JP3483473B2 - 紙葉類判別装置および同装置におけるセンサ取付構造 - Google Patents

紙葉類判別装置および同装置におけるセンサ取付構造

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JP3483473B2
JP3483473B2 JP21218298A JP21218298A JP3483473B2 JP 3483473 B2 JP3483473 B2 JP 3483473B2 JP 21218298 A JP21218298 A JP 21218298A JP 21218298 A JP21218298 A JP 21218298A JP 3483473 B2 JP3483473 B2 JP 3483473B2
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    • G07D7/04Testing magnetic properties of the materials thereof, e.g. by detection of magnetic imprint
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    • G07D7/20Testing patterns thereon
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動支払預入機
(ATM:Automatic Teller Machine)や自動販売機な
どにおいて紙葉類(例えば紙幣,有価証券)の真偽ある
いは種類を判別する紙葉類判別装置に関し、特に、判別
に必要な特徴量情報(磁気情報,印刷像情報,光学情報
等)を紙葉類から検出するためのセンサの取付構造に関
する。
【0003】
【従来の技術】一般に、自動支払預入機や自動販売機な
どには、これらに挿入される紙幣(紙葉類)の真偽ある
いは種類を判別するために、紙葉類判別装置がそなえら
れている。ここでは、紙葉類判別装置が、紙幣の真偽を
判別する装置つまり紙幣鑑別機である場合について説明
する。
【0004】図10は一般的な紙幣鑑別機の構成を示す
ブロック図であり、この図10に示すように、一般的な
紙幣鑑別機は、イメージセンサ101,磁気ラインセン
サ102,イメージセンサデータベース103,磁気ラ
インセンサデータベース104,鑑別回路105および
真偽判定回路106をそなえて構成されている。イメー
ジセンサ101および磁気ラインセンサ102は、紙幣
鑑別機のフレーム100に取り付けられ、外部から挿入
された紙幣(紙葉類)110の搬送経路に沿うように配
置されている。
【0005】イメージセンサ101は、紙幣110の印
刷像を読み取るものであり、磁気ラインセンサ102
は、紙幣110上の印刷像を形成するインクに含まれて
いる磁気量を検出するものである。この磁気ラインセン
サ102は、例えば32(または64)個の磁気検出素
子を一体成形したもので、紙幣110の長手方向(紙幣
110の搬送方向に直交する方向)に沿って配置され、
紙幣110の長手方向全幅に亘る32(または64)個
のポイントにおける磁気量を検出するようになってい
る。
【0006】また、イメージセンサデータベース103
は、正規の紙幣の印刷像情報を予め格納するものであ
り、磁気ラインセンサデータベース104は、正規の紙
幣の長手方向全幅に亘る前記32(または64)個のポ
イントにおける磁気量を予め格納するものである。そし
て、鑑別回路105は、イメージセンサ101により読
み取られた紙幣110の印刷像とイメージセンサデータ
ベース103に格納された正規の紙幣の印刷像情報とを
照合するとともに、磁気ラインセンサ102により検出
された各ポイントにおける磁気量と磁気ラインセンサデ
ータベース104に格納された正規の紙幣の各ポイント
における磁気量とを照合して、紙幣110の鑑別を行な
うものである。
【0007】真偽判定回路106は、鑑別回路105に
よる鑑別結果(照合結果に関する情報)に基づいて、紙
幣110の真偽を最終的に判定するものである。上述の
ごとく構成された紙幣鑑別機では、外部から挿入された
紙幣110を搬送経路に沿って搬送しながら、その紙幣
110の印刷像をイメージセンサ101によって読み取
るとともに、その紙幣110の長手方向全幅に亘る前記
32(または64)個のポイントにおける磁気量を磁気
ラインセンサ102によって検出する。
【0008】これらのセンサ101および102によっ
て得られた情報は、鑑別回路105に入力され、この鑑
別回路105において、前述のごとく、イメージセンサ
101からの紙幣110の印刷像とイメージセンサデー
タベース103における正規の紙幣の印刷像情報とが照
合されるとともに、磁気ラインセンサ102からの磁気
量と磁気ラインセンサデータベース104における正規
の紙幣の磁気量とが照合されて、紙幣110の鑑別が行
なわれる。そして、真偽判定回路106において、鑑別
回路105による鑑別結果(照合結果に関する情報)に
基づき、紙幣110の真偽が最終的に判定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した紙幣鑑別機で
は、磁気ラインセンサ102により鑑別対象となる紙幣
110の磁気情報をその全幅に亘る多数箇所で検出し
て、磁気量の多い部分/少ない部分といった特徴(磁気
分布)を抽出し、その特徴を磁気ラインセンサデータベ
ース104における正規の紙幣の磁気量情報(磁気分
布)と照合することにより、紙幣110の真偽の判定を
行なっている。
【0010】このため、磁気ラインセンサ102が鑑別
対象の紙幣サイズに合わせた特注品で極めて高価にな
る。さらに、磁気ラインセンサデータベース104に膨
大な磁気量情報を格納しなければならないので、この磁
気ラインセンサデータベース104のための回路や照合
用の処理回路が複雑で高価になるほか、鑑別処理に多大
な時間を要するなどの課題があった。
【0011】なお、上述のような磁気ラインセンサ10
2を用いることにより、鑑別の仕様が代わった場合(例
えば、鑑別対象の紙幣の発行国や金種が代わった場合
や、鑑別対象の紙幣に新券が加わった場合)には、磁気
ラインセンサデータベース104に格納すべき照合用磁
気量情報を変更もしくは追加するだけで容易に対応でき
るようになる。
【0012】しかし、磁気量による紙幣の照合を行なう
場合、実際には、紙幣の全幅に亘る磁気分布を用いる必
要はなく、紙幣の磁気的な特徴は紙幣の幅方向(搬送方
向と直交する方向)について数カ所に現れるので、その
数カ所で磁気量を検出できれば磁気量による紙幣の照合
を行なうことができる。そこで、その数カ所で磁気量を
検出すべく複数の磁気ヘッドをフレームに固定的に取り
付けることも考えられるが、このような構造を採用する
と、鑑別対象の紙幣が代わった場合に容易に対応するこ
とができなくなる。つまり、紙幣が代わると磁気的な特
徴の現れる位置が変わるため、複数の磁気ヘッドの配置
位置を変更しなければならず、フレーム自体を交換する
必要が生じてしまう。
【0013】本発明は、このような状況に鑑み創案され
たもので、仕様変更に容易に対応可能にしながら仕様に
応じたポイントでの特徴量検出を行なえるようにして、
照合用データベースおよび照合用処理回路を簡素化し、
低コスト化および判定処理時間の短縮をはかった、紙葉
類判別装置および同装置におけるセンサ取付構造を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙葉類判別装置(請求項1)は、紙葉類の
真偽あるいは種類を判別すべく、判別に必要な特徴量情
報を紙葉類から検出するためのセンサと、正規の紙葉類
についての特徴量情報を格納する照合用データベース
と、センサにより紙葉類から検出された特徴量情報を該
照合用データベースにおける特徴量情報と照合して判別
を行なう判別回路とをそなえてなり、センサが、前記特
徴量情報を検出する複数の特徴量検出ヘッドから構成さ
れるとともに、これらの特徴量検出ヘッドを取り付ける
ためのフレームが、紙葉類の搬送面に沿ってそなえら
れ、このフレームに、特徴量検出ヘッドを前記搬送面に
対向させるように且つ着脱自在に取り付け可能な、複数
の特徴量検出ヘッドの数よりも多くのヘッド取付穴が形
成され、これらのヘッド取付穴のうち、特徴量が顕著に
現れる位置に対応するヘッド取付穴のみに、特徴量検出
ヘッドが着脱自在に取り付けられていることを特徴とし
ている。
【0015】このとき、複数のヘッド取付穴のうち、特
徴量検出ヘッドを取り付けていないヘッド取付穴には、
紙葉類の搬送面に対向するようにして当該ヘッド取付穴
を閉塞するダミーヘッドを着脱自在に取り付けてもよい
(請求項2)。また、特徴量検出ヘッドの故障時に使用
されるバックアップ用特徴量検出ヘッドを、複数のヘッ
ド取付穴のうちの一部に着脱自在に取り付け、特徴量検
出ヘッドの故障時に前記特徴量情報をバックアップ用特
徴量検出ヘッドにより検出するように自動的に切り換え
る切換回路をそなえ、照合用データベースに、バックア
ップ用特徴量検出ヘッドの取付位置における、前記正規
の紙葉類についての特徴量情報を、バックアップ用特徴
量情報として予め格納し、判別回路が、特徴量検出ヘッ
ドの故障時には、バックアップ用特徴量検出ヘッドによ
り検出された特徴量情報を照合用データベースにおける
前記バックアップ用特徴量情報と照合して判別を行なう
ように構成してもよい(請求項3)。
【0016】さらに、特徴量検出ヘッドが、紙葉類上の
印刷像に含まれている磁気量を前記特徴量情報として検
出するための磁気ヘッドであってもよい(請求項4)。
一方、本発明の紙葉類判別装置におけるセンサ取付構造
(請求項5)は、紙葉類の真偽あるいは種類を判別する
紙葉類判別装置において、判別に必要な特徴量情報を該
紙葉類から検出するためのセンサを取り付けるための構
造であり、センサを、前記特徴量情報を検出する複数の
特徴量検出ヘッドから構成し、紙葉類の搬送面に沿うよ
うにそなえたフレームに、特徴量検出ヘッドを前記搬送
面に対向させるように且つ着脱自在に取り付け可能な、
複数の特徴量検出ヘッドの数よりも多くのヘッド取付穴
を形成し、これらのヘッド取付穴のうち、特徴量が顕著
に現れる位置に対応するヘッド取付穴のみに、特徴量検
出ヘッドを着脱自在に取り付けたことを特徴としてい
る。
【0017】このとき、複数のヘッド取付穴のうち、特
徴量検出ヘッドを取り付けていないヘッド取付穴には、
紙葉類の搬送面に対向するようにして当該ヘッド取付穴
を閉塞するダミーヘッドを着脱自在に取り付けてもよい
し(請求項6)、特徴量検出ヘッドの故障時に使用され
るバックアップ用特徴量検出ヘッドを、複数のヘッド取
付穴のうちの一部に着脱自在に取り付けてもよい(請求
項7)。また、特徴量検出ヘッドが、紙葉類上の印刷像
に含まれている磁気量を前記特徴量情報として検出する
ための磁気ヘッドであってもよい(請求項8)。
【0018】上述した本発明の紙葉類判別装置および同
装置におけるセンサ取付構造では、フレームに形成され
た複数のヘッド取付穴に対して特徴量検出ヘッドを着脱
自在に取り付けることが可能であり、紙葉類の特徴量が
顕著に現れる位置に対応するヘッド取付穴のみに、特徴
量検出ヘッドを取り付けることにより、仕様変更に容易
に対応することができ、且つ、仕様に応じたポイントで
の特徴量検出を行なうことができる(請求項1,5)。
【0019】このとき、特徴量検出ヘッドを取り付けて
いないヘッド取付穴にダミーヘッドを取り付けることに
より、そのヘッド取付穴が閉塞されるので、紙葉類のジ
ャムの発生を防止することができる。例えば、特徴量検
出ヘッドに対して紙葉類を押圧するための押圧部材がそ
なえられている場合、ヘッド取付穴が開放されたままで
あると、押圧部材により押圧された紙葉類がヘッド取付
穴と干渉するおそれがあるが、前述のごとくヘッド取付
穴をダミーヘッドにより閉塞することで、紙葉類がヘッ
ド取付穴と干渉しなくなり、紙葉類のジャムが生じるの
を防止することができる(請求項2,6)。
【0020】また、バックアップ用特徴量検出ヘッドを
ヘッド取付穴に取り付けておき、特徴量検出ヘッドの故
障時には、バックアップ用特徴量検出ヘッドからの特徴
量情報を用いて判別を行なうことにより、特徴量検出ヘ
ッドに故障が生じても、装置を休止させることなく、紙
葉類の判別処理を継続して行なうことができる(請求項
3,7)。
【0021】さらに、特徴量検出ヘッドとして磁気ヘッ
ドを用いることにより、紙葉類上の印刷像の磁気量を紙
葉類の特徴量情報として検出することができる(請求項
4,8)。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、本実施形態においても、紙
葉類判別装置が、紙幣の真偽を判別する装置つまり紙幣
鑑別機である場合について説明する。まず、図4を参照
しながら本実施形態の紙幣鑑別機の構成について説明す
る。図4はその構成を示すブロック図であり、この図4
に示すように、本実施形態の紙幣鑑別機は、イメージセ
ンサ1,磁気センサ2,イメージセンサデータベース
3,磁気センサデータベース4,鑑別回路5および真偽
判定回路6をそなえて構成されている。
【0023】イメージセンサ1および磁気センサ2は、
紙幣鑑別機のフレーム20に取り付けられ、外部から挿
入された紙幣(紙葉類)10の搬送経路〔図3(a)〜
図3(c)の符号31参照〕に沿うように配置されてい
る。イメージセンサ1は、紙幣10の印刷像を、鑑別に
必要な特徴量情報として読み取るものであり、磁気セン
サ2は、紙幣10上の印刷像を形成するインクに含まれ
ている磁気量を、鑑別に必要な特徴量情報として検出す
るものである。
【0024】本実施形態の磁気センサ2は、紙幣10の
磁気量を特徴量情報として検出する複数(本実施形態で
は4個)の磁気ヘッド(特徴量検出ヘッド)11から構
成されている。この磁気センサ2の詳細構成(磁気ヘッ
ド11の取付構造)については、図1〜図3を参照しな
がら後述する。また、イメージセンサデータベース(照
合用データベース)3は、正規の紙幣の印刷像情報を予
め格納するものであり、磁気センサデータベース(照合
用データベース)4は、各磁気ヘッド11の配置位置
(後述)における、正規の紙幣の磁気量情報を予め格納
するものである。その磁気量情報としては、例えば、許
容最大磁気量と許容最小磁気量とで規定される許容磁気
量範囲を用いてもよいし、各磁気ヘッド検出位置での紙
幣短手方向(搬送方向)についての最大磁気量と最小磁
気量との変化(もしくはその変化状態パターン)を用い
てもよい。なお、磁気ヘッド11の配置位置は、図5
(a)および図5(b)を参照しながら後述するごと
く、正規の紙幣において特徴量が顕著に現れる位置、即
ち磁気量の大きな箇所である。
【0025】そして、鑑別回路(判定回路)5は、イメ
ージセンサ1により読み取られた紙幣10の印刷像とイ
メージセンサデータベース3に格納された正規の紙幣の
印刷像情報とを照合するとともに、磁気センサ2を成す
各磁気ヘッド11により検出された磁気量と磁気センサ
データベース4に格納された正規の紙幣の対応位置にお
ける磁気量情報とを照合して、紙幣10の鑑別を行なう
ものである。
【0026】真偽判定回路6は、鑑別回路5による鑑別
結果(照合結果に関する情報)に基づいて、紙幣10の
真偽を最終的に判定するものである。次に、上述した本
実施形態の紙幣鑑別機におけるセンサ取付構造(磁気ヘ
ッド11の取付構造)について、図1〜図3を参照しな
がら説明する。ここで、図1および図2は、それぞれ、
本実施形態の紙幣鑑別機におけるセンサ取付構造を示す
分解斜視図および断面図、図3(a)〜図3(c)はい
ずれも本実施形態における磁気ヘッド近傍の構造とダミ
ーヘッドの機能(作用)とを説明するための要部断面図
である。
【0027】本実施形態のセンサ取付構造において、イ
メージセンサ1および磁気センサ2(磁気ヘッド11)
を取り付けられるフレーム20は、図3(a)〜図3
(c)に示すように、紙幣10の搬送経路(搬送面)3
1に沿ってそなえられている。紙幣10の搬送経路31
は、フレーム20と、このフレーム20に対向して配置
されるフレーム30との間に形成されており、紙幣10
は、図示省略の搬送駆動系により、その搬送経路31に
沿って搬送されるようになっている。
【0028】図1および図2に示すように、フレーム2
0には、最大8個の磁気ヘッド11を取り付けることが
できるように、8個のヘッド取付穴21a〜21hが形
成されている。これらのヘッド取付穴21a〜21h
は、搬送経路31を通過する紙幣10の長手方向(紙幣
10の搬送方向に直交する方向)に沿って配置されてい
る。そして、ヘッド取付穴21a〜21hに、それぞ
れ、磁気ヘッド11を嵌め込むことにより、磁気ヘッド
11の検出面を搬送経路(搬送面)31に対向させるよ
うにして、磁気ヘッド11がフレーム20に対して着脱
可能に取付・固定される。
【0029】ここで、本実施形態の鑑別仕様では、正規
であれば図5(a)に示すような磁気的特性を有する紙
幣(α券)が、鑑別対象となっている。つまり、鑑別対
象となる券種の紙幣(α券)は、その長手方向に、図5
(a)に示すような磁気分布を有しており、位置b,
c,f,gで、特徴量が顕著に現れる、即ち磁気量が大
きくなっている。なお、図5(a)に示す位置(紙幣1
0の長手方向の位置)a〜hは、それぞれ、フレーム2
0に形成されたヘッド取付穴21a〜21hの位置に対
応している。
【0030】そこで、図5(a)に示すような磁気的特
性を有する紙幣を鑑別対象とする場合、本実施形態のセ
ンサ取付構造では、図1および図2に示すように、特徴
量が顕著に現れる位置b,c,f,gに対応するヘッド
取付穴21b,21c,21f,21gに、それぞれ磁
気ヘッド11を着脱自在に取り付ける。なお、紙幣10
の挿入方向(前後表裏)にかかわらず磁気量を検出する
ために、磁気ヘッド11は必ず左右対称に取付・配置さ
れる。
【0031】また、磁気ヘッド11を取り付けていない
ヘッド取付穴21a,21d,21e,21hには、そ
れぞれ、紙幣10の搬送経路(搬送面)31に対向する
ようにしてヘッド取付穴21a,21d,21e,21
hを閉塞するダミーヘッド12が着脱自在に取り付けら
れる。各取付穴21a〜21hの両側には、ダミーヘッ
ド12を固定するためのダミーヘッド固定爪23,23
が形成されている。ダミーヘッド12は、磁気ヘッド1
1よりも若干幅を広く形成され、ダミーヘッド固定爪2
3,23の間隔は、磁気ヘッド11の幅よりも若干広
く、且つ、ダミーヘッド12の上部の幅よりも若干狭く
形成されている。
【0032】従って、ダミーヘッド固定爪23,23
は、図2に示すように、磁気ヘッド11を各ヘッド取付
穴21a〜21hに挿入する際に磁気ヘッド11とは干
渉し合わないが、ダミーヘッド12を各ヘッド取付穴2
1a〜21hに挿入する際にダミーヘッド12とは干渉
し合う。そして、ダミーヘッド12を各ヘッド取付穴2
1a〜21hに押し込むと、ダミーヘッド固定爪23,
23の間隔はダミーヘッド12により押し拡げられた
後、図2および図3(c)に示すように、ダミーヘッド
固定爪23,23がダミーヘッド12の上面に両側から
係止されることになる。
【0033】これにより、ダミーヘッド12がフレーム
20(各ヘッド取付穴21a〜21h)に対して固定さ
れるようになっている。なお、ダミーヘッド固定爪2
3,23の間隔を拡げてダミーヘッド固定爪23,23
とダミーヘッド12との係止状態を解除することによ
り、ダミーヘッド12は、各ヘッド取付穴21a〜21
hから容易に取り外される。
【0034】本実施形態において、フレーム20に取り
付けられる4個の磁気ヘッド11は、プリント板25の
適当な位置に予め取り付けられており、ダミーヘッド1
2の取付後、プリント板25ごとフレーム20に取り付
けられるようになっている。プリント板25には、フレ
ーム20に形成された複数(本実施形態では5)のネジ
螺合穴22に対応する位置に、ネジ貫通穴26が形成さ
れている。
【0035】そして、ネジ貫通穴26を貫通させたプリ
ント板固定ネジ27を、フレーム20のネジ螺合穴22
に締め付ることにより、磁気ヘッド11は、プリント板
25とともにフレーム20に対して固定されるようにな
っている。なお、プリント板25に取り付けられた磁気
ヘッド11からの検出信号は、コネクタ28を介して鑑
別回路5に接続されるようになっている。
【0036】また、一般に、磁気ヘッド11により磁気
量を検出する場合、検出対象(紙幣10)を数十グラム
程度の押付力で磁気ヘッド11に押し付けないと、磁気
量の読取が不安定になる。そこで、図3(a)〜図3
(c)に示すように、フレーム20に対向して配置され
たフレーム30には押圧部材33が取り付けられてい
る。この押圧部材33は、フレーム30の下面側から押
圧部材用突出穴32を貫通してフレーム30の上面側に
突出し、搬送経路31内を移動する紙幣10を、各磁気
ヘッド11(もしくはダミーヘッド12)に対して適当
な押付力F(例えば50g)で押圧している。押圧部材
33は、板バネ34の先端側に取付ネジ35により取り
付けられ、板バネ34の基端側は、取付ネジ36により
フレーム30の下面に取り付けられている。押圧部材3
3による押付力Fは、板バネ34によって調整される。
【0037】さらに、図3(a)〜図3(c)に示すよ
うに、フレーム20の各ヘッド取付穴21a〜21hに
おいて、紙幣10の搬送経路31側で且つ紙幣10の搬
送下流側には、紙幣10の搬送をスムースに行なうべく
テーパ面29が形成されている。同様に、フレーム30
の押圧部材用突出穴32においても、紙幣10の搬送経
路31側で且つ紙幣10の搬送下流側には、紙幣10の
搬送をスムースに行なうべくテーパ面37が形成されて
いる。
【0038】上述のごとく構成された本実施形態の紙幣
鑑別機では、外部から挿入された紙幣10を搬送経路3
1に沿って搬送しながら、その紙幣10の印刷像をイメ
ージセンサ1によって読み取るとともに、その紙幣10
の長手方向の適当な位置における磁気量を磁気センサ2
によって検出する。具体的に、本実施形態では、特徴量
が顕著に現れる4ヵ所(磁気量の大きな位置b,c,
f,g)で、紙幣10の磁気量を磁気ヘッド11により
検出する。
【0039】これらのセンサ1および2によって得られ
た情報は鑑別回路5に入力され、この鑑別回路5におい
て、イメージセンサ1からの紙幣10の印刷像とイメー
ジセンサデータベース3における正規の紙幣の印刷像情
報とを照合するとともに、磁気センサ2における4個の
磁気ヘッド11からの磁気量と磁気センサデータベース
4における正規の紙幣の磁気量情報〔各位置b,c,
f,gで規定される許容磁気量範囲(許容最大磁気量/
許容最小磁気量)〕とを照合し、紙幣10の鑑別を行な
う。そして、真偽判定回路6において、鑑別回路5によ
る鑑別結果(照合結果に関する情報)に基づき、紙幣1
0の真偽が最終的に判定される。
【0040】また、本実施形態では、フレーム20に形
成された複数のヘッド取付穴21a〜21hに対して磁
気ヘッド11を着脱自在に取り付けることが可能であ
り、紙幣10の特徴量が顕著に現れる位置に対応するヘ
ッド取付穴21b,21c,21f,21gに、磁気ヘ
ッド11を取り付けることにより、鑑別仕様の変更に容
易に対応でき、且つ、鑑別仕様に応じたポイントでの磁
気量検出を行なうことができる。
【0041】例えば、鑑別仕様(紙幣の発行国あるいは
券種)が変更になり、正規であれば図5(b)に示すよ
うな磁気的特性を有する紙幣(β券)が鑑別対象になっ
たものとする。つまり、鑑別対象になった紙幣(β券)
の磁気量が、その長手方向位置c,d,e,fで大きく
なっている場合には、特徴量が顕著に現れる位置c,
d,e,fに対応するヘッド取付穴21c,21d,2
1e,21fに、それぞれ磁気ヘッド11が着脱自在に
取り付けられ、磁気ヘッド11を取り付けていないヘッ
ド取付穴21a,21b,21g,21hに、それぞ
れ、紙幣10の搬送経路(搬送面)31に対向するよう
にしてヘッド取付穴21a,21b,21g,21hを
閉塞するダミーヘッド12が着脱自在に取り付けられる
ことになる。このとき、当然、磁気センサデータベース
4に格納される正規の紙幣の磁気量情報も、変更後の紙
幣(β券)に応じたものに変更される。
【0042】このとき、磁気ヘッド11を取り付けてい
ないヘッド取付穴(α券の場合、ヘッド取付穴21a,
21d,21e,21h;β券の場合、ヘッド取付穴2
1a,21b,21g,21h)にダミーヘッド12を
取り付けることにより、そのヘッド取付穴が閉塞される
ので、紙幣10のジャムの発生を防止することができ
る。
【0043】具体的には、磁気ヘッド11に対して紙幣
10を押圧するための押圧部材33がそなえられている
場合、図3(b)に示すように、ヘッド取付穴21a〜
21hのいずれかが開放されたままであると、押圧部材
33がフレーム20のヘッド取付穴21a〜21h内ま
で突出することになり、押圧部材33により押圧された
紙幣10がヘッド取付穴21a〜21hと干渉して紙幣
10のジャムが発生するおそれがある。
【0044】ただし、押圧部材33が存在しなくても、
ヘッド取付穴21a〜21hのいずれかが開放されたま
まであると、紙幣10のバリ等がヘッド取付穴21a〜
21hに引っ掛かり紙幣10のジャムが発生する場合が
ある。しかし、本実施形態では、図3(c)に示すよう
に、磁気ヘッド11を取り付ないヘッド取付穴21a〜
21hがダミーヘッド12により閉塞されるので、紙幣
10がヘッド取付穴21a〜21hと干渉しなくなり、
紙幣10のジャムが生じるのを確実に防止することがで
きる。
【0045】このように、本発明の一実施形態としての
紙幣鑑別機によれば、国別,金種別に最も特徴の現れて
いる箇所に磁気ヘッド11を配置することで、鑑別仕様
の変更に容易に対応でき、且つ、鑑別仕様に応じたポイ
ントでの磁気量検出を行なうことができる。従って、磁
気センサデータベース4には、磁気分布のような膨大な
データを格納する必要がなく、例えば4箇所の磁気量情
報(許容磁気量範囲)を格納するだけでよいので、磁気
センサデータベース4や鑑別回路(照合用処理回路)5
を大幅に簡素化でき、装置を低コスト化できるだけでな
く、判定処理時間を大幅に短縮することができる。
【0046】また、磁気ヘッド11を取り付けないヘッ
ド取付穴21a〜21hをダミーヘッド12により閉塞
することで、紙幣10はヘッド取付穴21a〜21hと
干渉することなく搬送され、ジャムの発生を確実に防止
しながら判定を行なうことができる。さらに、紙幣10
の特徴量が顕著に現れる位置、即ち磁気量の大きな箇所
で磁気ヘッド11が使用されることになるので、磁気ヘ
ッド11からの出力も十分に大きく、安価な磁気ヘッド
11により、判定に必要な特徴量情報である磁気量を確
実に検出でき、装置のさらなる低コスト化を実現するこ
とができる。
【0047】ところで、上述した本実施形態の紙幣鑑別
機に、図6に示すように、故障検出回路7,切換回路
8,アラーム発生回路9およびバックアップ用磁気ヘッ
ド(バックアップ用特徴量検出ヘッド)13を追加して
もよい。なお、図6は本実施形態の紙幣鑑別機の変形例
の構成を示すブロック図である。図6中、既述の符号と
同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示している
ので、その説明は省略する。
【0048】図6に示す変形例では、フレーム20のヘ
ッド取付穴21d,21eに、磁気ヘッド11の故障時
に使用されるバックアップ用磁気ヘッド(バックアップ
用特徴量検出ヘッド)13がそれぞれ着脱自在に取り付
けられている。なお、前記実施形態と同様、通常時に使
用する磁気ヘッド11は、フレーム20のヘッド取付穴
21b,21c,21f,21gにそれぞれ着脱自在に
取り付けられるとともに、フレーム20のヘッド取付穴
21a,21hには、ダミーヘッド12がそれぞれ着脱
自在に取り付けられている。
【0049】また、故障検出回路7は、通常時に使用す
る4個の磁気ヘッド11のいずれかが故障した場合に、
その故障を検出するものであり、切換回路8は、故障検
出回路7により磁気ヘッド11の故障を検出した場合
に、磁気量をバックアップ用磁気ヘッド13により検出
するように自動的に切り換えるものである。ただし、紙
幣10の挿入方向(表裏)にかかわらず磁気量を検出す
るために、切換回路8による切換は、磁気量の検出に用
いられる磁気ヘッド11,13が左右対称に配置される
ように行なわれる。例えば図7に示すごとく、ヘッド取
付穴21bに取り付けられた磁気ヘッド11が故障した
場合には、ヘッド取付穴21c,21fに取り付けられ
た磁気ヘッド11と、ヘッド取付穴21d,21eに取
り付けられたバックアップ用磁気ヘッド13とによって
検出された紙幣10の磁気量を鑑別回路5に入力するよ
うに、切換回路8が自動的に切換を行なう。
【0050】アラーム発生回路9は、故障検出回路7に
より磁気ヘッド11の故障を検出した場合に、その旨を
オペレータ等に通知すべく保守アラーム(例えば、ラン
プの点灯もしくは点滅,ブザーの鳴動)を発生するもの
である。さらに、図6に示す変形例における磁気センサ
データベース4には、前記実施形態と同様、位置b,
c,f,gでの磁気量情報が格納されるほか、バックア
ップ用磁気ヘッド13の取付位置d,eにおける、正規
の紙幣についての磁気量情報が、バックアップ用磁気量
情報として予め格納されている。
【0051】そして、鑑別回路5が、ある磁気ヘッド1
1が故障した時には、磁気ヘッド11およびバックアッ
プ用磁気ヘッド13により検出された磁気量情報を、磁
気センサデータベース4における磁気量情報およびバッ
クアップ用磁気量情報と照合して判別を行なうように構
成されている。例えば図7に示すように、ヘッド取付穴
21bに取り付けられた磁気ヘッド11が故障した場
合、鑑別回路5は、ヘッド取付穴21c,21fにおけ
る磁気ヘッド11からの磁気量情報を、磁気センサデー
タベース4に格納された位置c,fでの磁気量情報と照
合するとともに、ヘッド取付穴21d,21eにおける
バックアップ用磁気ヘッド13からの磁気量情報を、磁
気センサデータベース4に格納された位置c,fでのバ
ックアップ用磁気量情報と照合することになる。
【0052】磁気ヘッド11に故障が生じたことがアラ
ーム発生回路9によりオペレータ等へ保守アラームとし
て通知されると、その保守アラームにより磁気ヘッド1
1の故障発生を確認したオペレータは、紙幣鑑別機の保
守時に、ヘッド取付穴21bにおける磁気ヘッド11を
修理してから、本来のヘッド取付穴21b,21c,2
1f,21gにおける磁気ヘッド11によって磁気量の
検出を行なうように戻す。
【0053】このように、図6および図7を参照しなが
ら説明した紙幣鑑別機によれば、磁気ヘッド11に故障
が生じても、装置を休止させることなく、紙幣10の鑑
別処理を継続して行なうことができ、紙幣鑑別機の稼働
率が大幅に向上することになる。また、図10に示すよ
うな磁気ラインセンサ102を用いていた場合には、磁
気ラインセンサ102を成す多数の磁気検出素子の中の
一つでも故障すると、紙幣鑑別機の動作を直ちに停止し
て磁気ラインセンサ102の全体を交換しなくてはなら
なかった。しかし、図6および図7に示す紙幣鑑別機で
は、磁気ヘッド11に故障が生じても、紙幣鑑別機の動
作を直ちに停止する必要がなく、さらには、故障した磁
気ヘッド11のみを交換/修理すればよく、紙幣鑑別機
の保守に要するコストも削減することができる。
【0054】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。上述した実施形態で
は、8個のヘッド取付穴21a〜21hをフレーム20
に形成し、4個の磁気ヘッド11を取り付けた場合につ
いて説明したが、本発明はこれらの数に限定されるもの
ではない。また、上述した実施形態では、4個の磁気ヘ
ッド11を1枚のプリント板25に取り付けているが、
本発明は、このような構成に限定されるものではなく、
プリント板を分割し各プリント板に磁気ヘッド11を取
り付けてもよい。
【0055】例えば、図8および図9は本実施形態のセ
ンサ取付構造の変形例を示す分解斜視図および断面図で
あるが、これらの図8および図9に示す変形例では、フ
レーム20に4個のヘッド取付穴21a〜21dを形成
し、2個の磁気ヘッド11を取り付けている。2個の磁
気ヘッド11,11は、それぞれ、プリント板25−
1,25−2に取り付けられた状態で、ヘッド取付穴2
1a,21dに挿入されている。また、各プリント板2
5−1,25−2は、前記実施形態のプリント板25と
同様、ネジ貫通穴26を貫通させたプリント板固定ネジ
27を、フレーム20のネジ螺合穴22に締め付ること
により、2個の磁気ヘッド11,11は、それぞれ、プ
リント板25−1,25−2とともにフレーム20に対
して固定される。さらに、ヘッド取付穴21b,21c
には、前記実施形態と同様、ダミーヘッド12がそれぞ
れ取り付けられている。なお、図8および図9におい
て、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の
部分を示しているので、その説明は省略する。
【0056】図8および図9に示すようなセンサ取付構
造でも、前記実施形態と同様の作用効果を得ることがで
きるほか、1つのプリント板に1つの磁気ヘッド11を
取り付けているので、磁気ヘッド11が故障した場合、
全ての磁気ヘッド11を取り外すことなく、故障した磁
気ヘッド11のみを取り外して修理/交換を行なうこと
ができる。
【0057】また、上述した実施形態では、本発明を、
紙葉類である紙幣の鑑別(真偽の判別)を行なう紙幣鑑
別機に適用した場合について説明したが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、紙葉類の種類(券種)を
判別する場合にも同様適用される。さらに、上述した
実施形態では、紙葉類が紙幣である場合について説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではなく、紙幣
以外の紙葉類、例えば有価証券等にも同様に適用され
る。
【0058】またさらに、上述した実施形態では、特徴
量情報が、紙幣上の印刷像を形成する磁気インクに含ま
れる磁気量であり、これを磁気センサ2(磁気ヘッド1
1)により検出する場合について説明したが、本発明
は、これに限定されるものではなく、センサにより印刷
像情報,光学情報等を特徴量情報として検出する場合に
も同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果
を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙葉類判
別装置および同装置におけるセンサ取付構造によれば、
フレームに形成された複数のヘッド取付穴に対して特徴
量検出ヘッドを着脱自在に取り付けることが可能であ
り、紙葉類の特徴量が顕著に現れる位置に対応するヘッ
ド取付穴のみに、特徴量検出ヘッドを取り付けることに
より、仕様変更に容易に対応することができ、且つ、仕
様に応じたポイントでの特徴量検出を行なうことができ
る。従って、照合用データベースおよび照合用処理回路
を大幅に簡素化でき、装置を低コスト化できるだけでな
く、判定処理時間を大幅に短縮することができる(請求
項1,5)。
【0060】このとき、特徴量検出ヘッドを取り付けて
いないヘッド取付穴にダミーヘッドを取り付けることに
より、そのヘッド取付穴が閉塞されるので、例えば特徴
量検出ヘッドに対して紙葉類を押圧するための押圧部材
がそなえられている場合でも紙葉類はヘッド取付穴と干
渉することなく搬送され、ジャムの発生を確実に防止し
ながら判定を行なうことができる(請求項2,6)。
【0061】また、特徴量検出ヘッドの故障時には、ヘ
ッド取付穴に取り付けたバックアップ用特徴量検出ヘッ
ドからの特徴量情報を用いて判別を行なうことにより、
特徴量検出ヘッドに故障が生じても、装置を休止させる
ことなく、紙葉類の判別処理が継続的に行われるので、
紙葉類判別装置の稼働率を大幅に向上させることができ
る(請求項3,7)。
【0062】さらに、特徴量検出ヘッドとして磁気ヘッ
ドを用いることにより、紙葉類上の印刷像の磁気量を紙
葉類の特徴量情報として検出できる。特に、紙葉類の特
徴量が顕著に現れる位置、即ち磁気量の大きな箇所で磁
気ヘッドが使用されることになるので、磁気ヘッドから
の出力も十分に大きく、安価な磁気ヘッドにより、判定
に必要な特徴量情報である磁気量を確実に検出でき、装
置のさらなる低コスト化を実現することができる(請求
項4,8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての紙葉類判別装置
(紙幣鑑別機)におけるセンサ取付構造を示す分解斜視
図である。
【図2】本実施形態のセンサ取付構造を示す断面図であ
る。
【図3】(a)〜(c)はいずれも本実施形態における
磁気ヘッド近傍の構造とダミーヘッドの機能(作用)と
を説明するための要部断面図である。
【図4】本実施形態の紙葉類判別装置(紙幣鑑別機)の
構成を示すブロック図である。
【図5】(a),(b)はいずれも紙葉類(紙幣)にお
いて特徴量が顕著に現れる位置を説明するための図であ
る。
【図6】本実施形態の紙葉類判別装置(紙幣鑑別機)の
変形例の構成を示すブロック図である。
【図7】本実施形態の紙葉類判別装置(紙幣鑑別機)の
変形例の動作を説明するための図である。
【図8】本実施形態のセンサ取付構造の変形例を示す分
解斜視図である。
【図9】本実施形態のセンサ取付構造の変形例を示す断
面図である。
【図10】一般的な紙葉類判別装置(紙幣鑑別機)の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ 2 磁気センサ 3 イメージセンサデータベース(照合用データベー
ス) 4 磁気センサデータベース(照合用データベース) 5 鑑別回路(判別回路) 6 真偽判定回路 7 故障検出回路 8 切換回路 9 アラーム発生回路 10 紙幣(紙葉類) 11 磁気ヘッド(特徴量検出ヘッド) 12 ダミーヘッド 13 バックアップ用磁気ヘッド(バックアップ用特徴
量検出ヘッド) 20 フレーム 21a,21b,21c,21d,21e,21f,2
1g,21h ヘッド取付穴 22 ネジ螺合穴 23 ダミーヘッド固定爪 25,25−1,25−2 プリント板 26 ネジ貫通穴 27 プリント板固定ネジ 28 コネクタ 29 テーパ面 30 フレーム 31 搬送経路(搬送面) 32 押圧部材用突出穴 33 押圧部材 34 板バネ 35,36 取付ネジ 37 テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07D 7/00 - 13/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の真偽あるいは種類を判別すべ
    く、判別に必要な特徴量情報を該紙葉類から検出するた
    めのセンサと、正規の紙葉類についての特徴量情報を格
    納する照合用データベースと、該センサにより該紙葉類
    から検出された特徴量情報を該照合用データベースにお
    ける特徴量情報と照合して判別を行なう判別回路とをそ
    なえてなる紙葉類判別装置であって、 該センサが、前記特徴量情報を検出する複数の特徴量検
    出ヘッドから構成されるとともに、 該複数の特徴量検出ヘッドを取り付けるためのフレーム
    が、該紙葉類の搬送面に沿ってそなえられ、 該フレームに、該特徴量検出ヘッドを前記搬送面に対向
    させるように且つ着脱自在に取り付け可能な、該複数の
    特徴量検出ヘッドの数よりも多くのヘッド取付穴が形成
    され、該ヘ ッド取付穴のうち、特徴量が顕著に現れる位置に対
    応するヘッド取付穴のみに、該特徴量検出ヘッドが着脱
    自在に取り付けられていることを特徴とする、紙葉類判
    別装置。
  2. 【請求項2】 該複数のヘッド取付穴のうち、該特徴量
    検出ヘッドを取り付けていないヘッド取付穴には、該紙
    葉類の搬送面に対向するようにして当該ヘッド取付穴を
    閉塞するダミーヘッドが着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする、請求項1記載の紙葉類判別装置。
  3. 【請求項3】 該特徴量検出ヘッドの故障時に使用され
    るバックアップ用特徴量検出ヘッドが、該複数のヘッド
    取付穴のうちの一部に着脱自在に取り付けられ、 該特徴量検出ヘッドの故障時に前記特徴量情報を該バッ
    クアップ用特徴量検出ヘッドにより検出するように自動
    的に切り換える切換回路がそなえられ、 該照合用データベースに、該バックアップ用特徴量検出
    ヘッドの取付位置における、前記正規の紙葉類について
    の特徴量情報が、バックアップ用特徴量情報として予め
    格納され、 該判別回路が、該特徴量検出ヘッドの故障時には、該バ
    ックアップ用特徴量検出ヘッドにより検出された特徴量
    情報を該照合用データベースにおける前記バックアップ
    用特徴量情報と照合して判別を行なうことを特徴とす
    る、請求項1または請求項2に記載の紙葉類判別装置。
  4. 【請求項4】 該特徴量検出ヘッドが、該紙葉類上の印
    刷像に含まれている磁気量を前記特徴量情報として検出
    するための磁気ヘッドであることを特徴とする、請求項
    1〜請求項3のいずれか1項に記載の紙葉類判別装置。
  5. 【請求項5】 紙葉類の真偽あるいは種類を判別する紙
    葉類判別装置において、判別に必要な特徴量情報を該紙
    葉類から検出するためのセンサを取り付けるための構造
    であって、 該センサを、前記特徴量情報を検出する複数の特徴量検
    出ヘッドから構成し、 該紙葉類の搬送面に沿うようにそなえたフレームに、
    徴量検出ヘッドを前記搬送面に対向させるように且つ
    着脱自在に取り付け可能な、該複数の特徴量検出ヘッド
    の数よりも多くのヘッド取付穴を形成し、該ヘ ッド取付穴のうち、特徴量が顕著に現れる位置に対
    応するヘッド取付穴のみに、該特徴量検出ヘッドを着脱
    自在に取り付けたことを特徴とする、紙葉類判別装置に
    おけるセンサ取付構造。
  6. 【請求項6】 該複数のヘッド取付穴のうち、該特徴量
    検出ヘッドを取り付けていないヘッド取付穴には、該紙
    葉類の搬送面に対向するようにして当該ヘッド取付穴を
    閉塞するダミーヘッドを着脱自在に取り付けたことを特
    徴とする、請求項5記載の紙葉類判別装置におけるセン
    サ取付構造。
  7. 【請求項7】 該特徴量検出ヘッドの故障時に使用され
    るバックアップ用特徴量検出ヘッドを、該複数のヘッド
    取付穴のうちの一部に着脱自在に取り付けたことを特徴
    とする、請求項5または請求項6に記載の紙葉類判別装
    置におけるセンサ取付構造。
  8. 【請求項8】 該特徴量検出ヘッドが、該紙葉類上の印
    刷像に含まれている磁気量を前記特徴量情報として検出
    するための磁気ヘッドであることを特徴とする、請求項
    5〜請求項7のいずれか1項に記載の紙葉類判別装置に
    おけるセンサ取付構造。
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