴリIDと更新属性とリンク情報とが記述された蓄積リストを更新し、
    記事管理情報の更新属性が記事の差し替えを指定している記事の映像・音声データを蓄積するときには、既に蓄積している映像・音声データの中から、前記記事管理情報で表されたカテゴリID及びサブカテゴリIDと同一のカテゴリID及びサブカテゴリIDを有する記事の映像・音声データを削除し、
    選択された記事の映像・音声データを再生したときには、ユーザの求めに応じて、再生した記事のリンク情報によって指定された記事の情報を前記蓄積リストから探して提示することを特徴とする受信装置。
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