JP3441306B2 - クライアント装置、メッセージ送信方法、サーバ装置、ページ処理方法及び中継サーバ装置 - Google Patents

クライアント装置、メッセージ送信方法、サーバ装置、ページ処理方法及び中継サーバ装置

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JP3441306B2
JP3441306B2 JP19105296A JP19105296A JP3441306B2 JP 3441306 B2 JP3441306 B2 JP 3441306B2 JP 19105296 A JP19105296 A JP 19105296A JP 19105296 A JP19105296 A JP 19105296A JP 3441306 B2 JP3441306 B2 JP 3441306B2
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された文書
とそれを指し示すリンクから構成されるハイパーメディ
ア文書を処理するクライアント装置、メッセージ送信方
法、サーバ装置、ページ処理方法及び中継サーバ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ハイパーメディアは、テキスト、動画、
静止画、図形、音声などのマルチメディアデータをリン
クによって関連付けることにより、多面的な情報に柔軟
なアクセス手段を提供する技術である。ハイパーメディ
ア文書とは、ハイパーメディア技術により提供されるマ
ルチメディア文書である。
【0003】ハイパーメディア文書を記憶・提供する装
置をサーバと呼び、ハイパーメディア文書を取得・表示
する装置をクライアントと呼ぶ。
【0004】ハイパーメディアの原理を図22を用いて
説明する。図中の19−1,19−2,19−3は、ハ
イパーメディアにより提供される情報の単位となる「ペ
ージ」である。ページ内にはテキストや画像など様々な
情報が記載されると同時に、関連情報ページを指し示す
「アンカー」(図中の19−4,19−5)が埋め込ま
れている。そのため、例えばアンカー1を用いて、ペー
ジ2を取得することが可能である。ここで、関連付けを
理解しやすくするために、アンカー1からページ2に仮
想的に「リンク」(図中の19−6,19−7)が張ら
れていると見倣すことが多い。利用者は、ページ1にお
いてアンカー1からリンクAを辿ることにより、関連情
報であるページ2を得ることができる。さらに、ページ
2中のアンカー2からリンクBを辿りページ3を得るこ
とができる。各ページには一意に識別可能な識別子が用
いられ、アンカーから必ずページを特定できる。このよ
うにリンクを辿りながら情報を探すことをナビゲーショ
ンと呼ぶ。
【0005】ここで、ページの識別子に関して説明す
る。
【0006】ページの識別子やそのページを記憶するサ
ーバの識別子の意味として、例えば次の2つが考えられ
る。
【0007】(1)ページの識別子は、そのページをネ
ットワーク中で特定可能な情報である。この場合、例え
ば、ページの識別子は、そのページを記憶しているサー
バをネットワーク中で特定可能なホスト名と、そのペー
ジのファイル名あるいはディレクトリー名+ファイル名
からなる。
【0008】(2)ページの識別子は、そのページを記
憶するサーバ内で、そのファイルを識別可能な情報であ
る。また、サーバの識別子は、サーバをネットワーク中
で特定可能な情報である。従って、各ページは、サーバ
の識別子とページの識別子の組により、ネットワーク中
で特定される。
【0009】以下では、後者の(2)をもとに説明を行
って行くが、以下の説明中「サーバの識別子+ページの
識別子」は、(1)の意味での「ページの識別子」と同
等である。
【0010】なお、アンカーが指し示すリンクとしてサ
ーバの識別子のみ設定され、サーバ側でデフォルトのペ
ージ識別子が設定される場合も想定されるが、この場
合、アンカーに対応するページの識別子はnullとす
る。
【0011】ここで、本明細書における用語を定義す
る。「ソースページ」とは、ページ要求を起こすための
アンカーが含まれるページを意味するものとする。「ソ
ースサーバ」とは、ソースページを記憶しているサーバ
を意味するものとする。「ソース情報」とは、少なくと
もソースページの識別子とソースサーバの識別子を含む
情報を意味するものとする。「要求ページ」とは、次に
取得・表示したいページを意味するものとする。「要求
ページ情報」とは、要求ページを記憶しているサーバの
識別子と、その要求ページの識別子を含む情報を意味す
るものとする。
【0012】以下、従来のサーバの一例および従来のク
ライアントの一例を図23を参照しながら説明する。
【0013】サーバ1−1は、ページ要求(要求メッセ
ージ)を受け付ける受信部1−2、ハイパーメディア文
書を記憶するページ記憶部1−3、受け付けたページ要
求に応じてページ記憶部1−3から必要なページを読み
出す要求処理部1−4、ページを要求元に送信する送信
部1−5を備えている。
【0014】クライアント1−11は、ページを受信す
る受信部1−12、受信したページを表示するためにペ
ージを解釈するとともに、表示中のページ内のアンカー
の選択指示により要求されたリンク先となるページの情
報を出力するページ解釈部1−13、解釈されたページ
を表示する表示部1−14、アンカー選択指示による利
用者からのページ要求を受け付ける入力部1−15、入
力部1−15からの指示やページ解釈部1−13からの
情報をもとに、要求するページを記憶しているサーバの
識別子とそのページの識別子を含むページ取得の要求を
生成する要求生成部1−16、新しいページを要求する
際に表示中のページを取得したソースサーバの識別子と
その表示中のページの識別子を含むソース情報を作成す
るソース情報生成部1−18、ページ取得の要求とソー
ス情報をもとに作成した要求メッセージを送信する送信
部1−17を備えている。
【0015】なお、一般的には図23に示すようにサー
バ1−1とクライアント1−11はネットワーク1−1
9で接続されるが、CD−ROMで提供されるハイパー
メディア文書を扱う場合などはサーバ1−1とクライア
ント1−11の両方の機能を同一計算機上に実現する場
合もあり得る。
【0016】次に、図24を用いて従来例の動作の中で
本発明に関連する部分、つまりページを要求するととも
にソース情報を生成する動作を説明する。
【0017】クライアント1−11において、あるサー
バから取得したページAを表示しているときに(図中2
−1)、ページA上のアンカーCを辿る指示(2−2)
が入力部1−15から来ると、要求生成部1−16はペ
ージ解釈部1−13からアンカーCに対応するページB
の情報(2−3)を受け取り、ページ要求(2−4)を
作成する。一方、ソース情報生成部1−18は、ページ
解釈部1−13から表示中のページの情報(2−5)を
受け取り、ソース情報(2−6)を作成する。送信部1
−17は、ページ要求(2−4)とソース情報(2−
6)から要求メッセージ(2−7)を作成し、ネットワ
ークを経て要求ページを記憶するサーバ1−1に送信す
る。
【0018】要求メッセージを受信したサーバ1−1
は、ページの要求の情報(2−8)を要求処理部1−4
に送り、ページ記憶部1−3からページB(2−9)を
読みだしてクライアント1−11に転送する。
【0019】クライアント1−11は、サーバ1−1か
らページBの取得に成功すると、これを解釈して表示す
るなど所定の処理を行った後に、次のページ要求の受け
付け可能な状態となる。
【0020】しかしながら、上記のようなサーバ・クラ
イアントシステムでは、受信メッセージ(2−7)中に
含まれるソース情報は一般に他のサーバ上に記憶されて
いるページに関する情報であり、従来はソース情報は有
効に活用されていなかった。ソース情報に関する公知技
術としては、世界的な規模の分散型ハイパーメディアで
あるWorld Wide Webのリンク関係の規定
であるHypertext TransferProt
ocol−HTTP/1.0中で定義されているRef
ererフィールドがある。ただし、この情報はサーバ
にとっては役に立つがクライアントには直接役に立たな
い情報であり、クライアント側の好意で送ってもよいし
送らなくてもよいというオプションとして規定されてい
る。なお、Hypertext TransferPr
otocol−HTTP/1.0は、1995年7月現
在でInternet Draftとして公開されてい
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来、クライアントか
らは、ソース情報をページ要求に付加して要求先のサー
バに送付することはできるが、ソースページを記憶して
いるソースサーバには伝達されなかった。そのため、ソ
ースサーバはページ中のアンカーの利用頻度等について
知ることができなかった。
【0022】また、参照先のページが削除された場合に
は、そのページを参照しているアンカーを辿ると一定時
間内にページにたどり着けないのでエラーとなるため、
正しい情報を指すように修正する必要がある。しかし、
従来技術ではソースサーバ側ではクライアントでのエラ
ーの発生を知る手段がなかった。
【0023】また、HTTP/1.0で規定されている
ように、全てのクライアントが必ずソース情報を生成す
る保証はなかった。
【0024】このように従来は、各ページのアンカーが
利用された事実、その利用頻度、利用結果を知る手段が
なかった。
【0025】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、外部からページ間の参照状況を把握できるク
ライアント装置およびメッセージ送信方法を提供するこ
とを目的とする。
【0026】また、本発明は、自身が管理するページが
もとにされて他ページが参照された状況に応じて該ペー
ジを修正可能なサーバ装置およびページ処理方法を提供
することを目的とする。
【0027】また、本発明は、アンカー利用に関する情
報を含むメッセージの転送にあたって、ソースサーバに
おける処理をソースサーバに代わって実行可能な中継サ
ーバ装置およびメッセージ送信方法を提供することを目
的とする。
【0028】また、本発明は、ページ要求に含まれるソ
ースページに関する情報を利用して、ソースサーバにア
ンカーの利用に関する情報を通知可能な中継サーバ装置
およびメッセージ送信方法を提供することを目的とす
る。
【0029】また、本発明は、ページの転送記録および
ページ要求の転送記録をもとにして、ソースサーバにア
ンカーの利用に関する情報を通知可能な中継サーバ装置
およびメッセージ送信方法を提供することを目的とす
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るクライアント装置は、取得したハイパーメディア文書
からなる第1のページを解釈し表示する手段と、表示中
の第1のページで参照されている第2のページを要求す
る第1のメッセージを、該第2のページを記憶している
サーバ装置に送信する手段と、前記第2のページの要求
に関わる情報を含む第2のメッセージを、前記第2のペ
ージを記憶しているサーバ装置とは異なる宛先に送信す
る手段とを備えたことを特徴とする。
【0031】上記異なる宛先を第1のページ(ソースペ
ージ)を記憶するソースサーバとすれば、ソースサーバ
はページ中のアンカーの利用状況を把握してリンク管理
に役立てることができる。
【0032】本発明(請求項2)は、請求項1に記載の
クライアント装置において、前記第2のメッセージの送
信は、前記表示中のページのハイパーメディア文書に送
信指定が設定されている場合に限って行うことを特徴と
する。
【0033】本発明(請求項3)は、請求項1に記載の
クライアント装置において、前記第2のメッセージの送
信は、作成された該メッセージを所定のキー情報で分類
し夫々の分類ごとに所定数蓄積した後に行うことを特徴
とする。
【0034】本発明(請求項4)に係るメッセージ送信
方法は、取得したハイパーメディア文書からなる第1の
ページを解釈して表示し、表示中の第1のページで参照
されている第2のページを要求する第1のメッセージ
を、該第2のページを記憶しているサーバ装置に送信
し、前記第2のページの要求に関わる情報を含む第2の
メッセージを、前記第2のページを記憶しているサーバ
装置とは異なる宛先に送信することを特徴とする。
【0035】本発明Aは、ハイパーメディア文書を取得
し表示するためのコンピュータで実行されるページの取
得元に関する情報を生成するためのプログラムを記憶す
る記憶媒体であって、前記プログラムは、表示中のペー
ジの識別子および次に要求するページの識別子を内容と
するメッセージを作成するステップと、そのメッセージ
を表示中のページを記憶しているサーバに送信するステ
ップとを実行させる記述を含むものであることを特徴と
する。
【0036】本発明(請求項5)に係るサーバ装置は、
記憶しているハイパーメディア文書からなるページを要
求に応じて送信する手段と、送信したページで参照され
ている他のページの要求に関わるメッセージを受信する
手段と、受信された前記メッセージの内容をもとに所定
の処理を行う手段とを備えたことを特徴とする。
【0037】これにより、ソースサーバはページ中のア
ンカーの利用状況を把握してリンク管理に役立てること
ができる。
【0038】ここで、所定の処理とは、例えば、送信し
たページと他のページから特定されるアンカーに対して
変更を加える処理である。
【0039】本発明(請求項6)は、請求項5に記載の
サーバ装置において、前記所定の処理は、前記メッセー
ジをもとにして得られた、前記送信したページを利用し
て前記他のページが要求された頻度に応じて該他のペー
ジの参照の仕方を変更させる処理であることを特徴とす
る。
【0040】ここで、参照の仕方を変更させる処理と
は、例えば、送信したページと他のページから特定され
るアンカーを強調表示する処理や、リンクそのものを削
除する処理など種々の処理を行なうことができる。
【0041】本発明(請求項7)は、請求項5に記載の
サーバ装置において、前記所定の処理は、前記メッセー
ジに含まれたページ要求失敗の通知に応じて前記他のペ
ージの参照先の情報を変更または削除する処理であるこ
とを特徴とする。
【0042】なお、参照先の情報を変更または削除せ
ず、所定のメッセージをサーバの管理者に通知するよう
にしても良い。これは、例えば、参照先が無いためにエ
ラーが多発している場合にエラー原因がネットワークの
異状か参照先ページが変更されたのか判断して対処する
といった、管理者が介在する高度な処理を引き起こした
いときに用いると有効である。
【0043】本発明(請求項8)は、請求項5に記載の
サーバ装置において、前記所定の処理は、受信された前
記メッセージを所定のキー情報で分類し夫々の分類ごと
に所定数蓄積した後に行うことを特徴とする。
【0044】本発明(請求項9)に係るページ処理方法
は、記憶しているハイパーメディア文書からなるページ
を要求に応じて送信し、送信したページで参照されてい
る他のページの要求に関わるメッセージを受信し、受信
された前記メッセージの内容をもとに所定の処理を行う
ことを特徴とする。
【0045】本発明Bは、ハイパーメディア文書を記憶
し提供するためのコンピュータで実行されるページの取
得元に関する情報を処理するためのプログラムを記憶す
る記憶媒体であって、前記プログラムは、参照できたこ
とを示す報告メッセージか参照できなかったことを示す
エラーメッセージかを判別するステップと、ソース情報
メッセージを記録しておくステップと、メッセージを受
けるごとに記録回数を増やすステップと、記録回数が所
定の回数を超えたかどうかを判定するステップと、メッ
セージや記録回数に応じて所定の処理手段から適用すべ
きものを選択するステップとを実行させる記述を含むも
のであることを特徴とする。
【0046】本発明(請求項10)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求するメッセージの転送を
行なう中継サーバ装置において、いずれかのクライアン
ト装置からいずれかのサーバ装置に宛てた、該クライア
ント装置における表示中のページで参照されている別の
ページの要求に関わる情報を含むメッセージを受信する
手段と、受信された前記メッセージを所定のキー情報で
分類し夫々の分類ごとに所定数蓄積した後に、該メッセ
ージ内に記述された宛先に送信する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0047】本発明(請求項11)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求するメッセージの転送を
行なう中継サーバ装置のメッセージ送信方法であって、
いずれかのクライアント装置からいずれかのサーバ装置
に宛てた、該クライアント装置における表示中のページ
で参照されている別のページの要求に関わる情報を含む
メッセージを受信し、受信された前記メッセージを所定
のキー情報で分類し夫々の分類ごとに所定数蓄積した後
に、該メッセージ内に記述された宛先に送信する手段と
を備えたことを特徴とする。
【0048】なお、蓄積後のメッセージの送信にあたっ
ては、1つのメッセージに蓄積数を付加して送信すると
好ましい。
【0049】ページ中のアンカー利用に関する情報を集
計して規定回数を超えた場合にページ記述を変更する場
合、この集計作業をソースサーバが行うと全ソース情報
を順に処理する必要があり、本来のページ記憶・提供機
能に悪影響を与え兼ねないが、上記により、中継サーバ
が集計を行なってくれるので、ソースサーバは複数の中
継サーバの集計結果をさらに集計するだけでよく、集計
作業の負担が減る。また、中継サーバが階層的に接続さ
れている場合は、集計作業も階層的に行われるので、さ
らに効率が向上する。
【0050】本発明Cは、ハイパーメディア文書を転送
するためのコンピュータで実行されるページの取得元に
関する情報を処理するためのプログラムを記憶する記憶
媒体であって、前記プログラムは、受信メッセージから
ソースページと要求ページの情報と取り出すステップ
と、取り出した情報と同一の情報を過去に受信したこと
を記録しているかを判定するステップと、記録があった
場合にその受信回数を増やすステップと、記録が無かっ
た場合にソースページと要求ページをキーとして記録す
るステップと、受信回数の合計が所定の回数を超えたか
を判定するステップと、回数が超えている場合だけソー
ス情報をその送信されるべき宛先に送信して回数が超え
ていない場合にはソース情報を転送しないステップとを
実行させる記述を含むものであることを特徴とする。
【0051】本発明(請求項12)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求する第1のメッセージの
転送を行なう中継サーバ装置において、ページを要求す
るもととなった第1のページをネットワーク中で特定可
能な情報の付加された、第2のページを要求する第1の
メッセージを受信する手段と、受信された前記第1のメ
ッセージをもとに、前記第2のページの要求に関わる情
報を含む第2のメッセージを作成して、前記第1のペー
ジを記憶しているサーバ装置を宛先として送信する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0052】本発明(請求項13)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求する第1のメッセージの
転送を行なう中継サーバ装置のメッセージ送信方法であ
って、ページを要求するもととなった第1のページをネ
ットワーク中で特定可能な情報の付加された、第2のペ
ージを要求する第1のメッセージを受信し、受信された
前記第1のメッセージをもとに、前記第2のページの要
求に関わる情報を含む第2のメッセージを作成して、前
記第1のページを記憶しているサーバ装置を宛先として
送信することを特徴とする。
【0053】本発明によれば、ページ要求に含まれるソ
ースページに関する情報を利用して、ソースサーバにア
ンカーの利用に関する情報を通知可能な中継サーバ装置
を用いることにより、従来型のクライアントにおけるア
ンカーの利用状況をソースサーバ側で取得することがで
きる。
【0054】本発明Dは、ハイパーメディア文書を転送
するためのコンピュータで実行されるページの取得元に
関する情報を処理するためのプログラムを記憶する記憶
媒体であって、前記プログラムは、ページ要求メッセー
ジを受信すると、そのメッセージに含まれるソースペー
ジ情報と要求ページの情報とを取り出すステップと、取
り出した情報を内容とするソース情報メッセージを作成
するステップと、ソースページ情報から得られる宛先に
ソース情報メッセージを送信するステップとを実行させ
る記述を含むものであることを特徴とする。
【0055】本発明(請求項14)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求するメッセージの転送を
行なう中継サーバ装置において、ページを転送するにあ
たって、該ページの転送先となるクライアント装置をネ
ットワーク中で特定可能な情報および該クライアント装
置に最後に転送した第1のページをネットワーク中で特
定可能な情報を組みにして記憶する手段と、第2のペー
ジを要求するメッセージを転送するにあたって、該メッ
セージに含まれる該メッセージの送信元のクライアント
装置をネットワーク中で特定可能な情報をもとに前記記
憶する手段から該クライアント装置に最後に転送した第
1のページをネットワーク中で特定可能な情報を求め、
前記第2のページの要求に関わる情報を含む第2のメッ
セージを作成して、前記第1のページを記憶しているサ
ーバ装置を宛先として送信する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0056】本発明(請求項15)は、記憶したハイパ
ーメディア文書からなるページを要求に応じて送信する
サーバ装置と、取得したハイパーメディア文書からなる
ページを解釈し表示するクライアント装置との間で、ペ
ージの転送およびページを要求するメッセージの転送を
行なう中継サーバ装置のメッセージ送信方法であって、
ページを転送するにあたって、該ページの転送先となる
クライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報お
よび該クライアント装置に最後に転送した第1のページ
をネットワーク中で特定可能な情報を組みにして記憶
し、第2のページを要求するメッセージを転送するにあ
たって、該メッセージに含まれる該メッセージの送信元
のクライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報
をもとに、前記記憶した情報から該クライアント装置に
最後に転送した第1のページをネットワーク中で特定可
能な情報を求め、前記第2のページの要求に関わる情報
を含む第2のメッセージを作成して、前記第1のページ
を記憶しているサーバ装置を宛先として送信することを
特徴とする。
【0057】例えばHTTP/1.0にてソース情報を
あまり発信しないように推奨されているように、システ
ム中にはソース情報を生成する機能自体を持たないクラ
イアントが存在すると考えられるが、本発明によれば、
ページの転送記録およびページ要求の転送記録をもとに
して、ソースサーバにアンカーの利用に関する情報を通
知可能な中継サーバ装置を中継装置を用いることによ
り、上記のようなクライアントにおけるアンカーの利用
状況をソースサーバ側で取得することができる。本発明
Eは、ハイパーメディア文書を転送するためのコンピュ
ータで実行されるページの取得元に関する情報を処理す
るためのプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記
プログラムは、ページ転送時にソース情報(送信元サー
バの情報とページの情報)に転送先装置の識別子を付加
して記憶するステップと、ページ要求転送時に要求を出
した装置の識別子を取り出すステップと、その識別子が
記憶されているかを調べるステップと、記憶されていた
場合に、要求メッセージから要求ページの情報を取り出
すステップと、前記識別子をキーとしてソース情報を検
索するステップと、得られたソース情報と要求ページ情
報を内容とするソース情報メッセージを作成するステッ
プと、ソース情報から取り出した宛先にソース情報メッ
セージを送信するステップとを実行させる記述を含むも
のであることを特徴とする。
【0058】なお、以上の装置に係る各発明は方法に係
る発明としても成立する。
【0059】また、夫々の発明において、その発明に相
当する処理手順を実行させるプログラムを、コンピュー
タを制御するためのプログラムとしてコンピュータ読取
可能な記憶媒体に格納し、コンピュータに該記憶媒体か
らプログラムを読取らせ、コンピュータ上で実行させる
ことが可能である。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0061】最初に、本発明に共通する概念について説
明する。
【0062】まず、「ソース情報」、「ソース情報メッ
セージ」、「要求ページ情報」、「要求メッセージ」に
関して説明する。
【0063】ハイパーメディアでは、最初の参照以外
は、あるページからリンクを辿って別のページを参照す
る。ここで、前述のようにリンク元となるページが「ソ
ースページ」であり、リンク先となるページが「要求ペ
ージ」であり、「ソースページ」と「要求ページ」は各
ページ(ソースページ)中のアンカーによってリンク付
けされている。通常、ページには、複数のアンカーが記
述されているので、それぞれのページ(ソースページ)
の提供者は、どのソースページをもとにどの要求ページ
に参照要求が出されたのかという情報を取得できれば、
ソースページ中の各リンク(アンカー)自体の利用頻度
を測定してリンクの順位付けをしたり、利用頻度の高い
アンカーを強調表示させるように属性を付したり、利用
頻度の低いリンクを削除し、さらには存在しないページ
を指しているリンクを見つけてこれをリンクを削除する
など、リンクの管理に役立てることができる。
【0064】「ソース情報」は、前述のように従来から
ある概念で、少なくともソースページの識別子とソース
サーバの識別子を含む情報である。ソース情報として最
小限ソースページの識別子が得られれば、この情報だけ
でもソースページの参照回数はわかる。しかし、上記の
ようにソースページの識別子と要求ページの識別子が対
になるとアンカーを特定することができるので利用価値
が高くなる。そこで、本発明では、ソースサーバ側でア
ンカーを特定可能とするために「ソース情報」の概念を
拡張し、「ソース情報」を、少なくともソースページの
識別子とソースサーバの識別子と要求ページ情報を含む
情報として用いるようにしている。ここで、「要求ペー
ジ情報」とは、前述のように要求ページを記憶している
サーバの識別子と、その要求ページの識別子を含む情報
である。従って、本発明で扱うソース情報は、リンク情
報、あるいはアンカー情報とも言える。
【0065】また、前述のように従来のある種のクライ
アントでは、ページ要求のメッセージにソース情報(ソ
ースサーバの識別子とソースページの識別子;要求ペー
ジ情報は含まない)を付加していた。これに対し本発明
では、ソース情報をページ要求とは独立に扱う。すなわ
ち、本発明では、要求ページを記憶しているサーバに
は、そのサーバの識別子と要求ページの識別子を含む
「要求メッセージ」を与え、ソースサーバには、ソース
サーバの識別子とソースページの識別子と要求ページ情
報を含む「ソース情報メッセージ」を与えるようにして
いる。
【0066】次に、「エラーリンク」は、リンクを辿ろ
うとしても目的のページを得ることができないリンクを
指す。エラーリンクの原因には、(1)クライアントと
サーバの間のネットワークの混雑や障害により一時的に
エラーリンクとなる場合と、(2)リンクの記述自体が
誤記などのために間違っていたり、リンク先のページ自
体が消去されていたりするために、リンクを訂正あるい
は削除する必要がある場合とがある。本発明では、リン
ク自体すなわちアンカーの訂正を要するエラーリンクを
発見したり自動修正するために、(要求ページ情報が含
まれた)ソース情報を用いる。
【0067】次に、「リンクの利用頻度」に関して説明
する。
【0068】同一のページを複数のリンクから参照して
いる場合において、一部のリンクは頻繁に利用されるが
一部のリンクはほとんど利用されていない状況を想定す
る。言い換えると、各ソースページ内から複数のリンク
が張られている場合、あるリンクは頻繁に利用されるが
あるリンクはほとんど利用されていない状況を想定す
る。このような場合、ほとんど利用されていないリンク
を保持するアンカーおよびその記載ページでは実際には
役にたたない情報を保持していることになる。さらに、
アンカーが追加される頻度が高いページや表示に時間を
要するアンカーの場合には、不要なアンカーのために追
加処理やアンカー表示処理の低速化を引き起こす。した
がって、ソース情報メッセージをもとに、あまり使われ
ないアンカーを発見して追い出せば処理の高速化につな
がる。もちろん、前述のように、ソース情報メッセージ
をもとに、利用頻度の高いアンカーを強調表示させるよ
うにするなどの処理も有効である。
【0069】次に、「中継サーバ」について説明する。
【0070】ハイパーメディアを扱うクライアント・サ
ーバ・システムにおいて、中継サーバを備える場合があ
る。中継サーバは、ページの原本を保持するサーバと利
用者端末であるクライアントとの間に位置し、クライア
ントからサーバへのページ要求やサーバからクライアン
トへのページ転送を仲介する。一般的に中継サーバには
複数のクライアントが接続される。また、中継サーバを
階層化して設けることもある。
【0071】図25に従来の一般的な中継サーバのブロ
ック図を示す。なお、図25のクライアント6−11,
6−21は、図23のクライアント1−11からソース
情報生成部1−18を削除したものであり、ソース情報
を送信しないタイプの従来のクライアント装置である。
【0072】図25に示すように、中継サーバ6−1
は、ページの原本を保持するサーバ1−1とクライアン
ト6−11の間に位置する。一般にクライアントと中継
サーバはネットワーク6−5を介して接続されることが
多く、その場合は中継サーバ6−1は別のクライアント
6−21のページや要求の転送も行う。中継サーバのペ
ージ転送部6−6は、サーバ1−1の送信部1−5から
受け取ったページをクライアント6−11の受信部1−
12へ転送する。中継サーバ6−1の要求転送部6−7
はクライアント6−11の送信部1−17から受け取っ
た要求メッセージをサーバ1−1の受信部1−2へ転送
する。
【0073】ここで、中継サーバの動作を図26に示
す。従来の中継サーバでは、中継サーバの前後でページ
(図中7−1)や要求(7−2)は何も変更されない。
なお、クライアントとサーバの間に複数の中継サーバが
介在する場合や、サーバと中継サーバがネットワークを
介して接続される場合もあり得る。中継サーバには、W
orld Wide Webにおけるproxyサーバ
のように、転送したページを一定期間保持することによ
り再度の要求に素早く答える機能やケーブルTVにおけ
る放送センターのようにスター型接続の中心に位置して
他の放送センターへの要求を取り次ぐ機能がある。
【0074】要求とページ転送を取り次ぐので、クライ
アントごとにどのページを見ているかを把握することが
でき、少なくともページレベルでのソース情報を生成で
きる。アンカーレベルのソース情報を生成するには、表
示中(前回に転送した)ページに現われるアンカーから
要求したページの識別子を含むものを探せばよい。
【0075】(第1の実施形態)次に、実施形態1に係
るクライアント装置について説明する。
【0076】図1は、本クライアント装置の構成を示す
ブロック図である。
【0077】本クライアント装置3−1は、受信したペ
ージを表示するためにページを解釈するとともに、表示
中のページ内のアンカーの選択指示により要求されたリ
ンク先のページの情報を出力するページ解釈部3−3、
解釈されたページを表示する表示部3−4、アンカー選
択指示による利用者からのページ要求を受け付ける入力
部3−5、入力部3−5からの指示やページ解釈部3−
3からの情報をもとに、要求するページを記憶している
サーバの識別子とそのページの識別子を含むページ取得
の要求メッセージを生成する要求生成部3−6、生成さ
れた要求メッセージを送信する送信部3−7、新しいペ
ージを要求する際に表示中のページを取得したソースサ
ーバの識別子と、表示中のソースページの識別子と、要
求したページを記憶しているサーバの識別子と、その要
求ページの識別子を含むソース情報を作成するソース情
報生成部3−8と、ページの要求先とは異なるサーバに
対して上記ソース情報を含むソース情報メッセージを送
信するソース情報送信部3−9を備える。
【0078】ここで、サーバ3−11は現在表示中のペ
ージを記憶するサーバ、すなわちソースサーバであり、
サーバ3−10は要求されているページを記憶するサー
バである。
【0079】本実施形態では、要求生成部3−6で生成
されたページの要求メッセージはサーバ3−10に送信
され、これとは独立に、ソース情報生成部3−8にて生
成された上記ソース情報はソース情報送信部3−9を介
してソース情報メッセージとしてソースサーバ3−11
に送信される。
【0080】図2は、本実施形態に係るクライアント装
置で行われるアンカー選択からページ受信待ちまでの処
理の流れを示すフローチャートである。
【0081】クライアント3−1では、サーバ3−11
から取得したページを解釈し表示中であるとする。
【0082】ここで、クライアント3−1において、利
用者はマウスやタッチパネルなどの入力装置を用いてア
ンカーを指定する。
【0083】この入力部3−5からのアンカー選択通知
を受け取ると(ステップS14−1)、そのアンカーが
指すページを記憶するサーバの識別子とそのページの識
別子をアンカーから取り出す(ステップS14−2)。
次に、要求されたページを記憶するサーバの識別子を宛
先とし、ページの識別子を内容として含む要求メッセー
ジを作成し(ステップS14−3)、要求メッセージを
送信する(ステップS14−4)。
【0084】一方、ステップS14−3,ステップS1
4−4と並行に、表示中のページを記憶しているサーバ
の識別子(ソースサーバ)を宛先とし、ソースページの
識別子と、要求したページの識別子と、そのページを記
憶しているサーバの識別子を内容として含むソース情報
メッセージを作成し(ステップS14−6)、送信する
(ステップS14−7)。
【0085】以上の全ステップの終了後、要求したペー
ジの受信を待つ(ステップS14−5)。
【0086】クライアントから(要求ページ情報が含ま
れた)ソース情報を受信したソースサーバでは、参照さ
れたアンカーを特定し、該アンカーに関する所望の処理
を行うことができる。
【0087】なお、クライアント3−1は、サーバ1−
10から新たなページの取得に成功すると、これを解釈
して表示するなど所定の処理を行った後に、次のページ
要求の受け付け可能な状態となる。
【0088】ここで、プログラムによるシステム構成に
ついて説明する。
【0089】図1の要求生成部3−6を図2のS14−
2,S14−3の働きを記述したプログラムとして作成
し、図1のソース情報生成部3−8を図2のS14−6
の働きを記述したプログラムとして作成する。図1の送
信部3−2およびソース情報送信部3−9はそれぞれ図
2のS14−4,S14−7の働きを記述したプログラ
ムとして作成される。このプログラムを記憶媒体に記憶
しておき、ページ表示機能とアンカーを選択する入力機
能とページを記憶するサーバと通信する機能を備えるマ
シンにインストールし、利用者がアンカーを選択して出
すページ要求指示を契機として実行する。
【0090】次に、図1および図2で説明したクライア
ント装置を一部修正した実施形態1−1について説明す
る。
【0091】実施形態1−1に係るクライアント装置の
構成は、図1と同様である。
【0092】図3に、本実施形態1−1に係るクライア
ント装置で行われるアンカー選択からページ受信待ちま
での処理の流れを示す。
【0093】ここでは、本実施形態1−1が上記した実
施形態1と相違する点について説明する。
【0094】実施形態1では、アンカーの選択指示によ
りリンク先となるページを要求するごとに、ソース情報
メッセージをソースサーバに送信していたが、本実施形
態1−1では、ソース情報を送信するよう指定している
ソースサーバにのみ、ソース情報を送信する。これによ
り、ソースサーバの要求に答えつつソース情報メッセー
ジ送信に要する通信量を削減することができる。
【0095】ソース情報を送信する旨の指定の方法に
は、例えば、次の2つの方法が考えられる。
【0096】(1)リンク単位に送信指定する方法 各アンカーごとに、リンク先のページの識別子やそのペ
ージを記憶するサーバの識別子の記述に加えて、ソース
情報を送信すべきか否かを示す属性情報を付加するか、
あるいは送信指定する場合にのみ送信指定する宛先を付
加するなどの方法がある。
【0097】具体例としては、例えばHTMLの場合
に、送信指定しないときのリンクが<A HREF="http://sr
c2/page2"> link to page2</A>と記述されるならば、送
信指定するときは、ソース情報を送信する指定TELL
を追加し、<A HREF="http://src2/page2" TELL="http:/
/src1/page1"> link to page2</A>などとすることで実
現できる。
【0098】(2)ページ単位に送信指定する方法 各ページのヘッダに、ソース情報を送信すべきか否かを
示すフラグを設けるか、あるい送信指定する場合にのみ
送信指定する宛先を付加するなどの方法がある。
【0099】上記のいずれの方法においても、ソース情
報の送信指定がされているか否かは、ページ解釈部3−
3により調べることができる。
【0100】本実施形態1−1では、ソースページの表
示中に、入力部3−5からのアンカー選択通知を受け取
ると(ステップS14−1)、前述と同様に要求メッセ
ージを送信するとともに、ステップS14−20におい
て、当該アンカーまたは当該ソースページについて、ソ
ース情報の送信指定がされているか否かを調べ、ソース
情報を送信する指定がある場合に、ソース情報メッセー
ジを作成し(ステップS14−6)、送信する(ステッ
プS14−7)。
【0101】次に、図1および図2で説明したクライア
ント装置を一部修正した実施形態1−2について説明す
る。
【0102】実施形態1−2に係るクライアント装置の
構成は、図1と同様である。
【0103】図4に、本実施形態1−2に係るクライア
ント装置で行われるアンカー選択からページ受信待ちま
での処理の流れを示す。
【0104】ここでは、本実施形態1−2が上記した実
施形態1と相違する点について説明する。
【0105】実施形態1では、アンカーの選択指示によ
りリンク先となるページを要求するごとに、ソース情報
メッセージをソースサーバに送信していたが、本実施形
態1−2では、ソース情報メッセージを直ちに送信せず
に一旦記憶しておき、ソース情報メッセージの蓄積数が
既定値を越えた場合に、まとめて送信する。これによ
り、ソース情報メッセージ送信に要する通信量を削減す
ることができる。
【0106】この方法には、幾つかの方法が考えられ
る。
【0107】(1)リンク単位に蓄積数をカウントする
方法 ソース情報メッセージを蓄積するにあたって、ソースサ
ーバの識別子、ソースページの識別子、要求ページを記
憶しているサーバの識別子、要求ページの識別子をキー
として、蓄積数をカウントする。そして、蓄積数が既定
値になったアンカーについてのソース情報メッセージを
まとめて送信する。
【0108】(2)ソースページ単位に蓄積数をカウン
トする方法 ソース情報メッセージを蓄積するにあたって、ソースサ
ーバの識別子、ソースページの識別子をキーとして、蓄
積数をカウントする。そして、蓄積数が既定値になった
場合、該当するソースサーバの識別子、ソースページの
識別子を持つソース情報メッセージをまとめて送信す
る。
【0109】(3)サーバ単位に蓄積数をカウントする
方法 ソース情報メッセージを蓄積するにあたって、ソースサ
ーバの識別子をキーとして、蓄積数をカウントする。そ
して、蓄積数が既定値になった場合、該当するソースサ
ーバの識別子を持つソース情報メッセージをまとめて送
信する。
【0110】本実施形態1−2では、ソースページの表
示中に、入力部3−5からのアンカー選択通知を受け取
ると(ステップS14−1)、前述と同様に要求メッセ
ージを送信するとともに、ステップS14−6におい
て、ソース情報メッセージを作成し、これを直ちに送信
せずにステップS14−21において一旦クライアント
内に記憶する。そして、ステップS14−22におい
て、該ソース情報メッセージに関する蓄積数が規定値を
越えたか否か調べ、越えている場合に、該当するソース
情報メッセージをまとめて送信する(ステップS14−
7)。
【0111】なお、上記では、蓄積したソース情報メッ
セージをまとめて送信したが、同一のアンカーについて
のソース情報メッセージを(最後の送信後で)初回の発
生時のみ記憶し、2回目以降の発生時は、発生数をカウ
ントして行き、このカウント値が規定値を越えた場合
に、ソース情報メッセージに参照回数の情報を付加して
送信するようにしても良い。なお、ソース情報メッセー
ジにアンカーの選択された時刻などその都度変化する情
報を付加して送信するような場合、ソース情報メッセー
ジ情報の蓄積数をカウントする際に、その都度変化する
情報を別途蓄積しておき、これらをソース情報メッセー
ジに付加して送信するのが好ましい。また、この場合
も、(1)リンク単位に送信制御する方法、(2)ソー
スページ単位に送信制御する方法、(3)サーバ単位に
送信制御する方法などが考えられる。なお、上記の実施
形態1−1と実施形態1−2を適宜組み合わせ、ソース
情報を送信するよう指定しているものについてのみ、所
定数蓄積後に送信するようにしても良い。
【0112】(第2の実施形態)次に、実施形態2に係
るクライアント装置について説明する。
【0113】本実施形態に係るクライアント装置の構成
は、図1と同様である。
【0114】図5に、本実施形態に係るクライアント装
置で行われるアンカー選択からソース情報メッセージ送
信までの処理の流れを示す。
【0115】実施形態1では、アンカーの選択指示によ
りリンク先となるページが要求されると、参照された事
実としてソース情報メッセージを送信していた。しか
し、要求メッセージを送信した結果、要求ページの受信
に成功するとは限らず、前述したようにエラーに終わる
こともある。そこで、本実施形態2では、ソース情報メ
ッセージに要求ページの受信結果を付加してソースサー
バに送信する。これにより、ソースサーバでは、参照回
数のみならず、エラーリンクの発生をも把握することが
できる。
【0116】以下、実施形態2に係るクライアント装置
で行われる処理の流れについて説明する。
【0117】クライアント3−1では、サーバ3−11
から取得したページを解釈し表示中であるとする。
【0118】ここで、クライアント3−1において、利
用者はマウスやタッチパネルなどの入力装置を用いてア
ンカーを指定する。
【0119】この入力部3−5からのアンカー選択通知
を受け取ると(ステップS14−1)、そのアンカーが
指すページを記憶するサーバの識別子とそのページの識
別子をアンカーから取り出す(ステップS14−2)。
次に、要求されたページを記憶するサーバの識別子を宛
先とし、ページの識別子を内容して含む要求メッセージ
を作成し(ステップS14−3)、要求メッセージを送
信し(ステップS14−4)、要求したページの受信を
待つ(ステップS14−23)。
【0120】ここで、要求したページが得られた場合、
受信結果を受信成功とし、種々の原因により要求したペ
ージが得られなかった場合、受信結果をエラーとする。
【0121】そして、受信結果が確定した後、表示中の
ページを記憶しているサーバの識別子(ソースサーバ)
を宛先とし、ソースページの識別子と、要求したページ
の識別子と、そのページを記憶しているサーバの識別子
を内容として含み、さらに受信結果を示す情報を付加し
たソース情報メッセージを作成し(ステップS14−
6)、送信する(ステップS14−7)。
【0122】なお、クライアント3−1は、サーバ1−
10から新たなページの取得に成功すると、これを解釈
して表示するなど所定の処理を行った後に、次のページ
要求の受け付け可能な状態となる。
【0123】クライアントから(要求ページ情報と受信
結果情報が含まれた)ソース情報を受信したソースサー
バでは、参照されたアンカーを特定し、所望の処理を行
うことができる。
【0124】なお、本実施形態においても、実施形態1
−1、あるいは実施形態1−2、あるいは実施形態1−
1と実施形態1−2を適宜組み合わせたもののように、
ソース情報メッセージを、送信指定に応じて、あるいは
一旦蓄積してからまとめて、あるいは送信指定されたに
ものについて一旦蓄積してからまとめて送信するように
しても良い。
【0125】なお、上記では、クライアントからソース
サーバに、受信成功かエラーかを通知していたが、エラ
ーリンクの内容、すなわちエラーがネットワークの混雑
などに関するものか、あるいはリンク先のページの不存
在かなどを示す情報を通知するようにしても良い。
【0126】また、エラーリンクの内容がリンク先のペ
ージの不存在の場合にだけ、エラーメッセージを通知す
るようにしても良い。
【0127】また、受信成功の場合、既定数蓄積後送信
し、エラーリンクの場合には、即座に送信するようにし
ても良い。
【0128】その他、種々のバリエーションが考えられ
る。
【0129】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
に係るサーバ装置について説明する。
【0130】本実施形態のサーバ装置は、例えば第1の
実施形態あるいは第2の実施形態のクライアント装置、
あるいは後述する第5〜第7の実施形態の中継サーバ装
置を用いる場合のように、自サーバ装置が記憶するペー
ジ内の特定のアンカーが参照されたことを知ることがで
きる場合に、各アンカーの参照回数をもとに所定の処理
を行うものである。
【0131】図6は、本サーバ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0132】サーバ装置4−10は、ページ要求(要求
メッセージ)を受け付ける受信部4−1、ハイパーメデ
ィア文書を記憶するページ記憶部4−2、受け付けたペ
ージ要求に応じてページ記憶部4−2から必要なページ
を読み出す要求処理部4−3、ページを要求元に送信す
る送信部4−4、自サーバ装置4−10の識別子を宛先
とし、自サーバ装置4−10から読み出され、アンカー
の参照されたページの識別子と、そのページ中の記述を
利用して要求された他のページの識別子と、その要求ペ
ージを記憶しているサーバの識別子を含むソース情報メ
ッセージを受信するソース情報受信部4−5、ソース情
報(ここでは、自サーバ装置4−10の識別子を除いて
も良い)を記憶しておくソース情報記憶部4−6、受信
したソース情報と記憶してあるソース情報とをもとに、
所定の処理の実行を決定する処理手段決定部4−7、ソ
ース情報で指定されるアンカーをページ中から探し出し
て所定の変更を加えるアンカー検出/変更部4−8を備
える。
【0133】処理手段決定部4−7は、過去に同一アン
カーに関するソース情報を受信したかどうか、何回受信
したかを調べるために、ソース情報記憶部4−6にソー
ス情報を記憶しておき必要に応じて参照する。その結果
をもとに、所定の処理の実行を決定し、アンカー検出/
変更部4−8に処理を実行させる。例えば、受信回数
(あるいは最近の一定期間に限った受信回数)と、各処
理の起動条件とを比較し、条件の成立した処理の実行を
決定する。
【0134】なお、受信したソース情報メッセージ中に
参照回数の情報が含まれている場合は、これを加味して
判断を行う。
【0135】アンカー検出/変更部4−8は、処理手段
決定部4−7から処理を行うように指示を受けるととも
にソース情報を受け取る。アンカー検出/変更部4−8
は、このソース情報を用いて参照されたページを特定
し、ページ記憶部4−2から読み出す。次に、ソース情
報を用いて、参照されたアンカーを特定し、ページ中の
アンカー位置を検出した後、リンクを削除する処理や強
調表示する処理などの所定の処理のうち指定されたもの
を行う。処理されたページはページ記憶部4−2に書き
戻される。
【0136】図7は、本実施形態に係るサーバ装置で行
われるソース情報メッセージに関する処理の流れを示す
フローチャートである。
【0137】ソース情報メッセージを受信すると(ステ
ップS15−1)、ソース情報からソースページの識別
子、要求ページの識別子、要求ページを記憶しているサ
ーバの識別子を取り出し、これらをキーとして記録して
おき、メッセージを受けるごとに記録回数を増やす(ス
テップS15−4)。そして、その結果、記録回数が所
定の回数を超えたかどうかを判定する(ステップS15
−5)。
【0138】記録回数が所定の回数を超えていた場合
は、該当するページをページ記憶部4−2から取り出し
(ステップS15−6)、要求ページの識別子を保持し
ているアンカーを検索し(ステップS15−7)、アン
カーに対して強調表示属性を与えるように変更を加える
など、指示された処理を行う(ステップS15−8)。
所定の処理としては、例えば、以下に示すようなものが
考えられる。
【0139】(1)参照回数が規定値C1を越えるもの
については、アンカーに対して強調表示属性を与えるよ
うに変更を加える。
【0140】これにより、クライアント装置では、アン
カーを表示する際、強調表示属性の付与されたものにつ
いては、例えば他のアンカーと異なる色で表示するなど
して強調表示する。この結果、ユーザは、参照回数の多
いアンカーを知ることができ、アンカーを選択する際の
参考として有益な情報を得ることができる。
【0141】なお、参照回数に応じて、付与する強調表
示属性を何段階かに分けても良い。 (2)参照回数が規定値C1を越えるもので、最近の一
定期間に限っての参照回数が規定値C2を下回るものに
ついては、アンカーに対して付与した強調表示属性を削
除する。
【0142】あるいは、強調表示属性の段階を下げる。
【0143】(3)最近の一定期間に限っての参照回数
が規定値C3を下回るもの(該最近の一定期間の起点前
から存在していたもの)については、アンカーを削除す
る。その他、種々の処理が考えられる。
【0144】ところで、上記処理では、ソース情報メッ
セージの受信により、処理が起動されたが、処理手段決
定部4−7にタイマを設置し、定期的にソース情報記憶
部4−6を参照して、所定の処理を実行するようにして
も良い。
【0145】例えば、定期的にソース情報記憶部4−6
を参照して、アクセスがないアンカーまたはアクセス頻
度が所定の回数よりも少ないアンカーを検出し、これを
ページから削除する。このために、アンカー検出/変更
部4−8内に、ページ記憶部4−2に記憶されているペ
ージとアンカーとの対応リストを保持するか、アンカー
検出/変更部4−8は、処理手段決定部4−7からの指
示があるごとに全ページを走査して検査する。この処理
により、アクセス頻度が低いリンクを自動的に消去する
ことが可能となり、リンク管理のコストが低減される。
【0146】サーバ装置では、上記したように種々考え
られる所定の処理のうち、所望のものを用意しておけば
良い。
【0147】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
に係るサーバ装置について説明する。
【0148】本実施形態のサーバ装置は、例えば第2の
実施形態のクライアント装置のように、自サーバ装置が
記憶するページ内のアンカーが参照されたこと、および
そのアンカーにより要求されたページの受信結果、すな
わち当該アンカーでリンクされた要求ページが得られた
か、あるいはエラーリンクが発生したかを知ることがで
きる場合に、各アンカーの参照回数、受信結果をもとに
所定の処理を行うものである。
【0149】図8は、本サーバ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0150】サーバ装置4−10は、ページ要求(要求
メッセージ)を受け付ける受信部4−1、文書を記憶す
るページ記憶部4−2、受け付けた要求に応じてページ
記憶部4−2から必要なページを読み出す要求処理部4
−3、ページを要求元に送信する送信部4−4、自サー
バ装置4−10の識別子を宛先とし、自サーバ装置4−
10から読み出され、アンカーの参照されたページの識
別子と、そのページ中の記述を利用して要求された他の
ページの識別子と、その要求ページを記憶しているサー
バの識別子と、該要求ページの受信結果を示す情報を含
むソース情報メッセージを受信するソース情報受信部4
−5、ソース情報(ここでは、自サーバ装置4−10の
識別子を除いても良い)を記憶しておくソース情報記憶
部4−6、受信したソース情報と記憶してあるソース情
報とをもとに、所定の処理の実行を決定する処理手段決
定部4−7、処理手段決定部4−7からの指示に応じ、
ース情報で指定されるアンカーをページ中から探し出し
て所定の変更を加えるアンカー検出/変更部4−8、処
理手段決定部4−7からの指示に応じ、サーバの管理者
等に対して、受信したソース情報に関する通知を行う通
知部4−9を備える。
【0151】処理手段決定部4−7は、過去に同一アン
カーに関するソース情報を受信したかどうか、何回受信
したかを調べるために、ソース情報記憶部4−6にソー
ス情報を受信結果別に記憶しておき必要に応じて参照す
る。その結果をもとに、所定の処理の実行を決定し、ア
ンカー検出/変更部4−8または通知部4−9に処理を
実行させる。例えば、受信回数(あるいは最近の一定期
間に限った受信回数)と、各処理の起動条件とを比較
し、条件の成立した処理の実行を決定する。
【0152】なお、受信したソース情報メッセージ中に
参照回数の情報が含まれている場合は、これを加味して
判断を行う。
【0153】アンカー検出/変更部4−8は、処理手段
決定部4−7から処理を行うように指示を受けるととも
にソース情報を受け取る。アンカー検出/変更部4−8
は、このソース情報を用いて参照されたページを特定
し、ページ記憶部4−2から読み出す。次に、ソース情
報を用いて参照されたアンカーを特定し、ページ中のア
ンカー位置を検出した後、リンクを削除する処理や強調
表示する処理などの所定の処理のうち指定されたものを
行う。処理されたページはページ記憶部4−2に書き戻
される。
【0154】通知部4−9は、サーバの管理者等に対し
て、受信したソース情報に関する通知を行う。例えば、
あるリンクについてリンクエラーが発生していることを
通知する。
【0155】通知の方法としては、サーバの管理者等に
電子メールを送付する方法、本サーバ装置の表示装置に
メッセージ文を表示する方法、帳票出力する方法等、種
々の方法が考えられる。
【0156】上記のアンカー検出/変更部4−8は定型
的で比較的単純な処理に適用されるのに対し、この通知
部4−9は、リンクエラーが多発している場合に、エラ
ー原因がネットワークの異状によるものか、参照先ペー
ジが変更されたのかあるいはアンカーの記述に誤記があ
るためかなどを判断して対処するといった、管理者が介
在する高度な処理を引き起こしたい場合に用いられる。
【0157】図9は、本実施形態に係るサーバ装置で行
われるソース情報メッセージに関する処理の流れを示す
フローチャートである。
【0158】ソース情報メッセージを受信すると(ステ
ップS15−1)、参照できたことを示す報告メッセー
ジか、あるいは参照できなかったことを示すエラーメッ
セージかを判別する(ステップS15−2,S15−
3)。
【0159】参照の報告であった場合は、ソース情報か
らソースページの識別子、要求ページの識別子、要求ペ
ージを記憶しているサーバの識別子を取り出し、これら
をキーとして記録しておき、メッセージを受けるごとに
記録回数を増やす(ステップS15−4)。そして、そ
の結果、記録回数が所定の回数を超えたかどうかを判定
する(ステップS15−5)。
【0160】記録回数が所定の回数を超えていた場合
は、該当するページをページ記憶部4−2から取り出し
(ステップS15−6)、要求ページの識別子を保持し
ているアンカーを検索し(ステップS15−7)、アン
カーに対して強調表示属性を与えるように変更を加える
など、指示された処理を行う(ステップS15−8)。
一方、ステップS15−3においてエラー報告だと判定
された場合は、ソース情報からソースページの識別子、
要求ページの識別子、要求ページを記憶しているサーバ
の識別子を取り出し、これらをキーとして記録してお
き、メッセージを受けるごとに記録回数を増やす(ステ
ップS15−9)。そして、その結果、記録回数が所定
の回数を超えたかどうかを判定する(シーステップS1
5−10)。
【0161】記録回数が所定の回数を超えていた場合
は、所定のサーバ管理者にソース情報を通知する(ステ
ップS15−11)。
【0162】なお、ステップS15−2,S15−3で
所定のメッセージではないと判定された場合は、処理で
きないメッセージとして処理する(ステップS15−1
2)。
【0163】所定の処理としては、例えば、以下に示す
ようなものが考えられる。
【0164】(1)参照回数が規定値C1を越えるもの
については、アンカーに対して強調表示属性を与えるよ
うに変更を加える。
【0165】これにより、クライアント装置では、アン
カーを表示する際、強調表示属性の付与されたものにつ
いては、例えば他のアンカーと異なる色で表示するなど
して強調表示する。この結果、ユーザは、参照回数の多
いアンカーを知ることができ、アンカーを選択する際の
参考として有益な情報を得ることができる。
【0166】なお、参照回数に応じて、付与する強調表
示属性を何段階かに分けても良い。 (2)参照回数が規定値C1を越えるもので、最近の一
定期間に限っての参照回数が規定値C2を下回るものに
ついては、アンカーに対して付与した強調表示属性を削
除する。
【0167】あるいは、強調表示属性の段階を下げる。
【0168】(3)最近の一定期間に限っての参照回数
が規定値C3を下回るもの(最近の一定期間の起点前か
ら存在していたもの)または参照回数にかかわらずリン
クエラー発生数が規定数を越えるものについては、アン
カーを削除する。
【0169】(4)リンクエラー発生数が規定数C4を
越えるものについては、通知部4−9によりサーバの管
理者等に通知する。
【0170】(5)リンクエラー発生数が規定数C5を
越えるもので、最近の一定期間に限っての参照回数が規
定値規定値C6を下回るものについては、アンカー検出
/変更部4−8により、自動的にアンカーを削除し、リ
ンクエラー発生数が規定数を越えるもので、最近の一定
期間に限っての参照回数が規定値C7を越えるものにつ
いては、通知部4−9によりサーバの管理者等に通知す
る。
【0171】その他、種々の処理が考えられる。
【0172】ところで、上記処理では、ソース情報メッ
セージの受信により、処理が起動されたが、処理手段決
定部4−7にタイマを設置し、定期的にソース情報記憶
部4−6を参照して、所定の処理を実行するようにして
も良い。
【0173】例えば、定期的にソース情報記憶部4−6
を参照して、アクセスがないアンカーまたはアクセス頻
度が所定の回数よりも少ないアンカーを検出し、これを
ページから削除する。このために、アンカー検出/変更
部4−8内に、ページ記憶部4−2に記憶されているペ
ージとアンカーとの対応リストを保持するか、アンカー
検出/変更部4−8は、処理手段決定部4−7からの指
示があるごとに全ページを走査して検査する。この処理
により、アクセス頻度が低いリンクを自動的に消去する
ことが可能となり、リンク管理のコストが低減される。
【0174】サーバ装置では、上記したように種々考え
られる所定の処理のうち、所望のものを用意しておけば
良い。
【0175】なお、上記構成において、通知部4−9を
削除した構成も考えられる。
【0176】また、上記構成において、アンカー検出/
変更部4−8を削除した構成も考えられる。
【0177】なお、クライアントから、エラーリンクの
内容、すなわちエラーがネットワークの混雑などに関す
るものか、あるいはリンク先のページの不存在かなどを
示す情報が通知される場合、サーバではエラーリンクの
内容に応じた処理を行うことが可能となる。
【0178】ここで、プログラムによるシステム構成に
ついて説明する。
【0179】図8のソース情報受信部4−5を図9のS
15−1の働きを記述したプログラムとして作成し、処
理手段決定部4−7をS15−2,S15−5,S15
−3,S15−10の働きを記述したプログラムとして
作成する。ソース情報記憶部4−6をS15−4,S1
5−9の働きを記述したプログラムとして作成する。さ
らに予め決められた処理手段として、アンカー検出/変
更部4−8をS15−6,S15−7,S15−8の働
きを実現するプログラムとして作成し、管理者への通知
部4−9をS15−11の働きを記述したプログラムと
して作成する。S15−12は所定外のメッセージを受
信した時のエラー処理ルーチンとして作成する。このプ
ログラムを記憶媒体に記憶しておき、クライアントと通
信する機能とページを記憶する機能を備えるマシンにイ
ンストールし、ソース情報の受信を契機として実行を開
始する。
【0180】(第5の実施形態)次に、第5の実施形態
に係る中継サーバ装置について説明する。
【0181】図10は、本中継サーバ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0182】中継サーバ8−1は、ハイパーメディア文
書を記憶・提供する装置8−9,8−10とハイパーメ
ディア文書を取得・表示する装置8−8の間に位置し、
ページや要求を転送する装置である。
【0183】中継サーバ8−1は、ページ転送部8−
2、要求転送部8−3、ソース情報を受信するソース情
報受信部8−4、ソース情報を記憶するソース情報記憶
部8−5、ソース情報の取り扱いを決定するソース情報
制御部8−6、ソース情報を送信するソース情報送信部
8−7を備える。
【0184】ソース情報制御部8−6は、ソース情報受
信部8−4からソース情報を受け取り、ソース情報記憶
部8−5に記憶するように指示したり、ソース情報記憶
部8−5に記録されているソース情報ごとの受信回数を
増やしたり、その受信回数が所定回数を超えたかどうか
を判定し、超えている場合はソース情報メッセージを作
成してソース情報送信部8−7に送信を指示する。
【0185】なお、ソース情報受信部8−4が受信する
メッセージを送信するクライアント8−8は、図1に示
したようなソース情報を独立に送信する機能をもつクラ
イアントである。
【0186】図11は、本実施形態に係る中継サーバ装
置で行われるソース情報メッセージに関する処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0187】本中継サーバ8−1は、ソース情報を受信
すると(ステップS16−1)、受信メッセージからソ
ースサーバの識別子、ソースページの識別子、要求ペー
ジの識別子、要求ページを記憶しているサーバの識別子
を取り出し(ステップS16−2)、取り出した識別子
の組と同一のものを持つソース情報を過去に受信したこ
とが記録されているか否かを判定する(ステップS16
−3)。ステップS16−4にて記録があった場合に
は、その受信回数を1増やし(ステップS16−5)、
記録が無かった場合にはソースサーバの識別子、ソース
ページの識別子、要求ページの識別子、要求ページを記
憶しているサーバの識別子をキーとして記録する(ステ
ップS16−6)。
【0188】次に、受信回数の合計が所定の回数を超え
たかを判定し(ステップS16−7)、回数が超えてい
る場合に、受信回数の情報を含んだソース情報メッセー
ジを作成し(ステップS16−8)、ソース情報メッセ
ージをその送信されるべき宛先に送信する(ステップS
16−9)。受信回数が所定回数を超えていない場合に
は、ソース情報を転送しない。
【0189】以上により、中継サーバにおいてソース情
報を集計し、受信回数をソース情報メッセージに付加し
てソースサーバに送信する処理が実現される。
【0190】なお、上記において、ソース情報メッセー
ジに参照回数の情報が付加されている場合、この情報を
加味して受信回数をカウントする。
【0191】また、上記において、ソース情報メッセー
ジにアンカーの選択された時刻などその都度変化する情
報が付加されているような場合、実施形態1−2のよう
にソース情報メッセージ情報の蓄積数をカウントする際
に、その都度変化する情報を別途蓄積しておき、これら
をソース情報メッセージに付加して送信するのが好まし
い。また、この場合も、上記のリンク単位に送信制御す
る方法の他に、(1)ソースページ単位に送信制御する
方法、(2)サーバ単位に送信制御する方法などが考え
られる。
【0192】また、上記では、ソース情報メッセージに
受信回数(参照回数)を付加して転送したが、実施形態
1−2で述べたように、各ソース情報メッセージを蓄積
し、この蓄積数が既定値を越えた場合に、まとめて送信
するようにしても良い。
【0193】ここで、プログラムによるシステム構成に
ついて説明する。
【0194】図10のソース情報受信部8−4を図11
のS16−1の働きを記述したプログラムとして実現す
る。ソース情報記憶部8−5をS16−3,S16−
5,16−6,S16−8における記憶の働きを記述し
たプログラムとして実現し、ソース情報制御部8−6を
S16−2,S16−3,S16−4,S16−5,S
16−6,S16−7,S16−8における判定処理や
計算処理を記述したプログラムとして実現する。また、
ソース情報送信部8−7をS16−9の働きを記述した
プログラムとして実現する。このプログラムを記憶媒体
に記憶しておき、クライアントとサーバとの中間に位置
して、要求やページ転送を取り次ぐ機能を備えるマシン
にインストールし、ソース情報の受信を契機として実行
を開始する。
【0195】(第6の実施形態)次に、第6の実施形態
に係る中継サーバ装置について説明する。
【0196】図12は、本中継サーバ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0197】中継サーバ10−1は、ハイパーメディア
文書を記憶・記憶する装置10−7,10−8とハイパ
ーメディア文書を取得・表示する装置10−6の間に位
置し、ページや要求を転送する装置である。
【0198】中継サーバ10−1は、ページ転送部10
−2、要求転送部10−3、要求メッセージ中に含まれ
るソース情報を分離するソース情報分離部10−4、ソ
ース情報から取得したその情報を受け取るべき装置の宛
先にソース情報を送信するソース情報送信部10−5を
備える。
【0199】ソース情報分離部10−4は、図23に示
したようなソース情報を要求メッセージに付加して送信
する機能をもつクライアント10−6からメッセージを
受け取ると、ソース情報分離部10−4でソース情報を
分離してページの要求の情報だけを要求転送部10−3
に渡し、ソース情報をソース情報送信部10−5に渡
す。
【0200】図13は、本実施形態に係る中継サーバ装
置で行われるソース情報メッセージに関する処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0201】中継サーバ10−1において、ページ要求
メッセージを受信すると(ステップS17−1)、その
要求メッセージに含まれるソースサーバの識別子、ソー
スページの識別子、要求ページの識別子、要求ページを
記憶しているサーバの識別子を含むソース情報を取り出
し(ステップS17−2)、その後、受信メッセージ全
体またはページ要求に必要な情報だけを取り出して要求
転送部10−3より要求先のサーバへ送信する(ステッ
プS17−3)。ステップS17−2にて取り出したソ
ースサーバの識別子を宛先とし、ソースページの識別
子、要求ページの識別子、要求ページを記憶しているサ
ーバの識別子を内容として含むソース情報メッセージを
作成し(ステップS17−4)、ソースサーバに送信す
る(ステップS17−5)。
【0202】以上により、中継サーバにおいて要求メッ
セージ内に付加されたソース情報を分離してソースサー
バに送信する処理が実現される。
【0203】なお、第5の実施形態のように、種々の方
法で、所定数のソース情報メッセージの発生ごとに実際
の送信を行うようにしても良い。
【0204】ここで、プログラムによるシステム構成に
ついて説明する。
【0205】図12のソース情報分離部10−4を図1
3のS17−1,S17−2,S17−4の働きを記述
したプログラムとして作成し、要求転送部10−3を1
7−3の働きを記述したプログラムとして実現する。さ
らにソース情報送信部10−5をS17−5の働きを記
述したプログラムとして実現する。このプログラムを記
憶媒体に記憶しておき、クライアントとサーバとの中間
に位置して、要求やページ転送を取り次ぐ機能を備える
マシンにインストールし、ページ要求メッセージの受信
を契機として実行を開始する。
【0206】(第7の実施形態)次に、第7の実施形態
に係る中継サーバ装置について説明する。
【0207】図14は、本中継サーバ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0208】中継サーバ12−1は、ハイパーメディア
文書を記憶・記憶する装置12−8,12−9とハイパ
ーメディア文書を取得・表示する装置12−7の間に位
置し、ページや要求を転送する装置である。
【0209】中継サーバ12−1は、ページ転送部12
−2、要求転送部12−3、ソース情報を記憶するソー
ス情報記憶部12−4、ソース情報を生成するソース情
報生成部12−5、ソースページの情報から得られる宛
先にソース情報を送信するソース情報送信部12−6を
備える。
【0210】ソース情報記憶部12−4は、ページを転
送する際にそのページを発信したサーバの識別子と転送
中のページの識別子を含むソース情報を作成し、これに
転送先となるクライアント装置12−7の識別子を付加
して記憶しておく。ソース情報生成部12−5は、ペー
ジ要求を転送する際に要求を出したクライアント装置の
識別子12−7をキーとしてソース情報記憶部12−4
から一致するソース情報を取り出してソース情報を生成
する。ここで、中継サーバ12−1のページ転送部12
−2から転送先となるクライアント装置12−7に向か
って描かれている矢印は、要求転送部12−3から発せ
られたページ要求の結果発生するページ転送を示してお
り、ソース情報記憶部12−4の動作を引き起こすペー
ジ転送はその1回前(=現在表示中)のページ転送であ
る。
【0211】なお、要求転送部12−3が受信するメッ
セージを送信するクライアント12−7は、ソース情報
を送信しないクライアントである。
【0212】次に、図15および図16を参照しながら
本実施形態に係る中継サーバ装置で行われる処理の流れ
について説明する。
【0213】中継サーバ12−1において、ページ転送
時に図15に示すフローチャートを実行し、ページ要求
転送時に図16に示すフローチャートを実行する。図1
5は表示中のページを転送するときに、ソースサーバの
識別子やソースページの識別子の情報を記録しておく処
理のフローチャートであり、図16は次のページ要求を
転送するときに、そのページ要求の元となったソース情
報を生成する処理のフローチャートである。
【0214】転送すべきページを受信すると(ステップ
S18−1)、ソース情報(そのページのソースサーバ
の識別子とページの識別子)に宛先クライアントの識別
子を付加して記録しておく(ステップS18−2)。こ
の情報はクライアントごとに最新の情報が一つずつ記録
されている。そして、該ページを該クライアントに転送
する(ステップS18−3)。
【0215】一方、別のページを要求するメッセージを
受信すると(ステップS18−5)、要求を出したクラ
イアントの識別子を取得して(ステップS18−6)、
ステップS18−2で記録した情報の中に同一のクライ
アントの識別子を持つソース情報があるかを検索する
(ステップS18−7)。登録されていた場合は、要求
メッセージから要求ページの情報(要求ページを記憶し
ているサーバの識別子と要求ページの識別子)を取り出
すとともに(ステップS18−8)、ソース情報記憶部
12−4から該当するクライアントに対応するソース情
報を取り出す(ステップS18−9)。そして、上記の
ソース情報と要求ページ情報を内容として含むソース情
報メッセージを作成し(ステップS18−10)、ソー
スサーバに送信する(ステップS18−11)。
【0216】ステップS18−5で受信した要求メッセ
ージは、上記の登録の有無に関わらずステップS18−
12にて送信される。
【0217】以上により、中継サーバにおいてソース情
報メッセージを作成してソースサーバに送信する処理が
実現される。
【0218】なお、第5の実施形態のように、種々の方
法で、所定数のソース情報メッセージの発生ごとに実際
の送信を行うようにしても良い。
【0219】ここで、プログラムによるシステム構成に
ついて説明する。
【0220】図14のページ転送部12−2を図15の
S18−1とS18−3の働きを記述するプログラムと
して実現し、ソース情報記憶部12−4をS18−2の
働きを記述するプログラムとして実現し、要求転送部1
2−3を図16のS18−5とS18−12の働きを記
述するプログラムとして実現する。ソース情報生成部1
2−5を図16のS18−6,S18−7,S18−
8,S18−9、S18−10の働きを記述するプログ
ラムとして実現し、ソース情報送信部12−6を図16
のS18−11の働きを記述するプログラムとして実現
する。このプログラムを記憶媒体に記憶しておき、クラ
イアントとサーバとの中間に位置して、要求やページ転
送を取り次ぐ機能を備えるマシンにインストールし、演
奏するページの受信およびページ要求メッセージの受信
を契機として実行を開始する。
【0221】以下では、既に説明したクライアント装置
とサーバ装置を組み合わせたシステムとして5つの具体
例について説明する。なお、図17〜図21では、ネッ
トワークを省略してあるが、適宜使用するものとする。
【0222】(具体例1−1)まず、ソース情報をペー
ジ要求とは独立に送信できるクライアントおよびソース
情報を活用するサーバの具体例を説明する。
【0223】図17にこのシステムの構成図を示す。図
17のクライアントは図1および図2で示したクライア
ント3−1と同様の構成であり、図17のサーバは図6
に示したサーバ4−10と同様の構成である。ただし、
図17中では、サーバ4−10()については、一部
の構成の記述を省略した。
【0224】クライアント3−1がサーバ4−10
()から取得したページAを表示している状況(5−
54)から説明を始める。ここで、利用者がページA中
のアンカーCを選択したとする。すると、クライアント
3−1の入力部3−5はアンカーCが選択されたことを
要求生成部3−6に伝える(図中5−43)。要求生成
部5−6はページ解釈部3−3から受け取ったアンカー
とページの対応情報(5−42)に基づいて、ページB
を要求するメッセージ(5−44)を生成し、送信部3
−7とソース情報生成部3−8に伝える。ページ解釈部
3−3は、表示中のページを示す情報(5−41)を常
に保持しており、ソース情報生成部3−8は、この情報
(5−41)と上記ページBを要求するメッセージ(5
−44)を用いて、「ページA上のアンカーからページ
Bを参照した」という旨のソース情報(5−46)を作
成する。ソース情報(5−46)は、送信部3−7には
渡されないので、サーバ4−10()には伝達されな
い。ソース情報(5−46)はソース情報送信部3−9
を介してページAを記憶しているサーバ(ソースサー
バ)4−10()に伝達する。
【0225】以上が、クライアントの動作の具体例であ
る。
【0226】次に、サーバの動作の具体例を述べる。サ
ーバ4−10()は図24のサーバ1−1と同様の動
作をするので説明を省略する。
【0227】サーバ4−10()は、ソース情報受信
部4−5にてクライアント3−1のソース情報送信部3
−9からソース情報(5−46)を受信し、処理手段決
定部4−7に渡す。処理手段決定部4−7では、ソース
ページ識別子(ページA)と要求ページ情報(ページ
B)を取り出して、それらをキーとしてソース情報記憶
部5−48を検索する。すると、図中5−47で示すデ
ータが記録されているので「回数合計」を1だけ増や
す。また、その日(午前0時以降)の参照を数える場合
のようにある時刻にリセットされた「最近の回数」とい
うカウンタも1だけ増やしておく。「回数合計」が所定
の回数(例えば500回)を超えたので所定の動作を行
うようにアンカー検出/変更部4−8に指示する。これ
を受けて、アンカー検出/変更部4−8はページ記憶部
4−2からページAを読み出し、ページBへのポインタ
を含むアンカーを検索し、そのアンカーの文字列の表示
色を強調表示色(例えば赤)に設定する。
【0228】なお、所定の動作と、動作を起こす条件は
処理手段決定部4−7内の動作設定テーブル(5−6
0)に予め登録されているものとする。
【0229】本システムによれば、ソース情報がソース
サーバに伝えられるので、ページの記述に反映させるこ
とが可能となる。
【0230】以下では、いくつかの変形例を示す。
【0231】具体例1ー1において、クライアント機能
とサーバ機能を同一マシン上に実装することもできる。
サーバ機能のページ記憶部4−2にはCD−ROMや光
ディスクなどの大容量記憶媒体を用いてサービスを行
う。このシステムが街頭やホテルのロビーなどに設置さ
れ共用されると、使用されるに従ってその場所で人気の
あるリンクが強調表示されるというふうに、利用状況を
反映して表示方法が自律的に変わっていく。
【0232】具体例1において、サーバの処理手段決定
部4−7にタイマを設置し、定期的にソース情報記憶部
4−6を参照して、アクセスがないアンカーまたはアク
セス頻度が所定の回数よりも少ないアンカーを削除す
る。このために、アンカー検出/変更部4−8はページ
記憶部4−2に記憶されているページのアンカーのリス
トを保持しているか、指示があるごとに全ページを走査
して検査する。この処理によりアクセス頻度が低いリン
クを自動的に消去することが可能となり、リンク管理の
コストが低減される。
【0233】具体例1において、クライアント装置とし
て、図1および図3で示したもの、図1および図4で示
したもの、あるいは図1および図5で示したものを用い
ることができる。
【0234】(具体例1−2)次に、ソース情報(受信
結果を含むもの)をページ要求とは独立に送信できるク
ライアントおよびソース情報(受信結果を含むもの)を
活用するサーバの具体例を説明する。
【0235】図18にこのシステムの構成図を示す。図
18のクライアントは図1および図5に示したクライア
ント3−1と同様の構成であり、図18のサーバは図8
に示したサーバ4−10と同様の構成である。ただし、
図18中では、サーバ4−10()については、一部
の構成の記述を省略した。
【0236】クライアント3−1がサーバ4−10
()から取得したページAを表示している状況(5−
54)から説明を始める。ここで、利用者がページA中
のアンカーCを選択したとする。すると、クライアント
3−1の入力部3−5はアンカーCが選択されたことを
要求生成部3−6に伝える(図中5−43)。要求生成
部5−6はページ解釈部3−3から受け取ったアンカー
とページの対応情報(5−42)に基づいて、ページB
を要求するメッセージ(5−44)を生成し、送信部3
−7とソース情報生成部3−8に伝える。ページ解釈部
3−3は、表示中のページを示す情報(5−41)を常
に保持しており、ソース情報生成部3−8は、この情報
(5−41)と上記ページBを要求するメッセージ(5
−44)を用いて、「ページA上のアンカーからページ
Bを参照した」という旨のソース情報(5−46)を作
成する。ソース情報(5−46)は、送信部3−7には
渡されないので、サーバ4−10()には伝達されな
い。ソース情報(5−46)はソース情報送信部3−9
を介してページAを記憶しているサーバ(ソースサー
バ)4−10()に伝達する。
【0237】以上が、クライアントの動作の具体例であ
る。
【0238】次に、サーバの動作の具体例を述べる。サ
ーバ4−10()は図24のサーバ1−1と同様の動
作をするので説明を省略する。
【0239】サーバ4−10()は、ソース情報受信
部4−5にてクライアント3−1のソース情報送信部3
−9からソース情報(5−46)を受信し、処理手段決
定部4−7に渡す。処理手段決定部4−7では、受信メ
ッセージを解析し、種類フィールドの値が「参照」であ
ることから参照の報告と判定し、所定の動作を行う。す
なわち、ソースページの識別子(ページA)と要求ペー
ジ情報(ページB)を取り出して、それらをキーとして
ソース情報記憶部5−48を検索する。すると、図中5
−47で示すデータが記録されているので「回数合計」
を1だけ増やす。また、その日(午前0時以降)の参照
を数える場合のようにある時刻にリセットされた「最近
の回数」というカウンタも1だけ増やしておく。「回数
合計」が所定の回数(例えば500回)を超えたので所
定の動作を行うようにアンカー検出/変更部4−8に指
示する。これを受けて、アンカー検出/変更部4−8は
ページ記憶部4−2からページAを読み出し、ページB
へのポインタを含むアンカーを検索し、そのアンカーの
文字列の表示色を強調表示色(例えば赤)に設定する。
【0240】受信したソース情報の種類が「エラー」だ
った場合は、同様にソースページ識別子と要求ページ識
別子をキーとしてソース情報記憶部4−6を検索し、ソ
ース情報記憶部4−6の持つデータ(図中5−48)の
「エラー回数」を1だけ増やす。その結果、エラー回数
が所定の回数(例えば500回)を超えると処理手段決
定部4−7は管理者への通知部4−9に対しエラー通知
を出すように指示し、通知部4−9は図中5−53で示
すエラーメールを送信する。
【0241】なお、所定の動作、動作を起こす回数は処
理手段決定部4−7内の動作設定テーブル(5−50)
に予め登録されているものとする。
【0242】本システムによれば、ソース情報がソース
サーバに伝えられるので、ページの記述に反映させるこ
とが可能となる。
【0243】以下では、いくつかの変形例を示す。
【0244】具体例1において、クライアント3−1の
ソース情報送信部3−9がソースサーバにとって可読な
形式でソース情報を送信する部分を、サーバの管理者に
とって可読な形式でソース情報を送信するように変形す
る。すなわち、図18中5−46で示す情報を文字列で
表現し、管理者への通知部4−9と同様に例えば電子メ
ールとしてサーバ管理者に送信する。これにより、処理
手段決定部4−7での判断を省略できるので、特に重大
なエラーが発生している場合に迅速な対応が可能とな
る。
【0245】具体例1において、クライアント機能とサ
ーバ機能を同一マシン上に実装することもできる。サー
バ機能のページ記憶部4−2にはCD−ROMや光ディ
スクなどの大容量記憶媒体を用いてサービスを行う。こ
のシステムが街頭やホテルのロビーなどに設置され共用
されると、使用されるに従ってその場所で人気のあるリ
ンクが強調表示されるというふうに、利用状況を反映し
て表示方法が自律的に変わっていく。
【0246】具体例1において、サーバの処理手段決定
部4−7にタイマを設置し、定期的にソース情報記憶部
4−6を参照して、アクセスがないアンカーまたはアク
セス頻度が所定の回数よりも少ないアンカーを削除す
る。このために、アンカー検出/変更部4−8はページ
記憶部4−2に記憶されているページのアンカーのリス
トを保持しているか、指示があるごとに全ページを走査
して検査する。この処理によりアクセス頻度が低いリン
クを自動的に消去することが可能となり、リンク管理の
コストが低減される。
【0247】(具体例2)次に、ソース情報を集計して
サーバに伝える中継サーバの具体例を説明する。図19
にこのシステムの構成図を示す。
【0248】図19のクライアントは図1に示したクラ
イアント3−1と同様の構成であり、動作説明は省略す
る。ただし、図19中、クライアント3−1()はソ
ース情報送信部3−9以外の構成を省略した。
【0249】図19のサーバは図6あるいは図8のサー
バ4−10と同様の構成であり、動作説明は省略する。
ただし、図19のサーバ4−10()はソース情報記
憶部4−6、処理手段決定部4−7、アンカー検出/変
更部4−8(および管理者への通知部4−9)をまとめ
てソース情報処理部4−20として表している。また、
図19中では、サーバ4−10()については、一部
の構成の記述を省略した。
【0250】中継サーバ9−2は、複数のクライアント
とサーバの間に位置して、ソース情報を集計する。な
お、ページ転送部6−6と要求転送部6−7の動作は、
図25のものと同様である。
【0251】ソース情報制御部9−8には、ソース情報
(要求ページ情報を含むもの)をサーバに通知するため
の動作を起こす受信回数を記憶するレジスタ9−13が
接続されており、予め設定されている。本具体例ではレ
ジスタ9−13には2回と設定されているとする。クラ
イアント3−1()から「ページA上のアンカーを参
照してページBを要求した」旨のソース情報(9−6)
が中継サーバ9−2に送られると、ソース情報受信部9
−7において受信し、ソース情報制御部9−8に渡す。
ソース情報制御部9−8は、ソースページAと要求ペー
ジB(ソースサーバの識別子、ソースページAの識別
子、要求ページを記憶しているサーバの識別子、要求ペ
ージBの識別子)をキーとして、ソース情報記憶部9−
9に記憶されているソース情報を検索する。その結果、
このソース情報は初めてであり登録されていなかったの
で、図中9−12で示すように登録する。ここで、受信
回数(初回なので1)とレジスタ9−13の内容とを比
較し、所定の回数以下なので何も行わない。
【0252】次に、クライアント3−1()から図中
9−6のソース情報と同一のキーを持つソース情報を受
信すると、ソース情報制御部9−8は同様にソースペー
ジAと要求ページBをキーとしてソース情報記憶部9−
9のソース情報を検索する。今度はすでに登録されてい
るので受信回数を1だけ増やす。ここで、受信回数(2
となっている)とレジスタ9−13の内容を比較すると
動作を起こすべき所定の回数になっていることがわかる
ので、ソース情報制御部9−8は該当するソース情報と
受信回数をソース情報送信部9−10に渡して送信を指
示する。ソース情報送信部9−10は、ソース情報のソ
ースページの識別子から取得したソースサーバ4−10
()の識別子を宛先として、ソース情報メッセージ
(9−11)を送信する。
【0253】ソース情報は集計して所定の回数を超えた
場合にページ記述を変更する場合が多い。この集計作業
をサーバが行うと全ソース情報を順に処理する必要があ
り、本来のページ記憶・提供機能に悪影響を与え兼ねな
い。これに対し、上記のように中継サーバで集計を行う
と、サーバの集計作業の負担が減る。また、中継サーバ
が階層的に接続されている場合は集計作業も階層的に行
われるのでさらに効率が向上する。
【0254】(具体例3)次に、ページ要求メッセージ
の一部に埋め込まれているソース情報を分離してソース
サーバに伝える中継サーバの具体例を説明する。
【0255】図20にこのシステムの構成図を示す。
【0256】図20のクライアントは図23に示したク
ライアント1−11と同様の構成のものを用いるものと
し、動作説明は省略する。
【0257】図20のサーバは図6あるいは図8のサー
バ4−10と同様の構成であり、動作説明は省略する。
ただし、図20のサーバ4−10()はソース情報記
憶部4−6、処理手段決定部4−7、アンカー検出/変
更部4−8(および管理者への通知部4−9)をまとめ
てソース情報処理部4−20として表している。また、
図20中では、サーバ4−10()については、一部
の構成の記述を省略した。この点は、図19のサーバと
同様である。
【0258】中継サーバ11−2は、複数のクライアン
トとサーバの間に位置して、ソース情報を分離する。な
お、ページ転送部6−6の動作は、図25のものと同様
である。
【0259】クライアント1−11は、ソース情報を埋
め込んだページ要求メッセージを生成し、中継サーバ1
1−2に送信する。
【0260】中継サーバ11−2では、ソース情報分離
部11−7においてソースページの情報(ソースサーバ
の識別子とソースページの識別子)を切り出し、この情
報を含まないページ要求メッセージ(11−6)を作成
し、要求転送部11−10 を経てサーバ4−10()
に転送する。ソース情報分離部11−7は、切り出した
ソースページの情報とコピーした要求ページ情報を内容
として含むソース情報を作成する。
【0261】ソース情報送信部11−8は、ソースペー
ジの情報に含まれるソースサーバの識別子から宛先を取
得してソース情報メッセージ(11−9)を送信する。
【0262】すべてのクライアントがソース情報をペー
ジ要求から分離して発信できるとは限らないので、従来
型のクライアントだけのシステムあるいは従来型クライ
アントと本発明のクライアントが混在するシステムにお
いてもソース情報を取得することができる。
【0263】以下では、いくつかの変形例を示す。
【0264】ソース情報分離部11−7とソース情報送
信部11−8を中継サーバ11−2から独立に構成し、
クライアント1−11の送信部1−17の直後に接続す
る。これにより、従来型クライアントを本発明のクライ
アントのように振る舞わせることが可能となる。
【0265】中継サーバ11−2からサーバ4−10へ
転送するページ要求からソースに関する情報を削除しな
い。この場合は、ソース情報が二つのサーバに送られる
ことになる。
【0266】(具体例4)次に、ソース情報を生成する
中継サーバの具体例を説明する。
【0267】図21にこのシステムの構成図を示す。
【0268】図21のクライアント13−1は図23に
示したクライアント1−11からソース情報生成部1−
18を削除した構成のものを用いるものとする。クライ
アント13−1の動作は、図23のクライアント1−1
1の動作からソース情報生成部1−18に関する動作を
除いたものであるので、その説明を省略する。
【0269】図21のサーバは図6あるいは図8のサー
バ4−10と同様の構成であり、動作説明は省略する。
ただし、図21のサーバ4−10()はソース情報記
憶部4−6、処理手段決定部4−7、アンカー検出/変
更部4−8(および管理者への通知部4−9)をまとめ
てソース情報処理部4−20として表している。また、
図21中では、サーバ4−10()については、一部
の構成の記述を省略した。この点は、図19のサーバと
同様である。
【0270】中継サーバ13−2は、複数のクライアン
トとサーバの間に位置して、ソース情報を生成する。
【0271】クライアント13−1が表示中のページA
を取得する際に、中継サーバ13−2においてそのペー
ジを取得したことを記録しておきソース情報とする。ペ
ージ転送部13−5はサーバ4−10()の送信部4
−4から送られたページAを受信すると、そのサーバの
識別子、そのページの識別子、そのページを要求したク
ライアントの識別子をコピーしてソース情報としてソー
ス情報記憶部13−7に記憶する。
【0272】クライアント13−1から次のページBを
要求するメッセージ(13−14)が中継サーバ13−
2に送られると、要求転送部13−6は、その要求をサ
ーバ4−10()に転送するとともに、クライアント
13−1がページBを要求したことをソース情報生成部
13−8に伝える。ソース情報生成部13−8は、ソー
ス情報記憶部13−7からクライアント識別子をキーと
してソース情報を検索し、そのクライアントが現在表示
しているソースページの情報(ソースサーバの識別子と
ソースページの識別子)を得る。このソースページの情
報と要求メッセージから得た要求ページ情報を内容とし
て含むソース情報(13−13)を生成しソース情報送
信部13−9に送信を指示する。ソース情報送信部13
−9はソースサーバの識別子を取り出しこれを宛先とし
てソース情報メッセージ(13−13)を送信する。
【0273】HTTP/1.0ではソース情報はあまり
発信しないように推奨されているので、ソース情報生成
部を持たないクライアントも存在すると考えられる。
【0274】しかし、ソース情報を元にサーバ上のペー
ジをより正確で見やすいものに維持できれば利用者にと
っても有益である。そこで、システム中にソース情報を
発信しないクライアントが混在する場合でも、本発明の
ソース情報を収集できるようになる。
【0275】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0276】
【発明の効果】本発明によれば、クライアント装置にソ
ースページをもとに行われた別のページの要求に関する
情報を、ページの要求先とは異なる宛先に送信可能とな
る。したがって、クライアント装置からソースページを
記憶するサーバ装置に上記情報を送信することができ
る。
【0277】また、本発明によれば、サーバ装置におい
て、受信したソースページの利用に関する情報を活用す
ることが可能となる。したがって、サーバ装置は受信し
た上記情報に基づいてページ中のアンカーの利用状況を
把握しより有効なリンク管理を行なうことができる。
【0278】また、本発明によれば、クライアント装置
とサーバ装置の間に設ける中継サーバ装置側で、集計な
どサーバ装置側で行う処理を代行させることで、サーバ
装置における集計作業などの負担を減らすことができ
る。
【0279】また、本発明によれば、クライアント装置
とサーバ装置の間に設ける中継サーバ装置にページ要求
メッセージに含まれるソースページに関する情報を利用
して、ソースサーバにアンカーの利用に関する情報を通
知可能な中継サーバ装置を用いることにより、従来のク
ライアントにおけるアンカーの利用状況をソースサーバ
側で取得することができる。
【0280】また、本発明によれば、クライアント装置
とサーバ装置の間に設ける中継サーバ装置においてペー
ジの転送記録およびページ要求の転送記録をもとにし
て、ソースサーバにアンカーの利用に関する情報を通知
可能な中継サーバ装置を中継装置を用いることにより、
従来のクライアントにおけるアンカーの利用状況をソー
スサーバ側で取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクライアント装置の
構成例を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係るクライアント装置の
動作例を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態に係るクライアント装置の
他の動作例を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態に係るクライアント装置の
さらに他の動作例を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態に係るクライアント装置の
さらに他の動作例を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態に係るサーバ装置の構成例
を示す図
【図7】本発明の実施の形態に係るサーバ装置の動作例
を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態に係るサーバ装置の他の構
成を示す図
【図9】本発明の実施の形態に係るサーバ装置の他の動
作例を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態に係る中継サーバ装置の
構成を示す図
【図11】本発明の実施の形態に係る中継サーバ装置の
動作を示すフローチャート
【図12】本発明の実施の形態に係る他の中継サーバ装
置の構成を示す図
【図13】本発明の実施の形態に係る他の中継サーバ装
置の動作を示すフローチャート
【図14】本発明の実施の形態に係るさらに他の中継サ
ーバ装置の構成を示す図
【図15】本発明の実施の形態に係るさらに他の中継サ
ーバ装置の動作を示すフローチャート
【図16】本発明の実施の形態に係るさらに他の中継サ
ーバ装置の動作を示すフローチャート
【図17】本発明の実施の形態に係るシステム構成の具
体例1−1を示す図
【図18】本発明の実施の形態に係るシステム構成の具
体例1−2を示す図
【図19】本発明の実施の形態に係るシステム構成の具
体例2を示す図
【図20本発明の実施の形態に係るシス
テム構成の具体例3を示す図 【図21】本発明の実施の形態に係るシステム構成の具
体例4を示す図
【図22】ハイパーメディアの原理を説明するための図
【図23】従来のハイパーメディアシステムを示す図
【図24】図23のハイパーメディアシステムの動作を
説明するための図
【図25】従来の中継サーバの構成を示す図
【図26】図25の中継サーバの動作を説明するための
【符号の説明】
1−11,3−1,4−11,6−11,8−8,10
−6,12−7…クライアント 1−1,3−10,3−11,4−10,8−9,8−
10,10−7,10−8,12−8,12−9…サー
バ 8−1,10−1,12−1…中継サーバ 1−19…ネットワーク 1−2,1−12,3−2,4−1…受信部 1−13,3−3…ページ解釈部 1−14,3−4…表示部 1−15,3−5…入力部 1−16,3−6…要求生成部 1−4,4−3…要求処理部 1−5,1−17,3−7,4−4…送信部 1−18,3−8,12−5…ソース情報生成部 3−9,10−5,12−6,8−7…ソース情報送信
部 1−3,4−2…ページ記憶部 4−5,8−4…ソース情報受信部 4−6,8−5,12−4…ソース情報記憶部 4−7…処理手段決定部 4−8…アンカー検出/変更部 4−9…通知部 6−6,8−2,12−2,10−2…ページ転送部 6−7,8−3,10−3,12−3…要求転送部 8−6…ソース情報制御部 10−4…ソース情報分離部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 誠司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝研究開発センター内 (56)参考文献 今津英世,Webサーバの技法 第9 回WEBサーバのアクセスログの統計処 理−webstatis(1),Int ernetworking,1997年 1 月 1日,第3巻,第1号,第17〜24頁 中村稔,WWWにおけるURLリンク の一貫性維持方式とその実装,電子情報 通信学会技術研究報告(CPSY96− 62),1996年,第96巻,第231号,第39 〜46頁 加内慎也,Perlで作るインタラク ティブ・ホームページ,UNIX US ER,ソフトバック,1996年 9月 1 日,Vol.5,No.9,p.69−74 白橋明弘,インターネットとWWWシ ステムの基礎,インターフェース,CQ 出版,1995年 9月 1日,第21巻,第 9号,第64−73頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 12/00 G06F 13/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取得したハイパーメディア文書からなる第
    1のページを解釈し表示する手段と、 表示中の第1のページで参照されている第2のページを
    要求する第1のメッセージを、該第2のページを記憶し
    ているサーバ装置に送信する手段と、 前記第2のページの要求に関わる情報を含む第2のメッ
    セージを、前記第2のページを記憶しているサーバ装置
    とは異なる宛先に送信する手段とを備えたことを特徴と
    するクライアント装置。
  2. 【請求項2】前記第2のメッセージの送信は、前記表示
    中のページのハイパーメディア文書に送信指定が設定さ
    れている場合に限って行うことを特徴とする請求項1に
    記載のクライアント装置。
  3. 【請求項3】前記第2のメッセージの送信は、作成され
    た該メッセージを所定のキー情報で分類し夫々の分類ご
    とに所定数蓄積した後に行うことを特徴とする請求項1
    に記載のクライアント装置。
  4. 【請求項4】取得したハイパーメディア文書からなる第
    1のページを解釈して表示し、 表示中の第1のページで参照されている第2のページを
    要求する第1のメッセージを、該第2のページを記憶し
    ているサーバ装置に送信し、 前記第2のページの要求に関わる情報を含む第2のメッ
    セージを、前記第2のページを記憶しているサーバ装置
    とは異なる宛先に送信することを特徴とするメッセージ
    送信方法。
  5. 【請求項5】記憶しているハイパーメディア文書からな
    るページを要求に応じて送信する手段と、 送信したページで参照されている他のページの要求に関
    わるメッセージを受信する手段と、 受信された前記メッセージの内容をもとに所定の処理を
    行う手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置。
  6. 【請求項6】前記所定の処理は、前記メッセージをもと
    にして得られた、前記送信したページを利用して前記他
    のページが要求された頻度に応じて該他のページの参照
    の仕方を変更させる処理であることを特徴とする請求項
    5に記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】前記所定の処理は、前記メッセージに含ま
    れたページ要求失敗の通知に応じて前記他のページの参
    照先の情報を変更または削除する処理であることを特徴
    とする請求項5に記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】前記所定の処理は、受信された前記メッセ
    ージを所定のキー情報で分類し夫々の分類ごとに所定数
    蓄積した後に行うことを特徴とする請求項5に記載のサ
    ーバ装置。
  9. 【請求項9】記憶しているハイパーメディア文書からな
    るページを要求に応じて送信し、 送信したページで参照されている他のページの要求に関
    わるメッセージを受信し、 受信された前記メッセージの内容をもとに所定の処理を
    行うことを特徴とするページ処理方法。
  10. 【請求項10】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求するメッセージの転送を行なう中継サーバ装置に
    おいて、 いずれかのクライアント装置からいずれかのサーバ装置
    に宛てた、該クライアント装置における表示中のページ
    で参照されている別のページの要求に関わる情報を含む
    メッセージを受信する手段と、 受信された前記メッセージを所定のキー情報で分類し夫
    々の分類ごとに所定数蓄積した後に、該メッセージ内に
    記述された宛先に送信する手段とを備えたことを特徴と
    する中継サーバ装置。
  11. 【請求項11】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求するメッセージの転送を行なう中継サーバ装置の
    メッセージ送信方法であって、 いずれかのクライアント装置からいずれかのサーバ装置
    に宛てた、該クライアント装置における表示中のページ
    で参照されている別のページの要求に関わる情報を含む
    メッセージを受信し、 受信された前記メッセージを所定のキー情報で分類し夫
    々の分類ごとに所定数蓄積した後に、該メッセージ内に
    記述された宛先に送信する手段とを備えたことを特徴と
    するメッセージ送信方法。
  12. 【請求項12】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求する第1のメッセージの転送を行なう中継サーバ
    装置において、 ページを要求するもととなった第1のページをネットワ
    ーク中で特定可能な情報の付加された、第2のページを
    要求する第1のメッセージを受信する手段と、 受信された前記第1のメッセージをもとに、前記第2の
    ページの要求に関わる情報を含む第2のメッセージを作
    成して、前記第1のページを記憶しているサーバ装置を
    宛先として送信する手段とを備えたことを特徴とする中
    継サーバ装置。
  13. 【請求項13】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求する第1のメッセージの転送を行なう中継サーバ
    装置のメッセージ送信方法であって、 ページを要求するもととなった第1のページをネットワ
    ーク中で特定可能な情報の付加された、第2のページを
    要求する第1のメッセージを受信し、 受信された前記第1のメッセージをもとに、前記第2の
    ページの要求に関わる情報を含む第2のメッセージを作
    成して、前記第1のページを記憶しているサーバ装置を
    宛先として送信することを特徴とするメッセージ送信方
    法。
  14. 【請求項14】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求するメッセージの転送を行なう中継サーバ装置に
    おいて、 ページを転送するにあたって、該ページの転送先となる
    クライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報お
    よび該クライアント装置に最後に転送した第1のページ
    をネットワーク中で特定可能な情報を組みにして記憶す
    る手段と、 第2のページを要求するメッセージを転送するにあたっ
    て、該メッセージに含まれる該メッセージの送信元のク
    ライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報をも
    とに前記記憶する手段から該クライアント装置に最後に
    転送した第1のページをネットワーク中で特定可能な情
    報を求め、前記第2のページの要求に関わる情報を含む
    第2のメッセージを作成して、前記第1のページを記憶
    しているサーバ装置を宛先として送信する手段とを備え
    たことを特徴とする中継サーバ装置。
  15. 【請求項15】記憶したハイパーメディア文書からなる
    ページを要求に応じて送信するサーバ装置と、取得した
    ハイパーメディア文書からなるページを解釈し表示する
    クライアント装置との間で、ページの転送およびページ
    を要求するメッセージの転送を行なう中継サーバ装置の
    メッセージ送信方法であって、 ページを転送するにあたって、該ページの転送先となる
    クライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報お
    よび該クライアント装置に最後に転送した第1のページ
    をネットワーク中で特定可能な情報を組みにして記憶
    し、 第2のページを要求するメッセージを転送するにあたっ
    て、該メッセージに含まれる該メッセージの送信元のク
    ライアント装置をネットワーク中で特定可能な情報をも
    とに、前記記憶した情報から該クライアント装置に最後
    に転送した第1のページをネットワーク中で特定可能な
    情報を求め、前記第2のページの要求に関わる情報を含
    む第2のメッセージを作成して、前記第1のページを記
    憶しているサーバ装置を宛先として送信することを特徴
    とするメッセージ送信方法。
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