JP3379676B2 - 課金用記録装置及びそれを用いた課金システム装置 - Google Patents

課金用記録装置及びそれを用いた課金システム装置

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JP3379676B2 JP01890296A JP1890296A JP3379676B2 JP 3379676 B2 JP3379676 B2 JP 3379676B2 JP 01890296 A JP01890296 A JP 01890296A JP 1890296 A JP1890296 A JP 1890296A JP 3379676 B2 JP3379676 B2 JP 3379676B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、有料放送信号を受信す
るセットトップボックス(以下、STBと称す)に複数
の受信有料放送信号を記録する記録装置を接続して構成
される課金システム装置に関し、特に2台以上の記録装
置における同時記録を禁止させて記録に基づく公平な課
金を行うのに好適の課金用記録装置及びそれを用いた課
金システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のディジタル処理が検討され
ている。ディジタル画像データの磁気記録再生装置(V
TR)による記録についても各種方式が検討されてい
る。例えば、民生用ディジタルVTR(ビデオテープレ
コーダ)の協議会においては、NTSC信号及びPAL
信号等を圧縮してディジタル信号のまま記録するための
SD規格及びHDTV(High Definition TV)のベース
バンド信号を圧縮してディジタル信号のまま記録するた
めのHD規格が決定している。これらの規格に対応した
民生用ディジタルVTRも商品化されようとしている。
【0003】一般に、映像信号をディジタル化すると、
その情報量は膨大となり、情報を圧縮することなく伝送
又は記録等を行うことは、通信速度及び費用等の点で困
難である。このため、ディジタル映像信号の伝送又は記
録等においては、画像圧縮技術が必須であり、近年各種
標準化案が検討されている。動画用としては、MPEG
(Moving Picture Experts Group)方式が規格化されて
いる特に、MPEG2方式は、画像圧縮の標準化方式と
して最も普及しており、アメリカ及び欧州のディジタル
放送において採用されていることが決定されている。こ
のMPEG規格に対応したデコーダも商品化されてお
り、MPEGデコードボードとして供給されて、コンピ
ュータ等にも搭載されている。
【0004】また、画像圧縮技術の成長に伴って、ディ
ジタル画像機器の開発も進んでおり、ディジタルVTR
でけではなく、ディジタル放送用デコーダ(ディジタル
セットトップボックス)、ディジタルビデオディスクプ
レーヤ(以下、DVDと称す)等も商品化されてきてい
る。ディジタル化によって、伝送及び記録における劣化
を低減することができ、高品質の再生画像を得ることが
できるという利点がある。この利点を考慮すると、各デ
ィジタル画像機器は、従来と同様のアナログ入出力を可
能とするだけでなく、ディジタル信号のままでの入出力
を可能とするディジタルインターフェ−スを有する構成
とした方が良い。ディジタルインターフェ−スを備える
ことにより、画像データを単なるディジタルデータとし
て扱うことも可能になり、画像機器同士の接続だけでな
く、コンピュータとの間でも接続を行って、データを伝
送することができる。
【0005】ところで、ディジタルインターフェ−スを
備えた装置においては、全てのディジタル画像機器及び
コンピュータ相互間でのデータ転送を可能とするため
に、統一したインターフェース方式を採用することが考
えられている。即ち、ディジタル画像機器相互間だけで
なく、コンピュータシステムにおいても使用可能なよう
に、例えばSCSI又はRS232等の規格を採用する
ことが考えられる。しかし、SCSI及びRS232等
の伝送レートは極めて低レートであり、数Mbps(ビ
ット/秒)以上の伝送レートを確保する必要がある画像
データを伝送することは不可能である。また、画像デー
タはコンピュータデータとは異なり、リアルタイムに一
定の周期で伝送(同期伝送ともいう)する必要があり、
これらのインターフェイス方式を画像伝送用として採用
することができない。
【0006】そこで、現在、ディジタルインターフェ−
スVTRの協議会及びアメリカのTV(Advanced TV )
デコーダの協議会であるE1AのR4.1においては、
画像データに適した高速インターフェイス方式が検討さ
れている。特に、イソクロナス(isochronous )転送
(同期転送ともいう)機能を有するP1394がポスト
SCSIとして注目されている。
【0007】P1394方式については、日経エレクト
ロニクス1994.7.4(NO.612)号の「ポス
トSCSIの設計思想を探る三つの新インターフェース
を比較」の記事(文献1)の152〜163ページに内
容が詳述されている。同記事の161ページ以降に掲載
されているように、P1394はコンピュータ用がベー
スであるが、「マルチメディア用にイソクロナス転送機
能を備えている」ことを特徴とすることから、他のイン
ターフェイス方式よりも画像データ用として有効であ
る。即ち、動画や音声のデータを必ず一定時間毎に転送
し、再生してもギクシャクすることがない。
【0008】また、P1394においてはトポロジを自
動設定する機能を備えている、(文献1の155ページ
〜159ページ項の「トポロジを自動設定」参照)。P
1394はデバイスの接続、非接続時又は電源投入時に
おいて、各デバイスの接続関係の確認、デバイス間の親
子関係の設定及び各デバイスのID設定等を再設定する
のである。つまり、SCSIのトポロジはディジー・チ
ェインだけだが、P1394はツリー構成も可能とし、
複数のデバイスを接続することができるものである。
【0009】ところで、このようなP−1394等のデ
ィジタルインターフェイスを用いてディジタル放送等の
有料放送信号を受信してデコードするSTBと、受信し
た有料放送信号を記録する記録装置とをシステムとして
接続し、受信有料放送信号の記録を考えると、図5に示
すようなシステムとして構成される。この場合、ディジ
タル放送等の有料放送信号を受信するSTBには、受信
又は記録に基づいて課金を行うための課金手段が備えら
れている。つまり、このようなシステムに構成すること
によって、有料放送に対応する課金システム装置とな
る。
【0010】図5は従来の課金システム装置の一例を示
し、STVと一つの記録装置とをP−1394等のディ
ジタルインターフェイスで接続して構成した場合のシス
テムの構成例である。
【0011】図5に示すように、STB50はディジタ
ル放送などの有料放送信号を受信すると共に、受信した
有料放送信号に所定の処理を施した後、P−1394等
のディジタルインターフェイスを介して記録装置51に
供給する。このとき、受信データを伝送するディジタル
インターフェイスは、イソクロナス転送機能を備えてい
るP−1394を採用していることから、受信データは
同期転送され、つまり、図6(a)に示すように、ある
一定時間毎に且つパケット単位で転送されることにな
る。
【0012】一方、記録装置50は、例えば供給された
データの記録再生可能なディジタルVTRで構成されて
いる。また、記録装置50として、ハードディスクや光
ディスク等の記録装置を用いてシステム装置を構成する
場合もある。記録装置50には、図6(a)に示すよう
に同期転送されたデータが供給される。記録装置50は
供給されたデータを記録すると共に、データ記録に対し
て課金を行うための情報を生成してディジタルインター
フェイスを介してSTB側に伝送する。つまり、記録が
行われているか否かを示す情報等を含む課金情報をパケ
ットデータ60としてSTB50側の図示しない課金手
段に供給することにより、記録についての課金等を行う
ためである。
【0013】いま、このように接続された課金システム
装置を用いて、受信された有料放送におけるデータを記
録するものとする。このとき、ユーザは記録装置51に
備えられた記録ボタン(図示せず)をオンすることによ
り、記録装置51の記録動作が開始する。すると、記録
装置51はSTB50側に記録中であることを認識させ
るための情報(課金情報)を、図6(b)に示すように
パケットデータ60としてパケット単位で同一バス上
(ディジタルインターフェイス)に出力する。
【0014】その後、STB50は伝送された情報、即
ち課金情報のパケットデータ60を受信して入力し、図
示しないシステム制御部及び課金手段によって、入力し
た課金情報に基づく課金を行うための計測を行う。これ
により、記録についての課金等を含む課金を行うことが
できるようになっている。
【0015】このように、上述した例では、STB50
に一つの記録装置を接続したが、例えば、複数のユーザ
が一度に受信放送データを記録するために複数の記録装
置をSTB50に接続する場合も考えられる。このよう
な接続例を図7に示す。
【0016】図7は従来の課金システム装置の他の例を
示し、複数の記録装置を同一ディジタルインターフェイ
スを介してSTBに接続して構成した場合のシステムの
構成図である。
【0017】図7に示すように、複数の記録装置51、
52、53…は、同一のディジタルインターフェイス
(P1394)を介してSTB50に接続してシステム
を構成している。即ち、STB50によって受信された
有料放送におけるデータがディジタルインターフェイス
を介して常に同期転送され、各記録装置51、52、5
3…に供給される。このとき、各記録装置に供給される
データは図8(a)に示すものとなる。
【0018】各記録装置51、52、53…は、本例で
も同様に記録ボタンを夫々供え、また、記録を開始する
と、記録中であることを示す情報(課金情報)を生成し
て同一バス上(ディジタルインターフェイス)に出力す
る。。
【0019】いま、データを記録するために各記録装置
の記録ボタンを同時にオンしたものとする。これによ
り、各記録装置は記録可能となる。このとき、記録する
と同時に生成される夫々の課金情報は、図8(b)、図
8(c)、図8(d)に示す各装置に対応したタイミン
グで夫々の記録装置から伝送される。その後、STB側
では、前述のように記録中であることを示す課金情報の
パケットデータ60を受信し、記録装置が記録中である
ことを認識して記録に対する課金のための計測を行う。
【0020】したがって、図7に示すように接続した場
合には、接続された複数の記録再生装置によるデータの
記録が可能となる。
【0021】ところで、一般にディジタル放送等の有料
放送においては、少なくとも2種類の課金方法がある。
1つは、例えば、視聴者が有料番組を放送する放送局に
対してある一定期間受信契約を交わして加入者となり、
その一定期間に応じた料金(一定金額)を支払うといっ
た課金方法である。この課金方法は、一般に定額制課金
方法と呼ばれる課金方法で、定額料金を支払えば契約し
た期間内で全有料番組が視聴することができる。もう1
つは、同様に受信契約を交わして加入者となり、加入者
の所望の有料番組の視聴時間等の課金情報をデコーダに
入力することによって、視聴した時間に応じて課金値が
設定され、ある一定期間後にまとめて支払うといった課
金方法もある。この課金方法は、一般に従量制課金方法
と呼ばれるもので、いわゆる視聴した番組の分だけ料金
を支払うというペイパービュー方式である。このペイパ
ービュー方式は、CATVやビデオオンデマンドシステ
ムにおいても採用されており、デコーダとして上述した
STBを用いることにより、有料番組を受信し且つ視聴
すると同時に、即座に受信番組に対応する課金値が設定
されるようになっている。また、最近では、記録装置に
よる記録についての課金も行うようにSTBを用いて課
金システムを構成した提案もなされている。
【0022】このため、これらの課金方法を採用した放
送用デコーダ、即ち、STB50に複数の記録装置を接
続して課金システム装置(図7参照)を構成した場合に
も、上述の課金方法に基づいて課金が行われるようにな
っている。つまり、定額制課金方法では契約した加入者
のみに課金が行われ、また記録に対する課金を含む従量
制課金方法においても、契約した加入者のみについて受
信あるいは記録に対する課金が行われることになる。
【0023】しかしながら、図7に示す従来の課金シス
テム装置においては、記録装置51、52、53…が同
一のデータを記録しているにも拘わらず、STB50の
課金手段は、いずれか一つの記録装置の記録に対する課
金の計測しか行うことができない。このため、放送局側
とってデータ記録に対する公平な課金を行うことができ
ないという不都合が発生する。
【0024】また、複数のディジタルデータのコピーを
禁止するするために、従来より、CD等から再生したデ
ィジタルデータからコピーを行い、更にディジタル信号
のままの状態でコピーするのを禁止する取り決め、即ち
第1世代のディジタル信号のコピーを禁止するシリアル
コピーマネージメント(以下、SCMSと略記)が採用
されている。しかし、このSCMSを利用して、各記録
再生装置の記録を行わせないように構成したとしても、
SCMSでは1対1に対応した接続でないと効果はな
く、図7に示すように並列に同時記録を行えば、1台分
の記録料金で複数台の記録が可能となってしまう。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の課
金システム装置では、STBと複数の記録装置とで課金
システム装置を構成し、受信した有料放送データを複数
の記録装置で同時記録しようとすると、単独の受信契約
にも拘わらず全ての記録装置によってデータ記録が行わ
れてしまうという問題点があった。このため、データ記
録に対する課金課金が公平に行えないという問題点もあ
った。
【0026】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、ユーザの記録要求に応じて送受信する記録
許可信号を用いることにより、同時に行われる複数の記
録装置によるデータ記録を禁止することできると共に、
データ記録に対する課金を公平に行うことのできる課金
用記録装置及びそれを用いた課金システム装置の提供を
目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の課金用記録装置は、送信された有料データを受信して
受信データを出力する受信手段からの前記受信データを
記録する記録手段と、ユーザの記録要求に応じて、前記
受信データの記録実行を示す記録要求信号を発生すると
共に、発生した前記記録要求信号を所定のタイミングで
前記受信手段と少なくとも1つ以上の前記記録手段とが
接続される同一バス上に出力する記録要求発生手段と、
前記同一バスを介して供給される入力データから前記記
録要求信号を検出することにより、他の記録手段に設け
られた記録要求発生手段による記録要求信号の出力の有
無を判別し、判別結果に基づいて前記記録手段による前
記受信データの記録の可否を決定する記録要求検出手段
と、を具備したものである。
【0028】請求項1の本発明においては、記録手段
は、送信された有料データを受信して受信データを出力
する受信手段からの前記受信データを記録する。記録要
求発生手段はユーザの記録要求に応じて、前記受信デー
タの記録実行を示す記録要求信号を発生すると共に、発
生した前記記録要求信号を所定のタイミングで、前記受
信手段と少なくとも1つ以上の前記記録手段とが接続さ
れる同一バス上に出力する。その後、記録要求検出手段
は、前記同一バスを介して供給される入力データから前
記記録要求信号を検出することにより、他の記録手段に
設けられた記録要求発生手段による記録要求信号の出力
の有無を判別し、判別結果に基づいて前記記録手段によ
る前記受信データの記録の可否を決定する。これによ
り、記録要求がなされた記録手段のみのデータ記録が行
われ、他の記録手段によるデータ記録を禁止することが
できる。
【0029】請求項4に記載の本発明の課金システム装
置は、送信手段により送信された有料データを受信して
受信データを出力する受信手段と、前記受信データの記
録を行う少なくとも1つ以上の記録手段と、前記受信手
段と前記少なくとも1つ以上の記録手段とを接続するデ
ィジタルインターフェイスと、前記記録手段に設けら
れ、ユーザの記録要求に応じて、前記受信データの記録
実行を示す記録要求信号を発生すると共に、発生した前
記記録要求信号を所定のタイミングで前記ディジタルイ
ンターフェイス上に出力する記録要求発生手段と、前記
記録要求発生手段からの前記記録要求信号が入力され、
該記録要求信号に基づく記録手段を認識すると共に、認
識した記録手段に前記受信データの記録許可を示す記録
許可信号を前記受信手段の受信データに付加して出力す
る記録許可手段と、前記記録手段に設けられ、前記ディ
ジタルインターフェイスを介して供給される入力データ
から前記記録許可信号を検出し、検出結果に基づいて前
記受信データの記録の可否を決定する記録許可検出手段
と、前記記録要求発生手段からの前記記録要求信号から
前記受信データの記録開始を検出し、検出結果に基づい
て課金を行う課金手段と、を具備したものである。
【0030】請求項4記載の本発明においては、受信手
段は送信手段により送信された有料データを受信して受
信データを出力する。少なくとも1つ以上の記録手段は
前記受信データの記録を行う。前記受信手段と前記少な
くとも1つ以上の記録手段とはディジタルインターフェ
イスによって接続されている。記録要求発生手段は、前
記記録手段に設けられ、ユーザの記録要求に応じて、前
記受信データの記録実行を示す記録要求信号を発生する
と共に、発生した前記記録要求信号を所定のタイミング
で前記ディジタルインターフェイス上に出力する。記録
許可手段は、前記記録要求発生手段からの前記記録要求
信号が入力され、該記録要求信号に基づく記録手段を認
識すると共に、認識した記録手段に前記受信データの記
録許可を示す記録許可信号を前記受信手段の受信データ
に付加して出力する。その後、記録許可検出手段は前記
記録手段に設けられ、前記ディジタルインターフェイス
を介して供給される入力データから前記記録許可信号を
検出し、検出結果に基づいて前記受信データの記録の可
否を決定する。また、課金手段は前記記録要求発生手段
からの前記記録要求信号から前記受信データの記録開始
を検出し、検出結果に基づいて課金を行う。これによ
り、前記記録許可信号に基づく1つの記録手段が受信デ
ータの記録が許可されることになり、2台以上の同時記
録を禁止することができると共に、課金手段によりデー
タ記録に対する公平な課金を行うことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0032】図1及び図2は本発明に係る課金用記録装
置の一実施形態例を示し、図1は装置を課金システムと
して構成した場合のブロック図、図2は装置の動作タイ
ミングを説明するための説明図である。
【0033】図1に示すように、STB1(セットトッ
プボックス)には図示しない送信手段(放送局)から伝
送媒体を介して伝送されたディジタル放送などの有料番
組における有料放送信号が供給される。STB1は供給
された有料放送信号を受信部2によって受信し、受信信
号に例えば復調等の所定の処理を施した後にシステム制
御部3に与える。
【0034】システム制御部3は、供給された受信信号
(受信データともいう)を、P−1394等のディジタ
ルインターフェイス4を介して第1の記録手段5、第2
の記録手段6に夫々供給する。この場合、STB1のシ
ステム制御部3から出力される受信データは、例えば図
2(a)に示すようにパケット単位で一定時間毎に同期
伝送される。即ち、ディジタルインターフェイスとして
のP−1394に特徴を利用した伝送フォーマットでデ
ータ伝送が行われるようになっている。
【0035】また、通常の視聴モードが選択されている
場合には、システム制御部3は受信信号にデコード処理
を施して表示手段としてのTV等へ出力する。尚、シス
テム制御部3から出力される受信データは、デコード処
理後の受信データをパケット単位で出力するように構成
しても良い。
【0036】システム制御部3は、図示はしないが課金
手段を有し、該課金手段を制御して課金値を設定する。
つまり、課金手段はデータ記録に対する課金及び受信に
対する課金等の従量制課金、あるいは一定額を支払うこ
とで受信契約を交わして視聴が許可される定額制課金等
の課金を行うための計測を行う。
【0037】また、STB1には、システム制御部3に
よりデータ記録等の課金を行わせるための情報を前記シ
ステム制御部3に与える記録開始検出回路7が設けられ
ている。記録開始検出回路7は、後述する記録手段から
伝送される記録要求フラグを検出し、検出結果を出力す
る。これにより、システム制御3は検出結果により記録
が行われている記録手段を認識することができると共
に、課金手段を制御してデータ記録に対する課金等の計
測を行う。尚、記録開始検出回路7による検出結果は、
課金情報としてシステム制御部3内のメモリ等(図示せ
ず)に保存するようにしても良い。また、本システムが
双方向通信可能なビデオオンデマンドシステムとして構
成した場合には、システム制御部3による制御によりユ
ーザによる要求信号及び課金情報を送信手段側のセンタ
ー装置へと伝送するようにしても良く、この場合、セン
ター装置によって要求信号及び課金情報に基づく課金が
行われるようになる。
【0038】一方、記録側では、課金用記録装置として
複数の記録装置、例えば第1及び第2の記録装置5、6
がSTB1とに同一バス(ディジタルインターフェイス
4)を介して接続されている。第1及び第2の記録手段
としては、例えば供給された受信データの記録再生可能
なディジタルビデオカセットテープレコーダ(ディジタ
ルVTR)で構成されている。また、記録手段として、
ハードディスクや光ディスク等の記録装置を用いてシス
テムを構成するようにしても良い。
【0039】第1及び第2の記録手段5、6は、ユーザ
の記録要求に応じて記録要求信号を発生し、記録要求フ
ラグとしてSTB1側へと出力する記録要求発生回路5
a、6aを夫々有している。記録要求発生回路5a、6
aは、発生した記録要求信号を所定の時間間隔でディジ
タルインターフェイス4(同一バス上)に出力する。記
録要求信号としては、ユーザの記録要求が入力された記
録装置及び該記録装置での記録実行を示す情報等のデー
タである。即ち、この記録要求信号を記録要求フラグと
してディジタルインターフェイス4上(同一バス上)に
出力することにより、自らこの記録要求信号を検出する
ことで記録の有無を検出することができると共に、ST
B1側においても同様に記録状態にある記録装置を認識
することができる。
【0040】ディジタルインターフェイス4上に出力さ
れた記録要求フラグは、STB1から出力された受信デ
ータと共に、第1及び第2の記録手段5、6へと供給さ
れる。このとき、記録要求フラグは第1及び第2に夫々
設けられた記録要求検出回路5b、6bに夫々与えら
れ、記録要求検出回路5b、6bは供給された入力デー
タから記録要求フラグを検出して、検出結果に基づき記
録を許可するための記録許可信号を制御信号として記録
メディア5c、6cへと出力する。記録メディア5c、
6cは、記録許可信号が入力されると、システム制御部
3から伝送されている受信データの記録を開始する例え
ば、第1の記録手段5が記録要求信号を発生して、第1
の記録の手段を示す記録要求フラグをディジタルインタ
ーフェイス4上に出力したとすると、第1の記録手段5
の記録要求検出回路5bは、該記録要求信号が自ら出力
した記録要求フラグであることを判別し、記録メディア
5cに対するデータ記録の許可を与える。このとき、第
2の記録手段6では、記録許可検出手段6dによって第
2の記録手段を示す記録要求フラグが出力されていない
ことが検出され、記録メディア6cによるデータ記録を
禁止させる。
【0041】次に、動作を図2を参照しながら詳細に説
明する。
【0042】いま、第1の記録手段5を用いてSTB1
により受信された有料受信データを記録するものとす
る。この場合、ユーザは図示しない第1の記録手段5の
記録ボタンをオンする。すると、第1の記録手段5の記
録要求発生回路5aは図2(b)に示すように記録要求
信号を所定の時間毎に発生し、発生した記録要求信号を
STB1からの受信データのパケット伝送直後に同一バ
ス上へと出力する。その結果、同一バス上(ディジタル
インターフェイス4上)に伝送されるデータは、図2
(c)に示す伝送状態となる。
【0043】そして、STB1からの受信データは、記
録メディア5cに供給されると共に、第1の記録手段5
の記録要求を示す記録要求フラグも記録要求検出回路5
bに供給される。すると、記録要求検出回路5bによっ
て、記録要求フラグが検出され、該第1の記録手段5に
よる記録要求がなされたものと判断して、記録許可を示
す記録許可信号を記録メディア5cに出力する。
【0044】例えば、STB1から出力される受信デー
タが、データ(a−1)、データ(a−2)、データ
(a−3)…とパケット毎に伝送されるものとすると、
記録メディア5cは順にデータ(a−1)から受信デー
タの記録を開始する。このとき、第1の記録手段5の記
録要求の後に第2の記録手段6の記録要求がなされた場
合には、第2の記録手段6の記録メディア6cにより、
データ(a−1)のデータ記録が行われる。その後、デ
ータ(a−1)のデータ記録が完了すると、直後に最初
に記録要求がなされた第1の記録手段5の記録要求フラ
グが、第1の記録手段5の記録要求検出回路5bによっ
て検出されることにより、第1の記録手段5によるデー
タ記録を続行する。即ち、図2(c)に示すようにデー
タ(a−2)から順に受信データが記録される。このと
き、第2の記録要求検出回路6aは自らの記録要求フラ
グが出力されていないことを検出し、記録状態にある記
録メディア6cの記録を中止させる。
【0045】これにより、受信データにおける最初のデ
ータ(a−1)は第1及び第2の記録手段で記録される
ことになるが、データ(a−2)以降については、第1
の記録手段5のみがデータ記録を行い、第2の記録手段
6による記録は行われない。即ち、2台の記録手段によ
る同時記録が不可能となる。
【0046】一方、第1の記録手段5の記録発生回路5
aから出力された記録要求フラグは、STB1の記録開
始検出回路7によって検出され、検出結果がシステム制
御部3に供給される。その結果、システム制御部3によ
って、検出結果に基づく課金値を計測することで第1の
記録手段のみのデータ記録に対する課金が行われる。こ
れにより、データ記録に対する課金を公平に行うことが
できる。
【0047】したがって、本実施形態例によれば、確実
に受信データを記録することができることは勿論のこ
と、2台以上の記録手段による同時記録を禁止すること
ができることから、データ記録に対する課金も公平に行
うことができるという効果を得る。
【0048】ところで、上述した実施形態例では、受信
データを記録する課金用記録装置側にて記録要求フラグ
を発生すると共に検出することにより、複数の記録装置
の同時記録を禁止させるように動作させていたが、ST
B1側にて記録要求がなされた記録手段を認識し、認識
した記録手段のみに記録を許可して、他の記録手段によ
る記録を禁止させることも可能である。このような課金
システム装置として構成した実施形態例を図3及び図4
に示す。
【0049】図3及び図4は本発明に係る課金システム
装置の一実施形態例を示し、図3はシステム装置の概略
構成を示すブロック図、図4は装置の動作タイミングを
説明するための説明図である。尚、図3は図1と同様の
構成要素については同一符号を付して説明を省略し、異
なる部分のみを説明する。
【0050】本実施形態例においては、STV1におけ
る記録要求検出回路7(図1参照)に代えて受信データ
と共に生成した記録許可信号を伝送する記録許可回路3
2を設け、伝送された許可信号を検出する記録許可検出
回路5d、6dを第1及び第2の記録手段5、6におけ
る記録要求検出回路5b、6bに代えて設けることによ
り、システムとして構成したことが前記実施形態例と異
なる点である。
【0051】図3に示すように、受信部2によって受信
された受信信号(受信データ)は、前記実施形態例と同
様にシステム制御部1に与えられる。このとき、システ
ム制御部31に伝送する受信データのタイミングは、図
4(a)に示すものとなる。
【0052】システム制御部31は、受信データを記録
許可回路32に出力すると共に、記録許可回路32によ
り受信データと共に出力する許可信号の出力タイミング
を制御する。つまり、システム制御部31は記録許可回
路32からの入力情報から記録要求が発生した記録手段
を認識すると共に、認識した記録手段に対する記録許可
信号を前記記録許可回路2により発生させるように制御
して出力させる。
【0053】記録許可回路32は、課金用記録装置であ
る記録手段側からディジタルインターフェイス4を介し
て伝送される記録要求フラグが入力され、記録要求フラ
グに基づく記録装置に対し受信データの記録許可を示す
記録許可信号を、システム制御部31の制御によって所
定のタイミングで受信データと共に出力する。
【0054】例えば、図4(b)に示すタイミングで第
1の記録手段5による記録要求が発生したとすると、記
録許可回路2は図4(c)に示すように、伝送する最初
のデータ(a−1)の次のデータ(a−2)の先頭部に
第1の記録手段5の記録許可を示す記録許可信号を伝送
する。以降、伝送するデータ(a−3)についても同様
に、受信データの先頭部に付加するタイミングで記録許
可信号を伝送する。
【0055】また、記録許可回路2は、記録要求フラグ
が供給されると、記録要求に基づく課金を行うための情
報を生成し、この情報をシステム制御部31に与える。
【0056】システム制御部31は、前記実施形態例と
同様に図示はしないが課金手段を有し、入力される情報
(課金情報)に基づき該課金手段を制御して課金値を設
定する。つまり、課金手段はデータ記録に対する課金及
び受信に対する課金等の従量制課金、あるいは一定額を
支払うことで受信契約を交わして視聴が許可される定額
制課金等の課金を行うための計測を行う。尚、記録許可
回路2からの情報は、前記実施形態例と同様に課金情報
としてシステム制御部3内のメモリ等(図示せず)に保
存するようにしても良い。また、本システムが双方向通
信可能なビデオオンデマンドシステムとして構成した場
合には、システム制御部3による制御によりユーザによ
る要求信号及び課金情報を送信手段側のセンター装置へ
と伝送するようにしても良く、この場合、センター装置
によって要求信号及び課金情報に基づく課金が行われる
ようになる一方、記録手段側では、伝送された記録許可
信号を検出するための記録許可検出回路5d、6dが、
課金用記録装置としての第1記録手段5、第2の記録手
段6の夫々に設けられている。記録許可検出手段5d、
6dは、STB1の記録許可回路32から受信データと
共に記録許可信号が伝送されると、伝送されるデータか
ら記録許可信号を検出し、検出結果を記録メディア5
c、6cに夫々出力する。
【0057】例えば、第1の記録手段5に対して記録要
求がなされたとすると、記録許可回路32から第1の記
録手段5の記録許可を示す記録許可信号が伝送され、第
1の記録手段5の記録許可回路5dは、該記録許可信号
を検出することにより、記録許可である記録手段が第1
の記録手段5であることを認識する。このとき、記録許
可検出手段5dは、記録メディア5cに対して記録を許
可するための記録許可信号(制御信号)を出力する。記
録メディア5cは、記録許可信号が供給されると、前記
実施形態例と同様に受信データ記録を開始する。
【0058】また、第1及び第2の記録手段5、6に
は、図1に示す実施形態例と同様にユーザからの記録要
求に応じて記録要求信号を生成し、該記録要求信号を記
録要求フラグとしてディジタルインターフェイス4を介
してSTB1の記録許可回路32へと出力する記録要求
発生回路5a、6aが夫々設けられている。
【0059】次に、図3に示す装置の動作を図4を参照
しながら詳細に説明する。
【0060】いま、第1の記録手段5を用いてSTB1
により受信された有料受信データを記録するものとす
る。この場合、ユーザは図示しない第1の記録手段5の
記録ボタンをオンする。すると、第1の記録手段5の記
録要求発生回路5aは、図4(b)に示すように記録要
求信号を所定の時間毎に発生し、発生した記録要求信号
を記録要求フラグとしてディジタルインターフェイス4
(同一バス上)を介してSTB1の記録許可回路32へ
と出力する。その後、記録許可回路32はシステム制御
部31の制御によって、記録要求フラグに基づく記録手
段の記録許可信号を生成すると共に、該記録許可信号を
STB1からの受信データのパケットの先頭部に付加す
るように受信データと共に同一バス上へと出力する。こ
のとき、記録許可回路32は図4(c)に示すような伝
送状態で受信データと記録許可信号とを出力する。
【0061】そして、第1記録手段5では、図4(c)
に示すSTB1からの受信データが供給されると、記録
許可検出回路5dによって、記録要求信号が検出され、
該記録要求信号が示す記録許可装置、即ち第1の記録手
段5による記録が許可されたものと判断して、記録許可
を示す記録許可信号を記録メディア5cに出力する。こ
れにより、記録メディア5cによるデータ記録を開始す
る。
【0062】例えば、STB1から出力される受信デー
タが、データ(a−1)、データ(a−2)、データ
(a−3)…とパケット毎に伝送されるものとすると、
記録メディア5cは順にデータ(a−1)から受信デー
タの記録を開始する。このとき、記録許可信号は、デー
タ(a−2)の先頭部に付加された伝送されることか
ら、第2の記録利手段6における記録要求がなされたと
しても、データ(a−1)は第1及び第2の記録手段
5、6における記録メディア5c、6cにより記録され
ることになる。その後、データ(a−1)のデータ記録
が完了すると、データ(a−2)の先頭部に付加された
記録許可信号が、第1の記録手段5の記録許可検出回路
5dによって検出されることにより、第1の記録手段5
によるデータ記録を続行する。即ち、図4(c)に示す
ようにデータ(a−2)から順に受信データが記録され
る。このとき、第2の記録許可検出回路6dは自らの記
録許可信号が出力されていないことを検出し、記録状態
にある記録メディア6cの記録を中止させる。
【0063】これにより、受信データにおける最初のデ
ータ(a−1)は第1及び第2の記録手段5、6で記録
されることになるが、データ(a−2)以降について
は、第1の記録手段5のみがデータ記録を行い、第2の
記録手段6による記録は行われない。即ち、2台の記録
手段による同時記録が不可能となる。
【0064】一方、第1の記録手段5の記録発生回路5
aから出力された記録要求フラグは、STB1の記録許
可回路32によって検出され、検出結果がシステム制御
部31に供給される。その結果、システム制御部3によ
って、検出結果に基づく課金値を計測することで第1の
記録手段のみのデータ記録に対する課金が行われる。こ
れにより、データ記録に対する課金が公平に行うことが
できる。
【0065】したがって、本実施形態例によれば、前記
実施形態例と同様に効果を得、放送用デコーダであるS
TB1側において2台以上の記録手段による同時記録を
禁止するように制御することができる。これにより、デ
ータ記録に対する課金も公平に行うことができるという
効果を得る。
【0066】尚、本発明に係る実施形態例においては、
STB1内に、例えば課金手段(図示せず)により設定
された課金値をプリペイカード等を用いて即座に受信側
で支払うための手段を設けてシステムを構成した場合に
は、課金値等課金情報を送信側へと伝送しないでメモリ
等に保存し、プリペイカードによる受信者の支払い時に
該メモリ等から読出した課金情報に基づいて課金を行う
ようにしても良い。
【0067】また、本発明に係る実施形態例において
は、本システムをビデオオンデマンドシステムを採用す
ると共に、課金方法としてペイパービュー方式を採用し
た場合には、システム制御部による制御によって前記課
金情報を一定時間毎に送信側がへと送信するように構成
しても良く、またリアルタイムで送信するようしても良
い。結果として、より明確な課金値を設定することがで
きるという効果を得る。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
受信放送用デコーダであるSTBに複数の記録手段を接
続して、STBからの受信データを複数の記録手段を用
いて同時に記録しようとする場合に、2台以上の記録手
段によるデータ記録を不可能にすることができる。これ
により、1台のみのデータ記録を確実に行うことができ
ることから、データ記録に対する公平な課金を行うこと
ができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る課金用記録装置の一実施形態例を
示すブロック図。
【図2】図1に示す装置の動作タイミングを説明するた
めの説明図。
【図3】本発明の課金システム装置の一実施形態例を示
すブロック図。
【図4】図3に示す装置の動作タイミングを説明するた
めの説明図。
【図5】STBと一つの記録再生装置とで構成した課金
システム装置の従来例を示すブロック図。
【図6】図5に示す装置の動作タイミングを説明するた
めの説明図。
【図7】STBと複数の記録再生装置とで構成した課金
システム装置の従来例を示すブロック図。
【図8】図7に示す装置の動作タイミングを説明するた
めの説明図。
【符号の説明】
1…セットトップボックス(STB)、2…受信部、
3、31…システム制御部、4…ディジタルインターフ
ェ−ス(P1394)、5…第1の記録手段、6…第2
の記録手段、5a、6a…記録要求発生回路、5b、6
b…記録要求検出回路、5c、6c…記録メディア、5
d、6d…記録許可検出回路、7…記録開始検出回路、
32…記録許可回路。
フロントページの続き (72)発明者 布施 一義 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 マルチメディア技術研究 所内 (56)参考文献 特開 平5−12453(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04M 15/00 H04N 7/16 - 7/173

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信された有料データを受信して受信デ
    ータを出力する受信手段からの前記受信データを記録す
    る記録手段と、 ユーザの記録要求に応じて、前記受信データの記録実行
    を示す記録要求信号を発生すると共に、発生した前記記
    録要求信号を所定のタイミングで、前記受信手段と少な
    くとも1つ以上の前記記録手段とが接続される同一バス
    上に出力する記録要求発生手段と、 前記同一バスを介して供給される入力データから前記記
    録要求信号を検出することにより、他の記録手段に設け
    られた記録要求発生手段による記録要求信号の出力の有
    無を判別し、判別結果に基づいて前記記録手段による前
    記受信データの記録の可否を決定する記録要求検出手段
    と、 を具備したことを特徴とする課金用記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録要求検出手段は、検出した前記
    記録要求信号が他の記録手段の記録要求発生手段から出
    力されたものと判別した場合には、前記記録手段による
    前記受信データの記録を禁止させ、逆に出力されていな
    いものと判別した場合には、前記記録手段による前記受
    信データの記録を許可させることを特徴とする請求項1
    に記載の課金用記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録要求信号は、データ記録に対す
    る課金を行うために、前記記録要求信号から前記受信デ
    ータの記録開始を検出し、検出結果に基づいてデータ記
    録に対する課金を行う課金手段に与えることを特徴とす
    る請求項1に記載の課金用記録装置。
  4. 【請求項4】 送信手段により送信された有料データを
    受信して受信データを出力する受信手段と、 前記受信データの記録を行う少なくとも1つ以上の記録
    手段と、 前記受信手段と前記少なくとも1つ以上の記録手段とを
    接続するディジタルインターフェイスと、 前記記録手段に設けられ、ユーザの記録要求に応じて前
    記受信データの記録実行を示す記録要求信号を発生する
    と共に、発生した前記記録要求信号を所定のタイミング
    で前記ディジタルインターフェイス上に出力する記録要
    求発生手段と、 前記記録要求発生手段からの前記記録要求信号が入力さ
    れ、該記録要求信号に基づく記録手段を認識すると共
    に、認識した記録手段に前記受信データの記録許可を示
    す記録許可信号を前記受信手段の受信データに付加して
    出力する記録許可手段と、 前記記録手段に設けられ、前記ディジタルインターフェ
    イスを介して供給される入力データから前記記録許可信
    号を検出し、検出結果に基づいて前記受信データの記録
    の可否を決定する記録許可検出手段と、 前記記録要求発生手段からの前記記録要求信号から前記
    受信データの記録開始を検出し、検出結果に基づいて課
    金を行う課金手段と、 を具備しことを特徴とする課金システム装置。
  5. 【請求項5】 前記記録許可検出手段は、この記録許可
    検出手段を有する記録手段と検出した前記記録許可信号
    が示す記録手段とが一致した場合には前記受信データの
    記録を許可し、一致しない場合には前記受信データの記
    録を禁止させることを特徴とする請求項4に記載の課金
    システム装置。
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