JP3376726B2 - 双画図表示装置 - Google Patents

双画図表示装置

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JP3376726B2
JP3376726B2 JP27762294A JP27762294A JP3376726B2 JP 3376726 B2 JP3376726 B2 JP 3376726B2 JP 27762294 A JP27762294 A JP 27762294A JP 27762294 A JP27762294 A JP 27762294A JP 3376726 B2 JP3376726 B2 JP 3376726B2
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    • GPHYSICS
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に関し、少なく
とも2人が同席し、画像,図面,図表,文書等の資料を
参照しながら対談する時に、これらの資料を表示させる
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置の画面はー面構成の表示
部を有し、これを主として垂直に置いて用いている。ま
た、ー画面内に複数のウインドウを開き、そのおのおの
に別々な画像/文書/数表等を表示して利用する場合も
あるが、いずれにしても、このような構造や設置形態
は、一人の操作者が占有して画面を参照また処理する場
合に適することを想定したが為である。また、表示画面
を水平面に配置した表示装置もあるが、これも、個人用
ゲーム向け等に開発された専用装置であり、複数人が同
時に周囲から参照利用するには適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】会議の席上で説明資料
等を印刷物で配布したり、OHP(オーバヘッドプロジ
ェクタ)を利用したりすることに代えて、近年、パソコ
ン(卓上型,可搬型)やワークステーションの活用によ
る電子的,光学的,磁気的,或いはこれらを組み合わせ
た大容量の記憶媒体を活用したプレゼンテーションツー
ルが登場してきた。これらの大容量記憶媒体に文書や画
像等を記憶させ、CRT(陰極線管),液晶,プラズマ
あるいはプロジェクター等による表示画面で逐次切替え
たり、分割表示またはウインドウ表示などしてこれらの
資料を表示させる技術が急速に普及してきた。
【0004】しかし、このようなプレゼンテーションツ
ールによって作成された説明資料の展示手段は依然とし
て従来の縦型表示のディスプレイ画面であり、講演等に
よる多人数では、プロジェクタを用いることができる
が、小人数が集まる会議室等でこの表示画面を見る場合
は横並びまたは前後に重なりなどして後ろから肩ごしに
覗き込まざるを得ない状態であった。また、このような
着座方法では対談者は肘や肩が互いに触れ合うようにな
り窮屈であるため、話に身が入らない欠点があった。
【0005】複数人が同席した自然な対話状態では、デ
スク等を介在して対話者同士が対面で着座することが望
ましく、そのために従来の表示装置の画面形態による使
用方法は好ましくない。
【0006】また、金融機関等の店頭,旅行業者のカウ
ンタ等の案内コーナや商談窓口、公的な情報提供場所、
行政機関等での相談窓口や各種催事場等の案内/説明コ
ーナ/チケット販売窓口等では応接者はカウンタを介し
て客と応接するのが一般である。その際、縦配置の画面
を水平面に配置して使用することも可能であるが、この
ような表示画像では応接者と客は表示画面の反対側から
説明資料を見ることになり、一端からは説明資料を正立
状態で見ることができるが、他端からは説明資料を倒立
した状態でみることになり、説明資料が文書等による説
明文である場合は判読が困難になる不都合があった。
【0007】このような問題を解決した技術として、特
開昭53−136434号公報、特開昭58−0028
81号公報,特開平03−140995号公報に記載の
技術がある。そして、特開昭53−136434号公報
では縦型スクリーンの表裏から投影画像を見るようにな
し、いずれから画像を見ても同形になるように投影画像
を左右反転などし、また特開昭58−002881号公
報,特開平03−140995号公報に記載の技術の場
合は、表示画面の対座位置対応に正立した画像を見せる
ように、2画面用のイメージメモリのそれぞれに互いに
反転像(天地像/180°回転像)を書き込み、この2
つの画像を必要に応じて切替えて表示していた。
【0008】しかし、特開昭53−136434号公報
の技術ではスクリーンが対話者間を遮る形になって目障
りであり、また特開昭58−002881号公報,特開
平03−140995号公報の場合は応接者側の画像は
客側からは倒立した像であり、逆に客側の画像は応接者
側からは倒立した像であり、説明をする過程で度々画像
の表示方向を180度分切り替える必要があった。この
切替えを説明の進行途上でしばしば行なうとその都度画
像が点対称に反転するため認識が煩雑となり、客が説明
に身が入らなくなる欠点がある。
【0009】上記のような説明資料を表示装置に表示す
るに代えて、カタログ等の写真資料と説明書を用いるこ
とが一般に行なわれているが、カタログ等の写真資料や
説明書/定価表は別閉じ製本となっており、客と面談す
る商談等では、これらの製本をセールスが客先に持参す
るのは労力が掛かり、またこれらの製本を拡げると机上
が乱雑になる欠点が有った。
【0010】本発明の目的は、カウンタや机、あるいは
ハンディパソコン等の表示画面部を水平に配置して画像
を表示しておき、この表示画面を挟んで対座し,資料を
共視しながら対話するに適した表示装置を提供すること
にある。
【0011】また本発明の他の目的は、マーカを画面内
に表示し、共視した資料内の注目点をポイントできる表
示装置を提供することにある。
【0012】更に本発明の他の目的は、画面内に表示
し、共視した資料に関する属性情報をいずれか一方の画
像表示側だけに可視させる表示装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成と作用を、図1ないし図3を併用して以下説明
する。
【0014】図1は請求項1の発明を説明する原理ブロ
ック図である。請求項1の発明は、画素の集合体からな
る複数の画像を記憶手段に格納する書込手段20と、前
記記憶手段から読み出した画像を画素単位に書き込まれ
る表示メモリ4とこの表示メモリ4に書き込まれた画像
を画面6に表示させる表示制御部5と表示メモリ4に書
き込まれ画面6に表示される画素を不可視にする遮蔽方
向を択ー的に付与する遮像手段7を含む表示手段700
と、表示手段700に一対のマーカを表示させかつ移動
を指示する信号を出力する一対マーカの移動制御手段8
0と、記憶手段に格納された複数画像から互いに排他的
な位置の画素を読出し且つ遮像手段7によってそれぞれ
の画像の画素毎に遮蔽方向が共通にされた表示メモリ4
の画素位置に書き込む読書制御手段30と、を設けた構
成を特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の双画図
表示装置において、画面6をラスタスキャンで駆動し、
遮像手段7は副走査線上では遮蔽方向を整列するととも
に隣接する副走査線間では所定の副走査線数毎に整列さ
せる遮蔽方向を異ならせた構成を特徴とする。
【0016】請求項3の発明は、請求項1記載の双画図
表示装置において、画面6を分割し、遮像手段7はこの
分割画面内では遮蔽方向を整列するとともに隣接するこ
の分割画面間で整列させる遮蔽方向を異ならせた構成を
特徴とする。
【0017】請求項4の発明は、請求項1記載の双画図
表示装置において、画素の集合体から成る複数の画像を
記憶手段に格納する際に、少なくとも一方の画像の画素
を間引いて格納する構成を特徴とする。
【0018】請求項5の発明は、請求項1記載の双画図
表示装置において、ー対マーカの移動制御手段80によ
って制御されるー対のマーカは、遮像手段7による遮蔽
方向が異なる位置に対応させてそれぞれが操作される構
成を特徴とする。
【0019】図2は請求項6の発明を説明する原理ブロ
ック図である。請求項6の発明は、画素の集合体からな
る複数の画像を記憶手段に格納する書込手段20と、画
像を画素単位に書き込まれる表示メモリ4とこの表示メ
モリ4に書き込まれた画像を画面6に表示させる表示制
御部5と表示メモリ4に書き込まれ画面6に表示される
画素を不可視にする遮蔽方向を読書制御手段300によ
って制御する遮像手段7を含む表示手段700と、マー
カの書込制御部90を介して表示手段700に一対のマ
ーカを表示させかつ移動を指示する信号を出力する一対
マーカの移動制御手段80と、一対マーカの移動制御手
段80からの出力信号を読書制御手段300によって選
択するマーカの書込制御部90と、記憶手段に格納され
た複数画像を切替えて読出して表示メモリ4に書き込む
とともに、切替え指示をマーカの書込制御部90と遮像
制御手段7にそれぞれ出力する読書制御手段300と、
を設けた構成を特徴とする。
【0020】請求項7の発明は、請求項1と請求項4と
請求項6に記載の双画図表示装置において、記憶手段に
格納する複数の画像のー方は、他方の画像を所定角度回
転した画像として格納する構成を特徴とする。
【0021】請求項8の発明は、請求項1と請求項5と
請求項6に記載の双画図表示装置において、画面6に表
示する一対のマーカのいずれかをタッチセンサによって
操作する構成を特徴とする。
【0022】請求項9の発明は、請求項1と請求項6に
記載の双画図表示装置において、画像に関する情報を格
納したファイルから情報を読出し、少なくともー方の画
像と情報を併せて可視させる構成を特徴とする。
【0023】請求項10の発明は、請求項1と請求項6
に記載の双画図表示装置において、画像を表示する画面
はデスクトップに設ける構成を特徴とする。
【0024】請求項11の発明は、請求項1と請求項6
に記載の双画図表示装置において、画像ファイルを着脱
自在とした可搬型のハンディ装置の画面に画像を表示さ
せる構成を特徴とする。
【0025】
【作用】図3は双図を一対マーカとともに表示した時の
応接者と客側における視認画像の説明図であり、同図
(a)は上面図で、また同図(b)は対座した両者の状態を説
明する側面図であり、本発明の作用を説明する図であ
る。
【0026】請求項1の発明では、画素の集合体によっ
て構成される第1の画像(正立像1n)を応接者側の可
視像とし、またこの正立像1nを所定角度回転(画面中
心に関して点対称に配置)した第2の画像(倒立像1
t)を客側の可視像とし、それぞれを書込手段20によ
って記憶手段2(イメージメモリ2n,イメージメモリ
2t)に書き込む。
【0027】表示メモリ4(VRAM)に配置した画素
を客の視野から遮蔽し、応接者の視野からのみ視認させ
る第1の遮像手段7n、および表示メモリ4(VRA
M)に配置した画素を応接者の視野から遮蔽し、客の視
野からのみ視認させる第2の遮像手段7tを画面6のそ
れぞれの画素位置毎に択ー的に配置する。
【0028】イメージメモリ(2n,2t)に書き込ま
れたそれぞれの画像1(1n,1t)は画素毎に読み出
されて表示メモリ4の画素位置に配置される。このと
き、正立像1nの画素は遮像手段7nの配置位置と照合
されて読み出され且つ対応する表示メモリ4の画素位置
に書き込まれる。また同様に、倒立像1tの画素は遮像
手段7tの配置位置と照合されて読み出され且つ対応す
る表示メモリ4の画素位置に書き込まれる。
【0029】このように配置することで、応接者は同図
(b)に示すように正立像1nのみを正立のままで視認す
ることになり、同時に客は倒立像1tのみを視認してい
るが、客の着座位置が同図(b)に示すように倒立像1t
を正立と認識させる位置であるから、客も倒立像1tを
「正立像」として視認することになる。
【0030】更に、画面6内に応接者と客用の一対のマ
ーカ(8n,8t)を表示する。応接者がこの画面6に
表示されているマーカ8nに操作手段81nによって移
動操作を行なうと、その移動量信号が伝達され、画面内
座標の対応座標に表示されていたマーカ8tが対応状態
を保持する座標位置に移動する。また、客が客側マーカ
8tに対する移動操作を操作手段81tによって行なう
時は、その移動量が応接者用のマーカ8nに伝達されて
対応状態を保持する座標位置に移動する。
【0031】請求項2の発明では、画面をラスタスキャ
ンで駆動し、図における遮像手段7の画面配置パターン
として、遮像手段7nと遮像手段7tをそれぞれラスタ
スキャンの表示装置の副走査ライン毎に同種の遮蔽手段
7n又は7tを配置する。そして、イメージメモリ2n
から読み出した正立像1nの画素を遮蔽手段7nを設け
た位置に対応する表示メモリ4に書き込み、同様にイメ
ージメモリ2nから読み出した倒立像1tの画素を遮蔽
手段7tを設けた位置に対応する表示メモリ4に書き込
む。ここで、遮蔽手段7n又は7tの配置を副走査線の
1本毎に交代させても良く、或いは隣接する複数の副走
査線を纏めて同種の遮像手段7nまたは7tとする事も
できる。
【0032】遮像手段7n,7tを副走査線で複数本を
束ねて交互に配置すれば、それぞれの画像は副走査線の
所定本数毎に可視となり、応接者および客は簾越しにそ
れぞれの画像を視認することができる。この時の表示画
像の精細度は使用する表示装置の画面の解像度によって
も又副走査線の束ね本数によっても調整できる。
【0033】請求項3の発明では、図における遮像手段
7の画面配置パターンとして、表示メモリ4の隣接する
複数個の画素ごとにブロック化し配置する。この各ブロ
ックに対応する画面上のブロック内では同種の遮像手段
7n又は7tを配置する。そして、イメージメモリ2n
から読み出した正立像1nの画素を遮蔽手段7nを設け
たブロック位置に対応する表示メモリ4に書き込み、同
様にイメージメモリ2nから読み出した倒立像1tの画
素を遮蔽手段7tを設けた位置に対応する表示メモリ4
に書き込む。
【0034】それぞれの画像は市松模様で可視像とな
り、応接者および客はそれぞれの画像を視認することが
できる。この時の表示画像の精細度は使用する表示装置
の画面の解像度によっても又ブロック化の画素数によっ
ても調整できる。
【0035】請求項4の発明では、正立像1nを構成す
る画素と倒立像1tを構成する画素のそれぞれをイメー
ジメモリ2nとイメージメモリ2tに格納する際に、正
立像1nと倒立像1tの少なくとも一方の画像の画素を
間引いて格納する。イメージメモリから読み出される画
素の位置は両者の画像対応で排他的であり、従って読み
出されない画像の画素は当初から記憶手段に書き込まな
いようにして、記憶手段を節約する。
【0036】請求項5の発明では、一対マーカの表示位
置をそれぞれの遮像手段7n,7tを設けた位置対応に
設定することで、それぞれのマーカを応接者および客対
応で可視不可視の状態にできる。即ち、応接者用のマー
カ8nは遮像手段7nによって客からは不可視な状態と
なり、他方、客用のマーカ8tは遮像手段7tによって
応接者からは不可視な状態となる。
【0037】請求項6の発明では、画素の集合体によっ
て構成される第1の画像(正立像1n)を応接者側の可
視像とし、またこの正立像1nを所定角度回転(画面中
心に関して点対称に配置)した第2の画像(倒立像1
t)を客側の可視像とし、それぞれを書込手段20によ
って記憶手段2(イメージメモリ2n,イメージメモリ
2t)に書き込む。
【0038】イメージメモリ2(2n,2t)に書き込
まれたそれぞれの画像(1n,1t)は交互に所定のタ
イミングで読書制御手段300によって読み出されて表
示メモリ4(VRAM)に書き込まれる。
【0039】一方の画像における書き込みのタイミング
に合わせて、遮像手段7は表示メモリ4に書き込まれた
画像を客の視野からは遮蔽して応接者の視野からのみ視
認させる第1の状態と、応接者の視野からは遮蔽して客
の視野からのみ視認させる第2の状態とに切替え制御す
る。この切替えのタイミングは画像毎の書き込みに同期
して行なわれ、交番速度は表示画像のちらつきが抑えら
れる程度である。
【0040】このように遮像手段を切替えることで、応
接者は正立像1nのみを正立のままで視認することにな
り、同時に客は倒立像1tのみを視認しているが、客の
着座位置が倒立像1tを正立と認識させる位置であるか
ら、客も倒立像1tを「正立像」として視認することに
なる。
【0041】また、応接者がこの画面6に表示されてい
るマーカ8nに移動操作を行なうと、その移動量信号が
伝達され、画面内座標の対応座標に表示されていたマー
カ8tが対応状態を保持する座標位置に移動する。ま
た、客が客側マーカ8tに対する移動操作を行なう時
は、その移動量が応接者用のマーカ8nに伝達されて対
応状態を保持する座標位置に移動する。
【0042】この場合、一対マーカの移動制御手段80
からの信号は読書制御手段300からの制御によってマ
ーカの書込制御部90が画面に表示すべき側のマーカを
選択して表示手段700に出力するので、画面6内に応
接者と客用の一対のマーカ(8n,8t)は選択的に表
示され、遮像手段7n,7tの画面内位置の選択は制約
を受けない利便さがあり、画像の書き込みにタイミング
を合わせるだけでよいものである。
【0043】請求項7の発明では、記憶手段に格納する
複数の画像は、表示装置に対座する人に画像が成立する
向きになるように回転した画像を格納し、表示メモリに
書き込んで表示させる。
【0044】請求項8の発明では、一対のマーカの例え
ば客側の操作について、タッチセンサを用いることで、
マーカの操作に不慣れな客でも拒絶反応を起こさせない
ようにする。
【0045】請求項9の発明では、データファイルから
画像を読出す時に、当該画像に関連した情報も読出す。
画像とこの画像に関する情報を応接者側の画像表示に併
せ表示させる。即ち、応接者側が視認する画像を表示メ
モリに書き込む際に同時に書き込むようにする。この情
報は客側には不可視となるので、応接者にとって有用な
且つ客には見せたくない情報を表示することができる。
【0046】請求項10の発明では、表示装置をデスク
トップに設けることにより、両者は本装置を挟んで対座
することになり、互いに自然な姿勢で対面した会話を交
わすことができる。
【0047】請求項11の発明では、ハンディ端末に採
用したので、外販員が顧客を訪問して商品取引をする際
に、従来のような厚くて重い商品カタログを持参する必
要がなくなり、しかも訪問先での商談時の顧客への商品
説明や、多種類の商品見本が見たいというような顧客の
要求にも容易に応ずることができる。
【0048】
【実施例】以下図面に基づいて本願の実施例を詳細に説
明する。
【0049】本発明の第1の実施例では遮像手段として
ホログラムを使用し、図4はこのホログラムにおける可
視領域の説明図であり、画像をそれぞれの方向で択ー的
に可視/不可視にするホログラムの作用を説明した図で
ある。
【0050】図において、71はホログラムであって、
英添字HRは光を右偏向させるホログラムを示し、英添
字HLは光を左偏向させるホログラムを示す。72はホ
ログラム71を貼付した基材であり、73は遮蔽材であ
る。
【0051】図4(a)に示すように、(r)方向からホログ
ラム71HRに垂直に入射した光は右偏向して(r)'方向
に出射する。この時の状態を図4(b)で説明する。ホロ
グラム71HRをそれぞれA,D,C,Bの範囲から観
測するとき、像の見え方が少しずつ異なっている。図4
(b)で,P点,Q点,O点,R点は像の位置であり、
P’点,O’点はホログラム71HRを介して各P点,
O点の像が観測される位置である。即ち、Aの範囲から
観測者がホログラム71HRを見ると、O点の像がホロ
グラム71HRで回折されて観測者の視野に入るため、
O’点に見える。
【0052】また、Dの範囲で観測者がホログラム71
HRを見ると、ホログラム71HRの回折に影響されな
いQ点の像がそのままの位置に見える。更に、Cの範囲
で観測者がホログラム71HRを見ると、P点の像がホ
ログラム71HRで回折されて観測者の視野に入るた
め、P’点に見える。そして、Bの範囲で観測者がホロ
グラム71HRを見ると、ホログラム71HRの回折に
影響されないR点の像がそのままの位置に見える。
【0053】上記のような特性を持つホログラムを用
い、図4(c)に示すように、垂直に入射する光を左右に
それぞれ偏向するホログラム71HL,71HRを交互
に配置し、それぞれの直下に画素1np,1tpを対応
付けて配置する。
【0054】ここで、V.R方向からホログラム71H
Rを見ると画素1npが見えることになる。この作用は
図4(b)における範囲Aからの観測に相当する。この
時、偏向角α,各ホログラム71の幅w,ホログラム7
1と画素1np(または1tp)との間隔dの三変数の
間に、tan α≒ d / w を満たす条件が成立していた場
合は、V.Rの位置から隣のホログラム71HLを見る
と画素1tpから垂直に入射する光はホログラム71H
LによってV.L方向に偏向してしまうため、画素1t
pは観測されることなく、しかもホログラム71HLの
回折による影響を受けない画素1npが図示点線で示す
ようにみえる。この作用は図4(b)における範囲Bから
の観測で像Rが見えたことに相当する。
【0055】以上のように、V.R方向からの観測者は
画素1npのみを見ることになり、またV.L方向から
の観測者は画素1tpのみを見ることになる。しかし、
観測者が立ち上がる等で視線が上昇し、図4(b)におけ
る範囲Dになると、ホログラム71HRを通して画素1
tpが視野内に入ることになる。また、V.Lからの観
測者からの見えかたも同様となる。
【0056】そこで、本実施例では、図4(d)に示すよ
うに遮蔽材73を配置し、画素1npからの光はホログ
ラム71HRにのみ入射させ、画素1tpからの光はホ
ログラム71HLにのみ入射させるようにする。以上の
ようなホログラムを表示メモリ(VRAM)の画素位置
に対応させて表示面に設けるものである。
【0057】図5は副走査線単位における表示状態説明
図であり、ラスタスキャンで走査する表示装置の副走査
線に沿って二種類のホログラム71HRとHLを交互に
配置した時の画像の見えかたを説明する図である。
【0058】図5において、罫線を方眼に施したイメー
ジメモリにはそれぞれ左側にディスプレイ画面の副走査
線に対応させてライン番号を割り付けてある。そして、
左側はドットパターンに展開した英字「A」をそれぞれ
イメージメモリ2n,2tに正立像1n(●印を用い
た)と倒立像1t(正立像の画素と区別するために◆印
を用いた)として格納した状態を現している。
【0059】中央はVRAM40に前記の正立像1nと
倒立像1tの画素をライン番号毎に排他的に格納した混
在状態を現し、イメージメモリ2nからは偶数ライン
(0,2,4,6)の画素を読出してVRAM40の偶
数ライン位置に格納し、またイメージメモリ2tからは
奇数ライン(1,3,5,7)の画素を読出してVRA
M40の奇数ライン位置に格納している。一対のマーカ
もそれぞれの偶数/奇数のライン位置対応に表示されて
いる。
【0060】また、右側は、VRAM40に格納された
正立像1nと倒立像1tと一対マーカ8n,8tがホロ
グラム71HR,HLによってそれぞれ偏向されて対座
者に表示された状態であり、対座者は対座側のそれぞれ
で自分の方へ正立した画像を見ることになる。
【0061】図6は遮蔽手段に上述したホログラムを用
いた実施例構成図であり、ディスプレイに図4で説明し
たホログラムを図5のようにライン配置して用いたもの
である。
【0062】図において、100は媒体としてCD−R
OM等を用いた商品フアイルであり、印刷物,写真,図
面等の画像110とこれらの画像に関連した文書情報等
のテキスト111を種別に従ってそれぞれ所定のフオー
マットで混在して収納したハイブリッド・フアイル、1
9は商品フアイル100から画像110およびテキスト
111を読み取って、画像/テキストの種別フラグを添
付してバッファ21に書き込む読取制御部、
【0063】22はバッファ21から読み出した画像1
10を画素単位でイメージメモリ2nへ書き込み且つ回
転制御部23へ転送し、読出したテキスト111はイメ
ージメモリ2tへは転送せずにイメージメモリ2nに格
納する格納制御部、
【0064】23は格納制御部22から転送された画像
の画素をイメージメモリ2tに書き込む際に画像110
が倒立(180度回転)するようにイメージメモリ2n
への書込位置とは点対称な位置を選択して書き込む回転
制御部、31は切替制御部、
【0065】32はイメージメモリ(2nまたは2t)
から読み出した画像の画素をVRAM40の行列位置を
選択して書き込む読出・書込制御部、33は読出すイメ
ージメモリを接続するセレクタ、
【0066】40はディスプレイ60へ表示する画像が
書き込まれるVRAM、34はVRAM40への画素の
書込位置を行方向すなわち画面走査のラスタスキャンに
合わせて副走査線を指定する行位置選択部、
【0067】35はVRAM40への画素の書込位置を
列方向すなわち画面走査のラスタスキャンに合わせて主
走査線の画素位置を指定する列位置選択部、50はディ
スプレイ60への画像表示を制御するラスタスキャン走
査制御部、71は表示画素の遮蔽方向を制御するホログ
ラムである。
【0068】また、ブロック81乃至ブロック84と9
1はディスプレイ60上に表示される一対マーカに対す
る制御ブロックであり、81nはディスプレイ60に表
示される応接者用マーカの移動を操作する操作部、81
tは客用マーカの移動を操作する操作部、
【0069】82nは操作部81nまたは座標信号反転
部83からの操作信号をディスプレイ60の座標点
(X,Y)として出力する座標移動信号制御部、82t
は操作部81tからの操作信号をディスプレイ60の座
標点(X,Y)として出力する座標移動信号制御部、
【0070】83は操作部81nまたは操作部81tか
らの操作信号をディスプレイ60の座標点(X’,
Y’)に反転出力する座標信号反転部、84nは座標移
動信号制御部82nまたは座標信号反転部83からの出
力を選択して応接者用マーカの移動を制御するマーカ移
動制御部で、84tは座標移動信号制御部82tまたは
座標信号反転部83からの出力を選択して客者用マーカ
【0071】移動を制御するマーカ移動制御部、91は
マーカ移動制御部(84n,84t)からの出力をVR
AM40の行位置への書き込みを制御する書込制御部で
ある。
【0072】上記構成になる第1の実施例の動作を図5
を併用して説明する。図5では説明を容易にするために
画像解像度は8行×11列の88画素の場合で説明す
る。
【0073】読取制御部19が商品フアイル100から
画像1を読出し、イメージメモリで構成されたバッファ
21に1ライン分(11画素)づつの画素を展開する。
格納制御部22はこの展開された1ライン分の画素を読
み取ってイメージメモリ2nへ書き込み、同時に回転制
御部23にも転送する。回転制御部23は受け取った1
ライン分の11画素をイメージメモリ2tへは列位置を
反転させて書き込んでいく。
【0074】ここで、イメージメモリ2nへの書き込み
はライン番号については増加させる方向に制御し、イメ
ージメモリ2tへの書き込みはライン番号についてはは
減少させる方向に制御する。従って、図5の左側に示す
ように、読取制御部19が画像1 の読み取りを終える
と、イメージメモリ2nには正立像1nのパターンが展
開され、イメージメモリ2tには倒立像1t(180度
回転像)のパターンが展開されている。
【0075】読書・書込制御部32は切替制御部31か
らの指令で起動され、切替制御部31の指令に同期して
択ー的にイメージメモリ2n,2tを選択するセレクタ
33を介してイメージメモリ2n(または,イメージメ
モリ2t)から1ライン分の画素を読み出してVRAM
40の指定された行列位置に書き込んでいく。
【0076】このとき、VRAM40の偶数ラインの画
素が対応するディスプレイ60にはホログラム71HR
が設けられ、またVRAM40の奇数ラインの画素が対
応するディスプレイ60にはホログラム71HLが設け
られている。従って、イメージメモリ2nからは偶数ラ
イン(0,2,4,6)の画素を読出してVRAM40
の偶数ライン(0,2,4,6)に書き込み、イメージ
メモリ2tからは奇数ライン(1,3,5,7)の画素
を読出してVRAM40の奇数ライン(1,3,5,
7)に書き込むように制御する。
【0077】図7は副走査線の1ライン毎に正立像1n
と倒立像1tをVRAM40に書き込む時の切替制御部
31の主要構成図であり、クロック311と、クロック
311の出力を受けて”0〜10”までをカウントする
列カウンタ312と、列カウンタ312のオーバフロー
出力とクロック311の論理積を出力するAND回路3
13と、AND回路313の出力を受けて”0〜7”を
カウントする行カウンタ315と、同様にAND回路3
13の出力を受けるフリップフロップFF314とを有
する。そして、FF314の出力”0”,”1”でセレ
クタ33はイメージメモリ2nと2tの読出しを切り替
える。
【0078】また、列カウンタ312の出力は列位置選
択部35と読書・書込制御部32へ入力され、行カウン
タ315の出力はそれぞれ行位置選択部34と読書・書
込制御部32へ入力される。FF314と列カウンタ3
12と行カウンタ315はクロック311によって起動
する。
【0079】クロック311からのパルスはAND回路
313と列カウンタ312に入力され、列カウンタ31
2は1づつ歩進するとともに、そのカウント値を列位置
選択部35と読書・書込制御部32に出力し、11まで
カウントアップするとオーバフローを出力して帰零す
る。
【0080】AND回路313は列カウンタ312から
のオーバフロー信号が入力される毎に”1”を出力す
る。従って、FF314は当初”0”を出力し、AND
回路313からの入力があるごとに”1”と”0に切り
替え出力する。また、行カウンタ315はAND回路3
13からの入力によって1づつ歩進し、そのカウント値
を出力する。
【0081】クロックが11になるまでセレクタ33は
イメージメモリ2nに接続されているので、読書・書込
制御部32は行カウンタ315と列カウンタ312の指
示する第0ライン内で第0列〜第10列までの正立像1
nの画素を読出して出力する。この出力は、行カウンタ
315からの第0行指定信号が入力されている行位置選
択部34と列カウンタ312からの列指定信号が入力さ
れている列位置選択部35にそれぞれ入力され、この両
者の出力で定まるVRAM40内の第0行の0列〜10
列までの画素位置に書き込まれる。
【0082】クロックが11になると、列カウンタ31
2はオーバフローして帰零され”0”を出力し、AND
回路313の出力がFF314と行カウンタ315に入
力され、行カウンタ315は歩進して”1”を出力す
る。
【0083】次にクロックが22になるまではFF31
4は”0”から反転して”1”を保持するのでセレクタ
33はイメージメモリ2tを接続する。ここで、読書・
書込制御部32はセレクタ33を介してイメージメモリ
2tから、行カウンタ315の出力”1”によって第1
行を選択し、列カウンタ312の出力する0〜10によ
る第0列〜第10列を選択して倒立像2tの画素を読出
して出力する。
【0084】この出力は、行カウンタ315からの第1
行指定信号が入力されている行位置選択部34と列カウ
ンタ312からの列指定信号が入力されている列位置選
択部35にそれぞれ入力され、この両者の出力で定まる
VRAM40内の第1行の0列〜10列までの画素位置
に書き込まれる。
【0085】上記したプロセスが逐次反復され、行カウ
ンタ315が”8”をカウントすると終了し、図5の中
央に示すようにVRAM40に画像が書き込まれる。正
立像2nと倒立像2tが1行毎に交互に書き込まれた混
在像はラスタスキャン走査駆動部50によってディスプ
レイ60に表示されるが、ホログラム71HRとHLが
副走査線対応で交互に設けられているので、VRAM4
0の偶数ライン(0,2,4,6)の画素(●)は右下
側のように正立した部分の画素だけが視認され、VRA
M40の奇数ライン(1,3,5,7)の画素(◆)は
右上側のように倒立した部分の画素だけが視認される。
【0086】本実施例は画面の解像度に応じて実施で
き、図5に表示の解像度が”VGA”であれば、VRA
M40は「640ライン×580画素=371,200
画素」を設け、列位置選択部35は”0〜639”迄の
カウンタを使用し、行位置選択部34は”0〜579”
迄のカウンタを使用することになる。
【0087】次に、図8を用い、画面上に表示される一
対のマーカの動作を説明する。マーカは例えば16×1
6,24×24,または32×32等の画素パターンで
構成され、その内の1点を表示基準位置とする。
【0088】画面に表示される一対マーカそれぞれの表
示座標(上記表示基準位置)を、応接者用マーカ8nは
(an:Xn,Yn)とし、客用マーカ8tは(at:
Xt,Yt)とし、画面の最大座標値は(Xmax,Y
max)とすると、マーカ8nに対してマーカ8tを画
面中心に点対称にする位置は、 Xt=Xmax−Xn Yt=Ymax−Yn と換算される。
【0089】応接者がマーカ8nへ操作部81n(例え
ば、トラックボール)で図示するように座標(an)か
ら座標(an’)へ座標値の減少する方向(図中の点線
矢印)に移動操作を行なうと、その移動軌跡の座標位置
変化量(δX<0,δY<0)が逐次出力されて座標移
動信号制御部82nと座標信号反転部83へ入力され
る。
【0090】座標移動信号制御部82nはマーカ8nの
現在座標(an:Xn,Yn)に座標位置変化量(δ
X,δY)を加算して移動後の座標(an’)を算出
し、マーカ8nの現在座標(an)とともに移動後の座
標(an’)をマーカ移動制御部84nに通知する。次
いで移動後の座標を現在座標として格納する。
【0091】また、座標信号反転部83は座標信号制御
部82tが保持しているマーカ8tの現在座標(at:
Xt,Yt)を取得し、この現在座標(at)に座標位
置変化量(δX,δY)を減算して移動点の座標を算出
し、マーカ8tの現在座標(an)とともに移動後の座
標(at’)をマーカ移動制御部84tに通知する。次
いで移動後の座標を現在座標として座標信号制御部82
tに格納させる。
【0092】また、客がマーカ8tへ操作部81t(例
えば、タッチセンサ)で図示するように座標(at)か
ら座標(at’)へ座標値の増加する方向(図中の点線
矢印)に移動操作を行なうと、その移動軌跡の座標位置
変化量(δX>0,δY>0)が逐次出力されて座標移
動信号制御部82tと座標信号反転部83へ入力され
る。
【0093】座標移動信号制御部82tはマーカ8tの
現在座標(at:Xt,Yt)に座標位置変化量(δ
X,δY)を加算して移動後の座標(at’)を算出
し、マーカ8tの現在座標(at)とともに移動後の座
標(at’)をマーカ移動制御部84tに通知する。次
いで移動後の座標を現在座標として格納する。
【0094】また、座標信号反転部83は座標信号制御
部82nが保持しているマーカ8nの現在座標(an:
Xn,Yn)を取得し、この現在座標(an)に座標位
置変化量(δX,δY)を減算して移動点の座標を算出
し、マーカ8nの現在座標(an)とともに移動後の座
標(an’)をマーカ移動制御部84nに通知する。次
いで移動後の座標を現在座標として座標信号制御部8n
tに格納させる。
【0095】マーカ操作部81nと81tの出力は排他
制御され、一方が動作している間は他方への操作は無効
となるように制御される。マーカ移動制御部84nとマ
ーカ移動制御部84tの両者からの出力はマーカの書込
制御部91に入力する。
【0096】書込制御部91は図9に示すように、ゲー
ト901と二つのコンパレータ902,903を有し、
ゲート851には切替制御部31からのFF314の出
力が印加され、コンパレータR852には行カウンタ3
15の出力が、コンパレータC853には列カウンタ3
12の出力が印加されている。
【0097】ゲート851はマーカ移動制御部84nと
84tの出力をFF314の”1”,”0”入力に応じ
て択ー的に選択する。そして、二つのコンパレータによ
って行カウンタ315と列カウンタ312の行列位置指
定信号をマーカ座標範囲(an&an’およびat&a
t’)と比較し、マーカのパターン(16×16,24
×24画素,または32×32画素)が含まれる行/列
座標範囲において、AND回路854を介してVRAM
40への書込制御を行なう。
【0098】以上の動作によってイメージメモリ(2
n,2t)に書き込まれた点対称な双画図(1n,1
t)は、VRAM40に図5の中央で示すごとく書き込
まれる。上述したようにVRAM40の画像はラスタス
キャン走査駆動部50によってディスプレイ60に表示
され、画面に設けたホログラム71(HR,HL)によ
ってそれぞれの画像が分離され、表示装置の対座した位
置毎に互いに可視/不可視となって見える。
【0099】図10は遮像手段に液晶を用い、遮蔽方向
を高速に切り替える第2の実施例である。図10が第1
の実施例(図6)と異なるのは、それぞれの画像を1画
面分づつ表示して高速に表示を切り替えていることにあ
る。
【0100】正立像の書込み;図11で後述する構成を
備えた切替制御部301に指示されて、遮蔽制御部70
は客側を遮蔽するように全画素対応で液晶を偏向する。
【0101】セレクタ303がイメージメモリ2nを接
続するので、イメージメモリ2nに蓄えられた正立像1
nは読書・書込選択部32によってラインを間引くこと
なく1画面分の全画素が読出され、VRAM40にその
まま書き込まれる。書き込まれたVRAM40には一対
のマーカ8n,8tもマーカの書込制御部92を介して
VRAM40の指示位置に同時に書き込まれ、ラスタキ
ャン走査駆動部50によって正立画像1nとともにディ
スプレイ60に表示される。
【0102】倒立像の書込み;次に、切替制御部301
の指示を切替え倒立像を表示させる。即ち、遮蔽制御部
70は応接者側を遮蔽するように全画素対応で液晶を偏
向する。セレクタ303がイメージメモリ2tを接続す
るので、イメーイメージメモリ2tに蓄えられた倒立像
1tは読書・書込選択部32によってラインを間引くこ
となく1画面分の全画素が読出され、VRAM40にそ
のまま書き込まれる。書き込まれたVRAM40には一
対のマーカ8n,8tもマーカの書込制御部92を介し
てVRAM40の指示位置に同時に書き込まれ、ラスタ
キャン走査駆動部50によって倒立像1tとともにディ
スプレイ60に表示される。
【0103】図11は切替制御部301の主要部のブロ
ック図である。クロック311と、クロック311の出
力を受けて”0〜10”までのカウント値を出力する列
カウンタ312と、列カウンタ312のオーバフロー出
力を受けて”0〜7”までのカウント値を出力する行カ
ウンタ315と、行カウンタ315のオーバフロー出力
とクロック311の論理積を出力するAND回路313
と、AND回路313の出力を受けるフリップフロップ
FF314とを有する。
【0104】そして、FF314の出力”0”,”1”
でセレクタ33はイメージメモリ2nと2tの接続を切
り替える。また、列カウンタ312の出力は列位置選択
部35と読書・書込制御部32へ入力され、行カウンタ
315の出力はそれぞれ行位置選択部34と読書・書込
制御部32へ入力される。FF314と列カウンタ31
2と行カウンタ315はクロック311によって起動す
る。
【0105】クロック311からのパルスはAND回路
313と列カウンタ312に入力され、列カウンタ31
2は1づつ歩進するとともに、そのカウント値を列位置
選択部35と読書・書込制御部32に出力し、11まで
カウントアップするとオーバフローを出力して帰零す
る。
【0106】行カウンタ315は列カウンタ312から
のオーバフロー信号が入力される毎に1づつ歩進すると
ともに、そのカウント値を行位置選択部34と読書・書
込制御部32に出力し、8までカウントアップするとオ
ーバフローを出力して帰零する。AND回路313は行
カウンタ315からの入力によって1パルスを出力し、
FF314は当初”0”を出力し、AND回路313か
らの入力があるごとに”1”と”0に切り替え出力す
る。
【0107】上記構成を有するので、クロック311が
89を出力するまではセレクタ33はイメージメモリ2
nに接続されており、読書・書込制御部32は行カウン
タ315と列カウンタ312の指示する正立像1nの画
素を読出し、行位置選択部34と列位置選択部35の指
定するVRAM40内に書込む。
【0108】クロックが89になると、行カウンタ31
5はオーバフローして帰零され、AND回路313の出
力がFF314に入力される。次にクロックが177に
なるまではFF314は”1”を保持するのでセレクタ
33はイメージメモリ2tを接続する。ここで、読書・
書込制御部32はセレクタ33を介してイメージメモリ
2tから倒立像2tの画素を読出して、行位置選択部3
4と列位置選択部35の指定するVRAM40内に書込
む。
【0109】上記の動作はクロック311の周期”8
8”毎に高速に反復され、かつこの周期に同期して遮蔽
制御部70が液晶の偏向方向を切り替えるものである。
また、マーカの書込制御部92はクロック311の周期
毎に移動制御部84n,84tからの一対マーカの座標
位置対応にマーカの書込みを行なう。ここで、上記切替
周期は人間の視覚残像を利用することになるため、毎秒
10〜15回以上が望ましく、毎秒30回の切替え速度
が得られれば良好である。
【0110】図12は上述した第1の実施例(図6)に
おいて、画像に関連する情報を表示した説明図である。
図6の商品フアイル100から画像110と共にテキス
ト111を読出し、画像110は両者のイメージメモリ
に書き込み、テキスト111はイメージメモリ2nだけ
に書き込んだ場合である。このテキスト情報は例えば、
値段表或いは割引表であり、顧客に画像を表示して商談
中であれば、顧客には見せたくない情報である。
【0111】ハイブリッドフアイル100には画像11
0とテキスト111が種別毎にそれぞれのフオーマット
で格納されている。読取制御部19はテキスト111を
読み取った時は図示しない例えばフラグを添付してバッ
ファ21に書き込むようにする。格納制御部22はバッ
ファ21からフラグを読み出す時は、テキスト111を
読出したことを認識するのでイメージメモリ2nだけに
書き込み、回転制御部23へは転送しない。
【0112】このようにすることで、商談商品について
の値引きを求められる場合は、当該商品に関する値引き
率表等をハイブリッドファイル100から読出し、客に
気付かれることなくある程度の客の値引き要求に答える
ことができる。
【0113】図13は上述した第1の実施例(図6)の
拡張応用例であり、副走査線の隣接nライン毎に正立像
1nと倒立像1tを表示させるものである。図13(a)
は図6における切替制御部の主要部のブロック構成図で
あり、同図(b) はディスプレイに設けた遮像手段の配置
パターンを示し、画面の副走査線に沿ってそれぞれのホ
ログラム71HR,HLを隣接する副走査線の複数本
(n=2)毎に纏めて配置した場合である。
【0114】図13が図7と異なるのは、AND回路3
13とFF314の間に”n”をカウントする毎に1パ
ルスを出力するシフトレジスタSR316を挿入したこ
とである。この構成によって、n本の連続する副走査線
に遮蔽方向を同一とするホログラム等の遮像手段を配置
したディスプレイを用いる事が出来る。
【0115】クロック311と、クロック311の出力
を受けて”0〜10”までをカウントする列カウンタ3
12と、列カウンタ312のオーバフロー出力とクロッ
ク311の論理積を出力するAND回路313と、AN
D回路313の出力を受けて”0〜7”をカウントする
行カウンタ315と、同様にAND回路313の出力を
受けるシフトレジスタSR316を挿入し、ここからの
出力をフリップフロップFF314に入力する。
【0116】そして、FF314の出力”0”,”1”
でセレクタ33はイメージメモリ2nと2tの読出しを
切り替える。また、列カウンタ312の出力は列位置選
択部35と読書・書込制御部32へ入力され、行カウン
タ315の出力はそれぞれ行位置選択部34と読書・書
込制御部32へ入力される。
【0117】FF314と列カウンタ312と行カウン
タ315はクロック311によって起動する。クロック
311からのパルスはAND回路313と列カウンタ3
12に入力され、列カウンタ312は1づつ歩進すると
ともに、そのカウント値を列位置選択部35と読書・書
込制御部32に出力し、11までカウントアップすると
オーバフローを出力して帰零する。
【0118】AND回路313は列カウンタ312から
のオーバフロー信号が入力される毎に”1”を出力す
る。この出力を例えばn=2に設定したシフトレジスタ
SR316を介することにより、FF314は当初”
0”を出力し、SR316からの入力があるごとに”
1”と”0に切り替えながら出力する。また、行カウン
タ315はAND回路313からの入力によって1づつ
歩進し、そのカウント値を出力する。
【0119】クロックが23になるまでセレクタ33は
イメージメモリ2nに接続されているので、読書・書込
制御部32は行カウンタ315と列カウンタ312の指
示する第0,1ライン内で第0列〜第10列までの正立
像1nの画素を読出して出力する。
【0120】この出力は、行カウンタ315からの第
0,1行指定信号が入力されている行位置選択部34と
列カウンタ312からの列指定信号が入力されている列
位置選択部35にそれぞれ入力され、この両者の出力で
定まるVRAM40内の第0,1行の0列〜10列まで
の画素位置に書き込まれる。
【0121】クロックが23になると、SR316から
の出力がFF314に入力され、セレクタ33はイメー
ジメモリ2t側に切り替わる。次にクロックが43にな
るまではFF314は”0”から反転して”1”を保持
するのでセレクタ33はイメージメモリ2tを接続す
る。ここで、読書・書込制御部32はセレクタ33を介
してイメージメモリ2tから、行カウンタ315の出
力”2,3”によって第2,3行を選択し、列カウンタ
312の出力する0〜10による第0列〜第10列を選
択して倒立像2tの画素を読出して出力する。
【0122】この出力は、行カウンタ315からの第
2,3行指定信号が入力されている行位置選択部34と
列カウンタ312からの列指定信号が入力されている列
位置選択部35にそれぞれ入力され、この両者の出力で
定まるVRAM40内の第2,3行の0列〜10列まで
の画素位置に書き込まれる。
【0123】上記したプロセスが逐次反復され、行カウ
ンタ315が”8”をカウントすると終了し、図5の中
央に示すようにVRAM40に画像が書き込まれる。
【0124】この実施例では正立像2nと倒立像2tが
2行毎に交互に書き込まれた混在像はラスタスキャン走
査駆動部50によってディスプレイ60に表示される
が、ホログラム71HRとHLが2本づつの副走査線対
応で交互に設けられているので、VRAM40のライン
(0,1,4,5,...)の画素は正立した部分の画
素だけが視認され、VRAM40のライン(2,3,
6,7...)の画素は倒立した部分の画素だけが視認
される。
【0125】図14は本発明による遮像手段の配置パタ
ーンの変形例であり、画面の隣接する画素を複数個づつ
纏めてブロック化(n=2の市松模様)した場合であ
る。この実施例では画像の読出しは図に示すブロック対
応となり、図中の「△」は例えば客側を遮蔽し、「▽」
は応接者側を遮蔽する遮像手段を示している。
【0126】図15は第1の実施例の更なる応用例であ
り、イメージメモリへパターン展開される画像の格納容
量を節約した場合である。即ち、図6に示す実施例で
は、イメージメモリに展開格納する画像は正立像1n,
倒立像1tともに1対1の画素数を格納しているが、V
RAM40へ書き込まれない画素は予め間引いてイメー
ジメモリに格納すれば、メモリが節約できることに着目
した場合である。
【0127】図15では奇数/偶数の副走査線にホログ
ラム71HR,HLをそれぞれ配置した時に、倒立像1
tの偶数(または奇数)ラインを間引いてイメージメモ
リ2tに格納する。
【0128】商品フアイル100から読取制御部19で
読み取られてバッファ21に書き込まれた1ライン分の
画素は、格納制御部22で読み取られ、イメージメモリ
2n書き込まれるとともに回転間引き制御部24にも転
送される。回転間引き制御部24は図示しないラインカ
ウンタを有し、偶数ラインについては読み捨て、奇数ラ
インの画素だけをイメージメモリ2tへ書き込んでい
く。このようにすることで、イメージメモリ2tはほぼ
50%節約できる。
【0129】また、図15では倒立像1tだけを間引い
ているが、正立像1nを間引いてもよく、或いは両者と
もに間引くこともできる。このとき間引きラインは正立
像1nを偶数ラインとすれば、倒立像1tには奇数ライ
ンを割当、または正立像1nを奇数ラインとすれば、倒
立像1tには偶数ラインを割当てるものである。そし
て、いずれのラインをどちらの像に割り当てるかは、デ
ィスプレイ60に設けるホログラム71の配置との整合
を考慮すればよい。
【0130】以上説明した実施例では、画面表示色に言
及していないが、画面はモノカラーに限定されることな
く多色とすることも本発明の範囲である。また、マーカ
については移動の軌跡が像対応に同期すればよく、サイ
ズ/形状はそれぞれが任意であり、多色であれば両者の
彩色も自由である。
【0131】画像サイズが表示画面サイズよりも小さい
場合は、画面分割(上下/左右等)を行ない、それぞれ
の分割された画面毎に可視/不可視のマスクを設けるよ
うにすることもできる。
【0132】また、遮像手段として本実施例ではホログ
ラムおよび液晶によるもので説明をしたが、偏向効果を
奏する手段であれば、これに限定するものではない。例
えば、類似の効果を奏する手段として、レンティキュラ
レンズ,パララックスレンズ,プラズマディスプレイ等
がある。
【0133】また、前記マーカに対する操作は、トラッ
クボールやタッチペン以外にもマウス,ジョイステッ
ク,パッド,触手,ライトペン等があり、これらのいず
れをも排除するものではない。
【0134】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、金融機関
等の店頭、旅行業者或いは不動産業者等のカウンタや、
案内コーナの窓口、公的な情報提供場所、行政機関等で
の相談窓口や各種催事場等の案内/説明コーナ、各種チ
ケット販売窓口等のカウンタや机に本願の画像表示装置
を設置しておけば、来訪者/購入希望者等はこの表示画
面を挟んで応接者と対座し資料を共視でき、この時マー
カを画面内に表示し、共視した資料内の注目点を相互に
ポイントできるので応接者は客と落ちついて応接でき、
しかも必要な資料は直ちにハイブリッドフアイルから検
索表示できるので客を待たせる無駄が排除でき、効率よ
く客を捌くことができる。
【0135】更に、ハンディ端末のディスプレイに本発
明を適用し、セールスが訪問商談時に客先で利用でき、
また、カタログを表示する際に自己側画像に備考的情報
(例えば金額および値引率)等を表示し、共視した資料
に関する属性情報を表示させて商談を有利かつ円滑に進
めるることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の原理ブロック図である。
【図2】請求項6の原理ブロック図である。
【図3】双図を一対マーカとともに表示した時の視認画
像の説明図である。
【図4】ホログラムにおける可視領域の説明図である。
【図5】副走査線単位における表示状態説明図である。
【図6】ホログラムを用いた第1の実施例構成図であ
る。
【図7】切替制御部の主要部(1副走査線毎)のブロッ
ク図である。
【図8】マーカ移動の動作説明図である。
【図9】マーカの書込制御部の主要構成図である。
【図10】液晶を用いた第2の実施例構成図である。
【図11】切替制御部の主要部(画面毎)のブロック図
である。
【図12】画像の関連情報を応接者に表示した図であ
る。
【図13】切替制御部の主要部(複数の副走査線毎)の
ブロック図である。
【図14】遮蔽手段の配置パターンを説明する図であ
る。
【図15】画像を縮小格納した状態説明図である。
【符号の説明】
1 画像 1n 正立像 1t 倒立像 2 イメージメモリ 2n 正立像格納用イメージメモリ 2t 倒立像格納用イメージメモリ 4 表示メモリ 40 VRAM 6 画面 7 遮像手段 7n 正立像用遮像手段 7t 倒立像用遮像手段 700 表示手段 71,71HR,71HL ホログラム 73 遮蔽材 8,8n,8t マーカ 20 書込手段 30,300 読書制御手段 80 一対マーカの移動制御手段 90 マーカの書込制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−216385(JP,A) 特開 平7−92936(JP,A) 特開 平5−197507(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 5/42 G09F 9/00 G02B 5/18,5/32

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示メモリ(4)に書き込まれた画像を
    形成する画素を、画面(6)に表示する表示手段(70
    0)を有し、前記表示手段(700)内で操作される一
    対のマーカの移動制御手段(80)と、前記画面(6)
    に表示される画素を不可視にする遮蔽方向を択ー的に付
    与する遮像手段(7)と、画素の集合体からなる少なく
    とも二つの画像のいずれかに属し、記憶手段に格納され
    たそれぞれの画素を読出し、前記表示メモリ(4)の画
    素位置に書き込む際に、互いに排他的な位置の画素を読
    出し且つ前記遮像手段(7)によってそれぞれの画像の
    画素毎に遮蔽方向が共通にされた前記表示メモリ(4)
    の画素位置に書き込む読書制御手段(30)とを設け、 前記表示手段(700)内のー方のマーカへの操作が前
    記移動制御手段(80)によって他方のマーカに伝達さ
    れて前記表示手段(700)内で操作されるように制御
    することを特徴とする双画図表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双画図表示装置におい
    て、前記画面(6)はラスタスキャンで駆動され、前記
    遮像手段(7)は副走査線上では遮蔽方向を整列すると
    ともに隣接する副走査線間で所定の副走査線数毎に遮蔽
    方向を異ならせ、同一の画像に属する画素を遮蔽方向が
    整列した前記副走査線上に配置することを特徴とする双
    画図表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の双画図表示装置におい
    て、前記画面(6)を分割し、前記遮像手段(7)は前
    記分割画面内では遮蔽方向を整列するとともに隣接する
    前記分割画面間で遮蔽方向を異ならせ、同一の画像に属
    する画素を遮蔽方向が整列した前記分割画面に配置する
    ことを特徴とする双画図表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の双画図表示装置におい
    て、それぞれの画像は、前記読書制御手段(30)によ
    って読出されない画素を予め間引いた画素からなる画像
    を前記記憶手段に格納したことを特徴とする双画図表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の移動制御手段(80)に
    よって制御される前記ー対のマーカ(8n,8t)は、
    前記遮像手段(7)による遮蔽方向が異なる位置に対応
    させてそれぞれが操作されることを特徴とする双画図表
    示装置。
  6. 【請求項6】 表示メモリ(4)に書き込まれた画像を
    形成する画素を、画面(6)に表示する表示手段(70
    0)を有し、前記表示手段(700)内で操作される一
    対のマーカの移動制御手段(80)と、前記移動制御手
    段(80)からの一対のマーカ移動信号を選択出力する
    マーカ書込制御部(90)と、前記画面(6)に表示さ
    れる画素を不可視にする遮蔽方向を制御する遮像制御手
    段(7)と、画素の集合体からなり記憶手段に格納され
    た複数の画像の読出しを切替え、前記表示メモリ(4)
    に書き込む際に、表示切替え指示を出力する読書制御手
    段(300)とを設け、 切替指示を出力して前記読書制御手段(300)は画像
    の読出しを切替えて前記表示メモリ(4)へ書き込み、
    前記遮像制御手段(7)は遮蔽方向を切替えて表示し、 前記表示手段(700)内のー方のマーカへの操作は前
    記移動制御手段(80)によって他方のマーカへの操作
    となし、前記マーカ書込制御部(90)は前記マーカの
    書込制御することを特徴とする双画図表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1と請求項4と請求項6に記載の
    双画図表示装置において、少なくとも前記画像のーつ
    は、他の画像を所定角度回転した画像であることを特徴
    とする双画図表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1と請求項5と請求項6記載の前
    記ー対のマーカの少なくともー方は、前記表示手段(7
    00)の画面上からのタッチ操作によって操作されるこ
    とを特徴とする双画図表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1と請求項6記載の双画図表示装
    置において、画像に関する情報を格納したファイルから
    前記情報を読出し、少なくともー方の画像を可視できる
    側に前記情報を可視させたことを特徴とする双画図表示
    装置。
  10. 【請求項10】 画像フアイルと接続され、前記画像フ
    アイルから読出した画像をデスクトップ装置で表示する
    ことを特徴とする請求項1と請求項6記載の双画図表示
    装置。
  11. 【請求項11】 画像フアイルの着脱自在な収納部を備
    え、前記画像フアイルから読出した画像をハンディ装置
    で表示することを特徴とする請求項1と請求項6記載の
    双画図表示装置。
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