JP3441938B2 - 光パルス発生器 - Google Patents

光パルス発生器

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JP3441938B2 JP28091497A JP28091497A JP3441938B2 JP 3441938 B2 JP3441938 B2 JP 3441938B2 JP 28091497 A JP28091497 A JP 28091497A JP 28091497 A JP28091497 A JP 28091497A JP 3441938 B2 JP3441938 B2 JP 3441938B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超高速光通信シス
テムを構築するために必要となる、繰り返し周波数の高
い光パルスを安定に発生させる光パルス発生器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の光パルス発生器の構成例を
示すブロック図である。図5に示されたように、光パル
ス発生器は、リング型共振器Rを有する。このリング型
共振器Rは、希土類添加光ファイバ10、光パルス圧縮
用ファイバ12、光路長調整器14、光分岐器16、光
アイソレータ18、光変調器20、光フィルタ22、及
び光結合器24が順に接続されてなる。
【0003】上記希土類添加光ファイバ10はエルビウ
ム等の希土類元素が添加され、外部の光源(後述する光
源30)によって励起され、添加される元素によって定
まる波長の光を放出及び増幅する。光パルス圧縮用ファ
イバ12は、入射する光パルスのパルス幅を圧縮し、狭
いパルス幅を有する光パルスを出射する。光路長調整器
14は、リング共振器の光路長を調整するためのもので
あり、この光路長調整器14によって、リング型共振器
Rの光路長が調整されることにより、リング共振器の共
振条件が達成される。
【0004】光分岐器16は、リング型共振器R内を循
環する光パルスの一部を外部に取り出すためのものであ
る。光分岐器16によってリング型共振器Rから外部に
取り出される光パルスは、リング型共振器Rの共振条件
を満足した位相を有する光パルスのみであるので、出射
される光パルスはレーザ光である。光アイソレータ18
は、リング型共振器R内において光パルスの循環方向を
定めるものである。つまり、図中符号d1が付された方
向へ光パルスは循環するが、この符号d1が付された方
向に対して逆の方向へ伝搬する光パルスに対しては、光
アイソレータ18を透過することができないので、結局
符号d1が付された方向にのみ光パルスが循環すること
になる。
【0005】光変調器20は、後述するクロック信号に
基づいてリング型共振器20内を循環する光に対し強度
変調を行い、光パルスを生成するためのものである。上
述した希土類添加光ファイバ10から出射され、リング
型共振器Rを1周循環していない光は、光パルスとなっ
ておらず、この光変調器20によって変調されることに
よって光パルスに変換される。光フィルタ22は所定の
通過帯域幅を有しており、この通過帯域幅に含まれない
波長の光は遮断する特性を有し、発生する光パルスの波
長を上述した希土類添加光ファイバ10の増幅帯域内で
限定するとともに、上述した希土類添加光ファイバ10
から出射される自然放出光や、後述する励起光源30か
ら出射される不要な波長の光を除去するために設けられ
る。光結合器24は励起光源30から出射される励起光
をリング型共振器Rに導くためのものである。この励起
光源30は希土類添加光ファイバ10を励起するための
光源である。
【0006】図中40は光分岐器であり、リング型共振
器R内の光分岐器16と接続され、リング型共振器Rか
ら出射される光パルスを分岐するためのものである。分
岐された光パルスの一方は例えば超高速光通信システム
用に使用される。光分岐器40によって分岐された光パ
ルスの他方は、クロック抽出器42へ入射する。
【0007】クロック抽出器42は、入射される光パル
スに基づいてクロック信号を抽出するためのものであ
る。このクロック抽出器42は、例えば入射される光パ
ルスを電気信号に変換する受光素子と、狭帯域フィル
タ、及びこの狭帯域フィルタの出力を増幅する電気増幅
器から構成されている。つまり、クロック抽出器42
は、いわば入射される光パルスを電気信号のクロック信
号に変換するためのものである。
【0008】44は電気分岐器であり、クロック抽出器
42から出力されるクロック信号を分岐し、分岐された
一方のクロック信号を移相器46へ出力し、他方を差周
波検出器50へ分岐する。上記移相器46は、入力され
るクロック信号の位相を調整するためのものである。電
気増幅器48は移相器46から出力されるクロック信号
を増幅する。電気増幅器48から出力されるクロック信
号は、リング型共振器R内の光変調器20へ入力され
る。
【0009】図5中の52はシンセサイザであり、所定
の周波数を有する基準周波数信号を出力する。上記の差
周波検出器50は、シンセサイザ52から出力される基
準周波数信号と、電気分岐器44において分岐されたク
ロック信号との周波数差を検出し、差信号を出力する。
この差信号は制御回路54へ入力される。制御回路54
は、入力される差信号に基づいて制御信号を光路長調整
器14へ出力し、リング型共振器Rの光路長を調整する
制御を行う。
【0010】上記構成において、繰り返し周波数の高い
光パルスは以下に説明するようにして生成される。励起
光源30から励起光が出射されると、光結合器24を介
してリング型共振器Rへ入射される。リング型共振器R
へ入射された励起光は希土類添加光ファイバ10内を伝
搬し、希土類添加光ファイバ10を励起する。励起され
た希土類添加光ファイバ10からは所定波長の光が放出
される。この放出された光はリング型共振器R内を図中
符号d1が付された方向へ伝搬し、光パルス圧縮用ファ
イバ12、光路長調整器14、光分岐器16、及び光ア
イソレータ18を介して光変調器20へ入射する。希土
類添加光ファイバ10から放出された光が光変調器20
へ入射すると強度変調され光パルスに変換される。変換
された光パルスはリング型共振器R内を図中符号d1が
付された方向へ伝搬し、光フィルタ22及び光結合器2
4を介して希土類添加光ファイバ10へ入射する。
【0011】希土類添加光ファイバ10には、光源30
から励起光が入射されているので、リング型共振器Rを
1周周回した光パルスを増幅し、リング型共振器R内を
符号d1が付された方向へ伝搬する。この増幅された光
が光変調器20へ到達するとパルス化され、以降同様に
光パルスがリング型共振器R内を伝搬する。
【0012】上記光パルスがリング型共振器R内を循環
している間、光分岐器16によって循環する光パルスの
一部が分岐され、リング型共振器Rの外部へ出射され
る。リング型共振器Rの外部へ出射された光パルスは、
光分岐器40によって分岐され、分岐された光パルスの
一方は光パルスの一方は例えば超高速光通信システム用
に使用される。また、分岐された光パルスの他方は、ク
ロック抽出器42へ入射し、電気信号のクロック信号が
抽出される。抽出されたクロック信号は電気分岐器44
へ出力される。
【0013】分岐された一方のクロック信号は移相器4
6へ入力し位相が調整され、電気増幅器48において増
幅され、光変調器20へ入力される。光変調器20は、
このクロック信号を基にレーザ光を強度変調して光パル
スを出力する。また、上記分岐された他方のクロック信
号は、差周波検出器50へ出力され、差周波お検出器5
0において、シンセサイザ52から出力される基準周波
数信号と、電気分岐器44において分岐されたクロック
信号との周波数差が検出され差信号が出力される。この
差信号は制御回路54へ入力され、この入力される差信
号に基づいて制御信号が光路長調整器14へ出力され、
リング型共振器Rの光路長を調整する制御が行われる。
【0014】一般に、共振器長(リング型共振器Rのル
ープの物理的な長さ)をL、光ファイバの屈折率をn、
光速をcとすると、共振器長で決まる基本周波数は f0=c/(nR) である。そこで変調周波数を基本周波数f0のq倍、つ
まり、 qf0=qc/(nL) (qは整数)に設定した場合、基本周波数f0のq倍に
一致したクロック信号を光変調器に供給することにより
変調周波数と光パルスの繰り返し周波数が一致し、高調
波モード同期が達成される。
【0015】ここで、リング型共振器Rを構成している
光ファイバの温度がΔtだけ変化した場合には、光ファ
イバ長がΔLだけ変化し、それにともなって、共振器長
で決定される基本周波数f0が変化するため、温度変動
前の変調周波数f(=qf0)と比較して次式で示され
る変動周波数Δfだけずれることになる。 Δf/f=ΔL/L=αΔt ………(1) ただし、Lは温度変動以前の共振器長、αは光ファイバ
の線膨張係数である。変調周波数の変動周波数Δfは、
クロック抽出器42で抽出されたクロック信号の一部を
電気分岐器44で取り出し、シンセサイザ52との周波
数差を差周波検出器50で検出することにより得られ、
制御回路54は変調周波数の変動周波数Δfをなくすよ
うに光路長調整器14を制御する。このような共振器長
を自動的に調整するアクティブな負帰還回路を用いるこ
とで、基本周波数f0が温度変動と共に変化するのを抑
え、繰り返し周波数が安定な光パルス列を発生できる。
尚、このような光パルス発生器の技術は、例えば特開平
8−18139号公報に開示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の光パルス発生器では、光路長調整器14において共
振器長を調整できる範囲が限られている。つまり、温度
変動によって共振器長の制御限界を超えた場合、温度変
動による共振器長の変動を抑制しきれず、その結果とし
て基本周波数f0が時間とともに変化する。従来、光路
長調整器14としては、円筒形圧電セラミック素子に光
ファイバを巻回した構成のものが用いられており、円筒
形圧電セラミックに制御電圧を印加することで巻回され
た光ファイバを伸縮して共振器長を調整していたが、こ
の調整範囲には限りがあった。
【0017】例えば、光路長調整器14で調整可能な長
さは約2mmであり、共振器長LがL=200m、f=
10GHz、線膨張係数αがα=10-5の時には、上記
(1)式より差動周波数ΔfがΔf=100kHz、温
度変化ΔtがΔt=1℃となる。つまり、光ファイバの
温度変化が1℃以内でなければ、安定した繰り返し周波
数の光パルス列を発生させることができなくなるという
問題があった。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、繰り返し周波数の高い光パルス列を長時間にわ
たって極めて安定に発生させうる光パルス発生器を提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定波長帯に利得をもつ光増幅手段と、
高精度の光路長調整を行う第1の光路長調整器と入射
する光を変調し光パルスに変換する光変調器とがループ
状にされたレーザパルス発振器と、前記レーザパルス発
振器から出射されるレーザ光パルスを電気信号に変換
し、前記ループのループ長に対応した基本周波数の整数
倍の繰り返し周波数のクロック信号を抽出するクロック
信号抽出器とを備え、前記クロック信号を基に前記光変
調器を駆動して高調波再生モード同期を行う光パルス発
生器において前記レーザパルス発振器内に設けられ、
前記レーザパルス発振器の共振器長の大部分を占める光
パルス圧縮用光ファイバを含み、当該光パルス圧縮用光
ファイバに対して温度変化を加えて広範囲の光路長調整
を行う第2の光路長調整器と、所定の基準周波数信号と
前記クロック信号との周波数差を検出する差周波検出器
と、前記差周波検出器の出力信号に応じて前記第1の光
路長調整器及び第2の光路長調整器を制御する制御手段
とを具備することを特徴とする。また、本発明は、前記
差周波検出器の出力を二分岐し、当該出力の一方を入力
とする高精度の第1の周波数電圧変換器と、前記出力の
他方を入力とする広周波数帯域の第2の周波数電圧変換
器と、前記第1の周波数電圧変換器の出力信号によって
前記第1の光路長調整器を制御する第1の制御手段と、
前記第1又は第2の周波数電圧変換器の出力信号によっ
て前記第2の光路長調整器を制御する第2の制御手段と
を具備することを特徴とする。また、本発明は、前記第
1の光路長調整器への制御信号及び前記差周波検出器の
出力信号を検出し、前記第1の光路長調整器への制御信
号が所定の制御限界を超えないように前記第2の光路長
調整器を制御する主制御手段を具備することを特徴とす
る。また、本発明は、前記主制御手段が、前記差周波検
出器の出力信号を検出し、前記第1の周波数電圧変換器
の周波数検出範囲を超えている場合に、前記第1及び第
2の光路長調整器を制御して前記第1の周波数電圧変換
器の検出範囲内に入れることを特徴とする。また、本発
明は、前記主制御手段が、前記第1の光路長調整器への
制御信号に変化を加えるとともに前記差周波検出器の出
力信号を検出することによって前記基準周波数信号の周
波数と前記クロック信号との周波数の大小関係を認識し
て前記第2の光路長調整器を制御することを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による光パルス発生器について詳細に説明す
る。 〔第1実施形態〕まず、本発明の第1実施形態による光
パルス発生器について図1を参照して説明する。図1
は、本発明の第1実施形態による光パルス発生器の構成
を示すブロック図である。
【0021】図1において、光パルス発生器は、リング
型共振器Rを有する。このリング型共振器Rは、希土類
添加光ファイバ(光増幅手段)10、光路長調整器(第
2の光路長調整器)60、光路長調整器(第1の光路長
調整器)14、光分岐器16、光アイソレータ18、光
変調器20、光フィルタ22、及び光結合器24が順に
接続されてなる。
【0022】上記希土類添加光ファイバ10はエルビウ
ム等の希土類元素が添加され、外部の光源(後述する光
源30)によって励起され、添加される元素によって定
まる波長の光を放出及び増幅する。光路長調整器14
は、リング共振器の光路長を調整するためのものであ
り、この光路長調整器14によって、リング型共振器R
の光路長が調整されることにより、リング共振器の共振
条件が達成される。図1中の光路長調整器14は高精度
の光路長制御が可能なものであるのに対し、光路長調整
器60は広範囲の光路長調整が可能なものである。つま
り、本実施形態においては、高精度の光路長制御が可能
な光路長調整器14と広範囲の光路長調整が可能な光路
長調整器60との2つの光路長調整器を備えた点が最大
のポイントである。
【0023】光分岐器16は、リング型共振器R内を循
環する光パルスの一部を外部に取り出すためのものであ
る。光分岐器16によってリング型共振器Rから外部に
取り出される光パルスは、リング型共振器Rの共振条件
を満足した位相を有する光パルスのみであるので、出射
される光パルスはレーザ光である。光アイソレータ18
は、リング型共振器R内において光パルスの循環方向を
定めるものである。つまり、図中符号d1が付された方
向へ光パルスは循環するが、この符号d1が付された方
向に対して逆の方向へ伝搬する光パルスに対しては、光
アイソレータ18を透過することができないので、結局
符号d1が付された方向にのみ光パルスが循環すること
になる。
【0024】光変調器20は、後述するクロック信号に
基づいてリング型共振器20内を循環する光に対し強度
変調を行い、光パルスを生成するためのものである。上
述した希土類添加光ファイバ10から出射され、リング
型共振器Rを1周循環していない光は、光パルスとなっ
ておらず、この光変調器20によって変調されることに
よって光パルスに変換される。光フィルタ22は所定の
通過帯域幅を有しており、この通過帯域幅に含まれない
波長の光は遮断する特性を有し、発生する光パルスの波
長を上述した希土類添加光ファイバ10の増幅帯域内で
限定するとともに、上述した希土類添加光ファイバ10
から出射される自然放出光や、後述する励起光源30か
ら出射される不要な波長の光を除去するために設けられ
る。光結合器24は励起光源30から出射される励起光
をリング型共振器Rに導くためのものである。この励起
光源30は希土類添加光ファイバ10を励起するための
光源である。
【0025】図中40は光分岐器であり、リング型共振
器R内の光分岐器16と接続され、リング型共振器Rか
ら出射される光パルスを分岐するためのものである。分
岐された光パルスの一方は例えば超高速光通信システム
用に使用される。光分岐器40によって分岐された光パ
ルスの他方は、クロック抽出器(クロック信号抽出器)
42へ入射する。
【0026】クロック抽出器42は、入射される光パル
スに基づいてクロック信号を抽出するためのものであ
る。このクロック抽出器42は、例えば入射される光パ
ルスを電気信号に変換する受光素子と、狭帯域フィル
タ、及びこの狭帯域フィルタの出力を増幅する電気増幅
器から構成されている。つまり、クロック抽出器42
は、いわば入射される光パルスを電気信号のクロック信
号に変換するためのものである。
【0027】44は電気分岐器であり、クロック抽出器
42から出力されるクロック信号を分岐し、分岐された
一方のクロック信号を移相器46へ出力し、他方を差周
波検出器50へ分岐する。上記移相器46は、入力され
るクロック信号の位相を調整するためのものである。電
気増幅器48は移相器46から出力されるクロック信号
を増幅する。電気増幅器48から出力されるクロック信
号は、リング型共振器R内の光変調器20へ入力され
る。
【0028】図5中の52はシンセサイザであり、所定
の周波数を有する基準周波数信号を出力する。上記の差
周波検出器50は、シンセサイザ52から出力される基
準周波数信号と、電気分岐器44において分岐されたク
ロック信号との周波数差を検出し、差信号を出力する。
この差信号は制御回路(第1の制御手段)54へ入力さ
れる。制御回路54は、入力される差信号に基づいて制
御信号を光路長調整器14へ出力し、リング型共振器R
の光路長を調整する制御を行う。また、図1中の62は
光路長調整器60の制御を行う制御回路(第2の制御手
段)である。尚、制御回路54及び制御回路62は制御
手段をなす。
【0029】例えば、光路長調整器14として、従来技
術で使用している光ファイバを巻いた円筒形圧電セラミ
ック素子を用いた場合、共振器長の制御範囲は約2mm
であり、光路長LがL=200m、f=10GHz、線
膨張係数αがα=10-5の場合には、前述した(1)式
よりΔf=100kHz、Δt=1℃となる。すなわ
ち、温度などの外部要因によって繰り返し周波数に10
0kHz以上の変動があった場合には、光路長調整器6
0が必要となる。
【0030】ここで、光路長調整器60について説明す
る。前述したように共振器長(リング型共振器Rのルー
プの長さ)をL、光ファイバの屈折率をn(約1.4
8)、光速をc(約3×108m/sec)とすると、共振器
長Lで決まる基本周波数はf0=c/(nL)は約1M
Hzである。すなわち、本実施形態においてf=10G
Hz帯で約1MHz間隔でパルス発振するモードが存在
する。光路長調整器60の調整範囲が1MHz以上であ
れば、f=10GHz帯で繰り返し周波数を任意に設定
し制御することが可能となる。このことから、光路長調
整器60は光路長調整器14よりも光路長調整範囲が広
いことが必要条件であるが、基本周波数に対応する共振
器長の調整範囲を持つことが望ましい。
【0031】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態による光パルス発生器について説明する。本発明の
第2実施形態による光パルス発生器は、図1に示された
第1実施形態による光パルス発生器とほぼ同様の構成で
あるが、光路長調整器60が光パルス圧縮用光ファイバ
に温度調節を施すことによって光路長を調節する点にお
いて異なる。
【0032】光パルス圧縮用光ファイバは、特開平8−
18139号公報に記載されているように、光ソリトン
効果を用いてパルス幅の短い光パルスを発生させるため
にリング型共振器内に設けられる。図5を参照して説明
した従来の光パルス発生器においても、リング型共振器
内に光パルス圧縮用光ファイバ12が用いられている。
【0033】ここでリング型共振器Rの共振器長の大部
分が光パルス圧縮用ファイバ12が占めており、共振器
長L=200m、変調周波数変動Δf=1MHz、変動
以前の変調周波数f=10GHzとすると、前述した
(1)式より光パルス圧縮用ファイバ長の変化ΔLは、
ΔL=20mm、温度変動Δtは、ΔLΔt=10℃と
なる。すなわち、図1中の光路長調整器60に200m
の光パルス圧縮用光ファイバを用い、これを10℃の範
囲で制御することによって、繰り返し周波数の変動の追
従幅を大きく広げ、また10GHz帯の任意の周波数で
繰り返し周波数の設定と制御が可能となり、長時間にわ
たり極めて安定な光パルス列を発生できる。
【0034】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施
形態による光パルス発生器について図2を参照して説明
する。図2は、本発明の第3実施形態による光パルス発
生器の構成を示すブロック図であり、図1に示された本
発明の第1実施形態による光パルス発生器と同一の部分
には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0035】図2に示された本発明の第3実施形態によ
る光パルス発生器が、図1に示された第1実施形態によ
る光パルス発生器と異なる点は、差周波検出器50と制
御回路54、制御回路62との間に、周波数電圧変換器
(第1の周波数電圧変換器)70、周波数電圧変換器
(第2の周波数電圧変換器)72をそれぞれ設けた点で
ある。本実施形態では、シンセサイザ52から出力され
る基準周波数信号と、クロック信号の周波数差を検出し
て光路長調整器14及び光路長調整器60を制御する
が、高精度の光路長制御が可能な光路長調整器14を制
御するためには高精度の差周波検出が可能な周波数電圧
変換器70を設ける必要があり、広範囲の光路長制御が
可能な光路長調整器60を制御するためには広範囲の差
周波検出が可能な周波数電圧変換器72を設ける必要が
ある。従って、これら周波数電圧変換器70,72を共
用することはできず、別個にして設けた点が本実施形態
の最大のポイントである。
【0036】前述したように、光路長調整器14の周波
数制御範囲は100kHzであるが、周波数制御をより
緻密に行うためには誤差信号となる差周波検出の精度を
上げる必要がある。例えば、代表的な周波数電圧変換器
は出力フルスケール電圧は10Vであり、また通常の電
子回路で1mV以下の電圧を正確に検出することが困難
であるとすれば、差周波検出精度1Hzを得たい場合、
周波数電圧変換器70の入力周波数を10kHz以下に
しなければならない。
【0037】また、光路長調整器60の周波数制御範囲
は1MHzであり、この全周波数制御範囲で差周波検出
が可能な周波数電圧変換器72が必要である。ここで、
基準周波数信号とクロック信号の周波数差が小さい場合
には周波数電圧変換器70の出力信号をもって光路長調
整器60を制御してもよい。本実施形態では、異なる周
波数検出範囲を有する周波数電圧変換器70と周波数電
圧変換器72を用い、周波数電圧変換器70の出力信号
をもって光路長調整器14を制御し、周波数電圧変換器
70又は周波数電圧変換器72の出力信号をもって光路
長調整器60を制御する。
【0038】〔第4実施形態〕次に本発明の第4実施形
態について図3を参照して説明する。図3は、本発明の
第4実施形態による光パルス発生器の構成を示すブロッ
ク図であり、図2に示された本発明の第3実施形態によ
る光パルス発生器と同一の部分には同一の符号を付し、
その説明を省略する。
【0039】図3に示された本発明の第3実施形態によ
る光パルス発生器が、図2に示された第3実施形態によ
る光パルス発生器と異なる点は、周波数電圧変換器7
0,周波数電圧変換器72と制御回路54,62との間
にマイクロプロセッサ(主制御手段)80を設けた点で
ある。前述した第1〜第3実施形態の説明において光路
長調整器14の制御範囲に限界があることを述べた。第
3実施形態においては光路長調整器14と光路長調整器
60を個別に制御する方式を記載した。
【0040】しかし、光路長調整器14が制御範囲のど
こに位置しているかが不明であり、仮に制御範囲の限界
を越えたとき高精度の周波数制御ができなくなる。つま
り、光路長調整器14がリング型共振器Rのループ長が
長くなる方向へどれだけ制御することができ、ループ長
が短くなる方向へどれだけ制御することができるがが不
明であるため、制御範囲の限界を超えた場合には高精度
の制御ができなくなる。
【0041】本発明の第4実施形態では、光路長調整器
14への制御電圧、周波数電圧変換器70,72の出力
電圧をマイクロプロセッサ80で検出し、光路長調整器
14が制御範囲の限界を越えないように光路長調整器6
0の制御回路62を制御する。これによって、光路長調
整器14は制御範囲の限界を越えることがなくなり、常
に高精度の周波数制御が可能となる。
【0042】〔第5実施形態〕次に、本発明の第5実施
形態について説明する。本発明の第5実施形態によるパ
ルス発生器の構成は、図3に示した第4実施形態による
光パルス発生器とほぼ同様の構成である。本発明の第5
実施形態は、差周波検出器44で検出された差周波を周
波数電圧変換器70の検出範囲に以下に制御するための
ものである。
【0043】本発明の第3実施形態で説明したとおり、
繰り返し周波数f=10GHz帯で約1MHz間隔でパ
ルス発振するモードが存在する。高精度の周波数制御の
ためには、シンセサイザ52の出力である基準周波数信
号とクロック抽出器42の出力であるクロック信号の周
波数差を周波数電圧変換器70の検出範囲に以下にする
必要がある。周波数電圧変換器70の検出範囲は、例え
ば、10kHz以下である。
【0044】本発明の第5実施形態では、周波数電圧変
換器70,72の出力電圧をマイクロプロセッサ80で
検出し、基準周波数信号とクロック信号の周波数差を周
波数電圧変換器70の検出範囲にするように光路長調整
器14,70の制御回路54,62を制御する。ここ
で、基準周波数信号とクロック信号の周波数差が1MH
z以下であれば、周波数電圧変換器72によって差周波
の検出が可能でり、周波数差が大であった場合は、光路
長調整器60の制御回路62を制御する。また、基準周
波数信号とクロック信号の周波数差が、例えば数10k
Hzであり、光路長調整器60によって十分制御できる
範囲であれば、光路長調整器14の制御回路54を制御
する。
【0045】〔第6実施形態〕次に、本発明の第6実施
形態による光パルス発生器について説明する。本発明の
第6実施形態によるパルス発生器の構成は、図3に示し
た第4実施形態による光パルス発生器とほぼ同様の構成
である。本発明の第6実施形態は、差周波検出器44で
検出された差周波を周波数電圧変換器70の検出範囲以
下にした後に、光路長調整器60を制御する際のものに
ついてのものである。
【0046】上述した第5実施形態においては、基準周
波数信号とクロック信号との間に大きな周波数差があっ
た場合は、光路長調整器60の制御回路62を制御する
とした。ここで、差周波検出器50は、基準周波数信号
とクロック信号との周波数の差周波のみを出力し、その
大小関係の情報は出力しない。また、この周波数差の検
出は周波数電圧変換器72で行うが、通常の周波数電圧
変換器の出力は入力周波数に比例する出力電圧を発生す
るものである。光路長調整器60を制御して周波数制御
範囲する場合には、基準周波数信号とクロック信号との
周波数の大小関係を検出する必要がある。
【0047】図4は、基準周波数信号とクロック信号と
の差周波と、周波数電圧変換器72との出力の関係を示
す説明図である。基準周波数信号とクロック信号との差
周波をΔf1とした場合、基準周波数信号とクロック信
号との大小関係の情報を符号で付し、+Δf1,−Δf1
とする。+Δf1,−Δf1のいづれの場合も周波数電圧
変換器72の出力はV1である。
【0048】いま、基準周波数信号とクロック信号との
周波数の差周波をΔf1としたとき、光路長調整器14
を制御することによってクロック信号の周波数を+Δf
2だけ変化させると、周波数差は、+Δf1+Δf2又は
−Δf1+Δf2となり、周波数電圧変換器72の出力は
2またはV3となる。このときの挙動を検出することに
よって、基準周波数信号とクロック信号の周波数の大小
関係を認識することができる。
【0049】本発明の第6実施形態においては、光路長
調整器14を制御することによってクロック信号の周波
数を変化させ、このときの周波数電圧変換器72の出力
をマイクロプロセッサ80で検出することによって基準
周波数信号とクロック信号との周波数の大小関係を検出
することができ、この検出結果に応じて光路長調整器6
0の制御回路62を制御する。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、特性の異なる2つの光路長調整器を設け、光パルス
を電気信号に変換して得られるクロック信号と基準周波
数信号との周波数差を周波数電圧変換器で検出し、この
変化に応じて上記2つの光路長調整器に制御信号を供給
することでレーザ発振器の共振器長を調整を行うように
したので、長時間にわたって極めて安定な繰り返し周波
数の高い光パルス列を発生できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による光パルス発生器
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第3実施形態による光パルス発生器
の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第4実施形態による光パルス発生器
の構成を示すブロック図である。
【図4】 基準周波数信号とクロック信号との差周波
と、周波数電圧変換器72との出力の関係を示す説明図
である。
【図5】 従来の光パルス発生器の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 希土類添加光ファイバ 14 光路長調整器 16 光路長調整器 20 光変調器 R リング型共振器 42 クロック抽出器 50 差周波検出器 54 制御回路 62 制御回路 70 周波数電圧変換器 72 周波数電圧変換器 80 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 芳宏 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤 電気株式会社内 (72)発明者 朝比奈 由夏 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤 電気株式会社内 (72)発明者 中沢 正隆 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 吉田 英二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−139536(JP,A) 特開 平6−85366(JP,A) 特開 平6−13691(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/00 - 3/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定波長帯に利得をもつ光増幅手段と、
    高精度の光路長調整を行う第1の光路長調整器と入射
    する光を変調し光パルスに変換する光変調器とがループ
    状にされたレーザパルス発振器と、 前記レーザパルス発振器から出射されるレーザ光パルス
    を電気信号に変換し、前記ループのループ長に対応した
    基本周波数の整数倍の繰り返し周波数のクロック信号を
    抽出するクロック信号抽出器とを備え、前記クロック信号を基に前記光変調器を駆動し
    て高調波再生モード同期を行う光パルス発生器におい
    前記レーザパルス発振器内に設けられ、前記レーザパル
    ス発振器の共振器長の大部分を占める光パルス圧縮用光
    ファイバを含み、当該光パルス圧縮用光ファイバに対し
    て温度変化を加えて広範囲の光路長調整を行う第2の光
    路長調整器と、 所定の基準周波数信号と前記クロック信号との周波数差
    を検出する差周波検出器と、 前記差周波検出器の出力信号に応じて前記第1の光路長
    調整器及び第2の光路長調整器を制御する制御手段とを
    具備することを特徴とする光パルス発生器。
  2. 【請求項2】 前記差周波検出器の出力を二分岐し、当
    該出力の一方を入力とする高精度の第1の周波数電圧変
    換器と、 前記出力の他方を入力とする広周波数帯域の第2の周波
    数電圧変換器と、 前記第1の周波数電圧変換器の出力信号によって前記第
    1の光路長調整器を制御する第1の制御手段と、 前記第1又は第2の周波数電圧変換器の出力信号によっ
    て前記第2の光路長調整器を制御する第2の制御手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の光パルス発
    生器。
  3. 【請求項3】 前記第1の光路長調整器への制御信号及
    び前記差周波検出器の出力信号を検出し、前記第1の光
    路長調整器への制御信号が所定の制御限界を超えないよ
    うに前記第2の光路長調整器を制御する主制御手段を具
    備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光
    パルス発生器。
  4. 【請求項4】 前記主制御手段は、前記差周波検出器の
    出力信号を検出し、前記第1の周波数電圧変換器の周波
    数検出範囲を超えている場合に、前記第1及び第2の光
    路長調整器を制御して前記第1の周波数電圧変換器の検
    出範囲内に入れることを特徴とする請求項3記載の光パ
    ルス発生器。
  5. 【請求項5】 前記主制御手段は、前記第1の光路長調
    整器への制御信号に変化を加えるとともに前記差周波検
    出器の出力信号を検出することによって前記基準周波数
    信号の周波数と前記クロック信号との周波数の大小関係
    を認識して前記第2の光路長調整器を制御することを特
    徴とする請求項3又は請求項4記載の光パルス発生器。
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