JP3431465B2 - データの提示を制御するデータ提示制御装置、データの提示を制御するために用いる情報を送信するデータ送信装置 - Google Patents

データの提示を制御するデータ提示制御装置、データの提示を制御するために用いる情報を送信するデータ送信装置

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JP3431465B2
JP3431465B2 JP24631297A JP24631297A JP3431465B2 JP 3431465 B2 JP3431465 B2 JP 3431465B2 JP 24631297 A JP24631297 A JP 24631297A JP 24631297 A JP24631297 A JP 24631297A JP 3431465 B2 JP3431465 B2 JP 3431465B2
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雄規 楠見
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雅之 小塚
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義幸 宮部
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純一 平位
直弥 高尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ提示制御装
置、データ送信装置及びデータ提示制御情報編集装置で
あって、特に相互に関連付けられた複数のマルチメディ
アデータの提示を制御するデータ提示制御装置、マルチ
メディアデータの提示を制御するために用いる情報を送
信するデータ送信装置及びマルチメディアデータの提示
を制御するために用いる情報を編集するためのデータ提
示制御情報編集装置に関する。
【0002】
【関連技術】最近、衛星デジタル放送が開始され、多チ
ャネルを用いて多数の番組が提供されている。衛星デジ
タル放送における多チャンネル化は、1つの帯域に複数
チャネルを多重化することにより実現されている。この
多重化は、MPEG2(Moving Picture
Experts Group2)規格におけるトラン
スポートストリームという技術が用いられている。具体
的には、ISO/IEC標準13818−1(MPEG
2システム)規格書に記載されている。
【0003】ところで、デジタル放送システムとして、
送信局から一方向で映像情報等を送信し、受信側端末で
は利用者が送信される映像情報の内容に応じて、自らそ
の映像情報を対話的に操作することができるようなシス
テムを考えることができる。かかるデジタル放送システ
ムについては別途出願中の特許出願「デジタル放送シス
テム、デジタル放送装置及びデジタル放送における受信
装置」(日本特許出願番号:9−62216)に記載さ
れている。
【0004】このデジタル放送システムの特徴は、一方
向の伝送系のみで多彩なインタラクティブサービスを提
供することができる点にある。以下、かかるデジタル放
送システムについて説明する。図33は、本発明の前提
として考えたデジタル放送システムの構成図である。こ
のデジタル放送システムは、データ送信装置101と複
数のデータ受信装置121とからなる。
【0005】<データ送信装置>データ送信装置101
は、相互にハイパーリンクの張られた複数のコンテンツ
のデータを、MPEG2トランスポートストリーム中に
多重して繰り返し送信するよう構成され、送信データ記
憶部102と、データ多重化部103と、多重情報記憶
部104と、システム情報テーブル生成部105と、送
信部106とを備えている。ここで、コンテンツとは、
利用者が対話的に操作する情報の単位をいう。
【0006】送信データ記憶部102は、磁気ディスク
等の記憶媒体からなり、1つの対話的番組を構成する複
数のコンテンツのデータと構造情報とを記憶しており、
プレゼンテーション情報記憶部107と、ナビゲーショ
ン情報記憶部108と、構造情報記憶部109とを含
む。なお、ここで対話的番組は、送信データとしてMP
EG2トランスポートストリーム中に含まれる状態では
「イベント」又は「プログラム」と称している。
【0007】プレゼンテーション情報記憶部107は、
コンテンツの構成要素である画像データや音声データ等
のプレゼンテーションデータを記憶し、ナビゲーション
情報記憶部108は、別のコンテンツへのリンクを示す
ハイパーリンク情報や画面切り換え等のためのスクリプ
ト等の動作制御情報や表示画面上にメニュー等を表示す
るための補助画面情報等からなるナビゲーション情報を
記憶し、構造情報記憶部109は、画像データとナビゲ
ーション情報との対応関係を構造情報テーブルとして記
憶している。
【0008】多重情報記憶部104は、送信データ記憶
部102に記憶されている送信データをMPEG2トラ
ンスポートストリーム中に多重化するための識別子や帯
域等の資源の割当情報を多重情報テーブルとして記憶し
ている。かかる多重情報テーブルには、送信データ記憶
部102に記憶されているデータをMPEG2トランス
ポートストリーム中にイベントとして多重する際に、そ
のイベントを構成する各コンポーネントに割り当てるパ
ケット識別子(PID)の値が含まれる。
【0009】ここでコンポーネントは、ISO/IEC
13818−1(以下、「MPEG2システム規格」
という。)における、1つのPIDで識別されるストリ
ーム(プログラムエレメント)であり、動画コンポーネ
ント、音声コンポーネント、ナビゲーション情報を多重
するコンポーネント、後述するストリーム対応情報を多
重するコンポーネント等がある。
【0010】データ多重化部103は、CPUとメモリ
とからなる多重制御部110と、ストリーム対応情報テ
ーブル生成部111と、識別情報付加部112と、ナビ
ゲーション情報テーブル生成部113と、多重化部11
4とを含む。多重制御部110は、送信部106に起動
され、先ず、構造情報記憶部109と多重情報記憶部1
04とに記憶されている構造情報テーブルと多重情報テ
ーブルとを参照し、コンテンツ番号ごとにデジタル放送
中で各コンテンツを一意に識別する識別子を割り当て、
コンテンツ識別子割当テーブルを作成し、次に、画像デ
ータごとに「PID」、「component_ta
g」、「stream_id」の各値を割り当てた表示
画像情報識別子割当テーブルを作成し、ストリーム対応
情報テーブル生成部111にストリーム対応テーブルを
生成するよう指示し、識別子情報付加部112に画像デ
ータのプライベート領域に、画像データ(ビデオエレメ
ント、VE)の識別子であるVE_idを付加するよう
指示し、ナビゲーション情報テーブル生成部113にナ
ビゲーション情報テーブル(ナビゲーションエレメン
ト、NE)を生成するよう指示する。
【0011】識別子情報付加部112は、多重制御部1
10から識別子情報の付加の指示を受けると、プレゼン
テーション情報記憶部107に記憶されている画像デー
タを読み出す。読み出した画像データビットストリーム
中のプライベート領域に画像データ識別子VE_idを
書き込む。なお、VE_idは多重制御部110におい
て作成された表示画像情報識別子割当テーブルを参照し
て取得する。VE_idを書き込んだ画像データビット
ストリームにファイル名を付して記憶領域(図示せず)
に記憶する。全ての画像データに識別子情報を付加する
と、付加終了を多重制御部110に通知する。
【0012】ナビゲーション情報テーブル生成部113
は、多重制御部110からナビゲーション情報テーブル
の生成の指示を受けると、ナビゲーション情報記憶部1
08に記憶されているナビゲーション情報を読み出す。
読み出したナビゲーション情報がハイパーリンク情報を
含むときに、コンテンツ番号で表記されたリンク先の情
報をコンテンツ識別子割当テーブルを参照し、各識別子
の表記に変換してナビゲーション情報テーブルを生成す
る。ハイパーリンク情報を含まないときは、元のナビゲ
ーション情報のまま、ファイル名だけを変更してナビゲ
ーション情報テーブルを生成する。生成したナビゲーシ
ョン情報テーブルを記憶領域(図示せず)に記憶する。
以下、この生成したナビゲーション情報テーブルを中身
に着目してナビゲーション情報ともいう。
【0013】ナビゲーション情報テーブル生成部113
は、ナビゲーション情報テーブルの生成を終了すると、
生成終了を多重制御部110に通知する。ストリーム対
応情報テーブル生成部111は、多重制御部110から
ストリーム対応テーブルの生成の指示を受けると、表示
画像情報識別子割当テーブルを参照して、各画像データ
ごとにストリーム対応テーブルを生成する。このストリ
ーム対応テーブルは、データ送信装置101からデータ
受信装置121に送信されるストリーム中からデータ受
信装置側で1つの画像データを取り出すために用いられ
る。以下、このストリーム対応テーブルを中身に着目し
てストリーム対応情報ともいう。
【0014】ストリーム対応情報テーブル生成部111
は、ストリーム対応テーブルの生成を終了すると、生成
終了を多重制御部110に通知する。多重制御部110
は、識別子情報付加部112、ナビゲーション情報テー
ブル生成部113、ストリーム対応情報テーブル生成部
111からそれぞれの処理を終了した旨の通知を受ける
と、繰り返し単位のコンテンツ数の決定をする。
【0015】多重化部114は、送信データをMPEG
2トランスポートストリーム中に多重する。システム情
報テーブル生成部105は、データ受信装置121で番
組選択のために用いるプログラム仕様情報であるNIT
(Network Information Tabl
e)、EIT(Event Information
Table)、SDT(Service Descri
ption Table)、PAT(Program
Association Table)、及びPMT
(Program Map Table)を多重情報記
憶部104等を参照して生成する。以下、NIT、EI
T等のシステム情報テーブル生成部105で生成された
テーブルをシステム情報という。
【0016】システム情報テーブル生成部105は、多
重制御部110から通知を受けると、まず多重情報記憶
部104を参照し、送信データ記憶部102が記憶する
データを多重するイベントをデータ受信装置121が選
択するために必要な情報を含んだNIT、EIT、SD
T及びPATを、DVB−SI規格、MPEG2システ
ム規格の規定に従って生成する。
【0017】ここで、NITは、特定のネットワークで
識別されるネットワークから送信される各トランスポー
トストリームについて、伝送路に関する物理的な情報等
を記録しており、EITは、特定のサービスに含まれる
各イベントについて、イベント名や、開始時刻、終了時
刻などに関する情報を記録しており、SDTは、特定の
トランスポートストリームに含まれる各サービスについ
て、サービス名等の情報を記録している。
【0018】また、PATは、特定のトランスポートス
トリームに含まれる各プログラムについて、PMTのP
IDの情報を記録している。次にシステム情報テーブル
生成部105は、多重情報テーブルを参照してPMTを
生成する。PMTは、このプログラムを構成する各コン
ポーネントを識別するPIDと、各コンポーネントで伝
送されるデータの種類と、各コンポーネントに対応付け
られたデスクリプタの情報とを含む。
【0019】送信部106は、スケジューラを有し、イ
ベントの送信開始時刻よりも所定時刻、例えば5分前に
なれば、多重制御部110を起動する。また、イベント
送信開始時刻になると、多重化部112が出力するトラ
ンスポートストリームに、システム情報テーブル生成部
105が生成したNIT、PAT、PMT、SDT、E
IT等のシステム情報テーブルを、DVB−SI規格、
MPEG2システム規格の規定に従って、定められたP
IDを用いて定められた間隔で繰り返し多重し、変調等
の処理を行って、データ受信装置121等に送信する。
【0020】以上説明したように、データ送信装置10
1は、それぞれのコンテンツを構成する画像データ、お
よびナビゲーション情報テーブルを、識別子を割り当て
てトランスポートストリーム中に多重し、繰り返し送信
する。ナビゲーション情報にはハイパーリンクされたコ
ンテンツの画像データの識別子とナビゲーション情報の
識別子、メニュー等を表示するための補助画面情報と、
画面切り換え等のためのスクリプトが含まれる。よっ
て、受信装置121は、ナビゲーション情報に従って、
トランスポートストリームから識別子を指定して任意の
コンテンツを取り出して再生することができ、一方向の
通信路で対話性を実現することができる。
【0021】<データ受信装置>データ受信装置121
は、データ送信装置101から送信されるMPEG2ト
ランスポートストリームの中からユーザ操作に従って対
話的にコンテンツを取り出して再生するよう構成され、
受信部122と、TSデコーダ部123と、AVデコー
ダ部124と、受信データ記憶部125と、受信制御部
126と、信号受信部127と、再生部128と、表示
部129と、音声出力部130とを備えている。
【0022】受信部122は、受信制御部126により
指定されたトランスポートストリームの識別子に対応す
るMPEG2トランスポートストリームを受信し、TS
デコーダ部123に出力する。TSデコーダ部(トラン
スポートデコーダ部)123は、受信制御部126によ
って設定されるフィルタ条件を記憶するフィルタ条件記
憶部131を有し、このフィルタ条件に従って、受信部
122から出力されるトランスポートストリーム中か
ら、指定された識別子を有する画像データ、あるいは音
声データのみを分離し、AVデコーダ部124に出力す
る。
【0023】また、MPEG2規格のテーブルデータと
して多重化されているストリーム対応テーブル、ナビゲ
ーション情報テーブル、システム情報テーブルをフィル
タ条件記憶部131に指定された識別子に基づいて分離
し、識別子に応じて受信データ記憶部125中に確保さ
れた領域に出力する。また指定された識別子のPCR
(基準クロック情報)を分離し、AVデコーダ部124
に出力する。なお、フィルタ条件記憶部131には、複
数のフィルタ条件を同時に記憶することができ、TSデ
コーダ部123は複数の分離処理を並行して行うことが
できる。
【0024】AVデコーダ部124は、クロック部(図
示せず)を有する。このクロック部は、TSデコーダ部
123から出力されるPCRの値によって正しい基準時
刻に設定され、画像データ、音声データを正しく同期を
とりながら復号するための基準となる時刻をカウントす
る。またAVデコーダ部124は、TSデコーダ部12
3から出力された画像データ、または音声データまた
は、その両方を受け取ると、まず受信制御部126の指
示に従って、プライベート領域に書き込まれた画像デー
タ、音声データの識別子を読み出して受信制御部126
に通知する。次に、受信制御部126の指示に従って、
画像データ、音声データを復号単位ごとに復号し、クロ
ック部によって同期をとりながら再生部128に出力す
るとともに、受信制御部126に復号の完了を通知す
る。
【0025】受信データ記憶部125は、例えばRAM
などで構成され、ストリーム対応情報テーブル記憶部1
32と、ナビゲーション情報テーブル記憶部133と、
システム情報テーブル記憶部134とを備える。ストリ
ーム対応情報テーブル記憶部132は、TSデコーダ部
123で分離されたストリーム対応テーブルを記憶して
いる。ナビゲーション情報テーブル記憶部133は、T
Sデコーダ部123で分離されたナビゲーション情報テ
ーブルを記憶している。システム情報テーブル記憶部1
34は、TSデコーダ部123で分離されたNIT、S
DT、EIT、PAT、PMT等のシステム情報テーブ
ルを記憶している。
【0026】信号受信部127は、ユーザのリモコン操
作等などの信号を受信し、受信制御部126に通知す
る。再生部128は、受信制御部126からの指示にし
たがって、AVデコーダ部124で復号された画像デー
タに、受信制御部126から出力されるナビゲーション
情報テーブルに含まれるグラフィックス情報とを重ねあ
わせ、表示部129に出力し、AVデコーダ部124で
復号された音声データを音声出力部130に出力する。
【0027】表示部129は、CRTや液晶ディスプレ
イ等で実現され、再生部128から出力される画像を表
示する。音声出力部130は、スピーカなどで実現さ
れ、再生部128から出力される音声を出力する。受信
制御部126は、CPUとこれを制御するプログラムと
により構成され、受信部122を制御して所望のトラン
スポートストリームを受信させる。また、利用者の操作
信号を信号受信部127を介して受けると、現在ナビゲ
ーション情報テーブル記憶部133に記憶しているナビ
ゲーション情報テーブルを参照し、次に分離すべきナビ
ゲーション情報テーブルのフィルタ条件と、画像データ
を取得するためのストリーム対応テーブルのフィルタ条
件とをTSデコーダ部123のフィルタ条件記憶部13
1に設定する。TSデコーダ部123で分離され、スト
リーム対応情報テーブル記憶部132に記憶されたスト
リーム対応テーブルを参照して、画像データのフィルタ
条件をフィルタ条件記憶部131に設定する。
【0028】また、受信制御部126は、TSデコーダ
部123によって分離された画像データが適切な画像デ
ータであるか否かを画像データのプライベート領域に書
き込まれた画像データ識別子を参照して判断する。適切
な画像データのときは、AVデコーダ部124でデコー
ドして再生部128に出力する。適切な画像データでな
いときは、フィルタ条件記憶部131の条件を変更し、
再びストリーム対応テーブルの分離を指示する。
【0029】また、TSデコーダ部123によって分離
されたナビゲーション情報テーブルの補助画面情報に含
まれるグラフィックスデータを読み出し、再生部128
に通知し、画像データに重ねて表示させる。以上説明し
たように、データ受信装置121は、特定のコンテンツ
の再生に必要なプレゼンテーション情報とナビゲーショ
ン情報とを必要な時に、トランスポートストリームから
抽出することができる。これにより、ユーザの操作に応
じて、リンク先のコンテンツ等を適宜、再生することが
でき、データ送信装置側からの一方向の通信路を用いる
にもかかわらず、ユーザ操作に応じた対話性のある番組
を提供することが可能になる。
【0030】<動作>以下、上述のデジタル放送システ
ムにおけるデータ受信装置121のコンテンツ表示の動
作及びコンテンツを構成するデータについて図を用いて
説明する。図34は、上述のデジタル放送システムにお
けるデータ受信装置が表示した画面の例を示す図であ
る。
【0031】同図では、通信販売番組に関しての画面を
示す。通信販売のメニューを示すコンテンツ210とビ
デオ製品紹介を示すコンテンツ220とステレオ製品紹
介を示すコンテンツ230とを示す。これら複数のコン
テンツ210、220、230は、利用者の操作によっ
て、矢符240、241、242、243で示す様にそ
の表示は切り換えられる。
【0032】今、表示画面に通信販売のメニューを示す
コンテンツ210が表示されているときに、利用者が
「ビデオ」ボタン211を選択・決定操作すると、矢符
240で示す様に、表示画面は、コンテンツ210から
ビデオ製品紹介を示すコンテンツ220の表示に切り換
えられる。次に、利用者が「メニュー」ボタン221を
決定操作すると、矢符241で示す様に、表示画面は、
コンテンツ220からコンテンツ210の表示に切り換
えられる。
【0033】同様に、コンテンツ210の表示画面の
「ステレオ」ボタン212を利用者が選択・決定操作す
ると、矢符243で示す様に、表示画面は、コンテンツ
210からコンテンツ230の表示に切り換えられる。
更に、この状態で、利用者が「メニュー」ボタン231
を決定操作すると、矢符242に示す様に、表示画面は
コンテンツ230からコンテンツ210の表示状態に切
り換えられる。このような利用者の対話的操作に対応し
て表示を切り換えるために、コンテンツ210、22
0、230はボタン211、212、221、231を
有している。
【0034】以上の様な対話的操作による表示切り換え
を実現すべく、データ送信装置101からは、各コンテ
ンツを構成するデータを送信している。図35は、デー
タ送信装置側から送信されるデータを簡略化して模式的
に示した図である。送信されるデータ201は、複数の
コンテンツを示すデータからなり、全体が一定期間繰り
返し送信される。なお、繰り返し送信されるのは、利用
者が任意の時間にリンク先の指定等の操作によって任意
のコンテンツを表示しようとするときに、その該当する
コンテンツのデータを取得可能にするためである。ま
た、このようにコンテンツのデータが繰り返し送信され
るので、利用者が番組の途中からその番組の視聴を開始
しようとした場合であっても、必要なコンテンツのデー
タを随時得ることができることは言うまでもない。
【0035】送信されるデータ201は、複数の画像デ
ータ215、225、235とそれぞれに対応するナビ
ゲーション情報216、226、236とからなる。各
画像データ215、225、235はそれぞれデータ受
信装置の表示画面に表示される前述の各コンテンツ21
0、220、230の背景画像となるものである。
【0036】各ナビゲーション情報216、226、2
36は、各画像データ215、225、235に重畳表
示されるオンスクリーンディスプレイグラフィックスで
ある例えばボタンを示すビットマップ(Bitmap)
データと、利用者の操作に対応する動作処理を記述した
スクリプト(Script)と、コンテンツの表示切り
換えをするためにリンク先のコンテンツを示すハイパー
リンク(Hyperlink)の情報とを含む。このハ
イパーリンクの情報は、リンク先のコンテンツを構成す
る画像等のデータの識別子やナビゲーション情報の識別
子からなる。
【0037】図34に示したコンテンツ210は、画像
データ215とナビゲーション情報216とで表現され
ている。同様に、コンテンツ220は画像データ225
とナビゲーション情報226とで表現され、コンテンツ
230は画像データ235とナビゲーション情報236
とで表現されている。図36は、データ送信装置側から
送信されるデータの様子を模式的に示した図である。
【0038】送信装置側では、データ201を一定時間
毎に繰り返し送信している。なお、本図では、画像デー
タ、ナビゲーション情報ともフレーム構造で示している
が、実際には、デジタル化され、かつ画像データと対応
するナビゲーション情報とを多重化し、データ201を
MPEG2トランスポートストリームとして送信する。
【0039】以下、データ送信装置101から多重化さ
れて送信されるデータについて詳細に説明する。図37
は、データ送信装置側から送信されるデータの多重化の
様子を示した図である。同図に例示するように送信され
てくるデータは、画像データVE(N)、ナビゲーショ
ン情報テーブルNE(N)、ストリーム対応テーブルV
ET(N)、PCR、並びにPAT及びPMT等のシス
テム情報が多重されている。
【0040】ここで、図中の矢符202は図36に示す
繰り返し送信されるデータ201に対応する範囲を示し
ている。同図に示す例は63個のコンテンツが多重され
ており、画像データVE(0)〜VE(62)には、P
IDとして「0x0084」が与えられており、str
eam_idとして「0xe0」〜「0xef」が循環
的に与えられて多重されている。
【0041】また、ストリーム対応情報VET(N)に
は、PIDとして「0×0083」が与えられており、
table_id_extensionとして画像デー
タ識別子であるVE_idと同一の値が与えられてい
る。ストリーム対応情報VET(N)は、画像データV
E(N)ごとに1回多重されている。また、63個のナ
ビゲーション情報NE(0)〜NE(62)は、PID
として「0x0082」が与えられており、table
_id_extensionとしてナビゲーションエレ
メントの識別子であるNE_idの値が与えられて多重
されている。また、PCR、PAT、PMTも所定のP
IDを与えられ多重されている。
【0042】ここで、table_id_extens
ion及びstream_idはPIDと組み合わるこ
とによりそれぞれのデータを識別するための識別子であ
る。これにより、データ受信装置121では、受信した
データからこれらの識別子をフィルタ条件記憶部131
に設定することにより、送信されたトランスポートスト
リームから所望のデータをTSデコーダ部123で分離
抽出することが可能となる。
【0043】従って、利用者の操作等に応じてハイパー
リンクをなすために、表示しているコンテンツに対応す
るナビゲーション情報中のハイパーリンクの情報とし
て、例えば画像データの識別子であるVE_idとナビ
ゲーション情報の識別子であるNE_idとが記されて
いるため、この情報を基に新たに表示すべきコンテンツ
を構成するデータを分離抽出してコンテンツを表示する
ことができる。
【0044】この手順を以下に説明する。まず、データ
受信装置121は、現在受信しているトランスポンダ
(衛星中継器)のPATを取得する。なお、利用者によ
り選択された番組が他のトランスポンダである場合に
は、データ受信装置121は、NITを取得し参照する
ことにより受信部122を制御し受信するトランスポン
ダを変更するのであるが、これについては説明を省略す
る。
【0045】PATは、PIDが予め0と定められてい
るため、データ受信装置121は、PID=0をフィル
タ条件記憶部131に設定することにより分離抽出で
き、PATにはPMTのPIDが記されているため、利
用する番組に対応するPMTのPIDを取得して、フィ
ルタ条件記憶部131に設定することによりPMTを分
離抽出することができる。
【0046】PMTにはコンポーネントに対してのPI
Dが記されているため、データ受信装置121は、スト
リーム対応テーブルVETのPIDを取得し、また、ハ
イパーリンクの情報から得たVE_idをtable_
id_extensionと合わせてフィルタ条件記憶
部131に設定することにより、目的の画像データに対
応するVETを分離抽出することができる。
【0047】VETにはcomponent_tagと
stream_idが記されているが、データ受信装置
121は、component_tagに基づいてPM
Tを参照して当該コンポーネントに対するPIDを得
て、PIDとstream_idをフィルタ条件記憶部
131に設定することにより、目的の画像データを表示
することができる。
【0048】また、データ受信装置121は、ナビゲー
ション情報が多重化されているコンポーネントのPID
をPMTを参照することにより得て、ハイパーリンクの
情報から得たNE_idをtable_id_exte
nsionと合わせてフィルタ条件記憶部131に設定
することにより、目的のナビゲーション情報を分離抽出
することができる。
【0049】こうして、データ受信装置121は、新た
なコンテンツを構成する画像データとナビゲーション情
報とを得ることができる。ここで、図35に簡略化して
示したナビゲーション情報216を例にしてナビゲーシ
ョン情報のデータ構造について詳細に説明する。図38
は、ナビゲーション情報216のデータ構造を示した図
である。
【0050】ナビゲーション情報216は、Bytec
ode_Part301とHandler_Part3
02とGraphics_Property_Part
303とBitmap_Information_Pa
rt304とHyperlink_Informati
on_Part305とを含む。Bytecode_P
art301は、図35でScriptと簡略化して示
した部分に相当し、いわゆるスクリプトの一種であるバ
イトコードが記述される部分である。バイトコードは条
件分岐、整数演算、定数変数へのアクセスなど基本的な
プログラミングを可能とする命令セットに加えて、画
像、音声データの制御に関する各種命令セット等を備え
る。
【0051】図38の例では、0番のバイトコードはP
ushL0、GotoPageと記述されている。Pu
shL0とは、0という値をスタックに格納する意味の
命令であり、GotoPageとはスタックに格納され
ている値が示すリンク番号のコンテンツに表示を切り換
える旨を示す命令である。ここで、リンク番号とは、H
yperlink_Information_Part
に記述されているもので、切り替え対象となるコンテン
ツを識別するための識別子である。
【0052】従って、0番目のバイトコードはリンク番
号0のリンク先であるコンテンツに表示を切り換える動
作を記述したものである。同様に、1番目のバイトコー
ドはリンク番号1のリンク先であるコンテンツに表示を
切り換える動作を記述したものである。Handler
_Part302は、ハンドラ番号とバイトコードの番
号の対応付けを記述した部分である。図38の例では、
ハンドラ番号0、1にバイトコード番号0、1がそれぞ
れ対応付けられている。なお実際はハンドラに対してバ
イトコードだけが対応するのではなく、変数領域等のハ
ンドラの処理を実行するための環境を定義する情報も対
応する。
【0053】Bitmap_Information_
Part304は、グラフィックス番号に対応してボタ
ンに表示するビットマップの内容を記述する部分であ
る。図38の例では、0番のグラフィックスには「ビデ
オ」が描かれたビットマップ、1番のグラフィックスに
は「ステレオ」が描かれたビットマップが対応付けられ
ている。
【0054】Graphics_Property_P
art303は、表示画面に画像データと重畳表示する
オンスクリーンディスプレイグラフィックスを構成する
情報であり、グラフィックスを識別するためのグラフィ
ックス番号と、グラフィックスのタイプと表示すべき座
標と、グラフィックスに対応したハンドラの番号と、コ
ンテンツ表示時の初期状態を示す値とを含む。図38の
例では、グラフィックスのタイプはボタンであり、グラ
フィックス番号は0、1の値であり前述のBitmap
_Information_Part304に含まれる
グラフィックスの番号と対応する。以下、グラフィック
ス番号がnのボタンを「ボタンn」又は「n番のボタ
ン」という。ボタン0、ボタン1のそれぞれを表示する
x座標、y座標の組は、(20,20)、(20,6
0)である。また、0番と1番のボタンを選択確定され
たときに起動するハンドラの番号はそれぞれ0、1であ
る。また、コンテンツが表示された初期状態における0
番と1番のボタンの初期状態は可視である。
【0055】Hyperlink_Informati
on_Part305は、リンク先のコンテンツを構成
する素材のIDが記述される部分である。当該ナビゲー
ション情報を要素とするコンテンツからの切り替え先の
全てのコンテンツを示す情報としての素材のIDが記述
される。切り替え先となるコンテンツ毎をひとまとめと
して識別するための識別子として、リンク番号が付加さ
れる。図38の例では、0番のリンク先としてNE_i
d=1、VE_id=1と記述されており、NEのID
が1番のものと、VEのIDが1番のものとの情報に基
づいて構成される1つのコンテンツがリンク先であるこ
とを示す。また、1番のリンク先はNEのIDが2番の
ものとビデオエレメントのIDが2番のものとの情報に
基づいて構成されるコンテンツである。
【0056】なお、図38の上部にNE_idが0であ
ることを示しているのは、ここに説明したナビゲーショ
ン情報は0番のIDをもつナビゲーションエレメントで
あることを意味する。従って、データ受信装置121
は、受信制御部126によって、これらのデータ構造か
らなるナビゲーション情報を参照して、図34に示すコ
ンテンツ210の「ビデオ」と描かれたボタン及び「ス
テレオ」と描かれたボタンを表示し、利用者にボタンが
選択された場合に、別のコンテンツへの切り換えの制御
を行うことになる。
【0057】つまり、コンテンツの表示に際しては、受
信制御部126は、Graphics_Propert
y_Partを参照して、グラフィックス番号が0番の
グラフィックスから順に所定の座標に所定の表示状態で
表示し、利用者によるボタンの選択確定の操作に応じて
はGraphics_Property_Partに記
述されたハンドラ番号に対応するハンドラ処理を実行す
る。ハンドラ処理はHandler_Partを参照し
てハンドラ番号に対応づけられBytecode_Pa
rtに記述されたバイトコードを実行することによって
行う。なお、バイトコードの実行については、受信制御
部126中のバイトコードインタプリタ(図示せず)に
よって1命令ずつ解釈実行される。
【0058】以上説明したようにこのデジタル放送シス
テムは、コンテンツを表示するために必要なデータであ
る画像データやナビゲーション情報等が、データ送信装
置側から多重化され繰り返し送信されており、これを受
信するデータ受信装置では、利用者の選択操作に対応し
て必要な情報を送信されるデータから分離抽出すること
によりコンテンツ表示を行うことができる。即ち、一方
向の放送系によって、インタラクティブサービスを実現
することができる。
【0059】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現実の放送
において、同じ内容の番組を後日再放送する場合がある
が、省力化を図るために、一度制作した番組を構成する
各種データをそっくりそのまま再利用したいという要求
がある。この要求を満たす上で考慮すべき点は、例えば
「1996年9月10日迄はキャンペーン期間中」等と
描かれた画像データが含まれるコンテンツを放送する場
合に、1996年9月10日迄に放送する場合はそのま
ま表示できるが、1996年9月11日以後に再放送す
る場合にはそのまま表示するのは不適切となるように、
再放送時には表示すべきではないデータが存在する場合
があり得る点であり、この要求を満たすためには再放送
時に当該データへのリンクを禁止するための放送日時に
応じてリンク先を制御する機構が必要となる。
【0060】また、実際の放送においては時間毎に異な
る複数の番組を放送するのが通常であり、この場合に、
各番組間にリンクを張るために番組放送時間の相違によ
るリンクの動的な整合を図るべき要求がある。この要求
を満たすためにも、リンク先となる番組の終了日時に合
わせてリンク先を制御する機構が必要となる。さらに、
多様な番組内容を放送するという観点から、利用者の操
作等から一定時間経過した場合に表示する内容を変更し
たり、利用者が操作できる機能を制限したりする機構も
必要とされる。
【0061】即ち、デジタル放送システムにおいて、時
間的要素を盛り込んだ番組の制御機構が必要であり、こ
れにより番組の制作者側は、効率的に多様な番組を制作
し放送することができ、放送の受信者は、インタラクテ
ィブ性のある多様な番組を享受することができる。この
ような番組のサービスの必要性を満足するために、前記
関連技術において、これらの時間的要素を盛り込んだ番
組制御を行うことが求められる。
【0062】そこで、本発明は、かかる観点からなされ
たものであり、時間的要素を盛り込んだ番組の制御機構
を実現するための受信装置側であるデータ提示制御装置
を提供することを第1の目的とする。かかるデータ提示
制御装置は、データ送信装置から送られるデータを受信
し利用者の操作に応じて表示、再生する装置である。ま
た、本発明は、時間的要素を盛り込んだ番組の制御機構
を実現するための送信装置側であるデータ送信装置を提
供することを第2の目的とする。
【0063】また、本発明は、時間的要素を盛り込んだ
番組の制御機構を実現するための制御データを編集する
ためのデータ提示制御情報編集装置を提供することを第
3の目的とする。
【0064】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明に係るデータ提示制御装置は、番組
の構成要素である複数のコンテンツを構成する複数のマ
ルチメディアデータと、マルチメディアデータの提示を
制御するための時間的情報である制御用時間情報とを受
信してマルチメディアデータの提示を制御するデータ提
示制御装置であって、データ記憶手段と、前記マルチメ
ディアデータと前記制御用時間情報とを前記番組の送信
装置から受信し前記データ記憶手段に格納するものであ
り、前記受信は、送信されたデータ中から所望のデータ
を分離抽出することによって行う受信手段と、現在にお
ける経時的情報を取得する経時的情報取得手段と、前記
経時的情報と前記制御用時間情報とを比較して前記マル
チメディアデータの提示に係る制御の可否の判断をする
時間情報比較判断手段と、前記時間情報比較判断手段の
判断結果に基づいて前記マルチメディアデータの提示を
制御する提示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0065】上記構成により、制御に用いる時間情報と
現在の時間に関する情報との比較によって、マルチメデ
ィアデータの提示を実行するかどうかを制御することが
できるので、時間を条件としてデータの提示を実行する
データ提示制御装置が実現される。上記の第2の目的を
達成するために、本発明に係るデータ送信装置は、番組
の構成要素である複数のコンテンツを構成する複数のマ
ルチメディアデータを送信するデータ送信装置であっ
て、複数のマルチメディアデータと、マルチメディアデ
ータの提示を制御するための時間的情報である制御用時
間情報とを記憶する送信データ記憶手段と、前記マルチ
メディアデータと前記制御用時間情報とを送信する送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0066】上記構成により、一方向の送信系でもって
対話的操作を可能とする番組を提供するにあたり当該番
組を構成する要素となるマルチメディアデータの提示タ
イミングを指定する情報をデータ提示制御装置に送信す
ることができるデータ送信装置が実現される。上記の第
3の目的を達成するために、本発明に係るデータ提示制
御情報編集装置は、複数のコンテンツの相関関係を表示
画面に表現しコンテンツの関係を制御するための日時に
関する情報を利用者の操作に応じて編集するデータ提示
制御情報編集装置であって、第1のコンテンツから第2
のコンテンツへの提示の変更の経路を示すリンク情報と
当該リンク情報の有効期間に関する有効期間情報との組
を複数個と、コンテンツの表示及び処理の実行を制御す
るためのコンテンツ制御情報とを記憶するデータ記憶手
段と、利用者の操作による日時の指定を受け付ける日時
指定受付手段と、前記有効期間情報を参照して利用者に
よって指定された日時において有効なリンク情報に着目
することにより当該日時における前記コンテンツの相関
関係を表示画面に表現するコンテンツ相関関係表示手段
とを備えることを特徴とする。
【0067】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>実施形態1では、特定日時に特定の動作
を実行する番組を放送するための本発明に係るデータ送
信装置、及び送信されたデータを受信して指定された日
時に特定の動作を実行する本発明に係るデータ提示制御
装置について説明する。
【0068】以下、本発明の実施形態1について図を用
いて詳細に説明する。本発明の実施形態1におけるデー
タ提示制御装置は、デジタル放送の送信装置から送信さ
れるMPEG2トランスポートストリームを受信し、当
該MPEG2トランスポートストリームの中から利用者
の操作に従って対話的にコンテンツを取り出して再生す
る装置である。
【0069】ここでコンテンツとは、利用者が対話的に
操作する情報の単位をいう。各コンテンツに含まれる画
像データや音声データ等のプレゼンテーション情報と、
各種画像データに重ね合わせて表示されるオンスクリー
ンディスプレイグラフィックスを構成するボタン等のビ
ットマップ(Bitmap)データと利用者の操作に対
する動作処理を記述したスクリプト(Script)情
報と利用者の操作によるコンテンツの表示切り換えをす
ることができるリンク先のコンテンツを示すハイパーリ
ンク(Hyperlink)情報とを含むナビゲーショ
ン情報とが多重化された送信データは、本発明の実施形
態1におけるデータ送信装置からMPEG2(Movi
ng Picture Experts Group
2)規格に定められたMPEG2トランスポートストリ
ームとして送信されてくる。
【0070】なお、本実施形態1におけるデータ送信装
置は一般的な衛星デジタル放送システムと同様に、1つ
の衛星(ネットワーク)から、1以上のMPEG2トラ
ンスポトストリームをそれぞれ別の帯域の搬送波を用い
て送信し、各放送番組は、いずれかのMPEG2トラン
スポートストリーム中に多重されている。 <データ提示制御装置の構成>以下に、本発明の実施形
態1におけるデータ提示制御装置の構成について説明す
る。
【0071】図1は、本発明の実施形態1におけるデー
タ提示制御装置の構成を示すブロック図である。同図に
示す様に、このデータ提示制御装置1000は、受信部
1010とTSデコーダ部1020とAVデコーダ部1
030と受信データ記憶部1040と受信制御部105
0と再生部1060と表示部1070と音声出力部10
80と信号受信部1100とを備えている。
【0072】受信部1010は、MPEG2トランスポ
ートストリームを受信し、TSデコーダ部1020に出
力する。なお、受信すべきMPEG2トランスポートス
トリームの指定は受信制御部1050により識別子を用
いた制御がなされる。TSデコーダ部1020は、受信
制御部1050によって設定されるフィルタ条件を記憶
するフィルタ条件記憶部1021を有し、このフィルタ
条件に従って、受信部1010から出力されるトランス
ポートストリーム中から、受信制御部1050の識別子
を用いた指示に基づいて画像データ、あるいは音声デー
タのみを分離抽出し、AVデコーダ部1030に出力す
る。また受信制御部1050からの識別子を用いた指示
に応じたテーブルデータを分離抽出し、受信データ記憶
部1040に出力する。またPCR(基準クロック情
報)を分離抽出し、AVデコーダ部1030に出力す
る。
【0073】フィルタ条件記憶部1021には、複数の
フィルタ条件を同時に記憶することができ、TSデコー
ダ部1020は前記フィルタ条件に応じた複数の分離処
理を並行して実行することができる。フィルタ条件と
は、トランスポートストリームから、画像データ、音声
データ、ナビゲーション情報、PCRその他の制御情報
を分離抽出するためのストリームID及びテーブルID
や抽出したデータの出力先等の指示情報や分離抽出を開
始するか停止するかの制御情報をいう。
【0074】AVデコーダ部1030は、クロック部1
031及び内部バッファを有し、TSデコーダ部102
0から出力された画像データ、または音声データまた
は、その両方を受け取ると内部バッファに取り込み、ま
ず受信制御部1050の指示に従って、画像データ、音
声データを復号単位ごとに復号し、クロック部1031
を用いて同期をとりながら再生部1060に出力する。
【0075】クロック部1031は、TSデコーダ部1
020から出力されるPCRの値によって正しい基準時
刻に設定され、画像データ、音声データを正しく同期を
とりながら復号するための基準となる時刻をカウントす
る。受信データ記憶部1040は、例えばRAMなどで
構成され、ストリーム対応情報記憶部1041とナビゲ
ーション情報記憶部1042とシステム情報記憶部10
43と時刻情報記憶部1044とを備える。なお、スト
リーム対応情報記憶部1041は関連技術の説明におい
て示したストリーム対応情報テーブル記憶部132と、
ナビゲーション情報記憶部1042はナビゲーション情
報テーブル記憶部133と、システム情報記憶部104
3はシステム情報テーブル記憶部134と、それぞれ同
様である。
【0076】ストリーム対応情報記憶部1041は、コ
ンテンツを構成する画像や音声についてのストリーム中
での多重位置を示す情報を記憶する領域であり、ここに
は、画像データを示す情報の1単位であるビデオエレメ
ント(VE)の識別子であるVE_idと、ストリーム
中でのVEの多重位置との関係を記述した情報であるス
トリーム対応情報VET等が記憶される。従って、VE
_idによって、表示すべき画像データは特定できるこ
とになる。
【0077】また、ナビゲーション情報記憶部1042
はナビゲーション情報を、システム情報記憶部1043
はPAT、PMT等のシステム情報を、時刻情報記憶部
はTDT及びTOTを、それぞれ記憶する領域である。
ここで、PAT(Program Associati
on Table)はMPEG2システム規格で定めら
れた複数の放送番組を管理する情報であり、各放送番組
のPMTを分離抽出するための識別子であるPIDを含
み、PAT自体はPIDが0と予め定められている。
【0078】従って、データ提示制御装置はPIDが0
というフィルタ条件をフィルタ条件記憶部1021に設
定することによりPATを送信されたデータから分離抽
出してシステム情報記憶部1043に格納することにな
る。また、PMT(Program Map Tabl
e)は、1つの放送番組単位で放送番組に必要な各種情
報を管理するための情報としてMPEG2システム規格
で規定されているものであり、この情報にはPCRや画
像データやナビゲーション情報をそれぞれ分離抽出する
ための識別子であるPIDの情報や、この放送番組が選
択された際に一番最初に表示するコンテンツを構成する
画像データやナビゲーション情報の識別子の情報が含ま
れる。
【0079】従って、データ提示制御装置の利用者が1
つの番組を選択した場合には、その番組に対応するPM
TのPIDがPATを参照することにより得られるの
で、このPIDをフィルタ条件記憶部1021に設定す
ることにより必要なPMTを取得しシステム情報記憶部
1043に格納することになる。また、TDT(Tim
e and Data Table)は現在日時を単一
標準時刻で示す情報であり、TOT(Time Off
set Table)は各国別の時差を示す情報であ
る。このTDT及びTOTについての詳細は後述する。
【0080】信号受信部1100は、利用者のリモコン
操作等により送られる信号を受信し、受信制御部105
0に通知する。再生部1060は、受信制御部1050
からの指示にしたがって、AVデコーダ部1030で復
号された画像データに、受信制御部1050から出力さ
れるオンスクリーンディスプレイグラフィックス情報と
を重ねあわせ、表示部1070に出力し、AVデコーダ
部1030で復号された音声データを音声出力部108
0に出力する。
【0081】表示部1070は、CRTや液晶ディスプ
レイ等で実現され、再生部1060から出力される画像
を表示する。音声出力部1080は、スピーカ等で実現
され、再生部1060から出力される音声を出力する。
受信制御部1050は、バイトコードインタプリタ10
51を有し、受信部1010とTSデコーダ部1020
とAVデコーダ部1030と再生部1060とを制御し
て所望のトランスポートストリームを受信させたり、所
望の情報を取得すべくフィルタ条件記憶部1021の更
新をしたり、画像の表示や音声の再生をさせたりする。
また、利用者の操作に対応した各種動作を実現する。
【0082】利用者の操作に対応して動作を行うために
受信制御部1050は、ナビゲーション情報記憶部10
42に記憶しているナビゲーション情報を参照し、画像
に重ねて表示するオンスクリーンディスプレイグラフィ
ックスを再生部1060に出力し、また利用者のボタン
操作に対応するハンドラ処理を行う。ボタンはオンスク
リーンディスプレイグラフィックスによって表示面に描
かれるものでありナビゲーション情報中のビットマップ
情報等に基づき表示される。ここでハンドラ処理とは、
各種イベントの発生に対応して実行する動作処理であ
り、ナビゲーション情報中に記述されたスクリプトに基
づいて実行される。
【0083】バイトコードインタプリタ1051はナビ
ゲーション情報中に記述されたスクリプトを逐次解釈し
て実行する。 <表示画面とコンテンツを構成するデータ>以上の構成
を備えるデータ提示制御装置1000がコンテンツを表
示した画面について、及びコンテンツを構成するデータ
について図2、図3、図4及び図5を用いて説明する。
【0084】図2は、本発明の実施形態1におけるデー
タ提示制御装置1000が表示した画面の例を示す図で
ある。同図は関連技術の説明に用いた図34に対応する
ものであり、通信販売番組に関しての画面を示す。通信
販売のメニューを示すコンテンツ2100とビデオ製品
紹介を示すコンテンツ2200とステレオ製品紹介を示
すコンテンツ2300とを示す。これら複数のコンテン
ツ2100、2200、2300は、利用者の操作によ
って、矢符2400、2410、2420、2430で
示す様にその表示は切り換えられる。図34との相違点
であるコンテンツ2130は、コンテンツ2100と同
一のコンテンツであるが日時が経過したことにより表示
内容が変化したものである。
【0085】今、表示画面に通信販売のメニューを示す
コンテンツ2100が表示されているときに、利用者が
「ビデオ」ボタン2110を選択・決定操作すると、矢
符2400で示す様に、表示画面は、コンテンツ210
0からビデオ製品紹介を示すコンテンツ2200の表示
に切り換えられる。次に、利用者が「メニュー」ボタン
2210を決定操作すると、矢符2410で示す様に、
表示画面は、コンテンツ2200からコンテンツ210
0の表示に切り換えられる。
【0086】同様に、コンテンツ2100の表示画面の
「ステレオ」ボタン2120を利用者が選択・決定操作
すると、矢符2430で示す様に、表示画面は、コンテ
ンツ2100からコンテンツ2300の表示に切り換え
られる。更に、この状態で、利用者が「メニュー」ボタ
ン2310を決定操作すると、矢符2420に示す様
に、表示画面はコンテンツ2300からコンテンツ21
00の表示状態に切り換えられる。このような利用者の
対話的操作に対応して表示を切り換えるために、コンテ
ンツ2100、2200、2300はボタン2110、
2120、2210、2310を有している。
【0087】また、日時が1996年9月9日15時0
分0秒に至るとコンテンツ2130に示すようにコンテ
ンツ2100の表示は変化し「受け付けは締め切りまし
た」と描かれたボタン2131を表示したものとなる
が、このボタン2131もコンテンツ2100に予め含
まれたデータによって表示されるものである。 <データ送信装置>以上の様な対話的操作による表示切
り換えを実現すべく、実施形態1における本発明に係る
デジタル放送のデータ送信装置からは、以下に説明する
様に各コンテンツを構成するデータを送信している。
【0088】なお、実施形態1における本発明に係るデ
ータ送信装置は、前述の関連技術の説明において示した
データ送信装置101と構成において同一である(図3
3参照)。但し、送信するナビゲーション情報の内容は
後述するように、関連技術の説明におけるナビゲーショ
ン情報とは異なり時間的要素による制御を可能とする情
報が含まれたものとなる。
【0089】図3は、データ送信装置側から送信される
データを簡略化して模式的に示した図である。この図3
は関連技術の説明に用いた図35に対応するものであ
り、送信されるデータ2010は、図35で示したデー
タ201に対応し、画像データ2150、2250、2
350は図35で示したデータ215、225、235
に対応し、また、ナビゲーション情報2160、226
0、2360は図35で示したデータ216、226、
236に対応する。
【0090】各画像データ2150、2250、235
0はそれぞれデータ提示制御装置1000の表示画面に
表示される前述の各コンテンツ2100、2200、2
300の背景画像となるものである。但し、図35と相
違して各ナビゲーション情報にはTime_Event
なる日時による制御情報が付加されている。なお、図3
5と相違して図3で追加しているナビゲーション情報2
160中の「受け付けは締め切りました」と描かれたビ
ットマップは、初期状態では非表示という属性を持って
いる。
【0091】図2に示したコンテンツ2100は、画像
データ2150とナビゲーション情報2160とで表現
されている。同様に、コンテンツ2200は画像データ
2250とナビゲーション情報2260とで表現され、
コンテンツ2300は画像データ2350とナビゲーシ
ョン情報2360とで表現されている。また、データ送
信装置側では、データ2010を一定時間毎に繰り返し
送信しており、この送信の様子は、関連技術の説明の図
36で示したのと同様であり、図36の送信データ、画
像データ、ナビゲーション情報をそれぞれ図3に示した
内容に置き換えたものとなる。
【0092】以下、データ送信装置側から多重化されて
送信されるデータについて詳細に説明する。図4は、デ
ータ送信装置側から送信されるデータの多重化の様子を
模式的に示した図である。同図は、図37に対応するも
のであり、送信されてくるデータは、画像データVE
(N)、ナビゲーション情報NE(N)、ストリーム対
応情報VET(N)、PCR、並びにPAT及びPMT
等のシステム情報が多重されている。なお、システム情
報には所定のPIDが付与されたTDT及びTOTが含
まれている。
【0093】このように実施形態1における本発明に係
るデータ送信装置がデータを送信するため、データ提示
制御装置1000では、受信したデータからTDT及び
TOTについて定められたPIDをフィルタ条件記憶部
1021に設定することにより、送信されたトランスポ
ートストリームからTDT及びTOTをTSデコーダ部
1020によって分離抽出することが可能となる。
【0094】<ナビゲーション情報の詳細説明>以下、
図3に簡略化して示したナビゲーション情報について図
5〜図7を用いて詳細に説明する。図5は、ナビゲーシ
ョン情報2160のデータ構造を示した図である。ナビ
ゲーション情報2160は、Time_Event_P
art2161とBytecode_Part2162
とHandler_Part2163とGraphic
s_Property_Part2164とBitma
p_Information_Part2165とHy
perlink_Information_Part2
166とを含む。
【0095】この図5は関連技術の説明に用いた図37
に対応するものであり、関連技術に対して本発明の特徴
となるTime_Event_Part2161が付加
されている点が異なる。Time_Event_Par
t2161は、図3でTime_Eventと表した部
分に相当し、指定日時に特定のハンドラを起動するため
の記述がなされる部分であり、図5の例では、1996
年9月9日15時0分0秒に2番のハンドラが起動され
ることになる。なお、1つのハンドラに対して、起動日
時は複数個記述してもよい。また、日時は、西暦、月、
日、時、分、秒で記述する。
【0096】Bytecode_Part2162は、
図3でScriptと表した部分に相当し、いわゆるス
クリプトの一種であるバイトコードが記述される部分で
ある。バイトコードは条件分岐、整数演算、定数変数へ
のアクセスなど基本的なプログラミングを可能とする命
令セットに加えて、画像、音声データの制御に関する各
種命令セット等を備える。
【0097】図5の例では、0番のバイトコードはPu
shL0、GotoPageと記述されている。Pus
hL0とは、0という値をスタックに格納する意味の命
令であり、GotoPageとはスタックに格納されて
いる値が示すリンク番号のコンテンツに表示を切り換え
る旨を示す命令である。ここで、リンク番号とは、Hy
perlink_Information_Partに
記述されているもので、切り替え対象となるコンテンツ
を識別するための識別子である。
【0098】また、2番のバイトコードにはSetGr
aphicVisibilityという記述があるが、
これはスタックに格納されている値が1か0かによって
可視か不可視かを切り換える命令であり、可視・不可視
を定める値より前のスタックに格納されている値が可視
・不可視の切り換えの対象となるボタンを示すことにな
る。
【0099】従って、0番目のバイトコードはリンク番
号0のリンク先であるコンテンツに表示を切り換える動
作を、1番目のバイトコードはリンク番号1のリンク先
であるコンテンツに表示を切り換える動作を、2番目の
バイトコードはグラフィックス番号が2のボタンを可視
にして、グラフィックス番号が0のボタンとグラフィッ
クス番号が1のボタンとを不可視にする動作をそれぞれ
記述したものである。なお、グラフィックス番号につい
ては後述のGraphics_Property_Pa
rtに記述されている。
【0100】Handler_Part2163は、ハ
ンドラ番号とバイトコードの番号の対応付けを記述した
部分である。図5の例では、ハンドラ番号0、1、2に
バイトコード番号0、1、2がそれぞれ対応付けられて
いる。なお実際はハンドラに対してバイトコードだけが
対応するのではなく、変数領域等のハンドラの処理を実
行するための環境を定義する情報も対応するが、本発明
の特徴を示すものではないため図示していない。
【0101】Bitmap_Information_
Part2165は、グラフィックス番号に対応してボ
タンに表示するビットマップの内容を記述する部分であ
る。図5の例では、0番のグラフィックスには「ビデ
オ」が描かれたビットマップ、1番のグラフィックスに
は「ステレオ」が描かれたビットマップ、2番のグラフ
ィックスには「受け付けは締め切りました」が描かれた
ビットマップが対応付けられている。
【0102】Graphics_Property_P
art2164は、オンスクリーンディスプレイグラフ
ィックスを構成する情報であり、グラフィックスを識別
するためのグラフィックス番号と、グラフィックスのタ
イプと表示すべき座標と、グラフィックスに対応したハ
ンドラの番号と、コンテンツ表示時の初期状態を示す値
とを含む。図5の例では、グラフィックスのタイプはボ
タンであり、グラフィックス番号は0、1、2の値であ
り前述のBitmap_Information_Pa
rtに含まれるグラフィックスの番号と対応する。ボタ
ン0、ボタン1、ボタン2のそれぞれを表示するx座
標、y座標の組は、(20,20)、(20,60)、
(0,20)である。また、0番と1番のボタンを選択
確定されたときに起動するハンドラの番号はそれぞれ
0、1であり、2番のボタンに対応付けられたハンドラ
はない。コンテンツが表示された初期状態における0番
と1番のボタンの初期状態は可視であり、2番のボタン
の初期状態は不可視である。
【0103】Hyperlink_Informati
on_Part2166は、リンク先のコンテンツを構
成する素材のIDが記述される部分である。当該ナビゲ
ーション情報を要素とするコンテンツからの切り替え先
の全てのコンテンツを示す情報としての素材のIDが記
述される。切り替え先となるコンテンツ毎をひとまとめ
として識別するための識別子として、リンク番号が付加
される。図5の例では、0番のリンク先としてNE_i
d=1、VE_id=1と記述されており、NEのID
が1番のものと、VEのIDが1番のものとの情報に基
づいて構成される1つのコンテンツがリンク先であるこ
とを示す。また、1番のリンク先はNEのIDが2番の
ものとビデオエレメントのIDが2番のものとの情報に
基づいて構成されるコンテンツである。
【0104】なお、図5の上部にNE_idが0である
ことを示しているのは、ここに説明したナビゲーション
情報は0番のIDをもつナビゲーションエレメントであ
ることを意味する。図6は、ナビゲーション情報226
0のデータ構造を示した図である。ナビゲーション情報
2260はNEのIDが1番であり、データ構造は前述
のナビゲーション情報2160と同様である。以下、図
6の例に即して具体的内容を説明する。
【0105】Time_Event_Part2261
は、記述されていない。Bytecode_Part2
262には、0番のバイトコードとしてPushL0、
GotoPageが記述されており、0番のリンク先の
コンテンツを表示する命令列となる。Handler_
Part2263では、ハンドラ番号0にバイトコード
番号0が対応付けられている。
【0106】Bitmap_Information_
Part2265では、0番に「メニュー」が描かれた
ビットマップが割り当てられている。Graphics
_Property_Part2264の記述内容は、
グラフィックスのタイプはボタンであり、グラフィック
ス番号は0である。また、ボタン0を表示するx座標、
y座標の組は、(20,60)である。また、0番のボ
タンが選択確定されたときに起動するハンドラの番号は
0であり、コンテンツが表示された初期状態における0
番のボタンの初期状態は可視である。
【0107】Hyperlink_Informati
on_Part2266には、0番のリンク先としてN
E_id=0、VE_id=0と記述されており、NE
のIDが0番のものと、VEのIDが0番のものとの情
報に基づいて構成される1つのコンテンツがリンク先で
あることを示す。図7は、ナビゲーション情報2360
のデータ構造を示した図である。
【0108】ナビゲーション情報2360はNEのID
が2番であり、データ構造は前述のナビゲーション情報
2160と同様である。以下、図7の例に即して具体的
内容を説明する。Time_Event_Part23
61は、記述されていない。Bytecode_Par
t2362には、0番のバイトコードとしてPushL
0、GotoPageが記述されており、0番のリンク
先のコンテンツを表示する命令列となる。
【0109】Handler_Part2363では、
ハンドラ番号0にバイトコード番号0が対応付けられて
いる。Bitmap_Information_Par
t2365では、0番に「メニュー」が描かれたビット
マップが割り当てられている。Graphics_Pr
operty_Part2364の記述内容は、グラフ
ィックスのタイプはボタンであり、グラフィックス番号
は0である。また、ボタン0を表示するx座標、y座標
の組は、(20,60)である。また、0番のボタンが
選択確定されたときに起動するハンドラの番号は0であ
り、コンテンツが表示された初期状態における0番のボ
タンの初期状態は可視である。
【0110】Hyperlink_Informati
on_Part2366には、0番のリンク先としてN
E_id=0、VE_id=0と記述されており、NE
のIDが0番のものと、VEのIDが0番のものとの情
報に基づいて構成される1つのコンテンツがリンク先で
あることを示す。以上に説明したナビゲーション情報に
加えてVEで指し示される画像データに基づきコンテン
ツは構成され、表示画面に表示されることになる。
【0111】なお、VE_id=0に対応する画像デー
タは画像データ2150であり、VE_id=1には画
像データ2250が対応し、VE_id=2には画像デ
ータ2350が対応する(図3参照)。これらのデータ
により、データ提示制御装置1000は表示されたコン
テンツに対して利用者によるボタンの選択等がなされた
場合に別のコンテンツを画面に表示し、また、Time
_Event_Partに記述された日時になれば特定
の動作を実行するといった制御を実現することができ
る。
【0112】<データ提示制御装置の動作>以下、デー
タ提示制御装置1000における受信制御部1050の
動作について、上述のデータ構造に基づいて図面を用い
て説明する。図8は、コンテンツの切り換え動作及びハ
ンドラの起動動作を示すフローチャートであり、図9
は、表示画面の遷移を示す図である。
【0113】受信制御部1050はCPUとプログラム
によって構成され、コンテンツの切り換え動作及びハン
ドラの起動動作の処理を行う。この処理制御は、番組受
信開始時に最初に表示されるべきコンテンツを指定する
初期処理S3010と、判断処理S3020によってコ
ンテンツが切り換えられたと判断されたときにのみ動作
する処理群S3030、S3040、S3050、S3
060と、判断処理S3070によって日時指定により
起動すべきハンドラが存在すると判断されたときに動作
する処理群S3080、S3090、S3100と、利
用者の入力に対応する処理群S3110、S3120
と、ハンドラ起動を実行する処理S3130から実現さ
れる。
【0114】最初のコンテンツについての情報は、シス
テム情報記憶部1043に格納されるPMTにVE_i
dとNE_idとの組として規定されている。ここで
は、PMTにVE_id=0、NE_id=0と記述さ
れていたとして以後の動作について説明する。また、現
在日時は1996年9月9日14時57分0秒であると
して説明を始める。
【0115】まず、通信販売に関する番組において最初
に表示されるコンテンツの情報としてPMTからVE_
id=0、NE_id=0を取得する(ステップS30
10)。最初のコンテンツなので、切り換えられたもの
として扱い(ステップS3020)、当該コンテンツを
表示する(ステップS3030)。
【0116】コンテンツの表示はVE_id=0で示さ
れる画像データ2150を背景として表示しNE_id
=0のナビゲーションエレメントの内容に従ってオンス
クリーンディスプレイグラフィックスを表示する。図5
に示すNEのGraphics_Property_P
art2164とBitmap_Informatio
n_Part2165に記述された内容に従い、「ビデ
オ」と描かれたボタンを座標(20,20)に可視状態
で表示し、「ステレオ」と描かれたボタンを座標(2
0,60)に可視状態で表示する。
【0117】従って、画面遷移3210に示す様な表示
画面が表示される。コンテンツを表示した後にNEのT
ime_Event_Partに日時指定でハンドラを
起動する記述がなされている場合は(ステップS304
0)、日時によるハンドラ起動処理を行うために日時指
定フラグを1にし(ステップS3050)、日時指定の
記述がなければ日時指定フラグを0にする(ステップS
3060)。図5に示すNEのTime_Event_
Partには、2番のハンドラを1996年9月9日1
5時0分0秒に起動する記述がなされているため、この
場合、日時指定フラグは1にする(ステップS305
0)。
【0118】日時指定フラグが1である場合は(ステッ
プS3070)、現在日時を取得し(ステップS308
0)、現在日時をデータ提示制御装置1000が設置さ
れている国における日時に時差補正する(ステップS3
090)。なお、現在日時の取得と時差補正の詳細につ
いては後述する。但し、この例における説明では時差は
ないものとする。
【0119】現在日時がNEのTime_Event_
Part2161で指定された日時になった場合かどう
か判断し(ステップS3100)、指定日時になってい
なければ、利用者の入力に応じて選択ポインタを移動す
る処理に移り(ステップS3110)、何らかのボタン
が選択された場合には(ステップS3120)、ハンド
ラの起動を行う(ステップS3130)。ここで選択ポ
インタとは、表示画面上におけるマークであり、利用者
の操作に応じて表示画面上を移動するものである。従っ
て、利用者は選択ポインタをリモコン等の上、下、左、
右等のキーを押下することにより目的のボタンの位置に
移動させ、「確定」のキーを押下することによりボタン
を選択する。
【0120】この時、利用者は「ビデオ」と描かれたボ
タンを選択したとすると、Graphics_Prop
erty_Part2164が参照され0番のハンドラ
が起動されることになる。0番のハンドラ処理は0番の
バイトコードによって構成されており、0番のバイトコ
ードの内容はPushL0、GotoPageであるた
め、Hyperlink_Information_P
art2166に記述された0番のリンク先であるNE
_id=1とVE_id=1で示されるコンテンツに切
り換えられることになる。なお、バイトコードについて
は受信制御部1050はバイトコードインタプリタ10
51を用いて実行する。
【0121】バイトコードインタプリタ1051は、変
数を格納するスタック領域を有しており、この場合は、
まずPushL0を解釈して、スタック領域に0を格納
する。次に、GotoPageを解釈して、スタック領
域に格納された値が示すリンク番号に対応するコンテン
ツに切り換える処理を行う。ハンドラの起動(ステップ
S3130)の後にはコンテンツが切り換えられたかの
判断処理(ステップS3020)に戻り、切り換えられ
たので、新たなコンテンツを表示する(ステップS30
30)。
【0122】新たなコンテンツの表示はVE_id=1
で示される画像データ2250を背景として表示しNE
_id=1のナビゲーションエレメントの内容に従って
オンスクリーンディスプレイグラフィックスを表示す
る。図6に示すNEのGraphics_Proper
ty_Part2264とBitmap_Inform
ation_Part2265に記述された内容に従
い、「メニュー」と描かれたボタンを座標(20,6
0)に可視状態で表示する。
【0123】従って、新たなコンテンツを表示した時を
1996年9月9日14時58分0秒とすると、画面遷
移3220に示す様な表示画面が表示される。コンテン
ツの表示処理(ステップS3030)の後、NEのTi
me_Event_Partに日時指定があるか判断し
(ステップS3040)、図6に示すNEのTime_
Event_Part2261には何等記述がないた
め、日時指定フラグを0にする(ステップS306
0)。
【0124】日時指定フラグが0であるため(ステップ
S3070)、現在日時の比較判断処理(ステップS3
080、S3090、S3100)をスキップし、利用
者の入力に応じた処理(ステップS3110、S312
0)を行い、ボタンが選択された場合にはハンドラ処理
を起動する(ステップS3130)。この時、利用者は
「メニュー」と描かれたボタンを選択したとすると、G
raphics_Property_Part2264
が参照され0番のハンドラが起動されることになる。0
番のハンドラ処理は0番のバイトコードによって構成さ
れており、0番のバイトコードの内容はPushL0、
GotoPageであるため、Hyperlink_I
nformation_Part2266に記述された
0番のリンク先であるNE_id=0とVE_id=0
で示されるコンテンツに切り換えられることになる。
【0125】ハンドラの起動(ステップS3130)の
後にはコンテンツが切り換えられたかの判断処理(ステ
ップS3020)に戻り、切り換えられたので、次のコ
ンテンツを表示する(ステップS3030)。ここで次
のコンテンツは最初に表示したコンテンツと同様である
が、VE_id=0で示される画像データ2150を背
景として表示しNE_id=0のナビゲーションエレメ
ントの内容に従ってオンスクリーンディスプレイグラフ
ィックスを表示する。
【0126】従って、新たなコンテンツを表示した時を
1996年9月9日14時59分0秒とすると、画面遷
移3230に示す様な表示画面が表示される。コンテン
ツを表示した後に図5に示すNEのTime_Even
t_Part2161には、2番のハンドラを1996
年9月9日15時0分0秒に起動する記述がなされてい
るため、この場合、日時指定フラグは1にする(ステッ
プS3050)。
【0127】日時指定フラグが1である場合は(ステッ
プS3070)、現在日時を取得し(ステップS308
0)、現在日時をデータ提示制御装置1000が設置さ
れている国における日時に時差補正する(ステップS3
090)。現在日時がNEのTime_Event_P
art2161で指定された日時になった場合かどうか
判断する(ステップS3100)。
【0128】今、1996年9月9日15時0分0秒に
なったとすると、2番のハンドラを起動する。即ち、受
信制御部1050によって図5に示すNEのHandl
er_Part2163とBytecode_Part
2162とが参照され、PushL2、PushL1、
SetGraphicVisibility、Push
L0、PushL0、SetGraphicVisib
ility、PushL1、PushL0、SetGr
aphicVisibilityというバイトコード列
がバイトコードインタプリタ1051により実行され
る。
【0129】バイトコードインタプリタ1051は、ま
ずPushL2を解釈しスタックに2を格納し、Pus
hL1を解釈しスタックに1を格納する。次にSetG
raphicVisibilityを解釈しこの命令は
スタックから可視・不可視の別の指示である第1変数と
可視制御対象のグラフィックス番号である第2変数とを
取り出してグラフィックスの可視制御をする命令である
ため、第1変数としてスタックから可視の旨を示す1を
取り出し、第2変数としてスタックからグラフィックス
番号である2を取り出して、2番のグラフィックスを可
視状態にする。
【0130】以後、同様に、PushL0、PushL
0、SetGraphicVisibilityと順次
解釈して実行することにより0番のグラフィックスを不
可視状態にし、PushL1、PushL0、SetG
raphicVisibilityと順次解釈して実行
することにより1番のグラフィックスを不可視状態にす
る。
【0131】従って、受信制御部1050はバイトコー
ドインタプリタ1051を介して「受け付けは締め切り
ました」と描かれたボタンを可視状態にし、「ビデオ」
と描かれたボタンと「ステレオ」と描かれたボタンとを
不可視状態にすることになり、この結果として、画面遷
移3240に示す様な表示画面が表示される。このよう
にして、データ提示制御装置1000は指定日時に特定
ハンドラの処理を実行する。
【0132】<現在日時の取得と時差補正>以下、デー
タ提示制御装置1000における現在日時の取得及び時
差補正について詳しく説明する。現在日時は時刻情報記
憶部に記憶しているTDTから取得し、時差はTOTか
ら取得する。図10(a)及び図10(b)は、それぞ
れTDT、TOTのデータ構造を示す図である。
【0133】同図では、括弧内に内容の例を示してい
る。TDTは、現在日時のデータを保持するテーブル
で、図10(a)に示すように、現在日時を西暦年、
月、日、時、分、秒というフォーマットで保持してい
る。この例では、TDTには1996年9月9日14時
57分0秒と記載されており、このTDTが送信された
時刻がこの時刻であることを示している。なお、実際の
データはBCDコードにより格納されている。
【0134】また、TOTは現在日時と、国別コード及
び時差の組を複数記述したものである。ここで、国別コ
ードは国によって予め定められているコードである。国
別コードは、データ提示制御装置1000内部にも固定
的に記憶されている。また、時差は+か−の別と時、
分、秒で表される。この例では、英国の時差は0であ
り、日本の時差は+9時間であることを示している。従
って、データ提示制御装置1000内部に記憶されてい
る国別コードと一致する国別コードに対応する時差の値
を取得して、時差補正に用いることができる。
【0135】これらのTDT及びTOTは、PIDが予
め規定されており、時間の進行とともに逐次データ送信
装置側から送られてくるものである。従って、データ提
示制御装置1000は現在日時を必要とする場合にフィ
ルタ条件記憶部1021に予め定められたPIDを設定
することにより受信部1010とTSデコーダ部102
0を介して受信データ記憶部1040内部の時刻情報記
憶部1044に記憶し、これを利用することができる。
【0136】受信制御部1050は前述のステップS3
080でTDTとTOTを取得して、ステップS309
0で予めデータ提示制御装置1000内部に固定的に記
憶されている国別コードを参照して当該データ提示制御
装置が設置された国における現在時刻に変換する。受信
制御部1050は前述のステップS3100では、NE
のTime_Event_Partで指定された日時と
現在時刻を比較する。本実施形態1では、Time_E
vent_Partに記述されている日時は、当該デー
タ提示制御装置が設置された国における時刻を基準とし
て定められているものとしている。なお、どのように基
準時を定めていようと、基準時と現在時刻との比較をす
る場合に時差補正を行うことにより正しく所定の日時に
ハンドラ起動を行うことができる。ここで、時差補正に
おける時差とは、現在日時とTime_Event_P
artに記述されている日時とがそれぞれ基準としてい
る基準時刻の差をいう。
【0137】このように本発明に係るデータ提示制御装
置によれば、日時を指定してハンドラを起動することが
でき、ハンドラは多様な動作を実行する命令セットから
なるバイトコードの列により実現されるため、指定日時
にコンテンツを切り換えたり、ボタンの表示状態を変更
したり、その他の動作を行わせることが可能となる。 <実施形態2>以下、本発明の実施形態2として、デジ
タル放送を受信するデータ提示制御装置であって、利用
者の操作に対応する動作を日時により変更する機構を備
えたデータ提示制御装置について説明する。
【0138】なお、実施形態2におけるデジタル放送を
送信するデータ送信装置については、送信するナビゲー
ション情報の内容のみが実施形態1と異なるものである
ため、説明を省略する。かかるナビゲーション情報の内
容については、以下、データ提示制御装置を説明する際
に説明する。この実施形態2における本発明に係るデー
タ提示制御装置は、ハンドラに有効期間を定めることに
より、利用者の操作に基づくハンドラの起動に関して、
操作された日時に応じて最適なハンドラを起動する特徴
を有し、実施形態1におけるデータ提示制御装置の機能
を拡張したものである。
【0139】<構成>実施形態2におけるデータ提示制
御装置は、実施形態1におけるデータ提示制御装置と全
体的な構成は同様であり(図1参照)、データ提示制御
装置1000は、受信部1010とTSデコーダ部10
20とAVデコーダ部1030と受信データ記憶部10
40と受信制御部1050と再生部1060と表示部1
070と音声出力部1080と信号受信部1100とを
備えている。但し、受信制御部1050の動作のみが異
なり、実施形態1より拡張した動作をする。この動作に
ついては後述する。
【0140】<データ構造>実施形態2のデータ提示制
御装置が扱うデータについて実施形態1と異なるのは、
ナビゲーション情報の内容のみであり、他のデータの構
造については実施形態1と同様である。図11は、ナビ
ゲーション情報2170のデータ構造を示した図であ
る。
【0141】ナビゲーション情報2170は実施形態1
におけるナビゲーション情報2160を拡張したもので
あり、Time_Event_Part2171とBy
tecode_Part2172とHandler_P
art2173とGraphics_Property
_Part2174とBitmap_Informat
ion_Part2175とHyperlink_In
formation_Part2176とを含む。
【0142】Time_Event_Part2171
は実施形態1のTime_Event_Part216
1と、Bytecode_Part2172は実施形態
1のBytecode_Part2162と、Grap
hics_Property_Part2174は実施
形態1のGraphics_Property_Par
t2164と、Bitmap_Information
_Part2175は実施形態1のBitmap_In
formation_Part2165と、Hyper
link_Information_Part2176
は実施形態1のHyperlink_Informat
ion_Part2166とデータ構造においては同一
であり、説明のための値のみを一部変えてある(図5参
照)。
【0143】唯一データ構造が実施形態1と異なるのは
Handler_Part2173であり、ハンドラ番
号毎に有効日時を設定する構造となっている。図11の
例に基づいて説明すると、Handler_Partの
ハンドラ番号0に対して1996年9月9日14時59
分59秒迄は有効なサブハンドラ番号0が、1996年
9月9日15時0分0秒から有効なサブハンドラ番号2
が対応付けられており、ハンドラ番号1に対しては19
96年9月9日14時59分59秒迄は有効なサブハン
ドラ番号1が、1996年9月9日15時0分0秒から
有効なサブハンドラ番号2が対応付けられている。また
サブハンドラ番号0にはバイトコード番号0が、サブハ
ンドラ番号1にはバイトコード番号1が、サブハンドラ
番号2にはバイトコード番号2がそれぞれ対応付けられ
ている。
【0144】なお、有効期間の指定は、開始日時と終了
日時で指定するが、どちらか一方のみの指定も可能であ
り、両方とも指定がなければ、常に有効とみなす。図1
2は、ナビゲーション情報2270のデータ構造を示し
た図であり、図13は、ナビゲーション情報2370の
データ構造を示した図である。ナビゲーション情報22
70、2370の構造は上述のナビゲーション情報21
70と同様である。
【0145】<受信制御部1050の動作>以下、上述
の構成を備えるデータ提示制御装置1000における受
信制御部1050の動作について図面を用いて説明す
る。なお、実施形態2も実施形態1と同様に図2、図3
に示すコンテンツ2100、2200、2300に基づ
いて説明する。但し、図3におけるナビゲーション情報
2160、2260、2360をそれぞれナビゲーショ
ン情報2170、2270、2370に置き換えるもの
とし、このため図2におけるコンテンツ間の遷移は若干
異なったものとなる。
【0146】受信制御部1050はCPUとプログラム
によって構成され、コンテンツの切り換え動作及びハン
ドラの起動動作の処理を行う。基本的動作は実施形態1
と同様であり(図8参照)、相違するのはハンドラの起
動処理(S3130)のみであるので、ハンドラの起動
処理について以下に詳細を説明する。図14は、実施形
態2におけるハンドラの起動処理の動作を示すフローチ
ャートである。
【0147】ハンドラの起動処理は、現在の日時を取得
する処理群S3131、S3132と、起動するハンド
ラについての有効期間を持つ単位であるサブハンドラ毎
の有効性判断と実行とをする処理群S3133、S31
34、S3135、S3136、S3137とから構成
される。現在、西暦1996年9月9日14時58分0
秒であり、コンテンツ2100が表示されている状態で
利用者に「ビデオ」と描かれたボタンを選択したとして
説明する。
【0148】ハンドラの起動処理は、まず現在日時の取
得から始まる(ステップS3131)。受信制御部10
50は、時刻情報記憶部1044からTDT、TOTを
取得して現在の標準日時を取得してデータ提示制御装置
1000が設置されている国の時差を補正する(ステッ
プS3132)。この現在日時取得及び時差補正の処理
については実施形態1において説明したものと同様であ
る。これにより西暦1996年9月9日14時58分0
秒が取得される。
【0149】現在日時取得及び時差補正の後に、受信制
御部1050は、指定されたハンドラの1つのサブハン
ドラに着目して(ステップS3133)、現在日時は有
効期間内かどうかを判断する(ステップS3134)。
ここで指定されたハンドラとは、利用者によるボタンの
選択操作に基づいて定まる1つのハンドラ、又は実施形
態1において説明した日時指定により起動する特定のハ
ンドラをいう。
【0150】図11の例では、「ビデオ」と描かれたボ
タンが選択されたことにより0番のハンドラが起動され
ることになり、Handler_Part2173に示
す0番のハンドラについて0番のサブハンドラに着目し
(ステップS3133)、有効期間が1996年9月9
日14時59分59秒迄なので有効であるので(ステッ
プS3134)、当該サブハンドラに対応するバイトコ
ードを実行する(ステップS3135)。従って、0番
のサブハンドラに対応する0番のバイトコードを実行す
ることになる。
【0151】Bytecode_Part2172に示
す様に0番のバイトコードはPushL0、GotoP
ageと記述してあるため、Hyperlink_In
formation_Part2176に記述してある
NE_id=1、VE_id=1のコンテンツを表示す
る。0番のサブハンドラの処理を終えた後に、受信制御
部1050は次のサブハンドラはあるか判断し(ステッ
プS3136)、2番のサブハンドラがあるので、この
2番のサブハンドラに着目して(ステップS313
7)、現在日時は有効期間内か判断するが(ステップS
3134)、有効期間外であるため実行はスキップし、
もう次のサブハンドラはないためハンドラの起動の処理
は終了する。
【0152】この画面遷移の状態を図15を用いて説明
する。図15は、実施形態2における表示画面の遷移を
示す図である。画面遷移3310は西暦1996年9月
9日14時58分0秒における画面の遷移を示した図で
ある。コンテンツ2100から利用者による「ビデオ」
ボタンの選択によってコンテンツ2200に表示が切り
換わった様子を示す。
【0153】その後、利用者によってコンテンツ220
0の「メニュー」と描かれたボタンが選択された場合に
おいては、コンテンツ2200に対応するナビゲーショ
ン情報2270のHandler_Partの0番のハ
ンドラについては有効期間の制限がない0番のサブハン
ドラが対応しており、0番のサブハンドラには0番のバ
イトコードが対応しているため、0番のバイトコードが
実行され、結果としてコンテンツ2100が表示され
る。
【0154】その後時間が経過して、西暦1996年9
月9日15時1分0秒になっているとする。この状態で
利用者から「ビデオ」と描かれたボタンが選択された場
合についての、ハンドラの起動処理は以下の様になる。
まず受信制御部1050は現在日時を取得し(ステップ
S3131)、時差を補正する(ステップS313
2)。これにより西暦1996年9月9日15時1分0
秒が取得される。
【0155】現在日時取得及び時差補正の後に、受信制
御部1050は、指定されたハンドラの1つのサブハン
ドラに着目して(ステップS3133)、現在日時は有
効期間内かどうかを判断する(ステップS3134)。
図11の例では、「ビデオ」と描かれたボタンが選択さ
れたことにより0番のハンドラが起動されることにな
り、Handler_Part2173に示す0番のハ
ンドラについて0番のサブハンドラに着目し(ステップ
S3133)、有効期間が1996年9月9日14時5
9分59秒迄なので無効であるので(ステップS313
4)、実行をスキップし、次の2番のサブハンドラに着
目し(ステップS3136、S3137)、有効期間が
1996年9月9日15時0分0秒からなので有効であ
るので(ステップS3134)、この2番のサブハンド
ラに対応するバイトコードを実行する(ステップS31
35)。
【0156】Bytecode_Part2172に示
す様に2番のバイトコードはPushL2、PushL
1、SetGraphicVisibility、Pu
shL0、PushL0、SetGraphicVis
ibility、PushL1、PushL0、Set
GraphicVisibilityと記述してあるた
め、実施形態1と同様に、「受け付けは締め切りまし
た」と描かれたボタンを可視状態にし、「ビデオ」と描
かれたボタンと「ステレオ」と描かれたボタンとを不可
視状態にする。
【0157】バイトコードの実行後、もう次のサブハン
ドラはないので(ステップS3136)、ハンドラの起
動処理は終了する。従って、図15の画面遷移3320
に示す様にコンテンツ2100から利用者による「ビデ
オ」ボタンの選択によってコンテンツ2400に表示が
切り換わる。
【0158】このように、実施形態2における本発明に
係るデータ提示制御装置1000は、ハンドラに有効期
間の情報を付加したデータ構造をもつナビゲーション情
報を扱うことによって日時に応じて異なる動作をするこ
とができる。 <実施形態3>以下、本発明の実施形態3として、デジ
タル放送を受信するデータ提示制御装置であって、特定
の日時に予め指定されたグラフィックスが表示されてい
る場合に限り特定の動作を行う機構を備えたデータ提示
制御装置について説明する。
【0159】なお、実施形態3におけるデジタル放送を
送信するデータ送信装置については、送信するナビゲー
ション情報の内容のみが実施形態1と異なるものである
ため、説明を省略する。かかるナビゲーション情報の内
容については、以下、データ提示制御装置を説明する際
に説明する。この実施形態3における本発明に係るデー
タ提示制御装置は、実施形態1におけるデータ提示制御
装置が備える特定日時に特定動作を行う機能に対して動
作条件を加重したものであり、特定のグラフィックスを
表示中の場合に限り特定動作を行う機能を備えるもので
ある。
【0160】<構成>実施形態3におけるデータ提示制
御装置は、実施形態1におけるデータ提示制御装置と全
体的な構成は同様であり(図1参照)、データ提示制御
装置1000は、受信部1010とTSデコーダ部10
20とAVデコーダ部1030と受信データ記憶部10
40と受信制御部1050と再生部1060と表示部1
070と音声出力部1080と信号受信部1100とを
備えている。但し、受信制御部1050の動作のみが異
なり、実施形態1より拡張した動作をする。この動作に
ついては後述する。
【0161】<データ構造>実施形態3のデータ提示制
御装置が扱うデータについて実施形態1と異なるのは、
ナビゲーション情報の内容のみであり、他のデータの構
造については実施形態1と同様である。図16は、ナビ
ゲーション情報2180のデータ構造を示した図であ
る。
【0162】ナビゲーション情報2180は実施形態1
におけるナビゲーション情報2160を拡張したもので
あり、Time_Event_Part2181とBy
tecode_Part2182とHandler_P
art2183とGraphics_Property
_Part2184とBitmap_Informat
ion_Part2185とHyperlink_In
formation_Part2186とを含む。
【0163】Bytecode_Part2182は実
施形態1のBytecode_Part2162と、G
raphics_Property_Part2184
は実施形態1のGraphics_Property_
Part2164と、Handler_Part218
3は実施形態1のHandler_Part2163
と、Bitmap_Information_Part
2185は実施形態1のBitmap_Informa
tion_Part2165と、Hyperlink_
Information_Part2186は実施形態
1のHyperlink_Information_P
art2166とデータ構造においては同一である(図
5参照)。
【0164】唯一データ構造が実施形態1と異なるのは
Time_Event_Part2181であり、実施
形態1の起動日時及びハンドラ番号を含むTime_E
vent_Part2161に加えて対象グラフィック
番号を設けた点である。図16の例に基づいて説明する
と、このTime_Event_Part2181は、
1996年9月9日15時0分0秒に至った場合であり
かつグラフィックス番号0及び1のグラフィックスが可
視状態で表示されている場合であれば、ハンドラ番号2
の処理を起動するという意味を示す。
【0165】<動作制御機構>以下、受信制御部105
0の動作について説明する。図17は、実施形態3にお
けるコンテンツの切り換え動作及びハンドラの起動動作
を示すフローチャートである。図17は、上記のナビゲ
ーション情報のTime_Event_Part218
1に対応してステップS5101が設けられている点を
除けば、実施形態1の受信制御部1050の動作を示す
フローチャートである図8と同一である。従って、ステ
ップS5101以外については説明を省略する。
【0166】ステップS5101は、Time_Eve
nt_Part2181に示す起動日時である1996
年9月9日15時0分0秒に至ったときステップS51
00から分岐する処理であり、Time_Event_
Part2181に記述されている対象グラフィックス
番号が0番と1番であるため、0番のグラフィックスと
1番のグラフィックスとが表示されているかを判断し
て、表示されていればハンドラの起動の処理(ステップ
S5130)を実行し、表示していなければ利用者の入
力に応じて選択ポインタを移動する処理(ステップS5
110)を実行する。
【0167】従って、0番のグラフィックスと1番のグ
ラフィックスとを表示している状態で1996年9月9
日15時0分0秒に至った場合には、受信制御部105
0は2番のハンドラを起動する。このような、ナビゲー
ション情報と、当該ナビゲーション情報を参照してデー
タの提示を制御する受信制御部とによって、表示されて
いるグラフィックスに応じて日時による動作の制御が可
能となるため、番組の制作者にとっては、利用者の操作
に応じてグラフィックス表示状況が替わるような番組に
おいて、よりきめ細かな表示制御を実現することが可能
となる。 <実施形態4>以下、本発明の実施形態4として、デジ
タル放送を受信するデータ提示制御装置であって、グラ
フィックス毎に特定の日時に表示するか表示しないかと
いった制御を行う機構を備えたデータ提示制御装置につ
いて説明する。
【0168】なお、実施形態4におけるデジタル放送を
送信するデータ送信装置については、送信するナビゲー
ション情報の内容のみが実施形態1と異なるものである
ため、説明を省略する。かかるナビゲーション情報の内
容については、以下、データ提示制御装置を説明する際
に説明する。 <構成>実施形態4におけるデータ提示制御装置は、実
施形態1におけるデータ提示制御装置と全体的な構成は
同様であり(図1参照)、データ提示制御装置1000
は、受信部1010とTSデコーダ部1020とAVデ
コーダ部1030と受信データ記憶部1040と受信制
御部1050と再生部1060と表示部1070と音声
出力部1080と信号受信部1100とを備えている。
但し、受信制御部1050の動作のみが実施形態1と異
なる。この動作については後述する。
【0169】<データ構造>実施形態4のデータ提示制
御装置が扱うデータについて実施形態1と異なるのは、
ナビゲーション情報の内容のみであり、他のデータの構
造については実施形態1と同様である。図18は、ナビ
ゲーション情報6160のデータ構造を示した図であ
る。
【0170】ナビゲーション情報6160は実施形態1
におけるナビゲーション情報2160に対応するもので
あり、Bytecode_Part6162とHand
ler_Part6163とGraphics_Pro
perty_Part6164とBitmap_Inf
ormation_Part6165とHyperli
nk_Information_Part6166とを
含む。
【0171】Bytecode_Part6162は実
施形態1のBytecode_Part2162と、G
raphics_Handler_Part6163は
実施形態1のHandler_Part2163と、B
itmap_Information_Part616
5は実施形態1のBitmap_Informatio
n_Part2165と、Hyperlink_Inf
ormation_Part6166は実施形態1のH
yperlink_Information_Part
2166とデータ構造においては同一である(図5参
照)。
【0172】データ構造が実施形態1と異なるのは、T
ime_Event_Partが本実施形態においては
ない点と、Graphics_Property_Pa
rtの構造が異なる点である。Graphics_Pr
operty_Part6164は、実施形態1のグラ
フィックス番号とグラフィックスのタイプと座標とハン
ドラ番号と初期状態とを含むGraphics_Pro
perty_Part2164に、日時と表示状態との
組の情報を追加したものである。なお、この日時と表示
状態との組は複数指定することが可能である。
【0173】図18の例に基づいて説明すると、このG
raphics_Property_Time_Eve
nt_Part6164は、グラフィックス番号0、
1、2のグラフィックスについてそれぞれ日時と表示状
態の組が指定されており、グラフィックス番号0のボタ
ンとグラフィックス番号1番のボタンとは1996年9
月9日15時0分0秒に不可視状態に変更され、グラフ
ィックス番号2のボタンは1996年9月9日15時0
分0秒に可視状態に変更されるという意味を示す。
【0174】<動作制御機構>以下、図18のデータ例
に基づいて受信制御部1050の動作について説明す
る。なお、実施形態1において説明した動作と同様の動
作については説明は省略する。図19は、実施形態4に
おけるコンテンツの切り換え動作及びハンドラの起動動
作を示すフローチャートであり、図20は、実施形態4
における表示画面の遷移を示す図である。
【0175】受信制御部1050は、まずシステム情報
記憶部1043に格納されるPMTにVE_idとNE
_idとの組として規定されている情報から最初のコン
テンツを表示する(ステップS6510)。ここでは、
PMTにVE_id=0、NE_id=0と記述されて
いたとして以後の動作について説明する。また、現在日
時は1996年9月9日14時59分0秒であるとして
説明を始める。
【0176】受信制御部1050は、現在日時を取得し
時差を補正する(ステップS6520、S6530)。
ここで、Graphics_Property_Par
t6164に示すようにグラフィックス番号0の「ビデ
オ」と描かれたグラフィックスは、初期状態は可視であ
り、1996年9月9日15時0分0秒以後は不可視状
態となるべきであるため、受信制御部1050は現在日
時である1996年9月9日14時59分0秒において
は、可視にすべきと判断し(ステップS6540、S6
550)、グラフィックスを可視にする(ステップS6
560)。次にグラフィックス番号1の「ステレオ」と
描かれたグラフィックスに着目し(ステップS658
0、S6540)、同様に可視にすべきと判断し(ステ
ップS6550)、グラフィックスを可視にする(ステ
ップS5660)。さらにグラフィックス番号2の「受
け付けは締め切りました」と描かれたグラフィックスに
着目し(ステップS6580、S6540)、このグラ
フィックスは、初期状態は不可視であり、1996年9
月9日15時0分0秒以後は可視状態となるべきである
ため、受信制御部1050は現在日時である1996年
9月9日14時59分0秒においては、不可視にすべき
と判断し(ステップS6550)、グラフィックスを不
可視にする(ステップS6570)。
【0177】この状態は、図20に示す画面遷移681
0のようになる。グラフィックスの表示処理を終えた
後、受信制御部1050は、利用者の入力に応じて選択
ポインタを移動し(ステップS6590)、利用者によ
ってボタンが選択確定された場合には(ステップS66
00)、選択されたボタンに対応するハンドラの起動を
行う(ステップS6610)。
【0178】時間が経過して1996年9月9日15時
0分0秒になったとする。受信制御部1050は、現在
日時を取得し時差を補正する(ステップS6520、S
6530)。ここで、Graphics_Proper
ty_Part6164に示すようにグラフィックス番
号0の「ビデオ」と描かれたグラフィックスは、初期状
態は可視であり、1996年9月9日15時0分0秒以
後は不可視状態となるべきであるため、受信制御部10
50は現在日時である1996年9月9日15時0分0
秒においては、不可視にすべきと判断し(ステップS6
540、S6550)、グラフィックスを不可視にする
(ステップS6570)。次にグラフィックス番号1の
「ステレオ」と描かれたグラフィックスに着目し(ステ
ップS6580、S6540)、同様に不可視にすべき
と判断し(ステップS6550)、グラフィックスを不
可視にする(ステップS5670)。さらにグラフィッ
クス番号2の「受け付けは締め切りました」と描かれた
グラフィックスに着目し(ステップS6580、S65
40)、このグラフィックスは、初期状態は不可視であ
り、1996年9月9日15時0分0秒以後は可視状態
となるべきであるため、受信制御部1050は現在日時
である1996年9月9日15時0分0秒においては、
可視にすべきと判断し(ステップS6550)、グラフ
ィックスを可視にする(ステップS6560)。
【0179】この状態は、図20に示す画面遷移682
0のようになる。以上のように実施形態におけるデータ
提示制御装置は、グラフィックス毎に特定の日時に表示
するか表示しないかといった制御を行うことができる。 <実施形態5>以下、本発明の実施形態5として、デジ
タル放送を受信するデータ提示制御装置であって、利用
者に選択された番組の開始日時を調整し、特定の日時に
至ってから番組を開始するような制御を行う機構を備え
たデータ提示制御装置について説明する。
【0180】なお、実施形態5におけるデジタル放送を
送信するデータ送信装置については、送信するナビゲー
ション情報の内容のみが実施形態1と異なるものである
ため、説明を省略する。かかるナビゲーション情報の内
容については、以下、データ提示制御装置を説明する際
に説明する。 <構成>実施形態5におけるデータ提示制御装置は、実
施形態1におけるデータ提示制御装置と全体的な構成は
同様であり(図1参照)、データ提示制御装置1000
は、受信部1010とTSデコーダ部1020とAVデ
コーダ部1030と受信データ記憶部1040と受信制
御部1050と再生部1060と表示部1070と音声
出力部1080と信号受信部1100とを備えている。
但し、受信制御部1050の動作のみが実施形態1と異
なる。この動作については後述する。
【0181】<データ構造>実施形態5のデータ提示制
御装置が扱うデータについて実施形態1と異なるのは、
ナビゲーション情報の内容のみであり、他のデータの構
造については実施形態1と同様である。図21は、ナビ
ゲーション情報7160のデータ構造を示した図であ
る。
【0182】ナビゲーション情報7160は実施形態1
におけるナビゲーション情報2160に対応するもので
あり、Time_Event_Part7161とBy
tecode_Part7162とHandler_P
art7163とGraphics_Property
_Part7164とBitmap_Informat
ion_Part7165とHyperlink_In
formation_Part7166とを含む。
【0183】Time_Event_Part7161
は実施形態1のTime_Event_Part216
1と、Bytecode_Part7162は実施形態
1のBytecode_Part2162と、Grap
hics_Handler_Part7163は実施形
態1のHandler_Part2163と、Grap
hics_Property_Part7164は実施
形態1のGraphics_Property_Par
t2164と、Bitmap_Information
_Part7165は実施形態1のBitmap_In
formation_Part2165と、Hyper
link_Information_Part7166
は実施形態1のHyperlink_Informat
ion_Part2166とデータ構造においては同一
である(図5参照)。
【0184】データ構造が実施形態1と異なるのは、ナ
ビゲーションエレメントにNE_id以外にNE開始日
時が付加されている点である。図21の例に基づいて説
明すると、このNE開始日時は、1996年9月9日1
4時0分0秒以後に実行されるという意味を示し、利用
者の操作等により1996年9月9日14時0分0秒よ
り前にこのNE_idが0のナビゲーションエレメント
と対応するコンテンツが表示されるべく選択された場合
であっても、データ提示制御装置は1996年9月9日
14時0分0秒になるまで待機して当該日時に至ってか
らNE_idが0のこのナビゲーションエレメントを参
照して表示の制御等を行う。
【0185】<動作制御機構>以下、図21のデータ例
に基づいて受信制御部1050の動作について説明す
る。なお、実施形態1において説明した動作と同様の動
作については説明は省略する。図22は、実施形態5に
おけるコンテンツの切り換え動作及びハンドラの起動動
作を示すフローチャートである。
【0186】また、現在日時は1996年9月9日13
時59分0秒であるとし、利用者によるボタンの選択確
定の操作によって、あるコンテンツからNE_id=0
とVE_id=0とのコンテンツに制御が切り替えられ
た状態から説明を始める。受信制御部1050は、コン
テンツが切り替えられたと判断すると(ステップS75
10)、現在日時を取得し時差を補正する(ステップS
7520、S7530)。
【0187】次に受信制御部1050はNE_idが0
のナビゲーションエレメントを参照するとNE開始日時
が1996年9月9日14時0分0秒と記されているの
で、再度、現在日時を取得し時差を補正する処理に戻る
(ステップS7540、S7520、S7530)。時
間が経過して1996年9月9日14時0分0秒に至る
まで、上記ステップS7540、S7520、S753
0の繰り返しを行い、1996年9月9日14時0分0
秒に至った場合(ステップS7540)、コンテンツを
表示する(ステップS7550)。
【0188】以後の処理(ステップS7560〜S76
50)は、実施形態1におけるステップS3040〜S
3130と同じであるため、ここでは説明を省略する。
このようにして、受信制御部1050は、コンテンツを
所定の日時に至ったときから提示することができ、この
ことにより、インタラクティブ性を維持しつつある程度
番組の進行の時間の制御を行えるデジタル放送システム
が実現される。 <実施形態6>以下、本発明の実施形態6として、デジ
タル放送を受信するデータ提示制御装置であって、一の
コンテンツの提示開始から所定時間を経過した場合に特
定の動作を実行するような制御を行う機構を備えたデー
タ提示制御装置について説明する。
【0189】なお、実施形態6におけるデジタル放送を
送信するデータ送信装置については、送信するナビゲー
ション情報の内容のみが実施形態1と異なるものである
ため、説明を省略する。かかるナビゲーション情報の内
容については、以下、データ提示制御装置を説明する際
に説明する。 <構成>実施形態6におけるデータ提示制御装置は、実
施形態1におけるデータ提示制御装置と全体的な構成は
同様であり(図1参照)、データ提示制御装置1000
は、受信部1010とTSデコーダ部1020とAVデ
コーダ部1030と受信データ記憶部1040と受信制
御部1050と再生部1060と表示部1070と音声
出力部1080と信号受信部1100とを備えている。
【0190】但し、受信データ記憶部1040中の時刻
情報記憶部1044については、データ提示制御装置中
に備える計時部(図示せず)によって計時された現在時
刻が格納されるものとする。この計時部によって計時さ
れた現在時刻は時、分、秒、フレームの単位からなり例
えば、11時20分30秒15フレームという時刻を表
す。ここで時刻についていう1フレームとは、30分の
1秒を示す。但し1フレームは25分の1秒等と定める
ことも可能であり、フレームはこのように予め定めた単
位でもって時間を表す値となる。
【0191】また、受信制御部1050の動作は実施形
態1と異なるが、この動作については後述する。 <表示画面とコンテンツを構成するデータ>以上の構成
を備えるデータ提示制御装置1000がコンテンツを表
示した画面について、及びコンテンツを構成するデータ
について図23、図24、図25を用いて説明する。
【0192】図23は、本発明の実施形態6におけるデ
ータ提示制御装置1000が表示した画面の例を示す図
である。同図は、クイズ番組に関しての画面を示す。ク
イズを示すコンテンツ8100と正解であることを示す
コンテンツ8200と不正解であることを示すコンテン
ツ8300と時間切れであることを示すコンテンツ84
00とを示す。
【0193】今、表示画面に「赤い果物は?」というク
イズを示すコンテンツ8100が表示されているとき
に、利用者が「りんご」ボタン8110を選択・決定操
作すると、矢符8010で示す様に、表示画面は、コン
テンツ8100から正解であることを示すコンテンツ8
200の表示に切り換えられる。同様に、表示画面にコ
ンテンツ8100が表示されているときに、利用者が
「みかん」ボタン8120を選択・決定操作すると、矢
符8020で示す様に、表示画面は、コンテンツ810
0から不正解であることを示すコンテンツ8300の表
示に切り換えられる。
【0194】また、コンテンツ8100を提示してから
10秒が経過した場合には時間切れであることを示すコ
ンテンツ8400の表示に切り換えられる。 <データ送信装置>以上の様な対話的操作による表示切
り換えを実現すべく、実施形態6における本発明に係る
デジタル放送のデータ送信装置からは、以下に説明する
様に各コンテンツを構成するデータを送信している。
【0195】なお、実施形態6における本発明に係るデ
ータ送信装置は、前述の関連技術の説明において示した
データ送信装置101と構成において同一である。但
し、送信するナビゲーション情報の内容は後述するよう
に、関連技術の説明におけるナビゲーション情報とは異
なり時間的要素による制御を可能とする情報が含まれた
ものとなる。
【0196】図24は、データ送信装置側から送信され
るデータを簡略化して模式的に示した図である。この図
24は、図23に示したコンテンツを構成するデータを
示すものであり、データ送信装置から一定時間毎に繰り
返しデータ8000が送信される。送信されるデータ8
000は、画像データ8150、8250、8350、
8450と、ナビゲーション情報8160、8260、
8360、8460からなる。
【0197】各画像データ8150、8250、835
0、8450はそれぞれデータ提示制御装置1000の
表示画面に表示される前述の各コンテンツ8100、8
200、8300、8400の背景画像となるものであ
る。また、データ送信装置が、データ8000を多重化
して一定時間毎に繰り返し送信しているが、この送信の
様子は、関連技術の説明の図36で示したのと同様であ
り、図36の送信データ、画像データ、ナビゲーション
情報をそれぞれ図24に示した内容に置き換えたものと
なり、多重化の様子は、関連技術の説明の図37で示し
たのと同様である。
【0198】<ナビゲーション情報の詳細説明>以下、
図24に簡略化して示したナビゲーション情報について
図25を用いて詳細に説明する。図25は、ナビゲーシ
ョン情報8160のデータ構造を示した図である。ナビ
ゲーション情報8160は、Time_Event_P
art8161とBytecode_Part8162
とHandler_Part8163とGraphic
s_Property_Part8164とBitma
p_Information_Part8165とHy
perlink_Information_Part8
166とを含む。
【0199】このナビゲーション情報8160のデータ
構造は、実施形態1におけるナビゲーション情報216
0のデータ構造とほとんど同様であるが、Time_E
vent_Part8161のみが異なる。Time_
Event_Part8161は、図24でTime_
Eventと表した部分に相当し、コンテンツの提示開
始の時刻から指定した時間を経過した時に特定のハンド
ラを起動するための記述がなされる部分であり、図25
の例では、コンテンツの提示開始から10秒経過した時
に2番のハンドラが起動されることになる。なお、1つ
のハンドラに対して、起動までの経過時間は複数個記述
してもよい。また、時間の指定は、時、分、秒、フレー
ムで記述する。
【0200】Bytecode_Part8162は、
バイトコードが記述される部分であり、図25の例で
は、0番のバイトコードはPushL0、GotoPa
geと記述されており、リンク番号が0番のコンテンツ
に表示を切り換える旨を示し、1番のバイトコードはP
ushL1、GotoPageと記述されており、リン
ク番号が1番のコンテンツに表示を切り換える旨を示
し、2番のバイトコードはPushL2、GotoPa
geと記述されており、リンク番号が2番のコンテンツ
に表示を切り換える旨を示す。
【0201】Bitmap_Information_
Part8165は、グラフィックス番号に対応してボ
タンに表示するビットマップの内容を記述する部分であ
り、図25の例では、0番のグラフィックスには「りん
ご」と描かれたビットマップ、1番のグラフィックスに
は「みかん」と描かれたビットマップが対応付けられて
いる。
【0202】Graphics_Property_P
art8164は、オンスクリーンディスプレイグラフ
ィックスを構成する情報であり、図25の例では、グラ
フィックスのタイプはボタンであり、グラフィックス番
号は0、1の値であり前述のBitmap_Infor
mation_Partに含まれるグラフィックスの番
号と対応し、ボタン0、ボタン1のそれぞれを表示する
x座標、y座標の組は、(20,20)、(20,6
0)であり、また、0番と1番のボタンを選択確定され
たときに起動するハンドラの番号はそれぞれ0、1であ
り、コンテンツが表示された初期状態における0番と1
番のボタンの初期状態は可視である。
【0203】Hyperlink_Informati
on_Part8166は、リンク先のコンテンツを構
成する素材のIDが記述される部分であり、コンテンツ
毎をひとまとめとして識別するための識別子として、リ
ンク番号が付加される。図25の例では、0番のリンク
先としてVE_id=1と記述されており、VE_id
が1番の画像データから構成される1つのコンテンツが
リンク先であることを示し、また、1番のリンク先はV
E_idが2番の画像データから構成されるコンテンツ
であり、2番のリンク先はVE_idが3番の画像デー
タから構成されるコンテンツであることを示す。
【0204】なお、図25の上部にNE_idが0であ
ることを示しているのは、ここに説明したナビゲーショ
ン情報は0番のIDをもつナビゲーションエレメントで
あることを意味する。このNE_idが0のナビゲーシ
ョン情報はVE_idが0のクイズを表示した画像デー
タと共に1つのコンテンツを構成する。
【0205】これらのデータにより、データ提示制御装
置1000は表示されたコンテンツに対して利用者によ
るボタンの選択等がなされた場合に別のコンテンツを画
面に表示し、また、コンテンツの表示の開始からTim
e_Event_Partに記述された時間を経過すれ
ば特定の動作を実行するといった制御を実現することが
できる。
【0206】<データ提示制御装置の動作>以下、デー
タ提示制御装置1000における受信制御部1050の
動作について、上述のデータ構造に基づいて図面を用い
て説明する。図26は、コンテンツの切り換え動作及び
ハンドラの起動動作を示すフローチャートであり、図2
7(a)及び図27(b)は、それぞれクイズに対して
利用者が時間内に解答した場合と利用者が時間内に解答
できなかった場合との表示画面の遷移を示す図である。
【0207】受信制御部1050の処理制御は、番組受
信開始時に最初に表示されるべきコンテンツを指定する
初期処理S8510と、判断処理S8520によってコ
ンテンツが切り換えられたと判断されたときにのみ動作
する処理群S8530、S8540、S8550、S8
560と、判断処理S8570によって日時指定により
起動すべきハンドラが存在すると判断されたときに動作
する処理群S8580、S8590と、利用者の入力に
対応する処理群S8600、S8610と、ハンドラ起
動を実行する処理S8620から実現される。
【0208】最初のコンテンツについての情報は、シス
テム情報記憶部1043に格納されるPMTにVE_i
dとNE_idとの組として規定されている。ここで
は、PMTにVE_id=0、NE_id=0と記述さ
れていたとして以後の動作について説明する。まず、ク
イズ番組において最初に表示されるコンテンツの情報と
してPMTからVE_id=0、NE_id=0を取得
する(ステップS8510)。
【0209】最初のコンテンツなので、切り換えられた
ものとして扱い(ステップS8520)、当該コンテン
ツを表示する(ステップS8530)。コンテンツの表
示はVE_id=0で示される画像データ8150を背
景として表示しNE_id=0のナビゲーションエレメ
ントの内容に従ってオンスクリーンディスプレイグラフ
ィックスを表示する。図25に示すNEのGraphi
cs_Property_Part8164とBitm
ap_Information_Part8165に記
述された内容に従い、「りんご」と描かれたボタンを座
標(20,20)に可視状態で表示し、「みかん」と描
かれたボタンを座標(20,60)に可視状態で表示す
る。
【0210】従って、画面遷移8910に示す様な表示
画面が表示される。コンテンツを表示した後にNEのT
ime_Event_Partにコンテンツの表示の開
始からの経過時間指定でハンドラを起動する記述がなさ
れている場合は(ステップS8540)、当該経過時間
によるハンドラ起動処理を行うために時間指定フラグを
1にし(ステップS8550)、当該経過時間指定の記
述がなければ時間指定フラグを0にする(ステップS8
560)。図25に示すNEのTime_Event_
Partには、2番のハンドラをコンテンツの表示の開
始から10秒経過した場合に起動する記述がなされてい
るため、この場合、時間指定フラグは1にする(ステッ
プS8550)。
【0211】時間指定フラグが1である場合は(ステッ
プS8570)、コンテンツの表示の開始からの経過時
間をカウントし(ステップS8580)、経過時間がN
EのTime_Event_Part8161で指定さ
れた時間になった場合かどうか判断し(ステップS85
90)、指定された時間になっていなければ、利用者の
入力に応じて選択ポインタを移動する処理に移り(ステ
ップS8600)、何らかのボタンが選択された場合に
は(ステップS8610)、ハンドラの起動を行う(ス
テップS8620)。
【0212】ここで、まず、利用者がクイズを表示した
コンテンツの表示の開始から5秒で解答した場合を例と
して説明する。まだ10秒を経過していないため(ステ
ップS8580、S8590)、利用者の入力に応じて
選択ポインタを移動する処理に移り(ステップS860
0)、コンテンツの表示の開始から5秒経過した時に、
利用者が「りんご」と描かれたボタンを選択したとする
と(ステップS8610)、Graphics_Pro
perty_Part8164が参照され0番のハンド
ラが起動されることになる(ステップS8620)。0
番のハンドラ処理は0番のバイトコードによって構成さ
れており、0番のバイトコードの内容はPushL0、
GotoPageであるため、Hyperlink_I
nformation_Part8166に記述された
0番のリンク先であるVE_id=1で示されるコンテ
ンツに切り換えられることになる。なお、バイトコード
については受信制御部1050はバイトコードインタプ
リタ1051を用いて実行する。
【0213】ハンドラの起動(ステップS8620)の
後にはコンテンツが切り換えられたかの判断処理(ステ
ップS8520)に戻り、切り換えられたので、新たな
コンテンツを表示する(ステップS8530)。この時
の表示画面は、画面遷移8920に示すように正解であ
ることを示す画像となる。
【0214】次に、利用者がクイズを表示したコンテン
ツの表示の開始から10秒経過しても解答できなかった
場合を例として説明する。なお、最初は画面遷移893
0に示す画面が表示されているとする。コンテンツの表
示の開始から10秒を経過した時に(ステップS858
0、S8590)、2番のハンドらが起動される(ステ
ップS8620)。2番のハンドラ処理は2番のバイト
コードによって構成されており、2番のバイトコードの
内容はPushL2、GotoPageであるため、H
yperlink_Information_Part
8166に記述された2番のリンク先であるVE_id
=3で示されるコンテンツに切り換えられることにな
る。
【0215】ハンドラの起動(ステップS8620)の
後にはコンテンツが切り換えられたかの判断処理(ステ
ップS8520)に戻り、切り換えられたので、新たな
コンテンツを表示する(ステップS8530)。こうし
て画面遷移8940に示すように時間切れであることを
示す画像が表示される。
【0216】このようにして、データ提示制御装置10
00はコンテンツの表示の開始から所定時間経過した場
合に特定のハンドラの処理を実行する。 <実施形態7>以下、実施形態7について図を用いて詳
細に説明する。実施形態7における本発明に係るデータ
提示制御情報編集装置は、利用者の指定した日時におけ
るコンテンツ間の相関関係を表示する装置である。
【0217】<構成>図28は、本発明の実施形態7に
おけるデータ提示制御情報編集装置の構成を示すブロッ
ク図である。データ提示制御情報編集装置10000
は、日時入力受付部10010とデータ記憶部1002
0とコンテンツ相関関係判断部10030とコンテンツ
相関関係表示部10040とを備えている。
【0218】日時入力受付部10010は、コンテンツ
間の相関関係の表示のための基準日時の利用者による入
力を受け付ける。利用者によって直接数値入力された日
時は、内部のレジスタに記憶する。データ記憶部100
20は、ナビゲーション情報を記憶する。かかるナビゲ
ーション情報のデータ構造は、実施形態2におけるデー
タ構造と同様である(図11参照)。
【0219】コンテンツ相関関係判断部10030は、
データ記憶部10020に記憶するナビゲーション情報
の内のHandler_Part、Bytecode_
Part及びHyperlink_Informati
on_Partを参照して、日時入力受付部10010
により取得した指定日時において有効であるサブハンド
ラに対応するバイトコードの内容を調査することによ
り、当該日時に有効なサブハンドラによりリンク先とな
るコンテンツについてのNE_idとVE_idとをデ
ータ提示制御情報編集装置内部のレジスタに出力する。
【0220】コンテンツ相関関係表示部10040は、
コンテンツを表す図形と、コンテンツ間のリンク関係を
表す線分とで表示画面に表示する。 <動作>以下、上述の構成を備えるデータ提示制御情報
編集装置10000について、実施形態2で示したナビ
ゲーション情報の例(図11、図12、図13)に基づ
いて具体的動作を説明する。
【0221】図29は、データ提示制御情報編集装置1
0000の動作を示すフローチャートである。まず、コ
ンテンツ相関関係表示部10040は、データ記憶部1
0020に記憶するナビゲーション情報の内のHand
ler_Part、Bytecode_Part及びH
yperlink_Information_Part
を参照して、全てのサブハンドラに対応するバイトコー
ドの内容を調査しGotoPageを検出することによ
り、全てのリンク先となり得るコンテンツについてのN
E_idとVE_idとを取得して(ステップS101
10、S10120、S10130)、コンテンツ間の
リンク関係を、コンテンツを表す図形と、コンテンツ間
にリンクが張られていることを表す線分とで表示する
(ステップS10140、S10150)。但し、コン
テンツ間の線分はリンクの無効を表す破線で表示する。
また、コンテンツを表わす図形には、一般的によく知ら
れているアイコンを用い、アイコンには、コンテンツを
構成する要素のIDであるNE_id、VE_idも付
記する。
【0222】図30は、データ提示制御情報編集装置1
0000の表示する表示画面を示す図である。ステップ
10150終了後に、表示画面10300が表示され
る。次に、日時入力受付部10010が、利用者の日時
の入力を受け付ける(ステップS10160)。ここ
で、利用者によって1996年9月9日14時59分0
秒が入力されたとする。
【0223】コンテンツ相関関係判断部10030は、
まずNE_idが0のナビゲーション情報2170のH
andler_Part2173を参照し、0番のサブ
ハンドラは1996年9月9日14時59分0秒には有
効であると判断し(ステップS10170、S1018
0)、これに対応する0番のバイトコードの内容である
0番のリンクを行うPushL0、GotoPageを
検出してリンク番号が0のNE_id=1、VE_id
=1で示されるコンテンツへのリンクが有効であるとし
て、NE_id=1、VE_id=1を内部レジスタに
格納する(ステップS10190)。
【0224】以後、ナビゲーション情報2170の1番
のサブハンドラ、2番のサブハンドラに着目し、その後
ナビゲーション情報2270の0番のサブハンドラ、ナ
ビゲーション情報2370の0番のサブハンドラに着目
し、同様の処理を行う(ステップS10170、S10
180、S10190、S10200)。この結果、コ
ンテンツ相関関係表示部10040は、1996年9月
9日14時59分0秒において有効なリンクの情報に基
づいてコンテンツを示す図形間を実線で結ぶ(ステップ
S10210)。
【0225】この状態において、表示画面10400が
表示される。このように、実施形態7におけるデータ提
示制御情報編集装置は、利用者に指定された日時におい
てコンテンツ間のリンクが有効か無効かを識別可能な表
現で表示する。 <実施形態8>以下、本発明の実施形態8について図を
用いて詳細に説明する。
【0226】実施形態8は実施形態7におけるデータ提
示制御情報編集装置の機能を拡張し、データ提示を制御
するための情報を更新する機能を付加したデータ提示制
御情報編集装置についてのものである。 <構成>図31は、本発明の実施形態8のデータ提示制
御情報編集装置の構成を示すブロック図である。
【0227】データ提示制御情報編集装置10500
は、日時入力受付部10010とデータ記憶部1002
0とコンテンツ相関関係判断部10030とコンテンツ
相関関係表示部10040と非リンク先コンテンツ選択
受付部10510とデータ更新部10520とを備えて
いる。日時入力受付部10010とデータ記憶部100
20とコンテンツ相関関係判断部10030とコンテン
ツ相関関係表示部10040とは、実施形態7と同様で
あるため説明を省略する。
【0228】非リンク先コンテンツ選択受付部1051
0は、リンクによる提示を禁止したいコンテンツを利用
者に選択させ、コンテンツのNE_idとVE_idと
をデータ提示制御情報編集装置内部のレジスタに出力す
る。利用者によるコンテンツの選択は、例えば、コンテ
ンツ相関関係表示部10040が表示したコンテンツを
表す複数のアイコンのうち1つのコンテンツを表すアイ
コンを、選択ポインタで指示することにより行う。
【0229】データ更新部10520は、非リンク先コ
ンテンツ選択受付部によって選択されたコンテンツへの
リンクを記述するバイトコードに対応づけられたサブハ
ンドラについて、日時入力受付部10010で取得した
日時を基にして有効期間情報を新たに設定することによ
り、データ記憶部10020の内容を更新する。従っ
て、データ更新部10520によって、利用者によって
選択されたコンテンツへのリンクを持つサブハンドラは
指定日時以降は無効となるようにナビゲーション情報が
更新されることになる。
【0230】<動作>以下、上述の構成を備えるデータ
提示制御情報編集装置10500について、具体的動作
を実施形態7で用いたデータ例に基づいて図30、図3
2、図359を用いて説明する。図32は、実施形態8
におけるデータ提示制御情報編集装置10500の動作
を示すフローチャートである。
【0231】図32のフローチャートは実施形態7にお
けるデータ提示制御情報編集装置10000の動作を示
すフローチャートと同一の処理については、同一のステ
ップ番号を付与している。ここでは、実施形態7と相違
するステップS10610以後について、図30に示す
表示画面10400が表示された時点から説明する。利
用者がコンテンツを示すアイコン10420を選択した
とすると、非リンク先コンテンツ選択受付部10510
はこの選択を受け付け、選択されたコンテンツのNE_
idとVE_idとをデータ提示制御編集装置内部のレ
ジスタに格納する(ステップS10610)。
【0232】非リンク先コンテンツ選択受付部1051
0が利用者の選択を受け付けた後、データ更新部105
20は、レジスタ中のNE_idとVE_idとに基づ
いて、データ記憶部10020のナビゲーション情報の
Handler_Part、Bytecode_Par
t、Hyperlink_Information_P
artを参照することにより、利用者に選択されたコン
テンツへの切り換えを行う動作に対応するサブハンドラ
を検索し(ステップS10620)、当該サブハンドラ
の有効期間の終了日時を、先に日時入力受付部1001
0で受け付けている日時によって更新する(ステップS
10630)。
【0233】利用者がNE_id=1、VE_id=1
のコンテンツを選択したならば、データ更新部1052
0は、ナビゲーション情報2170のHyperlin
k_Information_Part2176を参照
しリンク番号0番のリンクを無効にする必要があると判
断し、Bytecode_Part2172とHand
ler_Part2173とを参照しリンク番号0番の
リンクを記述している0番のバイトコードに対応する0
番のサブハンドラを検出して、有効期間を1996年9
月9日14時59分0秒迄に更新する。
【0234】なお、図32のフローチャートにはサブハ
ンドラの有効期間を更新する(ステップS10630)
までしか示していないが、ステップS10630の後に
ステップS10170又はステップS10160に戻る
ようにして、処理を繰り返すことにしてもよく、これに
より利用者は次々に所定日時においてリンク先とならな
いようにしたいコンテンツを選択することができる。
【0235】このように、実施形態8におけるデータ提
示制御情報編集装置は、利用者によりなされた日時の指
定と利用者によりなされたコンテンツの選択とに基づい
て、当該コンテンツへのリンクが指定された日時以降は
有効とならないようにナビゲーション情報を更新する。
以上、本発明に係る実施形態としてデータ提示制御装置
及びデータ提示制御情報編集装置について説明したが、
本発明は、この実施形態に示した形態に限られないこと
は言うまでもない。即ち、 (1)実施形態1〜6においては、バイトコードとして
命令の例を示したが、これらの命令に限るものではな
く、各種動作を実行する多様な命令であってもよい。例
えば、機器の電源を切るといったハードウエアに関連し
た動作を実行する命令であってもよい。 (2)実施形態1〜6では、時間に関する情報をハンド
ラやサブハンドラやグラフィックスを1つの単位として
設定したが、複数のハンドラやサブハンドラやグラフィ
ックスに対してまとめて設定するようにしてもよい。 (3)実施形態1〜6におけるコンテンツは静止画及び
オンスクリーンディスプレイグラフィックスからなるも
のとしたが、コンテンツは動画や音声からなるものであ
ってもよい。この動画や音声は、データ送信装置側でM
PEG2システム規格に従って多重化して送るものであ
る。 (4)実施形態1〜6におけるナビゲーション情報中に
Graphics_Property_Partとして
グラフィックスの記述を示したが、Audio_Pro
perty_Partを設けてBGM的に再生する音声
を記述することとし、これに従ってデータ提示制御装置
側ではコンテンツ提示の内容に音声を添えるようにして
もよい。この場合、Audio_Property_P
artの要素たる音声再生用の情報について有効となる
日時の情報を定めて、日時による音声再生の制御を可能
としてもよい。 (5)実施形態1、3では、提示日時に至った場合にハ
ンドラを起動する例について説明したが、コンテンツを
切り換えた時に、当該コンテンツを構成するナビゲーシ
ョン情報中のTime_Event_Partに記述さ
れている提示日時を過ぎていれば、当該Time_Ev
ent_Partに記述されているハンドラを起動する
ようにしてもよい。また、Time_Event_Pa
rt内の日時とハンドラの番号との組は複数であっても
よい。このことは実施形態4におけるグラフィックスの
表示に関しても同様であり、記述されている日時を過ぎ
ている場合には、当該日時に対応する表示状態にグラフ
ィックスを変更するようにしてもよい。 (6)実施形態1〜5におけるデータ提示制御装置の現
在時刻の取得は、送信されてくる現在時刻を示すデータ
を受信することで行っていたが、データ提示制御装置内
に計時機構を設けて、この計時機構から現在日時を取得
するようにしてもよい。なお、この場合、時差補正は、
送信されるナビゲーション情報中に示された日時の基準
時と、データ提示制御装置内の計時機構から取得した現
在日時の基準時との差分を補正するものとなる。 (7)実施形態2〜5における日時による制御について
は、例えば実施形態6にコンテンツの表示の開始からの
相対的な経過時間による制御を示したように、何らかの
時刻を基準として当該時刻との相対的な時刻によって制
御することとしてもよい。 (8)実施形態1〜5、7、8では、日時を年月日時分
秒の分解能で扱ったが、日時を年、年月、年月日、年月
日時、年月日時分のいずれか又は秒より小さい分解能で
扱ってもよい。 (9)実施形態1〜6では、Hyperlink_In
formation_Partの要素としてVE_id
が記述されている例をあげたが、VE_idではなく、
PIDとstream_idとの組を記述してあっても
よい。この場合には、利用者の操作等によってコンテン
ツが切り換えられると、データ提示制御装置1000
は、当該PID等をフィルタ条件記憶部1021に設定
することによって動画データを送信されてきているトラ
ンスポートストリーム中から分離抽出し表示する。 (10)実施形態6における経過時間のカウントはデー
タ提示制御装置内の計時部によったが、実施形態1〜5
と同様に現在時刻を示す情報を受信して計時してもよ
い。この場合は実施形態1〜5と同様にデータ送信装置
側では現在時刻を示す情報を送ることとする。 (11)実施形態1〜8における利用者による指示等の
入力方法は、リモコンによっても、マウスによっても、
その他の入力デバイスによることにしてもよい。 (12)実施形態7、8における利用者による日時の入
力はキーボードから直接数値で入力させているが、いく
つかの候補値を表示してその中から選択させることによ
って間接的に数値を入力させるようにしてもよい。 (13)実施形態7、8ではコンテンツ間のリンク関係
を表現する図形としてコンテンツ間を結ぶ実線や破線の
線分を用いたが、これに限ることなく他の図形を用いて
もよい。また、指定日時で無効なリンクの表示に透明の
線分を用いる、すなわちリンクの図形を表示しない構成
としてもよい。また、コンテンツを表すためのアイコン
についても任意の図形を用いてもよい。さらに、リンク
先となっているコンテンツを表すためのアイコンについ
て、指定日時におけるリンク関係が有効である場合と無
効である場合とを識別可能なように異種の図形で表示し
てもよい。 (14)実施形態7、8においてGotoPageなる
バイトコードによってリンクしているか否かを判断し
て、この判断に基づいてコンテンツの相関関係を表示し
たが、さらに前述のSetGraphicVisibi
lityのように表示状態を変更する命令を検索するこ
とにより、コンテンツの表示状態の相関関係を表示する
ようにしてもよい。 (15)実施形態8において、利用者に選択されたコン
テンツへのリンクを実現するバイトコードに対応するサ
ブハンドラについての有効期間を更新したが、当該サブ
ハンドラに対応づけられたグラフィックスについての状
態制御する日時を更新して、所定日時に不可視状態とす
るようにしてもよい。但し、これを実現するためには実
施形態4に示したデータ構造をもつナビゲーション情報
をデータ記憶部10020に記憶している必要がある。 (16)実施形態7、8におけるデータ提示制御編集装
置は利用者に指定された日時におけるコンテンツの相関
関係を表示するものであり、特定日時におけるコンテン
ツ間の状態を示すナビゲーション情報として実施形態1
で用いたものを例にして説明したが、実施形態2〜5に
示したナビゲーション情報に基づいてコンテンツの相関
関係を表示する構成としてもよい。 (17)実施形態1〜6におけるデータ提示制御装置の
受信制御部1050の処理手順(図8、図14、図1
7、図19、図22、図26のフローチャートの手順)
や実施形態7、8におけるデータ提示制御情報編集装置
10000及び10500の処理手順(図29、図3
2)等を機械語プログラムにより実現し、これを記録媒
体に記録して流通・販売の対象にしても良い。このよう
な記録媒体には、ICカードや光ディスク、フロッピー
ディスク、ROM等があるが、これらに記録された機械
語プログラムは汎用のハードウェアにインストールされ
ることにより利用に供される。ここでいう汎用ハードウ
ェアは、一般のパーソナルコンピュータ等であり、イン
ストールした上記機械語プログラムを逐次実行して、実
施形態1〜6に示したデータ提示制御装置、実施形態
7、8に示したデータ提示情報制御装置のいずれかの機
能を実現する。
【0236】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るデータ提示制御装置は、番組の構成要素である複
数のコンテンツを構成する複数のマルチメディアデータ
と、マルチメディアデータの提示を制御するための時間
的情報である制御用時間情報とを受信してマルチメディ
アデータの提示を制御するデータ提示制御装置であっ
て、データ記憶手段と、前記マルチメディアデータと前
記制御用時間情報とを前記番組の送信装置から受信し前
記データ記憶手段に格納するものであり、前記受信は、
送信されたデータ中から所望のデータを分離抽出するこ
とによって行う受信手段と、現在における経時的情報を
取得する経時的情報取得手段と、前記経時的情報と前記
制御用時間情報とを比較して前記マルチメディアデータ
の提示に係る制御の可否の判断をする時間情報比較判断
手段と、前記時間情報比較判断手段の判断結果に基づい
て前記マルチメディアデータの提示を制御する提示制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0237】上記構成により、制御に用いる時間情報と
現在の時間に関する情報との比較によって、マルチメデ
ィアデータの提示を実行するかどうかを制御することが
できるので、時間を条件としてデータの提示を実行する
データ提示制御装置が実現される。また、前記制御用時
間情報は、前記番組の送信装置から繰り返し送信された
ものであることとすることもできる。
【0238】上記構成により、利用者が任意の時間にリ
ンク先の指定等の操作によって任意のコンテンツを表示
しようとするときにも、その該当するコンテンツについ
ての制御に用いる時間情報を迅速に取得するデータ提示
制御装置が実現される。また、前記データ提示制御装置
はさらに、利用者の操作による他のコンテンツの提示指
示を受け付けるリンク指示受付手段と、前記リンク指示
受付手段が受け付けた提示指定に従ってコンテンツを提
示するリンク実行手段とを備えることとすることもでき
る。
【0239】上記構成により、コンテンツの提示につい
ての利用者による対話的操作を可能とするデータ提示制
御装置が実現される。また、前記受信手段はさらに、前
記経時的情報を送信されたデータから分離抽出し、前記
経時的情報取得手段は、前記経時的情報を前記受信手段
から取得することとすることもできる。
【0240】上記構成により、経時的情報を受信するこ
とにより計時するため、マルチメディアデータを提示す
る等の動作タイミングが、番組の制作元が予定したのと
同じタイミングとなる。また、前記データ記憶手段は、
前記経時的情報と前記制御用時間情報との基準時刻の差
である時差値を記憶し、前記時間情報比較判断手段は、
前記時差値を参照し時差を補正して前記比較を行うこと
とすることもできる。
【0241】上記構成により、マルチメディアデータの
提示を制御するための制御用日時と経時的情報との基準
時刻に時差がある場合であっても、番組の制作元が予定
したのとほぼ同じタイミングでマルチメディアデータの
提示等の動作を実行するデータ提示制御装置が実現され
る。また、前記受信手段はさらに、前記時差値と前記経
時的情報とを送信されたデータから分離抽出し、前記経
時的情報取得手段は、前記経時的情報を前記受信手段か
ら取得することとすることもできる。
【0242】上記構成により、前記時差がある場合であ
っても、番組の制作元が予定したのと全く同じタイミン
グでマルチメディアデータの提示等の動作を実行するデ
ータ提示制御装置が実現される。また、本発明に係るデ
ータ提示制御装置は、番組の構成要素である複数のコン
テンツを構成する複数のマルチメディアデータを受信し
てマルチメディアデータの提示を制御するデータ提示制
御装置であって、データ記憶手段と、前記マルチメディ
アデータと所定の動作を実行するための命令と前記命令
の実行を制御するための時間的情報である制御用時間情
報とを前記番組の送信装置から受信し前記データ記憶手
段に格納するものであり、前記受信は、送信されたデー
タ中から所望のデータを分離抽出することによって行う
受信手段と、現在における経時的情報を取得する経時的
情報取得手段と、前記経時的情報と前記制御用時間情報
とを比較して前記所定の動作の実行の可否の判断をする
時間情報比較判断手段と、前記時間情報比較判断手段の
判断結果に基づいて前記判断の対象となった前記制御用
時間情報に対応する命令を実行する提示制御手段と、利
用者の操作による他のコンテンツの提示指示を受け付け
るリンク指示受付手段と、前記リンク指示受付手段が受
け付けた提示指定に従ってコンテンツを提示するリンク
実行手段とを備えることを特徴とする。
【0243】上記構成により、動作を記述した命令列ご
とに時間による実行するか否かの制御を可能とするデー
タ提示制御装置が実現される。また、前記命令はマルチ
メディアデータの提示に関する制御を行う命令であると
することもできる。上記構成により、時間により、マル
チメディアデータの提示に関する動作実行の制御を可能
とするデータ提示制御装置が実現される。
【0244】また、本発明に係るデータ提示制御装置
は、番組の構成要素である複数のコンテンツを構成する
複数のマルチメディアデータと、それぞれのマルチメデ
ィアデータに対応し当該マルチメディアデータの提示を
制御するための時間的情報である制御用時間情報とを受
信してマルチメディアデータの提示を制御するデータ提
示制御装置であって、データ記憶手段と、前記制御用時
間情報と前記マルチメディアデータとを前記番組の送信
装置から受信し前記データ記憶手段に格納するものであ
り、前記受信は、送信されたデータ中から所望のデータ
を分離抽出することによって行う受信手段と、現在にお
ける経時的情報を取得する経時的情報取得手段と、前記
経時的情報と前記制御用時間情報とを比較して前記マル
チメディアデータの提示に係る制御の可否の判断をする
時間情報比較判断手段と、前記時間情報比較判断手段の
判断結果に基づいて前記判断の対象となった前記制御用
時間情報に対応するマルチメディアデータの提示を制御
する提示制御手段と、利用者の操作による他のコンテン
ツの提示指示を受け付けるリンク指示受付手段と、前記
リンク指示受付手段が受け付けた提示指定に従ってコン
テンツを提示するリンク実行手段とを備えることを特徴
とする。
【0245】上記構成により、マルチメディアデータ単
位での時間による提示の制御を行うデータ提示制御装置
が実現される。また、本発明に係るデータ提示制御装置
は、番組の構成要素である複数のコンテンツを構成する
複数のマルチメディアデータと、それぞれのコンテンツ
に対応し当該コンテンツの提示を制御するための時間的
情報である制御用時間情報とを受信してコンテンツの提
示を制御するデータ提示制御装置であって、データ記憶
手段と、前記マルチメディアデータと前記制御用時間情
報とを前記番組の送信装置から受信し前記データ記憶手
段に格納するものであり、前記受信は、送信されたデー
タ中から所望のデータを分離抽出することによって行う
受信手段と、現在における経時的情報を取得する経時的
情報取得手段と、利用者の操作による他のコンテンツの
提示指示を受け付けるリンク指示受付手段と、前記リン
ク指示受付手段が受け付けた提示指定に従ってコンテン
ツを提示するリンク実行手段と、前記リンク実行手段に
よるコンテンツの提示に際して前記経時的情報と前記制
御用時間情報とを比較して前記コンテンツの提示に係る
制御の可否の判断をする時間情報比較判断手段と、前記
時間情報比較判断手段の判断結果に基づいて前記判断の
対象となった前記制御用時間情報に対応するコンテンツ
の提示を制御する提示制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0246】上記構成により、コンテンツ単位での時間
による提示の制御を行うデータ提示制御装置が実現され
る。また、本発明に係るデータ提示制御装置は、番組の
構成要素である複数のコンテンツを構成する複数のマル
チメディアデータと、マルチメディアデータの提示を制
御する命令と、当該命令の実行を制御するための時間的
情報である制御用時間情報とを受信してマルチメディア
データの提示を制御するデータ提示制御装置であって、
データ記憶手段と、前記マルチメディアデータと前記命
令と前記制御用時間情報とを前記番組の送信装置から受
信し前記データ記憶手段に格納するものであり、前記受
信は、送信されたデータ中から所望のデータを分離抽出
することによって行う受信手段と、現在における経時的
情報を取得する経時的情報取得手段と、前記経時的情報
と前記制御用時間情報とを比較して前記命令の実行の可
否の判断をする時間情報比較判断手段と、前記時間情報
比較判断手段の判断結果に基づいて前記判断の対象とな
った前記制御用時間情報に対応する命令を実行する提示
制御手段と、利用者の操作による他のコンテンツの提示
指示を受け付けるリンク指示受付手段と、前記リンク指
示受付手段が受け付けた提示指定に従ってコンテンツを
提示するリンク実行手段とを備えることを特徴とする。
【0247】上記構成により、所定の時間に自動的に提
示の制御を行うデータ提示制御装置が実現される。ま
た、前記制御用時間情報は、さらにコンテンツと関連付
けられており、前記提示制御手段は提示の制御を、前記
判断の対象となった前記制御用時間情報に対応するコン
テンツが提示されているときに行うこととすることもで
きる。
【0248】上記構成により、特定のコンテンツが現在
表示されている場合に限りマルチメディアデータの提示
等の特定の動作を実行するデータ提示制御装置が実現さ
れる。また、前記制御用時間情報は日時を示す制御用日
時であり、前記経時的情報は現在日時であり、前記時間
情報比較判断手段は、制御用日時が現在日時以前を示す
場合に制御可と判断するとすることもできる。
【0249】上記構成により、特定の日時を経過した場
合に、マルチメディアデータを提示する等の動作を実行
し、特定の日時を経過しない場合には前記動作を実行し
ないデータ提示制御装置が実現される。また、前記制御
用時間情報はコンテンツの表示からの経過時間を示す制
御用経過時間であり、前記経時的情報はコンテンツの表
示からの現在の経過時間であり、前記時間情報比較判断
手段は、前記現在の経過時間が制御用経過時間以上を示
す場合に制御可と判断するとすることもできる。
【0250】上記構成により、コンテンツの提示から一
定時間経過した時にマルチメディアデータの提示を行う
データ提示制御装置が実現される。また、本発明に係る
データ提示制御装置は、番組の構成要素である複数のコ
ンテンツを構成する複数のマルチメディアデータと、マ
ルチメディアデータの提示を制御する命令と、当該命令
の実行を制御するための時間的情報でありかつ一群のマ
ルチメディアデータと関連づけられている制御用時間情
報とを受信してマルチメディアデータの提示を制御する
データ提示制御装置であって、データ記憶手段と、前記
マルチメディアデータと前記命令と前記制御用時間情報
と前記一群のマルチメディアデータを識別するための対
象識別情報とを前記番組の送信装置から受信し前記デー
タ記憶手段に格納するものであり、前記受信は、送信さ
れたデータ中から所望のデータを分離抽出することによ
って行う受信手段と、現在における経時的情報を取得す
る経時的情報取得手段と、前記経時的情報と前記制御用
時間情報とを比較して前記命令の実行の可否の判断をす
る時間情報比較判断手段と、前記時間情報比較判断手段
の判断結果が実行可である場合に、前記対象識別情報を
参照して前記一群のマルチメディアデータが提示されて
いれば前記判断の対象となった前記制御用時間情報に対
応する命令を実行する提示制御手段と、利用者の操作に
よる他のコンテンツの提示指示を受け付けるリンク指示
受付手段と、前記リンク指示受付手段が受け付けた提示
指定に従ってコンテンツを提示するリンク実行手段とを
備えることを特徴とする。
【0251】上記構成により、特定のマルチメディアデ
ータが現在表示されている場合に限り特定の動作を実行
するデータ提示制御装置が実現される。また、本発明に
係るデータ提示制御装置は、番組の構成要素である複数
のコンテンツを構成する複数のマルチメディアデータ
と、マルチメディアデータの提示を制御する命令と、当
該命令の実行を制御するための時間的情報である制御用
時間情報とを受信し、利用者の操作指示を受け付けてマ
ルチメディアデータの提示を制御するデータ提示制御装
置であって、データ記憶手段と、前記マルチメディアデ
ータと前記命令と前記制御用時間情報とを前記番組の送
信装置から受信し前記データ記憶手段に格納するもので
あり、前記受信は、送信されたデータ中から所望のデー
タを分離抽出することによって行う受信手段と、現在に
おける経時的情報を取得する経時的情報取得手段と、利
用者の操作による動作指示を受け付ける動作指示受付手
段と、前記動作指示受付手段が動作指示を受け付けたと
きに前記経時的情報と前記制御用時間情報とを比較して
前記命令の実行の可否の判断をする時間情報比較判断手
段と、前記時間情報比較判断手段の判断結果に基づいて
前記判断の対象となった前記制御用時間情報に対応する
命令を実行する提示制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0252】上記構成により、利用者によって操作がな
された時に、時間的要因を判断して当該時においてなさ
れるべく指定されている特定の動作を実行するデータ提
示制御装置が実現される。また、本発明に係るデータ送
信装置は、番組の構成要素である複数のコンテンツを構
成する複数のマルチメディアデータを送信するデータ送
信装置であって、複数のマルチメディアデータと、マル
チメディアデータの提示を制御するための時間的情報で
ある制御用時間情報とを記憶する送信データ記憶手段
と、前記マルチメディアデータと前記制御用時間情報と
を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0253】上記構成により、一方向の送信系でもって
対話的操作を可能とする番組を提供するにあたり当該番
組を構成する要素となるマルチメディアデータの提示タ
イミングを指定する情報をデータ提示制御装置に送信す
ることができるデータ送信装置が実現される。また、前
記送信手段は、前記制御用時間情報を繰り返し送信する
とすることもできる。
【0254】上記構成により、利用者が任意の時間にリ
ンク先の指定等の操作によって任意のコンテンツを表示
しようとするときにも、その該当するコンテンツについ
ての制御に用いる時間情報をデータ提示制御装置が迅速
に取得することができるように送信するデータ送信装置
が実現される。また、前記送信データ記憶手段はさら
に、前記の複数のコンテンツを相互に関連づける情報で
あるリンク情報を記憶し、前記送信手段はさらに、前記
リンク情報を送信するとすることもできる。
【0255】上記構成により、コンテンツの提示につい
ての利用者による対話的操作を可能とするためのデータ
送信装置が実現される。また、前記データ送信装置はさ
らに、現在日時を計時する計時手段を備え、前記送信手
段はさらに、前記現在日時を示す経時的情報を送信する
とすることもできる。
【0256】上記構成により、データ提示制御装置にと
って正確な時刻情報によるマルチメディアデータの提示
タイミングの制御が可能となるようにデータを送信する
データ送信装置が実現される。また、前記送信データ記
憶手段は、現在日時と前記制御用時間情報である制御用
日時との基準時刻の差である時差値を記憶し、前記送信
手段はさらに、前記時差値を送信するとすることもでき
る。
【0257】上記構成により、マルチメディアデータの
提示を制御するための制御用日時と現在日時との基準時
刻に時差がある場合であっても、正確なタイミングでマ
ルチメディアデータの提示をすることができるようにデ
ータを送信するデータ送信装置が実現される。また、本
発明に係るデータ送信装置は、番組の構成要素である複
数のコンテンツを構成する複数のマルチメディアデータ
を送信するデータ送信装置であって、複数のマルチメデ
ィアデータと、所定の動作を実行するための命令と前記
命令の実行を制御するための時間的情報である制御用時
間情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報で
あるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、前
記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記命令と
前記制御用時間情報とを送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0258】上記構成により、時間によって特定の動作
を実行するためデータを送信するデータ送信装置が実現
される。また、前記命令はマルチメディアデータの提示
に関する制御を行う命令であることとすることもでき
る。上記構成により、時間により、マルチメディアデー
タの提示に関する動作実行の制御を可能とためのデータ
を送信するデータ送信装置が実現される。
【0259】また、本発明に係るデータ送信装置は、番
組の構成要素である複数のコンテンツを構成する複数の
マルチメディアデータを送信するデータ送信装置であっ
て、複数のマルチメディアデータと、それぞれのマルチ
メディアデータに対応し当該マルチメディアデータの提
示を制御するための時間的情報である制御用時間情報
と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報であるリ
ンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、前記マル
チメディアデータと前記リンク情報と前記制御用時間情
報とを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0260】上記構成により、マルチメディアデータ単
位での時間による提示の制御をデータ提示制御装置に行
わせるためのデータ送信装置が実現される。また、本発
明に係るデータ送信装置は、番組の構成要素である複数
のコンテンツを構成する複数のマルチメディアデータを
送信するデータ送信装置であって、複数のマルチメディ
アデータと、それぞれのコンテンツに対応し当該コンテ
ンツの提示を制御するための時間的情報である制御用時
間情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報で
あるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、前
記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記制御用
時間情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0261】上記構成により、コンテンツ単位での時間
による提示の制御をデータ提示制御装置に行わせるため
のデータ送信装置が実現される。また、本発明に係るデ
ータ送信装置は、番組の構成要素である複数のコンテン
ツを構成する複数のマルチメディアデータを送信するデ
ータ送信装置であって、複数のマルチメディアデータ
と、マルチメディアデータの提示を制御する命令と、当
該命令の実行を自動的に開始するための時間的情報であ
る制御用時間情報と、複数のコンテンツを相互に関連づ
ける情報であるリンク情報とを記憶する送信データ記憶
手段と、前記マルチメディアデータと前記リンク情報と
前記命令と前記制御用時間情報とを送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0262】上記構成により、データ提示制御装置に所
定の時間に自動的に提示の制御を行わせるためのデータ
送信装置が実現される。また、前記制御用時間情報は日
時を示す制御用日時であるとすることもできる。上記構
成により、マルチメディアデータの提示等の動作を実行
するための命令を日時によって実行するか否かを定めた
番組を送信するデータ送信装置が実現される。
【0263】また、前記制御用時間情報は所定のコンテ
ンツの表示からの経過時間を示す制御用経過時間である
とすることもできる。上記構成により、データ提示制御
装置が所定のコンテンツの提示から一定時間経過した時
にマルチメディアデータの提示を行うことができるよう
なデータを送信するデータ送信装置が実現される。
【0264】また、本発明に係るデータ送信装置は、番
組の構成要素である複数のコンテンツを構成する複数の
マルチメディアデータを送信するデータ送信装置であっ
て、複数のマルチメディアデータと、マルチメディアデ
ータの提示を制御する命令と、当該命令の実行を自動的
に開始するための時間的情報でありかつ一群のマルチメ
ディアデータと関連づけられている制御用時間情報と、
複数のコンテンツを相互に関連づける情報であるリンク
情報とを記憶する送信データ記憶手段と、前記マルチメ
ディアデータと前記リンク情報と前記命令と前記制御用
時間情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0265】上記構成により、データ提示制御装置に特
定のマルチメディアデータが現在表示されている場合に
限り特定の動作を実行させるためのデータ送信装置が実
現される。また、本発明に係るデータ送信装置は、番組
の構成要素である複数のコンテンツを構成する複数のマ
ルチメディアデータを送信するデータ送信装置であっ
て、複数のマルチメディアデータと、マルチメディアデ
ータの提示を制御する命令と、送信データを受信する受
信装置において当該命令の実行要求がなされた際に実行
を抑止するか否かの判断基準となる時間的情報である制
御用時間情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける
情報であるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段
と、前記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記
命令と前記制御用時間情報とを送信する送信手段とを備
えることを特徴とする。
【0266】上記構成により、データ提示制御装置に、
利用者によって操作がなされた時に、その時間によって
特定の動作を実行させるためのデータを送信するデータ
送信装置が実現される。また、本発明に係るデータ提示
制御情報編集装置は、複数のコンテンツの相関関係を表
示画面に表現しコンテンツの関係を制御するための日時
に関する情報を利用者の操作に応じて編集するデータ提
示制御情報編集装置であって、第1のコンテンツから第
2のコンテンツへの提示の変更の経路を示すリンク情報
と当該リンク情報の有効期間に関する有効期間情報との
組を複数個と、コンテンツの表示及び処理の実行を制御
するためのコンテンツ制御情報とを記憶するデータ記憶
手段と、利用者の操作による日時の指定を受け付ける日
時指定受付手段と、前記有効期間情報を参照して利用者
によって指定された日時において有効なリンク情報に着
目することにより当該日時における前記コンテンツの相
関関係を表示画面に表現するコンテンツ相関関係表示手
段とを備えることを特徴とする。
【0267】上記構成により、データ提示制御情報編集
装置の利用者がコンテンツ間のつながりを一見して把握
でき、さらに利用者の指定した日時において有効なコン
テンツ間のつながりを識別することができるデータ提示
制御情報編集装置が実現される。また、前記データ提示
制御情報編集装置はさらに、利用者の操作によるコンテ
ンツの指定を受け付けるコンテンツ指定受付手段と、利
用者の操作により指定されたコンテンツへの提示の変更
の経路を示すリンク情報について利用者によって指定さ
れた日時には無効となるように当該リンク情報に対応す
る有効期間情報を更新するリンク情報更新手段とを備え
ることとすることもできる。
【0268】上記構成により、データ提示制御情報編集
装置の利用者が指定した日時において利用者が指定した
コンテンツへの他のコンテンツからのつながりを切断す
ることにより当該日時以後には利用者が指定したコンテ
ンツが提示されないような制御用情報を生成するデータ
提示制御情報編集装置が実現される。また、前記リンク
情報及び前記有効期間情報は、デジタル放送の送信装置
からコンテンツの提示を行うデータ提示制御装置に送信
するものであるとすることもできる。
【0269】上記構成により、デジタル放送の受信装置
であるデータ提示制御装置に、特定日時に特定の動作を
させるための制御用情報を生成するデータ提示制御情報
編集装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1におけるデータ提示制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1におけるデータ提示制御装
置1000が表示した画面の例を示す図である。
【図3】データ送信装置側から送信されるデータを簡略
化して模式的に示した図である。
【図4】データ送信装置側から送信されるデータの多重
化の様子を模式的に示した図である。
【図5】ナビゲーション情報2160のデータ構造を示
した図である。
【図6】ナビゲーション情報2260のデータ構造を示
した図である。
【図7】ナビゲーション情報2360のデータ構造を示
した図である。
【図8】コンテンツの切り換え動作及びハンドラの起動
動作を示すフローチャートである。
【図9】表示画面の遷移を示す図である。
【図10】図10(a)は、TDTのデータ構造を示す
図であり、図10(b)は、TOTのデータ構造を示す
図である。
【図11】ナビゲーション情報2170のデータ構造を
示した図である。
【図12】ナビゲーション情報2270のデータ構造を
示した図である。
【図13】ナビゲーション情報2370のデータ構造を
示した図である。
【図14】実施形態2におけるハンドラの起動処理の動
作を示すフローチャートである。
【図15】実施形態2における表示画面の遷移を示す図
である。
【図16】ナビゲーション情報2180のデータ構造を
示した図である。
【図17】実施形態3におけるコンテンツの切り換え動
作及びハンドラの起動動作を示すフローチャートであ
る。
【図18】ナビゲーション情報6160のデータ構造を
示した図である。
【図19】実施形態4におけるコンテンツの切り換え動
作及びハンドラの起動動作を示すフローチャートであ
る。
【図20】実施形態4における表示画面の遷移を示す図
である。
【図21】ナビゲーション情報7160のデータ構造を
示した図である。
【図22】実施形態5におけるコンテンツの切り換え動
作及びハンドラの起動動作を示すフローチャートであ
る。
【図23】本発明の実施形態6におけるデータ提示制御
装置1000が表示した画面の例を示す図である。
【図24】データ送信装置側から送信されるデータを簡
略化して模式的に示した図である。
【図25】ナビゲーション情報8160のデータ構造を
示した図である。
【図26】コンテンツの切り換え動作及びハンドラの起
動動作を示すフローチャートである。
【図27】図27(a)は、クイズに対して利用者が時
間内に解答した場合の表示画面の遷移を示す図であり、
図27(b)は、クイズに対して利用者が時間内に解答
できなかった場合の表示画面の遷移を示す図である。
【図28】本発明の実施形態7におけるデータ提示制御
情報編集装置の構成を示すブロック図である。
【図29】データ提示制御情報編集装置10000の動
作を示すフローチャートである。
【図30】データ提示制御情報編集装置10000の表
示する表示画面を示す図である。
【図31】本発明の実施形態8のデータ提示制御情報編
集装置の構成を示すブロック図である。
【図32】実施形態8におけるデータ提示制御情報編集
装置10500の動作を示すフローチャートである。
【図33】関連技術におけるデジタル放送システムの構
成図である。
【図34】関連技術におけるデジタル放送システムにお
けるデータ受信装置が表示した画面の例を示す図であ
る。
【図35】関連技術におけるデータ送信装置側から送信
されるデータを簡略化して模式的に示した図である。
【図36】関連技術におけるデータ送信装置側から送信
されるデータの様子を模式的に示した図である。
【図37】関連技術におけるデータ送信装置側から送信
されるデータの多重化の様子を示した図である。
【図38】関連技術におけるナビゲーション情報216
のデータ構造を示した図である。
【符号の説明】
1000 データ提示制御装置 1010 受信部 1020 TSデコーダ部 1021 フィルタ条件記憶部 1030 AVデコーダ部 1031 クロック部 1040 受信データ記憶部 1041 ストリーム対応情報記憶部 1042 ナビゲーション情報記憶部 1043 システム情報記憶部 1044 時刻情報記憶部 1050 受信制御部 1051 バイトコードインタプリタ 1060 再生部 1070 表示部 1080 音声出力部 1100 信号受信部 2150 画像データ 2160 ナビゲーション情報 2170 ナビゲーション情報 2180 ナビゲーション情報 2200 コンテンツ 2250 画像データ 2260 ナビゲーション情報 2270 ナビゲーション情報 2300 コンテンツ 2350 画像データ 2360 ナビゲーション情報 2370 ナビゲーション情報 2400 コンテンツ 10000 データ提示制御情報編集装置 10010 日時入力受付部 10020 データ記憶部 10030 コンテンツ相関関係判断部 10040 コンテンツ相関関係表示部 10500 データ提示制御情報編集装置 10510 非リンク先コンテンツ選択受付部 10520 データ更新部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南方 郁夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 楠見 雄規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大蘆 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 下地 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小塚 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三村 義祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 宮部 義幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 岡村 和男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 垣内 隆志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 平位 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高尾 直弥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森 俊也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−302978(JP,A) 特開 平7−222128(JP,A) 特開 平7−322226(JP,A) 特開 平8−214224(JP,A) 特開 平6−296257(JP,A) 特開 平10−32796(JP,A) 特開 平7−107446(JP,A) 特開 平9−162821(JP,A) 特開 平7−302243(JP,A) 妹尾宏,加井謙二郎,磯部忠「マルチ メディア情報放送サービスの基本機 能」,画像情報工学と放送技術,19 磯部忠「放送におけるマルチメディア サービス」,1994年電子情報通信学会秋 季大会講演論文集,1994 加井謙二郎,妹尾宏,磯部忠,「マル チメディア情報放送サービスにおけるナ ビゲーション」,情報処理学会研究報 告,日本,1995年 9月14日,Vol. 95,No.90,p.9−16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/025 - 7/088 H04H 1/00 G06F 12/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータを送信するデー
    タ送信装置であって、 複数のマルチメディアデータと、前記各コンテンツに対
    応する提示制御情報であり当該コンテンツを構成するマ
    ルチメディアデータの提示に関する初期状態を特定する
    ための情報と当該コンテンツに関する状態の変更の契機
    となる時間的情報である制御用時間情報とを含む提示制
    御情報と、複数の前記コンテンツを相互に関連づける情
    報であるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段
    と、 前記マルチメディアデータと前記提示制御情報と前記リ
    ンク情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータを送信するデー
    タ送信装置であって、 複数のマルチメディアデータと、前記各コンテンツに対
    応する提示制御情報であり当該コンテンツを構成するマ
    ルチメディアデータの提示に関する初期状態を特定する
    ための情報と当該コンテンツに関する状態の変更を指定
    する命令と当該命令の実行契機となる時間的情報である
    制御用時間情報とを含む提示制御情報と、複数のコンテ
    ンツを相互に関連づける情報であるリンク情報とを記憶
    する送信データ記憶手段と、 前記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記提示
    制御情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 前記命令はマルチメディアデータの提示
    状態の変更に係る制御を行う命令であることを特徴とす
    る請求項記載のデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御用時間情報は日時を示す制御用
    日時であることを特徴とする請求項記載のデータ送信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御用時間情報は所定のコンテンツ
    の表示からの経過時間を示す制御用経過時間であること
    を特徴とする請求項記載のデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータを送信するデー
    タ送信装置であって、 複数のマルチメディアデータと、前記各コンテンツに対
    応する提示制御情報であり当該コンテンツを構成するマ
    ルチメディアデータの提示に関する初期状態及び変化状
    態を特定するための情報と当該変化状態への変更の契機
    となる時間的情報である制御用時間情報とを含む提示制
    御情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報で
    あるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、 前記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記提示
    制御情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータを送信するデー
    タ送信装置であって、 複数のマルチメディアデータと、前記各コンテンツに対
    応する提示制御情報であり当該コンテンツを構成するマ
    ルチメディアデータの提示に関する初期状態を特定する
    ための情報と当該コンテンツに関する状態の変更を指定
    する命令と当該命令の実行契機となる時間的情報であり
    かつ一群のマルチメディアデータを識別するための情報
    と関連づけられている制御用時間情報とを含む提示制御
    情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報であ
    るリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、 前記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記提示
    制御情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータを送信するデー
    タ送信装置であって、 複数のマルチメディアデータと、前記各コンテンツに対
    応する提示制御情報であり当該コンテンツを構成するマ
    ルチメディアデータの提示に関する初期状態を特定する
    ための情報と当該コンテンツに関する状態の変更を指定
    する命令と当該命令の実行要求が送信データを受信する
    受信装置においてなされた際に当該実行の可否の判断基
    準となる時間的情報である制御用時間情報とを含む提示
    制御情報と、複数のコンテンツを相互に関連づける情報
    であるリンク情報とを記憶する送信データ記憶手段と、 前記マルチメディアデータと前記リンク情報と前記提示
    制御情報とを送信する送信手段とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 番組の構成要素である複数のコンテンツ
    を構成する複数のマルチメディアデータと、前記各コン
    テンツに対応する提示制御情報であり当該コンテンツを
    構成するマルチメディアデータの提示に関する初期状態
    を特定するための情報と当該コンテンツに関する状態の
    変更を指定する命令と当該命令の実行契機となる時間的
    情報である制御用時間情報とを含む提示制御情報とを受
    信する装置にマルチメディアデータの提示に関するデー
    タ提示制御処理を行わせるための制御プログラムを記録
    した記録媒体であって、 前記データ提示制御処理は、 現在における経時的情報を取得する経時的情報取得ステ
    ップと、 利用者の操作による他のコンテンツの提示指示を受け付
    けるリンク指示受付ステップと、 前記コンテンツの提示指示に従って各コンテンツを切り
    換えて提示する制御を行い、提示が必要となったコンテ
    ンツについて、受信された当該コンテンツに対応する提
    示制御情報に従い、前記初期状態とすべくマルチメディ
    アデータの提示を制御し、当該コンテンツの提示中にお
    いて当該提示制御情報中の制御用時間情報と前記経時的
    情報とを比較することにより当該制御用時間情報に示さ
    れた時が到来すれば当該制御用時間情報に対応する命令
    を実行する提示制御ステップとを含むことを特徴とする
    記録媒体。
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